JP2001519657A - アロエ全葉を加工するための二分岐方法 - Google Patents

アロエ全葉を加工するための二分岐方法

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サークヴェイラ,ルイズ
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キャリングタン、ラバラトーリズ、インク
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Abstract

(57)【要約】 アロエの葉肉とアロエの皮とを別々に加工し、その後これら別々の工程からの生成物を合わせることによってアロエ全葉を加工する二分岐方法、および最終製品の用途。

Description

【発明の詳細な説明】 アロエ全葉を加工するための二分岐方法背景 本発明は、アロエ全葉を加工する二分岐方法に関する。さらに詳しくは、本発 明はアロエの葉肉とアロエの皮を別々に加工し、ついでこれら別々の工程からの 生成物を合わせることによりアロエ全葉を加工する方法、および最終的に合わせ られた生成物の用途に関する。 アロエはぎざぎざのある端部と尖った点とをもつ槍形の葉を特徴とする熱帯ま たは亜熱帯植物である。 アロエベラ(aloe vera)の葉を横にスライスすると、厚いクチクラに覆われ た表皮の外壁が現れる。表皮の下方には、緑色組織細胞と、柔組織として知られ る細胞壁の薄い細胞とに分化した葉肉がある。柔組織細胞は透明な粘液のような ゼリーを溜めている。内部維管束鞘細胞を持つ維管束は緩下薬の性質を持つ黄色 い液汁を含み、2つの大きな細胞の間に挟まれている。アロエベラは2種類の主 要な液源、黄色ラテックス(浸出液)および透明ゲル(粘液)、を有する。該植 物の柔組織細胞からの粘液ゼリーはアロエベラ・ゲルと呼ばれる。このように、 大きく分けて、アロエベラの葉には3つの異なる部分がある:(1)黄色液汁、主 としてアントラキノン類;(2)内部ゲルマトリックスまたは「葉肉」;および(3) 外皮、先端、基部および棘からなる「皮」である。 アロエ植物の全葉、浸出液および新鮮ゲルは種々のヒト用の用途に用いられて きた。数世紀の間、アロエベラ植物は医薬および治療性質を持つと考えられ、そ してその医薬および治療上の性質に対して用いられてきたが、そのような性質の 基礎を明確に理解または科学的に分析したわけではない。さらに、新鮮なアロエ 植物の生物活性は非常に急速に壊れることが知られている。 このようにアロエ植物およびその特徴に関する知識が欠けているため、植物の 加工に用いられる多くの方法は、その最終生産物が所望の結果を安定して達成す るものとなっていない。さらに、アロエの葉はその黄色の液汁中にアントラキノ ン類を含有する。このアントラキノン含有黄色液汁は緩下作用を有し、極端に刺 激的な緩下薬として有名である。 伝統的には、人々はアロエの葉全体を加工するか、あるいは葉肉だけを加工し て皮は廃棄していた。しかし、アロエの葉肉およびアロエの皮の双方とも生物活 性のある材料を含有していると考えられる。したがって、皮を廃棄することによ って、アロエベラの全葉から若干の生物活性のある材料を廃棄してしまうかもし れない。 種々のアロエ製品を製造するための伝統的な「全葉」方法は、典型的には、ア ロエ植物の全葉の押し潰し(圧力ローラ)、すり潰し(例えば、Thompsonアロエ 葉スリッターを使用)、または絞り出し(TXC圧力押出機)をしてアロエベラ のジュースを製造し、次いでこのジュースを濾過および安定化する種々の工程を 伴っている。得られた混合物は次いで他の溶液または剤に含入またはこれと混合 して、製品(例えば化粧品、健康食品飲料、または局所軟膏であってもよい)を 製造する。 典型的には、飲料を作るのに適したアロエ製品を製造するための「全葉」方法 では、洗浄したアロエの全葉を押し潰しかつすり潰して濃厚液を得る。この方法 では、皮はアロエの葉の葉肉から分離されない。次いで、セルロース繊維を濾過 により除去する。葉全体から得られた残存するアロエ液を、安息香酸ナトリウム 、ソルビン酸カリウム、ビタミンE、過酸化水素、亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸 ナトリウムその他の保存料で安定化する。次いで、セルラーゼまたはマンノシダ ーゼのような酵素を安定化されたアロエ液に添加してセルロースを「消化」する 。この「消化」工程はこの液の持つ非常に高い粘度を低下させるのに必要である 。高粘度または濃厚液は口中に不快感を残しやすい。「消化された」アロエ液を 高温で滅菌する。次いで、木炭を「消化された」かつ滅菌されたアロエ液に添加 してこの液を脱色し、緩下作用を有するアロインおよびアントラキノン類を除去 する。次いで、木炭を濾過により除去する。得られた濾液を次いで濃縮して水を 減少させる。あるいはまた、水のほとんどすべてを除去して粉末を得る。 残念ながら、不適切な加工工程の故に、これらのいわゆるアロエ製品の多くが 生物活性のある化学物質または成分を含有していない。典型的な「全葉」方法で は、アロエの葉の皮と葉肉を一緒に加工し、得られた液を葉の葉肉中に天然に存 在する生物活性のある化学物質の多くにとって有害な多数の工程に付している。 例えば、「酵素的消化」、木炭処理、および滅菌のいずれか一つによりアロエの 葉の葉肉中に存在する天然に生じた生物活性のある化学物質または成分が破壊ま たは除かれることがあり得る。 そのような技術水準に属する方法の主要な欠点はアロエの葉の異なる画分およ び成分が異なる種類の生物活性を有することを認識せず、考慮にいれていないこ とである。これらの異なる画分は最終製品の意図された用途に適合しないだけで なく、多くの場合そのような用途に有害であることがある。さらに、アロエ植物 の葉の加工に注意深く調整された方法が用いられないならば、葉の活性化学物質 または成分はこの方法中に破壊される。 アロエベラの葉は種々の化学物質および成分を含有する。アロエの葉の活性化 学物質の混合物の同定、単離および安定化は、米国特許第4,735,935号、同第4,8 51,224号、同第4,917,890号、同第4,957,907号、同第4,959,214号および同第4,9 66,892号に記載されているとおりであり、これらのそれぞれの内容は引用により 本明細書に包含される。活性化学物質の一つの群はアロエベラ粘液多糖類と呼ば れている。アロエベラ粘液多糖類はさらに多糖類の混合物からなる。「多糖類」 という用語はあいまいに使われていて、炭水化物のオリゴマーおよびポリマーの 双方を含む。そのような多糖類の一群はアセマンナン(acemannan)という名称 を与えられている。アセマンナンは実質的にアセチル化されたマンノースモノマ ーの規制された線状ポリマーである。 アロエベラ粘液多糖類の生物学的、生理学的活性およびその薬学的用途がCarr ington Laboratoriesを含む多数の研究所における数多くの研究の目的であった 。アロエ製品の用途は、それぞれCarrington Laboratorie,Inc.に譲渡されたキ ャリントン(Carrington)の米国特許第5,106,616号、同第5,118,673号、同第5, 308,838号、同第5,409,403号、5,441,943号および同第5,443,830号、に記載され ており、それぞれの内容は引用により本明細書に包含される。これらの研究は、 アロエベラの生物活性のある化学物質の抗ウイルス剤、抗腫瘍剤、免疫刺激剤、 免疫調節物質、ワクチンアジュバント日和見感染症減少手段、炎症制御手段およ び創傷治癒方法促進手段としての活性に主として集中していた。 アロエベラ粘液多糖類は対照研究において、動物で治癒率を増加することが示 されている。アロエベラ粘液多糖類は、また、動物実験で胃潰瘍治療に対する効 果的な治療薬であることが示されている。 例えばアセマンナンは、実験室の研究で、やけど、潰瘍および皮膚および胃腸 のライニングの他の傷を治癒する原因となっている繊維芽細胞の複製を組織培養 において48時間で300%増加させることが示されている。 3年の期間にわたって、その胃がヒトの胃と同様に反応する実験室のラットを 試験した。アセマンナンは胃潰瘍の治療に現在用いられている医薬品に均等また はそれより優れていることが見出された。そのような製品はほとんど胃の塩酸を 阻害するように作用する。アセマンナンは異なる原理で働き、消化酸の自然な流 れを変更しない。 アロエ植物の葉が持つ既知の広範囲の生物学的活性に鑑み、そしてアロエ植物 の葉に見出される生物学的活性成分および物質の既知の複雑な混合物に鑑み、ア ロエベラの葉の本質的にすべての生物活性成分を保持する目的で、アロエの全葉 を加工できることが望ましい。アロエベラの全葉を加工する簡単かつ有効な方法 であって、同時にその方法がアロエの全葉に天然に存在する生物活性のある化学 的存在物のほとんどすべてを保存および維持することに対する必要が生じている 。概要 上記の論述した課題は、アロエ全体を加工する二分岐方法、それらの生成物お よび用途を提供する本発明において解決された。 広くは、アロエの全葉を加工する本二分岐方法は、 (a)皮および葉肉を洗浄されたアロエ全葉から分離し; (b)葉肉を、 (i) 圧搾して粗製葉肉液を得る工程; (ii) 粗製葉肉液から粗繊維を除去して葉肉液を得る工程;および (iii)葉肉液を保存料で安定化して安定化葉肉液を得る工程 に付し; (c)皮を, (i) 圧搾して粗製皮液を得る工程; (ii) 粗製皮液から粗繊維を除去して皮液を得る工程; (iii)皮液中に存在するアントラキノンを減少させてアントラキノン を比較的含まない皮液を得る工程;および (iv) アントラキノンを比較的に含まない皮液を安定化して安定化皮 液を得る工程; に付し; (d)安定化葉肉液を安定化皮液と合わせる 工程を含む。 本発明の一実施態様はアロエ全葉を加工する二分岐方法である。この方法は、 (a)アロエ全葉を洗浄して洗浄されたアロエ全葉を得ること;(b)洗浄された アロエ全葉から皮を分離して葉肉を生成することを含む。次いで、別途、この葉 肉と皮を処理する。皮とは別個に、葉肉を下記工程;(I)すり潰して、すり潰 された葉肉を得る工程;(ii)すり潰された葉肉から粗繊維を除去して比較的繊 維のない葉肉液を得る工程;(iii)比較的繊維のない葉肉液を均質化して、均 質化された葉肉液を得る工程;および(iv)均質化された葉肉液を保存料で安定 化して安定化葉肉液を得る工程に付す。別途、皮を下記工程:(I)刻んで、刻 まれた皮を得る工程;(ii)刻まれた皮の全固形分を水で調整して調整された皮 固形混合物を得る工程;(iii)調整された全固形混合物をすり潰して、すり潰 された調整された皮固形混合物を得る工程;(iv)すり潰された、調整された皮 固形混合物から粗繊維を除去して比較的繊維のない皮液を得る工程;(v)比較 的繊維のない皮液を均質化して、均質化された皮液を得る工程;(vi)均質化さ れた皮液中に存在するアントラキノンを減少させて比較的にアントラキノンのな い皮液を得る工程;(vii)比較的アントラキノンのない皮液を滅菌する工程; (viii)滅菌された皮液を保存料で安定化して安定化された皮液を得る工程に付 す。 したがって、本発明の目的は、アロエ全葉を加工する二分岐方法を提供するこ とである。 本発明のもう一つの目的は、アロエ全葉を加工する方法であって、アロエ全葉 中に天然に存在する生物活性のある化学的存在物の大部分を保存することができ る二分岐方法を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、アロエの葉肉とアロエの皮のそれぞれを最初に別 々に加工し、得られた生成物をその後合わせる方法を提供することである。 本発明のまた別の目的は、全葉二分岐方法により調製された、飲料、食品添加 物およびその他の消費者の使用に適した製品であるアロエ製品を提供することで ある。 本発明の他の目的、利点および新規の特徴は本発明の以下の説明から明らかに なるであろう。図面の説明 図1は、本発明の一実施例に用いられる一連の工程を示す。詳細な説明 現在の全葉方法に内在し、本発明の実施例において解決された、上に論述した 課題は、一つの局面において、アロエ全葉を加工する二分岐方法に関する。本発 明の二分岐全葉方法は、アロエ全葉中に天然に存在する生物活性のある化学的存 在物および成分の大部分を保存することができる。 本明細書で用いられているように、「生物活性のある」という用語は、薬理学 的または治療活性のような「生物学的活性を有する」ことを意味する。さらに詳 しくは、生物学的活性は次のものであってもよい:鎮痛;抗ウイルス;抗炎症; 抗新生物形成;免疫刺激;免疫調節;アジュバント;またはこれらの組み合わせ 。 ある物質が痛みを軽減することができれば、その物質は「鎮痛」活性を有する 。 「抗ウイルス」活性はウイルス粒子の複製またはその感染および/または宿主 細胞との相互作用に直接的または間接的に干渉する物質の活性である。 ある物質が組織破壊工程および応答の結果、熱、赤熱状態、膨潤、痛みおよび 機能喪失の炎症工程を阻害することができれば、その物質は「抗炎症」活性を有 する。 「抗新生物形成」活性は、腫瘍細胞の細胞サイクルに干渉することができる、 腫瘍細胞の複製または修復を阻止できる、またはプログラムされた細胞死すなわ ちアポトーシスを増強できる、および/または腫瘍細胞の免疫原性を破壊する物 質の活性である。 ある物質が、マクロファージからのサイトカイン放出を促進するか、特異的も しくは非特異的食菌作用を増加するか、および/または直接的もしくは間接的に ホストの防衛システムの構成部分を刺激することにより免疫系を刺激することが できるならば、その物質は「免疫刺激」活性を有する。 ある物質が免疫系と相互作用して免疫応答を上方調節(向上)または下方調節 (低下)することができるならば、その物質は「免疫調節」活性を有する。 ある物質が抗原に対する免疫応答を非特異的に向上することができるならば、 その物質は「アジュバント」活性を有する。ある物質が、添加されたときに、処 方中の医薬を補助して、この医薬の主成分の作用を速めたり増加させることがで きるならば、その物質も「アジュバント」活性をもつことが知られる。 生物活性のある化学的存在物または成分は一種または二種以上の化学物質また は異なる化学物質の混合物であってもよく、化学物質またはその混合物は生物学 的活性を有する。そのような化学物質は有機酸、タンパク質、アミノ酸、炭水化 物、ペプチド、糖タンパク、ステロール、他の有機/無機物質、およびそれらの 混合物のような部分を含む。 「二分岐」という用語はアロエの葉肉およびアロエの皮のそれぞれが最初に別 々に加工されることを指すために用いられる。 実質的にアントラキノンのないアロエゲル葉肉をアロエ植物の葉から次の工程 により製造することができる: 1.アロエの葉を殺菌溶液中で洗浄して表面の汚れおよびバクテリアを実質的 にすべて除去する工程; 2.洗浄された葉から少なくとも第一の端部を除去する工程; 3.アントラキノンに富む液汁を、切断され洗浄された葉から抜き取り、保存 し、かつ捕集する工程;および 4.葉から皮を除去して実質的にアントラキノンのないゲル葉肉を製造する工 程。 実質的にアントラキノンのない、可溶化されかつ懸濁された物質を有するアロ エ生ゲル、「生ゲル」または「アロエジュース」は、実質的にアントラキノンの ないアロエゲル葉肉をすり潰し、均質化することによって得ることができる。 アロエの葉からの活性化学物質または生物活性因子を含有する、凍結乾燥され たアロエベラ・ゲル抽出物は下記工程により製造することができる: 1.可溶化されかつ懸濁された物質を有するアロエ生ゲル、「生ゲル」または 「アロエジュース」を得る工程; 2.エタノールのような、水溶性の低級脂肪族極性溶媒をこのアロエジュース に添加して活性化学物質を沈殿することにより不均質溶液/懸濁液を形成する工 程; 3.水溶性の、低級脂肪族極性溶媒および不均質溶液から可溶化された物質を 除去して、沈殿した活性化学物質を単離する工程;および 4.沈殿した活性化学物質を乾燥、好ましくは凍結乾燥、する工程。 アロエの葉からの活性化学物質または生物活性因子を含有する凍結乾燥された アロエベラのゲル抽出物の他の形は下記工程により製造することができる: 1.可溶化されかつ懸濁された物質を有するアロエ生ゲル、「生ゲル」または 「アロエジュース」を得る工程; 2.アロエジュースのpHを約3〜約3.5に調整する工程; 3.エタノールのような、水溶性の低級脂肪族極性溶媒をアロエジュースに添 加して活性化学物質を沈殿することにより不均質溶液/懸濁液を形成する工程; 4.水溶性の、低級脂肪族極性溶媒および不均質溶液から可溶化された物質を 除去して沈殿した活性化学物質を単離する工程; 5.沈殿した活性化学物質を乾燥、好ましくは凍結乾燥、する工程。 一般に、「バルク製薬マンナン」(“BPM”)はアロエの葉から以下のよう に調製してもよい: 1.アロエの葉を洗浄し、スライスして開き、葉肉を取り出して葉の皮を捨て る。清浄な(実質的にアントラキノンのない)内側ゲルを保持し、一方緑色の皮 を捨てる。 2.葉肉化された材料を均質化し(creparo)、かつFinisher Model 75(FMC,米 国イリノイ州シカゴ)でよく濾過してパルプの大部分を除去する。 3.透明な粘稠ゲルを希塩酸でほぼ3.2のpHに酸性化する。 4.次いで、酸世化ゲルを4倍量の95%エタノールを用いて周囲温度で抽出 する。浮遊物質を除去し、次いでアルコール/水混液をサイホンで捨て、一方固 形沈殿物を遠心により捕集する。有機酸、オリゴ糖、単糖、アントラキノン類お よび無機塩類のようなアルコール/水溶性物質はアルコール抽出工程により大部 分が除去される。 5.次いで、固形アロエベラ抽出物を新しいアルコールで洗浄し、遠心し、凍 結乾燥し、すり潰して白い粉末にする。この段階の生成物は依然として若干の水 分、タンパク質、単糖類、オリゴ糖類、有機/無機塩類および他の物質を含有し ている。生成物はBPM源として貯蔵することができる。生成物は、凍結乾燥し た形では、追加の水分から保護されるならば、室温で数年間安定である。実質的 にアントラキノンのないアロエ・ゲルを製造、活性化学物質をアロエの葉から抽 出、BPMを調製、およびアロエの葉から実質的に非分解性の凍結乾燥された規 制されたマンノースの線状ポリマーを抽出するための詳細な手順はキャリントン (Carrington)の米国特許第4,735,935号、同第4,851,224号、同第4,917,890号 、同第4,957,907号、同第4,959,214号、および同第4,966,892号に記載されてお り、そのそれぞれの全内容が引用により本明細書に包含される。アロエ製品の用 途は、キャリントン(Carrington)の米国特許第5,106,616号、同第5,118,673号 、5,308,838号、同第5,409,703号、同第5,441,943号、および同第5,443,830号に 記載されており、そのそれぞれの全内容が引用により本明細書に包含される。 もう一つの生物活性因子である、濾過および照射されたバルク製薬マンナン( “FBA”)、はBPMを(細孔径が約25μmのフィルターを用いて)濾過し た後、γ線照射(約2.5Mrad)することにより調製および製造することができ る。 上記の種々の方法のそれぞれはアロエの葉肉のみを用いる。つねに、皮は加工 前に捨てられている。 しかしながら、本発明はアロエ全葉を加工する二分岐方法に関する。本発明で は、皮は廃棄されない。むしろ、皮は別途加工されて液状の皮生成物を生じる。 葉肉も別途加工されて液状の葉肉生成物を生じる。次いで、液状皮生成物と液状 葉肉生成物を合わせて、飲料、食品添加物、化粧品およびその他のようなさらな る使用に供される。このアロエ全葉を加工する二分岐方法はアロエ全葉中に天然 に存在する生物活性のある化学的存在物および成分の大部分を保存および保持す るのを助ける。 大まかにいうと、本発明の一実施態様は、アロエ全葉を加工する二分岐方法に 関し、この方法は、 (a)アロエ全葉を洗浄して洗浄されたアロエ全葉を得ること; (b)洗浄されたアロエ全葉から皮を分離して葉肉を得ること (c)葉肉を, (i) すり潰して、すり漬された葉肉を得る工程; (ii) すり潰された葉肉から粗繊維を除去して比較的繊維のない葉 肉液を得る工程; (iii)比較的に繊維のない葉肉液を均質化して、均質化された葉肉 液を得る工程;および (iv) 均質化された葉肉液を保存料で安定化して安定化葉肉液を得 る工程; に付し; (d)皮を、 (i) 刻んで、刻まれた皮を得る工程; (ii) 刻まれた皮の全固形分を水で調整して調整された皮固形混合 物を得る工程; (iii)調整された全固形混合物をすり潰して、すり潰された調整さ れた皮固形混合物を得る工程; (iv) すり潰された調整された皮固形混合物から粗繊維を除去して 比較的に繊維のない皮液を得る工程; (v) 比較的に繊維のない皮液を均質化して均質化された皮液を得 る工程; (vi) 均質化された皮液中に存在するアントラキノンを減少させて 比較的にアントラキノンのない皮液を得る工程; (vii)比較的にアントラキノンのない皮液を滅菌して、滅菌皮液を 得 る工程;および (viii)滅菌された皮液を保存料で安定化して、安定化された皮液を 得る工程; に付し; (e)安定化した葉肉液を安定化皮液と合わせること を含む。 図1は本発明の一実施態様を示すが、実施態様は下記の工程を含む: 1.− 全アロエ葉 農場から届いたアロエベラの葉を水に浸漬し、高圧水ジェットですすいで汚れ と他の異物を除去する。 2.− 塩素化水浸漬 次いで、アロエベラの葉を、典型的には約200ppmの塩素を含有する水を有 する樋内に置く。典型的な滞留時間は約30分である。 3.− 洗浄操作 葉が加工プラントに入ると、葉は水を噴霧されて余分の塩素水が除去される。 4.− 切り身作成操作 アロエの葉の皮、棘、先端部および基部を好ましくは手で除去し、二種類の生 成物を残す:(i)アロエ・ベラ葉肉(約30〜50%w/w);および(2)皮、 先端部、基部および棘、一緒に捕集されるので、以後「皮」と呼ぶ。 5.− 水すすぎ この工程で、流入材料を清浄水ですすいで残留塩素等を除去する。 6.− 刻み 切断動作機械により皮をすり潰す際の操作。ここで用いる機械は食品級ステン レス鋼で構成され、この工程を材料が通過した後、そのサイズが約0.1mm〜約 15mm、好ましくは約0.1mm〜約5mm、より好ましくは約0.2mm〜約1mmに 縮小される。 7.− 全固形分含量の調整 この工程で、要すれば水を添加して全固形分含量を調整する。十分な水を添加 して最終的屈折率が約1.2500〜約1.4500,好ましくは約1.300 0〜約1.4000、より好ましくは約1.3200〜約1.3500、更に好 ましくは約1.3350〜約1.3355である。 8.− 粗すり潰し操作 この工程で、皮画分をさらにすり潰して粒径が約2mm未満、より好ましくは約 1mm未満の塊の混合物を生じる。 9.− 繊維除去操作 この工程で、皮画分は粗く濾過されて粒度が約500mmとなる。この固形ケー キ、植物繊維を捨てて、濾液を以下の工程に用いる。 10.− 均質化工程 ここで、液を高圧(約1500psi)で金網(約5マイクロメータ)を通過さ せてアロエベラの液内に生じる集合体を破壊する。この工程の目的は機械的手段 によって液の粘度を低下させるが、液の化学的統一性は保存することにある。 11.− アントラキノン低減工程 得られた液を活性炭、好ましくは平均粒度が約1.5mmとなるように粒状化す る。次いで、液と活性炭の混合物を通常約10分間撹拌する。使用する活性炭の 量はアロエ皮液の約400リットル当たり約0.5〜約3kgである。 12.− 濾過工程 この工程で、アロエ皮液と活性炭の混合物を、細孔径が約300〜50umの# 2標準フィルターバッグを用いて濾過する。好ましい細孔径は約100umである 。次いで、得られた濾液を、細孔径が約50〜5umのバッグを用いる第二の濾過 工程を経由させる。好ましい細孔径は約10umである。同じ細孔径範囲を用いて フィルタープレスを使用することもできよう。 13.− HTST滅菌工程 次いで、液をポンプで送って、流体の温度を約100℃に昇温する高温短時間 滅菌器(“HTST”)を通す。液をこの温度で約30秒間保持し、次いで約2 0℃に冷却する。このサイクルを2〜5回繰り返す。 14.− 安定化工程 この時点で、液に保存料または保存料の混合物を添加する。保存料の例として は安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、クエン酸、およびビタミンEが挙 げられる。約0.08%の安息香酸ナトリウムと約0.15%のクエン酸の混合 物を用いるのが好ましく、用いたクエン酸はpHを約3.4に安定化するのに十 分である。 さらに、合わせられた安定化葉肉液と安定化皮液からの水の量を低減してシロ ップ、さらには凍結乾燥して粉末を生成することもできる。 得られた生成物は飲料、食品添加物、化粧品その他に使用することができる。 使用できる風味剤としてはバニラ、シナモン油等が挙げられる。 開示された全葉アロエ製品を製造する方法の種々の変更例並びに代替の変更例 、変形例および均等物は上述の好適な実施態様の一般的な説明を読めば当業者に は明らかになるであろう。上述の一般的説明は添付の請求の範囲を限定する意図 のものではなく、そのような変更例、均等物または変形例のいずれをも包含する ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61P 17/00 A61P 17/00 43/00 111 43/00 111 B01D 15/08 B01D 15/08 A61K 7/00 K // A61K 7/00 A23L 2/00 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 ロドリケズ,サンティアーゴウ アメリカ合衆国フローリダ州33102、マイ アミ、ノースウエスト・ナインティセヴン ス・アヴィニュー・ユーニト・シー・101 1601番 スウィート・エスジェイオウ 2632 (72)発明者 ターナ,カールトン、イー アメリカ合衆国テクサス州75038、アーヴ ィング、ネルスン・ドライヴ 1508番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)皮および葉肉を洗浄されたアロエ全葉から分離し; (b)該葉肉を、 (i) 圧搾して粗製葉肉液を得る工程; (ii) 該粗製葉肉液から粗繊維を除去して葉肉液を得る工程;およ び (iii)該葉肉液を保存料で安定化して安定化葉肉液を得る工程; に付し; (c)該皮を、 (i) 圧搾して粗製皮液を得る工程; (ii) 該粗製皮液から粗繊維を除去して皮液を得る工程; (iii)該皮液中に存在するアントラキノンを減少させてアントラキ ノンを比較的含まない皮液を得る工程;および (iv) 該アントラキノンを比較的に含まない皮液を安定化して安定 化皮液を得る工程 に付し; (d)該安定化葉肉液を該安定化皮液と合わせることを含む、アロエ全葉を加工 する方法。 2.該アロエ全葉を水中で洗うことにより洗浄する、請求項1記載の方法。 3.該粗繊維を該粗製葉肉液から濾過により除去する、請求項1記載の方法。 4.該皮液中に存在する該アントラキノンを木炭で処理することにより減少させ る、請求項1記載の方法。 5.該葉肉液を保存料の添加により安定化する、請求項1記載の方法。 6.該皮を圧搾する工程の前に、該皮を刻む工程をさらに含む、請求項1記載の 方法。 7.該皮を圧搾する工程の前に、該刻まれた皮の全固形分含量を調整する工程を さらに含む、請求項6記載の方法。 8.該比較的にアントラキノンのない皮液を安定化する工程の前に、高温短時間 滅菌工程をさらに含む、請求項1記載の方法。 9.請求項1記載の方法により製造される製品。 10.請求項7記載の方法により製造される製品。 11.請求項8記載の方法により製造される製品。 12.(a)アロエ全葉を洗浄して洗浄されたアロエ全葉を得; (b)該洗浄されたアロエ全葉から皮を分離して葉肉を得; (c)該葉肉を、 (i) すり潰して、すり潰された葉肉を得る工程; (ii) 該すり潰された葉肉から粗繊維を除去して比較的に繊維のな い葉肉液を得る工程; (iii) 該比較的に繊維のない葉肉液を均質化して均質化された葉肉 液を得る工程;および (iv) 該均質化された葉肉液を保存料で安定化して安定化葉肉液を 得る工程; に付し; (d)該皮を, (i) 刻んで、刻まれた皮を得る工程; (ii) 該刻まれた皮の全固形分含量を水で調整して調整された皮固 形混合物を得る工程; (iii) 該調整された全固形混合物をすり潰して、すり潰された調整 された皮固形混合物を得る工程; (iv) 該すり潰された調整された皮固形混合物から粗繊維を除去し て比較的に繊維のない皮液を得る工程; (v) 該比較的に繊維のない皮液を均質化して均質化された皮液を 得る工程; (vi) 該均質化された皮液中に存在するアントラキノンを減少させ て比較的にアントラキノンのない皮液を得る工程; (vii) 該比較的にアントラキノンのない皮液を滅菌して滅菌された 皮液を得る工程;および (viii)該滅菌された皮液を保存料で安定化して安定化された皮液を 得 る工程; に付し; (e)該安定化葉肉液を該安定化皮液と合わせることを含む、アロエ全葉を加工 する方法。 13.該アロエ全葉の洗浄を水洗により達成する、請求項12記載の方法。 14.該葉肉のすり潰しが約2mm未満の大きさのすり潰された葉肉を与える、請 求項12記載の方法。 15.該粗繊維を該粗製葉肉液から濾過によって除去する、請求項12記載の方 法。 16.該比較的に繊維のない葉肉液を約5μmの金網に約1500psiの圧力で通 過させることにより均質化する、請求項12記載の方法。 17.該葉肉液を保存料の添加により安定化する、請求項12記載の方法。 18.該刻まれた皮の大きさが約0.1mm〜約5mmである、請求項12記載の方 法。 19.該調整された固形混合物の屈折率が約1.3200〜1.3500である 、請求項12記載の方法。 20.該粗繊維を該すり潰され調整された皮固形混合物から濾過により除去する 、請求項12記載の方法。 21.該比較的に繊維のない皮液を約5μmの金網に約1500psiの圧力で通過 させることにより均質化する、請求項12記載の方法。 22.該皮液中に存在するアントラキノンを木炭で処理することにより減少させ る、請求項12記載の方法。 23.該比較的にアントラキノンのない皮液を高温短時間滅菌により滅菌する、 請求項12記載の方法。 24.該滅菌された皮液を保存料の添加により安定化する、請求項12記載の方 法。 25.請求項12記載の方法により製造された製品。 26.(a)アロエ全葉を水洗して洗浄されたアロエ全葉を得; (b)該洗浄されたアロエ全葉から皮を分離して葉肉を得; (c)該葉肉を、 (i) すり潰して約2mm未満の大きさのすり潰された葉肉を得る工 程; (ii) 該すり潰された葉肉を濾過して粗繊維を除去して比較的に繊 維のない葉肉液を得る工程; (iii) 該比較的に繊維のない葉肉液を約5μmの金網に約1500p siの圧力で通過させて均質化された葉肉液を得る工程;および (iv) 該均質化された葉肉液を安息香酸ナトリウムとクエン酸の混 合物で安定化して安定化葉肉液を得る工程; に付し; (d)該皮を, (i) 刻んで約0.2mm〜約1mm価の大きさの刻まれた皮を得る工 程; (ii) 該刻まれた皮の全固形分含量を水で調整して約1.3350 〜約1.3355の屈折率を持つ調整された皮固形混合物を得る工程; (iii) 該調整された全固形混合物をすり潰して、粒度が約1mm未満 のすり潰された調整された皮固形混合物を得る工程; (iv) 該すり潰された調整された皮固形混合物から粗繊維を除去し て比較的に繊維のない皮液を得る工程; (v) 該比較的に繊維のない皮液を約5μmの金網に約1,500p siの圧力で通過させて均質化された皮液を得る工程; (vi) 該均質化された皮液を木炭で処理して比較的にアントラキノ ンのない皮液を得る工程; (vii) 該比較的にアントラキノンのない皮液を約100℃で約30 秒間滅菌して滅菌された皮液を得る工程;および (viii)該滅菌された皮液を安息香酸ナトリウムとクエン酸の混合物 で安定化して安定化された皮液を得る工程; に付し; (e)該安定化葉肉液を該安定化皮液と合わせることを含む、アロエ全葉を加工 する方法。 27.請求項26記載の方法により製造された製品。 28.(a)アロエ全葉を洗浄して洗浄されたアロエ全葉を得; (b)該洗浄されたアロエ全葉から皮を分離して葉肉を得;(c)該葉肉を、 (i) すり潰して、すり潰された葉肉を得る工程; (ii) 該すり潰された葉肉から粗繊維を除去して比較的に繊維のな い葉肉液を得る工程; (iii) 該比較的に繊維のない葉肉液を均質化して均質化された葉肉 液を得る工程;および (iv) 該均質化された葉肉液を保存料で安定化して安定化葉肉液を 得る工程; に付し; (d)該皮を, (i) 刻んで、刻まれた皮を得る工程; (ii) 該刻まれた皮の全固形分含量を水で調整して調整された皮固 形混合物を得る工程; (iii) 該調整された全固形混合物をすり潰して、すり潰された調整 された皮固形混合物を得る工程; (iv) 該すり潰された調整された皮固形混合物から粗繊維を除去し て比較的に繊維のない皮液を得る工程; (v) 該比較的に繊維のない皮液を均質化して均質化された皮液を 得る工程; (vi) 該均質化された皮液中に存在するアントラキノンを減少させ て比較的にアントラキノンのない皮液を得る工程; (vii) 該比較的にアントラキノンのない皮液を滅菌して滅菌された 皮液を得る工程;および (viii)該滅菌された皮液を保存料で安定化して安定化された皮液を 得る工程; に付し; (e)該安定化葉肉液を該安定化皮液と合わせてアロエ液の最終混合物を得; (f)該アロエ液の最終混合物に水を添加して所望の体積にする ことにより調整されたアロエ飲料。 29.風味剤をさらに含む、請求項28記載のアロエ飲料。
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