JP2001358618A - 電力線搬送を用いた監視制御システム - Google Patents

電力線搬送を用いた監視制御システム

Info

Publication number
JP2001358618A
JP2001358618A JP2000173717A JP2000173717A JP2001358618A JP 2001358618 A JP2001358618 A JP 2001358618A JP 2000173717 A JP2000173717 A JP 2000173717A JP 2000173717 A JP2000173717 A JP 2000173717A JP 2001358618 A JP2001358618 A JP 2001358618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power line
signal
master station
monitoring
line carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000173717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3657860B2 (ja
Inventor
Takakazu Sato
隆和 佐藤
Hidenori Goto
秀範 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000173717A priority Critical patent/JP3657860B2/ja
Publication of JP2001358618A publication Critical patent/JP2001358618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3657860B2 publication Critical patent/JP3657860B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源発生装置から発生するノイズの影響
を低減し高品質の伝送を確保することにある。 【解決手段】 電源発生装置4から導出される電力線5
の途中に、当該電源発生装置からの見かけ上の距離を延
長するインダクタンス素子L11,L12およびこれら
インダクタンス素子の出力端間に電力線搬送に使用する
周波数に共振するLC共振回路を設け、電源側と灯火側
(親局8・各端末9)とを電気的に完全に分離するフィ
ルタ装置を備えた電力線搬送を用いた監視制御システム
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空港,飛行場等の
滑走路,誘導路等に設置される多数の灯火,センサ等の
状態を監視制御する電力線搬送を用いた監視制御システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力線搬送技術を用いて、空港,
飛行場等に設置される多数の灯火,センサ等の状態を監
視制御する監視制御システムは、商用交流電源を受けて
定電流を発生する電源発生装置CCRから導出される電
力線に直列に親局およびそれぞれゴムトランス介して各
端末(子局)が接続され、これら各端末に個別に灯火や
センサ等が接続されている。
【0003】前記親局は、電力線モデムが設けられ、中
央監視室(上位システム)からの制御信号および各端末
からの灯火・センサ等監視信号を受信し、電力線モデム
が電力線搬送技術を用いて、電力線を介して各端末へ制
御信号を伝送し、また中央監視室に対し灯火等監視信号
を伝送する。
【0004】また、各端末においても、親局と同様に電
力線モデムが設けられ、親局から伝送されてくる制御信
号を受けて各灯火を制御する一方、電力線モデムが電力
線搬送技術を用いて、前記電力線を介して前記親局に対
し当該灯火・センサの監視信号を伝送する構成となって
いる。
【0005】ところで、以上のような監視制御システム
における電源発生装置は、電力線に定電流の電力を供給
するものであって、具体的には、図10に示すごとく、
低振幅電流波形S1および高振幅波形S2のうち、サイ
リスタを用いて、低振幅の電流波形S1のゼロクロス点
から所定の位相角度例えば60度)で位相制御を行うこ
とにより、高振幅の電流波形S2を選択し、灯火その他
の空港設備に使用するために定める所定の定電流(例え
ば6.6A)を出力し、電力線に供給する形態となって
いる。従って、位相制御を行った直後の電流は一般に急
峻な立上り状態で変化しており、周波数的には50Hz
/60Hz以上の高い周波数となっており、また高振幅
の電流波形に到達した時点で50Hz/60Hzの標準
波形(正弦波)に移行するが、その移行直後では不安定
な状態が生ずる。
【0006】そこで、従来、電力線搬送を用いて所要の
信号を伝送する場合、電力線上の低振幅電流波形および
位相制御後の急峻な立上り部分,さらには高振幅電流波
形への移行時の不安定部分,つまりノイズ発生部分を避
けるようなタイミングで高振幅波形S2に対し、信号処
理系の一部である電力線モデムから所要の信号を所定の
周波数で変調し、電力線搬送により伝送することが行わ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような監視制御システムでは、適切なタイミングで信号
を伝送することのみに主眼が置かれているが、位相制御
によって電源発生装置からノイズが発生することには変
わりなく、このノイズの影響によって親局,各端末の受
信感度を著しく劣化される問題がある。このノイズは、
インパルス的に発生するスパイクノイズであり、また灯
火の明るさを調整するタップ位置(位相制御角度)に応
じてノイズ発生ポイントが異なることから、非常に除去
することが難しい。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、電源発生装置から発生するノイズの影響を低減し高
品質の伝送を確保し、また電力線搬送を用いることによ
り安価に実現する電力線搬送を用いた監視制御システム
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1) 上記課題を解決
するために、本発明は、電源発生装置から導出される電
力線に親局およびそれぞれゴムトランスを介して灯火/
センサを制御監視する各端末が直列に接続され、前記親
局は上位システムからの制御信号を電力線搬送にて各端
末に伝送し、前記各端末は前記制御信号を受けて灯火/
センサを制御する一方、その灯火/センサの監視信号を
電力線搬送にて前記親局に伝送する電力線搬送を用いた
監視制御システムであって、特に電源発生装置から導出
される電力線の途中に、当該電源発生装置からの見かけ
上の距離を延ばす機能をもつインダクタンス素子および
前記電力線搬送で使用する周波数に共振するLC共振回
路を備えたバイパスフィルタ装置を設けた構成である。
【0010】本発明は以上のような構成とすることによ
り、電源発生装置に比較的近い電力線の部分に直列にイ
ンダクタンス素子を接続することにより、電源発生装置
から発生するノイズは当該電源発生装置から比較的近い
ほど大きな値となるが、インダクタンス素子を設けるこ
とにより、電源発生装置からの見かけ上の距離が延長し
た状態となり、ノイズのエネルギー減衰でき、親局・各
端末に対するノイズの影響を弱めることが可能となる。
また、電力線搬送に使用する周波数に共振するLC共振
回路を設けることにより、電源発生装置から発生するノ
イズは電源発生装置側に流し、各端末に接続される灯火
側で使用する信号は灯火側に流すことができ、ノイズの
影響を大幅に低減化することが可能である。
【0011】(2) 本発明に係わる電力線搬送を用い
た監視制御システムにおいて、親局および各端末の受信
系は、電力線搬送されてくる信号をアナログ的なフィル
タリング処理を行った後、第1の所定レベルと比較し、
デジタル信号に変換する手段と、この変換されたデジタ
ル信号からキャリアの有無を判断する判断手段と、前記
デジタル信号をデジタル的なフィルタリング処理を行っ
た後、第2の所定レベルと比較し、前記電力線搬送され
てくる信号を復調する手段と、前記判断手段によりキャ
リア有りのとき、前記復調手段による復調結果を受信信
号として取り込む手段とを備えた構成である。
【0012】本発明は以上のような構成とすることによ
り、電力線搬送されてくる信号をアナログ的なフィルタ
リング処理を施した後、デジタル信号に変換して2分岐
し、その一方の分岐部に現れるデジタル信号からキャリ
アの有無を判断し、他方の分岐部に現れるデジタル信号
をデジタル的なフィルタリング処理によって復調した
後、キャリア有りで復調信号を受信信号として取り込む
ので、電源発生装置から発生するインパルス的なノイズ
でも同期ずれなく確実に所要の信号を抽出することが可
能である。
【0013】(3) また、本発明に係わる電力線搬送
を用いた監視制御システムは、電源発生装置、親局及び
各端末が電力線による同一ループに存在する場合、電力
線搬送に使用する周波数の定在波による受信レベルの落
ち込み場所に、複数のゴムトランスを接続するか、或い
はこの接続された当該複数のゴムトランスの2次側に当
該電力線搬送に使用する周波数に共振する共振回路をも
つ補償ユニット回路を設けることにより、受信レベルの
落ち込み位置をずらすことが可能となり、定在波による
各端末の受信レベルの落ち込みを抑えて確実に所要の信
号を受信可能とすることが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係る電力線搬送を用いた監
視制御システムの一実施形態を示す全体構成図である。
【0016】この監視制御システムは、空港内の設備で
ある各種の灯火L,センサC等の動作状態表示、灯火L
の点灯・消灯制御、各端末の動作テスト、各端末のリセ
ット等の操作を行うオペレータコンソール1およびこの
コンソール1に制御LANを介して接続され、当該オペ
レータコンソール1の間で相互に信号の授受を行う監視
制御盤2等から成る中央監視室(以下,上位システムと
指称する)3と、商用交流電源から定電流を生成し発生
する電源発生装置(CCR)4と、この電源発生装置4
から導出される電力線5のうち、電源発生装置4の出力
側に比較的近い近い位置に設けられるバイパスフィルタ
機能をもったフィルタ装置6と、このフィルタ装置6か
ら親局専用変成器7を介して接続され、各種の灯火L,
…の動作状態その他各種のセンサC,…の信号である監
視信号を収集し上位システム3に通知したり、また上位
システム3からの制御信号を電力線5を介して各端末9
に送信する親局8と、前記電力線5にそれぞれゴムトラ
ンス10を介して直列に接続され、各灯火L,…やセン
サC,…の状態を個別に監視し、また親局側からの制御
信号を受けて灯火Lの点灯・消灯を制御する各端末(子
局)9,…とによって構成されている。
【0017】なお、監視制御盤2は、様々な電力線回路
情報を集中的に管理するものであって、1つの電源回路
を統括する親局8とは伝送LANを介して接続され、当
該親局8とともに個々の電力線回路情報を共有する機能
をもっている。
【0018】前記親局8は、電力線5上に介挿されるフ
ィルタ装置6に親局専用変成器7を介して接続され、内
部的には上位システム3の端末監視盤2との間で信号の
授受を行う上位I/F部11、各端末9からの監視信号
を受信しフィルタリング処理するとともにCPU処理可
能な信号に変換する受信系12、前記上位I/F部11
で受けた制御信号を例えば2つの周波数Fa,Fzを用
いたFSK変調によって電力線5の電流波形に重畳し伝
送する送信系13および制御信号や監視信号を所要の伝
送形式に適する形に処理したり、所定のタイミングで信
号をFSK変調にて伝送させるなどの処理を行うCPU
で構成された監視制御処理手段14などが設けられてい
る。
【0019】前記各端末9は、電力線5にそれぞれ電力
線上の電力が入り込まないような機能をもつゴムトラン
ス10を介して接続され、内部的には、親局8からの制
御信号を受信しフィルタリング処理するとともにCPU
処理可能な信号に変換する受信系21、センサCの状態
を取り込むセンサI/F部22、灯火Lの断芯有無の状
態を検出する断芯検出回路23、前記受信系21で受信
された制御信号を解析し、灯火制御に関する信号に変換
し灯火制御回路24に送出し、また断芯検出回路23に
よって検出された監視信号を所定のタイミングで伝送可
能な状態に設定する前記CPUで構成された監視制御処
理手段25およびこの監視制御処理手段25により処理
された監視信号を2つの周波数Fa,Fzを用いたFS
K変調または1個の周波数を用いるPSK変調によって
電力線5の電流波形に重畳し伝送する送信系26等によ
って構成されている。
【0020】前記フィルタ装置6は図2に示すように構
成されている。
【0021】このフィルタ装置6は、電源発生装置4の
近傍に親局8や各端末9が接続されたとき、その近傍の
電力線上のノイズ量が大きくなることから、見かけ上の
距離を延ばすために電力線5の1次側に直列にそれぞれ
距離延長用コイルL11,L12が接続され、また電力
線搬送時に用いられる特定の周波数を電源側から分離す
るLC共振回路,つまりコイルL21,L22およびコ
ンデンサC1〜C20,C21〜C40とが設けられて
いる。
【0022】このシステムにおける送信系13,26の
電力線モデムが例えばFSK変調を行う場合、特定の周
波数FaおよびFzが用いられるが、これら周波数F
a,Fzに対応するために、距離延長用コイルL11,
L12の両出力ライン間に、周波数Faに共振するコイ
ルL21と複数のコンデンサC1〜C20とからなるL
C共振回路、周波数Fzに共振するコイルL22と複数
のコンデンサC21〜C40とからなるLC共振回路が
並列的に接続されている。そして、各コンデンサC1〜
C40にはそれぞれ故障検知及び素子保護を可能にする
要請から、それぞれ個別に充分大きな抵抗値をもつ抵抗
R1〜R40が接続されている。
【0023】また、コイルL21とコンデンサ群C1〜
C20との間にフューズF1と抵抗R42との並列回路
が介在され、そのうちフューズF1側ラインに第1の故
障検知用変成器CT11が設けられ、同様にコイルL2
2とコンデンサ群C21〜C40との間にフューズF2
と抵抗R43との並列回路が介在され、そのうちフュー
ズF2側ラインに第2の故障検知用変成器CT12が設
けられ、これらCT11,CT12の2次側は図示され
ていないが親局側に接続されている。
【0024】さらに、親局8において所要の信号の注入
/抽出をバイパスフィルタにて行う場合、距離延長用コ
イルL11,L12の何れかの出力ラインに信号注入C
T31および信号抽出電流センサCT32からなる親局
専用変成器7が設けられている。これら信号注入電流セ
ンサCT31および信号抽出電流センサCT32にはそ
れぞれ並列的に2次側過電圧防止用の抵抗R41やコイ
ルL31が接続されている。因みに、図3は図2に示す
フィルタ装置6を構成する各素子の機能を説明する図で
ある。
【0025】その他、図2に示す灯火側電力線5には、
図1に示すごとくそれぞれゴムトランス10を介して端
末9が接続されている。
【0026】次に、親局8および各端末9内の受信系1
2,21の構成について図4を参照して説明する。
【0027】すなわち、受信系12,21においては、
内部的には、CTによる信号抽出およびLC共振にて所
要の信号を込む初段情報取り込み部と、取り込んだ信号
の増幅、増幅後の信号のハイパスフィルタHPF処理、
フィルタ処理後の信号増幅、この信号増幅後のローパス
フィルタLPF・バンドパスフィルタBPF処理、フィ
ルタ処理後の信号と予め定める信号レベルとの比較によ
ってデジタルデータに変換(A/D変換)する伝送情報
用周波数取り込み部と、この周波数取り込み部で変換さ
れたデジタルデータの中にキャリア有りの場合に情報取
り込み制御信号を出力するキャリア有無判断部と、前記
変換されたデジタルデータを復調処理する受信信号処理
系とによって構成されている。
【0028】この受信情報処理系は、周波数取り込み部
で変換されたデジタルデータをバイパスフィルタ処理を
行うデジタル処理による第1の復調処理部と、この復調
処理後に再度ローパスフィルタ処理し、所定のレベルと
比較し出力する第2の復調処理部と、キャリア有無判断
部からのキャリア有りのとき第2の復調処理後の信号を
受信信号RDとして取り込んで出力するRD制御部とか
らなっている。
【0029】図5はフィルタ装置6の出力側電力線5に
直列に接続される端末9に対し、使用周波数の定在波に
よる受信レベルの落ち込みを回避するために設けた補償
ユニット回路(図1の31)の構成図である。この補償
ユニット回路31は、ゴムトランス10の2次側にLC
共振回路を設け、さらに必要に応じて当該Cに直列に抵
抗Rを接続してなる構成である。
【0030】次に、以上のような監視制御システムの動
作について図面を参照して説明する。
【0031】先ず、監視制御システムの一般的な動作と
しては、監視制御盤2が親局8から伝送されてくる灯火
LやセンサCの監視信号を受信し、オペレータコンソー
ル1に送信し、灯火等の動作状態を表示する。その他、
上位システム3のコンソール1は、管制官から必要な制
御指示を入力し、監視制御盤2および親局8を介して各
端末9に対し灯火Lの点灯・消灯制御、各端末の動作テ
スト、各端末のリセット等の制御信号を送出し、その端
末側の応答状態をオペレータコンソール1により集中監
視し、かつ、制御を実行する。
【0032】親局8は、通常,1つの電源発生装置4に
1台接続され、上位システム3/各端末9,…との間で
情報の授受を行い、上位システム/下位端末9に所要と
する信号を伝送する。
【0033】親局8と各端末9,…との間の信号授受
は、親局8が1次局となり、送信系12,26が監視制
御処理手段14,25で作成される例えばテキストデー
タ等の情報を所定のタイミングに従って電力線モデムに
より周波数偏移変調により電力線5に伝送する。この情
報は例えばコマンド、アドレス、コードの3バイトから
なり、親局8におけるコマンドには灯火のオン/オフ、
灯火点滅、光度制御等の制御指令や端末9の状態監視、
灯火・センサの状態監視等を行うコードで示される。ア
ドレスには端末アドレスが書き込まれるが、その他にグ
ループアドレスを指定することもある。コードにはコマ
ンドと組み合わせて制御状態等が書き込まれる。
【0034】一方、端末9側においては、コマンドには
親局8から送られてくるコマンド、アドレスには親局8
のアドレス、コードには動作状態等のデータが書き込ま
れる。
【0035】よって、以上のような監視制御システム
は、灯火/センサの状態が実際に現場まで調査すること
なく、上位システム3に設置されるオペレータコンソー
ル1により遠隔操作することにより、親局8を介して各
端末9に接続される多数の灯火を制御することができ、
さらに上位システム3にて灯火/センサの状態を一括管
理することにより、例えばセンサの情報をもとに灯火制
御することができ、空港,飛行場の自動運用を確立する
ことが可能である。そして、空港等の自動運用により、
空港等の運用コストを大幅にダウンすることが可能とな
る。
【0036】ところで、以上のような監視制御システム
は、電源発生装置4が前述したように低振幅電流波形の
ゼロクロス点から所定の位相角度(例えば60度)で位
相制御を行うことにより、高振幅電流波形を選択し、灯
火その他の空港設備に必要な所定の定電流(例えば6.
6A)を出力し、電力線5に供給する構成をとってい
る。
【0037】すなわち、電源発生装置4は、図6に示す
ようにサイリスタを用いて所定の位相角度で位相制御を
実施することにより、全体の電流値を変えることによっ
て灯火Lの明るさを調整する。この位相制御の位相角度
は、灯火Lが明るいほど0度側、暗いほど180度側に
近づくように切換えるが、システムの規模によっても位
相制御する位相角度が異なってくる。ここで、位相制御
を実施したとき、位相制御後に急峻に立ち上がる波形と
なり、この立上り波形部分では商用周波数よりも高い周
波数となり、また立ち上がり後は図示(イ)に示すような
振動的なノイズが発生する。
【0038】このように位相制御によって発生するノイ
ズは、有色ノイズであって、図7に示すように正規の信
号を打ち消してしまうことから、電力線モデムが例えば
PSK変調による信号伝送の場合には受信側で適宜なタ
イミングで信号を復調するための位相のずれを検出でき
なくなり、またFSK変調による信号伝送の場合には信
号本来の内容となる0,1の判断ができなくなってしま
う。
【0039】ところで、親局8と各端末9との間の信号
の授受は、電力線搬送を用いて行っているが、以上のよ
うに電源発生装置4からも同じような周波数のノイズが
発生すると、ノイズと信号との分離が難しくなる。何れ
にせよ、電源発生装置4からは種々の周波数のノイズが
発生しており、当然電力線搬送で使用する周波数に同じ
周波数のノイズも発生している。
【0040】そこで、本発明に係わる監視制御システム
では、電源発生装置4の出力側に図2に示すようなバイ
パスフィルタ装置6を設け、電源側と灯火側にある親局
8および各端末9とを電気的に分離している。
【0041】このフィルタ装置6は、送信系13,26
の電力線モデムで取り扱う周波数によって異なるが、要
は使用する周波数毎にI型のLC共振回路を形成する。
例えばFSK変調により情報を伝送する場合、2つの周
波数Fa,Fzを用いるので、Faに共振するI型のL
C共振回路(L21・C1〜C20)と、Fzに共振す
るI型のLC共振回路(L22・C21〜C40)とを
設け、これら周波数Fa,Fzで変調された信号を電源
側と分離し、親局8と各端末9側で流れるようにし、ま
た電源発生装置4によって発生するノイズは灯火側から
分離し、電源発生装置側に流れるようにする。しかも、
各コンデンサCは回路規模が大きくなれば、それに対応
してL成分も大きくなるので、そのLの増減に柔軟に対
応するためにコンデンサCの素子値が変更可能なように
直列に構成されている。
【0042】さらに、各LC共振回路が正常に動作しな
いと、伝送信号を適切に受信することが不可能になるこ
とから、各LC共振回路に故障検知用センサである変成
器CT11,CT12が設けられている。例えばコンデ
ンサC1〜C20がショートモードで短絡したとき、大
きな電流が当該LC共振回路に流れ、フューズF1が断
線する。この断線によって電流はデバイド抵抗R42側
に流れるので、故障検知用センサCT11には何ら電流
が現れないので、故障を検知できる。また、コンデンサ
C1〜C20がオープンモードで短絡した場合、電流が
抵抗R1〜R20側に流れるが、これら抵抗値を十分大
きな値にしておけば、電流がほとんど流れなくなる。よ
って、故障検知用センサCT11を介して故障を検知で
きる。Fzに共振するLC共振回路でも同様である。
【0043】このようにして故障を検知したとき、当該
フィルタ装置6から信号を受信できないのでフィルタ異
常と判断し、信号の授受を行わないようにする。
【0044】また、電源発生装置4から発生するノイズ
は、当該電源発生装置4から近い電力線5の位置ほど大
きなノイズが現れるので、電力線5の1次側に距離延長
用コイルL11,L12を挿入し、電源発生装置4から
の見かけ上の距離を延ばし、ノイズエネルギーを減衰さ
せることにより親局8および各端末9へのノイズの影響
を低減化することが可能である。
【0045】しかしながら、バイパスフィルタ装置6だ
けでは信号とノイズの分離が完全に行われず、ノイズの
一部は灯火側に流れることが予想される。この電源発生
装置4のノイズは、有色ノイズであるので、位相制御に
よっては図7に示すように正規の信号を打ち消してしま
い、親局8,各端末9における受信系12,26の復調
回路のうち、ディジタル処理手前の波形が図8に示すよ
うに波形ずれを起こしてしまう。
【0046】そこで、親局8および各端末9における受
信系12,26としては、図4に示すように、電力線5
に重畳される信号をLC共振回路で取得し、特に順序を
問わないが、例えばHPF→LPF→BPFによって整
流した信号からキャリア有りの場合のみ、2段のデジタ
ル復調およびLPFによって復調された信号を受信する
受信系とし、正規の信号には応答し、スパイクノイズに
は応答しないようにする。通常の受信系では、比較部手
前で分岐するのが一般的であるが、この場合には電源発
生装置4から発生するノイズであってもキャリア有りと
判断し、また一定レベル以下の場合には信号を検出でき
なくなるが、本発明の受信系では、信号をデジタル化処
理後にキャリア有り判断とデジタル処理とに分岐し、か
つ、2段のデジタル処理による復調を行い、初段側では
実際に使用している周波数帯として広く、後段側では実
際に使用している周波数帯にてバンドパスすることによ
り、ノイズによって信号のレベルが一定値以下となって
も復調可能であり、電源発生装置4から発生するインパ
ルス的なノイズでも同期ずれが発生しない。図8の
(ロ)はデジタル処理手前の波形、(ハ)はデジタル処
理後の波形である。
【0047】また、搬送波は、使用する周波数帯によっ
て異なるが、一般には定在波による受信レベルの落ち込
みがあり、電力線5内には図9に示すような山谷のレベ
ルが形成される。その結果、電力線5の位置によってレ
ベルが異なり、最も受信レベルの良い地点と最も受信レ
ベルの悪い地点では、数dB〜数十dBのレベル差が生
ずる。例えばQ56,Q57に設置される端末9が定在
波の影響によって受信不可とするレベル以下となり、一
方、Q58の設置される端末9が一定受信レベル以上と
なっている場合、Q55とQ56との間に複数のゴムト
ランス10を追加すれば、Q56の受信レベルの落ち込
み位置をずらしてQ58のレベルとすることにより、情
報の授受可能な状態を形成できる。
【0048】さらに、ゴムトランス10の2次側に電力
線搬送に使用する周波数に合わせたLC共振回路をもつ
補償ユニット回路31を接続すれば、変化分が一定とな
るので、どの程度ずらすか、つまり追加個数を正確に算
出できる。例えばFSK変調のごとき、複数の周波数F
a,Fzを用いる場合、Fa/Fz用の補償ユニット回
路31が用いられる。
【0049】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、電源発生装置4に比較的近い電力線の部分に直列に
インダクタンス素子を接続することにより、電源発生装
置4からの見かけ上の距離が延長した状態となり、ノイ
ズのエネルギー減衰でき、親局・各端末に対するノイズ
の影響を弱めることができる。また、電源発生装置4に
比較的近い電力線の部分に電力線搬送に使用する周波数
に共振するLC共振回路を設けることにより、電源発生
装置から発生するノイズは電源発生装置側に流し、親局
と各端末との間で授受される信号は電源側と完全に分離
して流すことができ、ノイズの影響を大幅に低減化でき
る。
【0050】また、電力線搬送されてくる信号をアナロ
グ的なフィルタリング処理を施した後、デジタル信号に
変換して2分岐し、その一方の分岐部に現れるデジタル
信号からキャリアの有無を判断し、他方の分岐部に現れ
るデジタル信号をデジタル的なフィルタリング処理によ
って復調した後、キャリア有りで復調信号を受信信号と
して取り込むので、電源発生装置から発生するインパル
ス的なノイズでも同期ずれなく確実に所要の信号を抽出
できる。
【0051】さらに、電力線搬送に使用する周波数の定
在波による受信レベルの落ち込み場所に、複数のゴムト
ランスを介して当該電力線搬送に使用する周波数に共振
する共振回路をもつ補償ユニット回路31を設けること
により、受信レベルの落ち込み位置をずらすことが可能
となり、定在波による各端末の受信レベルの落ち込みを
抑えて確実に所要の信号を受信できる。
【0052】なお、本願発明は、上記実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り組
み合わせて実施することが可能であり、その場合には組
み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の
形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、
開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解
決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの
構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合に
は、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が
周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
源発生装置から発生するノイズの影響を低減し高品質の
伝送を確保でき、さらに電力線搬送を用いることにより
システム全体を低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電力線搬送を用いた監視制御シ
ステムの一実施形態を示す全体構成図。
【図2】 図1に示すフィルタ装置の一具体例を示す構
成図。
【図3】 図2に示すフィルタ装置の構成素子及び素子
の機能を説明する図。
【図4】 親局および各端末における受信系の一構成例
を説明する図。
【図5】 電力線搬送に使用する周波数の定在波による
受信レベルの落ち込みを回避するための補償ユニット回
路の構成図。
【図6】 図1に示す電源発生装置から発生するノイズ
の発生原因を説明する波形図。
【図7】 電源発生装置から発生するノイズによって正
規の信号が打ち消される状態を説明する図。
【図8】 親局および各端末における受信系の位置によ
る状態波形図。
【図9】 電力線搬送に使用する周波数の定在波による
受信レベルの落ち込みの状態を示す図。
【図10】 監視制御システムに用いられる電源発生装
置から発生する電流の制御を説明する図。
【符号の説明】
L…灯火 C…センサ 3…上位システム 4…電源発生装置 5…電力線 6…フィルタ装置 7…親局専用変成器 8…親局 9…端末(子局) 10…ゴムトランス 12,21…受信系 13,26…送信系 31…補償ユニット回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311S Fターム(参考) 5G064 AA09 AB01 AB07 AC05 AC08 BA02 BA07 CA02 CB02 CB07 CB08 CB11 DA05 5H180 AA26 BB03 GG07 JJ25 5K042 AA08 CA06 CA24 EA01 GA01 JA03 KA01 KA04 LA05 5K046 AA03 BA05 CC09 PS03 PS09 PS52 5K048 AA06 BA27 BA45 DC07 EB02 HA01 HA02 HA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源発生装置から導出される電力線に親
    局およびそれぞれゴムトランスを介して灯火/センサを
    制御監視する各端末が直列に接続され、前記親局は上位
    システムからの制御信号を電力線搬送にて各端末に伝送
    し、前記各端末は前記制御信号を受けて灯火/センサを
    制御する一方、その灯火/センサの監視信号を電力線搬
    送にて前記親局に伝送する電力線搬送を用いた監視制御
    システムにおいて、 前記電源発生装置から導出される電力線の途中に、当該
    電源発生装置からの見かけ上の距離を延ばす機能をもつ
    インダクタンス素子および前記電力線搬送で使用する周
    波数に共振するLC共振回路を備えたバイパスフィルタ
    装置を設け、前記電源発生装置から発生するノイズの影
    響を低減することを特徴とする電力線搬送を用いた監視
    制御システム。
  2. 【請求項2】 電源発生装置から導出される電力線に親
    局およびそれぞれゴムトランスを介して灯火/センサを
    制御監視する各端末が直列に接続され、前記親局は上位
    システムからの制御信号を電力線搬送にて各端末に伝送
    し、前記各端末は前記制御信号を受けて灯火/センサを
    制御する一方、その灯火/センサの監視信号を電力線搬
    送にて前記親局に伝送する電力線搬送を用いた監視制御
    システムにおいて、 前記親局および前記各端末の受信系は、 前記電力線搬送されてくる信号をアナログ的なフィルタ
    リング処理を行った後、第1の所定レベルと比較し、デ
    ジタル信号に変換する手段と、この変換されたデジタル
    信号からキャリアの有無を判断する判断手段と、前記デ
    ジタル信号をデジタル的なフィルタリング処理を行った
    後、第2の所定レベルと比較し、前記電力線搬送されて
    くる信号を復調する手段と、前記判断手段によりキャリ
    ア有りのとき、前記復調手段による復調結果を受信信号
    として取り込む手段とを備え、前記電源発生装置から発
    生するノイズの影響を除去することを特徴とする電力線
    搬送を用いた監視制御システム。
  3. 【請求項3】 電源発生装置から導出される電力線に親
    局およびそれぞれゴムトランスを介して灯火/センサを
    制御監視する各端末が直列に接続され、前記親局は上位
    システムからの制御信号を電力線搬送にて各端末に伝送
    し、前記各端末は前記制御信号を受けて灯火/センサを
    制御する一方、その灯火/センサの監視信号を電力線搬
    送にて前記親局に伝送する電力線搬送を用いた監視制御
    システムにおいて、 前記電源発生装置、前記親局及び各端末が前記電力線に
    よる同一ループに存在する場合、前記電力線搬送に使用
    する周波数の定在波による受信レベルの落ち込み場所
    に、複数のゴムトランスを接続するか、或いは当該複数
    のゴムトランスの2次側に当該電力線搬送に使用する周
    波数に共振する共振回路をもつ補償ユニット回路を設け
    ることを特徴とする電力線搬送を用いた監視制御システ
    ム。
JP2000173717A 2000-06-09 2000-06-09 電力線搬送を用いた監視制御システム Expired - Fee Related JP3657860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000173717A JP3657860B2 (ja) 2000-06-09 2000-06-09 電力線搬送を用いた監視制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000173717A JP3657860B2 (ja) 2000-06-09 2000-06-09 電力線搬送を用いた監視制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001358618A true JP2001358618A (ja) 2001-12-26
JP3657860B2 JP3657860B2 (ja) 2005-06-08

Family

ID=18675894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000173717A Expired - Fee Related JP3657860B2 (ja) 2000-06-09 2000-06-09 電力線搬送を用いた監視制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3657860B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004145741A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Toshiba Corp 空港地上管制支援システム
DE102005030572A1 (de) * 2005-06-30 2007-01-11 Yazaki Corp. Kommunikationssystem und PLC-Netz
US7307519B2 (en) 2005-07-12 2007-12-11 Yazaki Corporation Communication system and PLC network
JP2008059894A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Toshiba Corp 灯火監視装置
JP2008139176A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Toyo Networks & System Integration Co Ltd プロービング用アダプタ、及びそれを用いたプローブ装置
JP2008187806A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 分散型電源用転送遮断システム及びその通信方法
JP2013529429A (ja) * 2010-04-30 2013-07-18 アルカテル−ルーセント データ伝送ラインに対する電磁干渉を検出する方法およびデバイス
WO2014112125A1 (ja) * 2013-01-21 2014-07-24 三菱電機株式会社 電気機器識別システム、電気機器、及び、電気機器識別方法
JP2015130583A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 ローム株式会社 Ad変換回路
JPWO2020084883A1 (ja) * 2018-10-26 2021-09-16 株式会社ホタルクス 制御装置、制御装置システム、滑走路閃光装置制御システム、プログラム及び記録媒体

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004145741A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Toshiba Corp 空港地上管制支援システム
DE102005030572A1 (de) * 2005-06-30 2007-01-11 Yazaki Corp. Kommunikationssystem und PLC-Netz
US7307519B2 (en) 2005-07-12 2007-12-11 Yazaki Corporation Communication system and PLC network
JP2008059894A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Toshiba Corp 灯火監視装置
JP2008139176A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Toyo Networks & System Integration Co Ltd プロービング用アダプタ、及びそれを用いたプローブ装置
JP2008187806A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 分散型電源用転送遮断システム及びその通信方法
JP2013529429A (ja) * 2010-04-30 2013-07-18 アルカテル−ルーセント データ伝送ラインに対する電磁干渉を検出する方法およびデバイス
WO2014112125A1 (ja) * 2013-01-21 2014-07-24 三菱電機株式会社 電気機器識別システム、電気機器、及び、電気機器識別方法
JPWO2014112125A1 (ja) * 2013-01-21 2017-01-19 三菱電機株式会社 電気機器識別システム、電気機器、及び、電気機器識別方法
US10281506B2 (en) 2013-01-21 2019-05-07 Mitsubishi Electric Corporation Electric device identification system, electric device, and electric device identification method
JP2015130583A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 ローム株式会社 Ad変換回路
JPWO2020084883A1 (ja) * 2018-10-26 2021-09-16 株式会社ホタルクス 制御装置、制御装置システム、滑走路閃光装置制御システム、プログラム及び記録媒体
JP7180902B2 (ja) 2018-10-26 2022-11-30 株式会社ホタルクス 制御装置、制御装置システム、滑走路閃光装置制御システム、プログラム及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3657860B2 (ja) 2005-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3657860B2 (ja) 電力線搬送を用いた監視制御システム
JP2008090738A (ja) 交通信号制御システム、交通信号制御機、灯器駆動装置及び信号灯器
JP2011057005A (ja) レール破断検知方法及びレール破断検知システム
JP5271065B2 (ja) 重畳通信装置および通信システム
CN101099414A (zh) 用于受控地开关灯的装置、该装置的应用和对应的操作方法
KR20060108877A (ko) 에이에프 궤도회로장치
JP2018014685A (ja) 電力線搬送通信システムおよび電力線搬送通信用送信装置
KR200391711Y1 (ko) 에이에프 궤도회로장치
CN106791515A (zh) 数字电视发射机主备用发射机智能切换系统及其实现方法
KR101036025B1 (ko) 전력선통신 시스템.
EP1346232B1 (en) Method of and apparatus for testing wiring
KR102086468B1 (ko) 마스터 전력선 통신장치 및 슬레이브 전력선 통신장치를 이용한 데이터 통신 시스템.
JP3615121B2 (ja) 電力線搬送を用いた監視制御システム
JP3857457B2 (ja) 灯火監視制御システム
US6483314B2 (en) System for monitoring airport lamps
JPH10285085A (ja) 信号伝送装置
KR101628353B1 (ko) 귀선전류 검측장치
WO2014109348A1 (ja) 交通信号制御システム、交通信号制御機及び灯器制御機
KR20110006172A (ko) 전력선 통신을 이용한 가로등 원격 제어장치
KR200224410Y1 (ko) 전력선을 이용한 조명등 회로 고장정보 검출장치
CN107633652A (zh) 一种智能型防变压器带接地线合闸报警专用装置
KR100598479B1 (ko) 티더블유씨 장치
CN113655752B (zh) 二总线设备及其自检方法、楼宇自控系统
KR100972497B1 (ko) 직렬 연결된 램프의 제어를 위한 개별등화기 및 이의 제어방법
CN109921828A (zh) 一种基于窄带低压电力线载波通信巡检系统及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050310

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3657860

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080318

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees