JP2001512215A - 液圧ベーン作動を有するロータリポンプ - Google Patents

液圧ベーン作動を有するロータリポンプ

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JP2001512215A
JP2001512215A JP2000505422A JP2000505422A JP2001512215A JP 2001512215 A JP2001512215 A JP 2001512215A JP 2000505422 A JP2000505422 A JP 2000505422A JP 2000505422 A JP2000505422 A JP 2000505422A JP 2001512215 A JP2001512215 A JP 2001512215A
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ピングズトン,テッド・エイ
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デラウェアー キャピタル フォーメーション, インコーポレイテッド
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    • F04C14/06Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations specially adapted for stopping, starting, idling or no-load operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 一定容積の液圧ベーン作動を有する摺動ベーンロータリポンプ。ポンプは実質上少なくとも1つのポンプ室を画定するようにロータ室内に回転自在に位置するロータ組立体を有する。ポンプ室は主要な室と補助の室とに分割される。ロータ室の軸方向の壁は複数の移送溝を画定し、ロータは複数のロータ移送穴を画定する。ロータ移送穴及び移送溝は、ベーンが補助の室を通って運動する度に、補助の室から伸長するベーンのベーン溝穴への流れ経路を提供するように、配列される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 本発明はポンプに関し、特に、液圧ベーン作動を有するロータリベーンポンプ
に関する。
【0002】 ロータリポンプは産業界で広く使用されている。従来のロータリベーンポンプ
はロータ室内で位置決めされたロータ組立体を有する。ロータ組立体はロータ室
を一連の別個の空洞に分割するためにロータのまわりで離間した多数のベーンを
有する。ロータ組立体が回転すると、ベーンはロータ室の壁に沿って回転し、空
洞をロータ室のまわりで回転させる。典型的な単動ロータリポンプにおいては、
ロータは偏心ロータ室内でこれと同心的に装着され、単一のポンプ室を画定する
。同心整合の結果、空洞はロータ組立体の各回転中1回だけ膨張及び収縮する。
複動ロータリポンプにおいては、ロータは楕円形のロータ室内に装着され、一対
の半径方向で対向するポンプ室を画定する。その結果、空洞はロータ組立体の各
回転中2回だけ膨張及び収縮する。入口は、空洞が膨張する位置でポンプ室に連
通する。同様に、出口は空洞が収縮する位置でポンプ室に連通する。各空洞が膨
張すると、部分的な真空が発生し、ポンピングされる物質(以下、「被ポンピン
グ物質」という)を入口を介して空洞内へ吸引する。各空洞が収縮すると、空洞
内の圧力が増大し、被ポンピング物質を出口を介して空洞から押し出す。各空洞
に対して膨張及び収縮プロセスが続行され、連続的なポンプ作用を提供する。
【0003】 摺動ベーンロータリポンプはロータ内に形成された半径方向に延びる溝穴内に
摺動自在に嵌合するほぼ真っすぐなベーンを有する。ロータが旋回すると、遠心
力がベーンを溝穴から引き出し、ロータ室の壁に接触させる。ベーン上のこの外
向きの力は、被ポンピング物質の粘度及びベーンとベーン溝穴との間の摩擦を含
む多数の力により抵抗を受ける。しばしば、これらの抵抗力は、ベーンをベーン
溝穴からゆっくり移動させるか又はベーンをベーン溝穴内で動かないようにする
のに十分な大きさになることがある。これは、高粘度の被ポンピング物質をポン
ピングする場合は特にそうである。このような場合は、ベーンはロータ室の壁と
緊密に接触維持できず、それ故、被ポンピング物質が隣接する空洞間を流通でき
るようになってしまう。これがポンプの「スリップ」を生じさせ、ある程度の効
率を低下させてしまう。
【0004】 この問題を克服する努力として、ベーン上の外向きの力を増大させる多数の方
法が開発されてきた。例えば、ベーン上の外向きの力を増大させるためにポンプ
により発生された流体圧力を利用する種々のポンプが開発されてきた。1つのこ
のようなデザインにおいては、排出部からの被ポンピング物質がベーンの下方へ
導かれて、ベーン上に増大した外向きの力を提供する。このデザインにおいては
、ポンプは排出出口からベーン溝穴のベースへ延びる流れ通路を有する。理論的
には、排出出口内の高圧が被ポンピング物質の一部を、通路を通してベーンの下
方でベーン溝穴内へ強制流入させ、ベーン上の外向きの力を増大させる。しかし
、この型式のデザインには多数の欠点がある。第1に、このデザインは典型的に
は、ベーンを引き戻すべきときにベーン上に一定の外向きの圧力を作用させる。
その結果、このデザインは典型的には摩耗を増大させてしまう。第2に、ベーン
溝穴内へ流れる被ポンピング物質の容積が、被ポンピング物質の特性(例えば、
粘度)、ベーン溝穴内の抵抗量及び排出部内に発生する圧力量を含む多数の因子
に応じて、変化する。その結果、この型式のデザインの効率が用途毎に大幅に変
化することがある。
【0005】 発明の概要 上述の問題は一定容積の液圧ベーン作動を有するロータリポンプを提供する本
発明により克服される。好ましい実施の形態はロータ室内に回転可能な状態で位
置するロータ組立体を有する複動ポンプを提供する。ロータ室は長円形のライナ
ー及び一対の軸方向の端壁により画定される。ライナーのこの長円形の形状及び
ロータの円筒形の形状が一対の半径方向で対向するポンプ室を有するポンプを提
供する。各ポンプ室は主要な室と、補助の室とを画定する。軸方向の端壁は複数
の移送溝を画定し、ロータは複数のロータ移送穴を画定する。ロータ移送穴及び
移送溝は、補助の室から、伸長するベーンのベーン溝穴のベースへの流れ経路を
選択的に提供するように位置決めされる。
【0006】 ベーンが主要な室を通って進行するとき、ベーンはその先行する空洞のシール
を解除し、その先行する空洞内へ被ポンピング物質を吸引する。ベーンが主要な
室を通って進行し続けると、先行する空洞が収縮を開始し、その中の被ポンピン
グ物質を排出部を通して押し出す。ついには、ベーンは排出部を通過して補助の
室内へ進行し、先行する空洞を排出部からシールする。同時に、先行する空洞の
ロータ移送穴が移送溝と連通し、移送溝が伸長するベーンのベーン溝穴のベース
と連通する。ベーンが進行し続けると、先行する空洞は収縮し続け、被ポンピン
グ物質を補助の室からロータ移送穴及び移送溝を通して伸長するベーンのベーン
溝穴のベース内へ押し出す。従って、補助の室の容積に対応する一定の容積の被
ポンピング物質が伸長するベーンのベーン溝穴のベース内へ押し込まれる。
【0007】 一定容積の液圧ベーン作動は幅広い種々の作動状態にわたって増大する効率を
本発明のロータリポンプに提供する。伸長するベーン上の外向きの力の量は補助
の室の容積を変化させることにより制御できる。好ましくは、ポンプは、補助の
室の容積が完全に伸長したベーンの下方のベーン溝穴内の空隙に等しくなるかそ
れを越えるように、設計される。
【0008】 更に、ロータ移送穴は好ましくはロータの軸方向端部から出るように被ポンピ
ング物質を導くように配列される。被ポンピング物質のこの対向した軸方向の流
れが、ロータ室内でのロータ組立体の軸方向のセンタリングを補助する静圧を発
生させる。
【0009】 本発明のこれら及び他の目的、利点並びに特徴は好ましい実施の形態の詳細な
説明及び図面を参照することにより一層容易に理解及び認識できよう。 好ましい実施の形態の詳細な説明 本発明の好ましい実施の形態に係る摺動ベーンロータリポンプを図1に符号1
0にて示す。開示のために、ただし限定のためではなく、本発明は内部駆動モー
タを有する半密封シールされた二重室ポンプに関連して説明される。説明するポ
ンプは液化ガスをポンピングするために使用するように構成される。しかし、本
発明はこのような応用に決して限定されない。当業者なら、本発明が実質上任意
の型式の被ポンピング物質をポンピングするように設計された実質上任意の摺動
ベーンロータリポンプと一緒に使用するのに十分適していることを認識し、理解
できよう。例えば、本発明が単一室のポンプ及び外部駆動ポンプと一緒に使用す
るのに十分適していることを容易に認識できよう。
【0010】 一般に、ポンプ10は駆動部分12及びポンプ部分14を有する。駆動部分1
2は普通のモータ組立体20を収容するモータハウジング端ベル18及びモータ
ハウジング16を有する。モータ組立体20はモータロータ22及びモータステ
ータ24を有し、ポンプ10を駆動するように普通の方法で作動する。駆動部分
はまた、モータ組立体20にパワーを供給する電気的なハウジング30を有する
。作動において、モータ組立体20はポンプ10を駆動して、被ポンピング物質
を、ポンプ入口28を通してポンプ部分14内へ進入させ、ポンプ部分14から
モータハウジング16の内部を通し、次いでポンプ排出部26を通してポンプ1
0から排出させる。普通の入力及び出力ライン(図示ぜず)がポンプ入口28及
びポンプ排出部26に接続されていて、被ポンピング物質を運ぶ。ポンプが作動
したとき、被ポンピング物質は入力ラインを通してポンプ内へ吸引され、出力ラ
インを通してポンプから押し出される。モータ部分12は、電気又は液圧モータ
及びプーリー組立体(図示せず)の如き外部の駆動組立体を含む実質上任意の回
転駆動機構と交換することができる。
【0011】 ポンプ部分14は一般に外側ヘッド38と、ポンプケーシング32と、ライナ
ー34と、ロータ組立体40と、内側ディスク36とを有する。ポンプケーシン
グ32はモータハウジング16に直接装着され、外側ヘッド38はポンプケーシ
ング32(図1参照)に直接装着される。更に、内側ディスク36はポンプケー
シング32とモータハウジング16との間に位置し、ライナー34は内側ディス
ク36と外側ヘッド38(図3参照)との間でポンプケーシング32内に装着さ
れる。ライナー34、内側ディスク36及び外側ヘッド38は共働して長円形の
ロータ室(図2参照)を画定する。ロータ組立体40はロータ室42内に回転可
能な状態で装着され、ロータ室42を一対の半径方向で対向するポンプ室46a
、46bに分割する。ロータ組立体40は、モータシャフト44の回転がロータ
組立体40の回転を生じさせるように、モータシャフト44に作動的に接続され
る。明らかに、ロータ組立体40は電気又は液圧モータ及びプーリー組立体(図
示せず)或いは磁気トルクカップリングの如き外部の駆動組立体を含む実質上任
意の回転駆動組立体のシャフトに作動的に接続できる。
【0012】 ポンプケーシング32は、ライナー34を受け入れる円筒状の空隙50、及び
、空隙50(図3、4参照)の対向する軸方向端部に位置する一対の装着くぼみ
52、54を画定する。装着くぼみ52はモータハウジング16とインターフェ
イス接続し、装着くぼみ54は外側ヘッド38とインターフェイス接続する。ポ
ンプケーシング32はまた、内側ディスク36を着座させる内側ディスクくぼみ
58と、ポンプ入口28からライナー34の半径方向で対向する側部へ被ポンピ
ング物質を送るように分割した入口通路48a−bとを画定する。ポンプケーシ
ング32はまた、ポンプケーシング32をモータハウジング16に固定するため
の複数の装着穴104と、外側ヘッド38をポンプケーシング32に固定するた
めの複数の装着穴105とを画定する。所望ならば、ポンプケーシング32は普
通の圧力逃し組立体(図示せず)又は他の普通の付属品を含むことができる。
【0013】 ライナー34は内側ディスク36と外側ヘッド38との間でポンプケーシング
空隙50内に着座する。ライナー34はロータ組立体40を回転自在に受け入れ
る長円形のロータ室60を画定する。上述のように、ロータ組立体40はロータ
室60を2つの半径方向で対向するポンプ室46a−b(図2、17、18参照
)に分割する。ライナー34は更に、入口通路48a−bをポンプ室46a−b
にそれぞれ相互接続する一対の半径方向の流れ通路62a−bと、ロータ組立体
40の外側端部から排出された流体がロータ組立体40の内側端部へ軸方向に流
れるのを許容する一対の軸方向の流れ通路64a−bとを画定する。ライナー3
4はこのライナー34の内側端部から軸方向に延びる円筒状のキー66を有する
。キー66は内側ディスク36の円形のキー開口68内に嵌合し、ディスクを正
しい係止位置に整合させる。ライナーはケーシングのボア(穴)との締まり嵌め
によりケーシング内に保持される。
【0014】 内側ディスク36は内側ディスクくぼみ58内でポンプケーシング32とモー
タハウジング16との間に挟まれる。内側ディスク36はほぼ円形であり、円形
のキー開口68及び同心の円形シャフト開口70を画定する。これら両方の開口
68、70はディスク36を完全に貫通して延びる。内側ディスク36はまた一
対の通気溝72a−bを画定し、これらの溝は、後述するように、ベーンが退避
したときに、被ポンピング物質をベーンから流出できるようにする流れ経路を生
じさせる。通気溝72a−bはディスク36の半径方向で対向する側部上に位置
し、各々、湾曲セグメント74と、この湾曲セグメント74に対して角度をなし
て延びる直線セグメント76とを有する。内側ディスク36はまた一対の移送溝
78a−bを画定し、これらの溝は、後述するように、被ポンピング物質が補助
のポンプ室から伸長したベーンのベーン溝穴のベースへ流通できるようにする流
れ経路の一部を生じさせる。各移送溝78a−bは入口部分80と出口部分82
とを有し、これらの部分は半径方向で互いに片寄っていて、中央部分8により相
互連結されている。通気溝72a−b及び移送溝78a−bは内側ディスク36
の表面内へ凹んでおり、ディスクを完全に貫通して延びない。そして、最後に、
内側ディスク36はポンプ室46a−bからモータハウジング16への出口流れ
経路を形成する一対の排出開口86a−bを画定する。上述のように、モータハ
ウジング16は端ベル18内のポンプ排出部26への出口流れ経路を画定する。
排出開口86a−bは内側ディスク36を完全に貫通して延び、ポンプ室46a
−b及び通気溝72a−bに連通する半径方向部分88と、モータハウジング1
6の内部及びライナー34の軸方向の流れ通路64a−bに連通する湾曲部分9
0とを有する。
【0015】 外側ヘッド38はほぼ円形であり、ポンプケーシング32に直接装着される。
外側ヘッド38の内側表面は装着くぼみ54内に嵌合する隆起した円形部分92
を有する。隆起した円形部分92は内側ディスク36と同様の寸法を有し、同様
の特徴を有する。更に詳細には、部分92は、シャフト44の端部を回転自在に
受け入れる同心の円形シャフトくぼみ94のみならず、一対の移送溝96a−b
、一対の通気溝98a−b及び一対の排出溝100a−bをも画定し、これらの
溝は内側ディスク36の溝と同じ方法で機能する。移送溝96a−b、通気溝9
8a−b及び排出溝100a−bは内側ディスク36の溝と実質上鏡面対称であ
り、それらと軸方向で整合する。排出溝100a−bが内側ディスク36の排出
開口86a−bと異なる点は、外側ヘッド92を完全に貫通して延びないことで
ある。むしろ、排出溝100a−bはポンプ室46a−b及び通気溝98a−b
からライナー34の軸方向の流れ通路64a−bへの出口流れ経路を画定する。
被ポンピング物質は軸方向の流れ通路64a−bから排出開口86a−bの湾曲
部分90及びモータハウジング16の内部を通ってポンプ排出部26へ流れる。
外側ヘッド38はまた、この外側ヘッド38をポンプケーシング32に固定する
ための複数の装着穴102を画定する。
【0016】 上述のように、ロータ組立体40はロータ室42内で回転自在に着座する。ロ
ータ組立体40は、実質上、ロータ106と、複数のベーン108a−h(図1
7、18参照)とを有する。ここで、図11−13を参照すると、ロータ106
は好ましくはシャフト44上に嵌合される一部品の機械加工された素子である。
ロータ106はほぼ円筒形であり、外表面110と、一対の対向する軸方向の端
表面112a−bとを有する。ロータ106はシャフト44上に摺動嵌合するよ
うになった同心で長手方向のボア114と、ベーン108a−hを着座させるよ
うになった複数の8個の半径方向で対称的なベーン溝穴116a−hとを画定す
る。ベーン溝穴116a−hの数及び寸法はポンプのデザイン及びベーンの形状
に応じて変化する。しかし、好ましい実施の形態においては、各ベーン溝穴11
6a−hは、ロータの半径に沿って画定され、軸方向でロータ106を完全に貫
通して延びる実質上矩形の空隙を有する。一対の移送穴118a−bは各ベーン
溝穴116a−hと外表面110との交点からロータ106の対向する軸方向の
端表面112へ延びる。ロータ移送穴118a−bは、適当な位置にあるときに
被ポンピング物質が補助のポンプ室140a−bから移送溝78a−b、96a
−bへ流れるのを許容する流れ経路を生じさせる。ロータ106はまた、ロータ
106をシャフト44にキー止めするための軸方向に延びるキー溝130を画定
する。シャフト44にキー止めされたとき、ロータ106はロータ室42内でシ
ャフト44に沿って軸方向に自由に浮揚する。
【0017】 ここで、図14−16を参照すると、各ベーン108a−hはほぼ矩形であり
、内表面120と、外表面122と、前表面124と、後表面126と、一対の
端表面128とを有する。突起132が各ベーン108a−hの内表面120か
ら延びる。突起132はベーンの底部とベーン溝穴のベース(図17、18参照
)との間にギャップ134を提供するストッパとしての機能を果たす。ギャップ
134は、ベーンが完全に退避したときに、被ポンピング物質がベーン溝穴内へ
流入するのを許容する。突起132の長手方向の縁部は角度づけられていて、被
ポンピング物質がベーン溝穴のベース全体を横切って流れるのを許容し、ベーン
がベーン溝を横切ってシールするのを許容する。各ベーン108a−hの外表面
122はライナー34の内表面を追従するような形状を有する。更に詳細には、
外表面122の長手方向の縁部は図16に示すように角度づけられている。
【0018】 製造及び組立て ポンプ10は実質上普通の方法で製造され、組立てられる。ポンプの種々の素
子を、鋳造又は機械加工の如き普通の方法を使用して製造するか又は周知の供給
者から購入する。上述のように、ポンプ10の上記駆動部分は単なる例示であり
、内部及び外部の駆動子を含む実質上任意の型式の回転駆動機構と交換すること
ができる。駆動部分12が普通のものであるとすれば、その製造及び組立てを詳
細に説明しない。モータ組立体20がモータハウジング16内で組立てられ、端
ベル18及び電気的なハウジング30がモータハウジング16に装着されると言
えば十分である。モータシャフト44はポンプ部分14を受け入れるためにモー
タハウジング16から延びる。
【0019】 移送溝78a−bが外側方向に(即ち、ロータ組立体40の方に)向いた状態
で、内側ディスク36をモータシャフト44上に嵌合させる。次いで、内側ディ
スク36を内側ディスクくぼみ58内に嵌合させた状態で、ボルト144により
ポンプケーシング32をモータハウジング16に装着する。普通のシール142
をポンプケーシング32とモータハウジング16との間で内側ディスク36の周
辺のまわりに設置する。
【0020】 次いで、ライナー34をポンプケーシング空隙50内に取り付ける。ライナー
34は、キー66がキー開口68内に嵌合するように、位置決めされる。これに
より、ディスクがポンプケーシング32に関して整合する。
【0021】 ロータ組立体40は、単一のベーン108a−hを各ベーン溝穴136a−h
内に設置することにより、組立てられる。完成したロータ組立体40をロータ室
42内に取り付け、普通の方法でキー150によりモータシャフト44に固定さ
れる。モータシャフト44はキー150を受け入れる細長い軸方向に延びたキー
溝152を画定する。この構成は比較的緩いもので、ロータ組立体40がモータ
シャフト44に沿って軸方向に浮揚するのを許容する。
【0022】 最後に、ボルト146により外側ヘッド38をポンプケーシング32の外側に
設置する。モータシャフト44はシャフトくぼみ94内に回転自在に受け入れら
れる。普通のシール148をポンプケーシング32と外側ヘッド38との間に設
置する。
【0023】 作動 作動において、ロータ106、内側ディスク36及び外側ヘッド38の種々の
溝及び開口が共働して、一定容積の液圧ベーン作動を提供する。これらの溝及び
開口の寸法、形状及び位置は液圧ベーン作動のための適当なタイミングを提供す
るように選定される。図17、18を参照してポンプ10の作動を更に詳細に説
明する。図17は、ポンプ室46a−b、ロータ組立体40及び流れ経路の相互
関係を示すために外側ヘッド38を取り外した状態での、ポンプ10の一部の断
面図である。図18はポンプの同様の図であるが、異なる位置でのロータ組立体
40を示す。これらの図において、内側ディスク36の通気溝72a−b、移送
溝78a−b及び排出開口86a−bは破線で示す。外側ヘッド38の対応する
素子は内側ディスク36の通気溝72a−b、移送溝78a−b及び排出開口8
6a−bと軸方向で整合していて、外側ヘッド38の素子が図示された場合、こ
れらの素子が内側ディスク36の素子上に直接重なるようにする。ロータ組立体
40の回転方向は矢印Rにて示す。
【0024】 図示のように、ロータ組立体40はロータ室42内で中央に位置し、半径方向
で対向するポンプ室46a−bを画定する。回転中、ベーン108a−hはベー
ン溝穴116a−h内で外方に押圧され、ライナー34の内表面に係合する。ベ
ーン108a−hは、その回転中にライナー34のカム形状壁に沿って動くカム
ホロワとしての機能を果たす。このように、ベーン108a−hはロータ室42
を多数の別個の空洞136a−hに分割し、これらの空洞はロータ106と一緒
に回転し、ロータ室42の長円形形状により容積を常に変化させる。一般に、空
洞136a−hは、これらがロータ室42の細長い部分内へ移動するときに膨張
する容積、及び、これらがロータ室42の細長い部分から出るように移動すると
きに収縮する容積を有する。
【0025】 更に、排出開口86a−b及び排出溝100a−bは各ポンプ室46a−bを
主要な室138a−bと補助の室140a−bとに分割するように位置する。更
に詳細には、主要な室138a−bは排出開口86a−bの後縁154の(ロー
タ組立体の回転方向に関して)背後に位置するポンプ室46a−bの部分であり
、補助の室140a−bは排出開口86a−bの後縁154の前方に位置するポ
ンプ室46a−bの部分である。これらの室の目的及び機能については後述する
【0026】 単一のポンプ室を通る単一の空洞の運動に関連して好ましい実施の形態の作動
を説明する。各空洞136a−hが各ポンプ室46a−bを通って移動するとき
の各空洞に対する本発明の作動が同一であることを認識すべきである。
【0027】 各空洞は先行するベーン及び後行するベーンにより部分的に画定される。先行
ベーンがポンプ室に入ると、空洞が膨張を開始する(図17のベーン108d、
108h、空洞136a、136e及びポンプ室46a−bを参照)。空洞が膨
張すると、部分的な真空が発生し、半径方向の流れ通路62a−bを通してポン
プ室内へ被ポンピング物質を吸引する。この流れは、流れ通路62bからポンプ
室46a内への被ポンピング物質の流れを示す矢印により図17に示される。後
に詳述するが、本発明の液圧作動機構は被ポンピング物質を先行ベーンのベーン
溝穴のベース内へ押し込んでそのベーンを押し出し、ライナー34の壁との接触
の維持を補助する。同様に、後行ベーンはポンプ室内へ移動するときに液圧作動
を受ける。
【0028】 空洞は、ポンプ室の中央に達するまで、膨張し続け、ポンプ室内へ被ポンピン
グ物質を吸引し続ける。空洞がポンプ室の中央を通過すると、空洞は収縮し始め
、空洞内の被ポンピング物質の圧力を増大させる(図17の空洞136c、13
6gを参照)。この圧力の増大により、空洞内に収容された被ポンピング物質が
排出開口86a−b及び排出溝100a−bを通ってポンプ室から押し出される
。この流れ経路は、空洞136cから出て排出開口86a内へ入る被ポンピング
物質の流れを示す矢印により図17に示される。それらがロータ室42の細長い
部分から出るように動くときに、先行及び後行ベーンはそれぞれのベーン溝穴内
へ強制退避される(図17のベーン108b−c、108f−g及びベーン溝穴
116g−h、116c−dを参照)。同時に、ベーン溝穴はベーン溝穴72a
−b、98a−bに連通する(図17のベーン溝穴116d、116hを参照)
。ベーンが退避すると、液圧作動機構によりベーン溝穴内へ押し込まれた被ポン
ピング物質は湾曲セグメント74内へ吐き出される。湾曲セグメント74から、
被ポンピング物質は直線セグメント76を通って排出開口86a−b及び排出溝
100a−b内へ流入する。この流れ経路は、通気溝72aを通してのベーン溝
穴116hから排出開口86a内への被ポンピング物質の流れを示す矢印により
図17に示される。
【0029】 収縮する空洞が回転し続けると、後行ベーンが排出開口86a−bの後縁15
4及び排出溝100a−bを通過して移動し、空洞はもはや排出開口86a−b
及び排出溝100a−bと連通しなくなる(図17のベーン108b、108f
及び空洞136b、136fを参照)。この時点で、空洞は主要な室138a−
bから補助の室140a−bへ移動してしまっている。同時に、収縮する空洞の
ロータ移送穴118a−bは内側ディスク36及び外側ヘッド38の移送溝78
a−b、96a−bと連通する。移送溝78a−b、96a−bは伸長するベー
ン108a−hのベーン溝穴116a−hのベースと連通する(図17のベーン
溝穴116b、116f及びベーン108d、108hを参照)。ロータ組立体
40が回転し続けると、空洞は収縮し続け、残りの被ポンピング物質を、空洞か
らロータ移送穴118a−b及び移送溝78a−b、96a−bを通して伸長す
るベーンのベーン溝穴のベース内へ押し込む。この流れ経路は、ロータ移送穴1
18a及び移送溝78bを通しての空洞136bからベーン108hの下方のベ
ーン溝穴116bへの被ポンピング物質の流れを示す矢印により図17に示され
る。図示のように、被ポンピング物質はロータ移送穴118aから移送溝78b
の入口部分80内へ流れる。入口部分80から、被ポンピング物質は中央部分8
4を通って出口部分82へ流れ、出口部分82からベーン溝穴116b内へ流れ
る。このようにして、一定容積の被ポンピング物質が補助の室から伸長するベー
ンのベーン溝穴内へ押し込まれ、増大した外向きの力をベーン上に提供する。
【0030】 液圧作動特徴のタイミング及び容積は移送溝、排出穴、排出溝及びロータ移送
穴の形状及び位置により制御されることに留意すべきである。これらの素子の形
状及び位置を変更することにより、作動の容積及びタイミングを容易に制御する
ことができる。例えば、排出溝の半径方向の位置は補助室の容積従ってベーンを
作動させるために使用される被ポンピング物質の容積を制御するように変更する
ことができる。同様に、移送溝の入口及び出口部分のそれぞれの寸法は、被ポン
ピング物質がベーン溝穴へ供給される時期を制御するように変更することができ
る。例えば、回転の初期に被ポンピング物質をベーン溝穴へ進入させるために、
入口部分の長さを減少させ、出口部分の長さを増大させることができる。
【0031】 以上は本発明の好ましい実施の形態の説明である。等価の理論を含む特許法の
原理に従って解釈すべき特許請求の範囲に記載されたような本発明の精神及び幅
広い態様から逸脱することなく、種々の変形及び変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の原理を組み込んだポンプの断面側立面図、
【図2】は外側ヘッドを図示省略した状態でのポンプの前立面図、
【図3】はポンプ部分の断面側立面図、
【図4】はポンプ部分の分解部品斜視図、
【図5】はライナーの斜視図、
【図6】はライナーの上平面図、
【図7】は内側ディスクの上平面図、
【図8】は図7のVIIIーVIII線における内側ディスクの断面図、
【図9】は外側ヘッドの底平面図、
【図10】は図9のXーX線における外側ヘッドの断面図、
【図11】はロータの斜視図、
【図12】はロータの上平面図、
【図13】は図12のXIIIーXIII線におけるロータの断面図、
【図14】はベーンの斜視図、
【図15】はベーンの側立面図、
【図16】はベーンの端立面図、
【図17】はロータが第1の位置にある状態でのポンプの部分の断面図、
【図18】はロータが第2の位置にある状態でのポンプの部分の断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月18日(2000.1.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 この問題を克服する努力として、ベーン上の外向きの力を増大させる多数の方法
が開発されてきた。例えば、ベーン上の外向きの力を増大させるためにポンプに
より発生された流体圧力を利用する種々のポンプが開発されてきた。1つのこの
ようなデザインにおいては、排出部からの被ポンピング物質がベーンの下方へ導
かれて、ベーン上に増大した外向きの力を提供する。このデザインにおいては、
ポンプは排出出口からベーン溝穴のベースへ延びる流れ通路を有する。理論的に
は、排出出口内の高圧が被ポンピング物質の一部を、通路を通してベーンの下方
でベーン溝穴内へ強制流入させ、ベーン上の外向きの力を増大させる。しかし、
この型式のデザインには多数の欠点がある。第1に、このデザインは典型的には
、ベーンを引き戻すべきときにベーン上に一定の外向きの圧力を作用させる。そ
の結果、このデザインは典型的には摩耗を増大させてしまう。第2に、ベーン溝
穴内へ流れる被ポンピング物質の容積が、被ポンピング物質の特性(例えば、粘
度)、ベーン溝穴内の抵抗量及び排出部内に発生する圧力量を含む多数の因子に
応じて、変化する。その結果、この型式のデザインの効率が用途毎に大幅に変化
することがある。 米国特許第3,589,841号はロータ室の壁とベーンとの間の強固な接触
を提供するように設計されたポンプの一例である。この特許はベーン上に外向き
の圧力を提供するために排出圧力を利用するポンプに関する。この特許は隣接す
るベーン溝穴間でロータ内に位置する通路を含む。これらの通路は圧力板内の対
応する通路に連通する。圧力板内の通路は次いで複数のベーン溝穴のベースに連
通する。作動において、排出圧力が被ポンピング物質をロータ通路を通して圧力
板内の通路内へ導き、最後に複数のベーン溝穴のベース内へ導く。ベーン溝穴内
で、この被ポンピング物質は対応するベーン上に外向きの圧力を提供し、ロータ
室の壁とのベーンの強固な接触を維持させる補助を行う。この発明はベーン上に
外向きの圧力を提供するために排出圧力に頼っているので、その効率は、上述の
理由で、応用毎に著しく変わってしまう。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW Fターム(参考) 3H040 AA00 BB05 BB09 BB10 BB11 CC05 CC09 CC18 DD01 DD02 DD03 DD06 DD07 DD08 DD09 DD11 DD13 DD18 DD19 DD20 DD21 DD23 DD28 DD37 DD40

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリポンプにおいて、 主要な室及び補助の室を含むポンプ室を画定するハウジングと; 上記ハウジング内に回転自在に装着されたロータ組立体であって、ロータと、
    複数のベーンとを有し、上記ロータが複数のベーン溝穴を画定し、上記各ベーン
    が上記ベーン溝穴の1つ内に摺動自在に装着されており、当該ベーンが、上記ポ
    ンプ室を、ロータ組立体が回転するときに当該ポンプ室を通って進行する複数の
    空洞に分割し、ロータ組立体が当該ハウジング内で回転するときに、該ベーンが
    伸長及び退避するようになっており、かつ、上記空洞が膨張及び収縮するように
    なっているようなロータ組立体と; 収縮する空洞が上記補助の室を通って移動するときに、被ポンピング物質を、
    上記収縮する空洞から、伸長するベーンの下方のベーン溝穴内へ移動させるため
    の一定容積の液圧作動手段と; を有することを特徴とするロータリポンプ。
  2. 【請求項2】 上記ハウジングが排出部を画定し、上記排出部が上記ポンプ
    室を上記主要な室と上記補助の室とに分割することを特徴とする請求項1に記載
    のポンプ。
  3. 【請求項3】 収縮する空洞が上記主要な室を通って移動するときに、被ポ
    ンピング物質を上記収縮する空洞から上記排出部内へ移動させるための排出手段
    を更に有することを特徴とする請求項2に記載のポンプ。
  4. 【請求項4】 上記一定容積の液圧ベーン作動手段が上記ロータ内に画定さ
    れたロータ移送穴を有することを特徴とする請求項3に記載のポンプ。
  5. 【請求項5】 上記ロータが外表面と、一対の軸方向の端表面とを有し、上
    記ロータ移送穴が上記外表面から上記端表面の1つへ延びることを特徴とする請
    求項4に記載のポンプ。
  6. 【請求項6】 上記一定容積の液圧ベーン作動手段が上記ハウジング内に画
    定された移送溝を有し、上記移送溝が上記ロータ移送穴と上記伸長するベーンの
    下方の上記ベーン溝穴との間の連通を提供することを特徴とする請求項5に記載
    のポンプ。
  7. 【請求項7】 上記ハウジングが外側ヘッドを有し、上記外側ヘッドが上記
    移送溝を画定することを特徴とする請求項6に記載のポンプ。
  8. 【請求項8】 上記ハウジングが内側ディスクを有し、上記内側ディスクが
    上記移送溝を画定することを特徴とする請求項6に記載のポンプ。
  9. 【請求項9】 上記ハウジングが外側ヘッドと、内側ディスクと、複数の移
    送溝とを有し、上記外側ヘッド及び上記内側ディスクの各々が上記移送溝の1つ
    を画定することを特徴とする請求項6に記載のポンプ。
  10. 【請求項10】 上記ロータが一対のロータ移送穴を画定し、上記ロータ移
    送穴が上記外表面と当該ロータの対向する軸方向端部との間を延びることを特徴
    とする請求項9に記載のポンプ。
  11. 【請求項11】 上記一定容積の液圧ベーン作動手段が上記ハウジング内に
    画定された通気溝を有し、上記通気溝が退避するベーンのベーン溝穴から上記排
    出部への被ポンピング物質の流通を許容することを特徴とする請求項10に記載
    のポンプ。
  12. 【請求項12】 上記ベーン溝穴がベースを有し、上記ベーンが内側縁部を
    有し、当該ベーンは、同ベーンが完全に退避した場合でさえ、同ベーンと当該ベ
    ーン溝穴の上記ベースとの間にギャップを形成するように上記内側縁部から延び
    る突起を含むことを特徴とする請求項11に記載のポンプ。
  13. 【請求項13】 ポンプにおいて、 ロータ室及び排出部を画定するハウジングと; 上記ロータ室内に回転自在に装着されたロータ組立体であって、当該ロータ室
    を一対の半径方向で対向するポンプ室に分割し、上記排出部が上記ポンプ室の少
    なくとも1つを主要な室と補助の室とに分割し、ロータ組立体がロータと、複数
    のベーンとを有し、上記ロータが上記ベーンの1つを摺動自在にそれぞれ収容す
    る複数のベーン溝穴を画定し、当該ベーンが、上記ロータ室を、当該ロータと一
    緒に回転し当該ポンプ室を通って進行する複数の別個の空洞に分割し、該ロータ
    が回転するときに、上記空洞が膨張及び収縮するようになっており、かつ、該ベ
    ーンが伸長及び退避するようになっているようなロータ組立体と; 上記補助の室から伸長するベーンのベーン溝穴へ至り、もって、当該補助の室
    を通って移動している収縮する空洞からの被ポンピング物質が該補助の室から上
    記伸長するベーンの上記ベーン溝穴へ移動できるようにする流れ経路と; を有することを特徴とするポンプ。
  14. 【請求項14】 上記収縮する空洞が上記主要な室を通って移動するときに
    、被ポンピング物質を当該収縮する空洞から上記排出部内へ移動させるための排
    出手段を更に有することを特徴とする請求項13に記載のポンプ。
  15. 【請求項15】 上記流れ経路が上記ロータ内に画定されたロータ移送穴を
    有することを特徴とする請求項14に記載のポンプ。
  16. 【請求項16】 上記ロータが外表面と、一対の軸方向の端表面とを有し、
    上記ロータ移送穴が上記外表面から上記端表面の1つへ延びることを特徴とする
    請求項15に記載のポンプ。
  17. 【請求項17】 上記流れ経路が上記ディスク内に画定された移送溝を有し
    、上記移送溝が上記ロータ移送穴と上記伸長するベーンの下方の上記ベーン溝穴
    との間の連通を提供することを特徴とする請求項16に記載のポンプ。
  18. 【請求項18】 上記ハウジングが外側ヘッドを有し、上記外側ヘッドが上
    記移送溝を画定することを特徴とする請求項17に記載のポンプ。
  19. 【請求項19】 上記ハウジングが内側ディスクを有し、上記内側ディスク
    が上記移送溝を画定することを特徴とする請求項17に記載のポンプ。
  20. 【請求項20】 上記ハウジングが外側ヘッドと、内側ディスクと、複数の
    移送溝とを有し、上記外側ヘッド及び上記内側ディスクの各々が上記移送溝の1
    つを画定することを特徴とする請求項17に記載のポンプ。
  21. 【請求項21】 上記ロータが一対のロータ移送穴を画定し、上記ロータ移
    送穴が上記外表面と当該ロータの対向する軸方向端部との間を延びることを特徴
    とする請求項20に記載のポンプ。
  22. 【請求項22】 上記流れ経路が上記ハウジング内に画定された通気溝を有
    し、上記通気溝が退避するベーンのベーン溝穴からの被ポンピング物質の流通を
    許容することを特徴とする請求項21に記載のポンプ。
  23. 【請求項23】 上記通気溝が上記退避するベーンの上記ベーン溝穴を上記
    排出部に相互接続して、当該退避するベーンの当該ベーン溝穴から当該排出部へ
    の被ポンピング物質の流通を許容することを特徴とする請求項22に記載のポン
    プ。
  24. 【請求項24】 被ポンピング物質をポンピングするための摺動ベーンロー
    タリポンプにおいて、 主要な室及び補助の室を画定するポンプハウジングと; 軸線のまわりで回転するように上記ハウジング内に装着されたロータ組立体で
    あって、ロータと、同ロータにより担持された複数のベーンとを有し、ロータ組
    立体が回転するときに、上記ベーンが上記主要な室及び上記補助の室を通って移
    動するようになっており、当該主要な室及び当該補助の室は、ロータ組立体が回
    転するときに当該ベーンが作動するように、形状づけられているロータ組立体と
    ; 上記ベーンを作動させるために上記補助の室内の被ポンピング物質を使用する
    一定容積の作動手段と; を有することを特徴とするポンプ。
  25. 【請求項25】 上記ベーンが上記主要な室及び上記補助の室を複数の空洞
    に分割し、上記ロータ組立体が回転するときに、上記空洞が膨張及び収縮するよ
    うになっていることを特徴とする請求項24に記載のポンプ。
  26. 【請求項26】 上記補助の室は、上記空洞が当該補助の室を通って移動す
    るときに当該空洞が収縮するように、形状づけられていることを特徴とする請求
    項25に記載のポンプ。
  27. 【請求項27】 上記一定容積の作動手段が、上記ロータにより画定され、
    上記空洞の1つと上記ハウジングにより画定された移送溝とに連通するロータ移
    送穴を有し、当該空洞が上記補助の室を通って移動するときに、上記ロータ移送
    穴及び上記移送溝が互いに連通し、かつ、伸長するベーンのベーン溝穴と連通す
    るようになっていることを特徴とする請求項26に記載のポンプ。
  28. 【請求項28】 上記一定容積の作動手段が、上記ロータにより画定され同
    ロータと一緒に回転するロータ移送穴を有し、上記ロータ移送穴が上記空洞のう
    ちの第1の空洞から当該ロータの軸方向端部へ至る流れ経路を画定することを特
    徴とする請求項24に記載のポンプ。
  29. 【請求項29】 上記一定容積の作動手段が更に、上記ロータの上記軸方向
    端部に隣接して上記ハウジングにより画定された静止の移送溝を有し、上記第1
    の空洞が上記補助の室を通って移動するときに、上記ロータ移送穴及び上記静止
    の移送溝が互いに連通し、かつ、伸長するベーンのベーン溝穴と連通するように
    なっていることを特徴とする請求項28に記載のポンプ。
  30. 【請求項30】 上記ベーン溝穴がベースを有し、上記ベーンが内側縁部を
    有し、当該ベーンは、同ベーンが完全に退避したときに同ベーンと上記ベーン溝
    穴の上記ベースとの間にギャップを提供するように上記内側縁部から延びる突起
    を有することを特徴とする請求項29に記載のポンプ。
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