JP2001519283A - 緊急呼出し装置および方法 - Google Patents
緊急呼出し装置および方法Info
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/10—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
- B60R25/102—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device a signal being sent to a remote location, e.g. a radio signal being transmitted to a police station, a security company or the owner
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、GPS位置測定モジュール(8)を有し、自動車の諸機関の動作の電子検知器に接続され、手放し操作可能な音響インターフェース(10)と、音響メモリ(13)と、搭乗者数を決定するための開扉検知器(17c)と、燃料供給を遮断する衝撃検知器(17a)とからなる車載装置(1)を具備する自動車からの、電話網に接続された救助センター(2)への緊急呼出し装置に関する。本発明はまた、特に自動車内で検出される音響信号を常時記録し、衝撃が生じた場合には、SMS状のデータの短いメッセージを、また救助センター(2)の電話番号の自動呼出しによって音声通信が確立された場合には、DTMFコーディングによって自動車の挙動に関するデータを、車載装置(1)の移動通信モジュール(9)から送信する緊急呼出し方法にも関する。
Description
【0001】 本発明は、例えば自動車事故の際に、自動車から救助センターへ自動車に関す
る情報と自動車の道路網上の位置の情報とを連絡するための、緊急呼出し装置お
よび方法に関する。このような緊急呼出し装置の利点は、救助センターから、事
故に遭遇した自動車に適した救助を差し向けることができ、救助効率を上昇させ
ることが可能となることである。
る情報と自動車の道路網上の位置の情報とを連絡するための、緊急呼出し装置お
よび方法に関する。このような緊急呼出し装置の利点は、救助センターから、事
故に遭遇した自動車に適した救助を差し向けることができ、救助効率を上昇させ
ることが可能となることである。
【0002】 このような緊急呼出し装置としては、操作ボタンを手動で操作して警報信号を
救助センターへ送る警報装置や、自動車に内蔵された衝撃検知器によって送信装
置を自動起動して警報信号を救助センターへ送る警報装置がある。事故に遭遇し
た自動車から救助センターへ警報信号が送られると、救助センターの常時受信受
信機によって受信され、その警報信号が処理され、自動車に関する情報と自動車
の位置とが示される。このような装置は、例えば、トムソンC.S.F.ブラン
チのフランス特許出願FR9212364に記載されている。
救助センターへ送る警報装置や、自動車に内蔵された衝撃検知器によって送信装
置を自動起動して警報信号を救助センターへ送る警報装置がある。事故に遭遇し
た自動車から救助センターへ警報信号が送られると、救助センターの常時受信受
信機によって受信され、その警報信号が処理され、自動車に関する情報と自動車
の位置とが示される。このような装置は、例えば、トムソンC.S.F.ブラン
チのフランス特許出願FR9212364に記載されている。
【0003】 自動車と救助センターとの間の連絡は、一般に、無線電話網を介して行なわれ
、GPS(Global Positionning System、汎世界測位システム)受信機によって
測定された自動車の位置、自動車の速度、割り当てられた電話番号等の、救助の
実行に必要なデータを含む警報メッセージが自動車から救助センターへ送信され
る。救助センターが警報メッセージを受信すると、救助センターから音階信号を
送って受信を確認する。フォードのヨーロッパ特許出願EP0737953A1
においては、自動車の搭載装置が救助センターからの確認信号を受信しない場合
には、搭乗者が音声による情報交換用の第2の電話番号をダイヤルし、スクリー
ンに英数字で表示された必要な情報を口頭で連絡するようになっている。
、GPS(Global Positionning System、汎世界測位システム)受信機によって
測定された自動車の位置、自動車の速度、割り当てられた電話番号等の、救助の
実行に必要なデータを含む警報メッセージが自動車から救助センターへ送信され
る。救助センターが警報メッセージを受信すると、救助センターから音階信号を
送って受信を確認する。フォードのヨーロッパ特許出願EP0737953A1
においては、自動車の搭載装置が救助センターからの確認信号を受信しない場合
には、搭乗者が音声による情報交換用の第2の電話番号をダイヤルし、スクリー
ンに英数字で表示された必要な情報を口頭で連絡するようになっている。
【0004】 このような現在の緊急呼出し装置の主な問題点は、事故に遭遇した自動車の搭
乗者が、補足的な情報を口頭で連絡することができるという前提に立っているこ
とである。自動車から自動的に送られる情報は、例えば電話番号等の呼出し人の
識別番号、GPS座標による自動車の位置、あるいは場合によっては事故の瞬間
の自動車の進行方向と速度のみである。
乗者が、補足的な情報を口頭で連絡することができるという前提に立っているこ
とである。自動車から自動的に送られる情報は、例えば電話番号等の呼出し人の
識別番号、GPS座標による自動車の位置、あるいは場合によっては事故の瞬間
の自動車の進行方向と速度のみである。
【0005】 これらの情報は不充分であり、搭乗者がこれらを口頭で補完できない場合には
、救助センターは提供する救助を最適化することはできない。
、救助センターは提供する救助を最適化することはできない。
【0006】 本発明の目的は、上記問題点を解決するために、衝突の状況、搭乗者数、およ
び場合によっては事故前数分間の音響信号の記録等についての完全な情報を送る
ことが可能な緊急呼出し装置および方法を提供することにある。
び場合によっては事故前数分間の音響信号の記録等についての完全な情報を送る
ことが可能な緊急呼出し装置および方法を提供することにある。
【0007】 このため、本発明の第1の目的は、自動車による救助センターの緊急呼出し装
置を提供することであり、上記自動車は、 電子制御中央処理ユニットと、 GPS位置測定モジュールと、 移動通信モジュールと、 手動制御手段と、 上記自動車の諸機関の動作の電子検知器と、 を含む車載装置を有し、 上記救助センターはMODEM(modulator-demodulator、変復調装置)を介 して電話網に接続された中央コンピュータを有し、 上記車載装置はさらに、 マイクロフォン、スピーカおよび電子制御回路を含む、上記移動通信モジュー
ルとユーザとの間の、手離し操作可能な音響インターフェイスと、 音響信号を記録する音響メモリと、 上記自動車の開扉検知器と、 上記自動車のエンジンへの燃料供給の遮断を制御する衝撃検知器と、 補助電源と、 を含むことを特徴とする。
置を提供することであり、上記自動車は、 電子制御中央処理ユニットと、 GPS位置測定モジュールと、 移動通信モジュールと、 手動制御手段と、 上記自動車の諸機関の動作の電子検知器と、 を含む車載装置を有し、 上記救助センターはMODEM(modulator-demodulator、変復調装置)を介 して電話網に接続された中央コンピュータを有し、 上記車載装置はさらに、 マイクロフォン、スピーカおよび電子制御回路を含む、上記移動通信モジュー
ルとユーザとの間の、手離し操作可能な音響インターフェイスと、 音響信号を記録する音響メモリと、 上記自動車の開扉検知器と、 上記自動車のエンジンへの燃料供給の遮断を制御する衝撃検知器と、 補助電源と、 を含むことを特徴とする。
【0008】 また、本発明の第2の目的は、自動車による救助センターの緊急呼出し方法を
提供することにあり、該緊急呼出し方法の動作の第1の実施の形態は、上記緊急
呼出し装置を用いて、 上記自動車の通常の走行状態において、上記車載装置の上記電子制御中央処理
ユニットによって、 ・上記移動通信モジュールの動作を確認し、 ・所定の最低時間内、位置測定の最後の数点によって構成される上記自動車の
路上における挙動と、上記自動車の速度および方向とに関するデータを常時保持
し、 ・上記自動車の諸機関の動作の上記電子検知器から送られる信号を評価し、衝
撃を検出し、 ・搭乗者数を把握して記憶し、 ・所定の最低時間d内、上記マイクロフォンによって検知された音響信号を記
録し、 緊急呼出し手順が手動または自動で起動された場合には、 ・上記車載装置の上記電子制御中央処理ユニットによって、上記自動車の路上
の挙動に関する記憶されたデータの短いメッセージを上記救助センターへ周期的
に送信し、 ・上記救助センターの電話番号を自動呼出しして、上記自動車の搭乗者と上記
救助センターとの間の音声通信を確立し、 ・特に位置測定の最後の点と、上記緊急呼出し手順が手動で起動されたか自動
で起動されたかの起動の種類とによって構成される、上記自動車の路上の挙動に
関する必須の記憶されたデータを、確立された上記音声通信のチャネルでDTM
F(Dual Tone Multiple Frequency、デュアルトーンマルチフリケンシー)コー
ディングによって送信し、 ・上記データの周期的な送信を中断して、上記救助センターによって上記デー
タが正常に受信されたことを確認する、 段階を含むことを特徴とする。
提供することにあり、該緊急呼出し方法の動作の第1の実施の形態は、上記緊急
呼出し装置を用いて、 上記自動車の通常の走行状態において、上記車載装置の上記電子制御中央処理
ユニットによって、 ・上記移動通信モジュールの動作を確認し、 ・所定の最低時間内、位置測定の最後の数点によって構成される上記自動車の
路上における挙動と、上記自動車の速度および方向とに関するデータを常時保持
し、 ・上記自動車の諸機関の動作の上記電子検知器から送られる信号を評価し、衝
撃を検出し、 ・搭乗者数を把握して記憶し、 ・所定の最低時間d内、上記マイクロフォンによって検知された音響信号を記
録し、 緊急呼出し手順が手動または自動で起動された場合には、 ・上記車載装置の上記電子制御中央処理ユニットによって、上記自動車の路上
の挙動に関する記憶されたデータの短いメッセージを上記救助センターへ周期的
に送信し、 ・上記救助センターの電話番号を自動呼出しして、上記自動車の搭乗者と上記
救助センターとの間の音声通信を確立し、 ・特に位置測定の最後の点と、上記緊急呼出し手順が手動で起動されたか自動
で起動されたかの起動の種類とによって構成される、上記自動車の路上の挙動に
関する必須の記憶されたデータを、確立された上記音声通信のチャネルでDTM
F(Dual Tone Multiple Frequency、デュアルトーンマルチフリケンシー)コー
ディングによって送信し、 ・上記データの周期的な送信を中断して、上記救助センターによって上記デー
タが正常に受信されたことを確認する、 段階を含むことを特徴とする。
【0009】 また、本発明の第2の目的の自動車による救助センターの緊急呼出し方法の第
2の実施の形態は、上記緊急呼出し装置を用いて、 上記自動車の通常の走行状態において、上記車載装置の上記電子制御中央処理
ユニットによって、 ・上記移動通信モジュールの動作を確認し、 ・所定の最低時間内、位置測定の最後の数点によって構成される上記自動車の
路上の挙動と、上記自動車の速度および方向とに関するデータを常時保持し、 ・上記自動車の諸機関の動作の上記電子検知器から送られる信号を評価し、衝
撃を検出し、 ・搭乗者数を把握して記憶し、 ・所定の最低時間d内、上記マイクロフォンによって検知された音響信号を記
録し、 緊急呼出し手順が手動または自動で起動された場合には、 ・上記車載装置の上記電子制御中央処理ユニットによって、上記自動車の路上
の挙動に関する記憶されたデータの短いメッセージを、上記救助センターへ送信
し、 ・上記救助センターの電話番号を自動呼出して、上記自動車の搭乗者と上記救
助センターとの間の音声通信を確立し、 ・特に位置測定の最後の点と、上記緊急呼出し手順が手動で起動されたか自動
で起動されたかの起動の種類とによって構成される、上記自動車の路上の挙動に
関する必須の記憶されたデータを、確立された上記音声通信のチャネルでDTM
Fコーディングによって送信し、 ・上記救助センターは、上記データの受信に欠陥があるときには、上記車載装
置へ上記データの再送命令信号を送信する、 段階を含むことを特徴とする。
2の実施の形態は、上記緊急呼出し装置を用いて、 上記自動車の通常の走行状態において、上記車載装置の上記電子制御中央処理
ユニットによって、 ・上記移動通信モジュールの動作を確認し、 ・所定の最低時間内、位置測定の最後の数点によって構成される上記自動車の
路上の挙動と、上記自動車の速度および方向とに関するデータを常時保持し、 ・上記自動車の諸機関の動作の上記電子検知器から送られる信号を評価し、衝
撃を検出し、 ・搭乗者数を把握して記憶し、 ・所定の最低時間d内、上記マイクロフォンによって検知された音響信号を記
録し、 緊急呼出し手順が手動または自動で起動された場合には、 ・上記車載装置の上記電子制御中央処理ユニットによって、上記自動車の路上
の挙動に関する記憶されたデータの短いメッセージを、上記救助センターへ送信
し、 ・上記救助センターの電話番号を自動呼出して、上記自動車の搭乗者と上記救
助センターとの間の音声通信を確立し、 ・特に位置測定の最後の点と、上記緊急呼出し手順が手動で起動されたか自動
で起動されたかの起動の種類とによって構成される、上記自動車の路上の挙動に
関する必須の記憶されたデータを、確立された上記音声通信のチャネルでDTM
Fコーディングによって送信し、 ・上記救助センターは、上記データの受信に欠陥があるときには、上記車載装
置へ上記データの再送命令信号を送信する、 段階を含むことを特徴とする。
【0010】 本発明のその他の特徴および利点は、1枚の図面に図示し、以下に記載する本
発明の説明を読むことによって明らかとなるであろう。
発明の説明を読むことによって明らかとなるであろう。
【0011】 図1は、本発明の緊急呼出し装置の概要を示す図である。
【0012】 図に示すように、本発明の緊急呼出し装置は、自動車に搭載される車載装置1
と、救助センター2において緊急呼出しを処理するステーションとの、2つの部
分からなる。
と、救助センター2において緊急呼出しを処理するステーションとの、2つの部
分からなる。
【0013】 後者は、主として、固定通信機4のMODEMを介して電話網に接続された中
央コンピュータ3からなる。
央コンピュータ3からなる。
【0014】 車載装置1は、 マイクロプロセッサ6と、特に救助センター2の電話番号が記憶されている位
置メモリ7とからなる電子制御中央処理ユニット5と、 特にGPS受信機およびGPSアンテナからなり、ジャイロ装置等の手段で補
完されたGPS位置測定モジュール8と、 例えばGSM(Global System for Mobile Communication、移動通信用汎世界
システム)無線電話網に適合する無線電話からなり、要すれば外部アンテナを有
し、可搬の移動通信モジュール9と、 搭乗者が電話の受話器を手に取ることなくマイクロフォンに音をピックアップ
させることが可能なマイクロフォン11とスピーカ12と電子制御回路とを含む
、移動通信モジュール9とユーザとの間の、手放し操作可能な音響インターフェ
ース10と、 無線電話機や、緊急呼出し用のエレクトロニックボックスに内蔵可能な、アナ
ログのオーディオEEPROM(electrically erasable programmable read on
ly memory、電気的消去再書き込み可能読み出し専用メモリ)のような、オーデ ィオ信号記憶用の音響メモリ13と、 緊急呼出し信号の手動起動用の単数または複数の操作ボタンを有する手動制御
手段である制御ボックス14と、 主バッテリが枯渇し、自動車の電源19が使用できない場合に、車載装置1の
各構成要素へ電力を供給する補助電源15と、 自動車の速度計20との接続手段と、 例えば通信電子バスで構成される、電子制御中央処理ユニット5と自動車の諸
機関の動作の電子検知器である種々の検知器や構成要素との接続配線16と、 を含んでいる。
置メモリ7とからなる電子制御中央処理ユニット5と、 特にGPS受信機およびGPSアンテナからなり、ジャイロ装置等の手段で補
完されたGPS位置測定モジュール8と、 例えばGSM(Global System for Mobile Communication、移動通信用汎世界
システム)無線電話網に適合する無線電話からなり、要すれば外部アンテナを有
し、可搬の移動通信モジュール9と、 搭乗者が電話の受話器を手に取ることなくマイクロフォンに音をピックアップ
させることが可能なマイクロフォン11とスピーカ12と電子制御回路とを含む
、移動通信モジュール9とユーザとの間の、手放し操作可能な音響インターフェ
ース10と、 無線電話機や、緊急呼出し用のエレクトロニックボックスに内蔵可能な、アナ
ログのオーディオEEPROM(electrically erasable programmable read on
ly memory、電気的消去再書き込み可能読み出し専用メモリ)のような、オーデ ィオ信号記憶用の音響メモリ13と、 緊急呼出し信号の手動起動用の単数または複数の操作ボタンを有する手動制御
手段である制御ボックス14と、 主バッテリが枯渇し、自動車の電源19が使用できない場合に、車載装置1の
各構成要素へ電力を供給する補助電源15と、 自動車の速度計20との接続手段と、 例えば通信電子バスで構成される、電子制御中央処理ユニット5と自動車の諸
機関の動作の電子検知器である種々の検知器や構成要素との接続配線16と、 を含んでいる。
【0015】 この接続配線16によって、マイクロプロセッサ6は、自動車の諸機関の動作
の電子検知器である、衝撃が発生した場合に自動車のエンジンへの燃料供給の遮
断を制御する衝撃検知器17a、座席に内蔵された圧力検知器17b、開扉検知
器17c、搭乗者数が車室内の音響信号から計算される場合には音響処理ユニッ
ト18、等からの出力信号を処理することが可能になる。
の電子検知器である、衝撃が発生した場合に自動車のエンジンへの燃料供給の遮
断を制御する衝撃検知器17a、座席に内蔵された圧力検知器17b、開扉検知
器17c、搭乗者数が車室内の音響信号から計算される場合には音響処理ユニッ
ト18、等からの出力信号を処理することが可能になる。
【0016】 以上記載された装置によって実施される緊急呼出し方法は、次ぎのように実行
される。
される。
【0017】 自動車が通常の走行状態にある場合には、先ず自動車の始動の際、電子制御中
央処理ユニット5によって装置全体の動作が正常であることが確認される。移動
通信モジュール9が可搬式無線電話機である場合には、電子制御中央処理ユニッ
ト5は可搬式無線電話機が搭載され、使用状態にあることをチェックする。
央処理ユニット5によって装置全体の動作が正常であることが確認される。移動
通信モジュール9が可搬式無線電話機である場合には、電子制御中央処理ユニッ
ト5は可搬式無線電話機が搭載され、使用状態にあることをチェックする。
【0018】 GSM無線電話に備えられているPIN(Personal Identity Number、暗証番
号)コードのような、通信を確立するためのコードの入力が必要な無線電話機の
場合には、電子制御中央処理ユニット5は、音響または視覚信号によってユーザ
にコードの入力を要求する。あるいは、運転者が最初に設定したコードを電子制
御中央処理ユニット5に記憶させ、次回の自動車の始動の際にコードが自動的に
入力されるようにすることも可能である。
号)コードのような、通信を確立するためのコードの入力が必要な無線電話機の
場合には、電子制御中央処理ユニット5は、音響または視覚信号によってユーザ
にコードの入力を要求する。あるいは、運転者が最初に設定したコードを電子制
御中央処理ユニット5に記憶させ、次回の自動車の始動の際にコードが自動的に
入力されるようにすることも可能である。
【0019】 電子制御中央処理ユニットは、事故の発生を検出するために、衝撃検知器17
aから受ける信号を常時モニタしている。また電子制御中央処理ユニットは、日
付けが付された、GPS位置測定モジュールから送られる自動車の位置測定の最
後の数点と、自動車の速度と方向とを位置メモリ7に記憶する。
aから受ける信号を常時モニタしている。また電子制御中央処理ユニットは、日
付けが付された、GPS位置測定モジュールから送られる自動車の位置測定の最
後の数点と、自動車の速度と方向とを位置メモリ7に記憶する。
【0020】 実施の形態の1変形によれば、電子制御中央処理ユニット5によって、GPS
位置測定の最後の点からの走行距離を、自動車の速度計20からの速度情報から
計算することが可能である。このデータは、位置測定をGPS受信機のみによっ
て行なった場合に生じ得るデータの不足分を知る上で重要である。
位置測定の最後の点からの走行距離を、自動車の速度計20からの速度情報から
計算することが可能である。このデータは、位置測定をGPS受信機のみによっ
て行なった場合に生じ得るデータの不足分を知る上で重要である。
【0021】 電子制御中央処理ユニット5は、自動車事故が発生した場合に必要な救助を自
動車の状態に最適に適合させるために、自動車の搭乗者数も位置メモリ7に記憶
している。搭乗者数は、各座席に設置された圧力検知器17b、開扉検知器17
c、またはマイクロフォン11によって検知される音響信号を処理する音響処理
ユニット18からの信号から得られるデータである。
動車の状態に最適に適合させるために、自動車の搭乗者数も位置メモリ7に記憶
している。搭乗者数は、各座席に設置された圧力検知器17b、開扉検知器17
c、またはマイクロフォン11によって検知される音響信号を処理する音響処理
ユニット18からの信号から得られるデータである。
【0022】 本発明の一つの特徴によれば、開扉による搭乗者数の把握は、例えば天井灯の
オンオフ制御のために各扉に取り付けられている初歩的な接触検知器を開扉検知
器17cとして使用することによって、容易に実行可能である。開扉回数及び開
扉時間と、自動車の特徴、すなわち座席数と扉数とを知ることによって搭乗者数
の把握が可能である。これらのデータは、救助センターに記録されている。
オンオフ制御のために各扉に取り付けられている初歩的な接触検知器を開扉検知
器17cとして使用することによって、容易に実行可能である。開扉回数及び開
扉時間と、自動車の特徴、すなわち座席数と扉数とを知ることによって搭乗者数
の把握が可能である。これらのデータは、救助センターに記録されている。
【0023】 本発明の他の一つの特徴によれば、例えば音声認識に応用される音響処理ユニ
ット18が装備されている。音響処理ユニット18は、音声信号を検出し、周波
数スペクトルに基ずく話者認識の公知の技術を用いて検出された音声の基本的な
認識情報を評価する。次いで、音響処理ユニット18は、音声の基本的な認識情
報が予め記憶されているものとは非常に異なっているときには、その認識情報の
数を記憶する。認識情報の数は自動車の音声によって表された搭乗者数を表す。
ット18が装備されている。音響処理ユニット18は、音声信号を検出し、周波
数スペクトルに基ずく話者認識の公知の技術を用いて検出された音声の基本的な
認識情報を評価する。次いで、音響処理ユニット18は、音声の基本的な認識情
報が予め記憶されているものとは非常に異なっているときには、その認識情報の
数を記憶する。認識情報の数は自動車の音声によって表された搭乗者数を表す。
【0024】 本発明の他の一つの特徴によれば、所定の最低時間d、車載装置1の音響メモ
リ13に、手放し電話のマイクロフォン11によって検知される音響信号を常時
記録するようにする。
リ13に、手放し電話のマイクロフォン11によって検知される音響信号を常時
記録するようにする。
【0025】 1実施の態様によれば、マイクロフォンによって検知された音響信号は、音響
メモリ13のなかの、所定の最低時間dに対応して区分された2つの領域に記憶
される。2つの領域の1つが一杯になると、電子制御中央処理ユニット5は記憶
の領域を第2の領域へ変更する。記憶の時間的な順序で相継いで記憶された2つ
の領域を並置することによって、完全な音響信号の取得が可能である。
メモリ13のなかの、所定の最低時間dに対応して区分された2つの領域に記憶
される。2つの領域の1つが一杯になると、電子制御中央処理ユニット5は記憶
の領域を第2の領域へ変更する。記憶の時間的な順序で相継いで記憶された2つ
の領域を並置することによって、完全な音響信号の取得が可能である。
【0026】 事故が発生した場合、緊急呼出し手順は自動車の搭乗者の一人によって手動で
起動されるか、あるいは衝撃検出器17aによって衝撃が検出された後に自動で
起動される。
起動されるか、あるいは衝撃検出器17aによって衝撃が検出された後に自動で
起動される。
【0027】 第1の場合、すなわち緊急呼出し手順が手動で起動される場合には、自動車の
搭乗者の一人が制御ボックス14を使用して緊急呼出し手順を手動で起動する。
この場合、車載装置1の電子制御中央処理ユニット5は、GPS位置測定点を利
用可能かを決定し、利用可能であればGPS位置測定値を既に記憶された自動車
の移動経歴に追加する。次いで、電子制御中央処理ユニット5は、音声チャンネ
ルとは無関係に、例えばSMS(GSM規格のショートメッセージサービス、Sh
ort Message Service)型の、自動車の路上の挙動に関する記憶されたデータを 含む、短いメッセージを救助センター2へ送る。このメッセージは、起動が手動
か自動かを示す変数と、自動車の位置測定の最後の数点と、位置測定の精度を十
分にするために必要な、最後のGPS位置測定点に対応する自動車の速度及び進
行方向と、最後のGPS位置測定点からの走行距離と、搭乗者数と、特にエアバ
ッグに内蔵された加速度計によって検出された衝撃の強さと、場合によっては、
無線電話加入情報または自動車に関する情報とからなる。
搭乗者の一人が制御ボックス14を使用して緊急呼出し手順を手動で起動する。
この場合、車載装置1の電子制御中央処理ユニット5は、GPS位置測定点を利
用可能かを決定し、利用可能であればGPS位置測定値を既に記憶された自動車
の移動経歴に追加する。次いで、電子制御中央処理ユニット5は、音声チャンネ
ルとは無関係に、例えばSMS(GSM規格のショートメッセージサービス、Sh
ort Message Service)型の、自動車の路上の挙動に関する記憶されたデータを 含む、短いメッセージを救助センター2へ送る。このメッセージは、起動が手動
か自動かを示す変数と、自動車の位置測定の最後の数点と、位置測定の精度を十
分にするために必要な、最後のGPS位置測定点に対応する自動車の速度及び進
行方向と、最後のGPS位置測定点からの走行距離と、搭乗者数と、特にエアバ
ッグに内蔵された加速度計によって検出された衝撃の強さと、場合によっては、
無線電話加入情報または自動車に関する情報とからなる。
【0028】 また本発明は、事故の原因と重大さが適切に把握され、緊急呼出しに応じて実
施を要する救助の規模が適切に決定されるようにするために、車載装置1の電子
制御中央処理ユニット5は、次ぎに救助センターに送るための、いくつかの補足
情報を収集して位置メモリ7に記憶する。これらの補足情報には、例えば雨の存
在を反映するワイパーの動作、フォグランプ点灯の有無、対向車に体する灯火の
減光操作の有無、可能なら路面温度、またはタイヤ圧力計が装備されている場合
にはタイヤの圧力がある。
施を要する救助の規模が適切に決定されるようにするために、車載装置1の電子
制御中央処理ユニット5は、次ぎに救助センターに送るための、いくつかの補足
情報を収集して位置メモリ7に記憶する。これらの補足情報には、例えば雨の存
在を反映するワイパーの動作、フォグランプ点灯の有無、対向車に体する灯火の
減光操作の有無、可能なら路面温度、またはタイヤ圧力計が装備されている場合
にはタイヤの圧力がある。
【0029】 呼び出している自動車に接近警報装置が取り付けられている場合には、特に重
要な情報を救助センター2へ供給することができる。このような情報には、付近
に存在する他の自動車の有無および他の自動車の距離と速度がある。
要な情報を救助センター2へ供給することができる。このような情報には、付近
に存在する他の自動車の有無および他の自動車の距離と速度がある。
【0030】 衝撃が検出されると、位置メモリ7のデータ更新は中断され、以前に記憶され
たデータが救助センターに送られるSMSメッセージに加えられる。
たデータが救助センターに送られるSMSメッセージに加えられる。
【0031】 次いで、電子制御中央処理ユニット5は、音声通信のために、車載装置1の位
置メモリ7に記憶されている救助センターの電話番号を自動的にダイヤルする。
例えば自動車の位置や、緊急呼出し手順が手動で起動されたか自動で起動された
かのような、事故に遭遇した自動車への救助実施に不可欠な情報が救助センター
2によって確実に受信される受信時間を確保するために、これらの不可欠な情報
はDTMFコーディングによって音声チャンネルに重畳して送られる。DTMF
コーディングは、特に電話によるタッチコーディングを可能にする、勧告UIT
Q23の中に定義されているアナログ信号化システムである。このとき、音声チ
ャンネルは、搭乗者と救助センター2との間の音声通信に利用可能である。同時
に、呼出し人は、特にGSM無線電話網による通信の場合には、一般にディジタ
ルな方法での呼出しの際に伝達される電話番号によって識別される。電話番号を
認識することにより、認識番号、血液型のような運転者に関するその他の情報、
あるいは自動車に関するその他の情報は、救助センターのサービスへの全加入者
について構成されているデータベースから供給される。
置メモリ7に記憶されている救助センターの電話番号を自動的にダイヤルする。
例えば自動車の位置や、緊急呼出し手順が手動で起動されたか自動で起動された
かのような、事故に遭遇した自動車への救助実施に不可欠な情報が救助センター
2によって確実に受信される受信時間を確保するために、これらの不可欠な情報
はDTMFコーディングによって音声チャンネルに重畳して送られる。DTMF
コーディングは、特に電話によるタッチコーディングを可能にする、勧告UIT
Q23の中に定義されているアナログ信号化システムである。このとき、音声チ
ャンネルは、搭乗者と救助センター2との間の音声通信に利用可能である。同時
に、呼出し人は、特にGSM無線電話網による通信の場合には、一般にディジタ
ルな方法での呼出しの際に伝達される電話番号によって識別される。電話番号を
認識することにより、認識番号、血液型のような運転者に関するその他の情報、
あるいは自動車に関するその他の情報は、救助センターのサービスへの全加入者
について構成されているデータベースから供給される。
【0032】 第2の場合、すなわち緊急呼出し手順が自動で起動される場合には、電子制御
中央処理ユニット5が電子検知器である衝撃検知器17aからの信号から衝撃を
検出すると、緊急呼出し手順は自動的に起動される。事故に遭遇した自動車の中
の搭乗者が救助センター2の電話呼出しに口頭で応えることができないときは、
救助センター2は、車載装置1によって解読される内容のSMS型の短いメッセ
ージからなる制御信号を送って、車載装置1に、前に述べた音響信号の記録の再
構成を命令し、適切な救助に必要な情報の連絡を求める。救助センター2は音階
信号、例えば正弦波、より有利には自動車の電話の12個の押しボタンに対応す
る12個のコードからなるコード化されたDTMFコーディング信号を送ること
もできる。
中央処理ユニット5が電子検知器である衝撃検知器17aからの信号から衝撃を
検出すると、緊急呼出し手順は自動的に起動される。事故に遭遇した自動車の中
の搭乗者が救助センター2の電話呼出しに口頭で応えることができないときは、
救助センター2は、車載装置1によって解読される内容のSMS型の短いメッセ
ージからなる制御信号を送って、車載装置1に、前に述べた音響信号の記録の再
構成を命令し、適切な救助に必要な情報の連絡を求める。救助センター2は音階
信号、例えば正弦波、より有利には自動車の電話の12個の押しボタンに対応す
る12個のコードからなるコード化されたDTMFコーディング信号を送ること
もできる。
【0033】 これらの制御信号の1つを受信した車載装置1は、衝撃検出の後で音声通信が
確立された後、音響メモリの中の2つの領域に記憶された音響信号の記録を、確
立された上記音声通信のチャネルに時系列的に再構成して送信する。
確立された後、音響メモリの中の2つの領域に記憶された音響信号の記録を、確
立された上記音声通信のチャネルに時系列的に再構成して送信する。
【0034】 本発明においては、緊急呼出し手順の起動方法が手動の場合にも自動の場合に
も、動作の2つの態様を用いることができる。第1の態様によれば、車載装置1
は、救助センター2が正常に信号を受信したことを確認する確認信号を発信する
までの間、例えば30秒の周期で、短いメッセージとコード化されたデータのD
TMFコーディング信号とを周期的に送る。動作の第2の態様によれば、短いメ
ッセージとコード化されたデータのDTMFコーディング信号とは、救助センタ
ー2から、受信不良のために再送信を制御信号によって要求される場合を除き、
1回だけ送信される。この制御信号は音響信号の送信の制御信号とは異なるもの
である。
も、動作の2つの態様を用いることができる。第1の態様によれば、車載装置1
は、救助センター2が正常に信号を受信したことを確認する確認信号を発信する
までの間、例えば30秒の周期で、短いメッセージとコード化されたデータのD
TMFコーディング信号とを周期的に送る。動作の第2の態様によれば、短いメ
ッセージとコード化されたデータのDTMFコーディング信号とは、救助センタ
ー2から、受信不良のために再送信を制御信号によって要求される場合を除き、
1回だけ送信される。この制御信号は音響信号の送信の制御信号とは異なるもの
である。
【0035】 特に興味深い特徴によれば、救助センター2は、呼出し受領通知を利用して、
音響信号の記録の送信あるいは自動車のデータの再送信を制御する。このため、
救助センター2は、衝撃の際、車載装置1によって自動的にダイヤルされた電話
番号によって自動車の搭乗者と音声通信状態になり、ついで自動車に搭載された
無線電話の番号をダイヤルする。自動車は、この呼出しを受けると、呼出し人の
番号が記憶されている救助センターの番号に対応していることを確認するだけで
、その呼出しの受け取りを拒否する。これは、センター2の操作費用をゼロにす
るためである。車載装置1は、この第2の呼出しを制御信号と解釈し、自動車お
よび事故の特徴的なデータと、要すれば、音響信号の記録とを送信する。
音響信号の記録の送信あるいは自動車のデータの再送信を制御する。このため、
救助センター2は、衝撃の際、車載装置1によって自動的にダイヤルされた電話
番号によって自動車の搭乗者と音声通信状態になり、ついで自動車に搭載された
無線電話の番号をダイヤルする。自動車は、この呼出しを受けると、呼出し人の
番号が記憶されている救助センターの番号に対応していることを確認するだけで
、その呼出しの受け取りを拒否する。これは、センター2の操作費用をゼロにす
るためである。車載装置1は、この第2の呼出しを制御信号と解釈し、自動車お
よび事故の特徴的なデータと、要すれば、音響信号の記録とを送信する。
【0036】 緊急呼出し手順を自動起動するための、車載装置1の電子制御中央処理ユニッ
ト5による自動車の衝撃の検出は、エアバッグに内蔵された加速度計やシートベ
ルトに張力を発生させる慣性検知器と電子制御中央処理ユニット5との間に通信
電子バスが設けられている場合には、これらの加速度計や慣性検知器からの信号
を利用して実行することが可能である。
ト5による自動車の衝撃の検出は、エアバッグに内蔵された加速度計やシートベ
ルトに張力を発生させる慣性検知器と電子制御中央処理ユニット5との間に通信
電子バスが設けられている場合には、これらの加速度計や慣性検知器からの信号
を利用して実行することが可能である。
【0037】 この実施の1変形としては、衝撃の後でシートベルトに張力が発生した場合に
、機械的接触器の2つの端子を接触させることによって車載装置1の電子制御中
央処理ユニット5へ送られる電気信号を発生させるように、一方の端子を座席の
間のシートベルト支持体に、他方の端子を掛け金に取り付けてもよい。
、機械的接触器の2つの端子を接触させることによって車載装置1の電子制御中
央処理ユニット5へ送られる電気信号を発生させるように、一方の端子を座席の
間のシートベルト支持体に、他方の端子を掛け金に取り付けてもよい。
【0038】 本発明の一つの特徴によれば、電子制御中央処理ユニット5による自動車の衝
撃の検出は、自動車が横転した場合を含む全方向の衝撃を検出してエンジンへの
燃料供給を遮断する安全装置に使用される、3軸慣性検知器からの信号を利用し
て実行することが可能である。この安全装置は、危険なしに有利に利用可能な複
数の出力を有している。
撃の検出は、自動車が横転した場合を含む全方向の衝撃を検出してエンジンへの
燃料供給を遮断する安全装置に使用される、3軸慣性検知器からの信号を利用し
て実行することが可能である。この安全装置は、危険なしに有利に利用可能な複
数の出力を有している。
【0039】 そのうえ、緊急呼出し装置に燃料供給を遮断する安全装置の3軸慣性検知器の
信号を利用する場合には、この安全装置は、エアバッグとは異なって、誤って起
動した場合にも手動で復帰可能であるので、誤った起動に起因する悪い結果をも
たらすことはない。
信号を利用する場合には、この安全装置は、エアバッグとは異なって、誤って起
動した場合にも手動で復帰可能であるので、誤った起動に起因する悪い結果をも
たらすことはない。
【0040】 本発明の他の一つの特徴によれば、自動車の中のエアバッグの急激膨張または
衝撃後のシートベルトに張力が発生されたことを認識するために、手放し操作可
能な音響インターフェース10に接続されたマイクロフォン11によって検知さ
れた音響信号を利用する。エヤバッグが起動したり、シートベルトに張力が発生
されると、走行中の自動車の車室の中で感じられる通常の雑音よりも遥かに高い
レベルの音響が発生する。このため、電子制御中央処理ユニット5はマイクロフ
ォン11によって検知された音響信号の電気信号レベルを基準の閾値と常時比較
し、所定の時間内にその閾値を越えると、電子制御中央処理ユニット5は自動的
に緊急呼出し手順を起動する。
衝撃後のシートベルトに張力が発生されたことを認識するために、手放し操作可
能な音響インターフェース10に接続されたマイクロフォン11によって検知さ
れた音響信号を利用する。エヤバッグが起動したり、シートベルトに張力が発生
されると、走行中の自動車の車室の中で感じられる通常の雑音よりも遥かに高い
レベルの音響が発生する。このため、電子制御中央処理ユニット5はマイクロフ
ォン11によって検知された音響信号の電気信号レベルを基準の閾値と常時比較
し、所定の時間内にその閾値を越えると、電子制御中央処理ユニット5は自動的
に緊急呼出し手順を起動する。
【0041】 車載装置1を初期化する際には、救助センター2の電話番号等のいくつかのデ
ータを車載装置1の位置メモリ7へ入力する必要がある。このための有利な方法
としては、これらのデータをGSM無線電話網への加入証の全ての所有者が持っ
ているSIMカードに記憶させ、車載装置1を最初に使用する際、電子制御中央
処理ユニット5にSIMカードに記憶されたデータを読み取らせて、位置メモリ
7の中に記憶させる。このようにすれば、車載装置1を使用する度に、カードに
記憶されたデータを読み取ることもでき、また後でデータを変更することも可能
である。
ータを車載装置1の位置メモリ7へ入力する必要がある。このための有利な方法
としては、これらのデータをGSM無線電話網への加入証の全ての所有者が持っ
ているSIMカードに記憶させ、車載装置1を最初に使用する際、電子制御中央
処理ユニット5にSIMカードに記憶されたデータを読み取らせて、位置メモリ
7の中に記憶させる。このようにすれば、車載装置1を使用する度に、カードに
記憶されたデータを読み取ることもでき、また後でデータを変更することも可能
である。
Claims (20)
- 【請求項1】 自動車が、 電子制御中央処理ユニット(5)と、 GPS位置測定モジュール(8)と、 移動通信モジュール(9)と、 手動制御手段(14)と、 上記自動車の諸機関の動作の電子検知器(17a、17b、17c)と、 マイクロフォン(11)、スピーカ(12)および電子制御回路を含む、上記
移動通信モジュール(9)とユーザとの間の、手離し操作可能な音響インターフ
ェイス(10)と、 からなる車載装置(1)を有し、 救助センター(2)は、MODEMを介して電話網に接続された中央コンピュ
ータ(3)を有する、 緊急呼出し装置において、 上記車載装置(1)はさらに、 上記自動車内で検出される音響信号を常時記録する音響メモリ(13)と、 上記自動車の開扉検知器(17c)と、 上記自動車のエンジンへの燃料供給の遮断を制御する衝撃検知器(17a)と
、 上記車載装置(1)の各構成要素へ電力を供給する補助電源(15)と、 からなることを特徴とする緊急呼出し装置。 - 【請求項2】 上記車載装置(1)は、さらに、上記自動車の速度計(20)との接続手段を
有することを特徴とする、請求項1に記載の緊急呼出し装置。 - 【請求項3】 上記車載装置(1)は、さらに、音声信号を検出して、検出された音声の基本
的な認識情報を評価するための音声認識に応用される、上記自動車の車室の中で
検出される音声信号を処理する音響処理ユニット(18)を有し、処理された認
識情報から上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)が上記自
動車の中の搭乗者数を評価することを特徴とする、請求項1または2に記載の緊
急呼出し装置。 - 【請求項4】 上記自動車の通常の走行状態において、上記車載装置(1)の上記電子制御中
央処理ユニット(5)によって、 ・上記移動通信モジュール(9)の動作を確認し、 ・所定の最低時間(d)内、位置測定の最後の数点と、上記自動車の速度およ
び方向と、位置測定の最後の点からの走行距離とを位置メモリ(7)に常時保持
し、 ・上記自動車の諸機関の動作の上記電子検知器から送られる信号を評価し、衝
撃を検出し、 ・搭乗者数を把握して記憶し、 ・所定の最低時間(d)内、上記音響インターフェイス(10)の上記マイク
ロフォン(11)によって検知された音響信号を上記音響メモリ(13)に常時
記録し、 緊急呼出し手順が手動または自動で起動された場合には、 ・上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)によって、上記
自動車の路上の挙動に関する記憶されたデータの短いメッセージを上記救助セン
ター(2)へ周期的に送信し、 ・上記救助センター(2)の電話番号を自動呼出しして、上記自動車の搭乗者
と上記救助センター(2)との間の音声通信を確立し、 ・特に位置測定の最後の点と、上記緊急呼出し手順が手動で起動されたか自動
で起動されたかの起動の種類とによって構成される、上記自動車の路上の挙動に
関する必須の記憶されたデータを、確立された上記音声通信のチャネルでDTM
Fコーディングによって送信し、 ・上記データの周期的な送信を中断して、上記救助センター(2)によって上
記データが正常に受信されたことを確認する、 段階を含むことを特徴とする、請求項2または3に記載する緊急呼出し装置に
よって実施される緊急呼出し方法。 - 【請求項5】 上記自動車の通常の走行状態において、上記車載装置の上記電子制御中央処理
ユニットによって、 ・上記移動通信モジュールの動作を確認し、 ・所定の最低時間内、位置測定の最後の数点によって構成される上記自動車の
路上の挙動と、上記自動車の速度および方向とに関するデータを常時保持し、 ・上記自動車の諸機関の動作の上記電子検知器から送られる信号を評価し、衝
撃を検出し、 ・搭乗者数を把握して記憶し、 ・所定の最低時間d内、上記マイクロフォンによって検知された音響信号を記
録し、 緊急呼出し手順が手動または自動で起動された場合には、 ・上記自動車の路上の挙動に関する記憶されたデータの短いメッセージを、上
記車載装置の上記電子制御中央処理ユニットによって上記救助センターへ送信し
、 ・上記救助センターの電話番号を自動呼出して、上記自動車の搭乗者と上記救
助センターとの間の音声通信を確立し、 ・特に位置測定の最後の点と、上記緊急呼出し手順が手動で起動されたか自動
で起動されたかの起動の種類とによって構成される、上記自動車の路上の挙動に
関する必須の記憶されたデータを、確立された上記音声通信のチャネルでDTM
Fコーディングによって送信し、 ・上記救助センターは、上記データの受信に欠陥があるときには、上記車載装
置へ上記データの再送命令信号を送信する、 段階を含むことを特徴とする、請求項2または3に記載する緊急呼出し装置に
よって実施される緊急呼出し方法。 - 【請求項6】 利用可能な最後の上記GPS位置測定点からの走行距離を計算する補足的な段
階を含むことを特徴とする、請求項4または5に記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項7】 上記移動通信モジュール(9)がGSM無線電話網に適合し、上記緊急呼出し
方法が起動された場合に、上記自動車の上記車載装置(1)の上記電子制御中央
処理ユニット(5)によって、 SMS型の少なくとも一つのメッセージの形で上記自動車の路上の挙動に関す
る予め記憶されたデータを送信し、 上記車載装置(1)に記憶された上記救助センター(2)の電話番号を自動的
にダイヤルして音声通信のチャネルを確立し、確立された上記音声通信のチャネ
ルに重畳してDTMFコーディングによって必須なデータを送信し、 上記救助センター(2)は、 上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)による呼出しの際
に伝達される上記電話番号によってその上記自動車を識別し、上記救助センター
(2)に記憶されたデータベースから、上記自動車および運転者の識別に関する
その他の情報を導き出す、 ことを特徴とする、請求項4、5または6のいずれか一つに記載の緊急呼出し方
法。 - 【請求項8】 上記救助センター(2)によって上記データを正常に受信されたことの確認を
、上記自動車への呼出し受領通知によって行ない、上記自動車の上記車載装置(
1)が、呼出し人の番号が記憶されている上記救助センター(2)の番号に対応
していることを確認することを特徴とする、請求項4または7に記載の緊急呼出
し方法。 - 【請求項9】 搭乗者が上記救助センター(2)の電話呼出しに口頭で応えないときには、上
記音声通信の確立の際、上記救助センター(2)は、上記車載装置(1)に、上
記音響信号の記録の再構成の命令信号を送信し、上記命令信号は、SMS型の短
いメッセージからなる制御信号、音階信号、DTMFコーディング信号、または
呼出し受領通知の形で行なわれ、上記車載装置(1)が確立された上記通信の音
声チャンネルで上記音響メモリ(13)に記憶された上記音響信号を再構成する
ことを特徴とする、請求項7に記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項10】 上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)による上記緊急呼
出し手順の自動起動は、衝撃を検出してエンジンへの燃料供給を遮断する安全装
置に使用される慣性検知器からの信号を利用して実行されることを特徴とする、
請求項4、5、または7のいずれか一つに記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項11】 上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)による上記緊急呼
出し手順の自動起動は、シートベルトに張力が発生した場合に発生する信号を検
出して実行され、上記シートベルトに張力が発生した場合に発生する上記信号は
、それぞれ上記シートベルトの支持体と掛け金とに取り付けられた機械的接触器
の2つの端子の接触によってを惹き起すことを特徴とする、請求項4、5、また
は7のいずれか一つに記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項12】 上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)による上記緊急呼
出し手順の自動起動は、衝撃によってエアバッグの急激膨張またはシートベルト
に張力が発生したことによる音響信号の検出によって惹き起され、上記電子制御
中央処理ユニット(5)が手放し操作可能な上記音響インターフェース(10)
に接続された上記マイクロフォン(11)によって検知された音響信号の電気信
号レベルを基準の閾値と常時比較することを特徴とする、請求項4、5、または
7のいずれか一つに記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項13】 上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)による上記緊急呼
出し手順の自動起動は、衝撃によるエアバッグの起動によって発生する信号の検
出によって惹き起されることを特徴とする、請求項4、5、または7のいずれか
一つに記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項14】 上記自動車の上記車載装置(1)の電子制御中央処理ユニット(5)が、上記
自動車の各扉に取り付けられている初歩的な接触検知器からなる上記開扉検知器
(17c)によって検出された開扉回数及び開扉時間から上記自動車の中の搭乗
者数を把握することを特徴とする、請求項4、5、または7のいずれか一つに記
載の緊急呼出し方法。 - 【請求項15】 上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)が、手放し操作可
能な上記音響インターフェース(10)に接続された上記マイクロフォン(11
)によって検知された音響信号を、上記車載装置(1)の上記音響メモリ(13
)の明瞭に区分された2つの領域に相継いで記憶することを特徴とする、請求項
4、5、または7のいずれか一つに記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項16】 上記移動通信モジュール(9)が可搬式無線電話機である場合には、上記自動
車の上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)が上記可搬式無
線電話機が搭載され、使用状態にあることを確認することを特徴とする、請求項
4または5に記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項17】 通信を確立するためのコードの入力を必要とする無線電話の場合には、上記車
載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)は、音響または視覚信号に
よってユーザにコードの入力を要求することを特徴とする、請求項4、5、また
は7のいずれか一つに記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項18】 上記車載装置(1)の上記電子制御中央処理ユニット(5)は、上記自動車の
運転者によって最初に設定された、通信の確立を可能にするコードを記憶し、上
記自動車の新しい始動毎に上記コードを入力することを特徴とする、請求項4、
5、7、または8のいずれか一つに記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項19】 上記自動車の通常の走行状態において、上記車載装置(1)の上記電子制御中
央処理ユニット(5)は、上記自動車に装備された検知器によって供給される、
ワイパーや照明システムの動作、路面の温度、タイヤの圧力、および接近警報装
置によって供給される付近に存在する他の自動車の有無等の補足情報を記憶する
ことを特徴とする、請求項4または5記載の緊急呼出し方法。 - 【請求項20】 上記自動車がGSM無線電話網に適合する上記移動通信モジュール(9)を有
し、SIMカードが利用可能である場合には、上記車載装置(1)の上記電子制
御中央処理ユニット(5)に、上記救助センターの電話番号のような、上記SI
Mカードに記憶されたデータを読み取らせて、上記位置メモリ(7)に記憶させ
ることを特徴とする、請求項7に記載の緊急呼出し方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR97/12702 | 1997-10-10 | ||
FR9712702A FR2769775B1 (fr) | 1997-10-10 | 1997-10-10 | Dispositif et procede d'appel d'urgence |
PCT/FR1998/002183 WO1999019177A1 (fr) | 1997-10-10 | 1998-10-12 | Dispositif et procede d'appel d'urgence |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001519283A true JP2001519283A (ja) | 2001-10-23 |
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ID=9512098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000515772A Withdrawn JP2001519283A (ja) | 1997-10-10 | 1998-10-12 | 緊急呼出し装置および方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6711399B1 (ja) |
EP (1) | EP1021319B1 (ja) |
JP (1) | JP2001519283A (ja) |
DE (1) | DE69829397T2 (ja) |
FR (1) | FR2769775B1 (ja) |
WO (1) | WO1999019177A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2011524132A (ja) * | 2008-06-05 | 2011-08-25 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | デジタルワイヤレス通信ネットワーク上でのデータ通信のためのインバンドモデムのシステムおよび方法 |
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