JPH04220500A

JPH04220500A - 液体洗浄剤組成物

Info

Publication number: JPH04220500A
Application number: JP40494590A
Authority: JP
Inventors: Junichi Tsutazumi; 伝住　順一; Yoshie Irisawa; 入沢　嘉江; Tokuo Nakae; 中栄　篤男
Original assignee: Kao Corp
Current assignee: Kao Corp
Priority date: 1990-12-21
Filing date: 1990-12-21
Publication date: 1992-08-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は衣類の洗浄に適した液体
洗浄剤組成物に関する。

【０００２】

【従来の技術及びその課題】衣類に柔軟性を付与する液
体洗浄剤としてノニオン界面活性剤を主剤とし、少量の
モノ長鎖アルキル第４級アンモニウム塩及びアニオン界
面活性剤を配合した組成物が知られている。該組成物の
ノニオン界面活性剤として特開昭５６−５８９６号公報
ではＨＬＢ　９以上のポリオキシエチレン（平均付加モ
ル数３〜１２）第２級アルキルエーテル、特開昭５６−
１５２８９８号公報ではポリオキシエチレン（平均付加
モル数１３〜２０）アルキルエーテル、ポリオキシプロ
ピレン（平均付加モル数１〜３）ポリオキシエチレン（
平均付加モル数８〜２０）アルキルエーテル、特開昭６
２−４８７９６　号公報ではポリオキシエチレン（平均
付加モル数６〜３０）アルキルエーテルが使用され、ま
たアニオン界面活性剤としてはアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等
が使用されている。しかしながら、これらの組成物は高
泡性であり、低泡性が必要とされる業務用洗濯機では好
適に使用することができない。

【０００３】

【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の課題
を解決すべく鋭意研究した結果、特定のノニオン界面活
性剤を２種類併用することにより、低泡性でありながら
洗浄力、保存安定性の良好な液体洗浄剤組成物が得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。

【０００４】すなわち本発明は、（Ａ）　炭素数８〜２０のアルキル基を有し、エチレン
オキシドの平均付加モル数が５〜１２の高級アルコール
エトキシレート　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　５〜２０重量％（Ｂ）　炭素数８〜２
０のアルキル基を有し、プロピレンオキシドの平均付加
モル数が３．５　〜１０、エチレンオキシドの平均付加
モル数が５〜７の高級アルコールプロオキシエトキシレ
ート　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５〜２０重量
％（Ｃ）　炭素数８〜１６のアルキル基を有するアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１〜１０
重量％（Ｄ）　炭素数１２〜２２のアルキル基又はアル
ケニル基を一個有するモノ長鎖型第４級アンモニウム塩
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１〜１０
重量％を含有してなることを特徴とする液体洗浄剤組成
物を提供するものである。

【０００５】本発明に用いられる（Ａ）　成分は炭素数
８〜２０、好ましくは１０〜１４の直鎖状又は分岐状の
アルキル基からなる第一級又は第二級脂肪族アルコール
に、平均５〜１２モル、好ましくは５〜９モルのエチレ
ンオキサイドを付加した縮合生成物である。（Ａ）　成
分は組成物中に５〜２０重量％配合される。

【０００６】本発明に用いられる（Ｂ）　成分は炭素数
８〜２０、好ましくは１０〜１４の直鎖状又は分岐状の
アルキル基からなる第一級又は第二級脂肪族アルコール
に、平均３．５　〜１０モルのプロピレンオキサイドと
平均５〜７モルのエチレンオキサイドを付加した縮合生
成物である。（Ｂ）　成分としては約２０〜３０℃の曇
点を有するものが好ましい。（Ｂ）　成分は組成物中に
５〜２０重量％配合される。

【０００７】（Ａ）　成分と（Ｂ）　成分は組成物中に
総量で好ましくは１５〜４０重量％、特に好ましくは１
５〜３０重量％配合される。また（Ａ）　成分、（Ｂ）
　成分は重量比で　（Ａ）／（Ｂ）　＝１／２〜２／１
の範囲で使用するのが特に好ましい。（Ａ）　成分単独
、（Ｂ）　成分単独或いは前記先行技術に開示されてい
るノニオン界面活性剤単独或いは併用しても洗浄力、抑
泡性、保存安定性を共に満足する柔軟性付与液体洗浄剤
を得ることができない。

【０００８】本発明に用いられる（Ｃ）　成分の炭素数
８〜１６、好ましくは１０〜１４のアルキル基を有する
アルキルベンゼンスルホン酸塩の塩としてはナトリウム
、カリウム、マグネシウム、アンモニウム、アルカノー
ルアミン塩等があるが、一般にナトリウム塩が使われる
。（Ｃ）　成分は組成物中に１〜１０重量％、好ましく
は１〜５重量％配合される。

【０００９】本発明に用いられる（Ｄ）　成分の炭素数
１２〜２２のアルキル基又はアルケニル基を一個有する
モノ長鎖型第４級アンモニウム塩は下記の一般式で表さ
れる。

【００１０】

【化１】

【００１１】〔式中、Ｒ１；炭素数１２〜２２、好まし
くは１６〜１８の直鎖又は分岐のアルキル基（ヒドロキ
シ基で置換されていてもよい）又はアルケニル基Ｒ２，
Ｒ３，Ｒ４；炭素数１〜３のアルキル基、ヒドロキシア
ルキル基、ベンジル基又は−（ＣＨ２ＣＨ２ＯＨ）ｐ　
Ｈ　基（ここでｐは２〜５の数）Ｘ　；ハロゲン、ＣＨ
３ＳＯ４、Ｃ２Ｈ５ＳＯ４　、ＨＯＣＨ２ＣＯＯ又は

【
００１２】

【化２】

【００１３】を意味する。〕（Ｄ）　成分は組成物中に１〜１０重量％、好ましくは
１〜５重量％配合される。

【００１４】本発明の上記必須成分（Ａ）　〜（Ｄ）　
を含む液体洗浄剤組成物は、必要に応じ低級アルコール
、多価アルコール等の粘度調整剤、クエン酸塩、ニトリ
ロ三酢酸塩等の金属封鎖剤、プロテアーゼ、リパーゼ、
セルラーゼ等の加水分解酵素、けい光増白剤、色素、香
料、酸化防止剤、乳濁剤等を含有することもできる。

【００１５】

【実施例】以下実施例にて本発明を更に詳述するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお
、例中の％は特記しない限り重量基準である。

【００１６】実施例１油化協汚染布（木綿）及びアクリルジャージ（白布）を
用い、業務用洗濯機（アサヒ製作所製、エコノマット２
０）浴比１：５で洗浄剤を　１．０％ｏｗｆ使用し、４
０℃、１０分間洗浄を行い、次いで３分間すすぎを２度
行った後、脱水を１分間行った後、下記基準で洗浄力、
起泡性及び保存安定性を評価した。

【００１７】（洗浄力評価）洗浄力は下記の如くして汚
染布の洗浄率を求めた。油化協汚染布の洗浄率は洗浄前
後の汚染布の反射率を測定　（５５０ｎｍ）して、次式
により洗浄率を算出した。

【００１８】

【数１】

【００１９】（起泡性評価）業務用洗濯機のドア部窓口
における洗浄液の泡の高さを目視により０〜３０ｃｍの
範囲で評価した。（保存安定性）表１に示す配合組成を有する本発明品及
び比較品を−５℃の恒温室に３０日間保存し、保存安定
性を評価した。 ○；良好 ×；不良（凍結もしくは分離する）

【００２０】

【表１】

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】（Ａ）　炭素数８〜２０のアルキル基を有し、エチレン
オキシドの平均付加モル数が５〜１２の高級アルコール
エトキシレート　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　５〜２０重量％（Ｂ）　炭素数８〜２
０のアルキル基を有し、プロピレンオキシドの平均付加
モル数が３．５　〜１０、エチレンオキシドの平均付加
モル数が５〜７の高級アルコールプロポキシエトキシレ
ート　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５〜２０重量
％（Ｃ）　炭素数８〜１６のアルキル基を有するアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１〜１０
重量％（Ｄ）　炭素数１２〜２２のアルキル基又はアル
ケニル基を一個有するモノ長鎖型第４級アンモニウム塩
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１〜１０
重量％を含有してなることを特徴とする液体洗浄剤組成
物。