JP2001525287A - 車両シート用背もたれ装置 - Google Patents

車両シート用背もたれ装置

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JP2001525287A
JP2001525287A JP2000524154A JP2000524154A JP2001525287A JP 2001525287 A JP2001525287 A JP 2001525287A JP 2000524154 A JP2000524154 A JP 2000524154A JP 2000524154 A JP2000524154 A JP 2000524154A JP 2001525287 A JP2001525287 A JP 2001525287A
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ビョルン ルンデル,
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Abstract

(57)【要約】 車両シート(2)の背もたれ(1)のための配置で、車両シート(2)はフレーム(3)、および支持部材(9)を含み、該支持部材は、車両シートに座っている人からの背もたれに作用している負荷を吸収するために、支持部材と一緒になったコンプライアント部材(10)によってフレームの内部に可撓的に懸架される。コンプライアント部材は、弾性バネ部材、および行程制限部材を有し、これらはバネ部材と協同して、第1の負荷の範囲内で通常の使用状態の間、背中から負荷を吸収するために機能している弾性コンプライアンスを許容するために配置される。第2の負荷範囲内でコンプライアント部材の行程が制限される。フレーム3への装着に対し第1の固定要素、および支持部材(9)への装着に対し第2の固定要素を有する組み込まれた部品として、各個々のコンプライアント部材(10)に対して、各バネ部材および行程制限部材が設計される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、請求項1に添付した前文に従う、車両シートの背もたれのための配
置に関する。
【0002】 従来の車両シート用背もたれは、快適な機能のみを備える弾力性のあるコンプ
ライアント手段を供給する。すなわち、背中に対して平坦で快適な支持を供給す
るために機能的であり、通常の使用状態の間、通常の背中の運動に適合する。後
方末端部での衝突の場合、背中は、背もたれにおける過剰の後方運動を受けやす
く、さらに、弾性エネルギーの蓄積によって背中を前方に反動させ、いわゆるむ
ち打ち症の危険を生む。
【0003】 WO95/11818から、後方末端衝突によって引き起こされるむち打ち症
の減少を目的として設計されている背もたれは公知である。公知の解決手段に従
って、これは例えば、バネの固定点から隔離している装着点を備えたバンドまた
はリンクのような隔離した行程制限手段を配置することによって達成される。装
着手段、バネ設計手段、および行程制限手段は、通常の負荷、および衝突時のよ
うな過剰の負荷に対して、背もたれのコンプライアンス全機能に関して非常に重
大である。
【0004】 (発明の要旨) 本発明の目的は、背もたれのための配置を提供することであり、ここで、背も
たれは、コンプライアント部材は正確に特徴付けられた性質を与えられ得る。
【0005】 上記目的は本発明による配置によって達成され、本発明の特徴は添付の請求項
1によって特徴付けられる。
【0006】 各バネ部材を備えるコンプライアント部材を設計し、そして行程制限部材が組
み込まれた部品であることによって、これら部品は、それらのコンプライアンス
に関して十分に特徴付けられた性質を有するように作成され得る。
【0007】 図1は、モータ車両用車両シート2内に含まれる背もたれ1の構造を概略的に
示す。その図は概して背もたれ1が、2つの側方部材4、5および上方部材6を
備えるフレーム3として組み立てられる。背もたれは、従来通り車両シートのシ
ート部材7の後方エッジから上方へ伸長し、背もたれ1の傾斜の調整のためのロ
ック可能なジョイントによってそこに装着される。フレームは、領域8を取り囲
み、その中で支持部材9が掛けられる。支持部材は、支持部材とフレームとの間
に装着された多数の弾性コンプライアント部材10によってフレームに可撓的に
掛けられるように配置される。これらの部材は、背もたれの負荷保有要素を有し
、その要素は柔軟性を十分に調整したクションおよび取り囲んだクッション材料
に詰め込まれる。図1で、コンプライアント部材10は、単純化の目的のために
簡単な引っ張りバネとして示され、しかしそれらは本発明によれば、以下にかな
り詳細に述べられ得るように、他の要素とともに組み込まれる。
【0008】 支持部材9は、好ましくは、可撓性ウェビング(webbing)、いわゆる
ネットウェビングまたはpullmaflex ウェビング、すなわち車両シー
トに座っている人の背中から発生する負荷を吸収させるために機能する可撓性の
コンプライアントユニットを含む。これは、フレームの2つの側方部材4、5と
支持部材9との間に装着されている例示した実施例においてコンプライアント部
材とともに協同して実施される。例示した実施例において後者は、フレーム側方
部材4、5から間隔をおいたそれぞれ2つの側方エッジ11、12を有する矩形
形状である。コンプライアント部材は、示された実施例においてフレーム3の各
側方部材4、5から支持部材9の隣接している側方エッジ11、12まで、延長
する。示された実施例におけるその支持部材は、ロッド間で引き伸ばされた多数
の可撓性スレッド15を備える側面エッジを有する11、12を形成する2つの
強固なワイヤまたはロッド13、14からなる。
【0009】 コンプライアント部材10は、フレーム3および支持部材9内の固定点にそれ
ぞれに装着された固定要素を供給する各末端に存在する。例えば固定要素は、フ
レーム内の穴、およびロッド13、14の周りにそれぞれフックを掛けたフック
型要素からなる。コンプライアント部材のコンプライアンスを通じて固定要素間
の距離の差異は、主にコンプライアント部材の長手軸方向に、ほぼ支持部材に向
かって方向付けられた負荷および移動(すなわちそこへ横方向、従って部材の長
手軸方向に方向付けられる)を吸収する際に許容される。背もたれ上方に、さら
に頭受け17が存在し、これは従来のデザインであり得るが、他車による後方末
端衝突時のような極度の負荷の間の支持機能に関して主に重要である。
【0010】 18を示し、バネ部材に組み込まれた一方のバネ部材19および他方の行程制
限部材20を備えるこの実施例において、図2は、コンプライアント部材の第1
の実施例を示す。そのコンプライアント部材は、フレーム3または支持部材9(
あるいはその逆でも良いが)のどちらか一方に装着するため、各末端におけるフ
ック型固定要素21、22を示す。バネ部材19は、例えば、その末端にて固定
要素21、22に延びているコイル状巻きバネから作られる引っ張り型コイルバ
ネからなる。行程制限部材20は、バネ部材の一方の末端24に固定された一方
の末端23にあり、これは、直線部分25を備える後者にそって延び、直線部分
25は、原則的に固定長であり、負荷なし状態でバネ部材の他方端27から所定
距離s1の間隔で配置されたフック様部分の形態で止め部材26を備える。行程 制限はバネ部材の末端27によって達成され、バネ部材は、コンプライアント部
材の過度に負荷された条件において距離s1引き出される。これによってフック 様部分26は、末端27でバネ部材の巻き線に引っかかる。
【0011】 ここで図3および4は、コンプライアント部材(本明細書中では図示した28
)の別の実施例を示す。明確にするためにコンプライアント部材は図3に分解図
で示される。一方図4は、組み立てられた部材を示す。構成されたバネ部材29
は、この場合、コイルバネの形態の圧縮バネであり、圧縮バネは図示された負荷
なし条件で伸長される。行程制限部材30は、間接的にこの実施例で、2つの同
じ部品31、32によって作製され、この部品31、32はV型に曲げられたワ
イヤ部の形態であり、先端の末端33で交わりコンプライアント部材のための固
定要素を生成し、前記バネ部材29の遠隔末端に装着される。反対側の末端で、
2つのフック様部34、35が供給される。図4に示されるように、組み立てら
れたコンプライアント部材24において、実用的フック様部34、35がバネ部
材29のそれぞれの末端36、37に引っ掛かるまで、2つの要素31、32は
、先端部末端33を導きながらバネ部材29を介して各側から1回通過する。従
って、2つの先端部末端33、38は、フレーム3、または支持部材9それぞれ
に装着されるために組み立てられた部材の固定要素を固定する先端部末端を生成
する。その結果、この場合そのような2つの要素31、32は、行程制限部材で
はないが、バネ部材の逆運動を引き起こすによって行程制限を生成する、すなわ
ち、固定要素33、38間の引張り負荷は、バネ部材29における押し出し負荷
を生成する。なぜなら、フック様部34、35は、バネ部材の末端36、37に
引っ掛けることによって、バネ部材の「圧縮限界」まですなわちフック様部分3
4、35が残りの接触末端位置(行程制限を生成する)に到達するまでバネ部材
は末端36、37を圧縮する。
【0012】 様々なコンプライアント部材39は、図5に示され、そこでは、バネ部材は4
0はコイル型圧縮バネであり、負荷なし条件下において示され、フック様固定要
素41、42を示し、直線ワイヤ部43、44を介して、バネ部材を通過して伸
長し、フック様要素41’、42’を備える反対側末端にも装備され、フック様
要素41’、42’は末端45、46にそれぞれ掛けられ、そのバネ部材は、フ
ック様要素の固定要素41、42に相当する反対側に位置する。図4の実施態様
と同様の機能が得られ、すなわち固定要素41、42の引き出しは、バネ部材4
0の「圧縮限界」まで達し、それによって行程制限が達成されるまで、バネ部材
40の圧縮を必要とする。
【0013】 図6は、上述のコンプライアント部材の特徴を図示し、そこでは、コンプライ
アント部材のコンプライアント運動はsによって示され、負荷はFによって示さ
れる。コンプライアント運動は、例示した実施例においては、負荷に比例するが
、距離s1進行するまで上昇し得、その運動範囲は、人間の背中からの通常負荷 の間、すなわち、限界負荷F1までの最初の負荷の範囲内での車両の通常条件の 間まで使用される。後方末端衝突の間のような過度の負荷によって限界負荷F1 がまさり、最大運動行程s1に到達し、これによって行程制限が作動し、負荷が
増加するにもかかわらず移動距離が増加する。この作動によってコンプライアン
ト部材は、さらなる行程を生むことを妨げ、それによって、支持部材は、人間の
背中が背もたれにさらに沈むこと許さず、それによってむち打ち症の危険を回避
する。
【0014】 図7は、コンプライアンスに影響を及ぼす3つの組み込まれた部材から構成さ
れるコンプライアント部材47を示し、すなわち、バネ部材40および行程制限
部材、可塑性コンプライアント部材48の他にこの実施例では、他の2つの部材
と直列に配列している。図7に示される実施例において、バネ部材40および行
程制限部材は、図5と同様のデザインであるが、例えば、図2および図3に示さ
れる実施例に従って異なったデザインと代替し得る。可塑性コンプライアント部
材48は、バネ部材46の末端における装着点とコンプライアント部材の装着点
42との間の直線部に組み込まれ、例示した実施例では、弾性部材40に関して
、高い変形抵抗性であるZ形状、または螺旋形状ループとして設計される。その
変形抵抗性は、概して2つの末端点49、50間の距離が、一方で通常使用の間
、すなわち第1負荷範囲、他方で第2の上昇された負荷範囲、行程制限の間でほ
ぼ一定になるようにされる。負荷をさらに増加させようとする場合、可塑性コン
プライアント部材は、2点49および50間の距離間隔が末端位置に到達するま
でに可塑性となり得、その末端位置で可塑的変形がなくなり、さらなる行程制限
がさらに高負荷でも起こり得る。
【0015】 図8は、引っ張りバネの形態のバネ部材51を備える代替可能な実施例を示し
、このバネ部材51は、互いに直列で接続した行程制御部材52、および可塑性
コンプライアント部材53の両方と平行して取り付けられている。バネ部材の一
末端および行程制限部材の対応する末端、共通固定部材54を示し、一方でバネ
部材の反対側の末端および可塑性コンプライアント部材の外端は、また共通固定
部材55を示す。
【0016】 図9は、図7および8の実施例によって示された形式のコンプライアント部材
の特徴を示す、すなわちバネ部材、ならびに行程制限部材、および可塑性コンプ
ライアント部材をダイヤグラムによって概略的に示している。主に通常の負荷範
囲の間、弾性コンプライアンスはこのように運動距離が、距離s1までに生じ、 そこで負荷限界F1で行程制限が発生する。負荷F2までの範囲内でさらなる負荷
が与えられる場合、コンプライアンスは生じず、そこで可塑性コンプライアント
部材は、所定距離s2までに活性化され、その後第2の行程制限は、さらに負荷 が増加した場合に起こる。しかし、図9の場合、弾性コンプライアンスは、F2 より大きな負荷に対して残り得、一点鎖線で示される。
【0017】 図10は、図7の可塑性コンプライアント部材48の独立した図を示す。この
ように可塑的変形およびエネルギー吸収は特定の負荷で起こり、その負荷におい
て、曲がった、または螺旋状に巻いたワイヤは、2点49、50間の距離が距離
2分コンプライアンスを変化させる最大値まで増加するため直線となる。
【0018】 図12および図13による実施例は、57に示される可塑性コンプライアント
部材の代替可能な実施例を示す。この実施例で前記部材は、前方部59および戻
り部60を備えるチューブ58において伸長しているワイヤとして設計される。
これによって車両シートのフレームに、または支持部材のどちらかに装着するた
めの固定要素として機能し得る末端部61を形成し、支持部材は、例えばアイ6
2からなり得る。可塑性コンプライアンスは前方部59においてある引っ張り負
荷で発生し得、前方部は曲げおよび後の直線化によって得るための戻り部60に
押し込んでいるコンプライアント部材のバネ部材に装着される。
【0019】 図14および図15は、ワイヤ部64からなる可塑性コンプライアント部材6
3のさらなる実施例を示す。ワイヤ部64は、一端でバネ部材(例えば引っ張り
バネ)に装着され、その他端65は大きな直径を持ち、その直径は、穴66の直
径よりはるかに大きく、穴を通過してワイヤ64は伸長され、所定の過剰負荷に
よって引き出される。可塑性コンプライアンスは、穴66を通過することによっ
て可塑的に変形されるワイヤのより厚い部分によって形成される。
【0020】 図16および図17は、可塑性コンプライアント部材67のさらなる実施例を
示す。この実施例では、ワイヤ部68の一方の末端69はバネ部材に装着され、
他方の末端70は、開口部73を有するプレート72に装着された変形可能距離
要素71の遠隔末端に固定され、開口部73を通過してワイヤは伸長する。例え
ば、距離要素はシリンダとして設計され、それは所定の過負荷において締められ
前記プレート72の方向に末端70を移動させる。
【0021】 要約すると、車両シートの背もたれにおいて、フレーム3および支持部材9間
に装着するためにコンプライアント部材の様々な実施例が、実証および記述され
ている。例外なくコンプライアント部材は、弾性および行程制限部材を備えた組
み込まれた部品として設計され、ある場合はプラスチック部材も各部品、すなわ
ちフレームおよび支持部材それぞれに対して共通装着点を有するために配置され
、直列または並列に配置するか、直列および並列接続において配置するかどちら
かである。コンプライアント部材は、主にワイヤ材料から作られコンプライアン
ト運動および負荷制限に関する特定目的を提供するために測定され得る。
【0022】 コンプライアント部材10は、通常の使用の間すなわち車両の通常使用では、
快適機能のみを有し、それによって、支持部材と供に、背もたれにおける詰め物
および内張りと協同して、背中を支持し、背中の通常の運動に対するコンプライ
アンスを提供する。後方末端衝突のような過度の負荷の間、コンプライアント部
材10は、負荷吸収機能および反動緩衝機能を提供し、一方で背中が背もたれ1
の方へ遠く加圧され過ぎることを妨ぎ、他方で制限された運動において前方に反
動せず、他の方法では、頭受けのより制限されたコンプライアンスと併用された
場合、脊柱および首椎骨に有害な負荷を引き起こす。
【0023】 本発明は図面および上述に示された実施態様に限定されない。フレーム3と支
持部材9との間のコンプライアント部材10の多く、およびそれらの配置は、シ
ートによって変動し得る。例えばコンプライアント部材は、上方部材と支持部材
9との間でも装着され得る。後者は、異なる方法でさらに構成され得る。大多数
の背もたれの低部で、調整可能な脊髄湾曲支持が供給され、これは、脊髄湾曲支
持が、全体として上述した背もたれのコンプライアンスを妨げない様式で過剰負
荷の間、コンプライアント部材よりも大きなコンプライアンスを有するべきであ
る。
【0024】 以下において、添付の図面を参照することで、本発明は実施態様によって詳細
に記述され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による背もたれ用の配置を提供する、正面から見た車両シート
の部分切断開放図を概略的に示す。
【図2】 図2は、本発明による配置において含まれる行程制限部材に供給されたコンプ
ライアント部材の様々な実施態様を示す。
【図3】 図3は、本発明による配置において含まれる行程制限部材に供給されたコンプ
ライアント部材の様々な実施態様を示す。
【図4】 図4は、本発明による配置において含まれる行程制限部材に供給されたコンプ
ライアント部材の様々な実施態様を示す。
【図5】 図5は、本発明による配置において含まれる行程制限部材に供給されたコンプ
ライアント部材の様々な実施態様を示す。
【図6】 図6は、図2−5によるコンプライアント部材の特性を図示によって概略的に
示す。
【図7】 図7は、行程制限部材および可塑性コンプライアント部材を提供し、本発明に
よる配置に含まれるコンプライアント部材のさらなる実施態様を示す。
【図8】 図8は、行程制限部材および可塑性コンプライアント部材を提供し、本発明に
よる配置において含まれるコンプライアント部材のさらなる実施態様を示す。
【図9】 図9は、図7および図8によるコンプライアント部材の特性を図示によって概
略的に示す。
【図10】 図10は、可塑性コンプライアント部材の幾つかの実施例、および過度の負荷
におけるそれらの機能を示す。
【図11】 図11は、可塑性コンプライアント部材の幾つかの実施例、および過度の負荷
におけるそれらの機能を示す。
【図12】 図12は、可塑性コンプライアント部材の幾つかの実施例、および過度の負荷
におけるそれらの機能を示す。
【図13】 図13は、可塑性コンプライアント部材の幾つかの実施例、および過度の負荷
におけるそれらの機能を示す。
【図14】 図14は、可塑性コンプライアント部材の幾つかの実施例、および過度の負荷
におけるそれらの機能を示す。
【図15】 図15は、可塑性コンプライアント部材の幾つかの実施例、および過度の負荷
におけるそれらの機能を示す。
【図16】 図16は、可塑性コンプライアント部材の幾つかの実施例、および過度の負荷
におけるそれらの機能を示す。
【図17】 図17は、可塑性コンプライアント部材の幾つかの実施例、および過度の負荷
におけるそれらの機能を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両シート(2)の背もたれ(1)のための配置であって、
    以下:フレーム(3)、および支持部材(9)であって、該支持部材は、車両シ
    ートに座っている人からの背もたれに作用している負荷を該支持部材と一緒に吸
    収するための、コンプライアント部材(10/18/28/29/47/56)
    によって、該フレーム内部に可撓的に懸架され、該コンプライアント部材が、弾
    性バネ部材(19/29/40/51)を備える、支持部材、および行程制限部
    材であって該バネ部材(19/29/40/51)と協同して、第1の負荷範囲
    内で通常の使用状態の間、背中から負荷を吸収するために機能する弾性コンプラ
    イアンスを与えるためにそして、第2の負荷範囲内で該コンプライアント部材の
    該行程を制限するために配置された行程制限部材を備え、各バネ部材(19/2
    9/40/51)および行程制限部材が各個々のコンプライアント部材(10)
    に対して、フレーム(3)への装着のための第1の固定要素(21/38/41
    )、および該支持部材(9)への装着のための第2の固定要素(26/33/4
    2)として設計されるという点で特徴付けられる配置。
  2. 【請求項2】 前記個々のコンプライアント部材の少なくともいくつかが、
    可塑性コンプライアント部材(48、57、63、67)を構成し、該可塑性コ
    ンプライアント部材が前記第2負荷範囲を超えた負荷で、該コンプライアント部
    材における可塑性コンプライアンスを供給するために機能するという点で特徴付
    けられる、請求項1に記載の配置。
  3. 【請求項3】 前記可塑性コンプライアント部材(48)が前記バネ部材(
    47)と直列に配置されるという点で特徴付けられる、請求項2に記載の配置。
  4. 【請求項4】 前記可塑性コンプライアント部材(53)が前記バネ部材(
    51)と並列に配置されるという点で特徴付けられる、請求項2に記載の配置。
  5. 【請求項5】 前記行程制限部材(52)が前記可塑性コンプライアント部
    材(53)と直列に配置されるという点で特徴付られる、請求項4に記載の配置
  6. 【請求項6】 前記可塑性コンプライアント部材(48、67)がまた行程
    制限デバイスを設けられ、それによって該コンプライアント部材は、行程(s2 )の所定距離に従って第2の行程制限が与えられるという点で特徴付けられる、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の配置。
  7. 【請求項7】 前記コンプライアント部材(10)が、コイル型圧縮バネ(
    29/39)、および2つの固定要素(31、32/41、42)からなり、こ
    こで、該2つの固定要素(31、32/41、42)の一方の固定要素は、前記
    フレーム(3)に装着された一方の末端(34、35/41)を有し、そして他
    方の固定要素が、支持部材(9)に装着された一方の末端を有するという点なら
    びに、該2つの固定要素が該圧縮バネによって伸長し、該圧縮バネの反対側の末
    端(36、37)にそれぞれ接続された各々の他方の末端(33/45、46)
    を有し、それによって、該固定要素の引張り運動が、完全に圧縮されるまで該圧
    縮バネの圧縮を引き起こし、その時点で行程制限が起る、という点で特徴付けら
    れる、請求項1に記載の配置。
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