JP2001522556A - マイクロ波アンテナシステム及び方法 - Google Patents

マイクロ波アンテナシステム及び方法

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テレフォンアクチボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
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Abstract

(57)【要約】 実質的に平面な、開口(103)を有する導電接地面(102)と、実施雨滴に平面で、接地面(102)に平行な給電構造(104)と、接地面及び給電構造(104)の間に配置された実質的に平面な第1誘電体層(123)を有するアンテナシステム(100)である。開口(103)は第1スロット(105)と第2スロット(106)が、スロット交差点(SIP)で直交する形状を有する。給電構造(104)は、第1スロット(105)に関して非対称に第2スロット(106)と交差する第1給電部(107)と、2つの給電アーム(110、111)を有するフォーク形状の第2給電部(108)を有する。給電アーム(110、111)は第1スロット(105)と、スロット交差点(SIP)の一方の側で、第2スロット(106)に関して対称的に交差する。送信アンテナとして使用する際には、第1の信号(S1)が第1給電部(107)を通じて、第2の信号(S2)は第2給電部(108)を通じてそれぞれ対応するスロット(105、106)へ供給される。信号(S1、S2)は2つの実質的に直交する線形偏波を放射するように開口(103)を励起する。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 マイクロ波アンテナシステム及び方法 発明の技術分野 本発明はマイクロ波放射(microwave radiation)の送受信が可能なマイクロ波 アンテナシステムに関し、特に開口(aperture coupled)マイクロ波アンテナの給 電部の構成(signal feed structure)に関する。 関連技術の説明 マイクロ波無線通信の分野においては、二重偏波の利用がしばしば有利である 。二重偏波が使用されるよく知られた応用分野の例としては、在宇宙の衛星を用 いた通信がある。1つの偏波を用いる場合と対照的に、各々全ての搬送波周波数 帯を2つの独立した情報チャネルの通信に使用することができる。第1の情報チ ャネルは、二重線形偏波搬送信号の第1の方向に沿って線形偏向された信号上に 、第2の情報チャネルは第1の方向と直交する第2の方向に沿って線形偏向され た同じ搬送信号上にそれぞれ変調することができる。 本技術分野において、二重偏波マイクロ波による通信を行なう手段は多く知ら れており、またこのような手段における多くの機能については激しい技術開発が 行なわれている。基本的な開発対象の1つとしては、アンテナ素子及びアンテナ 素子に送信あるいは受信のための給電を行なうために必要な手段である。これら 供給手段及びアンテナ手段は、2重偏向遠電磁場の交差偏波特性(cross-polariz ation of the dual polarized electromagnetic far-field)及び給電手段(signa l feed means)の接続ポート間の分離特性の望ましい性能という観点から制限が なされる。 米国特許第4,903,303号には、マイクロ波に使用可能な二重偏波開口アンテナ が開示されている。直交する線形偏派は多くのマイクロストリップパッチ(patch es)及び互いに中央で交差する2つの直交するスロット形状の接地平面開口を介 して送信及び受信が可能である。2つの同一なフォーク形状を有する給電網がス ロットへ、又はスロットからの給電を行う。 米国特許第4,903,303号に開示されるアンテナの欠点は、交差偏派特性及び給 電網の相互結合の悪影響を最小にするため、2つの給電網が対称配置される必要 があることである。この問題を解決するため、米国特許第4,909,303号はエア・ ブリッジ・クロスオーバ(air bridge crossover)によって給電網を互いに交差さ せている。 別の二重編波開口アンテナがSanford,J.R.及びTengs,A.によって、"2枚の 基板を有する二重編波開口パッチ(A Two Substrate Dual Polarised Aperture C oupled Patch)"、IEEE AP-S Intl.Symp.1996,Vol.3 pp.1544-1547に開示さ れている。2つの直交するスロットの開口が、開口に対して対象に配置された二 重給電網に給電される。2つの給電網を交差させる必要なく対称給電することに よる問題は、開口を2つの給電網及び2つの誘電体基板シートで挟み込むように して2つの給電網を多層構造の対向面に配置することによって解決される。 Sanford及びTengaが開示するアンテナは給電網が異なる誘電体シート上に配置 されるため、複雑な構成である。また、一方の給電網は開口上に配置され、外部 から保護されていない。その誘電網から直接漏れだした放射は開口及び/又はパ ッチからの放射に干渉しうる。 発明の概要 本発明の目的は、上に引用した従来技術の欠点として説明したような、以下の 課題を解決することにある。 第1の課題は、小型で簡単な構成を有する二重線形偏波開口マイクロ波アンテ ナをどのように得るかである。 本発明が解決を目的とする別の課題は、給電網間の電気絶縁度を最適化した二 重給電網を有する二重線形偏波開口マイクロ波アンテナをどのように得るかであ る。 従って、本発明の目的は、上述の課題を解決するとともに、二重線形偏波マイ クロ波の送信及び受信方法を提供することである。 この目的は、接地面に設けた2つの直交するスロットと、中点に関して対称な 第1スロットに給電する第1の誘電部と、中点に関して非対称な第2スロットに 給電する第2の誘電部とを有する本発明の開口アンテナによって達成される。 さらに正確には、本発明によるアンテナシステムは、開口を有する実質的に平 面な導電接地面と、前記接地面と平行な実質的に平面な給電構造及び前記接地面 及び給電構造の間に設けられた実質的に平面な第1の誘電体操を有する。 開口は第1のスロットと第2のスロットが交差点において交差する形状を有す る。給電構造は第1のスロットに対して非対称な第2のスロットに交差する第1 の給電部及び2つの給電アームを有するフォーク形状の第2給電部を有する。給 電アームはスロット交差点の一方の側で、第2のスロットに関して対称に第1の スロットと交差する。 送信アンテナとして使用する場合には、第1信号が第1給電部から、第2信号 が第2給電部から、対応するスロットへそれぞれ供給される。信号は2つの実質 的な直交線形偏派を放射するように開口を励起する。 本発明の利点は、2つの給電部の電気的な結合を削減することである。これは 、すなわち第1の給電部に存在する信号が第2の給電部に伝送されないことであ る。 本発明の別の利点は、給電網を基板の片面に実装することが可能で、小型化で きることである。 本発明のさらに別の利点は、本発明の構成がエアブリッジと言った複雑な構成 を用いることなく形成でき、発明の実施が容易であることである。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の第1実施例に係る開口マイクロ波パッチアンテナの概要を示 す分解斜視図である。 図2Aは、本発明の第1実施例に係る給電構造の概要を示す図である。 図2Bは、本発明の第2実施例に係る給電構造の概要を示す図である。 図3は、本発明の第3実施例に係る給電構造の概要を示す図である。 図4は、開口内の電磁ベクトル分布の概要を示す図である。 発明の詳細な説明 図1は、本発明のアンテナシステム100を示す図である。図においては、本 発明の実施に関係する部分のみを詳細に示しているため、無線送信機、受信器等 の外部デバイスの内部のはっきりとした詳細は全く開示していない。必要とされ る機械的マウント及び送信器、受信器は本発明を実施する際に当業者が容易に適 用できる、よく知られた手段であるものと仮定する。単純化と純粋な作図上の目 的から、アンテナシステムの異なる部それぞれの位置及び相互の方向を明確に説 明するために直角座標系を用いている。第1の方向はXで、第1の方向と直交す る第2の方向をYと表す。第1の方向X及び第2の方向Yの両方に直交するのは 第3の方向Zである。第1及び第2の方向X,Yで規定される直角座標系は以下 に示す本発明の他の実施例においても使用する。 アンテナシステム100は、第1の誘電体層123上の導電性接地面102を 有する。接地面102及び誘電体層123は第1及び第2の方向X,Y規定され 、 第3の方向Zに垂直な面に位置する。接地面102と第1の誘電体層123は、 誘電体層123の端面がハッチングされているようにその一部のみが図示されて おり、これらはさらに広いXY平面上に展延していてもよい。接地面102の開 口103は2つの交差するスロットからなる形状を有する。第1のスロット10 5は第1の方向Xに沿って配置され、第2のスロット106は第2の方向Yに沿 って配置されている。スロット105及び106は、スロット交差点SIPにお いて互いに交差する。この例では、スロット105及び106が等しい長さを有 し、それぞれの中点で互いに交差している。従って、開口103は方向X、Yの 両方に対して対称である。 接地面102に平行で、かつ第3の方向Zに沿って前方にずれた位置に第2の 誘電体層121がある。第2の誘電体層121上には、スロット交差点SIPに 中心が合わせられた導電体円形パッチ101が設けられている。パッチ101は アンテナシステムによって送信/受信される、電磁放射の調停部(mediating uni t)として動作する。本例においてはパッチ101は円形だが、以下に示されるよ うに他の形状を用いることができる。さらに、例えば導波管やダイポールなど、 本技術分野で知られる他の手段を調停部として用いることも可能である。 さらに、接地面102と平行して、第3の方向Zに沿って後方にずれた位置に は第3の誘電体層124がある。この第3の誘電体層124上には、給電構造1 04が配置されている。本例において、給電構造104はマイクロストリップ導 伝体の形態を有する。給電構造104は、第1の方向Xと平行で、かつ第2の方 向Yに沿ってスロット交差点SIPの第3誘電体層124上への射影であるSI P’に関して位置をずらされたセクション109を有する第1の給電部107を 含む。給電構造104はまた、第2の給電部108も有する。第2の給電部10 8は、第1の給電アーム110及び第2の給電アーム111を有する。給電アー ム110、111は第2の方向Yに平行で、かつスロット交差点SIPの射影S IP’の反対側にずらして配置される。第2の方向Yに平行な給電接合部112 は2つの給電アーム110、111を接合する。給電アーム110、111及び 接合部112を有する第2の給電部108は第2の方向Yに対して対称な形状を 有する。 本実施例における接合部112及び2つの給電アーム110、111は単純な T字形状に設計されている。本技術分野の当業者にはよく知られているように、 これはスプリッタ/コンバイナである。これは、信号を振幅及び位相が等しく、 多くの異なる見かけを有する信号に分離することができる。 例えば、給電構造104が配置される第3の誘電体層124の様な誘電体層は その技術分野において知られるいかなる誘電体物質から構成されてもよく、また いくつかの副層(サブレイヤー)(空気の層を含む)において異なる物質を組み合 わせても良い。しかし、空気層は関連する導電層を分離する機械的支持部を必要 とする。 アンテナシステム100は、2つの直交する線形偏波S1、S2のマイクロ波 伝送に使用できる。第1の送信器113は第1の給電部107に、第2の送信器 送信器114は第2の給電部108にそれぞれ接続される。第1の送信器113 は第1の偏波S1を第1給電部107に、第2の送信器114は第2の偏波S2 を第2給電部108に、それぞれ供給する。 第1の偏波S1は第1の給電部107のセクション109を介して第2スロッ ト106に接続される。そして、第2スロット106は、線形偏向された第1の 信号S1をパッチ101を介して第3の方向Zに向かって放射する。同様に、第 2の偏波S2は第2の給電部108の2つのアーム110、111を介して第1 スロット105に接続される。そして、第1スロット105は、第2スロット1 06から放射される第1偏波S1の偏り(polarization)と直交する線形偏向を有 する第2の信号S2を、パッチ101を介して第3の方向Zに向かって放射する 。 円形偏波を上述したアンテナシステムを用いて送信することができる。これは 、 当該技術分野で知られているように、同一信号を両方の給電部に供給し、2つの 信号S1、S2の一方の位相を90度シフトすることによって得られる。 調停部として機能するパッチ101を有する主な目的は、既に知られた技術に よれば、放射開口103のみを用いた場合と比較して、帯域幅、インピーダンス 及び放射パターンなどのアンテナシステム特性の制御をより改良することが可能 だからである。実際、アンテナシステム特性の制御能力は、誘電体層121でイ ンターリーブされた多数のパッチ101を積み重ねることによって更に改良され る。しかし、開口103は調停部を用いなくても偏波S1及びS2を送信できる ことを述べておくべきである。 さらに、アンテナシステム100は送信装置として説明したけれども、受信ア ンテナシステムとしても動作可能であることも述べておくべきである。受信の場 合は、少なくとも1部が線形偏向された放射を含む外部信号が、パッチ101に 信号を誘起する。同様に、受信信号の線形偏向成分が2つのスロット105、1 06で励起され、さらにそれぞれの給電部107、108に接続される。従って 、本発明が送信アンテナシステムだけでなく受信アンテナシステム及び受信及び 送信が同時に可能なアンテナシステムの実施形態をも含むことが理解されよう。 図2A及び2Bは図1の給電構造104と開口103に対応する、給電構造及 び開口の異なる実施形態を示す図である。図2Aには、開口200及び、第1及 び第2の給電構造201、202が示されている。開口200は第1の方向Xに 沿って配置された第1スロット205と、第2の方向Yに沿って配置された第2 スロット206を有する。第1スロット205は第2スロット206よりも短い 。スロット205及び206は、第1スロット205の中点に位置する第1のス ロット交差点SIP1で互いに交差し、開口200は第2の方向に関しては対称 で、かつ第1の方向Xに関しては非対称である。 第1の給電部201及び第2の給電部202は開口200の面への射影として 示されている。図示してはいないが、開口及び給電部201、202との間には 誘電体層が存在していることは理解されよう。第1の給電部201は第1の方向 Xに沿って延長され、第2スロット206と第1の交差点IP1で交差する。第 1の給電部201の延長部DLが第2スロット206を超えて延びている。この 延長部DLは当該技術分野においてよく知られ、また説明されるインピーダンス 整合部である。従って、これらの実施形態において、給電部、例えば第1の給電 部201は対応するそれぞれのスロットを超えて延びているように示されている 。第2の給電部202はフォーク形状で、給電接合部207に接合される第1の 給電アーム203及び第2の給電アーム204を有する。接合部207は第2の 方向Yに沿って延び、供給アーム203及び204は第2の方向Yに対して平行 であるため、第2の給電部202は第2の方向Yについて対称である。第1の給 電アーム203は第1スロット205と第2の交差点IP2で交差し、第2の給 電アーム204は第1スロット205と第3の交差点IP3で交差する。これら の、第2及び第3の交差点IP2及びIP3は、第1スロットの交差点SIP1 に対して対向して対称に位置する。 図2Bは第1の給電部251及び第2の給電部252を有する給電構造の別の 例を示す。図2Aに関連して説明した前の例のように、開口250は第1の方向 Xに沿った第1スロット255及び第2の方向Yに沿った第2スロット256の 2つの交差するスロットを有している。第2スロット256は第1スロット25 5よりも短い。スロット255、256はそれぞれのスロットの中点である第2 のスロット交差点SIP2で互いに交差し、開口250は第1の方向X及び第2 の方向Yの両方について対称である。以前の例のように、第1の給電部251は 第2スロット256と交差し、第2の給電部252はその第1給電アーム253 及び第2給電アーム254によって第1スロット255にそれぞれ交差する。2 つの給電アーム253及び254は接合部257で接合される。 図2A及び2Bに例示した給電網及び開口は第1の信号S1及び第2の信号S 2をスロット205、206、255、256を介して送信することができる。 第1の信号S1は代表的な周波数F1を有し、第2の信号S2は第1の周波数F 1と異なる代表的な周波数F2を有する。スロット205、206、255、2 56の長さはそれぞれ、各スロットから送信される信号の周波数に実質的に反比 例する。図2A及び2Bに示した給電網及びスロットの構成は図1を用いて説明 したアンテナシステムのようなアンテナシステムに実施することができる。この ようなアンテナシステムは異なる周波数F1、F2を有する、2つの直交線形偏 波S1、S2の送信(及び受信)を行なうことが可能であろう。この場合、短辺 /長辺比又は短径/長径比が直角に交差するスロットの長さの比に実質的に等し い長方形又は楕円形のパッチ(図1の101)又はパッチの積層体を有すること が好ましい。 図4は、第1給電部401及び第2給電部402の信号分離(signal isolatio n)に関する本発明の別の実施例を示し、本発明の利点を説明する図である。給電 部401及び402は、等しい長さを有し、対称的に交差する2つのスロット4 05および406を有する開口に配置される。前述の実施形態と同様に、第1給 電部401は第1の信号S1を第2の方向Yに沿って配置された第2スロット4 06に非対称に給電し、給電アーム403及び404を有する第2の給電部40 2は、第2の信号S2を第1スロット405に対称的に給電する。 給電部401及び402の分離は、第1の給電部401から放射された第1の 信号S1が、開口400を介して第2の給電部402へ伝達可能なパワーがどれ くらいかということによって表すことができる。第1の信号S1は第1の給電部 401から第2スロット406へ接続される。信号S1が第2スロット406へ 接続されると、図においてスロット内に第1の電界ベクトルE0で示される伝播 電磁波(propagating electromagnetic wave)を生成する。異なるベクトルはスロ ットに沿って伝播する電磁波の特定の位置の連続を表すものとして解釈される。 第1の電界ベクトルE0は第2スロット406から第1スロット405へ、第2 ベクトルE1及び第2ベクトルE2で示される第2及び第3の電界が発生するよ うに結合される。互いに逆向きの第2及び第3電界E1、E2は、第2の給電部 402の2つの給電アーム403、404に結合され、結果として2つの摂動信 号(perturbing signal)S1’及びS1''が給電アーム403、404にそれぞ れ得られる。第2給電部402の接合点407において、これら2つの摂動信号 S1’及びS1''は互いに相殺する。この相殺は、摂動信号S1’及びS1''を 生成する電界E1、E2が逆向きで、摂動信号S1’及びS1''が互いに180 度ずれた位相を有することに起因する。 本技術分野で知られるように、線形かつ受動要素のみを有する給電部に起因し て、第1の給電部401と第2の給電部402の入力及び応答との間には当然相 互関係が存在する。この相互関係は、第2の給電部402から第1の給電部40 1への方向の摂動信号の相互相殺を必然的に伴う。 図3は、第1給電部301及び第2給電部302を有する給電網のコンパクト な実施形態を示す。給電部301及び302はマイクロストリップパスとして実 装され、好ましくは既知の技術に従ってメタルクラッド誘電体シートからエッチ ングにより形成される。また、図3に示されるのは前述の実施形態と同様、第2 スロット306と交差する第1スロット305を有する対称形状の開口の射影で ある。これらのスロットは、好ましくは誘電体シート上の接地平面金属層にエッ チングにより形成される。スロット305、306及び給電部301、302は メタルクラッド誘電体シートの対向面に/からエッチングされるか、2つの異な るメタルクラッド誘電体シートに/からエッチングされる。 前述の実施形態と同様、第1の給電部301は第2スロット306と交差し、 曲がった延長部309を有する。第2給電部302は、前述の実施形態と同様、 第2の方向Yに関して対称に配置され、第1スロット305と交差する2つの給 電アーム303、304を有し、また第1の方向に沿って曲がった延長部307 、308を有する。 給電部301、302の異なる部分は、例えば第1給電部301の延長部30 9と第2給電部302の延長部308のように、異なる幅を有する。本技術分野 で知られるように、これは給電部301、302のインピーダンスを制御するた めに必要とされる。 上述の実施形態において給電網を実施するには、既知のマイクロストリップ技 術を用いることが好ましいが、本技術分野で知られる例えばストリップライン技 術を適用することも可能である。しかし、ストリップライン技術は第2接地面の 導入を必要とする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月24日(1998.11.24.) 【補正内容】 補正後の請求の範囲 1.実質的に平面なな導電接地面(102)と、 前記接地面(102)に設けられた開口(103)と、 前記接地面に平行で、実質的に平面な給電構造(104)と、 前記接地面(102)と前記給電構造(104)の間に配置された実質的に平 面な第1の誘電体層(123)とを有するマイクロ波アンテナシステム(100 )において、 前記開口(103)が第1の方向(X)に沿って配置された第1スロット(1 05)と、前記第1の方向(X)に直交する第2の方向(Y)に沿って配置され た第2スロット(106)の形状を有し、前記スロット(105、106)が互 いにスロット交差点(SIP)で交差し、 前記給電構造が、少なくとも部分的に前記第1の方向(X)に平行して延長さ れ、前記第2スロット(206)と第1の交差点(IP1)で交差する第1の給 電部(201)であって、前記第1の交差点(IP1)において前記第1の方向 (X)と平行である第1給電部(201)を有し、 前記給電構造が、前記第2の方向(Y)に関して対称なフォーク形状を有する 第2の給電部(202)であって、第2の給電接合部(207)から延びる第1 アーム(203)及び第2アーム(204)を有し、前記アーム(203、20 4)のそれぞれの少なくとも一部が前記第2の方向(Y)に平行に引き延ばされ た第2給電部(202)を有し、 前記第1アーム(203)が前記第1スロット(205)と第2の交差点(I P2)で交差し、また前記第2アーム(204)が前記第1スロット(205) と第3の交差点(IP3)で交差し、前記交差点(IP2、IP3)が前記スロ ット交差点(SIP1)の対向する側にあり、前記交差点(IP2、IP3)に おいて、前記第1アーム(203)及び前記第2アーム(204)のそれぞれが 前記第2の方向(Y)と平行であることを特徴とするマイクロ波アンテナシステ ム。 2.前記マイクロ波アンテナシステム(100)が更に、前記接地面(102) に隣接して配置された調停部(101)を有し、それによって前記接地面(10 2)の前記開口(103)が前記調停部(101)と前記給電構造(104)の 間に配置されることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波アンテナシステム。 3.前記調停部(101)が実質的に平面なマイクロストリップパッチ(101 )及び第2の実質的に平面な誘電体層(121)を有し、前記第2の実質的に平 面な誘電体層(121)が前記調停部と前記接地面(102)の間に配置され、 かつ前記パッチ(101)及び接地面(102)に平行であることを特徴とする 請求項2記載のマイクロ波アンテナシステム。 4.前記調停部(101)が多数の実質的に平面な誘電体層(121、108) でインターリーブされた、多数の実質的に平面な積層マイクロストリップパッチ (101、107)を有することを特徴とする請求項2記載のマイクロ波アンテ ナシステム。 5.前記調停部(101)がダイポールユニットの少なくとも一部を有すること を特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナ システム。 6.前記調停部(101)が導波ユニットの少なくとも一部を有することを特徴 とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステ ム。 7.前記調停部(101)が少なくとも1つのパッチ(101)と導波ユニット の少なくとも一部との組み合わせを有することを特徴とする請求項2乃至請求項 4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 8.前記調停部(101)が少なくとも1つのパッチ(101)とダイポールユ ニットの少なくとも一部との組み合わせを有することを特徴とする請求項2乃至 請求項4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 9.前記調停部(101)がダイポールユニットの少なくとも一部と、導波ユニ ットの少なくとも一部との組み合わせを有することを特徴とする請求項2乃至請 求項4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 10.前記第1の給電部(201)及び前記第2の給電部(202)が、給電構 造が層上に配置される第3の誘電体層の対向する端部から前記スロット交差点( SIP)に接近することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記 載のマイクロ波アンテナシステム。 11.前記スロット(105、106)が等しい長さを有することを特徴とする 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載マイクロ波アンテナシステム。 12.前記スロット交差点(SIP)が前記スロット(105、106)のそれ ぞれの中点と一致することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項 に記載のマイクロ波アンテナシステム。 13.前記第1給電部(201)及び前記第2給電部のアーム(203、204 )がそれぞれの対応するスロット(205、206)を超えて展延していること を特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテ ナシステム。 14.前記第1給電部(201)の延長部及び給電アーム(203、204)が 直線状の延長部を有することを特徴とする請求項13記載のマイクロ波アンテナ システム。 15.前記第1給電部(301)の延長部及び給電アーム(303、304)が 曲がった延長部(307、308、309)を有することを特徴とする請求項1 3記載のマイクロ波アンテナシステム。 16.前記給電構造がマイクロストリップ部を有することを特徴とする請求項1 乃至請求項15のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 17.前記給電構造がストリップライン部を有することを特徴とする請求項1乃 至請求項16のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 18.前記給電構造が、第1の幅の第1の給電部(301)を含み、 前記第1の給電部(301)が、第2の幅の延長部(309)を有し、 前記給電構造が第3の幅の接合部(310)を有するフォーク形状の第2の給 電部(302)を有し、 前記第2の給電部(302)がそれぞれ第4の幅及び第5の幅の2つの同一な 給電アーム(303、304)を有し、 前記給電アーム(303、304)のそれぞれが第6の幅の延長部(307、 308)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記 載のマイクロ波アンテナシステム。 19.前記給電構造が第1の幅の第1の給電部(301)を含み、 前記第1の給電部(301)が第2の幅の延長部(309)を有し、 前記第1の給電部(301)の1部が前記第1の方向(X)と実質的に直角を なす方向に前記第1の幅の延長部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項 18のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 20.前記給電構造が第1の幅の第1の給電部(301)を含み、 前記第1の給電部(301)が第2の幅の延長部(309)を有し、 前記第1の給電部(301)の1部が前記第1の方向(X)と平行でない方向 に前記第1の幅の延長部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項18のい ずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 21.第1及び第2の信号を表す第1及び第2の電流を互いに直交する第1スロ ット及び第2スロットの開口に供給し、2重線形偏向電磁界をマイクロ波アンテ ナシステムに生成するする方法であって、 前記第2スロットが励起され、第1の線形偏向を有する電磁界を生成するよう に、前記第1の電流を前記第2スロットに非対称に供給するステップと、 前記第1スロットが励起され、前記第1の線形偏向電磁界と直交する第2の線 形偏向を有する電磁界を生成するように、前記第2の電流を第1及び第2のパス に分離して前記第1スロットに対称的に供給するステップとを有することを特徴 とする方法。 22.前記第1信号を前記第2スロットへ供給し、移動を90度シフトした前記 第1信号を前記第1スロットに供給して円偏向電磁界を生成する請求項21記載 の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW 【要約の続き】 を放射するように開口(103)を励起する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.実質的に平面なな導電接地面(102)と、 前記接地面(102)に設けられた開口(103)と、 前記接地面に平行で、実質的に平面な給電構造(104)と、 前記接地面(102)と前記給電構造(104)の間に配置された実質的に平 面な第1の誘電体層(123)とを有するマイクロ波アンテナシステム(100 )において、 前記開口(103)が第1の方向(X)に沿って配置された第1スロット(1 05)と、前記第1の方向(X)に直交する第2の方向(Y)に沿って配置され た第2スロット(106)の形状を有し、前記スロット(105、106)が互 いにスロット交差点(SIP)で交差し、 前記給電構造が、少なくとも部分的に前記第1の方向(X)に平行して延長さ れ、前記第2スロット(206)と第1の交差点(IP1)で交差する第1の給 電部(201)であって、前記第1の交差点(IP1)において前記第1の方向 (X)と平行である第1給電部(201)を有し、 前記給電構造が、前記第2の方向(Y)に関して対称なフォーク形状を有する 第2の給電部(202)であって、第2の給電接合部(207)から延びる第1 アーム(203)及び第2アーム(204)を有し、前記アーム(203、20 4)のそれぞれの少なくとも一部が前記第2の方向(Y)に平行に引き延ばされ た第2給電部(202)を有し、 前記第1アーム(203)が前記第1スロット(205)と第2の交差点(I P2)で交差し、また前記第2アーム(204)が前記第1スロット(205) と第3の交差点(IP3)で交差し、前記交差点(IP2、IP3)が前記スロ ット交差点(SIP1)の対向する側にあり、前記交差点(IP2、IP3)に おいて、前記第1アーム(203)及び前記第2アーム(204)のそれぞれが 前記第2の方向(Y)と平行であることを特徴とするマイクロ波アンテナシステ ム。 2.前記マイクロ波アンテナシステム(100)が更に、前記接地面(102) に隣接して配置された調停部(101)を有し、それによって前記接地面(10 2)の前記開口(103)が前記調停部(101)と前記給電構造(104)の 間に配置されることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波アンテナシステム。 3.前記調停部(101)が実質的に平面なマイクロストリップパッチ(101 )及び第2の実質的に平面な誘電体層(121)を有し、前記第2の実質的に平 面な誘電体層(121)が前記調停部と前記接地面(102)の間に配置され、 かつ前記パッチ(101)及び接地面(102)に平行であることを特徴とする 請求項2記載のマイクロ波アンテナシステム。 4.前記調停部(101)が多数の実質的に平面な誘電体層(121、108) でインターリーブされた、多数の実質的に平面な積層マイクロストリップパッチ (101、107)を有することを特徴とする請求項2記載のマイクロ波アンテ ナシステム。 5.前記調停部(101)がダイポールユニットの少なくとも一部を有すること を特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナ システム。 6.前記調停部(101)が導波ユニットの少なくとも一部を有することを特徴 とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステ ム。 7.前記調停部(101)が少なくとも1つのパッチ(101)と導波ユニット の少なくとも一部との組み合わせを有することを特徴とする請求項2乃至請求項 4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 8.前記調停部(101)が少なくとも1つのパッチ(101)とダイポールユ ニットの少なくとも一部との組み合わせを有することを特徴とする請求項2乃至 請求項4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 9.前記調停部(101)がダイポールユニットの少なくとも一部と、導波ユニ ットの少なくとも一部との組み合わせを有することを特徴とする請求項2乃至請 求項4のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 10.前記スロット(105、106)が等しい長さを有することを特徴とする 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載マイクロ波アンテナシステム。 11.前記スロット交差点(SIP)が前記スロット(105、106)のそれ ぞれの中点と一致することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項 に記載のマイクロ波アンテナシステム。 12.前記第1給電部(201)及び前記第2給電部のアーム(203、204 )がそれぞれの対応するスロット(205、206)を超えて展延していること を特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテ ナシステム。 13.前記第1給電部(201)の延長部及び給電アーム(203、204)が 直線状の延長部を有することを特徴とする請求項12記載のマイクロ波アンテナ システム。 14.前記第1給電部(301)の延長部及び給電アーム(303、304)が 曲がった延長部(307、308、309)を有することを特徴とする請求項1 2記載のマイクロ波アンテナシステム。 15.前記給電構造がマイクロストリップ部を有することを特徴とする請求項1 乃至請求項14のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 16.前記給電構造がストリップライン部を有することを特徴とする請求項1乃 至請求項15のいずれか1項に記載のマイクロ波アンテナシステム。 17.前記給電構造が、第1の幅の第1の給電部(301)を含み、 前記第1の給電部(301)が、第2の幅の延長部(309)を有し、 前記給電構造が第3の幅の接合部(310)を有するフォーク形状の第2の給 電部(302)を有し、 前記第2の給電部(302)がそれぞれ第4の幅及び第5の幅の2つの同一な 給電アーム(303、304)を有し、 前記給電アーム(303、304)のそれぞれが第6の幅の延長部(307、 308)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか1項に記 載のマイクロ波アンテナシステム。 18.第1及び第2の信号を表す第1及び第2の電流を互いに直交する第1スロ ット及び第2スロットの開口に供給し、2重線形偏向電磁界をマイクロ波アンテ ナシステムに生成するする方法であって、 前記第2スロットが励起され、第1の線形偏向を有する電磁界を生成するよう に、前記第1の電流を前記第2スロットに非対称に供給するステップと、 前記第1スロットが励起され、前記第1の線形偏向電磁界と直交する第2の線 形偏向を有する電磁界を生成するように、前記第2の電流を第1及び第2のパス に分離して前記第1スロットに対称的に供給するステップとを有することを特徴 とする方法。 19.前記第1信号を前記第2スロットへ供給し、移動を90度シフトした前記 第1信号を前記第1スロットに供給して円偏向電磁界を生成する請求項18記載 の方法。
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