JP2001525214A - 所定領域での雰囲気形成の方法および装置ならびに医薬品製造への二酸化炭素の使用 - Google Patents
所定領域での雰囲気形成の方法および装置ならびに医薬品製造への二酸化炭素の使用Info
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- A61M25/0021—Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
Abstract
Description
域における雰囲気形成の方法であって、ガスを該領域に供給して、該ガスが前記
雰囲気における主成分となるようにするステップを有してなる方法に関するもの
である。本発明はさらに、ヒトまたは動物の身体の外部に開放している内側部分
に隣接する領域における雰囲気形成のための装置であって、ガス供給源に接続可
能なガス供給部材を有してなる装置に関するものでもある。
による感染の危険性が高くなり、保護作用のある皮膚がなくなっているために、
微生物は容易に身体に侵入することができる。そのような開放部分は、手術およ
び他の外科的処置に関連して、さらには各種の怪我、事故または疾患によって生
じていると考えられる開放創の場合に生じる。 その感染の危険性を低下させるため、少なくとも病院においては、周囲の雰囲気
および皮膚を、それぞれ濾過および清拭によって、さらには各種消毒剤の使用に
よってできるだけ無菌状態に保つよう努める。当然のことながら、そのような開
放部分をできるだけ閉鎖して、細菌の侵入を防止することが重要である。
成分である窒素および酸素は、組織にほとんど溶解しない。そのため、特に凝血
における複数のいわゆるカスケード系が活性化される。 血管および心臓手術では、血管および心臓が開放されるために、血管および心臓
の腔部に能動的にも受動的にも容易に空気が入り込み得ることから、状況はさら
に複雑である。その後は、血液と混じった空気は泡に似た気泡を生じるために、
気泡が血流によってさらに移動しないようにしながら、血液充填のみによって血
管および心臓から空気を完全に除去することは非常に困難である。 気泡が血流によって移動して毛細血管に至ると、気泡は数分間毛細血管に留まり
、その後ゆっくりと吸収されるか、あるいはゆっくりと毛細血管を通る。毛細血
管内部などの血管内部は内皮によって覆われているが、その内皮は酸素依存性、
すなわち血液中の酸素結合に依存しており、小血管または毛細血管中に残存する
気泡によって内皮の損傷が生じる。 さらに、気泡が吸収されたり移動したりすると、それがさらに活発になり、損傷
を受けた内皮壁を白血球が覆うようになり、そうしてその白血球は、いわゆる手
術外傷および/または例えば心肺装置の使用による異物への曝露のために損傷し
た内皮に容易に付着できるようになる。その結果、塞栓形成が起こる。 すなわち、最初に数分間にわたって血管に残留する気泡による、次にその後の損
傷内皮と活性白血球との間の反応によって長時間残留する白血球による血管およ
び毛細管の閉塞が生じる。それにより、血管および毛細管が支持する領域に血液
の支持がなくなることで、とりわけ酸素依存組織(特に脳)が損傷を受ける。
分に関連して所望の雰囲気を形成することにある。詳細には、本発明の第1の態
様によれば、該部分での細菌成長の予防が目的であり、本発明の第2の態様によ
れば、外科的処置、とりわけ血管および心臓の手術に関連する塞栓形成の問題低
減が目的である。
を含むことを特徴とする装置によって達成される。
化炭素雰囲気を形成することで、例えば創傷または手術創などの開放部分におけ
る細菌成長を有効に防止することができる。さらに、供給される二酸化炭素は、
実質的に完全に無菌とすることができる。すなわち、供給ガスには微生物や細菌
が含まれていないことで、周囲の大気中に存在する細菌または微生物が前記領域
に到達するのが防止される。 前記領域に存在する細菌もしくは微生物あるいは何らかの理由によって該領域に
侵入すると考えられる細菌もしくは微生物があっても増殖することはできない。
さらに、二酸化炭素ガスを供給することで、手術または外科的処置に関連した、
身体の開放領域への周囲大気の侵入を防止することができる。 その結果、空気が血流に侵入することができず、上記の空気塞栓形成を起こすこ
とができない。空気中の主成分である酸素および窒素と比較して、組織において
高い溶解度を有する二酸化炭素は、気泡を形成せずに組織に急速に吸収されるこ
とで、塞栓形成やそれによる小血管および毛細血管の閉塞が回避できることから
、開放身体部分に侵入しても良い。 結果的に、二酸化炭素は血管中に気泡として残留しないことから、通常の空気の
ように血流を妨害することはない。さらに、二酸化炭素は空気より重いことから
相対的に重い二酸化炭素が開放身体部分の下の方を通り、その開放部分の下方に
存在する空気を排除することから、簡単な方法で前記領域において空気を含まな
い雰囲気を形成することができる。さらに、二酸化炭素は、少なくとも中等度の
量で存在する場合には、生存生物に関して実質的に不活性である。
される。そのようにして、前記領域において空気を含まない雰囲気を確保するこ
とが可能となる。ただし、供給されたガスの一部は前記領域から出る。
供給される。そのような層流により、前記ガスを制御下に供給することができ、
それによって前記領域での乱流を回避することができるか、あるいは少なくとも
かなり低減することができる。それを行わずに乱流が生じると、周囲の雰囲気か
ら空気が前記領域内に吸い込まれることになると考えられる。
うに、周囲の雰囲気から前記領域を遮断する。そのような遮断によって、周囲の
空気が前記領域に侵入することも防止され、結果的に、空気を含まない雰囲気の
維持が促進される。
方に向かう方向で供給される。少なくとも場合によっては、1個のみ若しくは数
個の前記ガス流を用いるそのような簡単な前記方法を行うことで、限られた領域
内で、実質的に空気を含まない雰囲気を維持することができる。
湿する。そうすることで、前記開放部分からの蒸発を効果的に低減することがで
き、結果的に脱水を防止することができる。
むガスを含有するガス供給源を特徴とし、さらには二酸化炭素が前記雰囲気の主
成分となるような形で前記領域への前記ガスの供給が行われるように前記ガス供
給部材が配置されていることを特徴とする装置によっても達成される。
ガス供給部材は、前記領域に前記ガスを実質的に連続流で供給することができる
。該ガス供給部材は、前記ガスを前記領域に実質的に層流で供給するよう配置さ
れたノズルを有することもできる。
びウィルスなどの微生物の成長を防止する雰囲気を形成するために該領域に供給
される医薬品の製造において二酸化炭素を使用することによっても達成される。
さらに、前記目的は、ヒトまたは動物の身体の外部に開放した内側部分への空気
侵入を防止する雰囲気を形成するために該領域に供給される医薬品の製造におい
て二酸化炭素を使用することによって達成される。
細に説明する。 図1は本発明の第1の実施態様による装置の模式図を開示している。 図2は図1の装置の一部の断面図を開示している。 図3は本発明の第2の実施態様による装置の模式図を開示している。 図4は図3の装置の一部の断面図を開示している。 図5は本発明の第3の実施態様による装置の模式図を開示している。 図6は本発明の第4の実施態様による装置の模式図を開示している。
くとも限られた期間開放している部分を囲み、それに隣接する領域にガスを供給
するための装置を示してある。そのような開放部分は、外科的処置に関連して形
成される。例えば心臓手術に関連して、胸郭の内側のかなりの部分が露出して、
通常の場合その部分は周囲の雰囲気、すなわち空気と直接接触し、そのために該
部分は、環境中に存在する細菌および微生物による攻撃に曝される。
該管状体は、全体または部分的に閉鎖した環の状態で延びており、外科処置を受
ける患者の開放部分P周囲に配置される。管状体2は、円環状チャネル3を形成
しており、多くの開口4を有する。該開口は環の中心に向いており、吹き出しガ
ス用のノズルを形成している。円環状チャネル3は、ガス導管6を介してガス容
器5の形状のガス供給源に連結されている。 その結果、ガス容器5からのガスをガス導管6から円環状チャネル3に供給し、
開口4からガス供給部材1の中央方向に吹き出させることができる。ガス導管6
にはバルブ部材7があり、該部材によって、円環状チャネル3へのガス供給を調
節することができる。図示した例では、バルブ部材7は、バルブ部材7に接続さ
れた制御部材8を用いて制御される。制御部材8は、対象とする領域での供給ガ
スまたは空気の濃度を感知するよう配置されたガス感知部材9に接続することが
できる。 そのような感知部材を用いて、前記領域に供給されるガスを制御して、例えば、
空気濃度の上昇が測定されたらガス供給を増加させたり、あるいは前記領域にお
ける空気濃度が所定のレベルを超える場合にはガス供給を増加させるようにする
ことができる。
体2の円周方向に延びる形で配置されている。開口4については、他の形状も可
能である。例えば開口は、実質的に円形もしくは楕円形の開口によって形成する
ことができる。図2には管状体2の一部を示してあり、開口4をどのような形状
とすることができるか示してある。 それにより、開口4がガスの吹き出し方向にも延長しており、その延長の長さは
円環状チャネル3を形成しているホース状体2の壁厚を超えることがわかる。そ
れにより、患者身体の開放部分に向かう所望の方向にガス流を向けることが可能
である。開口4のこの実施態様により、実質的に層流のガス流を得ることも可能
である。留意すべき点として、本発明の範囲を超えない限りにおいて、ホース状
体の壁に設けた簡単な開口によってガス供給用ノズルを形成することも可能であ
る。
ら該部材は、ゴムまたはプラスチックなどの何らかの可撓性材料から製造するの
が有利である。そうすることで、ガス供給部材1自体を、それを取り付ける患者
の身体の外形に合わせることができる。ホース状の管状体2は閉鎖ループを形成
し、患者の身体に当接することから、少なくともある程度、ガス供給部材1が入
っている領域から、供給されたガスが出るのが防止される。
様を開示している。ここで留意すべき点として、実質的に同じ機能を有する構成
要素については、開示されている他の実施態様で同一の符号を割り当ててある。
この第2の実施態様は、ガス供給部材1の設計に関して第1の実施態様と異なっ
ており、該部材1は円筒形状の遮蔽部材10を有し、該遮蔽部材は患者身体上に
乗せられ、患者周囲に巻き付けられたベルト部材11などを用いて取り付けられ
る。 さらに図4に開示のように、ガス供給部材1には円環状チャネル3があり、該チ
ャネルは壁部材12によって区画され、遮蔽部材10の内側に配置されている。
壁部材12には多くの細長い開口4があり、該開口は遮蔽部材10の円周方向に
延びる形で配置されている。 各開口4は2個の層状羽根または案内羽根13によって区画され、該羽根は開口
4とともにノズルを形成しており、それによって、供給ガスを患者身体の開放部
分に向かう所望の方向に向かせることができる。これらの層状羽根13を用いる
ことで、実質的に層流のガス流を得ることができる。この場合も、ガス供給部材
1は多くの異なる材料から製造することができる。有利には、少なくとも患者に
当接するガス供給部材1の下側部分を、ゴムまたはプラスチックなどの何らかの
可撓性材料から製造する。 そうすることで、ガス供給部材1自体を、それが取り付けられる患者身体の外形
に合わせることができる。患者の身体から上の方に延びるような形で取り付けら
れている遮蔽部材10が比較的高いために、ガス供給部材1が入っている領域か
ら供給ガスが出るのが防止される。留意すべき点として、第2の実施態様でも開
口4は、例えばガス流誘導のための層状羽根もしくは案内羽根を場合によって有
する複数の小さい円形もしくは楕円形の開口などの多くの異なった形状を有する
ことができる。
漏斗形状の拡大ノズル14のみを有する。開示の例ではノズル14には2個の案
内羽根15があって、患者身体の開放部分に向かう所望の方向にガス流を向ける
ことができるようにする上で寄与している。開示した拡大ノズル14により、実
質的に層流のガス流を得ることも可能である。
いるが、さらに簡単になっている。第4の実施態様では、ガス供給部材は可撓性
ホース6のみを有し、該ホースには多くの小開口16が設けられていて、その開
口から供給ガスが吹き出す。この実施態様は、特に患者身体における腔部での使
用に好適である。
部材17(図1、3、5および6参照)を有していても良い。加湿部材17は、そ
れ自体公知の種類のものであることができ、水または水流(例えば、生理食塩水)
によってガスを加湿するために取り付けられる。
酸化炭素であるが、二酸化炭素は、身体組織において高い溶解度を有し、かなり
の静菌性を有するか生物に関しては不活性であり、さらには空気より重い。ガス
は、ガス容器5での大気圧より高い圧力によって、あるいはポンプ(不図示)を用
いて供給することができる。層流ガス流を維持するには、流速は比較的低くしな
ければならない。
冷却することも可能である。そのような冷却は、ガスを加湿する場合ならびに加
湿しない場合の両方で行うことができる。冷却には、供給ガスの温度が低くなる
ことで、密度が高くなり、その結果さらに重くなるという利点がある。 そのようにして、ガスの開放部分Pへの侵入が容易になり、従って空気をさらに
容易に排除できる。さらに、比較的低温の二酸化炭素は、細菌その他の微生物の
成長をさらに抑制する。そのような冷却は、例えば、ガス導管6に連結されて配
置された熱交換機を用いる等、多くの異なった方法で行うことができる。
変更・修正が可能である。例えば、留意すべき点として、図1〜4に開示のチャ
ネル3は閉鎖した円環状ループの形で延長する必要はなく、円形の一部のみの形
で延長することができる。 さらに留意すべき点として、本発明の範囲内で、開放部分周囲に完全に閉鎖され
た領域を形成することが可能であり、前記ガスをその封入雰囲気に供給し、空気
をガス供給の前、後または途中で除去することが可能である。 その領域の大きさは、使用場面に応じて変わり得るもので、外科的処置を行う当
事者を完全もしくは部分的に該領域内に入れることができるだけの広さにその領
域をすることも可能である。
広い手術箇所だけでなく、例えば比較的小さい創傷などの皮膚の比較的小さい部
分まで含むものである。従って本発明は、ガス形成媒体がそのような比較的小さ
い部分に向かって流れて、該部分から流れ出る血液を排除できるような場合にも
利用可能である。 そのようにして、手術箇所を肉眼観察することができ、それによって、細菌を含
まない雰囲気を形成すると同時に、外科的処置が行いやすくなる。
Claims (16)
- 【請求項1】 ヒトまたは動物の身体の外部に開放した内側部分に隣接する
領域で雰囲気を形成する方法であって、ガスを該領域に供給して、該ガスが前記
雰囲気における主成分となるようにするステップを有する方法において、前記ガ
スがかなりの量の二酸化炭素を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記ガスが、実質的に連続流で前記領域に供給される請求項
1記載の方法。 - 【請求項3】 前記ガスが、実質的に層流で前記領域に供給される、請求項
1または2記載の方法。 - 【請求項4】 前記領域を周囲雰囲気から遮蔽して、供給ガスが該領域内で
維持されるようにする、請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 前記ガス流が、前記内側身体部分の一部に向かう方向に供給
される請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 前記ガスを前記領域に供給する前に加湿する、請求項1ない
し5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】 ヒトまたは動物の身体の外部に開放した内側部分(P)に隣接
する領域で雰囲気を形成する装置であって、ガス供給源(5)に連結可能なガス供
給部材(1)を有する装置において、前記ガス供給源(5)がかなりの量の二酸化炭
素を含有するガスを有するものであり、二酸化炭素が前記雰囲気における主成分
となるような形で前記領域に前記ガスが供給されるように、前記ガス供給部材 (1)が配置されていることを特徴とする装置。 - 【請求項8】 前記ガスを前記領域に実質的に連続流で供給できるように、
ガス供給部材(1)が配置されている請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 前記ガス供給部材(1)が、前記ガスを前記領域に実質的に層
流として供給するために設けられたノズル(4,13)を有する請求項7または8
記載の装置。 - 【請求項10】 前記領域の周囲に配置され、供給ガスが前記領域から出る
のを防止する遮蔽部材(10)を有する、請求項7ないし9のいずれかに記載の装
置。 - 【請求項11】 前記ガス供給部材(1)が、前記ガス流を前記領域の中央方
向に向けるよう配置された幾つかのノズル開口(4)を有する、請求項7ないし1
0のいずれかに記載の装置。 - 【請求項12】 前記ノズル開口(4)が、前記領域を囲むように配置された
環形状で設けられている、請求項11記載の装置。 - 【請求項13】 前記ガス供給部材(1)がノズル(4)を有し、該ノズルは前
記ガス流を供給するために配置され、前記内側身体部分の一部に向かう方向に調
節可能である、請求項7ないし12のいずれかに記載の装置。 - 【請求項14】 前記ガスを加湿するための加湿部材(7)を有する、請求項
7ないし13のいずれかに記載の装置。 - 【請求項15】 ヒトまたは動物の身体の外部に開放した内側部分での細菌
およびウィルスを含む微生物の成長を防止する雰囲気を形成するため、該領域に
供給される医薬品の製造での二酸化炭素の使用。 - 【請求項16】 ヒトまたは動物の身体の外部に開放した内側部分への空気
の侵入を防止する雰囲気を形成するため、該領域に供給される医薬品の製造での
二酸化炭素の使用。
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