JP2001354921A - 粘着テープ基材及び粘着テープ - Google Patents

粘着テープ基材及び粘着テープ

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JP2001354921A
JP2001354921A JP2001011283A JP2001011283A JP2001354921A JP 2001354921 A JP2001354921 A JP 2001354921A JP 2001011283 A JP2001011283 A JP 2001011283A JP 2001011283 A JP2001011283 A JP 2001011283A JP 2001354921 A JP2001354921 A JP 2001354921A
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pressure
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propylene
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JP2001011283A
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English (en)
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Shinichi Takada
信一 高田
Shigeki Ishiguro
繁樹 石黒
Yoshio Nakagawa
善夫 中川
Masayoshi Natsume
雅好 夏目
Takateru Oyama
高輝 大山
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 難燃性、耐熱変形性、耐延伸白化性に優れ、
適度な柔軟性及び伸長性を有し、しかも、カレンダー成
形によって製造することができる粘着テープ基材及びこ
れを用いた粘着テープを提供する。 【解決手段】 以下のa成分、b成分およびc成分を含
んでなる粘着テープ基材。 a成分:スチレン系重合体ブロックをAとし、ブタジエ
ン重合体ブロック若しくはイソプレン重合体ブロック、
または、これらの水素添加物をBとして、A−B−Aで
示されるブロック共重合体、または、A−B−Aで示さ
れるブロック共重合体とA−Bで示されるブロック共重
合体との混合物 b成分:示差走査熱量測定法(DSC)より求められる
融解温度(Tm)が130℃以上を示すポリオレフィン
系樹脂 c成分:無機金属化合物

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粘着テープ基材及び
これを用いた粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリ塩化ビニル(以下、PVCと
称す)からなるテープ基材(以下、単に基材とも称す)
を使用した粘着テープは、適度な柔軟性と伸長性を有
し、難燃性、耐熱変形性、電気絶縁性、成形加工性など
の点で優れ、さらに、比較的安価なことから、自動車、
電車、バスなどの車両の他、航空機、船舶、家屋、工場
などの各分野における電気機器の絶縁テープに使用され
てきた。特に、自動車などの電気配線に使用されるワイ
ヤーハーネスや家電製品などのコイル、電線などを束ね
て巻き付ける粘着テープには、高度の難燃性(酸素指数
濃度が25%以上)及び耐熱変形性(120℃、10N
荷重に対する加熱変形率が65%以内)が要求され、P
VCからなる基材がかかる要求を満たすものとして、こ
の種の粘着テープに汎用されてきた。
【0003】ところが、近年の環境意識の高まりの中
で、PVCは焼却処理した場合のダイオキシンや塩素ガ
スなどの有害ガスの発生原因の疑いから、使用を制限
し、環境負荷が少ない材料への転換の動きがある。そこ
で、かかるPVCに替わるものとして、焼却処理をして
もダイオキシンの発生の可能性が少なく、また、塩素ガ
スなどの有害ガスを発生しないポリオレフィン系樹脂を
基材に用いることが検討されている。しかし、ポリオレ
フィン系樹脂はPVCに比べて燃えやすいという欠点が
あるため、難燃剤の添加が必須であり、一般に、難燃剤
としては環境負荷が少ない金属水酸化物(例えば、水酸
化マグネシウムや水酸化アルミニウム等)等の無機金属
化合物からなる無機系難燃剤が使用されている(特公昭
57−10898号公報)。
【0004】かかるポリオレフィン系樹脂に無機金属化
合物を添加した組成物でテープ基材を構成する場合、被
粘着物への追従性及び巻き付け作業性等の点から粘着テ
ープに要求される柔軟性及び伸長性を考慮すると、ポリ
オレフィン系樹脂としては、比較的高融点のポリプロピ
レンや高密度ポリエチレン(HDPE)などは適切では
なく、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度
ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレン
(VLDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エ
チルアクリレート共重合体(EEA)などの低融点のポ
リオレフィン系樹脂を使用するのが好ましい。しかしな
がら、このような低融点のポリオレフィン系樹脂は熱変
形しやすく、当該ポリオレフィン系樹脂を基材にした粘
着テープは耐熱変形性の点で良好な結果が得られない。
【0005】また、スチレン−ブタジエン−スチレンブ
ロック共重合休(SBS)及びその水素添加物(SEB
S)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体(SIS)及びその水素添加物(SEPS)等のスチ
レン系熱可塑性エラストマーは熱可塑性樹脂と同様の加
工性を有するとして、各分野で使用されている。しかし
ながら、かかるスチレン系熱可塑性エラストマーは比較
的良好な柔軟性及び伸長性を有するが、成形性は必ずし
も良好でない。フィルム・シートの成形において厚み精
度の良いフィルム・シートを得るにはカレンダー成形が
好適であるが、スチレン系熱可塑性エラストマーはカレ
ンダー成形によってフィルム・シートに成形し難いとい
う問題がある。特に、無機系難燃剤(無機金属化合物)
を添加した場合にはカレンダー成形によって成形できな
くなってしまう。また、スチレン系熱可塑性エラストマ
ーに無機系難燃剤を添加した場合には難燃性が十分に向
上し得ないという問題点もある。
【0006】一方、無機系難燃剤(無機金属化合物)を
配合した基材を用いた粘着テープは巻き付け作業時にテ
ープが引き伸ばされると(延伸されると)、基材が白化
する問題があり、この問題は十分に改善されていないの
が実情である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑み、本発
明の目的は、難燃性、耐熱変形性、耐延伸白化性に優
れ、適度な柔軟性及び伸長性を有し、しかも、カレンダ
ー成形によって製造することができる粘着テープ基材及
びこれを用いた粘着テープを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
した結果、スチレン系熱可塑性エラストマーと特定融解
温度のポリオレフィン系樹脂と無機金属化合物との組み
合わにより、特に成形性、耐延伸白化性が極めて向上
し、上記目的を達成し得ることを見出した。すなわち、
本発明は以下の特徴を有している。 (1)以下のa成分、b成分およびc成分を含んでなる
粘着テープ基材。 a成分:スチレン系重合体ブロックをAとし、ブタジエ
ン重合体ブロック若しくはイソプレン重合体ブロック、
または、これらの水素添加物をBとして、A−B−Aで
示されるブロック共重合体、または、A−B−Aで示さ
れるブロック共重合体とA−Bで示されるブロック共重
合体との混合物 b成分:示差走査熱量測定法(DSC)より求められる
融解温度(Tm)が130℃以上を示すポリオレフィン
系樹脂 c成分:無機金属化合物 (2)b成分のポリオレフィン系樹脂が、プロピレンと
プロピレン以外の少なくとも1種のα−オレフィンとの
共重合体であって、2段以上の多段重合により重合さ
れ、該多段重合の第1段目の重合で少なくともプロピレ
ンが重合されることにより得られたポリプロピレン系樹
脂を含むものである上記(1)記載の粘着テープ基材。 (3)c成分の無機金属化合物が水酸化マグネシウム、
水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウム及びハイ
ドロタルサイトからなる群から選ばれる少なくとも1種
の化合物である上記(1)または(2)記載の粘着テー
プ基材。 (4)c成分の無機金属化合物がシランカップリング
剤、チタネートカップリング剤及びアルミネートカップ
リング剤から選ばれる少なくとも1種のカップリング剤
で表面処理されたものである上記(1)〜(3)のいず
れかに記載の粘着テープ基材。 (5)さらに架橋剤(d成分)で架橋されている上記
(1)〜(4)のいずれかに記載の粘着テープ基材。 (6)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の粘着テー
プ基材の少なくとも片面に粘着剤層を設けてなる粘着テ
ープ。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の粘着テープ基材は、以下
のa〜c成分を必須の成分として含有するものである。 a成分:スチレン系重合体ブロックをAとし、ブタジエ
ン重合体ブロック若しくはイソプレン重合体ブロック、
または、これらの水素添加物をBとして、A−B−Aで
示されるブロック共重合体、または、A−B−Aで示さ
れるブロック共重合体とA−Bで示されるブロック共重
合体との混合物 b成分:示差走査熱量測定法(DSC)より求められる
融解温度(Tm)が130℃以上を示すポリオレフィン
系樹脂 c成分:無機系難燃剤
【0010】a成分のブロック共重合体におけるAのブ
ロックを構成するスチレン系重合体ブロックは重量平均
分子量が10,000〜100,000の範囲にあるの
が好い。また、そのガラス転移温度が7℃以上であるこ
とが好ましい。一方、Bのブロックを構成するブタジエ
ン重合体ブロック、イソプレン重合体ブロック、また
は、これらのいずれかの一方の水素添加物は、重量平均
分子量が10,000〜500,000の範囲にあるの
が好ましい。また、そのガラス転移温度が−20℃以下
であることが好ましい。当該Bのブロックはテープ基材
の耐熱性や耐候性の点から、ブタジエン重合体ブロック
の水素添加分物またはイソプレン重合体ブロックの水素
添加分物であるのが好ましい。
【0011】当該a成分のブロック共重合体の好ましい
例としては、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
共重合体(SBS)、スチレン−ブタジエン−スチレン
ブロック共重体の水素添加物(SEBS)、スチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、ス
チレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体の水素
添加物(SEPS)等が挙げられる。また、a成分全体
におけるAのブロックとBのブロックの重量比(A/
B)は5/95〜50/50が好ましく、特に好ましく
は10/90〜40/60である。かかる重量比である
とより好ましい結果を得ることができる。また、A−B
−Aブロック共重合体とA−Bブロック共重合体との混
合物を用いる場合、両者の重量比(A−B−A/A−
B)は100/0〜20/80が好ましく、特に好まし
くは100/0〜50/50である。
【0012】b成分のポリオレフィン系樹脂は示差走査
熱量測定法(DSC)より求められる融解温度(Tm)
が130℃以上を示すポリオレフィン系樹脂であるが、
ここでDSCより求められる融解温度は、昇温速度10
℃/分で測定した場合の吸熱による融解ピーク温度から
求められる値(JIS K7121準拠)である。当該
b成分の配合により、カレンダー成形によって製造され
得る粘着テープ基材となり、また、粘着テープ基材は1
00℃付近の高温環境下で使用される場合にも十分に熱
変形が抑制される。当該ポリオレフィン系樹脂の融解温
度(Tm)は好ましくは170℃以下であり、特に好ま
しくは135〜150℃、とりわけ好ましくは135〜
145℃である。
【0013】当該b成分のポリオレフィン系樹脂の具体
例としては、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピ
レン、ブロックポリプロピレン、及び、プロピレンと他
のα−オレフィン(エチレン、1−ブテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン及び1−
オクテンから選ばれる少なくとも1種)との共重合体か
ら選ばれる少なくとも1種が挙げられる。プロピレンと
他のα−オレフィンとの共重合体におけるプロピレンと
α−オレフィンの含有比(プロピレン:α−オレフィ
ン)は重量比で、通常1:9〜7:3、好ましくは2:
8〜6:4である。
【0014】また、特に、プロピレンとプロピレン以外
の少なくとも1種のα−オレフィンとの共重合体であっ
て、2段以上の多段重合により重合され、該多段重合の
第1段目の重合で少なくともプロピレンが重合されるこ
とにより得られたポリプロピレン系樹脂(以下、2段以
上の多段重合により得られるポリプロピレン系樹脂)を
少なくも一部に使用すれば、カレンダー成形による製造
時の成形効率をより向上させることができる。
【0015】当該2段以上の多段重合により得られるポ
リプロピレン系樹脂は、特開平4−224809号公報
に記載されているように、例えば、チタン化合物及び有
機アルミニウム化合物触媒の存在下において、先ずプロ
ピレン若しくはプロピレンとプロピレン以外のα−オレ
フィンとを多段重合の第1段目で予備重合し、次いで、
第2段目以降において、生成したチタン含有ポリオレフ
ィンと有機アルミニウム化合物の存在下で、プロピレン
とエチレン及び/またはエチレン以外のα−オレフィン
とを共重合させることにより得られ、第1段目で生成す
るポリマーブロック(例えば、ポリプロピレン(プロピ
レン単独重合体)、プロピレン−α−オレフィン共重合
体等のブロック)と、第2段目以降にて生成するポリマ
ーブロック(例えば、プロピレン−エチレン共重合体、
プロピレン−エチレン以外のα−オレフィン共重合体、
プロピレン−エチレン−エチレン以外のα−オレフィン
共重合体等のブロック)とが、第2段目以降の重合過程
で共重合してブロック共重合体、すなわち、分子レベル
でブレンドされた共重合体となる。上記チタン化合物と
しては、例えば、三塩化チタンと塩化マグネシウムを共
粉砕し、オルトチタン酸n−ブチル、2−エチルヘキサ
ノール、p−トルイル酸エチル、四塩化ケイ素、フタル
酸ジイソブチルなどで処理した球状で平均粒子径15μ
mの固体触媒などが使用され、有機アルミニウム化合物
としては、例えば、トリエチルアルミニウムなどのアル
キルアルミニウム等が使用される。なお、さらに重合層
において、電子供与体としてジフエニルジメトキシシラ
ン等のケイ素化合物を添加したり、ヨウ化エチル等のヨ
ウ素化合物等を添加することもできる。
【0016】当該2段以上の多段重合により得られるポ
リプロピレン系樹脂としては、例えば、プロピレン/エ
チレン共重合体、プロピレン/4−メチル−1−ペンテ
ン共重合体等の2元共重合体、プロピレン/エチレン/
1−ブテン共重合体、プロピレン/1−ブテン/4−メ
チル−1−ペンテン共重合体等の3元共重合体等が好ま
しく、これらは1種でも2種以上を併用してもよい。前
記の説明から理解されるように、これらの共重合体は、
多段重合で生成する複数のポリマーブロックが共重合し
たブロック共重合体であって、例えば、「プロピレン/
エチレン共重合体」は、1段目の重合で生成したポリプ
ロピレン(ブロック)と2段目以降の重合で生成したプ
ロピレン−エチレン共重合体(ブロック)が共重合した
もの(分子レベルでブレンドされたもの)、1段目の重
合で生成したプロピレン−エチレン共重合体(ブロッ
ク)と2段目以降の重合で生成したプロピレン−エチレ
ン共重合体(ブロック)とが共重合したもの(分子レベ
ルでブレンドされたもの)等を含む。また、「プロピレ
ン/エチレン/1−ブテン共重合体」は、1段目の重合
で生成したポリプロピレン(ブロック)と2段目以降の
重合で生成したプロピレン−エチレン−1−ブテン共重
合体(ブロック)とが共重合したもの(分子レベルでブ
レンドされたもの)、1段目の重合で生成したプロピレ
ン−エチレン共重合体(ブロック)と2段目以降の重合
で生成したプロピレン−1−ブテン共重合体(ブロッ
ク)とが共重合したもの(分子レベルでブレンドされた
もの)等を含む。なお、1段目の重合で得られるポリプ
ロピレン(プロピレン単独重合体)は、100%がプロ
ピレンからなるホモポリプロプレンであっても、数%の
エチレン成分をランダムに含有するランダムポリプロプ
レンであってもよい。かかる2段以上の多段重合により
得られるポリプロピレン系樹脂の具体例としては、例え
ば、モンテル・エスディーケイ・サンライズ(株)製の
商品名キャタロイKS−353P、キャタロイKS−0
21P、キャタロイC200Fなどが挙げられる。
【0017】c成分の無機金属化合物は、水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウム、水酸化ジルコニウム、水
酸化カルシウム、水酸化バリウム等の金属水酸化物;塩
基性炭酸マグネシウム、ドロマイト等の金属炭酸塩;ハ
イドロタルサイト、硼砂等の金属水和物(金属化合物の
水和物);等のこの種の分野で無機系難燃剤として使用
されている無機金属化合物であり、これらから選ばれる
1種又は2種以上の化合物が使用される。特に、水酸化
マグネシウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネ
シウム、ハイドロタルサイトからなる群から選ばれる少
なくとも1種を用いるのが、難燃性の付与効果に優れ、
経済的にも有利である。無機金属化合物の粒径は一般に
0.1〜50μm程度、好ましくは0.5〜20μm程
度である。なお、当該粒径はレーザ回折法で測定した粒
径である。
【0018】該無機金属化合物は、シランカップリング
剤、チタネートカップリング剤、及びアルミネートカッ
プリング剤の少なくとも1種によって表面処理したもの
を用いるのが好ましく、かかるカップリング剤にて表面
処理したものを使用することにより、テープ基材の延伸
白化現象の抑制効果が一層向上する。
【0019】上記シランカップリング剤としては、例え
ば、ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トリル(2−
メトキシ−エトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、
N−フエニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、N−フエニル−γ−
アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。チ
タネートカップリング剤としては、イソプロピルトリイ
ソステアロイルチタネート、イソプロピルトリス(ジオ
クチルバイロフォスフエト)チタネート、イソプロピル
トリ(N−アミノエチルアミノエチル)チタネート、イ
ソプロピルトリデシルベンゼンスルホニルチタネート等
が挙げられる。アルミネートカップリング剤としては、
アセトアルコキシアルミニウムジイソプロピレート等が
挙げられる。これらは1種又は2種以上を併用してもよ
い。
【0020】カップリング剤による表面処理の方法は、
特に制限されるものではなく、一般的な方法、例えば、
乾式処理法、湿式処理法等で行われる。また、カップリ
ング剤の無機系難燃剤(無機金属化合物)の表面への付
着量は、カップリング剤の種類、無機系難燃剤の種類、
比表面積によっても異なるが、無機系難燃剤に対して通
常0.1〜3.0重量%、好ましくは0.2〜2.0重
量%である。
【0021】上記a〜c成分の配合量は、a成分100
重量部に対して、b成分を5〜150重量部、c成分を
50〜600重量部とするのが一般的であり、好ましく
はa成分100重量部に対して、b成分が10〜100
重合部、c成分が70〜500重量部である。
【0022】本発明のテープ基材は上記a〜c成分を必
須成分とするものであるが、架橋剤(d成分)を配合し
てもよい。架橋剤を配合することでテープ基材はその製
造時(カレンダー成形時)に架橋構造が導入され、耐熱
変形性がより向上したものとなる。
【0023】架橋剤は、例えば、ジクミルパーオキサイ
ド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ−(tert−ブチルパーオキシ)
ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert
−ブチルパーオキシ)ヘキセン−3などが挙げられる。
また、架橋剤はエチレン性不飽和基を有するモノマーか
らなる架橋助剤と併用して使用することが架橋反応の均
一性、反応効率の点で好ましい。架橋助剤の具体例とし
ては、ジビニルベンゼン、トリアリルシアヌレートのよ
うな多官能性ビニルモノマー、またはエチレングリコー
ルジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリ
レート、トリエチレングリコールジメタクリレートのよ
うな多官能性メタクリレートモノマーを挙げることがで
きる。当該架橋剤(d成分)は通常a〜c成分の合計1
00重量部に対して0.1〜4重量部、好ましくは0.
5〜3重量部である。
【0024】本発明の粘着テープ基材には、上記a〜d
成分の他に、必要に応じて、各種添加剤(ゴム用の軟化
剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、スリップ
剤、アンチブロッキング剤、着色剤など)を含有させて
もよい。
【0025】本発明の粘着テープ基材は、上記の各種材
料を慣用の溶融混練等や各種混合装置(1軸または2軸
押出機、ロール、バンバリーミキサー、各種ニーダー
等)を使用して各成分が均一に分散するように混合し、
当該混合物をカレンダー成形機によりフィルムに成形
し、所望のテープ幅に裁断することにより、得られる。
カレンダー成形におけるロール配列方式は、例えば、L
型、逆L型、Z型などの公知の方式を採用でき、また、
ロール温度は通常150〜220℃、好ましくは160
〜200℃の範囲に設定する。本発明の粘着テープ基材
の厚みは特に限定はされないが、通常10〜1000μ
m、好ましくは40〜500μmである。
【0026】本発明の粘着テープ基材の少なくとも片面
に粘着剤層を設けることにより本発明の粘着テープを得
ることができる。粘着剤としては、ゴム系、ホットメル
ト系、アクリル系、エマルジョン系などの現存する全て
の粘着剤を適用することができる。ゴム系、ホットメル
ト系粘着剤のベースポリマーとしては、天然ゴム、再生
ゴム、シリコーンゴム、イソプレンゴム、スチレンブタ
ジエンゴム、ポリイソプレン、NBR、スチレン−イソ
プレン共重合体、スチレン−イソプレン−ブタジエン共
重合体などが好ましい。
【0027】粘着剤に使用されるタッキファイヤーとし
ては、例えばロジン系粘着付与剤、テルペン系粘着付与
剤、脂肪族石油炭化水素(C5)系粘着付与剤、芳香族
石油炭化水素(C9)系粘着付与剤および水添化合物な
どが挙げられる。また、粘着テープの粘着剤に一般に添
加されるオイル、ワックス、酸化防止剤などの添加剤を
添加してもよい。
【0028】前記粘着剤のうち、アクリル系粘着剤が好
ましく、該アクリル系粘着剤としては、(メタ)アクリ
ル酸エステルの単独重合体又は共重合性モノマーとの共
重合体が挙げられる。(メタ)アクリル酸エステル又は
共重合性モノマーとしては、(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステル(例えば、メチルエステル、エチルエステ
ル、ブチルエステル、2−エチルヘキシルエステル、オ
クチルエステルなど)、(メタ)アクリル酸グリシジル
エステル、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、無水マレ
イン酸、(メタ)アクリル酸アミド、(メタ)アクリル
酸N−ヒドロキシアミド、(メタ)アクリル酸アルキル
アミノアルキルエステル(例えば、ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、t−ブチルアミノエチルメタクリレ
ートなど)、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル
などが挙げられる。これらのうち、主モノマーとして
は、通常、そのホモポリマー(単独重合体)のガラス転
移温度が−50℃以下となるアクリル酸アルキルエステ
ルが好ましい。
【0029】粘着剤の塗布方法としては、従来公知の方
法を使用でき、例えば、流延法、ロールコーター法、リ
バースコータ法、ドクターブレード法などが使用でき
る。
【0030】粘着剤の塗布厚みは、通常、10〜50μ
m程度、好ましくは15〜40μm程度である。
【0031】
【実施例】以下、実施例と比較例により本発明を更に具
体的に説明する。 (実施例1)a成分としてSEPS(スチレン−イソプ
レン−スチレンブロック共重合体の水素添加物)、b成
分として融解温度(Tm)が143℃のポリプロピレ
ン、c成分として水酸化マグネシウムを含有する樹脂組
成物(商品名:トリニティFRANA9982N、理研
ビニル工業株式会社製)を160〜170℃にてロール
混練し、その後、6インチの3本型ロールを使用して、
ロール温度160〜170℃にて、カレンダー成形を行
ない0.2mm厚さのフィルムに成形して粘着テープ基
材を作製し、該粘着テープ基材の片面にコロナ放電処理
を施した後、アクリル系粘着剤を塗布(厚さ30μm)
して粘着テープを作製した。また、上記のロール混練し
た組成物をプレス機により厚さ3mmのシートに成形し
て後述の酸素指数測定用のサンプルを作成した。
【0032】(実施例2)実施例1で使用した理研ビニ
ル工業(株)製トリニティFRANA9982N100
重量部に、さらにb成分として2段以上の多段重合によ
り得られるポリプロピレン系樹脂(モンテル・エスディ
ーケイ・サンライズ(株)製、商品名:キヤタロイKS
−353P、ランダムPP/EPR=30/70、融解
温度(Tm)=143℃)10重量部を配合し、160
〜170℃にてロール混練したこと以外は実施例1と同
様の方法にて、粘着テープおよび酸素指数測定用のサン
プルを作製した。なお、上記2段以上の多段重合により
得られるポリプロピレン系樹脂(キャタロイKS−35
3P)におけるランダムPPは数%のエチレン成分がラ
ンダムに共重合したものを意味する。
【0033】(実施例3)a成分としてSEPS(スチ
レン−イソプレン−スチレンブロック共重合体の水素添
加物)、b成分として融解温度(Tm)が163℃のポ
リプロピレン、c成分として水酸化マグネシウムを含有
する樹脂組成物(商品名:トリニティFRANA996
9N、理研ビニル工業株式会社製)100重量部に、さ
らにb成分として2段以上の多段重合によって得られる
ポリオレフィン系樹脂(モンテル・エスディーケイ・サ
ンライズ(株)製、商品名:キャタロイKS−353
P、融解温度Tm=143℃)20重量部を配合し、1
60〜170℃にてロール混練したこと以外は、実施例
1と同様の方法にて粘着テープ及び酸素指数測定用のサ
ンプルを作製した。
【0034】(比較例1)c成分を含まない例 a成分としてSEPS(スチレンーイソプレンースチレ
ンブロック共重合体の水素添加物)(株)クラレ社製セ
プトン2007(スチレン含有量30wt%)を100
重量部と、b成分として融解温度Tm=163℃のホモ
ポリプロピレン(メルトフローレート10g/10mi
n、JIS K 6758準拠、密度0.90g/cm
3、融点160℃)10重量部とを160〜170℃に
てロール混練したこと以外は、実施例1と同様の方法で
粘着テープ及び酸素指数測定用のサンプルの作製を行っ
た。しかし、カレンダー成形によってフィルムを成形で
きず粘着テープ基材を得ることはできなかった。
【0035】(比較例2)b成分を含まない例 a成分としてSEPS(スチレンーイソプレンースチレ
ンブロック共重合体の水素添加物)(株)クラレ社製セ
プトン2007(スチレン含有量30wt%)を100
重量部と、c成分として水酸化マグネシウム(神島化学
工業(株)社製マグシーズN−3)100重量部とを1
60〜170℃にてロール混練したこと以外は、実施例
1と同様の方法で粘着テープ及び酸素指数測定用のサン
プルの作製を行った。しかし、カレンダー成形によって
フィルムを成形できず粘着テープ基材を得ることはでき
なかった。
【0036】(比較例3)a成分を含まない例 c成分として水酸化マグネシウム(神島化学工業(株)
社製マグシーズN−3)を50重量部と、b成分として
2段以上の多段重合により得られるプロピレン系共重合
体(モンテル・エスディーケイ・サンライズ(株)製、
商品名:キャタロイKS−353P、融解温度Tm=1
43℃)100重量部とを160〜170℃にてロール
混練したこと以外は、実施例1と同様の方法で粘着テー
プ及び酸素指数測定用のサンプルの作製を行った。
【0037】(比較例4)a、b成分に換えてEVAを用いた例 c成分として水酸化マグネシウム(神島化学工業(株)
社製マグシーズN−3)を100重量部と、エチレン−
酢酸ビニル共重合休(EVA)(三井・デュポンポリケ
ミカル(株)社製エバフレツクスCL−101)100
重量部とを160〜170℃にてロール混練したこと以
外は、実施例1と同様の方法で粘着テープ及び酸素指数
測定用のサンプルの作製を行った。
【0038】以上作製した実施例及び比較例の粘着テー
プ及び酸素指数測定用のサンプルについて、以下の評価
試験を行った。 難燃性の評価 前記テープ基材の作成時のプレス機で厚さ3mmのシー
トに成形した段階で、該シートから試験片(寸法:長さ
70mm、幅6.5mm)を採取し、この試験片をJI
S K7201の酸素指数法による高分子材料の燃焼試
験方法に準じて燃焼させ、試験片の燃焼時間が3分以上
継続して燃焼するか、または着炎後の燃焼長さが50m
m以上燃え続けるのに必要な最低の酸素流量とその時の
窒素流量を流量計(装置名「キャンドル燃焼試験機」東
洋精機(株)製)にて測定し、下記式(I)により酸素
指数を求め、該酸素指数で難燃性を評価した。25%以
上を合格、25%未満を不合格とした。
【0039】酸素指数(O.I.)={[O2]/
([O2]+[N2])}×100 (I)
【0040】(式中、[O2]は酸素の流量(l/mi
n)、[N2]は窒素の流量(l/min)である。)
【0041】伸長性(伸び)の評価 粘着テープから採取した試験片(幅10mm)を、23
度、60%RHの雰囲気下、万能引張試験機にて、引張
速度:300mm/minで引っ張り、破断伸度(%)
を測定した。150%以上を合格とした。
【0042】耐熱変形性の評価 UL−510に準拠して行う。図1(a)に示すよう
に、導体からなる直径(d)が2mm、長さ30mmの
丸棒1の外周面に粘着テープTを巻き付けた試験体10
を作成する。当該試験体10の常温での外径(D0)を
JIS B7503に規定のダイヤルゲージ、JIS
B7507に規定のノギス、または、これらと同程度の
測定精度を有する測定器で測定する。次に、当該試験体
10を規定温度(100℃±1.0℃)に加熱した試験
機に入れ、60分間加熱した後、試験体を図1(b)に
示すように、直径9.5±0.2mmの円柱状の凸部2
aを有する加圧板2と平行板3との間に設置し、板平面
に対する垂直方向から加圧(4.9N)し、さらに規定
温度(100℃±1.0℃)で60分間放置した後、そ
のままの状態で試験体の外径(D1)を測定し、加熱前
のテープの厚さ(t0)、加熱後のテープの厚さ(t1
を下記式(II)により計算し、さらに、下記式(II
I)により、加熱前のテープの厚さからの加熱後のテー
プの厚さの減少率(加熱変形率)(X)を算出する。減
少率(加熱変形率)(X)が65%以内であれば合格、
65%を越えると不合格とした。
【0043】t=(D−d)/2 (II) (式中、Dは試験体の外径、dは丸棒の直径)
【0044】 X(%)={(t0−t1)/t0}×100 (III) (式中、t0は加熱前の厚さ(mm)、t1は加熱後の厚
さ(mm))
【0045】耐延伸白化性 粘着テープから採取した試験片(幅19mm)を23
℃、60%RHの雰囲気下で50%延伸して、テープ基
材が白化するかを目視観察し、白化が認められないもの
を合格(○)、白化が認められるものを不合格(×)と
した。
【0046】
【表1】
【0047】表中、カレンダー成形加工性は、◎:極め
て良好(成形速度25m/min.まで成形可能)、
○:良好(成形速度5m/min.まで成形可能)、
×:不可(フィルムに成形できず)による評価である。
また、伸び[%]は150%以上を目標にしている。
【0048】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、スチレン系熱可塑性エラストマー、特定の
融解温度のポリオレフィン系樹脂及び無機金属化合物を
含む構成により、適度な柔軟性及び伸長性を有し、か
つ、難燃性、耐熱変形性及び耐延伸白化性に優れ、しか
も、カレンダー成形によって製造できる粘着テープ基材
を得ることができる。当該粘着テープ基材に粘着剤層を
設けて得られる粘着テープは、ポリ塩化ビニルを基材と
する粘着テープの代替として、自動車、電車、バスなど
の車両の他、航空機、船舶、家屋、工場などの各分野に
おける電気機器の絶縁テープに使用でき、特に、優れた
難燃性及び耐熱変形性が要求される、自動車の電気配線
(ワイヤーハーネス)や家電製品などのコイル、電線な
どを束ねて巻き付ける粘着テープとして好適に使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粘着テープ(基材)の耐熱変形性の評価試験方
法の説明図であり、(a)は試験体の側面図、(b)は
試験装置の側面図である。
【符号の説明】
1 丸棒 2 加圧板 3 平行板 10 試験体 T 粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 善夫 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 夏目 雅好 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 大山 高輝 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 4J004 AA04 AA05 AA10 AA11 AB01 AB03 CA03 CA04 CA07 CC02 FA04 FA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下のa成分、b成分およびc成分を含
    んでなる粘着テープ基材。 a成分:スチレン系重合体ブロックをAとし、ブタジエ
    ン重合体ブロック若しくはイソプレン重合体ブロック、
    または、これらの水素添加物をBとして、A−B−Aで
    示されるブロック共重合体、または、A−B−Aで示さ
    れるブロック共重合体とA−Bで示されるブロック共重
    合体との混合物 b成分:示差走査熱量測定法(DSC)より求められる
    融解温度(Tm)が130℃以上を示すポリオレフィン
    系樹脂 c成分:無機金属化合物
  2. 【請求項2】 b成分のポリオレフィン系樹脂が、プロ
    ピレンとプロピレン以外の少なくとも1種のα−オレフ
    ィンとの共重合体であって、2段以上の多段重合により
    重合され、該多段重合の第1段目の重合で少なくともプ
    ロピレンが重合されることにより得られたポリプロピレ
    ン系樹脂を含むものである請求項1記載の粘着テープ基
    材。
  3. 【請求項3】 c成分の無機金属化合物が水酸化マグネ
    シウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウム
    及びハイドロタルサイトからなる群から選ばれる少なく
    とも1種の化合物である請求項1または2記載の粘着テ
    ープ基材。
  4. 【請求項4】 c成分の無機金属化合物がシランカップ
    リング剤、チタネートカップリング剤及びアルミネート
    カップリング剤から選ばれる少なくとも1種のカップリ
    ング剤で表面処理されたものである請求項1〜3のいず
    れかに記載の粘着テープ基材。
  5. 【請求項5】 さらに、架橋剤(d成分)で架橋されて
    なる請求項1〜4のいずれかに記載の粘着テープ基材。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の粘着テ
    ープ基材の少なくとも片面に粘着剤層を設けてなる粘着
    テープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137883A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Denki Kagaku Kogyo Kk フィルム基材及び粘着テープ
JP2008504391A (ja) * 2004-06-23 2008-02-14 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ハロゲンフリー接着剤テープおよびそれらの製造方法

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