JP2001525190A - 蒸気破裂タバコを用いた再生タバコシートの作製方法 - Google Patents

蒸気破裂タバコを用いた再生タバコシートの作製方法

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JP2001525190A JP2000523872A JP2000523872A JP2001525190A JP 2001525190 A JP2001525190 A JP 2001525190A JP 2000523872 A JP2000523872 A JP 2000523872A JP 2000523872 A JP2000523872 A JP 2000523872A JP 2001525190 A JP2001525190 A JP 2001525190A
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ブラウン アンド ウイリアムソン タバココーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生タバコの煙品質及び機械的特性を改善する方法の提供。 【解決手段】 アンモニウム塩と尿素を含む水溶液に、タバコ材料を加えることによって達成される。得られた第1のタバコスラリーが蒸気圧の下少なくとも42184.2Paにまで約1から5分間加圧され、次いで周囲圧まで急速に減圧される。そして減圧されたタバコが第2のタバコスラリーに形成され、タバコ内の可溶成分が除去される。次いで、得られたタバコ残留物が再生タバコシートに形成される一方、抽出物は少なくとも30重量%の固体分を含む固体分レベルに濃縮される。この濃縮物が再生タバコシートに添加されて戻され、さらに喫煙品へと処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
この発明はタバコ用の高温高圧処理方法に関し、特に蒸気破裂タバコによる再
生タバコシートの喫煙品質及び機械的特性を改善する方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
紙巻タバコ、パイプタバコなど喫煙品の製造においては、喫煙品で用いるため
に処理されたタバコのかなりの部分が、それらの物理的寸法や望ましくない味特
性のため、使用に適さないものとされている。例えば、製造プロセスから出るタ バコの茎及びタバコの細粒は、上記喫煙品の製造で用いるのに不適切である。茎 及び細粒は原材料投資のかなりの量を占めているので、それらの茎及び細粒をさ
らに処理して、再生タバコシートなど、処理された合格品のタバコ葉と比較的多
量に混合して使用可能な製品にする方法が開発されてきた。再生タバコの処理で は、茎及び細粒内の成分の一部が可溶化され、タバコの固体分から分離される。 これらの可溶化成分は廃棄されるか、あるいはその一部が後の段階で再生タバコ
シートに再導入される。例えば、Denierらに付与された米国特許第4,744,3 75号は、アンモニアなどタバコ内の風味成分を用いて、再生タバコシートで利
用できるタバコ生成物を製造する方法を開示している。
【0003】
【発明の要旨】
本発明は、茎及び細粒の形状のタバコが水中に分散している再生タバコ材料を
提供する方法に係わる。得られたタバコスラリーは、蒸気を飽和させた閉じた容 器内において加圧下で加熱され、タバコが膨張もしくは破裂するのに十分な時間
保持される。その後、容器内を周囲圧へ急速に減圧することで、タバコ粒状物の 繊維化及びタバコ内の成分の一部の化学的解重合が生じる。この機械的作用は、 ペクチンの解離や可溶化、さらにはタバコ成分のわずかな構造的及び組織的変態
も引き起こす。次いで、得られたタバコ生成物は水中で抽出され、繊維状物が周 知の製紙装置を用いてシートに形成可能である。水抽出物は一般に濃縮されて形 成シートに施され、更なる処理を経て、刺激性が少なく、タバコの味が一層良く
、煙質の改善された再生タバコ生成物が得られる。蒸気による加圧前または後に 、尿素とアンモニウム塩をタバコスラリーに添加するが、これら尿素とアンモニ
ウム塩は蒸気による加圧前に添加するのが好ましい。転化糖や湿潤剤、さらにそ
の他の選定した化学添加物も、本発明において有用なことが認められた。 従って本発明の目的は、再生タバコで用いられ、刺激性の減少、タバコの味の
向上、及びタバコの煙質の改善をもたらすタバコ生成物を提供することにある。 すなわち、本発明は再生タバコシートを作製する方法において、50から10
0重量部のタバコ材料を、100から200重量部の水、1から10重量部のア
ンモニウム塩、及び約1から10重量部の尿素を含む容器内に加える工程;得ら
れた第1のタバコスラリー混合物を、飽和蒸気によって約93.3から215.
6℃(200から420°F)、42184.2から281228Pa(60から 400 psi)の状態にして、約1から15分の時間保持する工程;及び第1のタ
バコスラリー混合物への圧力を周囲圧へ0.1から1.0分で減圧する工程;を有
する方法を意図している。好ましくは、アンモニウム塩は5から10重量部、尿 素は3から8重量部、タバコ/水混合物に対する化学添加物の総量は10から2
5重量部である。 第1のタバコスラリーをタバコシートへ処理する際、その処理は一般にさらに
追加の工程として、水を加え15から40重量%のタバコを有する第2のタバコ
スラリーを形成する工程;得られた第2のタバコスラリー混合物を48.9から
82.2℃に約2から5分間加熱する工程;第2のタバコスラリーから水と可溶
物を除去し、約50から60重量%の水と抽出物を含む第3のタバコスラリーを
形成する工程;タバコの粒径を減少する工程;水を加え1から4重量%のタバコ
を有する第4のタバコスラリーを形成する工程;及び約10から30重量%の水
分、好ましくは約13から16重量%の水分を有するタバコシートを形成する工
程;を含む。抽出物の処理において、抽出物は一般に約30から35重量%の可 溶物に濃縮され、得られた抽出物が形成タバコシートを被覆するのに使われる。 本発明において、アンモニウム塩は燐酸二アンモニウム、酢酸アンモニウム、
塩化アンモニウム、燐酸アンモニウム、及びこれらの混合物からなる群の中から
選ばれるのが好ましい。グリセリンやプロピレングリコールなどの湿潤剤、及び
グルコースやフラクトースなどの転化糖を加えてもよい。第1のタバコスラリー が加熱される好ましい温度は、ほぼ70307Paの飽和蒸気によるほぼ168.
3℃であり、タバコはこれらの蒸気圧と温度にほぼ3分間さらされる。 別の実施の形態においては、第1のタバコスラリーを約93.3から215.
6℃、42184.2から281228Paの飽和蒸気に約1から15分間さらし
た後、化学添加物が第1のタバコスラリーに加えられ、次いでタバコシートへと
さらに処理する前に周囲圧に減圧される。 以下の各プロセスの説明及びそれに続く各例の記載から、本発明はより明瞭に
理解されるであろう。
【0004】
【好ましい実施の態様の詳細な説明】
本発明におけるタバコの蒸気破裂部分を実施する好ましい方法では、図2に示
すように、乾燥処理した破片、薄葉タバコの破片、反復打ち及び製造時のくず、
タバコの粗おろし粉、乾燥処理した茎、薄葉タバコの茎などのタバコ材料が、水
、アンモニウム塩及び尿素を含む圧力容器16の入口12に送り込まれる。湿潤 剤や転化糖を加えてもよい。タバコの総量は約50から100重量部の範囲で、 これに対し水は約100から200重量部、アンモニウム塩は約1から10重量
部、尿素は約1から10重量部で、湿潤剤は1重量部より少なく、また転化糖も
1重量部より少ない。入口12に弁14が設けてあり、充填後で蒸気加圧の開始 前に容器16を弁14で閉じる。 本発明において有用であることが認められたアンモニウム塩は、燐酸二アンモ
ニウム、酢酸アンモニウム、塩化アンモニウム、燐酸アンモニウムなど、及びこ
れらの混合物を含む。アンモニウム塩は1から5重量部であるのが好ましい。 本発明において有用であることが認められたその他の添加物は、カリウム吸収
物(sorbate)、かんきつ類ペクチン、クエン酸及び乳酸を含む。これらの添加物は
通常1から10重量部の範囲で、好ましくは5重量部より少ない。 こうして得られた水/タバコ混合物つまり第1のタバコスラリーは、蒸気入口
20から導入される蒸気にさらされ、蒸気入口20にはタバコスラリーの温度が
約15.6から204.4℃に上昇するまで、42184.2から281228
Paの蒸気が導入される。上昇した温度は、約1から15分の間保持される。蒸気 は好ましくは、ほぼ70307Pa、約168.3℃で、約3分間保持される。 蒸気で加圧されたタバコは次いで、周囲圧へ0.1から1.0分で急速に減圧さ
れる。そして解放弁22が開けられ、第1のタバコスラリーは導管26を介して
サイクロン分離機28に移され、そこで蒸気が出口24から排気される一方、得
られた生成物が底部の放出装置30から放出され、さらにその後の処理の付され
る。 図1に示すように、サイクロン分離機28を含むプロセス中の蒸気破裂部分か
ら得られたスラリーはスラリータンクに移され、そこで水が加えられて、約1か
ら4重量%の固体分を有する第2のタバコスラリーを形成する。別の実施の態様
において、尿素、アンモニウム塩及びその他の化学物質を第2のタバコスラリー
に添加してもよい。こうして得られた第2のタバコスラリーは48.9から82 .2℃に加熱され、この温度に約2から5分間保持され、蒸気加圧によって膨張
したタバコから水可溶成分を抽出する。次いで、この混合物は遠心分離され、通 常約40から50重量%のタバコからなる抽出残留物が、タバコ繊維の粒径を減
少することによってさらに精製される。この工程は一般に、タバコを攪拌あるい は粉砕する機能を備えたブレンダまたはその他の種類の装置で行われる。その後 、精製されたスラリーは分塊作業に移され、タバコスラリーに水を加えて、固体
分が1から4重量%の混合物となるように減少される。混合物は次いで、例えば フォアダイナー(Fourdiner)型製紙機など、商業的に入手可能な製紙装置及び技 術を用いて再生タバコシートに形成される。遠心分離で得られた抽出物は、蒸気 真空蒸発装置などの蒸発装置に移され、そこで抽出物の固体含有量が約30から
35重量%の固体分となるように増加された後、抽出物は周知の被覆技術により
、上記のタバコシートに施される。そして、こうして得たタバコシートが更なる 処理に供され、喫煙品質の改善されたタバコが得られる。
【0005】
【例1−9】 本発明のより明瞭な理解のため、以下の各例によって本発明を例示するが、本
発明はこれらの例によって不当に制限されるものでない。
【0006】 例1 タバコ破片、反復打ち及び製造時のくず、タバコの粗おろし粉、乾燥処理した
茎、及び薄葉タバコの茎を含むタバコ材料の混合物4.5kgを、113.4g
の尿素、136.1gの燐酸二アンモニウム、及び272.2gの転化糖を含む
9.1kgの水に分散した。次いで、タバコ−水の混合物を蒸気容器に入れ、こ の容器に70307Paの飽和蒸気を導入し、容器内の温度を168.3℃にした
。168.3℃の温度を3分間保持した。 3分後、圧力容器を1分より短い時間で
周囲圧に減圧し、同時にサイクロン分離機へ移し、そこで蒸気を排気する一方、
タバコ生成物を回収した。 蒸気加圧したタバコサンプル498.9gを、4.5kgの水を含む容器に加
えた。次いで、このスラリー混合物を76.7℃に加熱し、その温度に30分間 保持し、水によって蒸気加圧タバコから可溶成分を抽出させた。その後、スラリ ー混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで2分間遠心分
離した。抽出残留物のサンプル300グラムを700 ml の水と混合し、精製し た後、フォアダイナー(Fourdiner)型ワイヤ製紙機で紙様シートに形成した。抽出
物はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)150の真空蒸発装置に供し、そこ で約35%の固体分になるまで抽出物を蒸発させた。35%の固体分を含むこの 抽出物は、ワイヤ製紙機から得られたシートを被覆することによって、作製され
た再生タバコシートに施され戻された。こうして得たタバコシート材を、紙巻タ バコに混入した。
【0007】 例2 例2では、蒸気圧力容器を47105.7Paの飽和蒸気にさらし、温度を14
8.9℃に上昇させた以外、例1と同じ方法で再生タバコシートを作製した。圧 力容器は、47105.7Paの蒸気で148.9℃に6分間維持した。こうして 得たタバコシート材を、紙巻タバコに混入した。
【0008】 例3 この例は、タバコを295289.4Pa且つ204.4℃の蒸気圧にさらし、
この圧力と温度に5分間保持するように変更した以外、例1で用いたのと同じ方
法及び同一量の材料を用いて実施した。こうして得た再生タバコシートを、紙巻 タバコに混入した。
【0009】 例4 この例は、タバコを47105.7Pa且つ148.9℃で10分間蒸気処理し
た以外、例1で用いたのと同じ方法及び同一量の材料を用いて実施した。
【0010】 例5 この例は、タバコを70307Pa且つ168.3℃で3分間蒸気処理した以外
、例1で用いたのと同じ方法及び同一量の材料を用いて実施した。またタバコを 、蒸気処理前に5−6時間添加物と接触させた。
【0011】 例6 272.2gの乾燥処理したタバコ破片、408.2gの薄葉タバコの破片、
544.3gの反復打ち及び製造時のくず、136.1gのタバコの粗おろし粉
、1.4kgの乾燥処理した小寸法茎、1.4kgの薄葉タバコの小寸法茎、及
び408.2gの薄葉タバコの大寸法茎を含む合計4.5kgのタバコ材料を、
9.1kgの水に分散した。このタバコ−水の混合物を蒸気圧力容器に入れ、7 0307Paの飽和蒸気で処理して温度を168.3℃に上昇させ、この状態を3
分間保持した。 その後、498.9gの蒸気処理タバコを、8.2gの尿素と13.6gの燐
酸二アンモニウムを含む4.5kgの水に加えた。この混合物を76.7℃に加 熱し、その温度に30分間保持し、蒸気処理タバコから水可溶成分を抽出した。 次いで、混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで12分
間遠心分離した。合計300グラムの抽出残留物を700 ml の水と混合し、精 製した後、フォアダイナー(Fourdiner)型製紙機で紙様シートに形成した。抽出物
はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)150に入れ、60℃で真空蒸発して 濃縮し、約35%の固体分にした後転化糖を添加し、3.3重量%の最終生成物 を形成した。この濃縮抽出物は、サイズ(糊料)かけプレスを用いてシートに施 した。こうして得た再生シートタバコを、紙巻タバコに混入した。
【0012】 例7 272.2gの乾燥処理したタバコ破片、408.2gの薄葉タバコの破片、
544.3gの反復打ち及び製造時のくず、1360.8gのタバコの粗おろし
粉、1406.1gの乾燥処理した小寸法茎、1360.8gの薄葉タバコの小
寸法茎、及び408.2gの薄葉タバコの大寸法茎を含む合計4.5kgのタバ
コ材料を、9.1kgの水に分散した。このタバコ−水の混合物を蒸気圧力容器 に入れ、47105.7Paの飽和蒸気で処理して温度を148.9℃に上昇させ
、この状態を3分間保持した。 その後、498.9gの蒸気処理タバコを、8.2gの尿素と13.6gの燐
酸二アンモニウムを含む4.5kgの水に加えた。この混合物を76.7℃に加 熱し、その温度に30分間保持し、蒸気破裂タバコから水可溶成分を抽出した。 次いで、混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで12分
間遠心分離した。合計300グラムの抽出残留物を700 ml の水と混合し、精 製した後紙様シートに形成した。抽出物はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)
150に入れ、60℃で真空蒸発して濃縮し、約35%の固体分にした後転化糖
を添加し、3.3重量%の最終生成物を形成した。この濃縮抽出物は、サイズ(糊
料)かけプレスを用いてシートに施した。こうして得た再生シートタバコを、紙 巻タバコに混入した。
【0013】 例8 272.2gの乾燥処理したタバコ破片、408.2gの薄葉タバコの破片、
544.3gの反復打ち及び製造時のくず、136.1gのタバコの粗おろし粉
、1406.1gの乾燥処理した小寸法茎、1360.8gの薄葉タバコの小寸
法茎、及び408.2gの薄葉タバコの大寸法茎を含む合計4.5kgのタバコ
材料を、9.1kgの水に分散した。このタバコ−水の混合物を蒸気容器に入れ 、296695.5Pa の飽和蒸気で処理して温度を204.4℃に上昇させ、 この状態を5分間保持した。 その後、498.9gの蒸気破裂タバコを、8.2gの尿素と13.6gの燐
酸二アンモニウムを含む4.5kgの水に加えた。この混合物を76.7℃に加 熱し、その温度に30分間保持し、蒸気破裂タバコから水可溶成分を抽出した。 次いで、混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで12分
間遠心分離した。合計300グラムの抽出残留物を700 ml の水と混合し、精 製した後紙様シートに形成した。抽出物はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)
150に入れ、60℃で真空蒸発して濃縮し、約35%の固体分にした後転化糖
を添加し、3.3重量%の最終生成物を形成した。この濃縮抽出物は、サイズ(糊
料)かけプレスを用いてシートに施した。こうして得た再生シートタバコを、紙 巻タバコに混入した。
【0014】 例9 272.2gの乾燥処理したタバコ破片、408.2gの薄葉タバコの破片、
544.3gの反復打ち及び製造時のくず、136.1gのタバコの粗おろし粉
、1406.1gの乾燥処理した小寸法茎、1360.8gの薄葉タバコの小寸
法茎、及び408.2gの薄葉タバコの大寸法茎を含む合計4.5kgのタバコ
材料を、9.1kgの水に分散した。このタバコ−水の混合物を蒸気圧力容器に 入れ、47105.7Pa の飽和蒸気で処理して温度を148.9℃に上昇させ 、この状態を10分間保持した。 その後、498.9gの蒸気破裂タバコを、8.2gの尿素と13.6gの燐
酸二アンモニウムを含む4.5kgの水に加えた。この混合物を76.7℃に加 熱し、その温度に30分間保持し、蒸気破裂タバコから水可溶成分を抽出した。 次いで、混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで12分
間遠心分離した。合計300グラムの抽出残留物を700 ml の水と混合し、精 製した後、通常の製紙技術で使われている標準的な TAPPIボックスで紙様シート
に形成した。抽出物はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)150に入れ、60
℃で真空蒸発して濃縮し、約35%の固体分にした後転化糖を添加し、3.3重 量%の最終生成物を形成した。この濃縮抽出物は、サイズ(糊料)かけプレスを 用いてシートに施した。
【0015】 例6−9で得た再生タバコを用いて作製した紙巻タバコは、マイルドで心地よ
い味を有することが認められた一方、蒸気加圧の前に尿素とアンモニウム塩を添
加した、例1−5で得た再生タバコを用いて作製した紙巻タバコは、例6−9の
再生タバコを用いたものより一層マイルドで一層心地よい味を有することが認め
られた。 以上の詳細な説明及び各例は、主に理解を明瞭とするために示したものであり
、各種の変形を成すことは当業者にとって開示の内容から自明であり且つ発明の
精神及び添付の請求の範囲に記載の範囲を逸脱せずに可能であるから、以上の記
載から何らの不要な限定も考慮されるべきでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい一プロセスの概略図である。
【図2】 本発明においてタバコの蒸気破裂を行う好ましい一システムの正面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月16日(2000.6.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 蒸気破裂タバコを用いた再生タバコシートの作製方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】 この発明はタバコ用の高温高圧処理方法に関し、特に蒸気破裂タバコによる再
生タバコシートの喫煙品質及び機械的特性を改善する方法に関する。
【0002】
【発明の背景】 紙巻タバコ、パイプタバコなど喫煙品の製造においては、喫煙品で用いるため
に処理されたタバコのかなりの部分が、それらの物理的寸法や望ましくない味特
性のため、使用に適さないものとされている。例えば、製造プロセスから出るタ バコの茎及びタバコの細粒は、上記喫煙品の製造で用いるのに不適切である。茎 及び細粒は原材料投資のかなりの量を占めているので、それらの茎及び細粒をさ
らに処理して、再生タバコシートなど、処理された合格品のタバコ葉と比較的多
量に混合して使用可能な製品にする方法が開発されてきた。再生タバコの処理で は、茎及び細粒内の成分の一部が可溶化され、タバコの固体分から分離される。 これらの可溶化成分は廃棄されるか、あるいはその一部が後の段階で再生タバコ
シートに再導入される。例えば、Denierらに付与された米国特許第4,744,3 75号は、アンモニアなどタバコ内の風味成分を用いて、再生タバコシートで利
用できるタバコ生成物を製造する方法を開示している。
【0003】
【発明の要旨】 本発明は、茎及び細粒の形状のタバコが水中に分散している再生タバコ材料を
提供する方法に係わる。得られたタバコスラリーは、蒸気を飽和させた閉じた容 器内において加圧下で加熱され、タバコが膨張もしくは破裂するのに十分な時間
保持される。その後、容器内を周囲圧へ急速に減圧することで、タバコ粒状物の 繊維化及びタバコ内の成分の一部の化学的解重合が生じる。この機械的作用は、 ペクチンの解離や可溶化、さらにはタバコ成分のわずかな構造的及び組織的変態
も引き起こす。次いで、得られたタバコ生成物は水中で抽出され、繊維状物が周 知の製紙装置を用いてシートに形成可能である。水抽出物は一般に濃縮されて形 成シートに施され、更なる処理を経て、刺激性が少なく、タバコの味が一層良く
、煙質の改善された再生タバコ生成物が得られる。蒸気による加圧前または後に 、尿素とアンモニウム塩をタバコスラリーに添加するが、これら尿素とアンモニ
ウム塩は蒸気による加圧前に添加するのが好ましい。転化糖や湿潤剤、さらにそ
の他の選定した化学添加物も、本発明において有用なことが認められた。 従って本発明の目的は、再生タバコで用いられ、刺激性の減少、タバコの味の
向上、及びタバコの煙質の改善をもたらすタバコ生成物を提供することにある。 すなわち、本発明は再生タバコシートを作製する方法において、50から10
0重量部のタバコ材料を、100から200重量部の水、1から10重量部のア
ンモニウム塩、及び約1から10重量部の尿素を含む容器内に加える工程;得ら
れた第1のタバコスラリー混合物を、飽和蒸気によって約93.3から215.
6℃(200から420°F)、413793.1から2758620.7Pa( 60から400 psi)の状態にして、約1から15分の時間保持する工程;及び
第1のタバコスラリー混合物への圧力を周囲圧へ0.1から1.0分で減圧する工
程;を有する方法を意図している。好ましくは、アンモニウム塩は5から10重 量部、尿素は3から8重量部、タバコ/水混合物に対する化学添加物の総量は1
0から25重量部である。 第1のタバコスラリーをタバコシートへ処理する際、その処理は一般にさらに
追加の工程として、水を加え15から40重量%のタバコを有する第2のタバコ
スラリーを形成する工程;得られた第2のタバコスラリー混合物を48.9から
82.2℃に約2から5分間加熱する工程;第2のタバコスラリーから水と可溶
物を除去し、約50から60重量%の水と抽出物を含む第3のタバコスラリーを
形成する工程;タバコの粒径を減少する工程;水を加え1から4重量%のタバコ
を有する第4のタバコスラリーを形成する工程;及び約10から30重量%の水
分、好ましくは約13から16重量%の水分を有するタバコシートを形成する工
程;を含む。抽出物の処理において、抽出物は一般に約30から35重量%の可 溶物に濃縮され、得られた抽出物が形成タバコシートを被覆するのに使われる。 本発明において、アンモニウム塩は燐酸二アンモニウム、酢酸アンモニウム、
塩化アンモニウム、燐酸アンモニウム、及びこれらの混合物からなる群の中から
選ばれるのが好ましい。グリセリンやプロピレングリコールなどの湿潤剤、及び
グルコースやフラクトースなどの転化糖を加えてもよい。第1のタバコスラリー が加熱される好ましい温度は、ほぼ689655.2Paの飽和蒸気によるほぼ1
68.3℃であり、タバコはこれらの蒸気圧と温度にほぼ3分間さらされる。 別の実施の形態においては、第1のタバコスラリーを約93.3から215.
6℃、413793.1から2758620.7Paの飽和蒸気に約1から15分
間さらした後、化学添加物が第1のタバコスラリーに加えられ、次いでタバコシ
ートへとさらに処理する前に周囲圧に減圧される。 以下の各プロセスの説明及びそれに続く各例の記載から、本発明はより明瞭に
理解されるであろう。
【0004】
【好ましい実施の態様の詳細な説明】 本発明におけるタバコの蒸気破裂部分を実施する好ましい方法では、図2に示
すように、乾燥処理した破片、薄葉タバコの破片、反復打ち及び製造時のくず、
タバコの粗おろし粉、乾燥処理した茎、薄葉タバコの茎などのタバコ材料が、水
、アンモニウム塩及び尿素を含む圧力容器16の入口12に送り込まれる。湿潤 剤や転化糖を加えてもよい。タバコの総量は約50から100重量部の範囲で、 これに対し水は約100から200重量部、アンモニウム塩は約1から10重量
部、尿素は約1から10重量部で、湿潤剤は1重量部より少なく、また転化糖も
1重量部より少ない。入口12に弁14が設けてあり、充填後で蒸気加圧の開始 前に容器16を弁14で閉じる。 本発明において有用であることが認められたアンモニウム塩は、燐酸二アンモ
ニウム、酢酸アンモニウム、塩化アンモニウム、燐酸アンモニウムなど、及びこ
れらの混合物を含む。アンモニウム塩は1から5重量部であるのが好ましい。 本発明において有用であることが認められたその他の添加物は、カリウム吸収
物(sorbate)、かんきつ類ペクチン、クエン酸及び乳酸を含む。これらの添加物は
通常1から10重量部の範囲で、好ましくは5重量部より少ない。 こうして得られた水/タバコ混合物つまり第1のタバコスラリーは、蒸気入口
20から導入される蒸気にさらされ、蒸気入口20にはタバコスラリーの温度が
約15.6から204.4℃に上昇するまで、413793.1から27586
20.7Paの蒸気が導入される。上昇した温度は、約1から15分の間保持され る。蒸気は好ましくは、ほぼ689655.2Pa、約168.3℃で、約3分間
保持される。 蒸気で加圧されたタバコは次いで、周囲圧へ0.1から1.0分で急速に減圧さ
れる。そして解放弁22が開けられ、第1のタバコスラリーは導管26を介して
サイクロン分離機28に移され、そこで蒸気が出口24から排気される一方、得
られた生成物が底部の放出装置30から放出され、さらにその後の処理の付され
る。 図1に示すように、サイクロン分離機28を含むプロセス中の蒸気破裂部分か
ら得られたスラリーはスラリータンクに移され、そこで水が加えられて、約1か
ら4重量%の固体分を有する第2のタバコスラリーを形成する。別の実施の態様
において、尿素、アンモニウム塩及びその他の化学物質を第2のタバコスラリー
に添加してもよい。こうして得られた第2のタバコスラリーは48.9から82 .2℃に加熱され、この温度に約2から5分間保持され、蒸気加圧によって膨張
したタバコから水可溶成分を抽出する。次いで、この混合物は遠心分離され、通 常約40から50重量%のタバコからなる抽出残留物が、タバコ繊維の粒径を減
少することによってさらに精製される。この工程は一般に、タバコを攪拌あるい は粉砕する機能を備えたブレンダまたはその他の種類の装置で行われる。その後 、精製されたスラリーは分塊作業に移され、タバコスラリーに水を加えて、固体
分が1から4重量%の混合物となるように減少される。混合物は次いで、例えば フォアダイナー(Fourdiner)型製紙機など、商業的に入手可能な製紙装置及び技 術を用いて再生タバコシートに形成される。遠心分離で得られた抽出物は、蒸気 真空蒸発装置などの蒸発装置に移され、そこで抽出物の固体含有量が約30から
35重量%の固体分となるように増加された後、抽出物は周知の被覆技術により
、上記のタバコシートに施される。そして、こうして得たタバコシートが更なる 処理に供され、喫煙品質の改善されたタバコが得られる。
【0005】
【例1−9】 本発明のより明瞭な理解のため、以下の各例によって本発明を例示するが、本
発明はこれらの例によって不当に制限されるものでない。
【0006】 例1 タバコ破片、反復打ち及び製造時のくず、タバコの粗おろし粉、乾燥処理した
茎、及び薄葉タバコの茎を含むタバコ材料の混合物4.5kgを、113.4g
の尿素、136.1gの燐酸二アンモニウム、及び272.2gの転化糖を含む
9.1kgの水に分散した。次いで、タバコ−水の混合物を蒸気容器に入れ、こ の容器に689655.2Paの飽和蒸気を導入し、容器内の温度を168.3℃
にした。168.3℃の温度を3分間保持した。 3分後、圧力容器を1分より短い
時間で周囲圧に減圧し、同時にサイクロン分離機へ移し、そこで蒸気を排気する
一方、タバコ生成物を回収した。 蒸気加圧したタバコサンプル498.9gを、4.5kgの水を含む容器に加
えた。次いで、このスラリー混合物を76.7℃に加熱し、その温度に30分間 保持し、水によって蒸気加圧タバコから可溶成分を抽出させた。その後、スラリ ー混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで2分間遠心分
離した。抽出残留物のサンプル300グラムを700 ml の水と混合し、精製し た後、フォアダイナー(Fourdiner)型ワイヤ製紙機で紙様シートに形成した。抽出
物はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)150の真空蒸発装置に供し、そこ で約35%の固体分になるまで抽出物を蒸発させた。35%の固体分を含むこの 抽出物は、ワイヤ製紙機から得られたシートを被覆することによって、作製され
た再生タバコシートに施され戻された。こうして得たタバコシート材を、紙巻タ バコに混入した。
【0007】 例2 例2では、蒸気圧力容器を462069.0Paの飽和蒸気にさらし、温度を1
48.9℃に上昇させた以外、例1と同じ方法で再生タバコシートを作製した。 圧力容器は、462069.0Paの蒸気で148.9℃に6分間維持した。こう して得たタバコシート材を、紙巻タバコに混入した。
【0008】 例3 この例は、タバコを2896551.7Pa且つ204.4℃の蒸気圧にさらし
、この圧力と温度に5分間保持するように変更した以外、例1で用いたのと同じ
方法及び同一量の材料を用いて実施した。こうして得た再生タバコシートを、紙 巻タバコに混入した。
【0009】 例4 この例は、タバコを462069.0Pa且つ148.9℃で10分間蒸気処理
した以外、例1で用いたのと同じ方法及び同一量の材料を用いて実施した。
【0010】 例5 この例は、タバコを689655.2Pa且つ168.3℃で3分間蒸気処理し
た以外、例1で用いたのと同じ方法及び同一量の材料を用いて実施した。またタ バコを、蒸気処理前に5−6時間添加物と接触させた。
【0011】 例6 272.2gの乾燥処理したタバコ破片、408.2gの薄葉タバコの破片、
544.3gの反復打ち及び製造時のくず、136.1gのタバコの粗おろし粉
、1.4kgの乾燥処理した小寸法茎、1.4kgの薄葉タバコの小寸法茎、及
び408.2gの薄葉タバコの大寸法茎を含む合計4.5kgのタバコ材料を、
9.1kgの水に分散した。このタバコ−水の混合物を蒸気圧力容器に入れ、6 89655.2Paの飽和蒸気で処理して温度を168.3℃に上昇させ、この状
態を3分間保持した。 その後、498.9gの蒸気処理タバコを、8.2gの尿素と13.6gの燐
酸二アンモニウムを含む4.5kgの水に加えた。この混合物を76.7℃に加 熱し、その温度に30分間保持し、蒸気処理タバコから水可溶成分を抽出した。 次いで、混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで12分
間遠心分離した。合計300グラムの抽出残留物を700 ml の水と混合し、精 製した後、フォアダイナー(Fourdiner)型製紙機で紙様シートに形成した。抽出物
はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)150に入れ、60℃で真空蒸発して 濃縮し、約35%の固体分にした後転化糖を添加し、3.3重量%の最終生成物 を形成した。この濃縮抽出物は、サイズ(糊料)かけプレスを用いてシートに施 した。こうして得た再生シートタバコを、紙巻タバコに混入した。
【0012】 例7 272.2gの乾燥処理したタバコ破片、408.2gの薄葉タバコの破片、
544.3gの反復打ち及び製造時のくず、1360.8gのタバコの粗おろし
粉、1406.1gの乾燥処理した小寸法茎、1360.8gの薄葉タバコの小
寸法茎、及び408.2gの薄葉タバコの大寸法茎を含む合計4.5kgのタバ
コ材料を、9.1kgの水に分散した。このタバコ−水の混合物を蒸気圧力容器 に入れ、462069.0Paの飽和蒸気で処理して温度を148.9℃に上昇さ
せ、この状態を3分間保持した。 その後、498.9gの蒸気処理タバコを、8.2gの尿素と13.6gの燐
酸二アンモニウムを含む4.5kgの水に加えた。この混合物を76.7℃に加 熱し、その温度に30分間保持し、蒸気破裂タバコから水可溶成分を抽出した。 次いで、混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで12分
間遠心分離した。合計300グラムの抽出残留物を700 ml の水と混合し、精 製した後紙様シートに形成した。抽出物はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)
150に入れ、60℃で真空蒸発して濃縮し、約35%の固体分にした後転化糖
を添加し、3.3重量%の最終生成物を形成した。この濃縮抽出物は、サイズ(糊
料)かけプレスを用いてシートに施した。こうして得た再生シートタバコを、紙 巻タバコに混入した。
【0013】 例8 272.2gの乾燥処理したタバコ破片、408.2gの薄葉タバコの破片、
544.3gの反復打ち及び製造時のくず、136.1gのタバコの粗おろし粉
、1406.1gの乾燥処理した小寸法茎、1360.8gの薄葉タバコの小寸
法茎、及び408.2gの薄葉タバコの大寸法茎を含む合計4.5kgのタバコ
材料を、9.1kgの水に分散した。このタバコ−水の混合物を蒸気容器に入れ 、2910344.8Pa の飽和蒸気で処理して温度を204.4℃に上昇させ 、この状態を5分間保持した。 その後、498.9gの蒸気破裂タバコを、8.2gの尿素と13.6gの燐
酸二アンモニウムを含む4.5kgの水に加えた。この混合物を76.7℃に加 熱し、その温度に30分間保持し、蒸気破裂タバコから水可溶成分を抽出した。 次いで、混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで12分
間遠心分離した。合計300グラムの抽出残留物を700 ml の水と混合し、精 製した後紙様シートに形成した。抽出物はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)
150に入れ、60℃で真空蒸発して濃縮し、約35%の固体分にした後転化糖
を添加し、3.3重量%の最終生成物を形成した。この濃縮抽出物は、サイズ(糊
料)かけプレスを用いてシートに施した。こうして得た再生シートタバコを、紙 巻タバコに混入した。
【0014】 例9 272.2gの乾燥処理したタバコ破片、408.2gの薄葉タバコの破片、
544.3gの反復打ち及び製造時のくず、136.1gのタバコの粗おろし粉
、1406.1gの乾燥処理した小寸法茎、1360.8gの薄葉タバコの小寸
法茎、及び408.2gの薄葉タバコの大寸法茎を含む合計4.5kgのタバコ
材料を、9.1kgの水に分散した。このタバコ−水の混合物を蒸気圧力容器に 入れ、462069.1Pa の飽和蒸気で処理して温度を148.9℃に上昇さ せ、この状態を10分間保持した。 その後、498.9gの蒸気破裂タバコを、8.2gの尿素と13.6gの燐
酸二アンモニウムを含む4.5kgの水に加えた。この混合物を76.7℃に加 熱し、その温度に30分間保持し、蒸気破裂タバコから水可溶成分を抽出した。 次いで、混合物をボック(Bock)製遠心抽出機に投入し、12,000rpmで12分
間遠心分離した。合計300グラムの抽出残留物を700 ml の水と混合し、精 製した後、通常の製紙技術で使われている標準的な TAPPIボックスで紙様シート
に形成した。抽出物はブキ・ロタヴェーパ(Buchi Rotavapor)150に入れ、60
℃で真空蒸発して濃縮し、約35%の固体分にした後転化糖を添加し、3.3重 量%の最終生成物を形成した。この濃縮抽出物は、サイズ(糊料)かけプレスを 用いてシートに施した。
【0015】 例6−9で得た再生タバコを用いて作製した紙巻タバコは、マイルドで心地よ
い味を有することが認められた一方、蒸気加圧の前に尿素とアンモニウム塩を添
加した、例1−5で得た再生タバコを用いて作製した紙巻タバコは、例6−9の
再生タバコを用いたものより一層マイルドで一層心地よい味を有することが認め
られた。 以上の詳細な説明及び各例は、主に理解を明瞭とするために示したものであり
、各種の変形を成すことは当業者にとって開示の内容から自明であり且つ発明の
精神及び添付の請求の範囲に記載の範囲を逸脱せずに可能であるから、以上の記
載から何らの不要な限定も考慮されるべきでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい一プロセスの概略図である。
【図2】 本発明においてタバコの蒸気破裂を行う好ましい一システムの正面図である。 原文で psi の単位を用いて表されている数値について、Paに換算して翻訳 文を提出いたしました。後日、あらためて数値を検算した(URL“http://www.di
n.or.jp/~undo/misc/tranlate.htm”を使用)ところ、その数値が提出したもの と違うので、こちらが作成した換算式を確認したところ、それに間違いがあるこ
とに気が付きました。よってここに改めて換算した数値に訂正いたしました。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生タバコシートを製造するのに使われるタバコスラリーの
    作製方法において、 a)50から100重量部のタバコ材料を、100から200重量部の水、及
    び約1から10重量部のアンモニウム塩と約1から10重量部の尿素を含む約2
    から40重量部の化学添加物を含む容器内に加え、得られた混合物を第1のタバ
    コスラリーとする工程; b)前記第1のタバコスラリーを、42184.2から281228Paの飽和
    蒸気によって約93.3から215.6℃の温度にし、当該温度及び圧力を約1
    から5分の時間保持する工程;及び c) 前記第1のタバコスラリーへの圧力を周囲圧へ0.1から1.0分で減圧す
    る工程; を有する方法。
  2. 【請求項2】 前記アンモニウム塩が酢酸アンモニウム、塩化アンモニウム
    、燐酸アンモニウム、及びこれらの混合物からなる群の中から選ばれる請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】 1重量部までの湿潤剤を添加することを含む請求の範囲第1
    項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記湿潤剤がグリセリンとプロピレングリコールからなる群
    の中から選ばれる請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 クエン酸、乳酸、転化糖及びこれらの混合物からなる群の中
    から選ばれたその他の化学添加物を添加することを含む請求の範囲第1項に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記転化糖がグルコースとフラクトースを含む請求の範囲第
    5項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記転化糖が1重量部までである請求の範囲第5項に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 前記転化糖に前記尿素及びアンモニウム塩が添加されている
    請求の範囲第6項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記転化糖が前記請求の範囲第1項の工程c)後に添加され
    る請求の範囲第6項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記アンモニウム塩が1から5重量部である請求の範囲第
    1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記尿素が1から5重量部である請求の範囲第1項に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 再生タバコシートの作製方法において、 a)50から100重量部のタバコ材料を、100から200重量部の水、及
    び約1から10重量部のアンモニウム塩と約1から10重量部の尿素を含む約2
    から40重量部の化学添加物を含む容器内に加え、得られた混合物を第1のタバ
    コスラリーとする工程; b)前記第1のタバコスラリーを、42184.2から281228Paの飽和
    蒸気によって約93.3から215.6℃の温度にし、当該温度及び圧力を約1
    から5分の時間保持する工程; c) 前記第1のタバコスラリーへの圧力を周囲圧へ0.1から1.0分で減圧す
    る工程; d)前記第1のタバコスラリーに水を加え、15から40重量%のタバコを有
    する第2のタバコスラリーを形成する工程; e)前記第2のタバコスラリーを48.9から82.2℃に約2から5分間加
    熱する工程; f)前記第2のタバコスラリーから水と可溶物を除去し、約50から60重量
    %の水と第1の抽出物を含む第3のタバコスラリーを形成する工程; g)前記第3のタバコスラリー中のタバコ材料の粒径を減少する工程; h)前記第3のタバコスラリーに水を加え、1から4重量%のタバコを有する
    第4のタバコスラリーを形成する工程;及び i)前記第4のタバコスラリーを用いて、約10から30重量%の水分を有す
    るタバコシートを形成する工程; を有する方法。
  13. 【請求項13】 前記アンモニウム塩が燐酸二アンモニウム、酢酸アンモニ
    ウム、塩化アンモニウム、燐酸アンモニウム、及びこれらの混合物からなる群の
    中から選ばれる請求の範囲第11項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 1重量部までの湿潤剤を添加することを含む請求の範囲第
    12項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記湿潤剤がグリセリンとプロピレングリコールからなる
    群の中から選ばれる請求の範囲第14項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 クエン酸、乳酸、転化糖及びこれらの混合物からなる群の
    中から選ばれたその他の化学添加物を添加することを含む請求の範囲第12項に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記転化糖がグルコースとフラクトースを含む請求の範囲
    第16項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記転化糖が1重量部までである請求の範囲第16項に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 前記工程f)が、遠心分離よって前記可溶物を含む水を除
    去し、前記第1の抽出物と前記第3のタバコスラリーを形成することを含む請求
    の範囲第12項に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記工程g)において、攪拌手段を内部に有する容器で粒
    径を減少することを含む請求の範囲第12項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記工程i)が製紙機を含む請求の範囲第12項に記載の
    方法。
  22. 【請求項22】 前記製紙機が水を通して排出させるフォアダイナー(Fourd
    iner)型ワイヤを具備している請求の範囲第21項に記載の方法。
  23. 【請求項23】 j)前記第1の抽出物を約30から35重量%の可溶物を
    含む溶液に濃縮する工程;及び k)前記工程i)で形成されたタバコシートを被覆する工程; を追加の工程として含む請求の範囲第12項に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記化学添加物が10から25重量部である請求の範囲第
    12項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記アンモニウム塩が5から10重量部である請求の範囲
    第12項に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記尿素が3から8重量部である請求の範囲第12項に記
    載の方法。
  27. 【請求項27】 前記タバコシートが13から16重量%の水分を有する請
    求の範囲第12項に記載の方法。
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