JP2001508462A - ハロカーボンの製造方法 - Google Patents

ハロカーボンの製造方法

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JP2001508462A JP53446998A JP53446998A JP2001508462A JP 2001508462 A JP2001508462 A JP 2001508462A JP 53446998 A JP53446998 A JP 53446998A JP 53446998 A JP53446998 A JP 53446998A JP 2001508462 A JP2001508462 A JP 2001508462A
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Abstract

(57)【要約】 式CAR12CBR34(ここにおいて、A、B、R1、R2、R3およびR4は明細書中に規定されるものである)のハロゲン化アルカン付加物を生成するための液相方法であって、対応するハロゲン化アルカン、ABと、対応するオレフィン、CR12=CR34とを、溶媒中、(i)1価の銅を含む少なくとも1つの触媒と、(ii)置換アンモニウムハライド、ピリジニウム、および置換ピリジニウムハライド、および(MQ4)Yタイプの第四級塩であって、Mが周期表におけるVA族の元素(すなわち、N、P、As、SbまたはBi)、QがC1〜C18のハイドロカルビル基、Yが塩素、臭素またはヨウ素であるものよりなる群から選択された少なくとも1つのイオン性促進剤とを含有する触媒系の存在下で接触させる工程を含む方法が開示されている。選択された、上記のように生成されたタイプの付加物を、HFと反応させることによるハイドロフルオロアルカンの生成もまた、開示されている。この方法は、ジニトリルまたは環状カーボネートエステル中で実施され、これらの溶媒は反応混合物を2つの液相に分離する。

Description

【発明の詳細な説明】 ハロカーボンの製造方法 技術分野 本発明は、ハロアルカンとハロゲン化オレフィンの触媒反応を用いた、ハロゲ ン化アルカンの製造方法に関する。 背景 オレフィンへのハロアルカンの触媒ラジカル付加は、よく知られている反応で ある。しかしながら、通常、ハロアルカン(例えば、ABであって、Aが置換炭 素原子、Bがフッ素ではないハロゲン)がオレフィン(例えば、CH2=CHR )に付加して飽和付加物(例えば、CH2ACHBR)を形成する場合には、生 成物(すなわち、ハロゲン化付加化合物)にはまた、様々な量のテロマー(例え ば、A(CH2CHR)nB、nは2以上)が含まれる。例えば、カナダ特許第2 ,073,533号には、アセトニトリル中で銅触媒を用いて四塩化炭素と塩化 ビニリデンとを反応させることによるCCl3CH2CCl3の製造方法が開示さ れている。変換された塩化ビニリデンに対するCCl3CH2CCl3の選択度は 、87%であった。当業界において、主要な副生成物がC5テロマー、CCl3( CH2CCl22Clであることが示されている。さらに、ハロアルカンのオレ フィンへの触媒付加は均一な媒体中で行われるため、生成物からの触媒の分離に は困難を伴う可能性がある。特に、反応が連続的に行われることが望まれる場合 に、このようなことが言える。 ハロゲン化付加物は、フルオロアルカン、特に、ハイドロフルオロアルカンの 生成のために有用な中間体である。これら後者の化合物は、冷媒、消火剤、熱変 換媒体、噴射剤、発泡剤、ガス状誘電体、滅菌剤、重合媒体、粒子除去液、キャ リヤー液、バフ研磨剤、排水乾燥剤、およびパワーサイクル作動液として有用で ある。より効率的なハイドロフルオロアルカンの製造方法の開発に、関心が寄せ られている。発明の簡単な説明 本発明によれば、式CAR12CBR34のハロゲン化アルカン付加物を生成 するための液相方法が提供される。 前式CAR12CBR34において、 R1、R2、R3およびR4は、H、Br、Cl、F、C1〜C6アルキル、CN、 CO2CH3、CH2Clおよびアリール(例えば、フェニル)よりなる群からそ れぞれ独立に選択されるものであるが、ただし、R3およびR4のいずれか一方が C3〜C6アルキル、CN、CO2CH3、CH2Clおよびアリールよりなる群か ら選択される場合には、R1、R2並びにR3およびR4のうちの他方はHであり、 R3およびR4がCl、F、CH3およびC25よりなる群から選択されるもので ある場合には、R1およびR2はHであり、R1およびR2のいずれか一方並びにR3 およびR4のいずれか一方がCl、F、CH3およびC25よりなる群から選択 される場合には、R1およびR2のうちの他方並びにR3およびR4のうちの他方は Hであり; Aは、CX3、CH3-aa、Cn(2n+1)-bbおよびCHc2-cRよりなる群 から選択され、RはCn(2n+1)-bb(例えば、CF3およびCCl2CF3)、 各XはBr、F、ClおよびIよりなる群からそれぞれ独立に選択され、aは0 から3の整数、nは1から6の整数、bは1から2n+1までの整数、cは0か ら1の整数であり; Bは、Br、ClおよびIよりなる群から選択され; ただし、(1)AがCX3である場合には、Xのうちのただ1つがIであり、 (2)AがCH3-aaである場合には、各XはBであって、BがBrまたはCl のときaは2、BがIのときaは0から2の整数であり、(3)AがCn(2n+1 )-bbである場合には、各XはClおよびFよりなる群からそれぞれ独立に選択 されるものであって、BはIである。この方法には、式AB(AおよびBは上記 に示したもの)のハロゲン化アルカンと、式CR12=CR34(R1、R2、R3 およびR4は上記に示したもの)のオレフィンとを、反応混合物を2つの液相に 分離するようなジニトリルまたは環状カーボネートエステルの溶媒中で、 (i)1価の銅を含む少なくとも1つの触媒と、 (ii)置換アンモニウムハライド、ピリジニウム、および置換ピリジニウム ハライド、および(MQ4)Yタイプの第四級塩であって、Mが周期表における VA族の元素(すなわち、N、P、As、SbまたはBi)、QがC1〜C18の ハイドロカルビル基、YがCl、BrまたはIであるもの、よりなる群から選択 される少なくとも1つのイオン性促進剤と、 必要に応じて(iii)芳香族または脂肪族の非イオン性複素環式化合物であ って、複素環式リング中に少なくとも1つの炭素−窒素二重結合を有するものよ りなる群から選択される非イオン性促進剤と を含有する触媒系の存在下で接触させる工程が含まれる。 本発明はさらに、ハイドロフルオロアルカン(例えば、CF3CH2CHF2) を生成するための方法を提供するものである。この方法は、(a)AB(例えば 、CCl4)とCR12=CR34(例えば、CH2=CHCl)とを、上記のよ うに反応させることによって(ただし、R1、R2、R3およびR4はH、CH3お よびC25、CおよびFよりなる群からそれぞれ独立に選択され、BおよびXは Clであって、ABおよびCR12=CR34のうちの少なくとも1つは水素を 含有する)、ハロゲン化アルカン付加物(例えば、CCl3CH2CHCl2)を 生成する工程と、(b)(a)において生成した付加物をHFと反応させる工程 とを含む。 詳細な説明 本発明は、ハロゲン化アルカンを不飽和化合物に付加して付加物を形成させる ことに関する。特に、本発明は、一般式ABのハロゲン化アルカンを、1価の銅 触媒(Cu+)の存在下、適切な溶媒(ジニトリルまたは環状カーボネートエス テル溶媒)中で不飽和化合物CR12=CR34に付加して対応する付加物CA R12CBR34を形成させることに関する。反応を促進するために、イオン性 促進剤を用いる。第2に、C=N環結合を含む非イオン性促進剤を用いることも また、有効である。 飽和ハロゲン化アルカンをアルケンに付加して付加物を形成させることは、当 業界においては既知である。本発明の方法においては、広い範囲の飽和ハロゲン 化アルカンを使用することができる。適した飽和ハロゲン化アルカンの例は、W allingおよびHuyserによって、「Organic Reactio ns」第13巻(1963年)、第3章中の表V、VI、VII、および表VI IIに挙げられている。 本発明の方法のために特に有用なハロゲン化アルカンABには、Aが、CX3 、CH3-aa、Cn(2n+1)-bXbおよびCHc2-cRよりなる群から選択され るものであって、各XがBr、F、ClまたはIであり、RがCn(2n+1)-bb (例えば、CF3およびCCl2CF3)であり、かつBが、Br、ClまたはI であるような、特定の化合物が含まれる。AがCX3であって、Xのうちのただ 一つがIであるような化合物も含まれる。また、AがCH3-aaであって、Xが Bであるような化合物、およびXがBrまたはClである場合に、aが2である ような化合物、およびXがIである場合に、aが0から2の整数であるような化 合物も含まれる。さらに、AがCn(2n+1)-bbであって、各Xが独立にClお よびFから選択され、nが1から6の整数、bが1から2n+1の整数であって 、BがIであるような化合物も含まれる。さらにまた、AがCHc2cRであ って、cが0から1の整数であるような化合物も含まれる。本発明の方法のため に適した飽和ハロゲン化アルカンには、CCl4、CBrCl3、CCl2FCC l2F、CCl3CClF2、CCl3CF3、CCl3CF2CCl3、CCl3CF2 CF3、CCl3CH2CCl3、CCl3CH2CF3、CCl3CF2CClF2、C F3I、CF3CF2I、CF3CFICF3およびCF3CF2CF2Iが含まれる。 本発明の方法においては、広い範囲のアルケンを使用することができる。適し たアルケンの例は、WallingおよびHuyserによって、「Organ ic Reactions」第13巻(1963年)、第3章中の表V、VI、 VII、および表VIIIに挙げられている。本発明の方法に適するアルケンの 例には、CH2=CH2、CH2=CHCl、CH2=CHF、CHCl=CHCl 、CH2=CCl2、CH2=CF2、CH2=CHCH3、CH2=CHCH2Cl、 およびCH2=CHC65が含まれる。 ハロゲン化アルカンをアルケンに付加し、対応する付加物を形成させることは 、 銅(I)化合物、つまり、+1酸化状態の銅化合物により触媒される。本発明の 方法で好ましい銅化合物には、塩化銅(I)、臭化銅(I)、ヨウ化銅(I)、 酢酸銅(I)およびチオシアン酸銅(I)が含まれる。本発明の方法のために特 に好ましい銅化合物には、塩化銅(I)および臭化銅(I)が含まれる。触媒は 、無水物であることが好ましい。また、ハロゲン化アルカンのアルケンへの付加 は、実質的に無水状態で、酸素が本質的に存在しない状態で行われることが好ま しい。理論的に結合を期待するのではなく、触媒の効果は、当業界で知られてい る比較的高分子量のテロマーのアルケンへの、ハロゲン化アルカンの1:1付加 生成物(すなわち、付加物)の収率を向上させることであると信じられている。 本発明の方法における銅(I)触媒の作用は、特定の可溶性塩によって促進さ れる。本発明の方法に適する可溶性塩には、置換アンモニウムハライド、ピリジ ニウムおよび置換ピリジニウムハライド、および(MQ4)Yタイプの第四級塩 であって、Mが周期表におけるVA族の元素(すなわち、N、P、As、Sbま たはBi)であり、QはC1〜C18の鎖状または環状のアルキル、ベンジル(C H265)、フェニル(C65)、置換ベンジル、または置換アリールよりな る群から独立に選択され、Yが塩素、臭素またはヨウ素であるようなものが含ま れる。これらの可溶性塩の混合物もまた、用いることができる。 置換アンモニウムハライドの例には、アルキルアミン(QNH3Y)、アリー ルアミン(ArNH3Y)、ジアルキルアミン(Q2NH2Y)、およびトリアル キルアミン(Q3NHY)のHY付加物であって、YおよびQは上記に規定した ものが含まれる。これらのようなタイプの化合物の具体例には、エチルアミン塩 酸塩、ベンジルアミン塩酸塩、塩化アニリニウム、ジメチルアミン塩酸塩、ピペ リジン塩酸塩、ピペラジン二塩酸塩、トリメチルアミン塩酸塩、トリエチルアミ ン臭化水素酸塩、およびトリエチルアミン塩酸塩が含まれる。 ピリジニウムおよび置換ピリジニウムハライドの例には、塩化ピリジニウム、 臭化N−メチルピリジニウム、および塩化1−テトラデシル−3−ピコリニウム が含まれる。 (MQ4)Yタイプの第四級塩であって、Mが周期表におけるVA族の元素( すなわち、N、P、As、SbまたはBi)であるものの例には、第四級アン モニウムハライド、Q4NYであって、QおよびYが上記に規定したものである ものが含まれる。第四級アンモニウムハライドの具体例には、塩化テトラメチル アンモニウム、臭化テトラメチルアンモニウム、臭化テトラエチルアンモニウム 、塩化テトラエチルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、塩化テトラ ブチルアンモニウム、臭化テトラ−n−ヘキシルアンモニウム、臭化ベンジルト リメチルアンモニウム、塩化トリカプリリルメチル、臭化ベンジルトリブチルア ンモニウム、臭化ドデシルトリメチルアンモニウム、塩化テトラ−n−アミルア ンモニウム、およびデカメチレンンビス(臭化トリメチルアンモニウム)が含ま れる。 (MQ4)Yタイプの第四級塩の他の例には、塩化テトラフェニルホスホニウ ム、臭化テトラフェニルホスホニウム、臭化n−ヘキサデシルトリブチルホスホ ニウム、臭化メチルトリフェニルホスホニウム、および塩化テトラフェニルアル ソニウムが含まれる。 本発明の方法のための銅触媒もまた、所望に応じて、ある種の複素環式非イオ ン性化合物によってさらに促進することができる。適した非イオン性促進剤には 、イミダゾール、イミダゾリン、オキサジアゾール、オキサゾール、オキサゾリ ン、イソキサゾール、チアゾール、チアゾリン、ピロリン、ピリジン、トリハイ ドロピリミジン、ピラゾール、トリアゾール、イソチアゾール、テトラゾール、 チアジアゾール、ピリダジン、ピラジン、オキサジン、およびジハイドロオキサ ジンよりなる群から選択されたものが含まれる。好ましい非イオン性促進剤には 、以下のような式(I)または式(II)を有する群から選択されたものが含ま れる。 ここで、Eは、−O−、−S−、−Se−、−CH2−、および−N(R8)− から選択され;R5は、CH3およびC25(好ましくは、CH3)よりなる群か ら選択され;R6およびR7は、H、CH3、C65(すなわち、フェニル)、C H265、CH(CH32、および縮合したフェニルよりなる群から選択され ;Lは、−O−、−S−、−Se−、−N(R8)−、−C64−、2,6−ピ リジル、−OC64−C64O−、−CH2CH2OCH2CH2−、および−(C H2p−であってpが0から6の整数であるものよりなる群から選択され;およ び各R8は、HおよびCm2m+1であってmが1から6の整数であるものよりなる 群から選択される。各炭素原子対の間の結合は、それぞれR6およびR7に付加し ている(式(I)および式(II)中、破線の結合線で示したように、単結合で あっても良いし、二重結合であっても良い)。式(II)の化合物が光学的に活 性であることに留意されたい。 理論的に結合を期待するのではなく、促進剤の効果は、反応の速度と選択性を 高めることにあると信じられている。促進剤の使用により、促進剤が存在しない 場合に可能であるよりも、低温における許容可能な速度での反応操作が可能とな ることがしばしばある。促進剤に関してさらに開示するために、米国特許出願第 60/001,702[CR−9788−P1]および米国特許出願第60/0 19,994[CR−9789−P3]を参照し、これらを参照によって本明細 書中に組み込む(同様に、国際出願第PCT/US96/12548およびPC T/US96/12547もそれぞれ参照されたい)。 本発明の方法は、溶媒の存在下で実施する。典型的には、本発明の溶媒は、反 応混合物を2つの液相に分離するものである。従って、本発明の方法に適した溶 媒には、1:1付加物の形成を促進するだけでなく、反応混合物を2つの液相に 分離するようなものが含まれる。生成付加化合物は、下側の液相中に濃縮される ことが好ましく、溶媒および触媒は、上の液相中に濃縮されることが好ましい。 本発明の方法に好ましい溶媒には、ジニトリルおよび環状カーボネートエステル が含まれる。これらの溶媒は市販されている。本発明の方法のための溶媒の例に は、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、 1,2−シクロヘキサンカーボネート、マロノニトリル、スクシノニトリル、エ チルスクシノニトリル、グルタロニトリル、メチルグルタロニトリル、アジポニ トリル、ピメロニトリル、スベロニトリル、およびこれらの混合物が含まれる。 本発明の方法に好ましい溶媒は、アジポニトリル、グルタロニトリル、メチルグ ルタロニトリル、およびプロピレンカーボネートである。 本発明の方法のための溶媒を選択するには、いくらかの実験が必要であり、必 要とされる2相系に展開するため、出発物質および付加物の溶解度特性を考慮し なければならない。しかしながら、上記に記した好ましい溶媒は、実施例中に示 されているように、多数の付加反応のために所望の2相系をもたらすものである 。 溶媒を選択する上で他に重要な基準となるのは、所望の付加化合物の沸点に対 する溶媒の沸点である。溶媒の沸点が付加物の沸点よりも高く、蒸留によって付 加物を溶媒から簡単に分離できることが好ましい。 溶媒を選択する上で他に重要な基準となるのは、反応温度またはそれよりも低 い温度において、触媒または触媒/促進剤混合物の溶媒として働くことである。 銅(I)化合物、可溶性ハライド促進剤、および溶媒を含む触媒系は、適切な 混合容器中で予め調製しておき、それから反応混合物に添加することができる。 あるいは、触媒系の個々の成分を、別々に反応器に添加することもできる。 本発明の方法は、約90℃から150℃、好ましくは約100℃から約140 ℃、最も好ましくは約110℃から130℃温度範囲において、適切に行われる 。 方法における圧力は重要でなく、大気圧よりも低圧、大気圧、または大気圧よ りも高圧であってもよく、大気圧よりも高圧であることが好ましい。系の圧力は 、反応温度における反応物の蒸気圧によって頻繁に左右される。反応は、窒素ま たはその他の不活性希釈ガスの圧力下で行うことができる。 当業界において知られているように、銅(I)触媒の使用は、高テロマーの形 成を最小にする傾向にあり、2:1およびそれよりも高い付加物(すなわち、付 加物1モル当たり、1モルよりも多いアルケンを含有する付加化合物)の形成は 、アルケンに対するハロゲン化アルカンのモル比などの反応変数を操作すること によって、さらに制御することができる。アルケンに対するハロゲン化アルカン のモル比が高く、アルケンが希釈されると、テロマーの形成は減少する。このこ と は、アルケンまたはアルケン混合物、およびハロゲン化アルカン混合物を、ハロ ゲン化アルカンおよび触媒混合物の下流に連続供給することによって達成するこ とができる。 本発明の反応に使用する銅(I)触媒の総量は、典型的には、使用したアルケ ン1モルに対して、少なくとも約5mmol、好ましくは約5mmolから70 0mmol、より好ましくは約10mmolから100mmolである。 本発明の方法において使用するイオン性促進剤の総量は、銅(I)原子1グラ ム当たり約0.25から3.0モルのハライド、好ましくは、銅(I)原子1グ ラム当たり約1モルのハライドを与えるのに十分な量である。これよりも多いか 、または少ない量の促進剤を使用しても、促進剤による利益を最大限に引き出す ことはできないであろう。 必要に応じて複素環式非イオン性促進剤を使用する場合には、本発明の反応に おけるその使用量は、典型的には、銅触媒1mmol当たり少なくとも2mmo lの炭素−窒素二重結合を含有する複素環式リングを与えるのに十分な量である 。例えば、典型的には、銅触媒1モル当たり、少なくとも約2モルの式(I)の 促進剤、または約1モルの式(II)の促進剤を使用する。 本発明の反応に使用するハロゲン化アルカンの量は、典型的には、使用するア ルケン1モル当たり、少なくとも約1モル、好ましくは約2モルから10モルで ある。 本発明の反応に使用する溶媒の量は、典型的には、使用する銅触媒1モル当た り、少なくとも約5モル、好ましくは約10モルから100モルである。 本発明の方法は、本発明の反応混合物が2相となる性質を利用することにより 、ハロゲン化アルカンのアルケンへの1:1付加生成物の分離を容易にするもの である。換言すれば、所望の1:1付加生成物が、2つの液層のうち下側に蓄積 する傾向にある一方で、溶媒および触媒は、上側の層中に蓄積する傾向にある。 上層および下層は、当業界において知られているように、分離領域(例えば、デ カンター)において連続的に、またはバッチベースにおいて反応器もしくは貯液 タンク中で相を分離させて下層を容器底部から除去することにより、分離するこ とができる。上層中の触媒および溶媒は、引き続いての反応に再使用することが で きる。下層中にも少量の溶媒が溶解し生成物と共に除去されるため、失われた溶 媒を連続プロセスに補充することが望ましい。 反応を連続的な方法で行う場合、または同じ充填触媒を用いて複数のバッチを 運転する場合には、反応速度の漸進的な低下が見られる。必要に応じた促進剤を 反応物に添加することにより、満足できる反応速度に戻すことができる。 所望の付加生成物は、あらゆるアルケン出発物質、アルカン出発物質、溶媒、 およびあらゆる高テロマー生成物から、蒸留などの慣用の手法によって分離する ことができる。一般的には、低沸点フラクションは、出発物質であるハロゲン化 アルカンおよびアルケンであり、回収して反応器にリサイクルすることができる 。高沸点物質は、溶媒およびあらゆる高沸点テロマーの副生成物を含む。高沸点 相をさらに精製し、溶媒は反応器にリサイクルすることができる。反応器中の2 つの液相の分離は、反応温度と周囲温度の間の温度で行うことができ、室温より も低い温度に反応混合物を冷却することは、大抵の場合、不要である。 反応領域とこれに付属する供給ライン、排出ラインおよび付属ユニットは、耐 腐食性物質で構成するべきである。典型的な構成物質には、ポリ(テトラフルオ ロエチレン)またはガラスで内張りしたスチール反応器やガラス反応器が含まれ る。 本発明の生成物を含む付加化合物は、ハイドロフルオロアルカン形成の中間体 として有用である。これらの付加化合物は、適切なフッ素化触媒の存在下に、液 相あるいは気相のいずれのフッ化水素とも反応させることができる。 液相において、付加化合物は、アンチモン、モリブデン、ニオブ、タンタル、 スズおよびチタンのハライド、およびこれらの混合物、好ましくはアンチモン、 ニオブおよびタンタルから選択される触媒の存在下に、HFと反応させることが できる。反応温度は、50℃から175℃、好ましくは60℃から150℃の範 囲とすることができる。圧力は、反応媒体が液体状態に維持されるように選択す るが、典型的には、101kPaと5000kPaの間、好ましくは1135k Paから3203kPaである。例えば、1,1,1,3,3,3−ヘキサクロ ロプロパン(HCC−230fa)を、アンチモン、モリブデン、ニオブ、タン タル、スズもしくはチタンのハライド、フルオロスルホネート、またはトリフ レート、あるいはこれらの混合物を触媒として用いてHFと液相で反応させ、1 ,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン(HFC−236fa)を生成 させることができる。1−クロロ−1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパ ン(HCFC−235fa)はHCC−230faから調製することもできる。 HCFC−235faは、水素脱ハロゲン化触媒を用いて水素脱塩素化し、1, 1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)を生成するこ とができる。HCFC−235faからHFC−245faへの変換においては 、酸洗浄した炭素上のパラジウムが好ましい触媒である。 本発明の他の実施形態においては、四塩化炭素を塩化ビニルと反応させて、付 加物1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン(すなわちCCl3CH2CHC l2またはHCC−240fa)生成させることができる。続いて、液相におい てCCl3CH2CHCl2を上述した方法を用いてHFと反応させ、CF3CH2 CHF2を生成させることができる。反応生成物は、蒸留などの慣用の手法によ って分離することができる。CF3CH2CHF2などのハイドロフルオロカーボ ンは、HFと共沸混合物を形成する。ハイドロフルオロカーボンをさらに精製す ることが望まれる場合には、慣用のデカンテーション/蒸留を用いることができ る。 気相において、付加化合物は、三価のクロムを含む触媒の存在下に、HFと反 応させることができる。触媒は(NH42Cr27を熱分解してCr23を生成 し、HFを用いて前処理することにより調製するが、約200m2/gよりも大 きい表面積を有するCr23を、HFを用いて前処理することにより調製した触 媒が好ましい。反応温度は、200℃から400℃、好ましくは250℃から3 75℃の範囲内とすることができる。圧力は重要ではないが、反応出発物質およ び生成物が操作温度において気体状態に維持されるように選択する。例えば、近 年、米国特許第5,414,165中に、三価のクロム触媒存在下における気相 フッ化水素化プロセスにより、1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパン から1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパンを高収率で調製できるこ とが開示されている。 ハロゲン化アルカンのアルケンへの1:1付加化合物が好ましい生成物ではあ るが、2:1付加物もまた、中間体として有用である。 さらに詳述せずとも、ここまでの記載を用いて当業者は本発明を最大限に利用 し得るものと信じる。以下の具体的な実施形態は、従って、単なる例証と解釈さ れるべきものであり、残りの開示事項をいかようにも制限するものではない。 実施例 凡例: ADNはCN(CH24CNである。VCl2はCH2=CCl2である。 実施例1 1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパンの調製 400mLのHastelloy(商標)Cニッケル合金振とう管に、無水塩 化銅(I)(1.39g、0.014モル)、トリエチルアミン塩酸塩(1.9 3g、0.014モル)、アジポニトリル(52.0g、0.481モル)、四 塩化炭素(151.0g、0.982モル)および塩化ビニリデン(47.5g 、0.490モル)を充填した。管をシールしてドライアイス浴中で冷却し、排 気してから、窒素を用いて数回パージした。管を加熱ジャケット中に配置して、 攪拌を開始した。管は、1.3時間かけて120℃まで加熱し、続いて119〜 122℃に1時間保持した;この間、圧力は最大で83psig(674kPa )まで上昇した後、加熱時間終了時には41psig(384kPa)まで低下 した。続いて、管を周囲の温度まで冷却した。 管から内容物を取り出して、薄黄色の下液層上の暗赤褐色の液層からなる生成 物244.9gを得た。上層(109.7g)は濾過し、1.2の固体を得た。 上層および下層をガスクロマトグラフィで分析したところ、以下の表1中に示す 成分(グラムで示す)を有していることがわかった。 実施例2〜23 実施例2〜23の反応方法は、実施例1のものと類似であった。公称反応温度 および時間は、それぞれ120℃、1時間とした。各例においては、CCl40 .98モルとCH2=CCl20.49モルを、アジポニトリル溶媒52.0gと 触媒0.014モルの存在下に反応させた。他に特に示さない限り、促進剤の量 は0.014モルである。CCl3CH2CCl3の収率%は、振とう管に充填し た塩化ビニリデンを基準としている。C3:C5比率は、反応により形成されたC Cl3(CH2CCl22Clに対するCCl3CH2CCl3のモル比である。 aこの実験は、上記実施例1を表す。b [N(C494]Br0.007モルを添加した。c [N(C494]Br0.028モルを添加した。d R=カプリリル:「Aliquat」336の商品名で市販されている。e [N(C494]F三水和物として添加した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式CAR12CBR34のハロゲン化アルカン付加物を生成するための液相 方法であって、 式中、R1、R2、R3およびR4は、H、Br、Cl、F、C1〜C6アルキル 、CN、CO2CH3、CH2Clおよびアリールよりなる群からそれぞれ独立に 選択され、 ただしR3およびR4のいずれか一方がC1〜C3アルキル、CN、CO2C H3、CH2Clおよびアリールよりなる群から選択されたものである場合に はR1、R2並びにR3およびR4のうちの他方がHであり、R3およびR4が Cl、F、CH3およびC25よりなる群から選択されたものである場合に は、R1およびR2はHであり、R1およびR2のいずれか一方並びにR3およ びR4のいずれか一方がCl、F、CH3およびC25よりなる群から選択 されたものである場合には、R1およびR2のうちの他方並びにR3およびR 4のうちの他方はHであり; Aは、CX3、CH3-aa、Cn(2n+1)-bbおよびCHc2-cRよ りなる群から選択され、RはCn(2n+1)-bb、各XはBr、F、Clお よびIよりなる群からそれぞれ独立に選択され、aは0から3の整数、nは1 から6の整数、bは1から2n+1までの整数、cは0から1の整数であり; Bは、Br、ClおよびIよりなる群から選択され、 ただし(1)AがCX3である場合には、Xのうちのただ1つがIであり、 (2)AがCH3-aaである場合には、各XはBであって、BがBrまたは Clのときaは2、BがIのときaは0から2の整数であり、(3)AがCn (2n+1)-bbである場合には、各XはClおよびFよりなる群からそれぞ れ独立に選択されるものであって、BはIであり; 式ABのハロゲン化アルカンと式CR12=CR34のオレフィンとを、反 応混合物を2つの液相に分離するようなジニトリルまたは環状カーボネートエス テルの溶媒中で、 (i)1価の銅を含む少なくとも1つの触媒と、 (ii)置換アンモニウムハライド、ピリジニウム、および置換ピリジニウム ハライド、および(MQ4)Yタイプの第四級塩であって、Mが周期表における VA族の元素、QがC1〜C18のハイドロカルビル基、YがCl、BrまたはI であるものよりなる群から選択された少なくとも1つのイオン性促進剤と を含有する触媒系の存在下で接触させる工程を備えることを特徴とする液相方法 。 2.ABが、CCl4、CBrCl3、CCl2FCCl2F、CCl3CClF2、 CCl3CF3、CCl3CF2CCl3、CCl3CF2CF3、CCl3CH2CCl3 、CCl3CH2CF3、CCl3CF2CClF2、CF3I、CF3CF2I、CF3 CFICF3およびCF3CF2CF2Iよりなる群から選択されることを特徴と する請求項1に記載の液相方法。 3.オレフィンが、CH2=CH2、CH2=CHCl、CH2=CHF、CHCl =CHCl、CH2=CCl2、CH2=CF2、CH2=CHCH3、CH2=CH CH2Cl、およびCH2=CHC65よりなる群から選択されることを特徴とす る請求項2に記載の液相方法。 4.銅触媒が、塩化銅(I)、臭化銅(I)、ヨウ化銅(I)、酢酸銅(I)お よびチオシアン酸銅(I)よりなる群から選択されることを特徴とする請求項1 に記載の液相方法。 5.反応が連続法で操作されることを特徴とする請求項1に記載の液相方法。 6.溶媒が、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボ ネート、1,2−シクロヘキサンカーボネート、マロノニトリル、スクシノニト リル、エチルスクシノニトリル、グルタロニトリル、メチルグルタロニトリル、 アジポニトリル、ピメロニトリル、スベロニトリル、およびこれらの混合物より なる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の液相方法。 7.ハイドロフルオロアルカンの製造方法であって、 (a)式ABと式CR12=CR34[式中、R1、R2、R3およびR4はH、 CH3、C25、ClおよびFよりなる群からそれぞれ独立に選択され、Bおよ びXはClであり、ABおよびCR12=CR34のうちの少なくとも1つが水 素を含有する]とを、請求項1に記載の方法に従って反応させることにより、ハ ロゲン化アルカン付加物を生成する工程と、 (b)(a)において生成した付加物をHFと反応させる工程と、 を備えることを特徴とするハイドロフルオロアルカンの製造方法。
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