JP2001356618A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001356618A
JP2001356618A JP2000178186A JP2000178186A JP2001356618A JP 2001356618 A JP2001356618 A JP 2001356618A JP 2000178186 A JP2000178186 A JP 2000178186A JP 2000178186 A JP2000178186 A JP 2000178186A JP 2001356618 A JP2001356618 A JP 2001356618A
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JP
Japan
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roller
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toner image
sheet
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JP2000178186A
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English (en)
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Masao Nakano
正雄 仲野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い転写電界を与えることなく均一な転写を
得ることのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 像担持体に形成されたトナー像をシート
に転写する転写手段5の表面に導電性の針状部材20を
設け、トナー像を転写する際、この針状部材20をシー
トの内部に入り込ませるようにすることにより、強い転
写電界を与えることなく均一な転写を得ることができる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に像担持体に形成したトナー像をシートに転写す
る方式としてローラ転写方式を採用したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プリンタや複写機、静電
記録装置等の電子写真方式の画像形成装置においては、
像担持体に形成されたトナー像をシートに転写させる転
写方式として、転写部でのシート搬送性に優れた転写ロ
ーラを用いた転写方式を採用したものがある。
【0003】ここで、この転写ローラを用いた転写方式
は、転写ローラとシートである転写材と感光ドラムの各
層にかかる電界と、転写ローラの放電による転写材裏の
電荷とのバランスにより転写を行うものである。
【0004】そして、このような転写ローラを用いた転
写方式は、例えばコロナ帯電器を用いて転写材の裏面に
直接電荷を与えるコロナ帯電方式と比べ、発生オゾン量
が少なく、また転写に必要な電圧も比較的低くてすむた
め今日では広く利用されている。
【0005】なお、このような転写ローラ転写方式にお
いて使用される転写ローラは、絶縁体や体積抵抗を制御
された中抵抗層等を含む複数の層から構成されているこ
とが多い。さらに、転写材を挟み、感光ドラムとの密着
性を高めるために、それら層の多くは弾性体のゴムやス
ポンジを含むもので構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
転写ローラ転写方式を採用した従来の画像形成装置にお
いて、転写ローラの各層を高精度で抵抗制御された弾性
体を用いて形成した場合でも転写材が紙等であると、紙
の繊維の凹凸等による厚みのむらにより転写電界の不均
一が生じ、均一な転写が得られないという場合がある。
【0007】なお、強い転写電界を与えるようにすれば
均一な転写を得ることはできるが、このように強い転写
電界を与えた場合、転写ローラ転写方式の長所である小
電力性や低オゾン性が損なわれてしまうようになる。
【0008】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、強い転写電界を与えることなく均
一な転写を得ることのできる画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、像担持体にト
ナー像を形成した後、該トナー像をシートに転写するよ
うにした画像形成装置において、前記像担持体に形成さ
れたトナー像をシートに転写する転写手段の表面に、前
記トナー像を転写する際、前記シートの内部に入り込む
導電性の針状部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】また本発明のように、像担持体に形成され
たトナー像をシートに転写する転写手段の表面に導電性
の針状部材を設け、トナー像を転写する際、この針状部
材をシートの内部に入り込ませるようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態に係る画像形
成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を
示す図である。
【0013】同図において、1は像担持体であるドラム
型の電子写真感光体(以下、感光ドラムという)であ
り、この感光ドラム1は装置本体Mによって回転自在に
支持されており、不図示の駆動手投によって矢印R1方
向に所定のプロセススピードで回転駆動されるようにな
っている。なお、本実施の形態においては、感光ドラム
1としてΦ30mmのOPC感光体を用いている。
【0014】また、この感光ドラム1の周囲には、その
回転方向に沿って順に帯電ローラ(帯電装置)2、露光
装置3、現像装置4、転写手段である転写ローラ(転写
装置)5、クリーニング装置6が配設されている。な
お、本実施の形態においては、現像装置4としては磁性
一成分現像装置を用い、現像材であるトナーとしては平
均粒径が7μm、平均帯電量が10μC/gのものを使
用している。
【0015】また同図において、7は装置本体Mの下部
に配置され、シートである紙等のシート状の転写材Pを
収納した給紙カセット、Rは転写材Pの搬送経路であ
り、この搬送経路Rに沿って上流側から順に、給紙ロー
ラ15、搬送ローラ8、トップセンサ9、搬送板金1
0、定着装置11、搬送ローラ12、排紙ローラ13が
配置されている。なお、トップセンサ9と搬送板金10
との間には転写ローラ5が配置されている。
【0016】次に、このように構成されたレーザビーム
プリンタにおける画像形成動作について説明する。
【0017】画像形成動作が開始されると、まず駆動手
段によって矢印R1方向に回転駆動された感光ドラム1
は、帯電ローラ2によって所定の極性、所定の電位に一
様に帯電される。そして、このように表面が帯電された
後の感光ドラム1は、その表面に対しレーザ光学系等の
露光装置3によって画像情報に基づいた画像露光Lがな
され、この結果、露光部分の電荷が除去されて静電潜像
が形成される。
【0018】次に、この静電潜像は、現像装置4によっ
て現像され、感光ドラム上にトナー像が形成される。な
お、この現像装置4は現像ローラ4aを有しており、こ
の現像ローラ4aに現像バイアスを印加し、感光ドラム
1上の静電潜像にトナーを付着させることで、トナー像
としての現像(顕像化)を行うようにしている。
【0019】一方、このようなトナー像形成動作に並行
して給紙カセット7に収納されている転写材Pは、給紙
ローラ15、搬送ローラ8によって給紙・搬送され、ト
ップセンサ9を通過した後、感光ドラム1と転写ローラ
5との問のニップ(以下、転写ニップ部という)に搬送
される。
【0020】なお、このとき転写材Pはトップセンサ9
によって先端が検知され、感光ドラム1上のトナー像と
同期がとられるようになっており、これにより転写材P
が転写ニップ部に搬送されると、転写ローラ5に印加さ
れる転写バイアスにより感光ドラム上のトナー像が転写
材P上の所定の位置に転写される。
【0021】次に、このように転写によって表面に未定
着トナー像を担持した転写材Pは、搬送板金10に沿っ
て定着装置11を構成する加熱ローラ11aと、この加
熱ローラ11aに圧接する加圧ローラ11bとにより構
成される定着ニップに搬送され、ここで未定着トナー像
が加熱・加圧されて転写材表面に定着される。なお、こ
のようにしてトナー像が定着された後の転写材Pは、搬
送ローラ12、排出ローラ13によって装置本体M上面
に設けられた排紙トレイ14上に搬送・排出される。
【0022】一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、
転写材Pに転写されずに表面に残ったトナーがクリーニ
ング装置6のクリーニングブレード6aによって除去さ
れ、次の画像形成に備える。以上の動作を繰り返すこと
で、次々と画像形成を行うことができる。
【0023】ところで、図2はトナー像を転写するため
の転写バイアスが印加される転写ローラ5の構成を示す
図であり、この転写ローラ5はΦ16mmで同図に示す
ように芯金5aと、この芯金上に設けられた導電性ゴム
あるいは導電性スポンジ等の中抵抗層5bと、絶縁層5
cとからなるものである。
【0024】ここで、この転写ローラ5の芯金5aは金
属製で、転写電界を印可する不図示の電源に接続されて
いる。また、中抵抗層5bは転写特性が最適になるよう
所定の抵抗値、所定の厚みで構成されており、絶縁層5
cは高絶縁シートで構成されている。
【0025】なお、中抵抗層5bの形成材料としては、
EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンモノマー)、
発泡ウレタン、NBR等が好ましい。また、抵抗値とし
ては10〜10(2000V印加)のものを用いた
場合に良い特性を得られる。さらに、抵抗コントロール
にはカーボンを用いるようにする。なお、中抵抗層5b
をウレタン等で形成した場合には、抵抗コントロールと
してイオン導電性のものを用いても良い。
【0026】ところで、本実施の形態においては、転写
ローラ5の表面には図3に示すように多数の導電性を有
する針状部材である転写針20が設けられている。ここ
で、この多数の転写針20は、中抵抗層5bと同程度の
抵抗を有すると共に、絶縁層5cの厚みと同等の太さを
持つものである。なお、本実施の形態においては、この
転写針20は絶縁層表面に、中抵抗の針状結晶を中抵抗
層まで届くように植設したものである。
【0027】ここで、このように転写ローラ5の表面に
多数の転写針20を設けることにより、転写ニップ部に
進入した転写材Pにトナー像を転写する際、転写針20
が転写材内部に入り込むようになる。そして、このよう
に転写の際、転写針20が転写材内部に入り込むように
することにより、転写材の厚みのむらを吸収することが
でき、これにより均一で強い転写電界を形成することが
可能となり、転写時のむらを大幅に低減することができ
る。
【0028】なお、このような転写ローラ5を用いて画
像形成を行ったところ、転写針20が転写時にその先端
において転写電界を強める働きをするため中間濃度の画
像むらにおいて従来よりもなめらかな画像を得ることが
できた。
【0029】このように、転写ローラ5の表面に転写針
20を設け、転写材Pにトナー像を転写する際、この転
写針20を転写材Pの内部に入り込ませるようにするこ
とにより、強い転写電界を与えることなく均一な転写を
得ることができる。
【0030】また、このように転写針20が転写材内部
に入り込むことにより転写材Pの搬送性が高められるよ
うになることから、転写ローラ5の圧力設定等の許容範
囲を広げる効果も得ることができる。さらに、転写の条
件を変化させて画像形成を行ったところ、転写ローラの
圧力を大幅に低くしても転写材の搬送が行えることから
ライン画像のなかぬけを防止する効果も確認することが
できた。
【0031】なお、これまでの説明においては、複数の
層を備えた転写ローラに転写針20を設けた場合につい
て述べてきたが、本発明はこれに限らず、絶縁層がなく
中抵抗のみを有する単層ローラに転写針20を設けた場
合においても同様の効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明のように、転
写手段の表面に導電性の針状部材を設け、この針状部材
をトナー像転写の際、シート内部に入り込ませるように
することにとり、強い転写電界を与えることなく均一な
転写を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す
図。
【図2】上記レーザビームプリンタの転写ローラの層構
成を示す図。
【図3】上記転写ローラの表面部分の拡大図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 5 転写ローラ 5a 芯金 5b 中抵抗層 5c 絶縁層 20 転写針 P 転写材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体にトナー像を形成した後、該ト
    ナー像をシートに転写するようにした画像形成装置にお
    いて、 前記像担持体に形成されたトナー像をシートに転写する
    転写手段の表面に、前記トナー像を転写する際、前記シ
    ートの内部に入り込む導電性の針状部材を設けたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP2000178186A 2000-06-14 2000-06-14 画像形成装置 Pending JP2001356618A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009003204A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、並びに、これを備えた画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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