JP2001525403A - 3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3h)−フラノンから不純物を除去する方法 - Google Patents
3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3h)−フラノンから不純物を除去する方法Info
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Abstract
(57)【要約】
まず、3−(2′−ヒドロキシエチル)ジヒドロ−2−(3H)−フラノンをアセチル化することにより、好ましくない不純物を含有する3−(2′−アセトキシエチル)−ジヒドロ−2−(3H)−フラノンをそれ自体公知の態様で製造し、次いで、これを強鉱酸で処理し、次いで化合物(I)から好ましくない不純物の分解生成物を除去することを包含する、3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノン(I)から不純物を除去する方法。
Description
【0001】
本発明は、下式I
【0002】
【化1】 の3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンから好まし
くない不純物を除去する方法に関する。この3−(2′−アセトキシエチル)ジ
ヒドロ−2(3H)−フラノンは、栽培植物保護製造のための中間生成物である
メチルテトラヒドロピラン−4−カルボキシラートを製造するための出発材料で
ある。
くない不純物を除去する方法に関する。この3−(2′−アセトキシエチル)ジ
ヒドロ−2(3H)−フラノンは、栽培植物保護製造のための中間生成物である
メチルテトラヒドロピラン−4−カルボキシラートを製造するための出発材料で
ある。
【0003】 3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンは、メチル
アセトアセタートおよびエチレンオキシドから出発して、それ自体公知の、例え
ばUS−A5350863号明細書に記載されている方法により製造される。3
−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンが得られるその
他の方法は、Dokl.Akad.Nauk SSSR 27(1940)95
6−959およびUS−A5283326号明細書に記載されている。
アセトアセタートおよびエチレンオキシドから出発して、それ自体公知の、例え
ばUS−A5350863号明細書に記載されている方法により製造される。3
−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンが得られるその
他の方法は、Dokl.Akad.Nauk SSSR 27(1940)95
6−959およびUS−A5283326号明細書に記載されている。
【0004】 上記両方法のいずれにおいても、必要とされる3−(2′−アセトキシエチル
)ジヒドロ−2(3H)−フラノンは、好ましくない複数種類の副生成物、こと
に異性ジヒドロ−3−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)−2(
3H)−フラノン(II)との混合物として形成される。
)ジヒドロ−2(3H)−フラノンは、好ましくない複数種類の副生成物、こと
に異性ジヒドロ−3−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)−2(
3H)−フラノン(II)との混合物として形成される。
【0005】
【化2】
【0006】 このように、いわば汚染されている化合物(I)が、酸性触媒の存在下に、メ
タノールとの連続的気相反応に附され、メチルテトラヒドロピラン−4−カルボ
キシラートを形成するならば、副生成物を含有しない高純度の生成物を使用する
場合にくらべて、収率が大幅に低下し、触媒の耐用寿命も大幅に低下する。これ
は、副生成物の大部分が敏感なアセタール基を含有しており、これが触媒表面で
分解し、オリゴマーおよび重合体生成物に転化される事実によるものと考えられ
る。
タノールとの連続的気相反応に附され、メチルテトラヒドロピラン−4−カルボ
キシラートを形成するならば、副生成物を含有しない高純度の生成物を使用する
場合にくらべて、収率が大幅に低下し、触媒の耐用寿命も大幅に低下する。これ
は、副生成物の大部分が敏感なアセタール基を含有しており、これが触媒表面で
分解し、オリゴマーおよび重合体生成物に転化される事実によるものと考えられ
る。
【0007】 化合物(I)および(II)を含有する混合物からのことに副生成物(II)
の蒸留による除去は、両者の沸点が極めて接近しているところから、技術的に困
難を伴ない、高コストを要する。
の蒸留による除去は、両者の沸点が極めて接近しているところから、技術的に困
難を伴ない、高コストを要する。
【0008】
そこで、この分野の技術的課題ないし本発明の目的は、化合物Iに変化をもた
らすことなく、この目的生成物Iとの混合物から、好ましくない副生成物、こと
に化合物IIを除去し得る方法を提供することである。
らすことなく、この目的生成物Iとの混合物から、好ましくない副生成物、こと
に化合物IIを除去し得る方法を提供することである。
【0009】
しかるに、上述の課題ないし目的は、まず、3−(2′−ヒドロキシエチル)
ジヒドロ−2−(3H)−フラノンをアセチル化することにより、好ましくない
不純物を含有する3−(2′−アセトキシエチル)−ジヒドロ−2−(3H)−
フラノンをそれ自体公知の態様で製造し、次いで、これを強鉱酸で処理し、次い
で化合物(I)から好ましくない不純物の分解生成物を除去することを包含する
、3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノン(I)から
不純物を除去する方法により解決ないし達成されることが本発明者らにより見出
された。
ジヒドロ−2−(3H)−フラノンをアセチル化することにより、好ましくない
不純物を含有する3−(2′−アセトキシエチル)−ジヒドロ−2−(3H)−
フラノンをそれ自体公知の態様で製造し、次いで、これを強鉱酸で処理し、次い
で化合物(I)から好ましくない不純物の分解生成物を除去することを包含する
、3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノン(I)から
不純物を除去する方法により解決ないし達成されることが本発明者らにより見出
された。
【0010】 所望の生成物Iは、意外にも鉱酸による処理により劣化することがなく、従っ
て良好な収率、高い純度で得ることができる。
て良好な収率、高い純度で得ることができる。
【0011】 この本発明の好ましい実施態様は、特許請求の範囲の項における実施態様項に
記載されており、また以下において詳細に説明される。
記載されており、また以下において詳細に説明される。
【0012】
本発明方法は、明細書冒頭に述べた公知方法によりもたらされるべき不純物を
含有する3−(2′−ヒドロキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノン、す
なわちこれら両者の混合物から出発する。
含有する3−(2′−ヒドロキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノン、す
なわちこれら両者の混合物から出発する。
【0013】 まず、この混合物をできるだけ完全にアシル化する。好ましいアシル化剤は、
原則的に酢酸無水物または酢酸自体であるが、このようなアセチル化に適するア
シル化剤のすべては、この分野の技術者に周知である。アセチル化反応は、一般
的に40℃から200℃、ことに60℃から140℃において、0.5から10
時間、ことに0.8から5、なかんずく1から3時間行なわれる。
原則的に酢酸無水物または酢酸自体であるが、このようなアセチル化に適するア
シル化剤のすべては、この分野の技術者に周知である。アセチル化反応は、一般
的に40℃から200℃、ことに60℃から140℃において、0.5から10
時間、ことに0.8から5、なかんずく1から3時間行なわれる。
【0014】 完全なアシル化を行なうため、アセチル化剤は、混合物中に在る3−(2′−
ヒドロキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンに対して、5から50%、
ことに5から20%の過剰モル量で使用される。
ヒドロキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンに対して、5から50%、
ことに5から20%の過剰モル量で使用される。
【0015】 次の工程において、アセチル化生成物を強鉱酸で処理する。好ましい鉱酸は、
塩酸、硝酸、ことに硫酸である。これは少なくとも80%濃度、ことに濃硫酸の
形態で使用される。
塩酸、硝酸、ことに硫酸である。これは少なくとも80%濃度、ことに濃硫酸の
形態で使用される。
【0016】 使用される硫酸の量は広い範囲にわたって変化し、若干の場合、前工程で使用
されたアセチル化剤の量に対して、1:20から1:3、好ましくは1:15か
ら1:7、ことに1:8から1:12のモル割合で使用するのが有利であること
が見出された。
されたアセチル化剤の量に対して、1:20から1:3、好ましくは1:15か
ら1:7、ことに1:8から1:12のモル割合で使用するのが有利であること
が見出された。
【0017】 この鉱酸による処理のために、温度は、一般的に10から80℃、好ましくは
20から60、ことに30から50℃の範囲になされる。処理時間は、一般的に
0.3から10時間、好ましくは1から5時間であるが、原則的に広い範囲で相
違し得る。
20から60、ことに30から50℃の範囲になされる。処理時間は、一般的に
0.3から10時間、好ましくは1から5時間であるが、原則的に広い範囲で相
違し得る。
【0018】 強鉱酸による処理後、好ましくない不純物、ことにジヒドロ−3−(2−メチ
ル−1,3−ジオキソラン−2−イル)−2(3H)−フラノン(II)の分解
生成物は、簡単な態様で除去され得る。
ル−1,3−ジオキソラン−2−イル)−2(3H)−フラノン(II)の分解
生成物は、簡単な態様で除去され得る。
【0019】 好ましい改変実施態様によれば、鉱酸は、まず塩基、ことにアルカリ金属水酸
化物水溶液の添加により中和し、次いでアセチル化反応において共生成物として
形成される酢酸を、適当であれば蒸留により除去する。次いで、適当な有機溶媒
および水の添加により相分離を行ない、有機相を抽出処理に附する。適当な有機
溶媒は、芳香族炭化水素、ことにアルキル化ベンゼン、例えばキシレンベンゼン
である。有機抽出物は、これを合併し、溶媒を除去し、その残渣を減圧下に精留
して、良好な収率、高い純度で目的生成物を得るが、これはさらに処理されても
よい。目的化合物(I)の純度は、さらに一回または複数回の精留を相次いで行
ない、さらに増大させることができる。精留処理条件は、この分野の技術者に周
知であり、また関連文献に記載されているので、詳述を省略する。
化物水溶液の添加により中和し、次いでアセチル化反応において共生成物として
形成される酢酸を、適当であれば蒸留により除去する。次いで、適当な有機溶媒
および水の添加により相分離を行ない、有機相を抽出処理に附する。適当な有機
溶媒は、芳香族炭化水素、ことにアルキル化ベンゼン、例えばキシレンベンゼン
である。有機抽出物は、これを合併し、溶媒を除去し、その残渣を減圧下に精留
して、良好な収率、高い純度で目的生成物を得るが、これはさらに処理されても
よい。目的化合物(I)の純度は、さらに一回または複数回の精留を相次いで行
ない、さらに増大させることができる。精留処理条件は、この分野の技術者に周
知であり、また関連文献に記載されているので、詳述を省略する。
【0020】 本発明方法により不純物が除去された目的化合物、3−(2′−アセトキシエ
チル)ジヒドロ−2(3H)−フラノン(I)の純度は、一般的に少なくとも9
8質量%、好ましくは少なくとも98.5、ことに少なくとも99質量%である
。
チル)ジヒドロ−2(3H)−フラノン(I)の純度は、一般的に少なくとも9
8質量%、好ましくは少なくとも98.5、ことに少なくとも99質量%である
。
【0021】 本発明方法により得られる3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3
H)−フラノンは、それ自体公知の方法により、高収率を以て、触媒の良好な耐
用寿命を維持して、メチルテトラヒドロピラン−4−カルボキシラートをもたら
し得る。これは前述したように栽培植物保護剤(殺虫剤、除草剤など)を製造す
るための重要な中間生成物である。
H)−フラノンは、それ自体公知の方法により、高収率を以て、触媒の良好な耐
用寿命を維持して、メチルテトラヒドロピラン−4−カルボキシラートをもたら
し得る。これは前述したように栽培植物保護剤(殺虫剤、除草剤など)を製造す
るための重要な中間生成物である。
【0022】
以下において本発明の実施例を示すことにより、本発明をさらに具体的に説明
するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるべきでないことは云うまでも
ない。
するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるべきでないことは云うまでも
ない。
【0023】 実施例1(比較) 3.5l容積の圧力容器に、1009g(8.7モル)のメチルアセトアセタ
ート、1218ml(969g)のメタノールおよび110g(0.61モル)
のナトリウムメトキシドの30%濃度メタノール溶液をまず装填し、次いで、6
0℃において撹拌しながら、765.6g(17.4モル)のエチレンオキシド
を、8時間にわたってポンプで給送した。この混合物を60℃において24時間
撹拌した。反応排出物は、反覆的に窒素ガスの噴流処理を受け、次いでカラム附
設撹拌装置に移送された。触媒は硫酸(96%)29.6g(0.3モル)の添
加により中性化された。低沸点組成分、実質的にメタノール、メチルアセタート
およびメチルグリコールは、10ミリバール(1013Pa)において100℃
の塔底温度まで、蒸留除去された。次いで、100℃において、806g(7.
9モル)の酢酸無水物が、1時間にわたって撹拌しながら、蒸留残渣に添加され
、この混合物は、100℃において2時間撹拌された。次いで、過剰量の酢酸お
よびアセチル化反応の間に共生成物として形成された酢酸が蒸留除去され、粗生
成物は冷却された。726gのトルエンと、300gの水を添加することにより
相分離が行なわれ、水性相は、それぞれ200mlのトルエンで2回抽出された
。有機抽出物は、合併され、溶媒は回転エバポレータの使用により減圧下に除去
された。残渣は10ミリバールの減圧下(沸点161℃/10ミリバール)に、
バッチ式で精留され、これにより1077g(72%)の3−(2′−アセトキ
シエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンが得られた(計算値100%)。
ート、1218ml(969g)のメタノールおよび110g(0.61モル)
のナトリウムメトキシドの30%濃度メタノール溶液をまず装填し、次いで、6
0℃において撹拌しながら、765.6g(17.4モル)のエチレンオキシド
を、8時間にわたってポンプで給送した。この混合物を60℃において24時間
撹拌した。反応排出物は、反覆的に窒素ガスの噴流処理を受け、次いでカラム附
設撹拌装置に移送された。触媒は硫酸(96%)29.6g(0.3モル)の添
加により中性化された。低沸点組成分、実質的にメタノール、メチルアセタート
およびメチルグリコールは、10ミリバール(1013Pa)において100℃
の塔底温度まで、蒸留除去された。次いで、100℃において、806g(7.
9モル)の酢酸無水物が、1時間にわたって撹拌しながら、蒸留残渣に添加され
、この混合物は、100℃において2時間撹拌された。次いで、過剰量の酢酸お
よびアセチル化反応の間に共生成物として形成された酢酸が蒸留除去され、粗生
成物は冷却された。726gのトルエンと、300gの水を添加することにより
相分離が行なわれ、水性相は、それぞれ200mlのトルエンで2回抽出された
。有機抽出物は、合併され、溶媒は回転エバポレータの使用により減圧下に除去
された。残渣は10ミリバールの減圧下(沸点161℃/10ミリバール)に、
バッチ式で精留され、これにより1077g(72%)の3−(2′−アセトキ
シエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンが得られた(計算値100%)。
【0024】 (組成) 3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)− フラノン 95.0% ジヒドロ−3−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2 −イル)−2(3H)−フラノン 3.5% 3−(2′−ヒドロキシエチル)ジヒドロ−2(3H)− フラノン 0.50% その他 1.0%
【0025】 実施例2(単一バッチ式精留) 3.5l容積の圧力容器に、1009g(8.7モル)のメチルアセトアセタ
ート、1218ml(969g)のメタノール、および110g(0.61モル
)の、ナトリウムメトキシドの30%濃度メタノール溶液から成る混合物をまず
装填し、次いで、765.6g(17.4モル)のエチレンオキシドを、撹拌し
ながら60℃において8時間にわたってポンプ給送した。次いで、この混合物を
60℃において24時間撹拌した。反応排出物は反復的に窒素ガスの噴流処理を
受け、次いでカラム附設撹拌装置に転送された。触媒は硫酸(96%)29.6
g(0.3モル)の添加により中性化された。低沸点組成分、実質的に、メタノ
ール、メチルアセタートおよびメチルグリコールは、10ミリバールにおいて1
00℃の塔底温度まで蒸留除去された。100℃において、806g(7.9モ
ル)の酢酸無水物が、1時間にわたって、蒸留残渣に添加され、次いでこの混合
物は、この温度において2時間撹拌された。硫酸を中和するため、127.5g
(1.59モル)の50%濃度NaOHが40−45℃において添加された。ア
セチル化反応の間において共生成物として形成された酢酸が蒸留除去され、粗生
成物は冷却された。726gのトルエンと、850gの水を添加することにより
、両相は分離され、水性相は、それぞれ200mlのトルエンにより2回抽出さ
れ、有機抽出物は合併され、溶媒は回転エバポレータを使用して減圧下に除去さ
れた。残渣は10ミリバールの減圧下(沸点161℃/10ミリバール)にバッ
チ式で精留され、これにより1056g(71%)の3−(2′−アセトキシエ
チル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンが得られた(計算値100%)。
ート、1218ml(969g)のメタノール、および110g(0.61モル
)の、ナトリウムメトキシドの30%濃度メタノール溶液から成る混合物をまず
装填し、次いで、765.6g(17.4モル)のエチレンオキシドを、撹拌し
ながら60℃において8時間にわたってポンプ給送した。次いで、この混合物を
60℃において24時間撹拌した。反応排出物は反復的に窒素ガスの噴流処理を
受け、次いでカラム附設撹拌装置に転送された。触媒は硫酸(96%)29.6
g(0.3モル)の添加により中性化された。低沸点組成分、実質的に、メタノ
ール、メチルアセタートおよびメチルグリコールは、10ミリバールにおいて1
00℃の塔底温度まで蒸留除去された。100℃において、806g(7.9モ
ル)の酢酸無水物が、1時間にわたって、蒸留残渣に添加され、次いでこの混合
物は、この温度において2時間撹拌された。硫酸を中和するため、127.5g
(1.59モル)の50%濃度NaOHが40−45℃において添加された。ア
セチル化反応の間において共生成物として形成された酢酸が蒸留除去され、粗生
成物は冷却された。726gのトルエンと、850gの水を添加することにより
、両相は分離され、水性相は、それぞれ200mlのトルエンにより2回抽出さ
れ、有機抽出物は合併され、溶媒は回転エバポレータを使用して減圧下に除去さ
れた。残渣は10ミリバールの減圧下(沸点161℃/10ミリバール)にバッ
チ式で精留され、これにより1056g(71%)の3−(2′−アセトキシエ
チル)ジヒドロ−2(3H)−フラノンが得られた(計算値100%)。
【0026】 (組成) 3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)− フラノン 98.5% ジヒドロ−3−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2 −イル)−2(3H)−フラノン 0.3% 3−(2′−ヒドロキシエチル)ジヒドロ−2(3H)− フラノン 0.3% その他 0.9%
【0027】 実施例3(3段階連続精留) 1m3圧力容器に、348kg(3.0キロモル)のメチルアセタート、42 0.1l(334.2kg)のメタノールおよび37.9kg(210.3モル
)の、ナトリウムメトキシドの30%濃度メタノール溶液の混合物をまず装填し
、次いで、60℃において8時間にわたって撹拌しながら、264.1kg(6
.0キロモル)のエチレンオキシドをポンプ給送した。次いで、この混合物を6
0℃において24時間撹拌した。反応排出物は反覆的に窒素ガスの噴流処理を受
け、次いでカラム附設撹拌装置に転送された。触媒は29.6g(0.3モル)
の硫酸(96%)の添加により中和された。低沸点組成分、実質的にメタノール
、メチルアセタートおよびメチルグリコールは、100ミリバールにおいて10
0℃の塔底温度まで蒸留除去された。100℃において、278kg(2.7キ
ロモル)の酢酸無水物を、1時間にわたって撹拌しながら、蒸留残渣に添加し、
この混合物を、100℃において2時間撹拌した。ジヒドロ−3−(2−メチル
−1,3−ジオキソラン−2−イル)−2(3H)−フラノンを分離するために
、反応混合物を40℃に冷却し、25.0kg(251.8モル)の硫酸(96
%)を添加し、混合物をこの温度で2時間撹拌し、硫酸を中和するため、40−
45℃において439.7kg(548モル)の50%濃度NaOHを添加した
。アセチル化反応の間に共生成物として形成された酢酸を蒸留除去し、水性相を
それぞれ100kgのトルエンで抽出し、有機抽出物を合併し、後処理した。こ
れにより375.3kg(73%)の3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ
−2(3H)−フラノンを得た(計算値100%)。
)の、ナトリウムメトキシドの30%濃度メタノール溶液の混合物をまず装填し
、次いで、60℃において8時間にわたって撹拌しながら、264.1kg(6
.0キロモル)のエチレンオキシドをポンプ給送した。次いで、この混合物を6
0℃において24時間撹拌した。反応排出物は反覆的に窒素ガスの噴流処理を受
け、次いでカラム附設撹拌装置に転送された。触媒は29.6g(0.3モル)
の硫酸(96%)の添加により中和された。低沸点組成分、実質的にメタノール
、メチルアセタートおよびメチルグリコールは、100ミリバールにおいて10
0℃の塔底温度まで蒸留除去された。100℃において、278kg(2.7キ
ロモル)の酢酸無水物を、1時間にわたって撹拌しながら、蒸留残渣に添加し、
この混合物を、100℃において2時間撹拌した。ジヒドロ−3−(2−メチル
−1,3−ジオキソラン−2−イル)−2(3H)−フラノンを分離するために
、反応混合物を40℃に冷却し、25.0kg(251.8モル)の硫酸(96
%)を添加し、混合物をこの温度で2時間撹拌し、硫酸を中和するため、40−
45℃において439.7kg(548モル)の50%濃度NaOHを添加した
。アセチル化反応の間に共生成物として形成された酢酸を蒸留除去し、水性相を
それぞれ100kgのトルエンで抽出し、有機抽出物を合併し、後処理した。こ
れにより375.3kg(73%)の3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ
−2(3H)−フラノンを得た(計算値100%)。
【0028】 (組成) 3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)− フラノン 99.5% ジヒドロ−3−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2 −イル)−2(3H)−フラノン <0.1% 3−(2′−ヒドロキシエチル)ジヒドロ−2(3H)− フラノン 0.3% その他 0.1%
【0029】 その後の反応に対する目的化合物Iの純度がもたらす効果を検討するため、実
施例1から3により得られた生成物を下記反応式によりメチルテトラヒドロピラ
ン−4−カルボキシラートに転化した。
施例1から3により得られた生成物を下記反応式によりメチルテトラヒドロピラ
ン−4−カルボキシラートに転化した。
【0030】
【化3】
【0031】 毎時、172gの3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フ
ラノンおよび192gのメタノールから成る溶液を蒸散処理に附し、250℃に
おいて管状反応器中において、2000gのγ−アルミニウムオキシド触媒(1
20℃で16時間乾燥し、520℃で3時間焼結された2mm紐状触媒Pura
l SB(登録商標)上を流動走過させた。この気相反応生成物を縮合させ、生
成テトラヒドロピラン−4−カルボキシラートエステルをバッチ式蒸留で精製し
た(沸点117℃/30ミリバール)。
ラノンおよび192gのメタノールから成る溶液を蒸散処理に附し、250℃に
おいて管状反応器中において、2000gのγ−アルミニウムオキシド触媒(1
20℃で16時間乾燥し、520℃で3時間焼結された2mm紐状触媒Pura
l SB(登録商標)上を流動走過させた。この気相反応生成物を縮合させ、生
成テトラヒドロピラン−4−カルボキシラートエステルをバッチ式蒸留で精製し
た(沸点117℃/30ミリバール)。
【0032】 3−(2′−アセトキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノン(I)と、
異なる量割合のジヒドロ−3−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル
)−2(3H)−フラノン(II)との反応の結果を以下に示す。
異なる量割合のジヒドロ−3−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル
)−2(3H)−フラノン(II)との反応の結果を以下に示す。
【0033】
【表1】
【0034】 上記表の結果は、不純物、ことに化合物IIの含有分が、目的化合物Iのその
後の処理に関して強い影響を及ぼすことを示す。
後の処理に関して強い影響を及ぼすことを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AU,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,GE, HU,ID,IL,JP,KR,KZ,LT,LV,M K,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI ,SK,TR,UA,US (72)発明者 キュッケンヘーナー,トーマス ドイツ、D−67459、ベール−イゲルハイ ム、フォルストシュトラーセ、104 (72)発明者 ボルヒャース,ディルク ドイツ、D−67134、ビルケンハイデ、ブ ルフヴェーク、2 (72)発明者 ケーニヒ,ハルトマン ドイツ、D−69115、ハイデルベルク、ブ ルーメンシュトラーセ、16 (72)発明者 ハルトマン,ホルスト ドイツ、D−67459、ベール−イゲルハイ ム、リンデンシュトラーセ、45 (72)発明者 ヴァーグナー,ルペルト ドイツ、D−67227、フランケンタール、 アウフ、デァ、ヘーエ、22 Fターム(参考) 4C037 EA10 4C063 AA01 BB01 CC81 DD73 EE03 EE05
Claims (6)
- 【請求項1】 まず、3−(2′−ヒドロキシエチル)ジヒドロ−2−(3
H)−フラノンをアセチル化することにより、好ましくない不純物を含有する3
−(2′−アセトキシエチル)−ジヒドロ−2−(3H)−フラノンをそれ自体
公知の態様で製造し、次いで、これを強鉱酸で処理し、次いで化合物(I)から
好ましくない不純物の分解生成物を除去することを包含する、3−(2′−アセ
トキシエチル)ジヒドロ−2(3H)−フラノン(I)から不純物を除去する方
法。 - 【請求項2】 使用されるアセチル化剤が、無水酢酸または酢酸であること
を特徴とする、請求項1の方法。 - 【請求項3】 使用される強鉱酸が、硫酸であることを特徴とする、請求項
1または2の方法。 - 【請求項4】 硫酸による処理が、20から70℃の温度で行なわれること
を特徴とする、請求項1から3のいずれかの方法。 - 【請求項5】 分解生成物が、相分離、これに次ぐ抽出および蒸留または精
留により除去されることを特徴とする、請求項1から4のいずれかの方法。 - 【請求項6】 多段蒸留もしくは精留が行なわれることを特徴とする、請求
項5の方法。
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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