JP2001521709A - 電力増幅器およびその方法 - Google Patents

電力増幅器およびその方法

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Abstract

(57)【要約】 電力増幅器回路を提供し、この回路は、入力信号を受ける入力端子と、出力信号を供給する出力端子と、入力信号を増幅して出力信号を供給する少なくとも1つのトランジスタと、入力端子で受けた入力信号を制御する手段と、少なくとも選択した温度範囲において少なくとも1つのトランジスタの温度に実質上、追従する制御信号を発生する手段とを備える。入力信号を制御する手段は、入力信号を制御することにより、制御信号が所定のレベルを超えるのを防ぐ。このレベルは、少なくとも1つのトランジスタの指定された最大温度に等しいか、あるいは、これより下である少なくとも1つのトランジスタの所定の温度に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】 電力増幅器およびその方法 発明の技術分野 本発明は、電力増幅器回路であって、この回路内のコンポーネント温度を抑制 するため入力信号を制御するための手段を備えた電力増幅器回路に関するもので ある。本発明は、さらに、その温度を制御する方法にも関する。 関連技術の説明 AB級またはB級の電力増幅器の出力段は、通常、出力振幅/出力電力の最悪 のケースにおいて発生する最大電力消費に耐えるように設計されている。正弦波 に対しては、この最悪ケースの電力消費は、(π/2)Vccの出力振幅のときで あり、ここで、Vccは、電源電圧である。図1は、ラウドスピーカ13に接続し たB級増幅器10を示している。npnトランジスタ11のコレクタは、電源の +Vcc端子に接続し、このnpnトランジスタのエミッタは、pnpトランジス タ12のエミッタに接続し、このpnpトランジスタのコレクタは、電源の−Vcc 端子に接続している。これら2つのトランジスタのベースは、互いに接続して 入力端子を形成している。2つのトランジスタの各エミッタは、出力端子に接続 している。最大の出力振幅は、この電源電圧+Vccと−Vccにより制限される。 入力の駆動が高く増大すると、出力は、クリッピングにより歪むことになる。出 力電力は、出力スイングとラウドスピーカのインピーダンスとにより決まる。音 楽のようなあらゆる種類のオーディオ信号を扱わねばならない増幅器は、最悪ケ ースの電力損失で連続して駆動を受けることができねばならない。ほとんどの場 合、それらトランジスタのサイズとコストを決めるのは、この電力損失である。 電圧および電流の容量は、通常は、十分以上にある。 高出力コンポーネントのこれら問題並びに大きなヒートシンクを回避するため 、ある種のハイファイ増幅器において使用されている既知の方法は、出力での短 いピークのために電源電圧を高くすることである。これは、短い時間の間、出力 電力および電力損失が増大することを意味している。しかし、この時間は、出力 ト ランジスタのオーバーヒートを避けるのに十分なほど短く保たなければならない 。 電力増幅器の前段に配置したアッテネータを有するオーディオ増幅器は、国際 特許出願WO94/16493に開示されている。このアッテネータは、RMS 検出器と閾値検出器とにより制御される。この電力増幅器への入力信号は、これ が増幅された後にRMS電力容量を超えるときは、アッテネータが減衰させる。 上記のこの既知の電力増幅器回路は、かなり良く機能するものであるが、これ ら回路は、多くの欠点をもっている。 第1の欠点は、この従来技術の増幅器回路が、これら回路への電源の電位を変 化させることによりピーク信号の問題を扱うことである。この設計は、複雑な回 路と、電源からの少なくとも2つの電位の供給とを必要とする。したがって、こ の設計は、実施するのに費用がかかり、プリント回路板上の無視できない程度の スペースを必要とする。 第2の欠点は、国際特許出願WO94/16493に開示された電力増幅器に 関連するものであるが、これは、アッテネータを測定されたRMS入力信号に依 存する信号で制御することである。この設計は、電力増幅器の可能な電力容量を 最大限に使用せず、その理由は、これがRMS入力レベルではなく、電力増幅器 の最大の許容可能な温度により決まるからである。この問題により、その結果、 この増幅器は、ある一定の出力電力を扱うために過大な寸法にされることが必要 となる。この結果、かさばり、しかも高価な増幅器となってしまう。 概要 本発明の目的は、上述の問題を克服するか、あるいは軽減する電力増幅器回路 を提供することである。本発明のさらに別の目的は、電力増幅器回路内のトラン ジスタの温度を制御する方法を提供することである。 本発明により解決すべき問題は、従来技術の電力増幅器回路における実施に費 用がかかり、かつプリント回路板上の無視できないスペースを占有する複雑な回 路および電源からの少なくとも2つの電位の供給を使用することである。 本発明により解決するさらに別の問題は、従来技術の電力増幅器のパワー・ト ランジスタの電力容量が効率的に利用されていないことである。この問題は、結 果として従来技術の電力増幅器において、これら増幅器がある一定の出力電力を 扱うために過大な寸法になることを必要とする。結果として、かさばり、しかも 高価な増幅器となってしまう。 これら問題に対する解決法は、本発明による電力増幅器回路を提供することで あり、この電力増幅器回路は、入力信号を受けるための入力端子と、出力信号を 供給するための出力端子と、前記入力信号を増幅して前記出力信号を供給する少 なくとも1つのトランジスタと、前記入力端子で受けた前記入力信号を制御する 手段と、少なくとも選択した温度範囲において前記少なくとも1つのトランジス タの温度に実質上、追従する制御信号を発生する手段を備える。前記入力信号を 制御する手段は、前記入力信号を制御することにより、前記制御信号が所定のレ ベルを超えるのを防ぎ、前記レベルが前記少なくとも1つのトランジスタの指定 された最大温度に等しいか、あるいは、これより下である前記少なくとも1つの トランジスタの所定の温度に対応する。 本発明の別の形態によれば、入力信号を受けるための入力端子と、出力信号を 供給するための出力端子とを有する電力増幅器回路におけるトランジスタの温度 を制御する制御方法を提供する。前記方法は、前記トランジスタに供給される電 力を測定するステップと、少なくとも選択した温度範囲において、前記トランジ スタへの前記測定した供給される電力を使用することにより、前記トランジスタ の温度に実質上、追従する制御信号を発生するステップと、前記制御信号が所定 のレベルを超えるのを防ぐために前記入力信号を制御するステップであって、前 記レベルが前記トランジスタの指定された最大温度に等しいか、あるいは、これ より下である前記トランジスタの所定の温度に対応する前記のステップとから成 る。 このように、短いピークを有する入力信号のフルスイングを許容し、しかも入 力信号をその平均レベルが高過ぎるときにのみ抑制する。 本発明の目的は、パワー・トランジスタの電力容量を効率的に利用する電力増 幅器回路を提供することである。本発明の更なる目的は、実現が高価でなく、し かも小さな物理的寸法で実現できる電力増幅器回路を提供することである。本発 明のさらに別の目的は、1つの固定の出力電位をもつ電源で給電することができ る電力増幅器回路を提供することである。本発明の別の目的は、電力増幅器内の トランジスタの温度を制御することにより、出力トランジスタの出力電力容量を 効率的に利用することができるようにする方法を提供することである。 本発明の電力増幅器回路の利点は、電力増幅器回路の出力トランジスタの出力 電力容量を効率的に利用できることである。本発明の電力増幅器回路のさらに別 の利点は、実施が高価でなく、また小さな物理的寸法で実現できることである。 本発明の電力増幅器回路のさらに別の利点は、電源から1つの固定の電位しか必 要としないことである。電力増幅器内のトランジスタの温度を制御する方法の更 なる利点は、出力トランジスタの出力電力容量を効率的に利用することである。 図面の簡単な説明 図1は、ラウドスピーカに接続した従来技術のB級増幅器の回路を示す。 図2は、本発明の第1の実施形態による電力増幅器の回路を示す。 図3は、本発明の第2の実施形態による電力増幅器の回路を示す。 図4は、本発明による保護回路を示す。 図5は、本発明による平均レベル検出器の回路を示す。 図6は、ラウドスピーカに接続した本発明の第3の実施形態による電力増幅器 の回路を示す。 図7は、本発明による保護回路の開ループの振る舞いのタイミング図で示す。 図8は、本発明による保護回路の閉ループの振る舞いのタイミング図で示す。 図9は、本発明による電力増幅器の動作のフロー図を示す。 実施形態の詳細な説明 モバイル通信デバイス、例えば携帯電話、セルラ電話およびこのような電話へ のハンドフリー機器に見られる増幅器のような音声のみを意図したラウドスピー カ用の増幅器においては、スピーチ信号がこの信号のピークレベルと平均レベル との間に大きくても20dBの差しかないという事を利用することが可能である 。実際、スピーチ信号は、短いバーストのピークしか含まないのが通常である。 式1から式3は、正弦波並びにB級またはAB級の電力増幅器に対し有効であ るが、これらは、スピーチ信号の電力消費におけるインパクトを説明している。 ここで、Poutは、出力電力であり、xは、出力スイングであり(0<x<1) であり、Rlは、出力における負荷であり、Psは、電源が供給する電力であり 、Pdは、出力トランジスタにおける電力消費である。 式3からは、出力トランジスタにおける最大電力消費Pdは、2/πの出力ス イングxに対して生じる。スピーチ信号のピーク対平均のレシオを20dBとし 、ピークが出力をクリッピングに駆動しないと仮定すると、平均出力スイングx は、0.1となる。0.1に等しい出力スイングでの電力消費を2/πに等しい 出力スイングでの電力消費と比較すると、結果として、Pd(0.1)/Pd(2 /π)=0.29が与えられる。この結果、増幅すべき信号がスピーチ信号であ ると仮定した場合、最悪ケースの電力消費の約30%を扱うように出力トランジ スタおよびその対応するヒートシンクを設計することが可能となる。当然ながら 、これは、トランジスタ保護回路を含めることを必要とし、この回路は、短い出 力ピークを許容するが平均電力を制限する。 図2は、本発明の第1実施形態による電力増幅器20の回路を示している。n pnトランジスタ21のコレクタは、電源の+Vcc端子に接続し、このnpnト ランジスタのエミッタは、pnpトランジスタ22のエミッタに接続し、pnp トランジスタのコレクタは、抵抗器24の第1の端子に接続し、この抵抗器の第 2の端子は、電源の−Vcc端子に接続している。これら2つのトランジスタの各 ベースは、互いに接続し、さらに可変リミッタ回路26の出力に接続している。 入力端子は、この可変リミッタ回路の入力に接続している。抵抗器の上記第 1端子は、保護回路25の入力端子に接続している。この保護回路の出力端子は 、可変リミッタ回路の制御入力に接続している。上記2つのトランジスタの各エ ミッタは、出力端子に接続している。 図3は、本発明の第2実施形態による電力増幅器30の回路を示している。n pnトランジスタ31のコレクタは、電源の+Vcc端子に接続し、このnpnト ランジスタのエミッタは、pnpトランジスタ32のエミッタに接続し、pnp トランジスタのコレクタは、抵抗器34の第1の端子に接続し、この抵抗器の第 2の端子は、電源の−Vcc端子に接続している。これら2つのトランジスタの各 ベースは、互いに接続し、さらに可変利得増幅器36の出力に接続している。入 力端子は、この可変利得増幅器の入力に接続している。抵抗器の上記第1端子は 、保護回路35の入力端子に接続している。この保護回路の出力端子は、可変利 得増幅器の制御入力に接続している。上記2つのトランジスタの各エミッタは、 出力端子に接続している。 上記第1と第2の実施形態の両方を参照すると、入力端子における電位は、V 1で示し、出力端子での電位は、V3で示し、抵抗器の第1端子での電位は、V 5で示し、保護回路の出力端子での電位は、V2で示す。 第1および第2の実施形態の電力増幅器回路は、同じように動作する。図9は 、本発明による電力増幅器回路の動作のフロー図を示す。第1のステップは、出 力トランジスタ22,32の少なくとも1つへの供給電力を測定することである 。電位V5は、半波整流したのものであり、これら出力トランジスタを流れる電 流に等しい。この供給電圧は、一定であるため、電位V5は、出力トランジスタ を通る電流の測定値、したがって出力トランジスタへの供給電力の測定値となる 。注意すべきは、上記各抵抗器の値を好ましくは小さな値に選択することである 。電源電圧+Vcc,−Vccが一定であると仮定すると、電位V5は、各出力トラ ンジスタにおける瞬時電力損失を良好に近似したものとなる。第2のステップは 、出力トランジスタの温度に実質上、追従する制御信号を発生することである。 これは、保護回路25,35の手段により行うが、これら保護回路は、測定した 供給電力を利用する(第1のステップ参照)。この保護回路については、さらに 後述する。第3のステップは、制御信号が所定のレベルを超えるのを防止するた め 電力増幅器回路への入力信号を制御することである。この入力信号の制御は、例 えば、第1実施形態において示したように入力信号を制限するか、あるいは第2 実施形態で示したように入力信号を減衰させることにより実施することができる 。制御信号は、実質上、少なくとも1つの出力トランジスタの温度に追従するた め、上記所定レベルは、その少なくとも1つのトランジスタに関する最大許容可 能温度、あるいは好ましくはマージンを作るために最大許容可能温度よりわずか に低い温度に対応するように設定することができる。トランジスタの最大許容可 能温度は、指定最大温度とも呼ばれ、その理由は、この温度は、通常、トランジ スタの製造者が指定するものだからである。これら3つのステップは、図9に示 した通り継続して繰り返す。 このようにして、スピーチ信号またはこれと同様の特性をもつ信号に関して、 入力信号のフルスイングを許容するように各出力トランジスタを寸法決めするこ とができる。トランジスタ保護回路は、平均レベルが高過ぎるときに入力信号の スイングを減少させるだけである。これは、例えば高いレベルでの一定の正弦波 に当てはまる。 第1および第2実施形態を参照すると、入力信号の減少または減衰のため可変 リミッタ回路または可変利得増幅器の使用との間の主な違いは、リミッタの方が より歪みを出力信号に導入することである。しかし、可変リミッタ回路は、実施 するのに必要とするコンポーネントが少なくてすみ、したがってプリント回路板 上の少ないスペースしか占有しない。 図4は、本発明による保護回路40を示す。この保護回路は、第1および第2 実施形態の保護回路25,35と同じように使用することができる。平均レベル 検出器41の入力端子は、保護回路の入力端子に接続する。平均レベル検出器の 出力端子は、第1の抵抗器43の第1の端子に接続する。第1の抵抗器の第2端 子は、減算器として作用するオペアンプ47の正入力と、第2の抵抗器44の第 1端子に接続する。第2の抵抗器の第2端子は、−Vccに接続する。オペアンプ の負入力は、第3の抵抗器45の第1端子と第4の抵抗器46の第1端子とに接 続する。第3の抵抗器の第2端子は、基準電位に接続し、第4の抵抗器の第2端 子は、オペアンプの出力に接続している。この保護回路の入力における電位は、 V5で示し、平均レベル検出器の出力での電位は、V4で示し、保護回路の出力 での電位は、V2で示す。 各出力トランジスタにおける小さな瞬時電力損失にほぼ対応するV5の低い信 号レベルでは、保護回路の出力信号V2は、−Vccに近くなり、可変リミッタ回 路または可変利得増幅器のいずれも、入力信号V1を減少あるいは減衰させるこ とはない。各出力トランジスタ内での瞬時電力損失が増大すると、平均レベル検 出器からの出力信号V4が大きくなる。平均レベル検出器からの出力信号がしき い値を構成する基準電位を超えると、増幅器の−Vccを基準とする出力信号V2 は、(A・V4)−(B・(基準電位))に等しくなり、ここでAとBは、オペ アンプ回路の利得ファクタであり、“・”は乗算を示す。これら利得ファクタは 、第1、第2、第3および第4の抵抗器43,44,45および46の値により 設定する。 図5は、本発明による平均レベル検出器50の回路を示している。この平均レ ベル検出器は、図4にて上述した平均レベル検出器41と同じように使用するこ とができる。平均レベル検出器50は、抵抗器51とキャパシタ52とから成る RC回路網である。この検出器の入力端子での電位は、V5で示し、出力端子で の電位は、V4で示す。これら抵抗器とキャパシタの値は、その時定数RCが各 出力トランジスタ内の“熱時定数”に対応するように選ぶ。この“熱時定数”は 、後述する。適当な時定数を選択すると、保護回路25,35,40の出力信号 V2は、少なくとも選択した温度範囲において各出力トランジスタの温度に追従 する。好ましくは、この温度範囲は、各出力トランジスタに対し指定された最大 温度を含む。保護回路からの出力信号V2は、入力信号レベルV1から遅れるが 、これは、その温度が各出力トランジスタの電力損失からの遅れとちょうど同じ である。 図6は、ラウドスピーカ68に接続した本発明の第3実施形態による電力増幅 器60の1部分の回路を示している。この実施形態においては、ラウドスピーカ は、ブリッジで接続している。第1のnpnトランジスタ61と第2のnpnト ランジスタ63のコレクタは、電圧源+Vccに接続している。第1のnpnトラ ンジスタのエミッタは、第1のpnpトランジスタ62のエミッタと、ラウド スピーカ68の第1端子に接続している。第2のnpnトランジスタのエミッタ は、第2のpnpトランジスタ64のエミッタと、ラウドスピーカの第2端子と に接続している。第1のpnpトランジスタのコレクタは、第2のpnpトラン ジスタのコレクタと、第1の抵抗器65の第1端子と、第2の抵抗器66の第1 端子とに接続している。第1の抵抗器の第2端子は、−Vccに接続している。第 2の抵抗器の第2端子は、キャパシタ67の第1端子に接続している。このキャ パシタの第2端子は、−Vccに接続している。第1のnpnトランジスタと第1 のpnpトランジスタの各ベースは、第1入力端子に接続する。第2のnpnト ランジスタと第2のpnpトランジスタの各ベースは、第2入力端子に接続する 。第1の抵抗器は、上記第1および第2の実施形態における抵抗器24と25に それぞれ対応している。抵抗器66とキャパシタ67は、RC回路網を構成し、 上述した平均レベル検出器50のRC回路網に対応する。キャパシタ67の第1 端子における電位は、図4で説明したのと同じ方法でオペアンプに接続すること になる。第1および第2の入力端子の各入力信号は、互いに等しい振幅であるが 逆位相を有する。第1および第2の入力端子の前には、入力信号を制御する手段 が先行する。上記第1および第2実施形態に関連して上述したのと同様の可変リ ミッタ回路または可変利得増幅器を使用することもできる。しかし、入力信号を 制御する手段は、第1および第2の入力端子の信号両方を、例えば減少または減 衰により制御できることが必要である。信号V4は、この場合には、ラウドスピ ーカ駆動器トランジスタ61,62,63および64を通る電流の全波整流しフ ィルタした値となる。 本発明は、図7および図8と組み合わせてさらに説明する。ここで、図7は、 本発明による保護回路の開ループの振る舞いのタイミング図である。開ループと は、保護回路25,35が可変リミッタ回路または可変利得増幅器から遮断され ることを指す。この開ループの振る舞いは、本発明の理解を高めるためにのみ提 示する。図8は、本発明による保護回路の通常の閉ループの振る舞い、すなわち 電位V2が入力信号の減少または減衰を制御するときのタイミング図を示してい る。時間の関数としての出力電力、時間の関数としての各出力トランジスタの温 度、時間の関数としての電位V2は、図7および図8の3つの図に示している。 P1は、最大許容可能の連続出力電力、T1は、各出力トランジスタの最大許容 可能の接合温度である。 電力増幅器の出力電力がその定格よりも十分下である場合には、各出力トラン ジスタも、それらの限界より十分下の温度に留まる。信号レベルが瞬時的に大き くなると、その電力損失も同時に大きくなるが、各出力トランジスタの温度は、 ゆっくりと上昇し、ある有限の時間後に、その温度は、熱抵抗と周囲温度とによ り決まる接合温度で安定する。この振る舞いは、図7に示している。 数学的には、出力電力ステップに対する温度応答は、式4で与えられる(“・ ”は乗算を示す)。 ここで、Pは、このステップ後の電力損失(W)であり、Rthは、特定のトラン ジスタおよび特定のヒートシンクの熱抵抗(K/W)であり、Taは、一定と考 えられる周囲温度(K)であり、TOは、初期温度(K)であり、mは、特定の トランジスタと特定のヒートシンクの質量(kg)であり、hは、熱容量(J/ (K・kg))である。 式4は、式5で与える一次微分式から得られる(“・”は乗算を示す)。 aがToに等しく設定した場合、この式は、一定の電圧により抵抗器を通して充 電するキャパシタの電位の式と同様となる。平均レベル検出器の時定数(RC) を“熱時定数”(m・h・Rth)に等しく設定し、かつトランジスタ電流から電 位V4への伝達関数を適切に選択した場合、このときには、出力電力が最大許容 可能連続出力電力P1に等しくなるときには、電位V4は、図4に示した基準電 位に等しくなる。 図8に示したように、電位V2が入力信号の減少または制限を制御するとき、 出力電力は、この出力電力が最大許容可能連続出力電力レベルを超えるステップ に出会ったときに短い時間の間、ピークとなる。このとき、出力電力は、最大許 容可能連続出力電力P1のレベルにゆっくりと近づく。同時に、各出力トランジ スタの接合温度は、最大許容可能接合温度にゆっくりと近づく。 図8を参照すると、出力電力の最初のピークは、最初は影響を受けないが、し かしV2が増加するとき、出力電力は、減少し、これにより各出力トランジスタ の温度は、ゆっくりとその限界に近づく。出力電力が低いときは、温度も低いま まである。第2の出力電力ピークは、V2を−Vccに近い電位より上に上昇させ るには短かすぎ、したがって温度もその限界より下に留まる。第3のピークまで に、出力電力は、ある時間の間、許容可能連続レベルに近づいており、そのため 、各出力トランジスタの温度も同様である。この段階で、第3の短いピークは、 V2を−Vccよりも上に上昇させ、出力電力を減少させる。 理解すべきは、保護回路から成るフィードバック・ループがデジタル技術を使 って実現することもできることである。この場合、電位V5は、アナログデジタ ル変換器によりデジタル値に変換する。次に、各出力トランジスタの温度をデジ タル計算手段により計算する。 さらに、本発明の第1および第2の実施形態の可変リミッタ回路26および可 変利得増幅器36も、デジタル技術において、デジタル信号プロセッサDSPに より実現することもできる。 さらに、理解すべきは、多くの既知の制御システムを使って生成した制御信号 を有する入力信号を制御する手段を制御することもできることであり、これは、 入力としてのトランジスタの温度と所定のしきい値レベルに実質上、追従する。 本発明による電力増幅器回路の利点は、各出力トランジスタの出力電力容量を 効率的に利用することである。本発明による電力増幅器回路のさらに別の利点は 、これらが実現するのに高価でないこと、またこれらが小さな物理的寸法で実現 することができることである。本発明による電力増幅器回路の別の利点は、これ らが電源からの1つの固定の電位しか必要としないことである。本発明による電 力増幅器内のトランジスタの温度を制御する方法の利点は、出力トランジスタの 出力電力能力を効率的に利用することである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月21日(1999.5.21) 【補正内容】 請求の範囲 1. 電力増幅器回路(20;30)であって、 入力信号を受ける入力端子と、出力信号を供給する出力端子と、 前記入力信号を増幅して前記出力信号を供給する少なくとも1つのトランジス タ(21,22;31,32;61,62,63,64)と、 前記入力端子で受けた前記入力信号を制御する手段(26;36)と、 を備え、前記回路は、さらに、 少なくとも選択した温度範囲において前記少なくとも1つのトランジスタの温 度に実質上、追従する制御信号を発生する手段(40)であって、前記少なくと も1つのトランジスタにおける瞬時電力損失に実質上、対応する信号を発生する 手段を含む前記制御信号を発生する手段とを備え、 前記入力信号を制御する手段は、前記入力信号を制御することにより、前記制 御信号が所定のレベルを超えるのを防ぎ、前記レベルは、前記少なくとも1つの トランジスタの指定された最大温度に等しいか、これより下である前記少なくと も1つのトランジスタの所定の温度に対応すること、 を特徴とする電力増幅器回路。 2. 請求項1記載の電力増幅器回路において、前記選択した温度範囲は、前記 少なくとも1つのトランジスタの前記指定された最大温度を含むことを特徴とす る電力増幅器回路。 3. 請求項1または2のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記制御 信号を発生する手段は、前記少なくとも1つのトランジスタへ供給される電力を 測定する手段を含むことを特徴とする電力増幅器回路。 4. 請求項3記載の電力増幅器回路において、前記供給される電力を測定する 手段は、抵抗器を含み、前記抵抗器は、前記抵抗器を通る電流を前記抵抗器にお ける電圧で乗算したものが前記少なくとも1つのトランジスタへの前記供給され る電力に対応するように接続したことを特徴とする電力増幅器回路。 5. 請求項1から4のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記制御信 号を発生する手段は、前記少なくとも1つのトランジスタの熱時定数をシミュレ ートする手段を含むことを特徴とする電力増幅器回路。 6. 請求項1から5のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記制御信 号を発生する手段は、RC回路網から成る平均レベル検出器を含むことを特徴と する電力増幅器回路。 7. 請求項6記載の電力増幅器回路において、前記RC回路網の時定数は、前 記少なくとも1つのトランジスタの前記熱時定数に対応することを特徴とする電 力増幅器回路。 8. 請求項5または7に記載の電力増幅器回路において、前記少なくとも1つ のトランジスタの前記熱時定数は、前記トランジスタの質量、前記トランジスタ の熱容量および前記トランジスタの熱抵抗に依存することを特徴とする電力増幅 器回路。 9. 請求項1から8のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記制御信 号を発生する手段は、デジタル信号プロセッサDSPを含むことを特徴とする電 力増幅器回路。 10.請求項1から9のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記入力信 号を制御する手段は、前記入力信号を減衰あるいは制限することにより前記入力 信号を制御することを特徴とする電力増幅器回路。 11.請求項1から10のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記入力 信号を制御する手段は、前記制御信号により制御する調節可能の利得を有する増 幅器から成ることを特徴とする電力増幅器回路。 12.請求項1から10のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記入力 信号を制御する手段は、前記制御信号により制御するその限界に対する可変のし きい値レベルを有するリミッタから成ることを特徴とする電力増幅器回路。 13.入力信号を受ける入力端子と、出力信号を供給する出力端子とを有する電 力増幅器回路におけるトランジスタの温度を制御する制御方法であって、 前記トランジスタにおける瞬時電力損失に実質上、対応する信号を測定するス テップと、 少なくとも選択した温度範囲において、前記測定した信号を使用することによ り、前記トランジスタの温度に実質上、追従する制御信号を発生するステップと 、 前記制御信号が所定のレベルを超えるのを防ぐために、前記入力信号を制御す るステップであって、前記レベルは、前記トランジスタの指定された最大温度に 等しいか、これより下である前記トランジスタの所定の温度に対応する前記のス テップと、 から成る制御方法。 14.請求項13記載の制御方法において、前記選択した温度範囲は、前記少な くとも1つのトランジスタの前記指定された最大温度を含むことを特徴とする制 御方法。 15.請求項13または14にいずれかに記載の制御方法において、前記制御信 号を発生するステップは、前記測定した信号の積分を形成するステップを含み、 前記積分は、前記トランジスタの前記熱時定数に実質上、対応する時定数を組み 込んだことを特徴とする電力増幅器回路。 16.請求項13から15のいずれかに記載の制御方法において、前記制御信号 を発生するステップは、前記測定した信号の平均レベルを検出するステップを含 むことを特徴とする制御方法。 17.請求項13から16のいずれかに記載の制御方法において、前記入力信号 を制御するステップは、前記入力信号を減衰あるいは制限するステップを含むこ とを特徴とする制御方法。 18.請求項13から17のいずれかに記載の制御方法において、前記入力信号 を制御するステップは、前記入力信号を接続する増幅器の利得を調節するステッ プを含むことを特徴とする制御方法。 19.請求項13から17のいずれかに記載の制御方法において、前記入力信号 を制御するステップは、前記入力信号を接続する可変リミッタ回路の前記しきい 値レベルを設定するステップを含むことを特徴とする制御方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電力増幅器回路(20;30)であって、 入力信号を受ける入力端子と、出力信号を供給する出力端子と、 前記入力信号を増幅して前記出力信号を供給する少なくとも1つのトランジス タ(21,22;31,32;61,62,63,64)と、 前記入力端子で受けた前記入力信号を制御する手段(26;36)と、 を備え、前記回路は、さらに、 少なくとも選択した温度範囲において前記少なくとも1つのトランジスタの温 度に実質上、追従する制御信号を発生する手段(40)を備え、 前記入力信号を制御する手段が、前記入力信号を制御することにより、前記制 御信号が所定のレベルを超えるのを防ぎ、前記レベルは、前記少なくとも1つの トランジスタの指定された最大温度に等しいか、これより下である前記少なくと も1つのトランジスタの所定の温度に対応すること、 を特徴とする電力増幅器回路。 2. 請求項1記載の電力増幅器回路において、前記選択した温度範囲は、前記 少なくとも1つのトランジスタの前記指定された最大温度を含むことを特徴とす る電力増幅器回路。 3. 請求項1または2のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記制御 信号を発生する手段は、前記少なくとも1つのトランジスタに供給される電力を 測定する手段を含むことを特徴とする電力増幅器回路。 4. 請求項3記載の電力増幅器回路において、前記供給される電力を測定する 手段は、抵抗器を含み、前記抵抗器は、前記抵抗器を通る電流を前記抵抗器にお ける電圧で乗算したものが前記少なくとも1つのトランジスタへの前記供給され る電力に対応するように接続したことを特徴とする電力増幅器回路。 5. 請求項1から4のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記制御信 号を発生する手段は、RC回路網から成る平均レベル検出器を含むことを特徴と する電力増幅器回路。 6. 請求項1から5のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記制御信 号を発生する手段は、デジタル信号プロセッサDSPを含むことを特徴とする電 力増幅器回路。 7. 請求項1から6のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記入力信 号を制御する手段は、前記入力信号を減衰あるいは制限することにより前記入力 信号を制御することを特徴とする電力増幅器回路。 8. 請求項1から7のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記入力信 号を制御する手段は、前記制御信号により制御する調節可能の利得を有する増幅 器から成ることを特徴とする電力増幅器回路。 9. 請求項1から7のいずれかに記載の電力増幅器回路において、前記入力信 号を制御する手段は、前記制御信号により制御するその限界に対する可変のしき い値レベルを有するリミッタから成ることを特徴とする電力増幅器回路。 10.入力信号を受けるための入力端子と、出力信号を供給するための出力端子 とを有する電力増幅器回路におけるトランジスタの温度を制御する制御方法であ って、 前記トランジスタに供給される電力を測定するステップと、 少なくとも選択した温度範囲において前記トランジスタへの前記測定した供給 される電力を使用することにより、前記トランジスタの温度に実質上、追従する 制御信号を発生するステップと、 前記制御信号が所定のレベルを超えるのを防ぐために、前記入力信号を制御す るステップであって、前記レベルは、前記トランジスタの指定された最大温度に 等しいか、これより下である前記トランジスタの所定の温度に対応する前記のス テップと、 から成る制御方法。 11.請求項10記載の制御方法において、前記選択した温度範囲は、前記少な くとも1つのトランジスタの前記指定された最大温度を含むことを特徴とする制 御方法。 12.請求項10または11のいずれかに記載の制御方法において、前記制御信 号を発生するステップは、前記測定した供給される電力の平均レベルを検出する ステップを含むことを特徴とする制御方法。 13.請求項10から12のいずれがに記載の制御方法において、前記入力信号 を制御するステップは、前記入力信号を減衰あるいは制限するステップを含むこ とを特徴とする制御方法。 14.請求項10から13のいずれかに記載の制御方法において、前記入力信号 を制御するステップは、前記入力信号を接続する増幅器の利得を調節するステッ プを含むことを特徴とする制御方法。 15.請求項10から13のいずれかに記載の制御方法において、前記入力信号 を制御するステップは、前記入力信号を接続する可変リミッタ回路の前記しきい 値レベルを設定するステップを含むことを特徴とする制御方法。
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