JP2001085939A - プリント二偏波アンテナとそのアンテナ・ネットワーク - Google Patents

プリント二偏波アンテナとそのアンテナ・ネットワーク

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JP2001085939A
JP2001085939A JP2000230305A JP2000230305A JP2001085939A JP 2001085939 A JP2001085939 A JP 2001085939A JP 2000230305 A JP2000230305 A JP 2000230305A JP 2000230305 A JP2000230305 A JP 2000230305A JP 2001085939 A JP2001085939 A JP 2001085939A
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antenna
radiating element
power supply
polarized
polarization
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JP2000230305A
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Patrice Brachat
パトリス・ブラシャ
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Orange SA
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France Telecom SA
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/24Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全方向性放射図と優れた偏波純度と広帯域幅
を有するプリント二偏波アンテナを提供する。 【解決手段】 重ね合わされた第1、第2および第3の
基板1,2,3と、第1の基板1の外部表面上に位置す
る第1の接合された2つのT字放射素子5,6を確定す
る第1の金属堆積物4と、第1および第2の基板1,2
の間に位置し、第1の放射素子5,6に電力を供給する
第1の偏波に従う第1の電力供給ライン7と、第2の基
板3の外部表面上に位置する第2の接合された2つのT
字放射素子9,10を確定する第1の金属堆積物8と、
第2および第3の基板2,3の間に位置し、第2の放射
素子9,10に電力を供給する第2の偏波に従う第2の
電力供給ライン11とを備える。また、第1および第2
の放射素子は、互いに90゜の角度をなすことにより、
幾何学的対称性が付加され、偏波純度とアクセス間の隔
離性が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の分野は、マイクロ波
アンテナである。より正確には、本発明は、プリント二
偏波アンテナ(printed bi-polarization antenna)と
そのアンテナの対応するネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明によるアンテナは、多数の応用を
有している。例えば、電波放射の測定によってアンテナ
を検査するためのデバイスのプローブとして使用するこ
とができる。このようなデバイスによって、電波有効範
囲を予測し、規格への適合性を確立するために装置(移
動機器その他)上での測定を実行し、送信された欲せら
れた信号のセキュリティをチェックし、そして電波と人
との間の相互作用の研究に使用される測定を実施するこ
とが可能になる。
【0003】それは、電気通信分野において、例えば無
線通信システムの基地局(GSMその他)あるいはマル
ディア衛星受信器においても使用できる。
【0004】これらすべての応用では、伝統的方法にお
いて、使用されるアンテナは(できる限り無限小ダイポ
ールに近い)全方向性放射図(omnidirectional radiat
iondiagram)、偏波の広帯域幅および優れた純度(puri
ty)を有していることが望ましい。
【0005】本発明の文脈では、さらに、アンテナは二
重偏波アンテナであることが望ましい。事実上、このタ
イプの複式偏波アンテナが一般的に使用されることに気
が付く。
【0006】この一般使用のために、アンテナ検査デバ
イスは、複式偏波プローブ、すなわち、電場の2つの直
行成分を測定することができる複式偏波プローブの使用
を必要とすることも真実である。実際において、検査デ
バイスによって実行される測定は、特に、偏波を分離し
た状態で検査中のアンテナの特性を与えなければならな
い。それ故に、プローブそれ自身がアクセス間の優れた
隔離性(isolation)を持ち、非常に低いクロスオーバ
偏波レベルを実現しなければならないことが理解でき
る。
【0007】伝統的に、測定プローブとして、オープン
またはホーン・ガイド型のアンテナが使用される。しか
しながら、これらは、3GHz以下の周波数帯域におい
て使用されると、レッドヒビトリ効果(redhibitory ef
fect)を持つ大きな「層厚」(5乃至10波長λ)を有
する。
【0008】場所(スペース)と大きさのこの問題を解
決するために、ある特定の試みがプリント技術を使用し
て成された。実際には、この技術の主要な興味深い特徴
の1つは、小さな体積だけ(一般的に残されるλ/4の
オーダの厚さ)を占め、重量が小さなアンテナの製造を
可能にすることである。加えて、文献を通じて、プリン
ト複式偏波アンテナの多数の構造が知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際、
現時点では、全方向性放射図、広帯域幅および優れた偏
波純度を有するプリント二偏波アンテナは存在しない。
実際には、それらはすべて、現在、結合(線または接地
板の打ち出されたスリット)または接触(同軸プロー
ブ)により電力を供給される金属共振パッチ(metallic
resonant patches)に基づいている。しかしながら、
共振パッチを使用すると不幸なことに帯域幅が減少する
(SWR(定常波比率)が2未満では20%を越えるこ
とはめったにない)。周知のプリント・アンテナは3つ
の基準の内の2つだけ(すなわち、偏波の全方向性放射
図と純度)に適合し、それ故に、すでに言及した応用に
は適さない。
【0010】そこで本発明の課題は、最新技術のこれら
様々な不利を改善することである。
【0011】より正確には、本発明の課題の1つは、全
方向性放射図と優れた偏波純度だけではなく、広帯域幅
(例えばSWR<2で50%より大きい)も有するプリ
ント二偏波アンテナを提供することにある。
【0012】本発明のもう一つの課題は、円偏波におい
て動作することができるアンテナを提供することにあ
る。
【0013】本発明のさらなる課題は、以上のようなア
ンテナで方向選択性が増大したアンテナを提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決し得るプリント二偏波アンテナ(printed bi-polar
ization antenna)を提供する。このアンテナは、重ね
合わされた第1、第2および第3の基板と、前記第1の
基板の外部表面上に位置し、T字型で該T字の水平バー
が、一つの結合スリット(coupling slit)によって分
離された2つの横方向の放射要素によって構成された、
少なくとも一つの第1のダイポール型放射素子を確定す
る第1の金属堆積物と、前記第1および第2の基板の間
に位置し、前記少なくとも一つの第1のダイポール型放
射素子に電力を供給する、第1の偏波に従う第1の電力
供給ラインと、前記第3の基板の外部表面上に位置し、
T字型で該T字の水平バーが、一つの結合スリットによ
って分離された2つの横方向の放射要素によって構成さ
れた、少なくとも一つの第2のダイポール型放射素子を
確定する第2の金属堆積物と、前記第2および第3の基
板の間に位置し、前記少なくとも一つの第2のダイポー
ル型放射素子に電力を供給する、第2の偏波に従う第2
の電力供給ラインとを備える。
【0015】それ故に、本発明の一般原理は、それぞれ
別の偏波を有する、少なくとも一つの第1のプリントT
字形状ダイポールと少なくとも一つの第2のプリントT
字形状ダイポールから成る。それにより、3つの基板層
と4つの金属被覆層(2つの層は放射素子、残りの2つ
の層は電力供給ライン)を備えた構造が得られる。この
トポロジーは、電力供給ラインの物理的交叉を回避し、
それ故に寄生結合(parasitic coupling)の危険を防止
する。
【0016】このように、本発明による二偏波アンテナ
は、プリントされたT字形状単偏波ダイポールに付随す
る全ての利点、すなわち、小体積、容易なメンテナン
ス、全方向性放射図、広帯域幅(SWR<2で50%よ
り大きい)を受け継ぐ。加えて、それは実現するのに単
純な技術である。
【0017】プリントT字形状ダイポールの詳細につい
ては、特に仏国特許第9314276号に記載されてお
り、ここではそれが参照されるものとする。
【0018】本発明によるアンテナによって占められた
小さな体積(特にその小さい層厚)は、既に言及された
検査デバイス、特に近視野デバイス(near-field devic
e)に適するものとなることが注目される。後者によれ
ば、電子機器(検査中)の使用によって短距離に放出さ
れる電界(radio field)を測定することができること
が想起される。このような測定は、電子機器からの短距
離における伝搬現象のより良い知識を提供することを目
的とし、電子機器と人体によって放射された放射波の間
の相互作用の証拠を提供すること(電子機器が極端に近
づくことによってしばしば困難になる)を可能にする。
【0019】好ましくは、前記第1の金属堆積物は、各
々T字形状で、その各T字の垂直バーの自由端を介して
互いに接合された2つの第1のダイポール型放射素子を
確定し、前記第1の電力供給ラインは、前記2つの第1
の放射素子にそれぞれ電力を供給する2つのアームを有
する。また、前記第2の金属堆積物は、各々T字形状
で、その各T字の垂直バーの自由端を介して互いに接合
された2つの第2のダイポール型放射素子を確定してい
る。前記第2の電力供給ラインは、前記2つの第2の放
射素子にそれぞれ電力を供給する2つのアームを有して
いる。
【0020】T字の放射素子を、二個ずつ関連させるこ
とによって、幾何学的対称性が導入され、それにより偏
波純度(非常に小さいクロスオーバ偏波レベル(cross-
overpolarization levels))とアクセス間の隔離性(i
solation between accesses)の改良がなされる。
【0021】好ましくは、前記第1の放射素子のT字の
縦軸は、前記第2の放射素子のT字の縦軸に対して約9
0°の角度をなしている。
【0022】このようにして、対称性が付加されて、偏
波純度とアクセス間の隔離性の改良がなされる。有利な
方法では、各放射素子のT字の垂直バーは前記第1およ
び第2の電力供給ラインの少なくとも一部分に対して接
地板を構成している。それにより第1の素子のT字の垂
直バーは第1の接地板を構成し、一方、第2の素子のT
字の垂直バーは第2の接地板を構成する。従って、電力
供給ラインはストリップラインとして機能し、従って遮
蔽される(それらは第1および第2の接地板の間にあ
る)。これは、全体的な構造の性能(特に偏波純度)の
劣化を引き起こす可能性のある、リークと寄生回折の問
題を抑制する。
【0023】本発明は、各帯域において二重偏波を有す
る二帯域のプリントアンテナにも関係している。
【0024】本発明は、方向選択性が増大するような上
記アンテナのネットワーキングも提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施態様を詳細に説明する。
【0026】本発明はプリント二偏波アンテナ(printe
d bi-polarization antenna)に関する。以下の説明で
は、水平および垂直の偏波が議論される。しかしなが
ら、本発明が他のタイプの二重偏波(例えば±45°の
偏波)に応用できることは明らかである。
【0027】図1および図2に示されているように、本
発明によるアンテナは好ましい実施態様においては、重
ね合わされた第1、第2および第3の基板1ないし3
(図2だけに示されている)と、第1の基板1の外部表
面1a上に位置し、各々T字形状で、その各T字の垂直
バー5a,6aの自由端を介して互いに接合され、そのT
字の水平方向のバー5b,6bが結合スリット5e,6
eによって分離された2つの横方向の放射要素5c,5
dと6c,6dによって構成された、2つの第1のダイ
ポール型放射素子5,6を確定する第1の金属堆積物4
と、第1および第2の基板1,2の間に位置し、前記2
つの第1の放射素子5,6の一つにそれぞれ電力供給す
る2つのアーム7a、7b(図示されていないディバイ
ダによって2つに別れる)を有する、第1の偏波に従う
第1の電力供給ライン7と、第2の基板3の外部表面3
a上に位置し、それぞれがT字型で、その各T字の垂直
バー9a,10aの自由端を介して互いに接合され、そ
のT字の水平方向のバー9b,10bが結合スリット9
e,10eによって分離された、2つの横方向の放射要
素9c,9dと10c,10dによって構成された、2
つの第2のダイポール型放射素子9,10を確定する第
1の金属堆積物8と、第2および第3の基板2,3の間
に位置し、前記2つの第2の放射素子9,10の一つに
それぞれ電力供給する2つのアーム11a、11b(図
示されていないディバイダによって2つに別れる)を有
する、第2の偏波に従う第2の電力供給ライン11とを
備える。
【0028】第1の電力供給ライン7は(図1で垂直ア
クセスに対して「アクセスV」で記された)第1のアク
セスを持つ。同様に、第2の電力供給ライン11は(図
1で水平アクセスに対して「アクセスH」で記された)
第2のアクセスを有する。
【0029】電力供給ライン7,11のアクセスH,V
は、それぞれ、例えば同軸ケーブルに接続されたSMA
タイプ(または、どれか他のタイプ)のコネクタ(図示
されていない)自身に接続される。
【0030】第1の放射素子5,6のT字の縦軸は、第
2の放射素子9,10のT字の縦軸に対して約90°の
角度をなしている。結果的に、十字形の完全に対称的な
トポロジーが得られる。換言すれば、第1および第2の
金属堆積物4、8は、この例では、同じ形(以下に説明
される正方形の導電面を中心に含む)を持ち、互いに9
0°の角度をなしている。
【0031】第1の放射素子5,6のT字の垂直バーは
第1および第2の電力供給ライン7,11(とそのそれ
ぞれに含まれるディバイダ)の第1の接地板を構成す
る。同様に、第2の放射素子9,10のT字の垂直バー
は第1および第2の電力供給ライン7,11(とそのそ
れぞれに含まれるディバイダ)の第2の接地板を構成す
る。それ故に第1および第2の電力供給ラインは細長ラ
イン(stripline)として機能する。T字のこれらの垂
直バーのそれぞれの自由端は、接地板の表面積が増加す
るよう拡張される。示された例では、この拡張は、それ
ぞれの中心に正方形の導電面が存在する第1および第2
の金属堆積物4,8が得られることを意味する。
【0032】電力供給ラインのアーム7a、7b、11
a、11bはそれぞれ、放射素子の一つのスリットの軸
を遮る軸に沿って延び、そして第1の可変整合長(vari
ablematching length)(または直列スタブ(series st
ub))l1を持つ放射素子の一つのスリットのその軸と
重なる自由端部分を有する。さらに、放射素子のそれぞ
れのスリットは、第2の可変整合長(または並列スタブ
(parallel stub))l2の軸に重なる第2の端部分を
有する。明快に説明するため、第1および第2の整合長
l1、l2は、図1では電源アームの一つに対してだけ
に符号が与えられている(参照符号7b)。これらの直
列および並列スタブl1、l2を適切に選択することに
より、広帯域上で問題となる放射素子をマッチさせるこ
とが可能となる。
【0033】アンテナは、さらに、放射素子のそれぞれ
の第1および第2の可変整合長(直列スタブと並列スタ
ブ)に電気的に作用することを可能にする可変容量手段
(図示されていない)を備える。この電気的作用は、物
理作用と同じ効果を有し、それの作用でスタブを延長ま
たは縮小させる。このような可変容量の手段の例は、仏
国特許第9314276号に記述されており、それを参
照されたい。
【0034】次に、図3から図7では、好ましい実施態
様によるアンテナの一例の性能データが与えられてい
る。この例では、アンテナは以下のような特性を有す
る。 ・サイズ(図1と図2参照):L=160mm,l=1
60mmおよびh=45mm、 ・基板:デュロイド型ガラス・テフロン(登録商標)
(Duroid type glass teflon)で、相対誘電率εr
2.2および厚さ1.52mm(3つの基板1,2、3
のそれぞれに対して)。
【0035】このアンテナは、2未満のSWRに対して
0.6GHzから1.1GHzまで動作するので、かな
り広帯域である(図3参照)。これは、通過域の75%
以上に対応する。このパーセンテージは、この帯域の中
心周波数を通る帯域幅の分割によって得られることを想
起させる。
【0036】この隔離性(isolation)は、0.75G
Hzから1.1GHzまで−30dB未満であり続ける
(図4参照)。
【0037】そのインピーダンス曲線(図5参照)は、
ダイポール素子の 結合ループ特性を示している。後者
は、一方では直列スタブ(結合スリットを越える電力供
給ライン)に関連し、他方では並列スタブ(電力供給ラ
インを越えて延びるスリット)に関連する。このループ
の存在は、低周波数ディスパージョンを保証し、電源装
置の効率を表現する。
【0038】その放射図(図6と図7参照)は980M
Hzの周波数において測定された。それらは、アンテナ
の2つのアクセスに対して、目立って構造の優れた対称
特性をもたらす。それが保証する低レベルのクロスオー
バ偏波(素子の軸において−30dB未満)も留意され
る。
【0039】本発明によるアンテナにより、単純かつ効
率的な方法で、第1の放射素子5,6と第2の放射素子
9,10の結合を与えて、円偏波を生成することが可能
である。換言すれば、これらの2つの結合の間にπ/2
の位相のずれが導入される。ここで最後に、アンテナは
さらに位相変位手段を備える。
【0040】次に、これらの位相変位手段のいくつかの
変形例を図8から図11を参照して説明する。これらの
例は純粋に情報目的だけのために与えられ、本発明の請
求の範囲を逸脱することなく、他のソリューションを考
えることが可能である。
【0041】第1のソリューション(図8参照)では混
成素子(hybrid element)80を使用する。このよく知
られた混成素子は、2つの入力端末81,82と2つの
出力端末83,84を備える。本出願では、入力端末の
一つ(もしアンテナが送信で使用されるなら)、また
は、一つの受信器(もしアンテナが受信で使用されるな
ら)に、右旋回円偏波の信号(例えば入力端末81に)
または左旋回円偏波の信号(例えば入力端末82に)の
いずれかが入力される。出力端末83,84は、第1お
よび第2の電力供給ライン7,11のアクセスHおよび
Vにそれぞれ接続される。
【0042】第2のソリューション(図9参照)では、
ラットレースリング(rat-race ring)90を使用す
る。このラットレースリングもよく知られており、2つ
の入力端末91,92と2つの出力端末93,94も備
える。ラットレースリングは、本出願の文脈において
は、混成素子80について先に言及された方法と同一の
方法で使用される。
【0043】第3、または、より簡潔なソリューション
(図10を参照)では、絶縁された(isolated)素子
(チョークとコンデンサ)を使用する。対応する組立品
(それ自体はよく知られている)100も2つの入力端
末101、102と2つの出力端末103、104を含
む。それらは、本出願の文脈においては、混成素子80
について先に言及された方法と同一の方法で使用され
る。
【0044】どのソリューションが採用されても、これ
らの位相変位手段は重ね合わせ構造の真ん中に配置され
たプリント回路に統合させることができる。この場合、
図11に示されているように、第2の基板2(または中
央プレート)は2つの部分層2Aと2Bとに分割され、
その間に、位相変位手段をサポートするプリント回路
(または金属堆積物)が配置される。このプリント回路
12は、一方において第1の金属被覆ホール(または接
触子)13を介して第1の電力供給ライン7のアクセス
Vに接続され、他方において第2の金属被覆ホール14
を介して第2の電力供給ライン11のアクセスHに接続
される。
【0045】さらに選択的に、アンテナは放射の一部を
抑制することによって方向選択性を増大させることを目
的とする反射手段を備える。例えば、この方法は、放射
エネルギが前方に向けられ、広帯域性能を維持すると同
時に、アンテナの方向選択性を数デシベルだけ増大させ
るようにして、アンテナからの背面放射の抑制を実現す
ることができる。
【0046】次に、これらの反射手段の2つの実施態様
を図12と図13を参照しながら説明する。これらの例
は純粋に情報目的だけのために与えられ、本発明の請求
の範囲を逸脱することなく、他のソリューションを考え
ることが可能である。
【0047】第1のソリューション(図12参照)で
は、アンテナ120は(以前説明されたように)導波管
121部分に挿入される。これにより、単純な方法で、
導波管に複式電源システムを構成することが出来る。
【0048】第2のソリューション(図13参照)で
は、アンテナ(すでに説明されたもの)から約λ/3に
位置する接地板131を使用する。図6と図7に示され
た放射図は、接地板の存在下で得られたものであること
を指摘しておく。
【0049】上に記述されたようなアンテナをネットワ
ーク内に置くために、方向選択性を増大させる対策を強
化することができる。換言すれば、アンテナは、そのと
きネットワークのベース素子を構成する。
【0050】図14と図15との関係で、このようなネ
ットワーキングの2つの特定の実施態様が説明される。
これらの例は純粋に情報目的だけのために与えられ、本
発明の請求の範囲を逸脱することなく、他のソリューシ
ョンを考えることが可能である。
【0051】第1の実施態様(図14参照)では、ネッ
トワークは1次元的である。それは(円弧140に示さ
れるように)仰角において指向的で、(円弧141に示
されるように)方位角において広がった(実際、全方位
的)放射図を有する。このような特質を持っているネッ
トワークは、特に無線通信システム(例えばGSMある
いはDCS)の基地局アンテナに適している。
【0052】第2の実施態様(図15参照)では、ネッ
トワークは平らで、かつ2次元的である。それにより、
(パッチ(patches)のある)伝統的な共振プリント素
子よりも指向的でない基本放射図のおかげで、かなり小
さな仰角まで指し向けることができる。このような特質
を持っているネットワークは、衛星によるマルチメディ
ア応用分野における受信を目的とする接地アンテナに適
している。
【0053】図15に示されているように、ネットワー
キングは、反射手段の使用(例えば接地板)と組み合わ
されることができる。
【0054】本発明によるアンテナの二帯域の変形例を
次に図16を参照して説明する。
【0055】重層構造の中央には、図1のアンテナの異
なる成分層(3つの基板1,2,3、2つの電力供給ラ
イン7,11および2組の一緒に接合されたT形状の放
射素子4,8)が存在する。これらは第1の周波数帯で
動作すると仮定する。
【0056】加えて、別の周波数帯で動作できるように
するために、アンテナは、第2の周波数帯域における二
偏波動作のための同様の構成素子を更に備え、前記第1
の基板1の外部表面に対向して重ね合わされた、第4お
よび第5の基板層20,21と、前記第3の基板3の外
部表面に対向して重ね合わされた、第6および第7の基
板層22,23と、前記第5の基板21の外部表面上に
位置し、一組の第3のT字型の放射素子を確定する第3
の金属堆積物24と、前記第4および第5の基板20,
21の間に位置し、少なくとも前記第3の放射素子に電
力を供給する、前記2つの偏波の一つに従う第3の電力
供給ライン25と、第7の基板23の外部表面上に位置
し、一組の第3のT字型の放射素子を確定する第4の金
属堆積物26と、第6および第7の基板22,23の間
に位置し、第4の放射素子に電力供給する、前記2つの
偏波のもう一方に従う第4の電力供給ライン27とを備
える。
【0057】スタック構造の両端に見られる第3および
第4の金属堆積物24,26の大きさ(dimensions)
は、第1および第2の金属堆積物4,8の大きさ未満で
なければならない。換言すれば、第2の周波数帯は第1
の周波数帯よりも高い周波数を有していなければならな
い。
【0058】本発明の請求の範囲を逸脱することなく、
このプリント二帯域アンテナを少なくとも3つの周波数
帯と各帯域において2偏波を備えたプリント多重帯域ア
ンテナに簡単に一般化できることは明らかである。実
際、それぞれの新しい帯域に対して、4つの基板層(ス
タック構造のそれぞれのサイドに2つ)と4つの金属被
覆層(放射素子に2つ、そして電力供給ラインに2つ)
を加えれば十分である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアンテナの好ましい一実施態様を
構成する様々な重ね合わされた層を示した上面図であ
る。
【図2】図1のアンテナの側面図である。
【図3】図1のアンテナにおける、定常波比率の変動を
周波数の関数として表した曲線を示す図である。
【図4】図1のアンテナにおける、アクセスの隔離性
(isolation)の変動を周波数の関数として表した曲線
を示す図である。
【図5】図1のアンテナにおける、入力インピーダンス
のスミス・チャートの変化を表す曲線を示した図であ
る。
【図6】図1のアンテナにおけるHアクセスについての
放射図を示した図である。
【図7】図1のアンテナにおけるVアクセスについての
放射図を示した図である。
【図8】円偏波を生成するための本発明によるアンテナ
を実現することができる位相変位手段の一実施態様を示
した図である。
【図9】円偏波を生成するための本発明によるアンテナ
を実現することができる位相変位手段の別の実施態様を
示した図である。
【図10】円偏波を生成するための本発明によるアンテ
ナを実現することができる位相変位手段のもう一つ別の
実施態様を示した図である。
【図11】位相変位手段をさらに備えた図1のアンテナ
の側面図である。
【図12】図1のアンテナの背面放射(back radiatio
n)の一部を抑制することができる反射手段の一実施態
様を示した図である。
【図13】図1のアンテナの背面放射(back radiatio
n)の一部を抑制することができる反射手段の別の実施
態様を示した図である。
【図14】図1のアンテナのネットワーキングの一実施
態様を示した図である。
【図15】図1のアンテナのネットワーキングの別の実
施態様を示した図である。
【図16】本発明による二帯域アンテナの一実施態様の
側面図である。
【符号の説明】
1〜3,21〜23 基板 5,6、9,10 放射素子 4,8、24,26 金属堆積物 7,11、25、27 電力供給ライン 13,14 金属被覆ホール 80 混成素子に基づく位相変位手段 90 ラットレース・リングに基づく位相変位手段 100 局所化素子に基づく位相変位手段 121 導波管 131 接地板

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わされた第1、第2および第3の
    基板(1,2,3)と、 前記第1の基板(1)の外部表面上に位置し、T字型で
    該T字の水平バーが、一つの結合スリットによって分離
    された2つの横方向の放射要素によって構成された、少
    なくとも一つの第1のダイポール型放射素子(5,6)
    を確定する第1の金属堆積物(4)と、 前記第1および第2の基板(1,2)の間に位置し、前
    記少なくとも一つの第1のダイポール型放射素子(5,
    6)に電力を供給する、第1の偏波に従う第1の電力供
    給ライン(7)と、 前記第3の基板(3)の外部表面上に位置し、T字型で
    該T字の水平バーが、一つの結合スリットによって分離
    された2つの横方向の放射要素によって構成された、少
    なくとも一つの第2のダイポール型放射素子(9,1
    0)を確定する第2の金属堆積物(8)と、 前記第2および第3の基板(2,3)の間に位置し、前
    記少なくとも一つの第2のダイポール型放射素子(9,
    10)に電力を供給する、第2の偏波に従う第2の電力
    供給ライン(11)と、を備えたことを特徴とするプリ
    ント二偏波アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記第1の金属堆積物(4)は、各々T
    字形状で、その各T字の垂直バーの自由端を介して互い
    に接合された2つの第1のダイポール型放射素子(5,
    6)を確定し、 前記第1の電力供給ラインは(7)は、該2つの第1の
    放射素子にそれぞれ電力供給する2つのアーム(7a,
    7b)を有し、 前記第2の金属堆積物(8)は、各々T字形状で、その
    各T字の垂直バーの自由端を介して互いに接合された2
    つの第2のダイポール型放射素子(9,10)を確定
    し、 前記第2の電力供給ラインは(11)は、該2つの第2
    の放射素子にそれぞれ電力を供給する2つのアーム(1
    1a,11b)を有していることを特徴とする請求項1
    に記載のプリント二偏波アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記第1の放射素子(5,6)のT字の
    縦軸は、前記第2の放射素子(9,10)のT字の縦軸
    に対して約90°の角度をなしていることを特徴とする
    請求項2に記載のプリント二偏波アンテナ。
  4. 【請求項4】 各放射素子のT字の垂直バーは、前記第
    1および第2の電力供給ライン(7,11)の少なくと
    も一部分に対して接地板を構成していることを特徴とす
    る請求項1に記載のプリント二偏波アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記T字の少なくとも一つの垂直バーの
    自由端は、前記接地板の表面積を増大させるよう広げら
    れていることを特徴とする請求項4に記載のプリント二
    偏波アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記電力供給ラインまたは前記電力供給
    ラインのアームは、それぞれ、前記放射素子の一つのス
    リットの中心軸を遮る軸に沿って延び、かつ前記放射素
    子の一つのスリットの中心軸を第1の可変整合長(l
    1)だけオーバラップしている第1の端部を有し、 前記放射素子のそれぞれの前記スリットは、前記第1の
    端部の軸を第2の可変整合長(l2)だけオーバラップ
    している第2の端部を有することを特徴とする請求項1
    に記載のプリント二偏波アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記放射素子の少なくとも一つの前記第
    1および第2の可変整合長の少なくとも一つに対する電
    気的作用を可能にする可変容量による手段をさらに備え
    たことを特徴とする請求項6に記載のプリント二偏波ア
    ンテナ。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2の偏波は、 組(水平偏波、垂直偏波)と、 組(+45°偏波、−45°偏波)とを含むグループに
    属する組を成すことを特徴とする請求項1に記載のプリ
    ント二偏波アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記アンテナが円偏波を生成するよう
    に、前記第1および第2の電力供給ラインの位相を時間
    的に互いに約π/2だけ変位させる位相変位手段(8
    0,90,100)をさらに備えたことを特徴とする請
    求項1に記載のプリント二偏波アンテナ。
  10. 【請求項10】 前記位相変位手段は、 混成素子(80)と、 「ラットレース」リング(90)と、 局所化素子(100)を使用する基本的解決手段とから
    成るグループに属することを特徴とする請求項9に記載
    のプリント二偏波アンテナ。
  11. 【請求項11】 前記アンテナからの放射の一部の減衰
    を可能にする反射手段(121,131)をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載
    のプリント二偏波アンテナ。
  12. 【請求項12】 前記反射手段は、 接地板(131)と、 導波部分(121)とから成るグループに属することを
    特徴とする請求項11に記載のプリント二偏波アンテ
    ナ。
  13. 【請求項13】 二帯域のそれぞれの帯域で二偏波にな
    ったプリント二帯域アンテナであって、 第1の周波数帯域における二偏波動作のための請求項1
    乃至12のいずれかに記載されたアンテナの構成素子を
    備え、 さらに加えて、第2の周波数帯域における二偏波動作の
    ために、 前記第1の基板(1)の外部表面に対向して重ね合わさ
    れた第4および第5の基板層(20,21)と、前記第
    3の基板(3)の外部表面に対向して重ね合わされた第
    6および第7の基板層(22,23)と、 前記第5の基板の外部表面上に位置し、T字型で該T字
    の水平バーが、一つの結合スリットによって分離された
    2つの横方向の放射要素によって構成された、少なくと
    も一つの第3のダイポール型放射素子を確定する第3の
    金属堆積物(24)と、 前記第4および第5の基板の間に位置し、前記少なくと
    も一つの第3の放射素子に電力を供給する、前記第1お
    よび第2の偏波の一つに従う第3の電力供給ライン(2
    5)と、 前記第7の基板の外部表面上に位置し、T字型で該T字
    の水平バーが、一つの結合スリットによって分離された
    2つの横方向の放射要素によって構成された、少なくと
    も一つの第4のダイポール型放射素子を確定する第4の
    金属堆積物(26)と、 前記第6および第7の基板の間に位置し、前記少なくと
    も一つの第4のダイポール型放射素子に電力を供給す
    る、前記第1および第2の偏波のもう一方に従う第4の
    電力供給ライン(27)と、を備えることを特徴とする
    プリント二帯域アンテナ。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれかに記載さ
    れた少なくとも2つのアンテナを備えることを特徴とす
    るアンテナ・ネットワーク。
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