JP2001524148A - フタロシアニンインク・ジェット染料 - Google Patents

フタロシアニンインク・ジェット染料

Info

Publication number
JP2001524148A
JP2001524148A JP54669598A JP54669598A JP2001524148A JP 2001524148 A JP2001524148 A JP 2001524148A JP 54669598 A JP54669598 A JP 54669598A JP 54669598 A JP54669598 A JP 54669598A JP 2001524148 A JP2001524148 A JP 2001524148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
ink
ijp
represented
fiber material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP54669598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001524148A5 (ja
Inventor
カー,カスリン
Original Assignee
アベシア・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アベシア・リミテッド filed Critical アベシア・リミテッド
Publication of JP2001524148A publication Critical patent/JP2001524148A/ja
Publication of JP2001524148A5 publication Critical patent/JP2001524148A5/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B47/00Porphines; Azaporphines
    • C09B47/04Phthalocyanines abbreviation: Pc
    • C09B47/08Preparation from other phthalocyanine compounds, e.g. cobaltphthalocyanineamine complex
    • C09B47/24Obtaining compounds having —COOH or —SO3H radicals, or derivatives thereof, directly bound to the phthalocyanine radical
    • C09B47/26Amide radicals
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/916Natural fiber dyeing
    • Y10S8/919Paper

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 下式(1): (式中、Mは金属又はHであり;AはC1 〜4アルキレンであり;Pcは、下式(2): で表されるフタロシアニン核であり;DはNR45又はSC1 〜4アルキレンSO3Hであり;R1,R2及びR3は、それぞれ独立に、H又はC1 〜4アルキルであり;R4は、Hであるか、又はヒドロキシによって置換されてもよいC1 〜4アルキルであり;R5は、ヒドロキシ及び/又はモルホリノによって置換されてもよいC1 〜4アルキルであり;又はR4及びR5は、それらが結合されているN原子と一緒になってモルホリノ環を形成し;及びx+y+zは平均3〜4である)で表されるフタロシアニン化合物は、インクジェット印刷用のインクにおいて着色剤として有用性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 フタロシアニンインク・ジェット染料 本発明は、化合物、それらを含むインク組成物、及びインクジェット印刷(” IJP”)における前記インクの使用に関する。IJPは、微細ノズルから、当 該ノズルを支持体に接触させずに、当該支持体上に、インクの液滴が吐出される 非衝撃印刷技術である。 IJPで用いられる着色剤及びインクに関しては多くの高度な要求条件がある 。例えば、着色剤及びインクは、良好な耐水性、耐光性及び光学濃度を有する鮮 明で毛羽の無いイメージを提供することが望ましい。インクは、支持体に施用さ れたら素早く乾燥して、にじみを防止することがしばしば要求されるが、インク ジェットノズルの先端に外被を形成させるべきではない。なぜならば、外被が形 成されると、ノズルが詰まって、印刷が停止してしまうからである。また、イン クは、分解せずに、又は微細ノズルを塞ぎ得る沈殿を形成せずに、長期間にわた って貯蔵できるように安定であるべきである。 出願人は、ある種のフタロシアニン化合物は、予期外に良好な光学濃度、耐光 性及び/又は耐水性を有する印刷を生起させるので、IJPで用いる着色剤とし て特有な有用性を有することを発見した。 本発明にしたがって、IJPで有効なすべての形態を含む下式(1): (式中、Mは金属又はHであり;AはC1 〜4アルキレンであり;Pcは、下式( 2):で表されるフタロシアニン核であり;DはNR45又はSC1 〜4アルキレンSO3 Hであり;R1,R2及びR3は、それぞれ独立に、H又はC1 〜4アルキルであり ;R4は、Hであるか、又はヒドロキシによって置換されてもよいC1 〜4アルキ ルであり;R5は、ヒドロキシ及び/又はモルホリノによって置換されてもよい C1 〜4アルキルであり;又はR4及びR5は、それらが結合されているN原子と一 緒になってモルホリノ環を形成し;及びx+y+zは平均3〜4である)で表さ れる化合物が提供される。 Mが金属である場合、Mは、好ましくはLi,Na,K,Mg,Ca、Ba,Al,Si,Sn,Pb,Rh,S c,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni及びCuから選択され、更に好ましくはSc,Ti,Va,Cr、Mn,F e,Co,Zn,Ni及びCuから選択され、特に好ましくはNi及びCuから選択される。 式(1)で表される好ましい染料は、MがCuであり、R1,R2及びR3がHで あり、DがNR45(式中、R4はHであり、R5はCH2CH2OHである)であ り、Aが−CH2CH2−であり、(x+y)>Zであり、特にxが1.3であり 、yが1.2であり、及びzが1.5である前記染料である。 置換基として本明細書で言及されるラジカル基は、特に断りがない場合は、一 価のラジカルを意味している。3個以上の原子から成る鎖を含む基は、鎖が直鎖 又は枝分れ鎖でもよいか、又は鎖もしくは鎖の一部が環を形成してもよい基を意 味している。例えば、アルキル基は:プロピル、例えばn−プロピル及びイソプ ロピルであり;ブチル、例えばn−ブチル、sec-ブチル、イソブチル及びtert- ブチルであることができ;及び3個以上の炭素原子を有するアルキル基は、シク ロアルキル基であることができる。ある種の原子の総数は、ある種の置換基に関 して本明細書で規定され、例えばC1 〜nアルキルは、1〜n個の炭素原子を有す るアルキル基を意味している。本明細書で用いられる「ハロ」という用語は、フ ルオロ基、クロロ基、ブロモ基及びヨード基を意味している。 本発明の更なる特徴にしたがって、媒体(medium)と、本明細書で定義される 式(1)で表されるIJPで有効な化合物を含む着色剤とを含むインクジェット 印刷で用いるのに有効な(IJPで有効な)インクが提供される。好ましくは、 本発明のインクにおいて、式(1)の化合物は、染料を含み、更に好ましくは、 当該染料は主としてシアン染料を含む。 「IJPで有効な」(例えば、本明細書で説明されるインク、組成物、成分、 置換基及び/又は化合物に関して)という用語は、例えば、インクに対して望ま しい性質を提供して、前記インクを配合するのに適する任意の不活性な担体及び /又は希釈剤と相溶性であるようにし、インクジェットプリンターと適合させ、 及び/又はインクジェット印刷することができ、而してインクジェット印刷で用 いるのに有効であることを意味していると理解される。本明細書で説明される方 法に関して、有効な化合物は、特定の反応を経て、本発明の化合物を生成する化 合物である。エームズ試験が陰性であると、式(1)で表されるIJP化合物の 使用は特に好ましいかもしれない。 式(1)で表される化合物のIJPで有効な形態は、塩、立体異性体、双生イ オン、多形体(polymorphic forms)、錯体、及び同位体で置換された形態(それ らの混合物、及び同じ分子部分におけるそれらの組合せを含む)の1つ以上から 選択することができる。式(1)の特定の化合物は、本明細書で例示される化合 物;すなわち、それらのIJPで有効なすべての塩、好ましくはそれらのカリウ ム塩、ナトリウム塩又はアンモニウム塩;及びそれらのIJPで有効な混合物を 含む。 式(1)の化合物は、本明細書の構造式で示される形態(すなわち、遊離酸形 態)であっても良いが、好ましくは塩の形態である。式(1)の塩は、1つ以上 の、有機及び/又は無機の塩基及び/又は酸と、酸性及び/又は塩基性である式 (1)の化合物とから形成することができる(例えば、酸性及び/又は塩基性の 酸付加塩)。式(1)の塩は、一価及び/又は多価の酸及び/又は塩基から形成 することができるIJPで有効なすべての塩を含む。また、式(1)の塩は、I J Pで有効なキラルな酸及び/又は塩基によって形成されるすべての鏡像異性体、 及び/又は前記塩の鏡像異性体の混合物(例えば、ラセミ混合物)も含む。当該 染料は、公知の技術を用いて、塩へと転化してもよい。本発明は、式(1)のI JPで有効なすべての塩、及びそれらの混合物を含む。 式(1)の好ましい塩は、アルカリ金属塩(特に、リチウム塩、ナトリウム塩 及びカリウム塩)、及び置換されてもよいアンモニウム塩(特に、アンモニア及 び揮発性アミンを有する塩)である。より好ましい塩は、式+NT4[式中、各T は、独立に、H、もしくは置換されてもよいアルキルであるか、又はTによって 表される2つの基は、H、もしくは置換されてもよいアルキルであり、及びTに よって表される残りの2つの基は、それらが結合されるN原子と一緒に5員環又 は6員環(好ましくは、モルホリン環、ピリジン環又はピペリジン環)を形成す る]で表されるカチオンを有する塩である。最も好ましくは、各Tは、独立に、 H又はC1 〜4アルキルであり、特にH,CH3又はCH3CH2であり、更に特に Hである。IJPで有効なカチオンとしては、例えば:+NH4、モルホリニウム 、ピペリジニウム、ピリジニウム、(CH3)3+H、(CH3)2+2、H2+(C H3)(CH2CH3)、CH3+3、CH3CH2+3、H2+(CH2CH3)2、C H3CH2CH2+3、CH3CH2CH2+3、(CH3)2CHN+3、N+(CH3 )4、N+(CH2CH3)4、N−メチルピリジニウム、N,N−ジメチルピペリジ ニウム、及びN,N−ジメチルモルホリニウムが挙げられる。 式(1)のある種の化合物は、1つ以上の立体異性体として、例えば鏡像異性 体、ジアステレオ異性体、幾何異性体、互変異性体、配座異性体、及び/又は同 じ成分(moiety)内でのそれらの組合せとして存在していても良い。本発明は、 式(1)で表される化合物のIJPで有効なすべての立体異性体及びIJPで有 効なそれらの混合物を含む。 式(1)のある種の化合物は、1つ以上の双生イオンとして、例えばイオン電 荷の2つ以上の中心を含む成分として存在していても良い。本発明は、式(1) で表されるIJPで有効なすべての双生イオン、及びIJPで有効なそれらの混 合物を含む。 式(1)のある種の化合物は、1つ以上の多形として、例えば相、結晶質型、 アモルファス型、固溶体、侵入型化合物及び/又はそれらの任意の混合物として 存在していても良い。本発明は、式(1)で表されるIJPで有効なすべての多 形、及びIJPで有効なそれらの混合物を含む。 式(1)のある種の化合物は、本明細書で示される金属錯体に加えて、1つ以 上の他の錯体の形態で、例えばキレート、溶媒和物、他の有機金属錯体、及び/ 又は他のIJPで有効な配位子との錯体の形態で存在していても良い。前記錯体 は、適当な支持体の間で生成することができ、この場合は、式(1)の化合物及 び/又は支持体が配位子として働くことができる。支持体は一種以上の溶媒を含 み溶媒和物を形成しても良い。錯体は、非化学量論的であってもよく、例えば錯 体が水和物である場合、錯体は、半水和物、一水和物、及び/又は二水和物を含 むことができる。本発明は、式(1)で表されるIJPで有効なすべての錯体及 びIJPで有効なそれらの混合物を含む。 式(1)のある種の化合物は、式(1)中の1つ以上の原子が1つ以上の同位 体を含む1つ以上の同位体形態として存在していても良い。種々の同位体の自然 比率は、適当な手段によって変化させてもよい。例えば、式(1)のある種の化 合物中に存在するいくらかの12C原子を、存在率の低い14C及び/又は13C同位 体によって実質的に置換することができる。式(1)のある種の同位体は放射性 であってもよい。式(1)の同位体のある種のものは、撮像デバイス(例えば、 X線、陽電子射出断層撮影法及び/又は核磁気共鳴を用いるデバイス)における 選択的に撮像するための手段として;及び/又はIJPにおける式(1)の化合 物の作用モードを調査するためのツールとして用いることができる。本発明は、 IJPで有効なすべての式(1)の同位体及びIJPで有効なそれらの混合物を 含む。 本発明は、望ましくない特性を示すのでIJPで用いるのに直接的には有効で はないかもしれない化合物も含む、式(1)で表されるすべての化合物に関する 。にもかかわらず、前記化合物は、例えば、式(1)で表されるIJPで有効な 化合物の調製及び/又は精製における中間体として、及び/又はIJPに関する 調査ツールとして及び/又は診断補助として、本発明の分野で有用性を有するこ とができるかもしれない。 式(1)の化合物は、下記の方法によって、及び同様なフタロシアニン化合物 に関する技術に記載されている方法と同様な他の適当な方法によって調製するこ とができる。 式(1)の染料を調製する好ましい方法は、以下の工程を含む: a)それ自体公知の方法を用いて式MPc(SO2Cl)x+y+zの化合物を調製する工程 。式MPc(SO2Cl)x+y+zの化合物を調製する好ましい方法は、金属無含有又は金属 含有フタロシアニン(1〜4個のスルホ基を含んでもよい)を、クロロスルホン 酸と共に、好ましくは約60℃を超える温度で、更に好ましくは約100℃を超 える温度で、最も好ましくは約120℃〜約165℃の温度で、(好ましくは約 1時間〜約24時間)加熱する工程を含む。任意に、前記工程の後に、フタロシ アニンをPCl3と共に、好ましくはクロロスルホン酸の場合の温度に比べて低い温 度で、更に好ましくは約80℃〜約105℃の温度で、(好ましくは約10時間 〜約48時間、更に好ましくは約10時間〜約30時間)加熱っしてもよい。 b)式MPc(SO2Cl)x+y+zの化合物を、式NHR3AX(式中、Xはハロであり、 好ましくはクロロである)のハロアミンと共に、0℃の水中で縮合させる工程。 更に好ましくは、ハロアミンは、その塩酸塩の形態である。 c)工程b)からのハロゲン化付加物を、水酸化アンモニウムで処理し、その 反応混合物を40℃で約1時間温める工程。 d)工程c)からの材料を、水溶液中において、約70℃で約3時間、式NHR45のアミン又は式HSC1 〜4アルキレンSO3Hのチオールと反応させて、式 (1)の染料を製造する工程。 本発明化合物を生成する反応は、当業で記載されてきた条件下で行うことがで き、式(1)の化合物は、噴霧乾燥のような又は沈殿させて濾過するような公知 の方法によって単離することができる。 好ましくは、本発明のインクは: (a)式(1)のIJPで有効な化合物を0.01〜30部;及び (b)液状媒体又は低融点固体媒体を70〜99.99部 含む。その場合、すべての部は、重量基準であり、(a)+(b)=100部で あ る。 成分(a)の部は、好ましくは0.1〜20部であり、更に好ましくは0.5 〜15部であり、特に1〜5部である。成分(b)の部は、好ましくは99.9 〜80部であり、更に好ましくは99.5〜85部であり、特に99〜95部で ある。 媒体が液体である場合、好ましくは成分(a)は成分(b)中に完全に溶解す る。好ましくは、成分(a)は、成分(b)中において、20℃で、少なくとも 10%の溶解度を有する。これにより、より薄められたインクを調製するために 用いることができる濃縮液を調製することができ、また貯蔵中に液状媒体の蒸発 が起こったときに、着色剤が沈殿する機会が少なくなる。 好ましい液状媒体としては、水、水と有機溶媒との混合物、及び無水有機溶媒 が挙げられる。 媒体が水と有機溶媒との混合物を含む場合、水対有機溶媒の重量比は、好まし くは99:1〜1:99、更に好ましくは99:1〜50:50、特に95:5 〜80:20である。好ましくは、水と有機溶媒との混合物を含む有機溶媒は、 水混和性有機溶媒、又はこうした溶媒の混合物である。液状媒体は、水を含むこ とができ、好ましくは2種類以上の水溶性有機溶媒、更に好ましくは2〜8種類 の水溶性有機溶媒を含んでもよい。 好ましい水混和性有機溶媒としては: C1 〜6アルカノール、好ましくはメタノール、エタノール、n−ブロパノール 、イソプロパノール、n−ブタノール、sec-ブタノール、tert-ブタノール、n −ペンタノール、シクロペンタノール及び/又はシクロヘキサノール; 線状アミド、好ましくはジメチルホルムアミド及び/又はジメチルアセトアミ ド; ケトン及び/又はケトン・アルコール、好ましくはアセトン、メチルエーテル ケトン、シクロヘキサノン及び/又はジアセトンアルコール; 水混和性エーテル、好ましくはテトラヒドロフラン及び/又はジオキサン; ジオール、好ましくはC2 〜12ジオール(例えば、ペンタン−1,5−ジオール 、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチ レングリコール、ヘキシレングリコール及び/又はチオジグリコール)、及び/ 又はオリゴ−及び/又はポリ−アルキレングリコール(例えば、ジエチレングリ コール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール及び/又はポリプロ ピレングリコール); トリオール、好ましくはグリセロール及び/又は1,2,6−ヘキサントリオ ール; ジオールのC1 〜4アルキルエーテル、好ましくはC2 〜12ジオールのモノC1 4 アルキルエーテル、例えば2−メトキシエタノール、2−(2−メトキシエト キシ)エタノール、2−(2−エトキシエトキシ)−エタノール、2−[2−( 2−メトキシエトキシ)エトキシ]−エタノール、2−[2−(2−エトキシエ トキシ)エトキシ]−エタノール、及び/又はエチレングリコールモノアリルエ ーテル; 環状アミド、好ましくは2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N− エチル−2−ピロリドン、カプロラクタム、及び/又は1,3−ジメチルイミダ ゾリドン; 環状エステル、好ましくはカプロラクトン; スルホキシド、好ましくはジメチルスルホキシド、及び/又はスルホラン;及 び/又はそれらのIJPで有効なすべての混合物 が挙げられる。 更に好ましい水溶性有機溶媒は; 環状アミド、例えば2−ピロリドン、N−メチル−ピロリドン、及びN−エチ ル−ピロリドン; ジオール、例えば1,5−ペンタンジオール、エチレングリコール、チオジグ リコール、ジセエチレングリコール、及びトリエチレングリコール; ジオールのC1 〜4アルキルエーテル、例えば2−メトキシ−2−エトキシ−2 −エトキシエタノール;及びそれらのIJPで有効なすべての混合物 から選択される。 好ましい液状媒体は: (a)水を75〜95部;及び (b)ジエチレングリコール、2−ピロリドン、チオジグリコール、N−メチル ピロリドン、シクロヘキサノール、カプロラクトン、カプロラクタム、及びペン タン−1,5−ジオールから選択される1種類以上の溶媒を総量で25〜5部含 む;ここで部は重量基準であり、(a)+(b)=100部である。 別の好ましい液状媒体は: (a)水を60〜80部; (b)ジエチレングリコール2〜20部;及び (c)2−ピロリドン、N−メチルピロリドン、シクロヘキサノール、カプロラ クトン、カプロラクタム、ペンタン−1,5−ジオール、及びチオジグリコール から選択される1種類以上の溶媒を総量で0.5〜20部 含む;ここで部は重量基準であり、(a)+(b)+(c)=100部である。 本発明のインクのためのIJPで有効な更なる媒体としては、例えばUS 4 ,963,189、US 4,703,113、US 4,626,284及びE P 0425150−Aに記載されている、水と、1種類以上の有機溶媒との混 合物が挙げられる。 液状媒体が、無水(すなわち、水の含量1重量%未満)の有機溶媒を含む場合 、前記溶媒は、好ましくは30℃〜200℃、更に好ましくは40℃〜150℃ 、特に50℃〜125℃の沸点を有する。有機溶媒は、水不混和性、水混和性で あっても良いか、又は前記溶媒の混合物であっても良い。好ましい水混和性有機 溶媒としては、上記の有機溶媒の任意のもの、及びそれらの混合物が挙げられる 。好ましい水不混和性溶媒としては、脂肪族炭化水素;エステル(例えば、酢酸 エチル)、塩素化炭化水素(例えば、ジタロロメタン)、エーテル(例えば、ジエ チルエーテル)及びそれらの混合物が挙げられる。 液状媒体が水不混和性有機溶媒を含む場合、好ましくは、液状媒体は、液状媒 体における染料の溶解度を向上させる極性溶媒(例えば、C1 〜4アルカノール) を含む。液状媒体が無水有機溶媒である場合、液状媒体は、ケトン(特にメチル エチルケトン)及び/又はアルコール(特にC1 〜4アルカノール、更に特にエタ ノール又はプロパノール)を含む。 無水有機溶媒は、1種類の有機溶媒か又は2つ以上の有機溶媒の混合物であっ ても良い。液状媒体が無水有機溶媒である場合、液状媒体は、2〜5種類の異な る有機溶媒の混合物であることが好ましい。それにより、媒体を選択して、イン クの乾燥特性及び貯蔵安定性を充分に制御することができる。 無水有機溶媒を含むインク媒体は、短い乾燥時間が要求される場合、特に疎水 性で非吸収性支持体上に、例えばプラスチック、金属及びガラス上に印刷する場 合には、特に有用である。 好ましい低融点固体媒体は、60℃〜125℃の融点を有する。適当な低融点 固体としては、長鎖の脂肪酸又はアルコール、好ましくはC18 〜24鎖を有する脂 肪酸又はアルコール、及びスルホンアミドが挙げられる。式(1)の染料は、低 融点固体中に溶解することができるか、又は前記固体中に細かく分散することが できる。 また、インクは、IJP用のインクで従来用いられている追加の成分、例えば 粘度及び表面張力調整剤、腐食防止剤、殺虫剤、コゲーション(焦げつき)抑制 剤、及びイオン性又は非イオン性界面活性剤も含んでもよい。 本発明の更なる面は、支持体上にイメージを印刷するための方法であって、本 明細書で規定される本発明のインクをインクジェットプリンターによって支持体 に対して施用する工程を含む方法、を提供する。 好ましくは、インクジェットプリンターは、小さなオリフィスから吐出される 液滴の形態で、支持体に対してインクを施用する。好ましいインクジェットプリ ンターは、圧電方式インクジェットプリンター及びサーマルインクジェットプリ ンターである。サーマルインクジェットプリンターでは、オリフィスに隣接して いる抵抗器によって、プログラムされた熱のパルスがレザバー中に存在するイン クに対して施用され、その結果、インクは、支持体とオリフィスとの間での相対 運動中に、小さな液滴の形態で吐出され、支持体の方へと指向される。圧電方式 インクジェットプリンターでは、小さな結晶の振動によって、オリフィスからイ ンクが吐出される。 支持体は、好ましくは紙、プラスチック、織物、金属又はガラスであり、更に 好ましくは紙、オーバーヘッドプロジェクタースライド又は繊維材料であり、特 に紙である。好ましい紙は、酸性、塩基性又は中性の普通紙又は処理紙である。 本発明の更なる面は、本明細書で規定されるインク及び/又は着色剤によって 、及び/又は本明細書で規定される方法によって印刷される、紙、オーバーヘッ ドプロジェクタースライド又は繊維材料を提供する。 支持体が繊維材料である場合、本発明のインクは、好ましくは (i)インクジェットプリンターを用いて繊維材料に対してインクを施用する工 程;及び (ii)印刷された繊維材料を、適当な温度で、好ましくは50℃〜250℃で 加熱して、当該材料上にインクを固定する工程 によって、支持体に対して施用される。 好ましい繊維材料は、天然材料、合成材料及び半合成材料である。好ましい天 然繊維材料としては、例えば羊毛、絹、毛及びセルロース、好ましくは綿、黄麻 、大麻、フラックス及びリネンが挙げられる。好ましい合成及び半合成材料とし ては、例えばポリアミド、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、及びポリウレ タンが挙げられる。 好ましくは、繊維材料は、増粘剤と、随意に水溶性塩基及びヒドロトロープ剤 とを含む水性前処理組成物で処理し、上記工程i)の前に乾燥させる。 好ましくは、当該前処理組成物は、、塩基とヒドロトロープ剤とを増粘剤を含 む水に溶かした水溶液を含む。特に好ましい前処理組成物は、EP 05346 60−Aで更に完全に説明されている。 以下、実施例を掲げて、本発明を更に説明する。すべての部及び%は、特に断 りがない場合は、重量基準である。実施例1 の調製。 a)CuPc(SO2Cl)4 の調製 50℃未満の温度に保ちながら、30分間にわたって、銅フタロシアニン(1 15g)を、撹拌されたクロロスルホン酸(308mL)に対して少しずつ加え た。その混合物を、140℃へと徐々に加熱する前に30分間撹拌し、次に14 0℃の温度で3時間撹拌した。その混合物を40℃まで冷却し、温度を50℃未 満に保ちつつ三塩化燐(52.5g)を30分間にわたって少しずつ加えた。次 に、その混合物を室温で一晩撹拌してから、0℃まで冷却し、氷(700g)と 、水(700g)と、濃縮塩酸(40mL)と、塩化ナトリウム(100g)と の混合物に対して注ぎ、0℃で30分間撹拌した。沈殿した生成物を減圧下で濾 過して集め、氷冷塩酸溶液(0.5M,1.5L)で洗浄して、CUPC(SO2Cl)4の ペーストを得た。 b) c) を得るためのβ−クロロエチルアンモニウムクロリドとの反応 水(1L)中β−クロロエチルアンモニウムクロリド(34.7g)溶液を0 ℃まで冷却し、工程a)からのスルホニルクロリドペーストを加えた。その混合 物のpHを希釈水酸化アンモニウム溶液で7〜8に調節した。その混合物を0℃ で1時間撹拌し、40℃まで加熱し、その温度で更に1時間撹拌した後、室温ま で冷却した。次に、その混合物のpHを濃塩酸で1.5に調節し、1時間撹拌し た。沈殿した生成物を減圧下で濾過して集め、希釈塩酸溶液(0.5M,1.5 L)で洗浄して、上記クロロ化合物を得た。 c)実施例1の化合物を製造するための4−(2−アミノエチル)モルホリンと の反応 水(350mL)中、工程b)からのクロロ化合物(40g)と、4−(2− アミノエチル)モルホリン(27mL)との溶液を70℃で4時間撹拌した。そ こに塩化ナトリウム(25%w/v)を加え、その混合物のpHを、濃塩酸で6. 0に調節した。得られた沈殿を、減圧下で濾過して集め、酸性ブライン(25% ,100mL,pH4)及びメタノール(100mL)で洗浄し、生成物として 標題染料を得た。実施例2 の調製。 上記実施例1のようにして工程a)及び工程b)を行う。 c)実施例2の化合物を製造するためのエタノールアミンとの反応 水(300mL)中、実施例1の工程b)からのクロロ化合物(40g)と、 エタノールアミン(13g)との溶液を70℃で4時間撹拌した。得られた生成 物を、実施例1の工程c)で説明したようにして単離し、標題染料を得た。実施例3 の調製。 上記実施例1のようにして工程a)及び工程b)を行う。 c)実施例3の化合物を製造するためのジエタノールアミンとの反応 水(300mL)中、実施例1の工程b)からのクロロ化合物(40g)と、 ジエタノールアミン(21g)との溶液を70℃で4時間撹拌した。得られた生 成物を、実施例1の工程c)で説明したようにして単離し、標題染料を得た。実施例4 の調製。 上記実施例1のようにして工程a)及び工程b)を行う。 c)実施例4の化合物を製造するためのモルホリンとの反応 水(300mL)中、実施例1の工程b)からのクロロ化合物(40g)と、 モルホリン(18mL)との溶液を70℃で4時間撹拌した。得られた生成物を 、実施例1の工程c)で説明したようにして単離し、標題染料を得た。実施例5 の調製。 上記実施例1のようにして工程a)及び工程b)を行う。 c)実施例5の化合物を製造するための3−メルカプトプロパンスルホン酸との 反応 水(300mL)中、実施例1の工程b)からのクロロ化合物(28g)と、 3−メルカプトプロパンスルホン酸(26.7g)のナトリウム塩との溶液を、 50℃及びpH9で7時間撹拌した。塩化ナトリウムを加えた後で、その混合物 のpHを、濃塩酸で1.0に調節した以外は、実施例1の工程c)で説明したよ うにして生成物を単離し、標題染料を得た。 上記のようにして調製された、例示されたナトリウム塩(実施例1〜5)は、 適当な精製後に、下記のインク配合物中において直接用いてもよく、又は次のよ うにIJPで有効な他の塩へと転化させてもよい。各実施例化合物を蒸留水中に 溶かし、その溶液を濾過し、濾液の体積を4リットルに調整した。その溶液から 、 逆浸透によって、塩分を取り除いた。溶解しているナトリウム塩は、適当な溶液 [例えば水酸化カリウム溶液(5%w/v)]で飽和させたDowexHGRW樹脂を含むイオ ン交換カラム中に溶液を通すことによって、IJPで有効な別の塩[例えばカリ ウム塩]へと転化させてもよい。次に、このようにして得られた(例えばカリウ ム)塩の溶液を濾過し、濾液から水を蒸発させて、下記インクにおいて直接用い るのに適する精製塩を得た。インク 式(1)の化合物のインクジェット印刷における有効性は、以下のようにして 証明された。それぞれ例示された染料を別々に含むインクは、水と2−ピロリド ンとの混合物(各割合は体積基準で90:10)98部の中に、上記のようにし て調製したナトリウム塩を2部溶かすことによって調製した。次に、サーマルイ ンクジェットプリンターを用いて、インクを、ゼラチン紙(Felix Schoellerか ら購入した)上に印刷して、優れた耐光性を有する明るいシアン印刷を得た。 例示の染料を含む更なるインクを、下表の説明のようにして調製してもよい。 下表において、第一欄の番号(Ex.no.)はインクで用いられる染料の実施 例番号を意味している。染料は、その遊離酸形態及び/又はIJPで有効な任意 の塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩又はアンモニウム塩)の形態であって もよい。第二欄の番号は、その配合成分の部数であり、すべての部は重量基準で ある。インクは、サーマルインクジェットプリンター又は圧電方式インクジェッ トプリンターによって、紙に施用することができる。 表では、以下の略語を用いている: PG=プロピレングリコール;DEG=ジエチレングリコール;NMP=N−メ チルピロリドン;DMK=ジメチルケトン;NaST=ステアリン酸ナトリウム ;IPA=イソプロパノール;MEOH=メタノール;2P=2−ピロリドン; MIBK=メチルイソブチルケトン;CET=セチルアンモニウムブロミド;T BT=tert-ブチル;TDG=チオジグリコール;BDL=ブタン−2,3−ジ オール;PHO=Na2HPO4;P12=プロパン−1,2−ジオール;CHL =シクロヘキサノール;及びPDL=ペンタン−1,5−ジオール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 1/26 D06P 5/00 111A 5/00 111 B41J 3/04 101Y (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.IJPで有効なすべての形態を含む、下式(1): (式中、Mは金属又はHであり; AはC1 〜4アルキレンであり; Pcは、下式(2): で表されるフタロシアニン核であり; DはNR45又はSC1 〜4アルキレンSO3Hであり; R1,R2及びR3は、それぞれ独立に、H又はC1 〜4アルキルであり; R4は、Hであるか、又はヒドロキシによって置換されてもよいC1 〜4アルキル であり; R5は、ヒドロキシ及び/又はモルホリノによって置換されてもよいC1 〜4アル キルであり; 又は、R4及びR5は、それらが結合されているN原子と一緒になってモルホリノ 環を形成し;及び x+y+zは平均3〜4である) で表される化合物。 2.媒体と、請求項1記載の式(1)で表されるIJPで有効な化合物を含む 着色剤とを含むインクジェット印刷で用いるのに有効なインク。 3.インクジェットプリンターを用いて、請求項2記載のインクで支持体を印 刷する方法。 4.紙、オーバーヘッドプロジェクタースライド及び繊維材料の1つ以上から 選択される、請求項2記載のインクで印刷される支持体。 5.請求項2記載のインクで繊維材料を着色する方法であって (i)インクジェット印刷によって繊維材料に対してインクを施用する工程と; 及び (ii)当該繊維材料を、適当な温度で加熱して、当該材料上にインクを固定す る工程と を含む方法。 6.請求項2記載のインクで着色された繊維材料。 7.請求項1記載の式(1)で表される染料を調製する方法であって、 i)式MPc(SO2Cl)x+y+zで表される化合物を、式NHR3AX(式中、Xはハロ である)で表されるハロアミンと共に縮合させる工程と;及び、次に、 ii)工程i)からのハロゲン化付加物を、式NHR12で表されるアミン又 は式HSC1 〜4アルキレンSO3Hで表されるチオールと反応させる工程と (上記式中、A,R1〜R3,x,y及びzは請求項1で定義したものである) を含む方法。
JP54669598A 1997-04-26 1998-04-06 フタロシアニンインク・ジェット染料 Ceased JP2001524148A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9708532.8 1997-04-26
GBGB9708532.8A GB9708532D0 (en) 1997-04-26 1997-04-26 Phthalocyanine ink-jet dyes
PCT/GB1998/001014 WO1998049239A1 (en) 1997-04-26 1998-04-06 Phthalocyanine ink-jet dyes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001524148A true JP2001524148A (ja) 2001-11-27
JP2001524148A5 JP2001524148A5 (ja) 2005-10-06

Family

ID=10811435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54669598A Ceased JP2001524148A (ja) 1997-04-26 1998-04-06 フタロシアニンインク・ジェット染料

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6190422B1 (ja)
EP (1) EP0979253B1 (ja)
JP (1) JP2001524148A (ja)
AU (1) AU6928398A (ja)
DE (1) DE69809043D1 (ja)
GB (1) GB9708532D0 (ja)
WO (1) WO1998049239A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503149A (ja) * 2002-10-12 2006-01-26 アベシア・リミテッド フタロシアニン化合物、該化合物を含むインク組成物、これらを用いる印刷方法
JP2006528256A (ja) * 2003-07-18 2006-12-14 フジフィルム・イメイジング・カラランツ・リミテッド フタロシアニン類及びインクジェットプリンタにおけるその使用
JP2006528710A (ja) * 2003-07-18 2006-12-21 フジフィルム・イメイジング・カラランツ・リミテッド フタロシアニン類およびインキジェットプリンターにおけるそれらフタロシアニンの使用
JP2008538789A (ja) * 2005-04-23 2008-11-06 フジフィルム・イメイジング・カラランツ・リミテッド フタロシアニン類及びインクジェット印刷におけるそれらの使用

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6569212B2 (en) * 1997-04-26 2003-05-27 Avecia Limited Phthalocyanine ink-jet dyes
GB9813475D0 (en) * 1998-06-23 1998-08-19 Zeneca Ltd Compounds,compositions and use
MXPA00011605A (es) * 1998-06-23 2002-04-24 Avecia Ltd Compuestos de ftalocianina y su uso.
GB9817235D0 (en) * 1998-08-08 1998-10-07 Zeneca Ltd Compound,composition and use
US20040056006A1 (en) * 1998-10-01 2004-03-25 The Welding Institute Welding method
CA2367738A1 (en) * 1999-04-27 2000-11-02 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Phthalocyanine compounds, water-base ink compositions and colored products
EP1341668A2 (en) 2000-11-10 2003-09-10 Gentex Corporation Visibly transparent dyes for through-transmission laser welding
US6547865B2 (en) * 2001-03-21 2003-04-15 Eastman Kodak Company Ink jet printing process
US6517621B2 (en) 2001-03-21 2003-02-11 Eastman Kodak Company Ink jet printing process
US6607589B2 (en) * 2001-04-17 2003-08-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Cyan ink formulation
US6652636B2 (en) * 2001-06-29 2003-11-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Phthalocyanine cyan dye with appended chelating arm to induce monomer dye formation and increased chroma
US7201963B2 (en) * 2002-01-15 2007-04-10 Gentex Corporation Pre-processed workpiece having a surface deposition of absorber dye rendering the workpiece weld-enabled
WO2003062324A1 (en) * 2002-01-22 2003-07-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Dye mixture and ink containing the same
US7014696B2 (en) 2002-02-13 2006-03-21 Avecia Limited Compounds, compositions and uses
US6712891B2 (en) * 2002-08-30 2004-03-30 Eastman Kodak Company Ink jet composition
US6712892B2 (en) * 2002-08-30 2004-03-30 Eastman Kodak Company Ink jet printing process
US20070006772A1 (en) * 2003-03-24 2007-01-11 Takafumi Fujii Cyan dye for ink-jet
JP4463201B2 (ja) * 2003-03-31 2010-05-19 日本化薬株式会社 フタロシアニン色素及びそのインクジェットプリント用用途
GB0316856D0 (en) * 2003-07-18 2003-08-20 Avecia Ltd Inks and processes
US7189283B2 (en) 2003-07-18 2007-03-13 Fujifilm Imaging Colorants Limited Phthalocyanines and their use in ink-jet printers
KR20060112669A (ko) * 2003-12-19 2006-11-01 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 잉크젯용 잉크, 잉크젯용 잉크의 제조방법, 잉크젯용잉크셋 및 잉크젯 기록방법
JP3977385B2 (ja) * 2004-07-02 2007-09-19 キヤノン株式会社 インクジェット用インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置
JP3977384B2 (ja) * 2004-07-02 2007-09-19 キヤノン株式会社 インクジェット用インク、インクセット、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置
GB0419972D0 (en) * 2004-09-09 2004-10-13 Avecia Ltd Phthalocyanine inks and their use in ink-jet printing
GB0420081D0 (en) * 2004-09-10 2004-10-13 Avecia Ltd Phthalocyanines for ink-jet printing
ATE502090T1 (de) * 2006-04-11 2011-04-15 Fujifilm Imaging Colorants Ltd Phthalocyanine und ihre verwendung beim tintenstrahldrucken
JP5281019B2 (ja) * 2007-12-28 2013-09-04 日本化薬株式会社 ポルフィラジン色素及びこれを含有するインク組成物
TW201005045A (en) * 2008-06-30 2010-02-01 Nippon Kayaku Kk Porphyrazine pigment, ink composition and colored article
EP2371906B1 (en) 2008-12-25 2013-06-12 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Porphyrazine dye, ink composition containing same, and colored material
US8535432B2 (en) 2009-04-15 2013-09-17 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Porphyrazine coloring matter, ink composition containing the same and colored product

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH611922A5 (ja) * 1975-07-03 1979-06-29 Ciba Geigy Ag
GB1490820A (en) 1976-07-23 1977-11-02 Ici Ltd Phthalocyanine dyestuffs containing phosphonic acid group
FR2387658A1 (fr) * 1977-03-25 1978-11-17 Ciba Geigy Ag Procede pour combattre les microorganismes
US5248538A (en) * 1991-06-18 1993-09-28 Eastman Kodak Company Sulfonamido or amido substituted phthalocyanines for optical recording
DE4237545A1 (de) * 1992-11-06 1994-05-11 Bayer Ag Kupferphthalocyanin-Flüssigformierung
GB9520490D0 (en) * 1995-10-07 1995-12-13 Zeneca Ltd Compounds

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503149A (ja) * 2002-10-12 2006-01-26 アベシア・リミテッド フタロシアニン化合物、該化合物を含むインク組成物、これらを用いる印刷方法
JP2006528256A (ja) * 2003-07-18 2006-12-14 フジフィルム・イメイジング・カラランツ・リミテッド フタロシアニン類及びインクジェットプリンタにおけるその使用
JP2006528710A (ja) * 2003-07-18 2006-12-21 フジフィルム・イメイジング・カラランツ・リミテッド フタロシアニン類およびインキジェットプリンターにおけるそれらフタロシアニンの使用
JP4658934B2 (ja) * 2003-07-18 2011-03-23 フジフィルム・イメイジング・カラランツ・リミテッド フタロシアニン類及びインクジェットプリンタにおけるその使用
JP2008538789A (ja) * 2005-04-23 2008-11-06 フジフィルム・イメイジング・カラランツ・リミテッド フタロシアニン類及びインクジェット印刷におけるそれらの使用

Also Published As

Publication number Publication date
DE69809043D1 (de) 2002-12-05
WO1998049239A1 (en) 1998-11-05
EP0979253B1 (en) 2002-10-30
GB9708532D0 (en) 1997-06-18
EP0979253A1 (en) 2000-02-16
AU6928398A (en) 1998-11-24
US6190422B1 (en) 2001-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001524148A (ja) フタロシアニンインク・ジェット染料
US6569212B2 (en) Phthalocyanine ink-jet dyes
EP1239010B1 (en) Phthalocyanines, compositions and use
JP4565744B2 (ja) 化合物、組成物及び使用
JP4485053B2 (ja) 化合物
JPH11515047A (ja) 化合物
KR20070085967A (ko) 프탈로시아닌 및 잉크젯 프린팅에의 그 용도
EP1009775B1 (en) Phthalocyanine compounds used in inks for ink jet printing
EP0975698B1 (en) Phthalocyanine ink-jet dyes
JP4658934B2 (ja) フタロシアニン類及びインクジェットプリンタにおけるその使用
WO1998012264A1 (en) Azo dyes for ink-jet printing
KR20050053745A (ko) 프탈로시아닌 화합물, 상기 화합물을 포함하는 잉크 조성물및 이 조성물을 이용한 인쇄방법
US6332918B1 (en) Phthalocyanine compounds for ink-jet printing
JP2006503148A (ja) インクに用いるフタロシアニン化合物
JP2006528710A (ja) フタロシアニン類およびインキジェットプリンターにおけるそれらフタロシアニンの使用
JP5143725B2 (ja) フタロシアニン類及びインクジェット印刷におけるそれらの使用
JP2008519880A (ja) フタロシアニン化合物及びインクジェット印刷におけるそれらの使用
GB2341868A (en) Sulpho and phenylaminosulphonyl substituted phthalocyanine derivatives and their use in ink jet inks
WO2010149988A1 (en) Magenta dyes and inks for use in ink jet printing
JPS63210175A (ja) 水性インク組成物
DE602004008772T2 (de) Tinten mit wasserlöslichen perylenfarbstoffen und deren verwendung im tintenstrahldruck
JPH07292303A (ja) 記録液
JP2006500455A (ja) アゾ染料の金属錯体およびインクジェット印刷におけるそれらの使用
WO2004041940A1 (en) Metal complex azo dyes and their use in ink-jet printing

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050202

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050202

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20090210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512