JPS6345716B2 - - Google Patents

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JPS6345716B2
JPS6345716B2 JP56037353A JP3735381A JPS6345716B2 JP S6345716 B2 JPS6345716 B2 JP S6345716B2 JP 56037353 A JP56037353 A JP 56037353A JP 3735381 A JP3735381 A JP 3735381A JP S6345716 B2 JPS6345716 B2 JP S6345716B2
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JP
Japan
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weight
icing
group
viscosity
component
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Application number
JP56037353A
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English (en)
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JPS5776077A (en
Inventor
Keenitsuhi Rumeru Inge
Shuenku Ururitsuhi
Sarubaadoru Rene
Kapufuingeru Yoozefu
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS5776077A publication Critical patent/JPS5776077A/ja
Publication of JPS6345716B2 publication Critical patent/JPS6345716B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K3/00Materials not provided for elsewhere
    • C09K3/18Materials not provided for elsewhere for application to surfaces to minimize adherence of ice, mist or water thereto; Thawing or antifreeze materials for application to surfaces
    • C09K3/185Thawing materials

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、特に飛行機表面から氷、霜および/
または雪を除きそしてそれらが再び襲うのを防ぐ
ための液状除氷剤および着氷防止剤に関する。 寒い季節には、特に比較的高湿度の場合、雨お
よび/または降雪の際に氷、霜および/または多
かれ少なかれ固く付着した雪の堆積物(層)が生
ずる。飛行機上へのかかる堆積物の主な欠点は、
飛行機の特定部分の機能を不能にし得るしまた通
常の空気力学的情況を変化させることにある。 それ故に久しい以前から、飛行機表面から通常
の凍結防止剤、殊にグリコール類およびグリセリ
ンを基礎とする融解剤液によつて、氷および場合
によつては霜または雪を排除しそして新たな氷、
雪または霜の形成を出来るだけ長い時間空間阻止
することは公知である。 良好な除氷剤および着氷防止剤についての現存
の要求は非常に広汎である。最も重要な要求の中
では特に次のことが挙げられる:解放し且つ保護
すべき表面上に通常の噴霧装置によつて容易に塗
布できること;特に、アルミニウム、非鉄金属お
よびスチールの如き金属に対して、およびガラス
およびアクリルガラスに対して、著しい腐蝕作用
がないこと;氷、雪および霜を迅速に且つ完全に
融解すること;相応する表面が水平でないとして
も、該表面上に塗布した後に緊密な液体膜を形成
すること;高い剪断安定性;最適な粘度;およ
び、氷、霜および/または雪の新たな形成を長期
間阻止する作用があること、即ち塗布された液状
の剤は長期間の保護作用を有しているべきである
(このことは、いわゆる“残存時間”なる言葉で
表現される)。 公知の除氷―および着氷防止剤はこれらの要求
の1部分しか満足してない。これらのものは特に
剪断安定性、最適な粘度、最適なレオロジ―挙動
および残存時間に関して完壁であるべきである。
高い剪断安定性および最適なレオロジ―挙動は、
除氷剤液の問題のない取扱いおよび吹付けの為の
前提条件であるので重要である。即ち、これら両
者は、大きい回転速度のもとでの撹拌、ポンプ運
搬等の如き操作の際にも、必要とされる粘度を保
持することを保証し、高い剪断勾配のもとでも液
体の層流を保証しそして撹乱流動の発生を排除す
る。このことは、液体の吹付けの為にも、問題の
ない流去にも、特に離昇の間の飛行機の翼からの
問題のない流去に絶対的に必要とされている。 良好な除氷―および着氷防止剤の粘度は、20℃
では約100〜1000mm2/秒、殊に約200〜800mm2/秒
そして−10℃では約1000〜4000mm2/秒、殊に約
1500〜3000mm2/秒である時に最適である。 残存時間が比較的に長い場合にのみ、長時間に
渡つて氷、雪および/または霜で金属表面が再び
侵されないかまたは言うに値する程再び侵されな
いことを保証する。 1945年から米国特許第2373727号明細書に、凍
結防止剤および主要成分としてのグリコール(場
合によつては水と一緒に);粘度を調整する為の
増粘剤としてのゼラチン、膠、石ケンまたは天然
ゴム;鉱油、動物性油、植物性油、合成油および
水不溶性アルコールなる群からの水不溶性化合
物;および油の為の分散剤としての任意の非イオ
ン系―またはイオン系界面活性剤より実質的に組
成されている、飛行機表面での氷の形成および付
着を避る為の剤が開示されている。界面活性剤と
しては中でも低分子量脂肪族アルコール、スルホ
ン酸塩および石油スルホン酸塩が挙げられる。 ドイツ特許出願公告第1901061号明細書から公
知の飛行機表面用除氷剤液は、主成分としてのポ
リ―アルコール、グリコールおよび水;増粘剤と
しての不飽和カルボン酸の単一―または共重合
体;非イオン系界面活性剤としての特別なポリエ
チレングリコールまたはポリエチレン―ポリプロ
ピレングリコール;そして重合体を中和する為の
アルカリ性化合物より実質的に組成されている。
増粘剤は高々5000mm2/秒の粘度(PH7.5〜9.0、20
℃のもとで1%水溶液にて測定)を有する必要が
あることが繰返えし強調されている。 米国特許第2373727号明細書およびドイツ特許
出願公告第1901061号明細書で公知の混合物を発
展させる際に、良好な増粘剤および有利な界面活
性剤を用いる試みがされている。例えばドイツ特
許出願公告第2423893号明細書には、ドイツ特許
出願公告第1901061号明細書で公知の混合物を、
非イオン系界面活性剤としてアルコール、脂肪
酸、脂肪酸アミンおよび脂肪酸アミドのポリオキ
シエチラートおよび、脂肪族アルコール、アルキ
ル―フエノール、アルキルベンゾール、脂肪酸エ
ステルおよび脂肪酸アルカノールアミドより成る
群からの水不溶性化合物を用いることによつて改
善する試みがされている。増粘剤としてはドイツ
特許出願公告第1901061号明細書に開示されてい
る不飽和カルボン酸の単一および共重合体が使用
されており、且つその粘度が5000mm2/秒(PH7.5
〜9.0、20℃のもとで1%水溶液にて)以下であ
る必要がある旨が強調されている。 主要なものとして前に記した非イオン系界面活
性剤の他に、ドイツ特許出願公告第2423893号明
細書には、更に多くのイオン系界面活性剤が挙げ
られており、その中にはオレフイン―スルホナー
トおよびアルキル―ベンゾールスルホナートも挙
げられている。しかしこれらのイオン系界面活性
剤には、前述の米国特許第2373727号明細書に於
けるのと同様に、種類(構造)および使用量に関
して大きな意味は明らかにない。ドイツ特許出願
公告第2423893号明細書では、飛行機表面の除氷
剤を造る際に鉱油を使用することも諫止してい
る。 更に米国特許第3940356号明細書からは水平で
ない面の為の液状の除氷剤が公知である。このも
のは実質的に、主成分としてのグリコールおよび
水;架橋したポリアクリレートの群からの増粘
剤;少なくとも1種類の低分子量脂肪族アルコー
ル;およびこれらより成る混合物を中和する程の
量のアルカリ性化合物より組成されている。この
除氷剤は特に、自動車の風防ガラスの除氷の為に
明らかに適している。 上に既に記した様に、公知の除氷剤液は、若干
の重要な性質に関してまだ完壁でない。 それ故に本発明の課題は、初めに記した要求
を、特に重要な性質、即ち剪断安定性、粘度、レ
オロジ―挙動(これは、特に低いおよび非常に高
い剪断勾配の場合の粘度―および流れ挙動であ
る)および残存時間に関しても満足する特に飛行
機の為の除氷―および着氷防止剤を見出すことで
ある。かかる剤は、殊に上述の工作材料に対して
腐蝕防止性でもあるべきである。 本発明の除氷―および着氷防止剤は、実質的
に、 (a) 40〜65重量%の、2〜3個の炭素原子を有す
るアルキレングリコールおよび4〜6個の炭素
原子を有するオキシアルキレン―グリコールよ
り成る群からのグリコール; (b) 35〜60重量%の水; (c) 0.05〜1.5重量%の、1000〜50000mPa.sの粘
度(20℃、PH7.5〜10のもとで0.5重量%の水溶
液の状態で測定)およびPH−値7.5〜10の+20
℃、0℃および−10℃の0.1〜1.5重量%水溶液
の状態で少なくとも20000s-1までの剪断速度に
て層流挙動を有する架橋したポリアクリレート
の群からの増粘剤; (d) 0.05〜1重量%の、混合基鉱油の群からの水
不溶性成分; (e) 0.05〜1重量%の、アルカリーアルキルアリ
ールスルホナートの群からの界面活性剤; (f) 0.01〜1重量%の少なくとも1種類の腐蝕抑
制剤;および (g) 除氷―および着氷防止剤が7.5〜10のPH−値
を有するような量の、アルカリーカルボナー
ト、アルカリ―ヒドロカルボナート、アルカリ
ーヒドロキシドおよびアミンより成る群からの
少なくとも1種類のアルカリ性化合物 より成り、但し該剤中の成分(a)および(b)の量が該
剤の量に対して少なくとも94重量%である。 本発明の除氷―および着氷防止剤の成分(a)はエ
チレングリコール、プロピレングリコール(1,
2―プロピレングリコール、1,3―プロピレン
グリコール)および/またはジエチレングリコー
ルであるのが好ましい。この成分(a)の量は、本発
明の剤の重量(液体または混合物の重量―即ち混
合物全体―)に対して45〜60重量%であるのが好
ましい。 成分(b)の量は本発明の剤の重量に対して殊に40
〜55重量%であるのが好ましい。水は(イオン交
換体での処理によりまたは蒸留によつて脱温した
水が好ましい。 成分(c)は一定の粘度および特別な流れ挙動を持
つた架橋したポリアクリレートより成る。本発明
に従つて用いるべきポリアクリレートおよびその
製法は米国特許第2923692号明細書に詳細に記さ
れており、該米国特許明細書はこのことについて
本明細書の一部のつもりである。 原則として、米国特許第2923692号明細書に挙
げられた架橋した重合体全部が、本発明に従つて
前に規定した粘度特性および流れ特性を有してい
る限り使用できる。本発明の範囲に於てポリアク
リレートという概念には、殊にアクリル酸または
メタアクリル酸の単一−または共重合体が含まれ
る。共重合体中の共重合性単量体の割合は一般
に、共重合体に関して2〜50重量%、殊に5〜30
重量%である。アクリル酸またはメタアクリル酸
の単一−および共重合体の内、単一重合体が有利
である。アクリル酸の単一重合体が特に有利であ
る。 米国特許第2923692号明細書に記載された架橋
剤の中では、殊にジビニルベンゼン、ブタジエン
の如きジエン類または分子中に1個以上、殊に2
個またはそれ以上のCH=C基を有するポリヒ
ドロキシアルコールのポリアルケニル―ポリエー
テルを用いるのが有利である。何故ならば、これ
らは特に高架橋度の重合体をもたらすからであ
る。ポリヒドロキシアルコールのポリアルケニル
―ポリエーテルの群からの有利な化合物は、例え
ばエリトリツト、キシリツト、フルクトーゼ、サ
ツカローゼおよびラフイノーゼのジ―、トリ―、
テトラ―およびペンタ―アリルエーテル、グルコ
ーゼ、ラフイノーゼおよびこれらの類似物のクロ
トニルポリエーテル並びに上述のポリアルコール
の混合したアリル―およびクロトニルポリエーテ
ルである(米国特許第2923692号明細書参照)。 本発明の場合に使用する架橋したポリアクリレ
ートの粘度は0.5重量%水溶液の状態で20℃、PH
7.5〜10、殊に8〜9.5のもとで測定するのが合目
的である。この粘度は殊に5000〜30000mPa.s、
特に10000〜20000mPa.sである。 本発明に従つて用いるべきポリアクリレートの
為の別の重要な判断基準は大きい剪断速度のもと
でのそのものの流動挙動である。大きい剪断速度
は約500s-1からの速度勾配の場合であり、通常は
1000〜15000s-1の範囲に包含される。本発明に従
つて用いるべき架橋したポリアクリレートはこの
様な大きい剪断速度のもとでも層流を示すべきで
ある。 層流挙動を検査する為には、+20℃、0℃およ
び−10℃でそしてPH7.5〜10、殊に8〜9.5のポリ
アクリレート0.1〜1.5重量%水溶液で出発しそし
て該溶液の粘度挙動を高剪断回転粘度測定機にて
測定し、その際0s-1から大きい剪断速度域まで剪
断速度を続み取る。得られる流れ曲線から、層流
であるかまたは非層流であるかが判る。 成分(c)の量は、本発明の剤の重量に関して殊に
0.1〜1重量%であるのが好ましい。 本発明の除氷―および着氷防止剤の成分(d)は混
合基鉱油である。このものは実質的に、60〜70重
量%のパラフイン系炭化水素および30〜40重量%
のナフテン類(シクロパラフイン)より組成され
ているのが有利である。パラフイン系炭化水素の
C−原子数は12〜18(平均数は約15である)であ
るのが好ましい。ナフテン類のC―原子数は10〜
20(平均数は約15である)であるのが好ましい。 本発明に従つて用いられる鉱油は例えば“キル
ク―オスマー・エンサイクロペデア・オブ・ケミ
カル・テクノロジ―(Kirk―Othmer
Encyclopedia of Chemical Technology)、第2
版、15巻、第8〜10頁、出版社;ジオン・ウイリ
イ・アンド・サンズ社(John Wiley、and Sons
Inc.)”および“ウルマンス・エンツイクロペデ
イエ・デア・テクニツシエ・シエミーエ
(Ullmanns Enzyklopdie der technischon
Chemie)、第4版、第10巻、(1975)、第624およ
び625頁、ドイツ連邦共和国、ワインハイムのヘ
ルラーグ・シエミーエ(Verlag Chemie)”に記
されている。 成分(d)の量は、剤の重量に関して殊に0.1〜0.5
重量%であるのが好ましい。 本発明の除氷―および着氷防止剤の成分(e)は、
1個以上、殊に1または2個のスルホナート基
(SO3K−またはSO3Na基)、5〜18個殊に12〜18
個の炭素原子を有する1個以上、殊に1または2
個のアルキル基そして1個以上、殊に1または2
個のベンゼン環を持つているアルキルアリール―
スルホン酸カリウムおよび/または―ナトリウム
が好ましい。特に、1つのアルキル基に12〜18個
の炭素原子を有したアルキル―ベンゼン―スルホ
ン酸カリウムおよび/または―ナトリウム(これ
らはSO3K−またはSO3Na基および1個のアルキ
ル基を持つている)が好ましい。アルキルアリー
ルスルホン酸塩を製造する場合炭化水素混合物か
らも出発するので(例えば石油精製の際に分別物
として炭化水素混合物が生じるように)、この種
の混合物もアルキル基を成し得る。この場合、炭
素原子の数は12〜18(平均数は15)であるのが好
ましい。 成分(e)として用いるアルキル―アリール―スル
ホナートは既に久しい以前から知られている。そ
の製法およびその性質は例えば教科書“サーフエ
ス・アクテイブ・エージエンツ・アンド・デター
ジエンツ(Surface Active Agent and
Detergents)”、第巻、(1958)、第78〜87頁お
よび第93〜97頁、アントニー・エム・シユバルツ
(Anthony M.Schwartz)、ジエームス・ヴイ・
ペリー(James W.Perry)およびジユリアン・
ベルヒ(Julian Barch)著、インターサイエン
ス・パブリシヤーズ(Interscience Publischers)
社、ニユーヨーク、ロンドン、に記載されてい
る。 成分(e)の量は、本発明の剤の重量に関して殊に
0.1〜0.7重量%であるのが好ましい。 成分(f)は腐蝕抑制剤より成る。適する腐蝕抑制
剤は、例えば、無機系アルカリ金属塩、殊に炭
酸、亜リン酸、リン酸および珪酸のカリウム―ま
たはナトリウム塩;脂肪酸のアルカリ塩、殊にラ
ウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、安息香
酸およびオレイン酸のカリウム―またはナトリウ
ム塩;場合によつてはアルコキシ化されたモノ―
およびジアルキルアミンおよびこれらと鉱酸また
は脂肪酸との塩、殊にブチルアミン、ヘキシルア
ミン、オクチルアミン、イソノニルアミン、オレ
イルアミン、ジ―プロピルアミンおよびジ―ブチ
ルアミン;場合によつてはアルコキシル化された
アルカノールアミンおよびこのものと脂肪酸との
塩、殊にモノ―、ジ―およびトリ―エタノールア
ミン、モノ―、ジ―およびトリプロパノールアミ
ンおよびモノ―、ジ―およびトリイソプロパノー
ルアミン;亜リン酸またはリン酸と1〜6個のC
−原子を有する脂肪族アルコールとのエステル、
殊にエチルホスフエート、ジメチルホスフエー
ト、イソプロピルホスフエート、ジイソプロピル
ホスフエート、ブチルホスフイツトおよびジメチ
ルホスフイツト;およびトリアゾール類、殊にベ
ンズトリアゾールおよびトリルトリアゾールであ
る。 使用される腐蝕抑制剤では、炭酸、亜リン酸、
リン酸および珪酸のカリウム―およびナトリウム
塩、モノー、ジーおよびトリエタノールアミン、
モノー、ジー、およびトリプロパノールアミン、
モノー、ジーおよびトリイソプロパノールアミン
およびベンズトリアゾールが好ましい。中でも珪
酸カリウムまたは−ナトリウム、トリエタノール
アミンおよび/またはベンズトリアゾールが特に
好ましい。 成分(f)の量は、本発明の剤の重量に関して殊に
0.05〜0.5重量%である。 本発明の除氷―および着氷防止剤の成分(g)は、
殊に苛性カリが好ましくそして該剤が殊に8〜
9.5のPH−値を有するような量である。成分(g)の
量は一般に、本発明の剤の重量に対し、0.05〜
1.5重量%、殊に0.1〜0.5重量%である。 本発明の剤中の成分(a)および(b)の量は、該剤の
重量に対して殊に96〜99重量%である。 本発明の除氷―および着氷防止剤は成分(a)〜(f)
に加えて更に、合目的な添加物、殊に酸化防止剤
および多糖類(ゴム類)をも有効な量で含有して
いてもよい(ゴム類は追加的な増粘剤である)。 酸化防止剤としては殊にフエノール系の性質を
有する化合物、例えばジメチルクレゾールおよび
ブチルヒドロキシアニソールが適している。 多糖類が架橋したポリアクリレート、特に粘度
の値が上述の粘度限界の下方の域―即ち、約1000
〜5000mPa.sの範囲内である―にある如きものの
レオロジ―特性に有利に作用することが判つた。
特に有利な多糖類は高分子量キサンタン―ゴムの
タイプのものである。分子量は通常100万より大
きく、殊に200万〜1500万である。 酸化防止剤の量は、本発明の剤の重量に対し
て、一般に0.01〜0.5重量%、殊に0.03〜0.1重量
%である。多糖類の量は、本発明の剤の重量に対
して、一般に0.01〜0.5重量%、殊に0.03〜0.1重
量%である。 本発明の除氷―および着氷防止剤の製造は原則
として任意の順序で各成分を混合することによつ
て行なう。これは例えば、撹拌機を備えた容器中
で場合によつては約100℃まで加温して行なうこ
とができる。 個々の成分の比較的に迅速な溶解を達成し得る
有利な製造法に従つて次の様に行なう:容器中に
水(成分b)を予め準備しそして撹拌下にポリア
クリレート(成分c)を添加する(室温)。添加
後、若干時間、殊に30分〜3時間の間、後撹拌す
るのが合目的である。次で撹拌下に、混合基鉱油
(成分d)、アルキルアリール―スルホナート(成
分e)および腐蝕抑制剤(成分f)をこれに混入
しそしてその上でグリコール(成分a)を導入す
る。今度はアルカリ性化合物(成分g)を有利に
は例えば10%水溶液の状態で添加して、7.5〜10、
殊に8〜9.5のPH−値に調整する。 本発明の除氷―および着氷防止剤は驚ろく程良
好な性質、中でも予期し得なかつた程に長い残存
時間を有する。更にこのものは最適な粘度、最適
なレオロジ―特性および充分な高度の剪断安定性
に特徴がある。このものは比較的に大きい氷点降
下、良好な湿潤効果、僅かだけの親水性、高い熱
安定性、高温のもとでも可能な非常に長い貯蔵性
そして優れた腐蝕防止性も有している。更に、飛
行機に塗布する際に、驚ろく程に良好に吹付け得
ることおよび飛行機を始動した後に非常に良好に
滑落し得ることにも特徴がある。 本発明の除氷―および着氷防止剤を用いる際に
は、かかる剤を水にて、殊に80:20〜50:50の割
合で希釈するのが有利である。かかる希釈された
状態で、通例の装置にて処理すべき面上に吹付け
る。飛行機の除氷の場合には、希釈された溶液を
通常は吹付け前に50〜80℃に加熱する。除氷面を
保護する為には、未希釈の生成物を使用するのが
有利である。 本発明を以下に実施例によつて更に詳細に説明
する。 実施例 1 本発明の除氷―および着氷防止剤を以下の各成
分(重量%)から製造する: 45.00 ジエチレングリコール、 10.00 プロピレングリコール、 43.80 水、 0.27 架橋したポリアクリル酸(この重合体の粘
度は0.5%水溶液の状態で20℃そしてPH9
のもとで16000mPa.sである。)、 0.23 混合基鉱油(このものは実質的に、平均炭
素数15のパラフイン系炭化水素約65重量%
と平均炭素数15のナフテン類約35重量%と
より組成されている。)、 0.40 アルキル基の平均炭素数が15のアルキルベ
ンゼン―スルホン酸ナトリウム、 0.07 腐蝕抑制剤、 0.23 85%苛性カリ。 撹拌機を備えた容器中に16の完全に脱塩した
水を予め準備しそしてこれに108gのポリアクリ
ル酸を撹拌下に加える。この添加の後に21/2時
間、後撹拌する。次で18Kgのジエチレングリコー
ル、4Kgのプロピレングリコール、92gの混合基
鉱油、160gのアルキルベンゼンスルホン酸塩お
よび16gの腐蝕抑制剤を混入する。今度は、95g
のKOH(85%)を完全に脱塩した1520gの水中に
溶解し、この溶液を上記混合物中に撹拌混入す
る。得られる除氷―および着氷防止剤は9.2のPH
−値を有しており、性質は以下の通りである: (1) 残存時間は9時間である。 (2) 回転粘度計中での0s-1〜40000s-1の範囲の剪
断速度のもとでの流れの状態は層状である。 (3)
【表】 した液
実施例 2 本発明の除氷―および着氷防止剤を以下の各成
分(重量%)から製造する: 48.00 プロピレングリコール、 50.60 水、 0.30 架橋したポリアクリル酸(この重合体の粘
度は0.5%水溶液の状態で20℃、PH9のも
とで14000mPa.sである。)、 0.29 混合基鉱油(このものは実質的に、平均炭
素数15のパラフイン系炭化水素約70重量%
と平均炭素数15のナフテン類約30重量%と
より組成されている。)、 0.50 アルキル基の平均炭素数が15のアルキルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、 0.07 腐蝕抑制剤、 0.27 85%苛性カリ。 撹拌機を備えた容器中に、完全に脱塩した1518
gの水を予め準備する。これに撹拌下に8.1gの
KOH(85%)、15gのアルキルベンゼンスルホン
酸塩、8.7gの混合基鉱油、1.5gの腐蝕抑制剤お
よび700gのプロピレングリコールを添加する。
次で、この混合物を50〜60℃に加熱しそして9g
のポリアクリル酸および更に740gのプロピレン
グリコールを撹拌混入する。その上でこの混合物
を上記温度のもとで約6時間、後撹拌する。 製造される除氷―および着氷防止剤は9.0のPH
−値を有している。 性質: (1) 残存時間は5時間である。 (2) 回転粘度計中での0s-1〜40000s-1の範囲の剪
断速度のもとでの流れの状態は層状である。 (3)
【表】 釈した液
実施例 3 本発明の除氷―および着氷防止剤を以下の各成
分(重量%)から製造する; 45.00 ジエチレングリコール、 10.00 プロピレングリコール、 42.65 水、 0.70 架橋したポリアクリル酸(この重合体の粘
度は0.5%水溶液の状態で20℃、PH9にて
3000mPa.sである。)、 0.15 実施例1の混合基鉱油、 0.25 実施例1のアルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、 0.90 腐蝕抑制剤、 0.30 85%苛性カリ、 0.05 酸化防止剤。 これらの成分の混合を、撹拌機を備えた容器中
において行なう(この場合、各成分は任意の順序
で混入してもよい。) 製造される除氷―および着氷防止剤は9.5のPH
−値を有している。 性質: (1) 残存時間は7時間である。 (2) 流れの状態は実施例1に於けるそれに相応し
ている。 (3)
【表】 釈した液
実施例 4 実施例3に於けるのと同様に実施する。但し、
以下の各成分(重量%)を使用する: 48.00 プロピレングリコール、 50.51 水、 0.70 架橋したアクリル酸共重合体(0.5%水溶
液の状態、20℃そしてPH9でのこのものの
粘度は5000mPa.sである。)、 0.15 実施例1の混合基鉱油、 0.25 実施例1のアルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム 0.04 腐蝕抑制剤、 0.30 85%苛性カリ、 0.05 酸化防止剤。 得られる剤の性質: (1) 残存時間は7時間である。 (2) 流れ挙動は実施例1のそれに相当する。 (3)
【表】 釈した液
実施例 5 実施例3に於けるのと同様に実施する。但し、
以下の各成分(重量%)を使用する: 45.00 ジエチレングリコール、 10.00 プロピレングリコール、 42.81 水、 0.83 架橋したアクリル酸共重合体(このものの
粘度は0.5%水溶液の状態で20℃、PH9に
於て1500mPa.sである。)、 0.15 実施例1の混合基鉱油、 0.25 実施例1のアルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、 0.62 腐蝕抑制剤、 0.24 85%苛性カリ、 0.05 酸化防止剤、 0.05 キサンタン―ゴム。 混合物の性質: (1) 残存時間は6時間である。 (2) 流れ挙動は実施例1のそれに相当する。 (3)
【表】 した液
この剤を、密封された容器中に於て95℃のもと
で4週間に亘つて放置することによつてエージン
グさせた後に、その粘度は以下の値を示す:
【表】 した液
エージングした混合物の残存時間は8時間であ
る。 比較例 1 実施例2の除氷−および着氷防止剤を、成分
d)―即ち、混合基鉱油―を省略しそして量的に
それの替わりに水を補充することを除いて実施例
2と同様に製造する(単位は重量%): 48.00 のプロピレングリコール、 50.86 の水、 0.30 の架橋したポリアクリル酸(この重合体の
粘度は0.5%水溶液の状態で20℃、PH9の
もとで14000mPa.sである。)、 0.50 アルキル基の平均炭素原子数が15のアルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、 0.07 腐食抑制剤、 0.27 85%苛性カリ。 性質: (1) 残存時間は3時間である。 (2) 回転粘度計中での0s-1〜40000s-1の範囲の剪
断速度のもとでの流れの状態は層状である。 (3)
【表】 した液
比較例 2 実施例2の除氷―および着氷防止剤を、成分
e)―即ち、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム―を省略しそして量的にそれの替わりに水を
補充することを除いて実施例2と同様に製造する
(単位は重量%): 48.00 のプロピレングリコール、 51.10 の水、 0.30 の架橋したポリアクリル酸(この重合体の
粘度は0.5%水溶液の状態で20℃、PH9の
もとで14000mPa.sである。)、 0.26 混合基鉱油(このものは実質的に、平均炭
素数15のパラフイン系炭化水素70重量%と
平均炭素原子数15のナフテン類約30重量%
とより組成されている。)、 0.07 腐食抑制剤、 0.27 85%苛性カリ。 性質: (1) 残存時間は12時間である。 (2) 回転粘度計中での0s-1〜40000s-1の範囲の剪
断速度のもとでの流れの状態は層状である。 (3)
【表】 した液
比較例 3 実施例2の除氷―および着氷防止剤を、成分
d)およびe)―即ち、混合基鉱油およびアルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム―を省略しそし
て量的にそれらの替わりに水を補充することを除
いて実施例2と同様に製造する(単位は重量
%): 48.00 のプロピレングリコール、 51.36 の水、 0.30 の架橋したポリアクリル酸(この重合体の
粘度は0.5%水溶液の状態で20℃、PH9の
もとで14000mPa.sである。)、 0.07 腐食抑制剤、 0.27 85%苛性カリ。 性質: (1)残存時間は7時間である。 (2) 回転粘度計中での0s-1〜40000s-1の範囲の剪
断速度のもとでの流れの状態は層状である。 (3)
【表】 した液
以上の比較例1〜3で製造される剤を実施例2
で製造される剤と比較すると、成分d)を含有し
ていない比較例1の場合には残存時間が著しく短
く、成分e)または成分d)とe)とを含有して
いない比較例2および3の場合には粘度が高過ぎ
て、塗布が非常に困難であることが分かる。 残存時間: 氷が付着しない時間(残存時間)の測定は以下
に記した装置および以下の記載の方法によつて行
なう: 測定装置は、高い光沢に磨かれた10mmの厚さの
合金(Al Cu Mg)板より成り、該板は水平面に
対して10゜の傾斜角をもつて配置されておりそし
て4つの互に別々の滑道に細分化されている。該
板の下方には、板の温度を−10℃に維持する為に
冷却塩水が貫流する箱形容器が在る。4つの滑道
の温度は抵抗温度計によつて正確に測定すること
ができる。限定された周辺の気候も再現性ある測
定にとつて重要である。それ故に装置全体は、20
±1℃の温度および60%±2%の相対湿度である
空気調節室中に置く。試験面(板の上側面)上に
生じ得る空気の乱れは、非強制的に通気されてい
る合成樹脂ガラス製ケースによつて排除されてい
る。 装置が準備されたら―即ち、板が―10℃に冷却
されそして乾燥状態に摩擦されたら―直ちに、各
滑道上に各50mlの試験用液を注ぎかける。この注
ぎかけは、滑道上部に該滑道の全表面の約5%が
試験用液で被覆されておらずそして注ぎかけた場
所にほぼ真直な水平の境界線が生ずる様に実施す
る。50mlの試験用液を、粘度次第で、通常約5分
の間に注ぎかける。1つの滑道は、再び試験用液
の粘度次第で、通例5〜30分の間に試験用液で完
全に覆われる。 氷が付着してない時間(残存時間)は、試験用
液で覆われた滑道面に氷の形成が認められるまで
に経過するその時間である。 本発明の剤の粘度はDIN51562号に従つてウベ
ローデ粘度計で測定する(粘度次第で、毛管定数
1そして毛管内径2.01mm、3そして2.65mmまたは
5そして3.00mmの粘度計を用いる。)。 ポリアクリレート(成分c)の粘度は、ブルツ
クフイールド回転粘度計にて1分間に20回転の回
転数のもとで測定する。試験すべき溶液の粘度次
第で、No.4,5または6のスピンドルを使用す
る。 本発明の剤およびポリアクリレートの流れ挙動
(剪断安定性)の測定は、剪断速度を40000s-1
で許容する高剪断回転粘度計にて実施する
(DIN 53018号およびDIN53019号)。この場合、
いわゆる流動曲線を、0s-1から出発して約
40000s-1の速度勾配まで測定する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質的に、 (a) 40〜65重量%の、炭素原子数2〜3のアルキ
    レングリコールおよび炭素原子数4〜6のオキ
    シアルキレン―グリコールより成る群からのグ
    リコール; (b) 35〜60重量%の水; (c) 0.05〜1.5重量%の、1000〜50000mPa.sの粘
    度(20℃、PH7.5〜10のもとで0.5重量%の水溶
    液の状態で測定)およびPH―値7.5〜10の+20
    ℃、0℃および−10℃の0.1〜1.5重量%水溶液
    の状態で少なくとも20000s-1までの剪断速度に
    て層流挙動を有する架橋したポリアクリレート
    の群からの増粘剤; (d) 0.05〜1重量%の、混合基鉱油の群からの水
    不溶性成分; (e) 0.05〜1重量%の、アルキルアリール―スル
    ホン酸アルカリ塩の群からの界面活性剤; (f) 0.01〜1重量%の少なくとも1種類の腐蝕抑
    制剤;および (g) 除氷―および着氷防止剤が7.5〜10のPH―値
    を有するような量の、アルカリ―カルボナー
    ト、アルカリ―ヒドロカルボナート、アルカリ
    ―ヒドロキシドおよびアミンより成る群からの
    少なくとも1種類のアルカリ性化合物 より成り、但し除氷―および着氷防止剤中の成分
    (a)および(b)の量が該剤の重量に対して少なくとも
    94重量%である、除氷―および着氷防止剤。 2 成分(c)が0.5重量%の水溶液の状態で20℃、
    8〜9.5のPH―値にて1000〜50000mPa.sの粘度を
    有し且つ、8〜9.5のPH−値の+20℃、0℃およ
    び−10℃の0.1〜1.5重量%水溶液の状態で少なく
    とも20000s-1までの剪断速度にて層流挙動を有す
    る架橋ポリアクリレートである、特許請求の範囲
    第1項記載の除氷―および着氷防止剤。 3 各成分が、 (a) エチレングリコール、プロピレングリコール
    およびジエチレングリコールより成る群からの
    グリコール、 (c) 5000〜30000mPa.sの粘度を有するポリアク
    リレート、 (d) 実質的に、60〜70重量%の、炭素原子数12〜
    18のパラフイン系炭化水素と30〜40重量%の炭
    素原子数10〜20のナフテン類とより成る混合基
    鉱油、 (e) 1個または2個のスルホナート基、炭素原子
    数12〜18の1個または2個のアルキル基および
    1個または2個のベンゼン環を有するアルキル
    アリールスルホン酸カリウムおよびアルキルア
    リールスルホン酸ナトリウムより成る群からの
    アルキルアリールスルホン酸アルカリ塩、 (f) 炭酸、亜リン酸、リン酸および珪酸のカリウ
    ム―およびナトリウム塩、モノ―、ジ―および
    トリエタノールアミン類、モノー、ジーおよび
    トリプロパノールアミン類、モノー、ジーおよ
    びトリイソプロパノールアミン類およびベンズ
    トリアゾール、そして (g) 剤が8〜9.5のPH−値を持つような量の苛性
    カリ である、特許請求の範囲第2項記載の除氷―およ
    び着氷防止剤。 4 各成分が、 (c) 10000〜20000mPa.sの粘度を有するポリアク
    リレート、 (e) アルキル基に12〜18の炭素原子を有するアル
    キルベンゼンスルホン酸カリウムおよびアルキ
    ルベンゼンスルホン酸ナトリウムより成る群か
    らのアルキルベンゼンスルホン酸塩、そして (f) 珪酸カリウム、珪酸ナトリウ、トリエタノー
    ルアミンおよびベンズトリアゾールより成る群
    からの腐蝕抑制剤 である、特許請求の範囲第3項記載の除氷―およ
    び着氷防止剤。 5 成分(c)がアクリル酸またはメタアクリル酸の
    単一―および共重合体より成る群からのポリアク
    リレートである、特許請求の範囲第1項から4項
    までのいずれか一つに記載の除氷―および着氷防
    止剤。 6 成分(c)がアクリル酸またはメタアクリル酸の
    単一重合体である、特許請求の範囲第1項から4
    項までのいずれか一つに記載の除氷―および着氷
    防止剤。 7 成分(c)がアクリル酸の単一重合体である、特
    許請求の範囲第1項から4項までのいずれか一つ
    に記載の除氷―および着氷防止剤。 8 各成分が (a) 45〜60重量%、 (b) 40〜55重量%、 (c) 0.1〜1重量%、 (d) 0.1〜0.5重量% (e) 0.1〜0.7重量% (f) 0.05〜0.5重量%および (g) 0.1〜0.5重量% なる割合であり、但し成分(a)および(b)の量が剤の
    重量に対して平均96〜99重量%である特許請求の
    範囲第1項記載の除氷―および着氷防止剤。 9 追加的に、 (h) 0.01〜0.5重量%の少なくとも1種類の酸化
    防止剤 および、約1000〜5000mPa.sの粘度を有する
    架橋したポリアクリレートの場合には、 (i) 別の増粘剤として0.01〜0.5重量%の高分子
    量キサンタン―ゴム を含有している特許請求の範囲第1項記載の除氷
    ―および着氷防止剤。 10 成分(h)および(i)をそれぞれ0.03〜0.1重量
    %の量で含有している特許請求の範囲第9項記載
    の除氷―および着氷防止剤。
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