JP2001500146A - 新規なピラノシド誘導体 - Google Patents

新規なピラノシド誘導体

Info

Publication number
JP2001500146A
JP2001500146A JP10513252A JP51325298A JP2001500146A JP 2001500146 A JP2001500146 A JP 2001500146A JP 10513252 A JP10513252 A JP 10513252A JP 51325298 A JP51325298 A JP 51325298A JP 2001500146 A JP2001500146 A JP 2001500146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
acid
general formula
preparation
methylethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10513252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4215278B2 (ja
JP2001500146A5 (ja
Inventor
ラルフ アンデルスケヴィッツ
クルト シュロム
エルンシュト オットー レント
フランツ ビルケ
ハンス ミハエル イエーネヴァイン
クリストファー ジョン モンタギュー ミード
アンドレアス ディング
Original Assignee
ベーリンガー インゲルハイム ファルマ コマンディトゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベーリンガー インゲルハイム ファルマ コマンディトゲゼルシャフト filed Critical ベーリンガー インゲルハイム ファルマ コマンディトゲゼルシャフト
Publication of JP2001500146A publication Critical patent/JP2001500146A/ja
Publication of JP2001500146A5 publication Critical patent/JP2001500146A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4215278B2 publication Critical patent/JP4215278B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
    • C07H15/04Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • A61P11/06Antiasthmatics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • A61P17/06Antipsoriatics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P19/00Drugs for skeletal disorders
    • A61P19/02Drugs for skeletal disorders for joint disorders, e.g. arthritis, arthrosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は下記の一般式(I)の新規なピラノシド誘導体、その調製方法および医薬組成物としての使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 新規なピラノシド誘導体 本発明は新規なピラノシド誘導体、その調製方法および医薬組成物における使 用に関する。この新規なピラノシド誘導体は一般式(I)の、ラセミ体の形態、エ ナンチオマーとして純粋なまたは濃縮された形態(場合によってはジアステレオ マーの1対としてでもよい)、遊離の塩基または塩の形、好ましくは生理学的に 許容できる酸の塩の形で得られる。 (式中、l、mおよびnは互いに独立に0、1、2、3および4から選ばれる整 数を表し、l+m+n≦4である。) 本発明による化合物は強力なLTB4-アンタゴニストである。特に、実施例1の 化合物はin vivoでLTB4-アンタゴニスト化合物の代謝産物として得られ、レセプ ター結合実験においては1.0nMというKj値を有する。 分かってきたように、式Iの化合物は治療分野において多くの用途があること が特徴である。特にLTB4-レセプター-アンタゴニスト特性が重要な役割を演じる 応用例には特に触れておく必要がある。具体的にはその例として、関節炎、喘息 、慢性気管支炎のような慢性閉塞性肺疾患、乾癬、潰瘍性大腸炎、非ステロイド 消炎性剤によって誘導される胃又は腸疾患、嚢胞性繊維症、アルツハイマー病、 急性循環不全(shock)、再灌流障害/虚血、アテローム性動脈硬化症、および多 発性硬化症が挙げられる。 この新規な化合物は、(転移のような)細胞が血液中から脈管内皮を通って組 織へ移行することが重要である疾患または状態、および、LTB4または(12-HERE のような)他の分子とLTB4-レセプターの組が細胞増殖に影響を与える(慢性骨 髄性白血病のような)疾患または状態を治療するためにも用いられてよい。 この新規な化合物は他の活性な物質、例えば、前述のものに使用される物質、 または例えば、抗アレルギー剤、分泌遮断剤(secretolytics)、β2-アドレナリ ン作動神経剤、吸入用ステロイド剤、抗ヒスタミン剤、および/またはPAF-アン タゴニストと組み合わせて使用してもよい。これらは局所、経口、経皮、鼻腔内 噴霧、または非経口的経路で投与されてよい。 この比活性はWO 93/16036(この内容は本明細書に含まれるものとする)15頁 〜17頁に記載されているようなテストを用いて薬理的または生化学的に調べられ ることがある。 治療用または予防用量は個々の化合物の効力と患者の体重に依存するだけでな く、疾病の性質と重篤度に依存する。経口投与のためには、用量は10〜500mgで あり、好ましくは20〜250mgである。吸入のためには約0.5〜25mg、好ましくは約 2〜20mgの作用物質を患者に与える。 吸入液は一般に約0.5〜5%の作用物質を含む。この新規な化合物は通常の調 製、例えば通常又はコーティング錠剤、カプセル、ドロップ、散薬、顆粒、溶液 、エマルジョン、シロップ、吸入用エアロゾル、軟膏または坐薬として投与して もよい。 以下の実施例はこの調製物の可能な製剤方法のいくつかを示すものである。製剤例 1. 錠剤 成分: 本発明の活性物質 20重量部 ステアリン酸 6重量部 グルコース 474重量部 これらの原材料を通常の方法で処理して500mgの重量の錠剤を成型する。所望 であれば活性物質の含有量を増加または低減させてもよく、それに従ってグルコ ース含有量を低下または増加させる。 2. 坐薬 成分: 本発明の活性物質 100重量部 ラクトース(粉末化したもの) 45重量部 ココアバター 1555重量部 これらの原材料を通常の方法で処理して1.7gの重量の坐薬を成型する。 3. 吸入用の粉末 微粉にした活性物質粉末(式Iの化合物;粒子サイズ約0.5〜7μm)を5mgの 量で、所望であれば微粉ラクトースを添加して硬質ゼラチンカプセルに充填する 。この粉末は通常の吸入器、例えばDE-A 33 45 722(これは本明細書中に含まれ るものとする)による吸入器から吸入される。 本発明の化合物はそれ自体は先行技術において知られた方法によって調製され る。従って、下記の一般式Iの化合物は、4-[[3-[[4-[1-(4-ヒドロキシフェニル )-1-メチルエチル]フェノキシ]メチル]フェニル]メトキシ]-ベンゼンカルボキシ イミダミドと下記の一般式IIのグルコース誘導体と反応させることにより調製さ れる。 (式中l、mおよびnは本明細書中で前に定義したとおり) (式中、 n>0のときはカルボキシルキはC1 〜4アルキルエステルの形で保護されていて もよく、ヒドロキシル基は脂肪族または芳香族カルボン酸のアシル基の形で保護 されていてもよく、Xはフェノキシドから転換されるフェノキシド酸素で置換さ れていてもよい脱離基を示し、エステル基はけん化されていてもよい。) 本発明の化合物は保護されていてもよいグルコース誘導体(II)と上述のフェノ ールとからAg2OまたはCdCO3のような塩基性重金属化合物を用いてトルエンまた はジクロロメタンのような不活性溶媒中で調製することもできる。生成物からけ ん化によって保護基を除去してもよい。 化合物(I)は式(II)の誘導体と上述のフェノールから、例えば、BF3、AlCl3、Z nCl2、SnCl4、TiCl4のようなルイス酸を用い、またはこれらのルイス酸のアルコ キシ誘導体から、トルエン、ジクロロメタン等の不活性溶媒中で調製することも できる。 さらに、本発明の化合物は保護されていてもよい誘導体(II)(式中、X=OH)と 上述のフェノールとから、メタンスルホン酸またはテトラフルオロホウ酸のよう な酸触媒を用いて、または、例えばBF3、AlCl3、ZnCl2、SnCl4、TiCl4のような ルイス酸を用いて、またはこれらのルイス酸のアルコキシ誘導体から、脂肪族炭 化水素、芳香族炭化水素、アルキル置換芳香族炭化水素のような不活性溶媒中で 、またはハロゲン化炭化水素中で調製してもよく、トルエンまたはジクロロメタ ン中で調製するのが好ましい。 上述の調製過程中のC1 〜4アルキルは一般に1〜4個の炭素原子を有する分枝 または非分枝の炭化水素基を表し、1以上のハロゲン原子(フッ素が好ましい) で置換されていてもよく、互いに同一でも異なっていてもよい。例として以下の 炭化水素基が含まれる:メチル、エチル、プロピル、1-メチルエチル(イソプロ ピル)、n-ブチル、1-メチルプロピル、2-メチルプロピルおよび1,1-ジメチルエ チル。 本発明の化合物は先行技術において知られている化合物から出発して、特に以 下の実施例に記載した方法を用いて調製することができる。この方法の他の種々 の実施態様は与えられた記載から当業者には明らかであろう。しかしながら、こ れらの実施例および関連する記載は単に説明のために提供されるものであり本発 明を限定するものとみなしてはならない。実施例 実施例1. 4-[[3-[[4-[1-(4-ヒドロキシフェニル)-1-メチルエチル]フェノキシ]メチル]フ ェニル]メトキシ]-ベンゼンカルボキシイミダミド-O-グルクロニド 1000mlのジメトキシエタン中37.8gの4-[[3-[[4-[1-(4-ヒドロキシフェニル)-1 -メチルエチル]フェノキシ]メチル]フェニル]メトキシ]-ベンゼンカルボキシイ ミダミドにナトリウムメトキシドの30%メタノール溶液を加え、混合物を10分間 撹拌した。-10℃に冷却した後、32.4gのメチルアセトブロモ-α-D-グルクロネー トを加え、混合物を48時間環境温度で撹拌した。水100ml中の3.5gのLiOH溶液を 加えた後、この混合物を更に48時間撹拌し、環境温度にて減圧下で溶媒を蒸留し た。残渣を200mlの溶離液Hに溶解し1)、水性相沈殿物を分離した。この物質を 調製用薄層プレートを用いてクロマトグラフィーにかけ、メタノール で抽出し、水で結晶化させて単離した。収量:5.3g(Mp.205℃(分解))。1) n-ブタノール36部、ギ酸15部、水15部、アセトン15部、クロロホルム5部を一 緒に合わせ、激しく振盪し、3日後に水性相沈殿物を分離した。実施例2 4-[[3-[[4-[1-(4-ヒドロキシフェニル)-1-メチルエチル]フエノキシ]メチル]フ ェニル]メトキシ]-ベンゼンカルボキシイミダミド-O-グルコース この化合物は実施例1の方法により、4-[[3-[[4-[1-(4-ヒドロキシフェニル)- 1-メチルエチル]フェノキシ]メチル]フェニル]メトキシ]-ベンゼンカルボキシイ ミダミドとテトラアセチルブロモグルコースから調製される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 11/06 A61P 11/06 17/06 17/06 19/02 19/02 25/28 25/28 43/00 111 43/00 111 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BG ,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,HU,IL, JP,KR,KZ,LT,LV,MX,NO,NZ,P L,RO,RU,SG,SI,SK,TR,UA,US ,UZ,VN (72)発明者 シュロム クルト ドイツ連邦共和国 デー55218 インゲル ハイム アム ライン イン デル デル ヴィーゼ 35 (72)発明者 レント エルンシュト オットー ドイツ連邦共和国 デー24105 キール ビスマルクアレー 5 (72)発明者 ビルケ フランツ ドイツ連邦共和国 デー55218 インゲル ハイム アム ライン アルブレヒト デ ュラー シュトラーセ 21 (72)発明者 イエーネヴァイン ハンス ミハエル ドイツ連邦共和国 デー65193 ヴィース バーデン イーデシュタイナー シュトラ ーセ 14 (72)発明者 ミード クリストファー ジョン モンタ ギュー ドイツ連邦共和国 デー55411 ビンゲン ブルクシュトラーセ 104 (72)発明者 ディング アンドレアス ドイツ連邦共和国 デー55218 インゲル ハイム アム ライン マッティアス グ リューネヴァルト シュトラーセ 9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ラセミ体、エナンチオマー的に純粋または濃縮された形態(場合によっては ジアステレオマーの1対としてでもよい)下記の一般式(I)の新規なピラノシ ド誘導体であって、何れの形態においても遊離の塩基または塩、好ましくは生 理的に許容できる酸の塩の形態である、前記ピラノシド誘導体: (式中、l、m、nは互いに独立に0、1、2、3、または4の整数から選ば れ、かつ、l+m+n≦4である。)。 2.4-[[3-[[4-[1-(4-ヒドロキシフェニル)-1-メチルエチル]フェノキシ]メチル ]フェニル]メトキシ]-ベンゼンカルボキシイミダミド-O-グルクロニド。 3.4-[[3-[[4-[1-(4-ヒドロキシフェニル)-1-メチルエチル]フェノキシ]メチル ]フェニル]メトキシ]-ベンゼンカルボキシイミダミド-O-グルコース。 4.下記の一般式(I)の化合物の調製方法であって、 (式中、l、m、nは請求項1に定義したとおり) 4-[[3-[[4-[1-(4-ヒドロキシフェニル)-1-メチルエチル]フェノキシ]メチ ル]フェニル]メトキシ]-ベンゼンカルボキシイミダミドを下記の一般式(II): (II) (式中、n>0の場合は、カルボキシル基はC1 〜4アルキルエステルの形であ ってもよく、ヒドロキシル基は脂肪族または芳香族カルボン酸でアシル基の形 で保護されており、Xはフェノキシド酸素で置換されていてもよい脱離基を表 し、エステル基はけん化されていてもよい。) のグルコース誘導体と反応させることを特徴とする、前記化合物(I)の調製方 法。 5.反応が酸性反応触媒又はルイス酸の存在下で行なわれることを特徴とする、 請求項4に記載の方法。 6.酸性反応触媒がメタンスルホン酸又はテトラフルオロホウ酸であることを特 徴とする、請求項5に記載の方法。 7.ルイス酸がBF3、AlCl3、ZnCl2、SnCl4またはTiCl4またはこれらのルイス酸 のアルコキシドであることを特徴とする請求項5に記載の方法。 8.反応が塩基性反応遷移金属化合物の存在下で行なわれることを特徴とする、 請求項4に記載の方法。 9.遷移金属化合物がAg2OまたはCdCO3であることを特徴とする、請求項8に記 載の方法。 10.脂肪族炭化水素または芳香族炭化水素、アルキル置換芳香族炭化水素または ハロゲン化炭化水素を反応媒質として使用することを特徴とする、請求項4〜 9のいずれか1項記載の方法。 11.溶媒としてトルエンまたはジクロロメタンを使用することを特徴とする、請 求項10に記載の方法。 12.製薬的に許容できる酸付加塩の形であってもよい請求項1〜3のいずれか1 項記載の化合物を、通常の賦形剤および/またはキャリアーと共に含むことを 特徴とする医薬調製物。 13.医薬組成物調製のための請求項1〜3のいずれか1項記載の化合物の使用。 14.LTB4-アンタゴニスト活性を有する医薬組成物調製のための請求項13に記載 の化合物の使用。 15.関節炎、喘息、慢性気管支炎のような慢性閉塞性肺疾患、乾癬、潰瘍性大腸 炎、非ステロイド消炎性剤によって誘導される胃又は腸疾患、嚢胞性繊維症、 アルツハイマー病、急性循環不全、再灌流障害/虚血、アテローム性動脈硬化 症、および多発性硬化症の治療用医薬組成物の調製のための一般式(I)の化合 物、その立体異性体およびその酸付加塩の使用。
JP51325298A 1996-09-12 1997-09-10 新規なピラノシド誘導体 Expired - Fee Related JP4215278B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19637123.6 1996-09-12
DE19637123A DE19637123A1 (de) 1996-09-12 1996-09-12 Neue Pyranosidderivate
PCT/EP1997/004948 WO1998011119A1 (de) 1996-09-12 1997-09-10 Neue pyranosidderivate

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001500146A true JP2001500146A (ja) 2001-01-09
JP2001500146A5 JP2001500146A5 (ja) 2005-05-12
JP4215278B2 JP4215278B2 (ja) 2009-01-28

Family

ID=7805404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51325298A Expired - Fee Related JP4215278B2 (ja) 1996-09-12 1997-09-10 新規なピラノシド誘導体

Country Status (16)

Country Link
EP (1) EP0931087B1 (ja)
JP (1) JP4215278B2 (ja)
AR (1) AR009769A1 (ja)
AT (1) ATE215551T1 (ja)
AU (1) AU4622597A (ja)
CA (1) CA2263846C (ja)
DE (2) DE19637123A1 (ja)
DK (1) DK0931087T3 (ja)
ES (1) ES2174297T3 (ja)
HR (1) HRP970487A2 (ja)
ID (1) ID18262A (ja)
PE (1) PE107398A1 (ja)
PT (1) PT931087E (ja)
WO (1) WO1998011119A1 (ja)
YU (1) YU37597A (ja)
ZA (1) ZA978086B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018207950A1 (ja) * 2017-05-12 2018-11-15 横山 茂之 クラスa gpcr結合性化合物改変体

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU5625499A (en) * 1998-09-04 2000-03-27 Altana Pharma Ag Novel pyranoses
DE10052658A1 (de) * 2000-10-24 2002-05-02 Boehringer Ingelheim Pharma Neue Pyranosidderivate
US6528491B2 (en) 2000-10-24 2003-03-04 Boehringer Ingelheim Pharma Kg Pyranoside derivatives
MXPA03006328A (es) * 2001-01-16 2004-04-05 Boehringer Ingelheim Pharma Uso de antagonista de ltb4 para tratamiento y/o prevencion de enfermedades causadas por aumento de expresion de genes de mucina.
CN1298316C (zh) * 2001-07-14 2007-02-07 贝林格尔英格海姆法玛两合公司 含有ltb4拮抗剂的药物制剂
EP3383389B1 (en) 2015-11-30 2021-04-28 Merck Sharp & Dohme Corp. Aryl acylsulfonamides as blt1 antagonists
US20190382363A1 (en) 2015-11-30 2019-12-19 Merck Sharp & Dohme Corp. Aryl sulfonamides as blt1 antagonists
US10336733B2 (en) 2015-11-30 2019-07-02 Merk Sharp & Dohme Corp. Aryl acylsulfonamides as BLT1 antagonists
US10450309B2 (en) 2015-11-30 2019-10-22 Merch Sharp & Dohme Corp. Aryl sulfonamides as BLT1 antagonists

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5246965A (en) * 1991-06-11 1993-09-21 Ciba-Geigy Arylethers, their manufacture and methods of treatment
CZ287209B6 (en) * 1992-02-05 2000-10-11 Boehringer Ingelheim Kg Amidine derivatives, process of their preparation and pharmaceutical preparations containing thereof
DE19546452A1 (de) * 1995-12-13 1997-06-19 Boehringer Ingelheim Kg Neue Phenylamidinderivate, Verfahren zu ihrer Herstelung und ihre Verwendung als Arzneimittel

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018207950A1 (ja) * 2017-05-12 2018-11-15 横山 茂之 クラスa gpcr結合性化合物改変体
CN110869362A (zh) * 2017-05-12 2020-03-06 国立研究开发法人理化学研究所 A类gpcr结合性化合物改性体
JPWO2018207950A1 (ja) * 2017-05-12 2020-04-09 国立研究開発法人理化学研究所 クラスa gpcr結合性化合物改変体
JP7373191B2 (ja) 2017-05-12 2023-11-02 国立研究開発法人理化学研究所 クラスa gpcr結合性化合物改変体

Also Published As

Publication number Publication date
EP0931087B1 (de) 2002-04-03
ZA978086B (en) 1998-03-12
JP4215278B2 (ja) 2009-01-28
PT931087E (pt) 2002-09-30
HRP970487A2 (en) 1998-08-31
DE59706897D1 (de) 2002-05-08
DK0931087T3 (da) 2002-07-01
WO1998011119A1 (de) 1998-03-19
ID18262A (id) 1998-03-19
DE19637123A1 (de) 1998-03-19
AU4622597A (en) 1998-04-02
ES2174297T3 (es) 2002-11-01
CA2263846C (en) 2006-11-14
YU37597A (en) 1999-11-22
EP0931087A1 (de) 1999-07-28
PE107398A1 (es) 1999-02-03
CA2263846A1 (en) 1998-03-19
AR009769A1 (es) 2000-05-03
ATE215551T1 (de) 2002-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9029420B2 (en) Agomelatine and pharmaceutical compositions thereof
JP2003507327A (ja) 化学化合物
JP2000504041A (ja) 酸化窒素シンターゼ阻害剤
EP1426046A1 (en) Novel use of tricyclic compound
JPH0688957B2 (ja) 抗高脂質血性および抗アテローム動脈硬化性化合物および組成物
US8435962B2 (en) Triacetyl-3-hydroxyphenyladenosine and its use for regulating blood fat
JPH0678298B2 (ja) N‐〔〔(2,6‐ジ置換)フエニル〕‐n′‐アリールアルキル〕尿素
JPH0725728B2 (ja) N‐〔〔(2,6‐ジ置換)フエニル〕‐n′‐ジアリールアルキル〕尿素
JP2001500146A (ja) 新規なピラノシド誘導体
EP1237854A1 (en) Comminuted form of (s)-2-ethoxy -3- 4-(2- 4-methanesulfonyloxyphenyl ethoxy) phenyl] propanoic acid
WO1999016443A1 (en) Oral compositions of levosimendan
JP2001335476A (ja) 三環化合物の新規用途
JPH10502646A (ja) 新規化合物、その製造及びその薬学組成物中での利用
TW202019898A (zh) 一種1,2,4-三-3-胺類衍生物的晶型及製備方法
JP6294665B2 (ja) スピロケタール誘導体の結晶
JP2009505953A (ja) リパーゼに媒介される疾患の処置のための化合物
US6197753B1 (en) Pyranoside derivatives
US6133479A (en) Phenylethylamine derivatives, processes for preparing them and their use as pharmaceutical compositions
JP2004513100A (ja) 新規ピラノシド誘導体
US6528491B2 (en) Pyranoside derivatives
WO2004020433A1 (ja) 新規結晶
US4758591A (en) Dialkanoyloxybenzylidene dialkanoate
JP3787139B2 (ja) 1,2−ジヒドロ−2−オキソ−1,8−ナフチリジン誘導体
JP4428900B2 (ja) 新規ltb4拮抗薬、その調製方法及び医薬組成物としてその使用
JPH0791273B2 (ja) ベンズイミダゾール誘導体薬剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040909

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees