JP2001507194A - 表示をターゲットにして電子的に映像に挿入するためのセットトップ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 表示を匿名でターゲットにして映像放送に挿入する方法。個々のテレビ又は映像受信装置を、このテレビ受信機又は映像受信装置の使用をモニタしその習慣を調べるセットトップボックスと関係付ける。前記モニタリングから取得したデータから得られる視聴者プロフィールを作成する。この視聴者プロフィールは視聴者についてのある特徴を示している。このプロフィールを集中データベースに伝送する。この集中データベースは、映像放送源と最終視聴者との間の中間リンクである。このデータベースの目的は、特定の挿入可能な表示をぴったり合う特定の視聴者プロフィールと結び付けることである。挿入可能な表示をエンコードして直接放送映像にし、最終視聴者に再放送する。このとき、セットトップボックスは、その放送映像をデコードして表示の挿入を行う。したがって、本システムおよび方法によって広告主は特定の視聴者プロフィールに対して特定の広告又は表示をターゲットにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 名称 表示をターゲットにして電子的に 映像に挿入するためのセットトップ装置 関連出願の記載 本出願は、“Set Top Device for Targeted Electronic Insertion ofIndicia into Video”と称する１９９６年１２月２０日出願の米国暫定特許出願第６０ ／０３４,５１７号に関連しその優先権を主張するものである。 発明の背景 １．発明の技術分野 本発明は、セットトップ映像受信装置に関し、特に、ターゲットにされた表示 （indicia）を映像に挿入するのを可能にするためのセットトップ映像受信装置 の機能強化に関する。 ２．関連技術の説明 現在、ロサ（Rosser）らの米国特許第５,２６４,９３３号やクライトマン（Kr eitman）らの米国特許第５,４９１,５１７号に記載されているような、画像を生 映像信号に挿入する電子装置が開発され、広告その他の表示をスポーツイベント の生放送を含めて映像シーケンスに挿入するために商業上利用されている。これ らの装置は、たとえもとのシーンが ズームされ、パンされ、又はサイズ若しくは遠近が変更されるときでも、リアル タイムでロゴその他の表示をもとの映像に継ぎ目なくリアルにはめ込むことがで きる。 表示の生映像挿入は、いくつかのステップを必要とする。イベント映像は、挿 入遠近とオクルーディング物体の可能性があるため、実際の挿入より前に、認識 され、追跡され、調整されなければならない。ロサ（Rosser）らの米国特許第５ ,２６４,９３３号やクライトマン（Kreitman）らの米国特許第５,４９１,５１７ 号で論じられたシステムでは、放送者が、認識、追跡、オクルージョンマスクの 作成、現画像と正確に合うように挿入物を変形すること、並びに原映像、変形挿 入物およびオクルージョンマスクを正確にミックスすることを含めて全部のプロ セスを実行するものと仮定されていた。 ロサらの米国特許第５,５４３,８５６号には、二つの機能部分に分けられた生 映像挿入システム（ＬＶＩＳ：Live Video Insertion System）が記載されてい る。上流の「マスタ」部分は、認識とオクルージョンマスクの生成とを行い、こ の情報を下流へ、いろいろな制御パラメータと一緒に、計算能力が比較的低い下 流の「スレーブ」部分に送る。後者は、現画像と正確に合うように挿入物を変形 したり、原映像、変形挿入物およびオクルージョンマスクを正確にミックスする ことができる。 テレビ、映像およびコンピュータ技術におけるいくつかの現下のトレンドは、 「スレーブ」ＬＩＶＳユニットを将来セットトップユニット内に含めることを実 行可能にしかつ経済的にありそうにしている。ひとつのトレンドは、圧縮された 映像信号を直接家庭に送る放送者に向けられている。圧縮は、放送帯域幅の利用 制限、特に衛星基地放送によって余儀なくなされる。圧縮された映像を解凍する ためには、ユーザは、かなりのコンピュータ能力とメモリを備えたセットトップ 装置を必要とする。 これらのセットトップ装置には、解凍アルゴリズムをリアルタイムで走らせるこ とが要求される。また、メモリとコンピュータ能力を利用してセットトップ装置 をＬＩＶＳシステムの下流の「スレーブ」部分として機能させることもできる。 第２のトレンドは、メモリとコンピュータ能力の価格の低下であり、これによ って、情報の映像帯域幅を処理する、パーソナルコンピュータの能力が増大して いる。 第３のトレンドは、電話会社や他の有線網提供者らによるより高い帯域幅網へ の動きである。また、ワールドワイドウェブ（World Wide Web）又はどこか同じ ようなコンピュータネットワークが高品質画像情報の大規模データ交換又は放送 のための手段となり得る可能性もある。圧縮された映像は、制限された帯域幅の ネットワークをやはり横切る必要があるものの、データを受信するパーソナルコ ンピュータによって解凍される。パーソナルコンピュータの映像処理力は、ＬＶ ＩＳシステムの下流の「スレーブ」部分としても十分利用することができる。 さらに他のトレンドは、デジタルテレビ信号を直接家庭に送ることに向けられ ている。これは、テレビ受信機そのものが、画像変形その他ＬＶＩＳシステムの 下流スレーブユニットに必要とされる処理のためにプログラムされ使用されるの に十分な性能を潜在的に持つデジタルプロセッサになるであろうことを示してい る。 これらすべてのシナリオにおいて、重要な点は、本発明に関する限り、映像伝 送ネットワークの最終リンクであるセットトップ装置がかなりのコンピュータ能 力とメモリを有するということである。このコンピュータ能力とメモリだけで十 分視聴者のセットトップ装置がＬＶＩＳシステムの下流又は「スレーブ」部分と して機能する場合、非常におもしろい可能性、すなわち、ひとつのマスメディア 内で広告をターゲットにする 可能性が生じる。特に、それによって、テレビや他の映像伝送において広告の綿 密な割付け（narrow casting）、特に挿入、が可能になる。 本発明の主題である、テレビや映像の視聴者に対する綿密な割付けの利益を理 解するためには、広告をターゲットにするという概念を理解することが役に立つ 。 広告を綿密に割り付ける又はターゲットにする既存の方法のうちで最も普及し ている、そして正確な方法は、郵便を利用して資料を選択された読者に届けるダ イレクトメール（別名ジャンクメール）である。ダイレクトメールの出発点は、 住所のデータベースである。また、これらのデータベースは、各住所の居住者に 関するいわゆるプロフィールファクタ又は個人情報とクロスリンクさせることが できる。これらのプロフィールファクタは、典型的には、年齢、収入、家族構成 、子供の人数と年齢、所有する車の種類、住居タイプ、郵便番号、並びに他のい ろいろな人口統計学的、サイコグラフ的およびライフスタイル情報である。デー タベースがこれらのプロフィールファクタを多く含めば含むほど、広告をターゲ ットにするのに役立つ。データベースはコンピュータによって区分けされ、プロ フィールファクタが広告主選択部分集合と合う候補者の郵送先名簿が作成される 。広告主は、プロフィールファクタがその選択部分集合に入る顧客は広告主が販 売している製品の購入に応じてくれることが比較的多く、したがって、そのよう な人々にのみ郵送することで、広告主（又は顧客）は、最小限の費用で、大いに 自社の製品を購入する気になっているすべての読者に到達することができるもの と思っている。 これらのデータベースの利用には、三つの問題がある。第一は、それらは郵便 に対してのみ有効であるということである。より影響力のあるマスメディア、特 にテレビは、伝送という放送の特徴のため、とても同 じ地理的正確さでターゲットにすることができない。第二は、データベースを最 新のものにしておこうとする問題である。人口調査情報、職業免許データベース 、クレジットカード業務、保証カード、逆引き名簿、消費者調査などのデータベ ースをコンパイルするのに用いられるデータの典型的な源は、月であり、もっと 一般的には年であって古くさく、かなりの浪費となり、潜在的な成功見込みのか なりの部分を逸することがある。良いデータベースでさえ８０〜９０％の配達可 能性を保証するのみであり、つまりは住所の１０〜２０％はもはや有効ではない 。第三は、プライバシーに対する心配である。このような集中データベースの存 在は、人々を心配させる。なぜなら、それらは、政府機関（これに限定されない ）を含めてデータベースへのアクセスが許可されている又は許可されていない諸 機関によって誤用される可能性があるとともに、窃盗、詐欺のたくらみその他の 犯罪を目標にするために犯罪者によって利用される可能性もあるからである。 ＬＶＩＳのセットトップ下流版は、これら三つの問題をすべて解決する。まず 、映像、特にテレビという大衆マーケットメディアに対して直接マーケティング を行うことができるようになる。さらに、これを、集中データベースの必要性、 およびそのプライバシーや古くなることへの心配を避けるやり方で行うことがで きる。本出願に係る提案されたターゲット設定機構、アノニマスターゲットプロ ファイリング（Anonymous Target Profiling）は、視聴者のプロフィールファク タを公然と入手可能にすることなく、プロフィールファクタがほとんど１００％ 現在のものであることを保証するやり方で、視聴者のプロフィールファクタを有 効にターゲットにする。 発明の概要 本発明は、生映像挿入システム（ＬＶＩＳ）として作用する方法および装置の 双方を含む。ＬＶＩＳは、上流側の「マスター」部と、下流側の「スレーブ」部 とに分けられる。「マスター」部は、認識、およびオクルージョンマスクの生成 を行い、この情報を、種々の制御パラメータと共に、下流側、つまり、コンピュ ータ能力が比較的低い下流側「スレーブ」部に送信する。「スレーブ」部は、挿 入対象を現画像に正確に整合させるために、挿入対象を変形させ、元映像、変形 された挿入対象、およびオクルージョンマスクを混合する能力をもち、この下流 部は、視聴者の家庭でのセットップ装置の一部となっている。 セットトップ装置を視聴者のテレビセットに配置する理由は、一世帯毎に、つ まり、一個人、あるいは世帯内の個々のテレビセット毎に、画像挿入対象を綿密 に割当てできるようにするためである。綿密な割当ては、直接メールのやりとり ができるテレビまたはビデオ装置として実現することができ、中枢にあるコンピ ュータソートのデータベースは、広告主によって選択された部分集合に当てはま るプロフィール要素を持った視聴者を選択するのに使用される。例えば、セット トップ装置の地理的位置は、前記セットトップ装置に設けられて盗難防止機構と しても兼用できる可能性をもつＧＰＳタイプの装置によって厳密に特定すること ができ、あるいは、モデムに接続された電話の番号、郵便番号、前記セットトッ プ装置に格納されたメールアドレス、または、製品保証の提出書の一部によって 特定することもできる。しかしながら、セットトップ装置の十分なメモリ、およ びコンピュータ能力によって、匿名対象プロファイリング(ＡＴＰ，Anonymous T arget Profilling)と名付けられる、より魅力的な可能性が開かれる。 匿名対象プロファイリングでは、全ての潜在的な顧客についての中央集中化さ れたデータベースを必要としない。その代わり、視聴者使用記録装置またはモニ タ装置、および、放送が供給される視聴者使用インタプリタまたはキーが存する 。視聴者使用記録装置またはモニタ装置は、テレビの使用パターンをモニタし、 使用プロフィールのバージョンを随時更新して格納するシステムである。前記セ ットトップ装置は、この視聴者使用記録装置を配置するのに理想的な場所である 。単純な形態としては、この視聴者使用モニタ装置は、番組（あるいは、チャン ネル）を分類し、視聴する番組のタイプ、番組を視聴する一日のうちの時間帯、 週のうちの曜日、および継続して視聴する時間を含む視聴習慣に関する連続する 視聴プロフィールを記録する。視聴者使用のより複雑なモデルは、視聴しない番 組、視聴することに関する強さ（すなわち、音量調整具合）、切り替えのパター ン、すなわち、どの映像部分が、チャンネル切り替え者の注意を仮に短時間であ っても引き留めたか、および視聴者と媒体との相互作用についての他の微妙な側 面を含んでいてもよい。 視聴者使用インタプリタは、視聴者使用プロフィールを、視聴パターンと関連 する幾つかのプロフィール要素の組に変換するためのキーである。この視聴者使 用インタプリタは、中央集中型システムによってモニタされた視聴習慣を示すも のであって識別された複数のプロフィール要素に関する世帯サンプルを備えるこ とによって統計学的に構成することができる。この世帯サンプルを科学的に選択 することによって、テレビ視聴をする母集団に含まれる各世帯は、選択に関する 識別された機会を有することになり、前記サンプルから得られる結果は、多くの テレビ視聴者についての信頼性のある予測をすることができる。調査に必要なサ ンプルサイズは、必要とする信頼性の程度に依存する。中程度のサンプルサイズ であっても多くの要求に答えるのに十分なものである。例えば、 よく知られたギャロップ−オア−ハリス団体によってなされるような国民調査は 、±４％以内の精度で国民の態度および意見を反映させるために、一般に約１５ ００人のサンプルを使用している。このサンプルサイズによれば、２億５０００ 万人の人口を持つアメリカ合衆国と同定度の大きさの国においてさえも、正確な 予測を行うことができる。 本発明の一使用形態において、放送局は、有意な放送エリアに向けて、識別さ れたプロフィール要素に関する数千世帯に対する連続的な調査を設定するだろう 。これらの調査は、視聴者使用プロフィールと視聴者の複数のプロフィール要素 との間の相互相間関係を作成するために使用される。特定のプロフィール要素を 備える部分集合にあてはまる視聴者に狙いを定めて広告をしたいと願っている広 告主は、視聴者プロフィール要求を視聴者使用プロフィール要求に変換するため に前記相互相間関係を使用することができる。放送局は、その要求された複数の 視聴者使用プロフィールを、放送の一部、例えば、垂直帰線期間（ＶＢＩ）とし て、同様にＶＢＩにある広告者挿入対象とともに、必要であれば幾つかのフィー ルドにわたって、送信する。視聴者のセットトップの装置は、どの挿入対象が、 その現場の視聴者使用プロフィールにリンクされるかを判断し、適切な挿入を行 う。 たとえば、スーパーボウルのように広く視聴されるイベントに関して、ある自 動車会社は、その家庭の視聴習慣に基づいた、その家庭に関する人口統計学的あ るいは心理学的なプロフィールによる異なる複数のモデルを提示するといった選 択をするかもしれない。簡単な例としては、幼児向け番組をかなり視聴している といった内容を含む視聴プロフィールを持つ家族には、子供がいると想定され、 小型のライトバンの広告が示される一方、アウトドアスポーツ番組をかなり視聴 しているといった内容を含む視聴プロフィールを持つ家族には、同じ会社製のス ポーツ用途 車の広告が示される。 また、視聴者に、特定のプロフィール要素を付加的に選択する機会を与えるた めの、視聴特質の「書込」を設けることもできる。例えば、自動車を所望してい る視聴者は、故意的に自動車の広告を懇請するために、その事実を彼等の視聴者 プロフィールに加えることができる。また、その価格帯や他の関連するパラメー タを特定することも可能である。 本発明の他の実施形態において、挿入対象は、一または複数の映像ウインドウ 、あるいは分離されている映像ウインドウを取り囲むような、または一部を取り 囲むような縁取りとして表示させることができ、また、広告効果を高める手段と して、画面上での位置、大きさ、形状、方向を変えるようにすることができる。 本発明のさらに他の実施形態において、前記セットトップ装置は、前記ＬＶＩ Ｓシステムによって可能とされた番組中の広告に使用できるだけでなく、一又は 複数の二次的な、おそらく圧縮されているだろう映像チャンネルであって、従来 からある広告による中断の際に示される広告に代わるソースとしても使用できる 。これら番組の隙間にある広告は、通常、番組でのイベントと関連しており、こ れに加えて、視聴者が最初にスイッチをどのチャンネルにあわせたか、チャンネ ルを変えたか、または、音量の具合のような他の視聴パラメータで示されるよう な視聴者の行動に関連した適切な中断とすることが可能となる。 本発明の他の実施形態において、前記テレビは、ワールドワイドウエブのよう なコンピュータネットワークに接続されており、前記視聴プロフィールは、頻繁 に訪れるウエブサイト又は他のサービス要求に関連するブラウジングプロフィー ルを含むように拡張される。さらに、挿入される広告は、広告の品に関連した、 ウエブサイトのアドレス、または他のさらなる情報や広告にリンクできる形式と することができる。 前記匿名対象プロファイリングに必要となる、前記視聴者使用モニタ装置に必 要な技術の多くは、「スマート」テレビセットを提供するためにも使用すること ができ、セットトップの製造業者や卸売り業者がエンドユーザに対するセットト ップ装置のコストの主要部分を値引くことができることにより、本発明を実施す る上で経済性に有望な影響を与える。例えば、スマートテレビは、電源を入れた ととき、適当なチャンネルにあっていなくても、電源を切ったときは、適当なチ ャンネルにあうようになる。前記視聴者使用プロフィールによれば、電源を切る ときのチャンネルを気にせずにいても、時間や曜日によって視聴者に適すると考 えられるチャンネルで電源が入るようにできるであろう。また、スマートテレビ は、特に野球やフットボールの静止画像を表示するために放送局によって使用さ れるものと同様に、使用者がカスタマイズしたバーンインを提供するためにも使 用される。広告主に他の全映像を請求するような前記ネットワークに必要となる 追加のチャンネルおよびチューナーは、多重ウインドウ、すなわち、画像中にさ らに拡張された画像がある表示をするために使用することができる。また、多重 ウインドウは、事前設定されたより魅力的なセットアップ状態で電源が入るよう にすることを可能とする。前記下流側のスレーブＬＶＩＳシステムに必要となる 前記変形は、映像のいくつかの詳細部分を吟味してみたい人にとって、一または 複数のウインドウを再び元の大きさにしたり、拡大したり、さらに、自分が横に なって、ビデオを傍らに置きたい人にとって、旋回可能にしたりするために使用 できる。書込可能なデジタルビデオディスク、あるいは、他の大容量ランダムア クセスメモリは、広告主が、適当な時間で挿入するフルモーションの映像を格納 するために使用することができる。かかる装置は、視聴者が瞬間再生する機能や 、直前５分又はそれより長い数分間に放映された番組内容を自動蓄積する機能を 提供することもで きる。本機能は、例えば、特にボールがラインに近づく場面等のプレイをもう一 度戻って見たいと願うスポーツのファンにとって、拡大機能をより魅力的なもの にする。書込可能装置は、視聴者が、後でもう一度見たい場合や他の人に見せた い場合に、映像の断片を集めておくためのスクラップパッド、あるいはより手軽 な録画装置としても機能する。 この機能を使用する前や後において、又は、機能を使用している間の縁取りと して、あるいは、映像の一部と認識されるような生映像挿入として、これらの付 加機能は、生映像または静止映像の広告の表示を起動するトリガとして使用され るかもしれない。 下流側のＬＶＩＳシステムのセットトップ部は、ＬＶＩＳシステムの画像認識 バージョンによる挿入処理情報に加えて、カメラヘッドのセンサからの挿入情報 を取得することができ、仮想スタジオシステムのために開発されているタイプの システムを含むことができ、多数人使用のゲーム応用品からの情報を取得するこ ともできる。 図面の簡単な説明 図１は、ＬＶＩＳシステムが上流側の「マスタ」および下流側の「スレーブシス テム」に分割されることを明らかにしている概略図である。 図２は、下流の、ＬＶＩＳシステムのスレーブ部として実行することを可能にす るために高性能化されたエンドユーザのセットトップ装置の詳細を明らかにして いる概略図である。 図３は、棒グラフとして表した視聴者使用プロフィールの実例を示す。 図４は、下流側のＬＶＩＳシステムのスレーブ部として動作するとともに、スマ ートテレビとしても作用するようなエンドユーザのセットトップ装置の別の実施 形態の詳細を明らかにしている概略図である。 図５が、１９８６年のある週のアメリカ合衆国の一地区でのテレビ番組のタイプ 、および、各タイプの送信時間の全送信時間に対するパーセンテージを示すテー ブルである。 好適な実施例の詳細な説明 この説明の過程中、同一の番号は、本発明を図示する異なる図において同一の エレメントを示すために用いられる。 本発明の好適な実施例において、たとえば、コート１０で行われている試合の 生放送のような動画像通信は、テレビカメラ１２によって遠隔視聴のためにとら れられ、周知の映像生成装置を備えるテレビ生成トラックあるいは映像スタジオ などの標準の映像生成装置１４内で、表示のためのプログラムに整理される。プ ログラムに組み立てられた後に、映像は、生映像挿入システム（ＬＶＩＳ）１６ のフロントエンドに供給される。このＬＶＩＳ１６のフロントエンドは、出願中 の特許出願と同様に米国特許５，２６４，９３３号と５，５４３，８５６号に詳 細が記載されている認識装置１８を用いる認識の、追跡装置２０を用いる追跡の 、およびオクルージョンマスク生成装置２２を用いるオクルージョンマスク生成 の最初の機能を実行する１９９５年１１月２８日に出願された「生映像放送への 静的および動的画像の挿入のためのシステムおよび方法」と称されるシリアルＮ ｏ．０８／５６３，５９８号、１９９５年１２月２９日に出願された「生映像挿 入システムのためのシーン追跡動作の方法」と称されるシリアルＮｏ．０８／５ ８０，８９２号、１９９６年６月１２日に出願された「合成の共通参照画像を有 する適応オクルージョンを使用する映像へのリアルタイム挿入のためのシステム および方法」と称されるシリアルＮｏ．０８／６６２，０８９号および１９９６ 年１１月２７日に出願された「永続的な、選ばれた画像構成テンプレートを使用 するカメラ追跡」と称されるシリアルＮｏ．６０／０３１，８３３号の参考文献 に含まれる。 一部の仮想現実スタジオシステムによって使用されるように、および、１９９ ６年１１月２７日出願の「物理的センサおよびパターン認識の結合を使用する映 像ストリームの画像挿入」と称される米国の暫定的な出願シリアルＮｏ．６０／ ０３８，１４３号で詳細を説明しているように、認識および追跡パラメータはま た、カメラそれ自身に取り付けられたセンサ１３によって供給され、カメラヘッ ドデータインタープリンタ１５によって解釈されてもよい。 しかしながら、米国特許５，２６４，９３３において説明されるシステムと違 って、フロントエンドＬＶＩＳシステム１６は、挿入を生映像に合併するために この情報を使用しない。その代わりに、エンコード装置２４は、ＬＶＩＳフロン トエンド１６の他の部分によって得られる情報を、映像または他の適当な限定さ れない予備の音声チャンネルのような同等の信号の垂直帰線期間に、挿入する。 加えて、エンコード装置２４は、また、挿入２６、番組カテゴリーコード２７、 または１人またはそれ以上のユーザプロフィーイルおよびイネーブリングキー２ ８のためのグラフィックまたは映像の、すべてまたは一部を挿入してもよい。こ れは、いかなる映像フィールドでもされてもよい。ユーザイネーブリングキー２ ８（米国特許５，５４３，８５６で詳細が説明されている）および１人またはそ れ以上の視聴者の使用プロフィールキー１２０。エンコード装置２４の出力は、 たとえば、垂直帰線期間または別の方法で使用されていない音声チャンネルにエ ンコードする特別な情報を有する周知で標準のＮＴＳＣまたはＰＡＬテレビ信号 のような規格映像信号であってもよく、または、それは、このような圧縮映像信 号であってもよい。 ＬＶＩＳフロントエンド１６によって生じる信号は、たとえば、衛星アップリ ンク、電話会社の回線などの適当な手段３０を通じて、広い聴衆および一般大衆 に中継放送する前に可能なさらなる処理のために中央スタジオサイト３４へ送り 出される。中央機能３４は、ＬＶＩＳシステム４６のダウンストリーム部分、ユ ーザイネーブリングキー、１人またはそれ以上の視聴者の使用プロフィールキー および番組カテゴリコード、ＬＶＩＳシステム４６のダウンストリーム部分によ って使用されるためのすべてによって、後の挿入のためのグラフィックまたは映 像の一部またはすべてを挿入する役割を果たす。中央スタジオサイト３４は、ま た、本出願のアノニマウスプロフィールターゲティング方法論を使用して目標に される従来の映像広告を供給する役割も果たす。適当な修正が中央スタジオサイ ト３４によって行なわれた後、信号は、たとえば、衛星伝送システム、ケーブル ネットワーク、地球上の放送システム、コンピュータネットワーク、あるいは映 像またはテレビ信号をエンドユーザに伝達する他の適当な手段などの適当な配給 手段４０および４２を通じて配給される。 エンドユーザは、たとえば、ケーブル接続、従来のＴＶアンテナ、サテライト ディッシュ、電話会社の回線、あるいはテレビまたは映像信号を受信する他の適 当な手段などの適当な受信装置４２を有する。受信の後、信号は、たとえば、テ レビ画面、コンピュータモニタ、あるいは他の該当するディスプレイ手段などの エンドユーザの映像ディスプレイ画面５６に到着する前にセットトップ装置４４ に供給される。セットトップユーザは、セットトップ装置をエンドユーザに望ま しくする様々な機能を実行する他の適当な制御装置５４と同様に信号を展開する 適当な手段５２を有してもよい。しかし、それは、カスタマイズドバーンインス 、特別な表示ウィンドウのパワーアップおよび拡大または大きさの変更上 の自動チャンネル選択、セットトップ装置に限定されない。好適な実施例のセッ トトップ装置４４は、最小限として、アップストリームＬＶＩＳシステム１６に よって映像信号と混ざる情報をストリップオフし、解析し、使用するための能力 を持つダウンストリームＬＶＩＳシステム４６の構成を有する。特に、ダウンス トリーム装置４６は、挿入された指標を、エンドユーザに、まるでそれが、オリ ジナルシーン１０の一部であるように見えるようにする方法で、静止した、動画 の、あるいは生の映像指標を映像ストリームの中に継ぎ目のない挿入を実行する ために、認識装置１８、追跡装置２０、およびオクルージョンマスク生成装置２ ２によって生じた情報を使用することができる。 好適な実施例に関するセットトップ装置４４は、また、削除したり、解釈した り、グラフィックや映像、ユーザイネーブルキー、１人以上の視聴者使用プロフ ィールキー１２０、および番組カテゴリーコードのどれをも使用したりすること ができ、これらのそれぞれはエンコード装置２４によってまたは中央スタジオサ イト機能３４によって映像ストリーム内に付される。特に、視聴者使用プロフィ ールキー１２０とローカル視聴者使用プロフィールを比較することによって、異 なる挿入５８と６０が異なるエンドユーザの映像視聴装置５６に作成される。異 なる挿入は、それらが挿入される生映像伝達の伝達の間またはその前にメモリデ バイス５５の特定の場所に永久的に記憶され、あるいは、そこにダウンロードさ れる。 好適な実施例のエンドユーザセットトップ４４のより詳細を図２の略図に示す 。映像を放送し、またはアナログあるいはデジタルテレビ放送またはＭＰＥＧ２ あるいは他の圧縮映像を含むがこれらに限定されないエンドユーザに映像を伝送 する他の適切な手段である入力データストリームは、一般的に選択デバイス７２ を介して受信される。選択デバイス ７２の機能は、異なる周波数帯上の同じチャンネルに分配される映像番組あるい はデータストリーム、またはネットワーク上の異なる位置から得られたものを区 別することである。好適な実施例において、選択デバイス７２は、視聴者使用プ ロフィール生成器７４によってモニターされ、またクロック７６を通じて現在日 時をアクセスし、垂直帰線期間デコーダ８０によって与えられたこの情報により 番組表示器７８の種類から番組の種類をアクセスする。使用プロフィールジェン ネレーター７４の機能は、映像表示の使用履歴を確立することである。たとえば 、番組の種類、見られている番組の性質、番組の見られている時間、番組の見ら れている曜日、番組の見られている持続時間および番組に関するいかなる他の適 当な情報を含む視聴のパターンは、容認されるエラーの発生内で、直接市場広告 者が人口統計学的から現在得るプロフィールファクタおよび心理学的データベー スを予測するために使用することができる。 プロフィールファクタは、異なるデータ量から精度の異なる段階まで決定され る可能性があった。たとえば、時刻、曜日、視聴の時間、視聴の持続時間、チャ ンネルサーフィンパターン、言い換えれば、番組あるいはチャンネルラベリング を要求しない全てのデータを、アカウントに取るだけの視聴プロフィールは、エ ラーのために相当な場所を置かずに、視聴者について多くを明らかにする。たと えば、週日の視聴は午前６：３０から午前８：００、午後７：００から午後１１ ：００以外でなく、土曜日の視聴は午前１０：００以降までないパターンは、家 には子供がおらず、全員働いていることを示す。これは役に立つ推論であって、 ターゲッティングの段階に使われてもよいが、それは必ずしも、たとえば、現実 の視聴家族の大きさの、あるいは家族の性構成の徴候を与えるわけではない。視 聴された番組の種類のモニタリングを含むことによって、性、年齢、および収入 のような重要なプロフィールファクタを予想する ことができるよい確率をもって、かなりより多くの分析は可能である。 好適な実施例で、視聴者使用プロフィールの翻訳、すなわち交差−我々が視聴 者使用プロフィールキーと呼ぶ視聴者使用プロフィールと視聴者プロフィールフ ァクタの間の相関は、周知の調査サンプリング技術を使うことによって、周知の ギャラップあるいはハリス構成としてこのような会社によって実践された。視聴 者使用プロフィールキーは、たとえば、モデムおよび電話リンク、あるいは他の 適当な技術で、視聴者のセットトップ装置にリンクされているコンピュータであ る中央システムによって自動的にモニターされている視聴習慣をもつ家族の、あ るいは知られているプロフィールファクタの、サンプルを有することによって生 成される。厳正にサンプル家族を選ぶことによって、テレビあるいは映像視聴人 口の中のそれぞれの家族は、選択を知る機会を有し、サンプリングから得られる 結果は、テレビあるいは映像視聴公衆を信頼できるように投影されうる。 視聴者使用プロフィールキーの精度および趣旨は、視聴者使用プロフィール１ ２０を得るために、使用されるデータおよびその使用方法によるだろう。視聴者 使用プロフィールの概観図は、図３の棒グラフとして示される。水平軸１２２は 番組カテゴリを表し、垂直軸１２６はそれぞれの番組カテゴリと関係付ける視聴 頻度の測定を表す。その測定の単純な形式は、番組カテゴリの視聴持続時間であ る。特有のエントリは棒１２４として表される。単純な実施形態において、番組 カテゴリは時刻と曜日であってもよい。たとえば、第１カテゴリ（１，１）は、 月曜日の深夜１２：００と午前１：００の間の番組を表す。このような方式でカ テゴリの合計数は、すなわち、１週間の時間数１６８である。この方式の垂直軸 １２６は、いかなる個々のカテゴリを視聴するのに費やした時間を表し、対応す る棒１２４の高さによって図示される。一般に、番組 カテゴリは、ベクトルストリングである。各々のストリングスの要素は、属性に 対応する。属性は、時刻、曜日、年の月、年の日、番組の種類、視聴のチャンネ ル、見られている映像の放送局、見られている資料のスポンサー、見られている 番組が再放送かどうか、いつ番組は作られたか、どこで番組が作られたか、番組 のプロデューサー、番組のディレクター、あるいはいかなる他の関連した属性を 含みうる。番組カテゴリベクトルは、一般的に曜日、時刻および番組の種類の３ つの属性からなる。 これは、予備の音声チャンネルであるいは映像それ自身で存在しあるいはエン コードされるにもかかわらず、たとえばタイトル、オープニングシーケンスある いはクレジットの中の予備のあるいは余分のフィールドのどちらかに、好ましく は垂直帰線期間で、放送局によって伝送される番組の種類のコード化形式を要す る。番組の種類は、映像それ自身で、バーンインあるいはバーンインに対する一 部の修正のどちらかとして暗号化されてもよい。デジタル放送では、それは、デ ジタル画像認識方式で共通になるように、最下位のビットパターンとして暗号化 されてもよい。特有の番組の種類は、サッカー、野球、バスケットボールなどの 特有のスポーツ（それぞれサブカテゴリと一緒にメジャーリーグ、マイナーリー グ、ニュース、時事問題、フィルムのようなサブカテゴリを有してもよい）を含 んでもよい。 ワシントン州大学のエドワードＲ．マロー通信スクールの教授であるリチャー ドＦ．タフリンガーは、「ホームコメディ：それが何で、どのように働くか」の 中で、テレビ番組の２６の異なる主要な種類を記載する。図５は、７つの番組プ ロバイダによって報道される領域で１９８６年の所定の１週間のテレビ伝送で入 手できたこれら２６種類およびそれぞれのパーセントの両方の一覧表を表す。タ フリンガー教授は、また平均的な働いている週より、１９９２年の平均的な家族 は、テレビを１日 に７時間１７分、あるいは１週間に５０時間以上見ていることも記載している。 テレビは、明らかにアメリカの生活では重要な構成部分であり、利用可能な視聴 の多様化および視聴に費やす時間の両方のために、ＴＶ視聴のパターンは、視聴 家族の人口統計学的なおよび心理学的な構成の両方を決定するためにとても強力 な道具になりうる。番組の種類は、小分けされるうる。一つの主流な細区分は、 番組は再放送かどうか、およびもし再放送ならどれだけ最近かである。 実例視聴者使用プロフィール１２０の垂直軸１２６は、水平軸１２２によって 表される番組カテゴリのそれぞれと関連付けられる視聴頻度の履歴を記録する。 視聴頻度の単純な測定は、個々の番組カテゴリを視聴に費やした時間である。こ れは、合計蓄積時間、先月の合計時間あるいはローリング時間平均で表されても よい。例えば、ボリューム、ボリュームの増加、受信機がすでにチャンネルに合 わせられたかどうか、視聴者が最後まで番組を見たかどうか、あるいは視聴者が 番組を早く離れたかどうか、などの、ただしこれらに限定されない付加ファクタ を用いて、見た時間を重み付けし、各々の番組カテゴリに関連した視聴履歴の度 合の合成メリット関数または推定値をより正確に生成することができる。好適な 実施例では、それぞれの番組カテゴリと関連する視聴頻度は、単に１週間にカテ ゴリの視聴に費やした時間の非加重ローリング平均であり、現在の週の装置に重 み付けを与える重み付け機能を有する、そしてそれから組織的に以前の週の重み 付けを減らす。これをする１つの単純な方法は、それぞれの番組カテゴリの以前 の平均を、それぞれの番組カテゴリのための現在の毎週の合計と足して、２で割 ることである。多くの他のアルゴリズムは、類似した結果を達成するために工夫 されうる。 好ましい実施形態において、チューナ７２を離れた後、前記信号は、例えば、 よく知られているＭＰＥＧ２のような解凍処理が必要であれば、 解凍手段に入力される。さらにその出力は、ベースバンド画像信号８４となり、 ２つに分割される。この信号の一つのコピーは、遅延回路８６に入力され、もう 一方の部分は、垂直帰線期間デコーダ８０に入力される。この垂直帰線期間デコ ーダ８０の機能は、ＬＶＩＳ前部１６またはセントラルスタジオ部のどちらかに よって、上流側で入れられた情報を抽出することである。特に、この垂直帰線期 間デコーダ８０は、モデル情報８８、オクルージョンマスク８７、挿入されるべ き画像または映像９０、その他、挿入に関連する補助的なテキスト情報９２、お よび、異なる挿入映像９０および異なるテキスト９２に関連して要求されている 幾つかの視聴者プロフィール９４を抽出する。 例えば、ある使用では、いくつかの異なるテキスト９２とともに製品について の一つの画像挿入９０を表示する。初期設定のテキストは、英語にしておく一方 、視聴者使用プロフィール７４が、特に、スペイン語のチャンネルのような、エ スニックなチャンネルの使用を示している場合、そのテキストは、スペイン語に なるようにしてもよい。現時点のセットトップ装置４４での視聴者使用プロフー ル７４と要求されている使用プロフィール９４との照台を図ることは、プロフィ ール照合手段９６によってなされ、このプロフィール照合手段は、テキスト−画 像コンバータ９８に送るべきテキストデータ９２を選択する。また、プロフィー ル照合手段９６は、格納されている複数の画像挿入対象９０の内からどれを変形 処理ユニット１００に送るかについても選択する。変形処理ユニット１００は、 適切なモデル情報８８を取得し、このモデル情報８８を使用して、適切なテキス ト画像９８および適切な画像挿入９０を、挿入対象が実際の場面の一部のような 挙動をとるために要求される適切な姿勢に変形させる。 オクルージョンマスク８７は、また、最終的な映像に対する適切な配 置内でオクルージョンマスクを変形するためのモデル情報を使用する変形器８９ に送られる。ミキシングユニット１０２は、変形されたオクルージョンマスク、 変形された挿入映像、画像をその場所にデコードし変形する時間のため遅延線８ ６によって遅れたベースバンド映像のテキスト映像と結合する。ミキシング装置 １０２の合成出力は、チャンネルモジュレータ１０４に送られる場所に挿入され る映像信号であり、それはベースバンド映像を、通例、標準のＮＴＳＣテレビジ ョンセットの選択されたチャンネルによって予期される形態に変換する。明らか に類似する取決めがたとえば周知のＰＡＬ、ＳＥＣＡＭ、デジタルおよびＨＤＴ Ｖ、およびテレビジョンレシーバの他のチャンネルを含むがこれらに限定されな い他のテレビジョンフォーマットのために制作される可能性がある。結果として 生ずる信号は、エンドユーザが見るために、そのときエンドユーザのテレビジョ ンセット１０６に送られる。 代替、セットトップ装置のより一般化されたバージョンは、図４に概略的に示 される。入力データストリーム７０は、テレフォン／インターネット接続１３０ 、ケーブル映像接続１３２、放送映像アンテナ１３４、サテライトディッシュ１ ３６などを含むがこれらに限定されない多くの通信路の１つである。これらのデ ータストリームのそれぞれは、モデム１３８、ケーブルモデム１４０、テレビジ ョンチューナ１４２および衛星デコーダ１４４を含むがこれらに限定されない適 切な選択装置によって選択される。選択装置のそれぞれは、プログラマブルマイ クロプロセッサであるかもしれない中央制御装置１４６介して制御され、従来の テレビジョンリモートコントロール７１のような装置、またはそれらの変更され たバージョンの装置によって視聴者制御インターフェース１４８を介してユーザ によって順番に制御される。選択装置から映像および音声ルータ１５０またはデ ータルータ１５２のそれぞれに入力信号が入る と、それらの両方は、中央制御装置１４６の制御下におかれる。映像および音声 ルータ１５０は、周知の電気的ＲＡＭメモリまたは書き込み可能なデジタルビデ オデスク（ＤＶＤ）のような周知の装置、映像および音声記憶装置１５２にリン クされ、解凍装置１５４、映像および音声ミキシング装置１５６、オクルージョ ンマスク生成器１５８、音声または画像変形器１６０、チャンネルモジュレータ １６２が含まれるがこれらに限定されない多くの映像および／または音声処理装 置は、周知の機能または動作を実行する。これらの装置のそれぞれは、映像記憶 装置１５２であるように、中央制御装置の制御下におかれる。映像ルータ１５０ はまた、映像および音声インタラプタ１６４にリンクされ、垂直帰線消去期間に 含まれるインスタンスデータに関して映像または音声チャンネルに付加され、埋 め込まれているデータを抜き出すことができる。データルータ１５２は、テキス ト−映像間、および／または音声コンバータ１６６に接続され、インタラプタ１ ６４にも接続され、中央制御装置１４６の制御下におかれる映像ルータ１５０、 インタプリタ１６４およびデータ記憶装置１６８に供給されることができる。中 央制御装置もまた日時情報を提供することができる視聴者使用プロフィール記憶 装置１７０、位置情報記憶装置１７２、クロック１７４に接続される。位置情報 記憶装置は、周知のグローバル位置衛星（ＧＰＳ）検出とインタプリタ装置を含 む。 通常の操作においては、視聴者はリモートコントロール装置７１、または視聴 者のセットまたはセットトップ装置のボタン、スイッチのような、これらには限 定されない他の同様の視聴者が制御した装置を介して彼等のテレビジョンセット に相互に作用する。視聴者のオン，オフ操作、チャンネル選択、ボリューム、輝 度、コントラストなどを含むがこれらには限定されないパラメータの調整、他の 視聴者使用選択は、視聴者テ レビジョンまたは映像ディスプレイに表示されるグラフィックユーザインターフ ェースである視聴者制御インーフェース１４８によって取り扱われる。視聴者の 要求は、制御技術の中では公知の一般的にはプログラムされたマイクロプロセッ サである中央制御装置１４６に伝えられる。 中央制御装置の機能の１つは、セットトップ装置内の全ての該当するモジュー ル間の適切な接続のセットアップによって視聴者の命令を実行することである。 これは、第１受信装置としてモデム、ケーブルモデム、チューナまたはデコーダ の選択を含み、適切なチャンネル、ユーザによって要求されたデータや番組を受 信するためバンド幅やアドレスにその第１受信装置をセッティングし、映像およ び音声蓄積ユニット１５２、解凍ユニット１５４、映像および音声ミキサ１５６ 、オクルージョンマスク生成器１５８、変形器１６０、チャンネルモジュレータ １６２を含むがこれらに限定されない適切な記憶装置および処理装置を介してテ レビジョン映像、音声およびデータ信号に指示するためにデータと映像ルータを 用い、視聴者は要求された情報を有するように、テレビジョン番組、ハイパーテ キストマークアップ言語（ＨＴＭＬ）内のテキストまたは画像ページ、またはバ ーチャルリアリティーモデリングランゲージ（ＶＲＭＬ）または他の適切なプロ トコル、ワールドワイドウエブから、またはそのような供給源の組み合わせから 、テレビジョンセット、コンピュータモニター、映像表示またはテレビジョン情 報の他の適切な手段であるそれらの末端の表示装置１０６に適切な形式で表示さ れる。 加えて、中央制御装置１４６は、モデム１３８、ケーブルモデム１４０、テレ ビジョンチューナ１４２、または衛星デコーダ１４４などのタダウンロードまた はインタプリタ装置をモニタすることによって、視聴者の選択をモニタし、これ らの装置のセッチングやモードを用い、クロック１７４からのデータを加え、位 置情報ユニット１７２、視聴者制御 インターフェース１４８、およびインタプリタ１６４から収集される情報、視聴 者使用プロフィール１２０を設定し、これを視聴者使用プロフィール記憶装置１ ７０に蓄積する。視聴者使用プロフィール記憶装置１７０に蓄積された視聴者使 用プロフィールは、視聴者に利用可能なそれぞれの番組のカテゴリーと関連する テンポラルパターンと視聴頻度の測定であり、中央制御装置１４６によって識別 される。典型的に番組のカテゴリーは、属性のリストまたはベクトルからなり、 その属性は、時刻、曜日、年月、年間の通算日、番組の種類、表示のチャンネル 、見られている映像の放送局、見られている題材のスポンサー、見られた番組が 再放送であるかどうか、番組が制作された時、番組が制作された場所、番組の制 作者、番組の主役、番組のディレクター、その他の関連する情報などを含むが、 これらに限定されるものではない。 これらの属性のそれぞれは、多くの分類および細分類を有する。たとえば、テ レビジョンまたは映像番組の種類の重要な属性には、映画、シチュエーションコ メディー、漫画、ニュース、ドラマ、メロドラマ、スポーツ、子供番組、ゲーム 番組、宗教番組、犯罪番組、音楽番組、トーク番組、情報番組、コメディー、情 報コマーシャル、娯楽番組、アクション番組、サイエンスフィクション、ショッ ピングサービス、健康番組、ミステリー番組、ウエスタン番組、教育番組のよう な種類を含むが、これらに限定されるものではない。スポーツは、たとえば生ま たは再生のような放送のカテゴリーによって、大陸や国の出所によって、野球、 フットボール、ホッケー、バスケットボール、テニス、サッカー、ラグビー、ク リケット、ボウリング、トラック、フィールドのようなスポーツ（これらの限定 されない）の種類によって分類される。スポーツの種類でさえアマチュアやプロ フェッショナル、国際的またはローカル、シーズン前、レギュラーシーズン、ポ ストシーズン、メジャーリーグまたは マイナーリーグのようなカテゴリーによって分類される。 同様に、テレビジョンまたは映像番組のほとんどの種類は、番組の特有のジャ ンルに相応しいラインにそって幅広いまたは狭いクラスによって分類される可能 性がある。自動パターン認識が、番組のこれらの種類を認識することが可能であ るかもしれないにもかかわらず、番組の種類に関する大部分の情報がセットアッ プデバイスの上流の映像またはテレビジョン信号の放送または伝送に暗号化され 、付加されると考えられる。 １つの方法は、垂直帰線消去期間の該当部分、あるいはステーション認識バー ンインの最適にコード化された部分としての番組の種類に対して標準化されたコ ードを含むことである。インタプリタ１６４は、ローカルな視聴者使用プロフィ ールの確立に用いられる中央制御装置に映像またはテレビジョン信号の送り出し から該当する番組タイプ情報を取り除くかもしれない。 他の方法は、テレビジョンセットの簡単な番組を与える多くのブロードキャス ターによって供給される番組コードの使用を生じるかもしれず、または中央制御 装置にどのセッテイグがどのチャンネルになるかについて容易に情報を提供する ようになるかもしれない。 加えて、視聴人口を統計学的に代表するサンプルにおいて、中央制御装置１４ ６は、データルータおよびインターネット／電話モデムまたはケーブルモデムの １つまたはその他を介して中央収集部にコンパイルするために使用されている同 一の情報を送り返す。その中央側では、データは視聴人口の同じ統計サンプルに ついて人口統計学および精神心理の情報を含むデータベースと比較され相関付け られる。視聴者使用プロフィールと重要なプロフィールファクターとの間の重大 な相互関係、たとえばこれらに限定されないが、年齢、性別、収入、民族性、ラ イフスタイル（たとえば、既婚、未婚）、味、消費習慣、クレジットカード使用 、 職業ステータス、プロフィールをとるリスク、教育などは抜き出される可能性が ある。これらの相互関係は、個々のプロフィールファクタを有する目標とする家 族または個人を望む広告主のためのキーを提供する。これらの相互関係を使用す る大きな利点は、代表的に多くの人が見るポピュラー番組にある。聴衆は単一の 放送伝送装置によってカバーされる範囲内でさえ、異なる広告主にその聴衆の異 なるセグメントを放送会社に販売することが許可されているプロフィールファク タによってセグメント化される可能性がある。この可能性は、特に送信が一般的 に大きな地理的な足跡を有する衛星プロバイダーにとっては有用であろう。 プロフィールファクタによってこの市場セグメンテーションを達成する１つの 方法は、以下の通りである。セットトップ中央制御装置１４６が視聴者が要求し た映像に経路を定めている間、エンドユーザのセットへのテレビジョンまたは他 の供給源もまた同じダウンローダーの異なるチャンネルによって、または映像お よび音声記憶ユニット１５２またはデータ蓄積装置１６５に対する異なるダウン ローダーによってそれぞれ映像またはテレビジョン供給の代替えの経路を定める 。この代替映像供給は、一般的に、要求された視聴者使用プロフィールまたはそ れぞれ個々の広告シーケンスに添付しまたはエンコードして最適に結合されたプ ロフィールの範囲で多くの異なる広告を中継する。代替供給の内容は、映像およ び音声記憶装置１５２に蓄積される。広告を挿入するための適切な時間と場所は 、従来の広告ブレークまたは視聴者がチャンネルを変えた時、または個々の画像 またはシーンが見える時であるがこれらに限られず、中央制御装置は映像および 音声ルータ１５０およびデータルータ１５２を使用し、いずれもが映像および音 声記憶装置１５２、エンドユーザの表示装置１０６に適切な広告を位置させるこ とを含むがこれに限定されない他の映像および音声機能モジュールを必要とする 。 与えられたセットトップ装置での適切な広告はその１つであり、ローカルな視 聴者使用プロフィールの一致または要求される視聴者使用プロフィールのパラメ ータ内の降下は広告に添付される。デフォルト広告は、特別な聴衆に目標とする 彼等の広告が広告主によって要求されたプロフィールまたはプロフィール範囲が 一致せずまた減少しない家々に示される。要求された視聴者使用プロフィールが 広告主によって要求され、個々の広告と挿入がいくつかの形式で添付され、１つ 以上の番組のカテゴリーまたはグループのカテゴリーの視聴頻度の範囲の形式を とるかもしれず、また、１つ以上の他のカテゴリーに関する１つの番組のカテゴ リーの視聴頻度の比率が要求される範囲として送り出されるかもしれない。 たとえば、広告主はスポーツの重要の表示ではなく、日中のメロドラマと日中 の子供番組の両方を平均的に見る家庭にだけ見せる個々の赤ちゃんの製品に対す る広告を望むかもしれない。このようにする理由は、それらのパラメータは、彼 等の製品またはサービスを最も購入しまたは使用するであろう家族、たとえば、 子供を持つ母子家庭であるかもしれずまたは住込みのデーケアを必要とするよう な家族を目標にする正確な方法であると信じられるからである。当然、相互相関 関係キーをコンパイルするために使用される同じ調査はまた、評価において、精 度の同じ段階に、広告主の要求にフィットする視聴者使用プロフィールを有する 表示人口の大きさ、およびそれゆえに彼等の広告または挿入に広告主がどの程度 の代金を払うべきかにおいて有用である。 要求された視聴者使用プロフィールが示す代替え方法は、一部の特定の番組の カテゴリー、またはグループのカテゴリーを見る頻度の比率が一部の極小を上回 って一部の最大の下に減少してあるいは一部の範囲内に位置する家庭だけに、個 々の広告あるいは挿入を示すことであるかも しれない。たとえば、要求は、広告主に見せるだけあるいはメジャーリーグの野 球を見るのに使った時間とコメディーを見るのに使った時間との平均比率が１ま たはそれ以上であった家庭に挿入するだけかもしれない。あるいは、広告主の要 求は、デーゲーム番組を見て使った時間がホームショッピング番組を見て使った 時間とほぼ同じであった家庭だけであるかもしれない。これらの家庭に制限を要 求する理由は、調査サンプル人口におけるこれらの比率は、限定された広告主ま たは所望の聴衆である他のシステムのユーザの視聴者または視聴家族の人口統計 学的または心理学的な属性の確実な指標であるということがわかったからである 。番組製作者またはブロードキャスターは、彼等自身異なるバージョンの番組を 異なる家庭に提供することを目的とする匿名のプロフィールのシステムの使用を 望むかもしれない。たとえば、視聴者使用プロフィールが若い子供の存在を示し た家庭は、激しいかあるいは性的に露骨なシーンがあった一定の番組の代替バー ジョンを見させたり、より激しくない明白なシーンを見させたりする。その年の 異なる時間に、視聴者使用プロフィールは、個々の人口統計学的または心理学的 な属性変更に達することが要求されるであろう。 中央制御装置１４６の他の機能は、セットトップ装置を作成するために、ＬＶ ＩＳシステムの下流側のあるいは「従属」セクションとして作用することである 。特に、中央制御装置１４６は、セットトップセバイス４４の蓄積を取り除き解 釈するために用い、そして、上流側のＬＶＩＳシステム１６による映像またはテ レビジョン信号に情報を付加しまたはエンコードするために用いる。特に、イン タプリタ１６４は、フロントエンドまたは上流側のＬＶＩＳシステム１６の認識 装置１８、追跡装置２０、オクルジョンマスク生成ユニット２２およびカメラデ ータインタラプタ１５によって映像、テレビジョン、またはデータストリームに 入れる情報を得る。フロントエンドまたは上流側のＬＶＩＳシステム１６によっ て供給される情報の同一のソートもまた、映像、テレビジョン、または、たとえ ば、一部の映像ゲーム、特にマルチユーザ映像アプリケーション、または周知の 仮想スタジオセットの一部として限定されることのないコンピュータによるデー タストリームに入れられる。インタプリタ１６４によって抜き出されたＬＶＩＳ 情報は、後で適当な時間に使用するために一時的にデータ記憶装置１６８に蓄え られ、データ記憶装置１６８、映像と音声挿入であるかもしれない映像および音 声記憶ユニット１５２から適切な要素を抜き出すために、ただちに使用され、適 切に付加されたデスクトップ機能のユニットを介して直接使用される。さらに、 中央制御装置１４６は、それぞれの提案された挿入に付加された要求された視聴 者使用プロフィールについて情報を使用し、それを視聴者使用プロフィール１２ ０と比較して使用すべき挿入を決定するために視聴者使用プロフィール記憶装置 １７０に蓄える。必要ならば、選択された挿入は、映像ワーピングユニット１６ ０によって適切な姿に変形される前に映像および音声分離ユニット１５４を使用 して分離される。変形器１６０は、中央制御装置１４６を介して供給された適切 なパラメータであり、それらはインタープリタ１６４を経て得る。変形後に、挿 入は映像および音声ストリーム内でミックスされ、映像および音声ミキサー１５ ６を介してエンドユーザのセット１０６に送られる。このミキシングはまた、オ クルージョンマスク生成器１５８によって生成されたオクルージョンマスクを含 み、映像および音声インタラプタ１６４を介して上流側に供給される受信された パラメータを有し、インタラプタ１６４によって上流側に供給されるパラメータ を使用するワーパ１６０を介して正しい姿に変形される。結果は、オリジナルの 映像テレビジョン、データ放送、または伝送の一部に現れるスクリーン上の挿入 を視聴者が 見、それらは、ローカルな視聴者の使用プロフィールまたは個々のセットの視聴 者の使用履歴により、オリジナルの上流側ＬＶＩＳあるいはその他の配置メカニ ズムおよびセットトップ装置の結合された動作によってそこに置かれる。 さらなる実施形態において、視聴者使用プロフィール記憶装置１７０に蓄えら れる視聴者使用プロフィール１２０は、視聴者使用プロフィールが特有の個人に 関連するように、視聴者アクセスキーまたは他の認識形態に関連する。 本発明のさらなる実施形態において、視聴者使用プロフィール記憶装置１７０ は、内部に、全体としてまたは部分的に、視聴者のリモートコントロール７１ま たは視聴者がアクセスするために使用したり、エンドユーザのディスプレイやテ レビジョンセットに到達する内容を制御したりする他の関連する装置が設置され る。この関連する制御装置は、ハンドヘルドコンピュータ、パーソナルコンピュ ータ、ジョイスティック、ウエブブラウザ、およびデータを制御するために用い られる類似のハードウエアやソフトウエアモジュールを含むが、これらに限定さ れるものではない。加えて、視聴者使用プロフィールで蓄えられる視聴者または 使用プロフィール１２０は、プロフィールがそれらの個人、個々の装置やソフト ウエアモジュールのために作られ、蓄えらるように、アクセス数または他の適切 な認識手段によって、個人や個々の装置のそれぞれにまたはモジュールにリンク される。さらに、個々の装置またはソフトウエアモジュールは、名前、パスワー ド、数、またはサイン、指紋、網膜パターンのような生物測定手段を含むがこれ に限定されることのない他の適切な認識手段によって識別される異なる個人数に 対して視聴者使用プロフィール１２０を作り、蓄える。 ここで案出された本発明の装置と方法の動作は図示できることがわか る。改良は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく当業者によって容易 に工夫できる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１１年４月１４日（１９９９．４．１４） 【補正内容】 請求の範囲 １． 映像分配機構によって伝送された映像信号を当該装置によって受信して、 視聴より前に、自動的に選択された映像表示又はシーケンスを利用することによ って修正する、テレビ又は映像視聴に関するデータを送受信するセットトップ装 置であって、 テレビ又は映像視聴装置の使用をモニタする、ユーザに対してローカルの手段 と、 前記モニタ手段によって取得された累積データに基づいて視聴者プロフィール を自動的に作成する、ユーザに対してローカルの手段と、 前記視聴者プロフィールを当該装置内に記憶する、ユーザに対してローカルの 手段と、 人口統計学的な要求事項を視聴者プロフィール群の中の対応する範囲に変換す る、ユーザに対してリモートの手段と、 視聴者プロフィール群の中の前記範囲を前記映像表示又はシーケンスと関係付 けるテーブルを作成する、ユーザに対してリモートの手段と、 前記映像分配機構上を伝送させるために前記テーブルをエンコードする、ユー ザに対してリモートの手段と、 前記映像信号を受信し、デコードするとともに、前記テーブルを受信し、デコ ードし、記憶する、ユーザに対してローカルの手段と、 前記ローカルに記憶された視聴者ブロフィールを前記記憶されたテーブル内の 視聴者プロフィール群の中の前記範囲と比較して、対応する映像表示又はシーケ ンスを決定する、ユーザに対してローカルの手段と、 前記テレビ又は映像視聴装置上で見るために前記映像表示又はシーケンスを直 接前記映像信号に挿入する手段と、 を有する前記装置。 ２． さらに、 前記映像分配機構上を伝送させるために前記映像表示又はシーケンスをどこで いつ挿入するかに関するデータをエンコードする、ユーザに対してリモートの手 段と、 前記映像表示又はシーケンスをどこでいつ挿入するかに関する前記データを受 信してデコードする、ユーザに対してローカルの手段と、 を有し、 前記挿入手段は、さらに、前記データを用いて前記映像表示又はシーケンスを どこでいつ前記映像信号に挿入するかを決定することを含む請求の範囲第１項の セットトップ装置。 ３． 前記モニタ手段によって取得された前記蓄積データは、それがどれくらい 最近収集されたかによって重み付けされている請求の範囲第２項のセットトップ 装置。 ４． さらに、 視聴者の統計的な代表部分集合をサンプリングして視聴者の人口統計学的事項 と視聴者プロフィール群の中の前記範囲との間の統計的相関を作成する手段、 を有する請求の範囲第３項のセットトップ装置。 ５． 前記モニタ手段は、時刻、曜日、チャンネルごとの視聴時間、見たチャン ネル、視聴中の番組の種類、及びチャンネルサーフィンパターンをモニタする請 求の範囲第４項のセットトップ装置。 ６． 前記視聴者プロフィールは、前記モニタ手段から得られる視聴者について の情報を含んでおり、当該情報は、視聴者の年齢、性別、家族の大きさ、趣味、 及び興味を予測する意図で作成されている請求の範囲第５項のセットトップ装置 。 ７． 視聴者の人口統計学的事項と視聴者プロフィール群の中の前記範囲との間 の前記統計的相関は、特定の視聴者人口統計学的事項に対して特定の映像シーケ ンス又は表示を匿名でターゲットにするために用いられる請求の範囲第６項のセ ットトップ装置。 ８． 挿入可能な表示及び当該挿入可能な表示に関するデータは、映像そのもの 内、又は、どこか他の予備チャンネル若しくはフィールド内で、垂直帰線期間、 予備音声チャンネルにエンコードされる請求の範囲第７項のセットトップ装置。 ９． 視聴者は、主として特定の表示を求めるために、視聴者プロフィールを対 話方式で修正、交換、追加又は変更することができる請求の範囲第７項のセット トップ装置。 １０． 前記映像信号は、当該セットトップ装置によって解凍される圧縮された 映像信号、又は、アナログ若しくはデジタルテレビ放送であることができる請求 の範囲第７項のセットトップ装置。 １１． 前記受信手段は、同軸ケーブル接続、テレビアンテナ接続、衛星放送接 続、又は電話接続を含む請求の範囲第７項のセットトップ装置。 １２． テレビの代わりにコンピュータ又は他のどんな映像受信装置をも用いる ことができる請求の範囲第７項のセットトップ装置。 １３． 前記表示は、インターネットウェブサイトへのリンクを含む請求の範囲 第１２項のセットトップ装置。 １４． 選択された表示又はシーケンスを匿名でターゲットにして映像放送に挿 入する方法であって、 ａ． テレビ受信機又は他の映像受信装置に置かれたセットトップ装置によっ て前記テレビ受信機又は他の映像受信装置の使用をモニタしその視聴者の習慣を 調べるステップと、 ｂ． 前記モニタステップから取得したデータから得られる前記装置 のローカル視聴者プロフィールを作成するステップと、当該視聴者プロフィール は、視聴者についてのある特徴を示している、 ｃ． 特定の挿入可能な表示を特定の視聴者プロフィールと結び付けるステッ プと、 ｄ． 挿入可能な表示並びに当該表示の配置、形状、大きさ及び遠近に関する データをエンコードして直接放送映像にするステップと、 ｅ． 前記ローカルに記憶された視聴者プロフィールを用いてどの挿入可能な 映像表示又はシーケンスを前記映像放送内にエンコードされた視聴者プロフィー ルに基づいて挿入するかを決定するステップと、 ｆ． 当該セットトップ装置によって前記放送映像をデコードし表示の挿入を 行うステップと、 を有する前記方法。 １５． さらに、 ｇ． 視聴者の統計的な代表部分集合をサンプリングして視聴者の人口統計学 的事項と前記ローカル視聴者プロフィールとの間の統計的相関を作成するステッ プ、 を有する請求の範囲第１４項の方法。 １６． 前記挿入表示は、ウェブアドレスとの双方向リンクであり、このコンテ ンツは、映像分配メディア又は関連したデータネットワークを通じてアクセスす ることができ、また、前記修正映像信号の一部として又はハイパーテキストペー ジとして前記テレビ又は映像視聴装置上に表示することができる請求の範囲第１ 項のセットトップ装置。 １７． 視聴者プロフィールを自動的に作成する前記手段は、さらに、ワールド ワイドウェブ又は他のコンピュータネットワークをブラウズするとき、ユーザに よるウェブサイトへのアクセス又はウェブサイトの種類を解析することを含む請 求の範囲第１項のセットトップ装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 選択された映像表示又はシーケンスを見ることができるテレビ視聴に関す るデータを送受信するセットトップ装置であって、 テレビの使用をモニタする手段と、 前記モニタ手段によって取得されたデータに基づいて視聴者のプロフィールを 作成する手段と、 前記視聴者プロフィールを当該装置にローカルに記憶する手段と、 前記ローカルに記憶された視聴者プロフィールを用いてどの挿入可能な映像表 示又はシーケンスを映像シーケンス内に又は映像シーケンスと一緒にエンコード された要求視聴者プロフィールに基づいて挿入するかを決定する手段と、 映像信号を受信する手段と、当該映像信号は、挿入可能な映像表示および表示 とシーケンスのどちらを挿入するかまた前記表示又はシーケンスをどこでいつ挿 入するかに関するデータと共にエンコードされている、 前記受信された映像信号をデコードする手段と、 前記テレビ上で見るため前記表示を直接前記映像信号に挿入する手段と、 を有する前記セットトップ装置。 ２． さらに、 視聴者の統計的な代表部分集合をサンプリングして視聴者の人口統計学的事項と セットトップユーザの視聴者プロフィールとの間の統計的相関を作成する手段、 を有する請求の範囲第１項のセットトップ装置。 ３． 前記モニタ手段は、時刻、曜日、チャンネルごとの視聴時間、見 たチャンネル、視聴中の番組の種類、およびチャンネルサーフィンパターンをモ ニタする請求の範囲第２項のセットトップ装置。 ４． 前記視聴者プロフィールは、前記モニタ手段から得られる視聴者について の情報を含んでおり、当該情報は、視聴者の年齢、性別、家族の大きさ、趣味、 および興味を予測する意図で作成されている請求の範囲第３項の装置。 ５． 視聴者の人口統計学的事項とユーザの視聴者プロフィールとの間の前記統 計的相関は、特定の映像シーケンス又は表示の伝送と結び付いた特定の視聴者プ ロフィール要求によって特定の視聴者人口統計学的事項に対して前記特定の映像 シーケンス又は表示を匿名でターゲットにするために用いられる請求の範囲第４ 項のセットトップ装置。 ６． 挿入可能な表示および当該挿入可能な表示に関するデータは、映像そのも の内、又は、どこか他の予備チャンネル若しくはフィールド内で、垂直帰線期間 、予備音声チャンネルにエンコードされる請求の範囲第５項のセットトップ装置 。 ７． 視聴者は、主として特定の表示を求めるために、視聴者プロフィールを対 話方式で修正、交換、追加又は変更することができる請求の範囲第５項のセット トップ装置。 ８． 前記映像信号は、当該セットトップ装置によって解凍される圧縮された映 像信号、又は、アナログ若しくはデジタルテレビ放送であることができる請求の 範囲第５項のセットトップ装置。 ９． 前記受信手段は、同軸ケーブル接続、テレビアンテナ接続、衛星放送接続 又は電話接続を含む請求の範囲第５項のセットトップ装置。 １０． テレビの代わりにコンピュータ又は他のどんな映像受信装置をも用いる ことができる請求の範囲第５項の装置。 １１． 前記表示は、インターネットウェブサイトへのリンクを含む請 求の範囲第１１項のセットトップ装置。 １２． 選択された表示又はシーケンスを匿名でターゲットにして映像放送に挿 入する方法であって、 ａ． テレビ受信機又は他の映像受信装置に置かれたセットトップ装置によっ て前記テレビ受信機又は他の映像受信装置の使用をモニタしその視聴者の習慣を 調べるステップと、 ｂ． 前記モニタステップから取得したデータから得られる前記装置のローカ ル視聴者プロフィールを作成するステップと、当該視聴者プロフィールは、視聴 者についてのある特徴を示している、 ｃ． 前記ローカルに記憶された視聴者プロフィールを用いてどの挿入可能な 映像表示又はシーケンスを前記映像シーケンス内にエンコードされた要求視聴者 プロフィールに基づいて挿入するかを決定するステップと、 ｄ． 特定の視聴者プロフィールに合う特定の挿入可能な表示を結び付けるス テップと、 ｅ． 挿入可能な表示並びに当該表示の配置、形状、大きさおよび遠近に関す るデータをエンコードして直接放送映像にするステップと、 ｆ． 当該セットトップ装置によって前記放送映像をデコードし表示の挿入を 行うステップと、 を有する前記方法。 １３． さらに、 ｇ． 視聴者の統計的な代表部分集合をサンプリングして視聴者の人口統計学 的事項とセットトップユーザの視聴者プロフィールとの間の統計的相関を作成す るステップ、 を有する請求の範囲第１２項の方法。