JP2001502254A - 再加熱を改善するために近赤外吸収性物質を含有するポリエステル組成物 - Google Patents

再加熱を改善するために近赤外吸収性物質を含有するポリエステル組成物

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JP2001502254A JP10511992A JP51199298A JP2001502254A JP 2001502254 A JP2001502254 A JP 2001502254A JP 10511992 A JP10511992 A JP 10511992A JP 51199298 A JP51199298 A JP 51199298A JP 2001502254 A JP2001502254 A JP 2001502254A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ストレッチブロー成形ボトルの製造に適したポリマー及び約700nmと約1200nmの間で、約400nmと約700nmの間の少なくとも2倍多い光を吸収する少なくとも一種の有機もしくはメタレート有機近赤外吸収性化合物を含んでなる容器プリフォームであって、前記近赤外吸収性化合物が前記プリフォームの再加熱速度を改善するのに十分な量で存在する容器プリフォームに関する。好適な近赤外吸収性化合物には、フタロシアニン類、2,3−ナフタロシアニン類、スクアレイン類(スクエア酸誘導体)、クロコン酸誘導体、置換インダントロン類及びある種の高置換アントラキノン類が含まれる。容器プリフォームの再加熱速度を改善する方法も開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 再加熱を改善するために近赤外吸収性物質を含有するポリエステル組成物関連出願 本出願は仮出願第60/024,967号に基づいており、そして優先権を主張する。発明の分野 多くのプラスチックパッケージ、とりわけポリエチレンテレフタレート(PE T)飲料ボトルは、プリフォームもしくはパリソンと呼ばれる射出成形した部分 を臨界温度まで加熱ランプ群によって加熱し、そして型いっぱいに吹き込む、再 加熱ブロー成形(RHB)と呼ばれるプロセスによって作られる。パリソンが臨 界温度に達するのに要する時間は、材料の再加熱時間もしくは再加熱速度として 知られており、ポリマーそれ自体並びに金属、触媒、トナー、色素、もしくは含 まれる異物の吸収特性の関数として変化する。ブロー成形装置は改良されている ので、時間当たりより多くのボトルを製造することが可能となった。従って、よ り速く再加熱されるか、より少ないエネルギーで再加熱されるポリエステルを提 供することが望ましい。発明の背景 飲料ボトル業界で使用される加熱ランプは典型的に500nmから1500n m超までの広発光スペクトルを有する3000〜4000°Fの温度の石英水銀 燈である。発光最大は一般的に約110 0〜1200nmである。ポリエステル、とりわけPETは500〜1400n mの領域では吸収が劣る。吸光度が400〜700nmの領域の化合物は人間の 目には着色されて見えるので、この領域に吸収性を有する化合物はポリマーを着 色する。従って、材料の再加熱速度を改善するためには、加熱ランプの発光領域 における、好ましくは最大発光領域における輻射線の吸収を高めねばならない。 これを達成するための多くの方法が存在する。 米国特許第4,408,004号、同4,476,272号、同4,535,118号、同4,420,581号、同 5,419,936号、及び同5,529,744号明細書は、再加熱速度を改善すると開示されて いる種々の灰色体もしくは黒体吸収性化合物を開示する。開示されている化合物 は、微細分割された、カーボンブラック、酸化鉄及びアンチモン金属を包含する 。これらの化合物は全て、赤外及び可視輻射線全体のスペクトルにわたってエネ ルギーを吸収する黒体もしくは灰色体吸収剤である。結果として、これらの物質 は全て、ポリマーに添加される物質の量に比例してポリマーを灰色にするかもし くは不透明にする。ある程度は、添加物の粒径を変えることによってこの影響を コントロールすることができるが、除くことはできない。 米国特許第4,481,314号明細書は、再加熱速度を改良するためにある種のアン トラキノン系色素を用いることを開示する。しかしこれらの色素は、実質的に可 視スペクトルに吸光度を有し、ポリマーの着色を生じる。さらに、それらの相対 的に低い吸光係数(ε)(20,000の範囲)は、ポリマーに対して相対的に 多くの量の色素(20〜100ppm)の使用を必要とする。50ppmの濃度で、再 加熱速度は7%改善した。しかし、この濃度では、ポリマーは透明ボトルポリマ ー樹脂を製造するには不適な明緑色を示す。図面の簡単な説明 図1は、黒体光源の発光のグラフである。 図2は、黒体光源の発光に重ねた、3種類の有機近赤外吸収性化合物の吸収ス ペクトルのグラフである。 図3は、10種類の有機近赤外吸収性化合物の8ppmのところでの再加熱速 度増加率とL*の変動を示すグラフである。 図4は、10種類の有機近赤外吸収性化合物の4ppmのところでの再加熱速 度増加率とL*の変動を示すグラフである。 図5は、それぞれの化合物が4ppmのところでの有機近赤外吸収性化合物の 2種類の混合物の再加熱速度増加率とL*の変動、並びにその混合物を作成する のに用いた単一の化合物の再加熱速度増加率とL*の変動を示すグラフである。 図6は、化合物1及び10を、個別に、そして混合して溶剤中で測定した場合 の吸収スペクトルである。 図7は、化合物1及び2を、個別に、そして混合して溶剤中で測定した場合の 吸収スペクトルである。 図8は、化合物17を、溶剤中で測定した場合の吸収スペクトルである。 図9は、DMF溶液及びPET中で測定した場合の化合物2の吸収スペクトル である。 図10は、DMF溶液及びPET中で測定した場合の化合物10の吸収スペク トルである。 図11は、DMF溶液及びPET中で測定した場合の化合物1の吸収スペクト ルである。発明の詳細な説明 本発明は、本明細書で再加熱添加剤と呼ぶ、少量の少なくとも一 種の有機もしくはメタレート有機近赤外吸収性化合物を含んでなる、再加熱時間 の短縮を示すか、再加熱速度が高められたポリエステル組成物に関する。 本発明の実施に有用な好適な再加熱添加剤は、加熱ランプによって放出される 不可視領域を強く吸収し、人間の目に対する可視領域においてほんの僅かの最小 限の吸光度を有する。好ましくは、本発明の再加熱添加剤は、曲線の近赤外部分 下の領域が、曲線の可視部分下の領域よりも少なくとも約2倍広い吸収スペクト ルを有する。より好ましくは、700〜1200nmの吸収スペクトル曲線下の 領域が、400〜700nmの曲線下の領域の少なくとも約2倍である。 ボトル樹脂に色が付くので、この再加熱添加剤はスペクトルの可視領域におい て強い吸光度ピークをもたない方がよい。近赤外スペクトルにおいて吸光度が約 0.4〜約0.5吸光度単位となるようにスペクトルの吸光最大が調節される場 合、可視領域における吸光度が約0.2吸光度単位を超えない方がよい。好まし くは、近赤外における吸光最大が約0.4〜約0.5吸光度単位である場合に、 可視領域における吸光度が約0.15を超えない方がよい。 また、本発明の再加熱添加剤は、高モル吸光係数(強吸光度特性)を有する方 がよい。約25000L/モルを超えるモル吸光係数(ε)が好ましいが、約5 0000L/モルを超えるεがより好ましい。再加熱添加剤が成分混合物である 場合のように、分子量が分からない場合、吸光度が溶液濃度(g/L)に関連す る場合の吸光率(a)を用いることができる。セルの経路長が1cmであるとす ると、aが少なくとも約20L/gであり、好ましくはaが少なくとも約30L /gであり、より好ましくはaが少なくとも約35L/gであるのが好ましい。 PET容器の視覚特性もしくは光学特性は重要である。実質的に透明度を低下 させるかもしくは好ましくない色を付与する添加剤は容認されない。従って、本 発明の再加熱添加剤は、ポリマーの透明度及び色に最小限の影響しか与えない。 本発明の再加熱添加剤を含有するポリマーは、一般的に、再加熱添加剤を含有し ないプラックと比較して、3”×3”×0.15”の成形プラックのL*を4単 位超低下させないで、改善された再加熱を示す。好ましくは、この再加熱添加剤 は10%改善の場合にL*を3単位超低下させない。最も好ましくは、この再加 熱添加剤は、再加熱速度の10%改善の場合にL*を2単位超低下させない。 本発明の再加熱添加剤は、溶融ポリマーに配合されるか、適当なところで重合 に添加される。従って、この再加熱添加剤は、重合もしくは溶融時の温度及び化 学環境に耐えることができなくてはならない。このことは、一般的に、当該添加 剤を樹脂と配合するために用いられる方法によるが、約275〜約300℃の範 囲で、約5分〜約7時間の耐熱能力を必要とする。押出配合操作では、滞留時間 は約5〜約15分であろう。重合プロセスに当該添加剤を加える場合では、条件 はさらに厳しく合計で最大約7時間の滞留時間を超える可能性がある。このよう な状況下で、変化しない分子の光吸収特性を有し、且つ昇華もしくは蒸発による 分子の実質的な損失無しに、配合及びボトル成形プロセスを生き抜くことを安定 性として定義する。 二種以上の再加熱添加剤を加えることによって樹脂の再加熱速度を改善するこ とも本発明の範囲であり、当該再加熱添加剤は、その吸収特性が、スペクトルの 可視領域の吸光度をほとんどもしくは全く増加させないで、近赤外領域において より広い、より強い吸光度を生じるように選択される。さらに、再加熱添加剤の 混合物が、本 明細書に開示する有機もしくはメタレート有機近赤外吸収化合物(複数可)の混 合物、並びに有機もしくはメタレート有機近赤外吸収化合物(複数可)と黒体も しくは灰色体型吸収性物質との混合物を包含してもよいと認識すべきである。 本発明の実施に有用な好ましい有機もしくはメタレート有機近赤外吸収性化合 物(複数可)は、フタロシアニン類、2,3−ナフタロシアニン類、スクアレイ ン類(スクエア酸誘導体)、クロコン酸誘導体、置換インダントロン類及びある 種の高置換アントラキノン類並びに次式I、II、III、IV、V、VIa及びVIbに相当 するものから選ばれる: (ここで、Pc及びNcは、式Ia及びIIaのフタロシアニン及びナフタロシアニ ン部分を表す: 式Ia式IIa 式中、前記フタロシアニン及びナフタロシアニン化合物はそれぞれ、水素、種 々のハロメタル、有機金属基、及びオキシメタルから選ばれる部分に共有結合さ れる)。 好ましくは、前記部分は、AlCl、AlBr、AlF、AlOR5、AlS R5、SiCl2、SiF2、Si(OR62、Si(SR62、Zn、Mg、V O、CU、Ni、Fe、Mg、Mn、CO、Ge、Ge(OR6)、Ga、Ca 、CrF、InCl、Pb、Pt、Pd、SnCl2、Sn(OR62、Si( OR62、Sn、もしくはTiOから選ばれ、ここで、R5及びR6は、水素、ア ルキル、アリール、ヘテロアリール、アルカノイル、 アリールカルボニル、アリールアミノカルボニル、トリフルオロアセチル、次式の基: から選ばれ(ここで、R7、R8及びR9は、それぞれ独立に、アルキル、フェニ ル又はアルキル、アルコキシもしくはハロゲンで置換されたフェニルから選ばれ る)。より好ましくは、前記部分は、VO、Cu、Ni、Fe、Mg、Mn、C o、Ge、Ge(OR6)、Ga、Ca、CrF、InCl、Pb、Pt、Pd 、SnCl2、Sn(OR62、Si(OR62、Sn、もしくはTiOから選 ばれ、最も好ましくは、VO、Cu、Ni、Fe及びMgから選ばれる。ここで 、R6は上記定義と同じである。 置換基X−R及びYは、フタロシアニン及びナフタロシアニン化合物の周囲と 結合される。置換基(Y)n、(Y)1n、−(X−R)m、−(X−R)m1の定 義において、これらの置換基は、n、n1、m及びm1がそれぞれゼロである場合 は存在しない(即ち、フタロシアニンもしくはナフタロシアニンは置換されてい ない)。 置換基(X−R)m及び(Y)nは、化合物Iaの周囲炭素原子上(即ち、1、2、 3、4、8、9、10、11、15、16、17、18、22、23、24、2 5の各位)に存在し、置換基(X−R)m1及び(Y)n1は、化合物IIaの周囲炭 素原子上(即ち、1、2、3、4、5、9、10、11、12、13、14、1 8、19、20、21、22、23、27、28、29、30、31、32及び 36の各位)に存在する。 置換基Yは同じであっても異なっていてもよく、アルキル、アリール、ヘテロ アリール、ハロゲンもしくは水素から選ばれる。 置換基Xは同じであっても異なっていてもよく、酸素、イオウ、セレン、テル ルもしくは式N−R10(ここで、R10は水素、シクロアルキル、アルキル、アル カノイルオキシ、アルキルスルホニル、もしくはアリールであるか、又はR10と Rは一緒になって、それらが結合されている窒素原子を伴って、脂肪族環もしく は芳香環を形成する)の一群から選ばれる。 Rは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール 、ヘテロアリール、アルキレン; から選ばれ、又は−(X−R)mもしくは−(X−R)m1は、アルキルスルホニ ルアミノ、アリールスルホニルアミノ、もしくは式−X(C24O)zR、 から選ばれる基、から選択される一種以上の基であり(ここでRは、上記定義と 同じであり、Zは1〜4の整数である)、又は二つの−(X−R)mもしくは− (X−R)m1基は、一緒になって次式の二価の置換基を形成することができる: ここで、各X1は、独立に、−O−、−S−、もしくは−N−R10から選ばれ 、そしてAは、エチレン;プロピレン;トリメチレン;並びに低級アルキル、低 級アルコキシ、アリール及びシクロアルキルで置換されたそのような基;1,2 −フェニレン及び低級アルキル、低級アルコキシ、カルボキシ、アルコキシカル ボニルもしくはハロゲンから選ばれる1〜3の置換基を有する1,2−フェニレ ンである。R’及びR”は、独立に、低級アルキル及びシクロアルキルから選ば れ;nは0〜16の整数であり;n1は0〜24の整数であり:mは0〜16の 整数であり;m1は0〜24の整数であるが、n+m及びn1+m1の合計はそれ ぞれ16及び24である 。 式IIIのスクエア酸及び式IVのクロコン酸では、R1及びR2は、独立に、水素 、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、アリールオキシ、アルキルチオ、アリール チオ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、 アリールスルホニルアミノ、シクロアルキルスルホニルアミノ、未置換並びに置 換されたカルバモイル及びスルファモイル、アルコキシカルボニル、シクロアル コキシカルボニル、アルカノイルオキシ、から選ばれ; R3及びR4は、独立に、水素、低級アルキル、アルケニルもしくはアリールか ら選ばれ;nは0〜16の整数であり、n1は0〜24の整数であり、mは0〜 16の整数であり、m1は0〜24の整数であるが、n+m及びn1+m1の合計 はそれぞれ16及び24である。 化合物V、VIa及びVIbの場合、置換基R14は、独立に、ヒドロキシ、アルキル アミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールチオ、アリールチオもしくはアルキル チオから選ばれ;置換基R15は、水素、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、アリ ールオキシ、アルキルチ オ、アリールチオ、アルカノイルアミノ、アルキルスルホニル、アリールスルホ ニル、トリフルオロメチル、シクロアルキルアミノ、アルキルアミノ、アリール アミノ、アルキルスルホニルアミノ、アロイルアミノ、アリールスルホニルアミ ノ、シクロアルキルスルホニルアミノ、カルバモイル、スルファモイル、アルコ キシカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルカノイルオキシ、及びカル ボキシから選ばれ、そしてX2は、独立に、O、S、SO2及びNHから選ばれる 。 上記定義中、「アルキル」及び「低級アルキル」の用語は、それぞれ、炭素数 1〜12及び炭素数1〜6を有する飽和炭化水素基、及びヒドロキシ、ハロゲン 、アルコキシ、アリールオキシ、アルカノイルオキシ、カルボキシ、アルコキシ カルボニル、アリール、シクロアルキル及びシアノから選ばれる一つ以上の基で 置換されたものを示すのに用いる。 「アルコキシ」、「アルキルスルホニル」、「アルキルスルホニルアミノ」、 「アルキルチオ」、「アルコキシカルボニル」、「アルカノイル」、「アルカノ イルアミノ」、「アルカノイルオキシ」及び「アルキルアミノ」の用語中、これ らの基のアルキル部分は炭素を1〜12個含み、上記のように置換されていても よい。 「シクロアルキル」、「シクロアルキルアミノ」、「シクロアルキルスルホニ ルアミノ」及び「シクロアルコキシカルボニル」の用語中、これらの基のシクロ アルキル部分は炭素を3〜8個含み、低級アルキルもしくはハロゲンでさらに置 換されていてもよい。 「アルケニル」及び「アルキニル」の用語は、炭素を3〜8個有し、それぞれ 、少なくとも一つの炭素−炭素二重結合及び一つの炭素−炭素三重結合を含んだ 不飽和の脂肪族炭化水素部分を示すのに用いる。 「ハロゲン」の用語は、フッ素、塩素、臭素及び要素を含むのに用いる。 「アルキレン」の用語は、炭素を1〜12個含み、そしてハロゲン、低級アル コキシ、アルカノイルオキシ、アリール及びシクロアルキルから選ばれる一つ以 上の基でさらに置換されていてもよい、直鎖もしくは分枝鎖の二価の炭化水素基 を示すのに用いる。 「アリール」、「アリールチオ」、「アリールオキシ」、「アロイル」、「ア リールカルボニル」、「アリールアミノカルボニル」、「アリールスルホニルア ミノ」、「アリールスルホニル」及び「アリールアミノ」の用語中、これらの基 の芳香族部分は、炭素6〜18個を含む基(好ましくは、フェニル及びナフチル )、及びアルキル、アルコキシ、カルボキシ、ハロゲン、アルキルチオ、アルキ ルアミノ、ジアルキルアミノ、トリフルオロメチル、カルボキシ、アルコキシカ ルボニル、ヒドロキシ、アルカノイルオキシ、アルカノイルアミノ、アルキルス ルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、シクロアルキルスルホニルアミノ 、シアノ、フェニル、フェニルチオ、フェニルスルホニルフェノキシ、スルファ モイル及びカルバモイルから選ばれる一つ以上の基で置換されたそのような基を 包含する。 「ヘテロアリール」の用語は、酸素、イオウ及び窒素から選ばれる少なくとも 一つの「ヘテロ」原子もしくはこれらの原子の組合せを有する、一環もしくは二 環ヘテロ芳香族基を表すのに用いる。好適なヘテロアリール基は、チアゾイル、 ベンゾチアゾリル、ピラゾリル、ピロリル、チエニル、フリル、チアジアゾリル 、オキサジアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、ピリジル、ピ リミジニル及びトリアゾリルを包含する。これらのヘテロアリール基は、アリー ル基に可能な置換基として上掲と同じ置換基を有する こともできる。トリアゾリルの用語は、次の構造を含む: ここでR16及びR17は、独立に、アルキル、アリール、シクロアルキル及び水 素から選ばれる。 「カルバモイル」及び「スルファモイル」の用語は、それぞれ、式−CON( R18)R19及び−SO2N(R18)R19を有する基を記載するのに用いる。ここ でR18及びR19は、独立に、水素、アルキル、シクロアルキル及びアリールから 選ばれる。 本発明の好ましい態様では、再加熱添加剤は、式I(式中、フタロシアニン部 分上の置換基は外側リング位(即ち、2、3、9、10、16、17、23及び 24位)のところに結合される)のフタロシアニン化合物の混合物である。 本発明のさらに好ましい態様では、再加熱添加剤は、式I(式中、XはN、R はアリールもしくはアルキル、YはF、mは5〜8、nは8〜11であり、フタ ロシアニン部分はCuもしくはV=Oに結合(29及び31位)される)のフタ ロシアニン化合物の混合物である。 本発明のさらに好ましい態様では、再加熱添加剤は、式I(式中、XはN、R はアリールもしくはアルキル、YはCl、mは5〜8、nは8〜11であり、フ タロシアニン部分はCuもしくはV=Oに結合(29及び31位)される)のフ タロシアニン化合物の混合物である。 本発明のさらに好ましい態様では、再加熱添加剤は、式I[式中、少なくとも 二つの−X−R基が組合わさって少なくとも一つの次式 の二価の置換基(ここで、一方のX1は−N−(R10)−であり、もう一方は− S−であり、Aは1,2−フェニレン及びカルボキシ、カルボアルコキシ、ヒド ロキシアルキル、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロキシアルキルチオ、カルボキシ アルキル、カルボアルコキシアルキルで置換された1,2−フェニレンであり; R19は水素もしくはアルキルである)を生じ、YはCl、mは4〜8、nは8〜 12であり、フタロシアニン部分はCuもしくはV=Oに結合(29及び31位 )される]のフタロシアニン化合物の混合物である。 本発明のさらに好ましい態様では、再加熱添加剤は、式VIaもしくはVIb(式中 、R14はアリールアミノである)のアントラキノン化合物である。 式IのNIRF化合物の合成では、二つの一般的なルートが可能である。ルー ト1は、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N− メチル−2−ピロリジノン、テトラメチルウレア、及びヘキサメチルホスホトリ アミド等の高沸点溶剤の存在下で、一つ以上の離脱基Zを有する置換されたフタ ロニトリルVIと求核性試薬VII(A.W.Snow及びJ.R.Griffith,Macromolecules ,1984,17(1614-1624))との反応を必要として、中間体VIIIを得、既知の方法 でさらに反応させてワンポットプロセスで直接に化合物Iを得るか、もしくは既 知の方法で所望のフタロシアニンに転換されるイソインドリン誘導体IXを得る。ルート1 もちろん、出発化合物VIは求核性試薬との反応で置換されない追加の置換基を 有することができる。ルート2は、ルート1の開始工程で要するのと同じ反応条 件を用いて、ポリハロフタロシアニンX(周囲炭素原子に結合した4〜16個の ハロゲン原子を有する)のハロゲン原子と求核性試薬(英国特許第1,537,375号 明細書及び米国特許第4,606,859号明細書を参照されたい)との反応性を利用し て、NIRF化合物Iを得る。ルート2 ルート1及び2に用いられる上記求核反応では、塩基もしくは酸結合剤は、ア ルカリ金属水酸化物、アルカリ金属重炭酸塩もしくはアルカリ金属炭酸塩となる ことができる。例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化リチウム、水酸 化ナトリウム、重炭酸ナトリウム、及び好適な塩基である。 2,3−ナフタレン−ジカルボニトリル化合物XIを反応させて、 1,3−ジイミノベンズ[f]−イソインドリンXIIを得て、その後既知の手順 [J.A.C.S.1984,106,7404-7410;米国特許第5,039,600号明細書(参照するこ とによって本明細書に組み入れる);Obshch.Khim,1972,42(3),696-9(CA77 :141469m);及び特開昭61-215663号公報(CA106:86223s)]によって式IIのナフ タロシアニンに転換して、式IIの2,3−ナフタロシアニンを調製することがで きる。 次のように、求核置換に有利な反応条件下で一つ以上の求核性試薬と置換可能 なハロゲンを有する中間体2,3−ナフタレンカルボニトリルXIIIを反応させる ことによって、一つ以上の電気供与性基(−X−R)を有する中間体化合物XIを 都合よく調製する(J.Heterocyclic Chem.1990,27巻,Iss 7,pp2219-20): 対応する未置換及び置換された1,3−ジヒドロ−2−メチレン−1,1−ジ メチル−1H−ベンズ[e]インドールをスクエア酸と反応させて、式IIIのス クアレイン類を調製することができる[S.Cohen等,JACS,81,3480(1959)]。 スクエア酸の反応は当該技 術分野では周知である[R.West編、OXOCARBONS,Academic Press,New York,1 980,pp 185-231;G,Maahs及びP.Hagenberg,Angew.Chem.internat.編、5 巻(1966),No.10,p888;A.H.Schmidt,Synthesis,December 1980,p,961] 。中間体1,3−ジヒドロ−2−メチレン−1,1−ジメチル−1H−ベンゾ[ e]インドールXIVを既知の手順で合成することができる[米国特許第5,030,708 号明細書、参照することにより本明細書に組み入れる]。合成ルートを次に説明 する: 示すように、中間体1,3−ジヒドロ−2−メチレン−1,1−ジメチル−1 H−ベンゾ[e]インドールXIVを、スクエア酸XVと反応させスクアレイン類を 生成する。もちろん、二種類以上の中間体ベンズ[e]インドール化合物XIVの 混合物とスクエア酸との反応によって調製される混合物の成分の一つとして、非 対称誘導体が得られる。 スクエア酸の代わりにクロコン酸を用いた以外は、スクアレイン類と同じ手順 でクロコン酸誘導体IVを調製する。 式Vのインダントロン再加熱添加剤の合成ルートは次の通りである: 式VIbのアントラキノン再加熱添加剤の合成ルートを次に図示する: 式VIaの化合物は、対応する1,8−ジアミノ−2,4,5,7−テラブロモ アントラキノンから始めることによって、同様に調製される。 本発明に使用するのに適した再加熱化合物の例を、表1に示す。 これらの物質の効果を表2に要約する。 表2の検査から、本発明の再加熱添加剤の効果はフタロシアニンクラスの色素 の中でもかなり変わることがわかる。多くの場合、効果の違いは再加熱添加剤の 分光特性に関連している(表2を参照されたい)。再加熱ブロー成形プロセスに 用いられる光源のエネルギー出力の主部がスペクトルの近赤外領域にあるので、 近赤外領域に おける吸光度強度と再加熱速度改善との間には強い相関がある(表1を参照され たい)。 残念なことに、近赤外領域における強い吸光度ピークは、特定の化合物がポリ エステル容器の良好な再加熱エンハンサーとしてはたらくことを保証しない。近 赤外領域において良好な吸光度を示す化合物の多くは、また、着色を生じるかも しくはこの樹脂の透明度を低下させる可視領域における大きな吸光度ピークも示 す。また、多くの単独の化合物の近赤外吸光度ピークは、光源の出力に比べて相 対的に狭いので、約5ppmを超える有機もしくはメタレート有機近赤外吸収性 化合物の量が、再加熱における所望の改善を提供するのに好ましい。しかし、再 加熱添加剤の濃度を高めると、人間の目に感知されるレベルまで、近赤外及び可 視領域の両方の吸光度を高めることが多い。 図2から、化合物1(いくつかのフタロシアニン化合物の混合物)が、示した 再加熱添加剤の近赤外領域全体に最も強い吸光度と再 加熱速度の最高増加率の両方を有することが分かる(次の表2を参照されたい) 。同様に、化合物2(これも、フタロシアニン化合物の混合物)は、2番目に高 い吸光度と2番目に高い再加熱速度を有する。図2に再加熱光源のスペクトルと 比較した再加熱添加剤のスペクトルを示す。図8は化合物1〜7のスペクトルを 示す。 +これは再加熱添加剤を含有しない対照に比較してL*値の減少を表わす。 しかし、二つの場合(即ち、化合物3と5)では、分光データはポリマーサン プルで実現されたよりも強い特性を示した。これらの場合の両方とも、熱安定性 が問題となることが分かった。両方の場合のポリマー調製では、重合時の変色及 び着色物質の損失を被ることが分かった。この挙動は典型的に熱的に不安定な色 素分解である 。 再加熱添加剤が当該樹脂の透明度に与える影響を、CIE色標準L*値を用い て判断する。この場合のL*値は、成形プラックの外観の透明度の尺度である。 L*値は、人間の目が知覚する明度の尺度である。L*が100のときは、完全に 透明であり、L*が0のときは不透明である。人間の目が応答するようにL*は較 正されるので、外観の透明度に対して基準が作成される。CIE色標準の詳しい 説明は、Heinrich Zollinger,VCH Publishers,第2版のColor Chemistryを参照 されたい。 ポリエステル容器では、再加熱添加剤が成形品の透明度に与える影響は重要で ある。2単位より多くL*が変化することは非常に好ましくない。当該再加熱添 加剤を含有する樹脂サンプルのL*の変動を測定して、表2に要約する。図3及 び4は濃度の関数として、ポリマーのL*に与える再加熱添加剤の影響を示す。 大部分の再加熱添加剤は、4ppmでの再加熱でL*にほとんどもしくは全く影 響を与えない(化合物1を除く)。より効果的な再加熱添加剤は8ppmで著し い効果を有するが、L*のマイナスの変動も増加した。 再加熱添加剤の混合物が好ましい。表1に示したように、化合物1、2及び1 0は混合物である。図3及び4から分かるように、化合物1、2及び10は、単 一化合物の再加熱添加剤(化合物3〜7及び9)よりも非常に良好な再加熱を有 する(特に、8ppmの場合)。混合物の再加熱添加剤を作成することによって 、吸光帯域が、拡大され、より大きな領域の光源を超えて吸収するできるので改 善された再加熱が提供される。さらに、驚くことに、少なくとも二種の適当に選 択された再加熱添加剤を混合すると、可視領域の吸光度の影響は厳密に言って加 成的でないが近赤外領域の吸光度の影響 は加成的である。 好ましくは、可視領域において相補的な吸光スペクトルを有する再加熱添加剤 から当該混合物を調製する。本出願の目的の場合、「相補的」とは、再加熱化合 物が、可視領域の異なる部分に可視吸光度を示すことを意味する。例えば、一つ の化合物が500nmで中程度そして600〜700nmで非常に弱い吸光度を 示すとすると、相補的な成分は、500nm領域ではゼロもしくは弱い吸光度で あって、600〜700nm領域では最大で中程度の吸光度を示すであろう。一 緒に添加すると、この領域での吸光度の全体としての増加は、それぞれの再加熱 添加剤それ自体を二倍することによって予想されるよりも小さい。この方法で作 成された混合物はポリエステルに用いると驚くほど良好な可視特性を示す。 この驚くほど良好な可視特性の根拠は、完全に理解されていない。しかし、人 間の目が低吸光度で色を知覚する「質的な」方法に関係すると思われる。人間の 目は約550〜650nmの領域の光に特に感受性を有する。結果として、この スペクトル領域で小さく変動しても目によって拡大される可能性があるので、よ り明るいかより暗い外観の印象を与える。さらに、化合物の吸収がそれが存在す る媒体に依存してシフトする場合があることもよく知られている。 ポリエステル樹脂に本明細書で議論されているもののような色素を添加すると 、一般的に、より長波長への吸収最大のシフト(深色シフト)を生じる。しかし 、吸収曲線の一般的な形状は実質的に変動しない。しかし、大きな例外があって 、再加熱化合物を選択する際にこれらが重要となることができる。図9〜11は 、それぞれ、DMF溶液及びPETにおける化合物1、2及び10の吸収曲線を 示す。化合物1及び10は、最大吸光度における独特の深色シフト以外はそれら の分光特性に変動がほとんどないことを示す。しかし 、化合物2は、ポリマーに入れると吸収プロファイルの劇的な変動を示す。スペ クトルの近赤外部での吸光度はより拡大し、可視領域は驚くほどL*が低下する 二つの強い吸光度を創出した。これらの変動は、重合プロセス時に起きる化学反 応による。この化学反応が、発色団の性質を変え、吸収特性の変動を生じる。こ れは、必ずしも熱劣化ではない。それはポリマーと色素自体との反応であろう。 このことは、ポリマー樹脂の色もしくは透明度にほとんどもしくは全く影響を与 えず、ポリマーの再加熱速度を増加する再加熱添加剤を見つけだすことが困難で あることを強調する。 意外にも、発明者は、有機もしくはメタレート有機近赤外吸収性化合物(複数 可)の混合物、又は有機もしくはメタレート有機近赤外吸収性化合物(複数可) と黒体もしくは灰色体型吸収化合物の混合物が、単に当該化合物のスペクトルを 調査することから予想されるよりも改良された再加熱特性及び良好な透明度を示 すことを見出した。 図6及び7では、そのような化合物のスペクトルを試験して、人間が見たL* 値の効果の近似を単に与えることができる。前に述べたように、L*値は人間の 目が光に応答するようにL*は較正される。そのため他のところよりもスペクト ルのある部分の変動により大きな感受性を有する。約550〜650nmの領域 の光に特に感受性を有する。結果として、このスペクトル領域で小さく変動して も目によって拡大される可能性があるので、より明るいかより暗い外観の印象を 与える。さらに、化合物の吸収がそれが存在する媒体に依存してシフトする場合 があることもよく知られている。 本発明のポリマー成分はストレッチブロー成形されるボトルの製造に適した任 意のポリマーである。ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PET )、ポリエチレンナフタレート(PEN )、PET及びPENのコポリエステルもしくは配合物等のポリエステルを例に 包含する。好ましくは、このポリマーはポリエステルであり、より好ましくは、 (PET)、(PEN)、又はPET及びPENのコポリエステルもしくは配合 物である。100モル%ジカルボン酸及び100モル%ジオールに基づいて、ポ リエチレンテレフタレート樹脂は少なくとも85モル%テレフタル酸と少なくと も85モル%エチレングリコールに由来する反復単位を有するが、PEN樹脂は 、少なくとも85モル%2,6ナフタレンジカルボン酸と少なくとも85モル% エチレングリコールに由来する反復単位を有する。 ポリエステルのジカルボン酸成分を、必要に応じて、テレフタル酸以外の一種 以上の別のジカルボン酸もしくはジメチルテレフタレートのような好適な合成等 価物で最大約15%まで改質してもよい。そのような追加のジカルボン酸には、 好ましくは炭素原子8〜14個を有する芳香族ジカルボン酸、好ましくは炭素原 子4〜12個を有する脂肪族ジカルボン酸、もしくは好ましくは炭素原子8〜1 2個を有する脂環式ジカルボン酸が含まれる。テレフタル酸と共に含まれるジカ ルボン酸の例は、フタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸(2,6− イソマーを含むがこれに限定されない)、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロ ヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4’−ジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸 、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、等である。ポリエステルを上記ジカ ルボン酸の二種類以上から調製してもよい。 これらの酸の対応する酸無水物、エステル類、及び酸塩化物の使用は「ジカル ボン酸」の用語に含まれると理解すべきである。 さらに、ポリエステル成分を、必要に応じて、エチレングリコール以外の一種 以上の別のジオール類で最大約15モル%まで改質し てもよい。そのような追加のジオールは、好ましくは、炭素原子6〜20個を有 する脂環式ジオール類もしくは好ましくは、炭素原子3〜20個を有する脂肪族 ジオールを包含する。エチレングリコールと共に含まれるそのようなジオール類 の例は、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,4−シクロヘキ サンジメタノール、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−1,2−ジオール、 ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、3−メチルペンタ ンジオール−(2,4)、2−メチルペンタンジオール−(1,4)、2,2, 4−トリメチルペンタン−ジオール−(1,3)、2−エチルヘキサンジオール −(1,3)、2,2−ジエチルプロパン−ジオール−(1,3)、ヘキサンジ オール−(1,3)、1,4−ジ−(ヒドロキシエトキシ)−ベンゼン、2,2 −ビス−(4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)−プロパン、2,4−ジヒドロキ シ−1,1,3,3−テトラメチル−シクロブタン、2,2−ビス−(3−ヒド ロキシエトキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシプロポ キシフェニル)−プロパンである。上記ジオール類の二種類以上からポリエステ ルを調製してもよい。 また、ポリエチレンテレフタレート樹脂は、少量の、三官能もしくは四官能コ モノマー、例えば、トリメリト酸無水物、トリメチロールプロパン、ピロメリッ ト酸二無水物、ペンタエリトリトール、及び当該技術分野で公知の他のポリエス テル形成多酸もしくはポリオールを含有してもよい。 好ましくは、前記PETポリエステルは、少なくとも約90モル%のテレフタ ル酸もしくはジメチルテレフタレートと、約90モル%のエチレングリコール残 基を含んでなる。 本発明のポリエチレンテレフタレート系ポリエステルを、当該技 術分野で周知の通常の重縮合手順で調製することができる。そのような方法には 、ジカルボン酸(複数可)とジオール(複数可)との直接縮合を含むか、もしく は、ジアルキルジカルボキシレートを用いるエステル交換による。例えば、ジメ チルテレフタレートのようなジアルキルテレフタレートを、触媒の存在下で高温 でジオール(複数可)とエステル交換する。また、ポリエステルを固相重合法に かけてもよい。また、PENポリエステルを周知の重縮合手順によって調製して もよい。 本発明の組成物に他の多くの成分を添加して、当該ポリエステルの性能特性を 高めることができる。例えば、結晶化剤、衝撃改良剤、表面滑剤、デネスティン グ剤、安定化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、金属奪活剤、着色剤、成核剤、フ ィラー等を含んでもよい。これらの添加物及び他の多くのもの、並びにその使用 は当該技術分野では周知であって、詳細な議論は必要としない。従って、限られ たものだけ引用するが、本発明の目的の達成を妨げない限りにおいて、これらの 化合物のいずれも用いることができるであろう。 以下の例は本発明の実施をさらに具体的に説明するものである。 例1: 500mL丸底一口フラスコ中、200.79gのジメチルテレフタレート( DMT)、120gのエチレングリコール(EG)、2.24gのシクロヘキサ ンジメタノール(CHDM)及び0.0200gのExcolor 803K(化合物1)に 、75ppmのMn、200ppmのSb、及び20ppmのTiを触媒として 加えた。この混合物を窒素パージ下で攪拌しながら190℃で加熱し、1時間攪 拌した。温度を220℃に高め攪拌を1時間続けた。フラスコの温度をさらに2 80℃に高め、段階の圧力を0.5mmHgに減圧した。真空下で35〜40分 反応を続けた。圧力を大気圧まで上げ、 加熱を止めると、再加熱添加剤1を100ppm含有する再加熱濃度のポリマー 200gを得た。このポリマーを粉砕して粗粉末にし、180℃で16時間乾燥 した。 例2: 例1で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一軸 スクリュー押出機中で、サンプル中4ppmの再加熱添加剤1の最終濃度を提供 する1:25の比[例1のポリマー36gとPET 9921W864g]でEastman Che mical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプルを1 50℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプラッ クに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例3: 例1で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一軸 スクリュー押出機中で、サンプル中8ppmの再加熱添加剤1の最終濃度を提供 する1:12.5の比[例1のポリマー72gとPET 9921W828g]でEastman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプル を150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプ ラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例4: 500mL丸底一口フラスコ中、200.79gのジメチルテレフタレート( DMT)、120gのエチレングリコール(EG)、2.24gのシクロヘキサ ンジメタノール(CHDM)及び0.0200gの置換されたフタロシアニン化 合物2に、75ppmのMn、200ppmのSb、及び20ppmのTiを触 媒として加えた。この混合物を窒素パージ下で攪拌しながら190℃で加熱し、 1時間攪拌した。温度を220℃に高め攪拌を1時間続けた。フラスコの温度を さらに280℃に高め、段階の圧力を0.5mmHgに減圧した。真空下で35 〜40分反応を続けた。圧力を大気圧まで上げ、加熱を止めると、再加熱添加剤 2を100ppm含有する再加熱濃度のポリマー200gを得た。このポリマー を粉砕して粗粉末にし、180℃で16時間乾燥した。 例5: 例4で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一軸 スクリュー押出機中で、サンプル中4ppmの再加熱添加剤2の最終濃度を提供 する1:25の比[例4のポリマー36gとPET 9921W864g]でEastman Che mical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプルを1 50℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプラッ クに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例6: 例4で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一軸 スクリュー押出機中で、サンプル中8ppmの再加熱添加剤2の最終濃度を提供 する1:12。5の比[例4のポリマー72gとPET 9921W828g]でEastman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプル を150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプ ラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例7: 500mL丸底一口フラスコ中、200.79gのジメチルテレフタレート( DMT)、120gのエチレングリコール(EG)、2.24gのシクロヘキサ ンジメタノール(CHDM)及び0.0 200gのオクタ置換されたフタロシアニン化合物3に、75ppmのMn、2 00ppmのSb、及び20ppmのTiを触媒として加えた。この混合物を窒 素パージ下で攪拌しながら190℃で加熱し、1時間攪拌した。温度を220℃ に高め攪拌を1時間続けた。フラスコの温度をさらに280℃に高め、段階の圧 力を0.5mmHgに減圧した。真空下で35〜40分反応を続けた。圧力を大 気圧まで上げ、加熱を止めると、再加熱添加剤3を100ppm含有する再加熱 濃度のポリマー200gを得た。このポリマーを粉砕して粗粉末にし、180℃ で16時間乾燥した。 例8: 例7で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一軸 スクリュー押出機中で、サンプル中4ppmの再加熱添加剤3の最終濃度を提供 する1:25の比[例7のポリマー36gとPET 9921W864g]でEastman Che mical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプルを1 50℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプラッ クに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例9: 例7で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一軸 スクリュー押出機中で、サンプル中8ppmの再加熱添加剤3の最終濃度を提供 する1:12.5の比[例7のポリマー72gとPET 9921W828g]でEastman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプル を150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプ ラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例10: 500mL丸底一口フラスコ中、200.79gのジメチルテレフタレート( DMT)、120gのエチレングリコール(EG)、2.24gのシクロヘキサ ンジメタノール(CHDM)及び0.0200gのオクタ置換されたフタロシア ニン化合物4に、75ppmのMn、200ppmのSb、及び20ppmのT iを触媒として加えた。この混合物を窒素パージ下で攪拌しながら190℃で加 熱し、1時間攪拌した。温度を220℃に高め攪拌を1時間続けた。フラスコの 温度をさらに280℃に高め、段階の圧力を0.5mmHgに減圧した。真空下 で35〜40分反応を続けた。圧力を大気圧まで上げ、加熱を止めると、再加熱 添加剤4を100ppm含有する再加熱濃度のポリマー200gを得た。このポ リマーを粉砕して粗粉末にし、180℃で16時間乾燥した。 例11: 例10で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中4ppmの再加熱添加剤4の最終濃度を提 供する1:25の比[例10のポリマー36gとPET 9921W864g]でEastman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプル を150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプ ラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例12: 例10で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中8ppmの再加熱添加剤4の最終濃度を提 供する1:12.5の比[例10のポリマー72gとPET 9921W828g]でEas tman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサン プルを15 0℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプラック に成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例13: 500mL丸底一口フラスコ中、200.79gのジメチルテレフタレート( DMT)、120gのエチレングリコール(EG)、2.24gのシクロヘキサ ンジメタノール(CHDM)及び0.0200gのオクタ置換されたフタロシア ニン化合物5に、75ppmのMn、200ppmのSb、及び20ppmのT iを触媒として加えた。この混合物を窒素パージ下で攪拌しながら190℃で加 熱し、1時間攪拌した。温度を220℃に高め攪拌を1時間続けた。フラスコの 温度をさらに280℃に高め、段階の圧力を0.5mmHgに減圧した。真空下 で35〜40分反応を続けた。圧力を大気圧まで上げ、加熱を止めると、再加熱 添加剤5を100ppm含有する再加熱濃度のポリマー200gを得た。このポ リマーを粉砕して粗粉末にし、180℃で16時間乾燥した。 例14: 例13で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中4ppmの再加熱添加剤5の最終濃度を提 供する1:25の比[例13のポリマー36gとPET 9921W864g]でEastman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプル を150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプ ラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例15: 例13で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けた Brabender一軸スクリュー押出機中で、サンプル中8ppmの再加熱添加剤5の 最終濃度を提供する1:12.5の比[例13のポリマー72gとPET 9921W8 28g]でEastman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合し た。このサンプルを150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3 ”×150ミルプラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験し た。 例16: 500mL丸底一口フラスコ中、200.79gのジメチルテレフタレート( DMT)、120gのエチレングリコール(EG)、2.24gのシクロヘキサ ンジメタノール(CHDM)及び0.0200gのオクタ置換されたフタロシア ニン化合物6に、75ppmのMn、200ppmのSb、及び20ppmのT iを触媒として加えた。この混合物を窒素パージ下で攪拌しながら190℃で加 熱し、1時間攪拌した。温度を220℃に高め攪拌を1時間続けた。フラスコの 温度をさらに280℃に高め、段階の圧力を0.5mmHgに減圧した。真空下 で35〜40分反応を続けた。圧力を大気圧まで上げ、加熱を止めると、再加熱 添加剤6を100ppm含有する再加熱濃度のポリマー200gを得た。このポ リマーを粉砕して粗粉末にし、180℃で16時間乾燥した。 例17: 例16で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中4ppmの再加熱添加剤6の最終濃度を提 供する1:25の比[例16のポリマー36gとPET 9921W864g]でEastman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプル を150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミル プラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例18: 例16で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中8ppmの再加熱添加剤6の最終濃度を提 供する1:12.5の比[例16のポリマー72gとPET 9921W828g]でEas tman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサン プルを150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミ ルプラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例19: 500mL丸底一口フラスコ中、200.79gのジメチルテレフタレート( DMT)、120gのエチレングリコール(EG)、2.24gのシクロヘキサ ンジメタノール(CHDM)及び0.0200gのアントラキノン化合物7に、 75ppmのMn、200ppmのSb、及び20ppmのTiを触媒として加 えた。この混合物を窒素パージ下で攪拌しながら190℃で加熱し、1時間攪拌 した。温度を220℃に高め攪拌を1時間続けた。フラスコの温度をさらに28 0℃に高め、段階の圧力を0.5mmHgに減圧した。真空下で35〜40分反 応を続けた。圧力を大気圧まで上げ、加熱を止めると、再加熱添加剤7を100 ppm含有する再加熱濃度のポリマー200gを得た。このポリマーを粉砕して 粗粉末にし、180℃で16時間乾燥した。 例20: 例19で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中4ppmの再加 熱添加剤7の最終濃度を提供する1:25の比[例19のポリマー36gとPET 9921W864g]でEastman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶 融配合した。このサンプルを150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを 3”×3”×150ミルプラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したよう に試験した。 例21: 例19で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中8ppmの再加熱添加剤7の最終濃度を提 供する1:12.5の比[例19のポリマー72gとPET 9921W828g]でEas tman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサン プルを150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミ ルプラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例22: 500mL丸底一口フラスコ中、200.79gのジメチルテレフタレート( DMT)、120gのエチレングリコール(EG)、2.24gのシクロヘキサ ンジメタノール(CHDM)及び0.0200gのアントラキノン化合物8に、 75ppmのMn、200ppmのSb、及び20ppmのTiを触媒として加 えた。この混合物を窒素パージ下で攪拌しながら190℃で加熱し、1時間攪拌 した。温度を220℃に高め攪拌を1時間続けた。フラスコの温度をさらに28 0℃に高め、段階の圧力を0.5mmHgに減圧した。真空下で35〜40分反 応を続けた。圧力を大気圧まで上げ、加熱を止めると、再加熱添加剤8を100 ppm含有する再加熱濃度のポリマー200gを得た。このポリマーを粉砕して 粗粉末にし、 180℃で16時間乾燥した。 例23: 例22で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中4ppmの再加熱添加剤8の最終濃度を提 供する1:25の比[例22のポリマー36gとPET 9921W864g]でEastman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプル を150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプ ラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例24: 例22で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中8ppmの再加熱添加剤8の最終濃度を提 供する1:12.5の比[例22のポリマー72gとPET 9921W828g]でEas tman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサン プルを150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミ ルプラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例25: 500mL丸底一口フラスコ中、200.79gのジメチルテレフタレート( DMT)、120gのエチレングリコール(EG)、2.24gのシクロヘキサ ンジメタノール(CHDM)及び0.0200gのExcolor 901Bフタロシアニン 化合物10に、75ppmのMn、200ppmのSb、及び20ppmのTi を触媒として加えた。この混合物を窒素パージ下で攪拌しながら190℃で加熱 し、1時間攪拌した。温度を220℃に高め攪拌を1時間続けた。 フラスコの温度をさらに280℃に高め、段階の圧力を0.5mmHgに減圧し た。真空下で35〜40分反応を続けた。圧力を大気圧まで上げ、加熱を止める と、再加熱添加剤10を100ppm含有する再加熱濃度のポリマー200gを 得た。このポリマーを粉砕して粗粉末にし、180℃で16時間乾燥した。 例26: 例25で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中4ppmの再加熱添加剤10の最終濃度を 提供する1:25の比[例25のポリマー36gとPET 9921W864g]でEastm an Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサンプ ルを150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミル プラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例27: 例25で調製したサンプルを、Egan混練スクリューを取り付けたBrabender一 軸スクリュー押出機中で、サンプル中8ppmの再加熱添加剤10の最終濃度を 提供する1:12.5の比[例25のポリマー72gとPET 9921W828g]でE astman Chemical Co.市販のPET 9921Wポリマーと一緒に溶融配合した。このサ ンプルを150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150 ミルプラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 例28: 例1由来の材料、例4由来の材料及び市販のPET 9921Wポリエステルを、Egan 混練スクリューを備えたBrabender一軸スクリュー押出機中で、サンプル中8p pmの、4ppmの再加熱添加剤1及び 4ppmの再加熱添加剤2の最終濃度を提供する、それぞれ1:1:25の比[ 例1のポリマー36g、例4のポリマー36g及びPET 9921W828g]で溶融 配合した。このサンプルを150℃で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3 ”×3”×150ミルプラックに成形し、24時間冷却し、次に記載したように 試験した。 例29: 例1由来の材料、例25由来の材料及び市販のPET 9921Wポリエステルを、Ega n混練スクリューを備えたBrabender一軸スクリュー押出機中で、サンプル中8p pmの、4ppmの再加熱添加剤1及び4ppmの再加熱添加剤10の最終濃度 を提供する、それぞれ1:1:25の比[例1のポリマー36g、例25のポリ マー36g及びPET 9921W828g]で溶融配合した。このサンプルを150℃ で16時間乾燥した。乾燥したサンプルを3”×3”×150ミルプラックに成 形し、24時間冷却し、次に記載したように試験した。 試験: サンプルの再加熱速度を試験するために、成形プラックの前面を石英水銀燈の 前で35秒間加熱する。そして、プラックの裏面の温度を時間の関数として測定 する。プラックの裏面で達成される最大温度は、a)光源の温度、b)光源から プラックまでの距離、c)露光の長さ、d)プラックの厚み、及びe)ポリマー の再加熱特性の関数である。ファクターa)、b)、およびc)を一定に維持す る。ファクターd)を測定し、厚みの違いを補償するために用いる。ファクター e)が求める情報である。プラックの合計温度増加ΔTを記録し、プラックの厚 みについて調整する。サンプル間でΔTを直接比較することができたが、一連の 標準プラックを試験しΔTの比を計算することによって、より正確な再加熱挙動 の指標を与え ることを見出した。表2及び3に報告した値は、適当な対照サンプルを超える改 善率を与える。これは、与えた色素を用いて見出される改善の程度の明確な指標 を提供する。 例28及び29の結果を表3に示し、図5に記載する。 両方の場合とも、再加熱速度の改善率は、予想されるように、8ppmの最も 小さい効果の組を用いて見られる改善と、最も高い効果の組を用いて見られる改 善との間に位置する。しかし、実際のところ、第一の場合では混合物のL*の変 動が、8ppm濃度での二種類の再加熱添加物のいずれの場合よりも悪い。第二 の場合では、のL*の変動は、8ppm濃度での二種類の再加熱添加物のいずれ の場合よりも非常に良い。この結果は、その吸光度が相補的となるように二種類 の添加剤を選択する場合に可能となる相乗性を実証する。最初の場合では、二種 類の再加熱添加剤が加わって、NIR領域を全体的に改善するが、可視領域が比 例して増加する(図9及び10を参照されたい)。PET中の化合物2の吸収ス ペクトルが変動するために、化合物2は、化合物1では有しない650〜700 nmに強い吸光度を有する。それは劇的なL*の低下をもたらすこれらの吸光度 の追加である。しかし、第二の場合(図9及び11を参照されたい)では、再加 熱添加剤は、可視領域においてより優れた吸収スペクトルを有する。化合物10 は、化合物1の吸光度が低い500nmのところで中程度の吸光度を有するが、 化合物1の吸光度が高い600〜700nmのところで非常に低い吸光度を有す る。一緒に添加すると、この領域の吸光度の全体的な増加は、各添加剤それ自体 を二倍することによって予想されるものよりも小さい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5:16 5:541 5:57) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GH,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 クルタック,ジェームズ ジョン,シニア アメリカ合衆国,テネシー 37663,キン グスポート,ブース コート 6305 (72)発明者 パーハム,ウィリアム ウィットフィール ド アメリカ合衆国,テネシー 37664,キン グスポート,ハーミテイジ ドライブ 1917 (72)発明者 ローズ,ゲリー ファウスト アメリカ合衆国,テネシー 37686,パイ ニー フラッツ,アリソン コート 216 (72)発明者 フレイシャー,ジーン キャロル アメリカ合衆国,テネシー 37664,キン グスポート,ラスティック ウェイ スト リート 4422

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ストレッチブロー成形ボトルの製造に適したポリマー及び約700nmと 約1200nmの間で、約400nmと約700nmの間の少なくとも2倍多い 光を吸収する少なくとも一種の有機もしくはメタレート有機近赤外吸収性化合物 を含んでなる容器プリフォームであって、前記近赤外吸収性化合物が前記プリフ ォームの再加熱速度を改善するのに十分な量で存在する容器プリフォーム。 2.前記近赤外吸収性化合物が、約400nmと約700nmとの間にいずれ の強吸光度ピークを有しない請求項1のプリフォーム。 3.前記近赤外吸収性化合物が、約700nmと約1200nmとの間で、約 0.4〜約0.5吸光度単位の調節された吸光最大を示し、そして約400nm と約700nmとの間で約0.2を超える吸光度は示さない請求項2のプリフォ ーム。 4.前記近赤外吸収性化合物が、約400nmと約700nmで約0.15吸 光度単位を超える吸光度は有しない請求項3のプリフォーム。 5.前記近赤外吸収性化合物が、約25000L/モルを超えるモル吸光係数 (ε)も有している請求項1のプリフォーム。 6.前記モル吸光係数が、約50000L/モルを超える請求項5のプリフォ ーム。 7.前記プリフォームが、改善された再加熱を示し、そして3”×3”×0. 15”の成形プラックで測定した場合に、近赤外吸収性化合物を含有しないプラ ックよりも4単位超小さくないL*を示す請求項1のプリフォーム。 8.前記L*が約3単位超低下されず、そして前記再加熱が約1 0%改善される請求項7のプリフォーム。 9.前記L*が約2単位超低下されず、そして前記再加熱が約10%改善され る請求項7のプリフォーム。 10.前記近赤外吸収性化合物が、フタロシアニン類、2,3−ナフタロシア ニン類、スクアレイン類(スクエア酸誘導体)、クロコン酸誘導体、置換インダ ントロン類及びある種の高置換アントラキノン類並びに次式I、II、III、IV、V 、VIa及びVIbに相当するものからなる群より選ばれる請求項1のプリフォーム: [(ここで、Pc及びNcは、式Ia及びIIaのフタロシアニン及びナフタロシア ニン部分を表す: 式Ia 式IIa 式中、前記フタロシアニン及びナフタロシアニン化合物はそれぞれ、水素、ハ ロメタル類、有機金属基、及びオキシメタルから選ばれる部分に共有結合される ); Yは同じであっても異なっていてもよく、そしてアルキル、アリール、ヘテロ アリール、ハロゲンもしくは水素から選ばれ; Xは同じであっても異なっていてもよく、そして酸素、イオウ、セレン、テル ルもしくは式N−R10(ここで、R10は水素、シクロアルキル、アルキル、アル カノイルオキシ、アルキルスルホニル、もしくはアリールであるか、又はR10と Rは一緒になって、それらが結合されている窒素原子を伴って、脂肪族環もしく は芳香環を形成する)から選ばれ: Rは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール 、ヘテロアリール、アルキレン; から選ばれ、又は −(X−R)mもしくは−(X−R)m1は、アルキルスルホニルアミノ、アリ ールスルホニルアミノ、もしくは式−X(C24O)zR、から選ばれる基、から選択される一種以上の基であり(ここでRは、上記定義と 同じであり、Zは1〜4の整数である);又は 二つの−(X−R)mもしくは−(X−R)m1基は、一緒になって次式の二価 の置換基を形成することができる: (ここで、各X1は、独立に、−O−、−S−、もしくは−N−R10から選ばれ 、そしてAは、エチレン;プロピレン;トリメチレン;並びに低級アルキル、低 級アルコキシ、アリール及びシクロアルキルで置換されたそのような基;1,2 −フェニレン及び低級アルキル、低級アルコキシもしくはハロゲンから選ばれる 1〜3の置換基を有する1,2−フェニレンである); 置換基R’及びR”は、独立に、低級アルキル及びシクロアルキルから選ばれ ; 前記スクエア酸もしくはクロコン酸の置換基R1及びR2は、独立に、水素、ア ルキル、アルコキシ、ハロゲン、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ 、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルスルホニルアミノ、アリ ールスルホニルアミノ、シクロアルキルスルホニルアミノ、未置換並びに置換さ れたカルバモイル及びスルファモイル、アルコキシカルボニル、シクロアルコキ シカルボニル、アルカノイルオキシ、 から選ばれ; R3及びR4は、独立に、水素、低級アルキル、アルケニルもしくはアリールか ら選ばれ; nは0〜16の整数であり;n1は0〜24の整数であり;mは0〜16の整 数であり;m1は0〜24の整数であるが、n+m及びn1+m1の合計はそれぞ れ16及び24であり; R14は、独立に、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アリールチ オもしくはアルキルチオから選ばれ; R15は、水素、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、アリールオキシ、アルキル チオ、アリールチオ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキルアミ ノ、アリールアミノ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、 シクロアルキルスルホニルアミノ、未置換並びに置換されたカルバモイル及びス ルファモイル、アルコキシカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アルカノ イルオキシ、及びカルボキシから選ばれ;そしてX2は、独立に、O、S、及び NHから選ばれる]。 11.前記近赤外吸収性化合物が、フタロシアニンもしくはナフタロシアニン であり、前記部分が、AlCl、AlBr、AlF、AlOR5、AlSR5、S iCl2、SiF2、Si(OR62、Si(SR62、Zn、Mg、VO、Cu 、Ni、Fe、Mg、Mn、Co、Ge、Ge(OR6)、Ga、Ca、CrF 、InCl、Pb、Pt、Pd、SnCl2、Sn(OR62、Si(OR62 、Sn、もしくはTiOから選ばれ、ここで、R5及びR6は、水素、アルキル、 アリール、ヘテロアリール、アルカノイル、アリールカルボニル、アリールアミ ノカルボニル、トリフルオロアセチル、 次式の基: から選ばれ(ここで、R7、R8及びR9は、独立に、アルキル、フェニル又はア ルキル、アルコキシもしくはハロゲンで置換されたフェニルから選ばれる) から選ばれる請求項10のプリフォーム。 12.前記部分が、VO、Cu、Ni、Fe、Mg、Mn、Co、Ge、Ge (OR6)、Ga、Ca、CrF、InCl、Pb、Pt、Pd、SnCl2、S n(OR62、Si(OR62、Sn、もしくはTiOから選ばれる請求項11 のプリフォーム。 13.前記部分が、VO、Cu、Ni、Fe及びMgからなる群より選ばれる 請求項11のプリフォーム。 14.前記近赤外吸収性化合物が、式Iのフタロシアニン化合物の混合物を含 んでなり、Y及びX−R置換基が、2、3、9、10、16、17、23、及び 24位のところで結合されている請求項11のプリフォーム。 15.前記近赤外吸収性化合物が、式Iのフタロシアニン化合物の混合物を含 んでなり、XがNであり、Rがアリールもしくはアルキルであり、YがFであり 、mが5〜8であり、nが8〜11であ り、そしてフタロシアニン部分が29及び31位のところでCuもしくはV=O に結合されている請求項11のプリフォーム。 16.前記近赤外吸収性化合物が、黒体吸収剤、灰色休吸収剤及びメタレート もしくは非メタレート有機近赤外吸収性化合物からなる群より選ばれる少なくと も一種の第二の再加熱添加剤を含んでなる請求項1のプリフォーム。 17.前記近赤外吸収性化合物が、少なくとも二種類のメタレートもしくは非 メタレート有機近赤外吸収性化合物を含んでなる請求項16のプリフォーム。 18.前記少なくとも二種類の近赤外吸収性化合物が、前記可視領域で相補的 な吸収スペクトルを有する請求項17のプリフォーム。 19.前記近赤外吸収性化合物が、式Iのフタロシアニン化合物の混合物を含 んでなり、XがNであり、Rがアリールもしくはアルキルであり、YがClであ り、mが5〜8であり、nが8〜11であり、そしてフタロシアニン部分が29 及び31位のところでCuもしくはV=Oに結合されている請求項10のプリフ ォーム。 20.前記近赤外吸収性化合物が、式Iのフタロシアニン化合物の混合物を含 んでなり、二つ以上の−X−R基は組合わさって少なくとも一つの次式 の二価の置換基 (ここで、一方のX1は−N−(R10)−であり、もう一方は−S−であり、A は1,2−フェニレン及びカルボキシ、カルボアルコキシ、ヒドロキシアルキル 、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロキシア ルキルチオ、カルボキシアルキルもしくはカルボアルコキシアルキルで置換され た1,2−フェニレンである)を生じ、 YはClであり、mは4〜8であり、nは8〜12であり、そして前記フタロ シアニン部分は、29及び31位のところでCuもしくはV=Oに結合されてい る請求項10のプリフォーム。 21.前記1,2−エチレン基が、ヒドロキシアルキル、−CO2H、カルボ アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルコキシ、ヒドロキシアルキル チオ、カルボキシアルキル、カルボアルコキシアルキルからなる群より選ばれる 置換基で置換された請求項20のプリフォーム。 22.前記ポリマーが、ポリエステル類及びポリカーボネートからなる群より 選ばれる請求項1のプリフォーム。 23.前記ポリマーが、ポリエステル類及びポリカーボネートからなる群より 選ばれる請求項17のプリフォーム。 24.前記ポリマーが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレ ンナフタレート(PEN)、PETとPENとのコポリエステル及び配合物から なる群より選ばれるポリエステルである請求項22のプリフォーム。 25.ポリエステルが、100モル%ジカルボン酸及び100モル%ジオール に基づいて、テレフタル酸、2,6−ナフタレン−ジカルボン酸もしくはそれら の混合物から選ばれる少なくとも85モル%の第一のジカルボン酸酸を含んでな るジカルボン酸成分と、少なくとも85モル%エチレングリコールを含んでなる グリコール成分に由来する反復単位を含んでなる請求項24のプリフォーム。 26.前記ジカルボン酸成分が、さらに最大約15モル%の、炭素原子8〜1 4個を有する芳香族ジカルボン酸、炭素原子4〜12個を有する脂肪族ジカルボ ン酸、もしくは炭素原子8〜12個を有 する脂環式ジカルボン酸からなる群より選ばれる少なくとも一種の追加のジカル ボン酸を含んでなる請求項25のプリフォーム。 27.少なくとも一種の追加のジカルボン酸が、フタル酸、イソフタル酸、ナ フタレンジカルボン酸(2,6−イソマ−を含むがこれに限定されない)、シク ロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4’−ジカ ルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸から なる群より選ばれる請求項26のプリフォーム。 28.前記グリコール成分が、さらに、最大約15モル%の、炭素原子6〜2 0個を有する脂環式ジオール類もしくは炭素原子3〜20個を有する脂肪族ジオ ールからなる群より選ばれる少なくなくとも一種の追加のグリコールを含んでな る請求項25のプリフォーム。 29.前記追加のグリコールが、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、プロパン−1,3−ジオール、ブ タン−1,2−ジオール、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,6−ジ オール、3−メチルペンタンジオール−(2,4)、2−メチルペンタンジオー ル−(1,4)、2,2,4−トリメチルペンタン−ジオール−(1,3)、2 −エチルヘキサンジオール−(1,3)、2,2−ジエチルプロパン−ジオール −(1,3)、ヘキサンジオール−(1,3)、1,4−ジ−(ヒドロキシエト キシ)−ベンゼン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)−プロ パン、2,4−ジヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチル−シクロブタン、 2,2−ビス−(3−ヒドロキシエトキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス −(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)−プロパン並びにそれらの混合物から なる群より選ばれる請求項28のプリフォーム。 30.熱可塑性プリフォームの再加熱速度を改善する方法であって、前記熱可 塑性プリフォームに、約700nmと約1200nmの間で、約400nmと約 700nmの間の少なくとも2倍多い光を吸収する少なくとも一種の有機もしく はメタレート有機近赤外吸収性化合物を、前記再加熱速度を改善するのに十分な 量で導入する工程を含んでなる方法。 31.前記少なくとも一種の近赤外吸収性化合物が、約400nmと約700 nmとの間にいずれの強吸光度ピークを有しない請求項30の方法。 32.前記近赤外吸収性化合物が、約700nmと約1200nmとの間で、 約0.4〜約0.5吸光度単位の調節された吸光最大を示し、そして約400n mと約700nmとの間で約0.2を超える吸光度を示さない請求項31の方法 。 33.前記近赤外吸収性化合物が、約400nmと約700nmで約0.15 吸光度単位を超える吸光度を有しない請求項32の方法。 34.前記近赤外吸収性化合物が、約25000L/モルを超えるモル吸光係 数(ε)も有している請求項30の方法。 35.前記モル吸光係数が、約50000L/モルを超える請求項34の方法 。 36.前記プリフォームが、改善された再加熱を示し、そして3”×3”×0 .15”の成形プラックで測定した場合に、近赤外吸収性化合物を含有しないプ ラックよりも4単位超小さくないL*を示す請求項30の方法。 37.前記L*が約3単位超低下されず、そして前記再加熱が約10%改善さ れる請求項36の方法。 38.前記L*が約2単位超低下されず、そして前記再加熱が約 10%改善される請求項36の方法。 39.前記近赤外吸収性化合物が、黒体吸収剤、灰色体吸収剤及びメタレート もしくは非メタレート有機近赤外吸収性化合物からなる群より選ばれる少なくと も一種の第二の再加熱添加剤を含んでなる請求項30の方法。 40.前記近赤外吸収性化合物が、少なくとも二種類のメタレートもしくは非 メタレート有機近赤外吸収性化合物の混合物を含んでなる請求項30の方法。 41.前記少なくとも二種類の近赤外吸収性化合物が、前記可視領域で相補的 な吸収スペクトルを有する請求項40の方法。 42.前記有機近赤外吸収剤が、スクアレイン類、クロコン酸誘導体、窒素並 びにイオウで置換された、置換クロコン酸誘導体、置換インダントロン類及びア ントラキノン類のクラスから選ばれる請求項1のプリフォーム。
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