JP2001524281A - 周辺バスで電力を供給される文書走査装置 - Google Patents

周辺バスで電力を供給される文書走査装置

Info

Publication number
JP2001524281A
JP2001524281A JP54195698A JP54195698A JP2001524281A JP 2001524281 A JP2001524281 A JP 2001524281A JP 54195698 A JP54195698 A JP 54195698A JP 54195698 A JP54195698 A JP 54195698A JP 2001524281 A JP2001524281 A JP 2001524281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning device
drive
document
worm
platen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP54195698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4806736B2 (ja
Inventor
マックビカー,デビッド
Original Assignee
ジェローム イー.ロバートソン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジェローム イー.ロバートソン filed Critical ジェローム イー.ロバートソン
Publication of JP2001524281A publication Critical patent/JP2001524281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4806736B2 publication Critical patent/JP4806736B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/12Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
    • H04N1/121Feeding arrangements
    • H04N1/1215Feeding using one or more cylindrical platens or rollers in the immediate vicinity of the main scanning line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/19Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
    • H04N1/191Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
    • H04N1/192Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
    • H04N1/193Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 周辺バスで電力を供給される文書走査装置100はフレームと、接触イメージセンサーCISモジュール205と、文書駆動プラテン210と、プラテン軸受215と、ばね240と、非包絡面ウォーム駆動組立体と、プリント回路基板260と、文書センサーとを有する。フレームは上側フレーム部材105と、下側フレーム部材110と、右側および左の端部プレート部材115,120とを有し、上側および下側フレーム部材105,110が互いに対向し、各々はそれぞれの右および左の端部が左および右の端部プレート部材にそれぞれ連結されている。各端部プレート部材は長手方向スロット115a,120aを含み、駆動プラテンはばね240に載置されて駆動プラテンがフレームに対して長手方向へ移動するようになされている。CISモジュールは上側フレーム部材105に固定される。ウォーム駆動組立体は駆動モーター220と、螺旋歯510を有して駆動モーター220に回転可能に連結された単体始動ウォーム225と、ギヤ歯を有し、駆動プラテン210に回転可能に連結されたウォームギヤ230とを含んで成る。

Description

【発明の詳細な説明】 周辺バスで電力を供給される文書走査装置 発明者:デーヴィッド・エヌ・マックヴィカール(David N McVicar) 関連出願 本願の主題は、ヨセフ・ピンツァーローン氏、デーヴィッド・マックヴィカー ル氏、セルジオ・マギー氏、デーヴィッド・ウェグミューラー氏およびエマニュ エル・リューゼンス氏により同日出願された「周辺バスを電源とする走査装置」 と題する米国特許出願第 号の主題と関連する。その出願の譲受人 は本発明と同じであり、該出願の全体を参考文献として本明細書で援用する。 発明の背景 1.発明の分野 本発明は電子文書走査装置の分野に係わり、特にユニバーサル・シリアル・バ ス(USB)電源のような寄生電源を担う周辺バスから電力を取出す文書走査装 置の分野に関する。 2.関連技術の簡単な説明 文書走査装置は周知のコンピュータ周辺器機である。従来の文書走査装置組立 体は接触イメージセンサー(「CIS」)モジュール、文書駆動ローラーおよび 駆動モーターを含んだコンピュータ周辺器機である。従来の文書走査装置では、 文書駆動ローラーはその組立体に対して固定的に保持されて、駆動モーターで駆 動される。このCISモジュールは組立体に取付けられたばねであり、CISモ ジュールが走査ハウジングに対して長手方向に移動できるように、CISモジュ ールより上に垂直方向の間隙を形成するように空間を有していなければならない 。従来の文書走査装置は迅速且つ良好な解像度で文書からイメージを走査する。 しかしながらこれらの走査装置は多くの欠点を有している。従来の文書走査装置 に見られる1つの問題点はトルク捩り(torque twisting)であり、図1aにさ らに示されている。従来の文書走査装置は、ばね12でハウジング15に移動可 能に取り付けられたCISモジュール10と、CISモジュール10のレンズ1 0 aに接触した文書駆動ローラー20とを含む。 文書が従来の文書走査装置で走査されるとき、文書駆動ローラー20が回転し て、走査装置を通して文書を送る。文書駆動ローラー20が回転すると、CIS モジュール10のレンズ10aに加えられた力はCISモジュール10に回転力 (torque)を発生させる。CISモジュール10はばね12を経てハウジ ングに可動に連結されているので、CISモジュール10の回転力はCISモジ ュール10を回転させる。CISモジュール10はその側面が組立体のハウジン グ15に当たるまで回転する。回転されたCISモジュール10には楔作用が生 じるので、CISモジュール10の回転は文書駆動ローラー20を駆動するのに 必要とされるモーター回転力を増大させる。文書駆動ローラー20を駆動するモ ーター回転力の増大は、文書走査装置を作動させるのに必要な取出し電力を増大 させる。 従来の文書走査装置に関する他の問題点もこの走査作動によって生じ、図1b に示されている。CISモジュール10のレンズ10aは、文書駆動ローラー2 0の中心に整合されて示されている所望の接点11に位置される。文書が走査さ れ、CISモジュール10が回転されるとき、文書が組立体から引出されると、 CISモジュール10のレンズ10aは走査作動時に所望の接触位置11から位 置11’へ移動を始める。したがってCISモジュール10のレンズ10aが所 望の位置11に整合されなくなり、走査解像度は悪影響を受ける。 従来の文書走査装置のさらに他の問題点は、走査作動のために必要な電力取出 し量は、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)仕様のような周辺バスを経て 利用できる寄生電力よりも格段に大きい。最近のコンピュータ産業は、コンピュ ータおよび周辺器機の製造業者および利用者にとって選択のための周辺器機の接 続ポートとしてUSB導入している。USBはインテル、マイクロソフト、およ びその他の企業によって開発された仕様であり、およびIBM、コンパック、デ ル、およびその他のコンピュータ製造企業等によって用いられている仕様である 。 特に、USBはコンピュータに対してデータ通信接続および電源接続を含んだ 単一の周辺機器接続点を与える。したがって、USB接続点に連結された周辺機 器は、必要電力がその接続点に供給される電力を超えないならば、作動のための 別個の電源は必要ない。それ故に、通常の走査装置のように最も一般的な周辺機 器はUSBを使用するのは適切でない。何故なら、それらの電力設計はUSBを 経て得られるよりも大きい電力を必要とするからである。 それ故に、高品質の文書走査を行うための、またUSBのような周辺バスから 電力を取出す文書走査装置にとっては、寄生電源を備えること、しかも文書走査 のための最大回転力で最小限の電力負荷を有することが必要とされる。 発明の概要 本発明によれば、例えばUSBのような寄生電力を与える周辺バスから電力を 取出す文書走査装置である。好ましい実施例においてこの文書走査装置は、フレ ームと、接触イメージセンサー(「CIS」)モジュールと、駆動プラテンと、 文書駆動プラテンの軸受と、ばねと、駆動モーター、単体始動ウォーム(single start worm)およびウォームギヤを含む非包絡面ウォーム駆動組立体(non-enve loping worm drive assembly)と、プリント回路基板と、文書センサーとを有す るUSBで電力を供給される文書走査装置(「USB走査装置」)である。フレ ームは、上側フレーム部材と、下側フレーム部材と、第1および第2の端部プレ ート部材とを含む堅固な部材で構成される。この4部片フレームは、上側フレー ム部材および下側フレーム部材が互いに対向するように、またその各々がその第 1および第2の端部においてそれぞれ第1端部プレート部材および第2端部プレ ート部材に連結されるように、形づくられている。各端部プレート部材は以下に 説明するように駆動プラテンが載置されるスロットを含む。 CISモジュールは工業接着剤を使用して上側フレーム部材に取付けられる。 上側フレーム部材にCISモジュールを取付けることで、USBで電力を供給さ れる文書走査装置の作動時のCISモジュールの堅固さを保持する。この駆動プ ラテンは摩擦面を含み、また各端部に軸受を含む。上述したように、各端部プレ ート部材はスロットを含み、これらのスロットは上側フレーム部材および下側フ レーム部材に対して長手方向に整合されている。各スロットの内部にばねが位置 している。駆動プラテンはその軸受をスロット内のばねに載置させて、スロット 内に載置される。さらに、駆動プラテンの一端部はウォームギヤを含む。駆動モ ーターは一方の端部プレート部材の頂部に載置される。ウォームギヤはギヤ歯を 含み、駆動モーターは螺旋歯を有する単体始動ウォームを含む。駆動プラテンは 端部プレート部材のスロット内に載置され、これによりウォームギヤを有する駆 動プラテンの端部は駆動モーターを保持する端部プレート部材と整合されて、ウ ォームギヤのギヤ歯は駆動モーターの単体始動ウォームの螺旋歯と噛み合う。 プリント回路基板は下側フレーム部材のすぐ近くに取付けられる。プリント回 路基板はUSB走査装置を作動させる論理回路を含み、ウォーム駆動モーターお よび文書センサーを含む。プリント回路基板に連結される文書センサーは文書給 送位置によって位置を定められ、該文書給送位置に差し込まれた文書の存在を検 出する。 USB走査装置の作動を開始させるために、文書センサーによって文書が検出 される。文書センサーはプリント回路基板へ信号を送り、プリント回路基板は駆 動モーターを起動させて始動させる。駆動モーターに移動可能に連結された単体 始動ウォームが回転を始め、その螺旋歯がウォームギヤのギヤ歯を移動させ、ウ ォームギヤが駆動プラテンの回転を開始させる。駆動プラテンの摩擦面が文書を 捕捉し、該文書をCISモジュールの下側に整合させて、文書の各ラインが走査 されるようにする。各ラインが走査されるとき、駆動プラテンはUSB走査装置 から文書を排紙させるように文書を前方へ移動させる。 文書がUSB走査装置を通過するとき、駆動プラテンの軸受はスロット内で、 また上側フレーム部材および下側フレーム部材に対して実質的に長手方向、また は垂直方向へ移動する。軸受が移動するとき、駆動プラテンは同じ方向へ移動す るが、CISモジュールは上側フレーム部材に強固に取付けられて保持される。 CISモジュールを上側フレーム部材に取付けたことで、USB走査装置の作動 時に捩れや回転を生じない堅固なユニットが提供される。さらに、上側フレーム 部材にCISモジュールを取付けたことで、USB走査装置を通して文書を給送 するように駆動プラテンが回転するときに、CISモジュールの結果的な結合す るのを解消することもできる。何故なら、これらの面は互いに「食い込み(gaug ed)」を生じないからである。また、上側フレーム部材にCISモジュールを取 付けることはUSB走査装置の頂部と文書給送スロットとの間に与えられる距離 を一層小さくし、このことはUSB走査装置に小さな形状係数(small form factor)を与える。 代替実施例において、USB走査装置はフレームを有しておらず、走査装置の 構成部材は必要な構造的堅固さを備えるために2部品のケースを使用して、その 2部品ケース内で直接に組立てられる。フレームの無いUSB走査装置の2部品 ケースは前部ケース部材と後部ケース部材とを有し、これらはフレームの無いU SB走査装置が完全に組立てられたときに互いに連結される。前部ケースおよび 後部ケースはいずれも文書給送凹部を有しており、走査時にこれを通して文書が 送られる。前部ケースはCISモジュールおよび駆動プラテンを含む。特に、前 部ケースおよび駆動プラテンに対してCISモジュールが固定的に保持されるよ うに、CISモジュールは工業用接着剤で前部ケースの上側フレーム部材に固定 される。前部ケースの上部にCISモジュールを固定することは、走査作動時に USB走査装置に捩れまたは回転を生じさせない堅固な構造を形成する。 前部ケースの各側端部は、内部にばねが位置する長手方向通路を含む。さらに 前部ケースの一方の側端部はウォーム駆動モーターを含む。駆動プラテンの軸受 の大部分がばね頂部のスロット内載置されて、ウォームギヤが駆動モーターと噛 み合うように、駆動プラテンは前部ケースの長手方向スロットの内部に整合され る。特に、上述したように、ウォームギヤのギヤ歯は駆動モーターに取付けられ ている単体始動ウォームの螺旋歯と噛み合うように整合される。駆動プラテンの 軸受の残る部分は後部ケースで囲まれる。 プリント回路基板の一部は第2ケースの底部内に位置した状態で、プリント回 路基板は前部ケースの底部に沿って取り付けられる。このプリント回路基板は、 駆動モーターおよび文書検出発光ダイオード(LED)を含む第1USBで電力 を供給される文書走査装置を作動させるために論理回路を含む。プリント回路基 板に連結された文書検出発光ダイオードは前部ケースの文書給送凹部の頂部側に 位置され、文書が検出されたならばUSB走査装置を起動して始動させる。 後部ケースはUSB走査装置のためのケーブルを保持するケーブルガイド内の モールド成形部を含む。特にUSB走査装置が完全に組立てられると、USBケ ーブルは後部ケースのケーブルガイド内に捕捉される。説明した内部構成部材を 保持する構造的特徴と共に、後部ケースは文書排出路の構造的特徴も含む。 CISモジュールを前部ケースの上部に取付けることで、走査時にCISモジ ュールが堅固さを保持できるようにする。さらに、CISモジュールを前部ケー スに取付けることは、CISモジュールと駆動プラテンとの結合を解消し、これ によりCISモジュールのレンズが駆動プラテンの文書に食い込む(gauged)こ とはない。それ故に、フレームの無いUSB走査装置は、文書走査に付加的な回 転力を必要としないので、電力消費を有利に減少させる。 本明細書で説明した特徴および利点は包括的なものではなく、特に図面、明細 書および請求の範囲に鑑みて当業者には多くの付加的な特徴および利点が明白と なろう。さらに本明細書で使用した用語は、基本的に判読できるとともに説明を 目的として選定されたのであって、本発明の主題を明確に描写し、あるいは制限 するために選定されたものではなく、本発明の主題を判断するには請求の範囲に よることが不可欠であるということに留意べきである。 図面の簡単な説明 図1aは移動可能に取付けられたCISモジュールおよび文書駆動ローラーを 有する従来の文書走査装置を示し、 図1bは走査時の所望の接触位置からCISモジュールのレンズが逸脱した状 態の従来の文書走査装置を示しており、 図1cは本発明の好ましい実施例によるUSBで電力を供給される文書走査装 置(「USB走査装置」)の斜視図であり、 図2は本発明の好ましい実施例のUSB走査装置の分解図であり、 図3aは本発明の好ましい実施例による下側フレーム部材から遠近法でみた部 分的に組立てられたUSB走査装置の斜視図であり、 図3bは本発明の好ましい実施例による組立てられたUSB走査装置の頂面図 であり、 図4は本発明の好ましい実施例による第2端部プレート部材の横断面から遠近 法でUSB走査装置の各種構成部材の間の相互作用を示しており、 図5は本発明の好ましい実施例による螺旋歯を備えた単体始動ウォームの1実 施例を示しており、 図6は単体始動ウォームの螺旋歯とウォームギヤのギヤ歯との噛み合いの部分 図であり、 図7は本発明の好ましい実施例による螺旋歯を備えた単体始動ウォームの他の 実施例を示しており、 図8aは本発明の好ましい実施例によるウォームギヤと噛み合う駆動モーター に取付けられた単体始動ウォームを示す図面であり、 図8bは本発明による中央給紙の構造的特徴を示す図解図であり、 図9は本発明の代替実施例によるフレームの無いUSB走査装置の分解図であ り、 図10は本発明の代替実施例によるフレームの無いUSB走査装置の開かれた 図であり、 図11は本発明の代替実施例によるフレームの無いUSB走査装置の横断側面 図である。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明の好ましい実施例が図面を参照して説明される。図面において同じ符号 は同じまたは機能的に類似する部材を示している。本発明は寄生電力を与える周 辺バスから電力を取出す文書走査装置を含む。周辺バスは、例えばUSBバス、 パラレル・データ・ポートまたはシリアル・データ・ポートに連結されているシ ステム・バス、またはPCIバスなどである。好ましい実施例において、文書走 査装置はUSBから電力を取出すことで作動する装置である。USB装置は、U SB仕様を組み込んだコンピュータまたは他の装置のUSBポートから電力を取 出すことで電力要求を満たす。USBポートは標準的なプラグまたは取出し電源 に比べて少ない電力を出力するので、これらのポートを使用する装置は電力取出 し量の減少を考慮して適切に設計されねばならない。好ましい実施例において、 USB走査装置は5ボルトおよび250ミリアンペアから1ワットの電力で作動 するが、これより低い電力仕様を使用できる。USBのような周辺バスから取出 される電力は、上述で引用した「周辺バスを電源とする走査装置」と題する同時 係続出願の米国特許出願第 号に詳しく記載されており、したがって その明細書を参考文献として本明細書に援用する。 図1cは、本発明によるUSBで電力が供給される文書走査装置(「USB走 査装置」) 100の一般的な構造を示す斜視図である。USB走査装置100は4部片、す なわち4部品で構成されるフレームを含み、このフレームは上側フレーム部材1 05と、下側フレーム部材110と、第1の端部プレート部材すなわち側部部材 115と、第2の端部プレート部材すなわち側部部材120とを含む。上側フレ ーム部材105および下側フレーム部材110の両方とも第1側部105a,1 10aおよび第2側部105b,110bを含む。これに加えて上側フレーム部 材105は図2にさらに記載されるような通路を含む。好ましい実施例において 、上側フレーム部材105および下側フレーム部材110は金属材で構成される 。代替実施例においては、上側フレーム部材105および下側フレーム部材11 0は、例えば高強度プラスチック材のような他の堅固な材料で構成される。さら にまた好ましい実施例において、第1および第2端部プレート部材115,12 0はガラス充填ポリカーボネートで構成される材料から構成される。代替実施例 において、第1および第2端部プレート部材115,120は打抜き加工された 金属複合材、または例えばアクリロニトリル−ブタドレン−スチレン(「ABS 」)ポリカーボネートブレンド材のような他の堅固な材料で構成できる。 上側フレーム部材105の第1側部105aは少なくとも1つの固定具160 によって第1端部プレート部材115に連結される。上側フレーム部材105の 第2側部105bは少なくとも1つの固定具160によって第2端部プレート部 材120に連結される。同様に、下側フレーム部材110の第1側部110aは 少なくとも1つの固定具160によって第1端部プレート部材115に連結され る。下側フレーム部材110の第2側部110bは少なくとも1つの固定具16 0によって第2端部プレート部材120に連結される。上側フレーム部材105 は通路が下側フレーム部材に面するように端部プレート部材に連結される。好ま しい実施例において、固定具160は螺刻ねじ(threaded screw)スクリューとさ れる。代替実施例において固定具160は例えばリベットまたはクリップとされ る。 第1および第2端部プレート部材115,120はまた整合ピン176および 1以上のケース固定具孔177を含む。これらの部材176,177はUSB走 査装置100が特注の走査装置ハウジング内に取付けられることを有利に可能に する。 図2は本発明によるUSB走査装置100の分解図である。特に、USB走査 装置100は先に図1cで説明したように、上側フレーム部材105と、下側フ レーム部材110と、第1端部プレート部材115と,第2の端部プレート部材 12とを含む。さらに、USB走査装置100はまた接触イメージセンサー(「 CIS」)モジュール205と、文書駆動プラテンすなわちローラー210と、 軸受215と、軸受レスト235と、ばね部材240と、駆動モーター220、 単体始動ウォーム軸ブロック225およびウォームギヤ230を含んで成るウォ ーム駆動組立体と、文書フラグロッド245と、プリント回路基板260とを含 む。 上側フレーム部材105、下側フレーム部材110、第1端部プレート部材1 15および第2端部プレート部材120が図1cで先に説明したように連結され る。特に図2は、上側フレーム部材105、下側フレーム部材110、第1端部 プレート部材115および第2端部プレート部材120の固定具取付け位置16 0aを示している。 上側フレーム部材105の通路はCISモジュール205が取付けられるとこ ろである。特にCISモジュール205の裏当ては、例えば1以上の接着剤パッ ド265を使用して上側フレーム部材105に取付けられる。一方、イメージ検 出レンズが位置される面は、全体的にUSB走査装置100の駆動プラテン21 0の方向に向けられ、またそれに向かって露出している。代替実施例において、 CISモジュール205は例えばプラスチック製保持リブのような他の保持構成 部材によって上側フレーム部材105に連結できる。各々の端部プレート部材1 15,120に位置された整合タブ206a,206bはCISモジュール20 5が前後にスライドするのを防止する。上側フレーム部材105の通路の底部は 、走査時にCISモジュール205が回転するのを防止し、また走査作動時にC ISモジュール205が堅固さを維持することの保証を助成する。代替実施例に おいて、CISモジュール205は例えばねじ、リベット、クリップなどの固定 具によって上側フレーム部材105に取り付けることができる。CISモジュー ル 205は日本の三菱電機株式会社から入手できる三菱G3R216LTのように 、購入できるCISモジュールである。 各端部プレート部材115,120はスロット115a,120a(第2端部 プレート部材120については図2に示されていない)を含む。各スロット11 5a,120aは底部を下側フレーム部材110により、また頂部を上側フレー ム部材105によって長手方向に形成されている。ばね240は各スロット11 5a,120aの底部に載置される。軸受レスト235は各々のばね240の頂 部に位置している。1実施例において、各端部プレート部材15,120の各ス ロット115a,120a内のばね部材240は、同じ弾発性を有する。代替実 施例において、第2端部プレート部材120のスロット120a内のばね部材2 40は力の小さい(low force spring)ばねであるのに対し、第1端部プレート部 材のスロット115a内のばね部材240は力の大きい(high force spring)ば ねである。さらに、代替実施例において、ばね部材240は例えば弾発性プラス チック材または平坦ばねのように圧縮部材とすることができる。 駆動モーター220は第2端部プレート部材120の頂部に連結される。単体 始動ウォーム225は駆動モーター220のシャフトに連結され、またそのシャ フトから延在し、第2端部プレート部材120の内面に沿って垂れている(図3 に示されている)。さらに、単体始動ウォーム225の端部は外周面に沿って螺 旋歯510を含んでおり、これは以下に図5〜図9に関連して説明する。 駆動プラテン210の大部分は文書のような物体を把持できる摩擦面で構成さ れる。好ましい実施例において、この摩擦面はゴム表面とされる。代替実施例に おいて、駆動プラテン210は例えばシリコーン面のような摩擦面とされる。さ らに、駆動プラテン210は第1端部210aおよび第2端部210bを含む。 ウォームギヤ230は第2端部210bにて駆動プラテン210に対し回転可能 に連結される。軸受215は第1端部210aおよび第2端部210bの両方に おいて駆動プラテン210に回転可能に連結される。1実施例において、ウォー ムギヤ230は駆動プラテン210の第2端部210bに連結されている軸受2 15よりも大きい直径を有する。代替実施例において、ウォームギヤ230は軸 受215の直径より小さいか等しい直径を有する。さらに、ウォームギヤ230 はその外周面に沿って螺旋ギヤ歯520を含み、これは以下に図5〜図9に関連 して説明する。 駆動プラテンは組立体内で整合され、駆動プラテン210の第1端部210a の軸受215は第1端部プレート部材115のスロット115a内に嵌合されて 、軸受レスト235の頂部に載置される。駆動プラテン230の第2端部210 bは第2端部プレート部材120のスロット120a内に嵌合されて軸受レスト 235の頂部に載置される。代替実施例において、軸受215はばね部材240 の頂部に、直接、配置し得る。さらに、ウォームギヤ230は駆動プラテン21 0の第2端部210bに移動可能に連結されて、図5〜図9において以下にさら に説明するように、ウォーム駆動ギヤ230のギヤ歯520は単体始動ウォーム 225の螺旋歯510と噛み合わされる。 文書フラグロッド245は少なくとも1つの文書アーム250と、文書フラグ 255と、文書フラグ再設定(reset)ばね270とを含む。1実施例において、 文書アーム250は文書フラグロッド245の中心に位置され、文書フラグ25 5は文書フラグロッド245の一端部に位置される。文書フラグ255のすぐ近 くに文書フラグ再設定ばね270が位置される。文書フラグロッド245は第1 端部プレート部材115および第2端部プレート部材120に対して回転可能に 連結される。代替実施例において、文書フラグ組立体245,250,255は 、例えば発光ダイオードセンサーのような文書を検出するいずれかの文書検出手 段によって置き換えらることができる。 プリント回路基板260はUSB走査装置100を作動させるための論理回路 を含む。プリント回路基板260の論理回路のなかで、文書フラグ255と整合 されるのはセンサー262であり、その作動を以下にさらに説明する。プリント 回路基板260は第1および第2端部を含む。第1端部は第1端部プレート部材 115の回路基板スロット(図2に示されていない)に連結され、第2端部は第 2端部プレート部材120の回路基板スロット120bに連結されている。プリ ント回路基板260の1実施例は、上述で引用した「周辺バスを電源とする走査 装置」と題する同時係続出願の米国特許出願第 号に詳しく記載され ており、したがってその明細書を参考文献として本明細書に援用する。 図3aは本発明により下側フレーム部材110から遠近法で見た部分的に組立 てられたUSB走査装置100の斜視図である。例えば、図3aは第1端部プレ ート部材115のスロット115aに嵌合した、またスロット115a内のばね 部材240に載置された駆動プラテン210の第1端部210aにおける軸受2 15を示している。また、第2端部プレート部材120に嵌合する駆動プラテン 210の第2端部210bにおけるウォーム駆動ギヤ230が示されており、そ の歯は同様に第2端部プレート部材120内に位置する単体始動ウォーム225 の螺旋歯と噛み合わされている。上側フレーム部材105はその通路内にCIS モジュール205を保持して示されており、CISモジュール205のレンズを 有する面は駆動プラテン210の摩擦面に向かって露出している。 図3bは組立てられたUSB走査装置100の頂面図である。特に図3bは上 側フレーム部材105と、第1端部プレート部材115と、第2端部プレート部 材120と、文書フラグロッド245と、駆動モーター220と、ウォームギヤ 230とを示している。USB走査装置100の前部は文書フラグロッド245 が位置されたところである。 1実施例において、USB走査装置100はスイッチ(図示せず)で始動され る。別実施例において、USB走査装置100は文書フラグ255を起動するこ とで自動的に始動される。一般にUSB走査装置100が作動されると、文書フ ラグロッド245に近いUSB走査装置100の前部を通して文書が挿入される 。文書は文書アーム250と接触し、これにより文書アーム250が文書フラグ ロッド245を回転させて、文書フラグ再設定ばね270に張力を創出する。文 書フラグロッド245の回転は文書フラグ255を回転させ、センサー262を 起動させする。センサー262は信号をプリント回路基板260の論理回路へ伝 え、さらに駆動モーター220を始動させる。駆動モーター220は単体始動ウ ォーム225を回転させてウォームギヤ230を回転させ、図5〜図9において さらに説明するように回転させる。ウォームギヤ230の回転は駆動プラテン2 10を回転させる。駆動モーター220が載置された箇所を第2端部プレート部 材120から斜視に見たときに駆動プラテン210は時計方向に回転して、CI Sモジュール205のレンズの下側に文書を引き込む。 文書がCISモジュール205のレンズの下側を通過するとき、駆動プラテン 210は端部プレート部材115,120に対して長手方向へ実質的に移動する 。特に、軸受215はスロット115a,120a内を実質的に長手方向へ、ま たは上下方向へ、軸受レスト235およびばね部材240上を移動する。軸受2 15がスロット115a,120a内を実質的に長手方向へ移動するとき、駆動 プラテン210もまた文書がUSB走査装置100を通過するのと同じその方向 へ移動する。さらに、駆動プラテン210はいずれも固定的に保持される4部片 フレーム105,110,115,120およびCISモジュール205に対し て実質的に長手方向に移動する。 固定されたCISモジュール205は文書がレンズの下側を通過するときにそ の文書を走査し、イメージデータが生成される。文書がUSB走査装置100を 出ると文書フラグ再設定ばね270の張力が解放され、文書フラグロッド245 をその始動位置へ回転復帰させることで文書アーム250はその始動位置へ回転 復帰する。文書フラグロッド245がその始動位置へ回転復帰すると、文書フラ グ255はセンサー262を解除する。文書がUSB走査装置100を完全に通 過できるようにするために、駆動モーター220は遮断される前に駆動プラテン 210の少なくとも1回転の一部分にわたって持続される。 USB走査装置100の設計は幾つかの利点および利益を与える。例えば、上 側フレーム部材105に対するCISモジュール205の固定は上述したように 堅固な部材を生み出す。この堅固な部材は、給紙時に駆動プラテン210が回転 するときのトルク捩れを、またその結果として生じるCISモジュール205の 結合を解消する。さらに、CISモジュール205は上側フレーム部材105に 固定されるので、楔作用に屈服することはない。すなわち、CISモジュール2 05は4部品フレームに対して移動せず、したがって文書が走査されるときにフ レームに楔作用を働かせない。したがって、その楔作用に打ち勝つために大きな 回転力、それ故に大きな電力は必要とされない。さらに、CISモジュール20 5は固定されて保持されるので、CISモジュールのレンズは駆動プラテンと適 当に整合されて保持され、これにより文書の走査に際して走査品質を悪化させる ことはない。それ故に、本発明は回転力を最大限にする一方、電力消費量を最小 限に抑え、高い走査品質を保持する。 本発明の他の利点は、上側フレーム部材105に対するCISモジュール20 5の堅固な取付けにより、USB走査装置100の頂部と文書挿入スロットとの 間に小さな距離を存在させることである。それ故にUSB走査装置100は小さ な寸法で製造でき、これにより組立てられたUSB走査装置100に関する全体 の形状因子は小さくなる。 図4はUSB走査装置100の各種構成部材の間の相互作用を第2端部プレー ト部材120から遠近法で示している。CISモジュール205は上側フレーム 部材105の通路内に固定される。第1および第2端部プレート部材115,1 20のスロット115a,120aは長手方向に配置されて整合されており、こ れにより駆動プラテン210の軸受215がその内部に配置されると、軸受21 5および駆動プラテン210の直径中心位置はCISモジュール205のレンズ の中心位置と整合される。さらに、軸受215は第1および第2端部プレート部 材115,120のスロット115a,120a内のばね部材240に載置され るので、駆動プラテン210は4部片フレーム105,110,115,120 に対して移動可能に連結される。軸受215が載置されたばね部材240は、C ISモジュール205のレンズへ向けての軸受215の付勢を助成し、さらに軸 受215がスロット115a,120a内を長手方向に移動できるようにさせる のに十分な弾発性を与えるのであり、これにより文書がCISモジュール205 のレンズと駆動プラテン210との間に移動したときに、駆動プラテン210は 適切に調整することができる。 本発明の利点は、駆動プラテン210が回転するとCISモジュール205に 回転力が与えられ、この回転力がCISモジュール205を回転させようとする ことである。CISモジュール205は固定されて保持され、回転しないので、 CISモジュール205のレンズの中心は駆動プラテン210に沿って移動する 文書との接触を持続し、これにより高品質の文書走査が達成される。 さらに、第1および第2端部プレート部材115,120のスロット115a ,120aの各々の壁面は上述したように長手方向に細長く、また駆動プラテン 210の軸受215のガイドとして作用する。各スロット115,120aの壁 面 は軸受215のガイドとして作用するが、高精度とする必要はない。何故なら、 回転力が駆動プラテン210に加えられるとき、駆動プラテン210は駆動モー ター220へ向かって移動するからである。駆動プラテン210に生じる反作用 力はCISモジュール205および駆動プラテン210の境界面に生じる力に対 向し、その反作用力は文書がUSB走査装置100を通して送られるときに軸受 215とスロット115a,120aの壁面との間の全ての空隙を除去する。こ の反作用力はCISモジュール205のレンズと駆動プラテン210の直径中心 との間の中心線の整合状態を改善し、これにより文書走査の品質を向上させる。 好ましい実施例において軸受215はプラスチックローラー軸受とされる。プ ラスチックローラー軸受は回転力を減少し、したがって給紙機構が必要とする電 力を減少させる。さらに、プラスチックローラー軸受は他のボール軸受に比べて 大きな直径方向間隙を有するから、プラスチックローラー軸受はUSB走査装置 100の組立ておよび作動時において端部プレート部材115,120の僅かな 整合不良を、走査時に大きな電力消費を生じることになる付加的な抵抗を走査装 置に発生させることなく許容する。さらに、プラスチックローラー軸受には高い 整合精度が必要ないので、全体的な製造費用も減少する。 代替実施例において、軸受は例えば金属製のレース付き軸受、ローラー軸受、 またはゴム製軸受とすることのできることが注目される。さらに軸受は、駆動プ ラテン210をその水平軸線に沿って回転させることができ、また各端部プレー ト部材115,120のスロット115a,120a内で長手方向に移動できる ようにするいずれのローラー組立体とも置き換えることができる。 本発明は、USB走査装置が文書を走査するときに付加的な回転力が必要とさ れないので、電力消費を有利に減少させる。電力消費を一層減少させ、またUS B走査装置を一層高い効率にするには、駆動モーター220、単体始動ウォーム 225およびウォームギヤ230を含むウォーム駆動組立体は以下に説明するよ うに設計される。 図5は本発明の単体始動ウォーム225の1実施例を示している。上述したよ うに、単体始動ウォーム225は螺旋歯510を含む。好ましい実施例において 、単体始動ウォーム225はねじに似たアクメねじ(Acme thread)とされる。 さ らに、単体始動ウォーム225の頂部は、駆動モーター220に対して垂直方向 に可動となるように駆動モーター220に連結される。単体始動ウォーム225 の底部に螺旋歯510が形成され、ウォームギヤ230の螺旋ギヤ歯520と噛 み合わされる。 図6はウォームギヤ230の螺旋ギヤ歯520と噛み合う単体始動ウォーム2 25の螺旋歯510を示す部分図である。螺旋歯510は平坦面510a,51 0bを含み、螺旋ギヤ歯520は僅かな湾曲面520a,520bを含む。螺旋 歯510の平坦面510a,510bは、単体始動ウォーム225のピッチ径と ウォームギヤ230のピッチ径との間の中心距離が、両部材225,230の間 の協働作用を変化させることなく、僅かに変化できるようにする。単体始動ウォ ーム225およびウォームギヤ230のこのような状態での噛み合いは、螺旋歯 510がウォームギヤ230の螺旋ギヤ歯520におけるルート部520cで無 理な噛み合いの生じることを防止する。さらに、この構造は単体始動ウォーム2 25の螺旋歯の両面がウォームギヤ230のいずれか2つのギヤ歯の反対両面と 共に決して接触しないことを保証することで、損失を減少させる。したがって、 1つの接触点だけが存在でき、全ての利用可能な回転力はウォームギヤ230の ギヤ歯における作動歯の作動面に伝えられるようにする。それ故に、この構造は 駆動モーター220が要求する電力を減少させる。 単体始動ウォーム225は化学的に潤滑された符号材料であるデルリンCL、 または米国カリフォルニア州ニューバリー・パークのシャンバン・インコーポレ ーテッド社からの材料であるテルサイトによって構成されたことに留意すべきで ある。同様にウォームギヤ230もデルリンCL、テルサイトなどの材料で構成 される。 図7は本発明の単体始動ウォーム225の他の実施例を示している。この実施 例において、螺旋歯710はルート部710cよりも狭く、螺旋歯710の並ん だ面710a,710bの間に広い空隙が形成されている。さらに、単体始動ウ ォーム225の螺旋歯710が位置する部分の外形は大きな直径を有し、これに より螺旋歯710における歯の先端および歯のルート部の間に一層強調された深 さが形成される。この構造は幅の狭い歯形を与え、これは大きなバックラッシュ のもとで1点接触の協働する噛み合いを有利に形成して、非作動面の干渉により 生じる全ての損失を排除する一方、螺旋歯710と、ウォームギヤのギヤ歯にお ける作動中のギヤ歯との中心間距離を、歯損噛み合い(teeth losing mesh)を 生じないで変化させることができる。上述したように、この設計は非作動面の干 渉で生じる損失は解消する。 図8は本発明による単体始動ウォームとウォームギヤとの噛み合いを示す図面 である。好ましい実施例において、ウォーム駆動組立体の駆動モーター220は ステップモーターであり、これはモーターを損傷する機会を生じないで供給電流 によってモーターを停止でき、駆動システムの全体的な信頼性を高める。さらに 、駆動モーター220はステップモーターであるので、行われるステップ数が予 め定められて、駆動プラテン210が回転できる量を決定するのに使用できる。 何故なら、単体始動ウォーム225の回転数は予め決定できるからである。さら に、この情報はウォームギヤ230の回転数の決定を助成する。したがって、こ のシステムは次ぎに走査すべき文書のラインを決定できる。好ましい実施例にお いて、駆動モーター220は1ワット低電力20ステップモーターとされ、駆動 プラテン210は12.94mmの直径を有し、ウォームギヤ230は48:1 の比を有し、駆動モーター220の1ステップが文書に25.4mm(1インチ )の600分の1の移動距離を与える。ウォーム駆動組立体に必要な電力は前述 で引用した「周辺バスを電源とする走査装置」と題する関連出願の米国特許出願 第 号に詳しく記載されており、したがってその明細書を参考文献と して本明細書に援用する。 ウォームギヤ230の螺旋ギヤ歯と単体始動ウォーム225の螺旋ギヤ歯との 間の単一接触点は、駆動モーター220のシャフトに単体始動ウォーム225へ 向かう下方向への軸線方向力を発生させる。この力は駆動モーター220のロー ターを下側の軸受スラスト面に接触させて保持する。駆動モーター220の回転 が文書給紙時に停止されると、重力による力がローターをその偏倚位置に保持し 、これにより文書給紙の開始による文書移動において混乱は生じない。駆動モー ター220の停止回転力と、駆動モーター220およびCISモジュール205 が出合う境界面に生じる大きな摩擦が、USB走査装置100全体の移動を防止 す るが、文書がUSB走査装置100を経て給送されるときは休止される。 駆動モーター220、単体始動ウォーム225およびウォームギヤ230を含 む駆動組立体はUSB走査装置100の効率を一層高める。駆動モーター220 は単体始動螺旋ウォームであり、最小限の空間で最少限の部品数で非常に大きい 減速比を与える。さらに、単体始動ウォーム225は低摩擦係数の自己潤滑材料 から作られ、USB走査装置100の全体効率を高める助けをなす螺旋歯設計を 使用する。 単体始動ウォーム225の螺旋歯とウォームギヤ230の螺旋ギヤ歯との間の 一点協働噛み合いは、従来の包絡面ウォームギヤ組立体が必要とした高精度の組 立の必要性を低減する。特に、ウォームギヤ230は駆動モーター220および 単体始動ウォーム225に対して駆動プラテン210の水平軸線方向に沿って移 動し、ウォームギヤ230が駆動プラテン210を回転できるように単体始動ウ ォーム225の螺旋歯とウォームギヤ230の螺旋ギヤ歯との間に十分な点接触 を保持する。したがって、USB走査装置100は組立た後は付加的な整合を必 要としないので、低費用で製造することができる。 図8bは本発明の給紙路における中央給送の構造的特徴を示している。文書フ ラグアーム250を文書が通過する箇所における中央給紙の構造的特徴は、幅の 狭い文書を給送するのに必要とされる回転力を減少させるので、有利である。中 央給紙の構造的特徴は駆動プラテン210の中央面積部分に沿って力840を作 用させ、歪曲を生じさせずに文書を通過できるようにする。この構造はUSB走 査装置100の駆動プラテン210のバランスも取ることになり、駆動プラテン 210は文書と反対の端部で接触(tip)は生じない。さらに、駆動プラテン2 10のバランスは幅の狭い文書に作用する力850が文書を偏倚させて傾きを創 出し、不正確な走査イメージが生じるのを防止する。中央給紙はまた駆動プラテ ン210の端部がCISモジュール205の露出しているレンズ上を引きずられ ることを防止し、これにより必要とされる回転力を減少させ、USB走査装置1 00が発生するノイズを最少限にする。 図9は本発明のフレームの無いUSBで電力が供給されるの文書走査装置(「 フレームの無いUSB走査装置」)900の分解図である。フレームの無い USB走査装置900は2部品構造910,920を含み、走査装置の構成部材 を保持する別個のフレームを有さない。フレームの無いUSB走査装置900は またCISモジュール205と、駆動プラテン210と、軸受215と、ばね部 材240と、軸受レスト235と、非包絡面ウォーム駆動組立体220,225 ,230と、走査スイッチ930と、プリント回路基板960と、文書検出発光 ダイオード(「LED」)940とを含む。CISモジュール205、駆動プラ テン210、軸受215、ばね部材240、軸受レスト235、非包絡面ウォー ム駆動組立体220,225,230、およびプリント回路基板960は上述で 説明した同じ構成部材と機能的に同じである。 2部品パッケージは前部ケース910および後部ケース920を含み、両者は 内部面積部分に沿って開口され、またフレームの無いUSB走査装置900が完 全に組立てられたときに互いに連結される。前部ケース910および後部ケース 920は第1端部910a,920aおよび第2端部910b,920bを含む 。前部ケース910は上部910cの長さに沿う通路と、下部910dに位置し た2つの回路基板スロットと、第1端部910aのすぐ内側の通路と、第2端部 910bのすぐ内側の通路とを含んで成る。後部ケース920は以下にさらに説 明するように、フレームの無いUSB走査装置900の構成部材の幾つかを収容 する通路も含んでいる。前部ケース910および後部ケース920は共に文書給 紙凹部910e,920eを含み、走査時にその凹部を通して文書が送られる。 CISモジュール205は上部910cの通路に沿って前部ケース910に取 り付けられる。特に、CISモジュール205が前部ケース910および後部ケ ース920に対して固定的に保持されるように、CISモジュール205は工業 用接着剤で前部ケース910に取付けられる。代替実施例において、CISモジ ュール205は、前部ケース910の一部であるプラスチック保持リブのような 他の保持手段を使用して、上部910cに連結できる。前部ケース910の上部 910cにCISモジュール205を固定することで堅固な構造が形成され、こ れはフレームの無いUSB走査装置900が走査時に捩れまたは回転を生じるの を防止する。 上述で説明した駆動プラテンと同様に、フレームの無いUSB走査装置900 の駆動プラテン210は第1端部210aおよび第2端部210bに軸受215 を含む。上述したように、前部ケースの各端部910a,910bのすぐ内部に 通路がある。各通路の内部にばね部材240がある。駆動プラテン210の軸受 215は、前部ケース910の各端部910a,910bの通路内の軸受215 の上に載置されるする。代替実施例において、軸受215はばね部材240の頂 部に直接に載置されする。前部ケース910の各端部910a,910bの通路 は長手方向または上下方向へ延在し(前部ケースの下部910dから上部910 cへ)、軸受レスト235の上に位置されたときに軸受215はこの方向へ移動 できる。したがって、駆動プラテン210は前部ケース910に対して長手方向 に移動できる。 ウォーム駆動組立体は非包絡面ウォーム駆動組立体220,225,230と 、単体始動ウォーム225と、ウォームギヤ230とを含んで構成される。単体 始動ウォーム225は駆動モーター220に連結される。さらに、単体始動ウォ ーム225は螺旋歯を含む。ウォームギヤ230は駆動プラテン210の第1端 部210aに連結される。ウォームギヤ230は外周面に沿う螺旋ギヤ歯を含む 。駆動モーター220は、前部ケース910の第1端部910a,920aの通 路内で、前部ケース910の上部910cによってスロット内に載置される。単 体始動ウォーム225は駆動モーター220から前部ケース910の下部910 dへ向かって下向きに垂れている。駆動プラテン210の軸受215は第1ケー スの各端部910a,910bにて通路内に位置決めされて、ウォームギヤ23 0のギヤ歯が単体始動ウォーム225の螺旋歯と噛み合わされる。 プリント回路基板960は前部ケース910の下部910dに沿って配置され た回路基板スロットに取付けられる。プリント回路基板960は、ウォーム駆動 組立体220,225,230および文書検出LED940を含めて、フレーム の無いUSB走査装置900を作動させるために論理回路を含む。プリント回路 基板960の1実施例が上述で引用した「周辺バスを電源とする走査装置」と題 する同時係続出願の米国特許出願に記載されており、したがってその明細書を参 考文献として本明細書で援用する。プリント回路基板に連結される文書検出LE D940は、前部ケース910の文書給紙凹部910eの頂縁に配置される。 後部ケース920はフレームの無いUSB走査装置900のためのUSB用ケ ーブル950を含むケーブルを保持するケーブル用凹部920fを含む。さらに 、後部ケース920は第1端部920aおよび第2端部920bに沿う、また上 部920cおよび下部920dに沿う通路を含み、CISモジュール205、駆 動プラテン210および組合う構成部材215,230、およびプリント回路基 板960の部分が後部ケース920内に配置できるようにされている。説明した 内部構成部材の保持と共に、後部ケース920は文書給紙凹部920eのような 文書排出路の特徴的構造を含む。 図10は本発明によるフレームの無いUSB走査装置を開いた図面である。フ レームの無いUSB走査装置900の或る構造的特徴および構成部材が第1ケー ス910内に一緒に取付けられて示されている。CISモジュール205は第1 ケース910の上部910cに固定的に取付けられ、駆動プラテン210の軸受 215はばね部材240に載置され、ウォーム駆動組立体220,225,23 0は互いに連結されており、これにより単体始動ウォーム225の螺旋歯は駆動 プラテン210に連結されているウォームギヤ230のギヤ歯と噛み合わされる ようになされ、またプリント回路基板960は第1ケース910の下部910d に沿って連結される。他の構成部材および特徴的構造、例えばケーブル用凹部9 20fおよび文書給紙凹部920eは第2ケース920内に示されている。フレ ームの無いUSB走査装置900が完全に組立てられたときには、第1ケース9 10の組立てられた構成部材の各々の部分もまた第2ケース920の内部に位置 される。 図11は本発明のフレームの無いUSB走査装置900の横断面図である。こ の横断面図は第1ケース910の上部910cに固定されて駆動プラテン210 と接触されるCISモジュール205を示しており、駆動プラテン210は第1 ケース910に対して移動可能に連結されている。また走査される文書の存在を 検出する文書検出LED940も示されている。 前部ケース910の上部910cにCISモジュール205を取付けることは 、フレームの無いUSB走査装置900の作動時に捩れや回転を生じない堅固な ユニットを形成する。さらに、前部ケース910の上部910cに対するCIS モ ジュール205の取付けは、フレームの無いUSB走査装置を通して文書を給紙 するために駆動プラテン210が回転されるとき、CISモジュール205が結 果的に結合することは解消される。何故なら、その表面は互いに「食い込み」を 生じないからである。したがって、付加的な駆動モーターの回転力を必要とされ ず、それ故にフレームの無いUSB走査装置は電力消費を減少する。 さらに、CISモジュール205は第1ケース910の上部910cに固定さ れて回転しないので、小さな形状因子がフレームの無いUSB走査装置900に 使用される。何故なら、付加的な空隙がCISモジュール205に必要とされな いからである。さらに、別のフレームがない状態でUSB走査装置900の構成 部材を直接に各ケース910,920に組立てることで、フレームの無いUSB 走査装置900はかなり安価に製造できる。 さらに、CISモジュール205は第1ケース910の上部910cに固定さ れて保持されるので、フレームの無いUSB走査装置900は走査品質を有利に 向上させる。何故なら、文書がCISモジュール205のレンズと駆動プラテン 210との間を移動するとき、レンズが文書に接触した状態で保持されるからで ある。すなわち、CISモジュール205は回転しないので、CISモジュール 205のレンズは文書から変位せず、これにより文書と接触していないレンズ部 分によってイメージ損失を生じることになるからである。 フレームの無いUSB走査装置900はまた1ワット、5ボルト、250ミリ アンペアで作動する。このような電力要求はさらに減少させることができ、した がってUSB走査装置900はより小さい寄生電力を与える周辺バスで作動でき るということに留意すべきである。フレームの無いUSB走査装置900を作動 させるために、装置900は走査スイッチ930を押してオン状態にできる。文 書が第1ケース910の文書給紙凹部910eに置かれる。上述で説明した中央 給紙の構造的特徴の利点は、フレームの無いUSB走査装置900に適用できる 。文書検出LED940が文書の存在を検出したならば、信号がプリント回路基 板960に送られ、駆動モーター220を起動したがって作動を開始させる。単 体始動ウォーム225が回転を開始する。単体始動ウォーム225が回転すると 、ウォーム駆動ギヤ230も回転する。何故なら、単体始動ウォーム225の螺 旋 歯がウォームギヤ230の螺旋ギヤ歯と噛み合っているからである。図5〜図9 において上述したウォーム駆動組立体の利点は、フレームの無いUSB走査装置 900に適用できる。 ウォームギヤ230の回転が駆動プラテン210を回転させる。駆動プラテン 210の摩擦面が文書を捕捉してその文書をCISモジュール205の下側に整 合し、これによりレンズが文書の各ラインを走査するようになす。各ラインが走 査されたならば、駆動プラテン210が文書を前方へ移動して、後部ケース92 0の文書給紙凹部920eから排紙させる。文書がフレームの無いUSB走査装 置900を通過するとき、駆動プラテン210は前部ケース910および後部ケ ース920に対して長手方向、または上下方向に移動するのに対し、CISモジ ュール205は前部ケース910の上部910cに固定的に取付けられて保持さ れる。 本発明の特定の実施例および適用例が図示され説明されたが、本発明は本明細 書に開示した厳密な構造および構成部材に制限されることはなく、また当業者に 明白となろう様々な変更、変化、変形が添付の請求の範囲において定められてい る本発明の精神および範囲から逸脱せずに、本明細書に開示した本発明の方法お よび装置の構造、作動および詳細に対して成し得ることを理解しなければならな い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 周辺バスを経て電力を供給される文書走査装置であって、 第1部分および第2部分を有し、前記第1部分は少なくとも1つの側面を有し 、各側面は長手方向のスロットを有し、該スロットは圧縮部材を有しており、前 記第1部分および前記第2部分は少なくとも1つの前記側面で互いに連結されて いるエンジンハウジングと、 前記周辺バスを経て電力を供給され、文書のイメージを走査するレンズを有す るイメージセンサーと、 第1端および第2端部を有する駆動プラテンであって、各端部は軸受を有して おり、前記軸受は前記駆動プラテンを2部分から成る前記エンジンハウジングに 移動可能に連結するために前記各スロット内のばね部材に載置されており、これ により前記駆動プラテンは前記イメージャンサーに対して実質的に長手方向に移 動可能で、文書が前記駆動プラテンと前記イメージセンサーの前記レンズとの間 を移動できるようにさせており、前記イメージセンサーは前記エンジンハウジン グの第1部分に固定され、前記レンズは前記駆動プラテンに対面している、前記 駆動プラテンとを含んで成る文書走査装置。 2. 請求項1に記載された文書走査装置であって、前記駆動プラテンの水平 軸線に沿って該駆動プラテンを回転させるために、前記周辺バスを経て電力を供 給し、また前記駆動プラテンと連結されているウォーム駆動組立体をさらに有す る文書走査装置。 3. 請求項2に記載された文書走査装置であって、前記ウォーム駆動組立体 がさらに駆動モーターと、螺旋歯を有する単体始動ウォームと、ギヤ歯を有する ウォームギヤとを含んでおり、前記ウォームギヤは駆動プラテンの第1端部に連 結され、前記単体始動ウォームは前記駆動モーターに連結されていて、前記単体 始動ウォームの螺旋歯を前記ウォームギヤのギヤ歯と噛み合わせるために前記駆 動モーターが該ウォームギヤの近くで2部分から成る前記ハウジングに連結され ている文書走査装置。 4. 請求項3に記載された文書走査装置であって、前記駆動モーターが低電 力のステップモーターである文書走査装置。 5. 前記周辺バスを経て電力を供給される文書走査装置であって、 上側フレーム部材、下側フレーム部材、第1側部部材および第2側部部材を有 し、各側部部材は長手方向スロットを含み、内部に載置されているばね部材を有 するフレームと、 文書のイメージを走査するためのレンズを有し、前記周辺バスを経て電力を供 給されており、前記下側フレーム部材の方向に前記レンズが実質的に向けられる ように前記フレームの上側フレーム部材に固定されているイメージセンサーと、 第1端部および第2端部を有する駆動プラテンであって、各端部は軸受を有し ており、前記第1端部の軸受は前記第1側部部材のスロット内の前記ばね部材に 載置され、また前記第2端部の軸受は前記第2側部部材のスロット内の前記ばね 部材に載置されて、前記駆動プラテンと前記イメージセンサーのレンズとの間を 文書が移動するときは、前記イメージセンサーに対して実質的に長手方向に前記 駆動プラテンが移動するように、該駆動プラテンを前記フレームに対して移動可 能に連結するようになされており、前記イメージセンサーは前記フレームの上側 フレーム部材に固定されて前記レンズが前記駆動プラテンの方向に実質的に向く ようにされている、前記駆動プラテンと有する文書走査装置。 6. 請求項5に記載された文書走査装置であって、前記駆動プラテンの水平 軸線に沿って該駆動プラテンを回転させるために、前記周辺バスを経て電力を供 給し、前記駆動プラテンに連結されたウォーム駆動組立体をさらに含む文書走査 装置。 7. 請求項6に記載された文書走査装置であって、前記ウォーム駆動組立体 がさらに駆動モーターと、螺旋歯を有する単体始動ウォームと、ギヤ歯を有する ウォームギヤとを含んでおり、前記ウォームギヤは前記駆動プラテンの第1端部 に連結され、前記単体始動ウォームは前記駆動モーターに連結されていて、前記 単体始動ウォームの螺旋歯を前記ウォームギヤのギヤ歯と噛み合わせるために前 記駆動モーターが該ウォームギヤの近くで2部分から成る前記ハウジングに連結 されている文書走査装置。 8. 請求項7に記載された文書走査装置であって、前記駆動モーターが低電 力のステップモーターである文書走査装置。 9. 請求項5に記載された文書走査装置であって、前記各軸受がプラスチッ ク軸受で構成されている文書走査装置。 10. 請求項5に記載された文書走査装置であって、前記上側フレーム部材 が通路を含み、前記イメージセンサーを前記上側フレーム部材に取付けるために 、前記通路は露出したイメージセンサーの該レンズを有するイメージセンサーを 収容している文書走査装置。 11. 周辺バスを経て電力を供給される文書走査装置であって、 前部ケースおよび後部ケースを有し、前記前部ケースは上側部分、下側部分、 第1側部および第2側部を含み、各側部は通路を有し、各通路は張力ばね部材を 有しているハウジングと、 文書イメージを走査するためのレンズを有し、前記周辺バスを経て電力を供給 するイメージセンサーと、 第1端部および第2の端部を有する駆動プラテンであって、該各端部は軸受を 有しており、前記第1端部の軸受は前記前部ケースの第1側部の通路内の前記ば ね部材に載置され、また前記第2端部の軸受は前記前部ケースの第2側部の通路 内の前記ばね部材に載置されて、前記駆動プラテンと前記イメージセンサーのレ ンズとの間を文書が移動するときは、前記イメージセンサーに対して実質的に長 手方向に駆動プラテンが移動するように、該駆動プラテンを前記ハウジングに対 して移動可能に連結するようになされており、前記イメージセンサーは前記前部 ケースの上側部分に固定されて前記レンズが前記駆動プラテンの方向に実質的に 向くようにされている、前記駆動プラテンと有する文書走査装置。 12. 請求項11に記載された文書走査装置であって、前記周辺バスを経て 電力を供給し、また前記駆動プラテンの水平軸線に沿って該駆動プラテンを回転 させるために該駆動プラテンに連結されているウォーム駆動組立体をさらに有す る文書走査装置。 13. 請求項12に記載された文書走査装置であって、前記ウォーム駆動組 立体がさらに駆動モーターと、螺旋歯を有する単体始動ウォームと、ギヤ歯を有 するウォームギヤとを含んでおり、前記ウォームギヤは前記駆動プラテンの第1 端部に連結され、前記単体始動ウォームは前記駆動モーターに連結されていて、 前記単体始動ウォームの螺旋歯を前記ウォームギヤのギヤ歯と噛み合わせるため に前記駆動モーターが該ウォームギヤの近くで2部分から成る前記ハウジングに 連結されている文書走査装置。 14. 請求項13に記載された文書走査装置であって、前記駆動モーターが 低電力のステップモーターである文書走査装置。 15. 請求項11に記載された文書走査装置であって、前記周辺バスがユニ バーサル・シリアル・バス(USB)である文書走査装置。
JP54195698A 1997-04-01 1998-03-31 周辺バスを経て電力を供給される文書走査装置 Expired - Fee Related JP4806736B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/831,848 1997-04-01
US08/831,848 US5864410A (en) 1997-04-01 1997-04-01 Peripheral bus powered document scanning device
PCT/US1998/006404 WO1998044720A1 (en) 1997-04-01 1998-03-31 Peripheral bus powered document scanning device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001524281A true JP2001524281A (ja) 2001-11-27
JP4806736B2 JP4806736B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=25260013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54195698A Expired - Fee Related JP4806736B2 (ja) 1997-04-01 1998-03-31 周辺バスを経て電力を供給される文書走査装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5864410A (ja)
EP (1) EP1013074A4 (ja)
JP (1) JP4806736B2 (ja)
CN (1) CN1159901C (ja)
AU (1) AU6945598A (ja)
TW (1) TW373380B (ja)
WO (1) WO1998044720A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254251A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Pfu Ltd 画像読取装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6791720B1 (en) 2000-07-28 2004-09-14 Lite-On Technology Corporation Portable scanning apparatus
US6900448B1 (en) * 2000-07-31 2005-05-31 Hewlett-Packard Development Company L.P. Method and system for dynamic scanner calibration
CN101577773B (zh) * 2008-05-09 2011-05-18 旭丽电子(广州)有限公司 出纸机构及采用该出纸机构的自动送纸系统
CN202931448U (zh) * 2012-10-11 2013-05-08 光宝电子(广州)有限公司 承载件及影像扫描装置
AU2014237156B2 (en) * 2013-03-15 2017-05-11 Mars Incorporated Hard panned coating and confection comprising the same
JP6815949B2 (ja) * 2017-08-08 2021-01-20 キヤノン株式会社 プリント装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60111572A (ja) * 1983-11-21 1985-06-18 Fuji Photo Film Co Ltd シ−ト状記録媒体走査装置
JPH057278A (ja) * 1990-11-14 1993-01-14 Canon Inc 原稿画像読取装置及び画像情報処理装置
ATE166735T1 (de) * 1992-09-17 1998-06-15 Int Des Jeux Verbesserte vorrichtung zur analyse von informationsträgern
US5517332A (en) * 1993-10-25 1996-05-14 Barry; Michael R. Document scanner having one-piece housing for holding an image sensor, drive roller and document sensors in close alignment with each other
US5625711A (en) * 1994-08-31 1997-04-29 Adobe Systems Incorporated Method and apparatus for producing a hybrid data structure for displaying a raster image
JP3363649B2 (ja) * 1995-03-28 2003-01-08 キヤノン株式会社 シート搬送装置および原稿読取装置
US5579128A (en) * 1995-10-03 1996-11-26 Silitek Corporation Contact image sensor and roller mounting structure for scanners
US5760926A (en) * 1995-10-20 1998-06-02 Apple Computer, Inc. Apparatus for utilizing a single paper path for scanning, faxing, copying, and printing

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254251A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Pfu Ltd 画像読取装置
US8830544B2 (en) 2010-06-01 2014-09-09 Pfu Limited Image reading apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP1013074A4 (en) 2003-04-02
EP1013074A1 (en) 2000-06-28
US5864410A (en) 1999-01-26
CN1159901C (zh) 2004-07-28
JP4806736B2 (ja) 2011-11-02
TW373380B (en) 1999-11-01
AU6945598A (en) 1998-10-22
CN1256837A (zh) 2000-06-14
WO1998044720A1 (en) 1998-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3710375B2 (ja) 画像形成装置及びこれに使用する交換ユニット
JP3073045B2 (ja) 原稿画像読取装置
US5517332A (en) Document scanner having one-piece housing for holding an image sensor, drive roller and document sensors in close alignment with each other
JP2001524281A (ja) 周辺バスで電力を供給される文書走査装置
WO1998044721A1 (en) Scanner powered by peripheral bus
EP0485975B1 (en) Image reading device
US6275309B1 (en) Lightweight mobile scanners
KR20060127148A (ko) 프린터 장치
US20030049051A1 (en) Image reader, image forming device, and bearing structure
US7980550B2 (en) Paper output mechanism for paper feeding apparatus
JP5146306B2 (ja) 原稿読み取り装置
US20040251595A1 (en) Sheet separator for an automatic document feeder
US6507418B1 (en) Sheet feeder scanner
JPH05183691A (ja) 原稿画像読取装置及び該装置を搭載する画像情報処理装置
CN217113046U (zh) 显影盒
KR100241991B1 (ko) 화상판독장치
JP3386623B2 (ja) 用紙送りローラ装置
JP4403125B2 (ja) 搬送ローラ取付構造
JP2008122559A (ja) レンズ駆動装置
JP3045808U (ja) 分離給紙装置
JPH08169633A (ja) 用紙ジャム検出機構
JP2788308B2 (ja) 電子式黒板装置
US6151141A (en) Original reading and conveying apparatus
JP4367469B2 (ja) 画像読取装置
JP2740363B2 (ja) 読み取り装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070124

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070312

A524 Written submission of copy of amendment under section 19 (pct)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20070424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081217

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090115

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090402

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100318

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100326

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100419

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100817

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101006

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20110719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees