JP2001527002A - 容器を識別する器具 - Google Patents

容器を識別する器具

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JP2001527002A JP2000525875A JP2000525875A JP2001527002A JP 2001527002 A JP2001527002 A JP 2001527002A JP 2000525875 A JP2000525875 A JP 2000525875A JP 2000525875 A JP2000525875 A JP 2000525875A JP 2001527002 A JP2001527002 A JP 2001527002A
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バーレル イー クローソン
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Abstract

(57)【要約】 容器(94)、例えば薬剤用容器(94)の識別を容易にする器具が、容器(94)に固定され、例えば着脱自在に固定されるようになった少なくとも1つの部材を有し、この部材は、これを固定した容器を、これを固定していない容器に対して区別するのに有効な識別情報を提供する。本発明の器具は、或る1つの薬剤用容器を1又は2以上の他の薬剤用容器から区別しやすくするのに特に役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の背景〕 本発明は、容器を識別しやすくする器具に関する。特に、本発明は、容器、例
えば薬剤用容器に固定されてかかる容器を他の容器、例えば器具の取り付けられ
ていない同一容器から区別するようになった器具に関する。
【0002】 薬剤は、現代生活を向上させる上で重要且つ有益なものである。人は、種々の
コンディションに対処するために2種類以上の薬剤を飲み、又は摂取することが
多い。特定のコンディションに対処するためにユーザが所持している複数の薬剤
の中から正しい薬剤を選ぶことは重要なことである。急性の発作、例えば喘息が
起こった場合に誤った又は不適合な薬を飲むと、その結果としてユーザに相当な
害が生じ、ユーザが死に至る場合さえある。
【0003】 薬剤用容器は、互いに極めて異なる、しかも不適合な(配合禁忌の関係ある)
薬を入れていても同一サイズのものであることが多い。薬剤用容器は、湯差に提
供される前に薬剤用容器に接着され又は糊付けされる詳細な説明文入りラベルを
有する場合が多い。かかるラベルは、容器の中に入っている薬剤が何であるか、
使用回数及び場合によってはかかる薬剤の使用が回避されるべき場合を詳しく説
明している。上述の糊付けラベルは、一容器に入っている薬剤を他の容器に入っ
ている薬剤からはっきりと区別する。
【0004】 しかしながら、かかる糊付けラベルが一容器を他の容器から区別する情報を提
供するのを阻害する状況がある。例えば、緊急事態、とりわけ、急性の発作、例
えばユーザに障害を生じさせる発作、又はユーザが視覚障害をもっていると共に
(或いは)明かりのない環境にいる場合、糊付けラベルの情報は、容器を区別す
るには不適当である。
【0005】 容器に接着され又は糊付けされているラベルから情報を読み取ることが困難な
又は不可能な場合であっても容器、例えば薬剤用容器を容易且つ迅速に相互に区
別するシステムを提供することが有利である。
【0006】 〔発明の概要〕 容器、例えば薬剤用容器を識別しやすくする器具が開示される。本発明は、特
定の容器を1又は2以上の他の同一容器に対して非常に迅速で且つ信頼性が高く
且つ効果的な識別を可能にする。本発明は好ましくは、予め存在しているラベル
、即ち、容器をユーザに提供する前に容器に接着され、糊付けされ、或いは他の
方法で取り付けられたラベルとは別物である。容器は、好ましくは上記のラベル
を読まないで又は参照しないで個々の容器を互いに識別又は区別するシステムの
使用が非常に簡単且つ容易であって係るシステムの認識が容易な状態で提供され
る。最終的には、容器内の薬剤のユーザは、自分が摂取している薬が正しい薬で
あると安心できる度合いが大きい。さらに、薬剤のユーザが自分の使っている薬
剤用容器、例えば重要性の極めて高い薬の入っている1又は複数の容器を個人的
に識別又は区別できるようにしておくだけで、ユーザは自分のコンディションの
対処に関して管理しているという感覚及び自立感を大いに感じる。
【0007】 一特徴によれば、本発明は、薬剤用容器を識別しやすくする器具に関する。か
かる装置は、好ましくは接着剤を用いないで薬剤用容器に固定され、例えば着脱
自在に固定されるようになっていて、好ましくはそのように寸法決めされた少な
くとも1つの部材を有する。この部材は、この部材を薬剤用容器に固定した場合
にこの薬剤用容器を、好ましくは部材の取り付けられていない同一容器に対して
区別するのに有効な識別情報を提供する。かくして、容器に入っている薬剤のユ
ーザは、例えばこれを購入した後に又は薬剤を容器に入れた後に1又は複数の部
材を容器に固定することができる。このようにする際、ユーザは、この容器を、
例えば、同一の1又は複数の部材が固定されていない同一容器に対してはっきり
と区別する。
【0008】 一実施形態では、1又は複数の部材が、容器を薬剤のユーザに提供する前に、
例えば薬剤師によって薬剤用容器に永続的に固定されるようになっている。例え
ば容器の底部、例えば嵌合形カップ状部材の底部に設けられたかかる1又は複数
の部材は、例えば薬剤師により容器に取り付けられた従来の又は元々のラベルを
読み取ることによってではなく、容器の内容物の確実な識別を可能にする識別情
報を提供する。かかる1又は複数の部材は、例えば触覚情報及び(又は)視覚、
例えば色による識別情報及び(又は)例えば識別情報を音声でアナウンスするユ
ーザ作動式の音を出す器具又は合成音声器具からの聴覚識別情報を備えるのがよ
い。
【0009】 本発明のもう一つの特徴では、器具は、薬剤用容器に固定され、該薬剤用容器
に固定された場合に一緒になって該薬剤用容器を識別するのに有効な識別情報を
提供するようになった少なくとも2つの部材から成る。
【0010】 好ましくは、1又は複数の部材は、一容器から取り外され、別の薬剤用容器に
固定することにより再使用されるようになっており、それによりこの別の容器を
例えば1又は複数の部材の取り付けられていない同一容器に対して区別する。
【0011】 本発明の1又は複数の部材により提供される識別情報は、容器のユーザがこの
容器を1又は2以上の容器から区別するものとして認識できる情報の1又は2以
上の断片であってもよい。使用できる識別情報のタイプとして、視覚識別情報、
即ち、視覚を用いて認識される情報、触覚識別情報、即ち、触感又は触覚を用い
て認識される情報、聴覚識別情報、即ち、聴覚を用いて認識される情報、嗅覚識
別情報、即ち、嗅覚を用いて認識される情報、及びこれら識別情報の組合せが挙
げられる。これらのタイプの識別情報の各々は、多くの例を含み、これらは全て
、本発明に範囲に含まれる。
【0012】 例示すると、視覚識別情報としては、視覚により認識可能な要因のうちとりわ
け、色、透明度又は不透明度、視覚的に認識される1又は複数の印及び形等が挙
げられる。触覚識別情報として、触覚により認識可能な要因のうちとりわけ、手
触り、視覚によっては完全には又は正確には認識できない他の表面特徴又は組織
、1又は複数の印等が挙げられる。聴覚識別情報としては、聴覚により認識可能
な要因のうちとりわけ、機械的に作られる音、電気的に作られる音、ユーザ作動
式の音、合成音声等が挙げられる。嗅覚識別情報としては、嗅覚により認識可能
な要因のうちとりわけ、香水の付いた又は他の方法で匂いの入った部材、「スク
ラッチ・アンド・スニフ(scratch and sniff )」部材等が挙げられる。
【0013】 好ましい一実施形態では、識別情報は、少なくとも2つの感覚、即ち、2又は
3以上の感覚で認識可能である。たとえば、用いられる部材は、特定の色(視覚
で認識可能)、特定の形(触覚で認識可能)を有するのがよく、表面に擦り付け
ると特定の音(聴覚で認識可能)を出すようになっており、そして特定の香り(
嗅覚で認識可能)を含むポリマーで作られるのがよい。多くの形態の識別情報は
、「二感」、即ち視覚と触覚によって認識されやすい。少なくとも2つの感覚に
より認識できる識別情報の形態の中には、例えば、サイズに関する識別情報及び
個数、例えば任意特定の容器に固定される部材の個数に関する識別情報、表面の
特徴又は組織に関する識別情報、及び形態又は形状に関する識別情報がある。
【0014】 少なくとも2つの感覚により認識できる識別情報は相当な利点をもたらす。か
かる情報により、ユーザは、容器の識別に関して2つの別々のしかも互いに独立
した判定を行うことができ、ユーザの安心度が高められるようになる。しかしな
がら、容器を識別する上で一つの感覚しか使用できない場合がある。例えば、ユ
ーザは身体に障害を持っている場合がある。容器に固定される1又は複数の部材
は、同一の感覚、例えば触感により認識される識別情報の2つの別個独立した断
片を提供できる。かくして、ユーザは、容器の識別性に関して2つの別個且つ互
いに独立した判定を行うことができ、たとえ自分が目に障害をもっていても又は
明かりのない環境に居ても正しい薬剤を選択したという強い安心感が与えられる
【0015】 好ましくは、少なくとも1つの部材は、半透明又は透明である。この特徴によ
り、糊付けラベルに記載されている情報が読み取りやすくなる。特に有用な一実
施形態では、薬剤用容器は外周面を有し、少なくとも1つの部材は、薬剤用容器
に固定されると、外周面の少なくとも一部を包囲するようになっている。個々の
部材が容器の外周面を包囲する程度によって互いに区別される一組の部材が提供
される。例えば、一方の部材を外周面を部分的に包囲するに過ぎないように構成
し、これに対して組の他方の部材が一回以上、例えば一回半、二回半、三回半等
の回数、螺旋状の形態で容器の外周面を包囲するようにするのがよい。各部材が
容器の外周面を包囲する程度は、視覚と触覚の両方で認識できる識別情報である
【0016】 一実施形態では、本発明の器具は、外周壁、これと反対側の内周壁及び識別情
報の少なくとも一部を備えた挿入可能な情報保持具を有する部材から成る。挿入
可能な情報保持具は、部材を薬剤用容器に固定すると、部材の内周壁と薬剤用容
器、例えば容器の外周面との間に保持されるようになっている。この挿入可能な
情報保持具は、例えば薬剤のユーザによりこの情報保持具に取り付けられ、ユー
ザにより特定の薬剤用容器を識別するものとして認識される1又は2以上の印を
有するのがよい。かくして、この実施形態を用いると、薬剤のユーザは、挿入可
能な情報保持具にはっきりと印をつけて特定の薬剤用容器を識別し、次に部材を
容器に取り付けることによりかかる情報保持具を薬剤用容器に取り付ける。
【0017】 本発明の器具を単一の部材、2又は3以上の部材、或いは組をなす互いに異な
る部材として提供できる。一実施形態では、この器具は、一組の部材、例えば同
種又は異種の部材から成る。各部材又は2又は3以上の部材の組合せは、複数の
容器のうちそれぞれ別個のものに固定され、該容器に固定された場合に該容器を
複数の容器のうち他の容器の各々から区別するのに有効な別個の識別情報を提供
するようになっている。
【0018】 本発明の1又は複数の部材は、実質的に剛性であるのがよく、その構成材料は
任意適当な材料であってよい。他の材料、例えば紙、金属、ガラス、木材等を使
用できるが、1又は複数の部材は好ましくは、ポリマー材料、例えば熱可塑性ポ
リマー材料で作られる。部材が容器を部分的に包囲するにすぎない場合、又は部
材が容器を一回以上、例えば螺旋状に包囲する場合、金属が好ましい構成材料で
ある。ポリオレフィン、例えばポリエチレンが有用な構成材料の一つの特定の例
である。一実施形態では、1又は複数の部材は、1又は複数の容器に着脱自在に
固定されるようになっている。1又は複数の部材は好ましくは、1又は複数の容
器の外周面の周りに実質的にぴったりと嵌まる又はこれと滑り嵌め関係をなすよ
うになっていると共にそのように寸法決めされている。かかる滑り嵌め又は固定
法は好ましくは、1又は複数の部材を1又は複数の容器から手で取り外せ、この
場合、1又は複数の部材、或いは1又は複数の容器の何れも壊さず又はそれほど
損傷を与えないようにすることができる。
【0019】 特に有用な実施形態では、1又は複数の部材は、相当大きな弾性を有している
。かかる弾性は、1又は複数の部材をサイズに若干のバラツキがある容器に固定
できる点で有利である。また、弾性があることは、1又は複数の部材を容器に固
定するのに効果的なので有利である。
【0020】 一組の部材が使用される実施形態では、器具は1組の部材を複数の容器から離
した状態で収納するパッケージを更に有することが好ましい。かくして、薬剤の
ユーザは、部材を別個に購入してこれら1又は2以上の部材を自分が使用してい
る薬剤用容器の各々に固定することができ、それにより薬剤用容器の各々を区別
してこれらを互いに区別することができる。
【0021】 薬剤のユーザが各人、自分の使う各薬剤用容器を特定して識別することができ
るうようにすることは、本発明の重要な利点である。ユーザは自分が正しい薬剤
を使用しているという安心度が大きい。加うるに、ユーザは自分のコンディショ
ンの対処に関して管理しているという感覚及び自立感が高まる。
【0022】 本明細書に記載した特徴は各々、単独で又は1又は2以上のかかる他の特徴と
組み合わせて利用できる。かかる特徴の各々及びこれらの組合せは、本発明の範
囲に属する。
【0023】 本発明の上記特徴及び利点並びに他の特徴及び利点は、特に同一の部分には同
一の符号がつけられている添付の図面を参照して以下の詳細な説明及び請求の範
囲を読むと明らかになろう。
【0024】 〔好ましい実施形態の詳細な説明〕 次に、図面を参照すると、図1は、1組の3つの識別部材を有するパッケージ
10を示している。本明細書において明示する場合を除き、3つの部材は互いに
同一である。第1の識別部材12は、第1の部材の外周面16から外方に延びる
単一の突起14を有している。これに類似した単一の突起が、図1に示す突起1
4から180°隔てたところで第1の部材12の外周面16から外方に延びてい
る。第1の部材12は、中空貫通空間20を構成する内周面18を有している。
【0025】 図1と図6の両方を参照すると、第2の部材22は、外周面24、集まった状
態で設けられていて、外周面から外方に延びる2つの突起26及び外周面から外
方に延びていて、第1の組をなす2つの突起から180°反対側に集まった状態
で設けられた類似した組をなす2つの突起を有している。第2の部材は、中空貫
通空間30を構成する内周面28を有している。
【0026】 第3の部材32は、集まった状態で設けられていて、外周面36から外方に延
びる3つの突起34及び外周面から外方に延びていて図1に示す下方3つの突起
34から180°隔てたところに集まった状態で設けられた類似した組をなす3
つの突起を有している。第3の部材32は、中空貫通空間40を構成する内周面
38を有している。
【0027】 第1の部材12、第2の部材22及び第3の部材32は各々、熱可塑性ポリマ
ー材料、たとえばポリエチレン等の材料で作られている。部材12,22,32
は、従来型ポリマー加工技術、例えば射出成形法などを用いて製造できる。部材
12,22,32は各々、相当大きな度合いの弾性を有している。第1の部材1
2、第2の部材22及び第3の部材32の構成上の差異は、上述したことから分
かるように突起の数にあるに過ぎない。
【0028】 包装材料42は、任意適当な材料で、例えばポリマー材料で作られたものでよ
く、かかる包装材料は、輸送のために第1の識別部材12、第2の識別部材22
及び第3の識別部材32を保持するのに十分な大きな中空空間44を有している
。包装材料42は、第1の部材12、第2の部材22及び第3の部材32の輸送
及び貯蔵のために密封される。
【0029】 第1の識別部材12、第2の識別部材22及び第3の識別部材32を用いるこ
とが望ましい場合、包装材料42を開いて、部材の各々を、別の薬剤用容器に配
置する。
【0030】 図1に示すように、同一構造の3つの薬剤用容器46,48,50が示されて
いる。容器46,48,50相互間の差異は、各容器が互いに異なる薬剤を収容
しており、容器がユーザに提供される前に取り付けられる互いに異なる糊付けラ
ベル47,49,51(特定の薬剤が容器によって収容されていることを記載し
ている)を備えていることだけである。
【0031】 一般に、以下に記載する薬剤用容器は互いに、構造が同一であり、そして容器
46,48,50に関して説明した差異と類似した相互の差異を有している。
【0032】 識別部材12,22,32のうち1つは、容器46,48,50の各々の外周
壁52,54,56に設けられている。部材12,22,32の各々の内周面1
8,28,38は、容器46,48,50の壁52,54,56に接触する。部
材12,22,32は、それぞれの容器46,48,50に固定されたままにな
るよう寸法決めされると共に十分な弾性を備えたものである。
【0033】 ユーザは、容器46内の薬剤が、第1の識別部材12の単一の突起14によっ
て識別されるよう関係付けており、そして好ましくはそのことを記憶している。
これと同様に、容器48,50内の薬剤は、それぞれ第2の部材22の2つの突
起26及び第3の部材32の3つの突起34によって識別される。薬を薬剤用容
器48から取り出したいと思ったとき、ユーザは情報を読み取る必要はない。そ
の代わりとして、薬のユーザは容器48を手に取って第2の部材22に突起がい
くつあるか触ってみる。部材22を容器48に取り付けているので、部材22の
何れかの側に2つの突起26があれば、容器48であることがはっきりと分かり
、容器48を容器46,50から区別する。次に、容器48内の薬のユーザは、
自分が正しい薬を選んだことに絶対の自信をもっていてこの薬を取り出す。
【0034】 別法として、あるいはこれに加えて、ユーザは容器46,48,50を目で見
て比較すれば、容器が固定された部材の各側に2つの突起があることが分かる。
ユーザがこれら2つの突起を容器48に関係付けているので、この容器からの薬
の取出しを開始する。かくして、ユーザは自分の触覚及び(又は)視覚を用いて
第1の識別部材12、第2の識別部材22及び第3の識別部材32によって提供
される識別情報を「読み取る」ことができる。
【0035】 第1の識別部材12、第2の識別部材22及び第3の識別部材32のうち1又
は2以上を別の1又は複数の容器に嵌めたいと思った場合、かかる1又は複数の
部材を1又は複数の容器46,48,50から取り外して他の1又は複数の容器
に嵌めるだけである。
【0036】 図2は、本発明の別の実施形態を示している。別の形態の2つの識別部材70
,72が、それぞれ薬剤用容器74,76に着脱自在に固定された状態で示され
ている。明示する場合を除き、これら他の識別部材70,72は、第1の識別部
材12、第2の識別部材22及び第3の識別部材32と同様に構成され、容器7
4,76は、容器46,48,50と同様に構成されている。他の識別部材70
,72には、突起が設けられていない。部材70,72は、同一構成のものであ
る。部材70と部材72の唯一の差異は、部材70の色がピンクであって、独特
のフローラの香りがすること、部材72の色がブルーであって、独特のバニラの
香りがするということである。色及び香りを、部材70,72を形成する前に、
従来技術方法、例えば適当な染料及び濃縮した香りをポリマーを配合物中に入れ
ることにより得ることができる。
【0037】 これら2つの差異があるので、他方の識別部材70,72を図2に示すように
容器74,76に嵌めると、これらによりこれら容器内の互いに異なる薬剤のユ
ーザは、部材70,72の色を目で見て比較すると共に、或いは部材70,72
の香りを比較して嗅ぐことにより各容器をはっきりと識別してこれら容器を互い
に区別することができる。
【0038】 図3は、本発明の別の実施形態を示している。別の形態の識別部材90,92
が、それぞれ薬剤用容器94,96に嵌められている。本明細書で明示する場合
を除き、識別部材90,92はそれぞれ、第1の識別部材12及び第2の識別部
材22と同様に構成され、容器94,96は、容器46,48,50と同様に構
成されている。識別部材90の底部には、この部材が容器90の中間部分に向か
って移動しないようにするための内方に延びるリップ91が設けられている。識
別部材92には、かかるリップは設けられていない。加えるに、部材90は、そ
の側壁98から延びる2つの突起97を有し、これに対し、部材92は、その側
壁102から延びる単一の突起100を有している。
【0039】 本発明のこの例では、薬剤用容器94に嵌められた識別部材90は、この薬剤
用容器を2つの方法で、識別部材92が設けられている薬剤用容器96から互い
に区別する。かくして、部材90が薬剤用容器94の底部に又はその近傍に位置
していることにより、この容器94は薬剤用容器96から区別される。これとは
別に、部材90の2つの突起97も又、薬剤用容器94を薬剤用容器96から区
別する。
【0040】 かくして、図3に示す実施形態では、薬剤用容器94,96を互いに区別する
ための2つの別個独立の基準が設けられている。この複数の基準により、薬剤用
容器94,96のユーザの安心感が増す。識別部材90,92によって提供され
る位置に関する識別情報及び突起による識別情報の両方は、視覚と触覚の両方に
よって認識でき又は「読み取り」可能である。この二重の認識特徴により、かか
る実施形態の融通性及び有効性が高まる。
【0041】 図4は、本発明の別の実施形態を示している。別の形態としての識別部材11
0は、薬剤用容器112に固定された状態で示され、別の形態としての識別部材
114は、薬剤用容器116に固定された状態で示され、別の形態としての識別
部材118は、薬剤用容器120に固定された状態で示されている。部材118
は互いに同一構成のものであるが、部材114とは異なっている。上述の1又は
複数の部材が取り付けられたこれら容器は、視覚及び(又は)触覚による認識を
用いて互いにはっきりと区別される。例えば、部材110は、部材114よりも
幅が狭く、単一の部材110及び単一の部材114とは異なり3つの部材118
が設けられている。このようにすると、単一の幅の狭い部材114を見たり、或
いは触ったりすることにより、薬剤用容器112のユーザは、この容器を容器1
16,120から容易に区別できる。同様に、容器116に固定された単一の部
材114は、この容器を3つの部材118が取り付けられている容器120から
はっきりと区別する。最後に、容器120に固定された3つの部材118は、こ
の容器を他の2つの容器112,116からはっきりと区別する。
【0042】 図5は、本発明の別の実施形態を示している。この実施形態では、薄い識別部
材130が薬剤用容器132に固定され、厚い識別部材134が薬剤用容器13
6に固定されている。部材130,134は、第1の部材12と同様にポリマー
材料で作られ、相当大きな弾性を有している。部材130,134の構造は、部
材130が部材134よりも薄いことを除き、互いに同一である。これら2つの
容器のユーザは、部材130の外周面138と容器132の外周壁の間の距離と
、部材134の外周面142と容器136の外周壁144との間の距離との差を
触って認識するだけで一方の容器を他方の容器から容易に識別することができる
【0043】 図7は、第2の部材22の変形例を示している。本明細書で明示する場合を除
き、図7に示す変形例としての部材222は、図6に示す第2の部材22と類似
している。第2の部材222の構成部品に相当する変形例としての部材222の
構成部品は、同一の符号に200を加えた符号で示されている。
【0044】 部材22と部材222の一番大きな差異は、部材222に爪かけ部分146が
設けられていることである。この爪かけ部分146により、ユーザは、種々の部
材、例えば、突起を1、2又は3個有する部材相互間の差を触って認識する際に
(ユーザの指を当てるために)迅速なインデックス又は基準を得ることができる
【0045】 図8及び図9は、本発明の更に別の実施形態を示している。更に別の形態とし
ての識別部材150は、容器152の周りに固定されている。図9に示すように
、部材150は、外周面154及び容器152の外周壁158から遠ざかって外
方に延びる内周面156を有している。ラベル160が、内周面156によって
形成された凹みに設けられている。このラベル160は、非常に単純な英数字又
は他の記号、例えば英字「A」を有しており、これは透明な部材150を通して
見える。このようにすると、薬剤用容器152のユーザは、ラベル160を用い
て容器152を他の薬剤用容器に対して区別するための印を非常に都合良く作る
ことができる。薬剤用容器のユーザはラベル160に識別情報を与えることがで
きるので、ユーザは、この識別情報をはっきりと覚えており、取り出される薬剤
に適したコンディションに対処する際、安心感、管理しているという感覚及び自
立感を感じる。
【0046】 部材150を別の薬剤用容器に用いようとする場合、これを薬剤用容器から取
り外す。ラベル160は、再使用可能であり、或いはこれが取り付けられるべき
他の容器を識別する印を有するサイズが同一の別のラベルで置き換え可能である
。この時点において、ラベルを上述の凹みの中に配置し、部材を他の薬剤用容器
に取り付けてこの他の容器を識別してこれを別の容器に対して区別するようにす
る。
【0047】 図10は、本発明の変形実施形態を示している。この実施形態では、変形例と
しての第1の識別部材170が容器172に嵌められている。部材170は、容
器172の外周面174の一部だけを包囲している。変形例としての第2の部材
176が、容器178に嵌められていて、容器178の外周面180から螺旋状
にほぼ完全に2回巻いた状態で延びている。変形例としての第3の識別部材18
2が、容器184に嵌められていて、容器184の外周面186の周りに螺旋状
にほぼ3回巻いた状態で延びている。部材170,176,182は各々、金属
、例えば鋼で作られている。部材170,176,182が容器172,178
,184を包囲する回数又は回数の半端は、容器172,178,184を互い
に区別するための基準として見ることができると共に、或いは触ることができる
状態で使用できる。
【0048】 図11は、本発明の更に別の実施形態を示している。この実施形態では、全体
を符号190で示す更に別の変形例としての識別部材が、容器192に嵌められ
ている。具体的に説明すると、部材190のカップ部材194が、容器192の
底部196を受け入れて保持するような寸法形状になっている。例えば、容器1
92内に入れられている薬剤をユーザに提供する前に、部材190は薬剤師によ
り容器192に永続的に固定できる。加うるに、部材190は全体を符号198
で示す音響装置を有している。この音響装置198は、従来構造のものであって
よく、作動されると、容器192に入っている薬剤を識別するものとしてユーザ
に聞こえて認識できる可聴音を出すようになっている。音響装置198は、外方
に延びていて、ユーザが容器192を識別したいと思ったときにユーザによって
作動できるスイッチ200を有している。
【0049】 かくして、ユーザが容器192に入っている薬剤を摂取するのをスケジュール
に組み込んでいる場合、ユーザはスイッチ200を押すだけであり、それにより
部材190、特に音響装置198がこの容器の識別に用いることができる可聴音
を出す。すると、ユーザは自分が摂取している薬剤が正しい薬剤であることを知
って安心する。
【0050】 上述の説明は、本発明の幾つかの実施形態を説明するものに過ぎず、本発明の
範囲を限定するものではない。薬剤用容器を互いに区別できる他の多くの変形例
及び追加の特徴は、本発明の範囲に含まれることは注目されるべきである。本発
明における1つの重要な特徴は、薬剤用容器を他の薬剤用容器から区別できるよ
う薬剤のユーザの五感のうち1又は2以上によって認識できる部材がかかる薬剤
用容器に固定されていることにある。
【0051】 本発明を種々の特定の実施形態を用いて説明したが、本発明はこれらに限定さ
れず、請求の範囲に記載された本発明の範囲内において種々の形態で実施できる
ことは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の識別装置のパッケージを示す斜視図である。
【図2】 本発明による2つの他の識別部材を備えた2つの薬剤用容器を示す斜視図であ
る。
【図3】 本発明による別の形態の更に2つの識別部材を備えた2つの薬剤用容器を示す
斜視図である。
【図4】 本発明による種々の識別図部材を備えた3つの薬剤用容器を示す斜視図である
【図5】 本発明による別の形態の部材を備えた2つの薬剤用容器を示す斜視図である。
【図6】 図1の6−6線矢視断面図である。
【図7】 本発明による識別部材の変形例の斜視図である。
【図8】 本発明による更に別の形態の識別部材を備えた薬剤用容器を示す斜視図である
【図9】 図8の9−9線矢視断面図である。
【図10】 本発明による別の形態の3つの識別部材を備えた3つの薬剤を容器を示す斜視
図である。
【図11】 本発明による更に別の形態の識別子部材を備えた薬剤用容器を示す部分断面平
面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 3E062 AA20 AB08 AC02 AC03 AC04 AC05 AC06 DA02 DA07

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤用容器を識別しやすくする器具であって、接着剤を用い
    ないで薬剤用容器に固定され、該薬剤用容器に固定された場合に該薬剤用容器を
    識別するのに有効な識別情報を提供するようになった少なくとも1つの部材から
    成ることを特徴とする器具。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの部材は、薬剤用容器に着脱自在に固定され
    るようになっており、識別情報は、少なくとも1つの部材が薬剤用容器に固定さ
    れると、該薬剤用容器を、少なくとも1つの部材が取り付けられていない同一容
    器に対して識別するのに有効であることを特徴とする請求項1記載の器具。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの部材は、別の薬剤用容器の識別のために別
    の薬剤用容器に固定されることにより再使用されるようになっていることを特徴
    とする請求項1記載の器具。
  4. 【請求項4】 識別情報は、五感のうち少なくとも2つによって認識可能で
    あることを特徴とする請求項1記載の器具。
  5. 【請求項5】 提供される識別情報は、視覚的識別情報、触覚的識別情報、
    聴覚的識情報、嗅覚的識別情報及びこれらの組合せから成る群から選択されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の器具。
  6. 【請求項6】 同一の薬剤用容器に固定されるようになった2以上の前記部
    材を有することを特徴とする請求項1記載の器具。
  7. 【請求項7】 薬剤用容器は、外周面を有し、少なくとも1つの部材は、薬
    剤用容器に固定されると、外周面の少なくとも一部を包囲するようになっている
    ことを特徴とする請求項1記載の器具。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの部材は、外周面の少なくとも一部だけを包
    囲するか、或いは外周面を2度以上包囲することを特徴とする請求項7記載の器
    具。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの部材は、半透明又は透明であることを特徴
    とする請求項1記載の器具。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの部材は、相当高い弾性を有していること
    を特徴とする請求項1記載の器具。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの部材は、外周壁、これと反対側の内周壁
    及び識別情報の少なくとも一部を備えていて、前記少なくとも1つの部材を薬剤
    用容器に固定すると、内周壁と薬剤用容器との間に保持されるようになった挿入
    可能な情報保持具を有していることを特徴とする請求項1記載の器具。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの部材が固定された薬剤用容器を更に有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の器具。
  13. 【請求項13】 薬剤用容器を識別しやすくする器具であって、薬剤用容器
    に固定され、該薬剤用容器に固定された場合に該薬剤用容器を識別するのに有効
    であって、五感のうち少なくとも2つによって認識可能な識別情報を提供するよ
    うになった少なくとも1つの部材から成ることを特徴とする器具。
  14. 【請求項14】 識別情報は、少なくとも1つの部材が薬剤用容器に固定さ
    れると、該薬剤用容器を、少なくとも1つの部材が取り付けられていない同一容
    器に対して区別するのに有効であることを特徴とする請求項13記載の器具。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つの部材は、別の薬剤用容器の識別のために
    別の薬剤用容器に固定されることにより再使用されるようになっていることを特
    徴とする請求項13記載の器具。
  16. 【請求項16】 提供される識別情報は、視覚的識別情報、触覚的識別情報
    、聴覚的識情報、嗅覚的識別情報及びこれらの組合せから成る群から選択される
    ことを特徴とする請求項13記載の器具。
  17. 【請求項17】 薬剤用容器は、外周面を有し、少なくとも1つの部材は、
    薬剤用容器に固定されると、外周面の少なくとも一部を包囲するようになってい
    ることを特徴とする請求項13記載の器具。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つの部材が固定された薬剤用容器を更に有し
    ていることを特徴とする請求項13記載の器具。
  19. 【請求項19】 薬剤用容器を識別しやすくする器具であって、薬剤用容器
    に固定され、該薬剤用容器に固定された場合に該薬剤用容器を識別するのに有効
    な識別情報を提供するようになった少なくとも1つの部材から成り、該部材は、
    ラベルとは別の部材であり、ラベルは、薬剤用容器が容器内の薬剤のユーザに提
    供される前に薬剤用容器に貼り付けられることを特徴とする器具。
  20. 【請求項20】 識別情報は、少なくとも1つの部材が薬剤用容器に固定さ
    れると、該薬剤用容器を、少なくとも1つの部材が取り付けられていない同一容
    器に対して区別するのに有効であることを特徴とする請求項19記載の器具。
  21. 【請求項21】 識別情報は、五感のうち少なくとも2つによって認識可能
    であることを特徴とする請求項19記載の器具。
  22. 【請求項22】 提供される識別情報は、視覚的識別情報、触覚的識別情報
    、聴覚的識情報、嗅覚的識別情報及びこれらの組合せから成る群から選択される
    ことを特徴とする請求項19記載の器具。
  23. 【請求項23】 薬剤用容器は、外周面を有し、少なくとも1つの部材は、
    薬剤用容器に固定されると、外周面の少なくとも一部を包囲するようになってい
    ることを特徴とする請求項19記載の器具。
  24. 【請求項24】 同一の薬剤用容器に固定されるようになった2以上の前記
    部材を有することを特徴とする請求項19記載の器具。
  25. 【請求項25】 少なくとも1つの部材が固定された薬剤用容器を更に有し
    ていることを特徴とする請求項19記載の器具。
  26. 【請求項26】 薬剤用容器を識別しやすくする器具であって、薬剤用容器
    に固定され、該薬剤用容器に固定された場合に一緒になって該薬剤用容器を識別
    するのに有効な識別情報を提供するようになった少なくとも2つの部材から成る
    ことを特徴とする器具。
  27. 【請求項27】 識別情報は、少なくとも2つの部材が薬剤用容器に固定さ
    れると、該薬剤用容器を、少なくとも2つの部材が取り付けられていない同一容
    器に対して区別するのに有効であることを特徴とする請求項26記載の器具。
  28. 【請求項28】 少なくとも2つの部材は、別の薬剤用容器の識別のために
    別の薬剤用容器に固定されることにより再使用されるようになっていることを特
    徴とする請求項26記載の器具。
  29. 【請求項29】 提供される識別情報は、視覚的識別情報、触覚的識別情報
    、聴覚的識情報、嗅覚的識別情報及びこれらの組合せから成る群から選択される
    ことを特徴とする請求項26記載の器具。
  30. 【請求項30】 少なくとも2つの部材は、薬剤用容器に固定されると、該
    薬剤用容器の外周面の少なくとも一部を包囲するようになっていることを特徴と
    する請求項26記載の器具。
  31. 【請求項31】 少なくとも2つの部材は、薬剤用容器に固定された場合の
    前記部材の相対的形状及び(又は)相対的位置が前記識別情報の少なくとも一部
    を提供するのに有効であるようになっていることを特徴とする請求項26記載の
    器具。
  32. 【請求項32】 少なくとも2つの部材は、薬剤用容器に固定されるとパタ
    ーンを形成するように形作られており、パターンは、識別情報の少なくとも一部
    を提供するのに有効であることを特徴とする請求項26記載の器具。
  33. 【請求項33】 少なくとも2つの部材が固定された薬剤用容器を更に有し
    ていることを特徴とする請求項26記載の器具。
  34. 【請求項34】 複数の容器の各々を識別しやすくする器具であって、1組
    の部材から成り、各部材又は2又は3以上の部材の組合せは、複数の容器のうち
    それぞれ別個のものに固定され、該容器に固定された場合に該容器を複数の容器
    のうち他の容器の各々から区別するのに有効な別個の識別情報を提供するように
    なっていることを特徴とする器具。
  35. 【請求項35】 前記1組の部材を複数の容器から離した状態で収納したパ
    ッケージを更に有し、各部材は、他の部材とは異なっていることを特徴とする請
    求項34記載の器具。
  36. 【請求項36】 提供される識別情報は、視覚的識別情報、触覚的識別情報
    、聴覚的識情報、嗅覚的識別情報及びこれらの組合せから成る群から選択される
    ことを特徴とする請求項34記載の器具。
  37. 【請求項37】 識別情報は、五感のうち少なくとも2つによって認識可能
    であることを特徴とする請求項34記載の器具。
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