JP2001356540A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001356540A
JP2001356540A JP2000177398A JP2000177398A JP2001356540A JP 2001356540 A JP2001356540 A JP 2001356540A JP 2000177398 A JP2000177398 A JP 2000177398A JP 2000177398 A JP2000177398 A JP 2000177398A JP 2001356540 A JP2001356540 A JP 2001356540A
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unit
image forming
image
forming apparatus
operation unit
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JP2000177398A
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Tetsuo Awaya
哲郎 粟屋
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作がしやすく、且つ原稿の取り扱いが容易
となる操作部を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 収容枠体3に設けられた画像読取部載置
台4に画像読取部1を載置すると共に、画像読取部載置
台4と、画像読取部載置台4の下方に収納された画像形
成部2とを固定部材27により連結固定する一方、この
固定部材27に画像読取部1と画像形成部2を操作する
操作部8を取り付けることにより、操作部8の揺れを防
ぐようにする。さらに、固定部材27を画像読取部1に
原稿を給送すると共に、読み取りが終了した原稿を排紙
する給送手段1aの前方に、かつ給送手段1aの原稿排
紙側と反対側に設けることにより、操作部8が原稿の取
り扱いを妨げないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に画像読取部、画像形成部及び操作部を、それぞ
れ独立に設けて配置し、かつ画像形成部と画像読取部と
の間に設けた空間に画像が形成されたシートを排出する
ように構成したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、原稿の
画像を読み取る画像読取部と、この画像読取部からの画
像情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成部と
を備えると共に、これら画像読取部と画像形成部とを、
画像読取部と画像形成部との間に空間を形成するように
して収容枠体にそれぞれ独立して保持し、この空間に画
像が形成されたシートを排出するように構成したものが
ある。
【0003】図8及び図9はこのような従来の画像形成
装置の概略構成を示す図であり、同図において、100
は画像形成装置であり、この画像形成装置100は、原
稿の画像情報を読み取り、デジタル信号で処理する画像
読取部101と、画像読取部101で読み取った画像情
報、もしくはネットワークを介して伝送された画像情報
に基づいてシートに画像を形成する画像形成部102
と、画像読取部101及び画像形成部102を収容する
収容ラック103と、画像読取部101及び画像形成部
102を操作するための操作部108とをそれぞれ独立
して配置している。
【0004】ここで、この収容ラック103は画像読取
部101を載置する画像読取部載置台104と、画像形
成部102を載置すると共に、ラック底板106に沿っ
て引き出し可能に構成された画像形成部載置台105を
備えている。そして、画像読取部101は画像読取部載
置台104に、画像形成部102は画像形成部載置台1
05に不図示の位置決め部材によってそれぞれ所定の位
置に設置されている。
【0005】なお、画像形成部102は、その上面を構
成する天カバー121の一部を排紙トレイ107として
おり、シートに画像を形成した後、この排紙トレイ10
7上にシートを排出するように構成されている。
【0006】そして、このように画像読取部101と画
像形成部102とをそれぞれ独立して設けて画像読取部
101と画像形成部102の間に空間Sを形成すると共
に、この空間Sに画像形成済みのシートを排出するとい
う構成を取ることにより、画像形成装置100の占有面
積を小さく抑えることができる。
【0007】なお、同図において、101aは画像読取
部101の上部に設けられた原稿自動送り部、116は
画像形成部102に設けられ、シートPを画像形成ユニ
ット113に給送する給紙ユニットであり、この給紙ユ
ニット116は画像形成装置前面側に引き出し可能に設
けられている。
【0008】また、108は操作部であり、この操作部
108は、収容ラック103の上面に設けられた支持部
108aに取り付けられている。なお、この操作部10
8は、ユーザーが操作する際の視線位置に合わせるた
め、画像読取部101よりも高い位置に設けられてい
る。
【0009】次に、このように構成された画像形成装置
100の画像形成動作について説明する。
【0010】まず、ユーザーが操作部108により画像
形成動作のスタートを指示し、これに伴い、例えば原稿
自動送り部101aにより不図示の原稿が搬送される
と、画像読取部101では画像読取部101に設けられ
た不図示の光学系によるスキャン動作が行われ、原稿の
画像情報が読み取られる。なお、このスキャン動作は、
図9の左右方向に光学系を走査することで行われる。
【0011】そして、このようにして読み取られた画像
情報は不図示の制御部の制御によりデジタル信号化され
て画像形成部102に伝送される。なお、原稿自動送り
部101aから送られ、画像読取部101で読取が終了
した原稿は、原稿排紙部101bに排出される。
【0012】一方、画像形成部102では、送られてき
た画像情報信号を不図示のコントローラで受け取り、こ
の後、不図示のビデオコントローラでレーザ駆動信号を
作成し、このレーザ駆動信号に基づいて不図示の光学系
が画像形成ユニット113の感光ドラム113a上にト
ナー画像を形成する。また、コントローラからの画像形
成動作の開始信号に基づいて給紙ユニット116により
シートPを画像形成ユニット113に給送する。
【0013】そして、この画像形成ユニット113にお
いて、感光ドラム113a上に形成されたトナー画像を
シートPに転写した後、このシートを定着部114に搬
送する。この後、この定着部114においてトナー画像
が定着されたシートPは、画像読取部101と画像形成
部102の間に設けられた空間Sの下方に位置する排紙
トレイ107に排出される。
【0014】なお、画像形成部102はネットワーク等
を介して伝送された画像情報信号をコントローラで受け
取り、この画像情報に基づいて画像をシートに形成する
ことも可能である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の画像形成装置においては、既述したように画像読
取部101と画像形成部102の間に設けられた空間S
に画像形成済みのシートを排出する構成とした場合、図
9に示すように画像読取部載置台104は、収容ラック
奥行き方向奥側の支持部材103aのみで支持されるこ
とになる。
【0016】一方、操作部108はユーザーが操作し易
いよう、同図に示すように画像形成装置100(画像読
取部載置台104)の前側に配置するようにしている。
【0017】ここで、このように操作部108を画像形
成装置100の前側に配置した場合、操作部108は、
収容ラック103(支持部材103a)の下端部を支点
とする画像読取部載置台104の自由端に位置するよう
になる。さらに、支点と自由端との距離が離れているた
め、ユーザーが操作部108に設けられた操作ボタンや
タッチパネルを押すと、操作部108がゆれて操作がし
にくくなる。
【0018】また、操作部108を画像形成装置100
の前面に配置するようにした場合、操作部108を装置
の中央部に配置すると、原稿の取り扱いができなくなる
ことから、操作部108は画像形成装置前面の側部に配
置することが好ましい。なお、一般的に右利きのユーザ
ーが多いため、右側に配置するのが普通である。
【0019】ところが、このように例えば画像形成装置
前面の右側に操作部108を配置した場合、原稿排紙部
101bに排出された原稿が、図8に示すように操作部
108の奥側になってしまうため、原稿の取り扱いが困
難となってしまう。
【0020】一方、操作部の向きは固定であるのが一般
的であるが、近年画像形成装置に対して独立した操作部
を設けると共に操作部を回動可能にしたものがある。そ
して、このように構成された操作部は、ユーザーの背の
高さや、画像形成装置に対する向きに応じて自由に角度
を変えることができるため操作がしやすい。
【0021】ところが、このような回動可能な操作部
は、操作時に操作ボタンやタッチパネルを押すと、その
操作力で回動してしまう可能性があるため操作が不安定
となり、操作がしにくくなる。また、画像読取部101
の読取動作によって、画像読取部載置台104に支持さ
れている操作部108が揺れ、キー操作や入力が行いに
くいことも考えられる。
【0022】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、操作がしやすく、且つ原稿の取り
扱いが容易となる操作部を備えた画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿の画像を
読み取る画像読取部と、該画像読取部からの画像情報に
基づいて画像を形成する画像形成部とを備えると共に、
前記画像読取部と前記画像形成部との間に空間を設け、
該空間に画像が形成されたシートを排出するようにした
画像形成装置において、画像読取部載置台を有し、前記
画像読取部載置台に前記画像読取部を載置すると共に、
前記画像読取部載置台の下方に前記画像形成部を収納す
るように構成された収容枠体と、前記画像読取部載置台
と前記画像形成部とを連結固定する固定部材と、前記装
置の操作や、情報を入力する操作部と、を備え、前記固
定部材に前記操作部を支持するための支持部を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0024】また本発明は、前記画像読取部に原稿を給
送すると共に、読み取りが終了した原稿を排紙する原稿
給送手段を備え、前記操作部を前記原稿給送手段の原稿
排紙側と反対側に設けるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0025】また本発明は、前記支持部は、前記固定部
材の装置手前側に固定されていることを特徴とするもの
である。
【0026】また本発明は、前記支持部は、前記操作部
を支持する第1の支持部と、前記支持部を前記固定部材
に支持する第2の支持部とによって構成されていること
を特徴とするものである。
【0027】また本発明は、前記支持部は、前記操作部
を回動可能に支持するため、回動軸が略水平方向に延び
た第1のヒンジを有し、前記第1のヒンジは前記操作部
と前記第1の支持部との連結部に設けられており、前記
操作部は前記第1のヒンジの前記回動軸線周りに回動す
ることを特徴とするものである。
【0028】また本発明は、前記支持部は、前記操作部
を回動可能に支持するため回動軸が略鉛直方向に延びた
第2のヒンジを有し、前記第2のヒンジは前記第1の支
持部と前記第2の支持部との連結部に設けられており、
前記操作部は前記第2のヒンジの前記回動軸線周りに回
動することを特徴とするものである。
【0029】また本発明は、前記第1及び第2のヒンジ
は、回動を規制するトルクリミッタを有することを特徴
とするものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の斜視図、図2はその概略構成を説明する断面図で
ある。
【0032】図1及び図2において、50は画像形成装
置であり、この画像形成装置50は原稿の画像情報を光
学系の走査によって読み取り、デジタル信号で処理を行
う画像読取部1(以下、リーダという)と、リーダ1で
読み取った画像情報、もしくはネットワークを介して伝
送された画像情報に基づいてシートに画像を形成する画
像形成部2(以下、プリンタという)と、リーダ1とプ
リンタ2を収容、固定する収容枠体としての収容ラック
3と、操作ボタン81やタッチパネル82が設けられ、
ユーザーがリーダ1とプリンタ2の操作を行うための操
作部8等を備えている。
【0033】ここで、リーダ1は原稿載置部1a1に不
図示の原稿をセットし、その原稿をリーダ上面に配され
た不図示のプラテンガラス上へ搬送する原稿給送手段で
ある原稿自動送り部1aと、プラテンガラスにセットさ
れた原稿の画像を走査する画像走査機構9と、読み取っ
た原稿の画像情報をデジタル信号で処理するリーダコン
トローラ11とを備えている。なお、画像走査機構9
は、第1ミラー台28と第2ミラー台29を備えてお
り、それぞれのミラー台28,29を図2中右方向(操
作部8から離間する方向)に移動させながら原稿の画像
を読み取るようにしている。
【0034】一方、プリンタ2は、リーダ1から不図示
のプリンタコントローラに伝達された画像情報のデジタ
ル信号に基づいて画像形成ユニット13にレーザビーム
を照射するレーザスキャナ12と、レーザを照射されて
静電潜像を形成し、さらに現像ユニット13aによりト
ナーを付着されることによって表面にトナー像が形成さ
れる感光ドラム13bと、この感光ドラム13bに形成
されたトナー像をシートに転写する転写ローラ13c
と、転写されたトナー像を永久的にシートに定着させる
定着部14といった現像プロセス手段を備えている。
【0035】またこのプリンタ2は、画像形成動作に同
期するように画像形成ユニット13にシートPを給送す
る給紙ユニット15、給紙ユニット15から給送された
シートPを画像形成ユニット13に搬送する搬送部1
6、定着部14によって画像を定着されたシートPを搬
送する排出パス17が設けられている。さらに、このプ
リンタ2は、その上面を構成する天カバー21を排紙ト
レイ7とし、画像が形成されたシートPを、この排紙ト
レイ7に排出するように構成されている。
【0036】一方、操作部8は液晶パネル等による表示
部と、キー入力を行なう入力部から構成されている。な
お、表示部の液晶パネルはタッチセンサを内蔵してお
り、ユーザが画面に触れるのを検知して操作を行なうこ
とも可能となっている。操作部8は画像形成装置50に
おける全ての操作、つまり、画像読取動作や画像形成動
作の操作を行なうことはもちろん、表示部でのジャム表
示やメンテナンス表示、エラーステータスの報知等も行
う。
【0037】また、本画像形成装置をインターネット等
のネットワークに接続して識別番号(IPアドレス等)
を付与し、本装置を情報通信機器として利用することも
可能となっており、リーダ1で読み取った画像情報を、
電子メールに添付する等して送信したりすることができ
る。そのため、操作部8には、数字キー等以外にアルフ
ァベットを入力することが可能なキーボード(不図示)
が備えられている。
【0038】次に、このように構成された画像形成装置
50の画像形成動作について説明する。
【0039】まず、ユーザーが操作部8により画像形成
動作のスタートを指示すると、原稿自動送り部1aから
原稿がプラテンガラス上に搬送され、この後、この原稿
の画像情報を画像走査機構9が読み取る。そして、この
画像走査機構9により読み取った画像情報はリーダコン
トローラ11に入力され、リーダコントローラ11によ
りデジタル信号処理が施される。なお、画像走査機構9
により画像情報が読み取られた後、原稿は原稿排紙部1
bに排出される。
【0040】さらに、このリーダコントローラ11は操
作部8からユーザーによって指示された拡大や反転等の
画像形成動作のオペレーションを行うと同時に、原稿の
画像情報をプリンタ2のプリンタコントローラにデジタ
ル信号として送信する。
【0041】次に、画像情報信号が伝達されたプリンタ
コントローラは、画像形成動作を開始する。即ち、まず
デジタル信号処理が施された画像情報に基づき、レーザ
スキャナ12によって既に一次帯電している感光ドラム
13bにレーザ光を照射し、感光ドラム13b上に静電
潜像を形成する。次に、この静電潜像を現像ユニット1
3aによって現像し、感光ドラム13b上にトナー画像
を形成する。
【0042】一方、このトナー画像形成動作に並行して
給紙ユニット15からシートPが1枚給送された後、搬
送部16によって画像形成ユニット13に搬送され、更
にこの後、トナー画像形成のタイミングを取ってシート
Pを感光ドラム13bと転写ローラ13cと共により形
成される転写ニップに搬送する。
【0043】そして、この転写ニップを通過する際に、
感光ドラム13b上に形成されたトナー画像をシートP
に転写する。この後、このようにしてトナー画像が転写
されたシートPは、定着部14に搬送され、この定着部
14においてトナー画像が永久的に定着され、更にこの
ようにして画像が定着されたシートPは排出パス17を
通過し、プリンタ2の天カバー21に設けられた排紙ト
レイ7に排出される。
【0044】以上の画像形成動作は、原稿をリーダ1で
読み取り、その画像情報に基づいてプリンタ2で画像を
形成する場合の動作であるが、原稿の画像情報ではな
く、プリンタ2をネットワークに接続し、情報端末等か
らデジタル信号で送られる画像情報に基づいてシートに
画像を形成することが可能なのは言うまでもない。
【0045】ところで、収容ラック3は、板金を主な材
料とし、支柱部分は角材を用いて形成されると共にリー
ダ1を載置する画像読取部載置台であるリーダ載置台4
と、プリンタ2を載置する画像形成部載置台であるプリ
ンタ載置台5が設けられている。そして、リーダ1及び
プリンタ2はリーダ載置台4及びプリンタ載置台5に不
図示の位置決め部材によって所定の位置にそれぞれ独立
して載置固定されるようになっている。
【0046】なお、プリンタ載置台5の底面には、プリ
ンタ2を画像形成装置手前側に引き出すことが可能とな
るようにキャスター22が設けられている。また、引き
出し動作を行わない時には安全性を考慮し、プリンタ載
置台5が移動しないように不図示のアジャスタが設けら
れている。
【0047】ところで、既述したように、リーダ1とプ
リンタ2は収容ラック3のリーダ載置台4及びプリンタ
載置台5にそれぞれ独立して設置されており、これによ
りリーダ1とプリンタ2の間には空間Sが形成されるよ
うになっている。
【0048】ここで、この空間Sは画像が形成されたシ
ートPを排出するためのものであり、このようにリーダ
1とプリンタ2の間に形成された空間SにシートPを排
出するように装置を構成することにより、従来画像形成
装置の側方に突出していた排紙トレイをなくすことがで
き、画像形成装置50の設置占有面積を小さく抑えるこ
とができる。
【0049】なお、プリンタ2の前面側には図1に示す
ように前ドア20が開閉可能に設けられており、画像形
成ユニット13のメンテナンスやジャム処理を行う場合
は、この前ドア20を開いて行うようにしている。ま
た、給紙ユニット15は画像形成装置手前側に引き出し
可能に設けられており、シートの補充を行う場合には、
給紙ユニット15を手前側に引き出すようにしている。
【0050】さらに、プリンタ2の両側面には図2に示
すように、右側ドア18、左側ドア19が開閉可能に設
けられており、ジャムにより搬送部16、排出パス17
等に帯留しているシートを除去する場合は、これらのド
ア18,19を開放してシートの除去を行うようにして
いる。また、装置本体上面の天カバー21は取外し可能
に設けられており、レーザスキャナ12のメンテナンス
作業を行う場合は、この天カバー21を取り外して行う
ようにしている。
【0051】ところで、図1及び図2において、27は
リーダ載置台4とプリンタ2とを連結固定する固定部材
であり、この固定部材27の側面にはリーダ載置台4と
平行な第1固定部27aが凸設され、固定部材27の下
端には第2固定部27bが形成されている。そして、こ
の第1固定部27aをリーダ載置台4に、第2固定部2
7bを天カバー21の上前面にビス止めすることによ
り、リーダ載置台4とプリンタ2とを固定部材27によ
って連結固定することができるようになっている。
【0052】なお、上記の構成では、固定部材27は単
体で形成されているが、第1固定部27aをリーダ載置
台4に固定し、第2固定部27bをプリンタ2の天カバ
ー21の上面に固定し、さらに、第1固定部27aと第
2固定部27bとをビスで固定するようにしてもよい。
【0053】つまり、固定部材27を2つに分割してそ
れぞれリーダ載置台4とプリンタ2に固定した後、それ
ぞれの固定部材27を連結する構成である。このように
構成することで、例えば、プリンタ2のメンテナンス時
等に装置を手前側に引き出す場合、固定部材同士の連結
を解除することで、容易に行なうことが可能となる。ま
た、装置の組み立ての際、寸法誤差や組み立て誤差等を
許容する上でも、有効である。
【0054】(第1の実施の形態)以上の構成に基づい
て、本発明の第1の実施の形態について説明する。本実
施の形態では上記した固定部材27に操作部8を固定す
るようにしている。なお、同図において、8aは操作部
8を支持する支持手段としての支持部であり、操作部8
はこの支持部8aを介して固定部材27に図示しないビ
スによって固定されるようになっている。
【0055】ここで、プリンタ2は重量が重く、また画
像形成装置50の下部に配されているため重心位置も低
いことから安定しており、このような安定したプリンタ
2にリーダ載置台4を固定部材27を介して固定するこ
とにより、図3に示すように収容ラック奥行き方向の支
持部材3aのみで支持され、前後に揺れやすいリーダ載
置台4も安定するようになる。
【0056】また、言い換えればリーダ載置台4とプリ
ンタ2とを連結固定することにより、固定部材27も安
定するようになり、このように安定した固定部材27に
操作部8を固定することにより、ユーザーが操作しやす
いようにリーダ載置台4の自由端、即ちリーダ載置台4
の前面に位置する操作部8も安定するようになる。
【0057】これにより、ユーザーが操作部8の操作ボ
タン81やタッチパネル82を押した場合でも操作部8
が揺れることは無くなり、操作部8の揺れによる操作性
の低下を防ぐことができ、さらに操作部8の視認性の低
下も防ぐことができる。
【0058】なお、固定部材27とリーダ載置台4を固
定しているビスB及び固定部材27と天カバー21を固
定しているビスBを外すことにより、プリンタ2を画像
形成装置前面側に引き出すことも可能である。
【0059】さらに、本実施の形態において、固定部材
27は図2に示すように、原稿自動送り部1aの前方
で、かつ原稿排紙部1bとは離れた位置、つまり原稿自
動送り部1aの原稿反転部側である正面から向かって左
手前側に配置されているため、固定部材27に取り付け
た操作部8が原稿排紙部1b上の原稿の取り扱いを妨げ
ることはない。原稿反転部が存在しない原稿自動送り部
を有する画像形成装置の場合は、読み取られた原稿が排
出される原稿排紙部と反対側に設けるようにすればよ
い。
【0060】また、操作部8は、ユーザの操作や視認性
を高めることが可能な方向に向いて固定されるのが好適
である。
【0061】このように、リーダ載置台4とプリンタ2
を固定部材27によって連結固定すると共に、この固定
部材27に操作部8を取り付けることにより、ユーザー
操作時の操作部8のゆれを防止することができ、操作部
8の操作性を向上させることができる。さらに、固定部
材27、即ち操作部8を原稿自動送り部1aの前方に、
かつ原稿自動送り部1aの原稿排紙部1bとは離れた位
置(反対側の位置)に配置することにより、原稿が取り
扱い易くなる。
【0062】なお、本実施の形態においては、原稿自動
送り部1aが読み取り後の原稿を画像形成装置50の向
かって右側に排紙する場合について述べてきたが、原稿
自動送り部1aが原稿を画像形成装置50の向かって左
側に排紙する場合には固定部材27及び操作部8を画像
形成装置50の向かって右側に配置するようにすること
は言うまでもない。また、この場合、固定部材27を固
定する関係からプリンタ2を、画像形成後のシートを天
カバー21の左側に排紙する方向に設置するのが好まし
い。
【0063】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。なお、上述した画像形
成装置50の一般的な構成や動作、および第1の実施の
形態で示した部材等と同等の部材には同じ符号を付し、
説明を省略する。
【0064】図4は、本実施の形態に係る画像形成装置
の概略構成を説明する断面図である。
【0065】同図において、8Aは操作部8を同図の矢
印で示すように水平方向に回動自在に支持すると共に、
操作部8を図5の矢印で示す方向に回動自在に支持する
支持手段である操作部支持装置であり、この操作部支持
装置8Aは、操作部8を回動自在に支持する第1の支持
部8bと、この第1の支持部8bを回動自在に支持する
第2の支持部8cとを備えている。
【0066】それぞれの回動動作について詳細に説明す
る。図6は操作部8を上方から見た図である。操作部8
と第1の支持部8bとの間には、図に示すように第1の
ヒンジ30が略水平方向にヒンジの回転軸が延びるよう
に設けられており、操作部8と第1の支持部8bとが連
結されている。この第1のヒンジ30を介して操作部8
は第1の支持部8bにより、回転軸線周り(図5の矢印
方向)に回動自在に支持されるようになっている。
【0067】なお、同図において、30aは締め付けバ
ネであり、第1の支持部8bはスプリングピン30cに
よりこの締め付けバネ30aと連結している。また、3
0bは中継パイプであり、この中継パイプ30bは操作
部8と連結している。
【0068】ここで、第1の支持部8bと連結している
締め付けバネ30aは、中継パイプ30bを所定の大き
さの締め付け力で締め付けており、このように締め付け
バネ30aによって中継パイプ30bを締め付けること
により、所定以上の力を加えない限り操作部8を回動さ
せることはできないようになっている。言い換えれば、
操作部8は、このようなトルクリミッタを構成する締め
付けバネ30aにより、装置を操作するために操作ボタ
ン81やタッチパネル82を押した程度の力では回動し
ないようになっている。
【0069】続いて装置前面方向から支持部を見た図で
ある図7を用いて説明する。第1の支持部8bと第2の
支持部8cとの間には、図7に示すように第2のヒンジ
31が略鉛直方向にヒンジ31の回転軸が延びるように
設けられており、第1の支持部8bと第2の支持部8c
とが連結されている。この第2のヒンジ31により第1
の支持部8b、即ち操作部8は回転軸線周りに回動自在
に支持されるようになっている。
【0070】なお、同図において、31aは締め付けバ
ネであり、この締め付けバネ31aは、スプリングピン
31cにより中継パイプ31bと連結し、さらにこの中
継パイプ31dを介して第2の支持部8cと連結してい
る。また、第2の支持部8cは中継パイプ31dを通し
て第1の支持部8bを回動可能に支持している。
【0071】ここで、この締め付けバネ31aは、中継
パイプ31bを所定の大きさの締め付け力で締め付けて
おり、このように締め付けバネ31aによって中継パイ
プ31bを締め付けることにより、所定以上の力を加え
ない限り第1の支持部8b(操作部8)を回動させるこ
とはできないようになっている。言い換えれば、操作部
8は、このようなトルクリミッタを構成する締め付けバ
ネ31aにより、装置を操作するために操作ボタン81
やタッチパネル82を押した程度の力では回動しないよ
うになっている。
【0072】よって、上記のような構成を備えた操作部
支持装置8Aによって操作部8を支持することにより、
ユーザは操作のし易い方向に操作部を変位させて装置の
操作を行なうことが可能となる。また、ユーザーが操作
部8の操作ボタン81やタッチパネル82を押す際、操
作部8に上下方向及び左右方向に回動する力が発生して
も操作部8は回動することはなく、操作部8の操作性が
向上する。
【0073】なお、操作部8はリーダ1の近傍で、操作
部8の回動によってリーダ1と干渉しないような位置に
設けられていればよいし、また、回動の範囲が限定され
ていてもよい。
【0074】なお、これまでの説明においては、各部材
の固定をビスで行う場合について説明したが、本発明は
これに限らず、取り外し可能で、且つ強固に各部材を固
定できるならば他の手段を用いても良い。
【発明の効果】
【0075】以上述べたように本発明によれば、画像読
取部載置台と画像読取部載置台の下方に収納された画像
形成部を固定部材により連結固定すると共に、操作部を
固定部材に取り付けるようにすることにより、ユーザー
操作時の操作部の揺れを防止することができ、これによ
り操作部の操作をしやすくすることができる。また、固
定部材を給送手段の前方に、かつ給送手段の原稿排紙側
と反対側に設けるようにすることにより、操作部が原稿
取り扱いの妨げになることがないようにすることがで
き、これにより原稿の取り扱いを容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の斜視図。
【図2】上記画像形成装置の概略構成を説明する断面
図。
【図3】上記画像形成装置の左側面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の概略構成を説明する断面図。
【図5】上記画像形成装置の左側面図。
【図6】上記画像形成装置に設けられた操作部支持装置
の第1のヒンジの拡大図。
【図7】上記操作部支持装置の第2のヒンジの拡大図。
【図8】従来の画像形成装置の概略構成を説明する断面
図。
【図9】従来の画像形成装置の右側面図。
【符号の説明】
1 リーダ(画像読取部) 1a 原稿自動送り部 2 プリンタ(画像形成部) 3 収容ラック(収容枠体) 4 リーダ載置台(画像読取部載置台) 5 プリンタ載置台(画像形成部載置台) 8A 操作部支持装置 8 操作部 8b 第1の支持部 8c 第2の支持部 27 固定部材 30 第1のヒンジ 30a 締め付けバネ 31 第2のヒンジ 31a 締め付けバネ 50 画像形成装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取部と、該
    画像読取部からの画像情報に基づいて画像を形成する画
    像形成部とを備えると共に、前記画像読取部と前記画像
    形成部との間に空間を設け、該空間に画像が形成された
    シートを排出するようにした画像形成装置において、 画像読取部載置台を有し、前記画像読取部載置台に前記
    画像読取部を載置すると共に、前記画像読取部載置台の
    下方に前記画像形成部を収納するように構成された収容
    枠体と、 前記画像読取部載置台と前記画像形成部とを連結固定す
    る固定部材と、 前記装置の操作や、情報を入力する操作部と、 を備え、 前記固定部材に前記操作部を支持するための支持部を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像読取部に原稿を給送すると共
    に、読み取りが終了した原稿を排紙する原稿給送手段を
    備え、前記操作部を前記原稿給送手段の原稿排紙側と反
    対側に設けるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部は、前記固定部材の装置手前
    側に固定されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部は、前記操作部を支持する第
    1の支持部と、前記支持部を前記固定部材に支持する第
    2の支持部とによって構成されていることを特徴とする
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部は、前記操作部を回動可能に
    支持するため、回動軸が略水平方向に延びた第1のヒン
    ジを有し、前記第1のヒンジは前記操作部と前記第1の
    支持部との連結部に設けられており、前記操作部は前記
    第1のヒンジの前記回動軸線周りに回動することを特徴
    とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記支持部は、前記操作部を回動可能に
    支持するため回動軸が略鉛直方向に延びた第2のヒンジ
    を有し、前記第2のヒンジは前記第1の支持部と前記第
    2の支持部との連結部に設けられており、前記操作部は
    前記第2のヒンジの前記回動軸線周りに回動することを
    特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2のヒンジは、回動を規
    制するトルクリミッタを有することを特徴とする請求項
    5又は6記載の画像形成装置。
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