JP2001355843A - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーブン庫内のスケールの掃除が容易で、1
00℃を越える過熱蒸気でオーブン庫内の被調理食品を
調理する加熱調理装置を安価に提供すること。 【解決手段】 マイクロ波をオーブン庫11内に導く導
波管14の出口15に着脱自在に設けた低誘電率材料で
成形した蒸発容器16と、オーブン庫11内の空気を循
環させる送風機17と、オーブン庫11の壁を加熱する
ヒータ18aとからなり、マイクロ波の誘電加熱によっ
て蒸発容器16内の水を蒸発させて水蒸気を発生させ、
ヒータ18aにより水蒸気を加熱して過熱蒸気とする構
成とした。したがって、加熱調理装置にあまり大きな構
成を追加することなく安価に水蒸気を発生させ、ヒータ
18aによって過熱蒸気とすることが可能になる。ま
た、蒸発容器16を着脱自在としたことでスケールの掃
除が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理装置に関
し、特に100℃を越える水蒸気である過熱蒸気でオー
ブン庫内の被調理食品を調理する、過熱蒸気調理に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、過熱蒸気を利用する加熱調理器に
特開平8−49854号公報があった。これは、図6に
示すように、オーブン庫1の底部に水を蒸発させる蒸発
部2を設け、前記蒸発部2を誘導加熱コイル3で加熱し
て飽和水蒸気を発生させるとともに、赤外線をオーブン
庫内に輻射する赤外線発生手段4によって飽和水蒸気を
更に加熱して過熱蒸気とするもので、熱媒体として過熱
蒸気を用いることによって、空気より食品への熱伝達率
が大きくなり調理時間が短縮できるものである。
【0003】また、食品を蒸気と電波で加熱する調理器
として特開平8−128649号公報があった。これは
図7に示すように、加熱室5に電波を照射する高周波発
生手段6によって、加熱室5内の高周波発生手段6と食
品7との間に着脱自在に設けた蓋付きの蒸気容器8内の
水を電波加熱して、発生した蒸気を開口部9から加熱室
5内に放出して、食品を高湿度の雰囲気で包み、電波加
熱と蒸気加熱で、食品の水分の蒸発を防止し、しっとり
とした仕上がりの加熱をおこなうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、図6に示す加熱調理器は、オーブン庫1の
底部を加熱する誘導加熱コイル3が、オーブン庫内を加
熱する赤外線発生手段4と別に必要で高価になるととも
に、水が蒸発するとオーブン庫1の底部に水に溶けてい
たカルシウムなどのミネラル成分がスケールとして白く
残り、オーブン庫1内の掃除が大変であった。また、図
7に示す加熱調理器は、蒸気容器8が取り外せるため、
後片付けは楽であるが、100℃で発生した蒸気を再加
熱しないので、過熱蒸気による調理はできず、水蒸気が
オーブン庫壁に結露して庫内に結露水が溜まるという課
題を有していた。
【0005】そこで本発明は、安価な構成で、スケール
の掃除及びオーブン庫内の結露水の後片付けが楽で、予
熱時間も調理時間も短く、100℃を越える水蒸気であ
る過熱蒸気でオーブン庫内の被調理食品を素早く調理す
る過熱蒸気調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の加熱調理装置は、被調理食品を収納するオー
ブン庫と、前記オーブン庫内にマイクロ波を照射する高
周波発生手段と、マイクロ波をオーブン庫内に導く導波
管の出口に着脱自在に設けた低誘電率材料で成形した蒸
発容器と、オーブン庫内の空気を循環させる送風機と、
オーブン庫壁を加熱するヒーターと、このヒータを覆う
ように設けた反射板とで構成され、マイクロ波の誘電加
熱によって前記蒸発容器内の水を蒸発させて水蒸気を発
生させ、前記ヒータにより水蒸気を加熱して過熱蒸気と
するものである。
【0007】これにより、蒸発容器をオーブン庫内の導
波管の出口に設置することで、加熱調理装置にあまり大
きな構成を追加することなく安価に水蒸気を発生させる
ことができ、オーブン庫内の空気を循環して加熱させる
送風機とヒータによって過熱蒸気とすることができる。
また、蒸発容器を着脱自在としたことでスケールの掃除
が容易になる。また、庫壁を直接加熱するヒータ構成と
したため、蒸気を庫壁に結露させなくできる。また、ヒ
ータを覆うように反射板を設けたため、短時間で予熱を
行うことができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、被調
理食品を収納するオーブン庫と、前記オーブン庫内にマ
イクロ波を照射する高周波発生手段と、マイクロ波をオ
ーブン庫内に導く導波管の出口に着脱自在に設けた低誘
電率材料で成形した蒸発容器と、オーブン庫内の空気を
循環させる送風機と、オーブン庫壁を加熱するヒータ
と、このヒータを覆うように設けた反射板とで構成さ
れ、マイクロ波の誘電加熱によって前記蒸発容器内の水
を蒸発させて水蒸気を発生させ、前記ヒータにより水蒸
気を加熱して過熱蒸気とするもので、蒸発容器をオーブ
ン庫内の導波管の出口に設置することで、一般家庭にオ
ーブンレンジという名称で広く普及している電子レンジ
とオーブン機能が一体となった加熱調理装置にあまり大
きな構成を追加することなく安価に水蒸気を発生させる
ことができ、オーブン庫内の空気を循環して加熱させる
送風機とヒータによって過熱蒸気とすることができる。
また、蒸発容器を着脱自在としたことでスケールの掃除
が容易になる。また、庫壁を直接加熱するヒータ構成と
したため、蒸気を庫壁に結露させなくできる。また、ヒ
ータを覆うように反射板を設けたため、短時間で予熱を
行うことができるようになる。
【0009】請求項2に記載した発明は、マイクロ波に
より蒸気を発生させ、蒸気が庫内を充満する間、送風機
の出力を停止するもので、庫内の空気と蒸気を混じらせ
ることなく、軽い蒸気で重い空気を下方の空気抜き穴か
ら追い出すようにしたものであり、少ない蒸気量で短時
間に調理を行うことができる。
【0010】請求項3に記載した発明は、蒸発容器を可
動させる可動手段を設けたものであり、蒸発容器の位置
をマイクロ波の出口から移動させることで、マイクロ波
を蒸気容器に照射するか、庫内の被調理物に照射するか
の比率を調整できる。
【0011】請求項4に記載した発明は、オーブン庫内
にマイクロ波の電界強度分布を可変する可動金属板を設
けたものであり、蒸気容器をマイクロ波の出口に置かな
くても、マイクロ波を蒸気容器に照射するか、庫内の被
調理物に照射するかの比率を調整できる。
【0012】請求項5に記載した発明は、複数の高周波
発生手段と、マイクロ波をオーブン庫内に導く複数の導
波管出口を構成し、蒸発容器を導波管出口の1つに設
け、前記高周波発生手段への通電を切り換えるもので、
マイクロ波の出口を切り換えて、マイクロ波を蒸発容器
に照射するか、オーブン庫内の食品に照射するかを切り
換えられる。
【0013】請求項6に記載した発明は、オーブン庫内
に設けたターンテーブルと、蒸発容器をこのターンテー
ブル上に着脱自在に設け、前記ターンテーブルの回転位
置を可変させるもので、ターンテーブル上に置いた蒸発
容器の位置をターンテーブルを回転させることで調節
し、マイクロ波の出口に近づけるか遠ざけるかで、マイ
クロ波を蒸気容器に照射するか、庫内の被調理物に照射
するかの比率を調整できる。
【0014】
【実施例】過熱蒸気調理は、100℃を越える水蒸気で
ある過熱蒸気をオーブン庫内に満たし、被調理食品を調
理するもので、食品温度が低いときは食品表面で凝縮水
が発生するため、水蒸気の潜熱によって急速に食品表面
を加熱することができ、凝縮水により、食品に湿気を与
えながら乾燥させずに調理できる物である。また水蒸気
は空気よりも比熱が大きいため、食品への熱伝達は水蒸
気の方がよい。さらに180℃程度以上のいわゆる逆転
点以上の過熱蒸気では、空気よりも速く食品表面を乾燥
させることができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例1の加
熱調理装置の構成を示す図である。10は本発明の加熱
調理装置である。11は被調理食品12を収納するオー
ブン庫で、13は前記オーブン庫11内にマイクロ波を
照射する高周波発生手段である。マイクロ波をオーブン
庫11内に導く導波管14の出口15に低誘電率材料で
成形した蒸発容器16を着脱自在に設置し、マイクロ波
の誘電加熱によって蒸発容器16内の水を蒸発させて水
蒸気を発生させる。オーブン庫11内の空気を循環させ
る送風機17と、オーブン庫11内の空気を加熱するヒ
ータ18a,18b,18cとが設置され、覆う形で反
射板21a,21b,21cを設けている。またオーブ
ン庫11内の下方に空気抜き穴19を設け、空気抜き穴
19内に蒸気を検出する温度センサ20を設けている。
オーブン庫11内に設けた22は可動金属板であり、オ
ーブン庫内のマイクロ波による電界強度分布を変えるも
のである。
【0017】この構成によって一般家庭にオーブンレン
ジという名称で広く普及している電子レンジとオーブン
機能が一体となった加熱調理器にあまり大きな構成を追
加することなく安価に過熱蒸気による調理装置を構成す
ることができる。まずヒータ18a,18b,18cと
送風機17によってオーブン庫11の壁を予熱し、送風
機17で循環される空気によってオーブン庫11内も加
熱する。オーブン庫11の壁を100℃以上にしておく
と、1気圧に於いて水は100℃を越えると必ず気体で
存在するので、庫内で大量の蒸気を発生させてもオーブ
ン庫11の壁に結露することを防止することができ、結
露水受けを設置する必要がない。ヒータ18a,18
b,18cがオーブン庫11の壁を直接加熱する構成と
し、反射板21a,21b,21cでオーブン庫11の
壁の熱容量を増やさず熱を外へ逃がさない構造としたの
で、オーブン庫11の壁の昇温が早く、予熱を素早く完
了させることができる。
【0018】オーブン庫11の壁が100℃以上に達し
たら送風機17を停止し、被調理食品12を入れ、高周
波発生手段13によって蒸発容器16内の水を沸騰させ
蒸気を発生させる。蒸発容器16は低誘電率材料で成形
されているので、蒸発容器16自体はマイクロ波で加熱
されず、内部の水だけがマイクロ波で加熱されるので加
熱効率が良く水の分量が減っても蒸発容器16が空焼き
になって過温度になる心配がない。蒸発容器16をオー
ブン庫内の導波管の出口15に設置することで、被調理
食品12と蒸発容器16の水の両方がオーブン庫11内
にあるにもかかわらず、蒸発容器の水だけを選択的にマ
イクロ波加熱することができる。蒸発容器16を着脱自
在としたことで水に溶けていたカルシウムなどのミネラ
ル成分がスケールとして蒸発容器16に残っても掃除が
容易である。
【0019】水が水蒸気になると体積は約1700倍に
なる。オーブン庫11自体は水蒸気が漏れないよう隙間
を無くし、扉にもパッキン(図示せず)を設けて隙間を
塞ぐ構造としている。ここでオーブン庫11内の下方に
空気抜き穴19を設けておくことで、空気より比重の軽
い水蒸気はオーブン庫11の上方に溜まり、下方の空気
抜き穴19からは空気が追い出される。この時、送風機
17を停止させると空気と蒸気が混じることがなくなる
ので、効率的に空気を追い出すことができる。空気抜き
穴19から蒸気が噴出することは、オーブン庫11内が
蒸気で満たされたことを示す。
【0020】図2に示すように、温度センサ20の温度
23は蒸気が空気抜き穴19まで到達すると、急激に上
昇する。これを設定温度24で検出して、空気抜き穴1
9を水蒸気が通過したと判断してマイクロ波の出力を低
下させることにより、蒸気の発生量を減少させ、オーブ
ン庫11外に噴出する蒸気量を減らし、無駄な電力と水
の使用防ぐ。
【0021】オーブン庫11内で発生させた100℃の
水蒸気を、庫内を循環させる送風機17とヒータ18
a,18b,18cでさらに温度を上げて過熱蒸気にし
て被調理食品を包んで調理する。100から110℃で
は蒸し料理が、約200℃では天ぷらなどの温め直し
が、約250℃では焼き物ができる。
【0022】オーブン庫11内に設けた可動金属板22
を使うと、蒸発容器16を導波管14の出口15と異な
る所に置いた場合、マイクロ波を蒸発容器16に集中さ
せるか、食品12に集中させるかを調節することができ
る。
【0023】(実施例2)図3は本発明の実施例2の加
熱調理装置の構成を示す図である。図3は側面図である
が、図1の同じ構成部品は同じ番号を付す。蒸発容器1
6はオーブン庫外に設けたモータである可動手段25に
より上下に可動する構成である。
【0024】蒸発容器16を可動することにより、マイ
クロ波を蒸発容器16と食品12とに切り換えて照射す
ることができる。中華まんじゅう等の肉厚が大きい食材
は過熱蒸気による表面からの加熱だけでは中心部まで温
度を上げるための調理時間がかかるが、途中または予め
誘電加熱によって内部を温めておき、その後過熱蒸気調
理を行えば短時間で調理できる。
【0025】(実施例3)図4は本発明の実施例3の加
熱調理装置の構成を示す図である。図1と同じ構成部品
は同じ番号を付す。高周波発生手段13,113とオー
ブン庫内にマイクロ波を照射する導波管14,114の
出口15,115を2箇所ずつ設け、蒸発容器16は導
波管出口の内のひとつ15に設置し、マイクロ波の出口
を切り換えるものである。
【0026】高周波発生手段13と113とを切り換え
ることによって、マイクロ波を蒸発容器16と食品12
とに切り換えて照射することができるので、実施例2と
同様の効果を引き出すことができる。
【0027】(実施例4)図5は本発明の実施例4の加
熱調理装置の構成を示す図である。図1と同じ構成部品
は同じ番号を付す。庫内に設けたターンテーブル26上
に蒸発容器16を設ける構成である。
【0028】ターンテーブル26の位置を制御すること
により、蒸発容器16をマイクロ波の出口15の前で停
止させると蒸気容器16に、出口15から話すと食品1
2にマイクロ波を照射することができるので、実施例2
と同様の効果を引き出すことができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、蒸発
容器をオーブン庫内の導波管の出口に設置することで、
一般家庭にオーブンレンジという名称で広く普及してい
る電子レンジとオーブン機能が一体となった加熱調理装
置にあまり大きな構成を追加することなく安価に水蒸気
を発生させることができ、蒸発容器を着脱自在としたこ
とでスケールの掃除が容易であり、オーブン庫内の空気
を循環して加熱するさせる送風機とヒータによりって過
熱蒸気とすることができる。蒸気を庫壁に結露させない
ため、庫壁を直接加熱するヒータ構成とし、またヒータ
を覆うように反射板を設け、短時間で予熱を行うことが
できる。
【0030】請求項2に記載した発明によれば、庫内の
空気と蒸気を混じらせることなく、軽い蒸気で重い空気
を下方の空気抜き穴から追い出すようにしたものであ
り、少ない蒸気量で短時間に調理を行うことができる。
【0031】請求項3に記載した発明によれば、蒸発容
器の位置をマイクロ波の出口から移動させることで、マ
イクロ波を蒸気容器に照射するか、庫内の被調理物に照
射するかの比率を調整できる。
【0032】請求項4に記載した発明によれば、蒸気容
器をマイクロ波の出口に置かなくても、マイクロ波を蒸
気容器に照射するか、庫内の被調理物に照射するかの比
率を調整できる。
【0033】請求項5に記載した発明によれば、マイク
ロ波の出口を切り換えて、マイクロ波を蒸発容器に照射
するか、オーブン庫内の食品に照射するかを切り換えら
れる。
【0034】請求項6に記載した発明によれば、ターン
テーブル上に置いた蒸発容器の位置をターンテーブルを
回転させることで調節し、マイクロ波の出口に近づける
か遠ざけるかで、マイクロ波を蒸気容器に照射するか、
庫内の被調理物に照射するかの比率を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の加熱調理装置の構成図
【図2】同加熱調理装置の温度センサの蒸気による変化
を示す図
【図3】本発明の実施例2の加熱調理装置の構成図
【図4】本発明の実施例3の加熱調理装置の構成図
【図5】本発明の実施例4の加熱調理装置の構成図
【図6】従来の加熱調理器の構成図
【図7】従来の他の加熱調理器の構成図
【符号の説明】
10 加熱調理装置 11 オーブン庫 13、113 高周波発生手段 14、114 導波管 15、115 導波管の出口 16 蒸発容器 17 送風機 18a ヒータ 18b ヒータ 18c ヒータ 19 空気抜き穴 20 温度センサ 21a 反射板 21b 反射板 21c 反射板 22 可動金属板 25 可動手段 26 ターンテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/68 310 H05B 6/68 310Z 6/70 6/70 E 6/74 6/74 E (72)発明者 大森 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K086 AA03 AA08 CB15 CC01 CC06 CC07 CD19 CD21 3K090 AA02 AA06 AB02 BA01 BA09 BB01 BB15 CA02 CA24 EA01 EB10 EB17 EB23 EB29 FA06 FA07 3L086 AA03 AA04 AA07 BA05 BA08 BB01 BB04 BB05 BD01 BE02 BF06 BF07 BF09 CC03 DA06 DA08 DA24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理食品を収納するオーブン庫と、前
    記オーブン庫内にマイクロ波を照射する高周波発生手段
    と、マイクロ波をオーブン庫内に導く導波管の出口に着
    脱自在に設けた低誘電率材料で成形した蒸発容器と、オ
    ーブン庫内の空気を循環させる送風機と、オーブン庫壁
    を加熱するヒータと、このヒータを覆うように設けた反
    射板とで構成され、マイクロ波の誘電加熱によって前記
    蒸発容器内の水を蒸発させて水蒸気を発生させ、前記ヒ
    ータにより水蒸気を加熱して過熱蒸気とする加熱調理装
    置。
  2. 【請求項2】 マイクロ波により蒸気を発生させ、蒸気
    が庫内を充満する間、送風機の出力を停止する請求項1
    記載の加熱調理装置。
  3. 【請求項3】 蒸発容器を可動させる可動手段を設けた
    請求項1または2記載の加熱調理装置
  4. 【請求項4】 オーブン庫内にマイクロ波の電界強度分
    布を可変する可動金属板を設けた請求項1または2記載
    の加熱調理装置。
  5. 【請求項5】 複数の高周波発生手段と、マイクロ波を
    オーブン庫内に導く複数の導波管出口を構成し、蒸発容
    器を導波管出口の1つに設け、前記高周波発生手段への
    通電を切り換える請求項1または2記載の加熱調理装
    置。
  6. 【請求項6】 オーブン庫内に設けたターンテーブル
    と、蒸発容器を前記ターンテーブル上に着脱自在に設
    け、このターンテーブルの回転位置を可変させる請求項
    1または2記載の加熱調理装置。
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