JP2001357202A - 電子決済システム及び電子決済方法 - Google Patents

電子決済システム及び電子決済方法

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JP2001357202A
JP2001357202A JP2000324834A JP2000324834A JP2001357202A JP 2001357202 A JP2001357202 A JP 2001357202A JP 2000324834 A JP2000324834 A JP 2000324834A JP 2000324834 A JP2000324834 A JP 2000324834A JP 2001357202 A JP2001357202 A JP 2001357202A
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Taiichi Matsuo
泰一 松尾
Tatsuya Hisagane
辰也 久金
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EBANK KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット上において、リアルタイムに
決済を行うことができるとともに、決済コストを低減す
る。 【解決手段】 インターネット10上でコンピュータを
用いて決済を行うための電子決済システムであって、コ
ンピュータである電子銀行1は、利用者ごとの金融取引
情報を記憶する記憶手段1bと、利用者からインターネ
ット10により送信されてきた決済情報を受信する決済
情報受信手段1cと、決済情報受信手段1cで受信した
決済情報に基づいて、利用者間の決済を実行する決済実
行手段1dと、決済実行手段1dで実行した決済内容を
反映させるため、記憶手段1bに記憶されたその利用者
の金融取引情報を更新する更新手段1eとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気通信回線を用
いて決済を行うための電子決済システム及び電子決済方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば顧客が店から商品を購入す
る場合は、現金を店側に支払うか、又は振替若しくはク
レジットカード等を用いて決済を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術において、現金による決済では、予め現金を準備し
ておかなければならず、不便であった。また、振替によ
る決済では、高い手数料を必要とした。さらにまた、ク
レジットカードを用いた決済では、リアルタイムに決済
を行うことができないとともに、顧客と店との間に、ク
レジットカードの会社が介在するため、請求書の発行等
が必要になり、決済コストが高く付くという問題があっ
た。
【0004】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、電気通信回線を用いて、リアルタイムに決済を行
うことができるとともに、決済コストを低減した電子決
済システム及び電子決済方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、インターネット上でコンピュ
ータを用いて決済を行うための電子決済システムであっ
て、前記コンピュータは、利用者ごとの金融取引情報を
記憶する記憶手段と、利用者から電気通信回線を通じて
送信されてきた決済情報を受信する決済情報受信手段
と、前記決済情報受信手段で受信した決済情報に基づい
て、利用者間の決済を実行する決済実行手段と、前記決
済実行手段で実行した決済内容を反映させるため、前記
記憶手段に記憶されたその利用者の金融取引情報を更新
する更新手段とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の電子
決済システムにおいて、前記決済情報受信手段は、利用
者の携帯情報端末から送信された決済情報を受信するこ
とを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の電子決済システムにおいて、前記記憶手段
に記憶された利用者の金融取引情報には、利用者の決済
履歴情報を含むことを特徴とする。請求項4の発明は、
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の電子
決済システムにおいて、前記コンピュータは、前記コン
ピュータと接続された所定の装置からの要求に応じて、
その所定の装置に、その利用者の金融取引情報を送信す
る手段を備えることを特徴とする。
【0007】請求項5の発明は、インターネット上でコ
ンピュータを用いて決済を行うための電子決済方法であ
って、前記コンピュータに、利用者ごとの金融取引情報
を記憶しておき、利用者から電気通信回線を通じて送信
されてきた決済情報を受信したときは、その決済情報に
基づいて利用者間の決済を実行し、その利用者の前記金
融取引情報を更新することを特徴とする。
【0008】請求項6の発明は、請求項1に記載の電子
決済システムにおいて、入力された購買情報を、利用者
の携帯情報端末に送信する手段と、利用者の携帯情報端
末から送信されてきた認証後の購買情報を受信し、その
情報に基づく決済情報を前記コンピュータに送信する手
段とを有する購買情報入力装置を備え、前記コンピュー
タは、前記購買情報入力装置から送信されてきた決済情
報を前記決済情報受信手段により受信し、前記決済実行
手段により決済を実行した後、前記購買情報入力装置に
決済結果情報を送信する手段を備え、前記購買情報入力
装置は、前記コンピュータから送信されてきた決済結果
情報を受信する手段を備えることを特徴とする。
【0009】請求項7の発明は、請求項1に記載の電子
決済システムにおいて、入力された購買情報を、利用者
の携帯情報端末に送信する手段を有する購買情報入力装
置を備え、前記コンピュータは、利用者の携帯情報端末
から送信されてきた決済情報であって前記購買情報入力
装置から送信されてきた購買情報を受信してそれを認証
したものを、前記決済情報受信手段により受信し、前記
決済実行手段により決済を実行した後、前記購入情報入
力装置に決済結果情報を送信する手段を備え、前記購入
情報入力装置は、前記コンピュータから送信されてきた
決済結果情報を受信する手段を備えることを特徴とす
る。
【0010】請求項8の発明は、請求項1に記載の電子
決済システムにおいて、利用者の携帯情報端末から送信
されてきた情報であって購入を希望する商品を特定する
ための情報を受信し、この情報に基づく決済情報を前記
コンピュータに送信する手段を有する自動販売機を備
え、前記コンピュータは、前記自動販売機から送信され
てきた決済情報を前記決済情報受信手段により受信し、
前記決済実行手段により決済を実行した後、前記自動販
売機に決済結果情報を送信する手段を備え、前記自動販
売機は、前記コンピュータから送信されてきた決済結果
情報に基づいて、商品を排出する手段を備えることを特
徴とする。
【0011】請求項9の発明は、請求項1に記載の電子
決済システムにおいて、入退場口に設置される入退場制
御手段を備え、入退場口からの入場時において、前記入
退場制御手段は、利用者の携帯情報端末から送信されて
きた認証情報を受信する手段と、利用者の携帯情報端末
に対して入場情報を送信する手段とを備え、入退場口か
らの退場時において、前記入退場制御手段は、利用者の
携帯情報端末から送信されてきた入場情報を受信し、こ
の入場情報に基づいて料金を算出し、この情報に基づく
決済情報を前記コンピュータに送信する手段を備え、前
記コンピュータは、前記入退場制御手段から送信されて
きた決済情報を前記決済情報受信手段により受信し、前
記決済実行手段により決済を実行した後、前記入退場制
御手段に決済結果情報を送信する手段を備え、前記入退
場制御手段は、前記コンピュータから送信されてきた決
済結果情報に基づいて、前記入退場口の開閉を制御する
手段を備えることを特徴とする。
【0012】請求項10の発明は、請求項1に記載の電
子決済システムにおいて、前記コンピュータは、携帯情
報端末から送信されてきた決済情報を前記決済情報受信
手段により受信し、前記決済実行手段により決済を実行
した後、送信元の携帯情報端末に決済結果情報を送信す
る手段を備えることを特徴とする。
【0013】請求項11の発明は、請求項1に記載の電
子決済システムにおいて、インターネット上において、
一の利用者である顧客と、他の一の利用者である店との
間で、商品の売買をする場合に、店側が提供する商品の
少なくとも一部には、商品購入後の一定期間は契約解除
を可能とするために即時決済を行わないようにする決済
制限が付されており、決済制限が付された商品を顧客が
購入しようとする場合において、前記コンピュータに決
済情報を送信するときは、その決済情報には決済制限情
報が含まれるようにし、前記コンピュータの前記決済実
行手段は、前記決済情報に前記決済制限情報が含まれて
いるときは、その決済制限情報に基づいて、一定期間の
経過後に、正式な決済を実行することを特徴とする。
【0014】請求項12の発明は、請求項1に記載の電
子決済システムにおいて、インターネット上において、
一の利用者である顧客と、他の一の利用者である店との
間で、商品の売買をする場合に、店側が提供する商品の
少なくとも一部には、特定の顧客に対しては商品の購入
を制限する決済制限が付されており、決済制限が付され
た商品を顧客が購入しようとする場合において、前記コ
ンピュータに決済情報を送信するときは、その決済情報
には決済制限情報が含まれるようにし、前記コンピュー
タの前記決済実行手段は、前記決済情報に前記決済制限
情報が含まれているときは、顧客の認証情報に基づいて
その顧客が特定の顧客であるか否かを判別し、その判別
結果に基づいて、決済を実行することを特徴とする。
【0015】請求項13の発明は、インターネット上で
コンピュータを用いて決済を行うための電子決済システ
ムであって、前記コンピュータは、利用者の電子マネー
データを記憶する利用者電子マネーデータ記憶手段と、
電子マネーの発行時に、電子マネーデータを記憶する発
行者電子マネーデータ記憶手段と、利用者の携帯情報端
末から送信されてきた、電子マネー発行依頼情報を受信
する手段と、電子マネー発行依頼情報を受信したとき、
その電子マネー発行依頼情報に基づく電子マネーデータ
を、電子マネー発行依頼情報に対応する前記利用者電子
マネーデータ記憶手段から、前記発行者電子マネーデー
タ記憶手段に送信し、前記発行者電子マネーデータ記憶
手段に記憶させる手段と、前記発行者電子マネーデータ
記憶手段に記憶された電子マネーデータを、電子マネー
発行依頼情報に基づいて、所定の利用者の携帯情報端末
に送信する電子マネー発行手段とを備えることを特徴と
する。
【0016】請求項14の発明は、請求項13に記載の
電子決済システムにおいて、前記コンピュータは、利用
者の携帯情報端末から送信されてきた電子マネーデータ
を受信し、その電子マネーデータに基づいて、所定の前
記利用者電子マネーデータ記憶手段に記憶する手段を備
えることを特徴とする。
【0017】請求項15の発明は、カード情報処理装置
及びカード認証装置を用いて、決済を行うための電子決
済システムであって、前記カード情報処理装置は、利用
者の携帯情報端末に記憶されている、クレジットカード
又はデビットカードその他のカード情報がその携帯情報
端末から送信されてきたときに、そのカード情報を受信
し、前記カード認証装置に送信する手段を備え、前記カ
ード認証装置は、前記カード情報処理装置から送信され
てきたカード情報を受信し、そのカード情報に基づいて
所定の認証を行った後、認証結果情報を前記カード情報
処理装置に送信する手段を備え、前記カード情報処理装
置は、前記カード認証装置から送信されてきた認証結果
情報を受信する手段を備えることを特徴とする。
【0018】請求項16の発明は、請求項1に記載の電
子決済システムにおいて、入力された券購買情報を、利
用者の携帯情報端末に送信する手段と、利用者の携帯情
報端末から送信されてきた認証後の券購買情報を受信
し、その情報に基づく決済情報を前記コンピュータに送
信する手段とを有する券販売装置を備え、前記コンピュ
ータは、前記券販売装置から送信されてきた決済情報を
前記決済情報受信手段により受信し、前記決済実行手段
により決済を実行した後、前記券販売装置に決済結果情
報を送信する手段を備え、前記券販売装置は、前記コン
ピュータから送信されてきた決済結果情報を受信する手
段、及び決済が成立した券に関する券データを利用者の
携帯情報端末に送信する手段を備えることを特徴とす
る。
【0019】請求項17の発明は、請求項1に記載の電
子決済システムにおいて、入力された券購買情報を、利
用者の携帯情報端末に送信する手段を有する券販売装置
を備え、前記コンピュータは、利用者の携帯情報端末か
ら送信されてきた決済情報であって前記券販売装置から
送信されてきた券購買情報を受信してそれを認証したも
のを、前記決済情報受信手段により受信し、前記決済実
行手段により決済を実行した後、前記券販売装置に決済
結果情報を送信する手段を備え、前記券販売装置は、前
記コンピュータから送信されてきた決済結果情報を受信
する手段、及び決済が成立した券に関する券データを利
用者の携帯情報端末に送信する手段を備えることを特徴
とする。
【0020】請求項18の発明は、請求項16又は請求
項17に記載の電子決済システムにおいて、券の提示を
条件として入場することができる入場口には、利用者の
携帯情報端末に記憶された券データが送信されてきたと
きに、この券データを受信する手段、及び受信した券デ
ータを認証する手段を備えることを特徴とする。
【0021】請求項19の発明は、請求項1に記載の電
子決済システムにおいて、前記記憶手段は利用者ごとの
データファイルを有するとともに、1の前記データファ
イルは1の利用者の金融取引情報を集約したものであ
り、前記コンピュータは、利用者の金融取引情報を読み
出すときは、その利用者のデータファイルを特定し、そ
のデータファイルを読み出すことを特徴とする。
【0022】請求項20の発明は、請求項19に記載の
電子決済システムにおいて、前記コンピュータは、複数
のデータベースサーバーを備え、各前記データベースサ
ーバーの前記記憶手段は、それぞれ複数の利用者の前記
データファイルを有することを特徴とする。
【0023】請求項21の発明は、請求項20に記載の
電子決済システムにおいて、前記コンピュータは、利用
者の支店番号及び口座番号から、その利用者の前記デー
タファイルが設けられている前記データベースサーバ
ー、及びそのデータベースサーバーの前記記憶手段の中
のその利用者の前記データファイルの格納場所を算出す
ることにより、その利用者の前記データファイルを読み
出すことを特徴とする。
【0024】請求項22の発明は、請求項20又は請求
項21に記載の電子決済システムにおいて、特定の前記
データベースサーバーの前記記憶手段に、特定利用者の
主データファイルを設けておくとともに、他の複数の前
記データベースサーバーの前記記憶手段に、それぞれ前
記特定利用者の副データファイルを設けておき、前記副
データファイルの金融取引情報を、特定の前記データベ
ースサーバーに送信し、前記主データファイルに、前記
特定利用者の金融取引情報を集約するようにしたことを
特徴とする。
【0025】請求項23の発明は、請求項1又は請求項
19から請求項22までのいずれか1項に記載の電子決
済システムにおいて、前記コンピュータは、電気通信回
線を通じて送信されてきた決済情報を受信したときは、
その決済情報に基づいて、出金対象口座から出金処理を
行うとともに、出金処理が終了したときは、その旨の情
報を決済情報の発信元に送信し、出金処理が終了した旨
の情報の送信後に、受信した決済情報に基づいて、入金
対象口座への入金処理を行うことを特徴とする。
【0026】請求項24の発明は、請求項23に記載の
電子決済システムにおいて、前記コンピュータは、電気
通信回線を通じて送信されてきた決済情報を受信したと
きは、その決済情報に基づいてログファイルを作成し、
作成した前記ログファイルをログデータベースに記憶
し、前記コンピュータの前記決済実行手段は、前記ログ
データベースに記憶された前記ログファイルの内容に基
づいて、決済を実行することを特徴とする。
【0027】(作用)請求項1の発明においては、イン
ターネット上で決済を行うコンピュータを設け、このコ
ンピュータが電子銀行の役割を果たす。そして、このコ
ンピュータの記憶手段には、利用者ごとに口座に相当す
る記憶領域を設けておき、ここに利用者の金融取引情報
が記憶される。そして、利用者から決済の指示があった
ときは、例えばその利用者の口座から他の利用者の口座
に所定の金額を振り込む等、双方の利用者の金融取引情
報が更新される。これにより、リアルタイムな決済が達
成できるとともに、決済コストも大幅に低減することが
できる。
【0028】また、請求項13の発明においては、携帯
情報端末に電子マネーを取り込んで、他の携帯情報端末
に送信し、かつ、他の携帯情報端末から電子マネーを受
信することができるので、実際の現金を持つことなく、
携帯情報端末同士で、現金決済と同様の決済を行うこと
ができる。さらにまた、請求項15の発明においては、
カード情報を携帯情報端末に記憶しておき、カード情報
処理装置に送信することができるので、実際のクレジッ
トカード等を持つことなく、カード決済を行うことがで
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子決済システム
及び電子決済方法の一実施形態について説明する。本発
明では、インターネット上でコンピュータを用いて決済
を行うものである。電子決済を行う(ホスト)コンピュ
ータは、いわゆる電子銀行として機能するものであり
(以下、実施形態において電子決済を行うコンピュータ
を電子銀行と称する)、従来のように銀行の店舗網を用
いないで決済を行う。
【0030】図1は、本実施形態の電子銀行1の構成
と、電子銀行1へのアクセス手段であるPC(パーソナ
ルコンピュータ)端末11等とを示す図である。図1に
おいて、電子銀行1は、電子銀行1の全体を統括制御す
るCPU1aを有する。また、電子銀行1は、記憶手段
1bを有しており、この記憶手段1bには、利用者ごと
の口座に相当するように金融取引情報が記憶されてい
る。金融取引情報としては、例えば預金残高や、決済履
歴の情報が挙げられる。
【0031】図10は、本発明の電子決済システムによ
る決済処理の一実施形態を示すフローチャートである。
図1及び図10において、利用者は、決済を行うとき
は、例えば自己が保有するPC端末11を用いてインタ
ーネット10上で電子銀行1にアクセスし(S10
1)、PC端末11で所定の操作を行って(S10
2)、決済情報を電子銀行1に送信する(S103)。
電子銀行1は、決済情報受信手段1cにより決済情報を
受信する(S104)と、その決済情報に基づいて、決
済実行手段1dにより利用者間の決済を実行する(S1
05)。例えばある利用者の口座から1万円を、他の利
用者の口座に振り込む等の情報の指示に従い、決済を実
行する。
【0032】そして、電子銀行1は、決済を実行した後
は、その決済後の金融取引情報に更新するため、更新手
段1eにより、その双方の利用者の金融取引情報を更新
する(S106)。
【0033】なお、利用者が電子銀行1にアクセスする
手段としては、PC端末11に限られるものではなく、
例えば、決済情報の送受信が可能な携帯電話機12等の
携帯情報端末や、カーナビゲーション13、衛星ケーブ
ルTV14、又はゲーム端末15等の種々のメディアが
挙げられる。
【0034】なお、利用者は、PC端末11等を用いて
電子銀行1にアクセスし(S101)、自己の口座内
容、例えば預金残高や、決済履歴の情報を電子銀行1側
から引き出すこともできる。すなわち、電子銀行1は、
PC端末11等からの要求に応じて(S102)、その
PC端末11等や他のPC端末等に、その利用者の金融
取引情報を送信する(S107)。これにより、客が店
で商品を購入するときに、その客の携帯電話機12を用
いて、客の口座から店の口座に商品の代金相当の金額を
振り込む決済情報を電子銀行1に送信する(S10
3)。この情報を電子銀行1が受け取ると、即時に決済
が行われる。そして、店側でも同様に、店側のPC端末
11や携帯電話機12等を用いて、その客から店側の口
座に商品の代金が振り込まれたか否かを確認する(S1
08)ことができるようになる。
【0035】以上により、リアルタイムな決済を行うこ
とができる。また、決済コストも大幅に低減することが
できる。さらに、従来の銀行のように営業時間の制約等
がないので、24時間営業も可能になる。また、従業員
数も大幅に少なくすることができ、人件費の低減を図る
ことができる。
【0036】次に、電子決済システムの具体例について
説明する。 (1)店舗等で、顧客が商品を購入する場合の例(図
2) 図2において、店舗等の精算所には、購買情報入力装置
としてレジ(レジスター)2が設けられている。このレ
ジ2は、例えば専用回線によって、電子銀行1と情報の
送受信が可能である。
【0037】顧客Bは、購入を希望する商品を精算所ま
で搬送する。精算所では、店舗等の従業員Aが、商品に
付されたバーコード等を読み取ることで、購入情報をレ
ジ2に取り込む。一方、顧客Bは、携帯情報端末(携帯
電話等)3を所持している。この携帯情報端末3は、レ
ジ2との間で情報の送受信が可能である。
【0038】店舗等の従業員Aは、レジ2に取り込んだ
購入情報(合計金額等)を、顧客Bの携帯情報端末3に
送信する(D1)。これにより、顧客Bの携帯情報端末
3には、購入情報が記憶される。このようにすること
で、顧客Bは、自ら購入情報、例えば購入しようとする
商品の金額等を自己の携帯情報端末3に入力する手間を
省くことができる。そして、顧客Bは、携帯情報端末3
で受信した購入情報を認証する。認証方法としては、例
えば顧客Bがパスワードを入力する方法や、指紋認証に
よる方法が挙げられるが、いかなる方法であっても良
い。
【0039】次に、顧客Bは、携帯情報端末3から、認
証後の購入情報をレジ2に返信する(D2)。これによ
り、レジ2では、この顧客Bが購入情報を認証した旨の
情報を受信する。そして、レジ2は、この情報に基づく
決済情報を電子銀行1に送信する(D3)。電子銀行1
は、レジ2から送信されてきた決済情報を受信し、決済
を実行する。決済を実行すると、その決済結果情報(決
済が正常に行われたか否か等の情報)をレジ2に対して
送信する(D4)。これにより、店舗等側では、決済が
正常に行われたか否かを知ることができる。
【0040】なお、電子銀行1内における顧客Bの預金
口座の残高が不足している等、決済の実行が不可能であ
るときも、上記と同様に、その旨を決済結果情報として
レジ2に送信する。よって、店舗等では、決済結果情報
を見て、顧客Bに商品を渡して良いか否かを判断するこ
とができる。
【0041】なお、以上の方法によらず、以下の方法に
よっても決済が可能である。先ず、レジ2から顧客Bの
携帯情報端末3に購入情報を送信し、次に、顧客Bが、
この購入情報を認証するまでは、上記と同様である。し
かし、顧客Bは、認証後の購入情報を、直接電子銀行1
に送信する点が、上記の例と異なる。すなわち、顧客B
が所有する携帯情報端末3は、電子銀行1と情報の送受
信が可能である。顧客Bは、購入情報を認証すると、認
証後の購入情報に基づく決済情報を電子銀行1に送信す
る。電子銀行1は、この決済情報を受信すると、決済を
実行する。そして、上記と同様に、決済結果情報をレジ
2に送信する。
【0042】(2)顧客が自動販売機で商品を購入する
場合の例(図3) 顧客Aが自動販売機4から商品を購入する場合は、以下
の方法による。先ず、図3において、自動販売機4は、
電子銀行1と情報の送受信が可能である。また、顧客A
が所有する携帯情報端末3は、自動販売機4と情報の送
受信が可能である。顧客Aが商品を選定する際には、自
動販売機4から顧客Aの携帯情報端末3に所定の情報が
送信される(D11)。例えば、商品番号の入力を指示
する情報等である。顧客Aは、これに基づいて、携帯情
報端末3に、購入しようとする商品番号等を入力するこ
とで購入を希望する商品を特定し、この情報を自動販売
機4に送信する(D12)。
【0043】自動販売機4では、この情報を受信する
と、この情報に基づく決済情報、例えば商品の内容や価
格等を含む情報を、電子銀行1に送信する(D13)。
ここでの送信は、自動販売機4から電子銀行1に直接送
信しても良いが、自動販売機4の管理会社等を介して送
信しても良い。
【0044】次に、電子銀行1は、自動販売機4から送
信されてきた決済情報を受信すると、決済を実行し、そ
の決済結果情報を自動販売機4に送信する(D14)。
自動販売機4は、電子銀行1から送信されてきた決済結
果情報に基づいて、商品の排出を制御する。すなわち、
電子銀行1から送信されてきた決済結果情報が、正常に
決済が行われた旨の情報であるときは、自動販売機4
は、商品の排出を許可する。これに対し、顧客Aの預金
口座の残高が不足している場合等、決済を行うことがで
きない旨の情報であるときは、その旨を自動販売機4に
よって表示するか、又は顧客Aの携帯情報端末3にその
旨の情報を送信する。
【0045】(3)顧客が、鉄道、車両(有料道路
等)、航空機又は船舶等を利用する場合の例(図4) 本実施形態では、顧客Aが電車を乗降するときの決済方
法について説明する。図4(a)、(b)において、電
車の改札等の入退場口5には、電子銀行1と情報の送受
信可能な入退場制御手段(情報送受信装置)6が設けら
れている。また、顧客Aが電車を乗降する際に使用する
携帯情報端末3は、入退場制御手段6と情報の送受信が
可能である。
【0046】先ず、図4(a)において、顧客Aが入退
場口5から入場する際には、顧客Aの携帯情報端末3か
ら入退場制御手段6に認証情報を送信する(D21)。
入退場制御手段6は、認証情報を受信すると、この情報
を電子銀行1に転送し(D22)、その顧客Aの預金口
座等が電子銀行1内に設けられているか否かを確認す
る。そして、電子銀行1がその顧客Aを認証することが
できたら、その情報を入退場制御手段6に返信する(D
23)。入退場制御手段6は、この情報に基づいて、入
退場口5を開放するとともに、携帯情報端末3に対して
入場情報を送信する(D24)。この入場情報は、例え
ば搭乗した駅名等である。携帯情報端末3は、入退場制
御手段6から入場情報が送信されてくると、この入場情
報を携帯情報端末3内の記憶手段に記憶する。
【0047】次に、顧客Aが電車を降りて入退場口5か
ら退場する際には、図4(b)に示すように、携帯情報
端末3から、入場時に記憶した入場情報を入退場制御手
段6に送信する(D31)。入退場制御手段6は、携帯
情報端末3から送信されてきた入場情報を受信したとき
は、この入場情報に基づいて料金を算出する。そして、
この情報に基づく決済情報を電子銀行1に送信する(D
32)。
【0048】電子銀行1は、入退場制御手段6から送信
されてきた決済情報を受信し、決済実行手段により決済
を実行する。そして、入退場制御手段6に決済結果情報
(決済が正常に行われたか否かの情報)を送信する(D
33)。入退場制御手段6は、電子銀行1から送信され
てきた決済結果情報に基づいて、入退場口5の開閉を制
御する。すなわち、決済結果情報により正常に決済が行
われたと判断したときは、入退場口5を開き、顧客Aの
退場を許可する。これに対し、決済結果情報により決済
が正常に行われなかったと判断したときは、入退場口5
を閉じ、顧客Aの退場を許可しないように制御する。
【0049】(4)顧客同士で決済をやりとりする場合
の例 図5において、顧客A及び顧客Bは、それぞれ電子銀行
1と情報の送受信が可能な携帯情報端末3A、3Bを所
有している。そして、例えば顧客Aと顧客Bとの間で決
済を行うときは(ここでは、顧客Bが顧客Aに対し所定
額の金銭を支払う場合を例に挙げる)、以下のようにす
る。先ず、顧客Aは、自己の携帯情報端末3Aを用い
て、顧客Bの携帯情報端末3Bに、所定額の金銭につい
ての請求情報を送信する(D41)。
【0050】顧客Bは、請求情報を受信すると、それを
認証し、認証後の請求情報を、顧客Aの携帯情報端末3
Aに返信する(D42)。顧客Aは、携帯情報端末3A
でこの情報を受信すると、これを決済情報として電子銀
行1に送信する(D43)。電子銀行1は、この情報を
受信すると、決済を実行し、決済結果の情報を顧客Aの
携帯情報端末3Aに返信する(D44)。これにより、
顧客Aの携帯情報端末3Aは、決済結果情報を受信す
る。したがって、顧客Aは、決済が正常に行われたか否
かをその場で知ることができる。
【0051】なお、顧客Bは、顧客Aからの請求情報を
受信したときは、その請求情報を認証し、決済を実行す
る旨の決済情報を顧客Bの携帯情報端末3Bから電子銀
行1に直接送信しても良い。そして、電子銀行1は、こ
の決済結果情報を、顧客Aの携帯情報端末3Aに送信す
るようにしても良い。ただし、このようにする場合は、
電子銀行1と顧客A、Bとの間で、2度回線を接続する
必要がある。
【0052】(5)一の利用者である顧客と、他の一の
利用者である店との間で、商品の売買をする場合におい
て、その商品の購入後の一定期間は契約解除が可能であ
るときの例 顧客は、インターネット上で購入を希望する商品を選択
すると、自己の口座から店側の口座に商品の代金を振り
替える旨の決済情報を、電子銀行に送信する。このと
き、決済情報には、商品購入後の一定期間は契約解除を
可能とするために即時決済を行わないようにする決済制
限情報が付されている。これは、商品の購入後の一定期
間は、例えばクーリングオフのように契約を解除できる
ようにするため即時決済を行わないようにして、顧客を
保護するようにしたものである。そして、この一定期間
の経過後に正式な決済を行うようにし、商品購入後の一
定期間中は、仮の決済を行うようにするものである。
【0053】電子銀行は、顧客からの決済情報を受信す
ると、その決済情報に基づいて、顧客と店との間の決済
を実行する。例えばある顧客の口座から1万円を、店の
口座に振り込む等の情報の指示に従い、決済を実行す
る。ここで、電子銀行は、決済情報に決済制限情報が付
されているか否かを判別し、決済制限情報が付されてい
ると判別したときは、その決済制限情報に基づいて、一
定期間の経過後に、正式な決済を行うようにする。例え
ば、商品の代金は、顧客の口座から店の口座には移るも
のの、店側では、その代金を自由に処分することはでき
ないようにする。そして、電子銀行は、決済制限情報が
付された決済情報に関しては、一定期間経過したか否か
を判別し、一定期間経過後に、その決済制限情報を取り
外す等して、店側がその代金の処分等を自由に行うこと
ができるようにする。
【0054】一方、電子銀行は、この一定期間内に、顧
客から契約解除の申し出等があった場合は、それに基づ
いて、顧客と店との間で決済が行われる前の状態に戻す
処理を行うようにする。なお、以上のように、顧客の口
座から店の口座に代金を直ちに移すのではなく、一定期
間は、電子銀行の保有する口座に一時的に蓄えておき、
一定期間が経過したと判別したときに、店の口座に移す
ようにしても良い。
【0055】(6)商品に購入制限が設けられている場
合の例 例えば酒類のように未成年者には販売しない等の制限が
設けられている商品に対しては、以下のようにする。先
ず、インターネット上にある店の商品において、このよ
うな制限が設けられている場合は、その商品には決済制
限情報、例えば未成年者からの決済を受け付けない等の
情報を付しておく。ここで、未成年者である顧客が、イ
ンターネット上で酒類を購入しようとしたと仮定する。
この場合に、その顧客は、自己の口座から店の口座に、
商品である酒類の代金を振り替える旨の決済情報を電子
銀行に送信する。
【0056】電子銀行では、この決済情報を受信する
と、顧客の認証情報から、その顧客が未成年者であるか
否かを判別する。さらに、顧客が電子銀行に送信する決
済情報には、商品購入情報が含まれており、さらにこの
商品購入情報には上記の決済制限情報も含まれ、電子銀
行はこの決済制限情報の内容を判別する。そして、電子
銀行は、顧客の認証情報に基づいて顧客が未成年者であ
ると判別し、かつ、決済制限情報に基づいてその商品は
未成年者には販売しないものであると判別したときは、
決済を制限する。
【0057】このとき、電子銀行は、一律に、そのよう
な決済はできない旨の情報を顧客に返信するようにして
も良い。あるいは、電子銀行は、上記のような場合は、
その決済情報を店に転送し、店側がその決済を許可する
か否かを判別するようにしても良い。そして、店は、そ
の判別結果を電子銀行に送信する。次いで、電子銀行
は、店側から送信されてきた判別結果に基づいて、決済
を実行するか否かを決定する。
【0058】(7)電子マネーを携帯情報端末に取込
み、使用する場合の例 この例では、電子銀行には、利用者の電子マネーデータ
を記憶する利用者電子マネーデータ記憶手段が設けられ
ている。この利用者電子マネーデータ記憶手段は、利用
者の電子マネーの残金等を記憶しており、口座と同様の
ものである。利用者は、現金を電子マネーに変える手続
きを行って、利用者電子マネーデータ記憶手段に電子マ
ネーデータを記憶しておくようにする。そして、利用者
は、自己の携帯情報端末を用いて、電子銀行に対して、
携帯情報端末に電子マネーを送信することを依頼する旨
の情報(電子マネー発行依頼情報)を送信することがで
きる。
【0059】利用者が携帯情報端末から電子銀行に対し
て電子マネー発行依頼情報を送信すると、電子銀行は、
この電子マネー発行依頼情報を受信する。この電子マネ
ー発行依頼情報には、利用者のIDや、入金先等も含ま
れる。
【0060】また、電子銀行側では、発行者電子マネー
データ記憶手段を備える。この発行者電子マネーデータ
記憶手段は、いわば電子銀行側の口座と同様のものであ
る。そして、電子銀行は、受信した電子マネー発行依頼
情報からその利用者のIDを特定し、そのIDに対応す
る利用者電子マネーデータ記憶手段から、指定された分
の電子マネー(データ)を引出し、発行者電子マネーデ
ータ記憶手段に移すようにする。
【0061】次に、電子銀行は、電子マネー発行依頼情
報に基づいて、発行者電子マネーデータ記憶手段に記憶
された電子マネーデータを、携帯情報端末に送信する。
このとき、電子銀行は、電子マネー発行依頼情報の入金
先に基づき、所定の携帯情報端末に電子マネーデータを
送信する。よって、利用者は、自己の携帯情報端末に電
子マネーデータを取り込むこともでき、さらに他人の携
帯情報端末に送信することもできる。これにより、携帯
情報端末には、電子銀行から電子マネーデータが送信さ
れてくるので、この電子マネーデータを携帯情報端末内
に取り込み、記憶する。以上の処理により、携帯情報端
末内には、依頼した分の電子マネーが蓄えられることと
なる。
【0062】そして、利用者は、他の利用者との間で、
電子マネーを電気的に出し入れして、決済を行うことが
できる。すなわち、各利用者が保有する携帯情報端末
は、他の利用者から送信されてきた電子マネーデータを
受信することができるとともに、自己の携帯情報端末に
記憶された電子マネーの範囲内で、他の利用者の携帯情
報端末に電子マネーデータを送信することができる。こ
のような電子マネーデータのやりとりは、顧客と店側と
の間でも可能である。以上の電子マネーデータのやりと
りにより、電子マネーデータは、転々流通することとな
る。
【0063】さらに、利用者は、携帯情報端末に蓄えら
れた電子マネーデータを、電子銀行の自己の利用者電子
マネーデータ記憶手段に戻すことも可能である。すなわ
ち、携帯情報端末は、記憶された電子マネーデータを電
子銀行に送信する手段を備えている。ここで送信するデ
ータには、電子マネーデータそのものの他、利用者のI
Dや、利用者電子マネーデータ記憶手段を特定するため
の情報も含まれる。そして、電子銀行側では、送信され
てきた電子マネーデータを受信し、利用者電子マネーデ
ータ記憶手段に記憶する。なお、携帯情報端末は、蓄え
られた電子マネーデータを、他人の利用者電子マネーデ
ータ記憶手段に送信することも可能である。
【0064】(8)クレジットカード等の代わりに、携
帯情報端末を用いて決済を行う場合の例 この例では、携帯情報端末には、クレジットカード又は
デビットカードその他のカード情報を記憶するカード情
報記憶手段を備える。カード情報としては、カード番
号、有効期限、カード保有者の氏名、暗証番号等が挙げ
られる。そして、利用者は、例えば店舗等で、クレジッ
トカード等を用いて決済を希望するときは、いずれのカ
ードを用いて決済を行うかを携帯情報端末に入力する。
例えば、クレジットカードの場合は「1」、デビットカ
ードの場合は「2」のように入力する。
【0065】そして、いずれのカードを用いて決済を行
うかを入力した後は、店舗等側に設けられたカード情報
処理装置(コンピュータ等)に送信する。このカード情
報処理装置は、従来より知られているものであって、カ
ード番号や磁気データが入力された後、その情報をカー
ド認証会社に送信する装置である。このカード情報処理
装置には、携帯情報端末から送信されてきたカード情報
を受信する手段を備えている。そして、カード情報処理
装置は、このカード情報を受信すると、そのカードの認
証を行うためのカード認証装置(カード認証会社側に設
置されているもの)に送信する。
【0066】カード認証装置は、カード情報処理装置か
ら送信されてきたカード情報を受信し、このカードの有
効期限や正当性等を判断して認証を行った後、認証結果
情報をカード情報処理装置に送信する。カード情報処理
装置は、カード認証装置から送信されてくる認証結果情
報を受信し、認証結果情報に基づいて決済を行う。以上
のようにすれば、利用者は、従来のように多種類のカー
ドを持ち歩く必要がなくなり、携帯情報端末を用いて、
決済を希望するカードを携帯情報端末で指定することが
できる。なお、上記(7)の例を含めて、電子マネーに
よる決済を行うか、カードによる決済を行うかを携帯情
報端末で選択できるようにしても良い。
【0067】(9)顧客が券を購入する場合の例 この例では、券販売者は、券販売装置(コンピュータ
等)を備えている。ここで、券としては、入場券、乗車
券、商品券、劇場のチケット等が挙げられる。顧客が券
を購入するときは、券販売者は、券購買情報を券販売装
置に入力し、それを顧客の携帯情報端末に送信する。そ
して、顧客の携帯情報端末は、券販売装置から送信され
てきた券購買情報を受信すると、顧客はその内容を見
て、その券購買情報を認証する。次いで、携帯情報端末
から認証後の券購買情報に基づく決済情報を電子銀行に
直接送信するか、又は、携帯情報端末から券販売装置に
認証後の券購買情報を送信した後、券販売装置が認証後
の券購買情報に基づく決済情報を電子銀行に送信する。
【0068】電子銀行は、携帯情報端末又は券販売装置
から送信されてきた決済情報を受信し、決済を実行した
後、券販売装置に決済結果情報を送信する。券販売装置
は、電子銀行から送信されてきた決済結果情報を受信す
る。そして、券販売者は、その決済が正当に行われたこ
とを確認すると、券販売装置から、決済が成立した券に
関する券データを携帯情報端末に送信する。
【0069】顧客の携帯情報端末は、送信されてきた券
データを受信し、これを記憶しておく手段を備える。こ
のようにすることで、携帯情報端末に記憶された券デー
タが従来の券そのものの役割を果たすようになる。
【0070】携帯情報端末は、券データを所定の装置に
送信する手段を備えている。例えば、劇場等で、券の提
示を条件として入場することができる入場口には、入場
管理装置が設置されている。顧客は、この入場管理装置
に携帯情報端末から、記憶された券データを送信する。
入場管理装置は、携帯情報端末から送信されてきた券デ
ータを受信し、この受信した券データを認証することが
できるように構成されている。以上により、入場口で
は、券のチェックを入場管理装置によって自動で行うこ
とができるので、人手によらずに券のチェックを行うこ
とができる。
【0071】なお、以上の各例において、携帯情報端末
からレジ2、自動販売機4、入退場制御手段6、他の携
帯情報端末、カード情報処理装置、又は券販売装置等に
認証後の購買情報等を送信する場合において、携帯情報
端末内に、送信する情報を暗号化処理する手段を設けて
おき、暗号化した情報を相手に送信するようにすれば、
セキュリティ性を高めることができるので、好ましい。
【0072】続いて、本実施形態における電子銀行(コ
ンピュータ)1の具体的なシステム構成について説明す
る。図6は、電子銀行1のサーバーの概略構成を示すブ
ロック図である。図6に示すように、電子銀行1は、複
数のサーバーに分割して構成されている。各サーバー
は、それぞれ相互に通信可能に電気的に接続されてい
る。電子銀行1は、プログラムを実行するアプリケーシ
ョンサーバー20と、複数のデータベースサーバー30
(30a、30b、・・)を備える。さらに、ログデー
タベース40(後述)を備える。
【0073】各データベースサーバー30は、利用者の
金融取引情報を記憶する記憶手段として、口座に関する
情報を記憶した口座データベース31(31a、31
b、・・)を備える。口座データベース31は、図7に
示すように、各利用者ごとのデータファイルが多数設け
られたものである。例えば、1の口座データベース31
には、数万人分のデータファイルが設けられている。こ
のデータファイルは、1の利用者の金融取引情報を集約
したものである。すなわち、1のデータファイルには、
1の利用者の口座に関する情報、例えば決済履歴、入出
金履歴、口座残高等が記録されている。
【0074】ここで、1つの口座データベース31に全
ての利用者の金融取引情報を記憶し、1つのデータベー
スサーバー30でこれらの金融取引情報を管理すること
が考えられる。しかし、口座データベース31のデータ
数が多くなると、負荷が増加し、高速なアクセスが達成
できなくなる。このため、1つのデータベースサーバー
30の口座データベース31のデータファイル数は、そ
のデータベースサーバー30の能力で十分に管理できる
数とし、複数のデータベースサーバー30及び複数の口
座データベース31を設けた。そして、利用者(口座
数)が増加したときは、データベースサーバー30及び
口座データベース31を増加するようにしている。
【0075】また、1つのデータベースサーバー30の
能力が限界になると、例えば、そのデータベースサーバ
ー30のCPUの性能やメモリ容量を高める必要があ
る。しかし、この方法でも、処理速度の維持には一定の
限界がある。さらにまた、1つのデータベースサーバー
30で金融取引情報を管理する場合において、後からデ
ータベースサーバー30を追加しようとした場合は、ソ
フトウェア上の大幅な変更が必要になる。しかし、最初
から、本実施形態のように構成すれば、順次、データベ
ースサーバー30を追加することができる。また、デー
タベースサーバー30が追加されたとしても、アプリケ
ーションサーバー20に何ら変更は生じない。
【0076】さらに、従来の銀行等において、利用者の
金融取引情報を記憶したデータベースは、口座残高のデ
ータを記憶したテーブル、出金履歴を記憶したテーブル
等、各項目ごとのテーブルに分けられていた。そして、
利用者の金融取引情報を読み出すときは、各テーブルか
ら、その利用者のデータを読み出していた。
【0077】このような手法では、単純なデータを取り
扱う場合には効率が良い。しかし、利用者ごとに金融取
引情報の種類等が異なる場合には、各テーブルからその
利用者の金融取引情報を読み出すと時間がかかってしま
う。そこで、本実施形態では、利用者の金融取引情報を
1のデータファイルに集約している。そして、データベ
ースサーバー30は、1の利用者のいずれかの金融取引
情報を読み出すときは、口座データベース31の中から
その利用者のデータファイルを特定し、そのデータファ
イルごと読み出すようにしている。これにより、高速な
読み出しが可能となる。
【0078】口座データベース31から利用者のデータ
ファイルを読み出すときは、電子銀行1は、利用者の支
店番号及び口座番号から、利用者のデータファイルを特
定する。すなわち、利用者の支店番号及び口座番号か
ら、一定の演算式により、その利用者のデータファイル
が設けられている口座データベース31や、その格納場
所が算出されるようにしている。このように、その利用
者のデータファイルの読み出し命令を受けたときは、上
記のような演算を行うことで、その利用者のデータファ
イルの格納場所を特定することができる。
【0079】ここで、例えば、利用者の支店番号や口座
番号と、その利用者の金融取引情報が記憶されている口
座データベース31とを対応させたデータテーブルを設
けておき、このデータテーブルを参照することで、その
利用者の金融取引情報が格納されている口座データベー
ス31を検索する方法が考えられる。しかし、金融取引
情報の数が多数になると、検索時間がかかることとな
る。そこで、本実施形態では、上記のように、演算によ
って利用者のデータファイルが設けられている口座デー
タベース31や、その格納場所を特定することとした。
これにより、高速な検索が可能となる。
【0080】各データベースサーバー30の口座データ
ベース31には、一般には、それぞれ異なる利用者のデ
ータファイルが格納されている。しかし、その例外とし
て、特定利用者に対しては、複数のデータベースサーバ
ー30の口座データベース31に、その特定利用者のデ
ータファイルを設けている。特定利用者としては、例え
ば、多数の利用者から入金が予想される口座の保有者で
ある。このように、多数の利用者から1つの口座に入金
要求があったときは、その特定利用者への入金処理が混
雑し、処理が遅くなる場合がある。
【0081】したがって、図8に示すように、複数のデ
ータベースサーバー30の口座データベース31に、そ
れぞれ特定利用者のデータファイルを設けておき、いず
れか1つのデータファイルを主データファイルとし、他
の口座データベース31に設けられたその特定利用者の
データファイルを副データファイルとしておく。図8で
は、口座データベース31a及び31bに、特定利用者
の副データファイルを設けるとともに、口座データベー
ス31nに、特定利用者の主データファイルを設けた例
を示している。
【0082】そして、例えばデータベースサーバー30
aの口座データベース31a内にデータファイルを有す
る利用者から、特定利用者への入金要求があったとき
は、口座データベース31a内の利用者及び特定利用者
のデータファイルを特定し、データベースサーバー30
a内で決済処理を行う。データベースサーバー30a内
で決済処理が行われた後、その特定利用者の副データフ
ァイルの金融取引情報を、口座データベース31nの主
データファイルに移動し、主データファイル内に金融取
引情報を集約させるようにする。
【0083】続いて、決済処理の順序について説明す
る。利用者から電子銀行1に決済情報が送信されてきた
とき(決済要求があったとき)は、アプリケーションサ
ーバー20は、この決済情報を受信するとともに、この
決済情報に基づき、ログ(履歴)ファイルを作成する。
ここで作成されるログファイルは、出金対象口座、入金
対象口座、及び決済金額の各データや、その他作成日時
等を記述したものである。ログファイルが作成される
と、ログデータベース40に格納される。図9(a)、
(b)は、それぞれ、ログデータベース40と、ログデ
ータベース40に格納されるログファイルの内容とを示
す図である。
【0084】そして、決済処理は、ログデータベース4
0にログファイルを格納した後に行われる。アプリケー
ションサーバー20は、ログデータベース40に格納さ
れたログファイルの内容(トランザクションオブジェク
ト)に基づいて、出金対象口座から出金処理を行うとと
もに、出金処理が終了したときは、その旨の情報、すな
わち決済結果情報を、決済情報の発信元、例えば上述し
たレジ2に送信する。次に、出金処理が終了した旨の情
報の送信後に、ログファイルの内容に基づいて、入金対
象口座への入金処理を行う。
【0085】このように、出金処理のみを直ちに行い、
出金処理が完了した時点で、入金処理が完了するまで待
つことなく、決済情報の発信元に決済結果情報を送信す
るので、迅速に決済結果情報が送信される。したがっ
て、上述の例において、レジ2が混雑している時でも、
決済をリアルタイムに行うことが可能となる。なお、ア
プリケーションサーバー20は、入金処理については、
ログデータベース40に格納されたログファイルの内容
に基づいて、バッチ処理等で行えば良い。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、インターネット上で電
子銀行を用いて決済を行うようにしたので、リアルタイ
ムな決済を行うことができる。また、決済時に利用者間
に介在するものがないので、決済コストも大幅に低減す
ることができる。また、請求項13の発明によれば、携
帯情報端末に取り込んだ電子マネーにより、現金決済と
同様の決済を行うことができる。さらにまた、請求項1
5の発明によれば、実際のクレジットカード等を持つこ
となく、携帯情報端末を用いてカード決済を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電子銀行の構成と、電子銀行への
アクセス手段であるPC端末等とを示す図である。
【図2】店舗等で、顧客が商品を購入する場合の決済を
説明する図である。
【図3】顧客が自動販売機で商品を購入する場合の決済
を説明する図である。
【図4】顧客が電車を乗降する場合の決済を説明する図
である。
【図5】顧客同士で決済をやりとりする場合を説明する
図である。
【図6】電子銀行のサーバーの概略構成を示すブロック
図である。
【図7】口座データベースの構成を示す図である。
【図8】複数の口座データベースと、主データファイル
及び副データファイルを示す図である。
【図9】(a)、(b)は、それぞれ、ログデータベー
スと、ログデータベースに格納されるログファイルの内
容とを示す図である。
【図10】本発明の電子決済システムによる決済処理の
一実施形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子銀行(コンピュータ) 1a CPU 1b 記憶手段 1c 決済情報受信手段 1d 決済実行手段 1e 更新手段 2 レジ 3(3A、3B) 携帯情報端末 4 自動販売機 5 入退場口 6 入退場制御手段 10 インターネット 11 PC端末 12 携帯電話機 13 カーナビゲーション 14 衛星ケーブルTV 15 ゲーム端末 20 アプリケーションサーバー 30(30a、30b、・・) データベースサーバー 31(31a、31b、・・) 口座データベース 40 ログデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 15/00 G07B 15/00 J 5B055 G07F 7/02 G07F 7/02 Z 5K067 G07G 1/12 321 G07G 1/12 321P H04Q 7/38 H04B 7/26 109M (31)優先権主張番号 特願2000−113969(P2000−113969) (32)優先日 平成12年4月14日(2000.4.14) (33)優先権主張国 日本(JP) Fターム(参考) 3E026 AA07 3E027 DA05 DA07 3E042 CC02 CD04 EA01 3E044 AA01 BA04 DA05 DE01 5B049 BB11 BB46 CC00 CC05 CC36 FF09 GG00 GG05 GG06 GG07 5B055 BB10 BB12 CB09 CC11 EE01 EE27 FA00 FB00 5K067 AA34 AA41 BB04 BB12 HH22

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上でコンピュータを用い
    て決済を行うための電子決済システムであって、 前記コンピュータは、 利用者ごとの金融取引情報を記憶する記憶手段と、 利用者から電気通信回線を通じて送信されてきた決済情
    報を受信する決済情報受信手段と、 前記決済情報受信手段で受信した決済情報に基づいて、
    利用者間の決済を実行する決済実行手段と、 前記決済実行手段で実行した決済内容を反映させるた
    め、前記記憶手段に記憶されたその利用者の金融取引情
    報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする電子
    決済システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子決済システムにお
    いて、 前記決済情報受信手段は、利用者の携帯情報端末から送
    信された決済情報を受信することを特徴とする電子決済
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の電子決済
    システムにおいて、 前記記憶手段に記憶された利用者の金融取引情報には、
    利用者の決済履歴情報を含むことを特徴とする電子決済
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載の電子決済システムにおいて、 前記コンピュータは、前記コンピュータと接続された所
    定の装置からの要求に応じて、その所定の装置に、その
    利用者の金融取引情報を送信する手段を備えることを特
    徴とする電子決済システム。
  5. 【請求項5】 インターネット上でコンピュータを用い
    て決済を行うための電子決済方法であって、 前記コンピュータに、利用者ごとの金融取引情報を記憶
    しておき、利用者から電気通信回線を通じて送信されて
    きた決済情報を受信したときは、その決済情報に基づい
    て利用者間の決済を実行し、その利用者の前記金融取引
    情報を更新することを特徴とする電子決済方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の電子決済システムにお
    いて、 入力された購買情報を、利用者の携帯情報端末に送信す
    る手段と、 利用者の携帯情報端末から送信されてきた認証後の購買
    情報を受信し、その情報に基づく決済情報を前記コンピ
    ュータに送信する手段とを有する購買情報入力装置を備
    え、 前記コンピュータは、前記購買情報入力装置から送信さ
    れてきた決済情報を前記決済情報受信手段により受信
    し、前記決済実行手段により決済を実行した後、前記購
    買情報入力装置に決済結果情報を送信する手段を備え、 前記購買情報入力装置は、前記コンピュータから送信さ
    れてきた決済結果情報を受信する手段を備えることを特
    徴とする電子決済システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の電子決済システムにお
    いて、 入力された購買情報を、利用者の携帯情報端末に送信す
    る手段を有する購買情報入力装置を備え、 前記コンピュータは、利用者の携帯情報端末から送信さ
    れてきた決済情報であって前記購買情報入力装置から送
    信されてきた購買情報を受信してそれを認証したもの
    を、前記決済情報受信手段により受信し、前記決済実行
    手段により決済を実行した後、前記購入情報入力装置に
    決済結果情報を送信する手段を備え、 前記購入情報入力装置は、前記コンピュータから送信さ
    れてきた決済結果情報を受信する手段を備えることを特
    徴とする電子決済システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の電子決済システムにお
    いて、 利用者の携帯情報端末から送信されてきた情報であって
    購入を希望する商品を特定するための情報を受信し、こ
    の情報に基づく決済情報を前記コンピュータに送信する
    手段を有する自動販売機を備え、 前記コンピュータは、前記自動販売機から送信されてき
    た決済情報を前記決済情報受信手段により受信し、前記
    決済実行手段により決済を実行した後、前記自動販売機
    に決済結果情報を送信する手段を備え、 前記自動販売機は、前記コンピュータから送信されてき
    た決済結果情報に基づいて、商品を排出する手段を備え
    ることを特徴とする電子決済システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の電子決済システムにお
    いて、 入退場口に設置される入退場制御手段を備え、 入退場口からの入場時において、 前記入退場制御手段は、 利用者の携帯情報端末から送信されてきた認証情報を受
    信する手段と、 利用者の携帯情報端末に対して入場情報を送信する手段
    とを備え、 入退場口からの退場時において、 前記入退場制御手段は、利用者の携帯情報端末から送信
    されてきた入場情報を受信し、この入場情報に基づいて
    料金を算出し、この情報に基づく決済情報を前記コンピ
    ュータに送信する手段を備え、 前記コンピュータは、前記入退場制御手段から送信され
    てきた決済情報を前記決済情報受信手段により受信し、
    前記決済実行手段により決済を実行した後、前記入退場
    制御手段に決済結果情報を送信する手段を備え、 前記入退場制御手段は、前記コンピュータから送信され
    てきた決済結果情報に基づいて、前記入退場口の開閉を
    制御する手段を備えることを特徴とする電子決済システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の電子決済システムに
    おいて、 前記コンピュータは、携帯情報端末から送信されてきた
    決済情報を前記決済情報受信手段により受信し、前記決
    済実行手段により決済を実行した後、送信元の携帯情報
    端末に決済結果情報を送信する手段を備えることを特徴
    とする電子決済システム。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の電子決済システムに
    おいて、 インターネット上において、一の利用者である顧客と、
    他の一の利用者である店との間で、商品の売買をする場
    合に、店側が提供する商品の少なくとも一部には、商品
    購入後の一定期間は契約解除を可能とするために即時決
    済を行わないようにする決済制限が付されており、 決済制限が付された商品を顧客が購入しようとする場合
    において、前記コンピュータに決済情報を送信するとき
    は、その決済情報には決済制限情報が含まれるように
    し、 前記コンピュータの前記決済実行手段は、前記決済情報
    に前記決済制限情報が含まれているときは、その決済制
    限情報に基づいて、一定期間の経過後に、正式な決済を
    実行することを特徴とする電子決済システム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の電子決済システムに
    おいて、 インターネット上において、一の利用者である顧客と、
    他の一の利用者である店との間で、商品の売買をする場
    合に、店側が提供する商品の少なくとも一部には、特定
    の顧客に対しては商品の購入を制限する決済制限が付さ
    れており、 決済制限が付された商品を顧客が購入しようとする場合
    において、前記コンピュータに決済情報を送信するとき
    は、その決済情報には決済制限情報が含まれるように
    し、 前記コンピュータの前記決済実行手段は、前記決済情報
    に前記決済制限情報が含まれているときは、顧客の認証
    情報に基づいてその顧客が特定の顧客であるか否かを判
    別し、その判別結果に基づいて、決済を実行することを
    特徴とする電子決済システム。
  13. 【請求項13】 インターネット上でコンピュータを用
    いて決済を行うための電子決済システムであって、 前記コンピュータは、 利用者の電子マネーデータを記憶する利用者電子マネー
    データ記憶手段と、 電子マネーの発行時に、電子マネーデータを記憶する発
    行者電子マネーデータ記憶手段と、 利用者の携帯情報端末から送信されてきた、電子マネー
    発行依頼情報を受信する手段と、 電子マネー発行依頼情報を受信したとき、その電子マネ
    ー発行依頼情報に基づく電子マネーデータを、電子マネ
    ー発行依頼情報に対応する前記利用者電子マネーデータ
    記憶手段から、前記発行者電子マネーデータ記憶手段に
    送信し、前記発行者電子マネーデータ記憶手段に記憶さ
    せる手段と、 前記発行者電子マネーデータ記憶手段に記憶された電子
    マネーデータを、電子マネー発行依頼情報に基づいて、
    所定の利用者の携帯情報端末に送信する電子マネー発行
    手段とを備えることを特徴とする電子決済システム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の電子決済システム
    において、 前記コンピュータは、利用者の携帯情報端末から送信さ
    れてきた電子マネーデータを受信し、その電子マネーデ
    ータに基づいて、所定の前記利用者電子マネーデータ記
    憶手段に記憶する手段を備えることを特徴とする電子決
    済システム。
  15. 【請求項15】 カード情報処理装置及びカード認証装
    置を用いて、決済を行うための電子決済システムであっ
    て、 前記カード情報処理装置は、利用者の携帯情報端末に記
    憶されている、クレジットカード又はデビットカードそ
    の他のカード情報がその携帯情報端末から送信されてき
    たときに、そのカード情報を受信し、前記カード認証装
    置に送信する手段を備え、 前記カード認証装置は、前記カード情報処理装置から送
    信されてきたカード情報を受信し、そのカード情報に基
    づいて所定の認証を行った後、認証結果情報を前記カー
    ド情報処理装置に送信する手段を備え、 前記カード情報処理装置は、前記カード認証装置から送
    信されてきた認証結果情報を受信する手段を備えること
    を特徴とする電子決済システム。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の電子決済システムに
    おいて、 入力された券購買情報を、利用者の携帯情報端末に送信
    する手段と、 利用者の携帯情報端末から送信されてきた認証後の券購
    買情報を受信し、その情報に基づく決済情報を前記コン
    ピュータに送信する手段とを有する券販売装置を備え、 前記コンピュータは、前記券販売装置から送信されてき
    た決済情報を前記決済情報受信手段により受信し、前記
    決済実行手段により決済を実行した後、前記券販売装置
    に決済結果情報を送信する手段を備え、 前記券販売装置は、前記コンピュータから送信されてき
    た決済結果情報を受信する手段、及び決済が成立した券
    に関する券データを利用者の携帯情報端末に送信する手
    段を備えることを特徴とする電子決済システム。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の電子決済システムに
    おいて、 入力された券購買情報を、利用者の携帯情報端末に送信
    する手段を有する券販売装置を備え、 前記コンピュータは、利用者の携帯情報端末から送信さ
    れてきた決済情報であって前記券販売装置から送信され
    てきた券購買情報を受信してそれを認証したものを、前
    記決済情報受信手段により受信し、前記決済実行手段に
    より決済を実行した後、前記券販売装置に決済結果情報
    を送信する手段を備え、 前記券販売装置は、前記コンピュータから送信されてき
    た決済結果情報を受信する手段、及び決済が成立した券
    に関する券データを利用者の携帯情報端末に送信する手
    段を備えることを特徴とする電子決済システム。
  18. 【請求項18】 請求項16又は請求項17に記載の電
    子決済システムにおいて、 券の提示を条件として入場することができる入場口に
    は、利用者の携帯情報端末に記憶された券データが送信
    されてきたときに、この券データを受信する手段、及び
    受信した券データを認証する手段を備えることを特徴と
    する電子決済システム。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の電子決済システムに
    おいて、 前記記憶手段は利用者ごとのデータファイルを有すると
    ともに、1の前記データファイルは1の利用者の金融取
    引情報を集約したものであり、 前記コンピュータは、利用者の金融取引情報を読み出す
    ときは、その利用者のデータファイルを特定し、そのデ
    ータファイルを読み出すことを特徴とする電子決済シス
    テム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の電子決済システム
    において、 前記コンピュータは、複数のデータベースサーバーを備
    え、 各前記データベースサーバーの前記記憶手段は、それぞ
    れ複数の利用者の前記データファイルを有することを特
    徴とする電子決済システム。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の電子決済システム
    において、 前記コンピュータは、利用者の支店番号及び口座番号か
    ら、その利用者の前記データファイルが設けられている
    前記データベースサーバー、及びそのデータベースサー
    バーの前記記憶手段の中のその利用者の前記データファ
    イルの格納場所を算出することにより、その利用者の前
    記データファイルを読み出すことを特徴とする電子決済
    システム。
  22. 【請求項22】 請求項20又は請求項21に記載の電
    子決済システムにおいて、 特定の前記データベースサーバーの前記記憶手段に、特
    定利用者の主データファイルを設けておくとともに、他
    の複数の前記データベースサーバーの前記記憶手段に、
    それぞれ前記特定利用者の副データファイルを設けてお
    き、 前記副データファイルの金融取引情報を、特定の前記デ
    ータベースサーバーに送信し、前記主データファイル
    に、前記特定利用者の金融取引情報を集約するようにし
    たことを特徴とする電子決済システム。
  23. 【請求項23】 請求項1又は請求項19から請求項2
    2までのいずれか1項に記載の電子決済システムにおい
    て、 前記コンピュータは、電気通信回線を通じて送信されて
    きた決済情報を受信したときは、その決済情報に基づい
    て、出金対象口座から出金処理を行うとともに、出金処
    理が終了したときは、その旨の情報を決済情報の発信元
    に送信し、 出金処理が終了した旨の情報の送信後に、受信した決済
    情報に基づいて、入金対象口座への入金処理を行うこと
    を特徴とする電子決済システム。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の電子決済システム
    において、 前記コンピュータは、電気通信回線を通じて送信されて
    きた決済情報を受信したときは、その決済情報に基づい
    てログファイルを作成し、作成した前記ログファイルを
    ログデータベースに記憶し、 前記コンピュータの前記決済実行手段は、前記ログデー
    タベースに記憶された前記ログファイルの内容に基づい
    て、決済を実行することを特徴とする電子決済システ
    ム。
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