JP2001358108A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2001358108A
JP2001358108A JP2000178035A JP2000178035A JP2001358108A JP 2001358108 A JP2001358108 A JP 2001358108A JP 2000178035 A JP2000178035 A JP 2000178035A JP 2000178035 A JP2000178035 A JP 2000178035A JP 2001358108 A JP2001358108 A JP 2001358108A
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JP
Japan
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ultrasonic vibration
substrate
processing
wall
processing apparatus
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Application number
JP2000178035A
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English (en)
Inventor
Yusuke Muraoka
祐介 村岡
Noriyuki Shibayama
宣之 柴山
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理液に超音波振動を十分に付与することが
できて、基板の処理効率を向上させることができる基板
処理装置を提供する。 【解決手段】そこで本発明では、超音波振動発生器7か
ら超音波振動が照射される処理槽1の底壁11の底面
に、処理槽1の外側に突出する複数の半円球状の突出部
を形成して、処理槽1内に入射する超音波振動を散乱さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示器用基板等のFPD(Flat PanelDis
play)用基板またはフォトマスク用基板などの各種
の基板を、超音波振動が付与された処理液中に浸漬させ
て、洗浄処理などの処理を行う基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の基板を超音波振動が付与された処
理液によって洗浄処理する基板処理装置として次のよう
な装置が知られている。この基板処理装置は、複数の基
板が浸漬される処理液として例えば純水を貯留する処理
槽を備え、この処理槽の周囲に伝播水を貯留する外槽が
設けられている。上記処理槽はその底壁が外槽に貯留さ
れた伝播水に浸るように配置されている。外槽には伝播
水に超音波振動を付与する超音波振動発生器が取り付け
られている。
【0003】上述の基板処理装置は、超音波振動発生器
を駆動することによって伝播水および処理槽の底壁を介
して処理槽に貯留された純水に超音波振動を付与する。
この超音波振動によって基板に付着したパーティクルを
振動させて基板表面から脱落させたり、超音波振動によ
って純水中に発生したキャビテーションや気泡を基板に
作用させて、基板を物理的に洗浄する。また、純水に付
与された超音波振動によって、純水中に溶存する窒素や
酸素などの溶存ガスが介在するラジカルを純水中に発生
させて、このラジカルによって基板を化学的に洗浄す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この超音波振動発生器
は、例えば、処理槽の底壁に対向する矩形の振動面を備
えており、この振動面内には複数の振動子が設けられて
いる。この超音波振動発生器の出力は、発生させる超音
波振動によって基板に形成された素子(デバイス)が破
壊されないように、発生させる超音波振動の音圧に基づ
いて設定される。このように構成された超音波振動発生
器が発生する超音波の音圧の振動面内における分布は、
各振動子が発生する超音波振動の音圧にばらつきがある
ために不均一である。
【0005】上述のように超音波振動発生器の振動面内
における音圧の分布が不均一であるので、超音波振動発
生器の出力は、基板上の素子を破壊しないように、発生
させる超音波振動の音圧の最大値を所定値以下とするよ
うに設定される。
【0006】しかしながら、上述のように超音波振動の
音圧は振動面内において不均一であるために、振動面内
において音圧が最大値である部分はごく一部であって、
多くの部分は最大値より小さい音圧の超音波振動を発生
させることとなる。この結果、超音波振動発生器によっ
て洗浄液に超音波振動を十分に付与することができず、
上述の超音波振動による物理的および化学的な基板の洗
浄処理の効率が低下するという問題が発生する。
【0007】本発明の目的は、上述のような点に鑑み、
処理液に超音波振動を十分に付与することができて、基
板の処理効率を向上させることができる基板処理装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに請求項1に係る発明は、超音波振動が付与された処
理液に基板を浸漬させて基板を処理する基板処理装置に
おいて、処理液を貯留する処理槽と、処理槽に貯留され
た処理液中で基板を支持する支持手段と、超音波振動を
前記処理槽の外壁に外側から照射して、前記外壁を介し
て前記処理液に超音波振動を付与する超音波振動発生手
段とを有し、前記処理槽の外壁が、処理液に付与される
超音波振動を散乱させるように形成されていることを特
徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
基板処理装置において、前記処理槽の外壁の内面または
外面に複数の突出部が形成されていることを特徴とす
る。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
基板処理装置において、前記突出部の表面が半円状の曲
面であることを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1に記載の
基板処理装置において、前記処理槽の外壁の内面または
外面に多数の微小凹凸が形成されていることを特徴とす
る。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項1から請求
項4のいずれかに記載の基板処理装置において、前記外
壁の厚さ寸法が外壁中を進行する前記超音波振動の半波
長、または、前記半波長に2以上の整数を乗じた値とほ
ぼ等しいことを特徴とする。
【0013】請求項6に係る発明は、超音波振動が付与
された処理液に基板を浸漬させて基板を処理する基板処
理装置において、処理液を貯留する処理槽と、処理槽に
貯留された処理液中で基板を支持する支持手段と、超音
波振動を前記処理槽の外壁に外側から照射して、前記外
壁を介して処理液に超音波振動を付与する超音波振動発
生手段とを有し、前記処理槽の外壁と超音波振動発生手
段との間に、処理液に付与される超音波振動を散乱させ
る散乱部材を介在させることを特徴とする。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項6に記載の
基板処理装置において、前記散乱部材の前記基板側の表
面または超音波振動発生手段側の表面に複数の突出部が
形成されていることを特徴とする。
【0015】請求項8に係る発明は、請求項7に記載の
基板処理装置において、前記突出部の表面が半円状の曲
面であることを特徴とする。
【0016】請求項9に係る発明は、請求項6に記載の
基板処理装置において、前記散乱部材の前記基板側の表
面または超音波振動発生手段側の表面に多数の微小凹凸
が形成されていることを特徴とする。
【0017】請求項10に係る発明は、請求項6から請
求項9のいずれかに記載の基板処理装置において、前記
散乱部材の厚さ寸法が散乱部材中を進行する前記超音波
振動の半波長、または、前記半波長に2以上の整数を乗
じた値とほぼ等しいことを特徴とする。
【0018】請求項11に係る発明は、超音波振動が付
与された処理液に基板を浸漬させて基板を処理する基板
処理装置において、処理液を貯留する処理槽と、処理槽
に貯留された処理液中で基板を支持する支持手段と、超
音波振動を前記処理槽の外壁に外側から照射して、前記
外壁を介して処理液に超音波振動を付与する超音波振動
発生手段とを有し、前記超音波振動発生手段が前記処理
槽に向かう方向に沿って振動する振動子と、当該振動子
の振動に応じて振動するとともに多数の微小凹凸が処理
槽側の表面に形成された振動板とを備えることを特徴と
する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
の一例について図面を参照しながら説明する。
【0020】<第1実施形態>図1はこの発明の第1実
施形態を示す模式図である。図1において基板洗浄装置
(基板処理装置)は、処理液である純水8を貯留する石
英製の処理槽1と、処理槽1上部の周囲に固定され処理
槽1からオーバーフローした純水8を一旦受け止める受
槽2とを備えている。処理槽1の下部外壁である底壁1
1は、処理槽1の中央に向かうにつれて下方に傾斜した
逆屋根型形状であり、その傾斜角度は水平面に対して下
方に例えば2度から10度の範囲内で、例えば5度であ
る。
【0021】処理槽2の底部付近には略円形の半導体ウ
エハである複数の基板Wを支持する3つの支持部材4が
配置されている。支持部材4は角棒状であり、図1にお
いて紙面に直交する方向に沿って延設されるとともに、
この延設方向に沿って複数の溝が形成されている。そし
て、複数の基板Wの下部端縁が支持部材4に形成された
複数の溝にそれぞれ挿入されて、複数の基板Wが上記延
設方向に沿って互いに平行に処理槽1内で配列される。
3つの支持部材は点線で示す昇降自在のリフター5に固
定されており、このリフター5を昇降させて、支持部材
に支持された複数の基板Wを処理槽1内と処理槽1上方
との間で昇降させる。
【0022】また、処理槽1の下方の隅部には一対の供
給管3が設けられている。この供給管3は、図示しない
純水の供給源に流路接続され、複数の基板Wの配列方向
に沿って設けられた図示しない複数の供給口から処理槽
1内に純水8を供給する。供給管3から供給された純水
8は処理槽1に貯留されて、やがて処理槽1の上部から
受槽2に向けてオーバーフローする。受槽2に一旦貯留
された純水は図示しない排液口から受槽2外に排液され
る。上述のように供給管3から処理槽1内に供給された
純水8は処理槽1内に貯留された純水8中に上昇流を形
成した後、オーバーフローする。そして、支持部材4に
支持された複数の基板Wは上述の純水8の上昇流によっ
て洗浄処理される。
【0023】外槽6は処理槽1を囲うように配置され、
処理槽1の少なくとも底壁11が伝播水9に浸るように
伝播水9を貯留している。外槽6の底壁の中央には、そ
の振動面7aが伝播水9内に配置されるとともに処理槽
1の底壁11に対向するように略箱型の超音波振動発生
器7が設けられている。超音波振動発生器7の振動面7
aには、図2に示すように複数の円形の振動子7bが配
列されている。これらの複数の振動子7bが上下に振動
することによって、それぞれの振動子7bから例えば9
50kHzまたは750kHzの超音波振動が伝播水9に付
与される。なお、振動子7bの形状は円形に限定され
ず、例えば六角形、四角形、長方形などでもよい。
【0024】伝播水9に付与された超音波振動は処理槽
1の外壁である底壁11に外側から照射され、この底壁
11を介して処理槽1内の純水8に伝播される。このよ
うに純水8に付与された超音波振動によって、複数の基
板Wの表面に付着したパーティクルを振動させて表面か
ら脱落させたり、付与された超音波振動によって純水8
中に発生したキャビテーションや気泡が基板Wに作用し
て基板Wが物理的に洗浄される。また、純水8に付与さ
れた超音波振動によって純水8中に溶存された窒素や酸
素などの溶存ガスが介在したラジカルが発生し、このラ
ジカルによって基板Wが化学的に洗浄される。
【0025】図3は処理槽1の底壁11の形状を示す拡
大断面図である。図3(a)に示すように底壁11の底
面(外面)11aは超音波発振器7側に向かって突出す
る複数の突出部20が形成されている。突出部20の表
面は半円球であって、その結果、底面11aには複数の
半円状の曲面が形成されている。図3(a)において矢
印で示すように、超音波振動発生器7で発生し伝播水9
に付与された超音波振動は鉛直方向に沿って上方に進行
し底面11aに入射する。超音波振動は底面11aに入
射したときに、入射した超音波振動の進行方向と底面1
1aとの角度に応じて屈折した後、底壁11内を進行し
底壁11の内面11bから出射するときに再び屈折し
て、純水8内に入射する。
【0026】純水8内に入射した超音波振動の進行方向
の大部分は、底壁11の底面11aおよび内面11bで
の屈折によって鉛直方向に対して傾斜する。この結果、
純水8内に入射した超音波振動は処理槽1内で散乱す
る。
【0027】底壁11の厚さ寸法は、底壁11を透過す
る超音波振動の透過率を高めるために、底壁11内を進
行する超音波振動の半波長(λ/2)、または、この半
波長に2以上の整数を乗じた値に設定することが好まし
い。底壁11に入射した超音波振動の透過率Tは以下の
数1に示す式によって近似することができる。但し、こ
の式においてtは底壁11の厚さ寸法を、λは底壁11
内を進行する超音波振動の波長を、cは底壁11内を
進行する超音波振動の速度を、ρは底壁11(石英)
の密度を、cは純水8中を進行する超音波振動の速度
を、ρは純水の密度をそれぞれ示している。
【0028】
【数1】
【0029】上記の式より透過率Tが最大(T=1)とな
る、すなわち100%となるのは、底壁11の厚さ寸法
tが超音波振動の半波長(λ/2)、または、半波長に
2以上の整数を乗じた値であるときである。超音波振動
の波長λは、以下の数2に示す式によって算出すること
ができる。但し、fは超音波振動の周波数である。
【0030】
【数2】λ=c/f
【0031】底壁11(石英)内を進行する超音波振動
の速度cは約6000m/secであるので、超音波
振動の周波数fが950kHzであれば、超音波振動の
波長λは上記数2の式により約6.28mmとなり、半
波長(λ/2)は約3mmとなる。したがって、超音波
振動の周波数fが950kHzであるときの底壁11の
厚さ寸法tは、超音波振動の透過率を高めるために約3
mmとするか、3mmに2以上の整数を乗じた値にほぼ
等しい値とすることが好ましい。同様に、超音波振動の
周波数fが750kHzであるときの底壁11の厚さ寸
法tは、超音波振動の透過率Tを高めるために約4mm
とするか、4mmに2以上の整数を乗じた値とほぼ等し
い値とすることが好ましい。また、70%から80%以
上の透過率Tが得られるように上述のように求めた厚さ
寸法tは例えばt±0.1mmの範囲内とすることが好
ましい。
【0032】また、図3(a)において厚さ寸法tは突
出した半円状曲面の曲率半径の寸法と等しくなってい
る。この結果、底壁11の底面11aに入射して屈折
し、底壁11中を進行して内面11bから出射するまで
の超音波振動の行路長は、底面11aの入射位置にかか
わらず一定で寸法t、すなわち超音波振動の半波長、ま
たは、半波長に2以上の整数を乗じた値となる。したが
って、超音波振動の透過率Tは超音波振動が底面11a
に入射する位置にかかわらず、ほぼ100%となる。
【0033】図4は図1および図3に示す超音波振動発
生器7から照射され基板Wに到達した超音波振動の音圧
分布を示すグラフである。このグラフにおいて横軸は図
2に示す超音波振動発生器7のX方向に沿った位置を示
し、縦軸はX方向に沿った位置における超音波振動の音
圧を示している。図4において実線で示す分布曲線H1
00は、この第1実施形態において超音波振動発生器7
の出力を100%としたときの音圧分布を示している。
また、実線で示す分布曲線HUは、超音波振動によって
基板Wに形成された素子(デバイス)を破壊しないため
に、超音波振動の音圧の最大値が一点鎖線で示す上限値
SP以下となるように超音波振動発生器7の出力を調整
したときの音圧分布(以下、基板処理時の音圧分布とい
う)を示している。
【0034】また、図4には比較のために比較例におけ
る分布曲線P100および分布曲線PUが点線で示され
ている。この比較例においては処理槽1の底面11aが
平坦であり、この点以外の構成は第1実施形態と同じで
ある。分布曲線P100は、比較例において超音波振動
発生器7の出力を100%としたときの音圧分布を示
し、分布曲線PUは基板処理時の音圧分布を示してい
る。
【0035】図4に示すように100%出力時の第1実
施形態による音圧の分布曲線H100の方が比較例によ
る音圧の分布曲線P100よりも平坦である。これは、
上述のように第1実施形態においては純水8中で超音波
振動が散乱しているのに対し、比較例においては超音波
振動の進行方向は純水8中に入射する前後でほぼ同じで
鉛直上向きであるため、X方向に沿った位置における音
圧分布はX方向に沿って配列された各振動子7bが発生
する超音波振動の音圧のばらつきに起因して不均一とな
っているからである。
【0036】したがって、第1実施形態において分布曲
線の最大値が上限値SP以下となるように超音波振動発
生器7の出力を調整したとき(基板処理時)の分布曲線
HUは、比較例における基板処理時の分布曲線PUより
もX方向に沿った位置にかかわらず上方に位置してい
る。すなわち、第1実施形態の方が比較例よりもX方向
における、どの位置においても音圧値の大きい超音波振
動を純水8に付与することができる。この結果、純水8
内で支持された複数の基板Wに作用させる超音波振動の
音圧値を大きくすることができて、超音波振動による基
板の物理的な洗浄処理の効率が向上できる。また、純水
8に音圧値の大きい超音波振動を付与できるので、純水
8に溶存する溶存ガスが介在するラジカルの発生量が増
加して、超音波振動による基板の化学的な洗浄処理の効
率が向上できる。
【0037】また、基板処理時の第1実施形態による分
布曲線HUの方が比較例による分布曲線PUよりも平坦
であるので、第1実施形態の方が比較例よりもX方向に
沿った位置における音圧値のばらつきが小さい。この結
果、純水8内で支持された複数の基板Wを超音波振動に
よって物理的および化学的に均一に洗浄処理することが
できる。
【0038】なお、上述においては超音波振動発生器7
のX方向に沿った音圧分布について説明したが、処理槽
1の底面11aに複数の半円球表面が形成されているの
で、底面11aに照射された超音波振動はその入射位置
に応じて全ての方向に屈折させることができる。したが
って、第1実施形態において超音波振動発生器7の振動
面7aに沿ったどの方向であっても、音圧の分布曲線H
100および分布曲線HUは平坦になる。
【0039】<第1実施形態の変形例>上述の第1実施
形態は以下のように変形実施することも可能である。 (1)底面11aに半円柱状に突出した突出部を形成
し、底面11aに半円状の曲面を複数設けてもよい。こ
の変形例において、突出部の長手方向(半円柱の軸方
向)が複数の基板Wの配列方向に沿うように形成するこ
とが好ましい。このように突出部を形成することによっ
て純水8中において超音波振動が基板Wの主面に沿った
方向(X方向)に散乱するので、基板Wの主面を均一に
洗浄処理することができる。
【0040】(2)上述の半円球状または半円柱状の突
出部を底壁11の内面11bに設けてもよい。また、上
記突出部を底面11aおよび内面11bに設けてもよ
い。
【0041】(3)図3(b)に示すように処理槽1の
底壁11の内面11bに多数の微小凹凸21を形成して
もよい。このように多数の微小凹凸21が形成された底
壁11aに入射した超音波振動は、底壁11の内面11
bから出射するときに屈折する。この結果、純水8に散
乱した超音波振動が付与される。したがって、この変形
例において基板処理時の超音波振動の音圧分布は図4に
示す分布曲線HUと同様の音圧分布を示し、第1実施形
態と同様に、超音波振動による物理的および化学的な洗
浄効率を向上することができるとともに、複数の基板を
均一に洗浄処理することができる。なお、上記微小凹凸
21を底面11aに設けてもよい。また、上記微小凹凸
21を底面11aおよび内面11bに設けてもよい。さ
らに、図3(b)に示す底壁11の厚さ寸法tは、底壁
11を透過する超音波振動の透過率を高めるために、底
壁11内を進行する超音波振動の半波長または半波長に
2以上の整数を乗じた値とほぼ等しい値とすることが好
ましい。
【0042】<第2実施形態>次にこの発明の第2実施
形態について図5を用いて説明する。図5は第2実施形
態を示す模式図である。図5に示すように第2実施形態
において処理槽50の底壁110は水平に設けられ、こ
の底壁110に超音波振動発生器7が直接取り付けられ
ている。また、処理槽50内に純水8を供給する供給管
30が処理槽50内部に配置されている。その他の第1
実施形態と同一の符号が示すものは第1実施形態と同じ
ように機能するものであるので、その説明を省略する。
【0043】上述の第1実施形態においては超音波振動
発生器7から発せられた超音波振動は伝播水9を介して
処理槽1の底面11に照射されたが、この第2実施形態
においては超音波振動発生器7の振動面7aが処理槽5
0の底面110に当接しているので、超音波振動発生器
7から発せられた超音波振動は底面110に直接照射さ
れる。
【0044】図6は処理槽50の底壁110の形状を示
す拡大側面図である。図6(a)に示すように底壁11
0の内面110bには基板W側に向かって突出する複数
の突出部22が形成されている。突出部22の表面は半
円球であって、その結果、内面110bには複数の半円
状の曲面が形成されている。図6(a)において矢印で
示すように、超音波振動発生器7で発生し底壁110に
照射された超音波振動は鉛直方向に沿って上方に底壁1
10内部を進行する。そして、底壁110の内面110
bから出射するときに屈折して、純水8内に入射する。
【0045】純水8内に入射した超音波振動の進行方向
の大部分は、底壁110の内面110bでの屈折によっ
て鉛直方向に対して傾斜する。この結果、純水8内に入
射した超音波振動は処理槽50内で散乱する。
【0046】処理槽50内における基板処理時の超音波
振動の音圧分布は図4に示す分布曲線HUと同様の音圧
分布を示すので、第1実施形態と同様に、超音波振動に
よる物理的および化学的な洗浄効率を向上することがで
きるとともに、複数の基板を均一に洗浄処理することが
できる。
【0047】底壁110の厚さ寸法は、上述の第1実施
形態と同様に、底壁110を透過する超音波振動の透過
率を高めるために、底壁110内を進行する超音波振動
の半波長(λ/2)、または、この半波長に2以上の整
数を乗じた値に設定することが好ましい。
【0048】<第2実施形態の変形例>上述の第2実施
形態は以下のように変形実施することも可能である。 (1)内面110bに半円柱状に突出した突出部を形成
して、内面110bに半円状の曲面を複数設けてもよ
い。この変形例において、突出部の長手方向(半円柱の
軸方向)が複数の基板Wの配列方向に沿うように形成す
ることが好ましい。このように突出部を形成することに
よって純水8中において超音波振動が基板Wの主面に沿
った方向(X方向)に散乱するので、基板Wの主面を均
一に洗浄処理することができる。
【0049】(2)図6(b)に示すように処理槽50
の底壁110の内面110bに多数の微小凹凸23を形
成してもよい。このように多数の微小凹凸23が形成さ
れた底壁110に照射された底壁11の内面110bか
ら出射するときに屈折する。この結果、純水8に散乱し
た超音波振動が付与される。したがって、この変形例に
おいて基板処理時の超音波振動の音圧分布は図4に示す
分布曲線HUと同様の音圧分布を示し、第1実施形態と
同様に、超音波振動による物理的および化学的な洗浄効
率を向上することができるとともに、複数の基板を均一
に洗浄処理することができる。
【0050】<第3実施形態>次のこの発明の第3実施
形態について図7を用いて説明する。図7は第3実施形
態を示す模式図である。図7において処理槽60の底壁
120の底面および内面には第1実施形態のように突出
部や微小凹凸部は形成されておらず平坦である。また、
底壁11と超音波振動発生器7との間には板状の散乱部
材12が配置されている。その他の第1実施形態と同一
の符号が示すものは第1実施形態と同じように機能する
ものであるので、その説明を省略する。
【0051】図8に示すように上述の散乱部材12の超
音波振動発生器7側の下面12aには、第1実施形態の
底面11aと同様に、超音波振動発生器7側に向けて半
円球状に突出する複数の突出部24が形成され、下面1
2aには複数の半円状曲面が形成されている。下面12
aに入射した超音波振動の大部分は、入射したときに屈
折するとともに散乱部材12の平坦な上面12bから出
射するときに屈折する。この結果、散乱部材12を透過
した超音波振動は散乱部材12の上方の伝播水9内で散
乱した後、底壁11を介して純水8に伝播されるので、
純水8に散乱した超音波振動が付与される。したがっ
て、基板処理時の超音波振動の音圧分布は図4に示す分
布曲線HUと同様の音圧分布を示し、第1実施形態と同
様に、超音波振動による物理的および化学的な洗浄効率
を向上することができるとともに、複数の基板を均一に
洗浄処理することができる。
【0052】また、図8(a)において厚さ寸法tは散
乱部材12内を進行する超音波振動の半波長または半波
長に2以上の整数を乗じた値であり、かつ、突出した半
円状曲面の曲率半径の寸法と等しくなっている。この結
果、散乱部材12の下面12aに入射して屈折し、散乱
部材12中を進行して上面12bから出射するまでの超
音波振動の行路長は、下面12aの入射位置にかかわら
ず一定で寸法t、すなわち超音波振動の半波長、また
は、半波長に2以上の整数を乗じた値となる。したがっ
て、超音波振動の透過率Tは超音波振動が下面12aに
入射する位置にかかわらず、ほぼ100%となる。
【0053】<第3実施形態の変形例>上述の第3実施
形態は以下のように変形実施することも可能である。 (1)散乱部材12の下面12aに半円柱状に突出した
突出部を形成し、下面12aに半円状の曲面を複数設け
てもよい。この変形例において、突出部の長手方向(半
円柱の軸方向)が複数の基板Wの配列方向に沿うように
曲面を形成することが好ましい。このように突出部を形
成することによって純水8中において超音波振動が基板
Wの主面に沿った方向(X方向)に散乱するので、基板
Wの主面を均一に洗浄処理することができる。
【0054】(2)上述の半円球状または半円柱状の突
出部を散乱部材12の上面12bに設けてもよい。ま
た、上記突出部を下面12aおよび上面12bに設けて
もよい。
【0055】(3)図8(b)に示すように散乱部材1
2の上面11bに多数の微小凹凸25を形成してもよ
い。このように多数の微小凹凸25が形成された散乱部
材12に入射した超音波振動の大部分は、上面11bか
ら出射するときに屈折する。この結果、純水8に散乱し
た超音波振動が付与される。したがって、この変形例に
おいて基板処理時の超音波振動の音圧分布は図4に示す
分布曲線HUと同様の音圧分布を示し、第1実施形態と
同様に、超音波振動による物理的および化学的な洗浄効
率を向上することができるとともに、複数の基板を均一
に洗浄処理することができる。なお、上記微小凹凸25
を下面12aに設けてもよい。また、上記微小凹凸25
を下面12aおよび上面12bに設けてもよい。さら
に、図8(b)に示す底壁11の厚さ寸法tは、底壁1
1を透過する超音波振動の透過率を高めるために、底壁
11内を進行する超音波振動の半波長または半波長に2
以上の整数を乗じた値とすることが好ましい。
【0056】<第4実施形態>次のこの発明の第4実施
形態について図9を用いて説明する。図9は第4実施形
態を示す模式図である。図9において処理槽60の底壁
120の底面および内面には第1実施形態のように突出
部や微小凹凸部は形成されておらず平坦である。その他
の第1実施形態と同一の符号が示すものは第1実施形態
と同じように機能するものであるので、その説明を省略
する。
【0057】超音波発生器7の複数の振動子7b上には
振動板13が設けられ、この振動板13の上面が振動面
7aとなっている。振動板13の振動面7aには、図1
0に示すように多数の微小凹凸26が形成されている。
各振動子7bは図示しない圧電素子が電気的に制御され
ることにより上下に振動し、この振動に応じて振動板1
3が凹状態と凸状態とを繰り返すように振動する。な
お、振動板13は振動していないときは水平状態であ
る。
【0058】上述のように振動する振動板13の振動面
7aに多数の微小凹凸26が形成されているので、振動
面7aから超音波振動が四方八方に向けて出射される。
この結果、伝播水9および底壁11を介して純水8に散
乱した超音波振動が付与される。したがって、この第4
実施形態において基板処理時の超音波振動の音圧分布は
図4に示す分布曲線HUと同様の音圧分布を示し、第1
実施形態と同様に、超音波振動による物理的および化学
的な洗浄効率を向上することができるとともに、複数の
基板を均一に洗浄処理することができる。
【0059】<他の変形例> (1)上述の各実施形態やそれぞれの変形例において、
処理槽1(50、60)内に供給され貯留される処理液
は純水8に限定されず、例えば純水にアンモニア水およ
び過酸化水素水が混合された混合液、カソード水、水素
ガスを溶解した純水である水素水、オゾン水など、超音
波振動を付与することによってパーティクル除去や汚染
除去が可能な処理液であればよい。
【0060】(2)上述の各実施形態やそれぞれの変形
例において、超音波振動が照射される処理槽1(50、
60)の外壁は底壁11(110、120)に限定され
ず、処理槽1(50、60)の側壁でもよい。
【0061】(3)上述の各実施形態やそれぞれの変形
例における突出部20(22、24)の断面形状は半円
状に限定されず、例えば台形や三角形でもよい。
【0062】(4)上述の各実施形態やそれぞれの変形
例における微小凹凸21(23、25、26)の形状は
特に限定されず、粗面を形成するものであればよい。
【0063】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、請求項1から
請求項10のいずれかに係る発明によれば、超音波振動
発生手段から照射された超音波振動を処理液中で散乱さ
せることによって、処理槽内における超音波振動の音圧
分布を均一にすることができる。したがって、超音波振
動発生手段の出力を基板上の素子を破壊しないように設
定しても、処理液に超音波振動を十分に付与することが
できて、基板の処理効率を向上させることができる。
【0064】さらに、請求項5または請求項10に係る
発明によれば、処理槽の外壁または散乱部材の厚さ寸法
がそれらの中を進行する超音波振動の半波長、または、
半波長に2以上の整数を乗じた値とほぼ等しいので、外
壁または散乱部材を透過する超音波振動の透過率を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す模式図である。
【図2】超音波振動発生器7を示す斜視図である。
【図3】第1実施形態における処理槽1の底壁11を示
す拡大断面図である。
【図4】超音波振動発生器7のX方向における音圧分布
を示す説明図である。
【図5】この発明の第2実施形態を示す模式図である。
【図6】第2実施形態における処理槽50の底壁110
を示す拡大断面図である。
【図7】この発明の第3実施形態を示す模式図である。
【図8】第3実施形態における散乱部材12を示す拡大
断面図である。
【図9】この発明の第4実施形態を示す模式図である。
【図10】第4実施形態における振動板13を示す拡大
断面図である。
【符号の説明】
1、50、60 処理槽 2 受槽 3 供給管 4 支持部材 5 リフター 6 外槽 7 超音波振動発生器 7a 振動面 7b 振動子 8 純水 9 伝播水 11、110 底壁 11a 底面(外面) 11b、110b 内面 12 散乱部材 12a 下面 12b 上面 20、22、24 突出部 21、23、25、26 微小凹凸 W 基板 HU 基板処理時の音圧分布曲線
フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA03 AB08 AB42 BB04 BB85 BB86 BB93 CB01 CC21 5F043 BB27 DD19 EE05 EE40 GG10 5F046 MA07 MA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動が付与された処理液に基板を
    浸漬させて基板を処理する基板処理装置において、 処理液を貯留する処理槽と、 処理槽に貯留された処理液中で基板を支持する支持手段
    と、 超音波振動を前記処理槽の外壁に外側から照射して、前
    記外壁を介して前記処理液に超音波振動を付与する超音
    波振動発生手段とを有し、 前記処理槽の外壁が、処理液に付与される超音波振動を
    散乱させるように形成されていることを特徴とする基板
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、前記処理槽の外壁の内面または外面に複数の突出部
    が形成されていることを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理装置におい
    て、前記突出部の表面が半円状の曲面であることを特徴
    とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、前記処理槽の外壁の内面または外面に多数の微小凹
    凸が形成されていることを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の基板処理装置において、前記外壁の厚さ寸法が外壁中
    を進行する前記超音波振動の半波長、または、前記半波
    長に2以上の整数を乗じた値とほぼ等しいことを特徴と
    する基板処理装置。
  6. 【請求項6】 超音波振動が付与された処理液に基板を
    浸漬させて基板を処理する基板処理装置において、 処理液を貯留する処理槽と、 処理槽に貯留された処理液中で基板を支持する支持手段
    と、 超音波振動を前記処理槽の外壁に外側から照射して、前
    記外壁を介して処理液に超音波振動を付与する超音波振
    動発生手段とを有し、 前記処理槽の外壁と超音波振動発生手段との間に、処理
    液に付与される超音波振動を散乱させる散乱部材を介在
    させることを特徴とする基板処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の基板処理装置におい
    て、前記散乱部材の前記基板側の表面または超音波振動
    発生手段側の表面に複数の突出部が形成されていること
    を特徴とする基板処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の基板処理装置におい
    て、前記突出部の表面が半円状の曲面であることを特徴
    とする基板処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の基板処理装置におい
    て、前記散乱部材の前記基板側の表面または超音波振動
    発生手段側の表面に多数の微小凹凸が形成されているこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項9のいずれかに記
    載の基板処理装置において、前記散乱部材の厚さ寸法が
    散乱部材中を進行する前記超音波振動の半波長、また
    は、前記半波長に2以上の整数を乗じた値とほぼ等しい
    ことを特徴とする基板処理装置。
  11. 【請求項11】 超音波振動が付与された処理液に基板
    を浸漬させて基板を処理する基板処理装置において、 処理液を貯留する処理槽と、 処理槽に貯留された処理液中で基板を支持する支持手段
    と、 超音波振動を前記処理槽の外壁に外側から照射して、前
    記外壁を介して処理液に超音波振動を付与する超音波振
    動発生手段とを有し、 前記超音波振動発生手段が前記処理槽に向かう方向に沿
    って振動する振動子と、当該振動子の振動に応じて振動
    するとともに多数の微小凹凸が処理槽側の表面に形成さ
    れた振動板とを備えることを特徴とする基板処理装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010125372A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Yamagata Shin-Etsu Quartz Co Ltd ガラス洗浄槽及び超音波洗浄装置
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