JP2001501646A - 漂白剤を含む濃縮アルカリアイソトロピック洗浄剤液体 - Google Patents

漂白剤を含む濃縮アルカリアイソトロピック洗浄剤液体

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JP2001501646A JP09541855A JP54185597A JP2001501646A JP 2001501646 A JP2001501646 A JP 2001501646A JP 09541855 A JP09541855 A JP 09541855A JP 54185597 A JP54185597 A JP 54185597A JP 2001501646 A JP2001501646 A JP 2001501646A
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(57)【要約】 少なくとも23%の界面活性剤を含有し、さらに少なくとも0.2%の過酸化水素漂白剤を含有し、pHを減少させて組成物の有効性を損なうヒドロトロープを実質的に含有しないことを特徴とする濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄剤組成物。また、少なくとも15重量%の界面活性剤を含有し、さらに少なくとも0.2重量%の過酸化水素漂白剤と光学光沢剤を含有し、実質的にヒドロトロープを含有しないことを特徴とする濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄剤組成物。これらの組成物類は主な洗濯漂白用液体としてまたは前処理用液体として使用され、漂白活性剤で活性化されてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 漂白剤を含む濃縮アルカリアイソトロピック洗浄剤液体 本発明は過酸化水素漂白剤を含む濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液 体洗浄剤に関するものである。 濃縮されたアルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄剤は通常ヒドロトロ ープ(物質の水溶性増大剤)を含有することで、粘度が高すぎないようにして界 面活性剤の使用濃度を高くすることができる。典型的なヒドロトロープ類として は、キシレンスルフォン酸ナトリウム、エタノール、およびプロピレングリコー ルが挙げられる。国際出願PCT/GB9600642は非イオン界面活性剤と陰イオン界面 活性剤の混合物をヒドロトロープおよび過酸化水素と共に含有してなるこのよう な組成物類を包含し、その組成物は非イオン界面活性剤が多い場合は合計40%以 上の界面活性剤を含み、あるいは陰イオン性界面活性剤が多い場合は合計20%以 上の界面活性剤を含むことを特徴とする。濃縮過酸化物液体は輸送費用および貯 蔵費用を軽減するので望ましい。過酸化物を含有する安定な濃縮アルカリアイソ トロピック織物洗濯用液体洗浄剤をいかに調製するかという問題は、長い間当業 者にも解決がつかなかった。 ヒドロトロープを含有する濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄 剤調製物について多くの出版物があるが、ヒドロトロープを含まない調合物につ いて開示しているものは実に極めて少ない。最も最近の先行技術は多分WO96/013 11に開示されている15%の陰イオン界面活性剤(第二級アルカンスルホン酸塩) と3.75%の非イオン界面活性剤(第一級アルコールエトキシレート)(7EO))の 組成物である。この調合物の合計の界面活性剤濃度は20%以下であった。さらに 、この組成物は過酸化水素漂白剤を含有する実際的な濃縮アルカリアイソトロピ ック織物洗濯用液体洗浄剤として使用するには不適当である例えば光学光沢剤、 抗再沈殿剤または抗染料移動剤などの別の成分を含有していなかった。 濃厚化過酸化物組成物類も知られている。これらは界面活性剤の濃度が低い場 合に粘度を高める濃厚化系を含有する。GB2255507は典型的なものであり、10% 未満の界面活性剤を含有する濃厚化過酸化物含有組成物を開示している。これら の組成物類は洗濯用洗浄剤として使用するのに適当でない。これらは垂直な面に 付着させた場合に流れることのない、圧搾可能な組成物であるという所望の結果 を与えるために濃厚化される。このような組成物類はヒドロトロープを含有せず 、常に界面活性剤の合計含有量が10%未満である。当業者なら、これらのヒドロ トロープを含有しない濃厚化組成物類を新しい濃縮織物洗濯用洗浄剤の調合の出 発点として使用しないはずである。 我々は、ヒドロトロープの存在は濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液 体洗浄剤の貯蔵安定性に極めて望ましくない否定的な影響を与え、特に、これは 高濃度の界面活性剤を含有する組成物類についての問題であることを発見した。 従来よりこのような洗浄剤はヒドロトロープを含有するので、このことは濃縮液 体洗浄剤の調合に関する問題である。この明細書では、濃縮とは、希釈されない 状態の液体が合計で15%より高い界面活性剤を含み、好ましくは少なくとも20% 、最も好ましくは少なくとも23%含むことを意味する。特に記載されない限り、 全ての%はw/w(重量/重量)に基づく。 本発明により、界面活性剤の合計濃度が少なくとも15%であり、さらに少なく とも0.2%の過酸化水素漂白剤と光学光沢剤を含有する濃縮アルカリアイソトロ ピック織物洗濯用液体洗浄剤組成物が提供され、この組成物は実質的にヒドロト ロープを含有しない。この組成物はヒドロトロープを全く添加しないのが好まし い。ヒドロトロープとして機能するかもしれない材料を25%まで、好ましくは1. 5%未満、最も好ましくは0.5%未満の少量なら、組成物の重要でない成分または 不純物として含有する組成物の成分の1つの結果として含まれてもよい。このよ うな成分は多分組成物の貯蔵安定性を妥協することになるので避けた方が有利で あるが、そうでなくても極めて安定な組成物の場合は、ヒドロトロープとして機 能するかもしれない極めて少量の材料による性能低下があっても貯蔵安定性はま だ許容できるかもしれない。従って、ヒドロトロープとして機能するかもしれな い材料を実質的に含まないこのような組成物は本発明の範囲内である。 界面活性剤の合計濃度は好ましくは少なくとも20%、さらに好ましくは少なく とも23%である。好ましくは、組成物は陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性 剤を含有する。 過酸化物と相溶性であるどの光学光沢剤を使用してもよい。過酸化物漂白剤と 優れた相溶性を示す光学光沢剤はチバガイギー社のTinopal CBS-X(ジスチリル ビフェニル誘導体)である。スチルベンを主成分とする蛍光剤も光学光沢剤とし て使用できる。 本発明の第二態様により、陰イオン界面活性剤および非イオン界面活性剤から 成る群から選ばれた界面活性剤の合計濃度が少なくとも23%であり、さらに少な くとも0.2%の過酸化水素漂白剤を含有し、実質的にヒドロトロープ類を含まな いことを特徴とする濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄剤組成物 が提供される。この組成物はまた上記に限定されるような光学光沢剤を含有して もよい。 非イオン性界面活性剤が添加される場合は全組成物の5重量%より多い割合を 占めるのが好ましく、後で説明されるようなテストAにより試験された場合にお いてpHの基準を満たさない界面活性剤は5%を超えずに含まれるのが有利である 。最も有利には、組成物が、後で説明されるようなテストAにより試験された場 合において残留過酸化物の基準を満たさない界面活性剤を5%を超えずに含有す る。 界面活性剤系は好ましくは陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤の混合物 であるが、非イオン界面活性剤系または陰イオン界面活性剤系だけが使用されて もよい。組成物は適当なビルダーを含んでもよいしまたは含まなくてもよい。 好ましい陰イオン界面活性剤としては下記のものが挙げられる: (a) 第二級アルカンスルホン酸塩類、例えば、ヘキスト社のHostapur SAS 93(9 3%活性フレーク)、またはフルス社のMarlon PS65(低含有量の硫酸ナトリウム を含むナトリウムn-アルカン(C13-17)スルフォン酸塩); (b) 例えば、フルス社のMarlon AS3などの直鎖アルキル(C10-13)ベンゼンスルフ ォン酸類; (c) ウィトコ社の70%活性ナトリウム塩であるNeopon LOS70などのアルキルエー テル硫酸塩類;および (d) ヘキスト社の40%活性剤として供給されるHostapur OSなどのオレフィンス ルホン酸塩類。 好ましい非イオン界面活性剤としては下記のものが挙げられる: (e) 5-9モル、好ましくは7モルのエチレンオキシドでエトキシル化された第一 級アルコール(C13-15)エトキシレート類、例えばICI/カーゴフリート社のSynper onicA7。 組成物のpHは7-12の範囲であり、好ましくは約9.5である。 過酸化物は好ましくは溶解された過酸化水素であり、その量は0.2-15重量%の 範囲であり、好ましくは1-8重量%、最も好ましくは約5%の範囲である。 組成物はまた従来より重質液体洗剤組成物に見られる副次的成分を含有しても よい。これらの副次的成分としては、香料、適切に保護された酵素類、界面活性 剤保存料類、増粘剤、着色料、ビルダー類、抗再沈殿剤、抗染料移動剤、(抗再 沈殿剤および抗染料移動重合体の両方の作用をするポリビニルピロリドン(PVP) が好ましい)および他の従来の添加剤類が挙げられる。 組成物は好ましくは金属イオン封鎖剤を含有する。好ましい金属イオン封鎖剤 はモンサント社がDequest2066として販売するジエチレントリアミンペンタメチ レンホスホン酸ナトリウムであり、単独で、または2,2'ジピリジルアミン(DPA) または1,2'-ジアミノシクロヘキシルテトラキスメチレンホスホン酸と共に使用 される。他の遷移金属イオン用の金属イオン封鎖剤はこれらの好ましい金属イオ ン封鎖剤の代わりにまたはそれに加えて使用してもよい。 好ましい実施態様において、本発明による組成物は、例えばTAEDなどの漂白活 性剤を使用することにより活性化されるが、この活性化剤は2つの区域の分散シ ステムにより使用時に組成物と接触させられる。 本発明の第三態様により、濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄 剤組成物は織物を洗濯する前に織物の汚れた箇所または他の特定の箇所を予め処 理するために使用してもよい。この方法で、汚れを除去することは周知の酸過酸 化物組成物から得られるものより優れており、総合的な性能は本発明による組成 物において可能である高濃度の界面活性剤により増大される。濃縮調合物を使用 することにより輸送費および包装費が軽減される利点が得られ、これは環境の面 からも望ましいことである。前処理方法は請求の範囲第1項から第11項のいずれ か1項による組成物を洗濯物の選ばれた区域に塗布し、短い処理時間そのまま接 触させておき、次にこの洗濯物を洗濯することから成る。処理時間は典型的には 1-5分間であり、好ましくは約2分間である。 界面活性剤と過酸化物の相溶性 テストAと呼ばれる下記の方法はpHと過酸化物安定性のデータに基づいて適当 な界面活性剤を同定するために使用される。試験用調合物が精査する界面活性剤 の20%w/wを使って調製された(15%w/wで試験されたMarlinatCM20を除く)。De quest2066で金属イオン封鎖した後で、5%w/w濃度の過酸化物を得るのに十分な 過酸化水素が加えられ、pHは予め金属イオン封鎖された苛性溶液を加えることに より9.5に調整される。試験した界面活性剤の詳細は表1に示される。 我々は経験から下記のpHと過酸化物安定性の達成目標を導き出した。残留過酸 化物は過マンガン酸塩滴定により測定された。界面活性剤はpHと過酸化物の達成 目標の両方に合格すべきである。全ての達成目標に合格しない少量の界面活性剤 (好ましくは<5%)を使用することは可能であるが、これは界面活性剤の大部分が かなりの余裕で目標を超える場合にのみ実施可能である。表2の試験結果から明 らかなように、たとえ高温安定性が乏しくても、満足な室温安定性を有すること は可能である。このような界面活性剤は、もっと高い気温の気候の場合によくあ ることであるが、30℃以上の温度で貯蔵される予定の組成物に使用するのに適当 で(まない。 pH目標: pH25 12 12週後に25℃の場合≧9.0 pH37 12 12週後に37℃の場合≧7.5 pH45 4 4週後に45℃の場合≧8.0 残留過酸化物目標 Per25 12 12週後に25℃の場合≧85% Per37 12 12週後に37℃の場合≧50% Per45 4 4週後に45℃の場合≧55% pHと過酸化物安定性の両方のテストに合格する界面活性剤を下記に挙げる(こ れは優れた過酸化物安定性が主に組成物pHの減少による界面活性剤を除いている )。A3とA4はpHが増加したのでpH安定性に関しては劣っている。実際には、アル カリ性組成物の利点は保持されているので、増加は問題とはならないかもしれな い。 pH安定性の減少順序は:A1>A4/A3>N1/A6 過酸化物安定性の減少順序は:N1>A6>A3>A4>A1 pHと過酸化物安定性の両方を考えると、好ましい界面活性剤は上記に挙げたも のである。pH安定性と過酸化物安定性について組み合わせた界面活性剤の特に好 ましいものは第二級アルカンスルホン酸塩A3とA4である。 pHと過酸化物安定性に加え、相の挙動も適当でなければならない。我々はpHと 過酸化物安定性基準を通過した界面活性剤を精査して、この明細書でテストBと 呼ばれる方法において下記の結果を得た。テストBは濃度を5%ずつ増加させた 一連の界面活性剤溶液の粘度を測定することから成る。粘度が1200cpsの値を超 える濃度は本明細書において限界濃度と呼ばれる。このテストは1200cpsを消費 者の容認できるおおよその上限であるとして使用する。特別な界面活性剤が液体 洗浄剤で使用される濃度は限界濃度以下であるべきであり、好ましくは少なくと も5%、さらに好ましくは少なくとも9%限界濃度以下であるべきである。これは 液体洗浄剤を市販のために製造する場合における不正確な計量および/または貯 蔵中の蒸発を見越してのことである。好ましい界面活性剤の限界濃度を測定した 結果は表3に示される。括弧内の数は特定の濃度の界面活性剤水溶液の25℃で、 21s-1におけるセンチポイズで表した粘度である。 本発明をさらに下記の制限のない実施例を参照して説明する。 表4は実施例の調合物の詳細を示す。全ての組成物のデータは100%w/wに基づ くものである。 調合物には、抗再沈殿剤および抗染料移動剤としてPVP(ポリビニルピロリ ドン)とチバガイギー社の光学光沢剤であるTNOPAL CBS-Xが含まれる。一定範囲 の等温貯蔵条件における調合物の貯蔵データは表5−表9に示される。pHと残留 過酸化物の両方のデータも示されている。過酸化物は酸性が増す条件下では安定 度を増すので、組成物pHが減少する場合、程よい過酸化物の安定性が得られるこ とがよくある。pHの降下は洗浄力を低下させ、過酸化物をTAEDなどの漂白活性剤 で活性化することを難しくするので、望ましくない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月15日(1998.6.15) 【補正内容】 明細書 漂白剤を含む濃縮アルカリアイソトロピック洗浄剤液体 本発明は過酸化水素漂白剤を含む濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液 体洗浄剤に関するものである。 濃縮されたアルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄剤は通常ヒドロトロ ープ(物質の水溶性増大剤)を含有することで、粘度が高すぎないようにして界 面活性剤の使用濃度を高くすることができる。典型的なヒドロトロープ類として は、キシレンスルフォン酸ナトリウム、エタノール、およびプロピレングリコー ルが挙げられる。国際出願WO96/30483は非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性 剤の混合物をヒドロトロープおよび過酸化水素と共に含有してなるこのような組 成物類を包含し、その組成物は非イオン界面活性剤が多い場合は合計40%以上の 界面活性剤を含み、あるいは陰イオン性界面活性剤が多い場合は合計20%以上の 界面活性剤を含むことを特徴とする。濃縮過酸化物液体は輸送費用および貯蔵費 用を軽減するので望ましい。過酸化物を含有する安定な濃縮アルカリアイソトロ ピック織物洗濯用液体洗浄剤をいかに調製するかという問題は、長い間当業者に も解決がつかなかった。 ヒドロトロープを含有する濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄 剤調製物について多くの出版物があるが、ヒドロトロープを含まない調合物につ いて開示しているものは実に極めて少ない。最も最近の先行技術は多分WO96/013 11に開示されている15%の陰イオン界面活性剤(第二級アルカンスルホン酸塩) と3.75%の非イオン界面活性剤(第一級アルコールエトキシレート)(7EO))の 組成物である。この調合物の合計の界面活性剤濃度は20%以下であった。さらに 、この組成物は過酸化水素漂白剤を含有する実際的な濃縮アルカリアイソトロピ ック織物洗濯用液体洗浄剤として使用するには不適当である例えば光学光沢剤、 抗再沈殿剤または抗染料移動剤などの別の成分を含有していなかった。 濃厚化過酸化物組成物類も知られている。これらは界面活性剤の濃度が低い場 合に粘度を高める濃厚化系を含有する。GB2255507は典型的なものであり、10% 未満の界面活性剤を含有する濃厚化過酸化物含有組成物を開示している。これら の組成物類は洗濯用洗浄剤として使用するのに適当でない。これらは垂直な面に 付着させた場合に流れることのない、圧搾可能な組成物であるという所望の結果 を与えるために濃厚化される。このような組成物類はヒドロトロープを含有せず 、常に界面活性剤の合計含有量が10%未満である。当業者なら、これらのヒドロ トロープを含有しない濃厚化組成物類を新しい濃縮織物洗濯用洗浄剤の調合の出 発点として使用しないはずである。 我々は、ヒドロトローブの存在は濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液 体洗浄剤の貯蔵安定性に極めて望ましくない否定的な影響を与え、特に、これは 高濃度の界面活性剤を含有する組成物類についての問題であることを発見した。 従来よりこのような洗浄剤はヒドロトロープを含有するので、このことは濃縮液 体洗浄剤の調合に関する問題である。この明細書では、濃縮とは、希釈されない 状態の液体が合計で15%より高い界面活性剤を含み、好ましくは少なくとも20% 、最も好ましくは少なくとも23%含むことを意味する。特に記載されない限り、 全ての%はw/w(重量/重量)に基づく。 本発明により、界面活性剤の合計濃度が少なくとも15%であり、さらに少なく とも0.2%の過酸化水素漂白剤と光学光沢剤を含有する濃縮アルカリアイソトロ ピック織物洗濯用液体洗浄剤組成物が提供され、この組成物は実質的にヒドロト コープを含有しない。この組成物はヒドロトロープを全く添加しないのが好まし い。ヒドロトロープとして機能するかもしれない材料を2.5%まで、好ましくは1 .5%未満、最も好ましくは0.5%未満の少量なら、組成物の重要でない成分また は不純物として含有する組成物の成分の1つの結果として含まれてもよい。この ような成分は多分組成物の貯蔵安定性を妥協することになるので避けた方が有利 であるが、そうでなくても極めて安定な組成物の場合は、ヒドロトローブとして 機能するかもしれない極めて少量の材料による性能低下があっても貯蔵安定性は まだ許容できるかもしれない。実質的にヒドロトロープを含まないと言うことは 、この明細書においては、ヒドロトロープとして機能するかもしれない材料は2. 5%未満の濃度、好ましくは1.5%未満の濃度、最も好ましくは0.5%未満の濃度 で含まれることを意味すると定義される。 界面活性剤の合計濃度は好ましくは少なくとも20%、さらに好ましくは少なく とも23%である。好ましくは、組成物は陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性 請求の範囲 1.少なくとも15重量%の界面活性剤を含有し、さらに少なくとも0.2重量%の 過酸化水素漂白剤と光学光沢剤を含有し、上文に定義されているように実質的に ヒドロトロープを含有しないことを特徴とする濃縮アルカリアイソトロピック織 物洗濯用液体洗浄剤組成物。 2.組成物が少なくとも20重量%の界面活性剤を含有することを特徴とする請求 項1に記載の組成物。 3.少なくとも23%の界面活性剤を含有し、さらに少なくとも0.2%の過酸化水 素漂白剤を含有し、上文に定義されているように実質的にヒドロトロープを含有 しないことを特徴とする濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄剤組 成物。 4.界面活性剤が陰イオン界面活性剤および非イオン界面活性剤を包含すること を特徴とする前記いずれかの請求項に記載の組成物。 5.さらに抗再沈殿剤を含有することを特徴とする前記いずれかの請求項に記載 の組成物。 6.さらに抗染料移動剤を含有することを特徴とする前記いずれかの請求項に記 載の組成物。 7.非イオン界面活性剤が全組成物の5重量%以上を占めることを特徴とする請 求項4〜6までのいずれかに記載の組成物。 8.ここに記載のテストAにより試験した場合にpHの達成目標を満たさない界面 活性剤を多くて5%含有することを特徴とする請求項7に記載の組成物。 9.ここに記載のテストAにより試験した場合に残留過酸化物の達成目標を満た さない界面活性剤を多くて5%含有することを特徴とする請求項8に記載の組成 物。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも15重量%の界面活性剤を含有し、さらに少なくとも0.2重量%の 過酸化水素漂白剤と光学光沢剤を含有し、実質的にヒドロトロープを含有しない ことを特徴とする濃縮アルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄剤組成物。 2.組成物が少なくとも20重量%の界面活性剤を含有することを特徴とする請求 項1に記載の組成物。 3.少なくとも23%の界面活性剤を含有し、さらに少なくとも0.2%の過酸化水 素漂白剤を含有し、実質的にヒドロトロープを含有しないことを特徴とする濃縮 アルカリアイソトロピック織物洗濯用液体洗浄剤組成物。 4.界面活性剤が陰イオン界面活性剤および非イオン界面活性剤を包含すること を特徴とする前記いずれかの請求項に記載の組成物。 5.さらに抗再沈殿剤を含有することを特徴とする前記いずれかの請求項に記載 の組成物。 6.さらに抗染料移動剤を含有することを特徴とする前記いずれかの請求項に記 載の組成物。 7.非イオン界面活性剤が全組成物の5重量%以上を占めることを特徴とする請 求項4〜6までのいずれかに記載の組成物。 8.ここに記載のテストAにより試験した場合にpHの達成目標を満たさない界面 活性剤を多くて5%含有することを特徴とする請求項7に記載の組成物。 9.ここに記載のテストAにより試験した場合に残留過酸化物の達成目標を満た さない界面活性剤を多くて5%含有することを特徴とする請求項8に記載の組成 物。 10.界面活性剤の少なくとも95%がここに記載のテストBにより測定される限 界濃度以下のレベルで使用される界面活性剤を含有することを特徴とする請求項 6に記載の組成物。 11.使用される界面活性剤の全てがテストAのpHの達成目標および好ましくは 過酸化物安定性の目標を満たし、試験Bで測定される限界濃度以下のレベルで使 用されることを特徴とする請求項3に記載の組成物。 12.前記いずれかの請求項に記載の組成物を漂白活性剤、好ましくはTAEDと共 に洗濯液に加えることから成る洗濯液で洗濯物を洗濯する方法。 13.請求項1〜11までのいずれかに記載の組成物を洗濯物の選ばれた区域に 塗布し、短い処理時間のあいだ該組成物を洗濯物に接触させたまま放置し、次に その洗濯物を洗濯することから成る洗濯物を前処理する方法。
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