JP2001513662A - フットウェア取付けシステムおよびフットウェアをリクリエーション用具に連結するための方法 - Google Patents

フットウェア取付けシステムおよびフットウェアをリクリエーション用具に連結するための方法

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ティー ネイリー ロジャー
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Abstract

(57)【要約】 フットウェア部材をスポーツ用具あるいはリクリエーション用具に着脱可能に取付けるためのビンディングシステムが開示されている。好ましい実施形態において、このビンディングシステムは少なくとも1つのレールが取付けられているビンディング部材を含む。このレールは、細長い弧状の形状を有していることが好ましい。フットウェア部材には対応するスロットが形成されており、このレールを受けるようにされている。スロットの横断面形状はレールの横断面形状に一致する。フットウェア部材をビンディング部材に取付けるためにはレールとスロットを一直線状にし、回転動作を利用してレールをスロット内に摺動的に挿入する。本発明は、又、着用者のフットウェア部材をリクリエーション用具に連結するための方法にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 「フットウェア取付けシステムおよびフットウェアをリクリエーション用具に 連結するための方法」 発明の背景 発明の分野 本発明は、主にフットウェアを対象物に取付けるための装具に関し、より具体 的には、フットウェア部材をスポーツ用具あるいはリクリエーション用具に着脱 可能に取付けるための装具に関する。関連技術の説明 多くのスポーツを行なうにおいて、人の足をスポーツ用具に固定する必要が生 じる場合がある。人の足は、例えばブーツ、靴、あるいはその他の特定のスポー ツに適するようなフットウェア装具のようなフットウェア部材によって支持され る。そのようなスポーツの例としては、雪上および水上スキー、各種スケート競 技およびスノーボードなどがある。 スノーボードは、世界中で最も人気上昇中のウィンタースポーツのうちの1つ である。スノーボードを行なう際、スノーボーダーはビンディングによってスノ ーボードに装着される各種ブーツを履く。スノーボーダーは、それぞれのブーツ をビンディングに入れてスノーボードを雪上面の上を滑らせていく。一般的にス ノーボーダーの両足は、スノーボードの長手方向軸に対して完全にあるいは部分 的に斜め方向に向いている。スノーボーダーのブーツは、スノーボーダーが動い ている間にスノーボードから離れないように固定されなければならない。 現在、スノーボーダーのブーツをスノーボードに固定するために用いられてい るビンディングシステムは数多い。このようなスノーボード用ブーツをビンディ ングするための1種としては、従来のストラップ・オンビンディングが知られて いる。この種のビンディングにおいて、ブーツが取付けられるスノーボードの表 面にブーツの外周に延伸する一連の ストラップが設けられている。これらストラップは、例えばラッチのような閉止 式固定機構によってブーツの回りに固定される。スノーボーダーは、自身の足を スノーボードの上に乗せてからストラップをブーツの周りに巻いて固定すること によって、ブーツをスノーボードに固定する。 スノーボード用のビンディングの別の種類としては、従来雪上スキーにおいて 用いられるのと同様の種類である、所謂踏み込み式のビンデイングが知られてい る。踏み込み式のビンディングにおいて、スノーボーダーがスノーボード上に取 付けられているラッチング手段を下方に踏み込むことによって連結が行なわれる 。スノーボーダーのブーツによってビンディングに下方への力が与えられ、それ によってビンディング装具内における機構が始動されて、ラッチあるいはフック が解除される。このラッチあるいはフックは、ラッチ等を受けるためにブーツに 形成されている溝あるいはその他の支え表面に係合する。このようにしてラッチ がブーツに連結されることによって、ブーツをスノーボードに固定する。ブーツ を開放するためには、スノーボーダーが手動で溝あるいはその他用いられる支え 表面からラッチあるいはフックを外す。 このような従来のスノーボード用ブーツのビンディングシステムは、いくつか の欠点を有する。ストラップ・オンシステムは、多くの場合その使用が不便であ る。ストラップ・オンシステムを採用するスノーボードにブーツを固定するため には、スノーボーダーがストラップを掴んでブーツの周りに固定するために手を 使う必要がある。これは、通常のように手袋を嵌めている状態であれば困難であ り得る。その結果、スノーボーダーは手袋を外さなくてはならないが、寒い天候 においては心地が悪く、安全でもない。さらにブーツにストラップを固定する際 に、一般的にスノーボーダーは座ったりあるいは屈んだりする必要がある。特に 、雪の中あるいは傾斜面においては、これは不便で心地悪いものである。さらに 、多くの場合はラッチに雪が詰まっており、これらを操作することが困難になる 。よって、スノーボーダーはブーツをビンディングに 固定する前に雪を除去する必要があるが、これは不便かつ時間がかかる。 踏み込み式ビンディングシステムにおいても、数多くの欠点が生じる。第一に 、一般的には踏み込み式システムにおいては、多くの可動部品を含む複雑な機構 が採用されている。その結果、踏み込み式システムにおいては、機構上の欠陥に よって生じる誤動作の可能性が生じる。さらに、踏み込み式システムにおける可 動部品によって支え表面が早く磨耗し、よってビンディングの寿命が短くなる。 また踏み込み式システムの機構上、このようなシステムの製造が困難であるとと もに費用が高くつき、このシステムの値段自体が上昇することになる。 踏み込み式システムに関する別の欠点としては、ブーツあるいは固定用のラッ チあるいはフックを受けるための溝に異物が詰まる可能性があるという点である 。ラッチのブーツへの連結を行なう際にスノーボーダーがビンディング装具に足 を踏み入れると、ラッチが溝に詰まった異物を掴んで押し込むことになり、ラッ チが溝に連結する際に妨げとなる。これは、硬い氷になって溝から取り除きにく くなる雪にとっては特に望ましいものではない。このような問題を解決するため に、スノーボーダーはビンディングに足を踏み入れる前に溝の雪を除去するため に時間を費やさねばならない。特に、スノーボーダーが手袋を嵌めている場合に これは大変不便である。 スノーボーダーがスノーボードへ足を固定する方式によっては、スノーボーダ ーが踏み込み式ビンディングにおけるラッチング機構を始動させるための十分な 下方への力を発揮することが困難であり得る。適正なスノーボードの立ち方にお いては、スノーボード上においてスノーボーダーの足は互いから離れている。第 1の足をスノーボード上の踏み込み式ビンディングに固定した後、スノーボーダ ーの第2の足がスノーボードに対して成す角度においては、スノーボーダーがビ ンディングに対して下方への力を付与することが困難であり不便である。その結 果、スノーボーダーがスノーボードに第2の足を固定するのに大変困難な思いを する可能性がある。 これら欠点を鑑みて、例えばブーツあるいは靴などのフットウェア部材を容易 に、かつ便利にスノーボードあるいは別のリクリエーション用具に取付けられる ように用いられ得る、簡単で信頼できる設計のビンディングシステムが求められ ている。 発明の概要 スキー、スケート等の各種スポーツ用具あるいはリクリエーション用具にフッ トウェア部材を取付けるために用いられ得るビンディングシステムに関するもの である。本文においては、スノーボードにおけるビンディングに関する例に基づ いて、詳細な説明および図面が示されているものであるが、本発明の特徴は多種 多様なスポーツ用具あるいはリクリエーション用具に広く適用可能であり、スノ ーボードに限定されるものではない。 ここにおいて詳述されるフットウェア取付けシステムは、簡単でユニークな設 計でもって従来技術のものに対して多くの利点を有するものである。この取付け システムを用いることによって、着用者はブーツなどのフットウェア部材をスポ ーツ用具に対して生体力学上自然な足の動作でもって着用者の手を使用すること なく、よって取付けの際に着用者が屈んだり座ったりする必要がないまま簡単に 取付けることが可能となる。第1の足が一旦取付けられると、足の動作を利用し て第2の足を取付けることが困難でも不便でもなくなる。雪などの異物も取付け 動作の際に係合面から自動的に排除されるので、取付けが簡単に、かつす早く行 われ得る。さらに、ロッキングシステムが設けられていることによって、フット ウェア部材が正しい位置にある場合には、フットウェア部材がスポーツ用具に対 して自動的にロックされる。この取付けシステムにおいては、最小限の可動部品 のみが使用されているため、システムは信頼できるものであり、誤動作が防止さ れ得る。 本発明の1つの態様において、フットウェア部材はフットウェア部材のソール の表面に対して概して平行な方向に向かってスポーツ用具に対 して摺動的に取付けられる。スポーツ用具には、少なくとも1つのレールが設け られていることが好ましい。摺動的にレールを受けるために形成されている対応 するスロットが、フットウェア部材のソールに設けられていることが好ましい。 これらレールおよびスロットによって、フットウェア部材とスポーツ用具との間 における噛合式の係合状態が画定される。噛合式の係合状態の横断面形状は、第 1の直立要素とこの直立要素に対して略交軸状に設けられる第2の要素とを含む 2つの要素から成り得る。あるいは、噛合式の係合状態の要素を単一の要素であ るように一体的に設け、その横断面形状によってフットウェア部材とスポーツ用 具との間の相対的な動作が限定されるようにしてもよい。 好ましい実施形態において、2つのレールと2つのスロットとが用いられてい る。これらレールおよびスロットは共通の曲率半径を有するため、取付けは着用 者が自分の踵を回転することによって実施される回転動作によって行なわれる。 このような回転動作を行なうのは容易であり、レールをスロットに摺動するため に十分である度合いの力を着用者が生じさせることが可能となる。 本発明の別の態様において、雪などの異物が取付け動作の間においてスロット から自動的に排除される。レールはスロットに摺動的に挿入されるため、レール の先端縁によって異物がスロットから追い出され、異物がスロットの一端からつ いには排除されることになる。スロットとレールとの間の摺動動作によって、ス ロット内の異物が凝固させられたり押し込められたりすることが、好ましいこと に回避される。したがって、着用者がフットウェア部材をスポーツ用具に固定す る前に雪などの異物を取り除くことが不要となり、その結果、この取付けシステ ムの使用を容易なものにする。 本発明のさらに別の態様において、フットウェア部材がスポーツ用具上におい て正しく取り付けられている際には、フットウェア部材がスポーツ用具に対して 所望しない動作をしないように固定するためのロッキング機構が設けられている 。このようなロッキング機構は、フットウェ ア部材のソールを通って延伸するピンを含んでいる。このピンによって、フット ウェア部材がスポーツ用具に対して正しい位置にある場合には、レールのうち1 つに対してノッチを自動的に係合させる。 したがって、このフットウェア取付けシステムを用いることによって、フット ウェア部材を各種スポーツ用具に対してすばやく、かつ便利に取付けることが可 能となる。フットウェア部材を取付ける方法は、着用者による足の自然な回転動 作によって容易に達成される。取付けに先立ち、着用者はスムーズな取り付けを 容易にするために、雪あるいはその他の異物を取付け表面から蹴り出すことがで きる。さらに、このシステムは立った状態でも操作することができるため、特に 傾斜面あるいは雪上においては着用者にとって便利である。この取付けシステム において、取付け表面から異物が自動的に除去されるようになっているため、着 用者は取付けに先立って取付け表面をきれいにすることに注意を払う必要がない 。ロッキング機構が設けられていることによって、着用者がフットウェア部材を 確実にスポーツ用具に対して正しい位置に向けることができる。最後に、この取 付けシステムの設計は簡単であり、機械的な部品は最小限であるため、システム は大変信頼できるものである。 ここに開示されているものは、着用者のフットウェア部材をスノーボード等の リクリエーション用具に対して連結するために用いられる取付けシステムである 。このシステムは、リクリエーション用具上に設けられる少なくとも1つの第1 の取付け手段と、リクリエーション用具上の第1の取付け手段との間に噛合式の 係合状態を形成するために用いられる、フットウェア部材上に設けられる少なく とも1つの第2の対応する取付け手段とを有する。これら第1および第2の取付 け手段は、リクリエーション用具の取付け平面とも略平行である実質的に同一の 係合平面において互いに摺動可能、かつ回転可能に係合される。噛合式の係合状 態における概略横断面形状は、係合平面におけるリクリエーション用具とフット ウェア部材との間の相対的な動作を実質的に防止するための少なくとも1つの直 線部分と、係合平面に対して略交軸状にある平面にお けるリクリエーション用具とフットウェア部材との間の相対的な動作を防止する ための少なくとも1つの平面状部分とを含む。 さらに開示されているのは、着用者のフットウェア部材をスノーボード等のリ クリエーション用具に対して連結するために用いられる取付けシステムであり、 リクリエーション用具上に設けられる少なくとも1つの第1の取付け手段と、リ クリエーション用具上の第1の取付け手段との間に噛合式の係合状態を形成する ために用いられる、フットウェア部材上に設けられる少なくとも1つの第2の対 応する取付け手段とを有する。これら第1および第2の取付け手段は、実質的に 同一の係合平面において互いに摺動可能に係合される。噛合式の係合状態におけ る概略横断面形状は、係合平面におけるリクリエーション用具とフットウェア部 材との間の相対的な動作を実質的に防止するための少なくとも1つの第1の部分 と、係合平面に対して略交軸状にある平面におけるリクリエーション用具とフッ トウェア部材との間の相対的な動作を防止するための少なくとも1つの第2の部 分とを含むものである。 したがって、本発明は従来の取付けシステムに対して多くの利点を有する。本 発明によるフットウェア取付けシステムは簡単で信頼できる設計を有するため、 ブーツあるいは靴などのフットウェア部材を簡単、かつ便利にスノーボードある いは別のリクリエーション用具に対して取付ける際に用いられ得る。 図面の簡単な説明 以下に、本発明に関する以上のおよびその他の特徴について、スノーボード用 のビンディングシステムに関する好ましい実施形態の図面に基づいて詳述する。 ビンディングシステムの例示された実施形態は、本発明を例示するものではある ものの、これに限定するものではない。 図1は、本発明のフットウェア用ビンディングシステムの斜視図であり、 図2は、本発明の好ましい実施形態に関するフットウェア用取付けシステムのビ ンディング部材の斜視図であり、 図3は、図1のビンディング部材の上部平面図であり、 図4は、図1に示されているビンディング部材に対して連結され得る、本発明に よるフットウェア部材の側面図であり、 図5は、図4のフットウェア部材の基部平面図であり、 図6aは、図4のフットウェア部材における一部の横断面図であって、フットウ ェア用取付けシステムとともに用いられるロッキング機構を示し、 図6bは、フットウェア部材の側面図であって、フットウェア用取付けシステム とともに用いられるロッキング機構の第2の実施形態を示すものであり、 図6cは、ロッキング機構の第2の実施形態の横断面図であり、 図7a〜7cは、スノーボードとともに用いられる、本発明によるビンディング システムの上部平面図であり、 図8は、本発明の別の実施形態によるフットウェア部材の基部平面図であり、 図9は、図7に示されるフットウェア部材とともに用いられるように形成される ビンディング部材の斜視図であり、 図10aは、本発明のフットウェア部材に関する別の実施形態の側面図であり、 図10bは、図9aに示されるフットウェア部材の基部平面図であり、および 図11は、図10aおよび10bに示されるフットウェア部材とともに用いられ るビンディング部材の斜視図である。 好ましい実施形態の詳細な説明 図1は、フットウェア用取付けシステム10を示す。この取付けシステム10 は、例えばスノーボード140等のスポーツ用具に取付けられる、少なくとも1 つのビンディング部材20を有する。取付けシステム10はさらに、ビンディン グ部材20に摺動可能に取付けられ得る、少なくとも1つのブーツ、靴などのフ ットウェア部材70を有する。後述 するように、取付けシステム10を用いて、フットウェア部材70をスポーツ用 具に着脱可能に取付けることが可能である。以下の説明は、フットウェア部材7 0を、例えばスノーボード140などの平面状の部材に取付ける方法に関するも のである。しかしながら、前述したように、スノーボードに関する説明は例示的 なものに過ぎず、本発明によるビンディングシステム10を用いてフットウェア 部材70を、例えばスケート、スキー等の多種多様な対象物に対して取付けるこ とが可能である。 図1に示されるように、一実施形態において各ビンディング部材20は、ビン ディング部材20の長手方向軸に沿って互いに間隔をおいて設けられる一対のレ ール46、50を有する。各レール46、50の曲率によって、フットウェア部 材70をビンディング部材20上に回転可能に取り付けることが可能となる。レ ール46、50の横断面形状は、後に詳述されるように、靴70の噛合表面に実 質的に対応するように形成されていることが好ましい。 図1を参照するに、一対のスロット84、90がフットウェア部材70のソー ルに亘って延伸している。後に詳述されるように、これらスロット84、90は ビンディング部材20上においてレール46、50を摺動可能に受け、噛合うよ うに形成される。 フットウェア部材70がビンディング部材20上に完全に取り付けられて係合 されると、フットウェア部材70の長手方向軸は、図1において矢印12によっ て示されているように、ビンディング部材20の長手方向軸に対して実質的に一 直線を成している。しかしながら、取付け位置を達成するには、フットウェア部 材70の局部透視図の輪郭14により、図1において示されるように、フットウ ェア部材70がビンディング部材20の長手方向軸に対して交軸状に位置される ように、まずフットウェア部材70をレール46、50の間に位置させる。この ことにより、着用者がビンディング部材20における雪あるいはその他の異物を 蹴り出して、それにより、フットウェア部材のソールがビンディング部 材20に対して実質的に平らな状態で、スロット46、50がそれぞれレール8 4、90に隣接するように位置させることができる。その後、図1において矢印 16によって示されるように、フットウェア部材70が約90°回転されてビン ディング部材20に対して噛合うようにされる。フットウェア部材70の取付け は、時計回りあるいは反時計回りの回転によって行われ得る。 本発明の原理は、回転式取付け方法に限定されるものではないことは理解され たい。さらに、使用されるレールおよびスロットの数を変更してもよい。また、 レールおよびスロットの横断面形状も変更され得るものであり、本発明の範囲に 含まれるものとする。ビンディング部材 図2と3には、フットウェア取付けシステム10のビンデイング部材20の好 ましい実施形態が示されている。このビンディング部材20は、レール46、5 0およびスロット84、90との間の係合を行なうためのいかなるサポートであ ってもよいことを理解されたい。 図2を参照するに、ビンディング部材20は、上部面23と底部面25(不図示 )を有する概略平面状のプレート22を含んでいる。このプレート22は前方部 24、中間部26および後方部30を有する。本文において、「前方」および「 後方」とは、足の前方部および後方部を指すものであり、本発明の範囲を限定す るものではない。 図2を参照するに、プレート22の厚さは前方部24および後方部30への方 向に向かって緩やかに増加している。したがって、中間部26の幅は前方部24 および後方部30の幅よりも狭い。よってこのプレートは、図3において最もよ く見られるように、実質的に「砂時計」型形状を成している。しかしながら、こ のプレート22は他に多種多様の形状を有し得ながらも、本発明の範囲内にある ことを理解されたい。 図2を参照するに、プレート22に亘って円形開口部34が設けられている。 この円形開口部の中心点は、プレート22の中心点と一致することが好ましい。 プレート22上の円形開口部34の周りには、円形の 溝部36が設けられている。これら開口部34および溝部36は、例えばスノー ボードのような平面状の部材(不図示)に対して、ビンデイング部材20を取付 けるための取付け手段40を受けるために形成されている。例示されている実施 形態において、この取付け手段40は当業者にとって既知である、従来のハース ・カービック・カップリング(Hirth Curvic Coupling)式手段である。この取 付け手段40には、ビンディング部材20を平面状部材に装着するためのボルト 、あるいはネジ42を受けるための3つの細長いスロット41が設けられている 。なお、ビンディング部材40をボードに固定する手段としては、例えば接着剤 あるいはプレート22に形成される個々の開口部を通って延伸するボルトなどの 別の手段を用いてもよいことは理解されたい。 プレート22は、鋼鉄あるいはアルミニウムを含む、金属のような硬質材から 形成されることが好ましい。あるいは、プレート22を硬質プラスチックあるい は合成物質から製造することも可能である。このプレート22を製造するために 多種多様な物質を使用し得ることは、当業者にとって明らかである。 図2を参照するに、プレート部材22の上部面23の上に前方レール46およ び後方レール50が設けられている。前方レール46は、前方部24の上に位置 されている。前方レール46の直立要素54は、プレートの上部面23から上方 に延伸している。例示されている実施形態において、この直立要素54は上部面 23に対して直角に形成されている。しかしながら、この直立要素54は上部面 23に対して多種多様な角度にて形成され得ながらも本発明の範囲内にあり得る 。この直立要素54は、平面状要素60を支持している。直立要素54によって 、この平面状要素60はプレート22から離されている。例示の実施形態におい て、平面状要素60は直立要素54の上端部に設けられ、プレート22の上部面 23に対して略平行である。なお、平面要素60を直立要素54の縦辺における 多種多様の点に位置され得ることは理解されるだろう。さらに、平面要素60を プレート22に対して斜めに形成してもよい 。平面要素60は直立要素54から上方に向かって延伸するため、前方レール4 6の横断面は概略T字形状を成している。 図2に示されるように、後方レール50は、前方レール46に対向して開口部 34側のプレート部材22の後方部30上に設けられている。この後方レール5 0は、上部面23から上方に延伸する直立要素62を含む。後方レール50の直 立要素62によって、平面状要素64が支持されている。平面状要素はプレート 22に対して略平行であり、直立要素62の上端部から外方に延伸している。な お、この平面状要素64は直立要素62の縦辺における多種多様の点に位置され 得、さらにプレートの上部面23に対して角度を成して形成され得ることは理解 されるであろう。後方レール50は、略T字形状の横断面を成している。 図2に示されるように、後方レール50にはノッチ66が形成されている。こ のノッチ66は、図3において最もよく見られるように、平面状要素64の縦辺 の中心点に設けられるのが好ましい。例示される実施形態において、ノッチ66 は平面状要素64の直立要素62が平面状要素64と交差する点まで一部延伸し ている。 図3を参照するに、前方レール46および後方レール50はそれぞれ細長い、 弧状の形状をなし、レール46および50の凹部側が開口部34に面する。レー ル46および50の曲率半径が同一であり、その曲率はレールの全長に亘って同 一であることが好ましい。好ましい実施形態において、この曲率は円形開口部3 4の中心点と一致する中心点を持つ円によって画定される。 図3を参照するに、前方レール46および後方レール50の端部は丸く形成さ れていることが好ましい。これら前方レール46および後方レール50の端部を 丸く形成することによって、以下に詳述するようにフットウェア部材70のレー ルへの挿入を容易にすることができる。ビンディング部材20は、種々な足のサ イズに合わせて形成される多種多様な寸法を有し得る。ビンディング部材20の 一例において、開口部34の直径は3インチである。円形溝部36の直径は3. 9インチであ る。レール46および50の直立要素54、62の幅は、それぞれ0.5インチ である。平面状要素60、64の厚みはそれぞれ0.160インチであり、これ らの幅は1インチである。プレート22の上部面23と各平面状要素60、64 の底部との間の距離は、0.410インチである。プレートの底部面25と各平 面状要素60、64の上部との間の距離は、約0.850インチである。プレー ト22の厚みは、0.280インチである。円形開口部34の中心点からレール の厚みの中心部までのレール46および50の曲率半径は、約2.845インチ である。フットウェア部材 以下の詳述するように、図4はビンディング部材20と噛合うように形成され ているフットウェア部材70を示す。例示された実施形態において、このフット ウェア部材70は、例えばスノーボードに使用されるようなブーツとして描かれ ている。しかしながら、本発明におけるフットウェア部材70はブーツに限られ るものではなく、例えば靴など多種多様のフットウェア装具であり得ることは理 解される。フットウェア部材70は、前方部72と後方部74とを含んでいる。 前方部72は、概して着用者の足のつま先部分を支持するものである。後方部7 4は、概して着用者の踵を支持するものである。 図4において示されるように、フットウェア部材70は着用者の足を受けて包 むように形成される表甲76を含んでいる。この表甲76は、当業者にとって既 知である種々の材質から製造され得る。表甲76の下部を包むようにソール80 が形成されており、フットウェア部材が着用された場合に、表甲76と着用者の 足とを支持する。ソール80は、略平面状の底部面81(図5参照)を有する。 この底部面81は、一体的に表甲76を包むように設けられる側面82に続いて 形成されている。ソール80は、当業者にとって既知である、例えばゴムあるい はプラスチックなどの種々の材質から製造され得る。 図4を参照するに、前方スロット84と後方スロット90とがフット ウェア部材70のソール80に亘って形成されている。前方スロット84は、底 部面81から一部ソール80に延伸する直立部分94を有する。この直立部分9 4の幅は、前方スロット46の直立要素の幅よりもわずかに広い。また前方スロ ット84は、好ましくは90°の角度において直立部分94に対して角度をなす 斜め部分100をも有する。この斜め部分100の厚みは、前方スロット46の 平面状要素60の幅よりもわずかに広い。図4において最もよく見られるように 、直立部分94は斜め部分100に対して前方スロット84が概してT字形状の 横断面を有するように向けられている。この前方スロット84のT字形状の横断 面は、前方レール46のT字形状の横断面と一致するようにするのが好ましく、 これにより前方レール46がソール80の側面82を通じて前方スロット84に 摺動的に挿入され得るようになる。 図4を参照するに、後方スロット90は直立部分102を有している。この直 立部分102は、底部面81からソール80に続くように延伸している。直立部 分102の上端部は、好ましくは90°の角度において直立部分102に対して 角度をなすように形成されている斜め部分106に続くように形成されている。 後方スロット90は、概してT字形状の横断面を有しており、後方レール50を 摺動的に受けるような寸法を有している。図4に示されるように、前方スロット 84および後方スロット90の形状に剛性を付与すべくサポート108を挿入す ることも可能である。このサポート108は、レール46、50とスロット84 、90との間において好ましい程度の摩擦を生成するような材質から製造され得 る。このサポート108を製造するために、プラスチックあるいは別の軽量な剛 性を有する材質を用いることができる。 図5を参照するに、前方スロット84および後方スロット90は、フットウェ ア部材70の縦辺に対してソール80を横切るように斜めに延伸している。前方 スロット84および後方スロット90のいずれもなめらかな弧状形状を有し、こ れらの弧の凹部が互いに向き合っている。前方スロット84の曲率はプレート2 2上の前方レール46の曲率と一致 し、後方スロット90の曲率は後方レール50の曲率と一致している。さらに前 方スロット84および後方スロット90は、前方レール46と後方レール50と が互いに離れている距離と同じ分だけ互いに離れている。前方スロット84およ び後方スロット90の曲率は、レール46および50の曲率を画定する円と実質 的に同一の半径を有する円によって画定されることが好ましい。 図4を参照するに、シャフト110がソール80に続くように延伸している。 このシャフト110は、ソール80の後方面82から後方スロット90にかけて 延伸するため、シャフト110は後方スロットの斜め部分106とも繋がってい る。シャフト110は、多種多様な横断面形状を画定し得る。 図6aは、シャフト110によって覆われるロッキング機構111の詳細な横 断面図を示す。内堀孔114を有する環状スリーブ112が、シャフト110内 にぴったり設けられている。この内堀孔114は、その縦辺に沿って細径部を有 しているため、スリーブ112内においてステップ120が画定されている。内 堀孔114内において、摺動可能にピン122が設けられている。ピン122の 長さはシャフト110の長さよりも長いため、このピンは、後方スロット90か ら入りソール80の側面92を突き抜ける外方に延伸している。 図6aに示されるように、ピン122は、後方スロット90の斜め部分106 に続く末端部125を有する爪部分124を備える。この爪部分124の反対側 の端部には、伸張部分130が連結されている。この伸張部分130の直径はロ ッキング部分124の直径よりも細いため、内堀孔114内においてステップ1 20とピン122の爪部分124との間に環状のキャビティが画定されている。 例えば、ばねのようなバイアス部材134が環状キャビティ内において設けられ ている。バイアス部材134の一端は、ロッキングピン124に対して押圧して いる。バイアス部分134の他端は、ステップ120に対して押圧している。バ イアス部材134によってピン122のロッキング部分124に力が付 与されるため、末端部125が常に後方スロット90の方向に延伸したままにな りがちである。ピン122の一端においては、ハンドル136が設けられている 。このハンドル136を内堀孔114の軸方向に引っ張ることによって、ピン1 22の末端部125を後方スロット90から引っ張り出すことができる。ハンド ル136が解除された場合、バイアス部材134によって付与されていた力によ って、末端部125がスロット90に戻される。 図6bおよび図6cに、ロッキング機構111の別の実施形態が示されている 。図6bにおいて示されるように、ソール80の側面82から外方にハンドル1 37が延伸している。このハンドル137は、ピボットピン138を軸に回転可 能に設けられている。図6cに示されるように、ハンドル137はピン122に 対してコネクタ139を介して連結されている。ピンは、本実施形態においては ソール80の一部分に亘ってのみ延伸するシャフト112aによって覆われてい る。ピン122は、バイアス部材134によって後方スロット90へとバイアス されている。 ピン122を後方スロット90から取り出すためには、ハンドル137を図6 bにおいて矢印で示されている方向に回転させる。ハンドルをこのように回転す ることにより、コネクタ139が後方スロット90から離れる方向に移動され、 これによりピン122の端部が後方スロット90から外側に移動させられる。ハ ンドル137を解除した場合、バイアス部材134によってピン122の末端部 125が後方スロット90内に戻され押しこまれる。操作方法 図7aから7cは、フットウェア部材70を、例えばスノーボード140のよ うな平面状部材に対して着脱可能に取付けるためのビンディングシステム10の 使用方法を示す。図7aを参照するに、まず取付け手段40を用いて2つのビン ディング部材20をスノーボード140上に取り付ける。図示されているような スノーボードにおいて、これらビン ディング部材20はスノーボード140の長手方向軸に対して斜めに位置される ことによって、スノーボード140の長手方向への中心線が前方レール46と後 方レール50との間に位置されるようにすることが好ましい。このように設ける ことにより、フットウェア部材70がビンディング部材20に連結された場合に スノーボーダーの足は、通常の方向(すなわちスノーボードの長手方向軸に対し て斜めに)に向くことになる。 着用者(不図示)が両方の足にフットウェア部材70を着用した後、フットウ ェア部材70をスノーボード140の上に固定する。まず、着用者はソール80 の底部面81がプレート22の上部面23に対して平らに隣接するように足を位 置させる。図7aに示されるように、まずフットウェア部材70がビンディング 部材20に対して斜めにあるレール46および50との間にあるように着用者の 足を向けるとよい。次に、前方スロット84および後方スロット90が、それぞ れ前方レール46および後方レール50に対して一直線を成すようにする。その 後、フットウェア部材70を(矢印によって示される)スノーボード140の平 面に対して略平行な方向に回転させることにより、前方レール46および後方レ ール50がそれぞれ前方スロット84および後方スロット90内に同時に摺動さ れるようにする。レールの曲率は、各レールが各スロットにスムーズに挿入され 得るものであることが好ましい。前述のように、好ましい実施形態におけるこれ らレールは、円によって画定される共通の曲率半径を有するため、好ましい形で スムーズな回転式挿入を容易に行なうことができる。 前述したように、レール46、50は丸い端部を有するため、これらレールが スロットにスムーズに初期挿入され得る。さらに、後方レール50の丸い端部に よって後方レール50が後方スロット90内に摺動するに伴って、好ましい形で ピン122が後方スロット90から外方へ後退する。あるいは着用者が、ピンハ ンドル136または137を用いて手動でピン122を外方に引き出すことも可 能である。 摺動動作のある点において、ピン122は後方レール50におけるノッチ66に 対して一直線をなす。これらピン122とノッチ66とは、レール46、50が それぞれ完全にスロット84、90に挿入された状態で一直線をなすことが好ま しい。ピン122がノッチ66に対して一直線をなすと、図7cに示されるよう に、バイアス部材134によってピン122が強制的にノッチ166内に押圧さ れる。この位置において、ピン122は後方レール50と後方スロット90との 間におけるさらなる回転動作が防止するための爪として機能する。これにより、 またフツトウェア部材70のビンディング部材に対するさらなる摺動動作もが防 止される。本発明の範囲内において、前方レール46においてもノッチおよびピ ンを設けることも可能である。 レール46、50が完全にスロット84、90内に挿入され、ピン122がノ ッチ66と係合した状態においては、好ましいことにフットウェア部材70はビ ンディング部材20に対して動かないため、フットウェア部材70はスノーボー ド140に対して固定されている。前方および後方レールの平面状要素60、6 4と前方および後方スロットの斜め部分96、106との間の噛合関係によって 、フットウェア部材70がスノーボード140の平面に対する斜めの方向、すな わちスノーボードの平面に交差する方向へ動くことが好ましい形で防止される。 同様に、レールの直立要素54、64とスロットの直立部分94、102との間 の噛合関係によって、フットウェア部材70のスノーボード140の平面に対す る平行な方向への移動が防止される。この目的のため、レール46および50は 、それぞれスロット84および90にぴったり合っていることが必要である。一 旦挿入された後、スロット84、90とレール46、50との間の間隔は、約1 /2ミリメートルであることが好ましい。なお、これらレールとスロットとの間 の間隔は、各種設計に合うように変更され得ることは理解される。 着用者がフットウェア部材70をビンディング部材20から外す場合には、以 下の手順が行なわれる。まず、着用者はピンハンドル136又 は137を用いて、ピン122をノッチ66から引っ張り出す。これにより、レ ール46、50がスロット84、90内において摺動可能となる。その後、着用 者は単にフットウェア部材を回転させることによって、レール46、50をスロ ット84、90から外に摺動させる。 本発明によるビンディングシステムは、いくつかの利点を有する。まず、この ようなフットウェア部材70のビンディング部材20に対する噛合方法によって 、噛合の最中にスロット84、90内の異物の除去が容易となる。レール46、 50がスロット84、90内に摺動する際に、レールの端部がスロット内のいか なる異物をも押圧する。これらレールが完全にスロット内に挿入された時点で、 異物がソール80の側面92から押し出されることが好ましい。ビンディング行 程において異物が自動的にスロットから除去されるため、着用者は手動で異物を 除去する手間が省ける。したがって、ビンディングシステム10は容易に且つ便 利に使用できる。 さらに、フットウェア部材70をビンディング部材20に連結するために着用 者が行なう動作によって、これら対象物を互いに連結するために十分な力が容易 に生じさせられ得る。前述したように、フットウェア部材70は摺動的にビンデ ィング部材20の上において回転させられる。着用者は、ただ踵部分を回転させ ることによって、フットウェア部材70をビンディング部材20に対して取付け るための十分なトルクが生じさせられ得る。 さらに、このビンディングシステム10においては、フットウェア部材70を ビンディング部材20に対して取付けるために、着用者が屈んだり座ったりする 必要がない。フットウェア部材70をビンディング部材20に対して取付けるた めに着用者が手を使う必要がないため、立った状態でも、あるいは例えばチェア リフトに座っている時などの座った状態でも、ビンディング行程を容易に行なう ことができる。変形実施形態 図8と9は、本発明における第2の実施形態によるビンディングシス テム150を示す。ビンディングシステム150には、ビンディング部材152 とフットウェア部材154とが含まれる。このビンディングシステム150は、 前述のビンディングシステム10と同様である。理解を容易にするため、同一の 符号は同一の要素を示すものとする。フットウェア部材154は、ソール80の 構造が異なる以外はあらゆる態様において前述のフットウェア部材70と同一で ある。図8は、フツトウェア部材154のソール80の基部図である。単一のス ロット156が、フットウェア部材の前方部72から後方部74に亘ってソール 80を長手方向に横切るかたちで延伸している。このスロット156の横断面は 、前述の実施形態におけるスロット84、90と同様、T字形状を有している。 図8に示されるように、レールがスロット156に対して容易に初期挿入され得 るように、スロット156の幅はスロット156の両端において広くなっている ことが好ましい。 図8を参照するに、(局部透視図として示されている)ピン122は、フット ウェア部材154の側面からスロット156内へとソール80内を延伸している 。ピン122は、前述した実施形態と同様の形状を有するため、ピン122はス ロット156内において延伸した状態を保つことが可能であるように、ばねによ ってバイアスされている。 図9に、フットウェア部材154に噛合うように形成されているビンディング 部材152が示されている。このビンディング部材は、略平面状のプレート17 0を含んでおり、このプレート170の好ましくは中心において円形開口部34 が設けられている。前述した実施形態に関連して説明したように、この開口部3 4は、例えばスノーボード(図示されない)のような平面状部材に対してこのプ レートを取付けるための取付け手段(不図示)を受けるように形成されている。 プレート170は、前方部176、中間部180および後方部182を有してい る。例示されている実施形態において、中間部180の幅は広くなっているので プレート170は略楕円形状を呈する。しかしながら、このプレート170は多 種多様の形状を有し得る。 図9に示されるように、単一のレール184がプレート170上に設けられて いる。このレール184は、前方部176から後方部182に亘って延伸してい る。レール184は、略水平である平面状要素190を支持するための直立要素 186を有しているため、レール184がT字形状の横断面を呈する。このレー ル184の横断面形状の大きさは、フットウェア部材154のスロット156に 摺動的に挿入可能であるように設定される。水平部材190の縦辺において、ノ ッチ192が形成されている。このノッチ192は、レール184がスロット1 56内に完全に挿入された場合に、ピン122を受けるように形成されている。 なお、図8および9に示されている構造において、フットウェア部材154に おいて1つ以上のレール184と対応する数のスロット156を設けてもよいこ とは理解され得る。さらに、これらレール184およびスロット156はフット ウェア部材154の縦辺に対して斜めに設けられてもよい。 ビンディングシステム150を使用する場合、まず2つのビンディング部材1 52を、例えばスノーボードなどの対象物に取付ける。それぞれの足にフットウ ェア部材154を着用している着用者は、次に各フットウェア部材154のレー ル184をスロット156に摺動的に挿入することによって、各フットウェア部 材154をビンディング部材152に取付ける。前述した実施形態におけるよう な回転動作ではなく、直線状の摺動動作によってレール184がスロット156 に対して噛合う。フットウェア部材154におけるピン122は、レール184 が完全にスロット156に挿入された場合に、レール184内のノッチ192に 対して係合し、フットウェア部材154の位置を固定することが好ましい。前述 した実施形態と同様に、スロット156内の異物は、レール184がスロット1 56内に摺動的に挿入された時にスロット156内から押し出される。 図10a、図10bおよび図11は、本発明におけるさらに別の実施 形態によるビンディングシステム200を示す。フットウェア部材201は、ソ ール202を除いて前述した各実施形態におけるフットウェア部材と同様である 。図10aに示されるように、ソール202はソール202の中央部を横切って 延伸する単一のスロット204を有する。このスロット204はT字形状横断面 を呈しており、ソール202の大半を占めている。図10bにおいて最もよく見 られるように、このスロツト204はソール202を斜めに横切るそれぞれ弧状 の前方および後方外方縁206、208を有する。 図11を参照するに、ビンディング部材212がスロット204と摺動的に噛 合うように形成されている。ビンディング部材212は、略平面状部分214と 前方および後方部分216、220とをそれぞれ有する。前方レール部分216 はL字形状を呈しており、プレート部分214から角度をなして上方に延伸する 直立部分222を含む。この直立部分222は、中央部分214から反対方向に 延伸し、プレート部材214に対して略平行である略水平部分224に続く。前 方レール部分216の形状は、フットウェア部材201におけるスロット204 の前方縁208の形状と一致する。後方レール部分220の形状は、前方レール 部分216の形状と同様である。この後方レール部分220は、直立部分226 と水平部分230とを含む。 ビンディング部材212を、例えばスノーボードのような平面状の部材に取付 ける場合には、平面部分214の開口部232に合うねじ(不図示)を用いる。 あるいは、前の実施形態において詳述した種類の取付け手段40を用いて、取付 け手段212を平面部材に装着してもよい。フットウェア部材201をビンディ ング部材212に連結するには、レール部分220、222をスロット202に 摺動的に挿入する。具体的には、前方レール部分224はスロット202の前方 縁206内に合う。後方レール部分220は、スロットの後方縁210内に合う 。フットウェア部材201は、回転式摺動動作によってビンディング部材212 に噛合う。 以上に詳述したビンディングシステムは、多くの利点を有する。これらは簡単 な設計のものであるため、製造が容易であり、誤動作の危険性が少ない。ビンデ ィングシステムにおける唯一の可動部品は、ロッキングピンである。可動部品の 数が少ないことによって信頼性が増し、ビンディングシステムの使用が容易にな る。フットウェア部材とビンディング部材との間の連結方法も、また有利である 。スロットは2つの開放端部を有するため、レールがスロット内に挿入された場 合にレールによつて、スロット内の異物がいずれかの開放端部から押し出される ので有利である。したがって、フットウェア部材をビンディング部材に連結する たびに、着用者がスロットを掃除する必要がない。さらに、立ったままでもビン ディング行程を行うことができるため、着用者はビンディングを行なう際に座っ たり屈んだりする必要がない。 本発明の実施形態は、本発明の特徴をこれら実施形態に適応した場合に基づい て開示されたが、本発明の範囲から逸脱することなく、例示された実施形態の詳 細における要素の省略、置換、および変更が当業者にとって可能であることは明 らかである。例えば、レールとスロットの位置を相互交換し、レールをフットウ ェア部材に設け、スロットをスポーツ用具に設けることも可能である。したがっ て、本発明の範囲は上記詳述によってではなく、後述する請求の範囲によっての み画定されるものである。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 着用者のフットウェア部材をスノーボードなどのリクリエーション用具な どに連結するために用いられる取付けシステムであって、 前記リクリエーション用具上に設けられる少なくとも1つの第1の取付け手段 と、 前記リクリエーション用具上に前記第1取付け手段を係合させるために用いら れる、前記フットウェア部材上における少なくとも1つの第2の対応する取付け 手段であって、前記第1および第2の取付け手段は、前記リクリエーション用具 の取付け平面に対しても略平行である実質的に同一の係合平面上において互いに 摺動可能且つ回転可能に係合し、 前記第1および第2の取付け手段によって、その略横断面形状が前記係合平面 上における前記リクリエーション用具と前記フットウェア部材との間の相対的な 移動を実質的に防止するための少なくとも1つの直立部材と、 前記係合平面に対して実質的に斜めである平面上における前記リクリエーショ ン用具と前記フットウェア部材との間の相対的な移動を実質的に防止するための 少なくとも1つの平面状部材とを有する噛合式係合関係が画定されることを特徴 とする。 2. 前記第1の取付け手段はレールを有し、第2の取付け手段はスロットを有 する請求項1の取付けシステム。 3. 前記第1の取付け手段はスロットを有し、第2の取付け手段はレールを有 する請求項1の取付けシステム。 4. 前記平面状部材は、前記直立部材に対して実質的に斜めに設けられる請求 項1の取付けシステム。 5. 前記平面状部材と前記直立部材とが互いに離れて設けられている請求項1 の取付けシステム。 6. 前記平面状部材と前記直立部材とが互いに交差するように設けられている 請求項1の取付けシステム。 7. 前記噛合式係合関係の横断面形状は、略T字状である請求項1の取付けシ ステム。 8. 前記噛合式係合関係の横断面形状は、略L字状である請求項1の取付けシ ステム。 9. 前記第1の取付け手段は、一対のレールを有する請求項1の取付けシステ ム。 10. 前記一対のレールは、概略フットウェア部材の幅に対応する距離分、互 いに離れている請求項9の取付けシステム。 11. 前記一対のレールは、前記フットウェア部材と前記リクリエーション手 段との間における回転可能な係合を容易にするため弧を描いている請求項10の 取付けシステム。 12. 前記一対のレールにおける両方のレールは、共通の曲率半径を有する請 求項11の取付けシステム。 13. さらに前記第1および第2の取付け手段の間の摺動的な動作を防止する ためのロッキング機構を設け、前記ロッキング機構は、前記フットウェア部材上 におけるロッキング手段と前記第1の取付け手段上における支え表面とを含み、 前記ロッキング手段は前記支え表面を着脱可能に係合する請求項1の取付けシス テム。 14. 前記ロッキング手段はピンであり、前記支え表面はノッチである請求項 13の取付けシステム。 15. 着用者のフットウェア部材をスノーボードなどのリクリエーション用具 に連結するために用いられる取付けシステムであって、 前記リクリエーション用具上に設けられる少なくとも1つの第1の取付け手段 と、 前記リクリエーション用具上に前記取付け手段を係合させるために用いられる 、前記フットウェア部材上における少なくとも1つの第2の対応する取付け手段 であって、前記第1および第2の取付け手段は、前記リクリエーション用具の取 付け平面に対しても実質的に平行である実質的に同一である係合平面上において 互いに摺動可能且つ回転可能に係合し、前記第1および第2の取付け手段は、前 記係合平面における前記リクリエーション用具とフットウェア部材との間におけ る相対的な移動を防止する少なくとも1つの第1の部分と、前記 係合平面に対して実質的に斜めである平面上における前記リクリエーション用具 と前記フットウェア部材との間の相対的な移動を防止する少なくとも1つの第2 の部分とを含む横断面形状を有する概その横断面形状を有する噛合式係合関係を 画定する。 16. 前記横断面形状における前記第1の部分と第2の部分とは互いに離れて いる請求項15の取付けシステム。 17. 前記横断面形状における前記第1の部分と第2の部分とは、互いに一体 的に形成されている請求項15の取付けシステム。 18. 前記第1および第2の取付け手段は、実質的に直線的な動作によって互 いに摺動的に係合される請求項15の取付けシステム。 19. 前記直線的な動作は、前記フットウェア部材の長手方向軸に対して実質 的に平行である請求項18の取付けシステム。 20. 着用者のフットウェア部材をリクリエーション用具に連結するための方 法であって、 前記フットウェア部材上に設けられた第1の取付け手段を前記リクリエーショ ン手段上に設けられた第2の取付け手段に実質的に隣接して位置させ、前記第1 および第2の取付け手段とが実質的に同一の平面上において一直線をなすように し、 実質的に同一の平面上において第1の取付け手段を第2の取付け手段に対して 摺動的に係合するステップを含む。 21. 係合するステップは、回転動作によって行われる請求項20の方法。
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