JP2001520694A - 航空機用氷結防止および着氷防止組成物 - Google Patents

航空機用氷結防止および着氷防止組成物

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JP2001520694A JP54408998A JP54408998A JP2001520694A JP 2001520694 A JP2001520694 A JP 2001520694A JP 54408998 A JP54408998 A JP 54408998A JP 54408998 A JP54408998 A JP 54408998A JP 2001520694 A JP2001520694 A JP 2001520694A
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Abstract

(57)【要約】 氷結防止および着氷防止組成物の35.5〜80.0重量%で、プロピレングリコールおよび/またはエチレングリコールであるベース化合物を含む航空機表面用氷結防止および着氷防止組成物。稀釈剤が、グリコールのキャリヤー流体として使用するために水の形で含まれる。第一分子量非イオン性界面活性剤が、4〜17の範囲のHLBを有して含まれ、第二分子量非イオン性界面活性剤が、5〜18の範囲のHLBを有して含まれる。第二非イオン性界面活性剤は、第一非イオン性界面活性剤よりも少なくとも2ユニット高いHLBを有する。乳化剤が、氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%の範囲で、ポリカルボキシレート化合物の形で含まれる。pH調節剤が、氷結防止および着氷防止組成物のpHを6〜10の値に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】 航空機用氷結防止および着氷防止組成物発明の分野 本発明は、主として航空機の表面に使用される新しい改善された氷結防止/着 氷防止流体組成物に関する。より具体的には、その氷結防止/着氷防止組成物は 、沈殿期間中、処理表面の水の凍結の襲撃および進行を遅延させる低拡散速度を 有する単相流体である。発明の背景 氷結防止流体は、氷および雪の氷結もしくは特に氷結した付着物を、そのよう な汚染がないことが要求される表面から除去するために使用される。着氷防止流 体は、限られた期間、処理表面の水の再凍結を防止する。2つのタイプの流体が 、当業界で周知である。空港操作を進行させるためには、凍結沈殿の期間氷結防 止/着氷防止組成物流体を適用することが必要である。着氷防止流体が新たに浄 化された表面に適用されたときに、その表面に再凍結の襲撃が起こるまでの間隔 が長いほど、その襲撃に対する利点は大きい。この時間遅延を評価する標準的な 方法は、Water Spray Endurance Test(WSET) であり、SAE/AMS1428の付録に完全に記載されている。 先行技術の氷結防止および着氷防止流体は、性能を達成するためには増粘ポリ マーに大いに依存し、20℃で測定して15,000〜55,000mPasの 範囲の見掛粘度を有する。この固有厚みが厚い層を定める。再凍結の襲撃を遅延 する偉大な貢献者が、グリコールのこの体積厚さである。先行技術流体が達成し た時間は、30〜130分の範囲である。(進歩した流体のための現在の最低標 準は、80分である。)先行技術 航空機表面用氷結防止および着氷防止流体組成物は、先行技術に開示されてき た。例えば、Ma等による米国特許第4,954,279号は、航空機用氷結防 止および着氷防止組成物を開示している。その組成物は、効果的な氷結防止およ び着氷防止特性を有する組成物を与えるために、増粘剤、実質的に水不溶性な乳 化剤およびアルカノールアミンを有する水/グリコール溶液中に油のマイクロエ マルションを含む。この先行技術特許は、本発明の氷結防止および着氷防止流体 の作業のための化学的組成物も化学的メカニズムも開示していない。 Nichによる米国特許第5,118,435号は、航空機の翼の表面に使用 するポリアクリル酸、およびアクリル酸と疎水性ビニルモノマーとのコポリマー とを有する増粘剤ブレンドを含む着氷防止組成物を開示している。これらの組成 物は、水で稀釈しても高粘度保持し、好ましい流れ特性を示す高擬似塑性レオロ ギーを示す。この先行技術特許は、本発明の氷結防止および着氷防止流体の作業 のための化学的組成物も化学的メカニズムも開示していない。 Fusink等による米国特許第5,268,117号は、航空機の露出表面 に使用される非引火性高擬似塑性氷結防止組成剤を開示している。その組成物は 、0.2〜1.0%の架橋ポリ(N−ビニルピロリドン)を含むグリコール系着 氷防止流体を、主要ポリマー添加物として0.05〜5重量%の範囲で、かつ水 性C2〜C8アルキレングリコールを95〜99.5重量%の範囲で含む。この先 行技術特許は、本発明の氷結防止および着氷防止流体の作業のための化学的組成 物も化学的メカニズムも開示していない。 Ashrawi等による米国特許第5,273,673号は、航空機の翼の表 面で使用される、アルキルフェノールエトキシレート非イオン性界面剤およびア ルキルアリールスルホネートヒドロトロープを有する着氷防止組成物を開示して いる。さらに、その着氷組成物は、ポリアクリル酸およびポリアクリル酸とビニ ルモノマーとのコポリマーのブレンドを含む増粘剤を使用するが、そこではコポ リマーは増粘剤調節剤として作用する。この先行技術特許は、本発明の氷結防止 および着氷防止流体の作業のための化学的組成物も化学的メカニズムも開示して いない。 Schrimpf等による米国特許第5,334,323号は、航空機用氷結 防止もしくは着氷防止流体を開示している。これらの流体組成物は、グリコール 、架橋ポリアクリル酸、アルコキシル化C10〜C20アルコールに基づく非イオン 性界面剤、腐蝕抑制剤、NaOHおよびKOHの混合物、酸化防止剤および水を 含む。この先行技術特許は、本発明の氷結防止および着氷防止流体の作業のため の化学的組成物も化学的メカニズムも開示していない。 Jenkins等による米国特許第5,461,100号は、ポリマーを約5 重量%未満の量で含むマクロモノマーで増粘させたグリコール系水溶液を含む航 空機用氷結防止/着氷防止流体を開示している。この先行技術特許は、本発明の 氷結防止および着氷防止流体の作業のための化学的組成物も化学的メカニズムも 開示していない。 前記先行技術特許のいずれも、本発明のように着氷防止流体の保護膜の表面に 水の再凍結の襲撃を遅延させる明確な化学的メカニズムを有する化学的組成物を 教示も開示もしていない。 したがって、本発明の目的は、水の拡散を制御し、それにより着氷防止流体の 適用膜の表面に水の再凍結の襲撃を遅延させる化学的メカニズムを有する改善さ れた氷結防止および着氷防止流体組成物を教示および定義することである。 本発明の別の目的は、航空機の表面に適用されたとき、着水防止流体の保護膜 の表面に水の再凍結の襲撃を遅延させる明確な化学的メカニズムを有する化学的 組成物を提供することである。 本発明の別の目的は、その目的を達成するために増粘ポリマー(単数または複 数)の使用のみに頼らない流体組成物を提供することである。発明の要約 本発明に記載される流体および実施例により説明されるものは、着氷防止流体 を使用してもよいし、水でいくら稀釈して使用してもよいことを理解すべきであ るが、それは、稀釈が満足させるべき作業条件に依存するからである。 本発明によれば、主に航空機の表面に使用される氷結防止および着氷防止流体 組成物が提供され、それは一般に流体組成物の35.0〜55.0重量%の範囲 、好ましくは流体組成物の51.0〜52.0重量%の範囲のプロピレングリコ ールを含む化合物である。別の実施態様は、一般に流体組成物の35.0〜80 .0重量%の範囲、好ましくは流体組成物の59.0〜63.0重量%の範囲の エチレングリコールを含む化合物である。別の実施態様は、結合グリコール含量 が流体組成物の35.0〜80.0重量%の範囲、好ましくは流体組成物の45 .0〜65.0重量%の範囲である、プロピレンおよびエチレングリコールの無 限に可変の組合せを含む化合物である。 主としてプロピレングリコール系の組成物の残りは、一般に流体組成物の44 .0〜63.0重量%の範囲、好ましくは流体組成物の47.0〜49.0重量 %の範囲で水を含む。 流体組成物はまた、HLBの一般的な範囲が4〜17、好ましいHLB範囲が 4〜9であり、一般的に流体組成物の1ppm〜0.5重量%の範囲である重量 割合で使用される、第一低分子量非イオン性界面活性剤を含む。 流体組成物はまた、HLBの一般的な範囲が5〜18、好ましいHLB範囲が 13〜18であり、一般的に氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5 重量%の範囲である重量割合で使用される、第二高分子量非イオン性界面活性剤 を含む。第二非イオン性界面活性剤は、第一非イオン性界面活性剤よりも少なく とも2ユニット高いHLBを有する。 流体組成物はまた、乳化剤を、一般に流体組成物の1ppm〜0.5重量%の 範囲でポリカルボキシレート化合物の形で含む。 流体組成物はまた、氷結防止および着氷防止組成物のpHを6〜10の値に調 整し、一般的に氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜1.0重量%の範囲 である重量割合で使用される、pH調節剤を含む。好ましい実施態様の詳細な説明 組成物の好ましい実施態様は、ベース化合物中の凍結点降下剤としてのプロピ レングリコールそのものであり、別の実施態様は、プロピレングリコールの代わ りに化合物のベースとしてエチレングリコールそのものの使用、もしくは好まし い実施態様のプロピレングリコールの代わりに化合物の結合ベースとしてのエチ レングリコールおよびプロピレングリコールの組合せを含む。本発明において、 氷結防止および着氷防止流体組成物の好ましい別の実施態様は、下記のごとくで ある: 本発明の航空機用氷結防止および着氷防止組成物は、水の凍結点を降下させる ための主要氷結防止および着氷防止成分として、プロピレングリコールおよび/ またはエチレングリコールなどのベース化合物を含む。プロピレングリコール成 分は、一般に氷結防止/着氷防止組成物の35.0〜55.0重量%、好ましく は氷結防止/着氷防止組成物の51.0〜52.0重量%の範囲である。エチレ ングリコール成分は、一般に氷結防止/着氷防止組成物の35〜80重量%、好 ましくは氷結防止/着氷防止組成物の59〜63重量%の範囲である。プロピレ ングリコールおよびエチレングリコールの組合せは、一般に氷結防止/着氷防止 組成物の35〜80重量%、好ましくは氷結防止/着氷防止組成物の45.0〜 65.0重量%の範囲である。 化合物の他の主要成分は、プロピレングリコールもしくはエチレングリコール 、 あるいはエチレンおよびプロピレングリコールのブレンドのキャリヤー流体であ る水である。プロピレングリコールを有する組成物における水の使用量は、一般 に組成物の44.0〜65.0重量%、好ましくは組成物の47.0〜49.0 重量%の範囲である。あるいは、エチレングリコールのみを有する組成物におけ る水の使用量は、一般に組成物の20〜65重量%、好ましくは組成物の37. 0〜41.0重量%の範囲である。エチレングリコールおよびプロピレングリコ ールの両方を有する組成物における水の使用量は、一般に組成物の20.0〜6 5.0重量%、好ましくは組成物の35.0〜65.0重量%の範囲の稀釈水を 有する。 本発明に使用される界面活性剤には、4〜18の範囲のHLBを有する2つの タイプの非イオン性界面活性剤の混合物が含まれる。HLBは、HLBが高いほ ど水相溶性が大きいというhydrophilic lipophilic b alance(HLB)と定義される。第一低分子量非イオン性界面活性剤は、 一般に4〜17、好ましくは4〜9の範囲のHLBを有し、一般に氷結防止/着 氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%の範囲である重量割合で使用される。第 二高分子量非イオン性界面活性剤は、一般に5〜18、好ましくは13〜18の 範囲のHLBを有し、一般に氷結防止/着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量 %の範囲である重量割合で使用される。第二非イオン性界面活性剤は、第一非イ オン性界面活性剤よりも少なくとも2ユニット異なる(高い)HLBを有する。 両タイプの非イオン性界面活性剤には、アルコール、アルキルフェノール、ア ミンおよび脂肪酸のアルコキシル化(エトキシル化および/またはプロポキシル 化)誘導体;プロピレンオキシドおよびエチレンオキシドブロックポリマー;お よびこれらの同価物が含まれる。アルコキシル化誘導体の例は、上記組成物表に 列記した。 乳化剤は、ポリカルボキシレート化合物の形である。ポリカルボキシレート乳 化剤は、500,000〜3,000,000の分子量を有する。本発明の組成 物におけるポリカルボキシレート乳化剤の使用量は、一般に氷結防止/着氷防止 組成物の1ppm〜0.5重量%の範囲である。 本発明は、氷結防止および着氷防止組成物のpHを6〜10の値であるよう調 整および維持するために、pH調節剤を使用する。pH調節剤には、水酸化カリ ウム、水酸化ナトリウム、燐酸ジカリウム、有機アミンベース、トリトリアゾー ル、ベンゾトリアゾールおよびこれらの同価物が含まれる。本発明の組成物にお けるpH調節剤の使用量は、一般に氷結防止/着氷防止組成物の1ppm〜1. 0重量%の範囲である。 氷結防止および着氷防止組成物は、氷結防止/着氷防止系に含まれる全添加物 および必要な化合物の総合的化学組成により、アルカリ性でも酸性でもよい。ア ルカリ性なら、pH値は7.01〜10の範囲であり、酸性なら、pH値は6. 01〜6.99の範囲である。 好ましい実施態様の流体組成物は、防蝕性、消泡、非引火性、水硬度調節およ び液体組成物内の着色剤染料の特性を有する成分化合物を1種以上含むことも可 能である。 防蝕化合物は、氷結防止/着氷防止組成物の1ppm〜1.0重量%の範囲の トリトリアゾール、ベンゾトリアゾール、アルコキシル化ブチンジオール、チオ 尿素、プロパルギルアルコール、硝酸ナトリウム、ブチン−1,4ジオールおよ びこれらの同価物および組合せからなる群より選ぶことができる。 消泡剤は、シリコーン油系脱泡剤である。シリコーン脱泡剤の例には、氷結防 止/着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%の範囲のSAG1000(登録商 標)、Siltech E−2202(登録商標)、AF−9020(登録商標)、 DC1520 Silicone anti−foam(登録商標)およびこれら の同価物が含まれる。 非引火性剤は、氷結防止/着氷防止組成物の1ppm〜1.0重量%の範囲の トリトリアゾールもしくはベンゾトリアゾールからなる群より選ぶことができる 。非引火性剤は、氷結防止および着氷防止組成物の発火もしくは引火点をさらに 下げるために使用される。 水硬度調節剤は、氷結防止/着氷防止組成物の1ppm〜1.0重量%の範囲 のEDTAナトリウム、HEEDTAナトリウム、トリトリアゾール、ベンゾト リアゾール、ポリ燐酸ナトリウム、NTAナトリウム,ピロ燐酸ナトリウムおよ びこれらの同価物からなる群より選ぶことができる。 水溶性染料などの色染料識別成分には、氷結防止/着氷防止組成物の10pp b〜1.0重量%の範囲のタイプIのレッド−オレンジ、タイプ11の無色〜淡 黄色、およびタイプIVのグリーンが含まれる。 観察に基づくと、使用された重量割合での成分のこの組合せは、明らかに水の 組成物混合物の薄膜への拡散速度を制御し、それにより凍結の襲撃および進行を 遅延させる。特に、組成物に使用された非イオン性界面活性剤およびポリカルボ キシレート界面活性剤の組合せは、本発明の氷結防止および着氷防止系への水の 拡散速度を制御する働きをする。 険しい条件中に特別な表面に起こる凍結までにかかる時間の長さは、WSET 時間として既知であるが、あるいは普通「繰越」時間と言及される。Aerosp ace Material Specification(AMS)1428最 新版の付録Aに記載されるように、Water Spray Enduranc e Test(WSET)は、着氷防止製品の適用と凍結状態の襲撃との間のこ の時間間隔を監視し、試験するための国際的に認められる方法である。 実験的観察に基づくと、プロピレングリコールおよび/またはエチレングリコ ールならびに水の混合物は、いずれも添加水分を吸収し、拡散する。グリコール を十分に稀釈すると、凍結が生じる。拡散が早いと、凍結が急速に生じる。拡散 を激しく遅延すると、非拡散水が表面に集まって凍結する。非イオン性界面活性 剤および乳化剤がグリコールおよび水に添加されると、流体への水の拡散速度( 移動)を遅らせ、再凍結の襲撃が起こるまでの時間が、実質的に増加する。先行 技術に記載されるように、物質が増粘されると、凍結の時間(WSET)が、増 加したグリコール容積のおかげで延長する。本発明におけるように拡散速度が制 御されると、本発明の薄膜は非常に延長したWSET時間を示す。発明の実施 試料それぞれを1kg配合する手順は、下記のようである:実施例1の配合に おいては、技術者は機械的攪拌器付き1500mlビーカーを使用し、185g の水を添加し、攪拌器を操作しながら1.84gのポリカルボキシレート乳化剤 を添加し、ついで1時間攪拌する。ついでビーカーに550gのプロピレングリ コールを添加し、さらに5分間混合する。表1に示されるように、プロピレング リコールの重量%は、55%である。次に、ビーカーに1.71gのオクチルフ ェノール3モルエトキシレートを添加し、5分間混合する。ついで技術者は、2 60.6gの水を添加して、5分間混合する。ついで0.12gのノニルフェノ ール12モルエトキシレートを添加し、1500mlビーカーに取り入れ、さら に5分間混合する。ついで組成物混合物を、水酸化カリウムで6〜8のpH(純) 値に調整する。実施例2および3は、第二の水の添加量を処方の変形に合わせて 調整したことを除き、類似の方法により調製した。表1に示されるように、実施 例2のプロピレングリコールの重量%は51%であり、実施例3のそれは38% である。 実施例4の配合においては、技術者は機械的攪拌器付き1500mlビーカー を使用し、447gの水を添加し、攪拌器を操作しながら2.3gのカルボポル (Carbopol)(登録商標)1610増粘ポリマーを添加し、ついで2時間 攪拌する。混合物を、一晩中蓋をしたビーカーに入れたまま放置する。翌日、技 術者は、550gのプロピレングリコールを添加し、5分間混合する。表1に示 されるように、プロピレングリコールの重量%は、55%である。ついで組成物 混合物を、水酸化カリウムで6〜8のpH(純)値に調整する。実施例5および6 は、水の添加量を処方の変形に合わせて調整したが、類似の方法により調製した 。表1に示されるように、実施例5のプロピレングリコールの重量%は51%で あり、実施例6のそれは38%である。 実施例7の配合においては、技術者は機械的攪拌器付き1500mlビーカー を使用し、510gのプロピレングリコールを添加する。ついで攪拌器をスター トさせ、15gのパイン油を添加し、10分間混合する。表1に示されるように 、プロピレングリコールの重量%は51%である。次に、475gの水をビーカ ーに添加し、10分間混合する。 実施例8の配合においては、技術者は機械的攪拌器付き1500mlビーカー を使用し、510gのプロピレングリコールおよび490gの水をビーカーに添 加し、ついで10分間混合する。表1に示されるように、プロピレングリコール の重量%は51%である。 実施例9の配合においては、技術者は機械的攪拌器付き1500mlビーカー を使用し、195.63gの水を添加し、攪拌器を操作しながら1.84gのポ リカルボキシレート乳化剤を添加し、ついで1時間攪拌する。ビーカーに0.1 2gのノニルフェノール12モルエトキシレートを添加し、5分間混合する。つ いで技術者は、ビーカーに800gのエチレングリコールを添加して、さらに5 分間混合する。表3に示されるように、エチレングリコールの重量%は80%で ある。次に、ビーカーに1.71gのオクチルフェノール3モルエトキシレート を添加し、さらに5分間混合する。ついで組成物混合物を、水酸化カリウムで6 〜8のpH(純)値に調整する。実施例10〜14は、使用した各実施例のエチレ ングリコールの目標パーセンテージを達成するために、実施例9を水で稀釈して 調製した。表3に示されるように、実施例10のエチレングリコールの重量%は 65%で、実施例11のそれは60%で、実施例12のそれは55%で、実施例 13のそれは50%で、実施例14のそれは35%である。 実施例15の配合においては、技術者は機械的攪拌器付き1500mlビーカ ーを使用し、185gの水を添加し、攪拌器を操作しながら1.84gのポリカ ルボキシレート乳化剤を添加し、ついで1時間攪拌する。ついでビーカーに10 0gのプロピレングリコールを添加し、さらに5分間混合する。次に、ビーカー に1.71gのオクチルフェノール3モルエトキシレートを添加し、5分間混合 する。ついでビーカーに400gのエチレングリコールを添加し、さらに5分間 混合する。表4に示されるように、実施例15のブレンドのパーセンテージは、 プロピレングリコールが10重量%で、エチレングリコールが40重量%である 。ついで技術者は、5分間混合した第二の水を310.6g添加する。ついで0 .12gのノニルフェノール12モルエトキシレートを添加し、1500mlビ ーカーに取り入れ、さらに5分間混合する。組成物混合物を、水酸化カリウムで 6〜8のpH(純)値に調整する。実施例16〜21は、プロピレングリコールお よびエチレングリコールの使用量が各実施例について示されるパーセンテージと 一致することを除き、類似の方法により調製する。表4に示されるように、実施 例16のブレンドのパーセンテージは、プロピレングリコールが20.0重量% で、エチレングリコールが30.0重量%である;実施例17のブレンドは、プ ロピレングリコールが30.0重量%で、エチレングリコールが20.0重量% であ る;実施例18のブレンドは、プロピレングリコールが40.0重量%で、エチ レングリコールが10.0重量%である;実施例19のブレンドは、プロピレン グリコールが34.0重量%で、エチレングリコールが1.0重量%である;実 施例20のブレンドは、プロピレングリコールが1.0重量%で、エチレングリ コールが34.0重量%である;実施例21のブレンドは、プロピレングリコー ルが1.0重量%で、エチレングリコールが79.0重量%である。 水酸化カリウムは、pHを6〜8の値に調整するために、「必要に応じて」添加 する。 上記表1においては、実施例4から8は、先行技術における氷結防止および着 氷防止組成物の実践を説明する。実施例1,2および3は、本発明の実践を説明 する。WSETを、AMS1428試験手順にしたがって各試料につき実施し、 結果を表1にまとめた。実施例1〜8は、表1に示される所定の処方により調製 された。 表1に示されるように、実施例1,2および3は、本発明と実施例3が実施例 2の75:25稀釈であり、WSET時間が80〜140分の範囲であることを 説明する。実施例4,5および6は、増粘ポリマーを用いる先行技術を説明する 。混合物は、実施例1,2および3のようなプロピレングリコール含量を有して 作られたが、WSET時間はたった25〜35分である。実施例7は、表面への 拡散を遅延させるためにパイン油を使用し、たった3分のWESTを有する。実 施例8は、急速な拡散を防ぐものはなにも有さず、たった6分以内で急速に凍結 する。実施例4,5および6の15,000〜55,000cpsに対比して約 1,000cpsの粘度を有する実施例2の試料は、140分のWSETを有し ており、延長した繰越時間は本発明の独特な処方によるもので、粘度との関連で はないことを証明した。 本発明の組成物は、増粘ポリマーに依存しない。本発明の独特な界面活性剤系 は、下記表2に示されるように凍結の襲撃を遅延させる。 4インチ×18インチの2枚の長方形アルミニウムシートを、パネルが水平表 面と10°の角度をなすように、一方の端を上げた。第一のパネルに実施例2の 試料を注ぎ、第二のパネルに実施例5の試料を注いだ。5分後、各流体の厚さを 、未乾燥塗膜隙間ゲージを用いて測定した。実施例2の流体膜は、20〜22ミ ル厚さで、実施例5の流体膜は、40〜44ミル厚さだった。かくて、実施例2 流体の量の約半分が、実施例5を使用するのに比して表面を覆うのに必要な量で あり、性能は容積の厚さよりもむしろ独特な組成物によることを示す。 表3に示すように、実施例9〜14は、本発明の界面活性剤系がプロピレング リコール同様エチレングリコールにも有効であることを示すが、エチレングリコ ールの有用な範囲および最長WSETを有するエチレングリコールのパーセンテ ージは、好ましい実施態様のプロピレングリコール組成物のそれらとは異なる。 実施例10〜14は、実施例9の水性稀釈液である。このことは、本発明に関し ては、前記プロピレングリコール同様エチレングリコールに基づく流体を水で稀 釈しても延期されたWSET時間を維持することができることを説明する。 表4に示すように、実施例15〜18は、本発明の界面活性剤系がプロピレン グリコールおよびエチレングリコールのブレンドで有効であることを示す。プロ ピレングリコールおよびエチレングリコールを合計50%含むブレンドの性能は 、単独で使用されるプロピレングリコールもしくはエチレングリコールを約50 %含む実施例のそれに類似する。したがって、1つのグリコールもしくはいずれ かの調製によるプロピレングリコールおよびエチレングリコールのブレンドが、 類 似の性能を有することが期待される。表4の実施例19〜21は、使用範囲の両 極端でのブレンドを示すが、これらのブレンドも、それぞれ100分、120分 および100分のWSET時間を有していた。表4に示すように、実施例19の 結合ブレンド混合物パーセンテージは、プロピレングリコールが34.0重量% 、エチレングリコールが1.0重量%であるところで35.0重量%であり、実 施例20の結合ブレンド混合物パーセンテージは、プロピレングリコールが1. 0重量%、エチレングリコールが34.0重量%であるところで35.0重量% である。実施例21の結合ブレンド混合物パーセンテージは、プロピレングリコ ールが1.0重量%、エチレングリコールが79.0重量%であるところで80 .0重量%である。 水酸化カリウムは、pHを6〜8の値に調整するために、「必要に応じて」添加 する。 水酸化カリウムは、pHを6〜8の値に調整するために、「必要に応じて」添加 する。発明の利点 したがって、本発明の1つの利点は、従来のタイプIIおよびタイプIV氷結 防止/着氷防止ビヒクルを使用して適用したとき、少なくとも2時間のWSET 時間間隔を有し、また非選択設備の使用で品質が低下しても、粘度が70%まで 減少するにもかかわらず標準の80分WSET時間を与える、改善された氷結防 止/着氷防止流体組成物を提供することである。 本発明の別の利点は、航空機の表面に適用したときに、着氷防止流体の保護膜 表面の水の再凍結の襲撃を遅延させる明確な化学的メカニズムを有する化学的組 成物を提供することである。 本発明の別の利点は、その目的を達成するために、流体の増加させた厚さおよ び容積に依存しない流体組成物を提供することである。 本発明の別の利点は、水で稀釈でき、少なくとも80分の延期した繰越を保 持し続けることのできる、改善された氷結防止および着氷防止流体組成物を提供 することである。 本発明の別の利点は、十分な性能を確実にするために高粘度および容積厚さに 依存する先行技術の流体のケースである、全体の適用範囲を確実にするための第 二および第三コーティングを適用する必要性を削除する、流体組成物の適用およ び処理表面上を流れ平らになる能力のケースである。 改質、変化および置換の寛容度が、前記開示に意図されており、いくつかの例 では、いくつかの特徴が他の特徴の対応する使用なしで用いられる。したがって 、 付記する請求項が広く解釈され、本発明の精神および範囲と一致する流儀である ことがふさわしい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BG,BY,CA, CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LT,LU,LV,MD,MK,MN, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SE,S G,SI,SK,TJ,TM,TR,UA,UZ,VN (72)発明者 ウィーセンフェルド,アーノルド アメリカ合衆国ニュージャージー州07430, マーワー,ペンデルトン・ロード 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記を含んでなる航空機の表面に適用する混合物である氷結防止および着 氷防止組成物: a)前記氷結防止および着氷防止組成物の35.0〜55.0重量%の範囲 のプロピレングリコールであるベース化合物; b)前記氷結防止および着氷防止組成物の44.0〜65.0重量%の範囲 で前記プロピレングリコールのキャリヤー流体として使用される水の形の稀釈剤 ; c)4〜17の範囲のHLBを有する第一非イオン性界面活性剤(前記第一 界面活性剤は、前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%で ある); d)5〜18の範囲のHLBを有する第二非イオン性界面活性剤(前記第二 界面活性剤は、前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%で あり;前記第二非イオン性界面活性剤は、前記第一非イオン性界面活性剤よりも 少なくとも2ユニット高いHLBを有し、前記第一界面活性剤よりも大きい分子 量を有する); e)前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%の範囲で 存在するポリカルボキシレート化合物の形の乳化剤;および f)前記氷結防止および着氷防止組成物のpHを6〜10の値に維持するp H調節剤(前記pH調節剤は、前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜 1.0重量%である)。 2.a)前記ベース化合物が、氷結防止および着氷防止組成物の51.0〜5 2.0重量%の範囲であり; b)前記稀釈剤が、氷結防止および着氷防止組成物の47.0〜49.0重 量%の範囲であり; c)前記第一界面活性剤が、4〜9の範囲のHLBを有し、氷結防止および 着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%であり; d)前記第二界面活性剤が、13〜18の範囲のHLBを有し、氷結防止お よび着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%であり;かつ e)前記乳化剤が、氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量 %の範囲で存在する、請求項1に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 3.前記第一および第二非イオン性界面活性剤が、アルコール、アルキルフェ ノール、アミン、脂肪酸、プロピレンオキシドブロックポリマーおよびエチレン オキシドブロックポリマーからなる基を有する群より選ばれる、請求項1に記載 の氷結防止および着氷防止組成物。 4.前記pH調節剤が、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、有機アミンベー ス、トリトリアゾールおよびベンゾトリアゾールからなる群より選ばれる、請求 項1に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 5.アルカリ性であるために7よりも大きいpH値を有する、請求項1に記載 の氷結防止および着氷防止組成物。 6.アルカリ性であるために7.01〜10.00の範囲のpH値を有する、 請求項5に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 7.酸性であるために7未満のpH値を有する、請求項1に記載の氷結防止お よび着氷防止組成物。 8.酸性であるために6.00〜6.99の範囲のpH値を有する、請求項7 に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 9.前記航空機表面の酸化層を調整するために、さらに防蝕化合物を含み、前 記防蝕化合物が氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜1.0重量%の範囲 である、請求項1に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 10.前記防蝕化合物が、トリトリアゾール、ベンゾトリアゾール、アルコキ シル化ブチンジオール、チオ尿素、プロパルギルアルコール、硝酸ナトリウム、 ブチン−1,4ジオールおよびこれらの組合せからなる群より選ばれる、請求項 9に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 11.氷結防止および着氷防止組成物の発泡を防ぐために、さらに消泡剤をシ リコーン油系脱泡剤の形で含み、前記消泡剤が氷結防止および着氷防止組成物の 1ppm〜0.5重量%の範囲である、請求項1に記載の氷結防止および着氷防 止組成物。 12.さらに非引火性剤を含み、前記非引火性剤が水結防止および着水防止組 成物の1ppm〜1.0重量%の範囲である、請求項1に記載の氷結防止および 着氷防止組成物。 13.前記非引火性剤が、トリトリアゾールおよびベンゾトリアゾールからな る群より選ばれる、請求項12に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 14.氷結防止および着氷防止組成物内の前記稀釈剤の軟化のために、さらに 水硬度調節剤を含み、前記水硬度調節剤が氷結防止および着氷防止組成物の1p pm〜1.0重量%の範囲である、請求項1に記載の氷結防止および着氷防止組 成物。 15.前記水硬度調節剤が、エチレンジアミンテトラアセテートナトリウム、 ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテートナトリウム、トリトリアゾー ル、ベンゾトリアゾール、ポリ燐酸ナトリウム、ニトリロトリアセテートナトリ ウムおよびピロ燐酸ナトリウムからなる群より選ばれる、請求項14に記載の氷 結防止および着氷防止組成物。 16.氷結防止および着氷防止組成物が前記航空機表面に適用されたことを示 すために、さらに色染料識別成分を水溶性染料の形で含み、前記色染料識別成分 が氷結防止および着氷防止組成物の10ppb〜0.1重量%の範囲である、請 求項1に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 17.前記水溶性染料が、レッド−オレンジ染料、無色〜淡黄色染料およびグ リーン染料からなる群より選ばれる、請求項16に記載の氷結防止および着氷防 止組成物。 18.下記を含んでなる航空機の表面に適用する混合物である氷結防止および 着氷防止組成物: a)前記氷結防止および着氷防止組成物の35.0〜80.0重量%の範囲 のエチレングリコールであるベース化合物; b)前記氷結防止および着氷防止組成物の20.0〜65.0重量%の範囲 で前記エチレングリコールのキャリヤー流体として使用される水の形の稀釈剤; c)4〜17の範囲のHLBを有する第一非イオン性界面活性剤(前記第一 界面活性剤は、前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%で ある); d)5〜18の範囲のHLBを有する第二非イオン性界面活性剤(前記第二 界面活性剤は、前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%で あり;前記第二非イオン性界面活性剤は、前記第一非イオン性界面活性剤よりも 少なくとも2ユニット高いHLBを有し、前記第一界面活性剤よりも大きい分子 量を有する); e)前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%の範囲で 存在するポリカルボキシレート化合物の形の乳化剤;および f)前記氷結防止および着氷防止組成物のpHを6〜10の値に維持するp H調節剤(前記pH調節剤は、前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜 1.0重量%の範囲である)。 19.a)前記ベース化合物が、氷結防止および着氷防止組成物の59.0〜 63.0重量%の範囲であり; b)前記稀釈剤が、氷結防止および着氷防止組成物の37.0〜41.0重 量%の範囲であり; c)前記第一界面活性剤が、4〜9の範囲のHLBを有し、氷結防止および 着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%であり; d)前記第二界面活性剤が、13〜18の範囲のHLBを有し、氷結防止お よび着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%であり;かつ e)前記乳化剤が、氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量 %の範囲で存在する、請求項18に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 20.前記第一および第二非イオン性界面活性剤が、アルコール、アルキルフ ェノール、アミン、脂肪酸、プロピレンオキシドブロックポリマーおよびエチレ ンオキシドブロックポリマーからなる基を有する群より選ばれる、請求項18に 記載の氷結防止および着氷防止組成物。 21.前記pH調節剤が、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、燐酸ジカリウ ム、有機アミンベース、トリトリアゾールおよびベンゾトリアゾールからなる群 より選ばれる、請求項18に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 22.アルカリ性であるために7よりも大きいpH値を有する、請求項18記 載の氷結防止および着氷防止組成物。 23.アルカリ性であるために7.01〜10.00の範囲のpH値を有する 、請求項22に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 24.酸性であるために7未満のpH値を有する、請求項18に記載の氷結防 止および着氷防止組成物。 25.酸性であるために6.00〜6.99の範囲のpH値を有する、請求項 24に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 26.前記航空機表面の酸化層を調整するために、さらに防蝕化合物を含み、 前記氷防蝕化合物が結防止および着氷防止組成物の1ppm〜1.0重量%の範 囲である、請求項18に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 27.前記防蝕化合物が、トリトリアゾール、ベンゾトリアゾール、アルコキ シル化ブチンジオール、チオ尿素、プロパルギルアルコール、硝酸ナトリウム、 ブチン−1,4ジオールおよびこれらの組合せからなる群より選ばれる、請求項 26に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 28.氷結防止および着氷防止組成物の発泡を防ぐために、さらに消泡剤をシ リコーン油系脱泡剤の形で含み、前記消泡剤が氷結防止および着氷防止組成物の 1ppm〜0.5重量%の範囲である、請求項18に記載の氷結防止および着氷 防止組成物。 29.さらに非引火性剤を含み、前記非引火性剤が氷結防止および着氷防止組 成物の1ppm〜1.0重量%の範囲である、請求項18に記載の氷結防止およ び着氷防止組成物。 30.前記非引火性剤が、トリトリアゾールおよびベンゾトリアゾールからな る群より選ばれる、請求項29に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 31.氷結防止および着氷防止組成物内の前記稀釈剤の軟化のために、さらに 水硬度調節剤を含み、前記水硬度調節剤が氷結防止および着氷防止組成物の1p pm〜1.0重量%の範囲である、請求項18に記載の氷結防止および着水防止 組成物。 32.前記水硬度調節剤が、エチレンジアミンテトラアセテートナトリウム、 ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテートナトリウム、トリトリアゾー ル、ベンゾトリアゾール、ポリ燐酸ナトリウム、ニトリロトリアセテートナトリ ウムおよびピロ燐酸ナトリウムからなる群より選ばれる、請求項31に記載の氷 結防止および着氷防止組成物。 33.氷結防止および着氷防止組成物が前記航空機表面に適用されたことを示 すために、さらに色染料識別成分を水溶性染料の形で含み、前記色染料識別成分 が氷結防止および着氷防止組成物の10ppb〜0.1重量%の範囲である、請 求項18に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 34.前記水溶性染料が、レッド−オレンジ染料、無色〜淡黄色染料およびグ リーン染料からなる群より選ばれる、請求項33に記載の氷結防止および着氷防 止組成物。 35.下記を含んでなる航空機の表面に適用する混合物である氷結防止および 着氷防止組成物: a)前記氷結防止および着氷防止組成物の35.0〜80.0重量%の範囲 のプロピレングリコールおよびエチレングリコールの組合せ(プロピレングリコ ール成分は、前記氷結防止および着氷防止組成物の55重量%を超えず、エチレ ングリコール成分は、前記氷結防止および着氷防止組成物の79.9重量%を超 えない); b)前記氷結防止および着氷防止組成物の20.0〜65.0重量%の範囲 で前記エチレングリコールおよびプロピレングリコールの組合せのキャリヤー流 体として使用される水の形の稀釈剤; c)4〜17の範囲のHLBを有する第一非イオン性界面活性剤(前記第一 界面活性剤は、前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%で ある); d)5〜18の範囲のHLBを有する第二非イオン性界面活性剤(前記第二 界面活性剤は、前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%で あり;前記第二非イオン性界面活性剤は、前記第一非イオン性界面活性剤よりも 少なくとも2ユニット高いHLBを有し、前記第一界面活性剤よりも大きい分子 量を有する); e)前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%の範囲で 存在するポリカルボキシレート化合物の形の乳化剤;および f)前記氷結防止および着氷防止組成物のpHを6〜10の値に維持するp H調節剤(前記pH調節剤は、前記氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜 1.0重量%の範囲である)。 36.a)前記ベース化合物が、氷結防止および着氷防止組成物の45.0〜 65.0重量%の範囲であり; b)前記稀釈剤が、氷結防止および着氷防止組成物の35.0〜55.0重 量%の範囲であり; c)前記第一界面活性剤が、4〜9の範囲のHLBを有し、氷結防止および 着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%であり; d)前記第二界面活性剤が、13〜18の範囲のHLBを有し、氷結防止お よび着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量%であり;かつ e)前記乳化剤が、氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜0.5重量 %の範囲で存在する、請求項35に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 37.前記第一および第二非イオン性界面活性剤が、アルコール、アルキルフ ェノール、アミン、脂肪酸、プロピレンオキシドブロックポリマーおよびエチレ ンオキシドブロックポリマーからなる基を有する群より選ばれる、請求項35に 記載の氷結防止および着氷防止組成物。 38.前記pH調節剤が、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、有機アミンベ ース、トリトリアゾールおよびベンゾトリアゾールからなる群より選ばれる、請 求項35に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 39.アルカリ性であるために7よりも大きいpH値を有する、請求項35に 記載の氷結防止および着氷防止組成物。 40.アルカリ性であるために7.01〜10.00の範囲のpH値を有する 、請求項39に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 41.酸性であるために7未満のpH値を有する、請求項35に記載の氷結防 止および着氷防止組成物。 42.酸性であるために6.00〜6.99の範囲のpH値を有する、請求項 41に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 43.前記航空機表面の酸化層を調整するために、さらに防蝕化合物を含み、 前記防蝕化合物が氷結防止および着氷防止組成物の1ppm〜1.0重量%の範 囲である、請求項35に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 44.前記防蝕化合物が、トリトリアゾール、ベンゾトリアゾール、アルコキ シル化ブチンジオール、チオ尿素、プロパルギルアルコール、硝酸ナトリウム、 ブチン−1,4ジオールおよびこれらの組合せからなる群より選ばれる、請求項 43に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 45.氷結防止および着氷防止組成物の発泡を防ぐために、さらに消泡剤をシ リコーン油系脱泡剤の形で含み、前記消泡剤が氷結防止および着氷防止組成物の 1ppm〜0.5重量%の範囲である、請求項35に記載の氷結防止および着氷 防止組成物。 46.さらに非引火性剤を含み、前記非引火性剤が氷結防止および着氷防止組 成物の1ppm〜1.0重量%の範囲である、請求項35に記載の氷結防止およ び着氷防止組成物。 47.前記非引火性剤が、トリトリアゾールおよびベンゾトリアゾールからな る群より選ばれる、請求項46に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 48.氷結防止および着氷防止組成物内の前記稀釈剤の軟化のために、さらに 水硬度調節剤を含み、前記水硬度調節剤が氷結防止および着氷防止組成物の1p pm〜1.0重量%の範囲である、請求項35に記載の氷結防止および着氷防止 組成物。 49.前記水硬度調節剤が、エチレンジアミンテトラアセテートナトリウム、 ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテートナトリウム、トリトリアゾー ル、ベンゾトリアゾール、ポリ燐酸ナトリウム、ニトリロトリアセテートナトリ ウムおよびピロ燐酸ナトリウムからなる群より選ばれる、請求項48に記載の氷 結防止および着氷防止組成物。 50.氷結防止および着氷防止組成物が前記航空機表面に適用されたことを示 すために、さらに色染料識別成分を水溶性染料の形で含み、前記色染料識別成分 が氷結防止および着氷防止組成物の10ppb〜0.1重量%の範囲である、請 求項35に記載の氷結防止および着氷防止組成物。 51.前記水溶性染料が、レッド−オレンジ染料、無色〜淡黄色染料およびグ リーン染料からなる群より選ばれる、請求項50に記載の氷結防止および着氷防 止組成物。
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