JP2001526441A - テープ・ドライブ・ハンドル用の分離レバー - Google Patents

テープ・ドライブ・ハンドル用の分離レバー

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JP2001526441A
JP2001526441A JP2000524791A JP2000524791A JP2001526441A JP 2001526441 A JP2001526441 A JP 2001526441A JP 2000524791 A JP2000524791 A JP 2000524791A JP 2000524791 A JP2000524791 A JP 2000524791A JP 2001526441 A JP2001526441 A JP 2001526441A
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クリストファー ブラック デイビッド
ポール マネス ジョセフ
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    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records

Abstract

(57)【要約】 過度な力がテープ駆動装置のハンドルに印加されるのを防ぐ。このため、本発明は、テープ駆動装置のハンドルに結合するベースを提供する。ハンドルを移動するのに必要な力に等しい力がレバーアセンブリに印加されると、レバーアセンブリは、ハンドルを移動させるためにベースと係合する。レバーアセンブリは、所要の力を超える力がレバーアセンブリに印加されるとベースとの係合を解除して、所要の力を超える力はハンドルに印加されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [関連出願の相互参照] この出願は、1996年5月14日出願の「Data Cartridge
Shuttle Mechanism and Method for Ope
rating The Same」と題する米国特許出願第08/647,71
1号の一部継続出願である。
【0002】 [発明の分野] 本発明は、自動化されたデータ・ライブラリにおけるテープ・ドライブの使用
に関する。より詳細には、本発明はロボット・アームによってのテープ・ドライ
ブ・ハンドル操作の補助を為す機構に関する。更に詳細には、本発明は手動によ
ってか或はロボット・アームによって付勢された過剰な力がテープ・ドライブを
破損することを防止する機構に関する。
【0003】 [課題] Quantum Corporation社(マサチューセッツ州、シューズ
ブリー)の200、4000、或は、7000シリーズのテープ・ドライブ等の
商業的に入手可能なテープ・ドライブは、内部のテープ受け入れコンパートメン
トを伴うドライブ・ベイを有する。ハンドルは、テープカートリッジのテープ・
ドライブへの挿入及びテープ・ドライブからの取り除きに対して、テープ受け入
れコンパートメントへの前方受け入れ(アクセス)を可能としている。ハンドル
は旋回ロッドに固着されて、該旋回ロッドが回転すると開口位置及び閉塞位置の
間を切り替わるように動かされる。開口位置でハンドルは、テープカートリッジ
の挿入或は取り除きのために、テープ受け入れコンパートメントへのアクセスを
可能としている。閉塞位置でハンドルはテープ受け入れコンパートメントへのア
クセスを防止し、テープの取り除き或は挿入ができない。
【0004】 テープカートリッジを挿入するために、旋回ロッドは回転して、ハンドルを開
口位置まで移動する。テープカートリッジはユーザによってコンパートメント内
へ挿入される。次いでハンドルはその閉塞位置まで移動させられて、内部ドライ
ブ構成要素を移動してテープカートリッジ内のテープ・スプールをアンロックし
てから、ドライブ・モータをそのテープ・スプールに係合させる。それでテープ
・ドライブはカートリッジからの読取り/カートリッジへの書込みの全ての所望
操作を完了する。
【0005】 テープに関する読取り及び書込み操作の間、内部回路によって制御される一般
的なソレノイド・ロック・アセンブリはハンドルをその閉塞位置にロックして、
テープカートリッジの早まった取り除きを防止している。読取り及び書込み操作
の完了に及んで、内部回路はソレノイド・ロック・アセンブリをアンロックし、
ハンドルはその開口位置へ移動すべく自由となる。テープカートリッジを取り除
くために、ハンドルはその開口位置まで移動させられる。ハンドルのこの移動で
、テープカートリッジはテープ受け入れコンパートメントから放出又は放逐され
ることになる。次いでテープカートリッジはテープ・ドライブから取り除かれて
、異なるテープカートリッジと交換され得る。
【0006】 テープ・ドライブ・ハンドルの開口及び閉塞は手動的な使用では一般的には問
題とならない。ユーザはハンドルをその閉塞位置から開口位置まで移動し、テー
プを挿入してテープ・ドライブを閉塞する。テープ・ドライブが読取り及び書込
み操作を完了すると、ユーザはハンドルを開口位置へ移動して、テープを取り除
く。ハンドルを開口位置及び閉塞位置の間で切り替えるように動かす、データ記
憶ライブラリにおけるロボット・アームでは問題がある。1つの独特の問題は、
テープ・ドライブの構造がハンドルを移動するためにロボット・アームで必要と
される運動と干渉することである。
【0007】 ロボット・アームでハンドルの移動を補助促進する1つの方法は、旋回ロッド
にレバーを同軸状に固着することである。レバーはテープ・ドライブから外側へ
延出する。これでロボット・アームがより小さな封じ込めスペース内で機動して
、ハンドルを移動することを可能としている。ロボット・アームはレバーを回転
して、旋回ロッドを回転してハンドルを移動させることになる。
【0008】 問題となることは、ハンドルをレバーを介して操作するロボット・アーム或は
人が過剰な力をそのレバーに対して付勢し得ることである。過剰な力は旋回ロッ
ド、ハンドル、或は、テープ・ドライブの他の内部構成要素を破損することがあ
り得る。人或はロボット・アームが過剰な力をレバーに付勢し得る一例は、ハン
ドルが然るべき位置にソレノイド・ロック・アセンブリによってロックされてい
るときである。ハンドルの閉塞位置でのロックは、典型的には、テープ・ドライ
ブの手動使用において問題とならない。ロック状態のハンドルを回転しようとす
るユーザはそのロックの抵抗を感じて、ハンドルを回転することを停止する。こ
れはユーザが旋回ロッド或は他の内部回路を破損することを防止する。ロボット
・アームは典型的には一連の運動を完了してタスクを終了するようにプログラム
されており、抵抗を感じたり或は抵抗に応答したりするようにプログラムされて
いない。ハンドルがソレノイド・ロック・アセンブリによってその閉塞位置でロ
ックされ且つロボット・アームがそのハンドルを移動しようとする際、ロボット
・アームはハンドルを移動するためにレバーに対して付勢される力を増大して、
ロックの抵抗を打ち負かして、プログラムされた運動を完了する。同様に、固着
されたレバーは、手動操作中のハンドルが為すよりも大きな梃子作用を旋回ロッ
ドに提供する。その結果、オペレータは知らずに非常に大きな力を旋回ロッドに
付与することがあり得る。この増大された力は旋回ロッド或はテープ・ドライブ
の内部構成要素を破損することができる。
【0009】 人或はロボット・アームがテープ・ドライブのハンドルに過剰な力を付与する
ことを防止して、ロボット・アームがテープ・ドライブのハンドルを移動させる
ことができるような機構の必要性が、当業界では長い間感じられている。
【0010】 [解決策] 上述の問題及び他の問題は解決され、この技術の改善がテープ・ドライブに対
する分離レバーによって達成される。分離レバーはテープ・ドライブのハンドル
の旋回ロッドに同軸状に結合される。もし旋回ロッドを回転するに必要とされる
充分な力が分離レバーに付与されると、その分離レバーは旋回ロッドと係合して
、該旋回ロッドを回転させる。旋回ロッドの回転で、ハンドルは開口位置及び閉
塞位置の間を切り替わるように動かされる。もしレバーに付与された力が旋回ロ
ッドを回転させるに必要されるものを上回っていると、分離レバーはハンドルの
旋回ロッドから係合解除し、テープ・ドライブの破損を防止する。
【0011】 分離レバーはベース及びレバー・アセンブリを含む。ベースはハンドルの旋回
ロッドに同軸状に結合されている。レバー・アセンブリはこのベースに同軸状に
取り付けられている。テープ・ドライブのハンドルの位置を切り替えるように動
かすために、力がレバー・アセンブリに付勢されて旋回ロッドを回転する。旋回
ロッドを回転するに必要される力と同等か或はそれ以下である力がレバー・アセ
ンブリに付与される場合、レバー・アセンブリはベースと係合して、次いで該ベ
ースが旋回ロッドを回転する。レバーに付与される力が旋回ロッドを回転するた
めに必要とされる力を上回っている場合、レバー・アセンブリはベースと係合解
除する。係合解除されたレバーは自由に回転して、ベースを回転しない。ベース
は回転させられないので、旋回ロッドは同様に回転させられず、テープ・ドライ
ブ破損は防止される。
【0012】 1つの好適な例示的実施例において、ベースは回転ホィールであり、レバー・
アセンブリはギアであり、該ギアの周辺部から突出しているアームを具備してい
る。回転ホィールは旋回ロッドに同軸状に結合している。ギアはその回転ホィー
ル上に同軸状に取り付けられる。ギヤは、ベースと対向する該ギアの第1面上に
複数の突起部で画成される歯を有する。これら歯の各々はギアに関して放射状と
なった2つの側面を有する。この歯の両側面の各々は上方且つ内側へ傾斜して、
その歯の側面にランプ又は傾斜路を画成している。
【0013】 回転ホィールは、ギアと対向する面内に複数のスロットを有する。各スロット
は、ギアの第1面上の歯を受け入れるように符合する。各スロットは回転ホィー
ルに関して放射状の2つの壁部を有する。これら壁部の各々は、歯の傾斜側面と
同一角度で傾斜している。ギアの第2面上の旋回ロッドに同軸状に取り付けられ
たコイル・スプリングは、ギアに力を付与して、該ギアの歯を回転ホィール上の
スロット内部に残存又は残留するように強制している。
【0014】 所定の大きさの力がアームに付与される場合、ギアの歯は回転ホィールのスロ
ット内に残留し、回転ホィールを回転させる。回転ホィールは旋回ロッドを回転
し、該旋回ロッドはテープ・ドライブのハンドルを切り替えるように動かす。そ
うした充分な力を上回る力がシャフトに付与される場合、摩擦力及びコイル・ス
プリング力は打ち負かされ、歯の傾斜側面はスロットの傾斜壁部を滑り上がって
、レバー・アセンブリをベースから係合解除する。これでレバー・アセンブリが
、ベース及び旋回ロッドを回転すること無しに、旋回ロッドの軸線回りを自由に
回転することを可能とする。
【0015】 分離レバーは、過剰な力がもはやレバーのアームに付勢されなくなると、レバ
ーをリセットするリセット・ランプをも有する。この好適な例示的実施例におい
て回転ホィールは、各スロットのエッジ部から上方へ傾斜する複数の突起部によ
って画成されるリセット・ランプを有する。ギア上の歯が符合されたスロットか
ら係合解除されると、歯は該ギアの回転と共にそうしたリセット・ランプに沿っ
て滑り上がる。過剰な力がもはやアームに付勢されなくなると、ギア上の歯はリ
セット・ランプ上の滑り下って、符合スロット内に入る。
【0016】 分離レバーのこうした長所及び他の長所は、添付図面と組み合わせて以下の説
明を読むことで当業者には明らかとなるであろう。
【0017】 [発明の詳細な説明] 図1は、典型的な商業的に入手可能なテープ・ドライブ100を図示している
。テープカートリッジ(不図示)はテープ・ベイ101のテープ受け入れコンパ
ートメント102内に挿入される。ハンドル103は、テープ受け入れコンパー
トメント102へのアクセスを許容する図1に示される引き伸ばされた開口位置
にあるか、或は、テープ受け入れコンパートメント102へのアクセスを防止す
る引っ込められた閉塞位置(不図示)かの何れかである。ハンドル103は、矢
印105によって示される方向へ軸線110回りに回転する旋回ロッド106に
固着されて、該ハンドル103を開口位置及び閉塞位置の間で移動させる。ソレ
ノイド・ロック・アセンブリ107はハンドル103を閉塞位置にロックして、
読取り及び書込み操作がテープ・ドライブ100によって実行されている間、テ
ープカートリッジをコンパートメント102から取り除くか或は該コンパートメ
ント102内へ挿入する早まった試みを防止する。
【0018】 テープカートリッジは以下のようにテープ・ドライブ100内へ挿入される。
ユーザは、ハンドル103を図1に示される引き伸ばされた開口位置まで矢印1
04で示された経路に沿って移動する。テープカートリッジ(不図示)はテープ
・ベイ101のコンパートメント102内へ挿入される。ハンドル103は、ユ
ーザによって、矢印104で示された経路に沿って引っ込められた閉塞位置(不
図示)まで移動させられる。ハンドル103の旋回はテープカートリッジをの些
細な位置調整を提供して、テープカートリッジをコンパートメント102に配置
し、内部構成要素(不図示)を移動することで該カートリッジをコンパートメン
ト内にラッチし、カートリッジ内のテープ・スプールをアンロックし、ドライブ
・モータ(不図示)をそのテープ・スプールに結合する。ソレノイド・ロック・
アセンブリ107はハンドル103を閉塞位置にロックして、テープ・ドライブ
100が読取り及び書込み操作をこうしてロードされたカートリッジ内のテープ
に対して実行している間、テープカートリッジを取り除く試みを防止する。
【0019】 テープカートリッジは以下のようにテープ・ドライブ100から取り除かれる
。読取り及び書込み操作が完了すると、ソレノイド・ロック・アセンブリ107
は係合解除し、ハンドル103は自由となって、引っ込められた閉塞位置から引
き伸ばされた開口位置まで移動する。テープカートリッジを取り除くために、ユ
ーザはハンドルを矢印104で示された経路に沿って引き伸ばされた開口位置ま
で移動する。ハンドルのこの移動で、テープカートリッジがユーザによってつか
まれて取り除かれることができる位置まで、該テープカートリッジをコンパート
メント102から放出又は放逐することになる。
【0020】 テープの挿入及び取り除きを為すロボット・ハンドは、ハンドル103を操作
して、該ハンドルを開口位置及び閉塞位置の間に回転させることができない。テ
ープ・ドライブ100の構造は、ハンドルを開口位置及び閉塞位置の間に回転さ
せるためにロボット・ハンドによって必要とされる運動と干渉する。ロボット・
ハンドによってのハンドル103の開口位置及び閉塞位置の間の移動を補助促進
するために、レバー(図2では不図示)を旋回ロッド106の端部108に取り
付ける必要性がある。しかしながら、オペレータ或はロボット・アームが旋回ロ
ッド106をねじるか、或は他の何等かの方法でもし過剰な力が旋回ロッド10
6を回転するレバーに付与されると、テープ・ドライブを破損し得ることが問題
となる。旋回ロッド106に対する過剰力の1つの原因は、ソレノイド・ロック
・アセンブリ107がハンドル103を閉塞位置にロックすべく係合状態である
際に該ハンドル103を移動する試みである。
【0021】 図2は、テープ・ドライブ100の旋回ロッド106に固着された分離レバー
200を図示している。分離レバー200は旋回ロッド106に同軸状に取り付
けられて、アーム210に付勢される力に応じて軸線110回りに回転する。ロ
ボット・アームによる用途を補助促進するために、アーム210はテープ・ドラ
イブ100から外側へ延出する。分離レバー200の更なる詳細は以下に述べら
れる。好適実施例は旋回ロッド106が回転するとして説明されているが、本発
明はハンドルを線形等の他の運動で移動するように使用され得ることも想定され
ている。
【0022】 図3及び図4は、分離レバー200の作動構成要素を第1及び第2方向から示
している、好適実施例に係る分離レバー200の分解斜視図を図示している。分
離レバー200の3つの主要構成要素は、回転ホィール等のベース302、レバ
ー・アセンブリ304、並びに、コイル・スプリング320である。レバー・ア
センブリ304はベースと係合して、旋回ロッド106及びハンドル103(図
3及び図4には不図示)を回転するのに充分な力がレバー・アセンブリ304に
付与されると、該ベースを回転する。過剰な力がレバー・アセンブリ304に付
与されると、該レバー・アセンブリ304はベースから係合解除して、軸線11
0回りに自由に回転する。
【0023】 好ましい実施例において、ベースは、2つの平面を有する円形の回転ホイール
で、軸110を中心に回転する。回転ホイール302の第1の平面350を図3
に示す。結合部材303は、平面350の中心から突出する。結合部材303の
開口部351は、(図3には示されない)テープ駆動装置100の旋回ロッド1
06を受け取り、回転ホイール302を旋回ロッド106を同軸に結合する。好
ましい典型的な実施例において、くさび301は、旋回ロッド106の切り欠き
の平面に水平に嵌まり係合する平面390を有する。係合するくさび301と旋
回ロッド106は開口部351に固定して嵌合される。旋回ロッド106と回転
ホイール302の同軸に結合することによって、回転ホイール302が軸110
を中心に回転すると、旋回ロッド106も軸110を中心に回転する。
【0024】 回転ホイール302の第2の平面450を図4に示す。回転ホイール403の
第2の平面450は、平面450の周囲に近接する複数のスロット408−41
0を有している。各スロット408−410は、ギアホイール306の歯305
−307(図3参照)の1つを受け取るように係合する。各スロット408−4
10の第1の壁420と第2の壁421は、歯305−307(図3参照)の第
1と第2の側面390と391と同じ角度で傾斜している。これによって、歯3
05−307は、過度の力がアーム210に印加されると、第1または第2の壁
420と421に沿って上にスライドすることができる。そのスライドによって
、レバーアセンブリ304が回転ホイール302から離れ、旋回ロッド106が
回転できないようにする。
【0025】 好ましい実施例において、複数のリセット傾斜部402−407は、スロット
408−410の第1と第2の壁420/421のそれぞれの端から上方に傾斜
して、回転ホイール302の周囲に沿って湾曲する表面450の突出部によって
定義される。歯305−307(図3参照)がスライドしてスロット408−4
10から外れると、アーム210に印加された過度の力がなくなるまで、それぞ
れの歯305−307がリセット傾斜402−407の上にスライドする。過度
の力がなくなると、コイルばね320が印加する力によって、歯305−307
がリセット傾斜402−407の下にスライドしてスロット408−410に入
る。
【0026】 好ましい実施例において、方向付け構成要素401は、回転ホイール302の
第2の平面450から軸方向に突出している。レバーアセンブリ304の(図3
に示される)軸方向の開口309が方向付け要素401を受け取る。ばねコイル
320は突出する方向付け要素401の周囲でコイル受け取り開口部412に嵌
合する。保持コイル340は方向付け要素401に固定されて、回転ホイール3
02と、レバーアセンブリ304とばねコイル320を定位置に固定する。
【0027】 分離レバー200の第2の主要構成要素は、レバーアセンブリ304である。
好ましい実施例において、レバーアセンブリ304は、ギアホイール308と、
ギアホイール304の円周から延びるアーム210とを有する。図3は、レバー
アセンブリ304の第1の表面352を示す。ギアホイール308は2つの平面
を有した円形で、回転ホイール302に同軸状にに取り付けられる。アーム21
0に印加される矢印370で示される方向の力によって、アーム210とギアホ
イール308が軸110を中心に回転する。
【0028】 (図3には示されない)テープ100のハンドル103にトグルをつけるため
に、ロボットアームは矢印370で示される方向の一方の方向の力をアーム21
0に印加する。好ましい実施例において、指311と313はアーム210から
の突起によって定義される。指311と313によって、ロボットアームの接触
が容易になり、力がアーム210に印加される。指311と313の間の曲線状
の凹面は、矢印370で示される方向の力をアーム210に印加する動きによっ
てロボットアームをガイドするためのカミング面312を定義する。ロボットア
ームをカミング面312によってガイドすることで、ロボットアームがアーム2
10に印加する力が制御される。
【0029】 好ましい実施例において、軸方向開口部309は、ギアホイール308の中心
にあり、ギアホイール308と回転ホイール302を方向付けするための方向付
け要素401(図4参照)を受け取る。ギアホイール308の第1の表面352
は、ギアホイール308の周囲に近い表面352の突起により定義される複数の
歯305−307を有している。それぞれの歯305は、傾斜部がそれぞれの歯
305に形成されるように、本体304の放射方向にあって、上方内側に傾斜す
る第1の壁391と第2の壁392を持つ。回転ホイール302の第2の平面4
60(図4参照)のスロット408−410(図4参照)は、歯305−307
を受け取るように係合する。ハンドル103を回転させるのに必要な適切な量の
力がアーム210に印加されるとき、歯305−307は係合するスロット40
8−410(図4参照)内にとどまり、スロットの壁420/421に力を印加
して、下で図5で説明するように回転ホイール302を回転させる。ハンドル1
03を回転させるのに必要な力を超える力がアーム210に印加されると、歯3
05−307は上にスライドして係合するスロット408−410(図1参照)
から外れ、力がベース202に印加されないようにする。スライドしてスロット
から離れる分離傾斜部の分離方法については下の図6で説明する。
【0030】 図4は、レバーアセンブリ304の第2の表面451を示す。コイル受け取り
開口部412は、ギアホイール308の軸方向にある。開口309は受け取り開
口部412の底部にある。ばねコイル320は、コイル受け取り開口部412に
受けとられる。保持リング340は、方向付け構成要素401に固定することに
よって、圧縮したばねコイル320を開口部412の内側に固定する。ワッシャ
330は、ばねコイル312と保持リング340の間に嵌まり込み、ばねコイル
320と保持リング340の間で回転運動する。ばねコイルを圧縮することによ
り、レバーアセンブリ304に力が印加され、レバーアセンブリ304の位置を
片寄らせて歯305−307(図3参照)を回転ホイール302のスロット40
8−410の内側に保つ。
【0031】 図5は、ハンドル103を回転させるための適切な量の力が、(図5には示さ
れない)アーム210に印加されると、回転ホイール302に係合してハンドル
103を回転させるギアホイール308を示している。方向500のトルクが(
図5には示されない)アーム210に印加され、ギアホイール308が500で
示される方向に回転する。コイルばね320は、力501をギアホイール308
に印加し、ギアホイール308の(歯306として図5に示される)歯を回転ホ
イール302の(図5にスロット308として示される)係合スロット内に保持
される。500の方向のトルクによって生じる力は、力501と摩擦力に等しい
かそれより小さい。力501と摩擦力の方が大きいので、歯306はスロット4
08内部にとどまり、力503をスロット408の壁421に印加する。力50
3によって、回転ホイール302は500で示される方向に回転する。回転ホイ
ール302の回転により、旋回ロッド106が回転し、開位置と閉位置との間で
(図5に示されない)ハンドル103にトグルをつける。システムが耐えられる
トルク量は、ばねの張力と、リセット傾斜部の高さと、歯305−307とスロ
ット408−410との間の摩擦によって決定される。
【0032】 図6は、過度な力が(図6には示されない)アーム210に印加されるとき、
ハンドル103を回転させないように、回転ホイール302から外れるギアホイ
ール308を示している。600で示される方向のトルクが(図6には示されな
い)アーム210に印加され、これによりギアホイール308は600で示され
る方向に回転する。コイルばね320は力601をギアホイール308に印加し
、(図6では歯306として示される)歯305−307を回転ホイール306
の(図6ではスロット408として示される)係合するスロット内に固定する。
600で示される方向のトルクの結果生じる力は、力601と摩擦力の和より大
きい。力601と摩擦力より大きな力であるために、歯306がスロット408
の壁421に沿って607で示される方向にスライドする。歯306がスライド
してスロット408から外れると、リセット傾斜部407は604で示される方
向に上にスライドするように歯306をガイドする。壁421には力がまったく
印加されないので、回転ホイール302は回転しない。トルクがアーム210に
印加されなくなると、ばねコイル320は本体308に力601を印加して、歯
306が605で示される方向にスライドしてスロット408内に入る。
【0033】 上のように開示した実施例は、本発明の分離レバーの好ましい典型的な実施例
の1つである。具体的な実施例をここで開示したが、当業者であれば、文字通り
、あるいは、等価の原則によって以下の特許請求の範囲内にある別の分離レバー
を設計することができるであろうと思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、典型的な商業的に入手可能なテープ・ドライブを図示する。
【図2】 図2は、テープ・ドライブに固着された分離レバーの好適な例示的実施例 を図示する。
【図3】 図3は、本発明の好適な例示的実施例の第1側部からの分解斜視図を図示する
【図4】 図4は、前記好適な例示的実施例の第2側部からの分解斜視図を図示する。
【図5】 図5は、テープ・ドライブの旋回ロッドを回転するために必要とされる力が前
記好適な例示的実施例に付与された際の、該好適な例示的実施例の動作を図示す
る。
【図6】 図6は、旋回ロッドを回転するために必要とされる力を上回る力が前記好適な
例示的実施例に付与された際の、該好適な例示的実施例の動作を図示する。
【符号の説明】
100 テープ・ドライブ 101 テープ・ベイ 102 テープ受け入れコンポーネント 103 ハンドル 106 旋回ロッド 107 ソレノイド・ロック・アセンブリ 110 回転軸線 200 分離レバー 210 アーム 302 回転ホィール 304 レバー・アセンブリ 320 コイル・スプリング
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月9日(2000.6.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 [発明の分野] 本発明は、自動化データライブラリーにおけるテープ駆動体の使用法に関わる
。さらに特定的には、本発明は、ロボット・アームによるテープ駆動体ハンドル
の操作を容易にするための機構に関する。さらにさらに特定的には、本発明は、
手動または、ロボット・アームによる過度の力が、テープ駆動体を損傷するのを
防止する機構に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 [課題] 市販のテープ駆動体、例えば、マサチューセッツ州シュリュースベリー、クォ
ンタム(Quantum)社の2000、4000または7000シリーズ・テ
ープ駆動体は、内部にテープ受納区画を持つドライブベイを備える。1個のハン
ドルがあって、これにより、前面から、テープ受納区画への接近が可能となり、
同テープ駆動体へテープカートリッジを挿入したり、また、同駆動体からテープ
カートリッジを排除することができるようになる。このハンドルは、支軸ロッド
に付属し、同支軸が回転すると、開放位置と閉鎖位置の間にトッグルする。開放
位置においては、ハンドルは、テープ受納区画への接近を許すので、テープカー
トリッジが挿入、または、排除される。閉鎖位置においては、ハンドルは、テー
プ受納区画への接近を阻止するので、テープを排除、または、挿入することはで
きない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 テープカートリッジを挿入するためには、支軸ロッドが回転し、ハンドルを開
放位置に移動する。テープカートリッジは、ユーザーによって、前記区画の中に
挿入される。次に、ハンドルは、閉鎖位置に移動される。この時、内部の駆動成
分を動かし、テープカートリッジのテープスプールのロックを解除して、駆動モ
ーターをこのテープスプールに嵌合する。次に、テープ駆動体は、カートリッジ
の中のテープにたいし、また、同テープから、所期の全ての読み取り・書き込み
操作を実行・完了する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 テープにたいする読み取り、および、書き込み操作の際に、内部回路によって
制御される通例のソレノイド・ロック組み立て体が、ハンドルを閉鎖位置にロッ
クして、テープカートリッジが不都合な時点で排除されることがないよう防止す
る。読み取り・書き込み操作が完了すると、内部回路は、ソレノイド・ロック組
み立て体のロックを解除し、ハンドルはいつでも開放位置へ移動できる態勢とな
る。テープカートリッジを排除するために、ハンドルは、開放位置に移動される
。ハンドルの移動によって、テープカートリッジは、テープ受納区画から排出さ
れる。このテープカートリッジは次に、テープ駆動体から排除して、別のテープ
カートリッジと交換することもできる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 手動使用の場合、テープ駆動体ハンドルの開放・閉鎖は通常問題とはならない
。ユーザーは、ハンドルを、閉鎖位置から開放位置へ移動し、テープを挿入し、
テープ駆動体を閉鎖する。テープ駆動体が読み取り・書き込み操作を完了すると
、ユーザーは、ハンドルを開放位置に移動し、テープを排除する。データ保存ラ
イブラリーにおいて、ロボットアームが、ハンドルを、開放位置と閉鎖位置の間
をトッグルするのが問題となる。特に問題となるのが、テープ駆動体の構造が、
ロボットアームがハンドルを移動させるのに必要な動きに干渉することである。
ロボットアームによるハンドルの動きを疎通するための一つの方法は、支軸ロッ
ドに共軸的にレバーを付属させることである。レバーは、テープ駆動体から外方
に延びる。これによって、ロボットアームは、より限られたスペースでハンドル
を動かすよう操作することが可能となる。ロボットアームがこのレバーを回転し
、レバーが、支軸ロッドを回転させ、さらに、ハンドルを移動させる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 ロボットアームが、または、レバーを介してハンドルを操作する人が、レバー
に過度の力を加える可能性のあることが問題である。過度の力は、支軸ロッド、
ハンドル、または、テープ駆動体の別の内部部品を損傷する可能性がある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 人が、または、ロボットアームが過度の力をレバーに加える可能性のある一つ
の実例として、ハンドルが、ソレノイドロック組み立て体によってロック位置に
置かれる場合がある。閉鎖位置におけるハンドルのロックは、テープ駆動体を手
動で使用している場合には通常問題にならない。ロックされたハンドルを回転さ
せようとしたユーザーは、ロックの抵抗を感じて、ハンドルを回転させようとす
る試みを止める。これによって、ユーザーは、支軸ロッドや、他の内部回路を損
傷することから免れる。通常、ロボットアームは、一つの作業を完了するために
、ある一連の動作を実行するようにプログラムされてはいるが、抵抗を感じたり
、抵抗に反応するようにはプログラムされてはいない。ハンドルが、ソレノイド
ロック組み立て体によって閉鎖位置にロックされていて、ロボットアームがその
ハンドルを動かそうとしている場合、ロボットアームは、ロックの抵抗に打ち勝
ち、プログラムされた動作を完了するために、レバーにたいする力を増加させる
。同様に、付属レバーは、支軸ロッドにたいして、手動操作の場合のハンドルの
作用よりも、さらに大きな梃子の作用を加える。その結果、オペレーターは、知
らずに、極めて大きな力を支軸ロッドに加える可能性がある。この大きな力が、
支軸ロッドや、テープ駆動体の他の内部部品を損傷する可能性がある。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 ドア・ハンドル機構の分野においては、ドアハンドルをロック機構に結合する
のに使用されるものとして、従来から多数の機構がある。例えば、米国特許4,
773,240、5,619,874、5651,280、1,910,125
および4,675672はすべて、ドア開放機構に接続したドアハンドルから成
る解除性レバーを開示している。この解除性レバーは、最大ある特定量までの力
がレバーに加えられた場合、基盤とレバー組み立て体を強制的に嵌合させるバネ
を含む。この機構は、前記特定量を上回る力がレバーに加えられると、基盤を、
レバー組み立て体から解除する。しかしながら、ロボット系や、テープ駆動系の
分野においては、ロボットによるカートリッジ操作機構が導入されるまでは、手
動性テープ駆動体には従来問題は認められなかった。このような工学技術の結合
によって今や、ロボットアームがテープ駆動体ハンドルを動かすのを可能としな
がら、また一方で、ロボットアームが、テープ駆動体のハンドルに過度の力を加
えないよう防止する機構にたいする需要が生ずるに至った。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 [解決法] 上記の問題は解決され、下記のようなテープ駆動体を設けることによって、従
来技術分野において進歩がもたらされた。すなわち、テープ駆動体のハンドルを
、開放位置と閉鎖位置の間に移動させる機構であって、その際、この機構の支軸
ロッドは、解除性レバーに共軸的に結合する。もしも解除性レバーに加えられる
力の量が、あらかじめ定められた量以下であれば、この解除性レバーは、支軸ロ
ッドに嵌合し、支軸ロッドを回転させる。支軸の回転は、ハンドルを、開放位置
と閉鎖位置の間にトッグルさせる。もしもレバーに加えられる力があらかじめ定
められた量を越えたならば、解除性レバーは、ハンドルの支軸ロッドから外れて
、傷害がテープ駆動機構に及ぶのを防止する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 この解除性レバーは、バネによって強制的に嵌合させられた基盤とレバー組み
立て体とを含む。この基盤は、ハンドルの支軸ロッドに共軸的に結合し、レバー
組み立て体は、基盤に共軸的に取りつけられる。テープ駆動ハンドルの位置をト
ッグルするためには、力をレバー組み立て体に加えて、支軸ロッドを回転させる
。レバーに加えられた力が特定量を越えた場合、レバー組み立て体は基盤から外
れ、外れたレバーは自由に回転して、基盤を回転させない。基盤は回転させられ
ないのであるから、支軸ロッドも回転させられず、従って、テープ駆動体にたい
する損傷が防止される。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 ある好ましい実施態様においては、基盤は回転輪であって、レバー組み立て体
は、その円周から突出する1本のアームを備える歯車である。回転輪は、共軸的
に支軸ロッドに結合する。歯車は、共軸的に回転輪に取り付けられる。歯車は、
基盤に向かう歯車表面の突起によって定められる歯を持つ。各歯は、歯車の放射
方向に二つの側面を持つ。歯の2側面の各々は、上内方に傾斜しており、この歯
の側面にランプ(レベルの異なる2平面を結ぶ斜面)を定める。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 回転輪は、歯車に向かう面にスロットを持つ。各スロットは、歯車の第1面の
歯と噛合って、それを受納する。各スロットは、回転輪の放射方向に二つの側壁
を持つ。各々の壁は、歯の傾斜側面と同じ角度の傾斜を持つ。歯車の第2面の側
の支軸ロッドにたいして共軸的に取り付けられたコイルバネは、歯車にたいして
力を加え、歯車の歯を、回転輪のスロット内部に留まるように強制する。ある特
定量の力がアームに加えられると、歯車の歯は、回転輪のスロット内に留まった
ままなので、回転輪を回転させることになる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 回転輪は、支軸ロッドを回転し、これが、テープ駆動体のハンドルをトッグル
する。十分な力を越える力が軸に与えられると、摩擦力とコイルスプリングの力
が克服され、歯の傾斜側面が、スロットの傾斜壁を滑り上って、同レバー組み立
て体を基盤から解除する。これによって、レバー組み立て体は、支軸ロッドの軸
周囲に、基盤や支軸ロッドを回転させることなく、自由に回転可能となる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 この解除性レバーはさらに、過剰な力がレバーのアームにもはや加えられない
場合は、レバーをリセットするための、リセット・ランプを備えてもよい。この
好ましい実施態様では、回転輪は、各スロットの一端から上方に斜めに延びる突
起によって定められるリセット・ランプを備える。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 歯車の歯が、噛合っていたスロットから外れると、歯は、歯車が回転するにつ
れて、リセット・ランプに沿って上方に滑る。過度の力がもはやアームに加えら
れなくなると、歯車の歯は、リセット・ランプの上を下方に滑り、先に噛合って
いたスロットに収まる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 図6は、過度な力がアーム210(第6図には図示せず)に加えられ、歯車3
08を方向600に回転させる。コイルスプリング320は、力601を歯車3
08に加え、歯305−307(第6図では歯306に代表させる)を、回転輪
302の噛合うスロット(第6図ではスロット408に代表させる)中に安定さ
せる。方向600のトルクによって生ずる力は、力601と摩擦力の合計よりも
大きい。力601と摩擦が克服されると、歯306は、スロット408の壁42
1にそって方向607に向かって滑らせられる。歯306が滑って、スロット4
08から外れると、リセット・ランプ407が歯306を導いて、方向604に
沿って上方に滑らせる。力は壁421に加えられないので、回転輪は回転しない
。トルクがもはやアーム210に加えられなくなると、スプリングコイル320
は、歯車体308に力601を加え、これによって、歯306は、方向605に
沿って滑らされ、スロット408に収まる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 通例の、市販のテープ駆動体を示す。
【図2】 テープ駆動体付属の解除性レバーの好ましい実施態様を示す。
【図3】 本発明の好適な例示的実施例の第1側部からの分解斜視図を図示する。
【図4】 前記好適な例示的実施例の第2側部からの分解斜視図を図示する。
【図5】 テープ・ドライブの旋回ロッドを回転するために必要とされる力が前記好適な
例示的実施例に付与された際の、該好適な例示的実施例の動作を図示する。
【図6】 旋回ロッドを回転するために必要とされる力を上回る力が前記好適な例示的実
施例に付与された際の、該好適な例示的実施例の動作を図示する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ ポール マネス アメリカ合衆国 80003 コロラド州 ア ーバダ アメス ストリート 7571 Fターム(参考) 5D094 AA17 AB05 BD04 BD05 BD09 EB02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザがテープカートリッジの挿入、取り外しできるように
    動作可能なテープ駆動装置のハンドルを作動するための機構に固定される分離レ
    バーであって、 前記機構に結合するベースと; レバーアセンブリと; 所定量の力が前記レバーアセンブリに印加されると前記機構を移動するために
    前記ベースを前記レバーアセンブリに係合するための手段と; 前記所定量の力を超える力が前記レバーに印加されると前記レバーアセンブリ
    の前記ベースとの係合を解除するための手段とを備える分離レバー。
  2. 【請求項2】 前記ベースは、前記機構に同軸状に結合する回転ホイールで
    あり、前記係合するための手段は: 前記回転ホイール上に同軸状に取り付けられる前記レバーアセンブリの一端にあ
    るギアホイールと; 前記ギアホイールから延びるアームと; 前記回転ホイールと前記ギアホイールの並列する表面と; 前記並列する表面の第1の表面の突起によって定義される複数の歯と; 前記回転ホイールの前記並列する表面の第2の表面の複数のスロットとを備え
    ; 前記複数のスロットはそれぞれ、前記歯の1つを受け取るために前記複数の歯
    の1つと係合することを特徴とする請求項1に記載の分離レバー。
  3. 【請求項3】 前記係合を解除するための手段は: 前記並列する表面の第1の表面の放射方向にあり、ある角度で内側上方に傾斜す
    る第1と第2の側面を有する前記複数の各歯と; 前記過度な力が前記レバーに印加されると前記突起がスライドして前記スロット
    から外れるようにするために、前記並列する表面の前記第2の表面の放射方向に
    あり、前記歯の前記第1と第2の側面の前記角度に等しい傾斜をなす第1と第2
    の壁を有する前記複数のスロットの各スロットとからなることを特徴とする請求
    項2に記載の分離レバー。
  4. 【請求項4】 前記係合手段はさらに: 前記並列する表面の前記第2の表面の突起によって定義される複数のリセット傾
    斜部を備え; 前記リセット傾斜部のそれぞれは、前記過度な力が減少した後、前記複数の歯の
    前記1つを前記スロットに戻すために、前記スロットの1つの端から上方に傾斜
    していることを特徴とする請求項3に記載の分離レバー。
  5. 【請求項5】 前記係合手段はさらに、 前記本体が前記ベースと係合する位置になるように前記レバーアセンブリを一
    方に片寄らせるための手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の分離レバ
    ー。
  6. 【請求項6】 前記レバーアセンブリは: 本体から延びるアームと; 前記アーム上にあって、ロボットハンドが前記アームに力を印加できるように前
    記ロボットハンドを受け取るための手段とを備えることを特徴とする請求項1に
    記載の分離レバー。
  7. 【請求項7】 前記ロボットハンドを受け取るための前記手段は: 前記アームから下方向に突出する第1の指と; 前記アームから前方外側方向に突出する第2の指と; 前記ロボットハンドが前記アームに印加する力を減少させるための前記第1と第
    2の指の間にある曲線状のカミング面とを備え; 前記ロボットハンドは、前記第1の指で前記軸と係合し、前記軸を前記本体を中
    心に回転させるために前記カミング面に沿って上方向に前記第2の指まで移動し
    、前記ロボットハンドが前記第2の指を通ると前記軸との係合が解除されること
    を特徴とする請求項6に記載の分離レバー。
  8. 【請求項8】 開位置と閉位置の間でテープ駆動装置のハンドルにトグルを
    つける旋回ロッドを回転させるための分離レバーであって、 前記旋回ロッドに同軸状に結合する回転ホイールと; 前記回転ホイールの第1の表面内にあり、前記回転ホイールの放射方向にあっ
    て、ある角度で傾斜する第1と第2の壁をそれぞれ有する、複数のスロットと; 前記回転ホイール上に同軸状に取り付けられるギアホイールから円周方向に突
    出するアームを有するレバーアセンブリと; 前記ギアホイールの第1の表面の突起によって定義され複数の歯と; 所定量の力が前記アームに印加されると前記歯が前記ハンドルを動かし、所定
    量の力を超える力が前記アームに印加されると前記歯がスライドして係合スロッ
    トから外れるように、前記複数の歯のそれぞれは、前記回転ホイール上の前記ス
    ロットの1つに係合して、前記ギアホイールの放射方向にあり、前記角度で傾斜
    する第1と第2の側面を有している; 前記回転ホイールに対して前記ギアホイールを一方に片寄らせ、前記ギアホイ
    ール上の前記複数の歯が前記回転ホイール上の前記複数のスロットの内部にある
    位置におく手段とを備える分離レバー。
  9. 【請求項9】 前記過度な力が軽減されると、前記スロットに前記ギアホイ
    ールの前記歯をガイドするために、低部が前記スロットのそれぞれの端に隣接し
    た状態で傾斜する、前記回転ホイールの前記第1の表面の突起によって定義され
    る、前記回転ホイールの前記第1の表面の複数のリセット傾斜部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項8に記載の分離レバー。
  10. 【請求項10】 前記一方に片寄らせる手段は: コイルばねと; 前記ギアホイールの第2の側面上にあって、前記コイルばねを受け取るための開
    口部と; 前記コイルばねの適切な張力を保つための保持リングとを備えることを特徴とす
    る請求項9に記載の分離レバー。
  11. 【請求項11】 前記一方に片寄らせる手段はさらに、 前記コイルばねと前記保持リングとの間での回転運動を可能にするワッシャとを
    備えることを特徴とする請求項10に記載の分離レバー。
  12. 【請求項12】 前記アームは: 前記ギアホイールから円周方向に突出する第1の端部と;ロボットハンドを前記
    アームの第2の端部に係合させるための手段とを備えることを特徴とする請求項
    8に記載の分離レバー。
  13. 【請求項13】 前記ロボットハンドを受け取るための手段は; 前記アームから下方向に突出する第1の指と; 前記アームから前方外側方向に突出する第2の指と; 前記ロボットハンドが印加する力を軽減するための前記第1と第2の指との間に
    ある曲線状のカミング面とを備えることを特徴とする請求項12に記載の分離レ
    バー。
  14. 【請求項14】 レバーアセンブリに印加される過度な力が駆動機構のハン
    ドルに損傷を与えるのを防ぐための方法であって、 力を前記レバーアセンブリに印加する工程と; 所定量の力が前記レバーに印加されるとベースを前記レバーアセンブリに係合
    させる工程と; 前記ベースが前記レバーアセンブリに係合すると、前記機構を前記ベースとと
    もに移動する工程と; 前記力が過度なとき、前記ベースの前記レバーアセンブリとの係合を解除する
    工程とを備える方法。
  15. 【請求項15】 前記係合工程は: 前記ベースの並列する表面の第1の表面の突起によって定義される歯と、前記レ
    バーアセンブリの本体を前記ベースの前記並列の表面の第2の表面内のスロット
    内に位置付けする工程を備えることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記係合解除工程は: 前記過度な力が前記レバーアセンブリに印加されると、前記歯をスライドさせて
    前記スロットから外す工程を備えることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記過度な力が減少すると、前記歯を前記スロットに戻す
    工程をさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記ベースとレバーアセンブリが係合する位置にくるよう
    に前記レバーアセンブリを一方に片寄らせる工程をさらに備えることを特徴とす
    る請求項17に記載の方法。
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