JP2001514648A - アリールスルホニルクロリドの製造のためのプロセス - Google Patents

アリールスルホニルクロリドの製造のためのプロセス

Info

Publication number
JP2001514648A
JP2001514648A JP53933698A JP53933698A JP2001514648A JP 2001514648 A JP2001514648 A JP 2001514648A JP 53933698 A JP53933698 A JP 53933698A JP 53933698 A JP53933698 A JP 53933698A JP 2001514648 A JP2001514648 A JP 2001514648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chloride
reaction
chloropyridine
methoxy
isobutoxycarbonyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP53933698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4046360B2 (ja
Inventor
ジョン ホーガン,フィリップ
Original Assignee
ゼネカ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼネカ リミテッド filed Critical ゼネカ リミテッド
Publication of JP2001514648A publication Critical patent/JP2001514648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4046360B2 publication Critical patent/JP4046360B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D401/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
    • C07D401/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
    • C07D401/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/02Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明はピリジンスルホニルクロリドおよび特定のベンゼンスルホニルクロリドの製造のための新規プロセス、ならびに特定のエンドセリンアンタゴニストの調製におけるその使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 アリールスルホニルクロリドの製造のためのプロセス 本発明は新規な化学プロセスに関し、そして、より詳細には、ピリジンスルホ ニルクロリドおよび特定のベンゼンスルホニルクロリドの製造のための新規な化 学プロセスに関する。 ピリジンスルホニルクロリドおよびベンゼンスルホニルクロリドは、種々の用 途を有する化合物の製造、例えば、医薬または除草剤の製造において有用である 。例えば、2-クロロピリジン-3-スルホニルクロリドは、国際特許出願公開番号 WO96/40681に記載のエンドセリンアンタゴニストの製造において特に有用で ある。 ピリジンスルホニルクロリド(例えば2-クロロピリジン-3-スルホニルクロリド )およびベンゼンスルホニルクロリドの調製のための多くの方法が公知である。 このような方法の1つは、対応のアミノピリジン(例えば3-アミノ-2-クロロピリ ジン)または芳香族アミンのジアゾニウム塩と二酸化硫黄とを酢酸存在下、CuCl またはCuCl2を触媒として使用して反応させ、次いで生成物を溶媒抽出によって 単離することを伴う。このような方法はWO 96/40681および欧州特許出願公開番 号第733629号および同第618209号に開示される。同様の方法はSynthesis,(1969) ,第6巻,第1号、第3-10頁およびRecTravChim.,(1965),84,24-29頁に開示 される。 このプロセスを大規模に行う場合の欠点は、反応の最後に不純物を含まない生 成物を単離することに関する困難性である。特に、酢酸を含まない生成物を得る こと、あるいは後処理時に生成物が加水分解して対応のスルホン酸となることを 防ぐことが、大規模の場合にはしばしば困難である。このプロセスを大規模で行 う場合のさらなる欠点は、気体状の試薬である二酸化硫黄を使用することである 。これらの欠点のため、このプロセスは商業的規模での操作としては魅力に欠け る。 驚くべきことに、酢酸および二酸化硫黄ガスの両方の使用を回避し、かつ公知 のプロセスが直面する単離の問題を克服する、ピリジンスルホニルクロリドおよ び特定のベンゼンスルホニルクロリドの製造のためのプロセスが今や発見された 。 本発明によれば、ピリジンスルホニルクロリドまたはベンゼンスルホニルクロ リド(ここでベンゼン環は1つ以上の電子吸引性基を有する)の製造のためのプロ セスが提供され、このプロセスは、アミノピリジンまたはアミノベンゼン(ここ でベンゼン環は1つ以上の電子吸引性基を有する)のジアゾニウム塩と水中の塩化 チオニルの混合物との、電子移動触媒存在下での反応を包含する。 本発明の特定の局面はピリジンスルホニルクロリドの製造のためのプロセスで あり、このプロセスは、アミノピリジンのジアゾニウム塩と水中の塩化チオニル の混合物との、電子移動触媒存在下での反応を包含する。 本発明のさらなる特定の局面は、ベンゼンスルホニルクロリドの製造のための プロセスであり、ここでベンゼン環は1つ以上の電子吸引性基(より詳細には1つ または2つの電子吸引性基)を有し、このプロセスは、アミノベンゼンのジアゾニ ウム塩(ここでベンゼン環は1つ以上の電子吸引性基を有する)と水中の塩化チオ ニルの混合物との、電子移動触媒存在下での反応を包含する。 ピリジンスルホニルクロリドまたはアミノピリジンに言及する場合、ピリジン 環は未置換でもよく、あるいは1つ以上の置換基を有していてもよいことが理解 される。具体的な置換基としては、例えば、電子吸引性置換基が挙げられる。 好ましい電子移動触媒としては、例えば、塩化第二銅(CuCl2)および塩化第一 銅(CuCl)が挙げられ、特に後者である。好ましくは0.012から0.05当量の触媒(ア ミノ化合物1当量当たり)が使用される。 官能基または置換基は、水素に対して相対的に電子吸引性(−I)基または電子 供与性(+I)基に分類され得ることが、J.MarchによってAdvanced Organic Chem istry,第4版、Wiley & Sonsに開示されているように周知である。典型的な電子 吸引性基は上記刊行物に参照され、あるいは列挙されており、これらは本明細書 中に参考として援用される。具体的な電子吸引性基としては、例えば、クロロ、 ブロモ、シアノ、ニトロ、およびカルボキシが挙げられる。 第一級芳香族アミンまたはヘテロ芳香族アミンのジアゾニウム塩の調製は有機 化学の分野で周知であり、アミンと亜硝酸との反応による。本発明のプロセスの ためには、アルカリ金属亜硝酸塩(特に亜硝酸ナトリウム)と鉱酸(特に塩酸)との 、アミノ化合物存在下での反応という従来の方法によって、亜硝酸をインサイチ ュで発生させることが便利である。ジアゾ化反応は一般に約+5〜−10℃、そし て 好ましくは+1〜−4℃の範囲の温度で行われる。約1〜1.2当量のアルカリ金属亜 硝酸塩および3〜20(より好ましくは11〜13)当量の濃(約36%)塩酸を(アミノ化合 物1当量当たり)使用することが好ましい。出発物質が1つ以上の電子吸引性基を 有するアミノベンゼンである場合、アミンを鉱酸に添加し、そしてこの混合物を (塩形成の完了を確実にするために)30〜50℃で10〜60分間加熱し、その後冷却し 、そして亜硝酸ナトリウム水溶液を加えることが好ましい。亜硝酸ナトリウムを 溶解するために加えられる水は通常、アミノ化合物の投入重量を基準にして1〜5 容量の間であるが、その代わりに、塩酸中のアミンの混合物に固体亜硝酸塩を少 しずつ加えてもよい。ジアゾニウム塩は不安定であるので、このようにして生成 されたジアゾニウム塩溶液またはスラリーを、溶液またはスラリーの温度を添加 の間中、約+1〜−4℃の間に維持しながら、調製の直後に使用することが好まし い。 1当量のアミノ化合物当たり、2〜12当量の塩化チオニルを使用することが好ま しく、そして特に4〜5当量の塩化チオニルを使用することが好ましい。 塩化チオニルの溶解のために添加される水は、アミノ化合物の投入重量を基準 にして、5〜30容量(そしてより好ましくは10〜20容量)の間の水であることが好 ましい。 塩化チオニルおよび水の混合物を、ジアゾニウム塩との反応の前に、18〜25℃ (便利には周囲温度付近)で1〜48時間(便利には15〜20時間(例えば終夜))維持す ることが好ましい。 ジアゾニウム塩の溶液は、−10℃と+5℃との間、および好ましくは−4℃と+ 1℃との間の温度で一貫した発熱反応を維持して、可能な限り短時間で添加する ことが好ましい。添加の後、反応をこの温度付近で、15〜90分間維持することが 好ましい。 生成物は、適切な溶媒、例えば、炭化水素、塩素化炭化水素、または水と混和 しないエーテル溶媒(例えば、ジクロロメタン、ジエチルエーテルまたは好まし くはトルエン)の中への抽出により単離され得る。反応混合物中に酢酸が存在し ないことは、溶媒抽出物中の酢酸の存在(およびその後のその除去)に関連する困 難性が回避されることを意味する。抽出溶媒としてトルエンを使用する利点は、 抽出物を水で洗浄し得、そして任意の残留する微量の水および同伴されるHClが 共沸 蒸留によって除去され得、生成物がトルエン溶液として得られることであり、こ のトルエン溶液は次にその後の反応に直接使用され得、あるいはトルエンを減圧 下除去して生成物を得ることができ、この生成物は、例えば、n-ヘキサン、イソ ヘキサンまたはシクロヘキサンのような無極性溶媒から高純度で再結晶され得る 。 あるいは、生成物が固体のスルホニルクロリドである場合、これは反応混合物 から沈殿し得、そして溶媒抽出の代わりに濾過によって採取され得る。 本発明のプロセスは、2-ハロゲノピリジン-3-スルホニルクロリド、例えば2- クロロピリジン-3-スルホニルクロリドの調製に特に適する。 本発明のプロセスを2-クロロ-3-ピリジンスルホニルクロリドの調製に使用す る場合に見いだされるさらなる驚くべき利点は、生成物が反応混合物から遊離塩 基として高純度で沈殿し、そしてこれを濾過によって採取し得ることである。3- アミノ-2-クロロピリジンのジアゾニウム塩から2-クロロ-3-ピリジンスルホニル クロリドを調製するための今までの公知の方法は全て、反応に酢酸を使用するの で、抽出による単離を必要とすると考えられる。 本発明はまた、WO 96/40681(これは本明細書中に参考として援用される)に開 示される特定のエンドセリンアンタゴニストの調製のためのプロセスを提供する 。 それゆえ、他の局面によれば、本発明は式Iの化合物またはその薬学的に受容可能な塩(ここでRは(1-4C)アルキルまたはカルボキシ(1 -4C)アルキルである)の調製のためのプロセスを提供する。このプロセスは: (a)3-アミノ-2-クロロピリジンのジアゾニウム塩と水中の塩化チオニルの混合物 との電荷移動触媒存在下での反応により、2-クロロピリジン-3-スルホニルクロ リドを与える工程; (b)2-クロロピリジン-3-スルホニルクロリドとイソブチルN-(3-メトキシ-5-メチ ルピラジン-2-イル)カルバメートとの水素化アルカリ金属存在下での不活性溶媒 中での反応により、2-クロロ-N-イソブトキシカルボニル-N-(3-メトキシ-5-メチ ルピラジン-2-イル)ピリジン-3-スルホンアミドを与える工程; (c)2-クロロ-N-イソブトキシカルボニル-N-(3-メトキシ-5-メチルピラジン-2-イ ル)ピリジン-3-スルホンアミドと式IIのボロン酸 (あるいはその無水物またはエステル)との、塩基存在下およびパラジウム(0)、 パラジウム(II)、ニッケル(0)、またはニッケル(II)触媒存在下での適切な溶媒 中での反応;次いでイソブトキシカルボニル保護基の除去工程を包含し; その後、式Iの化合物の薬学的に受容可能な塩が必要とされる場合、これは生理 学的に受容可能なイオンを与える適切な酸または塩基との反応によって得られ、 あるいは任意の他の従来の塩形成手順によって得られる。 工程(a)は上記のように行われ得る。 工程(b)は、例えば、水素化アルカリ金属(例えば水素化ナトリウムまたは水素 化カリウム)をDMF、ピリジンまたはトルエンのような不活性溶媒中で用いて行わ れ得る。この反応は、例えば0℃〜70℃の範囲の温度で行われる。工程(b)の典 型的な例はWO 96/40681の実施例1(ii)に記載される。例えば、化合物イソブチル N-(3-メトキシ-5-メチルピラジン-2-イル)カルバメートがWO 96/40681の実施例1 に記載のように得られ得る。 工程(c)において、適切な触媒としては、例えば、テトラキス(トリフェニルホ スフィン)ニッケル(0)、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(II)クロリド、 ニッケル(II)クロリド、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド 、パラジウム(II)クロリド、およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジ ウム(0)が挙げられ、この中で最後のものが好ましい触媒である。反応で使用す るための適切な塩基は、例えば、アルカリ金属アルコキシド(例えば、ナトリウ ムメトキ シドまたはナトリウムエトキシド)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化ナト リウムまたは水酸化カリウム)、アルカリ金属炭酸塩(例えば、炭酸ナトリウムま たは炭酸カリウム)、または有機塩基(例えば、トリ(1-6C)アルキルアミン、例え ば、トリエチルアミン)が挙げられる。これらの中で、炭酸ナトリウムが好まし い塩基である。カップリングは通常、適切な溶媒または希釈剤、例えば、炭化水 素(例えばトルエンまたはキシレン)、エーテル(例えば、ジオキサンまたはテト ラヒドロフラン)、(1-4C)アルコール(例えば、メタノール、エタノールまたはブ タノール)、水またはそれらの混合物(例えば、トルエン、エタノールおよび水の 混合物であり、これが好ましい)の存在下で行われる。反応は通常、例えば50〜1 50℃の範囲の温度で行われ、そして便利には、使用される溶媒または溶媒混合物 の還流温度またはその付近で行われる。工程(c)の例はWO96/40681の実施例1(iii )、11(ii)、12(ii)、13(ii)、14(ii)、58(vii)および64(iv)に記載される。ある いは、カップリングはフッ化物イオン源を用いて水性条件下で行われ得、例えば 、WO 96/40681の実施例30(ii)と同じように、トルエンおよび水の混合物中、還 流下、フッ化カリウムを用いて行われる。 イソブトキシカルボニル保護基の除去は、保護生成物の塩基性条件下での単離 の後に行われ得、例えば、メタノールのような適切な溶媒中で水酸化ナトリウム またはアルコキシド(例えばメトキシド)を用いて行われ得る(例えば、WO 96/406 81の実施例1、11、12、13、14、58および64に記載のように)。あるいは、イソ ブトキシカルボニル基は、例えば、反応混合物にさらなる水を加えることによっ て、インサイチュの加水分解によって除去され得る。 このプロセスは式IにおいてRが2-カルボキシ-2-メチルプロピルである化合物 の調製に特に適する。 他の局面によれば、本発明は、Rが1,3,4-オキサジアゾール-2-イルである式I の化合物の調製のためのプロセスを提供する。このプロセスは上記の工程(a)お よび(b)を包含し、次に以下の追加工程: (i)2-クロロ-N-イソブトキシカルボニル-N-(3-メトキシ-5-メチルピラジン-2-イ ル)ピリジン-3-スルホンアミドと4-メトキシカルボニルフェニルボロン酸(ある いはその無水物またはエステル)とのフッ化物イオン源存在下および水性条件下 で の反応により、N-(イソブトキシカルボニル)-2-(4-メトキシカルボニルフェニル )-N-(3-メトキシ-5-メチルピラジン-2-イル)ピリジン-3-スルホンアミドを与え る工程; (ii)イソブトキシカルボニル保護基の除去工程; (iii)メチルエステル(-CO.OCH3)基を対応のヒドラジド(-CONHNH2)に転化する工 程;および (iv)ヒドラジド基を1,3,4-オキサジアゾール-2-イル部分に転化する工程;を包 含し、その後、式Iの化合物の薬学的に受容可能な塩が必要とされる場合、これ は生理学的に受容可能なイオンを与える適切な酸または塩基との反応によって得 られ、あるいは任意の他の従来の塩形成手順によって得られる。 工程(i)は、例えば、フッ化物イオン源としてフッ化カリウムを用い、そして 溶媒として、キシレン、メタノールおよび水、またはトルエンと水との混合物を 用いて行われ得る。反応は便利には使用される溶媒混合物の還流温度にて行われ る。工程(i)の典型的な例は、WO 96/40681の実施例30(ii)に例証される。 工程(ii)は、例えば、塩基性条件下で行われ得、例えば、メタノールとアンモ ニア水との混合物、あるいはメタノール中のナトリウムメトキシドを用いて行わ れ得る。これは、(i)で得られた生成物を初めに単離した後に行われ得(WO 96/40 681の実施例32に示すように)、あるいは(i)の反応混合物を水で希釈し、そして 有機相を分離し、濾過し、そして濾液をメタノールで希釈し、次いでアンモニア 水を加えてもよい。次に生成物は、水を加えることによって単離され得、そして 酢酸を加えることによって沈殿し得る。 工程(iii)は、例えば、工程(ii)の生成物を適切な溶媒(例えばジクロロメタン および水)中でヒドラジン水和物と反応させることによって行われ得る。ヒドラ ジドはヒドラジン塩として沈殿し、そして水性塩酸を加えることによって遊離ヒ ドラジドに転化され得、そして濾過によって単離される。 工程(iv)は、例えば、過剰のトリエチルオルトギ酸塩中の工程(iii)の生成物 の混合物を24時間還流することによって行われ得る。生成物は冷却すると沈殿す る。あるいは、工程(ii)、(iii)および(iv)は、WO 96/40681の実施例36に示すよ うに、工程(i)の生成物を、還流下、メタノール、エタノール、アセトニトリル またはテ トラヒドロフランのような溶媒中でヒドラジン水和物と反応させ、次いで沈殿し た生成物を過剰のトリエチルオルトギ酸塩中に入れた混合物を還流することによ って、短縮し得る。 本発明をここで、以下の非限定的な実施例によって例示する。この中で、特に 指示のない限り: (i)収率は読者を助けとすることのみを意図したものであり、必ずしも勤勉なプ ロセス開発によって得られ得る最大値ではない; (ii)1H NMRスペクトルは、CDCl3中、テトラメチルシラン(TMS)を内部標準として 用いて270MHzで測定され、そしてTMSに対する化学シフト(デルタ値)としてppmで 表され、主ピークの指定のための従来的な略号を用いた:s、一重線;m、多重線 ;t、三重線;br、広幅;d、二重線。実施例1 工程1 塩化チオニル(42ml)を60分間かけて、0℃に冷却した水(250ml)に滴下し、混合 物の温度を0〜7℃の間に維持した。溶液を17時間かけて18℃まで温めた。塩化銅 (I)(0.151g)を混合物に加え、そして得られた黄緑色溶液を氷/アセトン浴を用 いて−3℃まで冷却した。 工程2 36%w/wの塩酸(135ml)を3-アミノ-2-クロロピリジン(17.3g)に攪拌しながら加 え、混合物の温度を氷で冷却して30℃より低く維持した。反応混合物を氷/アセ トン浴を用いて−5℃に冷却し、そして亜硝酸ナトリウム(10.0g)の水(40ml)溶液 を45分間かけて滴下し、反応混合物の温度を−5℃と0℃との間に維持した。得ら れたスラリーを−2℃に冷却し、そして10分間攪拌した。 工程3 工程2のスラリーを−5℃に冷却し、そして工程1で得られた溶液に95分間かけ て加え、反応温度を−3〜0℃の間に維持した(工程2からのスラリーは添加の間中 −5℃に維持した)。添加が進むにつれ、固体が沈殿しはじめた。添加が完了した ら、反応混合物を0℃で75分間攪拌した。懸濁した固体を減圧濾過によって採取 し、水(2×125ml)で洗浄し、そして減圧下、35℃より低温で乾燥して2-クロロピ リジン-3-スルホニルクロリド(19.6g;収率70%)を得た;融点42℃;NMR:7.50- 7.60(m,1H)、8.45-8.50(m,1H)、8.72-8.75(m,1H)。 あるいは、冷反応混合物をトルエン(100ml)で抽出し、水(2×100ml)で洗浄し 、そしてトルエン抽出物を減圧(300mmHg)で共沸蒸留して乾燥して、生成物を単 離した。次いで乾燥した生成物のトルエン溶液を次の反応に直接使用した。実施例2〜10 実施例1で記載の手順と同様の手順を用いて、以下のスルホニルクロリドを適 切なアミノピリジンまたはアミノベンゼンの比例的な量から得た: : (1)3-ピリジンスルホニルクロリドは油状物であり、これは反応混合物に可溶 であり、そしてジクロロメタン中に抽出することによって単離された。 (2)実施例4〜10において、アミンを水性塩酸に添加している間にアミン塩酸塩 が固体として沈殿した。塩形成の完了を確実にするために、冷却および亜硝酸ナ トリウム水溶液の添加の前に、混合物を30℃から50℃に上限60分まで加熱した。 (3)実施例4、5および9において、生成物は2つの収穫物(crop)として得られた。 第2の収穫物は水性母液および洗浄濾液を合わせたものから沈殿した。 (4)実施例4、8および9において、生成物は各々の反応混合物から、これらの反 応混合物を20℃まで加温し、そしてその温度で各々65時間、17時間および27時間 攪拌した後に沈澱した。 (5)実施例6において、生成物は最初に反応混合物から油状物として沈殿し、こ れは濾過の前の攪拌期間に結晶化した。 (6)実施例8において、NMRスペクトルはd3-アセトニトリル中で測定された。 (7)実施例2〜10において、冷却および塩化チオニルの添加の前に、塩化銅(I) を水に溶解した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C07D 401/12 (C07D 401/12 213:71 213:71 241:20) 241:20) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ピリジンスルホニルクロリドまたはベンゼン環が1つ以上の電子吸引性基を 有するベンゼンスルホニルクロリドの製造のためのプロセスであって、アミノピ リジンまたはベンゼン環が1つ以上の電子吸引性基を有するアミノベンゼンのジ アゾニウム塩と、水中の塩化チオニルの混合物との、電子移動触媒存在下での反 応を包含する、プロセス。 2.前記ピリジンスルホニルクロリドの製造のための、請求項1に記載のプロセ ス。 3.前記ベンゼン環が1つ以上の電子吸引性基を有するベンゼンスルホニルクロ リドの製造のための、請求項1に記載のプロセス。 4.前記電子移動触媒が塩化第二銅または塩化第一銅である、請求項1、2また は3に記載のプロセス。 5.2-クロロピリジン-3-スルホニルクロリドの製造のための、請求項2に記載 のプロセス。 6.前記ベンゼンスルホニルクロリドの製造のためのプロセスであって、ここで 前記ベンゼン環が1または2個のクロロ、ブロモ、シアノ、ニトロまたはカルボキ シ基を有する、請求項3に記載のプロセス。 7.前記スルホニルクロリドが反応混合物からの濾過によって採取される、前記 請求項のいずれかに記載のプロセス。 8.式Iの化合物 またはその薬学的に受容可能な塩の製造のためのプロセスであって、ここでRが( 1-4C)アルキルまたはカルボキシ(1-4C)アルキルであり、該プロセスが: (a)3-アミノ-2-クロロピリジンのジアゾニウム塩と水中の塩化チオニルの混合物 との電荷移動触媒存在下での反応により、2-クロロピリジン-3-スルホニルクロ リドを与える工程; (b)2-クロロピリジン-3-スルホニルクロリドとイソブチルN-(3-メトキシ-5-メチ ルピラジン-2-イル)カルバメートとの水素化アルカリ金属存在下での不活性溶媒 中での反応により、2-クロロ-N-イソブトキシカルボニル-N-(3-メトキシ-5-メチ ルピラジン-2-イル)ピリジン-3-スルホンアミドを与える工程; (c)2-クロロ-N-イソブトキシカルボニル-N-(3-メトキシ-5-メチルピラジン-2-イ ル)ピリジン-3-スルホンアミドと式IIのボロン酸 (あるいはその無水物またはエステル)との塩基存在下およびパラジウム(0)、パ ラジウム(II)、ニッケル(0)、またはニッケル(II)触媒存在下での適切な溶媒中 での反応;次いでイソブトキシカルボニル保護基の除去工程を包含し、 その後、式Iの化合物の薬学的に受容可能な塩が必要とされる場合、これが生理 学的に受容可能なイオンを与える適切な酸または塩基との反応によって得られ、 あるいは任意の他の従来の塩形成手順によって得られる、プロセス。 9.式Iの化合物の製造のためのプロセスであって、ここでRが1,3,4-オキサジ アゾール-2-イルであり、該プロセスが: (a)3-アミノ-2-クロロピリジンのジアゾニウム塩と水中の塩化チオニルの混合物 との電荷移動触媒存在下での反応により、2-クロロピリジン-3-スルホニルクロ リドを与える工程; (b)2-クロロピリジン-3-スルホニルクロリドとイソブチルN-(3-メトキシ-5-メチ ルピラジン-2-イル)カルバメートとの水素化アルカリ金属存在下での不活性溶媒 中の反応により、2-クロロ-N-イソブトキシカルボニル-N-(3-メトキシ-5-メチル ピラジン-2-イル)ピリジン-3-スルホンアミドを与える工程; (c)2-クロロ-N-イソブトキシカルボニル-N-(3-メトキシ-5-メチルピラジン-2-イ ル)ピリジン-スルホンアミドと4-メトキシカルボニルフェニルボロン酸(あるい はその無水物またはエステル)との、フッ化物イオン源存在下および水性条件下 での反応により、N-(イソブトキシカルボニル)-2-(4-メトキシカルボニルフェニ ル)-N-(3-メトキシ-5-メチルピラジン-2-イル)ピリジン-3-スルホンアミドを与 える工程; (d)イソブトキシカルボニル保護基の除去工程; (e)メチルエステル(-CO.OCH3)基を対応のヒドラジド(-CONHNH2)に転化する工程 :および (f)ヒドラジド基を1,3,4-オキサジアゾール-2-イル部分に転化する工程;を包含 し、その後、式Iの化合物の薬学的に受容可能な塩が必要とされる場合、これが 生理学的に受容可能なイオンを与える適切な酸または塩基との反応によって得ら れ、あるいは任意の他の従来の塩形成手順によって得られる、プロセス。
JP53933698A 1997-03-07 1998-03-03 アリールスルホニルクロリドの製造のためのプロセス Expired - Fee Related JP4046360B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9704762.5A GB9704762D0 (en) 1997-03-07 1997-03-07 Chemical process
GB9704762.5 1997-03-07
PCT/GB1998/000651 WO1998040332A1 (en) 1997-03-07 1998-03-03 Process for the manufacture of arylsulfonyl chloride

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001514648A true JP2001514648A (ja) 2001-09-11
JP4046360B2 JP4046360B2 (ja) 2008-02-13

Family

ID=10808874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53933698A Expired - Fee Related JP4046360B2 (ja) 1997-03-07 1998-03-03 アリールスルホニルクロリドの製造のためのプロセス

Country Status (12)

Country Link
US (2) US6531605B1 (ja)
EP (1) EP0973704B1 (ja)
JP (1) JP4046360B2 (ja)
AT (1) ATE278651T1 (ja)
AU (1) AU6630098A (ja)
DE (1) DE69826845T2 (ja)
DK (1) DK0973704T3 (ja)
ES (1) ES2227807T3 (ja)
GB (1) GB9704762D0 (ja)
PT (1) PT973704E (ja)
WO (1) WO1998040332A1 (ja)
ZA (1) ZA981933B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2465115A1 (en) * 2001-11-06 2003-05-15 Wyeth Process for the preparation of 2-[alkyl(aryl)]sulfonylbenzene-sulfonyl chlorides and their intermediates
GB0219660D0 (en) 2002-08-23 2002-10-02 Astrazeneca Ab Therapeutic use
GB0403744D0 (en) 2004-02-20 2004-03-24 Astrazeneca Ab Chemical process
US7625895B2 (en) * 2007-04-12 2009-12-01 Hoffmann-Le Roche Inc. Diphenyl-dihydro-imidazopyridinones
MA32978B1 (fr) 2008-12-29 2012-01-02 Sanofi Sa Derives de 2-pyridin-2-yl-pyrazol-3(2h)-one, leur preparation et leur application en therapeutique
US20120309796A1 (en) 2011-06-06 2012-12-06 Fariborz Firooznia Benzocycloheptene acetic acids
CN102491973A (zh) * 2011-12-15 2012-06-13 南京友杰医药科技有限公司 Zd-4054的合成方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE859461C (de) * 1942-12-02 1952-12-15 Bayer Ag Verfahren zur Darstellung von aromatischen Sulfonsaeurehalogeniden
CH590830A5 (ja) * 1973-02-20 1977-08-31 Hoechst Ag
US4714700A (en) * 1982-04-20 1987-12-22 Choay S.A. N-substituted 2,4-dialkoxy benzenesulfonamides and pharmaceutical compositions
UA58494C2 (uk) * 1995-06-07 2003-08-15 Зенека Лімітед Похідні n-гетероарилпіридинсульфонаміду, фармацевтична композиція, спосіб одержання та спосіб протидії впливам ендотеліну

Also Published As

Publication number Publication date
EP0973704B1 (en) 2004-10-06
DE69826845T2 (de) 2006-03-09
EP0973704A1 (en) 2000-01-26
GB9704762D0 (en) 1997-04-23
US6943254B2 (en) 2005-09-13
DK0973704T3 (da) 2005-01-17
PT973704E (pt) 2005-01-31
ATE278651T1 (de) 2004-10-15
WO1998040332A1 (en) 1998-09-17
DE69826845D1 (de) 2004-11-11
US20030162973A1 (en) 2003-08-28
US6531605B1 (en) 2003-03-11
ZA981933B (en) 1998-09-07
AU6630098A (en) 1998-09-29
JP4046360B2 (ja) 2008-02-13
ES2227807T3 (es) 2005-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI382973B (zh) 方法
TWI337183B (en) An improved process for the preparation of n-([1,2,4]triazolopyrimidin-2-yl)aryl sulfonamides
US20110028511A1 (en) Process for the manufacture of pharmaceutically active compounds
EP3166927A1 (en) Process for the preparation of 4-alkoxy-3-hydroxypicolinic acids
JP2009513569A (ja) キノリン化合物の合成のための新規な化学的方法
JP2001514648A (ja) アリールスルホニルクロリドの製造のためのプロセス
EP4073056B1 (en) Process for the preparation of lasmiditan and of a synthesis intermediate
NO178396B (no) Forbedret fremgangsmåte for fremstilling av substituerte indolonderivater og mellomprodukter i fremstillingen derav
US20220162168A1 (en) Process for preparing diphenylureido-dihalokynurenic acids and tosylate addition salts thereof
JP2771994B2 (ja) プロペン酸誘導体の製造法
US20060142595A1 (en) Process for preparing 5,6-dihydro-4-(S)-(ethylamino)-6-(S) methyl-4H-thieno[2,3b]thiopyran-2-sulphonamide-7,7-dioxide HCI
WO2009064210A2 (en) Process
WO2001083479A2 (en) Process for the preparation of pyrazolopyridine derivatives
JP2001515496A (ja) 5−アミノメチル−クロロピリジン類の製造方法
JP2003508520A (ja) 2−シアノピリジンの製造方法
JPH01125345A (ja) プロペン酸誘導体の製造方法
JP4158536B2 (ja) 3−無置換−5−アミノ−4−ニトロソピラゾール化合物の製造法
JP2003522756A (ja) (s)−2−アセチルチオ−3−フェニルプロピオン酸の製造法
AU604255B2 (en) Improved process for making N-cyanomethylarylcarboxamides
JP2002500213A (ja) N−(3−アミノ−4−フルオロフェニル)−スルホンアミド、n−(3−アミノ−4−フルオロフェニル)カルボン酸アミド及びn−(3−アミノ−4−フルオロフェニル)カルバメートの製造法
KR20240038024A (ko) B형 간염 바이러스 뉴클레오캡시드 억제제의 제조 방법
JPH0768194B2 (ja) 5−(1−ブチン−3−イル)オキシ−4−クロロ−2−フルオロアセトアニリドおよびその製造法
JP2002503654A (ja) アルコキシトリアゾリノン類の製造方法
JPH08277288A (ja) テトラゾール化合物の製造法
JPH0625122A (ja) アニリン誘導体およびその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20031216

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070511

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070821

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees