JP2001509035A - 熱保持性を高めるよう適合された遠隔加熱まつげカール装置 - Google Patents

熱保持性を高めるよう適合された遠隔加熱まつげカール装置

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マクマレン,アレクサンドラ
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Abstract

(57)【要約】 まつげカール装置(10)を遠隔的に加熱するシステム。システムは、まつげカール装置(10)の柔軟な圧縮ストリップ(32)に接触する加熱突部を有し、対応する圧縮ブレード(18)ないしはまつげカール装置(10)の残りを加熱しないで圧縮ストリップ(32)を加熱するよう適合された遠隔加熱装置(50)を含む。遠隔加熱装置(50)はまた、加熱処理中、まつげカール装置(10)を取付、固定、さもなくば係合させる手段を含む。遠隔加熱装置(50)は、まつげカール装置(10)の圧縮ストリップ(32)を所望の温度または所望の温度範囲内に加熱しそして維持するサーモスタット(56)と、加熱突部構成部品(50)をオン/オフする手段と、まつげカール装置(10)が取り付けられたとき加熱手段を作動させる手段と、圧縮ストリップ(32)が所望の温度に到達したときを使用者に知らせる指示手段とを任意的に含む。まつげカール装置(10)は、圧縮ストリップ(32)がまつげカール装置(10)の残部から熱的に隔絶されるよう、遠隔加熱装置(50)から取り外されたとき、圧縮ストリップ(32)がより長い時間所望の温度範囲内に維持されるよう、および、遠隔加熱装置(50)を作動させる手段を有するように任意的に適合され得る。

Description

【発明の詳細な説明】 熱保持性を高めるよう適合された遠隔加熱まつげカール装置 発明の背景 1.発明の技術分野 本発明は、まつげカール装置の分野、より詳しくは、まつげカール装置とまつ げカール装置内の適当な位置に熱を伝達する遠隔加熱装置とを備えたシステムに に関する。まつげカール装置は、まつげを押圧する圧縮ストリップ内に熱を保持 するよう特に適合されている。 2.関連技術 女性は、眼をより魅力的に見せるため、まつげカーラーを長期間使用してきて いる。米国特許第3,640,290号、第4,305,412号、第4,784,165号、第4,791,944号 および第4,993,439号に開示されるような種々のまつげカーラーが、まつげのカ ール動作を効果的にするために用いられている。代表的な先行特許に見られるよ うに、多くのまつげカーラーは、互いに向かいおよび互いから離れて動き得る一 対の舌片を用いている。上側の舌片は一般的に金属またはプラスチック製で、一 方、同じく金属またはプラスチック製の下側舌片は、しばしば、ゴムのような柔 らかい、より柔軟な材料で覆われている。一対のレバーが、カール動作の際、舌 片を堅固に突き合わせるよう作動させるために一般に用いられている。硬い上側 の舌片が、下側の柔らかいゴム舌片に対してまつげを押し付ける。相当の時間圧 力を加えることによって、まつげがカールされ、数時間カールが維持される。 まつげをカールするこの一般的方法および装置は多数の欠点に悩まされている 。すなわち、1)カールするのにかなりに時間を要すること、2)まつげが容認 できるほど長い間カール状態に保持されないこと、および、3)カール動作の速 度を速めるべく大きな圧力を加えるとまつげに破損を生じさせてしまうこと、 である。 一般に、ヘアデザインの分野では、熱がヘアカールの処理を速め得るというこ とがよく知られている。それはまた、カール作業をより容易にし、通常、長持ち するカールとなる。ヘアを加熱することは一般に、カール処理ないしはスタイル 処理において助けとなるという知識によって、上述の問題の多くに打ち勝つべく 、まつげのカールを効果的にするよう、まつげを加熱できる一体の装置を作るこ とによる幾らかの試みがなされている。かかる装置の例は、米国特許第3,525,34 7号、第3,838,699号、第4,212,311号および第4,719,931号に見出すことができる 。幾つかは、ヘアをカールするのに用いられるローラーのように、まつげをカー ルするのに適合されたカールローラーを用いることを試みている。例えば、米国 特許第4,589,432号では、まつげをカール状態に永久的にセットすべく、カーラ ーと共に化学溶液が用いられている。 従来技術では、加熱されたまつげカーラーが幾つか知られているが、それらは 、バッテリ、電気コードまたは他の手段から供給される自己保持型の加熱要素を 、装置を内側から加熱するために、用いている。これ故に、自己加熱型のカール 装置は現存するまつげカーラーの大きな修正を必要とし、結果、より複雑で製造 するのに高価なものとなる。加えて、加熱手段を設けるために、結果としての自 己加熱型まつげカール装置は一般に大型化し、操作が複雑となる。まつげをカー ルすることは幾分技術的処置であり、使用者にとって使用の快適さおよび容易さ が極めて重要であること、特に、眼に近いということから、大型で使用が難しい 加熱型カール装置を作ることは、加熱型カール装置を提供しても問題を適切に解 決することにはならなかった。自己加熱型のまつげカール装置を安定して保持す ることは不可能であり、近隣する細胞および眼さえも火傷させることがあり得る 。同様に、不快なパーマ用化学溶液が眼の近くにもたらされるべきではない。 より最近、専門的なヘアスタイリストが知られており、まつげを加熱し、これ により、より持続するカールを達成するという利益を得るために、従来のまつげ カール装置を加熱するのにブロードライヤーまたは加熱ランプを用いている。こ れは簡単な一時しのぎの対策を提供したが、この処置の不利な面は、ブロードラ イヤーおよび加熱ランプは、それらが加熱する方法の無差別性ということで、適 切な熱伝達媒体を構成しない。特に、ブロードライヤーおよび加熱ランプは、例 えば、まつげカール装置の柔軟な圧縮ストリップに、熱を閉じ込めることができ ない。結果として、まつげカール装置全体が典型的に加熱され、これは、まつげ がカールされている人にとって不快であり、火傷にさえも帰するということが知 られている。ブロードライヤーおよび加熱ランプを用いて手動でまつげカール装 置を加熱することの不利な面にもかかわらず、この方法が広く用いられていると いう事実は、上に参照した特許が、通常の日常の使用に適していることをを証明 した、まつげをカールするメカニズムに触れていないという事実を強調している 。 上記に照らせば、まつげカール装置を操作するのに簡単で安全な方法で加熱す る装置を提供することは、この分野で重大な改良である。 実際にまつげをカールする構造部に熱が局所化されるのを保証しつつ、カール 装置に適当な量の熱を与えるまつげカール装置を加熱する装置を提供することは 、この分野において進歩であろう。 加えて、カールが容易で、より長期のカールをもたらすための充分に熱いカー ルメカニズムを維持しつつ、温度が制御され、かつ、まつげまたは周囲の細胞の 火傷の危険性が排除または大幅に低減されるように、まつげカール装置を加熱す る装置を提供することは、この分野において改良であろう。 さらに、製造するのに廉価で、現在使用中のまつげカーラーまたは市場で用い られているものに類似のカーラーとの関連で用いられ得る、まつげカール装置を 加熱する装置を提供することは、かかる装置の使用者が加熱式カール処理の恩恵 を得つつ、装置へのなじみ性を維持することができ、この分野においてさらなる 改良であろう。 圧縮ストリップが、カール処置の間、熱がより効率的にまつげに伝達されるよ うに、より長い期間熱を保持できるべく、修正されたまつげカール装置を提供す ることは、この分野において大きな改良であろう。 ここに、かかるまつげをカールするための装置が開示され、かつ、請求されて いる。発明の要約 本発明は、遠隔加熱装置および現在まつげをカールするのにこの分野で用いら れているようなまつげカール装置を備えるまつげカールシステムに関する。まつ げカール装置は遠隔加熱装置と別体でそれから取り外し可能であり、まつげカー ル装置は、美容サロン、メーキャップアーティスト、専門家および個人によって 一般に用いられている非加熱のまつげカール装置と同じ方法で用いられ得る。遠 隔加熱装置には、加熱処理が行われている間、加熱装置にまつげカール装置を固 定するよう適合されている接続部が設けられている。一旦、まつげカール装置が 許容レベルまで加熱されると、それは何時でも遠隔加熱装置から取り外され、ま つげをカールするのに望み通り用いられ得る。 一般に、この分野で知られている非加熱まつげカール装置は、ピンにより一緒 に回動可能に固設された2つの舌片を含んでいる。2つの舌片の一方は、柔軟な 圧縮ストリップを含み、他方は圧縮ブレードを含んでいる。圧縮ブレードおよび 圧縮ストリップは、まつげが圧縮ブレードと柔軟な圧縮ストリップとの間で圧縮 されるために、2つの舌片によって押し付けられる。柔軟な圧縮ストリップは、 それに対し圧縮ブレードが押されたとき、可撓または幾分逃げることができるの で、圧縮ブレードと柔軟な圧縮ストリップとの間で押されているまつげに、柔軟 な圧縮ストリップから離れ、圧縮ブレードに向く上向きのカールを当然に生じさ せる。 過去においては、多くのまつげカール装置は室温で利用され、まつげの幾らか 適当なカールをもたらしていた。それにもかかわらず、通常のヘアをカールする のに用いられているカールアイロンと同様にカール処理に加熱処理を導入するこ とにより、まつげがより容易にカールされ、かつ、より長くカール状態が残ると いうことが発見された。しかしながら、典型的な加熱式まつげカール装置は自己 保持の加熱要素を含んでおり、まつげカール装置の寸法、嵩み、および、重量を 大きく増大させている。代わりに、多くは、カールの前にまつげカール装置を加 熱するために、ブロードライヤー、加熱ランプまたは他の特定されない熱源を用 いていた。人の眼が如何に敏感か、および、如何に大きく増大したまつげカール 装置の嵩、寸法、および重量がまつげのカール処理に悪影響を及ぼすかは、まつ げカール装置の全体を無差別に加熱しその一部がしばしば顔に接触するので、容 易に理解できよう。かかる方法を用いることは、熱い圧縮プレードが眼に危険を 伴って接近することとなる。 自己保持式加熱メカニズムを設けることによる扱い難さおよび使い易さの低減 を避けること、および、まつげカール装置の全体を加熱することを避けつつ、ま つげを熱カールすることができる問題を解決するために、本発明は、非加熱方式 で通常用いられているもののようなまつげカール装置と共に遠隔加熱装置を用い たシステムを利用している。遠隔加熱装置は、まつげをカールするのに含まれる メカニズムのみ、まつげカール装置の残りの部分、特に、まつげのカール処理中 顔に接触するかもしれない領域を冷たく残しつつ、典型的には柔軟な圧縮ストリ ップのみが加熱されるようにデザインされている。遠隔加熱装置には、サーモス タットおよびまつげカール装置が係合されたときにトリガーされる作動スイッチ が備えられてもよい。 まつげカール装置は、代わりに、遠隔加熱装置と共に特別な使用に対して適合 させるために、修正されてもよい。例えば、まつげカール装置には、2つが係合 されたとき、遠隔加熱装置内の対応するスイッチを作動させるためのフランジな いしは他の作動部が設けられてもよい。加えて、まつげカール装置は、圧縮スト リップをより熱く、より長く保ち、また、まつげカール装置を冷たく保つために 、柔軟な圧縮ストリップをまつげカール装置の残りの部分から断熱する断熱スト リップまたは手段を任意的に含んでもよい。最後に、圧縮ストリップは、より耐 熱材料から製作することにより修正されるか、および/または、圧縮ストリップ が適当な温度範囲内に熱されて留まる時間を増大すべく、高比熱の材料が充填さ れてもよい。 図面の簡単な説明 本発明の上述および他の利点、及び、目的が得られる方法のために、上に簡単 に説明された本発明のより詳しい説明が、添付の図面に示された特定の実施例を 参照してなされよう。これらの図面は本発明の典型的な実施例のみを示し、それ 故に、その範囲を制限すべく考えられるべきではないことを理解しつつ、本発明 が、添付の図面の使用を通じて、追加的な詳しさでもって説明されよう。ここで 、 図1は、従来のまつげカール装置の概略的な側面図である。 図2は、人間の眼の概略的正面図であり、図1および図2のカール装置でもっ てカールする上側まつげを描いている。 図3Aは、図1のまつげカール装置と共に使用されべく適合された遠隔加熱装 置の斜視図である。 図3Bは、図3Aに描かれたまつげカール装置と共に使用されている遠隔加熱 装置の側断面図である。 図4Aは、本発明による代わりの加熱装置の斜視図である。 図4Bは、図5Aの加熱装置を作動させるべく適合された代わりのまつげカー ル装置と共に使用されている図5の加熱装置の側面図である。 図5Aは、本発明による他の代わりの加熱装置の斜視図である。 図5Bは、図5Aの加熱装置を作動させるべく適合された代わりのまつげカー ル装置と共に使用されている図5Aの加熱装置の側面図である。 図6Aは、本発明による他の代わりの加熱装置の斜視図である。 図6Bは、図1のまつげカール装置と共に使用されている図6Aの加熱装置の 側面図である。 図7は、まつげカール装置の残りから断熱されている代わりのまつげカール装 置の圧縮ストリップの側断面図である。 好ましい実施の形態の詳細な説明 本発明は、まつげをカールするのに現在市場で用いられているまつげカール装 置との関連で用いられるべく適合された遠隔加熱装置を備える、まつげカール用 のシステムに関す。加えて、遠隔加熱装置と共に用いられるよう特別に適合され たまつげカール装置が用いられてもよい。遠隔加熱装置はまつげカール装置とは 別で、取り外し可能であり、かくて、まつげカール装置は美容サロンおよび個人 により典型的に用いられている非加熱のまつげカール装置と同様の方法で用いら れ得る。まつげカール装置が許容レベルまで一旦加熱されると、それは遠隔加熱 装置から何時でも取り外され、まつげをカールするために望み通り用いられ得る 。 この分野で知られている自己加熱式のまつげカール装置とは逆に、本発明は、 寸法、嵩、重量の増大および自己加熱式まつげカール装置の扱い難さを有するこ となく、まつげカール装置の加熱装置を提供する。代わりに、本発明は、加熱処 理が行われている間、加熱装置の表面にまつげカール装置を固定するよう適合さ れた接続部が備えられた遠隔加熱装置を利用している。この装置はまた、例えば 、ブロードライヤーまたは加熱ランプによる無差別的加熱とは逆に、カール処置 で実際に用いられるメカニズムの局部的な加熱をもたらす。 本発明がより理解されるように、まつげをカールするのに用いられる典型的な まつげカール装置が図1に示されている。図2は人の眼および図1のカール装置 を用いてカールされ得る上側のまつげを示している。より詳しくは、図1に示さ れているまつげカール装置10は、金属またはプラスチックのような充分に丈夫 で耐性のある材料から構成され得る、上側フレーム14と下側ハンドル16とを 有する静止舌片12を含んでいる。上側フレーム14の上端には、後述するよう に、柔軟な圧縮ストリップに対してまつげを押し付けるよう意図されている圧縮 ブレード18が配置されている。静止舌片には、下側ハンドル22、圧力棒24 および一対の支持アーム26を含む可動舌片20が回動可能に固設されている。 これらの構成部品の全ては、まつげカール装置の意図された機能を実行するのに 充分な強度である、金属またはプラスチックのような充分に耐性のある材料から 製作することができる。 可動の舌片20は、静止舌片12および可動舌片20内の凹部間を通過する枢 支ピン28により、静止舌片12に回動可能に取り付けられている。一対の支持 アーム26は次いで、圧力棒24の一端部における孔30を単に通され、圧力棒 24に回動可能に取り付けられている。一対の支持アーム26の頂部は圧縮スト リッププラットホーム32であり、柔軟な圧縮ストリップ34がこの中に置かれ 、または、この上に固設される。圧縮ストリッププラットホームは典型的には金 属またはプラスチックのような耐性のある材料から作られ、一方、柔軟な圧縮ス トリップは、ゴム、典型的にはシリコンゴムのような弾性材料から作られてい る。圧縮ストリッププラットホームは次いで、上側フレーム14に摺動可能に固 定され、かつ、上側フレーム14に恒久的に固設されている圧縮ブレード18の 下側に係合する関係で配置されている。柔軟な圧縮ストリップ34、圧縮ストリ ッププラットホーム32および圧縮ブレード18は、人の眼および瞼のほぼ球形 の膨らみに一致するよう水平面内において形状付け且つ湾曲されている。圧縮ブ レード18の対向縁部および柔軟な圧縮ストリップ34の対向する表面は基本的 に水平で、平行で、且つ、対称である。 まつげカール装置10は、図2に示される眼40の上側のまつげ42にカール を施すためにのみ通常使用される。下側のまつげ44は、薄く、短く、且つ、自 然にカールしているので、通常はカール装置によってはカールされない。さらに 、重力は、上側のまつげ42の垂れを生じさせつつ、自然に下側のまつげ44を 眼から離して倒している。 柔軟な圧縮ストリップ34が概ね水平であれば、それは上側のまつげ42を眼 40の一側から他側にほぼ同じ角度にカールさせる。しかしながら、まつげカー ル装置10は、圧縮ストリップ34が圧縮ブレード18に対し最初に閉じられ、 かくて、まつげカール動作中により強固とされる領域において、より鋭利にカー ルを生じさせるために、ピッチ付けられた、すなわち、角度付けられた柔軟な圧 縮ストリップ(不図示)を備えて適合されてもよい。上述の方法で、まつげは数 年に亘りカールされていた。それにもかかわらず、カール動作中にまつげを加熱 することは、カール処理をより容易に、より速くし、および、まつげがカールさ れてより長く残されるようにすることができるということが知られている。加熱 することはまた、カール動作中に加えられるべき圧力量を低減し、カール動作中 にまつげが破損または分離するという傾向を低減する。 この目的に従い、および、まつげカール装置が非加熱、例えば、ブロードライ ヤーまたは加熱ランプにより無差別に加熱される、または、自己保持加熱要素を 収容すべく適合されているかのいずれかである従来技術の装置の改良として、本 発明は、この分野で知られている如何なるまつげカール装置、または、開発され るかもしれない将来の装置と共に用いられるべく遠隔加熱装置が適合されている 、より単純なシステムを用いる。遠隔加熱装置はまた、遠隔加熱装置と共に用 いられるべく特別に適合されているまつげカール装置と共にも用いられ得る。 第1の好ましい実施例では、図3Aおよび図3Bに示されるように、遠隔加熱 装置50が提供され、まつげカール装置10に連結された配列で示されている。 詳しくは、遠隔加熱装置50は、電力コード52または代わりに電池(不図示) によってもたらされ得る電力源を含む。スイッチ54が加熱装置50を作動およ び停止するために用いられ得る。加熱装置は、圧縮ストリップ34を加熱する熱 伝達棒58の温度を調整するためのサーモスタット56を任意的に含んでもよい 。加えて、加熱装置は、設定された時間の後遮断するようタイマーを含んでもよ い。熱伝達棒58の加熱は、熱伝達棒58内または近傍に位置された抵抗加熱素 子(不図示)により達成される。調整可能なサーモスタット56の代わりに、加 熱装置が加熱要素の温度を調整する非調整のサーモスタットを単に含むか、また は、加熱要素が所望の温度範囲内で最高温度まで加熱する能力のみのものであっ てもよい。加熱装置は、圧縮ストリップ34が適切な温度に到達したときを使用 者に告げるために、光または他の指示器(不図示)を任意的に備えてもよい。 加熱装置はまた、ばね付勢のワイヤベース60を含み、これは、加熱処理が実 行されている間、まつげカール装置10を正しく保持すべく熱伝達棒58との関 連で用いられる。ワイヤベース60は、圧縮ブレード18および圧縮ストリップ 34を離して付勢するために圧縮ブレード18に対して押す。圧縮ブレード18 に対するワイヤベース60、および、圧縮ストリップ34に対する熱伝達棒58 の対抗する力が、熱伝達棒58が圧縮ストリップ34を所望の温度に加熱する間 、まつげカール装置を正しく保持する手段として一緒に働く。 図3Bにより明瞭に示されるように、熱伝達棒58は、圧縮ストリップ34の 直接の領域に熱を局所化すべく形状付けられている熱伝達ストリップ62を含ん でもよい。このようにして、使用者がまつげカール装置10を取付たり取り外し たりする間に手を火傷する機会を最少とするために、熱伝達棒58の残部が熱伝 達ストリップ62に比べて相対的に冷たく残る。この特徴はまた、熱伝達棒58 が、まつげカール装置の圧縮ブレード18や他の部分(好ましくは、圧縮ストリ ップ34に比べて冷たく残る)を不用意に加熱するおそれを低減する。もちろ ん、熱伝達棒58と圧縮ブレード18との間に通常存在する空間が、多くの場合 、熱伝達棒58から圧縮ブレード18への熱伝達を最小にすべく期待されていよ う。かくて、熱伝達棒58は、熱伝達棒58と圧縮ブレード18との間に適当な 空間が存する限り、圧縮ブレード18を不当に加熱すること無く、その両側にお いて加熱されることが可能である。 図3Aおよび図3Bに示された実施例は、まつげカール装置10の圧縮ストリ ップ34の安全且つ信頼性のある加熱を達成する一つの方法の例示であるが、本 開示に照らして当業者には明らかである多数のデザイン的変形が存在する。 例えば、図4Aは遠隔加熱装置の代わりの実施例を示している。詳しくは、代 わりの加熱装置70は、加熱面74と断熱面76とを有する加熱突部72を含ん でいる。ハンドルチャンネル78および圧力棒チャンネル80が、圧縮ストリッ プ34を加熱するのにまつげカール装置10を適所に保持する助けとなるべく設 けられている。 図4Bは、図4Aの遠隔加熱装置70がまつげカール装置10と共に用いられ ている状態を示し、ここで、静止舌片12の下側ハンドル16がハンドルチャン ネル78にはまり込み、一方、可動舌片20の圧力棒24が圧力棒チャンネル8 0内にはまり込んでいる。このようにして、柔軟な圧縮ストリップ34と圧縮ブ レード18とが、それらの間に加熱突部72の侵入を許すに充分な距離だけ離間 される。加熱面74は柔軟な圧縮ストリップ34と直接に接触し、且つ、それを 維持し、一方、断熱面76は圧縮ブレード18に実際に触れても触れなくともよ い。加熱突部72は圧縮ブレード18に隣り合う側で断熱されているので、圧縮 ブレード18は、たとえ加熱面74が柔軟な圧縮ストリップ34を所望の温度ま たは所望の温度範囲内に加熱しているときでも、加熱されない。代わりに、加熱 突部72は両側で加熱されてもよく、圧縮ブレード18との間に充分な空間が存 する限り圧縮ブレード18を加熱しない。 図4Bにまた示されているように、遠隔加熱装置70は、まつげカール装置1 0の対応する位置に配置された作動突起84により係合される作動スイッチ82 を任意的に含んでもよい。一つの実施例では、図4Bに示されるように、作動ス イッチ82は、まつげカール装置10の作動突起84と係合できる限り何処 に配置されてもよいが、ハンドルチャンネル78内の適当な位置に配置され得る 。図4Bにまた示されるように、図示の実施例の作動突起84は、加熱装置の作 動スイッチ82と係合すべくデザインされている限りまつげカール装置10の何 処に配置されてもよいが、静止舌片12の下側ハンドル16の端部に位置されて いる。 図5Aおよび図5Bは遠隔加熱装置の他の代替の実施例を示し、ここで、遠隔 加熱装置90は、まつげカール装置10が、使用中、遠隔加熱装置90から垂直 に突出するように、まつげカール装置10と係合すべくデザインされている。図 4Aおよび図4Bに示された代わりの加熱装置70と同様に、図5Aおよび図5 Bの遠隔加熱装置90は、加熱面94および断熱面96を含む加熱突部92を含 んでいる。加熱突部92の幅は、まつげカール装置10が加熱装置90と係合さ れたとき、加熱突部92と圧縮ブレード18および圧縮ストリップ34との圧力 の結果として、まつげカール装置10が正しく残るに充分な緊密なはめ合いをも たらすために、圧縮ブレード18と圧縮ストリップ34との最大の開口にほぼ一 致している。 図5Aおよび図5Bの遠隔加熱装置90は、まつげカール装置10に配置され た作動突起100に係合するために、加熱突部92の近くに配置された作動スイ ッチ98を任意的に含んでもよい。図5Aおよび図5Bに示された例では、作動 スイッチ98は、加熱突部92が配置されている凹部内に配置されており、一方 、作動突起100が、まつげカール装置10が使用されているときに眼から離れ る方向に、圧縮ブレード18から横方向に配置されている。 さらに他の加熱装置の実施例では、図6Aおよび図6Bが、加熱突部112を 有する遠隔加熱装置110を示し、加熱突部112は、まつげカール装置10が 遠隔加熱装置110に取付られたとき、ほぼ水平状態になるように形状付けられ ている。この実施例は図4Aおよび図4Bに示された実施例と、圧力棒、下側ハ ンドルまたはまつげカール装置の他の構造物を受け入れるためのチャンネルが存 在せず、圧縮ブレード18、圧縮ストリップ34および隣接する構造物を保有す る点で異なる。他の実施例のように、加熱突部112は加熱面114および断熱 面116を含んでいる。 前述した遠隔加熱装置のいずれ内にも、電気で駆動される抵抗加熱素子のよう な加熱要素(不図示)が存する。遠隔加熱装置は、前記抵抗加熱素子によって発 生された熱を加熱突部、詳しくは加熱面に伝達する手段(不図示)を含んでいる 。遠隔加熱装置内に任意的に含まれるのは、加熱面の温度を、柔軟な圧縮ストリ ップ34を所望の温度または温度範囲に加熱したり、適当な温度範囲内に維持す るためのサーモスタット(不図示)である。 柔軟な圧縮ストリップは広い温度範囲内に加熱されてもよい。というのも、華 氏80度を越える温度はいずれもカール処理に積極的な効果を有する、すなわち 、カールの容易さおよび速度を増大し、および/または、カールをより長持ちさ せるということが判明したからである。ところで、ヘアはそれが約華氏400度 に加熱されるまで、焼けたり、ひどく損傷を受けたりしない。それ故に、柔軟な 圧縮ストリップは、その温度が柔軟な圧縮ストリップを害しまたは破壊し、柔軟 な圧縮ストリップが溶け、さもなくば、まつげに転送されたり、柔軟な圧縮スト リップからの放射のせいで眼や近くの細胞の火傷を生じさせない限り、約華氏8 0度から約華氏400度の広い範囲内の温度にまで概念的に加熱されてもよい。 一般に、約華氏90度から約華氏250度の範囲の温度が好ましく、約華氏10 0度から約華氏150度の範囲の温度がより好ましく、そして、約華氏100度 から約華氏125度の範囲の温度が最も好ましい。 遠隔加熱装置は、使用者にまつげカール装置の柔軟な圧縮ストリップが容認で きる温度すなわち適当な温度範囲内に加熱されたことを報知するために、温度ゲ ージまたは温度ライトを任意的に含んでもよい。加えて、遠隔加熱装置は、手動 操作できるオン/オフスイッチ(図3Aおよび図3B)を含む、または、まつげ カール装置を遠隔加熱装置に挿入または設置したとき自動的に作動するよう任意 的に適合されてもよい(図4A〜図5B)。上にまた示されたように、まつげカ ール装置を、遠隔加熱装置内の対応するスイッチを作動させて加熱メカニズムを 起動させる突起ないしはフランジを備えるよう適合することも有利である。まつ げカール装置ひいては突起の取り外しの際、遠隔加熱装置の停止が生ずるであろ う。もしも、遠隔加熱装置がこの方法で作動されるのであれば、それは従来のま つげカール装置と共には一般に働かない。 まつげカール装置に関しては、上記の遠隔加熱装置のいずれもこの分野で知ら れている如何なる従来のまつげカール装置と共に用いられてもよい。それにもか かわらず、まつげカール装置が遠隔加熱装置により良く適するように、または、 互換性を有するように修正することは、確実に本発明の範囲内である。例えば、 柔軟な圧縮ストリップは、熱破壊を経験することなく温度の広範囲な変化に耐え 得る弾性材料から好ましくは作られ得る。一般に、特別に適合された材料が高い 作動温度が用いられるような理由のために通常のシリコンゴムに置き換えられる けれども、好ましい範囲内の温度に耐え得る多種類のシリコンゴムが存在する。 加えて、柔軟な圧縮ストリップは、まつげカール装置を遠隔加熱装置から取り 外した後、圧縮ストリップが所望の温度または所望の温度範囲内に維持される時 間を増大するために、高い比熱を有する材料で充満されてもよい。このような材 料は、金属、セラミック、金属酸化物および他の濃密な材料を含む。高い比熱を 有する材料は、小さな粒子またはファイバーとして含まれてもよく、または、圧 縮ストリップの柔軟性を維持する表面下の距離で柔軟な圧縮ストリップ内に挿入 された棒として含まれてもよい。この実施例はまた、圧縮ストリップを加熱する のに要する時間を速めることが期待されよう。 好ましい実施例では、圧縮ストリップ内の柔らかく柔軟な材料は、熱保持充填 材が充満されたジメチルシリコンゴムである。高い比熱を有する好ましい熱保持 充填材は沈降マイクロアルミナ水和物からなる。他の材料は、細分割されたアル ミナ、マイクロシリカ、細分割されたシリカまたはこれらの混合物を含む。それ にもかかわらず、適切な熱容量および圧縮ストリップに用いられているゴムとの 互換性を有する全ての金属酸化物またはセラミックが用いられ得る。圧縮ストリ ップの材料は、それに所望の特性を付与するために色付顔料および他の成分を含 んでもよい。好ましい実施例では、ジメチルシリコンゴムが有機過酸化物で加硫 されている。 圧縮ストリップはまた、熱の流れを妨げるためにまつげカール装置の残部から 断熱されているなら、所望の作動温度内に維持されるのがよい。このことは、例 えば、圧縮ストリップとそれが取り付けられる圧縮ストリッププラットホームと の間に、図7に示されるように、高断熱材を設置することにより達成され得る。 代わりに、圧縮ストリッププラットホームが、全体的にまたは部分的に、柔軟な 圧縮ストリップから可動舌片やハンドルの如きまつげカール装置の残部への熱の 流れを妨げるのに役立つ高断熱部材からなってもよい。この変更は、加熱された 圧縮ストリップに対してまつげカール装置の残部を冷たく保つという有益な効果 を有するであろう。最後に、圧縮ブレードは、断熱材料、および/または、加熱 された圧縮ストリップに対抗して押さえられた後であってさえも比較的冷たく留 まるように、比較的低い比熱を有する材料から作られてもよい。 他の実施例において、圧縮ブレード18が低熱伝導率の材料から作られるのが 好ましく、そうすると、まつげのカール作業中圧縮ブレードと圧縮ストリップと が係合したとき、熱が圧縮ストリップからより緩やかに放散される。一般に、圧 縮ブレードは強度および成形の容易さのために金属からなる。 本発明は、その趣旨または基本特性から逸脱することなく、他の特定の形態で 具体化され得る。説明された実施例は、全ての点において説明のためのみで制限 するものではないと考えられるべきである。それ故に、本発明の範囲は、前述の 説明よりもむしろ添付の請求の範囲により指示される。請求の範囲の意味および 均等の範囲内の全ての変更は、それらの範囲内に含まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN 【要約の続き】 2)がより長い時間所望の温度範囲内に維持されるよ う、および、遠隔加熱装置(50)を作動させる手段を 有するように任意的に適合され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.まつげカール装置と該まつげカール装置を加熱する遠隔加熱装置とを備え、 まつげをカールするために使用されるとき、まつげカール装置が遠隔加熱装置か ら取り外されるようにまつげカール装置は遠隔加熱装置から取り外し可能である 、まつげをカールするためのシステムであって、遠隔加熱装置は、 遠隔加熱装置内に配置され、まつげカール装置内の圧縮ストリップを所望の温 度範囲内に加熱する加熱手段、および、 遠隔加熱装置内で、まつげカール装置が遠隔加熱装置に係合されている間、加 熱手段からの熱を圧縮ストリップの近傍に維持する手段 を含むことを特徴とするまつげをカールするためのシステム。 2.さらに、遠隔加熱装置内に、前記圧縮ストリップの温度を所望の温度範囲内 に制御し維持する温度制御手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のまつげ をカールするためのシステム。 3.さらに、圧縮ストリップが所望の温度範囲内にあるときを指示する報知手段 を含むことを特徴とする請求項1に記載のまつげをカールするためのシステム。 4.遠隔加熱装置は、まつげカール装置を遠隔加熱装置から取り外す前に、まつ げカール装置の圧縮ストリップを約華氏90度から約華氏250度の範囲の温度 に加熱しそして維持する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のまつげを カールするためのシステム。 5.遠隔加熱装置は、まつげカール装置を遠隔加熱装置から取り外す前に、まつ げカール装置の圧縮ストリップを約華氏100度から約華氏150度の範囲の温 度に加熱しそして維持する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のまつげ をカールするためのシステム。 6.遠隔加熱装置は、まつげカール装置を遠隔加熱装置から取り外す前に、まつ げカール装置の圧縮ストリップを約華氏100度から約華氏125度の範囲の温 度に加熱しそして維持する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のまつげ をカールするためのシステム。 7.前記加熱手段は、遠隔加熱装置に配置され且つ圧縮ストリップに接触するよ う適合された加熱突部を含むことを特徴とする請求項1に記載のまつげをカール するためのシステム。 8.加熱突部は、加熱突部からの熱を圧縮ストリップの近傍に維持するために、 一側に圧縮ストリップに直接接触する加熱面と、前記加熱突部の反対側の非加熱 面とを含むことを特徴とする請求項7に記載のまつげをカールするためのシステ ム。 9.圧縮ストリップは、まつげカール装置が遠隔加熱装置から取り外された後、 前記圧縮ストリップが所望の温度範囲内に維持される時間を増大するために、高 比熱を有する材料が充填された柔軟な材料を備えることを特徴とする請求項1に 記載のまつげをカールするためのシステム。 10.まつげカール装置と該まつげカール装置を加熱する遠隔加熱装置とを備え 、まつげカール装置は柔軟な材料の圧縮ストリップを含み、遠隔加熱装置は遠隔 加熱装置内に配置され、まつげカール装置内の圧縮ストリップを所望の温度範囲 内に加熱する加熱手段、および、遠隔加熱装置内で、まつげカール装置が遠隔加 熱装置に係合されている間、加熱手段からの熱を圧縮ストリップの近傍に維持す る手段を含むことを特徴とするまつげをカールするためのシステム。 11.まつげカール装置を加熱する遠隔加熱装置であって、 遠隔加熱装置の外表面に露出され、まつげカール装置内の圧縮ストリップを所 望の温度範囲内に加熱する加熱手段、および、 まつげカール装置が遠隔加熱装置に係合されている間、加熱手段からの熱を圧 縮ストリップの近傍に維持するようにまつげカール装置を遠隔加熱装置に係合さ せる取付手段、 を備えることを特徴とするまつげカール装置を加熱する遠隔加熱装置。 12.さらに、前記圧縮ストリップの温度を所望の温度範囲内に制御し維持する 温度制御手段を含むことを特徴とする請求項11に記載のまつげカール装置を加 熱する遠隔加熱装置。 13.さらに、圧縮ストリップが所望の温度範囲内にあるときを指示する報知手 段を含むことを特徴とする請求項11に記載のまつげカール装置を加熱する遠隔 加熱装置。 14.前記加熱手段は、遠隔加熱装置に配置され且つ圧縮ストリップに接触する よう適合された加熱突部を含むことを特徴とする請求項11に記載のまつげカー ル装置を加熱する遠隔加熱装置。 15.加熱突部は、加熱突部からの熱を圧縮ストリップの近傍に維持するために 、一側に圧縮ストリップに直接接触する加熱面と、前記加熱突部の反対側の非加 熱面とを含むことを特徴とする請求項14に記載のまつげカール装置を加熱する 遠隔加熱装置。 16.遠隔加熱装置と共に用いられるよう適合され、まつげをカールするまつげ カール装置であって、まつげカール装置は、 圧縮ストリッププラットホームに配置された圧縮ストリップであって、まつげ カール装置が遠隔加熱装置から取り外された後所定の時間加熱状態を留めている 圧縮ストリップと、 まつげカール装置が遠隔加熱装置から取り外し可能なように遠隔加熱装置に係 合させる手段と、 まつげカール装置と遠隔加熱装置とが係合されている間、遠隔加熱装置が自動 的に作動され圧縮ストリップを加熱し、かつ、まつげカール装置が遠隔加熱装置 から取り外されたとき、遠隔加熱装置が自動的に作動停止するように、遠隔加熱 装置内の対応するスイッチを作動させる手段と、 を備えることを特徴とするまつげカール装置。 17.圧縮ストリップには、まつげカール装置が遠隔加熱装置から取り外された 後、前記圧縮ストリップが所望の温度範囲内に維持される時間を増大するために 、高比熱を有する材料が充填されていることを特徴とする請求項16に記載のま つげカール装置。 18.まつげをカールするために用いられるとき、まつげカール装置が遠隔加熱 装置から取り外されるべく、遠隔加熱装置と共に用いられるよう適合され、まつ げをカールするまつげカール装置であって、まつげカール装置は、 まつげカール装置が遠隔加熱装置から取り外された後、前記圧縮ストリップが 所望の温度範囲内に維持される時間を増大するために、高比熱を有する材料が充 填されている柔軟な材料を含む圧縮ストリップと、 圧縮ブレードと、 圧縮ブレードと圧縮ストリップとを選択的に係合および係合解除させる手段と 、 を備えることを特徴とするまつげカール装置。 19.さらに、加熱されたとき、圧縮ストリップからまつげカール装置の他の領 域への熱の流れを妨げるために、圧縮ストリップを熱的に隔離する手段を含むこ とを特徴とする請求項18に記載のまつげカール装置。 20.圧縮ストリップは、重大な熱破壊無く約華氏400度の温度まで加熱でき るように、熱破壊に耐えるように適合されている材料を備えることを特徴とする 請求項18に記載のまつげカール装置。 21.圧縮ストリップは、重大な熱破壊無く約華氏250度の温度まで加熱でき るように、熱破壊に耐えるように適合されている材料を備えることを特徴とする 請求項18に記載のまつげカール装置。 22.圧縮ストリップの柔軟な材料は、シリコンゴムを備えることを特徴とする 請求項18に記載のまつげカール装置。 23.圧縮ストリップの柔軟な材料は、有機過酸化物で加硫されたジメチルシリ コンゴムを備えることを特徴とする請求項18に記載のまつげカール装置。 24.圧縮ストリップの柔軟な材料は、色付顔料をさらに備えることを特徴とす る請求項18に記載のまつげカール装置。 25.高比熱を有する材料は、金属酸化物を備えることを特徴とする請求項18 に記載のまつげカール装置。 26.高比熱を有する材料は、マイクロアルミナ水和物を備えることを特徴とす る請求項18に記載のまつげカール装置。 27.高比熱を有する材料は、細分割されたシリカを備えることを特徴とする請 求項18に記載のまつげカール装置。 28.高比熱を有する材料は、セラミック粒子を備えることを特徴とする請求項 18に記載のまつげカール装置。 29.高比熱を有する材料は、固体セラミック材料を備えることを特徴とする請 求項18に記載のまつげカール装置。 30.圧縮ブレードは、低熱伝導率を有する材料を備えることを特徴とする請求 項18に記載のまつげカール装置。 31.圧縮ストリップは、まつげカール装置の他の部分からほぼ熱的に断絶され ていることを特徴とする請求項18に記載のまつげカール装置。 32.まつげをカールするために用いられるとき、まつげカール装置が遠隔加熱 装置から取り外されるべく、遠隔加熱装置と共に用いられるよう適合され、まつ げをカールするまつげカール装置であって、まつげカール装置は、 有機過酸化物で加硫され、高比熱を有する材料および色付顔料が充填されたジ メチルシリコンゴムを含む圧縮ストリップと、 圧縮ブレードと、 圧縮ブレードと圧縮ストリップとを選択的に係合および係合解除させる手段と 、 を備えることを特徴とするまつげカール装置。 33.高比熱を有する材料は、マイクロアルミナ水和物を備えることを特徴とす る請求項32に記載のまつげカール装置。 34.高比熱を有する材料は、セラミック、金属酸化物、アルミナ、シリカおよ びこれらの混合物からなる群から選ばれることを特徴とする請求項32に記載の まつげカール装置。
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