JP2001526160A - 抄紙機、塗工機、中間巻取り機、スリッタワインダの巻戻しスタンドにおける、もしくはウエブの処理用のあらゆる他の機器における方法および装置 - Google Patents

抄紙機、塗工機、中間巻取り機、スリッタワインダの巻戻しスタンドにおける、もしくはウエブの処理用のあらゆる他の機器における方法および装置

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JP2001526160A JP2000525326A JP2000525326A JP2001526160A JP 2001526160 A JP2001526160 A JP 2001526160A JP 2000525326 A JP2000525326 A JP 2000525326A JP 2000525326 A JP2000525326 A JP 2000525326A JP 2001526160 A JP2001526160 A JP 2001526160A
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シルボ ミッコネン、
ユッカ リンノンマア、
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、抄紙機、塗工機、中間巻取り機、スリッタワインダの巻戻しスタンドにおける、もしくはウエブの処理用のあらゆる他の機器における方法および装置に関する。外乱があると、制御された方法でウエブ(P) を、少なくとも1本のウエブガイドロール(18a)へ巻き取らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、抄紙機、塗工機、中間巻取り機、スリッタワインダの巻戻しスタン
ドにおける、もしくはウエブの処理用のあらゆる他の機器における方法に関する
ものである。
【0002】 本発明の1つの特定の対象は、連続巻戻しスタンドにおける紙継ぎの方法であ
り、巻戻しスタンドへ導入される新規マシンリール上のウエブを空になりつつあ
るマシンリールのウエブに、そのウエブを切り離したうえで、空になりつつある
マシンリールのウエブを押圧して新規マシンリールに設けた継ぎ目に接触させる
ことによって、全速で接合する。
【0003】 本発明の第2の特定の対象は、紙ウエブの塗工用の装置における方法であり、
紙ウエブを少なくとも1つの塗工部および少なくとも1つの乾燥部を通過させる
ことによって、少なくとも片側から紙ウエブを糊状物質の層で塗工し、被塗工紙
ウエブの走行を少なくとも1つのモニタ装置によってモニタし、被塗工紙ウエブ
の切離しを上記モニタ装置から送られる信号に基づいて行なう。
【0004】 本発明はさらに、抄紙機、塗工機、中間巻取り機、スリッタワインダの巻戻し
スタンドにおける、もしくはウエブの処理用のあらゆる他の機器における装置に
関するものである。
【0005】 本発明の1つの特定の対象はまた、連続巻戻しスタンドでの紙継ぎにおける装
置でもあり、巻戻しスタンドへ導入される新規マシンリール上のウエブを空にな
りつつあるマシンリールのウエブに、そのウエブを切り離したうえで、空になり
つつあるマシンリールのウエブを押圧して新規マシンリールに設けた継ぎ目に接
触させることによって、全速で接合する。
【0006】 本発明の第2の特定の対象はまた、紙ウエブの塗工用の設備における装置であ
り、紙ウエブを少なくとも片側から、その紙ウエブを少なくとも1つの塗工部お
よび少なくとも1つの乾燥部を通過させることによって糊状物質の層で塗工し、
被塗工紙ウエブの走行を少なくとも1つのモニタ装置によってモニタする。
【0007】 オフマシン塗工機では、巻戻しスタンドへ導入される新規マシンリールを空に
なりつつあるマシンリールの尾部に全速で接合する連続巻戻しスタンドが用いら
れる。近代の高速塗工機では、紙継ぎ方法は、原則として、装置の製造業者に関
係なく同一である。新規のマシンリール上のウエブの端部に、事前に継ぎ目を両
面接着テープによって準備し、その継ぎ目を接着テープ片によってリール面へ付
着する。新規マシンリールの周速を装置の運転速度に等しいレベルまで増し、そ
の後、空になりつつあるマシンリールのウエブを、例えばロールもしくはブラシ
によって押圧して上記継ぎ目に接触させる。古いウエブはその継ぎ目の上からブ
レードによって切り離す。
【0008】 巻戻しスタンドにおける紙継ぎは現行の速度(毎分1200〜1600メートル)では
問題なっている。この理由から、紙継ぎ機の運転速度は、紙継ぎの際、しばしば
低下する。高速では、マシンリールとそのリールの付近へ運ばれる紙継ぎロール
との間に位置する、いわゆる紙継ぎギャップ内に真空が生成され、この真空は新
規マシンリールが非円形であると脈動する。この真空は、古いウエブを、紙継ぎ
前でも部分的にその継ぎ目へ引き付けて接触させる傾向があり、この真空はまた
、古いウエブのフラッタリングの原因ともなる。さらに、この真空は、テープ継
ぎ目を新規のマシンリールの面から剥離させる傾向があり、その場合、新規のマ
シンリールは紙継ぎ前に開いてしまう。ウエブの走行状態を制御するためには、
紙継ぎロールにおいて曲げが必要であるが、これによってまた、紙継ぎロールを
迅速に新規マシンリールの面上へ突き当てる際のウエブの伸びが必要になる。紙
継ぎにおけるロールの突き当てに起因する張力のピークを、強度の真空効果を生
じさせる小さな紙継ぎギャップ(8〜12mm) を用いて低く保つようにする試みが成
されている。現在使用されている曲げ角度でも、問題のある張力ピークがウエブ
に生じている。運転速度が速くなるほど、さらに大きな曲げ角度が要求される。
【0009】 フィンランド特許出願第942869号では、巻戻しスタンドへ運ばれた新規マシン
リールを空になりつつあるマシンリールのウエブに全速で接続する連続巻戻しス
タンド用の紙継ぎ装置が説明されている。この紙継ぎ装置は、紙継ぎ用ロールお
よび少なくとも1つの第2のロールを有し、紙継ぎ用ロールによって、空になり
つつあるマシンリールのウエブを押圧して新しいマシンリールに配されている継
ぎ目に接触させる。紙継ぎ用ロールおよび上記第2のロールは、てこ装置へ取り
付けられ、このてこ装置は、上記ロールのシャフト間に位置する連接点によって
装着されて、紙継ぎ以前のウエブの走程および紙継ぎ中のウエブの走程が、紙継
ぎ中で上記ロールがそれぞれの基本位置にある時のウエブの長さが実質的に等し
くなるように配されている。
【0010】 高速運転で、とくに重量紙の場合、フライングスプライスには、古いマシンリ
ールの断裁尾部の制御が問題であった。紙継ぎの後に、急速に空になりつつある
リールスプールを停止させる試みが成されている。紙を空気の吹付けで制御でき
なくなるまで巻き戻してはいけない。切り離されたウエブの尾部やどのような紙
片も、紙継ぎニップから離しておく必要がある。断裁尾部がウエブ上へ至ると、
ウエブの破損の原因となる。さらに、小さな紙片も、ウエブとともに例えば塗工
部へ運ばれると、ウエブの破損の原因になる。たとえ尾部から剥離した紙片でウ
エブの破損が生じなくても、紙継ぎ後の清掃作業をしなければならない。
【0011】 このような問題の解決のために、いくつかの製造業者は、配置を上下逆にした
インバーテッド巻戻しスタンドを製造している。この逆転配置は、紙継ぎ後に断
裁尾部や剥離したどのような紙片も重力の作用でウエブから離れて落下させるこ
とを目的としている。高速(毎分1400メートルより高速)では、これさえも使い
物にならない。なぜなら、出て行くウエブの面や巻戻し中の大きなマシンリール
の面に存在する空気の流れが強く、重量の方向が無意味になるからである。
【0012】 従来から、切離しウエブの制御に関しては、送風が用いられ、これによって、
尾部を減速されるリールスプールへ案内して周回させ、その尾部および剥離した
紙片が、出てゆくウエブへ接近するのを妨げる試みが成されている。空になりつ
つあるリールスプールを機械制動装置により迅速に停止させる試みが成されてい
る。これには制動装置に大きな容量が必要であり、それによって制動装置の急激
な損耗が生じる。制動装置のブレーキパッドは頻繁に更新する必要がある。現在
、約4秒の典型的停止時間が用いられている。現在の技術では、リール停止の目
標時間は、リールスプールの速度もしくは大きさに関係なく、約1.5 秒であった
。大型機械では、そのような時間に10MWまでの制動能力を必要とした。現在、制
動装置を2か月の間隔で交換する必要のある生産機があるが、これは、なかでも
、費用面でのかなりの出費を意味する。
【0013】 印刷機によく用いられるレボルバ型の非常に細い巻戻しスタンド(幅約1メー
トル)では、断裁用ロールの手前に配した中間ロールに両面テープが用いられ、
このテープでその周囲に断裁尾部を捕捉する。紙継ぎ後、中間ロールを巻き戻し
て、人手で清掃する。このテープはロールから除去し難いが、これは各紙継ぎ工
程ごとに必要である。大型高速巻戻しスタンド(ロール径φ = 1000mm 、長さ80
00mm)では、そのようなテープの取付けおよび人手清掃は直接は不可能である。
なぜなら、各紙継ぎ工程の間には必要な人手清掃の充分な時間がないからである
【0014】 紙ウエブの塗工用機械では、先ず糊状物質の層を紙ウエブへアプリケータ装置
によって塗工し、その後、塗工をそのバックアップロールに対向するドクタブレ
ードよって平滑化する。
【0015】 フィンランド特許第93,665号では、塗工および平滑化自体を各工程がそれ自身
の支持面を持つように配設した紙ウエブの塗工方法および装置が説明されている
。それらの支持面のうち少なくとも後方のものは、ウエブを駆動し、もしくは少
なくとも実質的にウエブと同速度で移動する。それぞれの独立した支持面によっ
て、各保持点の間に位置するウエブの張力を調整し、各保持点の間のウエブにお
ける有害な袋状部の発生、すなわち弛みを防止することができる。
【0016】 フィンランド特許第94,883号では、機械パルプを含有する薄手の印刷用紙ウエ
ブの両面塗工に関する方法および装置が説明されている。この従来技術の方法で
は、ウエブの第1の側を第1の塗工部によって塗工し、第1の塗工層を少なくと
も部分的に乾燥設備によって乾燥し、ウエブの第2の側は、第1の側の乾燥後に
第2の塗工部によって塗工し、第2の塗工層を少なくとも部分的に第2の乾燥設
備によって乾燥する。第1および第2の塗工層は、必要量の塗工剤をフィルムロ
ールの面へ塗布することによって作られ、この面から塗工剤をバックアップロー
ルとフィルムロールとの間のニップにおいてウエブへ転写する。乾燥設備は赤外
線乾燥装置および乾燥用シリンダで構成することができる。
【0017】 周知のように、紙ウエブ塗工機では、エアドライヤ、すなわち空気式ウエブ乾
燥機も用いられている。
【0018】 塗工機にて行なわれるウエブ損紙の清掃には、作業チームに充分な時間が必要
であり、生産上の損失が発生する。ウエブ損紙の清掃は主として次の作業手順か
ら成る。 ・機械からの、とくに各空気式ウエブ乾燥機の間からの損紙の清掃。 ・塗工部の洗浄。
【0019】 ゴム塗工バックアップロールを損傷する可能性のあるウエブのバックアップロ
ールへの巻取りを回避できるようにするために、塗工機には、典型的には、ウエ
ブ破損モニタシステムおよび各塗工部の手前のカッタブレードが設けられる。そ
れが正しく作動していれば、このシステムでバックアップロールが保護されるが
、そうでないと、場合によっては、ウエブ破損モニタを行なわない場合よりさら
に多数の紙片を機械から除去することになる。これは、カッタブレードでウエブ
切離し後、ウエブ張力が零にまで低下し、その関係で自由尾部が両側へ移動し易
く、フレームに当たると切れ、その場所、たとえば空気式ウエブ乾燥機の内側に
残留することに起因する。ウエブの制御が失われる同様な状態は、ウエブ破損の
時、もしくはウエブが意図的に切断した時にも、とりわけ中間巻取り機、スリッ
タワインダでは、また場合によっては抄紙機でも、発生する。
【0020】 本発明は、抄紙機、塗工機、中間巻取り機、スリッタワインダの巻戻しスタン
ドにおける、もしくは有害な外乱が発生することのある他のウエブの処理用機器
における従来技術の方法および装置を改善することを全体的な目的とする。
【0021】 本発明は、連続巻戻しスタンドにおける紙継ぎの従来技術の方法および装置を
改善することを具体的な目的とする。
【0022】 本発明は、従来技術の方式で発生している多数の不利な要因を解消した連続巻
戻しスタンドにおける紙継ぎの方法および装置を提供することをより具体的な目
的とする。
【0023】 本発明は、紙ウエブ塗工機における従来技術の方法および装置を改善すること
を第2の具体的な目的とする。
【0024】 本発明は、ウエブの破損による損紙量の実質的削減を可能にする方法および装
置を提供することをより具体的な目的とする。
【0025】 本発明による方法は、外乱があると、制御された方法でウエブを少なくとも1
本のウエブガイドロールへ巻き取らせることを特徴とする。
【0026】 本発明による方法は、空になりつつあるマシンリール上のウエブの切り離され
た終端部をカッタブレードの手前に位置する中間ロールへ、上記中間ロールを巻
戻し速度で回転させながら吸引によって付着させることを特徴とする。
【0027】 本発明による第2の方法は、モニタ装置から送られた信号により制御して、切
り離されたウエブを塗工設備内にあるピックアップロールへ制御された方法で巻
き取らせることを特徴とする。
【0028】 本発明による装置は、少なくとも1本のウエブガイドロールを有し、その周囲
にウエブを外乱時に制御された方法で巻き取らせることを特徴とする。
【0029】 本発明による装置は、カッタブレードの手前に配された中間ロールを有し、こ
の中間ロールは、ウエブの切り離された終端部の巻取りを上記中間ロール上へ、
上記中間ロールを巻戻し速度で回転させながら行なう手段を有することを特徴と
する。
【0030】 本発明によれば、とりわけ、古いリールスプールを迅速に停止させる必要性、
すなわち従来技術方式の特徴が回避され、その場合、制動装置の摩耗が大きくな
らず、対応する大きな、もしくは効率的な制動装置を必要としない。
【0031】 塗工設備に関連した本発明による装置は、ピックアップロールを含み、これは
、切り離されたウエブを上記ピックアップロールへ巻き取らせる手段を有するこ
とを特徴とする。
【0032】 本発明の好ましい実施例によれば、ピックアップロールは、オフマシン塗工機
では、塗工部の手前、および/またはエアドライヤの後に配される。
【0033】 本発明の最も一般的な実施例では、抄紙機、塗工機、中間巻取り機、スリッタ
ワインダの巻戻しスタンド、もしくはウエブを処理するあらゆる他の装置には、
少なくとも1本のウエブガイドロールが用いられ、その周囲にウエブを外乱時に
制御された方法で巻き取らせる。このウエブガイドロールは望ましくはサクショ
ンロールである。ウエブガイドロールに関連して、必要な場合、例えば翼形ボッ
クスを取り付けることができる。ウエブガイドロールの近辺には、ウエブガイド
ロールの実質的に全幅にわたって幅方向に延びる板様部材を配設することが好ま
しい。この板様部材は望ましくは、到来するウエブの走行方向にウエブの走行路
から一定の距離をおいて延びる第1の板部分を有する。この板様部材はまた望ま
しくは、ウエブガイドロールの面に沿ってウエブガイドロールから一定の距離を
おいて延びる第2の板部分を有する。板様部材には穴を設けて、空気流が板様部
材を通り抜けるようにすることができる。
【0034】 本発明の好ましい実施例によれば、カッタブレードの手前に中間ロールが設け
られ、これは、ウエブの断裁終端部を中間ロールへ、その中間ロールを巻戻し速
度で回転させながら付着させる部材を有している。本発明の好ましい実施例では
、この中間ロールはサクションロールであり、その中へ真空が紙継ぎに関連して
送り込まれる。このサクションロールにおける吸引は、実質的にリール交換時に
のみ行なうことができ、または、一定のわずかな真空をサクションロール内に維
持してウエブの走程を安定させ、実質的にリール交換時にサクションロールは強
い吸引を受ける。
【0035】 サクションロール付きの実施例を最も有利に完成して、不変の真空をサクショ
ンロールに設定し、この真空は、リール交換の場合に尾部をロールの周囲に吸引
するのに十分であるが、正常走行中にウエブを切り離したり、ウエブの走程に妨
害作用を及ぼしたりしないようにすることができる。
【0036】 本発明の第2の好適な実施例では、接着作用を増大させる流体をカッタブレー
ドの手前に位置する中間ロールへ塗布する。そのような湿潤用ジェットによって
、ウエブの断裁終端部は中間ロールへしっかりと付着する。空になりつつあるマ
シンリールのリールスプールは、制動発生器および/または機械制動によって制
御しながら減速して、ウエブの断裁終端部が空のマシンリールのリールスプール
へ、例えば2次巻取り駆動装置によって巻き返るようにすることができる。機械
制動装置を小型巻戻しスタンドにだけ用いる。制動発生器は最も有利な解決策で
あり、これに関連してセンタドライブが制動装置として機能する。
【0037】 本発明の他の好適な実施例によれば、カッタブレードの手前に配された中間ロ
ールに関連して、翼形ボックスが配設され、これによって、ウエブの切り離し後
、その切り離されたウエブの終端部を中間ロールへ巻き取らせる。断裁終端部は
、中間ロールに関連して設けられた翼形ボックスによって、かつ上記ボックス内
に配設された空気送風手段によって案内されて、ウエブ端部がカッタブレードの
手前にある中間ロールへ、上記中間ロールが巻戻し速度で回転しながら巻き取ら
れるようにする。
【0038】 中間ロールの面の付近には、ロールの回転方向および搬送面に好ましくは平行
な空気ジェットが配設され、この搬送面は、一定の距離にわたってロールの周囲
を、望ましくはほとんどウエブ切離し点の近くからロールとウエブの間のニップ
の付近へ延びている。好ましくは、カッタブレードの隣の翼形ボックス内に提供
される空気ジェットによって、断裁尾部は、コアンダ効果で翼形ボックスと中間
ロールとで形成された空間へ、さらに中間ロールの周囲へ案内される。
【0039】 本発明では、ウエブ破損モニタシステムから受ける信号の利用を実現して、モ
ニタ装置から受けた信号に基づいて、ウエブの断裁の他に、制御インパルスを、
例えばロールに設けたアクチュエータなどの何らかのアクチュエータに送り、こ
れによって、切り離されたウエブを制御された方法でロールへ巻き取らせること
ができる。本発明による方式では、ウエブ破損を有利に検出して、(1対の)光
電素子によって間からウエブが「消えている」ことを検出し、および/またはウ
エブの張力の測定によりウエブ張力が「失われている」ことを検出するようにす
る。本発明による方法および装置では、切り離されたウエブの自由終端部もしく
は尾部は、カッタブレードの前に配された紙ガイドロールに巻き取られ、その場
合、ウエブは、例えば断裁に関連して、例えば空気式ウエブ乾燥機内に残留せず
、したがって塗工機を清掃するのが容易になる。ロールに巻き取られたウエブを
ロールから巻戻して、直接、例えば損紙コンベア上へ、もしくはパルパーの中へ
送ることもでき、ウエブの損紙を非常に迅速な清掃で除去することができる。本
発明を実現することによって、例えば、製紙工場において、ウエブ裂断回数が少
なくなる点で、あるいは本発明によって従来技術におけるより少ない人数の作業
班で塗工機を運転できるという形で、年間数百万フィンランドマルカの節減が得
られる。
【0040】 オフマシン塗工機では、ウエブ裂断点の手前に配されたピックアップロールに
ウエブを巻き取り、ロールより手前にある機械部が制御された方法で減速されて
ウエブが全部残っていれば、除去すべき損紙は非常に少量となる。そのような場
合、ウエブは巻戻しスタンドに全部残留し、これによって、かなり生じる損紙の
量が低減する。裂断後、ウエブは巻戻しスタンドへ巻き返すことができ、または
制御された方法で、例えば基部へ巻き戻すことができる。
【0041】 ピックアップロールとして、有利には、本出願人のフィンランド特許出願第97
4417号(1997年12月4日出願)に記載のロール方法を用いることができる。
【0042】 本発明の好ましい実施例では、ピックアップロールはサクションロールであり
、その中へ強度の真空が実質的にウエブの断裁時に送り込まれる。
【0043】 本発明の第2の好適な実施例では、一定のわずかな真空をサクションロール内
に維持してウエブの走行を安定させ、実質的にウエブの断裁時に強度の真空をサ
クションロールへ送り込む。
【0044】 本発明の第3の好適な実施例では、不変に設定されている真空をサクションロ
ール内に維持し、この真空は、ウエブ断裁時にその切り離したウエブをサクショ
ンロールの周囲に吸引するのに充分であるが、正常な走行中にはウエブを裂断さ
せたり、ウエブの走程に妨害作用を及ぼしたりしない。
【0045】 本発明の第4の好適な実施例によれば、接着力を増大させる湿潤用ジェットを
ピックアップロールに与える。このような湿潤用ジェットによって、切り離され
たウエブはピックアップロールへしっかりと付着される。
【0046】 本発明の第5の好適な実施例によれば、切り離されたウエブは、ピックアップ
ロールに関連して設けられた翼形ボックスによって、また上記ボックス内に設け
られた空気送風手段によって案内されて、カッタブレードの手前に配されたピッ
クアップロールへ巻き取られる。ピックアップロールの面の近辺には、ピックア
ップロールの回転方向および搬送面に平行な空気ジェットが配設され、この搬送
面は、一定の距離をピックアップロールの周囲へ延びている。カッタブレードに
最も近接して配された空気ジェットによって、切り離されたウエブは、コアンダ
効果により翼形ボックスおよびピックアップロールで形成された空間へ、さらに
ピックアップロールの周囲へ案内される。
【0047】 添付図面の各図に示す本発明のいくつかの実施例を参照して、本発明を詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されないものとする。
【0048】 図Aに示す従来技術の方式では、空になりつつあるマシンリールを参照番号11
で、紙継ぎロールを参照番号12a で、紙ガイドロールを参照番号17で、そして新
規マシンリールを参照番号13で示す。ウエブPはカッタブレード15により切り離
される。紙継ぎ後、ウエブは塗工機(図示せず)へ走行する。ウエブの塗工機へ
の走程は文字Wで示す。参照番号20は制動装置を示す。参照番号16は、送風ジェ
ットc1およびc2を当てる送風装置を示す。これらの送風ジェットc1およびc2によ
って、ウエブPの断裁終端部、すなわち尾部P'を空になりつつあるマシンリール
11のリールスプールの周囲へ持ち上げ、紙片が紙継ぎ用ニップの中への侵入する
のを妨げる試みがある。この従来技術を表わす図Aは、従来技術の紙継ぎ方式に
おける紙継ぎ後の状態を示している。
【0049】 本発明による方法および装置の好適な実施例を図1A、1Bおよび1Cに示す。図1A
は紙継ぎ前の巻戻しを示し、図1Bは紙継ぎ工程を示し、図1Cは紙継ぎ後の状態を
示す。図1A〜1Cでは、テープ継ぎ目を参照番号14で、カッタブレードを参照番号
15で示す。空になりつつあるマシンリール11の回転方向を矢印aで、新規のマシ
ンリールの回転方向を矢印bで示す。
【0050】 本発明による方法では、カッタブレード15の手前に中間ロール18が配され、こ
れは、図1A〜1Cに示す実施例ではサクションロール18a である。図1Bから分かる
ように、断裁ウエブP'は、中間ロールに、すなわち本実施例ではサクションロー
ル18a に巻き取られる。古いウエブ、すなわち切り離されたウエブP'は、空にな
ったマシンリール11のリールスプール11a へ返されて巻き付けられ、これに接続
されたリールスプールは、図1Cに示すように矢印dで示す方向に回転する。
【0051】 図2に示す実施例では、中間ロール18として中間ロール18b が用いられ、その
面上に接着作用を増大させる流体がある。図2では、この接着作用を増大させる
流体の供給は、望ましくは湿潤用ジェットであり、参照番号19で示す。他の点で
は、図2に示す実施例の作動方式は図1A〜1Cに示す実施例と全く同じである。
【0052】 図3に示す実施例では、カッタブレード15の手前に配されている中間ロール18
に関連して翼形ボックス21が配設され、これによって、ウエブの断裁で切り離さ
れたウエブの終端部P'は中間ロール18へ巻き取られる。断裁終端部P'は、中間ロ
ール18に関連して配設された翼形ボックス21によって、また上記ボックス内に配
設されている空気送風手段22a 〜22d によって案内されて、カッタブレード15の
手前に配されている中間ロール18へ、その中間ロール18を巻戻し速度で回転させ
ながら、巻き付けられる。参照番号23は供給路を示し、これを通して空気が翼形
ボックス21へ送り込まれる。
【0053】 図3に示すように、中間ロール18の面の付近には、中間ロール18の回転方向お
よび搬送面21a に平行な空気ジェット22a 〜22d が取り付けられ、この搬送面は
、一定の距離を中間ロール18の周囲へ、望ましくはほとんどウエブ断裁点の近く
から中間ロール18とウエブの間のニップNの付近へ延びている。好ましくは、翼
形ボックス21内でカッタブレード15に最も近接して配されている空気ジェット22
a によって、断裁尾部P'は、コアンダ効果により翼形ボックス21および中間ロー
ル18で形成される空間へ、さらに中間ロール18の周囲へ案内される。
【0054】 図1A〜1C、図2および図3に示す実施例では、例えばフィンランド特許出願第
942869号に記載の紙継ぎ装置を用いることもでき、これには、紙継ぎ用ロール12
a に加えて少なくとも1つの第2のロール12b がある。
【0055】 図4および図5に示す実施例では、巻戻しスタンドは全体を参照番号10で示す
。ウエブPは、マシンリール11からガイドロール12を越えて塗工部へ送り込まれ
、塗工部は全体を参照番号14で示す。塗工部14の手前には測定用ビーム13があり
、これはウエブPモニタシステムを有している。ウエブPの裂断点を参照番号16
で、またカッタブレードを参照番号17で示す。本発明によるピックアップロール
を参照番号18で、また測定用ビーム13内に設けたモニタ用セルを参照番号19で示
す。塗工部14内のバックアップロールを参照番号20で示す。塗工後、塗工された
ウエブは、塗工部14から乾燥部の中へその走行を続け、乾燥部は全体を参照番号
15で示す。本実施例では、乾燥部15は乾燥機15a、 15b、 15c を有している。さら
に乾燥部15内には、本発明による第2のピックアップロールが設けられ、上記ロ
ールは参照番号18' で示す。本実施例では、第2のピックアップロール18' は、
乾燥機15a、 15b、 15c の後に配設され、ウエブ裂断点は参照番号16' で示す。
【0056】 図4および図5に示す実施例では、ウエブPの走行は、少なくとも塗工部14の
手前、および/または乾燥部15でもモニタされる。モニタ用セル19から受けた信
号に基づいて、カッタブレード17がウエブPを切り離し、その切り離されたウエ
ブP'は、ピックアップロール18へ、そしてピックアップロール18' へそれぞれ巻
き付けられるようになされている。本発明による方法および装置では、モニタ用
セル19から受けた信号に基づいて、裁断インパルスの後に先ず、もしくは直後に
アクチュエータが制御され、このアクチュエータによって、ウエブをピックアッ
プロール18へ付着させ、したがってロールへ巻き付かせることができる。ピック
アップロール18およびピックアップロール18' の駆動はそれぞれ、不変の速度に
保つことができ、もしくは加速して、ウエブの張力を維持し、ウエブをできる限
り全部ピックアップロール18およびピックアップロール18' にそれぞれ巻き付け
ることができる。この後、ウエブは、ピックアップロール18およびピックアップ
ロール18' からそれぞれ、駆動装置を逆回転させることによって床上へ、損紙コ
ンベア上へ、もしくは直接パルパーの中へ巻き戻すことができる。
【0057】 一例として図4および図5に示す実施例において、オン/オフマシン塗工機の
第1の塗工部14におけるウエブの破断から生じる損紙の制御を説明する。ウエブ
Pが第1の塗工部14で破断されると、ウエブはその第1の塗工部14より前にある
ピックアップロールへ巻き付けられ、その場合、ウエブは巻戻しスタンド10から
右に全部残る。乾燥部15、例えば空気式ウエブ乾燥機15a、 15b、 15c の後に配さ
れているピックアップロール18' は、そのウエブを空気式ウエブ乾燥機15a、 15b
、 15c から離して収集する。
【0058】 本発明による方法および装置の好ましい実施例では、カッタブレード17の前に
ピックアップロールとして作動する紙ガイドロールがあり、これは、図6Aおよび
6Bに示す実施例ではサクションロール18a である。図6Bから分かるように、切り
離されたウエブP'はサクションロール18a に巻き付けられる。ウエブPは、サク
ションロール18a の後で(十分時間があれば)カッタブレード17によって切り離
すことができる。ウエブPが、例えば後の塗工部で破断すると、そのウエブは、
サクションロール18a 内に一定のわずかな真空が維持されていれば、サクション
ロール18a によってロールの回りへ引っ張ることができる。
【0059】 図7Aおよび図7Bに示す実施例では、ピックアップロールとして働く紙ガイドロ
ール18としてロール18b を用い、その面上には付着作用を増大させる流体がある
。図7Aおよび図7Bでは、付着作用を増大させる流体の供給は、好ましくは湿潤用
ジェットであり、参照番号21で示す。図7Bから分かるように、カッタブレード17
は望ましくは、切り離したウエブP'を押圧してロール18b に接触させるように設
けられている。
【0060】 図8Aおよび図8Bに示す実施例では、カッタブレード17の手前に配されピックア
ップロールとして作動する紙ガイドロール18に関連して、翼形ボックス22が設け
られ、これによって、ウエブPの切り離し後、切り離されたウエブP'をロール18
' へ巻き付けさせる。切り離されたウエブP'は、ロール18に関連して設けられた
翼形ボックス22と上記ボックス内に配設されている空気送風手段23a 〜23e とに
よって案内されて、カッタブレード17の手前に配されているロール18へ巻きつけ
られる。参照番号24は供給路を示し、それを通して空気が翼形ボックス22へ送り
込まれる。
【0061】 図8Aおよび図8Bに示すように、ロール18の面の付近には、ロール18の回転方向
および搬送面22a に平行な空気ジェット23a 〜23e が配設され、この搬送面は、
一定の距離をロール18の周囲へ、望ましくは実質的にウエブ切断点からロール18
とウエブの間のニップの付近へ延びている。有利には、翼形ボックス22内でカッ
タブレード17に最も近接して配されている空気ジェット23a によって、断裁ウエ
ブP'は、コアンダ効果を利用して、翼形ボックス22およびロール18により形成さ
れている空間へ、さらにロール18の周囲へ案内される。
【0062】 図9に示す板様要素30は、どのようなウエブガイドロール18にも関連して用い
ることができる。図9に示す実施例では、例えばピックアップロール18もしくは
18' の近辺に配設された板様構体は、実質的にピックアップロール全体の幅を横
切って横方向に延びている。板様要素30は、好ましくは、到来するウエブPの走
行方向にウエブの走路から一定の距離をおいて、もしくは図9に点線で示すよう
にロール18の半径方向における別なある方向に延びる部分31を有している。板様
部品30はさらに、好ましくは、ピックアップロール18もしくは18' の面に沿って
ピックアップロールから一定の距離をおいて延びる部分32を有している。いくつ
かの実際の適用では、とくにウエブの断裁をピックアップロールから一定の距離
をおいて行なう必要がある場合、カッタ装置16、 16'、 17 によって切り離された
ウエブの断裁端部はピックアップロールから離れて残り、この場合、この端部は
、ピックアップロールへ巻き付けられるウエブの閉じつつある隙間に障害となる
ことがある。とくに、比較的長いウエブの断裁端部は、破れて、ピックアップロ
ールへ巻き付けられるウエブの閉じつつある隙間へ流入することがある。ここに
提唱した板様要素30によって、この閉じつつある隙間領域が覆われ、これによっ
て、巻き取られつつある紙の各層間に形成されることのある紙の侵入が妨げられ
る。特定の適用例に応じて、板様要素30を、例えば無垢板、もしくは穿孔加工し
た板で作ることができ、その場合、この板に空気流を通すことができる。図9に
示す板様部材30に設けた穿孔は参照番号33で示し、上記穿孔を板部分31もしくは
32のいずれか一方に、または板部分31および32の両方に設けることができる。
【0063】 巻戻しスタンドでの適用例では、図9に示すような板様部材30は、望ましくは
、例えば図1Aもしくは図1Bに示すように配する必要がある。塗工機での適用例で
は、板様部材は、望ましくは、例えば図4および図5に示すように配される。
【0064】 以上、本発明のいくつかの好ましい実施例だけを説明したが、添付の特許請求
の範囲に記載する発明概念の範囲内で多数の改変を上記実施例に対して行なうこ
とができることは、当業者には明らかである。
【図面の簡単な説明】 【図A】
連続巻戻しスタンドにおける紙継ぎの従来技術の方法および装置を示す側面図
である。
【図1A、図1Bおよび図1C】 本発明による方法および装置の好ましい実施例を示す側面図である。
【図2】 本発明による方法および装置の第2の好ましい実施例を示す側面図である。
【図3】 本発明による方法および装置の第3の好ましい実施例を示す側面図である。
【図4】 本発明による方法および装置の第4の好ましい実施例を示す概略側面図である
【図5】 本発明による方法で用いられるウエブ損紙制御装置の概略側面図である。
【図6Aおよび図6B】 本発明による方法および装置の第5の好ましい実施例の側面図である。
【図7Aおよび図7B】 本発明による方法および装置の第6の好ましい実施例の側面図である。
【図8Aおよび図8B】 本発明による方法および装置の第7の好ましい実施例の側面図である。
【図9】 本発明によるウエブガイドロールの好ましい実施例の斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 リンノンマア、 ユッカ アメリカ合衆国 54914 ウィスコンシン、 アップルトン、 センチュリー コート 9 Fターム(参考) 3F064 AA01 BB01 BB18 BB21 DA01 4L055 BE03 BE04 BE20 CG03 CG27 CH04 CH05 CH30 FA20 FA22

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外乱があると、制御された方法で紙ウエブ(P) を少なくとも
    1つのウエブガイドロール(18、 18a、 18b)に巻き取らせることを特徴とする抄紙
    機、塗工機、中間巻取り機、スリッタワインダの巻戻しスタンドにおける、もし
    くは紙ウエブの処理用のあらゆる他の機器における方法。
  2. 【請求項2】 巻戻しスタンドに導入される新規のマシンリール(13)上のウ
    エブを空になりつつあるマシンリール(11)のウエブ(P) に、該ウエブ(P) を切り
    離すことによって、また前記空になりつつあるマシンリール(11)のウエブ(P) を
    押圧して前記新規のマシンリール(13)上に設けた継ぎ目(14)に接触させることに
    よって、全速で接合する連続巻戻しスタンドにおける紙継ぎ方法において、該方
    法は、前記空になりつつあるマシンリール(11)上の前記ウエブ(P) の断裁終端部
    (P')をカッタブレード(15)の手前にある中間ロール(18)に、該中間ロール(18)を
    巻戻し速度で回転させながら、吸引により接着させることを特徴とする連続巻戻
    しスタンドにおける紙継ぎ方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法において、サクションロール
    (18a) をウエブガイドロール/中間ロール(18)として用いることを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、前記サクションロール(18a
    ) へ強度の真空を実質的に外乱発生時/リール交換時に送り込むことを特徴とす
    る方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の方法において、前記サクションロール(18a
    ) において一定のわずかな真空を維持して、前記ウエブ(P) の走程を安定させ、
    前記サクションロール(18a) へ強度の真空を実質的に外乱発生時/リール交換時
    に送り込むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の方法において、不変に設定した真空を前記
    サクションロール(18a) に維持し、該真空は、前記ウエブ(P) の断裁終端部(P')
    を前記サクションロール(18a) の周囲へリール交換時に吸引するのに充分であり
    、前記真空は、正常走行中に前記ウエブ(P) を切断せず、あるいは該ウエブ(P)
    の走程を妨害しないことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 巻戻しスタンドに導入される新規のマシンリール(13)上のウ
    エブを空になりつつあるマシンリール(11)のウエブ(P) に、該記ウエブ(P) を切
    り離すことによって、また前記空になりつつあるマシンリール(11)のウエブ(P)
    を押圧して前記新規のマシンリール(13)上に設けた継ぎ目(14)に接触させること
    によって、全速で接合する連続巻戻しスタンドにおける紙継ぎ方法において、該
    方法は、前記空になりつつあるマシンリール(11)上の前記ウエブ(P) の断裁終端
    部(P')をカッタブレード(15)の手前にある中間ロール(18)に、該中間ロール(18)
    を巻戻し速度で回転させながら、接着作用を増大させる流体により接着させるこ
    とを特徴とする連続巻戻しスタンドにおける紙継ぎ方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または7に記載の方法において、接着作用を増大さ
    せる湿潤用ジェット(19)を前記ウエブガイドロール/中間ロール(18a) に与える
    ことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 巻戻しスタンドに導入される新規のマシンリール(13)上のウ
    エブを空になりつつあるマシンリール(11)のウエブ(P) に、該ウエブ(P) を切り
    離すことによって、また前記空になりつつあるマシンリール(11)のウエブ(P) を
    押圧して前記新規のマシンリール(13)上に設けた継ぎ目(14)に接触させることに
    よって、全速で接合する連続巻戻しスタンドにおける紙継ぎ方法において、該方
    法は、前記空になりつつあるマシンリール(11)上の前記ウエブ(P) の断裁終端部
    (P')をカッタブレード(15)の手前にある中間ロール(18)へ、該中間ロール(18)を
    巻戻し速度で回転させながら、前記中間ロール(18)に関連して設けられた翼形ボ
    ックス(21)によって、また該ボックス内に配設されている空気の送風手段(22a〜
    22d)によって巻き取らせることを特徴とする連続巻戻しスタンドにおける紙継ぎ
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項1または9に記載の方法において、前記ウエブガイ
    ドロール/中間ロール(18)の面の近辺には、前記中間ロール(18)の回転方向およ
    び搬送面(21a) に平行な空気ジェット(22a〜22d)を配設し、前記搬送面は前記中
    間ロール(18)周囲に一定の距離で延びていることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の方法において、前記カッタブレ
    ード(15)に最も近接して位置する空気ジェット(22a) によって、前記ウエブ(P)
    の断裁終端部(P')を前記翼形ボックス(21)および前記中間ロール(18)で形成され
    た空間へ、さらに該中間ロール(18)の周囲へ、コアンダ効果により案内すること
    を特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項2ないし11のいずれかに記載の方法において、前記
    空になりつつあるマシンリール(11)のリールスプール(11a) を緩やかに制動減速
    して、該ウエブ(P) の断裁終端部(P')が全部残るようにし、前記中間ロール(18、 18a、 18b)に均一に巻き取らせることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項2ないし12のいずれかに記載の方法において、前記
    ウエブ(P) の断裁終端部(P')を前記空になったマシンリール(11)のリールスプー
    ル(11a) へ巻き戻すことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 紙ウエブ(P) を少なくとも片側から糊状物質の層で、前記
    紙ウエブ(P) を少なくとも1つの塗工部(14)および少なくとも1つの乾燥部(15)
    を通過させることによって塗工し、該塗工する紙ウエブ(P) の走行を少なくとも
    1つのモニタ装置(19)によりモニタし、前記被塗工紙ウエブ(P) の断裁を前記モ
    ニタ装置から送られる信号に基づいて行なう紙ウエブの塗工用の装置における方
    法において、該方法は、前記モニタ装置(19)から送られる信号により制御して、
    前記切り離されたウエブ(P')を前記塗工装置内に配したピックアップロール(18)
    へ制御された方法で巻き取らせることを特徴とする紙ウエブの塗工用の装置にお
    ける方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の方法において、前記ピックアップロール
    (18 ) を前記塗工部(14)の手前に配することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載の方法において、前記被塗工紙ウ
    エブ(P) の走行を前記乾燥部(15)にてモニタし、前記乾燥部(15)の後に配した第
    2のピックアップロール(18') へ破断され/切り離されたウエブ(P')を巻き取ら
    せることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項14ないし16のいずれかに記載の方法において、前記
    ピックアップロール(18、18')の手前にある塗工機の一部を制御された方法で減速
    して、前記ウエブ(P) が全部残るようにすることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項14ないし17のいずれかに記載の方法において、サク
    ションロール(18a) を前記ピックアップロール(18、 18a) として用いることを特
    徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の方法において、強度の真空を前記サクシ
    ョンロール(18a) へ実質的にウエブ(P) の断裁時に送り込むことを特徴とする方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の方法において、一定のわずかな真空を前
    記サクションロール(18a) 内に保ち、前記ウエブ(P) の走程を安定させ、強度の
    真空を前記サクションロール(18a) へ実質的にウエブ(P) の断裁時に送り込むこ
    とを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載の方法において、不変に設定されている真
    空度を前記サクションロール(18a) 内に保ち、該真空は、前記ウエブ(P) の断裁
    時に前記切り離されたウエブ(P')を前記サクションロール(18a) の周囲へ吸引す
    るのに充分であり、前記真空は、正常走行中に前記ウエブ(P) を断裁せず、ある
    いは該ウエブ(P) の走程を妨害しないことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項14ないし17のいずれかに記載の方法において、接着
    作用を増大させる湿潤用ジェット(21)を前記ピックアップロール(18b) に与える
    ことを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 請求項14ないし17のいずれかに記載の方法において、前記
    切り離されたウエブ(P')は、前記ピックアップロール(18)に関連して設けた翼形
    ボックス(22)によって、また該ボックス内に配設した空気の送風手段(23a〜23e)
    によって案内して、前記カッタブレード(17)の手前に配された前記ピックアップ
    ロール(18)へ巻き取らせることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の方法において、前記ピックアップロール
    (18)の面の付近に、前記ピックアップロール(18)の回転方向および搬送面(22a)
    に平行な空気ジェット(23a〜23e)を配設し、該搬送面は前記ピックアップロール
    (18)の周囲へ一定の距離で延びていることを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項23または24に記載の方法において、前記カッタブレ
    ード(17)に最も近接して位置する空気ジェット(23a) によって、前記切り離され
    たウエブ(P')を前記翼形ボックス(22)および前記ピックアップロール(18)で形成
    された空間へ、さらに該ピックアップロール(18)の周囲へコアンダ効果により案
    内することを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 少なくとも1つのウエブガイドロール(18、 18a、 18b)を含
    み、外乱あると、制御された方法で該ウエブガイドロールへウエブ(P) を巻き取
    らせることを特徴とする抄紙機、塗工機、中間巻取り機、スリッタワインダの巻
    戻しスタンドにおける、もしくは紙ウエブの処理用のあらゆる他の機器における
    装置。
  27. 【請求項27】 連続巻戻しスタンドに導入される新規のマシンリール(13)
    上のウエブを空になりつつあるマシンリール(11)のウエブ(P) に、該ウエブ(P)
    を切り離すことによって、また前記空になりつつあるマシンリール(11)の前記ウ
    エブ(P) を押圧して前記新規マシンリール(13)上に設けた継ぎ目(14)に接触させ
    ることによって、全速で紙継ぎする連続巻戻しスタンドにおける装置において、
    該装置は、カッタブレード(15)の手前に位置する中間ロール(18)を含み、該中間
    ロール(18)は、前記ウエブ(P) の断裁終端部(P')の前記中間ロール(18)への巻取
    りを、該中間ロール(18)を巻戻し速度で回転させながら、行なう手段を含むこと
    を特徴とする連続巻戻しスタンドにおける装置。
  28. 【請求項28】 請求項26または27に記載の装置において、前記ウエブガイ
    ドロール/中間ロール(18)はサクションロール(18a) であることを特徴とする装
    置。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の装置において、前記サクションロール(1
    8)には実質的に外乱発生時/リール交換時に強度の真空が存在することを特徴と
    する装置。
  30. 【請求項30】 請求項28に記載の装置において、一定のわずかな真空が前
    記サクションロール(18a) 内に存在し、前記ウエブ(P) の走程を安定させ、実質
    的に外乱発生時/リール交換時に前記サクションロール(18a) には強度の真空が
    あることを特徴とする装置。
  31. 【請求項31】 請求項28に記載の装置において、不変に設定された真空が
    前記サクションロール(18a) 内に存在し、該真空は、前記ウエブ(P) の断裁終端
    部(P')をリール交換時に前記サクションロール(18a) の周囲に吸引するのに充分
    であり、前記真空は、正常走行中に前記ウエブ(P) を切断せず、もしくは該ウエ
    ブ(P) の走程を妨害しないことを特徴とする装置。
  32. 【請求項32】 請求項26または27に記載の装置において、前記ウエブ(P)
    の断裁終端部(P')を接着させる部材は、接着作用を増大させる湿潤用ジェット(1
    9)を含み、該湿潤用ジェットは、前記ウエブガイドロール/中間ロール(18a) の
    面に接着作用を生じる流体膜を与えるように配設されていることを特徴とする装
    置。
  33. 【請求項33】 請求項26または27に記載の装置において、前記ウエブガイ
    ドロール/中間ロール(18)に関連して翼形ボックス(21)が配設され、該翼形ボッ
    クス(21)、およびその中に配設された空気送風手段(22a〜22d)は、前記ウエブ(P
    ) の断裁終端部(P')を案内して、それを前記ウエブガイドロール/中間ロール(1
    8)へ巻き付けることを特徴とする装置。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の装置において、前記ウエブガイドロール
    /中間ロール(18)の面の近辺には、前記ウエブガイドロール/中間ロール(18)の
    回転方向および搬送面(21a) に平行な空気ジェット(22a〜22d)が配設され、該搬
    送面は、前記ウエブガイドロール/中間ロール(18)の周囲に一定の距離で延びる
    ように構成されていることを特徴とする装置。
  35. 【請求項35】 請求項33または34に記載の装置において、前記カッタブレ
    ード(15)に最も近接して位置する空気ジェット(22a) は、前記ウエブ(P) の断裁
    終端部(P')を前記翼形ボックス(21)および前記ウエブガイドロール/中間ロール
    (18)で形成される空間へ、さらに前記ウエブガイドロール/中間ロール(18)の周
    囲へコアンダ効果によって案内するように配設されていることを特徴とする装置
  36. 【請求項36】 塗工機によって紙ウエブ(P) を少なくとも片側から、該紙
    ウエブ(P) を少なくとも1つの塗工部(14)および少なくとも1つの乾燥部(15)を
    通過させることによって、糊状物質の層で塗工し、該塗工される紙ウエブ(P) の
    走行を少なくとも1つのモニタ装置(19)によりモニタする紙ウエブの塗工用の機
    械における装置において、該装置はピックアップロール(18)を含み、該ピックア
    ップロールは、切り離されたウエブ(P')を該ピックアップロール(18)に巻き取ら
    せる手段を含むことを特徴とする紙ウエブの塗工用の機械における装置。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の装置において、第2のピックアップロー
    ル(18') が前記乾燥部(15)の後に配されていることを特徴とする装置。
  38. 【請求項38】 請求項36または37に記載の装置において、前記ピックアッ
    プロール(18、18')の手前に配された塗工機の一部は、制御された方法で減速され
    て、前記ウエブ(P) が全部残ることができることを特徴とする装置。
  39. 【請求項39】 請求項36ないし38のいずれかに記載の装置において、前記
    ピックアップロール(18)はサクションロール(18a) であることを特徴とする装置
  40. 【請求項40】 請求項39に記載の装置において、強度の真空が実質的にウ
    エブ(P) の断裁時に前記サクションロール(18a) 内に存在することを特徴とする
    装置。
  41. 【請求項41】 請求項39に記載の装置において、一定のわずかな真空が前
    記サクションロール(18a) 内に存在し、前記ウエブ(P) の走程を安定させ、強度
    の真空が実質的に前記ウエブ(P) の断裁時に前記サクションロール(18a) 内にあ
    ることを特徴とする装置。
  42. 【請求項42】 請求項39に記載の装置において、不変に設定された真空が
    前記サクションロール(18a) 内に存在し、該真空は、前記ウエブ(P) の断裁時に
    前記切り離されたウエブ(P')を前記サクションロール(18a) の周囲へ吸引するの
    に充分であり、該真空は、前記ウエブ(P) を切断せず、あるいは正常走行中に該
    ウエブ(P) の走程を妨害しないことを特徴とする装置。
  43. 【請求項43】 請求項39に記載の装置において、前記ピックアップロール
    (18b) には接着作用を増大させる湿潤用ジェット(21)が設けられていることを特
    徴とする装置。
  44. 【請求項44】 請求項39に記載の装置において、前記ピックアップロール
    (18)に関連して翼形ボックス(22)が設けられ、該翼形ボックス(22)、およびその
    中に設けられた空気送風手段(23a〜23e)は前記切り離されたウエブ(P')を案内し
    て、それを前記ピックアップロール(18)へ巻き取ることを特徴とする装置。
  45. 【請求項45】 請求項44に記載の装置において、前記ピックアップロール
    (18)の面の近辺には、前記ピックアップロール(18)の回転方向および搬送面(22a
    ) に平行な空気ジェット(23a〜23e)が配設され、該搬送面は、前記ピックアップ
    ロール(18)の周囲に一定の距離で延びるように配設されていることを特徴とする
    装置。
  46. 【請求項46】 請求項44または45に記載の装置において、前記カッタブレ
    ード(15)に最も近接して配されている空気ジェット(23a) は、前記切り離された
    ウエブ(P')を前記翼形ボックス(22)および前記ピックアップロール(18)で形成さ
    れた空間へ、さらに前記ピックアップロール(18)の周囲へコアンダ効果によって
    案内するように配設されていることを特徴とする装置。
  47. 【請求項47】 請求項44ないし46のいずれかに記載の装置において、前記
    ウエブガイドロール(18、18a、18b)の近辺には、板様部材(30)が配設され、該板様
    部材は、実質的に前記ウエブガイドロールの全幅にわたって横方向に延びている
    ことを特徴とする装置。
  48. 【請求項48】 請求項47に記載の装置において、前記板様部材(30)は第1
    の板部分(31)を含み、該板部分は、到来するウエブ(P) の走行方向において該ウ
    エブの走路から一定の距離で延びていることを特徴とする装置。
  49. 【請求項49】 請求項47または48に記載の装置において、前記板様部材(3
    0)は第2の板部分(32)を含み、該板様部材は、前記ウエブガイドロールの面に沿
    って該ウエブガイドロールから一定の距離で延びていることを特徴とする装置。
  50. 【請求項50】 請求項47ないし49のいずれかに記載の装置において、前記
    板様部材(30)には穿孔が設けられ、空気流の該板様部材(30)の中への通過を許容
    することを特徴とする装置。
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