JP2001355298A - 耐火パネル壁及び耐火壁構造 - Google Patents

耐火パネル壁及び耐火壁構造

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JP2001355298A
JP2001355298A JP2000178711A JP2000178711A JP2001355298A JP 2001355298 A JP2001355298 A JP 2001355298A JP 2000178711 A JP2000178711 A JP 2000178711A JP 2000178711 A JP2000178711 A JP 2000178711A JP 2001355298 A JP2001355298 A JP 2001355298A
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JP2000178711A
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Kenji Otsuka
健二 大塚
Masaki Tono
正樹 戸野
Kazuhiro Okada
和廣 岡田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みが薄く、軽量で耐火性に優れる耐火パネ
ル壁の熱膨張性耐火材の熱膨張を阻害することなく、し
かも簡便に設置することが可能な耐火パネル壁及び耐火
壁構造の提供。 【解決手段】 石膏ボードの少なくとも片面に、厚み
0.1〜4mm厚の加熱によって膨張し耐火断熱層を形
成しうる、50kW/m2の加熱条件下で30分加熱し
た後の体積膨張倍率が3〜30倍である熱膨張性耐火材
を設けてなることを特徴とする耐火パネル壁及び該耐火
パネル壁を間柱又は胴縁にとりつけてなる耐火壁構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐火パネル壁及び
耐火壁構造に関し、特に熱膨張性耐火材を設けてなる耐
火パネル壁及び耐火壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の高層化等に伴い、建築物の構成
材料には軽量化が要望されている。さらに、建築物の種
類、立地条件等に応じて、建設省告示第2999号やJ
ISA 1304に定められた耐火性能基準を満たすこ
とが義務づけられている。外壁材の分野では、上記耐火
性能基準を満足するためには、ALC等のコンクリート
系外壁材に代表される耐火性能を有する外壁材が一般的
に用いられている。しかしながら、上記外壁材に耐火性
能を付与するためには50mm以上の厚みが必要であ
り、非常に重い部材となっていた。このため、輸送、施
工性、建物の空間占有率等の見地から大きな問題点があ
った。
【0003】このような問題点に対して、WO 98/
31730号公報には、加熱によって膨張する耐火性シ
ート状成形体を、一般外壁材に膨張を妨げずに形状保持
する部材と積層することによって得られる薄肉の耐火外
壁構成体が開示されている。しかしながら、外壁構成体
を設置する際に熱膨張を妨げずに形状保持する部材を積
層する方法については、釘、ビス、ボルト等により外壁
に直接固定する方法しか記載されていない。このような
固定方法では、様々な膨張倍率を有する公知の熱膨張性
材料に適用する場合、適度の支持力を与えることによっ
て、熱膨張に対する追従性を調節することができず、過
剰な支持力によって熱膨張が抑制されたり、支持力が不
十分で形状を保持できないことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、厚みが薄く、軽量で耐火性に優れる耐火パネル
壁の熱膨張性耐火材の熱膨張を阻害することなく、しか
も簡便に設置することが可能な耐火パネル壁及び耐火壁
構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究をすすめた結果、特定の厚さで特
定の体積膨張倍率を有する熱膨張性耐火材を用いること
により耐火性能に優れかつ軽量で厚みが薄く施工性に優
れ、さらに生産性に優れた耐火パネル壁及び耐火壁構造
が得られることを見出し、本発明を完成させた。
【0006】すなわち、本発明の第1(請求項1の発
明)は、石膏ボードの少なくとも片面に、厚み0.1〜
4mm厚の加熱によって膨張し耐火断熱層を形成しう
る、50kW/m2の加熱条件下で30分加熱した後の
体積膨張倍率が3〜30倍である熱膨張性耐火材を設け
てなることを特徴とする耐火パネル壁である。
【0007】また、本発明の第2(請求項2の発明)
は、上記熱膨張性耐火材が、熱可塑性樹脂又はエポキシ
樹脂100重量部に対し、無機充填剤を50〜400重
量部含有し、そのうち少なくとも加熱時に膨張する層状
無機物を20〜150重量部含有することを特徴とする
第1の発明に記載の耐火パネル壁である。
【0008】また、本発明の第3(請求項3の発明)
は、第1又は2の発明に記載の耐火パネル壁と不燃性面
材又は準不燃性面材を直接又は間柱を介して積層してな
ることを特徴とする耐火パネル壁である。
【0009】また、本発明の第4(請求項4の発明)
は、第1乃至3のいずれかの発明に記載の耐火パネル壁
と不燃性面材又は準不燃性面材の間に断熱材が充填され
てなることを特徴とする耐火パネル壁である。
【0010】また、本発明の第5(請求項5の発明)
は、第1乃至4のいずれかの発明に記載の耐火パネル壁
2枚を間柱に取り付けてなることを特徴とする耐火パネ
ル壁である。
【0011】また、本発明の第6(請求項6の発明)
は、第1乃至5のいずれかの発明に記載の耐火パネル壁
を間柱又は胴縁に取り付けてなる耐火壁構造である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の耐火パネル壁は、石膏ボ
ードの少なくとも片面に熱膨張性耐火材を設けたもので
あり、耐火壁構造は、該耐火パネル壁を間柱又は胴縁に
取り付けたものである。その構成について以下に詳細に
説明する。
【0013】(1)石膏ボード 本発明で用いる石膏ボードとしては、例えばJIS A
6901に規定された普通石膏ボード(GB−R)、
JIS A 6911に規定された化粧石膏ボード(G
B−D)、JIS A 6912に規定された防水石膏
ボード(GB−S)、JIS A 6913に規定され
た強化石膏ボード(GB−F)、JISA 6301に
規定された吸音石膏ボード(GB−P)等が挙げられ
る。
【0014】上記石膏ボードの厚みは、5〜21mmが
好ましい。厚みが5mm未満では、補助断熱効果及び補
強効果が不足し、21mmを超えると、本発明の目的と
する軽量化、薄肉化が実現されなくなる。
【0015】(2)熱膨張性耐火材 本発明で用いる熱膨張性耐火材は、加熱によって膨張
し、耐火断熱層を形成しうるものであり、50kW/m
2の加熱条件下で30分加熱した後の体積膨張率が3〜
30倍であるものであれば、どのようなものであっても
よいが、次のような熱可塑性樹脂又はエポキシ樹脂に無
機充填剤及び熱膨張性無機化合物である層状無機物を配
合した樹脂組成物からなるものが好ましい。
【0016】熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリプロ
ピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ(1−)ブテン樹
脂、ポリペンテン樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン(ABS)系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ
フェニレンエーテル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、フェノール系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ポリブテン、ポリイソブチレン、
天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、1,2−
ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロ
ロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、塩素化ブチ
ルゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロスルホン化
ポリエチレン、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴ
ム、多加硫ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタ
ンゴム等が挙げられる。
【0017】エポキシ樹脂としては、特に限定されない
が、基本的にはエポキシ基を持つモノマーと硬化剤を反
応させて得られる樹脂である。
【0018】エポキシ基をもつモノマーとしては、例え
ば、2官能のグリシジルエーテル型として、ポリエチレ
ングリコール型、ポリプロピレングリコール型、ネオペ
ンチルグリコール型、1,6−ヘキサンジオール型、ト
リメチロールプロパン型、プロピレンオキサイド−ビス
フェノールA型、水添ビスフェノールA型等が挙げら
れ、グリシジルエステル型として、ヘキサヒドロ無水フ
タル酸型、テトラヒドロ無水フタル酸型、ダイマー酸
型、p−オキシ安息香酸型等が挙げられ、多官能のグリ
シジルエーテル型として、フェノールノボラック型、オ
ルトクレゾール型、DPPノボラック型、ジシクロペン
タジエン・フェノール型等が挙げられる。これらは単独
でも、2種類以上混合して用いてもよい。
【0019】また、硬化剤としては、重付加型として、
ポリアミン、酸無水物、ポリフェノール、ポリメルカプ
タン等が、触媒型として、3級アミン、イミダゾール
類、ルイス酸錯体等が挙げられる。これらエポキシ樹脂
の硬化方法は、特に限定されず、公知の方法により行う
ことができる。
【0020】エポキシ樹脂と熱膨張性無機化合物を含有
する樹脂組成物からなる熱膨張性耐火材は、膨張後の熱
膨張性耐火材が補強構造をとるようになるため、形状保
持性に優れており、材料の厚みを薄くすることができ、
好適に用いることができる。
【0021】無機充填剤としては、特に限定されず、例
えば、シリカ、珪藻土、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化
錫、酸化アンチモン、フェライト類、水酸化カルシウ
ム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、塩基性
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸亜鉛、炭酸バリウム、ドーソナイト、ハイドロ
タルサイト、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、石膏繊
維、ケイ酸カルシウム、タルク、クレー、マイカ、モン
モリロナイト、ベントナイト、活性白土、セピオライ
ト、イモゴライト、セリサイト、ガラス繊維、ガラスビ
ーズ、シリカ系バルン、窒化アルミニウム、窒化ホウ
素、窒化ケイ素、カーボンブラック、グラファイト、炭
素繊維、炭素バルン、木炭粉末、各種金属粉、チタン酸
カリウム、硫酸マグネシウム、チタン酸ジルコン酸鉛、
アルミニウムボレート、硫化モリブデン、炭化ケイ素、
ステンレス繊維、ホウ酸亜鉛、各種磁性粉、スラグ繊
維、フライアッシュ、無機系リン化合物等が挙げられ
る。これらは、単独でも、2種以上をさらに混合して用
いてもよい。
【0022】これらの中でも、特に、骨材的役割を果た
す炭酸カルシウム、炭酸亜鉛で代表される金属炭酸塩、
骨材的役割の他に加熱時に吸熱効果も付与する水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウムで代表される含水無機
物が好ましい。
【0023】また、上記無機系リン化合物は、難燃性を
向上させるために好適に用いられ、無機系リン化合物と
しては、特に限定されず、例えば、赤リン;リン酸ナト
リウム、リン酸カリウム、リン酸マグネシウム等のリン
酸金属塩;ポリリン酸アンモニウム類等が挙げられる。
なかでも性能、安全性、費用等の点においてポリリン酸
アンモニウム類がより好ましい。
【0024】加熱時に膨張する熱膨張性無機化合物であ
る層状無機物としては、特に限定はないが、例えば、バ
ーミキュライト、カオリン、マイカ、熱膨張性黒鉛等が
挙げられる。これらの中でも、発泡開始温度が低いこと
から熱膨張性黒鉛が好ましい。
【0025】熱膨張性黒鉛とは、従来公知の物質であ
り、天然鱗状グラファイト、熱分解グラファイト、キッ
シュグラファイト等の粉末を濃硫酸、硝酸、セレン酸等
の無機酸と、濃硝酸、過塩素酸、過塩素酸塩、過マンガ
ン酸塩、重クロム酸塩、過酸化水素等の強酸化剤とで処
理してグラファイト層間化合物を生成させたもので、炭
素の層状構造を維持したままの結晶化合物である。
【0026】上記のように酸処理して得られた熱膨張性
黒鉛は、更にアンモニア、脂肪族低級アミン、アルカリ
金属化合物、アルカリ土類金属化合物等で中和したもの
を使用するのが好ましい。
【0027】上記脂肪族低級アミンとしては、例えば、
モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等が
挙げられる。上記アルカリ金属化合物及びアルカリ土類
金属化合物としては、例えば、カリウム、ナトリウム、
カルシウム、バリウム、マグネシウム等の水酸化物、酸
化物、炭酸塩、硫酸塩、有機酸塩等が挙げられる。
【0028】熱膨張性黒鉛の粒度は、20〜200メッ
シュが好ましい。粒度が200メッシュより小さくなる
と、黒鉛の膨張度が小さく、十分な耐火断熱層が得られ
ず、また、粒度が20メッシュより大きくなると、黒鉛
の膨張度が大きいという利点はあるが、熱可塑性樹脂又
はエポキシ樹脂と混練する際に分散性が悪くなり、物性
の低下が避けられない。
【0029】上記中和処理された熱膨張性黒鉛の市販品
としては、例えば、UCAR CARBON社製「GR
AFGUARD」、東ソー社製「GREP−EG」等が
挙げられる。
【0030】樹脂組成物中の無機充填剤及び層状無機物
の配合量は、上記熱可塑性樹脂又はエポキシ樹脂100
重量部に対し、無機充填剤が50〜400重量部であ
り、そのうち少なくとも加熱時に膨張する層状無機物が
20〜150重量部である。
【0031】無機充填剤の量が50重量部未満である
と、燃焼後の残渣量が減少するため、十分な耐火断熱層
が得られない。また、可燃物の比率が増加するため、難
燃性が低下する。一方、無機充填剤の量が400重量部
を超えると、樹脂バインダーの配合比率が減少するた
め、粘着力が不足する。
【0032】層状無機物の量が20重量部未満である
と、膨張倍率が不足し、十分な耐火、防火性能が得られ
ない。一方、層状無機物の量が150重量部を超える
と、凝集力が不足するため、成形品としての強度が得ら
れない。
【0033】上記樹脂組成物には、その物性を損なわな
い範囲で必要に応じて、フェノール系、アミン系、イオ
ウ系等の酸化防止剤の他、金属害防止剤、帯電防止剤、
安定剤、架橋剤、滑剤、軟化剤、顔料等の添加剤、ポリ
ブテン、石油樹脂等の粘着付与剤等を添加することがで
きる。
【0034】本発明で用いることのできる樹脂組成物
は、上記各成分をバンバリーミキサー、ニーダーミキサ
ー、二本ロール等の公知の混練装置を用いて混練するこ
とにより、得ることができる。熱膨張性耐火材は、上記
樹脂組成物を用い、熱プレス成形、押出成形、カレンダ
ー成形等の従来公知の成形方法によりシート状等に成形
することができる。また、本発明の耐火性材は、塗料状
としても用いることができ、その際は公知の混練、攪拌
装置を用いて、混練、攪拌を行い、塗料状にして用いる
ことができる。
【0035】本発明で用いる熱膨張性耐火材は、該耐火
材に50kW/m2の熱量を30分間照射したときの厚
み変化(照射後の厚みD1/照射前の厚みD0)が、3
〜30倍であることが好ましい。厚み変化が3倍未満で
は、耐火性能が不十分であり、30倍を超えると加熱に
より膨張して形成された耐火断熱層の強度が低下し、崩
れやすくなる。
【0036】このような熱膨張性耐火材としては、例え
ば、住友スリ―エム社のファイアバリア(クロロプレン
ゴムとバーキュライトを含有する樹脂組成物からなるシ
ート材料、膨張率:3倍、熱伝導率:0.20kcal
/m・h・℃)、三井金属塗料社のメジヒカット(ポリ
ウレタン樹脂と熱膨張性黒鉛を含有する樹脂組成物から
なるシート材料、膨張率:4倍、熱伝導率:0.21k
cal/m・h・℃)等の熱膨張性シート等も挙げられ
る。
【0037】(3)耐火パネル壁 本発明の耐火パネル壁は、上記の石膏ボードの少なくと
も片面に、0.1〜4mmの厚みの上記の熱膨張性耐火
材を積層して設けたものである。熱膨張性耐火材の厚み
が0.1mm未満であると熱膨張によって十分な厚みの
耐熱断熱層が形成されないため、耐火性能が不十分とな
り、4mmを超えると重量が重くなると共に、燃焼時に
形成される耐火断熱層の厚みが必要以上に厚くなり過ぎ
て過剰品質となる。
【0038】石膏ボードは、加熱によって収縮、亀裂が
発生することがあるが、少なくとも片面に貼り付けた熱
膨張性材耐火材の膨張によって形成された上記耐火断熱
層がこの隙間を充填するため、耐火性能を低下させるこ
とがない。また、施工時に生じた、目地の隙間部分も上
記耐火断熱層がこの隙間を充填するため、耐火性能を低
下させることがなく、優れた耐火性能を発揮する。
【0039】熱膨張性耐火材を石膏ボードに積層した形
態としては、例えば、図1(a)に示すように加熱側片
面に熱膨張性耐火材を積層した形態、図1(b)に示す
ように壁内側片面、すなわち耐火パネルを取り付ける鉄
骨構造体、柱体等の側の片面に熱膨張性耐火材を積層し
た形態、図1(c)に示すように加熱側と壁内側の両面
に熱膨張性耐火材を積層した形態、図1(d)に示すよ
うに石膏ボードの全面に熱膨張性耐火材を積層した形態
があるが、特にこれらに限定されるものではない。ここ
で、図1において、1は熱膨張性耐火材であり、2は石
膏ボードである。
【0040】上記石膏ボードと熱膨張性耐火材との積層
方法は、特に限定されないが、熱膨張性耐火材が粘着性
を有する場合は、その粘着力を利用して積層固定しても
よい。熱膨張性耐火材に粘着力がない場合は、接着剤を
使用して接着することができる。熱膨張性耐火材の樹脂
成分として、エポキシ樹脂を用いる場合は、エポキシ樹
脂の硬化前に石膏ボードと積層すれば硬化時に接着する
ことができる。
【0041】本発明の耐火パネル壁は、不燃性面材又は
準不燃性面材を直接又は間柱を介して積層したものであ
ってもよい。
【0042】上記不燃性面材又は準不燃性面材として
は、例えば、セラミックブランケット、ガラスウール、
ガラスマット、ロックウール、セラミック板、ALC、
コンクリート板、各種セメント板、ケイ酸カルシウム
板、含水無機物含有ボード、石膏ボード、木片セメント
板等、それ自身面材として強度を有するものが好適に用
いられる。
【0043】上記耐火パネルと不燃性面材又は準不燃性
面材との間には、耐火時の補助断熱性の観点からガラス
ウール、ロックウール、セラミックマット等の断熱材を
充填してもよい。
【0044】また、耐火パネル壁の石膏ボード層を補強
する観点から、熱膨張性耐火材の該面材非積層側に支持
材として、金属板、ハニカム構造を有する補強板等を積
層してもよい。
【0045】上記補強用金属板としては、例えば、鉄
板、ステンレス板、亜鉛メッキ鋼板、アルミ亜鉛合金メ
ッキ鋼板等が挙げられる。金属板の厚みは、0.1〜3
mmが好ましい。
【0046】上記石膏ボードと熱膨張性耐火材からなる
耐火パネル壁を固定する方法としては、例えば、タッピ
ンネジや、タッカーを用いて面材側から締着する方法が
挙げられる。
【0047】本発明の耐火パネル壁の表面には、必要に
応じて、化粧紙、壁紙、塗装等の意匠性を付与するため
の表面化粧が施されてもよい。
【0048】本発明の耐火パネル壁は、火災等の加熱に
よって熱膨張性耐火材が膨張し、燃焼残渣が耐火断熱層
を形成し、この断熱層によって、壁内側の裏面温度の温
度上昇を抑制することができる。
【0049】(4)耐火パネル壁構造 本発明の耐火パネル壁は、厚みが薄く、軽量で耐火性に
優れるので、間柱又は胴縁に取り付けて耐火壁構造とす
ることができる。
【0050】耐火パネル壁を取り付ける間柱又は胴縁
は、特に限定されず、例えばH型鋼、I型鋼、溝型鋼、
C型鋼、角柱、丸柱、他の多角柱等の鋼材や各種形状の
木材等が挙げられる。
【0051】耐火パネル壁を間柱又は胴縁に固定する方
法は、図2及び図3に示すようにドリルネジやビスなど
で固定する方法や、リベットを用いて固定する方法、接
着剤を用いて固定する方法等が挙げられるが、特にこれ
らの方法に限定されるものではない。ここで、図2は、
耐火パネル壁を間柱に直接ビスで固定した耐火パネル壁
構造の一例を示したもので、図3は、その断面図を示
し、1は熱膨張性耐火材、2は石膏ボード、3はビス、
4は間柱である。また、図4は、間柱に組み付けられた
胴縁に耐火パネル壁が取り付けられた一例であり、5は
胴縁である。
【0052】本発明の耐火パネル壁構造は、上記の耐火
パネル壁と同様に、火災等の加熱によって熱膨張性耐火
材が膨張し、燃焼残渣が耐火断熱層を形成し、この断熱
層によって、壁内側の裏面温度の温度上昇を抑制するこ
とができる。
【0053】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明は、実施例に限定されるものではな
い。なお、使用した材料及び評価方法は、次の通りであ
る。
【0054】1.材料 (1)熱膨張性耐火材の調製 表1に示した配合量のブチルゴム(エクソン化学社製
「ブチルゴム#065」)、ポリブテン(出光石油化学
社製「ポリブテン100R」)、水添石油樹脂(トーネ
ックス社製「エスコレッツ5320」)、メタロセンポ
リエチレン樹脂(ダウケミカル社製「EG820
0」)、中和処理された熱膨張性黒鉛(東ソー社製「G
REP−EG」)、ポリリン酸アンモニウム(クラリア
ント社製「AP422」)、水酸化アルミニウム(昭和
電工社製「ハイジライトH−31」)及び炭酸カルシウ
ム(備北粉化社製「ホワイトンBF300」)からなる
樹脂組成物を二本ロールで溶融混練して、所定の厚みの
熱膨張性耐火材A、B、C及びDを調製した。
【0055】
【表1】
【0056】(2)石膏ボード (i)石膏ボード:吉野石膏社製「タイガーボード G
B−R」
【0057】(3)不燃面材又は準不燃面材及び補助断
熱材 (i)窯業系サイディング:ニチハ社製「モエン エク
セラード」 (ii)ケイカル板:ニチアス社製「NAラックス」 (iii)ロックウール保温板:ニチアス社製「マイテ
ィロール 40K」 (iv)グラスウール:旭ファイバーグラス社製「13
K」
【0058】2.評価方法 (1)厚み変化:熱膨張性耐火材に50kW/m2の熱
量を30分間照射したときの厚みを測定し、熱量照射前
後における厚み変化(照射後の厚みD1/照射前の厚み
D0)を算出した。
【0059】(2)耐火性能:耐火パネル壁構造体につ
いて、ISO 834に準拠して耐火試験を行い、各試
験時間後の壁内側の最高温度を熱電対により測定した。
【0060】実施例1 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と石膏ボー
ド(サイズ1000×1000mm)からなる耐火パネ
ル壁を図3のように間柱(50×50mmの角鋼管)に
積層して外壁を作成した。得られた外壁構造体につい
て、厚み変化と耐火性能を測定した。その結果を表2に
示す。
【0061】実施例2 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と石膏ボー
ド(サイズ1000×1000mm)からなる耐火パネ
ル壁を図5のように間柱(50×50mmの角鋼管)に
積層し、さらにその上からロックウールを積層し、ビス
で固定して外壁を作成した。得られた外壁構造体につい
て、厚み変化と耐火性能を測定した。その結果を表2に
示す。
【0062】実施例3 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と石膏ボー
ド(サイズ1000×1000mm)からなる耐火パネ
ル壁を図6のように間柱(50×50mmの角鋼管)に
積層し、さらに間柱側の上から窯業系サイディングを積
層し、ビスで固定して外壁を作成した。得られた外壁構
造体について、厚み変化と耐火性能を測定した。その結
果を表2に示す。
【0063】実施例4 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と石膏ボー
ド(サイズ1000×1000mm)からなる耐火パネ
ル壁を図7のように間柱(50×50mmの角鋼管)に
積層し、さらに間柱側の上からケイカル板を積層し間柱
の間に補助断熱層としてロックウールを入れ、ビスで固
定して外壁を作成した。得られた外壁構造体について、
厚み変化と耐火性能を測定した。その結果を表2に示
す。
【0064】実施例5 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と石膏ボー
ド(サイズ1000×1000mm)からなる耐火パネ
ル壁を図6のように間柱(50×50mmの角鋼管)に
積層し、さらに間柱側の上からケイカル板を積層しビス
で固定して外壁を作成した。得られた外壁構造体につい
て、厚み変化と耐火性能を測定した。その結果を表2に
示す。
【0065】実施例6 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と石膏ボー
ド(サイズ1000×1000mm)からなる耐火パネ
ル壁を図8のように間柱(50×50mmの角鋼管)に
両側から積層し、ビスで固定して外壁を作成した。得ら
れた外壁構造体について、厚み変化と耐火性能を測定し
た。その結果を表2に示す。
【0066】実施例7 熱膨張性耐火材として、表2に示した厚みのファイアバ
リア(住友スリーエム社製)と石膏ボード(サイズ10
00×1000mm)を使用した耐火パネル壁を図7の
ように間柱(50×50mmの角鋼管)に積層し、さら
に間柱側の上からケイカル板を積層し間柱の間に補助断
熱層としてロックウールを入れ、ビスで固定して外壁を
作成した。得られた外壁構造体について、厚み変化と耐
火性能を測定した。その結果を表2に示す。
【0067】実施例8 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と石膏ボー
ド(サイズ1000×1000mm)からなる耐火パネ
ル壁を図7のように間柱(50×50mmの角鋼管)に
積層し、さらに間柱側の上から石膏ボードを積層し間柱
の間に補助断熱層としてグラスウールを入れ、ビスで固
定して外壁を作成した。得られた外壁構造体について、
厚み変化と耐火性能を測定した。その結果を表2に示
す。
【0068】実施例9 表2に示した配合及び厚みの熱膨張製耐火材と石膏ボー
ド(サイズ1000×1000mm)からなる耐火パネ
ル壁を図7のように間柱(50×50mmの角鋼管)に
積層し、さらに間柱側の上から窯業系サイディングを積
層し間柱の間に補助断熱層としてグラスウールを入れ、
ビスで固定して外壁を作成した。得られた外壁構造体に
ついて、厚み変化と耐火性能を測定した。その結果を表
2に示す。
【0069】比較例1 熱膨張性耐火材を用いないで、石膏ボードのみを図9の
ように間柱(50×50mmの角鋼管)に積層し、ビス
で固定して外壁を作成した。得られた外壁構造体につい
て、厚み変化と耐火性能を測定した。その結果を表3に
示す。
【0070】比較例2 熱膨張性耐火材を用いないで、窯業系サイディングのみ
を図9のように間柱(50×50mmの角鋼管)に積層
し、ビスで固定して外壁を作成した。得られた外壁構造
体について、厚み変化と耐火性能を測定した。その結果
を表3に示す。
【0071】比較例3 熱膨張性耐火材を用いないで、ケイカル板のみを図9の
ように間柱(50×50mmの角鋼管)に積層し、ビス
で固定して外壁を作成した。得られた外壁構造体につい
て、厚み変化と耐火性能を測定した。その結果を表3に
示す。
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】
【発明の効果】本発明の耐火パネル壁及び耐火壁構造
は、上述の構成であり、耐火性能を満足すると共に、従
来の耐火被覆構造に比べて総厚みが薄肉化されることに
よって、軽量化が図られている。また、施工性が大幅に
向上すると共に生産性も大幅に向上し、工業的に有用な
材料で、幅広い用途に適応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】耐火パネル壁の被覆状態の図である。
【図2】熱膨張性耐火材と石膏ボードの耐火パネル壁を
間柱に直接ビスで固定した一例の図である。
【図3】図2の断面図である。
【図4】熱膨張性耐火材と石膏ボードの耐火パネル壁を
胴縁に取り付けた一例の図である。
【図5】不燃性面材又は準不燃面材と、熱膨張性耐火材
と石膏ボードの耐火パネル壁を間柱に直接ビスで固定し
た一例の図である。
【図6】不燃性面材又は準不燃面材と、熱膨張性耐火材
と石膏ボードの耐火パネル壁を間柱を介してそれぞれビ
スで固定した一例の図である。
【図7】図6の不燃性面材又は準不燃面材と、熱膨張性
耐火材と石膏ボードの耐火パネル壁の間に断熱材を配し
た一例の図である。
【図8】熱膨張性耐火材と石膏ボードの耐火パネル壁を
2枚、間柱に直接ビスで固定した一例の図である。
【図9】熱膨張性耐火材を用いない石膏ボードを間柱に
直接ビスで固定した一例の図である。
【符号の説明】
1 熱膨張性耐火材 2 石膏ボード 3 ビス、クギ又はリベット 4 間柱 5 胴縁 6 不燃性面材又は準不燃性面材 7 補助断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DE01 FA03 GA06 GA87 HA03 HB02 HB03 HB04 HB07 HD11 HE01 HF12 JA04 JA06 JA13 JA22 JA25 JA28 JA29 JB01 JB07 JC09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石膏ボードの少なくとも片面に、厚み
    0.1〜4mm厚の、加熱によって膨張して耐火断熱層
    を形成しうる、50kW/m2の加熱条件下で30分加
    熱した後の体積膨張倍率が3〜30倍である熱膨張性耐
    火材を設けてなることを特徴とする耐火パネル壁。
  2. 【請求項2】 上記熱膨張性耐火材が、熱可塑性樹脂又
    はエポキシ樹脂100重量部に対し、無機充填剤を50
    〜400重量部含有し、そのうち少なくとも加熱時に膨
    張する層状無機物を20〜150重量部含有することを
    特徴とする請求項1記載の耐火パネル壁。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の耐火パネル壁と
    不燃性面材又は準不燃性面材を直接又は間柱を介して積
    層してなることを特徴とする耐火パネル壁。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    耐火パネル壁と不燃性面材又は準不燃性面材の間に断熱
    材が充填されてなることを特徴とする耐火パネル壁。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    耐火パネル壁2枚を間柱に取り付けてなることを特徴と
    する耐火パネル壁。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    耐火パネル壁を間柱又は胴縁に取り付けてなる耐火壁構
    造。
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