JP2002099859A - カード決済加盟店端末、カード決済サービスシステム、及びカード決済におけるカード有効性判断方法 - Google Patents

カード決済加盟店端末、カード決済サービスシステム、及びカード決済におけるカード有効性判断方法

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JP2002099859A
JP2002099859A JP2000292392A JP2000292392A JP2002099859A JP 2002099859 A JP2002099859 A JP 2002099859A JP 2000292392 A JP2000292392 A JP 2000292392A JP 2000292392 A JP2000292392 A JP 2000292392A JP 2002099859 A JP2002099859 A JP 2002099859A
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card
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card payment
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Hiromitsu Kano
弘光 加納
Junichi Ueno
順一 上野
Masao Nakada
正夫 仲田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレジットカード、プリペイドカードまたは
デビットカード等のカード決済時に、本人以外の不正使
用を防止する。 【解決手段】 複数の移動端末から送信される位置情報
を当該移動端末から特定されたキャッシュレスなカード
毎の位置データベースとして管理し、前記カードを扱う
加盟店に設置されカードを利用した商品販売を行う加盟
店端末において、当該カードに係るカード決済時の前記
カード決済区分情報を照会し、当該カード決済区分情報
がカード決済時の位置情報に応じてカード決済を禁止も
しくは許可するものである場合には更にカード決裁時の
前記位置情報を照会する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレジットカード(以
下Cカードという)、プリペイドカード(以下Pカード
という)またはデビットカード(以下Dカードという)
等のキャッシュレスなカード(以下単にカードという場
合には、これらのキャッシュレスなカードを総称するも
のとする)を用いる商品販売(各種サービスの提供や物
としての商品の販売を含む)に係る決済を行うカード決
済加盟店端末、カード決済サービスシステム及びカード
決済におけるカード有効性判断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、消費者が現金を持ち合わせずに、
後払い又は即時払いのカードやWEB上の電子マネーで
支払いする、本格的なキャッシュレス時代が幕開けしよ
うとしている。特にDカード(日本国内においては正式
には「J−DEBIT」カードと称するが、以下単にD
カードという)によるサービスは、金融機関のカードが
そのまま手続き無しで使用可能であるという利便性もあ
って急速な拡大が見込まれ、1999年1月に一部地域
でサービスを開始し、2000年3月に本格運用が開始
しており、24時間365日何時でも何処でもカード決
済サービスを利用できるようになるものと思われる。
【0003】現実には例えばS銀行やDK銀行のように
24時間可能という金融機関もある。一般的に、8:0
0から21:00までは全ての金融機関で利用可能とさ
れており、カード(Dカード)を発行した金融機関によ
りその時間帯は異なる。
【0004】各種の小売事業者、各種のサービス提供事
業者は、カードを取り扱うべく所要の設備を準備し、前
記カードに対応する決済を行うネットワークシステムを
通じて、販売商品や提供サービスの代金回収を行う。か
かるネットワークシステムを利用してカード決済を可能
にしている上記小売事業者を、以下「加盟店」と称す
る。加盟店が準備する所要の設備は、所謂ネットワーク
システムの端末として位置つけられる。また以下におい
て、「商品販売」といえば、サービスを提供することを
含むものとする。同じように「商品購入」といえば、サ
ービスが提供されることを含むものとする。
【0005】カードを利用した支払い例として上記のよ
うにCカードによる「代金後払い方式」が従来から普及
している。この方式では商品販売後に、Cカードを発行
したクレジット会社を通じて指定する発行金融機関のC
カード所有者の指定口座から所定の金額が引き落とさ
れ、その商品販売に係る代金は商品販売から通常1〜2
ヵ月後に支払われる。
【0006】一方Pカードを利用した支払いは「代金前
払い方式」で商品販売に係る代金の決済を行う。予め所
定の金額を、加盟店に支払っておくことで、Pカードの
磁気やIC等の記憶部にその所定の金額が記憶されたP
カードを当該加盟店が発行し、商品販売の都度その金額
は前記Pカードに記憶された所定の金額から減額更新さ
れ、対価支払いが行われる。
【0007】斯かるPカードは例えば給油所における燃
料補給や高速道路の通行料金支払いに特に有効であり、
支払い側としては毎回現金を用意しなくて商品購入の対
価を支払いでき、加盟店側としてはつり銭を用意するこ
となく迅速に商品販売の対価を回収でき、しかも前払い
による資金の有効活用が可能である。なおこの対価の支
払い/回収は、Pカード残高を超えて行われることは無
く、従って当該Pカードを紛失したとしても、その所有
者のこうむる損害は、Pカード残高そのもので押さえら
れる。
【0008】これら「代金前払い方式」、「代金後払い
方式」の中間に位置つけられるのがDカードであり、所
謂「代金即時払い方式」で商品、サービスの代金決済が
行われる。
【0009】Dカードは金融機関により発行された現金
自動支払機用のカードを使用して代金決済を行うもので
あって、「デビット」が意味する「即時払い」によりD
カードと呼ばれている。Dカードそのものの発行はない
(Dカードそのものが物理的に存在しない)。しかしな
がら、以下の説明では、例えば「Dカードを発行した金
融機関」などのように表現するが、それはDカードとし
て扱われるカードを発行した金融機関を意味する。
【0010】加盟店が商品販売を行う際には、商品を購
入しようとする購入客が保持するカードをDカードとし
て加盟店の端末に挿入し、購入客は当該カードの金融機
関に届けられているパスワードを当該端末に入力し、商
品販売の代金を加盟店側で入力することによって、カー
ドに対応する購入客の金融機関口座から、当該口座の残
高又は与信の範囲を限度として、即座に当該販売代金が
引き落とされる。そして加盟店毎に指定されている金融
機関口座に遅くとも2乃至3日以内に入金処理がなされ
る。
【0011】利用者である購入客や小売業、サービス提
供者など前記加盟店において以下のような長所がある。
すなわちCカードやDカードの加盟店であれば現金を持
ち歩かなくてもどこででも商品購入が可能であり、しか
もDカードにおいては新たにカード発行の手続きをしな
くても、開設した金融機関口座に対応するカードを手軽
に使用して、金融機関口座の預金の残高又は与信の範囲
で商品購入の代金支払いが可能である。またほぼ即時に
で指定する口座に決済代金が振り込まれるので迅速、確
実、効率的に販売商品の代金回収が可能であって、しか
も売上の機会を逃しにくく売上を伸張することができ
る。
【0012】2000年8月28日付けの日経インター
ネットBIZTECH NEWSには、「大手クレジッ
ト会社6社が、携帯向け決済方式で提携」と題した「大
手のクレジット6社は8月25日、携帯電話やゲーム機など
でCカードを使って安全に決済をするための方式「PKIC
C」(ピーキック)の普及を目指してコンソーシアムを
設立した。PKICCは、携帯電話などの機器にあらかじめ
デジタル証明書を発行しておき、携帯電話機、EC(電子
商取引)サイト、決済センターの3者間で相互認証する
ことで、決済の安全性を高めた方式である。」との主旨
の記事が掲載され、デジタル証明書を携帯電話やゲーム
機などに予め配布しておいて、決済の安全性を高めよう
とする試みもある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うなカードによる商品購入の対価を支払うカード決済サ
ービスシステムもしくはカードビジネス提供方式は、各
種のカードをカードの所有者本人が保持し、しかも所有
者自身による商品購入の対価支払い時にのみカードの所
有者たる購入客の金融機関口座から代金決済される、と
いう前提条件のもとに成り立つシステムもしくはビジネ
ス提供方式である。
【0014】一般的にCカードなどに見られるようにカ
ードの所有者であることを主張するのに署名確認が用い
られているが、これ以外にも、確認の信憑性を高めて前
記前提条件を充足するために下記のような各種の工夫が
なされている。
【0015】例えば、前記加盟店、後述するCAFIS
センターやクリアリングセンターの間において伝送され
る代金決済の情報は、高度な暗号化によりセキュリティ
を確保する処置がとられ、また商品購入の対価を支払う
カード決済時に購入客がパスワードを入力する際入力中
のパスワードが見えないようにパスワードを入力する別
端末を付帯させるなどの工夫がなされている。更には、
特開平09−330453号公報や特開平10−694
63号公報にあるように、個々の購入客に特有な網膜パ
ターンを利用し本人確認を行おうとする試みもある。
【0016】上記におけるこれらの本人確認の工夫はい
ずれも、カードによる商品購入の対価を支払う決済時に
本人か否かを確認する手段を提供しようとしてなされた
ものである。
【0017】しかしながら、パスワードを盗み見した
り、端末に入力されたものを盗聴したり、カード上の記
憶部分に保持された識別番号(例えば対応する金融機関
の口座番号、またCカードであればそのクレジット番号
をさす)やパスワードを専用のシステムで解読したり、
することにより、所謂パスワードは極めて容易に明らか
になる等の事情があって、パスワードを正確に入力でき
ることのみで本人であると断定することは早計である。
【0018】また高度に暗号化してセキュリティを確保
しようとしてもそれ以上の暗号化技術によりその暗号は
解読され、また小売業の端末に残されたカードの番号や
パスワードを悪用して架空の商品代金や提供サービスの
対価を請求する、というケースもある。そして購入客の
中には、1枚のカードをその家族などが使用することも
あるので上記網膜パターンによる照合が利用できない場
合もありうる。
【0019】特にDカードによるカード決済サービスに
おいては、新たに登録手続きをおこなわなくても金融機
関口座のカードをDカードとして使用できるので、カー
ドを紛失した購入客にとって深刻な問題が起きる。例え
ば当該カードのパスワードは記憶しやすさの面から本人
の誕生日などの記念日を充てる場合が多く、記念日を調
べればパスワードが判明することが多い。また4桁の数
字であるので最大でも9999回の試行錯誤を繰り返せ
ばパスワードが判明し、日付であれば365日のいずれ
かでパスワードが判明する。あるいはカード上に記憶さ
れた情報を読み取ることで容易にパスワードが判明す
る。
【0020】このようにして、Dカードが即時決済され
るという長所は、裏返せばカードの紛失に気付かないで
2〜3日経過したら、対応する金融機関口座の預金残高
がそっくりなくなってしまっているという事態にもなり
かねず、前記長所は短所ともなる。
【0021】また前述の携帯電話にデジタル証明書を発
行する方式だと、カードそのものを認証するものではな
いので、対応する携帯電話を常にカードと共に保持しな
ければならず、しかも携帯電話とカードとを保持してい
ればデジタル認証されてしまう。
【0022】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、下記の問題を解決するカード決済加盟
店端末、カード決済サービスシステム及びカード決済に
おけるカード有効性判断方法を提供することを目的とし
てなされたものである。
【0023】まずCカード、PカードまたはDカード等
の各種カードを識別するID番号や該カードに係るパス
ワードが解読されて不法に複製され、もしくは解読され
たパスワードを入力して当該カードの所有者以外の第3
者により不正に使用されることを未然に防止する。そし
てカードの紛失や盗難に気付かなかった場合であっても
当該カードに関連する金融機関の指定口座の預金がなく
なってしまっているという事態を回避する。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の移動端
末から送信される位置情報を当該移動端末から特定され
たキャッシュレスなカード毎の位置データベースとして
管理する位置管理サーバを有するカード決済サービスシ
ステムであって、カード決済時の位置情報に応じてカー
ド決済を禁止もしくは許可するか、またはカード決済時
の位置情報に拘わらずカード決済を禁止するかもしくは
許可するか、を決定するカード決済区分情報を、前記カ
ード毎に設け、前記カードを扱う加盟店に設置されカー
ドを利用した商品販売を行う加盟店端末において、当該
カードに係るカード決済時の前記カード決済区分情報を
照会し、当該カード決済区分情報がカード決済時の位置
情報に応じてカード決済を禁止もしくは許可するもので
ある場合には更にカード決裁時の前記位置情報を照会す
る、決済時情報照会手段を有する。
【0025】またキャッシュレスなカードを利用した商
品販売に係るカード決済におけるカード有効性判断方法
において、複数の移動端末から送信される位置情報を当
該移動端末から特定されたカード毎の位置データベース
として位置管理サーバにて管理し、前記カード毎に設け
られた、カード決裁時の位置情報に応じてカード決済を
禁止もしくは許可するかまたはカード決済時の位置情報
に拘わらずカード決済を禁止するかもしくは許可する
か、を決定するカード決済区分情報と、当該カード決済
区分情報がカード決済時の位置情報に応じてカード決済
を禁止もしくは許可するものである場合には更にカード
決裁時の前記位置情報とを、前記カードを扱う加盟店に
設置されカードを利用した商品販売を行う加盟店端末か
らの照会に応じて、カード有効性を判断する情報とし
て、前記加盟店端末に送信する。
【0026】また複数の移動端末から送信される位置情
報を当該移動端末から特定されたキャッシュレスなカー
ド毎の位置データベースとして管理する位置管理サーバ
とネットワーク接続され、前記カードを扱う加盟店に設
置され商品販売のカード決済を行うカード決済加盟店端
末であって、前記カード毎に設けられた、カード決裁時
の位置情報に応じてカード決済を禁止もしくは許可する
かまたはカード決済時の位置情報に拘わらずカード決済
を禁止するかもしくは許可するか、を決定するカード決
済区分情報を照会し、当該カード決済区分情報がカード
決済時の位置情報に応じてカード決済を禁止もしくは許
可するものである場合には更にカード決裁時の前記位置
情報を照会する、決済時情報照会手段が設けられ、当該
決済時情報照会手段による照会結果を用いてカード決済
を行う。
【0027】更に、複数の移動端末から送信される位置
情報を当該移動端末から特定されたキャッシュレスなカ
ード毎の位置データベースとして管理する位置管理サー
バを有するカード決済サービスシステムであって、カー
ド決済時の位置情報に応じてカード決済を禁止もしくは
許可するか、またはカード決済時の位置情報に拘わらず
カード決済を禁止するかもしくは許可するか、を決定す
るカード決済区分情報を、前記カード毎に設け、前記カ
ードを扱う加盟店に設置されカードを利用した商品販売
を行う加盟店端末において、当該カードに係るカード決
済時の前記カード決済区分情報と、当該カード決済区分
情報がカード決済時の位置情報に応じてカード決済を禁
止もしくは許可するものである場合には更にカード決裁
時の前記位置情報と、に基づいて、当該カードに係るカ
ード決済時のカード有効性を判断するカード有効性判断
手段を有する。
【0028】またキャッシュレスなカードを利用した商
品販売に係るカード決済におけるカード有効性判断方法
において、複数の移動端末から送信される位置情報を当
該移動端末から特定されたカード毎の位置データベース
として位置管理サーバにて管理し、前記カード毎に設け
られた、カード決裁時の位置情報に応じてカード決済を
禁止もしくは許可するかまたはカード決済時の位置情報
に拘わらずカード決済を禁止するかもしくは許可する
か、を決定するカード決済区分情報と、当該カード決済
区分情報がカード決済時の位置情報に応じてカード決済
を禁止もしくは許可するものである場合には更にカード
決裁時の前記位置情報とを、前記カードを扱う加盟店に
設置されカードを利用した商品販売を行う加盟店端末
に、カード有効性を判断する情報として送信する。
【0029】また複数の移動端末から送信される位置情
報を当該移動端末から特定されたキャッシュレスなカー
ド毎の位置データベースとして管理する位置管理サーバ
とネットワーク接続され、前記カードを扱う加盟店に設
置され商品販売のカード決済を行うカード決済加盟店端
末であって、前記カード毎に設けられた、カード決裁時
の位置情報に応じてカード決済を禁止もしくは許可する
かまたはカード決済時の位置情報に拘わらずカード決済
を禁止するかもしくは許可するか、を決定するカード決
済区分情報と、当該カード決済区分情報がカード決済時
の位置情報に応じてカード決済を禁止もしくは許可する
ものである場合には更にカード決裁時の前記位置情報
と、に基づいて、当該カードに係るカード決済時のカー
ド有効性を判断した、カード有効性判断結果を前記位置
管理サーバより受信し、該カード有効性判断結果に応じ
てカード決済を行うカード決済手段を有する。
【0030】もしくは複数の移動端末から送信される位
置情報を当該移動端末から特定されたキャッシュレスな
カード毎の位置データベースとして管理する位置管理サ
ーバとネットワーク接続され、前記カードを扱う加盟店
に設置され商品販売のカード決済を行うカード決済加盟
店端末であって、前記カード毎に設けられた、カード決
裁時の位置情報に応じてカード決済を禁止もしくは許可
するかまたはカード決済時の位置情報に拘わらずカード
決済を禁止するかもしくは許可するか、を決定するカー
ド決済区分情報と、当該カード決済区分情報がカード決
済時の位置情報に応じてカード決済を禁止もしくは許可
するものである場合には更にカード決裁時の前記位置情
報と、に基づいて、当該カードに係るカード決済時のカ
ード有効性を判断するカード有効性判断手段を有し、当
該手段による判断結果を用いてカード決済を行う。
【0031】そしてカードの有効性を判断する位置デー
タベースは、前記移動端末として前記位置管理機能を利
用可能とする携帯電話やPHS、またはNWPCであ
る。
【0032】ここで「移動端末から特定されたキャッシ
ュレスなカード」とは、カード決裁に使用される各種の
カードにおいて、移動端末が当該カードと結び付けら
れ、カードの所有者がカード決裁時にその位置情報を参
照される端末として移動端末を指定していることを意味
する。
【0033】上記で使用される「位置情報」は、移動端
末から必要に応じて移動端末の所有者が意識しないで発
信される情報である。所謂、後述する移動端末における
パーソナル通信の3つの「主要な機能」の中の「端末の
移動性」を実現するために設けられた「移動端末の位置
をネットワークに記憶する」という基本機能としての位
置登録の仕組みを利用する。従って本発明で使用する位
置情報は、移動端末の所有者からすれば、その管理に時
間的及び経済的負担を必要としない。
【0034】
【発明の実施の形態】以下の実施例中に使用される「C
AFISセンター」は、Credit And Fin
ance Information System を略
したものであって、(株)NTTデータが提供する共同
利用型ネットワークをさすものであって、カード会社、
流通企業、金融機関、加盟店などを全国レベルのON−
LINEで接続し主に信用照会(与信ともいう)や売上
の管理業務に利用される。
【0035】また「クリアリングセンター」は前記「C
AFISセンター」からクレジットやデビットに関する
トランザクション情報を決済情報として受け取り、これ
らの情報に基づく資金の流れを円滑にする目的で、前記
決済情報を一元管理する所謂情報集中センターであり、
カードの発行金融機関で利用者の口座から引き落とされ
た振替の結果を受信し、また係るデータを集計・相殺し
て、金融機関の手数料控除後のデータを決済金融機関へ
送信する。斯かる事情により(決済情報を相殺したり集
計したりする機能をもつことに起因して)クリアリング
センターと称されている。
【0036】近年、移動端末として携帯電話やPHSが
普及し、設置場所が家庭やオフィスに固定され決められ
た場所で通信サービスを利用する従来の固定電話から、
いつでも何処でも自分の端末で、自分の回線で、自分の
番号で、通信サービスを利用できるパーソナル通信が現
実のものとなっている。
【0037】かかるパーソナル通信を実現するために次
の3つの「主要な機能」が実現されていなければならな
い。
【0038】1つには移動端末として、いつでも何処か
らでも発信できしかも移動中であっても広域のエリアで
も通信が保証できる、という「端末の移動性(モビリテ
ィ)」が実現されなければならない。
【0039】そして2つ目には移動端末を識別する番号
が何処でも個人として同じ番号で通信が可能であるよう
に「番号の可搬性(ポータビリティ)」が不可欠とされ
る。
【0040】また3つ目として、今後の機能向上や通信
上のサービス多様化を選択可能に実現する「パーソナル
サービス」を充実する各種の試みがなされ、かかる試み
を各移動端末において選択的に利用可能であることが必
要である。例えば短いメッセージを文字として送信する
「メール機能」、送信先の不在に対応したメールや音声
の蓄積サービス、各種のデータベース〔以下、DBと省
略する)を検索するなど移動端末の所有者が自由に選択
して移動端末が有する機能を自由に設定制御する、など
の機能が前記「パーソナルサービス」に該当する。
【0041】特に前記「端末の移動性」を実現するため
に、各移動端末の移動を常時把握している必要があり、
このために所定の地域を網羅するように各移動端末の無
線通信ポートとも言うべき基地局が設置されている。各
基地局はそれぞれ無線サービスをカバーできる領域とし
て移動無線サービス圏を有している。各移動端末が例え
ば基地局Aの前記移動無線サービス圏から退出し例えば
基地局Bの移動無線サービス圏へ侵入しようとした場合
には、基地局Aに位置登録取消要求信号が発せられると
ともに、基地局Bに位置登録要求信号が発せられる。そ
の結果、当該移動端末の位置情報は、基地局Aから基地
局Bに変更される。上記のような要求信号が発せられる
のは後述するパーソナル通信サービスを制御するデータ
ベースを管理するサーバ内に前記移動端末の位置情報が
それぞれ記憶されていると同時に、各移動端末内にも、
移動無線サービスを受ける基地局の情報が記憶されてい
て、各移動端末では、異なる基地局からの移動無線サー
ビス圏を示す情報を受信することにより、上記の位置登
録取消要求信号及び位置登録要求信号の送信がコントロ
ールされる。
【0042】特に移動端末が電源を切断しようとした場
合には、該移動端末からは電源切断の直前にて位置登録
取消要求信号が発せられてから電源が切断される。これ
により、当該移動端末の位置情報はクリアされ、位置不
明の移動端末として扱われる。上記位置登録要求信号を
受信した基地局の設置されている位置もしくは基地局に
付与された当該基地局のアドレスを当該移動端末に対応
する現在位置として記憶する。かかる現在位置は、上述
したように網羅された基地局と通信ネットワークで結ぶ
パーソナル通信サービス制御用データベースサーバ(以
下、P通信サービス制御用DBサーバと言う)において
記憶されている。以下の実施例においては、当該サーバ
と複数の網羅されたパーソナル通信用の基地局(図示せ
ず)とを「ネットワーク」と総称し、該ネットワークに
よって各移動端末の現在位置が共有して記憶されている
ことから、「現在位置はネットワークに記憶される」、
との表現をする。
【0043】このようにネットワークに記憶された移動
端末毎の現在位置は、ネットワークから移動端末を呼び
出す場合の基地局を特定する情報として利用される。か
かる位置情報は、現在位置にあたる1つの基地局だけで
なく周辺の基地局を含めてネットワークから移動端末を
呼び出す最終の出先として使用されており、かかる現在
位置は、ネットワーク側からみた場合には「アクセスポ
イント」と称されている。
【0044】図1は、本発明の一実施例であり、その実
施の形態における広域ネットワーク構成を示すブロック
図である。
【0045】図1中、加盟店端末1は、カードを識別す
るカード番号やその所有者たることを証明するためのパ
スワードなどのカード上に記憶されたカード内容を読み
込むカードリーダーと、パスワードや販売金額を入力す
るキー入力部とをもち、通信回線(有線、無線を問わ
ず)を介してCカードやDカードの認証または与信の情
報を得るためにCAFISセンターなどの認証与信サー
バ2にアクセス可能に構成されている。また加盟店端末
1は、通信回線を介して後述する位置管理サーバ3にも
アクセス可能に構成されている。加盟店端末1は位置管
理サーバ3へカード番号により対応する移動端末6の現
在位置をネットワーク通信により要求して必要な情報を
取得する。加盟店端末1にはプリンタが接続されてお
り、カード決済の結果としての決済内容を印刷する。
【0046】カード決済に先立ち、先ず加盟店端末1か
ら位置管理サーバ3へ加盟店端末1商品販売のために利
用されるカード決裁に係るカード番号と加盟店端末1の
位置情報とを送信し、位置管理サーバ3ではカード番号
から位置管理サーバ3内の後述する対応表を参照して該
当する移動端末6を決定する。加盟店端末1の位置情報を
送信するのは加盟店端末1が設置された位置情報を位置
管理サーバ3において把握するためになされるものであ
って、加盟店端末1の位置情報を送信する代わりに、加
盟店端末1の端末番号を送信し位置管理サーバ3におい
て当該端末番号から加盟店端末1の位置情報を検索する
こととしてもよい。
【0047】次に位置管理サーバ3では、当該移動端末
6を指定して、その位置DBを有するサーバ(例えば前
記P通信サービス制御用DBサーバ7)へアクセスし、
カード決済に対応する移動端末6の位置情報が取得され
る。
【0048】位置管理サーバ3内では、各カード番号に
対応して、当該カード番号のパスワード、並びにカード
番号に係り予め指定された移動端末6とそのパスワード
とが、図2に示されるように一覧形式で記憶されてい
る。
【0049】位置管理サーバ3が管理するカード毎のカ
ード決済区分の一例を図9に示す。本実施例におけるか
かるカード決済区分はカード決済に利用されるキャッシ
ュレスなカード毎に設定されており、位置管理サーバ3
の管理者へ書面や電子メールなどを使用してカードと対
応して初期登録されまた随時設定更新が可能である。
【0050】またカード決済区分は例えば、Visua
l Basic(Microsoft Visual B
asic Programming system は Micr
osoft Corporationの登録商標であ
る)におけるチェックボックスやオプションボタンなど
の二値の状態を表す「コントロール」を用いて位置管理
サーバ3が運営するWEB上のホームページから電子メ
ール機能を利用して設定登録することもできる。後述す
る図3における画面例では、前記「コントロール」のチ
ェックボックスを用いた例を示している。
【0051】認証与信サーバ2は通信回線を介してクリ
アリングセンター4及びクレジット会社のDBサーバ5
01、502、503、…(以下代表してクレジット会
社DBサーバ5という)にアクセス可能に構成されてい
る。
【0052】携帯端末(携帯電話、PHS、または図示
しないがモバイル、パームなどのPDAを含む)及びネ
ットワークに接続され情報の送信及び受信の機能を有し
てその現在位置を把握することが可能なラップトップ型
の移動可能なパソコン(NWPC)等の通信端末を総称
して、移動端末6と称する。移動端末6は一般的にはカ
ード所有者毎のものであって当該カードと対応付けられ
た端末である。
【0053】近年、電子メールやホームページなどへの
アクセスや返信、位置の確認等を可能とする機能を搭載
した携帯電話が普及し始めている。例えばNTT移動通
信網株式会社(以下NTTドコモという)が提供してい
る携帯電話に係る「iモード」と言われる機能を搭載し
たものがある。
【0054】この機能は、例えばNTTドコモのオンライ
ンサービスである「iモード」対応の携帯電話とMic
rosoft Exchange Server(Mic
rosoft Exchangeはマイクロソフト社の
登録商標)を連携した、NTTドコモ開発による携帯電
話用のゲートウェイソフト「iLook」を介して実現
される機能であるが、同様の機能がPHSおいても将来
付与されることも予測される。
【0055】位置管理サーバ3は当該移動端末6の現在
位置をP通信サービス制御用DBサーバ7にアクセスす
ることにより容易に取得できる。移動端末6では前述し
たように移動端末6そのものが有する基本機能により,そ
の現在位置が常に当該移動端末6を管理するP通信サー
ビス制御用DBサーバ7内に記憶されているので、P通
信サービス制御用DBサーバ7に移動端末6を指定して
問い合わせることが可能となるのである。
【0056】そして位置管理サーバ3は、取得されたカ
ード決済時の位置を加盟店端末1へ送信し、加盟店端末1
ではこの送信された位置及び後述するカード決済区分情
報に基づいて、当該カード決済におけるカード有効性を
判断する。後述するように加盟店端末1、位置管理サー
バ3又は加盟店端末の店員のいずれかにおいて、前記カ
ード有効性が判断されればよい。
【0057】またかかる有効性の判断については、位置
管理サーバ3において取得されたカード決済時の位置及
び後述するカード決済区分情報に基づいて、当該カード
決済におけるカード有効性を位置管理サーバ3が判断
し、かかる判断結果を位置管理サーバ3が加盟店端末1
へ送信することとしてもよい。これにより加盟店端末で
は、カード決済時の位置によってカード有効性を判断す
る手段を有しなくてもよい。
【0058】図3は位置管理サーバ3が開設するホーム
ページを示す模式図である。移動端末6から該ホームペ
ージにアクセスし(移動端末6がWEBにアクセス可能
であれば移動端末6を使用し、アクセス不可能であれ
ば、WEBにアクセス可能にネットワーク接続されたNW
PCを使用してアクセスしてもよい)、携帯電話やPHS
等の移動端末6を識別する番号、設定登録変更を許可す
るパスワード、該当するキャッシュレスなカードの番号
を入力指定し、カード番号と移動端末6との対応付けを
行うことができる。
【0059】図3内には、カード決済時の位置情報に拘
わらずカード決済を禁止するかもしくは許可するか、又
はカード決済時の位置情報に応じてカード決済を禁止又
は許可するか、を制御するカード決済区分を、設定登録
するべく3つのチェックボックスという「コントロー
ル」が表示されていて、各チェックボックスはチェック
有りにより対応する属性が有効とされ、チェック有無に
より設定内容が決められる。チェックは当該チェックボ
ックスの矩形部分をマウスなどのポインティングデバイ
スでクリックすることにより、クリックの都度有り/無
しにスイッチされる。
【0060】チェックボックスは3つ設定されていて、
「カード決済許可」、「カード決済禁止」、「位置に応
じてカード決済を許可/禁止」のいずれかのチェックボ
ックスが1つだけチェックできるものである。たとえば
「カード決済許可」がチェックされている状態で、「位
置に応じてカード決済を許可/禁止」のチェックボック
スを指定すると、「カード決済許可」のチェックが自動
的に外され、「移動端末の位置に応じてカード決済を許
可/禁止」のコントロールに係るチェックボックスがチ
ェックされた状態に変わる。
【0061】移動端末6は図3に示された位置管理サー
バ3が開設するホームページに、移動端末6を特定する
番号(例えばIDT012345),移動端末6毎のパスワ
ード(例えば PQRSTUVW )を指定してアクセス
して、カード決済時の位置情報に応じてカード決済を禁
止もしくは許可するか、またはカード決済時の位置情報
に拘わらずカード決済を禁止するかもしくは許可する
か、を決定するカード決済区分情報を、図3の画面内に
表示された前記「コントロール」のチェックボックスを
用いて設定登録もしくは設定変更することができる。図
3における例では「カード決済 許可」の前記コントロ
ールに係るチェックボックスがチェックされた状態を示
している。
【0062】更に加盟店端末1では、図4に示された位
置管理サーバ3が開設するホームページに、カード番号
(例えばC1234567890)とパスワード(例え
ばABCDEFGH)を指定して「送信」ボタンにより
アクセスして、図4中に例えば「カード決済はできませ
ん」等のメッセージとして示されるような当該カードの
カード決済時の有効性を判断した結果を取得することが
可能である。
【0063】また同じく加盟店端末1で「詳細」ボタン
によりアクセスすれば位置情報(例えばPOS123
4)やカード決済区分情報(図4の画面内に表示された
「移動端末の位置に応じてカード決済を許可/禁止」の
コントロールに係るチェックボックスのチェック状態で
表現されている)を取得することができる。なお係る問
い合わせに使用するパスワードは、加盟店端末1用のパ
スワード(当該パスワードは加盟店端末1を特定するの
に使用されるもので、加盟店端末1を特定する番号とみ
ることができる)であって、移動端末6が使用するパス
ワードとは異なるパスワードであり、このパスワードに
応じて取得される情報が異なるようになされている。
【0064】位置管理サーバ3は認証与信サーバ2やク
リアリングセンター4、もしくは各クレジット会社DB
サーバ5に含まれているものとしてもよい。または加盟
店端末1から位置管理サーバ3へアクセス可能であるこ
とを利用して、「加盟店端末1から認証与信サーバ2へ
のアクセス」を代行して「位置管理サーバ3から認証与
信サーバ2へアクセス」するべく構成されていてもよ
く、こうすることによって末端の加盟店端末1を群化し
て、「そのうちの1つの群を担当する認証与信サーバ2
への中間サーバ」として位置管理サーバ3を利用するこ
とで、認証与信サーバ2への加盟店端末1からの集中ア
クセスを分散化する効果が生じる。
【0065】次に、カード所有者が前記カード決済区分
情報を自らの意志として位置管理サーバ3へ設定する手
順を図6のフローチャートにより説明する。手順を示す
各STEPは特に進むべきSTEPが示されていない限
り直下に記載されたSTEPへ進むものとする。
【0066】STEP601では、位置管理サーバ3が
管理するホームページをWEB上でアクセスすること
で、図3に示されるホームページが移動端末6に表示さ
れる(移動端末6がWEB上のホームページにアクセス
する機能を有しない場合には、NWPC等の当該移動端
末6以外の端末を使用する)。自らを特定する番号(例
えば図3でIDT012345)と移動端末6のパスワード
(例えば図3でPQRSTUVW)とを設定する。カー
ド決済区分情報としては以下のSTEPで画面上の3つ
のチェックボックスのうちのいずれか1つのコントロー
ルをチェックする。
【0067】STEP602では、カード所有者がカー
ド決済をいつでも許可してよい場合に「カード決済 許
可」のチェックボックスをチェックする。例えば移動端
末6を携帯しないで、買い物に出かけてカード決済を行
う場合に、かかる設定を行う。
【0068】STEP603では、カード所有者がカー
ド決済を一切禁止する場合に「カード決済 禁止」のチ
ェックボックスをチェックする。例えば、移動端末6ま
たはカードを紛失したとか、カード決済の乱用を自ら戒
める場合などに、かかる設定を行う。
【0069】STEP604では、カード所有者が、移
動端末6の位置に応じてカード決済を許可または禁止す
る場合に図3の画面上最下段の「移動端末6の位置に応
じてカード決済を許可/禁止」のチェックボックスをチ
ェックする。例えば移動端末6とカードとをいっしょに
持ち歩く場合に、臨機にカード決済可能としておきたい
場合に、かかる設定を行う。かかる設定にしておけば仮
にカードを紛失しても、当該カードによるカード決済
は、対応付けられた移動端末6の属する移動無線サービ
ス圏に限定されたものとなり、しかも移動端末6の電源
を切断しておけば、移動端末6の属する移動無線サービ
ス圏は無いものとして扱われるので不正使用から逃れら
れる。そしてカード紛失に気付いた時点で、STEP6
03のように設定しなおすことにより、移動端末6の所
在にかかわらず、カード決済が不正におこなわれること
はない。
【0070】STEP605では、図3の画面上の「送
信」ボタンを指定し、位置管理サーバ3へ以上でチェッ
クされたカード決済区分情報が送信される。
【0071】以上で図6のフローチャートの処理は終了
する。
【0072】尚、図3の画面内に設けられた「詳細」ボ
タンを指定することにより、移動端末6に対応付けられ
たカード番号及び当該移動端末6の所属する移動無線サ
ービス圏の基地局に係る位置情報を取得することができ
る。
【0073】次に、カード所有者がカード決済により商
品購入をする手順をその前半、後半に分けて図7、図8
のフローチャートにより説明する。ここではカード決済
区分情報を「移動端末の位置に応じてカード決済を許可
/禁止」するものとして設定しているものとする。カー
ド決済の加盟店端末1で位置が参照されて、カード決済
の可否が判断される場合に、位置管理サーバ3の位置管
理機能を利用してカード決済時の移動端末6の所在であ
る位置情報を確認する手順を説明する。
【0074】STEP701では、カードの保持者が商
品購入をカード決済により行おうとして加盟店を訪れ、
加盟店端末1にカードを挿入したものとする。加盟店端
末1からは位置管理サーバ3へカード決済を行おうとす
るカード番号と加盟店端末1に固有のパスワードとを図
面4に示す位置管理サーバ3のホームページ画面で指定
し、送信ボタンを指定して位置管理サーバ3へネットワ
ーク経由で送信する。
【0075】STEP702では、位置管理サーバ3の
内部に記憶されたカード番号に対応した移動端末6を特
定する番号及びカード決済区分情報を検索して取得す
る。
【0076】STEP703では、前記カード決済区分
情報が「カード決裁 許可」として設定されている場合
にはSTEP706へすすむ。また前記カード決済区分
情報が「カード決裁 禁止」として設定されている場合
にはSTEP707へすすむ。STEP704は、前記
カード決済区分情報が「移動端末の位置管理サーバ3に
応じてカード決裁 許可/禁止」として設定されている
場合に実施される。先ず加盟店端末1から受信した移動
端末6を特定する番号によりP通信サービス制御用DB
サーバ7へアクセスして、当該移動端末6の現在の位置
情報を取得する。そして、加盟店端末1から受信した加
盟店端末1に固有のパスワードから位置管理サーバ3の
内部に記憶された図5に示す加盟店端末位置情報表を検
索し、当該加盟店端末1の位置情報を取得する。
【0077】STEP705では、STEP704で取
得した移動端末6の位置情報と加盟店端末1の位置情報と
を比較する。該比較は、基地局としてのコードが一致す
るか否かで行ってもよい。また該比較は、基地局として
のコードが隣接するか否かで行ってもよい。
【0078】例えば、隣接するか否かで比較する場合に
は以下のように判断する。新しい基地局が追加される都
度隣接する基地局をピックアップし、新しい基地局と隣
接する基地局との対を対テーブル(図示しない)に持た
せる。このようにして基地局の追加と共に蓄積された対
テーブルを、加盟店端末1の位置情報が示す基地局で検
索し、該当する対の中に、移動端末6の位置情報が示す
基地局が含まれているか否かを判断する。かかる判断方
法によれば、各基地局に隣接する基地局が抜け無く確認
できることになる。上記のように比較した結果一致しな
いまたは隣接しないものと判断される場合には、STE
P707へ進み、一致するまたは隣接するものと判断さ
れる場合にはSTEP706へ進む。
【0079】STEP706では、「カード決裁可能で
す」とのメッセージを加盟店端末1へ返信してSTEP
708へ進む。STEP708以降のフローチャートは図8に
より説明する。
【0080】STEP707では、「カード決裁できま
せん」とのメッセージを加盟店端末1へ返信して、加盟
店端末1では当該メッセージを受信し、カード決済によ
る商品販売を中止し、本フローチャートの処理を終了す
る。
【0081】STEP708では、カード所有者の意思
としてカード決済を許可されているものであるとして、
加盟店端末1から認証与信サーバ2へ、当該カードに係
る通帳残高や貸付限度額などの与信情報が問い合わせら
れ、認証与信サーバ2では、更にカードに応じて該当す
るクレジット会社に確認を行う。
【0082】STEP709では、STEP705での
問い合わせの結果を判断し与信可能であればSTEP7
10へ進み、そうでなければSTEP707へ進み結果
として本フローチャートの処理を終了する。STEP7
10では、取引に斯かる必要な情報を認証与信サーバ2
に送信し売上処理を進める。また該当するクレジット会
社5及びクリアリングセンター4に必要な情報を送信す
る。
【0083】STEP711では、カードの発行金融機
関の決済金融機関から加盟店の指定金融機関へ該当金額
を振り込む旨連絡指示される。振込みは当該カードの種
類に応じて即日決済又は後払い決済となる。本フローチ
ャートの処理を終了する。
【0084】以上図6、7,8のフローチャートによれ
ばキャッシュレスで商品購入を行いカード決済がなされ
ようとした場合に、常にカードの所有者のカード使用に
係る意志が前記位置管理サーバ3を参照して確認され
る。
【0085】従ってカードの所有者がカード決済を禁止
するように前記を設定しておけば(極端に言えば対応す
る移動端末6の電源を切断しておくことでもよい)、カ
ード所有者の意志に反してカード決済に使用されること
はなく、たとえカード所有者が当該カードを持ちあわせ
ていない場合でも上記の操作は任意のNWPCからカー
ド決裁区分情報を変更することによって可能であり、当
該カードの所有者の意志に応じて、カード決済を利用す
るか否かを制御できる。従って移動端末6とカードを同
時に紛失したとしても当該カードの不正使用を容易に防
止することができる。
【0086】
【発明の効果】以上に説明したように本発明はカードの
保持者ではなくカードの所有者が対応する移動端末の位
置情報がP通信サービス制御用DBサーバにおいて自動
的に管理され、しかもカード決裁区分情報を位置管理サ
ーバに随時登録変更できて、しかもクレジット会社やカ
ード発行金融機関へカード紛失の届を出す必要も無く、
移動端末から容易に自らのカード決済の意志を制御する
ことが可能であり、またカード決済を自らの意志で示し
たときのみ、当該カードが商品購入決済に使用される。
このようにカードを他人に無断で使用されないという安
心感を常に保持できることになる。
【0087】従ってカードの無断使用に係る保険の金額
を低く押さえることとなってカードの急速な拡大に寄与
する等の効果が期待される。更には、カード所有者本人
においてもキャッシュレスカードを利用したカード決済
の使用に限度を設けて、カード決済金額が一定金額以上
に達した場合には移動端末から前記カード決裁区分情報
を自ら制御してカード決済を自粛することをも可能とす
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広域ネットワーク構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明のDBとして管理される移動端末毎のカ
ード番号及びそのパスワード、並びに移動端末番号及び
そのパスワードを示す模式図である。
【図3】本発明の移動端末が使用する位置管理サーバ3
により開設されたホームページを示す模式図である。
【図4】本発明の加盟店端末が使用する位置管理サーバ
3により開設されたホームページを示す模式図である。
【図5】本発明の加盟店端末位置情報表の項目内容を示
す模式図である。
【図6】本発明のカード所有者がカード決済区分情報を
位置管理サーバへ設定する手順を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明のカード所有者がカード決済により商品
購入をする手順の前半を示すフローチャートである。
【図8】本発明のカード所有者がカード決済により商品
購入をする手順の後半を示すフローチャートである。
【図9】本発明の位置管理サーバが管理するカード毎の
カード決済区分を示す模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲田 正夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 CC39 EE21 GG02 GG03 GG06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動端末から送信される位置情報
    を当該移動端末から特定されたキャッシュレスなカード
    毎の位置データベースとして管理する位置管理サーバを
    有するカード決済サービスシステムであって、 カード決済時の位置情報に応じてカード決済を禁止もし
    くは許可するか、またはカード決済時の位置情報に拘わ
    らずカード決済を禁止するかもしくは許可するか、を決
    定するカード決済区分情報を、前記カード毎に設け、 前記カードを扱う加盟店に設置されカードを利用した商
    品販売を行う加盟店端末において、当該カードに係るカ
    ード決済時の前記カード決済区分情報を照会し、当該カ
    ード決済区分情報がカード決済時の位置情報に応じてカ
    ード決済を禁止もしくは許可するものである場合には更
    にカード決裁時の前記位置情報を照会する、決済時情報
    照会手段を有する、 カード決済サービスシステム。
  2. 【請求項2】 キャッシュレスなカードを利用した商品
    販売に係るカード決済におけるカード有効性判断方法に
    おいて、 複数の移動端末から送信される位置情報を当該移動端末
    から特定されたカード毎の位置データベースとして位置
    管理サーバにて管理し、 前記カード毎に設けられた、カード決裁時の位置情報に
    応じてカード決済を禁止もしくは許可するかまたはカー
    ド決済時の位置情報に拘わらずカード決済を禁止するか
    もしくは許可するか、を決定するカード決済区分情報
    と、当該カード決済区分情報がカード決済時の位置情報
    に応じてカード決済を禁止もしくは許可するものである
    場合には更にカード決裁時の前記位置情報とを、前記カ
    ードを扱う加盟店に設置されカードを利用した商品販売
    を行う加盟店端末からの照会に応じて、カード有効性を
    判断する情報として、前記加盟店端末に送信する、 カード決済におけるカード有効性判断方法。
  3. 【請求項3】 複数の移動端末から送信される位置情報
    を当該移動端末から特定されたキャッシュレスなカード
    毎の位置データベースとして管理する位置管理サーバと
    ネットワーク接続され、前記カードを扱う加盟店に設置
    され商品販売のカード決済を行うカード決済加盟店端末
    であって、 前記カード毎に設けられた、カード決裁時の位置情報に
    応じてカード決済を禁止もしくは許可するかまたはカー
    ド決済時の位置情報に拘わらずカード決済を禁止するか
    もしくは許可するか、を決定するカード決済区分情報を
    照会し、当該カード決済区分情報がカード決済時の位置
    情報に応じてカード決済を禁止もしくは許可するもので
    ある場合には更にカード決裁時の前記位置情報を照会す
    る、決済時情報照会手段が設けられ、 当該決済時情報照会手段による照会結果を用いてカード
    決済を行う、 カード決済加盟店端末。
  4. 【請求項4】 複数の移動端末から送信される位置情報
    を当該移動端末から特定されたキャッシュレスなカード
    毎の位置データベースとして管理する位置管理サーバを
    有するカード決済サービスシステムであって、 カード決済時の位置情報に応じてカード決済を禁止もし
    くは許可するか、またはカード決済時の位置情報に拘わ
    らずカード決済を禁止するかもしくは許可するか、を決
    定するカード決済区分情報を、前記カード毎に設け、 前記カードを扱う加盟店に設置されカードを利用した商
    品販売を行う加盟店端末において、当該カードに係るカ
    ード決済時の前記カード決済区分情報と、当該カード決
    済区分情報がカード決済時の位置情報に応じてカード決
    済を禁止もしくは許可するものである場合には更にカー
    ド決裁時の前記位置情報と、に基づいて、当該カードに
    係るカード決済時のカード有効性を判断するカード有効
    性判断手段を有する、 カード決済サービスシステム。
  5. 【請求項5】 キャッシュレスなカードを利用した商品
    販売に係るカード決済におけるカード有効性判断方法に
    おいて、 複数の移動端末から送信される位置情報を当該移動端末
    から特定されたカード毎の位置データベースとして位置
    管理サーバにて管理し、 前記カード毎に設けられた、カード決裁時の位置情報に
    応じてカード決済を禁止もしくは許可するかまたはカー
    ド決済時の位置情報に拘わらずカード決済を禁止するか
    もしくは許可するか、を決定するカード決済区分情報
    と、当該カード決済区分情報がカード決済時の位置情報
    に応じてカード決済を禁止もしくは許可するものである
    場合には更にカード決裁時の前記位置情報とを、前記カ
    ードを扱う加盟店に設置されカードを利用した商品販売
    を行う加盟店端末に、カード有効性を判断する情報とし
    て送信する、 カード決済におけるカード有効性判断方法。
  6. 【請求項6】 複数の移動端末から送信される位置情報
    を当該移動端末から特定されたキャッシュレスなカード
    毎の位置データベースとして管理する位置管理サーバと
    ネットワーク接続され、前記カードを扱う加盟店に設置
    され商品販売のカード決済を行うカード決済加盟店端末
    であって、 前記カード毎に設けられた、カード決裁時の位置情報に
    応じてカード決済を禁止もしくは許可するかまたはカー
    ド決済時の位置情報に拘わらずカード決済を禁止するか
    もしくは許可するか、を決定するカード決済区分情報
    と、当該カード決済区分情報がカード決済時の位置情報
    に応じてカード決済を禁止もしくは許可するものである
    場合には更にカード決裁時の前記位置情報と、に基づい
    て、当該カードに係るカード決済時のカード有効性を判
    断したカード有効性判断結果を、前記位置管理サーバよ
    り受信し、該カード有効性判断結果に応じてカード決済
    を行うカード決済手段を有する、 カード決済加盟店端末。
  7. 【請求項7】 複数の移動端末から送信される位置情報
    を当該移動端末から特定されたキャッシュレスなカード
    毎の位置データベースとして管理する位置管理サーバと
    ネットワーク接続され、前記カードを扱う加盟店に設置
    され商品販売のカード決済を行うカード決済加盟店端末
    であって、 前記カード毎に設けられた、カード決裁時の位置情報に
    応じてカード決済を禁止もしくは許可するかまたはカー
    ド決済時の位置情報に拘わらずカード決済を禁止するか
    もしくは許可するか、を決定するカード決済区分情報
    と、当該カード決済区分情報がカード決済時の位置情報
    に応じてカード決済を禁止もしくは許可するものである
    場合には更にカード決裁時の前記位置情報と、に基づい
    て、当該カードに係るカード決済時のカード有効性を判
    断するカード有効性判断手段を有し、当該手段による判
    断結果を用いてカード決済を行う、 カード決済加盟店端末。
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