JP2001515272A - 熱を発生する積み重ね部品に用いるばねクランプ組立体 - Google Patents

熱を発生する積み重ね部品に用いるばねクランプ組立体

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JP2001515272A
JP2001515272A JP2000509113A JP2000509113A JP2001515272A JP 2001515272 A JP2001515272 A JP 2001515272A JP 2000509113 A JP2000509113 A JP 2000509113A JP 2000509113 A JP2000509113 A JP 2000509113A JP 2001515272 A JP2001515272 A JP 2001515272A
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クック,ランドルフ,エイチ
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Abstract

(57)【要約】 ばねクランプ装置(14)は、ばね部材(28)と、積み重ね体の底部近傍の結合構造体に係合する取り付け構造体を有するブラケット(26)を有し、積み重ねた部品に圧縮応力を与える。まず、ブラケットが積み重ね体を跨ぐよう結合構造体に係合される。次いで、ばね部材(28)が組み立てられた配置構成で張力が加わったブラケット(26)に係止され、ブラケット(26)の取り付け構造体で結合構造体上に上向きの反力を作用させ、ばね部材(28)で積み重ね体の上端に下向きの反力を作用させる。前記反対方向の力は、積み重ね体に圧縮応力を作用させ、部材間の熱接触を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、積み重ねられた電子部品に圧縮力を加えるのに用いるばねクランプ
組立体と、本発明のばねクランプ組立体で熱放散装置と近接する回路部品とを一
つにクランプすることによって熱放散装置と近接する回路部品との間の熱接触を
向上させる方法に関する。
【0002】 回路基板上の電子部品、例えば電力用のトランジスターおよびプロセッサーは
かなりの量の熱を発生し、この熱は、電子部品を確実に作動させるために除かね
ばならない。発生した熱のうちいくらかは、電子部品のリード線によって放散さ
れる。しかし、多量の超過した熱は、周囲の空気に移動する。冷却は、回路部品
に、ピン付き、フィン付きなどのヒートシンクと熱的に取り付けることによって
改善することができる。
【0003】 いくつもの公知の配置構成では、ピン付きまたはフィン付きのヒートシンクが
取外し可能な重ね板ばね型のばねクリップによって、回路部品の頂面上に取り付
けられている。その回路部品は通常、回路基板に取り付けられたソケットに取り
付けられている。前記クリップの末端は、回路部品またはその回路部品が取り付
けられているソケットの対向する周側面から突出しているボスに連結する懸垂構
造体を有している。前記ヒートシンク上を横切るクリップの部分がヒートシンク
の頂部を押圧して、積み重ね部分に圧縮応力を加えている。
【0004】 かようなクリップを取り付けたりまたは取り外すのに必要な大きな力によって
、該クリップの取付けまたは取外しを行っている間に、下側にある回路基板が損
傷することがある。二つの“不首尾”のメカニズムが分かっている。第一に、ク
リップの取付けまたは取外しを行っている間に、クリップの末端が回路基板上の
トレースに接触してこれを損傷することである。第二に、いくつかのクリップが
、取付けおよび/または取外しを行うのに工具が必要なことである。特に、工具
が誤用されたりまたは不適正な代替工具が使用されると、これらの工具が回路基
板を曲げたり打撃で損傷させることがある。さらに、ばねクリップを取り付けた
りまたは取り外したりするのに工具が必要であることは、回路基板を損傷する危
険の有無にかかわらず、産業界では好ましくないとされている。
【0005】 ばねクランプは一般に圧縮力を加えるが、その圧縮力は、クランプされる部品
の積み重ねた高さ寸法を変化させやすい。重ね板ばね型のクリップはばね定数が
一般に高く、通常は50ポンド/インチの範囲内である。積み重ねの高さがわず
か0.050インチ変化しても(この変化は積み重ね部品の総合許容差範囲内で
ある)、クランプ力は約2.5ポンドまで変化する。半導体の部品の目標クラン
プ力が一般に約7.5ポンドであるとすると、積み重ね高さの小さな変化が従来
技術のクリップの性能に重大な影響を与えることが分かる。
【0006】 本発明のクランプ装置またクランプ組立体は、積み重ねられた電子部品に対し
て圧縮力を加え、取付けと取外しを行うのに要する力が小さく、下側にある回路
基板を損傷する危険性が少ない。本発明のクランプ組立体は、ばね定数の低いば
ねを有し、そのためクランプされる電子部品の積み重ね高さの小さな変動には比
較的影響を受けない圧縮力を加える。
【0007】 前記電子部品としては、例えば、ピンまたはフィンを取り付けたシンクなどの
熱放散装置、作動中に熱を発生するアナログまたはディジタルの回路装置、その
回路装置のソケットなどがある。好ましい配置構成では、前記熱放散装置が、前
記積み重ね体の最上部の部品となり、ソケットと回路装置は積み重ね体の下部の
部品であり、そして、その熱放散装置は、前記回路装置と接触した面を有してい
る。前記ソケットは回路基板の上に取り付けられている。
【0008】 本発明のクランプ装置は、ねじりばね部材を備え、このねじりばね部材は一つ
以上のコイルおよびその単一もしくは複数のコイルの末端から延びる一対のアー
ムを有している。上記ばね部材は、ばね定数が比較的低くなるように構築され、
その結果、そのアームのたわみが適度に変化して、ばね張力の変化が小さくなっ
ている。このことは、クランプ力が、クランプされる部品の積み重ね高さの寸法
変化に余り影響されなくなるので有利である。また、本発明のクランプ装置は、
積み重ね体の下部部品、例えばソケットまたは回路装置などの周囲側面に係止し
、かつクランプされた配置構成がコイルに張力をかけて、コイルの周囲端縁が、
積み重ね体の最上部の部品、例えばヒートシンクを、下部部品の方へ押し付ける
ための構造を含む連結構造体を備えている。そのクランプされた積み重ね体は熱
放散組立体を形成する。
【0009】 組み立てられた、またはクランプされた配置構成で、ばね部材は、積み重ね体
の上部部品の頂面に対し、下向きの力を加え、そして前記連結構造体が、積み重
ね体の下部部品に上方への反力を与え、その結果、これら部品は、圧縮力によっ
てともにクランプされ、これら部品間の熱接触を改善する。前記ばね部材と連結
構造体は別個の部品であってもよく、または単一の一体構造体として製作しても
よい。
【0010】 本発明の一つの観点によれば、前記連結構造体は、ばね部材とは別個の部品で
あるクリップ留めブラケットを備えている。そのブラケットは、組み立てられた
配置構成で上部部品を横切ってまたがっている横材を有する。脚部が、上記横材
の末端のそれぞれから垂下している。各脚部は、第一部品の一方の周側面に係止
される面をもっている。またブラケットは、クランプされた配置構成で、前記ア
ームの一方に係合する、横材のそれぞれの末端に連結されるばね係合部材を有し
ている。
【0011】 本発明のこの配置構成において、ブラケットは、当初、応力のかからない状態
のばね部材によって、規定の位置にクリップ留めされる。次に、ばね部材をたわ
ませてブラケットに係止し、その結果、ばね部材は張力がかかってたわんだ状態
で保持される。横材は、コイルから上部部品へ下向きの力を伝達するのに十分な
可撓性を有している。ばね張力は、一般にヒートシンクである上部部品の頂面に
下向きの力を加え、次いでブラケットの脚部によって、ブラケットがクリップ留
めされている下部部品に上向きの力が加えられる。
【0012】 本発明の別の観点によれば、ブラケットは、ほぼH字形状である。そのばね係
合部材は、脚部から上方に延びるそれぞれの直立アームによって、桶材のそれぞ
れの末端に連結されている。
【0013】 前記横材は、単一または複数のコイルの周囲端縁が、前記組み立てられた配置
構成で、中央部分に当接するように配置された中央部分を備えていてもよい。他
の配置構成では、単一または複数のコイルは、上部部品に直接当接している。
【0014】 前記ばね部材はばね線で製造することができる。ブラケットは金属を打抜いた
ものを曲げて製作できる。
【0015】 本発明の別の観点によれば、ばねクランプ装置は、一本のばね線で製造するこ
とができる。
【0016】 ばね部材の形態と構造の設計上の制約はブラケットの制約とは大きくかけ離れ
ている。したがって、本発明は、クランプされる部品の形態の変化と、必要なク
ランプ力の変化に十分適応できる。クランプされる部品の大きさまたは形態の変
化は、ばね部材の設計変更を必ずしも必要とせずに、ブラケットの比較的簡単な
変更によって吸収できる。逆に、クランプ力の変更が必要な場合、この変更は、
ブラケットの設計変更を必ずしも必要とせずに、ばね部材の変更で吸収できる。
設計者は、ばね部材またはブラケットを、その他方を損なうことなく自由に変更
できる。
【0017】 ブラケットを取付けソケットに固定するのに必要な力は比較的小さい。ばね部
材をブラケットに係止するには、ブラケットを取り付けてから、比較的大きな力
を加える。この方法によれば、本発明のクランプ装置を取り付けている間に、下
側の回路基板を損傷する可能性が小さくなる。
【0018】 図1を参照すると、回路基板12の上に取り付けられた熱放散組立体10は、
ばねクランプ装置14によって保持されている電子部品の積み重ね体を有してい
る。前記積み重ね体の底部部品は回路基板12に直接、取り付けられたソケット
16である。積み重ね体の中央の部品は、ソケット16に装着された集積回路装
置18である。積み重ね体の上部部品は、回路装置18の上部に配置されたヒー
トシンク20である。ヒートシンク20は、背の低い(lowprofile)ベース22
と、ベース22から上方に延びるフィン24を備えている。フィンの代わりに、
ピンなどの放熱突出部を有する他のタイプのヒートシンクを使用できる。ばねク
ランプ装置14は二つの部品、すなわちほぼH字形状のブラケット26とねじり
ばね部材28を備えている。
【0019】 図1〜4を参照して以下に説明する実施の態様では、ヒートシンクベース22
の高さが0.155インチである場合、高さが0.5インチのヒートシンクのフ
ィンは、その作動高さがフィン24の上端の下側0.345インチである。また
、図2と3に示すブラケット26は、厚みが0.015インチの410ステンレ
ス鋼の板を打抜いて曲げ、熱処理することによって製造される。ブラケット26
は横材30を備えており、その横材30は、長さがほぼ2.53インチであり、
その全長の大部分の幅が約0.10インチであり幅の広い中央部分31の幅が0
.225インチである。脚部32,34は、横材30の末端からほぼ直角に垂下
している。脚部32,34は末端36,38が外側に広がっており、外側へ広が
った末端36,38の近くに孔部40,42それぞれが形成されている。孔部4
0,42は、ソケット16の対向する周側面から突出する取付けボス43(図1
には一つだけを示す)と係合するように設計されている。横材30の底面から孔
部40の底部までの距離は約0.424インチであり、孔部40,42の幅は約
0.22インチであり、孔部の高さは約0.15インチである。直立アーム44
,46がそれぞれの脚部32,34の上方に伸びている。直立アーム44,46
は、それぞれの末端に組立てられた配置構成で、ばね部材28を保持するのに用
いる鈎形部材48,50が形成されている。
【0020】 また、図4に示すばね部材28は、曲げて所望の配置構成にして熱処理した直
径0.063インチのピアノ線で製造されたねじりばねである。ばね部材28は
、大径が約0.33インチでかつ中心軸線54を形成するほぼ2回巻のコイル5
2を有している。ばね部材28は、一つのコイルを備えているが、望ましい結果
を達成するために二つ以上のコイルを使用してもよい(例えば、図10と図11
および以下の関連する説明参照)。アーム56,58が、コイルから、中心軸線
54に対しほぼ直角の方向に伸びている。アーム56,58は、弛緩し張力がか
かっていない状態で約157°の鈍角の内角をなしている。アーム56は、中心
軸線54から約1.34インチの位置にまっすぐな末端60を有し、この末端6
0は、アーム56の他の部分に対してほぼ直角にかつ中心軸線54にほぼ平行の
方向に曲げられている。まっすぐな末端60は、鈎形部材48が形成しているチ
ャネル61(図2参照)に嵌合して、横材30の底面の上方約0.2インチの高
さの位置で、ばね部材28とブラケット26とを回転可能に連結するヒンジ57
を形成している(図1参照)。他方のアーム58は、アーム58と鈎形部材50
を係合させたり脱離させる場合に、指圧を下方に加えるのに用いる弯曲末端62
を備えている。弯曲末端62の先端64は、中心軸線54から約1.56インチ
離れた位置にある。アーム58は、組み立てられた配置構成で、鈎形部材50と
係合させると、横材30の底面の上方約0.2インチの高さに位置する。
【0021】 組み立てられた配置構成で、アーム58を鈎形部材58と係合させると、コイ
ル52は、横材30の中央部分31を押圧する。横材30は可撓性なので、コイ
ル52から下方への力が中央部分31を通じてヒートシンクベース22の頂面に
伝達される。同時に、上方に向いた反力が、脚部32,34によって前記ソケッ
トに加えられ、ヒートシンク20を回路装置18にクランプする。
【0022】 ばねクランプ装置14の積み重ね部品への組付けは、工具なしで実施できる。
ソケット16が回路基板12に取り付けられ、そして回路装置18がソケット1
6に取り付けられる。ヒートシンク20は、通常の方式で、回路装置18の頂面
に配置される。次に、ブラケット26が、積み重ね部品を跨いで配置され、横材
30がヒートシンクベース22の頂面にかけ渡される。軽い下向きの力をブラケ
ット26に加えて脚部32,34と下方に動かすと、外側に広がった末端36,
38が取付けボス43の上で、外側に排動され、ボス43が孔部40,42にパ
チンと嵌め込まれて係合する。この時点でクランプ力はほとんどまたは全く生成
せず、ブラケット26が生成する力は、取付けの第二段階の間、積み重ね体を規
定の位置に保持するのに十分な力である。
【0023】 そのとき、ばね部材28は、自由状態すなわち応力がかかっていない状態であ
る。アーム56は、ヒンジ57によってブラケットに固定されている。もう一つ
のアーム58は固定されずに、上向きの角度をなしてコイル52から延びている
。コイル52の周端縁はヒートシンクベース22の頂面に当接している。組立て
の第二段階で、アーム58の弯曲末端62をフック50の下方に、少し押し下げ
て、ブラケット26の鈎形部材50に捕捉されるように規定の位置に揺動される
。これは、親指またはその外の指を使って下向きの力を加えて行う。
【0024】 そのとき、ばね部材が保持された、張力がかかっている状態は、脚部32,3
4に上向きの力を加える。この力は、孔部40,42の底部端縁のそれぞれの上
を向いている面63,65によってボス43に伝達される。同時にばね部材28
はヒートシンクベース22の上端に押し当てられる。その下向きの力は、横材3
0の中央部分31を通じてコイル52から伝達される。横材30は十分に薄いの
で可撓性を有し、前記下向きの力を伝達する。その反対方向の力が、積み重ね体
の部品をともにクランプし、その結果、ヒートシンク16と回路装置18間の熱
接触を増大する圧縮応力が加えられる。
【0025】 前記のねじりばねは、そのクランプ力をヒートシンクベース22のほぼ中央に
加えるが、親指/親指以外の指の力を加えてばね部材28を係止する部位がヒー
トシンクベース22の周囲の近傍にあることに注目することが重要である。モー
メントのアーム長を、2:1よりわずかに大きくして取り付けると、機械的な利
点が生まれる。クランプ装置を取り付けるのに必要な力は比例的にクランプ力よ
り小さくなる。例えば7.0ポンドのクランプ力を生じさせるには、アーム58
の弯曲末端62に前記7ポンドの力の約1/2を加え、ばね部材28を係止する
必要があるに過ぎない。
【0026】 ばねクランプ装置14の取外しも、工具の助けなしで実施できる。ばね部材2
8を、親指または親指以外の指の圧力によって、弯曲末端62とわずかに押し下
げることによって、係止を解除して、アーム58を鈎形部材50との係合から外
す。ブラケットは、同時に、ヒンジ57に対し下方内側に圧力を加えて、取付け
ボス43を孔部40から外すことによって取り外すことができる。もう一つの取
付けボス(図示せず)は、次にブラケット26の自由端を傾けて上方へ上げるこ
とによって孔部42から外すことができる。
【0027】 上記実施態様では、ねじりばね部材28は、ピアノ線の材料強度の限度内にと
どめながら所望のクランプ力が生じるように、コイル52の大直径とピアノ線の
直径を指定することによって設計される。次に、このクランプ力を生成するのに
必要なたわみの大きさを、コイルの数を指定することによって設定する。したが
って、クランプ力はすでに指定されているので、コイルの数を選択することによ
って、ばねクランプ装置のばね定数が有効に設定される。
【0028】 ブラケット26は、設定されたクランプ力よりはるかに小さい、非常に小さい
力でソケット16の取付けボス43に容易に取り付けることができるよう、比較
的撓みやすいように設計される。ブラケット26は、取付け力が小さいから、回
路基板12と不測の接触が起こる可能性が少ないように設計することができるの
で、万一接触が実際に起こったとしても、小さい力による接触であろう。
【0029】 また、ブラケット26は可撓性なので、ばね部材28が横材30を直角方向に
撓ませて、下向きのクランプ力をヒートシンク20の頂面に伝達することができ
る。しかし、本発明の範囲は、コイル52と横材30との相互作用によって限定
されない。また、ブラケット26は、コイル52がヒートシンクベース22の頂
面上に直接当接して、横材30が直角方向に撓む必要がないように設計すること
ができる(図8および図9を参照)。
【0030】 図5〜7に示す他の実施態様のブラケット126は、大部分の点でブラケット
26と類似しているが、その中央部分131は、幅がほぼ同じであり、かつ横材
130の他の部分から横方向にずれて約0.08インチ離れている。中央部分1
31は直立する側壁166,168を備え、この側壁は、コイル52が規定位置
からすべりおちるのを防止するサドルを形成している。
【0031】 図8に示す他の実施態様のブラケット226も、大部分の点でブラケット26
と類似しているが、横材230;孔部240,242と広がった先端236,2
38をそれぞれ有する脚部232,234;およびヒンジ257とフック250
をそれぞれ形成する直立部分244,246を備えている。図面を簡単にするた
め、ヒートシンクベース22から上方に延びるピンまたはフィンは図示していな
い。横材230の中央部分231は、コイル52の底部の真下部分が除去されて
おり、その結果、コイル52はヒートシンクベース22の頂面に直接当接してい
る。図8に示す実施態様では、横材230の中央部分231に孔部269が形成
されている。ブラケット26とブラケット126とを対比すると、ブラケット2
26はヒートシンク20に対してクランプ力を生成するために撓む必要がないの
で、比較的剛性を有していてもよい。
【0032】 また図8は、ブラケット226がソケット16のボス43にクリップされてい
て、張力がかかっておらず係止されていないばね部材28の位置を陰線で示して
いる。
【0033】 図9に示すさらに他の実施態様には、熱放散組立体が、ばね部材28は張力が
かかっていてブラケット326に係止されている組立てられた配置構成として実
線によって示されている。また、前記組立て体が、ばね部材28は張力がかかっ
ておらずブラケット326から外れている係止されていない配置構成として陰線
によって示されている。この図面には、ブラケット326とばね部材28の特徴
を一層よく示すために、ヒートシンクベース22上のピンまたはフィンは図示し
ていない。ブラケット326は、ばね部材28の上端の上方で延びる横材330
を備え、コイル52はヒートシンクベース22の頂面に直接当接している。オー
バーヘッド横材330は、一方の端部に幅の狭い部分370を有し、他方の端部
に幅の広い部分372を有している。その幅の狭い部分370は、ばね部材28
のアーム58が自由でかつ応力がかかっていない状態にある場合、オーバーヘッ
ド横材330のレベルの上方に延びる空間を提供する。脚部374,376は、
オーバーヘッド横材330の両端からほぼ直角に垂下している。幅の広い部分3
72に隣接している脚部376は、その脚部376からコイル52に向かってほ
ぼ直角に突出する翼状部378,380を備えている。翼状部378,380は
ばね部材28のまっすぐな末端60に係合するそれぞれの取付け通孔382,3
84を各々備えている。幅の狭い部分370に隣接している脚部374は、組み
立てられた配置構成で、ばね部材28のもう一つのアーム58を保持するのに用
いる鈎形部材350を備えている。脚部374,376はさらに、外側に広がっ
て末端336,338および取付けボス43に係合させるための、広がった末端
336,338それぞれに隣接して形成された孔部340,342を備えている
【0034】 ばね部材28がブラケット326に係止されている組み立てられた配置構成で
、アーム58の弯曲末端62は、鈎形部材350によって定位置に係止されてい
る。アーム56は、自由で応力がかかっていない状態で、翼状部378,380
の取付け通孔382,384によってブラケット326に固定されている。アー
ム58は、固定されずに、幅の狭い部分370に隣接して、上方に角度を有して
延びている。
【0035】 図10に示す熱放散組立体の他の実施態様は、ソケット16の対向する周側面
のボス43にクリップされているブラケット426に係止されたばね部材428
を備えている。やはり図面を簡単にするため、ヒートシンクベース22から延び
るフィンまたはピンは省略してある。ばね部材428は、大部分の点で図1〜4
に示す上記ばね部材28に類似しているが、ばね部材428は、一つのコイルの
代わりに二つの連結されたコイル452aと452bを採用している。そのコイ
ル452aと452bは、短いまっすぐな連結部分486によって連結されてい
る。アーム456と458がそれぞれコイル452aと452bから延びている
。アーム456はアームの他の部分からほぼ直角に曲げたまっすぐな部分460
を有し、アーム458はその末端に指圧を加えるためのループ462を有する。
【0036】 ブラケット426は、大部分の特徴がブラケット26に類似しており、横材4
30、それぞれ孔部440,442と広がった先端436,438を有する脚部
432,434、およびそれぞれヒンジ457とフック450を形成している直
立部分444,446を備えている。横材430は、幅の広い部分30より長さ
が大きくて、コイル452a,452bの両者を載せることができる幅の広い部
分431を備えている。
【0037】 自由で応力がかかっていない状態(図示せず)では、アーム456はヒンジ4
57によってブラケット426に固定され、コイル452aはブラケット426
の中央部分431に接触し、コイル連結部分486は水平から上方に角度を有し
て上方に延びてコイル452bを中央部分431の面より上方に保持し、そして
アーム458は連結部分486とアーム456のなす角とほぼ同じ角度で上方に
延びる。図11は、自由で応力がかかっていない状態でのアーム456、連結部
材486およびアーム458の角度の関係を示す。その自由で応力がかかってい
ない状態からクランプ力が、図1を参照して先に述べたのと同様の方式で加えら
れる。ばね部材428は二つのコイルを有しているので、下方へのクランプ力が
、先に述べた実施態様の場合のような単一点ではなくて二点で加えられる。二つ
以上のコイルを使用する場合、同じクランプ力を得るには、各コイルの巻数を少
なくする必要がある。この特徴は、ヒートシンク上のフィンまたはピンの間の間
隙が狭いときに有利である。
【0038】 本発明の上記二つの実施態様のいずれにおいてもばね部材は、例えばヒンジに
よってブラケットに永久的に連結されてもよく、またはばね部材とブラケットが
組み立てられたときにばねクランプ装置14を形成する一組の別個の部品でもよ
い。
【0039】 図12に、ばねクランプ装置514が一体となった実施態様を示す。 ばねクランプ装置514は、ねじりばねコイル552を有するばね部材528
およびコイル552が形成する中心軸線554にほぼ直角の方向にコイル552
から延出するアーム556,558を備えている。しかし、アーム556の末端
は別個のブラケットに係合するのではなくて、下方にほぼ直角に曲げられて延出
し、脚部588を形成し、その脚部588は係合ループ590で終わっている。
アーム558の末端は、上方に曲げられ指ループ592になっている。次に、ば
ねクランプ装置514を形成するピアノ線が、折り返されアーム558からほぼ
直角に下方に曲げられて別の脚部594を形成し、この脚部594もやはり係合
ループ596で終わっている。
【0040】 ばねクランプ装置514は、工具を使わずに積み重ね部品16,18,20に
クランプさせることができる。ソケット16が回路基板12に取り付けられ、デ
ィジタル装置/回路パッケージ18がソケット16に取り付けられ、そしてヒー
トシンク20が通常の方式で回路パッケージ18の頂面に配置されている。ばね
クランプ装置514は、係合ループ590を取付けボス43に連結し、コイル5
52をヒートシンクベース22と接触させ、そして下向きの力を親指ループ59
2に加えて、コイル552をヒートシンクベース22に接触させ、次いで係合ル
ープ596を、ソケット16の反対側の周囲側面上のもう一つの取付けボス43
(図示せず)に固定する。
【0041】 ばねクランプ装置514は、下方向と内方向(コイルに向けて)の圧力をルー
プ592に同時に加えることによって、取り外すことができる。ループ592の
直立部分598がレバーアームとして作動しループ596を揺動させて、それが
係合しているボス43(図示せず)から外れさせる。次いでもう一つのループ5
90はホズ43から外して、ばねクランプ装置514の取外しを完了することが
できる。
【0042】 本発明のばねクランプ組立て体の部品は、先に述べたのと異なる材料で製造す
ることができる。ばね部材とブラケットの両者は、例えばプラスチック/複合材
料で製造することができる。部品は、射出成形法、溶接法、注入成形法などによ
って製造できる。ばね部材とブラケットは、別個に製作した後に連結するか、ま
たはユニットとして製作することができる。
【0043】 本発明は積み重ね部品の厚みが変わっても、設計限界内に保持できるクランプ
力を提供するものである。目標のクランプ力が約7.5ポンドである場合、クラ
ンプされた界面における見掛けのばね定数は約20ポンド/インチである。この
ことは、クランプされた部品の積み重ねられた高さの変化が比較的大きくて、例
えば0.050インチの場合、生じるクランプ力の変化は約1.0ポンドに過ぎ
ないことを意味する。対照的に従来技術のばねクランプの一般的なばね定数は約
50ポンド/インチの範囲内にあり、このことはクランプされた部品の積み重ね
られた高さが0.050インチ変化すると、クランプ力が約2.5ポンド変化す
ることを意味する。
【0044】 本発明を特定の実施態様によって説明してきた。しかし本発明は、図示して説
明した諸実施態様に限定されない。そうではなくて、本発明の範囲は前記特許請
求の範囲によって定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の熱放散組立体の斜視図であり、ばねクランプ組立体を明示するために
一部を切欠いた図である。
【図2】 図1に示すばねクランプ組立体の部品を形成するブラケットの斜視図である。
【図3】 図2に示すブラケットの平面図である。
【図4】 ねじりばね部材の斜視図である。
【図5】 ブラケットの他の実施態様の斜視図である。
【図6】 図5に示すブラケットの平面図である。
【図7】 図5に示すブラケットの正面図である。
【図8】 本発明の他の実施態様の斜視図である。
【図9】 本発明の他の実施態様の斜視図である。
【図10】 本発明の他の実施態様の斜視図である。
【図11】 図10に示すばね部材の正面図である。
【図12】 本発明のさらに別の実施態様の斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月3日(2000.3.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN (71)出願人 One Kool Path,Lacon ia,New Hampshire 03247,U.S.A.

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ねた電子部品を一つにクランプするばねクランプ装置
    であって、少なくとも1つのねじりばねコイルを有するばね部材と、周側面を有
    する前記積み重ね体の第一部品と、前記積み重ね体の前記第一部品の前記周側面
    に掛止するための構造を有する結合手段とからなり、 さらに前記ばね部材が、前記周側面の1つで、前記ばねコイルを前記結合手段
    に作動的に接続する第一接続部材と、少なくとも1つの前記コイルの周端縁が前
    記積み重ね体の第二部品を前記第一部品に向かって付勢するよう、クランプされ
    た配置構成で前記コイルの少なくとも1つに張力を加えるための、前記ばねコイ
    ルを他の前記周側面で前記結合手段に作動的に接続する第二接続部材とを備えた
    ばねクランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記の第一接続部材および第二接続部材が、少なくとも1つ
    の前記コイルの両端から延出した1対のアームからなり、前記結合手段が、横材
    と、この横材のそれぞれの端部から垂下した脚部とからなるブラケットを有し、
    各脚部は、前記周側面の1つに掛止する表面と、クランプされた配置構成で前記
    アームの1つを係合するために、前記横材の端部のそれぞれに結合されたばね係
    合部材とを有する請求項1のばねクランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記のばね係合部材が、前記脚部から上方に延出したそれぞ
    れの直立アームにより前記横材の両端にそれぞれ結合された請求項2のばねクラ
    ンプ装置。
  4. 【請求項4】 それぞれの脚部を掛止する前記表面が、前記脚部に形成され
    た開口の縁部を有し、前記開口が、第一部品の周側面から突出した各ボスを越え
    て配置されるよう構成された請求項2のばねクランプ装置。
  5. 【請求項5】 脚部のそれぞれが、外方に開いた端部を有する請求項4のば
    ねクランプ装置。
  6. 【請求項6】 前記横材は、前記のクランプされた配置構成で前記コイルの
    少なくとも1つがその中央部に当接するよう位置決めされた中央部を有する請求
    項2のばねクランプ装置。
  7. 【請求項7】 前記中央部は、前記中央部に隣接する部分よりも広い幅を有
    する請求項6のばねクランプ装置。
  8. 【請求項8】 前記中央部は、前記横材の隣接する部分から横方向にずれて
    いる請求項6のばねクランプ装置。
  9. 【請求項9】 前記中央部は、前記のクランプされた配置構成で前記コイル
    の少なくとも1つを固定する構造を有する請求項6のばねクランプ装置。
  10. 【請求項10】 前記横材は、前記のクランプされた配置構成で前記コイル
    の少なくとも1つが前記の第二部品に直に当接するよう構成された請求項5のば
    ねクランプ装置。
  11. 【請求項11】 前記の横材は、前記のクランプされた配置構成で少なくと
    も1つの前記コイルの下方に削り下げられた中央部を有する請求項10のばねク
    ランプ装置。
  12. 【請求項12】 前記の横材は、前記のクランプされた配置構成で第二部品
    から遠方の少なくとも1つの前記コイルの上に位置する請求項10のばねクラン
    プ装置。
  13. 【請求項13】 前記の横材が幅の狭い部分と幅の広い部分とを有し、前記
    のばね係合部材が前記の脚部上に形成された請求項12のばねクランプ装置。
  14. 【請求項14】 前記ばね係合部材の一方が、前記ばね部材のアームの一方
    に離脱可能に係合するための鈎形部材を有する請求項8のばねクランプ装置。
  15. 【請求項15】 前記ばね係合部材の他方が、前記ばね部材のアームの他方
    に回転可能に係合するヒンジを有する請求項14のばねクランプ装置。
  16. 【請求項16】 前記ばね部材および前記係合手段が、1本のばね線から形
    成されてなる請求項1のばねクランプ装置。
  17. 【請求項17】 積み重ねた状態に組み立てられた配置構成で、積み重ねた
    電子部品の部材間における熱接触を向上させるばねクランプ装置であって、 組み立てられた配置構成で圧縮応力の方向と直交する中心軸をもつコイルおよ
    びコイルの両端から外方へ延出し、鈍角の内角を形成する1対のばねアームを備
    えたねじりばねと、 組み立てられた配置構成で積み重ね体の上部部品を跨ぐよう構成された横材と
    、それぞれの脚部が積み重ね体の下部部品を上部部品の下方に係合させる表面を
    有し、横材の各端部から垂下し、横材によって跨がれた際に積み重ねられた部品
    の側面に隣接する脚部と、組み立てられた配置構成でそれぞれのアームの上端が
    ばねに張力を加えるばねアームの各一方を係合するばね係合部材を形成する、横
    材の各端部から上方に延出した直立アームとを備えた概略「H」字形状のブラケ
    ットとからなり、 ブラケットが積み重ねられた部品を跨ぎ、脚部が下部部品に係合し、両方のば
    ねアームがばね係合部材と係合し、コイルの周端縁が上部部品を下部部品に向か
    って付勢して積み重ね体に圧縮応力を生じさせ、それによって部品間の熱接触を
    向上させるばねクランプ装置。
  18. 【請求項18】 ばね係合部材の一方が、ばねアームの1つとヒンジ留めさ
    れてなる請求項17の組立体。
  19. 【請求項19】 ブラケットが、板金型打ち品として構成されピアノ線で構
    成されてなる請求項17の組立体。
  20. 【請求項20】 作動時に熱エネルギーを生成する電子デバイスと、 電子デバイスの上端に装着されたヒートシンクと、 少なくとも1つのコイルを有するねじりばね部材、1つの電子デバイスの周側
    面に掛止する構造からなる結合手段および電子デバイスが装着され、少なくとも
    1つのコイルの周端縁がヒートシンクを電子デバイスに向かって付勢するようク
    ランプされた配置構成のコイルの少なくとも1つにねじりを与えるためのソケッ
    トを有するばねクランプ装置とからなる熱放散装置。
  21. 【請求項21】 掛止する構造が、1つの電子デバイスの両周側面およびソ
    ケットから突出したボスに掛止する係合構造である請求項20の熱放散装置。
  22. 【請求項22】 さらにばね部材が少なくとも1つのコイルの両端から延出
    した1対のアームを有し、結合手段が横材および横材の各端部から独立した脚部
    とを有するブラケットからなり、それぞれの脚部がボスの1つに掛止する縁面を
    有する孔部と、クランプされた配置構成で1つのアームに係合するための横材の
    各端部に係合したばね係合部材とを有する請求項21の熱放散装置。
  23. 【請求項23】 さらにソケットを装着する回路基板を有する請求項21の
    熱放散装置。
  24. 【請求項24】 横材は、組み立てられた配置構成で少なくとも1つのコイ
    ルが中央部分に当たっているよう位置決めされた中央部分を有する請求項22の
    熱放散装置。
  25. 【請求項25】 中央部分が、中央部分に隣接する部分よりも広い幅を有す
    る請求項24の熱放散装置。
  26. 【請求項26】 中央部分が、横材の隣接する部分から横ずれしている請求
    項24の熱放散装置。
  27. 【請求項27】 中央部分が、組み立てられた配置構成で少なくとも1つの
    コイルを安定させる構造を有する請求項24の熱放散装置。
  28. 【請求項28】 横材が、組み立てられた配置構成で前記のコイルの少なく
    とも1つがヒートシンクに直に当たっている請求項22の熱放散装置。
  29. 【請求項29】 横材が、組み立てられた配置構成で前記のコイルの少なく
    とも1つの下方に削り下げられた中央部分を有する請求項28の熱放散装置。
  30. 【請求項30】 前記の横材が、組み立てられた配置構成でヒートシンク部
    品の遠方で少なくとも1つのコイルの上に位置決めされている請求項28の熱放
    散装置。
  31. 【請求項31】 ばね係合部材が脚部上に形成された請求項28の熱放散装
    置。
  32. 【請求項32】 ばね係合部材の一方が、ばね部材のアームの一方を脱離可
    能に係合する鈎状部材を備え、ばね係合部材の他方が、ばね部材のアームの他方
    を回転可能に係合するヒンジを備えた請求項26の熱放散装置。
  33. 【請求項33】 ばね部材と結合手段が1本の針金から形成された請求項2
    3の熱放散装置。
  34. 【請求項34】 電子デバイスの上端にヒートシンクを配置し、電子デバイ
    スの対向する側面にブラケットを取り付け、ねじりばね部材に張力を加えてブラ
    ケットに連結させ、電子デバイス上に上向きの反力を生じさせヒートシンクの上
    端に下向きの反力を生じさせる、電子デバイスとヒートシンクの間の熱接触を向
    上する方法。
  35. 【請求項35】 対向する周側面から突出した装着用ボスを有するソケット
    に電子デバイスを装着し、電子デバイスの上端にヒートシンクを配置し、横材と
    この横材から独立し、横材の対向する両端でばね係合部材どうしを間隔をあけて
    配置させる脚部とからなるブラケットでヒートシンクを跨ぎ、ブラケットをヒー
    トシンクの上端に向かって下方に押圧することにより脚部を装着用ボスに係合さ
    せ、ねじりばね部材に張力を加えてばね係合部材に掛止させ、脚部でソケット上
    に上向きの反力を作用させ、ヒートシンクの上端にばね部材で下向きの反力を作
    用させる、電子デバイスとヒートシンクの間の熱接触を向上する方法。
  36. 【請求項36】 ねじりばね部材を連結する前に回路基板上にソケットを装
    着する工程をさらに備えた請求項35の方法。
  37. 【請求項37】 脚部を係合する工程が、それぞれの脚部に形成された孔部
    を対応する装着用ボスの1つに係合する工程を備えた請求項35の方法。
  38. 【請求項38】 ねじりばね部材が、脚部の1つに結合されたアームを有し
    、ねじりばね部材を掛止する工程が、両アームの間のねじりばね部材の中央部分
    に下向きの反力が作用するよう、他方のアームを他の脚部に結合された掛止部材
    に係合する工程を備えた請求項37の方法。
  39. 【請求項39】 下向きの反力を作用させる工程が、ばね部材から横材を介
    してヒートシンクの上端に下向きの反力を伝える請求項38の方法。
  40. 【請求項40】 上部部品と前記上部部品の下方の下部部品とを有する積み
    重ねた電子部品を一つにクランプするばねクランプ装置であって、 中心軸および前記コイルの両端のそれぞれから外方に延出したアームを備えた
    コイルを有し、前記ねじりばねが消勢された配置構成で、前記アームが第一角度
    状態にあるねじりばねと、 前記の下部部品の対向する周側面に掛止する第一構造体および前記積み重ね体
    をクランプする組み立てた配置構成で前記アームが前記第一角度状態から相対回
    転して第二角度状態に変位するよう、前記ねじりばねを係止する第二構造体を有
    する結合手段とを有し、 前記の組み立てられた配置構成の前記コイルが、前記の上部部品を前記の下部
    部品に向かって付勢し、それによって前記電子部品の積み重ね体を一つにクラン
    プするばねクランプ装置。
  41. 【請求項41】 前記の結合手段がブラケットからなる請求項40のばねク
    ランプ装置。
  42. 【請求項42】 前記のブラケットが積み重ね体を跨ぐように形成された横
    材からなり、前記の第一構造が前記の横材の各端部から延出した脚部からなり、
    それぞれの脚部が前記下部部品の前記周側面を係合するよう配置構成された表面
    を有し、前記の第二構造が前記の組み立てられた配置構成で前記アームの各一方
    を係合する、前記横材の各端部に結合されたばね係合部材からなる請求項41の
    ばねクランプ装置。
  43. 【請求項43】 前記の横材は、前記の組み立てられた配置構成で前記のコ
    イルが前記の中央部分に当たっているように位置決めされた中央部分を備えた請
    求項42のばねクランプ装置。
  44. 【請求項44】 前記の中央部分が、前記の中央部分に隣接する部分よりも
    広い幅を有する請求項43のばねクランプ装置。
  45. 【請求項45】 前記の中央部分が、前記の横材の隣接する部分から横ずれ
    している請求項43のばねクランプ装置。
  46. 【請求項46】 前記の中央部分が、前記の組み立てられた配置構成の前記
    コイルを安定させる構造を有する請求項43のばねクランプ装置。
  47. 【請求項47】 前記の横材が、前記の組み立てられた配置構成で前記のコ
    イルが前記の上部部品に直に当たっている構造を有する請求項42のばねクラン
    プ装置。
  48. 【請求項48】 前記の横材が、前記の組み立てられた配置構成で前記コイ
    ルの下方に削り下げられた中央部分を有する請求項47のばねクランプ装置。
  49. 【請求項49】 前記の横材が、前記の組み立てられた配置構成で前記の上
    部部品の遠方で前記コイルの上に位置決めされている請求項47のばねクランプ
    装置。
  50. 【請求項50】 前記の横材が、狭められた部分と広げられた部分とを有し
    、前記のばね係合部材が前記の脚部上に形成された請求項49のばねクランプ装
    置。
  51. 【請求項51】 ばね係合部材のそれぞれが、1つの前記脚部を越えて延出
    した直立アーム上に形成された請求項42のばねクランプ装置。
  52. 【請求項52】 前記アームの1つが、前記のばね係合部材の1つに回転可
    能に結合された請求項42のばねクランプ装置。
  53. 【請求項53】 前記のねじりばねが、複数のコイルを有する請求項40の
    ばねクランプテバイス。
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