JPH11293299A - 衣料用液体洗浄剤組成物 - Google Patents

衣料用液体洗浄剤組成物

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JPH11293299A
JPH11293299A JP11019098A JP11019098A JPH11293299A JP H11293299 A JPH11293299 A JP H11293299A JP 11019098 A JP11019098 A JP 11019098A JP 11019098 A JP11019098 A JP 11019098A JP H11293299 A JPH11293299 A JP H11293299A
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JP
Japan
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pref
modified silicone
polyether
alkyl
weight
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JP11019098A
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Masazumi Kikukawa
正純 掬川
Tomohiro Yamazaki
奉裕 山崎
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モノ長鎖アルキル4級アンモニウム塩型カチ
オン界面活性剤と、水溶性ポリエーテル型変性シリコー
ンとを組み合わせて衣料用液体洗浄剤組成物とすること
により、優れた被洗物の縮み防止効果を得る。 【解決手段】 (A)下記化1の一般式(I)で表わさ
れるモノ長鎖アルキル4級アンモニウム塩型カチオン界
面活性剤:0.5〜5重量%、(B)ポリエーテル型変
性シリコーン:0.1〜5重量%を含有する衣料用液体
洗浄剤組成物。 【化1】 (R1 :炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニ
ル基 R2 :メチル基またはエチル基 X- :塩素イオン、臭素イオン、メチル硫酸イオンまた
はエチル硫酸イオン)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被洗物の縮みが防
止された衣料用液体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から衣料用の液体洗浄剤が知られて
いるが、洗浄後に被洗物が縮みやすいという問題があっ
た。例えば、特開平7−242897号公報にはエチレ
ンオキサイドとプロピレンオキサイドとを特定モル付加
したノニオン界面活性剤と、特定ヨウ素価のジ長鎖アル
キル4級アンモニウム塩と水溶性シリコーンを含む衣料
用液体洗浄剤が報告されており、製品の保存安定性、洗
浄力、泡切れ性、形態保持性を訴求している。また、同
公報には水溶性シリコーンとしてポリエーテル型変性シ
リコーンを使用した実施例も一例ではあるが記載されて
いる。しかしながら、モノ長鎖アルキル4級塩の使用
や、これと積極的にポリエーテル型変性シリコーンを組
み合わせる点については記載されていない。ポリエーテ
ル型変性シリコーンを用いた柔軟処理剤については特開
平2−145862号公報にも記載されているが、これ
は粒状洗剤用の配合物として使用されるものであり、洗
浄後の被洗布の縮み防止については記載されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、被洗物の縮
み防止効果に優れた衣料用液体洗浄剤組成物を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の衣料用液体洗浄
剤組成物は、以下の(A)および(B)成分を含有する
ことを特徴とする。 (A)下記化2の一般式(I)で表わされるモノ長鎖ア
ルキル4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤:0.
5〜5重量%。
【化2】 (R1 :炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニ
ル基 R2 :メチル基またはエチル基 X- :塩素イオン、臭素イオン、メチル硫酸イオンまた
はエチル硫酸イオン) (B)ポリエーテル型変性シリコーン:0.1〜5重量
%。
【0005】
【発明の実施の形態】(A)成分のカチオン界面活性剤
は、下記の化3の一般式(I)で表わされるモノ長鎖ア
ルキル4級アンモニウム塩である。
【化3】 (R1 :炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニ
ル基 R2 :メチル基またはエチル基 X- :塩素イオン、臭素イオン、メチル硫酸イオンまた
はエチル硫酸イオン) 上記一般式(I)の第4級アンモニウム塩において、R
1 は炭素数16〜22のアルキル基またはアルケニル基
が好ましく、特に飽和タイプであるアルキル基が好まし
い。
【0006】(A)成分のカチオン界面活性剤は、本発
明の組成物に0.5〜5重量%配合され、好ましくは1
〜3重量%配合される。この配合量が0.5重量%未満
であると、被洗布に対する縮み防止効果が十分でなく、
一方、5重量%を超えると低温での安定性が十分でな
い。(B)成分の水溶性ポリエーテル型変性シリコーン
は、シリコーンに親水基としてポリエーテルを導入して
変性したものであり、例えば以下の化4の一般式(II)
で表わされる水溶性ポリエーテル型変性シリコーンが好
適に用いられる。
【0007】
【化4】 ここで、pは1〜20の範囲が好適である。また、aは
3〜100の範囲、bは1〜100が好適である。
【0008】(B)成分のポリエーテル型変性シリコー
ンは、溶液安定性の点でその1重量%水溶液の曇点が5
〜70℃のものが好適であり、好ましくは10〜60
℃、より好ましくは20〜50℃である。(B)成分の
ポリエーテル型変性シリコーンは、本発明の組成物中に
0.1〜5重量%配合され、より好ましくは0.2〜3
重量%、特に好ましくは1〜3重量%配合される。配合
量が少なすぎると十分な被洗物の縮み防止効果が得られ
ず、一方、多すぎると組成物の粘度が上昇し、使用上好
ましくない。本発明の組成物中には、さらに任意成分と
して、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、本発
明の(A)成分以外のカチオン界面活性剤等の界面活性
剤;アルカノールアミン、炭酸塩等のアルカリ剤;プロ
テアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ等の酵
素;エタノール等の短鎖アルコール、多価アルコール、
色素、香料等を配合することができ、水でバランスされ
る。
【0009】ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテルなどのアルコールエトキシレ
ート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエー
テルなどのEOPO付加型ノニオン界面活性剤、アルキ
ルグリコシドなどの糖系ノニオン界面活性剤などが挙げ
られる。なお、EOはエチレンオキサイド、POはプロ
ピレンオキサイドを示す。ノニオン界面活性剤は、好ま
しくは10〜30重量%の量で本発明の組成物中に配合
される。
【0010】アニオン界面活性剤としては、例えば、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ス
テアリル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸塩、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩、エーテルカル
ボン酸塩、脂肪酸塩などが用いられ、配合する場合に
は、1〜4重量%の量で本発明の組成物中に配合するこ
とが好ましい。カチオン界面活性剤としては、ジ長鎖ア
ルキルジメチル4級アンモニウム塩、イミダゾリニウム
塩などが用いらる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、モノ長鎖アルキル4級
アンモニウム塩型カチオン界面活性剤と、ポリエーテル
型変性シリコーンとを組み合わせて衣料用液体洗浄剤組
成物とすることにより、優れた被洗物の縮み防止効果が
得られる。
【0012】
【実施例】〈縮み防止評価方法〉10L溶液の小型反転
式洗濯機を用い、25℃の水道水5Lに組成物13gを
溶かし、浴比が50倍となるように100gの20cm
×20cmの白色シルク布数枚を入れ、10分間洗浄し
た後、含水率100%となるようにして脱水し、ついで
25℃の水道水5Lで2回すすいでから室内で12時間
乾燥させる。乾燥後のシルク布の縮みの程度を面積収縮
率から求めた。
【0013】実施例1〜7 以下の表1に示す組成を有する衣料用液体洗浄剤組成物
を調製した。ここで、カチオン界面活性剤とポリエーテ
ル型変性シリコーンの種類および配合量を中心として組
成を変更し、種々の組成物を調製して、その面積収縮率
から縮み防止効果を評価して表4および表5に示した。
【0014】
【表1】 表1:液体洗浄剤組成物の組成 カチオン界面活性剤 *2 表中に別記 ポリエーテル型変性シリコーン *3 表中に別記 アニオン界面活性剤 *4 表中に別記 ノニオン界面活性剤 *1 20 重量% エタノール 4 重量% 安息香酸ナトリウム 0.5 重量% クエン酸3ナトリウム 0.004重量% ジブチルヒドロキシトルエン 0.03 重量% 香料 0.18 重量% 水 バランス *1)ノニオン界面活性剤:ポリオキシエチレンアルキルエーテル (Dia13〔三菱化学(株)製オキソ法合成アルコール〕のエチレンオ キサイド平均9モル付加物) *2)カチオン界面活性剤:I、IIのカチオン界面活性剤を用いた。
【0015】表2に以下の化5の一般式(III) におけ
る記号を構造で示した。
【化5】
【0016】
【表2】表2:カチオン界面活性剤 種類 1の炭素分布 I C16:20%、C18:80%(いずれも飽和)II C20:100%(飽和) *3)ポリエーテル型変性シリコーン:表3に示したa
〜cのポリエーテル型変性シリコーンを用いた。 ポリエーテル型変性シリコーンa〜cはいずれも本発明
の(B)成分に該当する。
【0017】
【表3】 表3:ポリエーテル型変性シリコーン(商品名) a:東レ・ダウコーニングシリコーン(株)製SH3746 曇点 32℃ b:東レ・ダウコーニングシリコーン(株)製SH8700 曇点 28℃ c:日本ユニカー(株)製 FZ2166 曇点 4℃ *4)アニオン界面活性剤: アルキル基の炭素数が10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナト リウム(微量の硫酸ナトリウム、未反応直鎖アルキルベンゼンを含む)
【0018】
【表4】 表4:界面活性剤配合組成および面積収縮率測定結果(その1) 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 カチオン界面活性剤 I 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 − カチオン界面活性剤 II − − − − − − 2.0 ポリエーテル型変性シリコーンa 0.2 0.5 3.0 − − − − ポリエーテル型変性シリコーンb − − − 0.2 − − − ポリエーテル型変性シリコーンc − − − − 0.2 0.3 0.3 アニオン界面活性剤 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 面積収縮率(%) 4.5 4.0 3.0 6.0 4.5 3.5 4.5
【0019】
【表5】 表5:界面活性剤配合組成および面積収縮率測定結果(その2) 比 較 例 1 2 3 4 カチオン界面活性剤 I 2.0 − 0.2 − カチオン界面活性剤 II − − − − ポリエーテル型変性シリコーンa − 0.2 0.2 − ポリエーテル型変性シリコーンb − − − − ポリエーテル型変性シリコーンc − − − − アニオン界面活性剤 1.5 1.5 2.0 2.0 面積収縮率(%) 9.5 12.5 10 20
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 10/02 C11D 10/02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記化1の一般式(I)で表わさ
    れるモノ長鎖アルキル4級アンモニウム塩型カチオン界
    面活性剤:0.5〜5重量% (B)ポリエーテル型変性シリコーン:0.1〜5重量
    %を含有することを特徴とする衣料用液体洗浄剤組成
    物。 【化1】 (R1 :炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニ
    ル基 R2 :メチル基またはエチル基 X- :塩素イオン、臭素イオン、メチル硫酸イオンまた
    はエチル硫酸イオン)
JP11019098A 1998-04-06 1998-04-06 衣料用液体洗浄剤組成物 Pending JPH11293299A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002249799A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Kao Corp 液体洗浄剤組成物
JP2006225635A (ja) * 2005-01-21 2006-08-31 Lion Corp 衣料用液体洗浄剤組成物

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JP2002249799A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Kao Corp 液体洗浄剤組成物
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