JP2001511738A - 車両の横転傾向の検出方法および装置 - Google Patents

車両の横転傾向の検出方法および装置

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    • B60T2230/00Monitoring, detecting special vehicle behaviour; Counteracting thereof
    • B60T2230/03Overturn, rollover

Abstract

(57)【要約】 本発明は、車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向の検出のために使用される。このため、車両の縦方向動特性を表わす値が決定される。車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向を検出するために使用される検出方式が、少なくとも車両の縦方向動特性を表わす値の関数として少なくとも2つの検出方式から選択され、および/または車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向を検出するために使用される検出方式が、少なくとも車両の縦方向動特性を表わす値の関数として車両のそれぞれ存在する縦方向動特性に適合される。

Description

【発明の詳細な説明】 車両の横転傾向の検出方法および装置 従来技術 本発明は、車両の横転傾向の検出方法および装置に関するものである。 車両の横転傾向の検出方法および装置は、従来技術から種々の修正態様にお いて既知である。 トラックのドライバにカーブ走行における横転危険を警告する方法および装置 は、ドイツ特許公開第4416991号から既知である。このために、車両がカ ーブに進入する前に、車両タイプ、および横転危険に関連する状態データが測定 され、車両重心およびカーブ半径の関数として、横転危険ないし最終的に基準制 限速度が決定される。車両の実際速度が横転危険の可能性を示したとき、または 横転危険に対する所定の安全余裕を下回ったとき、速度低減を要求する信号が出 力される。確実に横転危険が存在しない車両の走行速度は、横転の式から決定さ れる。横転の式においては、とくに車両速度、車両が通過するカーブ半径、車両 重心の路面からの高さ、ならびに車輪荷重の不釣合い重量が使用される。車輪荷 重は、走行路面内に埋め込まれた車輪荷重センサにより決定される。車両の走行 速度が横転危険の制限走行速度に対する所定の安全余裕を下回った場合、信号が 発生され、この信号により、カーブに進入する前に車両のドライバに過大速度が 警告される。過大走行速度を示す信号は、測定されたそれぞれの走行速度がそれ ぞれの横転危険を排除する値に到達するまでの間出力される。さらにドイツ特許 公開第4416991号は、車両のそれぞれの車輪の走行路面上での滑りが決定 され、これが横転危険の判定に考慮されることを示している。 車両の横転傾向の検出方法を改善することが本発明の課題である。 この課題は請求項1の特徴および請求項10の特徴により解決される。 発明の利点 本発明の方法により、車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横 転傾向が検出される。このために、車両の縦方向動特性を表わす値が決定される 。 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向を検出するために 、使用される検出方式は、少なくとも車両の縦方向動特性を表わす値の関数とし て少なくとも2つの検出方式から選択され、および/または車両の縦方向に伸長 する車両軸の周りにおける車両の横転傾向を検出するために、使用される検出方 式は、少なくとも車両の縦方向動特性を表わす値の関数として車両のそれぞれ存 在する縦方向動特性に適合される。 ここで、以下に用語「車両の横転傾向」が使用されたとき、これは「車両の縦 方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向」を意味することに注意す る必要がある。表現「車両の縦方向に伸長する車両軸」とは、次のように理解す べきである。一方で、その周りに車両の横転傾向が発生する車両軸とは、本来の 車両縦軸と考えてよい。他方で、本来の車両縦軸に対してある角度だけ旋回され た車両軸と考えてもよい。この場合、旋回された車両軸が車両の重心を通過する か否かは問題ではない。旋回された車両軸のケースは、車両軸が車両の対角軸ま たはこの対角軸に平行な軸に対応するような車両軸の方向もまた許容するもので ある。 車両の縦方向動特性を表わす値の関数としての検出方式の選択および/または 車両の縦方向動特性を表わす値の車両のそれぞれ存在する縦方向動特性への適合 は、従来技術に比較して、車両の横転傾向の検出が常に最適に車両状況に適応さ れているという利点に基づいている。 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向の検出方法が、 車両の安定化方法の範囲内で使用されることが有利である。このような安定化方 法が車両の横転回避方法に使用可能であることが有利である。 車両の横転傾向が存在したとき、車両を安定化させるために、とくに車両の横 転傾向を回避するために、少なくとも1つの車輪における少なくともブレーキ係 合および/または機関係合および/または車台アクチュエータへの係合が行われ ることが有利である。 少なくとも1つの車輪に対して対応車輪の回転運動を表わす値、とくに対応車 輪の車輪回転速度を表わす値が決定されることが有利である。車両の縦方向動特 性を表わす値、とくに少なくとも1つの車輪に対して決定された、この車輪に作 用する駆動滑りおよび/またはブレーキ滑りに対応するこの値が、少なくとも1 つの車輪に対して決定された、対応車輪の回転運動を表わす値の少なくとも関数 として決定されることが有利である。他の利点は、車両の縦方向に伸長する車両 軸の周りにおける車両の横転傾向の検出が、少なくとも1つの車輪に対して決定 された、対応車輪の回転運動を表わす値の少なくとも関数として行われることで ある。 車両の縦方向動特性を表わす値の絶対値が少なくとも1つの対応しきい値と比 較されることが有利である。この比較の関数として、使用される検出方式が選択 されおよび/または適合される。 少なくとも1つの車輪に対して車輪特性を表わす値、とくにそれぞれの車輪の 直径または半径を表わす値が決定される。少なくとも2つの検出方式の少なくと も1つが、少なくとも1つの車輪に対して決定された、それぞれの車輪の車輪特 性を表わす値の少なくとも関数として行われることが有利である。車輪の車輪特 性を表わす値が、対応車輪の車輪回転速度を表わす値、車両速度を表わす値、車 両の横方向動特性を表わす値、および車両の幾何形状を表わす値の少なくとも関 数として決定されたときに有利であることが明らかである。 車両の縦方向動特性を表わす値の絶対値が少なくとも1つの対応しきい値と比 較される。この値の絶対値が少なくとも1つの対応しきい値より小さいときに、 少なくとも2つの検出方式における第1の検出方式が選択されることが有利であ る。この場合、第1の検出方式は、少なくとも1つの車輪に対してそのときの時 間ステップにおいて決定された、車輪特性を表わす値の少なくとも関数として行 われる。この値の絶対値が少なくとも1つの対応しきい値より大きいときに、少 なくとも2つの検出方式における第2の検出方式が行われることが有利である。 この場合、第2の検出方式は、少なくとも1つの車輪に対して前の時間ステップ において決定された、車輪特性を表わす値の少なくとも関数として行われる。 車両に対する少なくとも2つの検出方式における第1の検出方式により、種々 の問い合わせが行われる。 − 少なくとも1つの車輪に対して、車輪特性を定量的に表わす値が第1のし きい値より大きいとき、または少なくとも1つの車輪に対して、車輪特性を定量 的に表わす値が第2のしきい値より小さいとき、 − 少なくとも1つの車輪に対して、車輪特性を定量的に表わす値および比較 値から形成された差の絶対値が対応しきい値より大きいとき、 − 少なくとも1つの車輪に対して、車輪特性を定量的に表わす値の時間経過 を表わす値の絶対値が対応しきい値より小さいとき、 − 車軸の傾き角を表わす値の絶対値が対応しきい値より大きく、この場合、 車輪の傾き角を表わす値が、対応車軸の車輪に対してそれぞれ決定された、車輪 特性を定量的に表わす値の関数として有利に決定されたとき、 車両に対して車両の縦方向に伸長する車両軸の周りの横転傾向が存在する。 少なくとも2つの検出方式における第2の検出方式により、車両速度を表わす 値および速度制限値から形成された差の絶対値が対応しきい値より小さいときに 、車両の横転傾向が存在する。速度制限値が、少なくとも車両の重心高さを表わ す値の関数として決定され、この場合、車両の重心高さを表わす値が少なくとも 1つの車輪に対して決定された、車輪特性を定量的に表わす値の少なくとも関数 として決定されることが有利である。 車両の横方向動特性を表わす値、とくに横方向加速度および/または車両のヨ ー速度を表わす値の絶対値が対応しきい値より大きいとき、車両の縦方向に伸長 する車両軸の周りにおける車両の横転傾向が存在するか否かの検出が行われるこ とが有利であることは明らかである。これにより、本発明による方法は、このよ うな横方向動特性を有する、車両の横転傾向が予測される走行状況においてのみ 作動される。 使用される検出方式を実行するために、入力値とくに車輪特性を表わす値が必 要である。この場合、使用される検出方式が妥当性問い合わせにより行われる。 使用される検出方式が、使用される検出方式を実行するために必要な入力値とし て、車両の存在する縦方向動特性の関数として種々の入力値が選択可能であるこ とにより、車両のそれぞれ存在する縦方向動特性に適合されること、および/ま たは使用される検出方式において実行される妥当性問い合わせが車両の存在する 縦方向動特性の関数として変化可能であることが有利である。 その他の利点ならびに有利な実施態様は、従属請求項、図面ならびに実施態様 の説明から明らかである。 図面 図面は図1ないし図4から構成されている。図1aおよび図1bは、本発明に よる方法が使用される種々の自動車を示す。図2は、本発明による方法を実施す るための本発明による装置を全体配置図で示す。図3には、本発明による方法を 実行するための本質的なステップが流れ図で示されている。図4は、カーブ走行 における自動車の物理的特性を概略図で示す。 異なる図において同じ符号を有するブロックは同じ機能を有することを指摘し ておく。 実施態様 本発明による方法が使用可能な種々の自動車を示す図1aおよび図1bについ て、まず詳細に説明する。 図1aには、単一車両101が示されている。この車両においては、乗用車の みならず貨物自動車もまた対象となる。図1aに示した単一車両101において 、少なくとも2つの車軸を有する車両が対象となり、これらの車軸の一部は破線 で示されている。車両101の車軸は符号103ixで示されている。この場合 、指数iは、前車軸(v)であるか、または後車軸(h)であるか、を示してい る。3つ以上の車軸を有する車両においては、指数xにより、前車軸ないし後車 軸の何番目の車軸であるかが示されている。この場合、この数字は、次のように 割り当てられる。車両の縁に最も近い前車軸ないし後車軸に、それぞれ最も小さ い値を有する指数xが割り当てられている。それぞれの車軸が車両の縁から離れ るほど、付属の指数xの値は大きくなる。車軸103ixには、車輪102ix jが付属されている。指数iないしxの意味は上記のとおりである。指数jによ り、車輪が車両の右側(r)ないし左側(l)のいずれの側に存在するかが示さ れている。車輪102ixjを示すときに、シングル・タイヤであるかないしダ ブル・タイヤであるかは区別していない。さらに、車両101は制御装置104 を含み、本発明による方法を実施するための本発明による装置は、制御装置10 4内に設けられている。 図1aに選択された図を説明するために、図は一例として次のように構成され ているものと仮定する。2車軸車両は、付属の車輪102v1rないし102v 1lを有する前車軸103v1ならびに付属の車輪102h1rないし102h 1lを有する後車軸103hlを含む。3車軸車両は、通常の場合、車輪102 v1rないし102v1lを有する前車軸103v1、ならびに車輪102h1 rないし102h1lを有する第1の後車軸103h1、ならびに車輪102h 2rないし102h2lを有する第2の後車軸103h2を有している。 図1bには、トラクタ105およびセミトレーラ106からなる連結車が示さ れている。選択された図は、決してこの車両に限定されず、トラクタとポールト レーラとからなる連結車もまた考えられる。トラクタ105は車軸108izを 有している。車軸108izに対応車輪107ijzが付属されている。指数i ないしjの意味は、既に図1aで説明したものに対応している。指数zは、車軸 ないし車輪がトラクタのものであることを示している。さらに、トラクタ105 は制御装置109を有し、制御装置109により、縦方向に伸長する車両軸の周 りにおけるトラクタ105の横転傾向および/またはセミトレーラ106の横転 傾向および/または全体連結車の横転傾向が検出される。セミトレーラ106は 2つの車軸108ixaを含んでいる。両方の車軸108ixaには、同様に車 輪107ixjaが配置されている。指数i、xないしjは、既に図1aで説明 したものに対応している。指数aはセミトレーラ106の部分であることを示し ている。図1bに示されているトラクタ105ないしセミトレーラ106に対す る車軸数は、決してこれに限定されない。制御装置109は、トラクタ105内 の代わりにセミトレーラ106内に配置されていてもよい。さらに、トラクタ1 05のみならずセミトレーラ106もまた、固有の制御装置を備えていることが 考えられる。 図1aおよび図1b内で選択された指数a、i、j、xならびにzによる符号 は、それらが使用されているすべての値ないし構成部分に対応している。 図2により本発明による装置を説明する。基礎となる車両は、図1aに示すよ うな単一車両である。これは単一車両に限定されることを示すものではなく、本 発明による方法は同様に連結車に対しても使用可能である。 この単一車両は、少なくとも2つの車軸103ixを有するものと仮定する、 この両方の車軸として、車輪102v1rないし102v1lを有する前車軸1 03v1、ならびに車輪102h1rないし102h1lを有する後車軸103 hlが示されている。これらの車輪に付属の車輪回転速度センサ201v1r、 201v1l、201h1rないし201h1lが図2に示され、これらのセン サにより、対応車輪の回転運動を表わす値、とくに対応車輪の回転速度を表わす 値が決定される。単一車両の車軸数に応じて、図2に示すように、その他の車輪 回転速度センサ201ixjが考慮されてもよい。車輪回転速度センサ201i xjにより、それぞれ対応車輪102ixjの車輪回転速度を表わす値nixj が決定される。車輪回転速度を表わす値nixjは、ブロック204、205、 ならびに208に供給される。 さらに、車両101は、横方向加速度センサ202、ならびにヨー速度センサ 203を含むものと仮定する。ここで、横方向加速度センサ202、ないしヨー 速度センサ203の使用は、これに限定されないことを示していることに注意す る必要がある。たとえば、横方向加速度を表わす値aqを横方向加速度センサに より決定する代わりに、この値を値nixjから決定してもよい。同様に、車両 のヨー速度を表わす値omegaをヨー速度センサ203により決定する代わり に、この値を値nixjから決定してもよい。 横方向加速度センサ202により決定される車両の横方向加速度を表わす値a qは、ブロック208のみならずブロック206にも供給される。ヨー速度セン サ203により決定される車両のヨー速度を表わす値omegaは、ブロック2 08,205ならびに206に供給される。 ブロック204において、既知のように、値nixjから車両速度を表わす値 vfが決定される。この値vfは、ブロック204からブロック205および2 08に供給される。さらに、ブロック204において、既知のように、値nix jならびに値vfから、車輪の縦方向動特性を表わす値lambdaixjが決 定され、この値lambdaixjは、車輪の駆動滑りおよび/またはブレーキ 滑りを表わしている。この値lambdaixjは、ブロック204からブロッ ク206のみならずブロック208にも供給される。 ブロック205において、値vf、値nixjならびに値omegaから車輪 の車輪特性を定量的に表わす値rixjが決定される。これらの値rixjは、 それぞれの車輪に作用する車輪荷重の関数である。とくに、値rixjとして、 次式により決定される車輪の動的転がり半径が使用され、 ここで、この式に含まれている値aは車両の輪距の半分を表わしている。カーブ 外側の車輪に対しては正符号が使用され、カーブ内側の車輪に対しては負符号が 使用される。 ここで、上記の式に使用されている車両のヨー速度を表わす値omegaは、 車両の横方向加速度および車両速度から導かれた表現で置き換えてもよいことに 注意する必要がある。この場合は、ブロック205に、値omegaの代わりに 値aqが供給されなければならない。 車輪の動的転がり半径に対応する車輪特性を定量的に表わす値rixjは、ブ ロック205からブロック206に供給される。車輪特性を表わす値rixjは 、動的転がり半径を定量的に示しているので、この値は、それぞれの車輪の直径 ないしそれに対応する半径を表わしている。 ブロック206において、ブロック206に供給される値lambdaixj 、rixj、aq、omega、ならびに代替態様としてブロック206に供給 されるそれぞれの車軸にかかる荷重を表わす値mlixから、車両の縦方向に伸 長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向が存在するか否かの検出が行われる 。このために、ブロック206において、少なくとも2つの異なる検出方式が実 行され、これについては、後に示す図3により詳細に説明する。 ブロック206において、車両に対して横転傾向が存在するか否かを検出する ために、ブロック206に供給される値から、複数の検出方式にまとめられてい る種々の問い合わせが行われる。ブロック206において、車両に対して車両の 縦方向に伸長する車両軸の周りの横転傾向が存在することが検出された場合、値 KTが発生され、値KTは、ブロック206からブロック208に供給される。 この値KTにより、車両の横転傾向が存在するか否かに関する情報が制御装置な いし車両制御装置208に伝送される。図2において、制御装置内に含まれてい る本発明の本質的な両方の部分205ないし206は、ブロック207にまとめ られている。 符号208により、制御装置104内に含まれている制御装置ないし車両制御 装置が示されている。制御装置208として、その基本機能において、車両の走 行動特性を表わす値、たとえば車両の横方向加速度および/またはヨー速度の関 数である値を車輪ブレーキおよび/または機関との係合により制御する制御装置 が使用される。このような制御装置は、たとえば自動車技術誌(ATZ)96、 1994年、11月号、頁674−689に記載の論文「FDR−Boschの 走行動特性制御」から既知である。ブロック208において、その基本機能内で 行われる制御は、既知のように、ブロック208に供給される値nixj、aq 、omega、vf、lambdaixj、たとえば機関210の機関回転速度 を表わしかつ機関210からブロック208に供給される値mot2、ならびに 車両内に含まれているアクチュエータに対する操作論理を示すブロック209か らブロック208に供給される値ST2を基礎にしている。ここで、制御装置の 基本機能に関して説明された上記の制御は、決してこれに限定することを示すも のではないことに注意する必要がある。この制御の代替態様として、制御装置2 08において基本機能として、車輪ブレーキに係合するブレーキ滑り制御および /または車輪ブレーキおよび/または機関に係合する駆動滑り制御もまた実行可 能である。 ブロック208において基本機能内で実行される制御に加えて、制御装置20 8において横転の回避が実行される。横転の回避は、本質的に、ブロック206 において、横転の検出の範囲内で発生される値KTにより実行される。値KTに より、制御装置208に、一方で、車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおけ る車両の横転傾向が存在するか否かが伝送され、他方で、制御装置208に、こ の横転傾向がいかに強いかが伝送されてもよい。さらに、値KTは、車両がいか にないし何れの車輪で横転しそうであるかに関する情報を含んでいてもよい。 ブロック206において行われるいずれかの検出方式に対して、ブロック20 6において車軸に関連する車輪荷重mlixが必要である。この車輪荷重は、制 御装置208において、たとえば既知のように車輪回転速度から決定され、かつ ブロック206に供給される。 制御装置208は値ST1を発生し、値ST1は操作論理209に供給され、 操作論理209により車両に付属のアクチュエータが操作される。値ST1によ り、操作論理209に、どのアクチュエータがいかに操作されるべきかが伝送さ れる。この場合、値ST1は、基本機能の制御に対してのみならず横転の回避に 対してもまた決定される。基本機能のために実行される制御による値ST1の発 生に関しては、上記の「FDR−Boschの走行動特性制御」が参照される。 自動車に対して横転傾向が存在する場合、値ST1はそれに応じて修正される。 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転を回避するために、 たとえば以下のような車両のアクチュエータとの係合が考えられる。一方で、ブ レーキ作動によりないし機関トルクのリセットにより、車両速度を低下させても よい。他方で、個々のブレーキ係合により、車両の横転に対する反作用が目的に 応じて与えられてもよい。さらに、車両に付属の車台アクチュエータとの係合に より、車両のぐらつき運動を制限してもよい。 操作論理ブロック209において、制御装置208により発生された値ST1 は、機関210に対する操作信号ならびに車両のアクチュエータに対する操作信 号に変換される。アクチュエータとして、たとえば車台特性を調節可能な車台ア クチュエータ211ixjが使用され、ならびに対応車輪においてブレーキ力を 発生可能なアクチュエータ212ixjが使用される。機関210を操作するた めに操作論理は信号mot1を発生し、信号mot1により、たとえば機関の絞 り弁位置を調節可能である。車台アクチュエータ211ixjを操作するために 、操作論理209が信号Fsixjを発生し、信号Fsixjにより、車台アク チュエータ211ixjで形成される減衰ないし剛性を調節可能である。とくに ブレーキとして形成されているアクチュエータ212ixjを操作するために、 制御論理209は信号Aixjを発生し、信号Aixjにより、対応車輪のアク チュエータ212ixjから発生されるブレーキ力を調節可能である。操作論理 209は値ST2を発生し、値ST2は、制御装置208に供給されかつ個々の アクチュエータの操作に関する情報を含む。 車台アクチュエータ211ixjにより、車両の車台が調節される。制御装置 が車台アクチュエータ211ixjの実際状態を検出できるように、車台アクチ ュエータ211ixjから制御装置208に信号Frixjが供給される。 ここで、図2に示したアクチュエータのほかにいわゆるリターダの使用もまた 考えられることに注意する必要がある。 図2において使用されるブレーキ装置としては、油圧式または空圧式、あるい は電気油圧式または電気空圧式ブレーキ装置が使用可能である。 図3に示す流れ図により、本発明による方法の経過が示されている。図3に示 す流れ図は、図1aに示した単一車両に対して実施される本発明による方法の経 過を示し、図2に示した本発明による装置がこの方法の基礎になっている。図3 に示した本発明による方法は、本質的に、ブロック207にまとめられた両方の ブロック205および206内で実行される。 本発明による方法は、ステップ301から開始され、ステップ301において 、値nixj、omega、aq、vf、lambdaixjならびにmlix が読み込まれる。ステップ301に続いて、ステップ302が実行される。ここ で、図3において使用される記号“u/o”の意味について説明する。記号“u /o”は、結合「および/または」の省略記号を示す。 ステップ302において実行される問い合わせにより、車両の縦方向に伸長す る車両軸の周りにおける車両の横転傾向が発生する可能性のある走行状態が存在 するか否かが決定される。このために、ステップ302において、車両の横方向 加速度を表わす値aqの絶対値が第1のしきい値S1aより大きいか否か、およ び/または車両のヨー速度を表わす値omegaの絶対値が第2のしきい値S1 bより大きか否かが決定される。 ステップ302における両方の部分問い合わせの交互選択結合は、次の理由を 有している。すなわち、一方で、横方向加速度を表わす値aqまたはヨー速度を 表わす値omegaのいずれかが、ブロック206に供給される場合が存在する 。この場合、両方の部分問い合わせのいずれかのみが行われる。他方で、ブロッ ク206に両方の値が供給される場合が存在する。この場合、両方の部分問い合 わせのいずれかが実行されるか、または判定を確実にするために両方の部分問い 合 わせが同時に実行されてもよい。ステップ302において両方の部分問い合わせ の少なくとも1つが満たされている場合、ステップ302に続いて、ステップ3 03が実行される。これに対して、ステップ302において両方の部分問い合わ せのいずれも満たされていない場合、ステップ302に続いて、ステップ301 が改めて実行される。 ステップ303において、駆動滑りおよび/またはブレーキ滑りを表わす値l ambdaixjの絶対値がしきい値S2と比較される。ステップ303におい て実行される問い合わせは、次の理由から行われる。ステップ304において実 行される、車輪の動的転がり半径を示す車輪特性を定量的に表わす値rixjの 決定を、車輪滑りがほとんどないとき、すなわち車輪の駆動滑りおよび/または ブレーキ滑りが所定のしきい値より小さいときにのみ実行することができる。こ の問い合わせが満たされていない場合、車輪特性を定量的に表わす値rixjを エラーなく決定することができない。 ステップ303において値lambdaixjの絶対値が対応しきい値より小 さいことが特定された場合、ステップ303に続いて、ステップ304が実行さ れ、ステップ304により、ステップ304ないし306からなる第1の検出方 式が導かれる。これに対して、ステップ303において値lambdaixjの 絶対値が対応しきい値S2より大きい場合、ステップ303に続いて、ステップ 308が実行され、ステップ308により、ステップ308ないし310からな る第2の検出方式が導かれる。 この実施態様においては、ステップ303において実行される比較の関数とし て、2つの異なる検出方式のいずれかが選択される。しかしながら、検出方式の 選択が行われず少なくともステップ303において実行された比較の関数として 、すなわち少なくとも車両の縦方向動特性を表わす値lambdaixjの関数 として、検出方式が車両の存在するそれぞれの縦方向動特性に適合される実施態 様もまた考えられる。検出方式の適合は、たとえば、検出方式の実行のために必 要な入力値が、存在する縦方向動特性の関数として種々の入力値から選択される ことにより達成することが可能である。代替態様として、妥当性問い合わせから 構成されている検出方式においては、検出方式において実行される妥当性問い合 わ せを、車両の存在する縦方向動特性の関数として選択することないし変化させる ことが考えられる。 ここで、個々のステップにおいて使用される指数付符号表示、たとえばlam bdaixjは、任意の個々の車輪に対して、または任意の数の車輪に対して、 または車両のすべての車輪に対して、適用されることを意味していることに注意 する必要がある。 ステップ304において、上記の式により車輪特性を定量的に表わす値が決定 される。きわめて大きな車輪滑りが存在していないときのみ、この値を決定する ことができ、すなわち車輪速度および車両速度が相互にきわめて大きな偏差を有 していないときのみ、この値を決定することができる。たとえば、個々の車輪が 大きな滑りを有している場合のように、車輪速度および車両速度が相互にきわめ て大きな偏差を有している場合、この車両状態において決定された値rixjに 基づき、ステップ306において誤った判定を行うことがある。ステップ304 に続いて、ステップ305が実行される。ステップ305において、値delt arixj、rixjpunktならびにalphaixが決定される。値de ltarixjは、車輪特性を定量的に表わす値rixjの実際値と直線走行に おいて決定された車輪特性を定量的に表わす値とから形成される差を表わしてい る。 直線走行における車輪特性を定量的に表わす値に対応する値は、適切な走行状 況において時間ごとに決定され、かつ対応するメモリに中間記憶される。 値rixjpunktは、車輪特性を定量的に表わす値rixjの時間経過を 示す値を表わしている。とくに、値rixjpunktは、値rixjの時間に 関する導関数を表わしている。値αは、車軸の傾き角を表わす値を表わしている 。値alphaixは次式により決定される。この式が示すように、車軸の両方の車輪に対して決定された それぞれ車輪特性を定量的に表わす値から、車輪の傾きを表わす値が決定される 。 さらに、値alphaixの中に車両の輪距2aが使用されている。傾き角al phaixに対する上記の式は、小さい角度alphaixに対して適用される 近似式を示す。 ステップ305に続いて、ステップ306が実行される。ステップ306によ り、車両に対して車両の縦方向に伸長する車両軸の周りの横転傾向が存在するか 否かが検出される。ステップ306において実行される個々の問い合わせは、ス テップ305において決定された値、すなわち同様にステップ304において決 定された車輪特性を定量的に表わす値rixjの実際値の関数として決定された 値を使用して行われる。ステップ306において選択された項目により、次のこ とがわかる。すなわち、本発明による方法は、一般に、これら4つの部分問い合 わせのいずれかのみが行われるように、またはこれら部分問い合わせの一部分が 行われるように、またはすべての部分問い合わせが行われるように形成されても よい。 第1の部分問い合わせにおいて、値rixjの実際値が第1のしきい値S3a より大きいか否かが決定される。この場合、第1のしきい値S3aは、荷重がか かっていない車輪の半径を示している。この結果、この問い合わせにより、車両 車輪の動的転がり半径が、車両の横転傾向に基づき、荷重がかかっていない車輪 の動的転がり半径より大きいか否かが特定される。この問い合わせにより、カー ブ走行において、カーブ内側の車輪が浮き上がる危険性があるか否かが特定され る。第1の部分問い合わせは他の問い合わせを含み、この問い合わせにより、値 rixjの実際値が第2のしきい値S3bより小さいか否かが特定される。この 問い合わせにより、カーブ外側に存在しかつ車両の横転傾向に基づき著しく圧縮 された車輪が検出される。したがって、第1の部分問い合わせにより、車両の横 転傾向を検出するための動的転がり半径の絶対値が対応しきい値と比較される。 カーブ内側の車輪の動的転がり半径がしきい値S3aより大きいかまたはカーブ 外側の車輪の動的転がり半径がしきい値S3bより小さいときに、車両の横転傾 向が存在する。 第2の部分問い合わせにおいて、差deltarixjの絶対値が第3のしき い値S3cより大きいか否かが特定される。この問い合わせにより、カーブ走行 においてと直線走行においてとから与えられる動的転がり半径の相対変化が、車 両の横転傾向が存在するか否かの検出に使用される。この差の絶対値が対応しき い値S3cより大きいときに、車両の横転傾向が存在する。 第3の部分問い合わせにおいて、車輪特性を定量的に表わす値rixjの時間 経過を表わす値rixjpunktの絶対値が第4のしきい値S3dより小さい か否かが特定される。時間経過を表わす値の絶対値が第4のしきい値S3dより 小さいときに車両の横転傾向が存在する。 第4の部分問い合わせにおいて、車軸の傾き角を表わす値alphaixの絶 対値が第5のしきい値S3eより大きいか否かが特定される。値alphaix の絶対値がしきい値S3eより大きいときに、車両の横転傾向が存在する。 ステップ306において実行される部分問い合わせにより、4つの部分問い合 わせの少なくとも1つが満たされているとき、車両の縦方向に伸長する車両軸の 周りにおける車両の横転傾向が検出される。ステップ306において部分問い合 わせの少なくとも1つが満たされている場合、すなわち車両の横転傾向が存在す る場合、ステップ306に続いて、ステップ307が実行される。横転傾向が存 在する場合にブロック206において実行される値KTの出力は、図3に示され ていない。これに対して、ステップ306において部分問い合わせのいずれも満 たされていない場合、すなわち車両の横転傾向が存在しない場合、ステップ30 6に続いて、ステップ301が改めて実行される。 図により既に説明したように、車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける 車両の横転を回避するために、ステップ307において、対応ブレーキ係合およ び/または機関係合および/または車台係合が行われる。ここで、車両の縦方向 に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向が存在することが車両制御装置 に値KTにより伝送されたとき、ステップ307に示した係合が車両制御装置に より操作論理と結合して行われることに注意する必要がある。 ステップ303において、値lambdaixjの絶対値が対応しきい値S2 より大きいことが特定された場合、大き過ぎる滑り値およびこれにより発生する エラーに基づき、ステップ306において、車輪特性を定量的に表わす値rix jを決定するときに誤った判定が発生するので、第1の検出方式は選択すること ができない。したがって、値lambdaixjの絶対値がしきい値S2より大 きいとき、ステップ303に続いて、ステップ308が実行され、ステップ30 8により第2の検出方式が導かれる。この第2の検出方式は、少なくとも1つの 車輪に対して前の時間ステップにおいて決定された車輪特性を定量的に表わす値 の関数として行われる。ステップ308において、車両の重心高さを表わす値、 とくに車軸に関する重心高さを表わす値hsixが提供される。このために、ス テップ303において実行される問い合わせが満たされている前の時間ステップ に対して、中間記憶された値hsixが読み込まれる。代替態様として、値hs ixを、ステップ303において実行される問い合わせが満たされている前の時 間ステップに対して、中間記憶された値rixjの関数として決定してもよい。 車軸に関する重心高さhsixは一般に次式 により決定される。この式において、Cは車軸に付属の車輪の合成された垂直剛 性を表わし、値aは車軸の輪距の半分に対応し、値alphaixは走行路面に 対する車軸の傾き角に対応し、値mlixは車軸に作用する荷重に対応し、値a qは車両に作用する横方向加速度に対応する。この場合、たとえばステップ30 3において実行される問い合わせを既に満たしている時間ステップの値mlix 、aqならびにalphaixが使用される。この場合、これは、値mlix、 値aq、ならびに値alphaixまたは値alphaixの決定のために必要 な値rixjがその時点で中間メモリに記憶されなければならないことを意味す る。ステップ308に続いて、ステップ309が実行される。 ステップ309において、既知のように、車両の重心高さを表わす値hsix から、車両のカーブ走行に対する速度制限値vgが決定される。速度制限値は、 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転が予期されることがな い車両に対する速度を与える。車両の重心高さを表わす値の関数として速度制限 値を決定することに関しては、たとえば「自動車ハンドブック」VDI出版、2 1巻、346頁に記載の式が参照される。ステップ309に続いて、ステップ3 10が実行される。ステップ310において、車両速度および速度制限値から形 成される差の絶対値がしきい値S4以下であるか否かが特定される。差の絶対値 がしきい値S4以下である場合、車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける 車両の横転傾向が存在し、ステップ310に続いて、ステップ307が実行され る。これに対して、差の絶対値がしきい値S4より大きい場合、これは車両の横 転傾向が存在しないことを意味し、したがって、ステップ310に続いてステッ プ301が実行される。 図3においては、単一車両に関してのみ詳細に説明されているが、これにより 本発明による本質的な考え方は、決してこれに限定されるものではない。図3に 示した流れ図は、同様に連結車に対しても使用可能である。 ここで再び、用語「検出方式」とは、車両の縦方向に伸長する車両軸の周りに おける車両の横転傾向を検出するための、車両の走行状態に適合された少なくと も1つの妥当性問い合わせの実行と理解すべきであることに注意する必要がある 。このために、たとえば走行状態ごとに異なる妥当性問い合わせが行われてもと く、または妥当性問い合わせに対して異なる入力値が使用されてもよい。 最後に、図4により、本発明による方法の基礎となっている物理的特性を説明 する。図4に、図1aに示した単一車両が略図で示されている。しかしながら、 これは単一車両に限定されることを示すものではない。 図4に、車輪102ixlないし102ixrを有する車軸103ixが示さ れている。さらに、懸架装置405ないし406を介して、車軸103ixと結 合されている車両上部構造401が示されている。図4に車両の輪距2aが示さ れている。さらに、車軸に対する重心Sおよび関連の車軸に対する重心高さhs ixが示されている。同様に、車軸の走行路面に対する傾き角alphaixが 示されている。車両に対して、左方向のカーブ走行が存在するものとする。 図4が示すように、カーブ走行において荷重移動が発生し、これによりカーブ 内側の車輪102ixlの荷重が軽くなり、極端な場合、地面との接触が失われ ることがある。この場合、カーブ走行が平坦な走行路面上で行われるかまたは傾 いた走行路面上で行われるかは問題としない。カーブ外側の車輪102ixrに はさらに荷重がかかってくる。この荷重移動により、個々の車輪においてそれぞ れの動的転がり半径rixjが変化する。したがって、この変化が車輪の浮き上 がりの検出に使用され、さらに、この変化を車両の縦方向に伸長する車両軸の周 りにおける車両の横転傾向の検出に使用することができる。 最後に、説明の中で選択された実施態様の形状ならびに図面に選択して示した 図は決して本発明による考え方を限定するものではないことに注意する必要があ る。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向の検出方法で あって、 車両の縦方向動特性を表わす値が決定され、 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向を検出するため に使用される検出方式が、少なくとも車両の縦方向動特性を表わす値の関数とし て、少なくとも2つの検出方式から選択され、および/または 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向を検出するため に使用される検出方式が、少なくとも車両の縦方向動特性を表わす値の関数とし て、車両のそれぞれ存在する縦方向動特性に適合される、 車両の横転傾向の検出方法。 2.車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向の検出方法が 、車両の安定化方法の範囲内で、とくに車両の横転回避方法の範囲内で、使用さ れること、および 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向が存在したとき 、車両を安定化させるために、とくに車両の横転傾向を回避するために、少なく とも1つの車輪における少なくともブレーキ係合および/または機関係合および /または車台アクチュエータへの係合が行われること、 を特徴とする請求項1の方法。 3.少なくとも1つの車輪に対して対応車輪の回転運動を表わす値、とくに対応 車輪の車輪回転速度を表わす値が決定されること、および 車両の縦方向動特性を表わす値、とくに少なくとも1つの車輪に対して決定さ れたこの車輪に作用する駆動滑りおよび/またはブレーキ滑りに対応する値が、 対応車輪の回転運動を表わす、少なくとも1つの車輪に対して決定された値の少 なくとも関数として決定されること、および/または 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りのいける車両の横転傾向の検出が、対応 車輪の回転運動を表わす、少なくとも1つの車輪に対して決定された値の少なく とも関数として行われること、 を特徴とする請求項1の方法。 4.車両の縦方向動特性を表わす値の絶対値が、少なくとも1つの対応しきい値 と比較され、この比較の関数として、使用される検出方式が選択されおよび/ま たは適合されることを特徴とする請求項1の方法。 5.少なくとも1つの車輪に対して車輪特性を表わす値、とくにそれぞれの車輪 の直径または半径を表わす値が決定されること、および 少なくとも2つの検出方式の少なくとも1つが、少なくとも1つの車輪に対し て決定されたそれぞれの車輪の車輪特性を表わす値の少なくとも関数として行わ れ、 とくに車輪の車輪特性を表わす値が、対応車輪の車輪回転速度を表わす値、車 両速度を表わす値、車両の横方向動特性を表わす値、および車両の幾何形状を表 わす値の少なくとも関数として決定されること、 を特徴とする請求項1の方法。 6.車両の縦方向動特性を表わす値の絶対値が、少なくとも1つの対応しきい値 と比較されること、および 車両の縦方向動特性を表わす値の絶対値が少なくとも1つの対応しきい値より 小さいときに、少なくとも2つの検出方式における第1の検出方式が実行され、 この場合、第1の検出方式が、少なくとも1つの車輪に対してそのときの時間ス テップにおいて決定された、車輪特性を表わす値の少なくとも関数として行われ ること、および/または 車両の縦方向動特性を表わす値の絶対値が少なくとも1つの対応しきい値より 大きいときに、少なくとも2つの検出方式における第2の検出方式が実行され、 この場合、第2の検出方式が、少なくとも1つの車輪に対して前の時間ステップ において決定された、車輪特性を表わす値の少なくとも関数として行われること 、を特徴とする請求項5の方法。 7.少なくとも2つの検出方式における第1の検出方式により、 − 少なくとも1つの車輪に対して、車輪特性を定量的に表わす値が、第1の しきい値より大きいとき、または 少なくとも1つの車輪に対して、車輪特性を定量的に表わす値が、第2のしき い値より小さいとき、および/または − 少なくとも1つの車輪に対して、車輪特性を定量的に表わす値および比較 値から形成された差の絶対値が、対応しきい値より大きいとき、および/または − 少なくとも1つの車輪に対して、車輪特性を定量的に表わす値の時間経過 を表わす値の絶対値が、対応しきい値より小さいとき、および/または − 車軸の傾き角を表わす値の絶対値が、対応しきい値より大きいと、対応車 軸の車輪に対してそれぞれ車輪特性を定量的に表わす値が決定され、かつこれら の値の関数として車軸の傾き角を表わす値が決定されたとき、 車両に対して車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける横転傾向が存在する こと、および/または 少なくとも2つの検出方式における第2の検出方式により、 車両速度を表わす値および速度制限値から形成された差の絶対値が、対応しき い値より小さく、 とくにこのために速度制限値が、少なくとも車両の重心高さを表わす値の関数 として決定されて、車両の重心高さを表わす値が、少なくとも1つの車輪に対し て決定された、車輪特性を定量的に表わす値の少なくとも関数として決定された とき、 車両に対して車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける横転傾向が存在する こと、 を特徴とする請求項1の方法。 8.車両の横方向動特性を表わす値、とくに横方向加速度および/または車両の ヨー速度を表わす値が決定されること、および 車両の横方向動特性を表わす値の絶対値が対応しきい値より大きいとき、車両 の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向が存在するか否かの検 出が実行されること、 を特徴とする請求項1の方法。 9.使用される検出方式を実行するために、入力値、とくに車輪特性を表わす値 が必要であること、および 使用される検出方式が、妥当性問い合わせにより行われること、および 使用される検出方式を実行するために必要な入力値として、車両の存在する縦 方向動特性の関数として種々の入力値が選択可能であることにより、使用される 検出方式が、車両のそれぞれ存在する縦方向動特性に適合されることと、および /または 使用される検出方式において行われる妥当性問い合わせが車両の存在する縦方 向動特性の関数として変化可能であること、 を特徴とする請求項1の方法。 10.車両の縦方向に伸長する車両軸の周りの車両の横転傾向の検出装置であっ て、 車両の縦方向動特性を表わす値を決定する第1の手段と、 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向を検出するため に使用される検出方式を、少なくとも車両の縦方向動特性を表わす、第1の手段 により決定される値の関数として、少なくとも2つの検出方式から選択し、およ び/または 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向を検出するため に使用される検出方式を、少なくとも車両の縦方向動特性を表わす、第1の手段 により決定される値の関数として、車両のそれぞれ存在する縦方向動特性に適合 させる第2の手段と、 を含む車両の横転傾向の検出装置。 11.車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向の検出装置 が、車両の安定化装置内で、とくに車両の横転回避装置内で使用されること、お よび 車両の縦方向に伸長する車両軸の周りにおける車両の横転傾向が存在したとき 、車両を安定化させるために、とくに車両の横転傾向を回避するために、少なく とも1つの車輪における少なくともブレーキ力を発生させるための車輪に付属の アクチュエータおよび/または機関トルクを調節するための手段および/または 車台アクチュエータが操作されること、 を特徴とする請求項10の装置。
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