JP2001506709A - 紡糸機械及び変換方法 - Google Patents

紡糸機械及び変換方法

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Abstract

(57)【要約】 この発明は完全延伸糸の紡糸装置によって第1及び第2の多数の完全延伸マルチフィラメント糸(80)を製造する方法に関する。この方法は、スピナレットプレートを備えるスピンパック(25)から多数のフィラメント(30)を紡ぐこと、フィラメント(30)に仕上げ剤を塗布しかつ該フィラメント(30)を第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)に変換すること、第1の多数のマルチフィラメント糸(80)を第1段状ローラ集合体(90)で延ばしかつ第2の多数のマルチフィラメント糸(80)を第2の段状ローラ集合体(90)で延ばしてそれらの長さを所定の長さまで増加することを備える。段状ローラ集合体(90)からのマルチフィラメント糸(80)は、第1及び第2の段状ローラ集合体(90)の間に位置されるスチーム弛緩ユニット(100)からスチームをマルチフィラメント糸(80)に作用させることによって、加熱される。糸(80)の分離は保持され、マルチフィラメント糸(80)は案内される。第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)は、第1及び第2の巻取り集合体(74a,74b)によって巻回され、第1及び第2の多数のパッケージ(70)に巻取られる。本発明は、この方法を実行する装置を含み、そこでは不完全延伸糸の紡糸装置が完全延伸糸の紡糸装置に変換される。

Description

【発明の詳細な説明】 紡糸機械及び変換方法 発明の背景 1.発明の技術分野 本発明は、十分に延伸された連続マルチフィラメントのナイロン糸の製造及び これらの糸の製造に用いられる紡糸機械に関し、さらに詳しくはそのような紡糸 機械を提供するのに用いられる変換方法に関する。 関連技術の説明 連続マルチフィラメントのナイロン糸のメーカーは、加工糸と非加工糸が混合 して消費されるアパレル製造市場に製造物を販売する。 非加工糸はまたフラットすなわちフルドロー(fully drawn)糸と呼ばれる。 典型的には、加工糸は、ドローツイストと加熱のセッティングによって、フィ ード糸、不完全延伸糸(POY partially oriented yarn)から作られる。フ ルドローすなわち完全延伸糸(FOY fully oriented yarn)は、スプリット プロセスでのPOYのさらなる延伸によって作られる。他の例では、FOYは、 スピニングとドローイングとの対のプロ七ス内で直接的に紡糸される。POYお よびFOYという用語は、一般に、それぞれ、破壊までに、>60%および<6 0%延伸するナイロン糸を区別している。“LOY MOY POY HOY FOY”H.Treptow,Man-Made Fiber Year Book(CTI)1986の6ページ参照。 高スピン速度で、ナイロンマルチフィラメントのPOYを溶融紡糸する周知の 方法及び装置が、Chamberlinなどによる米国特許第4,646,514号に開示 されている。しかしながら、POY用の様々な紡糸機械の形態が本業界の全体に わたって採用されている。これらのPOR機械の形態は、「ゴデットのない」最 もコンパクトな装置であり、そこでは糸はローラ表面を通過することなくゴデッ トで巻回される。そのようなゴデット付きのPOY機械では、糸は巻取りの前に 多数のローラ表面を通過する。Chemical Fibres International(CFI)Vol.46,J anuary 1996,の37〜40頁参照。 フラット糸すなわちFOY紡糸機械の形態は、McNamaraなどによる米国特許第 4,123,492号とKempなどによるスイス特許第CH−623,611号に 開示されている。 一般に、FOYプロセス装置は、糸をドローまたはストレッチするいくつかの 手段を必要とする。糸が何回か巻き付けられるフィードローラと、多数の糸の巻 きつけが同様に発生するドローローラとのローラ速度差は、ストレッチまたはド ローに影響を及ぼす。高い生産性のためには、フルドローのナイロン糸を弛緩( relax)し、巻取り(winding)でよい糸パッケージを作る何らかの手段が必要で ある。この糸弛緩手段は、Kempなどが教示しているような、スチームボックス、 または加熱されるローラ集合体(assembly)を有するであろう。 マルチフィラメントナイロン糸のメーカは、様々な最終用途のために、通常、 POY及びFOYの両方を用意している。各メーカによる紡糸機械の資産投資は 、メーカが生産物を売るアパレル市場によって消費されるPOY対FOYの相対 的割合に反映する。しかしながら、ファッションのトレンドのような時間がたつ につれ変化する市場の需要は、その市場で消費されるPOY対FOYについての 必要性の変化を強いる。その結果、固定機械資産は、間違いなく債務となる。P OY及びFOYのナイロン糸のメーカには長く続くジレンマとして認識されるが 、POY紡糸機械の資産をFOY紡糸機械の資産にシフトする能力は前記文献に は述べられていなかった。 発明の要旨 本発明はナイロンマルチフィラメント糸のメーカが、加工されたアパレル糸( POY)の需要低下及び市場で消費されるフルドロー糸(FOY)の要請の成長 に応答する必要があるという状況に対処する。 我々は、フルドロー糸を製造する新規な装置による結果、POY機械をFOY 糸の紡糸のために変換する有効かつ経済的な方法を見出した。本発明の変換方法 は復元可能であり、紡糸資産を、市場の需要に対応して製造タイプ間で「スイン グ」し得る。 従来技術のゴデットのないPOY機械が図1に示されている。そのような従来 技術の機械は、本発明の方法によってFOY機械に容易に変換される。この変換 を行う我々の動機は、POY機械の伝統的なデザインによって強いられた垂直及 び水平の空間制限に概ね起因する。 我々は、生産性及び投資の基準がPOY機械設備に厳しいデザイン標準を強い ることが分かった。多くの場合、糸巻取り集合体は300mmより小さく離間し ている(平均的に)。典型的な従来技術を紹介すれば、フィード及びドローローラ 集合体は、過度に複雑であり、高価である。従来技術のフィード及びドローロー ラ機構と糸弛緩手段を収容するべく巻取り集合体をさらに離して移動することは 、簡単かつ経済的なオプションではなく、また容易に復元可能な機械の変換を阻 止するであろう。 巻取り集合体の実質的な変更なしにPOYの紡糸資産をFOYの紡糸資産に変 更する動機が存在する場合は、POY紡糸設備の存在による空間制限及び投資制 限に応じるために、簡単で、高価ではなく、コンパクトな糸ドロー及び糸弛緩集 合体が必要である。 本発明、すなわち変換方法と装置と本発明の他の目的は以下の記載から明らか になるであろう。 本発明は、第1及び第2の多数の完全延伸マルチフィラメント糸を製造する完 全延伸糸の紡糸装置に関し、多数のフィラメントを供給するスピナレットプレー トを含むスピンパックと、前記フィラメントを受け取りかつ冷却する冷却チムニ ーと、スピナレットプレートからフィラメントを受け取り、前記フィラメントに 仕上げ剤を塗布し、前記フィラメントを第1及び第2の多数のマルチフィラメン ト糸として収束させる仕上げ剤アプリケータ及び収束ガイドと、前記仕上げ剤ア プリケータ及び収束ガイドから第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸を受 け取る第1及び第2のアライメントガイドと、前記第1及び第2のアライメント ガイドから前記第1及び第2のマルチフィラメント糸を夫々受け取り、前記マル チフィラメント糸を延伸してそれらの長さを所定長さまで増加させる第1及び第 2の段状ローラ集合体と、第1及び第2の非加熱可回転の段状フィード及びドロ ーローラ集合体の間に位置し、前記非加熱可回転の段状フィード及びドローロー ラ集合体から前記マルチフィラメント糸を受け取り、前記マルチフィラメント糸 にスチームを作用させてマルチフィラメント糸を安定化するスチーム弛緩ユニッ トと、前記マルチフィラメント糸の分離を保持する第1及び第2の先行巻取りガ イドと、前記第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸を第1及び第2の多数 のパッケージに巻取らせる第1及び第2の巻取り集合体とを備える少なくとも第 1紡糸集合体を備えている。 完全延伸糸の紡糸装置は、スチーム弛緩ユニット内でマルチフィラメント糸の 分離を保持し、第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸を導く出口ガイドを 、オプション的に有してもよい。 さらに本発明は、不完全延伸糸の紡糸機械を完全延伸糸の紡糸機械に変換する 紡糸機械の変換方法に関し、不完全延伸糸の紡糸機械は、隣接する紡糸集合体と の間の限られた空間内に位置する第1紡糸集合体を有しており、前記変換方法は 、第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸を受け取り導く第1及び第2のア ライメントガイドを再配置及び/または置き直しするステップと、前記第1及び 第2のアライメントガイドから第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸を夫 々受け取り、マルチフィラメント糸を延伸してその長さを所定の長さまで増加す るための第1及び第2の非加熱可回転の段状フィード及びドローローラ集合体を 前記限られた空間にマウントするステップと、前記マルチフィラメント糸を前記 第1及び第2の非加熱可回転の段状フィード及びドローローラ集合体から受け取 り、それらが第1及び第2の巻取り集合体に夫々導かれる前に前記マルチフィラ メント糸にスチームを作用させてマルチフィラメント糸を安定化させ、前記第1 及び第2の多数のマルチフィラメント糸を第1及び第2の多数のパッケージに巻 込むスチーム弛緩ユニットを、前記第1及び第2の非加熱可回転の段状フィード 及びドローローラ集合体の間の限られた空間に配備するステップとを備えている 。 本変換方法では、前記スチーム弛緩ユニット内でマルチフィラメント糸の分離 を保持する出口ガイドを追加するステップをオプション的に備えている。 図面の簡単な説明 本発明は以下の詳細な説明及び添付図面によってさらに十分な理解を得ること が可能である。 図1は従来技術である多数のゴデットのないPOY紡糸機械の概念図である。 図2aは図1に表された機械から変換される多数のFOY紡糸機械の概念図で ある。 図2bは1つのFOY機械の中央部の概念図である。 図2cは図2bの右観点から見た1つのFOY機械の中央部の概念図である。 図3aはスチーム弛緩ユニットに関連する1段のフィード及びドローローラ集 合体の概念図である。 図3bは糸張力減少段ローラを持つスチーム弛緩ユニットに関連する1段の段 状フィード及びドローローラ集合体を示す他の実施形態の概念図である。 図4a及び図4bは互いに直角なアングルでのスチーム弛緩チャンバの一部破 断断面図である。 好ましい実施の形態 以下の詳細な説明を通して、全ての図面において同種の参照文字は同種の要素 を指している。 本発明は、完全延伸糸(FOY)の紡糸機械および、不完全延伸糸(POY) の紡糸機械を完全延伸糸(FOY)の紡糸機械に変換する紡糸機械の変換方法で ある。 FOY紡糸機械は、第1及び第2の多数の完全延伸マルチフィラメント糸を製 造する。完全延伸糸の紡糸機械は、少なくとも第1紡糸集合体を備えているが、 好ましくは多数の実質的に類似している紡糸集合体を列状に備えている。図2a では、第2の紡糸集合体及び第3の紡糸集合体の間に第1紡糸集合体を描写して いる。 図2aの第1の、好ましくは夫々の、紡糸集合体は、ポリマーマニホルド(2 0)から溶融ポリマーが導かれるスピンパック(22)、冷却チムニー(25)、仕 上げ剤アプリケータ及び収束ガイド(40)、第1及び第2のアライメントガイド (50)、第1及び第2の段状ローラ集合体(90)、スチーム弛緩ユニット(10 0)、出口ガイド(116)、第1及び第2の先行巻取りガイド(60)、及び図2 aには示されていないが、スピンドル(72)上に巻回される多数の糸パッケ ージ(70)の配置によってその位置が示されている第1及び第2の巻取り集合 体を有する。 スピンパック(22)は、多数のフィラメント(30)を供給するスピナレッ トプレートを備える。冷却チムニー(25)は、フィラメント(30)を受け取 りかつ冷却する。仕上げ剤アプリケータ及び収束ガイド(40)は、スピナレッ トプレートからフィラメント(30)を受け取り、フィラメントに仕上げ剤を塗 布し、そのフィラメントを第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80) に収束する。それ故、例えば3,4,6,8または12本の糸は1つのアライメ ントガイド(50)に導かれ得る。第1及び第2のアライメントガイド(50) は、仕上げ剤アプリケータ及び収束ガイド(40)から第1及び第2の多数のマ ルチフィラメント糸(80)を受け取り、次のローラ表面に接触する前に多数の マルチフィラメント糸を間隔を置いて配置している。 図2aに示される第1及び第2の段状ローラ集合体(90)は、第1及び第2 のアライメントガイド(50)から第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸 (80)を夫々受け取り、マルチフィラメント糸をドロー(延伸)してそれらの 長さを所定の長さまで増加させる。 図2b及び2cに示された実施形態では、第1及び第2の非加熱可回転の段状 フィード及びドローローラ集合体は、第1フィードローラ(94b)、第2フィー ドローラ(94a)、第1ドローローラ(92a)及び第2ドローローラ(92b )を備える。第1フィードローラ(94a)及び第2フィードローラ(94b) は第1の径(95)を有し、第1ドローローラ及び第2ドローローラは第1の径 (95)より大きい第2の径(91)を有する。第1の径(95)及び第2の径 (91)は、マルチフィラメント糸の所定の延伸率を提供するべく選択される。 第1及び第2の非加熱可回転の段状フィード及びドローローラ集合体は、各アラ イメントガイド(50)と先行糸巻取りガイド(60)との間に垂直に位置され る。第1フィードローラ(94b)及び第1ドローローラ(92a)は、第2ド ローローラ(92b)よりも高く位置される。アライメントガイド(50)と先 行糸巻取りガイド(60)との代表的な垂直距離は、1400mmであり、2つ の段状ローラの軸(96a)及び(96b)の代表的な距離は、約400mmで ある。 第1フィードローラ(94b)及び第1ドローローラ(92a)の回転軸(9 6a)は、(図3a及び3bに示されるように)ほぼ第1プレーン内に位置され 、第2フィードローラ(94a)及び第2ドローローラ(92b)の回転軸(9 6b)はほぼ第2プレーン内に設置される。通常の実施では、一方の段状ローラ 集合体は、他方の集合体に対して垂直プレーン内である傾斜(チルト)角だけ傾 斜されており、かつ他方の集合体に対して水平プレーン内である傾斜(スキュー )角だけ傾斜されている。第1フィードローラ(94b),第2フィードローラ( 94a),第1ドローローラ(92a)及び第2ドローローラ(92b)は、ス キュー及びチルト角だけ角度が付けられた回転軸(96a,96b)とともに等 速で回転し、第1フィードローラ(94b),第2フィードローラ(94a),第1 ドローローラ(92a)及び第2ドローローラ(92b)によってマルチフィラ メント糸(80)の前進を提供する。図2cによれば、各マルチフィラメント糸 の端部(80)は、その1つの端部のみが示されているが、典型的には、フィー ドローラ(94b,94a)に1.5回巻かれ、ドローローラ(92a,92b )に2.5回巻かれる。好ましくは、第1及び第2の非加熱可回転の段状フィー ド及びドローローラ集合体は、各紡糸集合体内で、お互いに対称関係にある。 図3bに図示される第2の実施形態では、非加熱可回転の段状フィード及びド ローローラ集合体は、夫々2段のローラ集合体である。外側に向かってより小さ な径となる第2のローラ段は、巻取り張力から弛緩張力を隔離することによって 、よりよい糸の弛緩、それ故により優れた糸包装の形成を達成することを助ける 。この図3bに示す実施形態においては、可回転段状フィード及びドローローラ 集合体は、夫々、第1フィードローラ(94b)、第2フィードローラ(94a)、 第1ドローローラ(92a)、第2ドローローラ(92b)、第1弛緩ローラ(93 b)、及び第2弛緩ローラ(93a)を備える。第1及び第2のフィードローラ (94b,94a)は第1の径(95)を有し、第1及び第2の弛緩ローラ(9 3b,93a)は、第1の径(95)より大きな第2の径(97a、97b)を 有している。第1及び第2のドローローラ(92a,92b)は、第2の径(9 7a、97b)より大きな第3の径(91)を有する。第1フィードローラ(9 4b),第2のフィードローラ(94a)、第1ドローローラ(92a),第2ドロ ーローラ(92b)、第1弛緩ローラ(93b)及び第2弛緩ローラ(93a)は 、角度が付けられている回転軸(96a、96b)と共に同速度で回転され、第 1フィードローラ(94b)、第2フィードローラ(94a)、第1ドローローラ( 92a),第2ドローローラ(92b)、第1弛緩ローラ(93b)及び第2弛緩 ローラ(93a)によってマルチフィラメント糸(80)の前進を提供し、マル チフィラメント糸(80)の予め選択された延伸率および予め選択された糸弛緩 量を巻取りに先だって提供する。 2側面をもつスチーム弛緩ユニット(100)は、図2a、図2b及び図2c に段状ローラ集合体に関連して多角的に示されるが、第1及び第2の非加熱可回 転の段状フィード及びドローローラ集合体からマルチフィラメント糸を受け取り 、糸にスチーム環境を作用させる。図2cに示すように、(102)でスチーム弛 緩ユニットに導入されるスチームは、例えば、マルチフィラメント糸(80)の 可塑性を促進し、糸を安定化し、糸の張力弛緩をもたらす。張力弛緩は、糸収縮 力の低下によって安定な糸パッケージ構造を生じさせる。 POY、FOYの製造では、インターレースのために、いくつかの生成物が要 求されることが日常的慣例である。これは、本発明の機械では、図2bに図示す るように、例えば、第1フィードローラ(94b)の前及び/またはスチーム弛 緩ユニット(100)の後ろに、オプション的に、インターレースノズル(12 0)を備えることで達成される。 図4a及び4bには、分担された、2側面をもつ、ここに手段を提供されたス チーム作用ユニット(100)が、互いに直角な2つの視点からの一部断面の詳 細として示されている。この構造(100)は、分担によって、プロセス、ジャ ケット、凝縮及び押し出しの活動が半分になっているので、コストを削減し、機 械の前側の密集を減少し、後ろ側での空間を増大させる。 分担されたすなわち2側面をもつスチーム弛緩ユニット(100)は、第1及 び第2の非加熱可回転の段状フィー及びドローローラ集合体の間に位置している 。より低い張力は、弛緩をもっと促進し、パッケージで続いて起こる収縮を減少 させるので、好ましくは、スチーム弛緩ユニット(100)は、スチーム弛緩の 前の空気抵抗による張力の増加を最小にするべく、糸(80)とドローローラと の 最後の接触部にできるだけ近づけられている。 これを達成するべく、好ましくは、スチーム弛緩ユニット(100)は、第1 ドローローラ(92a)及び第2ドローローラ(92b)の間で垂直となってい る。 スチーム弛緩ユニット(100)は、図4aに示されるように、チューブ(1 06)を備え、ここを通ってスチームが開孔(108)を有するチャンバ(10 4)に導入される。同様に、ピン(112)上に内部スチームチャンバ(107 )から離れてバッフル(110)があり、多数のスチーム出口開孔(108)が マルチフィラメント糸(80)に直接接触することから遮断している。スチーム 弛緩ユニット(100)は、マルチフィラメント糸(80)が0.2グラム/デ シテックス(decitex)以下の張力の状態で、ほぼ大気圧下で、スチームをマルチ フィラメント糸(80)に供給している。好ましくは、スチーム弛緩ユニット( 100)は二分化されており、互いにほぼ対称関係である(図4a)。内部ノズル または他のガイドは使われておらず、断熱のための二重カバーが提供されている 。糸入口スロット(114a)と出口スロット(114b)を連結するスロット (114c)は、多数のスレッドラインをストリングアップする手段を提供する 。スロット(114a)及び(114b)は、さらにスチームを大気に抜くため に使われる。スチーム弛緩ユニット(100)内でマルチフィラメント糸の分離 を維持するためと、第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)を先行 巻取りガイド(60)及び巻取りユニット(74)(図2b及び図2cに示す)に 導くための出口20ガイド(116)及びピン(118)は、スチーム弛緩ユニ ット(100)に関連するただ1つのガイドである。 第1及び第2の先行巻取りガイド(60)は、(図2cに示すように)、マルチ フィラメント糸(80)の分離を保持し、第1及び第2の多数のマルチフィラメ ント糸(80)を扇型に展開する。第1(74a)及び第2(74b)の巻取り 集合体は、第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)を第1及び第2 の多数のパッケージ(70)に巻き取らせる。好ましくは、第1及び第2の巻取 り集合体(72a,72b)は、スピンドル(75)上にマウントされる糸コア 上にマルチフィラメント糸(80)を巻取り、糸パッケージ(70)に巻込むた めの糸横振り手段(76)を持つ2つのデッキ巻取り集合体(74a,74b) を備えている。第1及び第2の巻き取り集合体は(74a,74b)は、第1及 び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)を第1及び第2の多数のパッケー ジ(70)に巻取るための巻取り軸すなわちチャックを有する。第1紡糸集合体 内の第1巻取り集合体(74a)の巻取りチャック(72または75)と第2及 び第3の紡糸集合体内の第1巻取り集合体(74a)の巻取りチャック(72ま たは75)との水平距離(図2aに示す)は、最大でも1,000mm以下であ り、好ましくは600mm以下である。第1及び第2の巻取り集合体(74a, 74b)は、パッケージ(70)のコアにマルチフィラメント糸を巻回するべく 第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)をマルチフィラメント糸に 対し前後に横振り動作する横振りガイド(76)を夫々含んでいる。本発明の紡 糸機械は、全てのポリアミド、特にナイロン6,6、ナイロン6、ナイロン6, 10、及びナイロン6,12及びポリエステル、特にポリエチレンテレフタル酸 塩及びポリプロピレンテレフタル酸塩から繊維を溶融紡糸する全プロセスにおい て、10〜250デシテックスの紡糸、4,000〜6,000mpmの運転が 可能である。 本発明は、不完全延伸糸の紡糸機械を完全延伸糸の紡糸機械に変換する紡糸変 換プロセスにさらに導かれる。 図1には、広範な商業用途のものと同種の多数の不完全延伸糸の紡糸機械が示 されているが、この機械は図2aに示すように、本発明の完全延伸糸の紡糸機械 に容易に変換され得る。不完全延伸糸の紡糸機械は、第1及び第2の多数の不完 全延伸マルチフィラメント糸を製造している。ここでの目的のために、「不完全 延伸糸」すなわちPOYは、60%より大きな伸長で破壊する糸を意味し、これ に対し、「完全延伸糸」すなわちFOYは、60%より小さな伸長で破壊する糸 を意味する。POY紡糸機械は、多数のほぼ類似した列状の紡糸集合体を備え、 図1に示すように、第2の紡糸集合体と第3の紡糸集合体との間の限定空間に第 1紡糸集合体を有している。各紡糸集合体は、スピンパック(22)、冷却チムニ ー(25)、仕上げ剤アプリケータ及び収束ガイド(40)、第1及び第2のアライ メントガイド(50)、第1及び第2の先行巻取りガイド(60)、図示されないが チ ューブコア(72)に巻かれる多数の糸パッケージ(70)に関連する位置に配 置される第1及び第2の巻き取り集合体を有する。POY紡糸機械をFOY紡糸 機械に変換する紡糸機械の変換プロセスは、任意の順番の以下のステップを備え る。第1及び第2のアライメントガイド(50)は、第1及び第2の多数のマル チフィラメント糸(80)を受け取り、マルチフィラメント糸を図2aの第1及 び第2の非加熱可回転の段状フィード及びドローローラ集合体(90)に導く図 2aの再配置(relocated)または置き直された(replaced)第1及び第2のア ライメントガイド(50)のように、再配置及び/または置き直される。図2a のガイド(50)は、そのとき、それぞれがフィードローラの表面に接触するよ うスレッドラインから間隔を置かれる。第1及び第2の非加熱可回転の段状フィ ード及びドローローラ集合体(90)は前述した限定空間にマウントされ、本質 的に、その空間は、隣接する機械との間に提供され、かつ距離(10)で示して いる巻取り軸の間の一定の差(10)によって限定される。第1及び第2の非加 熱可回転の段状フィード及びドローローラ集合体(94a、94b及び92a、 92b)は、第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)を第1及び第 2のアライメントガイド(50)からそれぞれ受け取り、マルチフィラメント糸 (80)を延伸し、それらの長さを所定の長さまで増加させる。 スチーム弛緩ユニット(100)は、第1及び第2の非加熱可回転の段状フィ ード及びドローローラ集合体(90)間の限定空間に取り付けられる。スチーム 弛緩ユニット(100)は、マルチフィラメント糸(80)を第1及び第2の非 加熱可回転の段状フィード及びドローローラ集合体(90)から受け取り、マル チフィラメント糸(80)にスチームを与え、マルチフィラメント糸(80)を 安定化させる。出口ガイド(116)は、スチーム弛緩ユニット(100)の直 ぐ後ろに追加され、スチーム弛緩ユニット(100)内でマルチフィラメント糸 (80)の分離を保持し、第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80) を第1及び第2の多数のパッケージ(70)内に夫々巻取らせ、第1及び第2の 多数のマルチフィラメント糸(80)を第1及び第2の多数のパッケージ(70 )に巻取らせる。 この機械変換プロセスを使用した結果、マルチフィラメントナイロン糸の製造 者は、市場の要求の変化に対応して、製造物、POY対FOYの相対的割合によ ってPOY紡糸機械の資産ベースをFOY紡糸機械の資産ベースに変換し得る。 本発明の変換方法は、スペース的要求のために巻取り機(ワインダー)の再配置 を必要とせず、典型的なPOY機械を効果的かつ経済的にFOY糸の紡糸のため に変換して新たな装置を提供する。本発明の変換プロセスはそのような変換を逆 に実行することによってさらなる利点が理解できる。繊維製造者は、その後、製 造者の要求に応答して製造タイプを「スイング」し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スタベリー,マルコルム,ジョージ. 英国 ジーエル20 8ジェーエー グロス ターシャー テウケスベリー テディント ン ウォルナッツ バンク ドライブ ザ ゲイブルズ(番地なし) 【要約の続き】 a,74b)によって巻回され、第1及び第2の多数の パッケージ(70)に巻取られる。本発明は、この方法 を実行する装置を含み、そこでは不完全延伸糸の紡糸装 置が完全延伸糸の紡糸装置に変換される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第1及び第2の多数の完全延伸マルチフィラメント糸(80)を製造 する紡糸装置において、 少なくとも第1紡糸集合体は、 多数のフィラメント(30)を供給するスピナレットプレートを含むスピンパ ック(22)と、 前記フィラメント(30)を受け取り、冷却する冷却チムニー(25)と、 前記スピナレットプレートから前記フィラメント(30)を受け取り、前記フ ィラメント(30)に仕上げ剤を塗布し、前記フィラメント(30)を第1及び 第2の多数のマルチフィラメント糸(80)として収束させる仕上げ剤アプリケ ータ及び収束ガイド(40)と、 前記仕上げ剤アプリケータ及び収束ガイド(50)から第1及び第2の多数の マルチフィラメント糸を受け取り、前記マルチフィラメント糸(80)を導く第 1及び第2のアライメントガイド(50)と、 前記第1及び第2のアライメントガイド(50)から前記第1及び第2のマル チフィラメント糸(80)を夫々受け取り、前記マルチフィラメント糸(80) を延伸してそれらの長さを所定長さまで増加させる第1及び第2の段状ローラ集 合体(90)と、 前記第1及び第2の非加熱可回転の段状フィード及びドローローラ集合体(9 0)の間に位置し、前記非加熱可回転の段状フィード及びドローローラ集合体( 90)から前記マルチフィラメント糸(80)を受け取り、前記マルチフィラメ ント糸(80)にスチームを作用させてマルチフィラメント糸を安定化するスチ ーム弛緩ユニット(100)と、 前記スチーム弛緩ユニット(100)の下で、前記マルチフィラメント糸の分 離を保持し、前記第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)を導く第 1及び第2の先行巻取りガイド(60)と、 前記第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸を第1及び第2の多数のパッ ケージ(70)に巻取る第1及び第2の巻取り集合体(74a,74b)と、 を備えるようにしたことを特徴とする紡糸装置。 2. 前記スチーム弛緩ユニット(100)内でマルチフィラメント糸(8 0)の分離を保持する出口ガイド(116)を備えることを特徴とする請求項1 記載の紡糸装置。 3. 前記第1及び第2の非加熱可回転の段状フィード及びドローローラ集 合体(90)は、第1フィードローラ(94b)と、第2フィードローラ(94 a)と、第1ドローローラ(92a)と、第2ドローローラ(92b)とを備え 、第1及び第2のフィードローラ(94b,94a)は、第1の径(95)を有 し、第1及び第2のドローローラ(92,92b)は前記第1の径(95)より 大きな第2の径(91)を有し、 前記スチーム弛緩ユニット(100)は、前記第1ドローローラ(92a)と 第2ドローローラ(92b)の間に垂直に配置されていることを特徴とする請求 項1記載の紡糸装置。 4. 前記第1及び第2の巻取り集合体(74a,74b)は、前記マルチ フィラメント糸を前記パッケージ(70)のコアに巻取る2つのデッキ巻取り集 合体を備えることを特徴とする請求項1記載の紡糸装置。 5. 前記第1及び第2の巻取り集合体(74a,74b)は、第1及び第 2の多数のマルチフィラメント糸(80)を第1及び第2の多数のパッケージ( 70)に巻取る巻取りチャック(72)を備え、 第2及び第3の紡糸集合体と、前記第2及び第3の紡糸集合体の間にある第1 紡糸集合体とを備え、 前記第1紡糸集合体内の前記第1巻取り集合体(74a)内の巻取りチャック (72)の回転軸と、前記第2及び第3の紡糸集合体内の前記第1巻取り集合体 (74a)内の巻取りチャック(72)の回転軸との間の最大水平距離(10) は、1000mm以下であり、好ましくは600mm以下であることを特徴とす る請求項1記載の紡糸装置。 6. 前記スチーム弛緩ユニット(100)は、スチーム入口ノズルをマル チフィラメント糸(80)の接触から遮蔽するバッフル(110)を備え、前記 スチーム弛緩ユニット(100)は、お互いにほぼ対称関係に二分化されている ことを特徴とする請求項1記載の紡糸装置。 7. 前記第1及び第2の段状ローラ集合体(90)は、互いに対称関係に あることを特徴とする請求項1記載の紡糸装置。 8. 前記各段状ローラ集合体(90)は、2段状ローラ集合体であること を特徴とする請求項1記載の紡糸装置。 9. 不完全延伸糸の紡糸装置から完全延伸糸の紡糸装置への変換方法であ って、前記不完全延伸糸の紡糸装置は、隣接する紡糸集合体との間の限られた空 間内に位置する第1紡糸集合体を有する変換方法において、 第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)を受け取り、マルチフィ ラメント糸(80)を導く第1及び第2のアライメントガイド(50)を再配置 及び/または置き直しするステップと、 前記第1及び第2のアライメントガイド(50)から第1及び第2の多数のマ ルチフィラメント糸(80)を夫々受け取り、マルチフィラメント糸(80)を 延伸してその長さを所定の長さまで増加する第1及び第2の非加熱可回転の段状 フィード及びドローローラ集合体(90)を前記限られた空間にマウントするス テップと、 前記マルチフィラメント糸(80)を前記第1及び第2の非加熱可回転の段状 フィード及びドローローラ集合体(90)から受け取り、それらが第1及び第2 の巻取り集合体(74a,74b)に夫々導かれる前に前記マルチフィラメント 糸(80)にスチームを作用させ、前記第1及び第2の多数のマルチフィラメン ト糸(80)を第1及び第2の多数のパッケージに巻取らせるスチーム弛緩ユニ ット(100)を、前記第1及び第2の非加熱可回転の段状フィード及びドロー ローラ集合体(90)の間の限られた空間に配備するステップと、 を備えるようにしたことを特徴とする変換方法。 10. 前記スチーム弛緩ユニット(100)内でマルチフィラメント糸( 80)の分離を保持し、マルチフィラメント糸(80)を導く出口ガイド(11 6)を追加する工程を備えることを特徴とする請求項9記載の変換方法。 11. 前記第1及び第2の非加熱可回転の段状フィード及びドローローラ 集合体(90)は、第1フィードローラ(94b)と、第2フィードローラ(9 4a)と、第1ドローローラ(92a)と、第2ドローローラ(92b)とを備 え、第1及び第2のフィードローラ(94b,94a)は、第1の径(95)を 有し、第1及び第2のドローローラ(92,92b)は前記第1の径(95)よ り大きな第2の径(91)を有し、 前記配備ステップにおいて、スチーム弛緩ユニット(100)は、前記第1ド ローローラ(92a)と第2ドローローラ(92b)の間に垂直に配備されてい ることを特徴とする請求項9記載の変換方法。 12. 前記第1及び第2の巻取り集合体(74a,74b)は、前記マル チフィラメント糸(80)を前記パッケージ(70)のコアに巻取る2つのデッ キ巻取り集合体を備えることを特徴とする請求項9記載の変換方法。 13. 前記第1及び第2の巻取り集合体(74a,74b)は、第1及び 第2の多数のマルチフィラメント糸(80)を第1及び第2の多数のパッケージ (70)に巻取る巻取りチャック(72または75)を備え、 前記隣接する紡糸集合体は、第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(8 0)を第1及び第2の多数のパッケージ(70)に巻取る巻取りチャック(72 または75)を有する第1及び第2の巻取り集合体(74a,74b)を備え、 前記第1紡糸集合体内の前記第1巻取り集合体(74a)内の巻取りチャック( 7 2または75)の回転軸と、前記隣接する紡糸集合体内の前記第1巻取り集合体 (74a)内の巻取りチャック(72または75)の回転軸との間の最大水平距 離(10)は、1000mm以下であり、好ましくは600mm以下であること を特徴とする請求項9記載の変換方法。 14. 前記配備ステップにおいては、前記スチーム弛緩ユニット(100 )は、内部ノズルまたは内部マルチフィラメントガイドなしに、マルチフィラメ ント糸(80)にスチームを作用させることを特徴とする請求項9記載の変換方 法。 15. 前記マウントステップにおいては、第1及び第2の段状ローラ集合 体(90)は、互いに対称関係にあることを特徴とする請求項9記載の変換方法 。 16. 前記マウントステップにおいては、各段状ローラ集合体(90)は 、2段状ローラ集合体であることを特徴とする請求項1記載の紡糸装置。 17. 請求項1に記載の紡糸装置を使って第1及び第2の多数のフル延伸 マルチフィラメント糸(80)を製造する方法。 18. 完全延伸糸の紡糸装置によって第1及び第2の多数の完全延伸マル チフィラメント糸(80)を製造する方法において、 スピナレットプレートを含むスピンパック(22)から多数のフィラメント( 30)を紡ぐステップと、 冷却チムニー(25)内で前記フィラメント(30)を冷却するステップと、 前記フィラメント(30)に仕上げ剤を塗布し、前記フィラメント(30)を 第1及び第2の多数のマルチフィラメント糸(80)として収束させるステップ と、 第1の段状ローラ集合体(90)によって第1の多数のマルチフィラメント糸 (80)を延伸しかつ第2の段状ローラ集合体(90)によって第2の多数のマ ルチフィラメント糸(80)を延伸して、それらの長さを所定の長さまで増加さ せるステップと、 非加熱可回転の段状のフィード及びドローローラ集合体(90)によって前記 マルチフィラメント糸を加熱し、前記第1及び第2の段状ローラ集合体(90) の間のスチーム弛緩ユニット(100)によってマルチフィラメント糸(80) にスチームを作用させるステップと、 前記糸(80)の分離を保持するステップと、 第1及び第2の巻取り集合体(74a、74b)によって第1及び第2の多数 のマルチフィラメント糸(80)を第1及び第2の多数のパッケージ(70)に 巻取るステップと、 を備えるようにしたことを特徴とする製造方法。
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