JP2001519138A - 電気ケーブル用の乾式終端装置 - Google Patents

電気ケーブル用の乾式終端装置

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JP2001519138A JP54239898A JP54239898A JP2001519138A JP 2001519138 A JP2001519138 A JP 2001519138A JP 54239898 A JP54239898 A JP 54239898A JP 54239898 A JP54239898 A JP 54239898A JP 2001519138 A JP2001519138 A JP 2001519138A
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Abstract

(57)【要約】 電気ケーブル(3)用の終端装置(1)は、その全長に亙って、内部に、絶縁体(11)により取り囲まれた導電性要素(8)を備え、該導電性要素の下方部分は、フィン付き絶縁性ケーシング(14)により覆われた、電気的シールド(12)を形成し得るように半導電性とされ、該シールドは、絶縁体(11)の半導電性被覆に押し付けられた電界制御手段(13)を包み込んでいる。ケーブル(3)と終端装置(1)との間の接続は、例えば、予め成形した継手(4)によって行われる。該終端装置(1)は、電気ケーブル(3)に接続される前でさえ、その全ての部品を完備しており、また、該終端装置は、該装置を設置する前に、その内部での操作を必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】 電気ケーブル用の乾式終端装置 本発明は、空気及び汚染媒体に露出され、設置箇所に運ばれる前に、その全て の部品を完備し、また、その内部にアクセスすることなく、電気ケーブルに接続 するのに適した、屋外用型式の中程度電圧及び高電圧用の電気ケーブルの終端装 置(termination)に関する。 本発明の目的上、中程度電圧及び高電圧とは、全体として、10kV乃至245k V以上の電圧を意味するものとする。 本発明の目的上、電気ケーブルの終端装置とは、電気ケーブルを、例えば、架 空導体のような裸の導体に対し電気ケーブルを接続するのに適した装置を意味す るものとする。この終端装置は、ケーブルの導体と裸の導体との間の電気的接続 手段と、ケーブルの外面と該外面に接続された部品との間にある、全体として、 接地電位の電気的分離手段と、裸の導体のような、張力下の要素とを備えている 。この型式の終端装置は、全体として、導電性要素と、絶縁性被覆と、関連する 要素の絶縁耐力の特性と適合可能な電界の形態を発生させ得る電界の制御手段と を備えている。 屋外で使用するための公知の終端装置は、「64−154kVの架橋結合したポリ エチレンケーブル用の新規な予製造した付属品(New Prefabricated Accessories for 64−154kV Crosslinked Polyethylene Cables)」という名称の出版物(197 4年の地下伝送及び分配会議(Underground Transmission and Distribution Con ference)224−232頁)に記載されている。 この終端装置は、磁器で出来た外側の絶縁性ケーシング用の支持基部を備えて おり、該支持基部には、フィン付き面が設けられている。そのシールドが存在し ない、この電気ケーブルは、その全長に亙ってその上端まで伸長し、その上端に て、該電気ケーブルは、ケーシングにより支持され得るように締結され、また、 この上端にて、電圧軸部分に接続され、また、ここから、別の電気的装置に接続 されている。 接地電極を内蔵するエポキシ樹脂で出来た円筒体は、エラストマー的要素の周 りで組み立てられ且つ支持基部に締結されている。該円筒体は、その内部の円錐 形の形状の要素の形状と適合する円錐形の形状をしている。 この設置は、かかる要素とケーブル絶縁体との間に、また、要素とエポキシ樹 脂の円筒体との間に圧力が生じ、微量な空気の存在を防止し、これにより、電気 放電の虞れを防止すべくエラストマー的要素の下端に作用するばね系を使用する ことを更に備えている。 磁器製ケーシングの内部の空所は、絶縁性油で充填されている。 この終端装置は、磁器製のケーシングが存在するため、自己支持型であり、パ イロン等の一部である基部に着座している。 また、支持構造体に着座せずに、架空型の固体の絶縁体が設けられた終端装置 も公知である。この方案によれば、該終端装置は、絶縁性要素を介在させること により、構造体と関係付けられる。 例えば、1986年11月、ロンドンにおける「IEE電力ケーブル及び付属品10k V−180kV(IEE Power Cables and Accessories 10kV−180kV)」という出版物 の238−241頁から、終端装置の全長に亙って伸長させた電気ケーブル用の66kV 電圧の終端装置が公知である。 この方案において、ケーブルの一端から開始して、半導電体のシールドがその 特定の長さに亙って除去され、シールドは、絶縁体の部分が覆われる迄、導電性 塗料にて被覆されている。 シールドが切除される領域において、容量型要素及び抵抗要素が存在するため 、所定のインピーダンスの熱収縮可能な管が付与され、ケーブルの導体と容量的 に関係した該管は、シールドが切除される領域における電気的応力を軽減する。 次に、同一型式の最内側管の周りで且つケーブルの絶縁体の部分の周りに追加 的な収縮可能な管が配置される。 最外側管は、ケーブルシールドの切除した端部に近い絶縁性の輪郭部分を有し ている。 次に、外側管には、熱収縮可能な絶縁性材料から成る複数のフィンが取り付け られる。 終端装置を付設するためには、熱収縮技術に熟達した有資格作業者が必要とさ れ、全てのステップにて、正確さ、細部への注意及び清浄さが必要とされる。 国際出願第91/16564号の従来技術の説明の部分において、従来のものとして 、熱収縮可能な技術によって、形成された終端装置の説明が為されており、また 、フィン部分が設けられた、エラストマー的材料から成るジャケットがその上で 膨張する適当なマンドレルを使用することにより、その技術を不要にする方法が 述べられている。このジャケットは、予め準備した、より小径の電気ケーブルま でマンドレルを滑らせることにより収縮させる。 終端装置内に包み込むべきケーブルの最終部分は、ケーブル導体を備えており 、該導体の後には、特定の距離を置いて、半導電層が存在しない絶縁体と、シー ルドとが続いている。 管状の巻線部分は、半導電層の端部に存在するであろう応力を軽減し得るよう なフォーミレーションとされた材料で出来た、ケーブル組立体の一部である。こ の巻線部分は、半導電性層及び絶縁体に付与される。 これと代替的に、例えば、同時押出し又は圧延によって、内側の絶縁性ジャケ ット内の上記応力を軽減することを目的とする層が設けらるようにしてもよい。 導体の上端は、穴が形成された平坦なクランプと関係付けられている。 マンドレルをより容易に滑り出すため、エラストマー的ジャケットが着座する 複数のリブを設けることができ、また、リブの間に潤滑剤を使用することもでき る。 このマンドレルは、終端装置の一部分となるように、既に配置されたケーブル の端部分の周りにそのエラストマー的ジャケットがあるように配置される。マン ドレル上にて捩れるジャケットは、潤滑剤がリブの上で拡がり、また、マンドレ ルが滑り出すのを容易にし、これにより、ジャケットをケーブルの端部分にて収 縮させる。 また、架空電線路又はその他の電気装置に接続する軸部分まで電気ケーブルが 伸長することに代えて、電気ケーブルが終端装置内に部分的にのみ挿入される、 電気ケーブル用の終端装置も公知である。 かかる自己支持型終端装置の一例は、当該出願人自身の欧州特許出願第95 101 338.2号に記載されている。 この方案において、電気ケーブルは、終端装置への入口から所定の点にて終わ っており、架空電線路に達するために必要とされる全長に亙る電気的接続は、導 電性要素によって為される。 この導電性要素は、その外側に、フィン付きのエラストマー的層が設けられ、 また、該導電性要素は、支持要素に着座するエポキシ樹脂で出来たものであるこ とが好ましい絶縁性基部によって支持されている。 エポキシ樹脂の基部及び導電性要素から成る組立体は、自己支持型の終端装置 を形成する。 特に、エポキシ樹脂の基部及び剛性な導電性要素から成る組立体は、終端装置 面に対する電界を空気の絶縁耐力に適合可能な値とし、また、十分に長く、放電 に抵抗し得るようにされた漏電線を形成する。 終端装置への入口から所定の距離にある電気ケーブルは、シールドが存在せず 、絶縁体を露出したままの状態にする。シールドを切除するとき、採用される材 料及び周囲の空気の電気的強度と適合可能な電界の値を生じさせるのに有用な偏 向円錐体及び上方絶縁体から成る電界の制御手段が提供される。 エポキシ樹脂製の基部は、円錐形のキャビティを備えており、電界制御手段の 絶縁体の端部分がこのキャビティ上に着座する。 適当なばね機構が樹脂基部の円錐形の面に対して該機構の外側にて円錐体及び 絶縁体を押し付ける。そのとき、異なる部品の接触面の間に、気泡の混入が生じ ないようにする。かかる空気の混入は、公知であるように、電気放電を生じさせ る虞れがある。 当該出願人は、取り付ける前に、その全ての部品を完備したケーブル終端装置 をその支持位置及び使用位置に配置し、全体として、電気エネルギの供給会社等 のような設備のユーザの標準的な技術的知識の範囲内に属する接続、接合又は重 ね合わせ技術を使用して、その後に、ケーブルへの接続工程を行うことにより、 設置作業を著しく簡略化し、また、作動組立体の信頼性を著しく向上させること が可能であることを知見した。 本発明の範囲内において、特に、終端装置を使用しようとするケーブルと略等 しい寸法の部分を有する終端装置は、公知の技術により、終端装置自体をケーブ ルに容易に接続することが可能とされる一方、終端装置の全ての組立て工程及び 技術的試験は、現場で又は、顧客がこれらの作業を行うことを必要とすることな く、制御された環境内で且つ有資格作業員により工場にて行うことができる。 第一の形態において、本発明は、電気ケーブル用の終端装置組立体であって、 導電性要素と、該導電性要素の外側を伸長する絶縁性被覆とを有する終端装 置と、 電気ケーブルに接続するための手段とを備える、終端装置組立体において、 上記終端装置が、導体と、該導体と同軸状の絶縁性被覆とを有する接続部分を 備え、該接続部分が、略円筒状の形状、所定の長さ及び直径を有し、 上記接続手段が、終端装置の上記接続部分を上記電気ケーブルの一端と接続す る継手組立体を備え、 上記の所定の長さ及び直径が上記継手組立体と適合可能であることを特徴とす る、電気ケーブル用の終端装置組立体に関するものである。 1つの好適な実施の形態において、終端装置の上記絶縁性被覆は、外側の支持 構造体に接続する手段を有する絶縁体を備えている。 特に、上記終端装置の上記接続部分は、上記導電性要素及び上記絶縁体の一端 部を備えている。 終端装置の上記接続部分を上記電気ケーブルの一端に接続する上記接続組立体 は、上記電気ケーブルの導体を上記終端装置の上記導電性要素に接続する電気的 接続要素と、上記電気的接続要素を覆い且つ終端装置の上記接続部分の一部分及 び上記電気ケーブルの上記端部の一部分を覆う予め製造した撓み継手とを備える ことが好ましい。 別の形態において、本発明は、所定の直径の電気ケーブルの終端装置であって 、 1つの下端と1つの上端との間にて長手方向に伸長した導電性要素と、 該導電性要素の上記上端に接続され、終端装置を電気装置に接続し得るよう にされた導電性軸部分と、 上記導電性要素を取り囲む絶縁体と、 該絶縁体の周りの絶縁性材料のケーシングと、 該ケーシング内に含められた電界制御手段とを備え、終端装置において、 上記導電性要素が、上記下端を含む実質的に円筒状の部分を備え、上記絶縁体 が、上記導電性要素の上記の実質的に円筒状部分と同軸状の円筒状外面を有する 部分を備えることを特徴とする電気ケーブルの終端装置に関する。 特に、上記絶縁体は、導電性要素の下端を取り囲む上記部分の所定の長さに亙 って伸長し、導電性要素自体の周りに電気的シールドを形成するのに適した導電 性被覆を備えている。 上記電界制御手段は、絶縁体の上記導電性被覆と接触していることが好ましい 。 1つの好適な実施の形態において、上記電界制御手段は、半導電性のエラスト マー的材料から成る電界偏向要素を備えている。 絶縁体における上記導電性被覆は、導電性フィラーで充填された塗料層を含む ことが好ましい。 上記絶縁体は、外側の支持構造体に接続する手段を備えることが好ましい。 特に、上記接続手段は、支持構造体に対する終端装置の支持面を構成する、終 端装置の長手方向軸線に対して横断方向のフランジを備えている。 本発明の1つの形態において、上記導電性要素及び上記絶縁体は、所定の横断 方向応力に抵抗し得るようにされた、実質的に剛性な組立体を構成することが好 ましい。 上記絶縁体の周りの絶縁性材料の上記ケーシングは、絶縁体に接着し又は絶縁 体の上で弾性的に締め付けられたエラストマー的材料の部分を備えることが好ま しい。 絶縁性材料の上記ケーシングは、フィン付き面が設けられた外側部分を備える ことが好ましい。フィン付き面を有する上記外側部分は、環境に対する抵抗性を 有する材料から成ることが好ましい。 1つの好適な実施の形態において、絶縁性組立体の上記第一の部分は、電気的 シールドを形成する絶縁体に付与された導電性被覆と接触した絶縁体の下方部分 に沿って弾性的に押される偏向要素を含んでいる。 1つの特別な実施の形態において、上記絶縁体は、その下方部分に偏向要素を 含み、上記絶縁性ケーシングは、絶縁体の外面に弾性的に且つ直接取り付けられ たフィン付き管にて形成される。 更なる1つの形態において、本発明は、導体と、絶縁性被覆と、該導体の周り に配置されたシールドとを備える電気ケーブルを裸の導体に接続する方法におい て、 導電性要素と、該導電性要素の周りの絶縁体と、該絶縁体における絶縁性材料 のケーシングと、上記導電性要素の第一の端部に接続された導電性軸部分とを備 える終端装置を適宜に配置するステップと、 絶縁体の下方部分の所定の距離に亙って電気的シールドを形成し得るようにさ れた導電性被覆を配置するステップと、 上記絶縁体の上記導電性被覆の一端に電界制御手段を提供するステップと、 終端装置の導電性要素の第二の端部とケーブルの導体とを機械的に且つ電気的 に接続するステップと、 該機械的及び電気的接続部を絶縁するステップと、 ケーブルシールドを終端装置の上記導電性被覆に接続するステップとを備える ことを特徴とする方法に関するものである。 本発明の方法は、上記絶縁体を支持構造体に機械的に接続するステップを更に 備えることが好ましい。 上記機械的及び電気的接続部を絶縁する上記ステップ及びケーブルシールドを 終端装置の上記導電性被覆に接続する上記ステップは、終端装置の導電性要素の 第二の端部とケーブル導体との間における上記機械的及び電気的接続部に対応す る領域の外側に継手を付与することを含むことが好ましい。 1つの特別な実施の形態において、絶縁体の下方部分の所定の伸長距離に亙っ て電気的シールドを形成し得るようにされた導電性被覆を配置する上記ステップ は、半導電性塗料を絶縁体に付与することを含む。 上記電界制御手段は、絶縁体の導電性被覆に押し付けられた少なくとも1つの 部分を有することが好ましい。 1つの好適な実施の形態において、上記ケーシングは、上記絶縁体の周りで弾 性的に取り付けられる。 特に、本発明の方法によれば、上記ステップ、すなわち、 導電性要素と、該導電性要素の周りに配置された絶縁体と、該絶縁体における 絶縁材料のケーシングと、該導電性要素の第一の端部に接続された導電性の軸部 分とを備える終端装置を適宜に配置するステップと、 絶縁体の下方部分の所定の伸長距離に亙って電気的シールドを形成し得るよう にされた導電性被覆を配置するステップと、 上記絶縁体の上記導電性被覆の一端に電界制御手段を配置するステップとが、 終端装置を現場で設置する前に、工場にて行われる。 本発明の方法は、設置する前に、上記導電性被覆及び電界制御手段を支持する 上記終端装置を工場にて電気的に試験するステップを更に備えることが好ましい 。 更なる形態によれば、本発明は、電気ケーブルの製造方法であって、 所定の長さに亙って導電性要素を直線状に配置するステップと、 導電性要素の周りに絶縁体を付与するステップと、 導電性要素の一端に近い絶縁体の一部分まで所定の伸長距離に亙って導電性被 覆を外部から施すステップと、 上記導電性被覆と電気的に接触した電界制御手段を付与するステップと、 上記導電性要素及び上記電界制御手段の端部に対応する領域内にて、上記絶縁 体及び上記電界制御手段の外側に所定の表面伸長距離を有する絶縁性材料のケー シングを配置するステップとを備えることを特徴とする、電気ケーブルの製造方 法に関する。 更なる特徴は、本発明による電気ケーブル用の終端装置の幾つかの好適な実施 の形態に関する詳細な説明から明らかになるであろう。 本発明は、添付図面に関して以下に説明する。添付図面において、 図1は、電気ケーブルに接続された、本発明による終端装置の長手方向断面図 である。 図2は、図1に示した単独の終端装置の長手方向断面図である。 図3は、拡大縮尺にて図2の詳細図である。 図4は、図1の終端装置の細部の別の実施の形態の長手方向断面図である。 図5は、拡大縮尺にて図1の継手を示す図である。 図6は、使用状態における図1の終端装置の一部分の電界線の形態を示す図で ある。 図7は、図1の終端装置の作用を確認する装置の第一の実施の形態の長手方向 断面図である。 図8は、図1の終端装置の作用を確認する装置の別の実施の形態の長手方向断 面図である。 本発明を実施するための一例が、支持構造体2と関係付けられた終端装置1と 、電気ケーブル3と、電気ケーブル3及び終端装置1の間の接続手段4とを備え る状態で図1に図示されている。 該終端装置の上端は、図1に破線で概略図的に示した架空電線路3’に接続さ れている。 全体として、60乃至500kV(この電圧は、当該技術分野にて一般に、「高電 圧」と指定されている)用の電気ケーブル2は、例えば、銅コードのような導体 5と、押出し絶縁体6と、継手4に接続し得るようにその端部分にてステップ状 に除去された半導電性層7とを備えている。 層7は、導体5により発生された電界線がその内部で案内されるシールドを形 成する。 電気ケーブルは、一例としての実施の形態に対して異なる型式とすることがで きる。例えば、該電気ケーブルは、紙又は紙積層体と、油又は絶縁性の混合体を 含浸させた重合系材料とで出来た層状の構造体を有するものとすることができる 。分離した状態で図2により明確に示した終端装置1は、支持構造体2及び電気 ケーブルと関係付ける前に、その全ての部品を完備し、この終端装置は、終端 装置の上端9及び下端10の間を伸長する導電性要素8と、該導電性要素に接着 する絶縁体11と、該絶縁体11の外側下方部分の所定の伸長距離に亙って付与 された導電性被覆12と、電界制御要素13と、支持構造体と関係付けるべき終 端装置部分に近接して終端装置の上端9から伸長した、絶縁性材料から成るフィ ン付きケーシング14とを備えている。特に、図2の実施例において、該フィン 付きケーシング14は、電界制御要素13を覆うまで伸長する一方、該電界制御 要素は、導電性ケーシング12の上縁部15と接触している。 以下に、「導電性要素」という語は、完全に導電性材料で出来た撓み可能な程 度に剛性な中実又な管状の構造体の要素を意味し、又は以下に示すように、関係 した更なる要素により、本発明の目的上、十分に剛性にされた可撓性の導電性要 素を意味し、若しくは、管状の導電性又は導電性とされた層が化学的に又は物理 的に関係付けられた誘電性材料の1つの要素のような、他の同等の形態のものを 意味するものとする。 幾つかの好適な実施の形態において、導電性要素は、鋼、銅、アルミニウムの ような金属材料又は良好な電気導電率を有する任意の他の材料で出来ている。 本明細書にて、電界制御要素とは、現在、半導電性のエラストマー的材料で出 来ている電極又は偏向器として特定され、絶縁性材料の本体内に組み込まれた適 宜に型取った導電体であって、その全体が電界の勾配を許容可能な限界値内に保 ち得る設計とされたもの、又は、電気的勾配に従って可変の誘電率及び導電率を 有する材料の何れかか、若しくは、同一目的のために設計された、コンデンサシ ステムを意味するものとする。 終端装置は、軸部分16を有し、該軸部分の上端は、導電性要素8に接続され 且つ架空電線路3’に接続し得るように外方に突き出している。軸部分16は、 「コロナ効果」に起因する放電を回避し得るような寸法のシールドリング17に よって取り囲まれている。 1つの好適な実施の形態によれば、導電性要素の周りの絶縁体11は、機械的 強度を増し得るように、繊維又はその他のフィラーをオプション的に含む、例え ば、エポキシ樹脂で出来た、図2の左側の部分に示した、単一体で形成すること ができる。 これと代替的に、図2の右側に示した1つの実施の形態によれば、絶縁体11 は、第一の部分11aがエポキシ樹脂にて形成され、残りの部分11bが、例え ば、シリコーンゴム等のようなEPRといった、絶縁性のエラストマー的材料に て形成されるようにしてもよい。 導電性要素8及び絶縁体11にて形成された装置は、終端装置1を図1に図示 した支持構造体2と組み合わせることを目的とする支持要素を備えることが好ま しい。 図3の分解図により明確に示すように、上記支持要素は、終端装置の下端10 から所定の値「a」の距離に配置されたフランジ19を備える単一体として絶縁 体を鋳造することにより形成されることが好ましい。例えば、170kVの終端装 置の場合、「a」の値は、約500mmであることが適当である。 図3の右側部分において、絶縁体11に対する締結要素20は、破線で部分的 に図示されており、この実施の形態において、該締結要素は、固着タイロッド2 2によりフランジ19の両側部に押し付けられた一対の両側板21a、21bか た成っている。 上記締結要素20は、図1に図示するように、板21bを支持構造体2の基部 25に締結するボルト23及びナット24を更に備えている。 絶縁体の下方部分に付与された導電性被覆11は、電界線が内部に保持される シールドを構成することを目的とする。 導電性被覆は、フランジ19の上流及び下流にて絶縁体19の管状部分に及び フランジ自体の上面の双方に付与された半導電性塗料により形成されることが好 ましい。1つの実施の形態において、該塗料は、例えば、黒鉛が充填されたエポ キシ樹脂のような導電性成分が充填された絶縁性樹脂から成っている。これと代 替的に、絶縁体の周りに緊密に巻かれた半導電性テープ、カーボンブラックが充 填された収縮可能な弾性管、導電性要素8の周りに電気的シールドを形成し得る ようにされた水平方向フランジ又は別の同等の手段を有するアルミニウム管が設 けられるようにしてもよい。 終端装置が使用されるとき、電界制御要素13は、導電性被覆12の上縁部1 5から出る電界線の距離を周囲の空気の強度と適合可能な値に制限することを目 的とする。 図2の好適な実施の形態によれば、該電界制御要素13は、半導電性のエラス トマー的材料から成り、絶縁体11を覆う絶縁スリーブ27の下方部分に組み込 まれた偏向体26を備えている。 絶縁スリーブ27は、導電性フィラーが存在しない、例えば、EPR(エチレ ン・プロピレン共重合体又はエチレン・プロピレン・ジエン三重合体系のエラス トマー)のような絶縁性エラストマー的混合体により形成される、偏向体26は 、カーボンブラックフィラーにより導電性とされた、例えば、EPR系混合体の ような半導電性混合体により形成される。 本明細書において、絶縁性混合体とは、実質的に1012Ωcm以上の抵抗率を有 するエラストマー的混合体を意味するものとする。本明細書において、半導電性 混合体とは、実質的に、104Ωcm以下の抵抗率を有するエラストマー的混合体 を意味するものとする。 フィン付きケーシング14は、絶縁性材料で形成され、スリーブ27に弾性的 に取り付けられる。これと代替的に、構成材料が所望の使用条件に適しているな らば、スリーブ27自体にフィン付きの外面を設けてもよい。この場合、フィン 付きケーシング14は、スリーブ27の一部分を形成する。 フィン付き絶縁性ケーシング14は、周囲の雰囲気に抵抗するのに適しており 、このため、図示しないが、このケーシングは、使用中、絶縁性材料の表面が回 復不能に劣化し、乾燥状態においてさえ、導電性経路を形成するものとして、標 準IBC 1109、1992に記載された、いわゆる「トラッキング(tracking)」現象 を生ずることがある。 図2の実施の形態によれば、フィン付き絶縁性ケーシング14は、偏向円錐体 26の下方部分を覆う迄、伸長する。本発明の他の実施の形態において、ケーシ ングは、特定の使用条件に依存して図面に図示したものと異なる仕方にて伸長す るようにしてもよい。 図4には、該終端装置の第二の実施の形態が図示されている。この図において 、図2の終端装置の部品と同様の部品は同一の参照番号で表示されている。 図4に図示した終端装置の実施の形態において、絶縁体11’は、電界偏向要 素26を内蔵している。 図1の実施の形態において、絶縁体11に関して既に説明したものと同様の絶 縁体11’が繊維又は同様のフィラーで補強されたエポキシ樹脂又は図4の左側 に図示するように、別の絶縁性材料の何れかで出来たものであることが好ましい 、単一体にて形成することができる。これと代替的に、図4の右側に図示するよ うに、該絶縁体は、例えば、エポキシ樹脂のような絶縁性材料で出来た下方部分 11’aと、例えば、EPRのようなエラストマー的絶縁性材料層で出来た上側 部分11’bとから成るようにしてもよい。 上記の方案の双方において、フィン付き絶縁ケーシング14が存在しており、 該絶縁ケーシングは、絶縁体の円筒状の樹脂内面と関係したエラストマー的材料 で出来た、薄い厚さの実質的に管状の形態をしている。このケーシングは、表面 の放電現象を回避し得るように十分に長いフィン付き面を提供することに加えて 、湿度等のような耐候剤に対して絶縁体を保護することが好ましい。 一例として、図2に図示し且つ図4の実施の形態に関して対応する測定に関し 、170kV以内の終端装置の場合、軸部分と下端との間の全体の距離Hは約2500 mmであり、このHは、約500mmに等しい、上述した距離「a」と約2000mm に等しい、フランジ19の軸部分16及び上面間の距離「h」との総計値を表わ す。 値「h」は、地面に電気的に接続された、支持構造体と関係したフランジ19 からの張力の下、各他の軸部分16から十分に隔てる必要性に基づいて決定され る。その方法は、ケーシング14のフィン付き面が地面への電気的放電を回避す るのに適当な漏電線を生じさせ得るようにする。 上記の例において、漏電線の値は、約4000mmである。 値「a」は、終端装置と電気ケーブルとの間の電気的又は機械的接続状態を確 認し得るようにフランジ19の下方に十分な利用可能な空所を得る必要性に基づ いて決定される。 この目的のため、導電性要素及び絶縁体により形成された装置は、電気ケーブ ルとその後に接続可能であるように、既に、適宜に配置されている。 特に、図3に図示するように、導電性要素8は、その下端に近接して、絶縁体 11により覆われない部分10aを備えている。一方、絶縁体11には、環状溝 28が設けられており、その全体は、以下に説明するように、ケーブルと容易な 接続を許容するのに適している。 図1乃至図3に図示した実施の形態において、フランジ10の上方に配置され たその部分に対応する絶縁体の円筒状部分の直径は、フランジ自体の下方の対応 する伸長距離以上の値であることが好ましい。 更に、図3に図示するように、フランジ19の上方に配置されたその部分8a に対応する導電性要素8の直径は、フランジ自体の下方の対応する伸長距離8b の値以上の値である。 このようにして、導電性要素の自己支持機能が増加し、その結果、終端装置に 対して横断方向に作用する力に対する抵抗がより大きくなり、電界線は絶縁体の より大きい部分に亙って分配する。 図2に図示した実施例において、170kV以内の電圧について、導電性要素は 、アルミニウム(硬化したアビオナール(avional))で出来ており、50mmの直 径「d0」を有している。この絶縁体の直径「c」は、200mmに等しい値「d」 を有しており、要素8の下方部分の直径「c」の値、及びフランジ19の下方の 絶縁体の伸長部分の対応する直径の値は、終端装置が目的とするケーブル寸法に より決定され、導体の対応する直径及び接続すべきケーブル絶縁体の直径に等し いか、又は同様であることが好ましい。 図2及び図4の終端装置1は、目的とする電気ケーブルに関係なく、その全て の作動部品から成る完全な装置を構成する。 このため、終端装置1は、独立的な方法にて製造し且つ試験することができ、 その後に、支持構造体又は関連するケーブルに接続するため設置場所まで運ぶこ とができる。 図1には、支持構造体2におけるその設置位置にある終端装置1が図示されて いる。そのフランジ19は、タイロッド22により相互に締め付けられた両側板 21a、21bと、ボルト及びナット機構23、24により構造体の基部25に 締結された上側板21bとの間にて支持されている。 終端装置は、軸部分16により架空電線路3’にその上方部分が接続されてい る。 本発明の最も一般的な形態において、終端装置をケーブルに接続する方法は、 次の基本的なステップを備えている。すなわち、 a)絶縁体6の一部分を中央導体5から除去し且つシールド7の一部分を上記 絶縁体6から除去した後、ケーブル3を終端装置1に対して外側に且つ下方位置 に配置するステップと、 b)ケーブル導体5の上端を導電性要素8の下端10に対し機械的に且つ電気 的に接続するステップと、 c)ケーブルシールド7を絶縁体11の導電性被覆12に接続するステップと である。 ステップa、b、cは、電気ケーブルの分野に習熟した通常の作業員によって 行ない、これにより、ケーブルの終端装置内への導入がその全長の一部分又は全 体に亙って必要とされ、特定型式の終端装置に習熟した作業員が介入することを 必要とする、通常の公知の方法を回避し得るようにすることが好ましい。 ケーブルの終端装置への接続、特に、接続領域における絶縁及びシールドは、 例えば、テープ等を付与し、又は好ましくは、一例として以下に説明し且つ図1 乃至図5の拡大図に示すように、予め製造した弾性継手を使用することにより、 2本のケーブルを通常、接続し得るようにされた技術にて行うことができる。 継手4は、ケーブル導体5と、終端装置の導電性要素8を共に接続する終端装 置29と、実質的に管状であり且つ2つの脱着可能な部品で出来た金属製のクリ ップ30とを備えている。該クリップの端部31、32は、終端装置の絶縁体1 1の溝28内に且つケーブル絶縁体6に形成された適当な溝33内にそれぞれ挿 入されている。クリップ30は、欧州特許第0 199742号により詳細に記載され たように、それぞれの材料の熱収縮の効果により、相対的な動きを防止すること を目的とする。 終端装置29及びクリップ30は、等電位状態であることを決定し、従って、 空気が存在する場合でさえ、放電が存在しないことを決定し得るように、導体3 4により適宜に電気的に接続されている。 該継手は、導電性材料で出来た電界偏向体35と、予成形した絶縁性材料で出 来たカバー36と、半導電性材料で出来たシース37とを更に備えており、該シ ースの両端は、それぞれ、ケーブルシールド7及び絶縁体11の半導電性被覆1 2と接触している。 ケーブルシールド7及び半導電性被覆12とも電気的に接触した銅編組37’ は、容量電流の影響を回避し得るように、継手を取り囲んでいる。更に、図示し ない1つ以上の外側シースが組立体を覆っている。 図1には、終端装置の支持構造体2の接地要素が更に図示されている。 これらの要素は、板21aの間に付与され且つ基部分25に電気的に接続され た銅板38と、ケーブルシールド7の上で締め付けられたカラー39と、カラー 39を接地電位とする適当な電気ケーブル40とを備えている。 ポリエチレン等から成るシース41は、水が侵入した場合に生じる可能性のあ る腐食に対してケーブルの金属シールドを保護する機能を有し、ケーブルシール ド3の外側に配置されている。 図1に図示した実施の形態において、例えば、シース自体に穴が存在するか否 かに関してシースの一体性を点検することができる。 例えば、手に持った発電機により、ケーブルの金属シールドに対して電圧を印 加し、また、接地に対するその絶縁性を確認することにより、この点検が為され る。この試験を行うためには、接続部38、40を一時的に除去し、その点検に 必要な時間に亙ってシールドの電位を接地電位まで相対的に上昇させることがで きる。 この目的のため、継手4が取り付けられる絶縁体11の下方部分と、絶縁体1 1の上方部分との間にて、フランジ19に対応して半導電性塗料層6の連続性が 中断しており、接地電位にある支持体2から励起すべきケーブルシールドを電気 的に分離させ得るようにしてある。 継手4に接続された終端装置1は、以下に説明するように作用する。 終端装置は、絶縁体と関係した導電性要素により形成された、ケーブルの模型 (mock-up)をその内部に有し、フランジ19の上流及び下流の双方にて、該絶 縁体の下方部分には、電気的シールドを形成するのに適した半導電性塗料12が 付与されることを特徴とする。 この電界線は、導電性要素の最大の電位値と接地シールド(半導電性塗料12 から成る)の電位値との間に含まれる。 シールドの中断に対応して、すなわち、半導電性塗料層12の上縁部15に対 応して、電界線が絶縁体11内にある領域から開放領域への遷移が生ずる。この 領域内にて、等電位の電界線の密度は半径方向に増加する。その理由は、隅部の 形状とされた上記シールドの上縁部の曲率の値が大きいからである。 公知であるように、終端装置において、所定の領域内の電界勾配の値は、上記 領域における電位と隣接する等電位線との間の距離の比として実質的に表わされ る。 このため、シールドの上縁部に対応して、電界の勾配の過大な値が存在し、こ のことは、放電の虞れを生じさせることになる。 図1の実施の形態に従い、絶縁性スリーブ27内に組み込んだ偏向円錐体26 が存在するため、上記の電界線の密度の増加が回避される。 図2に図示した実施の形態において、スリーブ27は、残りの部分に対して下 方部分にて幅が広がる部分を特徴とすることが好ましい。この目的は、適当な寸 法の偏向円錐体26を組み込むことと、電界線同士を相互に半径方向に移動して 離し、採用される材料の剛性及び周囲の空気に適合する外面における電気勾配の 値が得られるようにすることとである。 図示した好適な実施の形態の場合、スリーブ27の拡大部分に対応する直径は 、170kV迄の電圧の場合、「D」の値は440mmに等しく、この場合、導電性要 素8及び絶縁体11の直径の値は、上述通りである。 一例として、図6の左側にて、電界線の経路が定性的に図示され、また、2.5 kV/mm以下で好ましくは、2kV/mm以下の電気的強さにて作動し得るよ うにされた、電界制御手段により決定された関連する間隔が図示されている。 終端装置が良好に作動するか否かは、張力下の軸部分16と接地電位にて支持 構造体と接触したフランジ19との間の高さに依存する。 この目的のため、フランジ19により支持構造体に支持されたその剛性な中央 部分により決定される、終端装置の自己支持特徴は、漏洩電流が無視可能な値を 有するような十分に長い空中の経路を提供し得るような長さを有し、直立位置に て作動するのに適した終端装置を形成することを可能にする。 曲げに対するその剛性のため、該終端装置は、顕著な変形を生ぜずに、また、 横断方向への応力の存在にも拘らず、作用可能である。 絶縁性スリーブ27に極めて多数のフィンが存在することは、表面の放電を回 避し得るように十分に大きい値の漏電線を提供するのに役立つ。 この漏電線を決定するための条件は、例えば、国際電子技術委員会による1986 年の「汚染された状態に対する絶縁体選択の指針(Guide for the selection of insulators in respect of polluted conditions)」という名称の出版物815に記 載されている。 終端装置「hl」の値が大きいことは、ケーシング11におけるフィンの形状 及び寸法と相俟って、漏電線の上記の値を可能にする。 図1に図示するように、フランジ19の上面と下面との間の通路にてシールド 12が中断していることが理解できる。 しかしながら、終端装置1を形成することは、フランジ19に対して次のよう な厚さの値を提供することを可能にする、すなわち、電界線の経路が、この領域 にシールドも存在する場合、図6に定性的に図示した僅かな半径方向への膨らみ (この場合、確認されたように、電気勾配の過剰な値が対応する虞れはない)を 除いて、経路から実質的に偏倚しないような厚さにする。 一例として、上記に記載したような値を有する170kV以内の終端装置におい て、フランジ19の適当な厚さは約40mmであることが理解される。 偏向本体35及び半導電性材料のシースが存在する場合、継手4における電界 線の経路は図5に定性的に図示されている。 終端装置が正確に作用するかどうかは、支持構造体2に取り付ける前でさえ、 終端装置の製造工程中、本発明に従って決定される種々の特徴に依存する。 終端装置が正確に作用するための第一の必須の条件は、大きい電位差を受ける 異なる部品間、特に、導電性要素8とその伸長部分の全体に亙る絶縁体11との 間、導電性被覆12と絶縁体11との間、偏向円錐体26と絶縁体11との間、 フィン付きケーシング14と絶縁性スリーブ27との間に気泡が存在しないこと である。 実際に、電界が存在するとき、イオン化現象に曝される空気が存在するならば 、より大きい電位部分から接地電位に向けて放電が励起されることになる。 作用に関して好ましい結果は、次の方法にて実現されている。 例えば、導電性要素を鋳型内に配置するステップと、絶縁体自体を形成するこ とも目的とする材料を鋳型の周りに鋳込み又は押し出すステップと、又は、導電 性要素の周りに配置され且つ例えば熱硬化性樹脂(ポリエステル、エポキシ樹脂 等)のような樹脂を含浸させた絶縁性繊維又は糸(繊維ガラス又はポリアラミド 繊維等)で巻き部分を形成するステップとを備える、成形方法により、絶縁体1 1は導電性要素8に完全に接着した状態で形成される。 半導電性シールド12の絶縁体の所定の部分に対する接着は、例えば、絶縁体 11の外面の該当する部分に半導電性塗料を付与することを通じてシールド自体 を形成することにより行われる。 偏向体26は導電性被覆12に接着し、それは、この偏向体は、エラストマー 的材料で形成し且つスリーブ27内に含めることが好ましいからであり、その全 体は絶縁体11に弾性的に取り付けられ、例えば、スリーブ27と絶縁体11と の間にて少なくとも10%の締まり嵌め程度により偏向体が半導電性被覆に圧力を 加えるようにする。 これと代替的に、スリーブ27は、偏向体26を配置した後、絶縁体11に直 接取り付けてもよい。この場合、要素同士の接着は、接着材料を介在させること により促進させることができる。 フィン付きケーシング14は、絶縁スリーブ27の表面に接着するようにされ る。 1つの実施の形態において、フィン付きケーシング14は、該フィン付きケー シングを絶縁性スリーブ27に弾性的に取り付けることにより、別個に成形した 後、絶縁性スリーブ27に付与される。 これと代替的に、採用した材料が適当な特徴を有する場合、フィン付きケーシ ング14は、スリーブ自体の外側部分を形成する、スリーブ自体の一体の部品と してもよい。フィン付きプロファイルは、成形により又は機械的な加工の何れか 、すなわち、切屑の除去、研磨、表面処理等のような方法で形成することができ る。 これと代替的に、フィン付きケーシング14は、例えば、液体シリコーンで充 填するのに適したフィン付き鋳型を採用することにより、絶縁体11の周りに成 形されるようにしてもよい。この技術は、フィン付きケーシングを形成する部分 のみ、又はオプション的に、絶縁スリーブ27とフィン付きケーシング14とか ら成る組立体の全体を形成することを可能にし、このフィン付きケーシングは、 上記の場合、上記スリーブの外側部分を形成する。 本発明による終端装置は、何ら追加的な点検を行わずに、顧客に対し使用時、 完全に作用することを保証し得るように最終的な品質管理方法を行うことが好ま しい。 一例として、以下に、図2に図示した実施の形態に関して、終端装置に対する 第一の品質管理方法に関して説明する。この目的のため、上述したような構造と された終端装置は、シールドリング17の上端及び軸部分16に取り付ければ、 完成する。 図7に試験線図で図示するように、この方法は、導電性面を有する球43と、 絶縁性流体44aが充填された金属製容器44とを使用する。 この方法は、 球43を導電性要素8の端部の周りに配置するステップと、 電気的に接地され且つ試験の均質さを図る目的のため、容器の壁から所定の距 離にある金属製容器44内の絶縁性流体内に球43から成る端部分を導入するス テップと、 終端装置の軸部分16と容器の接地部分45との間に所定の値の電圧を印加す るステップとを備えている。 この実施例において、球は、300mmの外径を有し、球の表面は、容器44の 側壁から350mmの距離にあり、絶縁性流体は鉱物油である。試験電圧は、終端 装置の使用電圧に対応し、使用電圧自体の250%まで増加させることができる。 試験の結果が良好であることは、上記最大の試験電圧まで放電が存在しないこ とを意味する。 上述した方法は、顧客に対しその後の良好な作動のため既に保証され、その全 ての部品を完備し且つ電気ケーブルにその後に接続し得るように配置された終端 装置を提供することを許容する。 1つの代替的な方法によれば、本発明による終端装置の品質管理は、図8に概 略図的に図示した試験により行われる。 この目的のため、導電性バー46が配置され、該導電性バーは、導電性要素8 及び終端装置を使用しようとするケーブル導体の直径と等しいことが好ましく、 該導電性バーの下端には、ボール47が設けられ、その全体は、終端装置を使用 しようとするケーブル導体と同一寸法の上方部分48aを有する絶縁性樹脂塊4 8内に組み込まれる。 この樹脂の塊は、ボール47から所定の距離、例えば、約100mmの距離にて 半導電性層49で被覆されている。このため、この方法は、 半導電性層49を接地装置50に接続するステップと、 電気的接点を提供するのに適した終端装置29により、上方絶縁性部分48か ら突き出す導電性バー46の上端を終端装置の導電性要素8に接続するステップ と、 終端装置29の外側に継手4を取り付け、これにより、樹脂塊48の半導電性 層49を終端装置の絶縁体11における導電性被覆12に接続するステップと、 終端装置の軸部分16と接地装置50との間に電圧を印加するステップとを備 えている。 図8の継手4は、図5に関して上述した型式のものであることが好ましい。 この方案によれば、継手の説明は簡略化のために省略され、継手の異なる部品 は、上記の型式におけると同一の参照番号で表示してある。 最大の電圧値となる迄、また、試験標準により必要とされる方法に従って、放 電が存在しないことにより、終端装置が許容し得るかどうかが決定される。 この方法は、終端装置及びその終端装置の継手との接続の双方について、良好 に機能しているかどうか点検することを許容し、特に、試験に採用した継手が予 め製造され、図1に図示するように、最終的に設置したときに使用されるものと 同一型式のものである場合、顧客にとって好ましい。 上述した試験方法によりその機能が保証される終端装置は、設置する間、その 内部で何ら更なる作業を必要とせず、このため、該終端装置は、異なる構成要素 の形態及び実現された特徴を時間と共に変化しない状態に保つ。 当該出願人自身の上述した欧州特許出願第95 101 338.2号に記載された終端装 置と比較して、本発明による終端装置は便利である。 また、上述した特許出願の終端装置の場合、ケーブルの見本を公知の方法に従 って終端装置内に導入し、その見本は、最終的な終端装置の設置のために、実際 に使用されるものと同一であるようにすることにより、製造後で且つ設置前に、 品質試験を必要とする。 しかしながら、この実施の形態において、関連する電界制御要素の必要な締結 条件を実施するために特定の取り付け作業が必要とされる。その作業は、試験結 果に著しく影響し、何れの場合でも、終端装置が設置されたとき、新たに繰り返 さなければならない。 このため、この公知の終端装置に対する試験及びその後の設置ステップは、終 端装置自体内にて反復的な介入を必要とし、極めて微妙な作業及び較正を伴い、 また、終端装置の分野に習熟した作業者に一般的な巧緻な組み立て技術を必要と する。 これに反し、本発明による終端装置は、導電性要素8及び絶縁体11から形成 された、終端装置の全長に亙って長さ方向に伸長した組立体を使用し、その組立 体の上に、最初に、偏向体26が内蔵された絶縁性スリーブ27、次に、フィン 付きケーシング14が取り付けられる。このようにして、気泡が混入するのを防 止するのに必要な完全な接着状態が色々な要素間に実現される。これら全ての作 業は、制御された状態下で且つ有資格作業員により工場で行われ、その後、特定 の試験工程が行われる。 このため、本発明は、上記のものと相違し、また、磁器で出来て且つ従来技術 に説明したように絶縁性油が付与された終端装置と相違し、これは、本発明によ る上記の方案のためのみならず、その後の調節作業を必要とする従来のばね加圧 装置を使用する必要がないことにもよる。 本発明による終端装置は、時間に亙って、工場で実現された接着状態を保ち、 従って、更なる特定の試験を必要とせずに、終端装置自体を電気ケーブルに接続 することを許容する。 更に、本発明による終端装置は、横断方向応力が存在する場合でさえ、直立の 位置に自己支持可能であり、これにより、磁器製の外側ケーシング又はその内部 の絶縁油を有する従来の自己支持型構造体を使用することを不要にする。その結 果、内部に放電が生じたとき爆発の虞れがなく、又は、発火する虞れがないとい う利点が得られる。 特に、上記の説明において、導電性要素8は、「剛性」として説明したが、そ の全体の剛性は、要素8及び絶縁体11から成る組立体により保証されることが 認識される。このため、絶縁体11がそれ自体で終端装置に対する所望の剛性の 特徴を保証するのに適しているならば、例えば、ガラス繊維強化樹脂等で出来て いる場合、要素8にとって必要な唯一の機能は、導電線の機能である。 これと代替的に、要素8と絶縁体11との間にて、特定の使用条件に基づいて 、機械的な剛性の特徴を分担することができ、また、組立体の所望の剛性が実現 される迄、オプション的にその他の既存の要素との間にて分担することもできる 。 本発明は、上述した内容に厳格に制限されるものではないことが明らかである 。実際上、本発明の範囲内にて、本明細書に明確に記載しないが、当業者が容易 に推知することのできる全ての方案及び代替的な実施の形態が可能であることが 明らかである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月14日(1999.4.14) 【補正内容】 請求の範囲 1.下端(10)から上端(9)迄、長手方向に伸長した導電性要素(8)と 、 該導電性要素(8)の前記上端(9)に接続され、終端装置を電気装置(3 ’)に接続し得るようにされた導電性軸部分(16)と、 前記導電性要素(8)を取り囲む絶縁体(11)と、 該絶縁体の周りの弾性的な絶縁性材料のケーシング(27)と、 該ケーシング(27)内に含められた電界制御手段(26)とを備える、電 気ケーブルの終端装置において、 前記絶縁体(11)が、導電性要素(8)の下端(10)を取り囲む実質的に 円筒状の部分を備え、 該実質的に円筒状の部分が終端装置を電気ケーブルに接続し得るようにされ、 導電性要素(8)及び絶縁体(11)が、所定の横方向応力に抵抗し得るよう にされた実質的に剛性な組立体を構成することを特徴とする、電気ケーブル用の 終端装置組立体。 2.請求項1に記載の終端装置において、 前記絶縁体(11)が、導電性要素(8)の下端(10)を取り囲む前記部分 の所定の長さに亙って伸長し、導電性要素(8)自体の周りに電気的シールドを 形成する導電性被覆(12)を備えることを特徴とする、終端装置。 3.請求項2に記載の終端装置組立体において、 絶縁体(11)上の前記導電性被覆(12)が、導電性フィラーで充填された 塗料層を含むことを特徴とする、終端装置組立体。 4.請求項2又は3に記載の終端装置組立体において、 前記電界制御手段(26)が、絶縁体(11)の前記導電性被覆(12)と接 触していることを特徴とする、終端装置。 5.請求項1乃至4の何れかに記載の終端装置において、 前記絶縁体(11)が、該終端装置を外側の支持構造体に接続し得るようにす る手段を備えることを特徴とする、終端装置。 6.請求項5に記載の終端装置において、 前記接続手段が、該終端装置の支持面を有し、終端装置の長手方向軸線に対し て横断方向のフランジ(19)を備えることを特徴とする、終端装置。 7.請求項1乃至6の何れかに記載の終端装置において、 前記絶縁性材料の前記ケーシング(27)が、フィン付き面を有する外側部分 (14)を備えることを特徴とする、終端装置。 8.請求項7に記載の終端装置において、 フィン付き面を有する前記外側部分(14)が、環境に対する抵抗性を有する 材料から成ることを特徴とする、終端装置。 9.請求項1乃至8の何れかに記載の終端装置において、 絶縁性材料の前記ケーシングが、絶縁体(11)に接着するエラストマー的材 料の部分を備えることを特徴とする、終端装置。 10.請求項9に記載の終端装置において、 絶縁性材料の前記ケーシングが、絶縁体(11)の上で弾性的に締め付けられ たエラストマー的材料の部分を備えることを特徴とする、終端装置。 11.請求項9又は10に記載の終端装置において、 前記電界制御手段が、半導電性のエラストマー的材料から成る電界偏向要素( 26)を備えることを特徴とする、終端装置。 12.請求項11に記載の終端装置において、 弾性的な絶縁性材料から成る前記ケーシング(27)が、絶縁体まで弾性的に 押し出される半導電性材料の偏向要素(26)を内蔵し、 前記偏向要素(26)が、絶縁体(11)の導電性被覆(12)と接触してい ることを特徴とする、終端装置。 13.請求項1乃至10の何れかに記載の終端装置において、 前記絶縁体(11)が偏向要素(26)を含み、 前記絶縁性ケーシング(27)が、絶縁体(11)に弾性的に且つ直接取り付 けられたフィン付き管(14)にて形成されることを特徴とする、終端装置。 14.請求項1乃至13の何れかに記載の終端装置において、 前記電気ケーブルの導体(5)及び終端装置の導電性要素(8)を接続する電 気的接続要素(29)と、前記電気的接続要素(29)と前記絶縁体(11)の 実質的に円筒状の部分の所定長さ部分とを覆う予め製造した撓み継手(35、3 6、37、37’)とを更に備えることを特徴とする、終端装置。 15.電気ケーブルの製造方法において、 下端(10)及び上端(9)を有し、所定の長さに亙って直線状に伸長した導 電性要素(8)を配置するステップと、 導電性要素(8)及び絶縁体(11)が、所定の横断方向応力に抵抗し得るよ うにされた実質的に剛性な組立体を構成し得るように、絶縁体(11)を導電性 要素(8)の周りに形成するステップと、 導電性要素(8)の下端(10)に対応して、絶縁体(11)の所定の長さに 亙って導電性被覆(12)を施すステップと、 前記導電性被覆(12)と電気的に接触した電界制御手段(26)を付与する ステップと、 前記電界制御手段(26)から導電性要素(8)の上端(9)まで伸長する領 域内にて弾性的な絶縁材料のケーシング(27)を絶縁体(11)の上に配置す るステップとを備えることを特徴とする、電気ケーブルの製造方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.導電性要素と、該導電性要素のまわりを伸長する絶縁性被覆とを有する終 端装置と、 電気ケーブルに接続するための接続手段とを備える、電気ケーブル用の終端 装置組立体において、 前記終端装置が、導体と、該導体と同軸状の絶縁性被覆とを有する接続部分を 備え、該接続部分が、略円筒状の形状、所定の長さ及び直径を有し、 前記接続手段が、終端装置の前記接続部分を前記電気ケーブルの一端と接続す る継手組立体を備え、 前記所定の長さ及び直径が前記継手組立体と適合可能であることを特徴とする 、電気ケーブル用の終端装置組立体。 2.請求項1に記載の電気ケーブル用の終端装置組立体において、 終端装置の前記絶縁性被覆が、外側の支持構造体に接続する手段を有する絶縁 体であることを特徴とする、電気ケーブル用の終端装置組立体。 3.請求項2に記載の電気ケーブル用の終端装置組立体において、 前記終端装置の前記接続部分が、前記導電性要素及び前記絶縁体の一端部であ ることを特徴とする、電気ケーブル用の終端装置組立体。 4.請求項1に記載の電気ケーブル用の終端装置組立体において、 終端装置の前記接続部分を前記電気ケーブルの一端に接続する前記接続組立体 が、前記電気ケーブルの導体を前記終端装置の前記導電性要素に接続する電気的 接続要素と、前記電気的接続要素を覆い且つ終端装置の前記接続部分の一部分及 び前記電気ケーブルの前記端部の一部分を覆う予め製造した撓み継手とを備える ことを特徴とする、電気ケーブル用の終端装置組立体。 5.下端と上端との間にて長手方向に伸長した導電性要素と、 該導電性要素の前記上端に接続され、終端装置を電気装置に接続し得るよう にされた導電性軸部分と、 前記導電性要素を取り囲む絶縁体と、 該絶縁体の周りの絶縁性材料のケーシングと、 該ケーシング内に含められた電界制御手段とを備える、所定の直径の電気ケ ーブルの終端装置において、 前記導電性要素が、前記下端を含む実質的に円筒状の部分を備え、 前記絶縁体が、前記導電性要素の前記下端を取り囲む部分を備え、該取り囲む 部分が、前記導電性要素の前記実質的に円筒状部分と同軸状の円筒状外面を有す ることを特徴とする、電気ケーブルの終端装置。 6.請求項5に記載の終端装置において、 前記絶縁体が、導電性要素の下端を取り囲む前記部分の所定の長さに亙って伸 長し、導電性要素自体の周りに電気的シールドを形成するのに適した導電性被覆 を備えることを特徴とする、終端装置。 7.請求項6に記載の終端装置において、 前記電界制御手段が、絶縁体の前記導電性被覆と接触していることを特徴とす る、終端装置。 8.請求項7に記載の終端装置において、 前記電界制御手段が、半導電性のエラストマー的材料から成る電界偏向要素を 備えることを特徴とする、終端装置。 9.請求項6に記載の終端装置において、 絶縁体上の前記導電性被覆が、導電性フィラーで充填された塗料層を含むこと を特徴とする、終端装置。 10.請求項5に記載の終端装置において、 前記絶縁体が、外側の支持構造体に接続する手段を備えることを特徴とする、 終端装置。 11.請求項10に記載の終端装置において、 前記接続手段が、支持構造体に対する終端装置の支持面を構成するべく、終端 装置の長手方向軸線に対して横断方向のフランジを備えることを特徴とする、終 端装置。 12.請求項5に記載の終端装置において、 前記導電性要素及び前記絶縁体が、所定の横断方向応力に抵抗し得るようにさ れた、実質的に剛性な組立体を構成することを特徴とする、終端装置。 13.請求項5に記載の終端装置において、 前記絶縁体の周りの絶縁性材料の前記ケーシングが、絶縁体に接着するエラス トマー的材料の部分を備えることを特徴とする、終端装置。 14.請求項13に記載の終端装置において、 前記絶縁体の周りの前記絶縁性材料のケーシングが、絶縁体の上で弾性的に締 め付けられたエラストマー的材料の部分を備えることを特徴とする、終端装置。 15.請求項13に記載の終端装置において、 前記絶縁性材料の前記ケーシングが、フィン付き面が設けられた外側部分を備 えることを特徴とする、終端装置。 16.請求項15に記載の終端装置において、 フィン付き面が設けられた前記外側部分が、環境に対する抵抗性を有する材料 から成ることを特徴とする、終端装置。 17.請求項14に記載の終端装置において、 絶縁性組立体の前記第一の部分が、電気的シールドを形成する絶縁体に付与さ れた導電性被覆と接触した絶縁体の下方部分に沿って弾性的に押された偏向要素 を含むことを特徴とする、終端装置。 18.請求項5に記載の終端装置において、 前記絶縁体が、その下方部分に偏向要素を含み、 前記絶縁性ケーシングが、絶縁体の外面に弾性的に且つ直接取り付けられたフ ィン付き管にて形成されることを特徴とする、終端装置。 19.電気的導体と、絶縁性被覆と、該導体の周りに配置されたシールドとを備 える電気ケーブルを裸の導体に接続する方法において、 導電性要素と、該導電性要素の周りに配置された絶縁体と、該絶縁体における 絶縁性材料のケーシングと、前記導電性要素の第一の端部に接続された導電性軸 部分とを備える終端装置を適宜に配置するステップと、 絶縁体の下方部分の所定の距離に亙って電気的シールドを形成し得るようにさ れた導電性被覆を配置するステップと、 前記絶縁体の前記導電性被覆の一端に電界制御手段を提供するステップと、 終端装置の導電性要素の第二の端部とケーブルの導体とを機械的に且つ電気的 に接続するステップと、 該機械的及び電気的接続部を絶縁するステップと、 ケーブルシールドを終端装置の前記導電性被覆に接続するステップとを備える ことを特徴とする、方法。 20.請求項19に記載の方法において、 前記絶縁体を支持構造体に機械的に接続するステップを更に備えることを特徴 とする、方法。 21.請求項19に記載の方法において、 前記機械的及び電気的接続部を絶縁する前記ステップ及びケーブルシールドを 終端装置の前記導電性被覆に接続する前記ステップが、終端装置の導電性要素の 第二の端部とケーブル導体との間における前記機械的及び電気的接続部に対応す る領域のまわりに継手を付与することを含むことを特徴とする、方法。 22.請求項19に記載の方法において、 絶縁体の下方部分の所定の伸長距離に亙って電気的シールドを形成し得るよう にされた導電性被覆を配置する前記ステップが、半導電性塗料を絶縁体に付与す ることを含むことを特徴とする、方法。 23.請求項19に記載の方法において、 前記電界制御手段が、絶縁体の導電性被覆に押し付けられた少なくとも1つの 部分を有することを特徴とする、方法。 24.請求項19に記載の方法において、 前記ケーシングが、前記絶縁体の周りで弾性的に取り付けられることを特徴と する、方法。 25.請求項19に記載の方法において、 前記ステップ、すなわち、 導電性要素と、該導電性要素の周りに配置された絶縁体と、該絶縁体における 絶縁材料のケーシングと、該導電性要素の第一の端部に接続された導電性の軸部 分とを備える終端装置を適宜に配置するステップと、 絶縁体の下方部分の所定の伸長距離に亙って電気的シールドを形成し得るよう にされた導電性被覆を配置するステップと、 前記絶縁体の前記導電性被覆の一端に電界制御手段を配置するステップとが、 終端装置を現場で設置する前に、工場にて行われることを特徴とする、方法。 26.請求項25に記載の方法において、 設置する前に、前記導電性被覆及び電界制御手段を支持する前記終端装置を工 場にて電気的に試験するステップを更に備えることを特徴とする、方法。 27.電気ケーブルの製造方法において、 所定の長さに亙って導電性要素を直線状に配置するステップと、 導電性要素の周りに絶縁体を付与するステップと、 導電性要素の一端に近い絶縁体の一部分まで所定の伸長距離に亙って導電性被 覆を外部から施すステップと、 前記導電性被覆と電気的に接触した電界制御手段を付与するステップと、 前記導電性要素及び前記電界制御手段の端部に対応する領域内にて、前記絶縁 体及び前記電界制御手段の外側に所定の表面伸長距離を有する絶縁性材料のケー シングを配置するステップとを備えることを特徴とする、電気ケーブルの製造方 法。
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