JP2001356230A - 光導波路部品およびこれを利用する光モジュール - Google Patents

光導波路部品およびこれを利用する光モジュール

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JP2001356230A
JP2001356230A JP2000176679A JP2000176679A JP2001356230A JP 2001356230 A JP2001356230 A JP 2001356230A JP 2000176679 A JP2000176679 A JP 2000176679A JP 2000176679 A JP2000176679 A JP 2000176679A JP 2001356230 A JP2001356230 A JP 2001356230A
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optical
optical waveguide
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module
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Toshikazu Hashimoto
俊和 橋本
Ikuo Ogawa
育生 小川
Motohaya Ishii
元速 石井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 無駄を生じることなく簡単に作製できて反射
戻り光の抑制や光結合の劣化の抑制を実現できる光導波
路部品および光モジュールを提供する。 【解決手段】 光導波路12の光軸方向に対して端面1
3を傾斜させるように菱型に形成された光導波路部品1
1において、一方の端面13に対して直交する光軸を有
する光素子21を一方の端面13側に配置するときに光
素子21と干渉することなく一方の端面13に対して入
射角を有するように光導波路12を湾曲させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路部品およ
びこれを利用する光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】平面型の光導波路部品は、ウエハ上に光
導波路が形成され、半導体集積回路と同様な作製方法に
よって一括して大量に生産される。光導波路を多数形成
されたウエハは、精密切り出し機によって直線的に切り
出されて、個別に分割されて最終的に長方形状の光導波
路部品として作製される。このため、このような光導波
路部品に光素子などを接合すると、光素子からの光信号
が光導波路の端面に対して垂直に入射することから、界
面において反射を生じやすく、反射戻り光が多くなって
しまう。
【0003】そこで、図6に示すように、光導波路11
2の光軸方向に対して端面113を傾斜させるようにウ
エハ110を切り出して菱型(平行四辺形状)の光導波
路部品111を作製し、当該光導波路112の端面11
3から入射する光に入射角をもたせることにより、反射
戻り光の発生を抑えて、光導波路部品111の光特性の
低下を抑えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような光導波路部品111においては、光素子121
を光結合させる場合、図7に示すように、光素子121
の端面123が光導波路122の光軸方向に対して直交
する方向であるため、光導波路112と光素子121の
光導波路122との間に空隙を生じてしまい、光結合が
弱くなって光モジュールの特性が低下してしまってい
た。
【0005】このため、切り出された光導波路部品11
1を図7に点線で示すようにさらに切断したり、図8に
示すように、台形型の光導波路部品211を作製するよ
うにウエハ210を切り出したりすることが考えられて
いるが、前者の方法では、光導波路部品111ごとに切
断しなければならず、作製に非常に手間がかかってしま
い、後者の方法では、ウエハ210の一部が無駄になっ
てしまうと共に、ウエハ210から切り出された光導波
路部品211のサイズがそれぞれ異なってしまうという
問題があった。
【0006】このようなことから、本発明は、無駄を生
じることなく簡単に作製できて反射戻り光の抑制や光結
合の劣化の抑制を実現できる光導波路部品およびこれを
利用する光モジュールを提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による光導波路部品は、光導波路の光軸
方向に対して端面を傾斜させるように菱型に形成された
光導波路部品において、一方の前記端面に対して直交す
る光軸を有する光素子を一方の当該端面側に配置すると
きに当該光素子と干渉することなく一方の当該端面に対
して入射角を有するように上記光導波路が湾曲している
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明による光モジュールは、上述
した光導波路部品と光素子とが同一の基板上に搭載され
ていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による光導波路部品および
これを利用する光モジュールの実施の形態を図1〜5を
用いて説明する。図1は、光導波路部品を切り出すウエ
ハの概略図、図2は、光導波路部品の概略図、図3は、
光導波路部品と光素子との光結合の関係の説明図、図4
は、光モジュールの概略構造を表す斜視図、図5は、光
モジュールの概略構造を表す平面図である。
【0010】図1に示すように、円形のシリコン製のウ
エハ10には、光導波路部品11が行列状に形成され
る。各光導波路部品11は、その形状にあわせてウエハ
10から切り出される。この場合、切り出される光導波
路部品11は、すべて同じ菱型(平行四辺形)となり、
ウエハ10を有効に利用することができる。
【0011】図2に示すように、光導波路部品11の光
導波路12は、半導体レーザ素子などのような光素子2
1と光結合される一方の端面13側の光軸が当該一方の
端面13に対して垂直となる方向へ伸びる一方、光ファ
イバ等と接続される他方の端面13側の光軸が当該他方
の端面13に対して所定の角度で傾斜する方向へ伸び
る、言い換えれば、上記一方の端面13側の光軸方向に
対して所定の角度(約8度)で傾斜する方向へ伸びるよ
うに湾曲している。
【0012】光素子21は、その光導波路22の光軸に
対して直交する端面23により共振器構造が構成される
ことから、光導波路部品11の端面13が光導波路12
の光軸に対して入射角を有すると(傾斜していると)、
光導波路部品11の端面13に上記端面23を干渉させ
ることなく十分に近接させることが難しい。先にも説明
したように、光導波路部品11と光素子21との間が拡
がると、光導波路部品11と光素子21との光結合が低
下してしまうため、光導波路部品11と光素子21とを
十分に近接する必要がある。
【0013】図3に示すように、光導波路部品11と光
素子21との間で十分な光結合を得るための距離をdと
し、光導波路部品11の一方の端面13への入射角をθ
とし、光素子21の光導波路部品11と最接近する側の
チップ幅をwとすると、光導波路部品11と光素子21
とが接触して干渉しないための条件として、下記の式
(1)の関係が成り立つ。そこで、下記の式(2)をの
関係を満たすようにすれば、光導波路部品11と光素子
21が干渉することなく必要な光結合を得ることができ
る。この場合、光導波路部品11と光素子21とをでき
る限り接近させるため、θ=0とした。これにより、光
導波路部品11と光素子21とを極限にまで近づけるこ
とができる。
【0014】[数1] d>w・tan θ (1) θ<tan -1(d/w) (2)
【0015】したがって、ウエハ10から光導波路部品
11を菱型(平行四辺形状)に切り出しても、光素子2
1とを近接させて光結合させることができるので、光導
波路部品11の作製工程におけるレイアウトの効率化や
切り出し作業の簡略化を図ることができる。
【0016】このような光導波路部品11を利用した光
モジュールを図4,5に示す。図4,5に示すように、
シリコン製の基板30上には、光導波路部品11および
光素子21が設けられている。光導波路部品11の一方
の端面13には、端面を傾斜するように研磨された図示
しないMTコネクタが接合される。また、基板30上に
は、ガイドピン32を案内するピンガイド部材31が設
けられている。基板30には、リードフレーム33が接
合されており、光素子21に電気信号を伝えることがで
きるようになっている。
【0017】ここで、光導波路部品11の光導波路12
は、その光軸方向が前記MTコネクタの光ファイバ方向
へ伸び、光素子21側で湾曲している。すなわち、光素
子21は、前記光ファイバに対して傾斜して配置される
のである。
【0018】このような光モジュールにおいては、光導
波路部品11が光素子21よりも大きいので、光素子2
1を傾斜させて組み立てても、その大きさがほとんど変
化しないと共に、光素子21が図4,5中、上側の広い
方に配置されるので、小型化を図ることができる。
【0019】したがって、このような光導波路部品11
および光モジュールによれば、無駄を生じることなく簡
単に作製できて反射戻り光の抑制や光結合の劣化の抑制
を実現することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の光導波路部品によれば、ウエハ
から切り出した端面に接続するデバイスにあわせて、光
導波路の入射角を適切な方向に傾斜させることにより、
効率的に作製することができる。
【0021】また、上記光導波路部品を利用して光モジ
ュールを作製すれば、量産に適した小型なものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光導波路部品を切り出すウエハの
実施の形態の概略図である。
【図2】光導波路部品の概略図である。
【図3】光導波路部品と光素子との光結合の関係の説明
図である。
【図4】本発明による光モジュールの実施の形態の概略
構造を表す斜視図である。
【図5】光モジュールの概略構造を表す平面図である。
【図6】従来の光導波路部品を切り出すウエハの一例の
概略図である。
【図7】従来の光導波路部品の一例の概略図である。
【図8】従来の光導波路部品を切り出すウエハの他の例
の概略図である。
【符号の説明】
10 ウエハ 11 光導波路部品 12 光導波路 13 端面 21 光素子 22 光導波路 23 端面 30 基板 31 ピンガイド部材 32 ガイドピン 33 リードフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 元速 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H037 BA02 CA00 CA36 2H047 KA12 MA07 PA24 QA02 TA31 TA42 5F073 AB21 EA26 FA13 FA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路の光軸方向に対して端面を傾斜
    させるように菱型に形成された光導波路部品において、
    一方の前記端面に対して直交する光軸を有する光素子を
    一方の当該端面側に配置するときに当該光素子と干渉す
    ることなく一方の当該端面に対して入射角を有するよう
    に上記光導波路が湾曲していることを特徴とする光導波
    路部品。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光導波路部品と光素子
    とが同一の基板上に搭載されていることを特徴とする光
    モジュール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019040040A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 富士通株式会社 光機能モジュール、これを用いた光トランシーバ、及び光機能モジュールの製造方法
JP2019165120A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 日亜化学工業株式会社 光モジュール
JP2022009261A (ja) * 2018-03-20 2022-01-14 日亜化学工業株式会社 光モジュール

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JP2019040040A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 富士通株式会社 光機能モジュール、これを用いた光トランシーバ、及び光機能モジュールの製造方法
JP2019165120A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 日亜化学工業株式会社 光モジュール
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