JP2001508026A - ウォーターベースのメーキャップ組成物ならびにその調整方法 - Google Patents

ウォーターベースのメーキャップ組成物ならびにその調整方法

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Abstract

(57)【要約】 ウォーターベースのメーキャップ組成物ならびにその調整方法を開示する。この組成物は、非イオン性コーティングを有する水分散性顔料、1種以上の脂質成分を含んでなる脂質小胞、および化粧品あるいは製剤として許容されうる水性担体を含み、低pHで卓越した安定性を有している。こうしたウォーターベースのメーキャップ組成物の調整方法も開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 ウォーターベースのメーキャップ組成物ならびにその調整方法 発明の分野 本発明は、包括的にはメーキャップ組成物に関するものであり、より詳細には 、非イオン性コーティングを有する水分散性顔料、1種以上の脂質成分を含んで なる脂質小胞、および化粧品あるいは製剤として許容されうる水性担体を含むウ ォーターベースの(water-based)メーキャップ組成物に関するものである。本発 明はまた、こうした組成物の調整方法にも関するものである。この組成物は、低 pHにおいて卓越した安定性を有している。発明の背景 現代の化粧品分野の化学者は、しばしば、ウォーターベースのメーキャップ製 品を処方する際に、2つの相矛盾した目標のいずれかを選択する必要がある。す なわち、一方で、皮膚が本来有する酸性pHであるpH5〜6に調整されたウォ ーターベースの組成物に対する消費者の需要が高まっているのに対し、他方で、 コーティングされていない(uncoated)および/または非変性の金属酸化物顔料を ウォーターベースのメーキャップ組成物中に使用する都合上、こうした顔料が時 間を経るにしたがって実質的に凝集するのを防ぐために、組成物の処方を、高レ ベルの界面活性剤を使用してpH6.5以上で行う必要があるのである。こうし た凝集は、むき出しの金属酸化物粒子の表面電荷が互いに引き寄せ合った結果生 じるものと考えられる。 ウォーターベースのメーキャップ組成物を処方するにあたっての別の問題は、 組成物に1種以上の脂質小胞を含有させて、皮膚とのなじみやすさ(skin-compat ibility characteristics)を改善せねばならないことにある。こうした脂質小胞 については、それ自体が皮膚保湿剤として有用であり、また、各種の皮膚科学活 性を有する物質を皮膚内へ送達する際の効率的なビヒクルとしても有用であるこ とがわかっている。しかし、この脂質小胞は、コーティングされていない および/または非変性の金属酸化物顔料をウォーターベースのメーキャップ組成 物中に適切に分散させる際に必要とされる高濃度の界面活性剤の存在下では、急 速に分解してしまう。 疎水性コーティングを施された凝集しにくい顔料も調製されている。たとえば ヨルゲンセン(Jorgensen)の国際特許公開第WO94/15580号を参照されたい。し かし、こうした顔料は、水に分散しにくく、したがって、ウォーターベースの組 成物に使用するには一般に不向きである。 このように、酸性のpH値で安定である新規なウォーターベースのメーキャッ プ組成物を開発する必要性が現に存在している。また、脂質小胞と適合しうる(c ompatible)ようなウォーターベースのメーキャップ組成物を開発することも求め られている。発明の開示 本発明の目的の1つは、新規なウォーターベースのメーキャップ組成物を提供 することにある。本発明の別の目的は、酸性のpH値で安定であるウォーターベ ースのメーキャップ組成物を提供することにある。本発明のまた別の目的は、脂 質小胞と適合しうるようなウォーターベースのメーキャップ組成物を提供するこ とにある。本発明のさらに別の目的は、そうした組成物の調整方法を提供するこ とにある。 本発明のこうした目的をはじめとする各種の目的は、 (a)非イオン性コーティングを有する水分散性顔料、 (b)1種以上の脂質成分を含んでなる脂質小胞、および (c)化粧品あるいは製剤として許容されうる水性担体、 を含むウォーターベースのメーキャップ組成物を提供することによって達成され るものである。 本発明は、化粧品あるいは製剤として許容されうる水性担体中で、非イオン性 コーティングを有する水分散性顔料と、1種以上の脂質成分を含んでなる脂質小 胞とをブレンドすることを含むウォーターベースのメーキャップ組成物の調整方 法も開示するものである。 本発明のウォーターベースのメーキャップ組成物は、広範な温度範囲での長期 の保存に際しての物理的分解および化学的分解の双方に対して安定であり、皮膚 への塗布時にも外観に優れ、剌激がなく、ファウンデーション、頬紅、マスカラ 、およびアイメーク製品を調製するうえで特段の有用性を有している。発明の詳細な説明 上述したように、本発明の組成物の第1の必須構成成分(essenntial ingredie nt)は、非イオン性コーティングを有する水分散性顔料である。この顔料は、組 成物中に、全組成物の0.1〜約40重量%の量存在するのが好ましく、全組成 物の約0.1〜約20重量%の量存在するのがさらに好ましい。1好適実施態様 では、顔料の平均粒径は10ミクロン未満であり、約1ミクロンとするのが最も 好ましい。 本発明で使用する「水分散性顔料」という用語は、高レベルの界面活性剤を使 用しなくても、顔料とビヒクルとを室温でブレンドすることによって水性ビヒク ル中に容易に分散し、分散後は、この組成物が広範囲の温度および/またはpH で保存された場合でも、凝集、集塊しにくい任意の顔料のことを称するものであ る。 本発明で用いる「非イオン性コーティング」という用語は、顔料を本質的に、 または実質的にコーティングするのに使用され、その結果得られるコーティング された顔料が上記定義の意昧で水分散性となるような、任意の水分散性で実質的 に荷電していない物質を称するものである。1好適実施態様では、非イオン性コ ーティングは、水分散性ポリマー、特に水分散性シリコーンポリマー、なかんず くジメチコーンコポリオール(dimethiconeco polyol)である。 平均粒径が約1ミクロンで、ジメチコーンコポリオールを含む非イオン性コー ティングを有する水分散性顔料は、クリエーティブ・ポリマー社(Creative Pol ymers,Inc.)(ニュージャージー州、ケンドールパーク)から、疎水性顔料A 8110(二酸化チタン)、疎水性顔料Al226(赤色酸化鉄)、および疎水 性顔料Al405(黒色酸化鉄)として市販されている。 本発明の組成物の第2の必須構成成分は、脂質小胞である。本発明で用いる「 脂 質小胞」という用語は、1種以上の脂質成分から構成された任意の球形で閉じた (self-closed)構造体であって、曲面状脂質二重層形態をとつており、それらが 遊離状態で浮遊している溶媒の一部をその内部にとりこんでいるものをいう。リ ポソームとも称されるこうした脂質小胞は、1または数層の同心状の膜から構成 され、サイズは20nm〜数ダースμmの範囲、膜厚は約4nmである。脂質小胞に ついてのさらに詳しい議論については、D.D.Lasc,"Liposomes,From Physics To Application"(Elsevier,New York,1993)を参照されたい。この文献は、 本明細書に参考として組み込むものである。 本発明に特に好適なのは、非ホスホリピド(nonphospholipid)脂質成分を含ん でなる小ラメラ(paucilamellar)脂質小胞である。たとえば、以下を参照され たい。Wallach,米国特許第5,474,848号、Mathurら,米国特許第5,260,065号、Alb ertら,米国特許第5,256,422号、Wallach,米国特許第5,234,767号、Mathurら,米 国特許第5,213,805号、Changら,米国特許第5,164,191号、Mathurら,米国特許第5 ,160,669号、Wallach,米国特許第5,147,723号、Wallach,米国特許第5,104,736号 、Wallach,米国特許第5,032,457号、Wallach,米国特許第5,023,086号、Wallach, 米国特許第5,019,174号、Wallach,米国特許第5,013,497号、Wallach,米国特許第 4,942,038号、Wallach,米国特許第4,917,951号、Wallach,米国特許第4,911,928 号、Wallachら,米国特許第4,895,452号、Wallach,米国特許第4,855,090号、およ びPhilippotら,米国特許第4,853,228号。これらは、いずれも、本明細書に参考 として組み込むものである。 脂質成分は、本発明の組成物中に、全組成物の0.1〜約80重量%の量存 在するのが好ましく、全組成物の約0.1〜約20重量%の量存在するのがさら に好ましく、全組成物の約10〜約20重量%の量存在するのが最も好ましい。 本発明の1好適実施態様では、非ホスホリピド脂質成分は、脂肪酸、脂肪酸 エステルおよびコレステロールよりなる群から選ばれる物質を含む。適当な脂肪 酸としては、パルミチン酸およびリノール酸があるが、これらに限定されるもの でない。適当な脂肪酸エステルとしては、ステアリン酸グリセリル(glyceryl st earate)、およびステアリン酸グリセリル誘導体があるが、これらに限定される ものではなく、ステアリン酸グリセリルが特に好ましい。特に好適な実施態様で は、非ホスホリピド脂質成分は、パルミチン酸、リノール酸、ステアリン酸グリ セリル、およびコレステロールの混合物を含む。 本発明の組成物の第3の必須構成成分は、化粧品あるいは製剤として許容さ れうる水性担体である。本明細書で使用する「化粧品あるいは製剤として許容さ れうる」という用語は、ヒトに対して有害であるとは知られていない物質のこと をさすものである。こうした物質は、たとえば、CTFA国際化粧品構成成分辞 典(CTFA International Dictionary of Cosmetic Ingredients)、ならびに米 国薬局方、あるいはそれらと同等なソースに収載されている。化粧品あるいは製 剤として許容されうる水性担体として適当なものとしては、水;グリコール、た とえばプロピレングリコールおよびブチレングリコール;ならびにポリオール、 たとえばグリセリンあるが、これらに限定されるものではない。 本発明の組成物は、必要に応じて各種のもっと他の構成成分を含有すること ができ、たとえば、オイル、乳化剤、安定剤、保存剤、皮膚軟化薬(emollient) 、揮発性シリコーン、非揮発性シリコーン、防腐剤、染料、湿潤剤、保湿剤、芳 香剤、日焼け止め剤、酸化防止剤、および薬剤活性を有する物質、ならびに化粧 品あるいは薬剤として存在することが望ましい物質を含有することができるが、 これらに限定されるものではない。使用する物質の具体的な種類および量は、最 終組成物に所望される物理的、美的、薬剤特性に応じて変わり、当業者であれば たやすく決定することができる。 本発明の1好適実施態様では、組成物は、さらにゲル化剤(gellant)を含有 している。ゲル化剤として好ましいのは、極性ゲル化剤、特にポリアクリルアミ ドを含む極性ゲル化剤である。そうしたポリアクリルアミドゲル化剤の1種は、 セピック社(Sepic Inc.)(ニューャージー州、フェアフィールド)から、セピ ゲル(Sepigel)305の商品名で市販されている。 本発明の1好適実施態様では、組成物は、さらにポリウレタンを含有してい る。ポリウレタンとして特に好適なのは、トリメチロールヘキサラクトンクロス ポリマーを含むポリウレタンで、これは、コボ・プロダクツ社(Kobo Products ,Inc.)(ニュージャージー州、サウスプレーンフィールド)から、BPD−5 00の商品名で市販されている。 本発明のさらに別の好適実施態様では、組成物は、1種以上の日焼け止め剤 を含有している。本発明で用いる「日焼け止め剤」という用語は、波長が約28 0〜約400nmの紫外線を効果的に吸収したり、および/または、そうした紫外 線を皮膚の表面とは別方向に散乱させたりすることによって、紫外線からヒトの 皮膚を守ることができる任意の物質をいう。 適当な日焼け止め剤としては、無機日焼け止め剤、たとえば二酸化チタンお よび酸化亜鉛;有機日焼け止め剤、たとえば2−エチルヘキシルp−メトキシシ ンナメート(2-ethylhexyl p-methoxycinnamate);およびそれらの混合物がある が、これらに限定されるものではない。 本発明のまた別の好適実施態様では、組成物は、1種以上の薬剤活性を有する 物質を含有している。薬剤活性を有する物質として特に好ましいものとしては、 皮膚科学活性を有する物質、たとえば、ビタミン(たとえばビタミンE、ビタミ ンEアセテート)、制汗剤、にきび用薬剤、ふけ用薬剤、抗真菌薬、抗炎症剤、 およびそれらの混合物があるが、これらに限定されるものではない。 上述したように、本発明の組成物の特徴として特に有用なのは、この組成物が 酸性のpH領域でも安定していることである。本組成物は、pH3〜8.5の間 で処方するのが好ましく、pH3〜5.5の間で処方するのが特に好ましい。 1好適実施態様では、pHの調整は、組成物に1種以上の緩衝液を加えること によって行う。この緩衝液は、有機酸および/またはその有機酸の1種以上の対 応する塩であるのが好ましく、α−ヒドロキシ酸および/またはその1種以上の 対応する塩であるのが特に好ましい。適当な緩衝液としては、たとえば、乳酸、 グリコール酸、クエン酸、α−ヒドロキシオクタン酸、α−ヒドロキシデカン酸 、α−ヒドロキシラウリン酸、酒石酸、グルクロン酸、ガラクトウロン酸、α− ヒドロキシ酪酸、α−ヒドロキシイソ酪酸、リンゴ酸、マンデル酸、ピルビン酸 、タルトロン酸、および/または1種以上のその対応する塩、ならびにそれらの 混合物があるが、これらに限定されるものではない。特に好適な実施態様では、 緩衝液は、クエン酸とクエン酸ナトリウムの組み合わせである。 本発明は、さらに、化粧品あるいは製剤として許容されうる水性担体中で、 非イオン性コーティングを有する水分散性顔料と、1種以上の脂質成分を含んで なる脂質小胞とをブレンドすることを含むウォーターベースのメーキャップ組成 物の調整方法も開示するものである。本発明で用いる「ブレンドする」という用 語は、高エネルギーミキサー、たとえばシルバーソン(Silverson)ホモジナイ ザーなどを使用して混合する場合を包含するものであるが、そうした方法に限定 されるものではない。 以下の実施例は、本発明の各種の実施態様を例示するものであって、本発明 はこれらによって限定されるものではない。ウォーターベースのメーキャップ組成物 構成成分 重量% 第1相 精製水 32.98 コレステロール 2.10 ステアリン酸グリセリル 9.75 リノール酸 0.43 パルミチン酸 0.43第2相 疎水性顔料 A8110 9.50 ブチレングリコール 4.20 シクロメチコーン 7.14 ジメチコーン 9.69 BPD−500 5.00 精製水 17.25 セピゲル(Sepigel)305 1.00 クエン酸 0.15 クエン酸ナトリウム 0.38方法 1.第1相の構成成分を、ウオラック(Wallach、上掲、本願に組み込んだ特 許)にしたがって混合し、脂質小胞含有混合物を調製した。次に、この混合物を 、35℃以下の温度で第2相の構成成分とブレンドし、安定で優美な低pHのウ ォーターベースのメーキャップ組成物を得た。 以上、本発明を特定の実施態様によって説明したが、当業者であれば、本発明 に基づいて数多くの変更を行いうることはいうまでもない。したがって、本発明 は、広義のものとして解釈されるべきであり、添付した請求の範囲に示された範 囲によってのみ限定されるべきものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CU, CZ,EE,GE,GH,HU,IL,IS,JP,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LT,LV ,MD,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL, RO,RU,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,T T,UA,UZ,VN,YU (72)発明者 チャント,デビッド アメリカ合衆国 11705 ニューヨーク州, ベイポート,ゲリットセン アベニュー 258 (72)発明者 ジェニングズ,デボラ アメリカ合衆国 11743 ニューヨーク州, ハイティントン,ラトガーズ レーン 74

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)非イオン性コーティングを有する水分散性顔料、 (b)1種以上の脂質成分を含んでなる脂質小胞、および (c)化粧品あるいは製剤として許容されうる水性担体、 を含んでなる、ウォーターベースのメーキャップ組成物。 2.前記顔料が全組成物の約0.1〜約40重量%の量存在する、請求項1に記 載の組成物。 3.前記顔料が全組成物の約0.1〜約20重量%の量存在する、請求項2に記 載の組成物。 4.前記顔料の平均粒径が約10ミクロン未満である、請求項1に記載の組成物 。 5.前記顔料の平均粒径が約1ミクロンである、請求項1に記載の組成物。 6.前記コーティングが水分散性ポリマーを含んでなる、請求項1に記載の組成 物。 7.前記水分散性ポリマーが、水分散性シリコーンポリマーである、請求項6に 記載の組成物。 8.前記シリコーンポリマーがジメチコーンコポリオールを含んでなる、請求項 5に記載の組成物。 9.前記脂質小胞が小ラメラ脂質小胞である、請求項1に記載の組成物。 10.前記脂質小胞が少なくとも1種のホスホリピド脂質成分を含んでなる、請 求項1に記載の組成物。 11.前記脂質小胞が少なくとも1種の非ホスホリピド脂質成分を含んでなる、 請求項9に記載の組成物。 12.前記脂質成分が全組成物の約0.1〜約80重量%の量存在する、請求項 1に記載の組成物。 13.前記脂質成分が全組成物の約10〜約20重量%の量存在する、請求項 12に記載の組成物。 14.前記非ホスホリピド脂質成分が、脂肪酸、脂肪酸エステルおよびコレステ ロールよりなる群から選ばれる、請求項11に記載の組成物。 15.前記脂肪酸が、パルミチン酸およびリノール酸からなる群から選ばれる、 請求項14に記載の組成物。 16.前記脂肪酸エステルが、ステアリン酸グリセリル、およびステアリン酸グ リセリル誘導体からなる群から選ばれる、請求項14に記載の組成物。 17.前記脂肪酸エステルがステアリン酸グリセリルである、請求項16に記載 の組成物。 18.pHが3〜8.5の範囲である、請求項1に記載の組成物。 19.pHが3〜5.5の範囲である、請求項18に記載の組成物。 20.ゲル化剤をさらに含んでなる、請求項1に記載の組成物。 21.前記ゲル化剤が極性ゲル化剤である、請求項20に記載の組成物。 22.前記極性ゲル化剤がポリアクリルアミドを含んでなる、請求項21に記載 の組成物。 23.ポリウレタンをさらに含んでなる、請求項1に記載の組成物。 24.前記ボリウレタンがトリメチロールヘキサラクトンクロスポリマーを含ん でなる、請求項23に記載の組成物。 25. (a)非イオン性コーティングを有し、該非イオン性コーティングがジ メチコーンコポリオールを含んでなる水分散性顔料、 (b)1種以上の脂質成分を含んでなる脂質小胞、 (c)ゲル化剤、 (d)ポリウレタン、および (e)化粧品あるいは製剤として許容されうる水性担体、 を含んでなる、ウオーターベースのメーキャップ組成物。 26.前記脂質小胞が少なくとも1種の非ホスホリピド成分を含み、かつ前記ゲ ル化剤が極性ゲル化剤である、請求項25に記載の組成物。 27.化粧品あるいは製剤として許容されうる水性担体中で、非イオン性コーテ ィングを有する水分散性顔料と、1種以上の脂質成分を含んでなる脂質小胞と をブレンドすることを含んでなる、ウォーターベースのメーキャップ組成物の 調整方法。
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