JP2001521985A - 低位燃焼蝋燭 - Google Patents

低位燃焼蝋燭

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JP2001521985A
JP2001521985A JP2000519241A JP2000519241A JP2001521985A JP 2001521985 A JP2001521985 A JP 2001521985A JP 2000519241 A JP2000519241 A JP 2000519241A JP 2000519241 A JP2000519241 A JP 2000519241A JP 2001521985 A JP2001521985 A JP 2001521985A
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fuel mass
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JP2000519241A
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スミス,ナイジェル,ピーター
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グローボル ケミカルズ (ユーケー) リミテッド
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    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V35/00Candle holders
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11CFATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
    • C11C5/00Candles
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Abstract

(57)【要約】 頂部域(1a)と基部域(1b)とを有する燃料のかたまりと、ガラス包囲体(2)と、中央の灯芯(3)と、燃料のかたまりの中で燃料の基部域(1b)より上の位置で灯芯を包囲しているガラスもしくは金属の離隔部材(5)とで低位燃焼蝋燭を構成する。この離隔部材(5)は、燃焼を制限し、そして燃料の消耗につれて炎(4)が進行するときの下方限界を決めている灯芯包囲頂部と、炎の進行の前記の限界を燃料の基部域(1b)より上に離している垂直延長部分とを含む。かくして、炎はガラス包囲体(2)と直接接触しないように離され、そして離隔部材(5)の所望の熱伝導率を選択することにより、離隔部材(5)を介して燃料の基部域(1b)へ転送された熱量に応じて時間に長短はあるが、炎はそれの下方限界において燃えることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は蝋燭に係るものである。本文で蝋燭と言う表現は、吸収性灯芯が
燃料のかたまりもしくはボディの中に支持されているあらゆる形式の照明及びま
たは加熱用デバイスであって、灯芯手段と燃料のかたまりとは対応する頂部と基
部とを有しており、それにより使用時には燃料のかたまりの頂部は燃料が燃焼す
るにつれて落ちていき、そして灯芯手段の頂部は燃料のかたまりの頂部から突き
出て、燃料のかたまりから灯芯手段が運んできた燃料を燃焼する燃焼域となり照
明及びまたは加熱のための炎をつくる。典型的には燃料は室温で固形であるが、
炎の付近では溶けている。灯芯の突出頂部それ自体が炎により燃焼し、それによ
って突出長さ(これはほぼ一定である)を保持して、燃料のかたまりが燃焼して
いるとき燃焼域として作用している。
【0002】 蝋燭は何世紀にもわたって知られている。このごろは、香料のような空気変調
剤を燃料に加えて、蝋燭の使用時にその変調剤を大気中に放出させているものも
ある。さらに、このごろは、場合によっては伝統的な蝋燃料に代えて油をベース
とした燃料を使い、この燃料は典型的には、室温で炭化水素油を固形化するトリ
ブロック・コポリマー(例えば、KRATON(商標))をある程度含んでいる。
【0003】 使用中、包囲体(キャンドルホルダー)により燃料のかたまりの基部領域を限
定して、溶けた燃料の滴りを制限することが以前からずっと知られていた。しか
しながら、最近では普通になっていることであるが、燃料のかたまりの少なくと
も基部領域を包囲体で永久に限定するようにしている。これには製作工程を簡単
化すると言う別の目的もある。包囲体は基底と、これは任意であるが、側壁とか
ら成っている。包囲体は例えば、金属もしくはガラスでよい。製作中、灯芯の基
端は基底の中心域に係留しており、そして灯芯はしっかり保持されている。それ
から加熱され、液状となった燃料が灯芯の周りに注がれ、そして冷却して固まる
【0004】 このような既知のデバイスは、欠点として一般的にそれらの低位燃焼動作がよ
くない。灯芯が燃焼してしまった後に、ある量の燃料が燃焼しないで残っている
のが普通である。さらに、場合によっては、炎が低く燃えて包囲体の金属部分が
過熱する恐れがあり、そうなると手がつけられないような燃料の激しい燃焼及び
または包囲体もしくはデバイスが立っている構造物への熱損傷に至る可能性が高
い。
【0005】 本発明が狙いとしているのは、上述の欠点を少なくともかなりの程度まで克服
して改良された、もしくは少なくとも代替となる低位燃焼蝋燭を提供することで
ある。
【0006】 本発明によりもたらされる蝋燭は、 頂部域と基部域とを有する燃料のかたまり、 燃料のかたまりの中に支持され、燃料のかたまりの頂部域と基部域とに対応す
る頂部域と基部域とを有している灯芯手段であって、使用時に燃料が消耗してい
くにつれて燃料のかたまりの頂部域が落ち込んできて、灯芯手段の頂部が燃料の
かたまりの頂部域から突出して燃焼域となり、そこで燃料のかたまりから灯芯手
段が運んできた燃料を燃焼して炎をつくるようにした吸収性灯芯手段、そして 燃料のかたまりの基部域と灯芯手段の基部域より上にあって、燃料のかたまり
内のある位置において灯芯手段を実質的に包囲して、燃料のかたまりが消耗して
いくにつれて燃焼域が進行していく下方限界を決めている第1の部分と、この第1
の部分の下に延びていて前記の燃焼域の下方限界を燃料のかたまりの基部域より
上方に離しておくようにする第2の部分とを備えている離隔部材 を備えている。
【0007】 この離隔部材は熱絶縁性であっても、又は熱伝導性であってもよい。比較的熱
絶縁性であるときは、ガラスからつくるのが便利であり、そしてその離隔部材は
、燃料のかたまりの基部域より上で、炎の進行を停止させる。炎の熱が、燃料を
溶けた状態に保てなくなるので、いずれ炎は消える。しかし、実際には、炎の熱
は炎の下約1センチメートルの深さまで燃料を溶かすに十分であり、そしてこの 溶けた燃料が燃焼に使えるということが判っている。最後に炎が消えるときは、
これにより、燃料のかたまりの周りにある包囲体に、もしくは蝋燭が立っている
構造物に炎の熱が作用するのを阻止する。炎が、下方進行限界点に達してから消
えるまでの間、炎の近くで溶けた燃料の下で固まっている燃料がヒート・シンク
として働き、燃料のかたまりの基部域や周りの方位体を、従来のキャンドルの場
合よりも低温に保たせる。
【0008】 離隔部材が比較的熱伝導性であるときは、それを金属からつくるのが便利であ
り、そしてそれは燃料のかたまりの基部域より上で燃料の進行を停止させ、なお
も炎を燃焼させ、そして炎の熱のかなりの部分を離隔部材の第2の部分により伝 導させて燃料のかたまりの基部域を暖め、灯芯の基部域の周りで灯芯と接触させ
て、溶けたプールもしくは溜まりをつくる。この目的のため、離隔部材の第2の
部分は燃料のかたまりと熱接触している。さらに、低位燃焼中、溶けた燃料が灯
芯の基部域に接触できるように離隔部材の形状と配置とを決めなければならない
ことを理解されよう。燃料のかたまりの基部域より上に炎を離しておいて、燃料
のかたまりの基部域へ熱をそのように伝えることにより、燃料のかたまりの基部
域の溶解効率を既知の蝋燭に比べて改善でき、燃料のかたまりの基部域の部分的
な過熱、もしくは燃料のかたまりの基部域と接触している包囲体の過熱を制限も
しくは阻止できる。 こうして、離隔部材は蝋燭の基部と炎が直接接触しないようにする。さらに、
離隔部材の熱伝導性を所望の程度に選定することにより、炎をそれの下方の進行
限界において、離隔部材を介して燃料の基部域へ転送した熱量に応じて、多少の
時間、燃焼させる。
【0009】 本発明の蝋燭においては、灯芯の基部周りに集められているかも知れない灯芯
のくずや、半ば燃えたマッチのような残ったかけらを、低燃焼の蝋燭の炎が点火
するという恐れは減少されるか、もしくは解消される。
【0010】 離隔部材の第1の部分は、灯芯を(ぴったり)包囲している環もしくはカラー である。離隔部材の第2の部分は、この第1の部分のカラーの下方延長部である。
この部材は、灯芯手段の基部域に載るスリーブの形とするのが好ましい。このス
リーブの内径は灯芯の幅より約5%ないし約200%大きいのが適当である。典
型的な灯芯の幅は、約2ミリから約3ミリであるので、スリーブの内径は約8ミ
リ、最適な大きさとしては、約5ミリである。スリーブの長さは約1ないし4セ
ンチ、最適な長さとしては約2センチである。もっともこれは蝋燭の全体の大き
さと最後の炎をどこまで低く燃やしたいかによって(当業者なら容易に理解でき
るが)変わるものである。
【0011】 灯芯は従来の灯芯の材料、例えば木綿からつくるのがよい。 燃料は蝋もしくは炭化水素油/ポリマー混合のような従来の燃料であるのが適 当である。さらに好ましいのは、燃料は室温で固形であるが、炎の熱で溶けるこ
とである。香料を混ぜるのがよく、例えば約5ないし10重量%ぐらい混ぜる。
適当な炭化水素油/ポリマー混合は、炭化水素油とKRATON(商標)(シェル)ト リブロック・コポリマーを重量で約9:1にしたものである。 燃料のかたまりは、底と側壁とを有する容器(例えば、鉢)であるのが好まし
い包囲体により囲まれているのがよい。この包囲体はガラスであるのが適当であ
る。
【0012】 離隔部材を灯芯手段に被せて、その後で燃料のかたまり内で支持させるという
点を除けば、本発明の蝋燭は従来の方法でつくれる。室温で燃料が固形であり、
燃料のかたまりがガラスの鉢に入っている本発明の好ましい構成では、例えば、
灯芯の底端に、先ず金属支持体もしくはカラー・フランジを設け、これは灯芯の
基端に固定されており、そしてそのフランジ部分は鉢の底の中心領域に接着して
いる。スリーブ(別の形態であれば、他の部材)を支持部であるカラー(もしく
は「先端もしくは口部」)に付けて灯芯の基部を被う。低燃焼中、溶けた燃料が
スリーブに入れるようにするだけの間隙を、スリーブの下端にあけておく。する
と灯芯はきちんと伸ばされ、そして燃料は溶けた液体として入ってきて、鉢の中
で冷えて固まり、そして灯芯と離隔スリーブをその固まりに埋め込んでしまう。
【0013】 本発明は炎が完全に下まで燃えないようにしている。灯芯の基部の上に離隔部
材を置くことにより、炎は離隔部材の頂部まで燃え降りてくるが、それよりは下
がらない。十分な熱が離隔部材へ移されてきて、灯芯の周りに溶けた燃料のプー
ルもしくは溜まりをつくり、このプールは離隔部材が熱伝導性であればあるほど
深くなるが、比較的熱絶縁性(例えば、ガラス)の離隔部材であっても、プール
はかなりの深さとなる。この溶けた燃料は灯芯に引き上げられ、点火されると炎
に普通に給油する。かくして本発明のデバイスは、炎が離隔部材の頂部に達する
までは普通の蝋燭として働き、それからオイルバーナと同様なデバイスとして働
く。離隔部材の第2の部分の形態と熱伝導性とによるが、燃料のすべてが消耗さ
れるまでデバイスは働き続ける。
【0014】 本発明の理解を容易とし、そしてそれを実施するにはどうすればよいかを示す
ため、限定的な意味ではなく例示としての実施例を添付図を参照して説明する。 図1は、最初における照明時の芳香蝋燭の縦断面図である。 図2は、蝋燭の寿命の終わりにおける、図1と同じ図面である。 図3は、図1と図2の蝋燭の灯芯の基部域の詳細を示す。 同じ部分には、同じ番号をつけた添付図を参照する。固形燃料のかたまり1を
含む蝋燭は、炭化水素油とトリブロックコポリマー(例えば、KRATON(シェル))
の重量で9:1の混合であり、少量の(例えば、約4%)芳香剤を含んでいる。
燃料はガラス鉢2の中に入れられている。
【0015】 燃料は普通頂部域1aと底部域1bとを有し、それのかたまりの中に綿のような
吸収性材料の灯芯3を埋め込んで支えている。この灯芯の頂部域3aと底部域3 bとは、燃料のかたまりの頂部域1aと底部域1bとに対応する。
【0016】 使用にあたっては、灯芯3の突出頂部3cを点火することにより炎4をつくる 。燃料のかたまりの頂部1aは、燃料が普通の仕方で消耗するにつれて降りてく る。灯芯3も普通の仕方で燃えて降りてきて、灯芯の頂部は燃料のかたまりの頂
部域からいつも突出して燃焼域として働き、そこでは燃料のかたまりから灯芯手
段が運んできた燃料を燃焼して炎4をつくっている。
【0017】 灯芯の基部域3bをピッタリ包囲しているガラスもしくは金属のスリーブ部材 5を、蝋燭は含んでいる。このスリーブ部材を鉢2の底に固定した普通の金属支
持体6に取り付けるのが便利である。支持体6は灯芯の基部域3bを係留する。 この目的のため支持体は灯芯に固着されているカラー7と、このカラーと一体で
、鉢2の底へ接着されているフランジ8とを備えている。
【0018】 スリーブ部材5の第1(頂部)部分5aは、灯芯3bの基部域と燃料のかたまり
1bの基部域より上で、且つ燃料1のかたまり内で、灯芯手段を包囲している。
燃料のかたまりが消耗していくときの灯芯の下方の燃焼域の進行限界を、部分5
aが決めている。 スリーブ部材5の第2の(下方)部分5bは、図示の実施例では、単に第1の部
分5aの一体延長部であって、燃料のかたまり1と熱接触して第1の部分の下方 に延びている。
【0019】 燃焼域がそれの下方限界に到達した場合(図2)、スリーブ部材5がガラスか
金属かによってその効果は幾らか異なる。ガラススリーブの場合には、炎4は燃
料のかたまりの基部域1bより上に保たれ、そして燃料のかたまりの基部域へ、
もしくは鉢2へ殆ど、もしくは全く熱を伝えない。約1センチまでの深さの溶け
た燃料のプールもしくは溜まりが炎の下方に生じ、このプールは次第に燃焼する
。それから炎4はそれの燃料供給が枯渇すると消える。
【0020】 他方、金属スリーブの場合、炎4は燃料のかたまりの基部域より上に保たれ、
そして炎4から、ある量の熱を、スリーブ部材5により燃料のかたまりの基部域
1bへ伝導する。
【0021】 両方の場合において、炎は、スリーブ部材の頂部に、それと知れるほどに入っ
ていくことはない。炎の下側がスリーブ部材の上端に一旦接触すると、スリーブ
部材に燃焼を維持する酸素が入れないからである。その代わりに、炎はスリーブ
部材の上端より僅かに上で燃え、そしてこの間隙が、炎の熱を蝋燭の基部域から
離しておくのを助けている。
【0022】 好ましいことは、締め付けられたカラー7の外径よりもスリーブの内径が大き
くなっていて、それがカラーに被さって、正しい位置に支持されるようになって
いることである。スリーブが金属のときは、溶けた燃料が支持体6内の灯芯の基
部へ近接することが明らかに望ましい。このことは、例えば、スリーブ5と支持
体6との間に間隙をつくることにより達成され、燃料はスリーブの内部に流れ込
むようになる。
【0023】 図示の蝋燭を作るには、金属支持体6のカラー7は綿の灯芯3のところで潰さ
れ、そしてスリーブ部材5は灯芯3を通してカラー7に入る。支持体6は鉢2の
基部に接着され、フランジ8は、図に示すように、鉢に載せられる。上記のステ
ップの正確な順序は、当業者には明らかなように変えることができる。灯芯3は
きっちりと引っ張られ、そして燃料1は溶けた形で鉢2に入り込んで固まる。そ
れから、図1に示すように、蝋燭は点火される。
【0024】 普通の蝋燭のように、炎4が燃え下がって、遂にはスリーブ5に達する。する
と、スリーブ5は蝋燭をゆっくりと消すか(ガラススリーブ)、もしくはスリー
ブの頂部5aで炎4を保持しながら燃料バーナーとして作用させる(金属スリー ブ)。このスリーブ5と支持体6とは炎と溶けた燃料1とにより暖められ、炎は
スリーブ部材の頂部にそれと知れるほどには入らない。炎の下側が一旦スリーブ
部材の上端に接触すると、燃焼を維持する酸素はスリーブ部材に入れないからで
ある。そうならず、むしろ炎はスリーブ部材の上方端より僅かに上で燃え、そし
てこの間隙は、蝋燭の基部域から炎の熱を離すように働く。
【0025】 好ましくは、スリーブの内径は潰されたカラー7の外径よりも大きく、スリー
ブがカラーに被さり、そして所定の場所に支持される。特に、スリーブが金属で
あるときは、溶けた燃料が支持体6内で灯芯の基部に接近するのが望ましい。こ
のことは、例えば、スリーブ5と支持体6との間に間隙を設けることにより達成
され、燃料をスリーブの内側に流れ込めるようにする。
【0026】 図示の蝋燭をつくるには、金属支持体6のカラー7を綿の灯芯3に押しつぶし
、そしてスリーブ部材5は、灯芯3を越えてカラー7に入れる。支持体6は鉢2
の基部に接着され、フランジ8は図に示すように鉢に載せられる。上記のステッ
プの正確な順序は、当業者には明らかなように変えることができる。灯芯3はき
っちりと引っ張られ、そして燃料1は溶けた形で鉢2に入れて固める。それから
、図1に示すように、蝋燭は点火される。
【0027】 普通の蝋燭のように、炎4が燃え下がって、遂にはスリーブ5に達する。する
と、スリーブ5は蝋燭をゆっくりと消すか(ガラススリーブ)、もしくはスリー
ブの頂部5aで炎4を保持しながら燃料バーナーとして作用させる(金属スリー ブ)。このスリーブ5と支持体6とは炎と溶けた燃料1とにより暖められ、それ
により灯芯に燃料は吸収されるようになったままであり、そして炎4へ通ってい
く。金属スリーブは、ガラススリーブの場合よりも大きくて、長い溶けた燃料を
供給することとなる。図示の実施例では、支持体のフランジ8は比較的小さい。
別の形としてフランジ8を大きくして、金属スリーブの場合におけるよりも広く
炎4の熱を消散して、鉢2の基部においてより多くの燃料を溶かして、実質的に
燃料のすべてを消費できる。
【0028】 以上に、本発明を説明したが、そのための実施例に本発明を限定するものでは
ない。当業者であればさまざまな変形、変更は明らかであり、それらはすべて本
発明の思想に含まれるものである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月29日(1999.12.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部域と基部域とを有する燃料のかたまり、 燃料のかたまりの中に支持され、燃料のかたまりの頂部域と基部域とに対応する
    頂部域と基部域とを有している灯芯手段であって、使用時に燃料が消耗していく
    につれて燃料のかたまりの頂部域が落ち込んできて、灯芯手段の頂部が燃料のか
    たまりの頂部域から突出して燃焼域となって、そこでは燃料のかたまりから灯芯
    手段が運んできた燃料を燃焼して炎をつくるようにしている吸収性灯芯手段、 そして燃料のかたまりの基部域と灯芯手段の基部域より上にあって、燃料のかた
    まり内のある位置において灯芯手段を実質的に包囲して、燃料のかたまりが消耗
    していくにつれて燃焼域が進行していく下方限界を決めている第1の部分と、こ の第1の部分の下に延びていて前記の燃焼域の下方限界を燃料のかたまりの基部 域より上方に離して置くようにする第2の部分とを備えている離隔部材、 を備えた蝋燭。
  2. 【請求項2】 離隔部材が熱絶縁性である請求項1に記載の蝋燭。
  3. 【請求項3】 離隔部材がガラスである請求項2に記載の蝋燭。
  4. 【請求項4】 離隔部材が熱伝導性である請求項1に記載の蝋燭。
  5. 【請求項5】 離隔部材が金属である請求項4に記載の蝋燭。
  6. 【請求項6】 燃料が蝋である前項のいずれか一つに記載の蝋燭。
  7. 【請求項7】 燃料が炭化水素油/ポリマーの混合から成る請求項1ないし5の いずれか一つに記載の蝋燭。
  8. 【請求項8】 包囲体が燃料のかたまりの境目を決めている前項のいずれか一つ
    に記載の蝋燭。
  9. 【請求項9】 包囲体が底と側壁とを有する容器である請求項8に記載の蝋燭。
JP2000519241A 1997-11-05 1998-11-03 低位燃焼蝋燭 Withdrawn JP2001521985A (ja)

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