JP2001358195A - 半導体製造方法および装置 - Google Patents

半導体製造方法および装置

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JP2001358195A
JP2001358195A JP2000180197A JP2000180197A JP2001358195A JP 2001358195 A JP2001358195 A JP 2001358195A JP 2000180197 A JP2000180197 A JP 2000180197A JP 2000180197 A JP2000180197 A JP 2000180197A JP 2001358195 A JP2001358195 A JP 2001358195A
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wafers
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chamber
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Tomoyuki Irizumi
智之 入住
Hideaki Kurita
秀昭 栗田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハの処理時間を短縮して半導体製造の生
産性の向上および半導体製造装置の処理能力の向上を図
る。 【解決手段】 カセット1および2からの未処理のウエ
ハを収納する予備室4Aと、カセット1および2への処
理後のウエハを収納する予備室5Aと、未処理のウエハ
を予備室4Aへ搬送すると共に、処理後のウエハを予備
室5Aへ搬送するウエハ搬送ロボット3Aと、予備室4
Aに収納されているカセット1および2からのウエハを
それぞれ処理する反応室7および8と、予備室4Aのウ
エハを反応室7および8へそれぞれ搬送すると共に、反
応室7および8で処理されたウエハを予備室5Aへ搬送
するウエハ搬送ロボット6Aとを備え、反応室7および
8での処理の内先に終わった方の処理完了後にウエハ搬
送ロボット3Aは先に処理の終わったウエハのカセット
2から次に処理するウエハを取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のカセット
を設置して各カセット内のウエハを複数の反応室に搬送
するときのウエハ搬送方法を改善した半導体製造方法お
よび半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の半導体製造装置を示す構
成図である。図において、1,2はウエハを入れるカセ
ット、3はカセット1,2からのウエハを予備室4,5
に搬送するウエハ搬送ロボット、6は予備室4,5のウ
エハを反応室7,8に搬送するウエハ搬送ロボットであ
る。
【0003】図6は、カセット1のウエハ搬送経路を示
す図である。図において、実線の矢印は、ウエハが搬送
される往路、破線の矢印はウエハが搬送される復路をそ
れぞれ表している。このカセット1のウエハ搬送経路
は、カセット1→ウエハ搬送ロボット3→予備室4→ウ
エハ搬送ロボット6→反応室7→ウエハ搬送ロボット6
→予備室5→ウエハ搬送ロボット3→カセット1の搬送
経路である。
【0004】図7は、カセット2のウエハ搬送経路を示
す図である。この図においても、実線の矢印は、ウエハ
が搬送される往路、破線の矢印はウエハが搬送される復
路をそれぞれ表している。このカセット2のウエハ搬送
経路は、カセット2→ウエハ搬送ロボット3→予備室4
→ウエハ搬送ロボット6→反応室8→ウエハ搬送ロボッ
ト6→予備室5→ウエハ搬送ロボット3→カセット2の
搬送経路である。
【0005】図8は、従来のカセット並行処理方法を示
したものである。従来の半導体製造装置では、カセット
1とカセット2のウエハを、上記図6、図7の搬送経路
で交互にウエハを搬送している。従来は、カセット1と
カセット2で処理するウエハが同一種類であったため、
カセット1とカセット2のウエハの処理時間は同一であ
り、カセット1とカセット2の処理時間も同一であっ
た。しかし、最近では処理するウエハの種類が増えたた
めカセット1とカセット2で処理するウエハの処理時間
が異なってくる場合が殆どとなった。
【0006】図9は、ウエハの処理時間が異なる場合の
従来の半導体製造装置におけるカセット並行処理方法を
示す。この図9では、カセット1のウエハの処理時間に
対してカセット2のウエハの処理時間が短い場合を示し
ている。この図9からも分かるように、この従来法で
は、カセット1とカセット2のウエハが交互に搬送され
るため、反応室8における処理時間の短いカセット2の
ウエハは処理が終了したにも拘わらず、反応室7におけ
る処理時間の長いカセット1のウエハの処理が未だ終了
していないので、その間反応室8内で処理後に待機す
る、いわゆる待ち時間が生じている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の半
導体製造装置におけるカセット処理方法の場合、カセッ
ト1とカセット2のウエハが交互に搬送されるため、処
理時間の短いカセットのウエハは反応室内で処理後に待
機して、待ち時間が生じてしまい、このため、処理時間
の短いカセットのウエハは処理時間の長いカセットのウ
エハと同等の処理時間を要してしまい、半導体製造装置
の稼働を低下させ、生産性に支障を与えるという問題点
があった。
【0008】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたものであり、カセット処理方法を
改善し、ウエハの処理時間を短縮して半導体製造の生産
性の向上および装置の処理能力の向上を図ることができ
る半導体製造方法および装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体製造方法は、第1および第2のカセットからのウエ
ハを第1のロボットにより第1の予備室に搬送し、第2
のロボットにより上記第1の予備室のウエハのうち上記
第1のカセットからのウエハは第1の処理室へ、第2の
カセットからのウエハは第2の処理室それぞれへ搬送
し、上記第1および第2の処理室で処理されたウエハを
上記第2のロボットにより第2の予備室に搬送し、上記
第1のロボットにより上記第2の予備室の処理後のウエ
ハをそれぞれ元の上記第1のカセットおよび第2のカセ
ットへ搬送し、上記第1および第2の処理室での処理が
先に終わった方の処理完了後に、上記第1のロボットは
先に処理の終わったウエハの対応する上記第1または第
2のカセットから次に処理するウエハを取り出すもので
ある。
【0010】請求項2の発明に係る半導体製造方法は、
請求項1の発明において、上記第1および第2の処理室
におけるウエハ処理完了時間を監視し、該処理室の処理
時間が完了する前に予め上記第1のロボットが次のウエ
ハをカセットから取り出し、上記第1の予備室まで搬送
しておくものである。
【0011】請求項3の発明に係る半導体製造方法は、
請求項2の発明において、上記第1のロボットは、上記
第1および第2の処理室での処理時間が完了するまでの
残り時間が、次ウエハ取り出し開始時間に達するまで監
視するものである。
【0012】請求項4の発明に係る半導体製造方法は、
請求項3の発明において、上記次ウエハ取り出し開始時
間は、ウエハを上記第1および第2のカセットから上記
第1および第2の処理室まで搬送する時間に基づいて任
意に設定されるものである。
【0013】請求項5の発明に係る半導体製造方法は、
請求項1の発明において、複数のウエハを格納する機能
を上記第1および第2の予備室に設け、該予備室にウエ
ハが無くなったときは、上記第1のロボットにより上記
第1および第2のカセットからウエハを取り出し、上記
予備室の割り当てられた位置に補充するものである。
【0014】請求項6の発明に係る半導体製造装置は、
第1および第2のカセットからの未処理のウエハを収納
する第1の予備室と、上記第1および第2のカセットへ
の処理後のウエハを収納する第2の予備室と、上記未処
理のウエハを上記第1の予備室へ搬送すると共に、上記
処理後のウエハを上記第2の予備室へ搬送する第1のロ
ボットと、上記第1の予備室に収納されている上記第1
および第2のカセットからのウエハをそれぞれ処理する
第1および第2の処理室と、上記第1の予備室のウエハ
を上記第1および第2の処理室へそれぞれ搬送すると共
に、該第1および第2の処理室で処理されたウエハを上
記第2の予備室へ搬送する第2のロボットとを備え、上
記第1および第2の処理室での処理の内先に終わった方
の処理完了後に、上記第1のロボットは先に処理の終わ
ったウエハの対応する上記第1または第2のカセットか
ら次に処理するウエハを取り出すものである。
【0015】請求項7の発明に係る半導体製造装置は、
請求項6の発明において、上記第1および第2の処理室
における処理完了時間を把握するためのタイマ手段を備
えたものである。
【0016】請求項8の発明に係る半導体製造装置は、
請求項7の発明において、上記タイマ手段として上記第
1および第2の処理室の処理シーケンス内部にそれぞれ
設けられ、各処理室での処理時間が完了するまでの残り
時間を計数する減算タイマを用いるものである。
【0017】請求項9の発明に係る半導体製造装置は、
請求項6の発明において、上記第1および第2の予備室
は、複数のウエハを格納する機能を有するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図を参照して説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1を示す
構成図である。図1において、図5と対応する部分には
同一符号を付し、その詳細説明を省略する。図におい
て、3Aはカセット1,2からのウエハを予備室4A,
5Aに搬送する第1のロボットしてのウエハ搬送ロボッ
ト、6Aは予備室4A,5Aのウエハを第1および第2
の処理室としての反応室7,8に搬送する第2のロボッ
トしてのウエハ搬送ロボットである。
【0019】図2は、本実施の形態におけるカセット並
行処理方法を示す図である。なお、カセット1および2
のウエハ搬送経路に付いては上記図6および図7の場合
と同様である。また、この図2では、カセット1のウエ
ハの処理時間に対してカセット2のウエハの処理時間が
短い場合を示している。
【0020】図において、先ず、ウエハ搬送ロボット6
Aにより予備室4からカセット1のウエハを反応室7に
搬送し、次に、ウエハ搬送ロボット6Aにより予備室4
からカセット2のウエハを反応室8に搬送する。そし
て、カセット1のウエハの処理時間に対してカセット2
のウエハの処理時間が短いので、従来法では、反応室8
における処理時間の短いカセット2のウエハの処理が終
了しても、反応室7における処理時間の長いカセット1
のウエハの処理が終了するまでは、反応室8側では待機
する必要があったが、本実施の形態では、処理が先に終
わった方の反応室、ここでは反応室8の方の処理が先に
終わっているから、この反応室8の処理完了後にウエハ
搬送ロボット3Aは対応するカセット即ちこの場合カセ
ット2から次に処理するウエハを取り出す。この方法だ
と、予備室4にウエハが停滞することが無いため、処理
時間の短いウエハは処理時間の長いウエハの処理が完了
するまで待機することが無く処理される。
【0021】このように、本実施の形態では、反応室の
処理完了後に、ウエハをカセットから取り出すカセット
並行処理を行うことで、処理時間の短いウエハが処理時
間の長いウエハの処理の完了するまで待機することが無
く処理され、ウエハの処理時間が短縮して半導体製造の
生産性を向上し、また、半導体製造装置の処理能力を向
上させることができる。
【0022】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2におけるカセット並行処理方法を示す図である。
なお、回路構成については、上記実施の形態1と同様の
ものを用いてよい。本実施の形態では、反応室における
処理完了時間を把握するための減算タイマとタイマ監視
機能を持つカセット並行処理を行うものである。
【0023】図において、反応室7、反応室8の処理シ
ーケンス内部に実質的に各反応室での処理時間が完了す
るまでの残り時間であるタイマ手段としての減算タイマ
X(A)(反応室7対応)、減算タイマX(B)(反応
空8対応)をそれぞれ設け、ウエハ搬送ロボット3Aは
常にそれぞれの減算タイマX(A)とX(B)が、次ウ
エハ取り出し開始時間Z(A)、Z(B)に達するまで
監視する。
【0024】この次ウエハ取り出し開始時間Z(A)、
Z(B)はウエハをカセットから反応室まで搬送する時
間を参考にして設定することができ、任意に設定が可能
である。ここで先に減算タイマXが次ウエハ取り出し開
始時間Zに達したとき、この場合は反応室8、すなわち
X(B)=Z(B)となったとき、ウエハ搬送ロボット
3Aはカセット2から次に処理するウエハを取り出す。
【0025】以上のことから複数の反応室におけるウエ
ハ処理完了時間を監視し、反応室の処理時間が完了する
前に予めウエハ搬送ロボット3Aが次ウエハをカセット
から取り出し、予備室4Aまで搬送しておく。この方法
だと、予備室4Aにウエハが停滞することが無いため、
処理時間の短いウエハは処理時間の長いウエハの処理が
完了するまで待機することが無く処理される。
【0026】このように、本実施の形態では、反応室に
おける処理完了時間を把握するための減算タイマとタイ
マ監視機能を持つカセット並行処理を行うことで、処理
時間の短いウエハが処理時間の長いウエハの処理の完了
するまで待機することが無く処理され、ウエハの処理時
間が短縮して半導体製造の生産性を向上し、また、半導
体製造装置の処理能力を向上させることができる。
【0027】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3におけるカセット並行処理方法を示す図である。
なお、回路構成については、上記実施の形態1と同様の
ものを用いてよい。本実施の形態では、予備室に複数の
ウエハを格納する機能を設けたカセット並行処理を行う
ものである。
【0028】図において、予備室4Aおよび5Aに複数
のウエハを格納する機構を設けておき、予め各カセット
のウエハの格納位置を決めておく。一例として、例えば
6段式の格納機能であれば、1段目…カセット1の1枚
目のウエハ、2段目…カセット2の1枚目のウエハ、3
段目…カセット1の2枚目のウエハ、4段目…カセット
2の2枚目のウエハ、5段目…カセット1の3枚目のウ
エハ、6段目…カセット2の3枚目のウエハと決めてお
く。
【0029】未処理のウエハは予備室4Aに格納され、
処理後のウエハは予備室5Aに格納される。予備室4A
にウエハが無くなれば、ウエハ搬送ロボット3Aが各カ
セットからウエハを取り出し、予備室4Aの割り当てら
れた位置に未処理ウエハを補充する。この方法だと、予
め予備室4Aに各カセットのウエハを格納しておくた
め、処理時間の短いウエハは処理時間の長いウエハの処
理が完了するまで待機することが無く処理される。
【0030】このように、本実施の形態では、予備室に
複数のウエハを格納する機能を設けたカセット並行処理
を行うことで、処理時間の短いウエハが処理時間の長い
ウエハの処理の完了するまで待機することが無く処理さ
れ、ウエハの処理時間が短縮して半導体製造の生産性を
向上し、また、半導体製造装置の処理能力を向上させる
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、第1および第2のカセットからのウエハを第1のロ
ボットにより第1の予備室に搬送し、第2のロボットに
より上記第1の予備室のウエハのうち上記第1のカセッ
トからのウエハは第1の処理室へ、第2のカセットから
のウエハは第2の処理室へそれぞれ搬送し、上記第1お
よび第2の処理室で処理されたウエハを上記第2のロボ
ットにより第2の予備室に搬送し、上記第1のロボット
により上記第2の予備室の処理後のウエハをそれぞれ元
の上記第1のカセットおよび第2のカセットへ搬送し、
上記第1および第2の処理室での処理が先に終わった方
の処理完了後に、上記第1のロボットは先に処理の終わ
ったウエハの対応する上記第1または第2のカセットか
ら次に処理するウエハを取り出すので、ウエハの処理時
間が短縮して半導体製造の生産性の向上を図ることがで
きるという効果がある。
【0032】また、請求項2の発明によれば、第1およ
び第2の処理室におけるウエハ処理完了時間を監視し、
該処理室の処理時間が完了する前に予め上記第1のロボ
ットが次のウエハをカセットから取り出し、上記第1の
予備室まで搬送しておくので、半導体製造の生産性の向
上に寄与できるという効果がある。
【0033】また、請求項3の発明によれば、上記第1
のロボットは、上記第1および第2の処理室での処理時
間が完了するまでの残り時間が、次ウエハ取り出し開始
時間に達するまで監視するので、ウエハの処理時間を確
実に短縮することができるという効果がある。
【0034】また、請求項4の発明によれば、上記次ウ
エハ取り出し開始時間は、ウエハを上記第1および第2
のカセットから上記第1および第2の処理室まで搬送す
る時間に基づいて任意に設定されるので、ウエハの処理
時間の短縮化に寄与できるという効果がある。
【0035】また、請求項5の発明によれば、複数のウ
エハを格納する機能を上記第1および第2の予備室に設
け、該予備室にウエハが無くなったときは、上記第1の
ロボットにより上記第1および第2のカセットからウエ
ハを取り出し、上記予備室の割り当てられた位置に補充
するので、半導体製造の生産性の向上に寄与できるとい
う効果がある。
【0036】また、請求項6の発明によれば、第1およ
び第2のカセットからの未処理のウエハを収納する第1
の予備室と、上記第1および第2のカセットへの処理後
のウエハを収納する第2の予備室と、上記未処理のウエ
ハを上記第1の予備室へ搬送すると共に、上記処理後の
ウエハを上記第2の予備室へ搬送する第1のロボット
と、上記第1の予備室に収納されている上記第1および
第2のカセットからのウエハをそれぞれ処理する第1お
よび第2の処理室と、上記第1の予備室のウエハを上記
第1および第2の処理室へそれぞれ搬送すると共に、該
第1および第2の処理室で処理されたウエハを上記第2
の予備室へ搬送する第2のロボットとを備え、上記第1
および第2の処理室での処理の内先に終わった方の処理
完了後に、上記第1のロボットは先に処理の終わったウ
エハの対応する上記第1または第2のカセットから次に
処理するウエハを取り出すので、ウエハの処理時間が短
縮して半導体製造装置の処理能力を向上できるという効
果がある。
【0037】また、請求項7の発明によれば、上記第1
および第2の処理室における処理完了時間を把握するた
めのタイマ手段を備えたので、半導体製造装置の処理能
力の向上に寄与できるという効果がある。
【0038】また、請求項8の発明によれば、上記タイ
マ手段として上記第1および第2の処理室の処理シーケ
ンス内部にそれぞれ設けられ、各処理室での処理時間が
完了するまでの残り時間を計数する減算タイマを用いる
ので、ウエハの処理時間を確実に短縮することができる
という効果がある。
【0039】さらに、請求項9の発明によれば、上記第
1および第2の予備室は、複数のウエハを格納する機能
を有するので、半導体製造装置の処理能力の向上に寄与
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるカセット並
行処理方法を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2におけるカセット並
行処理方法を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3におけるカセット並
行処理方法を示す図である。
【図5】 従来の半導体製造装置を示す構成図である。
【図6】 カセット1のウエハ搬送経路を示す図であ
る。
【図7】 カセット2のウエハ搬送経路を示す図であ
る。
【図8】 従来の半導体製造装置におけるカセット並行
処理方法を示す図である。
【図9】 従来の半導体製造装置におけるウエハの処理
時間が異なる場合のカセット並行処理方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,2 カセット、3A,6A ウエハ搬送ロボット、
4A,5A 予備室、7,8 反応室、X 減算タイ
マ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 AA16 BB18 BC08 5F031 CA02 DA17 FA01 FA11 FA12 GA43 MA04 MA13 PA03 PA16 5F045 BB08 DP02 DQ17 EN04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のカセットからのウエハ
    を第1のロボットにより第1の予備室に搬送し、第2の
    ロボットにより上記第1の予備室のウエハのうち上記第
    1のカセットからのウエハは第1の処理室へ、第2のカ
    セットからのウエハは第2の処理室へそれぞれ搬送し、
    上記第1および第2の処理室で処理されたウエハを上記
    第2のロボットにより第2の予備室に搬送し、上記第1
    のロボットにより上記第2の予備室の処理後のウエハを
    それぞれ元の上記第1のカセットおよび第2のカセット
    へ搬送し、上記第1および第2の処理室での処理が先に
    終わった方の処理完了後に、上記第1のロボットは先に
    処理の終わったウエハの対応する上記第1または第2の
    カセットから次に処理するウエハを取り出すことを特徴
    とする半導体製造方法。
  2. 【請求項2】 上記第1および第2の処理室におけるウ
    エハ処理完了時間を監視し、該処理室の処理時間が完了
    する前に予め上記第1のロボットが次のウエハをカセッ
    トから取り出し、上記第1の予備室まで搬送しておくこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体製造方法。
  3. 【請求項3】 上記第1のロボットは、上記第1および
    第2の処理室での処理時間が完了するまでの残り時間
    が、次ウエハ取り出し開始時間に達するまで監視するこ
    とを特徴とする請求項2記載の半導体製造方法。
  4. 【請求項4】 上記次ウエハ取り出し開始時間は、ウエ
    ハを上記第1および第2のカセットから上記第1および
    第2の処理室まで搬送する時間に基づいて任意に設定さ
    れることを特徴とする請求項3記載の半導体製造方法。
  5. 【請求項5】 複数のウエハを格納する機能を上記第1
    および第2の予備室に設け、該予備室にウエハが無くな
    ったときは、上記第1のロボットにより上記第1および
    第2のカセットからウエハを取り出し、上記予備室の割
    り当てられた位置に補充することを特徴とする請求項1
    記載の半導体製造方法。
  6. 【請求項6】 第1および第2のカセットからの未処理
    のウエハを収納する第1の予備室と、 上記第1および第2のカセットへの処理後のウエハを収
    納する第2の予備室と、 上記未処理のウエハを上記第1の予備室へ搬送すると共
    に、上記処理後のウエハを上記第2の予備室へ搬送する
    第1のロボットと、 上記第1の予備室に収納されている上記第1および第2
    のカセットからのウエハをそれぞれ処理する第1および
    第2の処理室と、 上記第1の予備室のウエハを上記第1および第2の処理
    室へそれぞれ搬送すると共に、該第1および第2の処理
    室で処理されたウエハを上記第2の予備室へ搬送する第
    2のロボットとを備え、上記第1および第2の処理室で
    の処理の内先に終わった方の処理完了後に、上記第1の
    ロボットは先に処理の終わったウエハの対応する上記第
    1または第2のカセットから次に処理するウエハを取り
    出すことを特徴とする半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 上記第1および第2の処理室における処
    理完了時間を把握するためのタイマ手段を備えたことを
    特徴とする請求項6記載の半導体製造装置。
  8. 【請求項8】 上記タイマ手段として上記第1および第
    2の処理室の処理シーケンス内部にそれぞれ設けられ、
    各処理室での処理時間が完了するまでの残り時間を計数
    する減算タイマを用いることを特徴とする請求項7記載
    の半導体製造装置。
  9. 【請求項9】 上記第1および第2の予備室は、複数の
    ウエハを格納する機能を有することを特徴とする請求項
    6記載の半導体製造装置。
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