JP2001521982A - 耐紫外線容器に包装された液体水性漂白組成物 - Google Patents

耐紫外線容器に包装された液体水性漂白組成物

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JP2001521982A JP2000519056A JP2000519056A JP2001521982A JP 2001521982 A JP2001521982 A JP 2001521982A JP 2000519056 A JP2000519056 A JP 2000519056A JP 2000519056 A JP2000519056 A JP 2000519056A JP 2001521982 A JP2001521982 A JP 2001521982A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、0.6から7のpHを有し過硫酸塩ならびに任意にアルデヒド活性剤化合物、ケトン活性剤化合物、ハロゲン化物活性剤化合物組成物およびそれらの混合物から成る群から選択された漂白活性剤を含んでなる液体水性組成物であって、耐紫外線容器に包装されている組成物に関する。これらの組成物は、長期間の保存時に化学的・物理的に安全であると同時に改善された漂白性能を発揮するのに好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、耐紫外線容器に包装された安定な液体水性一過硫酸塩含有組成物に
関する。
【0002】 発明の背景 例えば洗濯用途に好適な液体水性漂白組成物は、当技術分野に公知である。漂
白剤として次亜塩素酸塩に基づく漂白組成物が、過酸化水素などの酸素漂白剤よ
りも、特に低温において性能上の理由から好ましいことも公知である。
【0003】 しかし、次亜塩素酸塩漂白剤の便利さには制限がある。特に、次亜塩素酸塩に
よる漂白は、漂白される布帛の黄変および/または損傷を起こすことがあると、
消費者から知られている。これは特に合成布帛にあてはまり、実際に市販の次亜
塩素酸塩漂白剤のラベルにある警告で明らかなように、合成布帛に次亜塩素酸塩
漂白剤を用いることに対する昔からの先入観がある。さらに、合成繊維でできた
、または合成繊維を含むさまざまな布帛は、製造業者により漂白不可能と表示さ
れる。次亜塩素酸塩を主成分とする組成物に関する他の欠点は、望ましくない典
型的な塩素臭が、使用中または使用後に、例えば使用者の手またはそのような組
成物で漂白された布帛に感じられることである。
【0004】 色および布帛損傷は、一過硫酸塩などのより穏やかな酸素漂白剤を用いること
により最小限にできる。好都合には、このような一過硫酸塩には臭気がない。し
かし、固形の一過硫酸塩含有組成物に対して使用上の便利さのため望ましい液体
水性一過硫酸塩含有組成物を処方する際の欠点は、組成物のエージングと同時に
(すなわち長期間の保存時に)典型的には洗濯用途に使用される場合の漂白およ
び染み除去性能が減少することである。光、特に紫外線が、組成物のエージング
時に一過硫酸塩の分解を促進することが驚くべきことに見出された。言い換える
と、液体水性組成物中の一過硫酸塩は、例えば日光があたっている状態で長期間
保存したときに感光性になる傾向があることが観察された。
【0005】 したがって、本発明の目的は、上記の問題、すなわち広範囲な染みに対する効
果的な全体染み除去性能ならびに組成物のエージング時、すなわち長期間の保存
時(典型的には室温(20℃)で12ヶ月まで)に布帛を漂白する場合の効果的
な漂白性能を提供する問題に取り組むことである。本発明の他の目的は、処理さ
れる表面、例えば布帛自体および/または色に安全であると同時に、洗濯用途お
よび/またはいかなる家庭内用途(例えば硬質表面の漂白/殺菌)に使用された
場合でも効果的な漂白性能を発揮する液体水性漂白組成物を提供することである
【0006】 これらの目的は、0.6から7のpHを有し一過硫酸塩ならびに任意にアルデ
ヒドおよび/またはケトンおよび/またはハロゲン化物活性剤化合物を含んでな
る液体水性組成物であって、耐紫外線容器に包装された液体水性組成物を処方す
ることにより効率よく満たされることが見出された。より詳細には、さまざまな
用途、例えば従来の希釈レベル、例えば100ml/Lから1ml/L(組成物
:水)での洗濯操作に使用される場合、耐紫外線容器に包装されていない同じ組
成物により発揮される漂白性能に比較して、改善された漂白性能が、組成物のエ
ージング時に耐紫外線容器に包装された本発明による組成物とともに提供される
ことが見出された。
【0007】 本発明は、漂白する表面および染みに大きな適合性を示す液体水性組成物をも
たらす。実際、本発明による組成物は、いかなる洗濯用途にも、例えば洗濯洗剤
または洗濯添加剤として特に好適であり、洗濯前処理剤として使用される場合、
または硬質表面洗浄用途などの他の家庭用途において特に好適である。
【0008】 本発明の組成物の利点は、これらの漂白組成物が、天然の布帛(例えば、綿お
よびリネンからできた布帛)、合成起源のポリマー性繊維からできたものなどの
合成布帛(例えば、ポリアミド−エラスタン)ならびに天然および合成繊維両方
からできたものを含む異なる種類の布帛の漂白に適していることである。例えば
、本明細書に記載する一過硫酸塩および任意に活性剤化合物を主成分とする本発
明の漂白組成物は、洋服および次亜塩素酸塩含有組成物などの市販漂白組成物の
ラベルにある警告で明らかな、合成布帛への漂白剤の使用に対する昔からの先入
観にもかかわらず合成布帛に使用できる。
【0009】 本発明による漂白組成物の他の利点は、さまざまな条件において、例えば硬水
および軟水中でならびに原液でも希釈した状態でも性能を発揮できることである
。より詳細には、本明細書に記載の一過硫酸塩および漂白活性剤を含んでなる本
発明の好ましい液体水性組成物は、いかなる用途においてもならびに特にいかな
る従来の洗濯用途においてもその希釈した形態で使用する場合好ましい用途を見
出すことが見出された。実際、希釈されると(典型的には20ml/L(組成物
:水)以上の希釈レベルで)、本発明の組成物はその酸性が低下し、例えば約1
.5のpHから約6.5以上のpHになる。本発明による組成物は、原液の形態
でも効果的な漂白性能を発揮するが、驚くべきことに希釈形態ではさらに向上し
た漂白性能を示す。実際に、この「pHジャンプ」効果により、長時間保存して
も物理的・化学的に安定であり、希釈使用条件においてすばらしい漂白性能を発
揮する酸性液体水性組成物(すなわち、7未満、好ましくは3未満、より好まし
くは2未満のpH)を処方できる。
【0010】 本発明の組成物のさらに他の利点は、酵素的染みおよび/または脂性染みを含
むさまざまな染みに対して効果的な染み除去性能も示すことである。さらに、い
かなる硬質表面用途に使用する場合でもこれらの組成物は卓越した湯垢スケール
除去性能を発揮し、例えば次亜塩素酸塩系組成物と比較して、処理される表面に
残す縞模様/被膜が少ないことが見出されている。したがって、本明細書におけ
る組成物の利点は、希釈形態で使用される場合は特に、本発明の組成物で処理し
た後にその表面を水で流す必要がないことである。
【0011】 発明の概要 本発明は、0.6から7のpHを有し一過硫酸塩ならびに任意にアルデヒド活
性剤化合物、ケトン活性剤化合物、ハロゲン化物活性剤化合物およびそれらの混
合物から成る群から選択される漂白活性剤を含んでなる液体水性組成物であって
、耐紫外線容器に包装された液体水性組成物を含包する。
【0012】 本発明は、耐紫外線容器に包装された本明細書に定義される液体組成物から始
まる、表面、例えば布帛または硬質表面を処理する方法をさらに含包する。例え
ば、布帛を処理、特に漂白する方法は、原液または希釈形態の耐紫外線容器に包
装された本発明による液体組成物に前記布帛を接触させる工程、前記布帛を漂白
するに充分な時間前記布帛を前記漂白組成物と接触させた状態に保つ工程、次い
で前記布帛を水ですすぐ工程を含む。本明細書における硬質表面処理方法は、耐
紫外線容器に包装された本明細書における組成物を原液または希釈形態で前記硬
質表面に塗布する工程および任意に前記硬質表面を水ですすぐ工程を含む。
【0013】 発明の詳細な説明 液体漂白組成物 本発明による組成物は、固体または気体でなく、液体組成物である。本明細書
で使用される「液体」とは、「ペースト状」組成物を含む。本明細書における液
体組成物は、水性組成物である。本発明による液体組成物は0.6から7のpH
を有する。好ましくは、本明細書における組成物のpHは、0.6から6であり
、より好ましくは0.8から4であり、さらにより好ましくは1から3であり、
最も好ましくは1から2である。酸性pH範囲において本発明による組成物を処
方することは、本発明による組成物の化学的安定性にとって重大である。典型的
には、本明細書に記載された漂白活性剤が存在する本発明の好ましい実施様態に
おいて、酸性pHは、ジオキシランなどの酸性媒体中で保存時に不安定な反応性
の高い化学種の形成を制限/限定し、したがって長期間の保存時における組成物
の安定性に寄与する。実際、一過硫酸塩および活性剤(以下に述べるようなアル
デヒドおよび/またはケトン活性剤化合物)との間の反応からジオキシランが生
じることがある。
【0014】 本組成物のpHは、当業者に公知のいかなる酸性化剤またはアルカリ性化剤に
より調整してもよい。酸性化剤の例は、クエン酸などの有機酸および硫酸、スル
ホン酸および/またはメタンスルホン酸などの無機酸である。アルカリ性化剤の
例は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび/または炭酸ナトリウムである
【0015】 第1の必須要素として、本発明による組成物は一過硫酸塩またはその混合物を
含んでなる。
【0016】 好適な一過硫酸塩には、一過硫酸ナトリウム塩および/または一過硫酸カリウ
ム塩を含むアルカリ金属一過硫酸塩がある。市販されている一過硫酸塩の例とし
ては、Curox(商品名)という商標でInteroxから、Caroat(
商品名)という商標でDegussaから、Oxone(商品名)という商標で
DuPontから販売されているものがある。市販のCurox(商品名)、C
aroat(商品名)および/またはOxone(商品名)が使用される場合、
本明細書において言及される一過硫酸塩の重量%は、前記Curox(商品名)
、Caroat(商品名)および/またはOxone(商品名)の全体重量に関
すると本明細書において理解されたい。活動濃度は、全体重量の約1/2である
【0017】 典型的には、本明細書における組成物は、組成物全体重量に対して0.01%
から50%の、好ましくは0.5%から20%の、より好ましくは1%から15
%の、最も好ましくは2%から10%の前記一過硫酸塩またはその混合物を含ん
でなる。
【0018】 本発明の組成物の利点は、長期間の保存時にも物理的・化学的に安定であると
いうことである。
【0019】 本明細書における組成物の化学的安定性は、組成物製造後の特定の保存時間に
おける利用可能な酸素の濃度を測定することにより評価できる。「化学的に安定
」とは、本明細書において、一過硫酸塩またはその混合物および任意に活性剤化
合物を含んでなる本発明の組成物が、25℃において1ヶ月で15%を超える、
好ましくは10%を超えるAvO損失を被らないことを意味する。
【0020】 一過硫酸塩含有組成物の利用可能な酸素(AvO)の損失は、硫酸アンモニウ
ム鉄溶液での還元後、過マンガン酸カリウムでの滴定により測定できる。前記安
定性試験方法は当技術分野に公知であり、例えばInteroxから市販のCu
rox(商品名)の技術情報シートに報告されている。または、過酸に関する文
献に記載されているクロマトグラフィー法(F.Di Furia et.al
.,Gas−liquid Chromatography Method f
or Determination of Peracids,Analyst
,Vol.113,May,1988,p.793−795)を用いて、一過硫
酸塩濃度を測定することもできる。
【0021】 「物理的に安定」とは、本明細書において、50℃で7日間の期間に、本発明
による組成物に相分離が起こらないことを意味する。
【0022】 耐紫外性容器 本発明の組成物は耐紫外線容器に包装されている。
【0023】 「耐紫外線容器」とは、紫外線(すなわち400nmから200nmの波長)
の透過率が50%未満、好ましくは30%未満、より好ましくは10%未満、さ
らにより好ましくは5%未満、最も好ましくは0%であるような、いかなる容器
をも意味する。好ましい実施様態において、この容器は、70%未満、好ましい
は50%未満、より好ましくは20%未満の可視光(すなわち700nmから4
01nmの波長)の透過率を有する。透過率は、いかなる通常の分光光度測定試
験方法でも測定できる。
【0024】 本明細書において使用される耐紫外線容器は、紫外線安定剤(「紫外線吸収剤
」とも呼ばれる)を含んでなるならば、当業者に公知のいかなる材料でできてい
てもよい。前記容器は熱可塑性樹脂でできていてもよい。容器は、単一の材料で
できていてもよいし、ブレンド、同時押出物または積層材料でできていてもよい
。それは多少硬質でもよく、例えば使用される材料の厚さを変えることにより他
の部分より硬質な部品を有してもよい。このような樹脂は、チーグラーナッタま
たはメタロセン触媒を含むさまざまな方法を用いてつくることができる。
【0025】 本明細書において使用するのに好適な熱可塑性樹脂には、ポリオレフィン樹脂
、好ましくはポリエチレンおよび/またはポリプロピレンがある。例えば、低密
度ポリエチレン(高圧分岐鎖ホモポリエチレン、LDPE)、直鎖低密度ポリエ
チレン(低圧または変性高圧エチレン−αオレフィンコポリマー、L−LDPE
)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(EV
A)、ポリプロピレン(ホモ、ランダム、ブロック、PP)、ポリエチレンテレ
フタレート(ポリエステル、PET)、ポリアミド(PA)、ポリ塩化ビニル(
PVC)、塩化ビニリデン−塩化ビニルコポリマー(PVDC)、エチレン−ビ
ニルアルコールコポリマー(EVOH)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポ
リスチレン(PS)などまたはこれらの混合物。
【0026】 典型的には、本明細書における耐紫外線容器は、50%を超える、好ましくは
85%を超える、より好ましくは90%を超える熱可塑性樹脂またはその混合物
を含む。
【0027】 本明細書における耐紫外線容器は、必須材料として紫外線安定剤またはその混
合物を含んでなる。包装分野において現在使用されている紫外線安定剤は全て本
明細書において好適である。好適な紫外線安定剤としては、シリカ、ケイ藻土、
アルミナ、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アンチモン
、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライト、酸化ベリリウム、軽石、軽
石バルーン、アルミナファイバーなどの酸化物、水酸化アルミニウム、水酸化マ
グネシウム、塩基性炭酸マグネシウムなどの水酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸ア
ンモニウム、亜硫酸カルシウムなどの硫酸塩、亜硫酸塩、タルク、クレーマイカ
、アスベスト、グラスファイバー、グラスバルーン、グラスビーズ、カルシウム
シリケア、モンモリロナイト、ベントナイトなどのケイ酸塩、カーボンブラック
、グラファイト、カーボンファイバー、カーボン中空ビーズなどのカーボンなら
びにニッケルキレート、ベンゾトリアゾール、2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジンなどのヒンダードアミン光安定剤(HALS)またはそれらの混合物が
ある。
【0028】 典型的には、本明細書における耐紫外線容器は、容器の全重量に対して0.0
1%から30%の、好ましくは0.1%から15%の、より好ましくは0.5%
から10%の紫外線安定剤またはその混合物を含んでなる。
【0029】 本明細書において必須の熱可塑性樹脂でできた容器は、その本質的な特性に影
響を与えない追加の物質、例えば安定剤、顔料、ワックス、脱臭剤、静電防止剤
、粘着防止剤、可塑剤などの加工助剤を含んでもよい。
【0030】 または、紫外線安定剤で変性されたガラス材料を用いることもできる。
【0031】 予想される最終用途により、これらの容器には、従来のボトル、ロールオン、
スポンジ、ブラッシャーまたは噴霧器を備えたボトル、小袋、袋、ガセットバッ
グまたは可塑化厚紙(例えば、tetrapack(商品名))がある。本明細
書において使用するのに好ましい容器は、紫外線安定剤を含んでなる熱可塑性樹
脂でできたボトルである。このようなボトルは、ブロー成形、押出および射出を
含む従来の製造方法により製造できる。
【0032】 好都合には、耐紫外線容器に包装された本発明の組成物は、組成物のエージン
グ時においても、すなわち長期間の保存後でも(典型的には室温(約20℃)で
12ヶ月まで)、好ましくは全ての洗濯用途において、表面を漂白するために使
用される場合、効果的な染み除去性能および漂白性能を発揮する。実際、本明細
書の組成物をそのような耐紫外線容器に包装すると、製造後長時間を経てもこれ
らの組成物に関連する性質が維持される。
【0033】 本発明の液体水性組成物は、固形(粒状)一過硫酸塩含有組成物を用いた浸漬
操作と比較して、典型的な洗濯浸漬操作において漂白される布帛自体および色に
対して特に安全であることが見出された。
【0034】 任意成分 非常に好ましい任意成分として、本発明による組成物は、アルデヒド活性剤化
合物、ケトン活性剤化合物、ハロゲン化物活性剤化合物またはそれらの混合物を
含んでもよい。
【0035】 本明細書において、「アルデヒド」とは、少なくとも1つのカルボニル基を含
み、2つの水素原子または炭素原子および少なくともカルボニル炭素原子の1つ に直接結合する水素原子を含むいかなる化合物をも意味する。
【0036】 本明細書において、「ケトン」とは、少なくとも1つのカルボニル基を含み、
少なくともカルボニル炭素原子の1つに直接結合する2つの炭素原子を含むいか なる化合物をも意味する。
【0037】 これらの化合物は、脂肪族でも芳香族でもよく、置換されていても未置換でも
よく、飽和でも不飽和でもよく、非環式でも炭素環式でも複素環式でもよい。
【0038】 「ハロゲン化物」とは、塩素化物、臭素化物および/またはヨウ素化物を意味
する。
【0039】 本明細書において、「活性剤」とは、一過硫酸塩と反応して活性化漂白種、す
なわちジオキシラン(活性剤化合物がケトンまたはアルデヒドである場合)また
はハイポハロゲナイト(活性剤化合物がハロゲン化物である場合)を形成するケ
トン、アルデヒドおよびハロゲン化物化合物およびその混合物を意味する。これ
らの活性化機構は当技術分野に公知であり、例えば米国特許第3822114号
に記載されている。
【0040】 一過硫酸塩単独または他の活性化漂白系、例えば過酸化水素およびアセチルト
リエチルシトレートよりも、本発明における漂白を著しく向上させていると考え
られているのは、活性化種、すなわちジオキシランおよびハイポハロゲナイトで
ある。これらの活性化機構は主に、本明細書の組成物の水による希釈と同時に起
こり、この希釈と関連する中性からアルカリ性pH範囲(すなわち、約6以上)
へのpHジャンプにより強調される。より多くのジオキシランおよび/またはハ
イポハロゲナイトが発生し、そのため本発明の組成物の漂白性能が著しく向上す
るのは、このようなpHにおいてである。
【0041】 本明細書における使用に好適なアルデヒド活性剤化合物には、抱水クロラール
、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド、ベンズアルデヒドおよび/または4−
トリメチルアンモニオベンズアルデヒドメチルサルフェートがある。本明細書に
おける使用に特に好適なアルデヒド活性剤化合物は、アセトアルデヒド、ブチル
アルデヒドおよび/またはベンズアルデヒドであり、アセトアルデヒドが最も好
ましい。一般的にアルデヒド活性剤化合物は、長期間の保存中に酸化される可能
性があるのでケトン活性剤化合物より好ましさが劣る。
【0042】 例えば、アセトアルデヒドはAldrichから市販されている。
【0043】 本明細書における使用に好適な脂肪族ケトン活性剤化合物には、アセトアセト
ン、2,3−ヘキサンジオン、トリメチルアンモニオアセトンニトレート、5−
ジエチルベンジルアンモニオ2−ペンタノンニトレート、5−ジエチルメチルア
ンモニオ2−ペンタノンニトレート、メチルピルベート、ジエチルケトマロネー
ト、3−ヒドロキシ−2−ブタノン、アセトール、ヘキサクロロアセトン、2,
5−ヘキサンジオン、フェニルアセトン、エチルレブリネート、3−ヒドロキシ
−2−ペンタノン、アセトン、3−ペンテン−2−オン、メチルエチルケトン、
4−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタノン、3−ペンタノンおよび/または2
−ヘプタノンがある。
【0044】 例えば、アセトアセトンはその化学名でAldrichから市販されている。
【0045】 本明細書における使用に好適な芳香族ケトン活性剤化合物には、ヒドロキシキ
ノリン、4−アセチル−1−メチルピリジニウムニトレート、ジ−2−ピリジル
ケトンN―オキシド、2−アセチルキノキサリン、2−アセチル−3−メチルキ
ノキサリンオキサリン、ジ−2−ピリジルケトン、6−アセチルー1,2,4−
トリメチルキノリニウムニトレート、8−ヒドロキシキノリンN−オキシド、メ
チルフェニルグリオキサレート、N−メチル−p−モルホリノアセトフェノンメ
チルサルフェート、3−アセチルピリジンN―オキシド、p−ニトロアセトフェ
ノン、m−ニトロアセトフェノン、ナトリウムp−アセチルベンゼンスルホネー
ト、p−アセチルベンゾニトリル、3,5−ジニトロアセトフェノン、4−トリ
メチルアンモニオアセトフェノンニトレート、4−メトキシ−3−ニトロアセト
フェノン、p−クロロアセトフェノン、p−ジアセチルベンゼン、N―メチル−
p−モルホリノアセトフェノンニトレート、フェナシルトリフェニルホスホニウ
ムニトレート、2−アセチルピリジン、2−アセチルピリジンN−オキシド、3
−アセチルピリジン、4−アセチルピリジン、4−アセチルピリジンN―オキシ
ド、2,6−ジアセチルピリジン、3−アセチルピリジンN−オキシドおよび/
またはトリアセチルベンゼンがある。
【0046】 本明細書における使用に好適な環状ケトン活性剤化合物には、シクロヘキサノ
ン、2−メチルシクロヘキサノン、2,6−ジメチルシクロヘキサノン、3−メ
チルシクロヘキサノン、4−エチルシクロヘキサノン、4−t−ブチルシクロヘ
キサノン、4,4−ジメチルシクロヘキサノン、メチル4−オキソ−シクロヘキ
サノンカルボキシレート、ナトリウム4−オキソ−シクロヘキサノンカルボキシ
レート、2−トリメチルアンモニオシクロヘキサノンニトレート、4−トリメチ
ルアンモニオシクロヘキサノンニトレート、3オキソ−シクロヘキシル酢酸、シ
クロヘプタノン、1,4−シクロヘキサジオン、デヒドロ塩素酸、トロピノンメ
トニトレート、N―メチル−3−オキソキヌクリジニウムニトレート、シクロオ
クタノンおよび/またはシクロペンタノンがある。
【0047】 例えば、シクロヘキサノンはその化学名でAldrichから市販されている
【0048】 本発明における使用に好適な複素環式ケトン活性剤化合物には、2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリドン水和物、1−メチル−4―ピペリドンN−オ
キシド、N―カルボエトキシ4−ピペリドン、テトラヒドロチオピラン−4−オ
ンメトニトレート、テトラヒドロチオピラン−4−オンS,S−ジオキシド、テ
トラヒドロチオピラン−3−オンS,S−ジオキシドおよびまたは4−オキサシ
クロヘキサノンがある。
【0049】 上記のアルデヒドおよびケトンの例は全て市販されているか、または先行技術
の教示を有する当業界の熟練者により明らかに合成可能である。Gardini
他のJ.Chem.Soc.(C),(1970)page929およびLyl
e他のJ.Org.Chem.,Vol.24(March,1959),pa
ge342はそのような技術の例であり、参照により本明細書に組み込まれる。
さらに、オキソピペリジニウム化合物の合成方法も“S.E.Denmark,
D.C.Forbes,D.S.Hays,J.S.De Pue and R
.G.Wilde,J.Org.Chem.1995,60,1391−140
7”に記載されている。
【0050】 本明細書における使用に特に好ましい漂白活性剤は、ケトン活性剤化合物であ
り、正電荷を帯びたケトン活性剤化合物が非常に好ましい。
【0051】 特に好適な、正電荷を帯びたケトン活性剤化合物は、例えば以下の式を有する
オキソピペリジニウム塩であり、
【0052】
【化3】
【0053】 上式において、カルボニル基>C=Oはオキソピペリジニウムの2,3または4
位のいずれかにあり;R1およびR2はそれぞれ独立に1から20の炭素原子を
有する置換または未置換の炭化水素鎖、好ましくは、1から20の炭素原子、好
ましくは1から12の炭素原子を含む置換または未置換のアルキルまたはアルケ
ニルまたはアルキニル基、6から12の原子を含む置換または未置換アリール基
、またはアリール基が6から12の炭素原子を含むC1−C20アルキルアリー
ル基であり;X-はいかなる陰イオンでもよく、例えばトリフラート、トシラー ト、メシレート、ニトレートであり、トリフラート、メシレート、トシラートが
より好ましく、トリフラートが最も好ましく、オキソピペリジニウム環は、2,
3,5または6位において、上記のR1またはR2に対して定義された置換基の
1つまたは複数またはハロゲン原子により一置換または多置換されていてもよい 。
【0054】 本明細書における使用に特に好適なオキソピペリジニウム塩の例としては、1
,1−ジメチル−3−オキソピペリジニウムニトレート、1,1−ジメチル−4
−オキソピペリジニウムトリフラート、1,1−ジメチル−3−オキソピペリジ
ニウムトリフラート、1,1−ジメチル−4−オキソピペリジニウムニトレート
、1−ベンジル−4−ピペリドンメトニトレート、1−t−ブチル−1−メチル
−4−オキソピペリジニウムニトレート、1―(4−ドデシルベンジル)1−メ
チル−4−オキソピペリジニウムクロライド、3−(N―メチル−4−オキソピ
ペリジニウム)−プロパンスルホネート、1−アリル−1−メチル−4−オキソ
ピペリジニウムクロライド、1−メチル―1−(1―ナフチル−メチル)−4−
オキソピペリジニウムクロライド、1−メチル−1−ペンタメチルベンジル−4
−オキソピペリジニウムクロライド、N,N’−ジメチル− N,N’−フェニ レンジメチレン−ビス(4−オキソピペリジニウムニトレート)、1−ベンジル
−1−メチル−4−オキソピペリジニウムトリフラート、1−ベンジル−1−メ
チル−3−オキソピペリジニウムトリフラート、1−ベンジル−1−メチル−4
−オキソピペリジニウムニトレート、1−ドデシル−1−メチル−4−オキソピ
ペリジニウムニトレート、1−オクチル−1−メチル−4−オキソピペリジニウ
ムニトレート、1−ノニル−1−メチル−4−オキソピペリジニウムニトレート
またはそれらの混合物がある。
【0055】 本明細書における使用に好適な、正電荷を帯びた他のケトン活性剤化合物は、
例えば以下の式によるアンモニウムアセトフェノン塩であり、
【0056】
【化4】
【0057】 上式において、アンモニウム基は、2位、3位または4位にあり;R1、R2、
およびR3は、それぞれ独立に、1から20の炭素原子を有する置換または未置
換の炭化水素基、好ましくは、1から20の炭素原子、好ましくは1から12の
炭素原子を含む置換または未置換のアルキルまたはアルケニルまたはアルキニル
基、または6から10の原子を含む置換または未置換のアリール基またはアリー
ル基が6から10の炭素原子を含むC1−C20アルキルアリール基であり;R
4は1から20の炭素原子、好ましくは1から12の炭素原子を有する置換また
は未置換のハロゲン化アルキル基であり、より好ましくはメチルまたはトリフル
オロメチルまたはトリクロロメチルまたはトリブロモメチルであり;X-はいか なる陰イオンでもよく、例えばトリフラート、トシラート、メシレート、ニトレ
ートであり、ベンゼン環は2,3および/または4位において、上記のR1、R
2またはR3に対して定義された置換基の1つまたは複数またはハロゲン原子に より置換されてもよい。
【0058】 本明細書において使用される、このようなアンモニウムアセトフェノン塩には
、4−トリメチルアンモニウムアセトフェノンニトレート、2−トリメチルアン
モニウムアセトフェノンニトレート、4−トリエチルアンモニウムアセトフェノ
ンメシレート、3−トリメチルアンモニウムアセトフェノンメシレート、トリフ
ルオロメチルフェニルケトン、トリクロロメチルフェニルケトン、トリブロモメ
チルフェニルケトンなどの3ハロゲン化メチルフェニルケトンまたはそれらの混
合物がある。
【0059】 本明細書において使用される、好適なハロゲン化物活性剤化合物には、塩化物
、臭化物、ヨウ化物およびそれらの混合物がある。アルカリ金属の塩化物が、本
明細書における使用に特に好ましいハロゲン化物活性剤化合物である。例えば、
塩化ナトリウムはその化学名でAldrichから市販されている。
【0060】 典型的には、本明細書における組成物は、組成物全体重量に対して0.01%
から10%の、好ましくは0.05%から5%、より好ましくは0.1%から2
%、最も好ましくは0.2%から1.5%の前記ケトン、アルデヒドおよび/ま
たはハロゲン化物活性剤化合物を含んでなる。
【0061】 実際、この活性化漂白系は、いかなる家庭内用途においても、特に親水性およ
び疎水性布帛の洗濯用途において、効果的な漂白性能を親水性および疎水性両方
の布帛上の疎水性から親水性のさまざまな漂白可能な染みに対して提供する。
【0062】 好都合には、本発明は、本明細書に記載された前記活性剤化合物を含まない同
じ処方に比較して、効果的な漂白性能のみでなく、脂性染み(例えば、口紅、ト
マト、化粧品)および/または酵素的染み(例えば、血液、チョコプリン)を含
むさまざまな種類の染みに対する良好な染み除去性能をも提供する。
【0063】 漂白可能なさまざまな種類の染みについて以下の試験方法により漂白性能を評
価できる。
【0064】 汚染布に対する漂白性能を希釈条件下で評価する好適な試験方法は以下のとお
りである。耐紫外線容器に包装された本発明による組成物を、例えば20℃で6
ヶ月の保存時間の後で、典型的には1から100ml/L、好ましくは20ml
/L(組成物:水)の希釈レベルで、水により希釈し、汚染布をその中に20分
から6時間浸漬し、次いですすぐ。または、漂白組成物を、典型的には1から1
00ml/L(組成物:水)の希釈レベルで、洗濯機中で用いてもよい。洗濯機
中では、汚染布は、30℃から70℃の温度で、10から100分間洗浄され、
次いですすがれる。この比較試験における参照組成物(すなわち、耐紫外線容器
に包装されていない同じ保存時間の同じ組成物)も同じ処理を受ける。例えば茶
、コーヒーなどで汚れた布帛/布きれは、E.M.C.Co.Inc.から市販
されている。
【0065】 次いで、本発明の組成物で処理された汚染布を、参照により処理されたものと
を並べて比較することにより漂白性能が評価される。目視の等級分けを用いて0
から4の範囲のパネル単位(psu)での違いを割り当てることができる。
【0066】 本明細書における液体組成物は、さらに、界面活性剤、キレート剤、ラジカル
スカベンジャー、酸化防止剤、他の安定剤、ビルダー、汚れ懸濁剤、ポリマー性
汚れ放出剤、触媒、転染剤、溶媒、抑泡剤、増白剤、香料、顔料、染料など、さ
まざまな任意成分を含んでもよい。
【0067】 界面活性剤 本発明の組成物は、非イオン性界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界
面活性剤、双性イオン界面活性剤および/または両性界面活性剤を含む界面活性
剤またはその混合物を含んでもよい。典型的には、これらの界面活性剤は、一過
硫酸塩により酸化可能であるか、低いpHで実質的に加水分解可能な官能基を含
まない。
【0068】 典型的には、本発明による組成物は、組成物全体の重量に対して、0.01%
から50%の、好ましくは0.1%から30%の、より好ましくは0.2%から
10%の界面活性剤またはその混合物を含んでもよい。
【0069】 本明細書における組成物での使用に好適なアニオン界面活性剤には、式ROS
3Mの水溶性塩または酸があるが、上式において、Rは、好ましくはC10−C2 4 ヒドロカルビルであり、好ましくはC10−C20アルキル成分を有するアルキル またはヒドロキシアルキルであり、より好ましくはC12−C18アルキルまたはヒ
ドロキシアルキルであり、MはHまたはカチオン、例えばアルカリ金属カチオン
(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)またはアンモニウムまたは置換ア
ンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−およびトリメチルアンモニウムカチ
オンならびにテトラメチルアンモニウムなどの四級アンモニウムカチオンならび
にジメチルピペリジニウムカチオンならびにエチルアミン、ジエチルアミン、ト
リエチルアミンなどのアルキルアミンから誘導された四級アンモニウムカチオン
ならびにそれらの混合物など)である。典型的には、低い洗浄温度(例えば約5
0℃未満)にはC12-16のアルキル鎖が好ましく、高い洗浄温度(例えば、約5 0℃を超える)にはC16-18アルキル鎖が好ましい。
【0070】 本明細書における使用に好適な他のアニオン界面活性剤は、RO(A)mSO3 Mの水溶性塩または酸であり、上式において、Rは、C10−C24アルキル成分を
有する未置換のC10−C24アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、好まし
くはC12−C20アルキルまたはヒドロキシアルキル、より好ましくはC12−C18 アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキシまたはプロポキシユニ
ットであり、mはゼロより大きく、典型的には約0.5と約6の間、より好まし
くは約0.5と約3の間であり、MはHまたはカチオン、例えば、金属カチオン
(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)
、アンモニウムまたは置換アンモニウムカチオンである。アルキルエトキシ化硫
酸塩ならびにアルキルプロポキシ化硫酸塩が本明細書において考えられる。置換
アンモニウムカチオンの具体例としては、メチル−、ジメチル−、トリメチル−
アンモニウムおよびテトラメチルアンモニウムなどの四級アンモニウムカチオン
、ジメチルピペリジニウムおよびエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミンなどのアルカノールアミンから誘導されたカチオンならびにそれらの混合物
がある。典型的な界面活性剤はC12−C18アルキルポリエトキシレート(1.0
)サルフェート、C12−C18E(1.0)M)、C12−C18アルキルポリエトキ
シレート(2.25)サルフェート、C12−C18E(2.25)M)、C12−C 18 アルキルポリエトキシレート(3.0)サルフェート、C12−C18E(3.0
)およびC12−C18アルキルポリエトキシレート(4.0)サルフェート、C12 −C18E(4.0)M)であり、Mはナトリウムおよびカリウムから好都合に選
択される。
【0071】 本明細書における使用に特に好適な他のアニオン界面活性剤は、式RSO3M の水溶性塩または酸を含むアルキルスルホネートであり、上式において、RはC 6 ―C22直鎖または分岐状の、飽和または不飽和のアルキル基、好ましくはC12 −C18アルキル基、より好ましくはC14−C16アルキル基であり、MはHまたは
カチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチ
ウム)またはアンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチ
ル−およびトリメチルアンモニウムカチオンならびにテトラメチルアンモニウム
などの四級アンモニウムカチオンならびにジメチルピペリジニウムカチオンなら
びにエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンなどのアルキルアミンか
ら誘導された四級アンモニウムカチオンならびにそれらの混合物など)である。
【0072】 本明細書における使用に好適なアルキルアリールスルホネートには、式RSO 3 Mの水溶性塩または酸があり、上式において、RはC6−C22直鎖または分岐状
の飽和または不飽和アルキル基、好ましくC12−C18アルキル基、より好ましく
はC14−C16アルキル基で置換されたアリール、好ましくはベンジルであり、M
はHまたはカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリ
ウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)またはアンモニウムまたは置
換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−およびトリメチルアンモニウム
カチオンならびにテトラメチルアンモニウムなどの四級アンモニウムカチオンな
らびにピペリジニウムカチオンならびにエチルアミン、ジエチルアミン、トリエ
チルアミンなどのアルキルアミンから誘導された四級アンモニウムカチオンなら
びにそれらの混合物など)である。
【0073】 本明細書において使用されるアルキルスルホネートおよびアルキルアリールス
ルホネートは、一級および二級アルキルスルホネートならびに一級および二級ア
ルキルアリールスルホネートである。「二級C6−C22アルキルスルホネートま たはC6−C22アルキルアリールスルホネート」とは、本明細書において、上記 で定義された式の中で、SO3Mまたはアリール−SO3M基が、アルキル鎖の
2つの炭素原子の間にある、前記アルキル鎖の炭素原子(二級炭素原子)に結合
していることを意味する。
【0074】 例えば、C14−C16アルキルスルホネート塩は、HoechstからHost
apur(商品名)SASの名前で市販されており、C8−アルキルスルホネー
トナトリウム塩はWitco SAからWitconate NAS 8(商品
名)の名前で市販されている。市販のアルキルアリールスルホネートの例は、S
u.Ma.から市販されているラウリルアリールスルホネートである。特に好ま
しいアルキルアリールスルホネートは、Albright&WilsonからN
ansa(商品名)の商標で市販されているアルキルベンゼンスルホネートであ
る。
【0075】 洗浄目的に有用な他のアニオン界面活性剤も本明細書において使用できる。そ
れらには、石鹸の塩(例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウムならびにモ
ノ−、ジ−およびトリエタノールアミン塩などの置換アンモニウム塩)、C8− C24オレフィンスルホネート、英国特許明細書番号第1,082,179号に記
載されているようなアルカリ土類金属シトレートの熱分解生成物のスルホン化に
より調製されるスルホン化ポリカルボン酸、C8−C24アルキルポリグリコール エーテルサルフェート(10モルまでのエチレンオキシドを含む);C14-16メ チルエステルスルホネートなどのアルキルエステルスルホネート;アシルグリセ
ロールスルホネート、脂肪族オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェ
ノールエチレンオキシドエーテルサルフェート、パラフィンスルホネート、アル
キルホスフェート、アシルイセチオネートなどのイセチオネート、N―アシルタ
ウレート、アルキルスクシナメートおよびスルホスクシネート、スルホスクシネ
ートのモノエステル(特に飽和および不飽和C12−C18モノエステル)、スルホ
スクシネートのジエステル(特に飽和および不飽和C6−C14ジエステル)、ア ルキルポリグリコサイドのサルフェートなどのアルキルポリサッカライドのサル
フェート(非イオン性非硫酸化化合物が以下に記載される)、分岐状一級アルキ
ルサルフェート、式RO(CH2CH2O)kCH2COO−M+のものなどのアル キルポリエトキシカルボキシレートがあるが、上式においてRはC8−C22アル キル、kは0から10の整数、Mは可溶性塩形成性カチオンである。樹脂酸およ
び水素化樹脂酸も好適であり、例えばロジン、水素化ロジンならびにトール油中
に存在またはトール油から誘導された樹脂酸および水素化樹脂酸がある。さらな
る例は、“Surface Active Agents and Deter
gents”(Vol.I and II,Schwartz,Perry a
nd Berch著)にある。さまざまなこのような界面活性剤は、1975年
12月30日にLaughlin他に発行された米国特許第3,929,678
号、23段、58行から29段23行に一般的に開示されている(参照により本
明細書に組み込む)。
【0076】 本明細書における使用に特に好適な他のアニオン界面活性剤は、アルキル鎖中
に4から24の、好ましくは8から18の、より好ましくは8から16の炭素原
子を有するアルキルカルボキシレートおよびアルキルアルコキシカルボキシレー
トであり、アルコキシはプロポキシおよび/またはエトキシであり、好ましくは
アルコキシ化度が0.5から20、好ましくは5から15でのエトキシである。
本明細書における使用に好ましいアルキルアルコキシカルボキシレートは、Ka
o Chemical GbmhからAkyposoft(商品名)100NV
の名前で市販されているナトリウムラウレス11カルボキシレート(すなわち、
RがC12−C14のRO(C24O)10−CH2COONa)である。
【0077】 本明細書における使用に好適な両性界面活性剤には、以下の式R123NO を有するアミンオキシドがあり、上式において、R1、R2およびR3はそれぞ
れ独立に、炭素数1から30の飽和置換または不飽和、直鎖または分岐状炭化水
素鎖である。本発明により使用されるべき好ましいアミンオキシド界面活性剤は
、以下の式R123NOを有するアミンオキシドであり、R1は1から30、 好ましくは6から20、より好ましくは8から16、最も好ましくは8から12
の炭素原子を含んでなる炭化水素鎖であり、R2およびR3は独立に、1から4
の炭素原子、好ましくは1から3の炭素原子、より好ましくはメチル基を含んで
なる置換または未置換、直鎖または分岐状炭化水素鎖である。R1は、飽和、置
換または未置換直鎖または分岐状炭化水素鎖でよい。本明細書における使用に好
適なアミンオキシドは、例えば、天然ブレンドC8―C10アミンオキシドなら
びにHoechstから市販のC12−C16アミンオキシドである。
【0078】 本明細書における使用に好適な双性イオン界面活性剤は、カチオン性親水性基
、すなわち四級アンモニウム基およびアニオン性親水性基の両方を同一分子上に
比較的広いpH範囲で含有する。典型的なアニオン性親水性基は、カルボキシレ
ートおよびスルホネートであるが、サルフェート、ホスホネートなどの他の基も
使用できる。本明細書において使用される双性イオン界面活性剤の一般式は、 R1−N+(R2)(R3)R4- であり、上式において、R1は疎水性基であり;R2は水素、C1−C6アルキル、
ヒドロキシアルキルまたは他の置換C1−C6アルキル基であり;R3は、R2にも
結合してNと共に環構造を形成できるC1−C6アルキル、ヒドロキシアルキルま
たは他の置換C1−C6アルキル基またはC1−C6カルボン酸基またはC1−C6
ルホネート基であり;R4は、カチオン性窒素原子を親水性基に結合させる部分 であり、典型的には1から10の炭素原子を含むアルキレン、ヒドロキシアルキ
レンまたはポリアルコキシ基であり;Xは、カルボキシレートまたはスルホネー
ト基である親水性基である。
【0079】 好ましい疎水性基R1は、アミド基、エステル基などの結合基を含有できる脂 肪族または芳香族、飽和または不飽和、置換または未置換の炭化水素鎖である。
より好ましいR1は、1から24の、好ましくは8から18の、より好ましくは 10から16の炭素原子を含むアルキル基である。これらの単純なアルキル基は
、コストおよび安定性の理由から好ましい。しかし、疎水性基R1は、式Ra−C
(O)−NH−(C(Rb2mのアミド残基でもよく、上式において、Raは、
脂肪族または芳香族、飽和または不飽和、置換または未置換炭化水素鎖であり、
好ましくは、8から20までの、好ましくは18までの、より好ましくは16ま
での炭素原子を含むアルキル基であり、Rbは、水素およびヒドロキシ基から成 る群から選択され、mは1から4、好ましくは2から3、より好ましくは3であ
り、(C(Rb2)部分に1以下ののヒドロキシ基を有する。
【0080】 好ましいR2は、水素またはC1−C3アルキルであり、より好ましくはメチル である。好ましいR3は、C1−C4カルボン酸基またはC1−C4スルホネート基 、またはC1−C3アルキルであり、より好ましくはメチルである。好ましいR4 は、(CH2nであり、nは1から10、好ましくは1から6、より好ましくは
1から3の整数である。
【0081】 ベタイン/スルホベタインの共通ないくつかの例は、参照により本明細書に組
み込まれる米国特許第2,082,275号、第2,702,279号および第
2,255,082号に記載されている。
【0082】 特に好適なアルキルジメチルベタインの例には、ココナッツジメチルベタイン
、ラウリルジメチルベタイン、デシルジメチルベタイン、2−(N−デシル−N
,N−ジメチルアンモニア)アセテート、2−(N―ココ N,N−ジメチルア
ンモニオ)アセテート、ミリスチルジメチルベタイン、パルミチルジメチルベタ
イン、セチルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタインがある。例えば、
ココナッツジメチルベタインは、Amonyl 265(商品名)の商標でSe
ppicから市販されている。ラウリルベタインは、Empigen BB/L
(商品名)の商標でAlbright&Wilsonから市販されている。
【0083】 アミドベタインの例には、ココアミドエチルベタイン、ココアミドプロピルベ
タインまたはC10−C14脂肪族アシルアミドプロピレン(ヒドロプロピレン
)スルホベタインがある。例えば、C10−C14脂肪族アシルアミドプロピレ
ン(ヒドロプロピレン)スルホベタインは、「Varion CAS(商品名)
sulfobetaine」の商標でSherex Companyから市販
されている。
【0084】 ベタインのさらなる例は、Mirataine H2C−HA(商品名)の商
標でRhone−Poulencから市販されているラウリル−イミノ−ジプロ
ピオネートである。
【0085】 本明細書における使用に好適なカチオン界面活性剤には、四級アンモニウム、
ホスホニウム、イミダゾリウムおよびスルホニウム化合物の誘導体がある。本明
細書における使用に好ましいカチオン界面活性剤は、四級アンモニウム化合物で
あって、窒素に結合している炭化水素基の1つまたは2つが、炭素数6から30
の、好ましくは炭素数10から25の、より好ましくは炭素数12から20の飽
和の直鎖または分岐状アルキル基であり、窒素に結合している他の炭化水素基(
すなわち、1つの炭化水素基が上述の長鎖炭化水素基である場合は3、2つの炭 化水素基が上述の長鎖炭化水素基である場合は2)が独立に、炭素数1から4の
、好ましくは炭素数1から3の、置換または未置換、直鎖または分岐状アルキル
鎖、より好ましくはメチル基であるような四級アンモニウム化合物である。本明
細書における使用に好適な好ましい四級アンモニウム化合物は、非塩素化物/非
ハロゲン四級アンモニウム化合物である。前記四級アンモニウム化合物に使用さ
れる対イオンは、いかなる一過硫酸塩とも互換性があり、メチルサルフェートま
たはメチルスルホネートなどの群から選択される。
【0086】 ミリスチルトリメチルサルフェート、セチルトリメチルサルフェートおよび/
またはタロートリメチルサルフェートなどのトリメチル四級アンモニウム化合物
は、本発明の組成物に使用するのに特に好ましい。このようなトリメチル四級ア
ンモニウム化合物は、Hoechstから、またはEMPIGEN CM(商品
名)の商標でAlbright&Wilsonから市販されている。
【0087】 非イオン性界面活性剤のうちで、アルコキシ化非イオン性界面活性剤および特
にエトキシ化非イオン性界面活性剤が本明細書における使用に好適である。キャ
ップされたアルコキシ化非イオン性界面活性剤は一過硫酸塩に対する安定性が改
善されているので、本明細書における使用に特に好適である。
【0088】 本明細書における使用に好適なキャップされたアルコキシ化非イオン性界面活
性剤は、以下の式により、 R1(O−CH2−CH2n−(OR2m−O−R3 上式において、R1は、C8−C24直鎖または分岐状アルキルまたはアルケニル基
、アリール基、アルカリール基であり、好ましくは、R1は、C8−C18アルキル
またはアルケニル基であり、より好ましくはC10−C15アルキルまたはアルケニ
ル基であり、さらに好ましくはC10−C15アルキル基であり; R2は、C1−C10直鎖または分岐状アルキル基、好ましくはC2−C10直鎖また は分岐状アルキル基であり; R3は、C1−C10アルキルまたはアルケニル基、好ましくはC1−C5アルキル基
、より好ましくはメチルであり; nおよびmは、独立に、1から20の、好ましくは1から10の、より好ましく
は1から5の範囲の整数であり;またはその混合物である。
【0089】 これらの界面活性剤は、Plurafac(商品名)の商標でBASFから、
Genapol(商品名)の商標でHOECHSTから、Symperonic
(商品名)の商標でICIから市販されている。上記の式で表される好ましいキ
ャップされた非イオン性アルコキシ化界面活性剤は、Genapol(商品名)
L2.5 NRの商標でHoechstから、Plurafac(商品名)の
商標でBASFから市販されているものである。
【0090】 キレート剤 本発明の組成物は、好ましい任意成分としてキレート剤を含んでもよい。好適
なキレート剤は当業者に公知のもののいずれでもよく、ホスホネートキレート剤
、アミノカルボキシレートキレート剤、他のカルボキシレートキレート剤、多官
能置換芳香族キレート剤、エチレンジアミンN,N’−二コハク酸またはそれら
の混合物を含んでなる群から選択されるものなどである。
【0091】 キレート剤の存在は、組成物の化学的安定性をさらに向上させるのに寄与する
。キレート剤は、本明細書における組成物のイオン強度を増加させ、したがって
さまざまな表面に対する染みの除去および漂白性能を向上させるので、本発明の
組成物に含まれるのが望ましい。
【0092】 本明細書における使用に好適なホスホネートキレート剤には、アルキル金属エ
タン1−ヒドロキシジホスホネート(HEDP)、アルキレンポリ(アルキレン
ホスホネート)ならびにアミノアミノトリ(メチレンリン酸)(ATMP)、ニ
トリロトリメチレンホスホネート(NTP)、エチレンジアミンテトラメチレン
ホスホネートおよびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネート(DTP
MP)を含むアミノホスホネート化合物がある。前記ホスホネート化合物は、そ
の酸官能性のいくつかまたは全てに基づき、その酸の形態または異なるカチオン
の塩としてのいずれかで存在してもいい。本明細書において使用されるべき好ま
しいホスホネートキレート剤は、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネ
ート(DTPMP)およびエタン1−ヒドロキシジホスホネート(HEDP)で
ある。これらのホスホネートキレート剤は、DEQUEST(商品名)の商標で
Monsantoから市販されている。
【0093】 多官能置換芳香族キレート剤も本明細書における組成物に有用である。197
4年5月21日にConnor他に発行された米国特許第3,812,044号
を参照されたい。酸の形態でのこの種類の好ましい化合物は、1,2−ジヒドロ
キシ−3,5−ジスルホベンゼンなどのジヒドロキシジスルホベンゼンである。
【0094】 本明細書における使用に好ましい生分解性キレート剤は、エチレンジアミンN
,N’−二コハク酸、またはそのアルカリ金属、アルカリ土類、アンモニウムま
たは置換アンモニウム塩またはそれらの混合物である。エチレンジアミンN,N
’−二コハク酸、特に(S、S)異性体は、1987年11月3日にHartm
anおよびPerkinsに発行された米国特許第4,704,233号に広範
囲に記載されてきた。エチレンジアミンN,N’−二コハク酸は、例えば、ED
DS(商品名)の商標でPalmer Research Laborator
iesから市販されている。
【0095】 本明細書に使用されるべき好適なアミノカルボキシレートには、エチレンジア
ミンテトラアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、ジエチレント
リアミンペンタアセテート(DTPA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ントリアセテート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオ
ネート、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテート、エタノールジグリシン、
プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)およびメチルグリシン二酢酸(MGDA
)があり、いずれもその酸の形態またはそのアルカリ金属、アンモニウムおよび
置換アンモニウム塩の形態である。本明細書において使用される特に好適なアミ
ノカルボキシレートは、ジエチレントリアミン五酢酸、例えばTrilon F
S(商品名)の商標でBASFから市販されているプロピレンジアミン四酢酸(
PDTA)およびメチルグリシン二酢酸(MGDA)である。
【0096】 本明細書において使用されるさらなるカルボキシレートキレート剤には、サリ
チル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、マロン酸およびそれらの混
合物がある。
【0097】 本明細書に使用される他のキレート剤は以下の式で表され、
【0098】
【化5】
【0099】 R1,R2,R3およびR4は独立に、−H、アルキル、アルコキシ、アリール、ア
リーロキシ、―Cl、―Br、−NO2、−C(O)R’および−SO2R’’か
ら成る群から選択され、R’は、−H、−OH、アルキル、アルコキシ、アリー
ルおよびアリーロキシからなる群から選択され;R’’は、アルキル、アルコキ
シ、アリールおよびアリーロキシからなる群から選択され;R5,R6,R7およ びR8は、独立に、−Hおよびアルキルからなる群から選択される。
【0100】 本明細書において使用されるべき特に好ましいキレート剤は、アミノアミノト
リ(メチレンリン酸)、ジエチレントリアミノ五酢酸、ジエチレントリアミンペ
ンタメチレンホスホネート、1−ヒドロキシエタンジホスホネート、エチレンジ
アミンN,N’−二コハク酸およびそれらの混合物である。
【0101】 典型的には、本発明による組成物は、組成物の全重量の5%までの、好ましく
は0.01重量%から1.5重量%の、より好ましくは0.01%から0.5%
のキレート剤またはその混合物を含んでなる。
【0102】 ラジカルスカベンジャー 本発明の組成物は、ラジカルスカベンジャーまたはその混合物を含んでもよい
【0103】 本明細書における使用に好適なラジカルスカベンジャーには、公知の置換モノ
およびジヒドロキシベンゼンおよびその類似体、アルキルおよびアリールカルボ
キシレートおよびその混合物がある。本明細書における使用に好ましいそのよう
なラジカルスカベンジャーには、ジ−tert−ブチルヒドロキシトルエン(B
HT)、ヒドロキノン、ジ−tert−ブチルヒドロキノン、モノ−tert−
ブチルヒドロキノン、tert−ブチルヒドロキシアニソール、安息香酸、トル
イル酸、カテコール、t−ブチルカテコール、ベンジルアミン、1,1,3−ト
リス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、没食子
酸n―プロピルまたはこれらの混合物であり、非常に好ましいのはジ−tert
−ブチルヒドロキシトルエンである。没食子酸n―プロピルなどのラジカルスカ
ベンジャーは、Nipanox S1(商品名)の商標でNipa Labor
atoriesから市販されている。
【0104】 使用される場合、ラジカルスカベンジャーは、本明細書において典型的には、
組成物全体に対して10重量%まで、好ましくは0.001重量%から0.5重
量%の量で存在する。
【0105】 ラジカルスカベンジャーの存在は、本発明の漂白組成物の化学的安定性ならび
に本発明の組成物の安全プロフィールに寄与する可能性がある。
【0106】 抑泡剤 本発明による組成物は、さらに、2−アルキルアルカノールまたはその混合物
などの抑泡剤を好ましい任意成分として含んでもよい。6から16の、好ましく
は8から12の炭素原子を含んでなるアルキル鎖および末端ヒドロキシ基を有し
、前記アルキル鎖がα位で1から10の、好ましくは2から8の、より好ましく
は3から6の炭素原子を含んでなるアルキル鎖で置換されているような2−アル
キルアルカノールが、本発明に使用するのに特に好適である。このような好適な
化合物は、例えば、Isofol(商品名)12(2−ブチルオクタノール)ま
たはIsofol(商品名)16(2−ヘキシルデカノール)などのIsofo
l(商品名)シリーズで市販されている。
【0107】 他の抑泡剤には、約8から約24の、好ましくは約10から約20の炭素原子
を含む脂肪酸のアルカリ金属塩(例えば、ナトリウムまたはカリウム)すまたは
その石鹸である。
【0108】 石鹸をつくるのに使用されるものを含む脂肪酸は、例えば植物または動物から
誘導したグリセリド(例えば、パーム油、ココナッツ油、ババス油、大豆油、ヒ
マシ油、タロー、鯨油、魚油、タロー、グリース、ラードおよびこれらの混合物
)などの天然の源から得ることができる。前記脂肪酸は、合成により調製するこ
ともできる(例えば、石油ストックの酸化またはフィッシャー‐トロプシュ法に
よる)。アルカリ金属石鹸は、油脂の直接鹸化または別の製造工程で調製された
遊離脂肪酸の中和によりつくることができる。ココナッツ油およびタローから誘
導された脂肪酸の混合物のナトリウムおよびカリウム塩、すなわちナトリウムお
よびカリウムタローおよびココナッツ石鹸が特に有用である。「タロー」という
用語は、本明細書において、典型的には2.5% C14、29% C16、2
3% C18、2% パルミトレイン、41.5% オレインおよび3% リノ
ール(列挙した最初の3つの脂肪酸は飽和している)というおおよその炭素鎖長
分布を有する脂肪酸混合物に関連している。さまざまな動物性タローおよびラー
ドから誘導された脂肪酸などの類似の分布を有する他の混合物も、タローという
用語に含まれる。タローは、硬化して(すなわち、水素化して)不飽和脂肪酸部
分の一部または全てを飽和脂肪酸部分に変換できる。「ココナッツ」という用語
が本明細書において使用されるとき、それは、典型的には8% C8、7% C
10、48% C12、17% C14、9% C16、2% C18、7%
オレインおよび2% リノール(列挙した最初の6つの脂肪酸は飽和している)
というおおよその炭素鎖長分布を有する脂肪酸混合物のことである。パーム核油
およびババス油など類似の炭素鎖長分布を有する他の源もココナッツ油という用
語に含まれる。
【0109】 他の好適な抑泡剤は、シリコーンおよびシリカシリコーン混合物により例示さ
れる。シリコーンは、アルキル化ポリシロキサン材料により一般的に表すことが
できる一方で、シリカは、シリカエーロゲルおよびキセロゲルならびにさまざま
な種類の疎水性シリカにより例示される微細に分割された形態で使用される。こ
れらの物質は粒子として混合でき、前記抑泡剤が、水溶性または水に分散可能な
、実質的に非界面活性な洗剤不浸透キャリアーに、好都合には放出可能に取り入
れられている。または、抑泡剤は、液体キャリアーに溶解または分散し、噴霧に
より1つまたは複数の他の成分上へ塗布することもできる。
【0110】 好ましいシリコーン抑泡剤は、Bartollota他の米国特許第3,93
3,672号に開示されている。他の特に好ましい抑泡剤は、1977年4月2
8日に発行された独国特許出願DTOS 2 646 126号に記載されてい
る自己乳化性シリコーン抑泡剤である。そのような化合物の例は、シロキサン−
グリコールコポリマーである、Dow Corningから市販のDC−544
である。
【0111】 特に好ましいシリコーン抑泡剤は、同時係属欧州特許出願N°9220164
9.8.に記載されている。前記組成物は、AerosilRなどの非多孔性フ ュームシリカと組み合わされたシリコーン/シリカ混合物を含んでなる。
【0112】 特に好ましい抑泡剤は、シリコーン油および2−アルキル−アルカノールの混
合物を含んでなる抑泡剤系である。
【0113】 典型的には、本明細書における組成物は、組成物全体の重量の4%までの、好
ましくは0.1%から1.5%の、最も好ましくは0.1%から0.8%の抑泡
剤またはその混合物を含んでもよい。
【0114】 表面を処理する方法 本発明において、耐紫外線容器に包装された本発明の液体水性組成物は、処理
する表面に接触される必要がある。
【0115】 「表面」とは、本明細書においていかなる無生物表面をも意味する。これらの
無生物表面には、台所、浴室などの典型的には家の中に見出される硬質表面、ま
たは、例えばタイル、壁、床、クロム、ガラス、滑らかなビニール、プラスティ
ック、可塑化木材、テーブルトップ、シンク、調理具の上面、皿、シンク、シャ
ワー、シャワーカーテン、手洗器、トイレなどの衛生器具などの車の内装に見出
される硬質表面ならびに服、カーテン、掛け布、寝具用リネン、浴室用リネン、
テーブルクロス、寝袋、テント、詰め物入り家具などを含む布帛およびカーペッ
トがあるが、これらに限定されない。無生物表面は、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、
自動乾燥機、オーブン、電子レンジ、皿洗い機などを含むが、これらに限定され
ない家電製品も含む。
【0116】 「表面を処理する」とは、本発明の組成物が一過硫酸塩および任意にケトン、
アルデヒドまたはハロゲン化物活性剤化合物またはそれらの混合物を主成分とす
る漂白系を含んでなるので、前記表面を漂白および/または殺菌することを本明
細書において意味し、前記組成物が界面活性剤または他の従来の洗浄剤を含んで
なる可能性があるので任意に洗浄を意味する。
【0117】 したがって、本発明は、無生物表面として、布帛を処理、特に漂白する方法を
含包する。このような方法において、耐紫外線容器に包装される本発明による組
成物は、処理する布帛と接触される。
【0118】 これは、本明細書において定義される液体漂白組成物が、布帛がすすがれ、ま
たは洗浄されてすすがれる前に、原液のまま前記布帛上につけられる、いわゆる
「前処理モード」において、または、本明細書において定義される液体漂白組成
物がまず水性浴中で希釈され、布帛がすすがれる前に前記浴中に浸されつけられ
る「浸しモード」、または、本明細書において定義される液体漂白組成物が、典
型的な洗濯洗剤の溶解または分散により形成した洗浄液に加えられる「洗浄モー
ド中」のいずれかにおいて実施することができる。どのケースにおいても、前記
組成物に布帛が接触した後で布帛がすすがれ、その後前記組成物が完全に乾燥さ
れることが必須である。
【0119】 本発明による、表面、特に布帛を漂白する方法は、効果的な白色性能ならびに
効果的な染み除去性能を発揮する。
【0120】 本発明による組成物は、好ましくは、液体形態で布帛に接触される。実際、「
液体形態で」とは、本明細書において、原液または希釈した形態での本発明によ
る液体組成物自体を意味する。
【0121】 本発明による組成物は、典型的には、希釈した形態で洗濯操作に用いられる。
「希釈した形態で」とは、本明細書において、本発明による布帛漂白用組成物が
、使用者により好ましくは水で希釈されることを意味する。そのような希釈は、
手洗い用途ならびに洗濯機などの他の手段において起こる。前記組成物は、50
0倍まで、好ましくは5から200倍まで、より好ましくは10から80倍まで
希釈できる。
【0122】 より具体的には、本発明による布帛漂白方法は、まず前記布帛を、耐紫外線容
器に包装された希釈形態の本発明による漂白組成物に接触させる工程、次いで前
記布帛を漂白するに充分な時間、典型的には1から60分、好ましくは5から3
0分、前記布帛を前記組成物に接触させた状態に保つ工程、次いで前記布帛を水
ですすぐ工程を含んでなる。前記布帛を洗うべき場合、すなわち少なくとも1つ の界面活性剤を含んでなる従来の組成物により洗うべきである場合、前記布帛を
本発明による漂白組成物および前記洗剤組成物に同時に接触させることにより、
前記洗浄を前記布帛の漂白と同時に行ってもよいし、前記布帛が漂白される前ま
たは後に前記洗浄を行ってもよい。したがって、本発明による前記方法は、布帛
の漂白を可能にし、同時に前記布帛を前記漂白組成物に接触させる工程の前およ
び/または前記布帛を前記漂白組成物に接触させている工程中および/または前
記布帛を前記漂白組成物に接触させている工程の後ですすぎ工程の前および/ま
たはすすぎ工程の後で、任意に、少なくとも1つの界面活性剤を含んでなる洗剤 組成物での布帛の洗浄を可能にする。
【0123】 本発明の他の実施様態において、布帛を漂白する方法は、布帛を、耐紫外線容
器に包装された本発明による原液形態の液体漂白組成物に接触させる工程、前記
布帛を漂白するに充分な時間、典型的には5秒から30分、好ましくは1分から
10分、前記布帛を前記漂白組成物に接触させた状態に保つ工程、次いで前記布
帛を水ですすぐ工程を含んでなる。前記布帛を洗うべき場合、すなわち少なくと
も1つの界面活性剤を含んでなる従来の組成物により洗うべきである場合、前記 洗浄を前記布帛が漂白される前または後に行ってもよい。好都合には、本発明は
、色および布帛自体に安全であると同時に、漂白剤含有組成物を布帛に原液で用
いることに対する昔からの先入観にもかかわらず、原液のまま布帛につけて漂白
できる液体漂白組成物を提供する。
【0124】 または、上述のような原液漂白方法(前処理剤塗布)のあとで、水によるすす
ぎ工程および/または液体または粉末の従来洗剤による従来の洗浄工程を行う代
わりに、漂白前処理操作の後で、上述のような希釈漂白方法をバケツ(手洗い操
作)または洗濯機中で行ってもよい。
【0125】 前記布帛が従来の洗濯洗剤組成物により洗浄させた後に本明細書の漂白方法を
行うことが好ましい。実際、前記布帛を洗剤組成物で洗浄した後に、前記布帛を
本発明による組成物(典型的には希釈漂白方法)で漂白すると、前記布帛をまず
漂白し次いで洗浄した場合よりも、優れた白さおよび染みの除去がより少ないエ
ネルギーと洗剤で提供される。
【0126】 他の実施様態において、本発明は、無生物表面として硬質表面を処理する方法
をも含包する。そのような方法において、耐紫外線容器に包装された本明細書に
定義された組成物は、処理する表面に接触する。したがって、本発明は、本明細
書に定義された組成物で硬質表面を処理する方法をも含包し、前記方法は前記組
成物を前記硬質表面、好ましくはその汚れた部分のみにつける工程および任意に
前記硬質表面をすすぐ工程を含んでなる。
【0127】 本発明による硬質表面を処理する方法において、本明細書に定義された組成物
は、原液のままでも、典型的にはその重量の200倍までの水、好ましくはその
重量の80から2倍の水、より好ましくは60から2倍の水で希釈した形態で、
処理される表面につけてもよい。
【0128】 硬質表面漂白/殺菌組成物として使用される場合、本発明の組成物はすすぎが
容易であり、処理された表面に良好な輝き特性を与える。
【0129】 「硬質表面」とは、上述の硬質表面ならびに食器類であると理解される。
【0130】
【実施例】
以下の液体過硫酸塩組成物は、列記された成分を列記された割合で混合するこ
とによりつくられた(他に断りのない限り重量%)。
【0131】
【表1】 組成物(重量%) I II III IV V Akyposoft 100 NV(商品名) 0.5 0.5 - 0.3 0.4 Curox(商品名) 6 4 4 4.3 10 トリフルオロメチルフェニルケトン 0.5 - - 0.3 - アセトアセトン - 0.4 - - 0.4 HEDP 0.1 0.05 0.16 0.1 - BHT 0.05 - - - 0.1 没食子酸プロピル - 0.1 - 0.05 - NaCl - - 0.1 0.5 - NaBr - - - - 1.0 水および微量成分 100%まで 右記pHまでのアルカリ性化剤 2 2.5 4 4 1.5
【0132】
【表2】 組成物(重量%) VI VII VIII IX X XI Akyposoft 100 NV(商品名) 0.5 0.5 0.5 0.2 0.2 - Curox(商品名) 5 7 10 10 6 9.5 アセチルアセトン 0.5 0.5 0.5 - - - N,N−ジメチル−4 −オキソピペリジニウム ニトレート - - - 0.5 0.5 - 没食子酸プロピル 0.05 0.05 0.1 0.1 0.05 - 水および微量成分 100%まで pH 2 1.8 1.5 1.5 2 2
【0133】
【表3】 組成物(重量%) XII XIII XIV XV XVI XVII Akyposoft 100 NV(商品名) 0.5 0.5 0.5 0.2 0.2 0.2 Curox(商品名) 5 7 10 10 6 9.5 シクロヘキサノン 0.5 - 0.5 0.5 - - N,N−ジメチル−3 - 0.5 - - 0.5 - −オキソピペリジニウムニトレート 没食子酸プロピル 0.05 0.05 0.1 0.1 0.05 0.1 水および微量成分 100%まで pH 2 1.8 1.5 1.5 2 2
【0134】
【表4】 組成物 XVIII XIX XX XXI XXII XXIII (重量%) Witoconate 5 5 5 5 5 - NAS 8 (40%活性)(商品名) Curox(商品名) 9.5 9.5 9.5 9.5 9.5 9.5 N,N−ジメチル−4 0.5 1 0.1 0.5 0.5 - −オキソピペリジニウム トリフレート HEDP 0.1 0.2 0.1 - - 0.1 BHT 0.05 0.05 0.1 0.1 0.05 0.05 水および微量成分 100%まで pH 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5
【0135】
【表5】 組成物 XVIV XXV (重量%) Witoconate 5 5 NAS 8 (40%活性)(商品名) Curox(商品名) 9.5 9.5 シクロヘプタノン 0.5 0.5 HEDP - 0.1 BHT - 0.05 水および微量成分 100%まで pH 1.5 1.5
【0136】 Akyposoft 100 NV(商品名)は、Kao Chemicala
Gmbhから市販されているC12−C14アルキル(エトキシ)10カルボ
キシレート(EO10)である。 Witkonate NAS 8(商品名)は、Witco ASから市販のC
8アルキルスルホネートである。 BHTは、ジ−tertブチルヒドロキシトルエンである。 HEDPは、serieDequest(商品名)の名前でMonsantoか
ら市販されているエタン1−ヒドロキシジホスホネートである。 シクロヘプタノンはAldrichから市販されている。 Curox(商品名)は、Interoxから市販の一過硫酸カリウム、硫酸カ
リウムおよび重硫酸カリウムの三重塩である。
【0137】 上記の組成物は全て、耐紫外線容器、例えば、イタリアで市販されているAc
e Candeggina(商品名)のような白色不透明熱可塑性ボトルに包装
されていた。これらの組成物は、組成物のエージング時でも、例えば20℃で1
2ヶ月保存した後に使用された場合でも、布帛を漂白するためまたは硬質表面を
処理するために使用される場合、原液条件および特に希釈条件下の両方で、卓越
した漂白性能ならびに良好な染み除去性能を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 スパドーニ,ルカ イタリア国00149、ローマ、ヴィア、サン トッレ、サンタローザ 30 (72)発明者 マソッティ,バレンティーナ イタリア国40033、カサレッチオ、ディ、 レーノ、ヴィア、ペルティーニ 5 (72)発明者 リッツォ,レンツォ イタリア国00136、ローマ、ヴィア、アル フレッド、フスコ 119 Fターム(参考) 4H003 AB21 BA12 BA21 DA01 DA04 DA05 DA10 DA15 DA17 EA19 EB03 EB24 EB27 ED02 EE05 FA16 FA28 FA43

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.6から7のpHを有し一過硫酸塩ならびに任意にアルデ
    ヒド活性剤化合物、ケトン活性剤化合物、ハロゲン化物活性剤化合物およびそれ
    らの混合物から成る群から選択される漂白活性剤を含んでなる液体水性組成物で
    あって、耐紫外線容器に包装された液体水性組成物。
  2. 【請求項2】 前記組成物が、組成物全体重量に対して0.01%から50
    %の、好ましくは0.5%から20%の、より好ましくは1%から15%の、最
    も好ましくは2%から10%の前記一過硫酸塩またはその混合物を含んでなる、
    請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記一過硫酸塩が、一過硫酸ナトリウムおよび/または一過
    硫酸カリウムである、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記組成物が、組成物全体重量に対して0.01%から10
    %の、好ましくは0.05%から5%、より好ましくは0.1%から2%、最も
    好ましくは0.2%から1.5%の前記ケトン、アルデヒドおよび/またはハロ
    ゲン化物活性剤化合物を含んでなる、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    組成物。
  5. 【請求項5】 前記漂白活性剤が、オキソピペリジニウム塩、アンモニウム
    アセトフェノン塩、アセトアセトン、2,3−ヘキサンジオン、トリメチルアン
    モニオアセトンニトレート、5−ジエチルベンジルアンモニオ2−ペンタノンニ
    トレート、5−ジエチルメチルアンモニオ2−ペンタノンニトレート、メチルピ
    ルベート、ジエチルケトマロネート、3−ヒドロキシ−2−ブタノン、アセトー
    ル、ヘキサクロロアセトン、2,5−ヘキサンジオン、フェニルアセトン、エチ
    ルレブリネート、3−ヒドロキシ−2−ペンタノン、アセトン、3−ペンテン−
    2−オン、メチルエチルケトン、4−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタノン、
    3−ペンタノン、2−ヘプタノン、ヒドロキシキノリン、4−アセチル−1−メ
    チルピリジニウムニトレート、ジ−2−ピリジルケトンN―オキシド、2−アセ
    チルキノキサリン、2−アセチル−3−メチルキノキサリンオキサリン、ジ−2
    −ピリジルケトン、6−アセチル−1,2,4−トリメチルキノリニウムニトレ
    ート、8−ヒドロキシキノリンN−オキシド、メチルフェニルグリオキサレート
    、N−メチル−p−モルホリノアセトフェノンメチルサルフェート、3−アセチ
    ルピリジンN―オキシド、p−ニトロアセトフェノン、m−ニトロアセトフェノ
    ン、ナトリウムp−アセチルベンゼンスルホネート、p−アセチルベンゾニトリ
    ル、3,5−ジニトロアセトフェノン、4−トリメチルアンモニオアセトフェノ
    ンニトレート、4−メトキシ−3−ニトロアセトフェノン、p−クロロアセトフ
    ェノン、p−ジアセチルベンゼン、N―メチル−p−モルホリノアセトフェノン
    ニトレート、フェナシルトリフェニルホスホニウムニトレート、2−アセチルピ
    リジン、2−アセチルピリジンN−オキシド、3−アセチルピリジン、4−アセ
    チルピリジン、4−アセチルピリジンN―オキシド、2,6−ジアセチルピリジ
    ン、3−アセチルピリジンN−オキシド、トリアセチルベンゼン、シクロヘキサ
    ノン、2−メチルシクロヘキサノン、2,6−ジメチルシクロヘキサノン、3−
    メチルシクロヘキサノン、4−エチルシクロヘキサノン、4−t−ブチルシクロ
    ヘキサノン、4,4−ジメチルシクロヘキサノン、メチル4−オキソ−シクロヘ
    キサノンカルボキシレート、ナトリウム4−オキソ−シクロヘキサノンカルボキ
    シレート、2−トリメチルアンモニオシクロヘキサノンニトレート、4−トリメ
    チルアンモニオシクロヘキサノンニトレート、3オキソ−シクロヘキシル酢酸、
    シクロヘプタノン、1,4−シクロヘキサジオン、デヒドロ塩素酸、トロピノン
    メトニトレート、N―メチル−3−オキソキヌクリジニウムニトレート、シクロ
    オクタノン、シクロペンタノン、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリド
    ン水和物、1−メチル−4―ピペリドンN−オキシド、N―カルボエトキシ4−
    ピペリドン、テトラヒドロチオピラン−4−オンメトニトレート、テトラヒドロ
    チオピラン−4−オンS,S−ジオキシド、テトラヒドロチオピラン−3−オン
    S,S−ジオキシド、4−オキサシクロヘキサノンまたはこれらの混合物である
    、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記漂白活性剤が以下の式を有するオキソピペリジニウム塩
    であって、 【化1】 上式において、カルボニル基>C=Oはオキソピペリジニウムの2,3または4
    位のいずれかにあり;R1およびR2はそれぞれ独立に1から20の炭素原子を
    有する置換または未置換の炭化水素鎖、好ましくは、1から20の炭素原子、好
    ましくは1から12の炭素原子を含む置換または未置換のアルキルまたはアルケ
    ニルまたはアルキニル基、または6から12の原子を含む置換または未置換アリ
    ール基、またはアリール基が6から12の炭素原子を含むC1−C20アルキル
    アリール基であり;X-はいかなる陰イオンでもよく、例えばトリフラート、ト シラート、メシレート、ニトレートであり、トリフラート、メシレート、トシラ
    ートがより好ましく、トリフラートが最も好ましく、オキソピペリジニウム環は
    、2,3,5または6位において上記のR1またはR2に対して定義された置換
    基の1つまたは複数またはハロゲン原子により一置換または多置換されていても よいオキソピペラジニウム塩および/または以下の式によるアンモニウムアセト
    フェノン塩であり、 【化2】 上式において、アンモニウム基は、2位、3位または4位にあり;R1、R2、
    およびR3は、それぞれ独立に、1から20の炭素原子を有する置換または未置
    換の炭化水素基、好ましくは、1から20の、好ましくは1から12の炭素原子
    を含む置換または未置換のアルキルまたはアルケニルまたはアルキニル基、また
    は6から10の原子を含む置換または未置換のアリール基またはアリール基が6
    から10の炭素原子を含むC1−C20アルキルアリール基であり;R4は1か
    ら20の炭素原子、好ましくは1から12の炭素原子を有する置換または未置換
    のハロゲン化アルキル基であり、より好ましくはメチルまたはトリフルオロメチ
    ルまたはトリクロロメチルまたはトリブロモメチルであり;X-はいかなる陰イ オンでもよく、例えばトリフラート、トシラート、メシレート、ニトレートであ
    り、ベンゼン環は2,3および/または4位において上記のR1、R2またはR
    3に対して定義された置換基の1つまたは複数またはハロゲン原子により置換さ れてもよいアンモニウムアセトフェノン塩である、上記の請求項のいずれかに記
    載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記漂白活性剤が、1,1−ジメチル−3−オキソピペリジ
    ニウムニトレート、1,1−ジメチル−4−オキソピペリジニウムトリフラート
    、1,1−ジメチル−3−オキソピペリジニウムトリフラート、1,1−ジメチ
    ル−4−オキソピペリジニウムニトレート、1−ベンジル−4−ピペリドンメト
    ニトレート、1−t−ブチル−1−メチル−4−オキソピペリジニウムニトレー
    ト、1―(4−ドデシルベンジル)1−メチル−4−オキソピペリジニウムクロ
    ライド、3−(N―メチル−4−オキソピペリジニウム)−プロパンスルホネー
    ト、1−アリル−1−メチル−4−オキソピペリジニウムクロライド、1−メチ
    ル―1−(1―ナフチル−メチル)−4−オキソピペリジニウムクロライド、1
    −メチル−1−ペンタメチルベンジル−4−オキソピペリジニウムクロライド、
    N,N’−ジメチル− N,N’−フェニレンジメチレン−ビス(4−オキソピ ペリジニウムニトレート)、1−ベンジル−1−メチル−4−オキソピペリジニ
    ウムトリフラート、1−ベンジル−1−メチル−3−オキソピペリジニウムトリ
    フラート、1−ベンジル−1−メチル−4−オキソピペリジニウムニトレート、
    1−ドデシル−1−メチル−4−オキソピペリジニウムニトレート、1−オクチ
    ル−1−メチル−4−オキソピペリジニウムニトレート、1−ノニル−1−メチ
    ル−4−オキソピペリジニウムニトレート、4−トリメチルアンモニウムアセト
    フェノンニトレート、2−トリメチルアンモニウムアセトフェノンニトレート、
    4−トリエチルアンモニウムアセトフェノンメシレート、3−トリメチルアンモ
    ニウムアセトフェノンメシレート、3ハロゲン化メチルフェニルケトンまたはそ
    れらの混合物である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記組成物が、0.6から6、より好ましくは0.8から4
    、さらに好ましくは1から3、最も好ましくは1から2の範囲のpHを有する、
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記組成物が、典型的には、組成物全体の重量の5%まで、
    好ましくは0.01%から1.5%のキレート剤またはその混合物をさらに含ん
    でなる、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 前記キレート剤が、ホスホネートキレート剤、アミノカル
    ボキシレートキレート剤、他のカルボキシレートキレート剤、多官能置換芳香族
    キレート剤、エチレンジアミンN,N’−二コハク酸またはそれらの混合物、よ
    り好ましくは、アミノアミノトリ(メチレンリン酸)、ジエチレントリアミノ五
    酢酸、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネート、1−ヒドロキシエタ
    ンジホスホネート、エチレンジアミンN,N’−二コハク酸およびそれらの混合
    物である、請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 前記組成物が、組成物全体の重量の10%まで、好ましく
    は重量で0.001%から0.5%のラジカルスカベンジャーまたはその混合物
    をさらに含んでなり、前記ラジカルスカベンジャーが、好ましくは、ジ−ter
    t−ブチルヒドロキシトルエン、ヒドロキノン、ジ−tert−ブチルヒドロキ
    ノン、モノ−tert−ブチルヒドロキノン、tert−ブチルヒドロキシアニ
    ソール、安息香酸、トルイル酸、カテコール、t−ブチルカテコール、ベンジル
    アミン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフ
    ェニル)ブタンおよび/または没食子酸n―プロピルである、請求項1ないし1
    0のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 前記組成物が、ビルダー、界面活性剤、酸化防止剤、安定
    剤、汚れ懸濁剤、ポリマー性汚れ放出剤、触媒、転染剤、溶媒、抑泡剤、増白剤
    、香料、染料、顔料およびこれらの混合物から成る群から選択される少なくとも
    1つの任意成分をさらに含んでなる、請求項1ないし11のいずれか1項に記載
    の組成物。
  13. 【請求項13】 前記容器が、50%未満の、好ましくは30%未満の、よ
    り好ましくは10%未満の、さらにより好ましくは5%未満の、最も好ましくは
    0%の紫外線(400nmから200nmの波長)透過率を有し、好ましくは、
    70%未満、好ましくは50%未満、より好ましくは20%未満の可視光(70
    0nmから401nmの波長)透過率を有する、請求項1ないし12のいずれか
    1項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記容器が、典型的には容器の重量の0.01%から30
    %、好ましくは0.1%から15%のレベルで紫外線安定剤またはその混合物を
    含んでなる熱可塑性樹脂からできているボトルである、請求項1ないし13のい
    ずれか1項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 布帛を漂白する方法であって、 前記布帛を、耐紫外線容器に包装された上記の請求項のいずれかによる漂白組成
    物と、希釈形態または原液形態で接触させる工程、 前記布帛を漂白するに充分な時間、前記布帛を前記漂白組成物と接触させた状態
    に保つ工程、 次いで前記布帛を水ですすぐ工程 を含んでなる方法。
  16. 【請求項16】 前記組成物が、その重量の500倍まで、好ましくは5か
    ら200倍、より好ましくは10から80倍の希釈レベルで、水により希釈され
    る、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記布帛を前記漂白組成物に接触させる工程の前および/
    または前記布帛を希釈形態の前記漂白組成物に接触させる工程中および/または
    前記布帛を漂白組成物に接触させる工程の後ですすぎ工程の前および/またはす
    すぎ工程の後に、前記布帛が、少なくとも1つの界面活性剤を含んでなる洗剤組
    成物により洗浄される、請求項15または16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記方法が、前記組成物を原液の形態または希釈形態で硬
    質表面につける工程および任意に前記硬質表面をすすぐ工程を含んでなる、請求
    項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物で前記硬質表面を処理する方法。
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