JP2001357976A - 有機エレクトロルミネッセンス装置 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス装置

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JP2001357976A JP2001106280A JP2001106280A JP2001357976A JP 2001357976 A JP2001357976 A JP 2001357976A JP 2001106280 A JP2001106280 A JP 2001106280A JP 2001106280 A JP2001106280 A JP 2001106280A JP 2001357976 A JP2001357976 A JP 2001357976A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透明性を有するため腕時計等のカバーガラスに
直接用いることができ、多色化でき、さらに照明と表示
を兼ねることができ、安易な方法で作成できる有機エレ
クトロルミネッセンス表示装置を提供する。 【解決手段】透明基板101の第1の面102上に、文
字を表示できるようにパターニングされた透明性を有す
る黄色に発光する有機EL素子108Yを形成し、第2
の面103上に透明基板の全面で発光するようにパター
ニングされた透明性を有する青色に発光する有機EL素
子108Bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機エレクトロルミ
ネッセンス(以下、エレクトロルミネッセンスをELと
略記する)素子を用いた有機EL装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有機EL素子は、少なくとも一層の発光
性有機層が陰極と陽極に挟まれている構造を特徴とする
自発光性素子であり、3V程度の直流電圧で駆動させる
ことができ、また多彩な発光色の素子が作成可能であ
る。さらに、液晶表示素子と比べ応答速度が速く視野角
が広いなど、表示素子としての利点を多く持ち合わせて
いる。従って、表示装置の画素としての利用や光源とし
ての利用など多種多様な実用化用途が検討されている。
【0003】従来、このような特徴を有する有機EL素
子において、通常鏡面性を有し光透過性のない金属薄膜
を陰極として用いられる場合が多いが、 J.Appl.Phys.8
6,4067(1999)では透明性を有する陰極材料を用い、透明
基板の両面から複数色の発光が得られる有機EL素子が
提示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の従
来技術では、発光を多色化するために各色に発光する有
機EL素子を積層する構造を取っているが、このような
作成方法は時間や手間がかかり、作成環境を整える上で
現実的には難しい上、低分子材料の蒸着系ではなく高分
子材料をスピンコートなどの湿式で作成する場合、溶媒
の組み合わせ等の点で困難であるという問題点があっ
た。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、透明基板の両面に少なくとも一層の発光機能を有す
る有機層を透明性を有する陽極と陰極で狭持してなる有
機EL素子を形成することにより、複数色での表示或い
は照明が可能な透明性を有する有機EL装置を提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の有機EL
装置は、光透過性、導光性を有する基板上に、陽極、少
なくとも一層の発光機能を有する有機層、及び陰極から
なる有機エレクトロルミネッセンス素子が形成された有
機エレクトロルミネッセンス装置において、前記基板の
第1の面に、前記陽極と前記陰極が透明性を有する第1
の有機エレクトロルミネッセンス素子が形成されてな
り、前記基板の第1の面に対向する第2の面に、前記陽
極と前記陰極が透明性を有している第2の有機エレクト
ロルミネッセンス素子が形成されてなることを特徴とす
る。
【0007】上記構成によれば、透明性を有する少なく
とも二色以上の表示或いは照明が可能な有機EL装置を
提供することができる。
【0008】請求項2記載の有機EL装置は、請求項1
記載の有機EL装置において、前記第1の有機EL素子
が前記第1の面の全面にわたって形成されており、前記
第2の有機EL素子が前記第2の面の全面にわたって形
成されていることを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、透明性を有する少なく
とも二色以上の表示或いは照明が可能な有機EL装置を
提供することができる。
【0010】請求項3記載の有機EL装置は、請求項1
記載の有機EL装置において、前記第1の有機EL素子
が前記第1の面においてパターニングされており、情報
表示が可能であり、また、前記第2の有機EL素子が前
記第2の面の全面にわたって形成されていることを特徴
とする。
【0011】上記構成によれば、透明性を有する少なく
とも二色以上の表示或いは照明が可能な有機EL装置を
提供することができる。
【0012】請求項4記載の有機EL装置は、請求項1
記載の有機EL装置において、前記第1及び前記第2の
有機EL素子が前記第1及び第2の面においてパターニ
ングされており、情報表示が可能であることを特徴とす
る。
【0013】上記構成によれば、透明性を有する少なく
とも二色以上の表示或いは照明、さらには異なるパター
ンを各透明基板面に形成することにより、より複雑な情
報表示が可能な有機EL装置を提供することができる。
【0014】請求項5記載の有機EL装置は、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の有機EL装置において、
前記第1及び第2の有機EL素子がそれぞれ異なる発光
色を示すことを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、透明性を有する少なく
とも二色以上の表示或いは照明が可能な有機EL装置を
提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は,本発
明の第1の実施形態の概略構成断面図である。図2
(a)は図1をAの方向から見た平面図であり、図2
(b)は図1をBの方向から見た平面図である。
【0017】第1の実施形態は、腕時計用のカバーガラ
スを透明基板101として用いた。透明基板101の第
1の面102上に陽極104を形成し、次いで電極取り
出し端子部105を除いた領域全体に黄色に発光する有
機層106Yを形成し、最後に陰極107を形成し、ま
た、透明基板101の第2の面103上に陽極104を
形成し、次いで電極取り出し端子部105を除いた領域
全体に青色に発光する有機層106Bを形成し、最後に
陰極107を形成したものである。
【0018】本実施形態では透明基板101として腕時
計用のカバーガラスに用いられるサファイアガラスを用
いるが、これに限定されるものではない。
【0019】本実施形態における陽極104は透明電極
として一般的に用いられるITO(錫ドープ酸化インジ
ウム)をスパッタリング法により形成するが、他にもI
ZO(亜鉛ドープ酸化インジウム)、Pt、Ir、N
i、もしくはPd等を用いることができ、たとえば75
nm以下の膜厚で形成することができる。また、膜形成
方法もスパッタリング法に限らずエッチング法等を用い
ることもできる。陽極の厚さは一般的に50〜500n
mであるが、本実施形態のように透明性を有する素子に
用いる場合薄い方が望ましい。
【0020】発光機能を有する有機層は、一般的には正
孔輸送層、発光層、電子輸送層などに機能分離させるの
が望ましいとされる。本実施形態における黄色に発光す
る有機層106Yは、正孔輸送層としてN,N‘−ジフ
ェニル−N,N’−ジナフチル−1,1’−ビフェニル
−4,4’−ジアミンを真空蒸着により膜厚50nmの
薄膜を形成する。また、前記正孔輸送層の上に、電子輸
送性発光材料として一般的に知られているトリス(8−
ヒドロキシキノリン)アルミニウム錯体と黄色の蛍光色
素として一般的に知られるルブレンを真空共蒸着により
50nmの薄膜が形成される。
【0021】また、青色に発光する有機層106Bは、
有機層106Yにおけるルブレンを青色の蛍光色素とし
て一般的に知られるペリレンに変えたものである。
【0022】有機層に用いられる有機材料はこの限りで
はなく、スピンコート法やインクジェット法などにより
機能性高分子薄膜を用いた有機EL素子にすることもで
きる。発光色についても青と黄色に限定されるものでは
なく、白色を含む多彩な発光色を用いることができる。
有機層の膜厚においても特に制限されるものではなく、
形成方法によっても異なるが、通常5〜500nm程
度、特に10〜300nmとすることが望ましい。
【0023】本実施形態における陰極107は透明性を
有する導電性物質であればよく、本実施形態では、陽極
と同様のITOを用いるが、より電子注入性を高めるた
めに、例えば、マグネシウムと銀の合金を薄く製膜した
後にITOを製膜したものを用いることができる。陰極
の膜厚は透明性が確保できる膜厚で有れば特に限定され
るものではない。また、前述の通り透明性を有する材料
として、Pt、Ir、Ni、もしくはPd等を用いるこ
とができ、たとえば75nm以下の膜厚で形成すること
ができる。
【0024】例えば本実施形態の有機EL装置を腕時計
のカバーガラスとして設置した場合、第1の面102に
形成されている素子のみを駆動した場合は黄色の発光が
生じ、腕時計の文字盤108を前面から黄色に照射する
前置式の照明装置として動作する。また、第2の面に形
成されている素子のみを駆動した場合は青色の発光が生
じ、腕時計の文字盤を前面から青色に照射する前置式の
照明装置として動作する。さらに、第1の面に形成され
ている素子と第2の面に形成されている素子を同時に駆
動した場合は、黄色の発光と青色の発光が混色され白色
の発光がとなり、腕時計の文字盤を前面から白色に照射
する前置式の照明装置として動作する。
【0025】また、本実施形態における有機EL装置は
透明性を有するため、明所において観察者は本実施形態
における有機EL装置を通して非発光性の表示を観察す
ることができる。
【0026】本実施形態における有機EL装置は腕時計
や反射型液晶表示装置等の照明として用いることができ
る。
【0027】(第2の実施形態)図3は,本発明の第2
の実施形態の概略構成断面図である。図4(a)は図3
をAの方向から見た平面図であり、図4(b)は図3を
Bの方向から見た平面図である。図3は陽極の配線は省
いて描いてある。図4は図を見易くするために一部構成
要素を省いて描いてある。
【0028】第2の実施形態は、腕時計用のカバーガラ
スを透明基板101として用いた。透明基板101の第
1の面102上に陽極104及び電極取り出し端子10
5、さらに陽極と陽極取り出し端子201とを接続する
配線202を同時にパターニングする。次に「8」の字
を表示させるために必要な表示領域、及び電極取り出し
端子部を除いた領域全体を絶縁性の薄膜203で覆う。
さらに電極取り出し端子部105を除いた領域全体に黄
色に発光する有機層106Yを形成し、最後に陰極10
7を形成したものである。また、透明基板101の第2
の面103上に陽極104を形成し、次いで電極取り出
し端子部105を除いた領域全体に青色に発光する有機
層106Bを有する有機層形成し、最後に陰極107を
形成したものである。材料については前述の第1の実施
形態にて説明した材料を用いることができる。
【0029】本実施形態における発光部位以外を覆う絶
縁性薄膜203にはSiOを用いるが、ポリイミド系
の高分子薄膜を用いることもできる。本実施形態におけ
る絶縁性薄膜の役割として、発光以外での発光の抑制や
電気的なリークを防ぐことなどが上げられる。その他の
各構成材料は第1の実施形態と同様である。
【0030】例えば本実施形態の有機EL装置を腕時計
のカバーガラスとして設置した場合、第1の面102に
形成されている素子のみを全点灯した場合は黄色の発光
色で「8」の字が表示される。また、第2の面に形成さ
れている素子のみを駆動した場合は青色の発光が生じ、
腕時計の文字盤を前面から青色に照射する前置式の照明
装置として動作する。さらに、第1の面に形成されてい
る素子と第2の面に形成されている素子を同時に駆動し
た場合は、カバーガラス全面の青色発光と重なるように
白色に「8」の字が表示される。また同時に腕時計の文
字盤を前面から照射する前置式の照明装置としても動作
する。「8」の字の表示以外にも別途専用の駆動回路を
組み込むことにより情報表示も可能である。
【0031】また、本実施形態における有機EL装置は
透明性を有するため、明所において観察者は本実施形態
における有機EL装置を通して非発光性の表示を観察す
ることができる。
【0032】本実施形態における有機EL装置は腕時計
や反射型液晶表示装置等の表示及び照明素子として用い
ることができる。
【0033】(第3の実施形態)図5は,本発明の第3
の実施形態の概略構成断面図である。図6(a)は図5
をAの方向から見た平面図であり、図6(b)は図5を
Bの方向から見た平面図である。図5は陽極の配線パタ
ーンを省いて描いてある。図6は図を見易くするために
一部構成要素を省いて描いてある。
【0034】第3の実施形態は、腕時計用のカバーガラ
スを透明基板101として用いた。透明基板101の第
1の面102上に陽極104及び電極取り出し端子10
5、さらに陽極と陽極取り出し端子201とを接続する
配線202を同時にパターニングする。次に「8」の字
を表示させるために必要な表示領域、及び電極取り出し
端子部を除いた領域全体を絶縁性の薄膜203で覆う。
さらに電極取り出し端子部を除いた領域全体に黄色に発
光する有機層106Yを形成し、最後に陰極107を形
成したものである。さらに、透明基板101の第1の面
102上に陽極104及び電極取り出し端子105、及
び陽極と陽極取り出し端子201とを接続する配線20
2を同時にパターニングする。次に「WATCH」の字
を表示させるために必要な表示領域、及び電極取り出し
端子部を除いた領域全体を絶縁性の薄膜203で覆う。
さらに電極取り出し端子部を除いた領域全体に青色に発
光する有機層106Bを形成し、最後に陰極107を形
成したものである。
【0035】本実施形態における各構成材料は第2の実
施形態と同様である。
【0036】例えば本実施形態の有機EL装置を腕時計
のカバーガラスとして設置した場合、第1の面102に
形成されている素子のみを全点灯した場合は黄色の発光
色で「8」の字が表示される。また、第2の面に形成さ
れている素子のみを駆動した場合、図5のAの方向から
見ることにより観察者は青色の発光色で「WATCH」
の表示を見ることができる。さらに、第1の面に形成さ
れている素子と第2の面に形成されている素子を同時に
駆動した場合は、図6のAの方向から見ることにより観
察者は黄色の「8」の字と青色の「WATCH」の表示
を同時に見ることができる。また暗所では腕時計の文字
盤を前面から照射する前置式の照明装置としても動作す
る。「8」の字の表示以外にも別途専用の駆動回路を組
み込むことにより情報表示も可能である。
【0037】また、本実施形態における有機EL装置は
透明性を有するため、明所において観察者は本実施形態
における有機EL装置を通して非発光性の表示を観察す
ることができる。
【0038】本実施形態における有機EL装置は腕時計
や反射型液晶表示装置等の表示及び照明素子として用い
ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の有機EL
装置は、透明基板の両面に透明性を有する有機EL素子
を形成することにより、腕時計等のカバーガラスに直接
用いることができ、多色化でき、さらに照明と表示を兼
ねることができる照明表示素子を安易な方法で作成でき
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる有機エレクトロ
ルミネセンス装置の概略構成断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態にかかる有機エレクトロ
ルミネセンス装置の図で、図2(a)は図1をAの方向
から見た平面図で、図2(b)は図1をBの方向から見
た平面図である。
【図3】 本発明の他の実施形態にかかる有機エレクト
ロルミネセンス装置の概略構成断面図である。
【図4】 本発明の他の実施形態にかかる有機エレクト
ロルミネセンス装置の図で、図4(a)は図3をAの方
向から見た平面図で、図4(b)は図3をBの方向から
見た平面図である。
【図5】 本発明の他の実施形態にかかる有機エレクト
ロルミネセンス装置の概略構成断面図である。
【図6】 本発明の他の実施形態にかかる有機エレクト
ロルミネセンス照明表示素子の図で、図6(a)は図5
をAの方向から見た平面図で、図6(b)は図5をBの
方向から見た平面図である。
【符号の説明】
101…透明基板 102…透明基板の第1の面 103…透明基板の第2の面 104…陽極 105…電極取り出し端子部 106Y…黄色発光性有機層 106B…青色発光性有機層 107…陰極 108Y…黄色発光の透明性を有する有機EL素子 108B…青色発光の透明性を有する有機EL素子 201…陽極取り出し端子部 202…陽極配線 203…絶縁性薄膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光透過性、導光性を有する基板上に、陽
    極、少なくとも一層の発光機能を有する有機層、及び陰
    極からなる有機エレクトロルミネッセンス素子が形成さ
    れた有機エレクトロルミネッセンス装置において、 前記基板の第1の面に、前記陽極と前記陰極が透明性を
    有する第1の有機エレクトロルミネッセンス素子が形成
    されてなり、前記基板の第1の面に対向する第2の面
    に、前記陽極と前記陰極が透明性を有している第2の有
    機エレクトロルミネッセンス素子が形成されてなること
    を特徴とする有機エレクトロルミネッセンス装置。
  2. 【請求項2】前記第1の有機エレクトロルミネッセンス
    素子が前記第1の面の全面にわたって形成されてなり、
    前記第2の有機エレクトロルミネッセンス素子が前記第
    2の面の全面にわたって形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンス装置。
  3. 【請求項3】前記第1の有機エレクトロルミネッセンス
    素子が前記第1の面においてパターニングされており、
    情報表示が可能であり、前記第2の有機エレクトロルミ
    ネッセンス素子が前記第2の基板面の全面にわたって形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の有機エレ
    クトロルミネッセンス装置。
  4. 【請求項4】前記第1及び前記第2の有機エレクトロル
    ミネッセンス素子が前記第1及び第2の面においてパタ
    ーニングされており、情報表示が可能であることを特徴
    とする請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンス装
    置。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2のエレクトロルミネッセ
    ンス素子がそれぞれ異なる発光色を示すことを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか一項に記載の有機エレクト
    ロルミネッセンス装置。
  6. 【請求項6】前記陽極は、ITO、IZO、Pt、I
    r、Ni、もしくはPdのいずれかから形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の有機
    エレクトロルミネッセンス装置。
  7. 【請求項7】前記陰極は、ITO、IZO、Pt、I
    r、Ni、もしくはPdのいずれかから形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の有機
    エレクトロルミネッセンス装置。
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