JP2001354590A - 良性前立腺過形成の予防および/または治療のための組合せ療法 - Google Patents
良性前立腺過形成の予防および/または治療のための組合せ療法Info
- Publication number
- JP2001354590A JP2001354590A JP2001177144A JP2001177144A JP2001354590A JP 2001354590 A JP2001354590 A JP 2001354590A JP 2001177144 A JP2001177144 A JP 2001177144A JP 2001177144 A JP2001177144 A JP 2001177144A JP 2001354590 A JP2001354590 A JP 2001354590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inhibitor
- hormone secretion
- testicular hormone
- antagonist
- agonist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/56—Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/56—Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
- A61K31/565—Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids not substituted in position 17 beta by a carbon atom, e.g. estrane, estradiol
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K45/00—Medicinal preparations containing active ingredients not provided for in groups A61K31/00 - A61K41/00
- A61K45/06—Mixtures of active ingredients without chemical characterisation, e.g. antiphlogistics and cardiaca
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P13/00—Drugs for disorders of the urinary system
- A61P13/08—Drugs for disorders of the urinary system of the prostate
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
- A61P35/02—Antineoplastic agents specific for leukemia
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P5/00—Drugs for disorders of the endocrine system
- A61P5/24—Drugs for disorders of the endocrine system of the sex hormones
- A61P5/32—Antioestrogens
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Oncology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Diabetes (AREA)
- Endocrinology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
る、前立腺過形成の組合わせ療法のための医薬を提供す
る。 【解決手段】 良性前立腺過形成を治療または予防する
ための医薬が提供され、当該医薬は、17β−ヒドロキ
システロイド脱水素酵素阻害剤およびアロマターゼ阻害
剤よりなる群から選択される有効成分からなる。当該医
薬において、17β−ヒドロキシステロイド脱水素酵素
阻害剤およびアロマターゼ阻害剤のうち一方の有効成分
は、他方の有効成分の投与と組合せて使用するためのも
のである。
Description
い恒温動物における良性前立腺過形成(BPH)の予防
および/または治療の方法に関し、特に形成を阻害する
ことによっておよび/またはそれらが作用する受容体を
阻害することによって性ステロイド(アンドロゲンおよ
びエストロゲン)活性を抑制する薬の組合せ投与を含む
組合せ療法に関する。
ンドロゲンの役割は、詳しく記録されている(ウィルソ
ン(Wilson),N.Engl.J.Med.317:頁628-629,1987年)。
実際、良性前立腺過形成は精巣がないところでは発達し
ない(ウェンデル(Wendel)他,J.Urol.108:頁116-119,
1972年を参照)。
勢による精巣アンドロゲン分泌の阻害は、前立腺の大き
さを減少させることが知られている(オウクレア(Aucl
air)他,Biochem.Biophys.Res.Commun.76:頁855-862,19
77年;オウクレア他,エンドクリノロジー(Endocrinol
ogy)101:頁1890-1893,1977年;ラブリエ(Labrie)
他,Int.J.;アンドロロジー(Andrology),suppl.2
(V.ハンソン(Hansson),ed.),スクリプタ・パブリッ
シャ(Scriptor Publisher)4月号,頁303-318,1978
年;ラブリエ,他,J.アンドロロジー1:頁209-228,1980
年;トレンブレイ(Tremblay)およびベランガー(Bela
nger),コントラセプション(Contraception)30:頁483
-497,1984年;トレンブレイ他,コントラセプション3
0:頁585-598,1984年;デューベ(Dube)他,Acta Endoc
rinol.(Copenh)116:頁413-417,1987年;ラコステ(La
coste)他,Mol.Cell.Endocrinol.56:頁141-147,1988
年;ホワイト(White),Ann.Surg.22:頁1-80,1895年;
ファウレ(Faure)他,Fertil.Steril.37:頁416-424,1
982年;ラブリエ他,エンドクリン・レビューズ(Endoc
rineReviews)7:頁67-74,1986年;ハギンズ(Huggin
s)およびスティーブンズ(Stevens),J.Urol.43:頁70
5-714,1940年;ウェンデル他,J.Urol.108:頁116-119,19
72年;ピーターズ(Peters)およびウォルシュ(Wals
h),N.Engl.J.Med.317:頁599-604,1987年;ガブリロベ
(Gabrilove)他,J.Clin.Endocrinol.Metab.64:頁1331-
1333,1987年)。
た治療もまた前立腺の大きさを減少させることを示す
(ネリ(Neri)他、エンドクリノロジー、82:頁311-31
7、1968年;ネリ他,インベスティゲーティブ・ウロロ
ジー(Investigative Urology)、10:頁123-130、1972
年;タン(Tunn)他、Acta Endocronol.コペンハーゲン
(Copenh.)91:頁373-384、1979年;セギュイン(Segui
n)他、Mol.Cell.Endocrinol.,21:頁37-41、1981年;ラ
フェブブレ(Lefebvre)他、ザ・プロステート(The Pr
ostate)3:頁569-578、1982年;マーチェッティ(March
etti)およびラブリエ、J.ステロイド(Steroid)Bioch
em、29:頁691-698、1988年;ラコステ他、Mol.Cell.En
docrinol.56:頁141-147、1988年;タン他、Invest.Uro
l.18:頁289-292、1980年:スコット(Scott)およびウ
エイド(Wade)、J.Urol.101:頁81-85、1969年;カイ
ン(Caine)他、J.Urol.114:頁564-568、1975年:スト
ーン(Stone)他、J.Urol.141:240A、1989年;クレジャ
ン(Clejan)他、J.Urol.141:534A、1989年)。
形成の治療のための抗アンドロゲンシプロテロンアセテ
ート(1α,2α−メチレン−6−クロロ−17α−ア
セトキシ−6−デヒドロプロゲステロン)の用途を開示
する。上記の米国特許第3,423,507号は不利である、な
ぜなら、かかる化合物(シプロテロンアセテート)は同
じ抗アンドロゲン活性を有し(ポイット(Poyet)およ
びラブリエ、Mol.Cell.Endocrinol.32:頁283-288、198
5年;ラブリエ他、J.ステロイド Biochem.28:頁379-3
84、1987年)、および、結果としてアンドロゲン作用の
部分的な抑制しか期待されない。一方、単独で使用され
る純粋な抗アンドロゲン(米国特許第4,329,364号)は
テストステロン分泌の増加を引起し、その結果エストロ
ゲン中の高い程度の芳香族化となり、この状態は現在の
知識から前立腺過形成にマイナスの影響を及ぼすと考え
られる(ジャコビ(Jacobi)他、エンドクリノロジー10
2:頁1748-1755、1978年)。
HRH作動薬)と抗アンドロゲンとの組合せを使っての
治療は単独で使用するいずれの治療よりも大幅な前立腺
サイズの抑制を引き起こす(セギュイン他、Mol.Cell.E
ndocrinol.21:頁37-41、1981年;ラフェブブレ他、ザ
・プロステート3:頁569-578、1982年;マーチェッティ
およびラブリエ、j、ステロイドBiochem.29:頁691-69
8、1988年)。
ストステロンは5α−還元酵素によってより有効なジヒ
ドロテストステロンに不可逆的に変換される(ブロコブ
スキ(Bruchovsky)およびウイルソン(Wilson)、J.Bi
ol.Chem.243;頁2012-2021、1968年;ウイルソン、ハン
ドブック・オブ・フィシオロジィ(Handbook of Physio
logy)5(セクション7)、頁491-508、1975年)。5α
−還元酵素の抑制剤は前立腺成長を抑制することが発見
された(ブルックス(Brooks)他、エンドクリノロジー
109:頁830、1981年;ブルックス他、Proc.Soc.Exp.Bio
l.Med.169:頁67、1982年;ブルックス他、プロステー
ト(Prostate)3:頁35、1982年;ウェンダロス(Wender
oth)他、エンドクリノロジー113、頁569-573、1983
年;マッコンネル(McConnel)他、J.Urol.141:239A,19
89年);ストーナ(Sroner)、E.、良性前立腺肥大にお
ける5α−還元酵素抑制剤の役割についての講演(Lect
ure on the role of 5α-reductase inhibitor in beni
gn prostatic hypertropy)、第84回AUA 年会議(Ann
ual Meeting)、ダラス(Dallas)、5月8日、1989
年)。
2、931の成熟前のラットにおける前立腺および精のう発
達に対する抑制効果は、第71回内分泌学会年会議会報
要約♯1165,頁314,1989年で説明された。ヒトにおける
ジヒドロテストステロン形成に対するMK-906の抑制効果
は、ゴームレイ(Gormley)他によって、第71回内分
泌学会年会議会報要約♯1225,頁329,1989年で;インペ
ラント・マクギンレイ(Imperato-McGinley)他によっ
て、第71回内分泌学会年会議会報要約♯1639,頁432,
1989年で;ゲラー(Geller)およびフランソン(Franso
n)によって、第71回内分泌学会年会議会報要約♯164
0,頁432,1989年で;ならびにテノーバー(Tenover)
他,によって第71回内分泌学会年会議会報要約♯583,
頁169,1989年において説明された。5α−還元酵素抑制
剤N,N-ジエチル−4−メチル−3−オキソ−4−アザ−
5α−アンドロスタン−17β−カルボキシアミド(4
−MA)および6−メチレン−4−プレグネン−3,2
0−ジオン(LY207320)の活性はトゥーメイ(Toome
y)他によって第71回内分泌学会年会議会報要約♯122
6,頁329,1989年において説明された。
効果に加えて、エストロゲンもまた前立腺の増大におい
てある役割を果たすことを示す多くの研究がある(ウォ
ルシュおよびウイルソン、J.Clin.Invest.57:頁1093-1
097、1976年;ロビネット(Robinette)他、Invest.Uro
l.15:頁425-432、1978年;ムーア(Moore)他、J.Cli
n.Invest.63;頁351-257、1979年)。さらに、エストロ
ゲンはイヌにおけるアンドロゲンにより誘発された前立
腺成長を増大させることが示された(ウォルシュおよび
ウイルソン、J.Clin.Invest.57:頁1093-1097、1976
年;ジャコビ他、エンドクリノロジー102:頁1748-175
5、1978年;タン他、Urol.Int.35:頁125-140、1980
年)。アンドロゲンにより誘発された前立腺成長に対す
るエストロゲンのこの増強効果の可能性のある説明は、
17β−エストラジオールがイヌの前立腺におけるアン
ドロゲン結合を増大させることが示されたという観察で
ある(ムーア他、J.Clin.Invest.63:頁351-357、1979
年)。
n)はイヌにおけるステロイドにより誘発された良性前
立腺過形成を増進することが示された(フンケ(Funk
e)他、Acta Endocrinol.100:頁462-47、1982年)。良
性前立腺過形成を患う患者にステロイドの抗アンドロゲ
ンシプロテロンアセテートと関連して抗エストロゲンタ
モキフェンを投与すると、この病気の兆候に有益な効果
を示した(ジシルベリオ(Di Silverio)他、イペルト
ロフィア・プロスタティカ・ベニグナ(IpertrofiaPros
tatica Benigna)(F.ジシルベリオ、F.ニューマン(Ne
umann)およびN.タネンバウム(Tannenbaum)、eds)、
エキサプタ・メディカ(Excerpta Medica)、頁117-12
5、1986年において)。米国特許第4,310,523号におい
て、抗アンドロゲンと抗エストロゲンとの組合せは良性
前立腺過形成の予防および/または治療に効果的である
ことが提案されている。しかしながら、タモキフェンは
その効果を制限する固有のエストロゲン活性を有する。
ロゲン形成は数カ所の部位で発生する。オスにおいて、
アンドロゲンの芳香族化は精巣、脂肪および筋肉組織、
皮膚、肝臓、脳および前立腺で示された(シュバイカル
ト(Schweikert)他、J.Clin.Endocrinol.Metab.40:頁
413-417、1975年;フォーカー(Folker)およびジェイ
ムズ(James)、J.ステロイドBiochem.49:頁687-690、
1983年;ロングコープ(Longcope)他、J.Clin.Endocri
nol.Metab.46:頁146-152、1978年;ラコステおよびラ
ブリエ、非公開のデータ;ストーン他、ザ・プロステー
ト9:頁311-318、1986年;ストーン他、Urol.Res.15:
頁165-167、1987年)。良性前立腺過形成患者の前立腺
組織におけるエストロゲンの増大された生成の証拠があ
る(ストーン他、ザ・プロステート9:頁311-318、198
6年)。かかるデータはエストロゲンの局部的形成が循
環エストロゲンによって予測された作用を越えて前立腺
成長を刺激する際に重大な役割を果たすかもしれないこ
とを示す。
て作用する抗アンドロゲンおよびあるペプチドを使った
BPHの治療を開示する。
予防および/または治療の方法としてアロマターゼ抑制
剤を開示する。
を抗アンドロゲンおよび/または抗エストロゲンおよび/
または少なくとも性ステロイド生合成の1つの抑制剤と
組合せるある癌の治療を開示する。
的または化学的予防と抗アンドロゲンおよび抗エストロ
ゲンの投与を含み得る組合せ療法で乳癌を治療する方法
を開示する。
を受けやすいオスの動物における前立腺癌の治療の方法
を開示し、これらのヒトを含む動物の精巣ホルモン分泌
は外科的または化学的手段によって、たとえばLHRH
作動薬を使用することによって阻害され、この治療方法
は抗アンドロゲン、たとえばフルタミドを、たとえばア
ミノグルテチミドおよび/またはケトコナゾールのよう
な性ステロイド生合成の少なくとも1つの抑制剤と関連
して投与するステップを含む。
方の増加された活性によって引き起こされる。BPHの
かかる二重の原因のために、提案されたホルモン療法は
それほど満足のいくものではなく、かつ一方でしばしば
許容できない副作用を引き起こすのですべて予測のつか
ないものであった。さらに、先行技術の治療は徴候学に
対して相反する効果をもって約20ないし30%を越え
る前立腺容量の減少という結果にめったにつながらなか
った(スコットおよびウェイド、J.Urol.101:頁81-8
5、1969年;ケイン他、J.Urol.114:頁564-568、1975
年;ピーターズおよびウォルシュ、New Engl.J.Med.31
7:頁599-604、1987年;ガブリロブ(Gabrilove)他、
J.Clin.Endocrinol.Metab.64:頁1331-1333、1987年;
ストーン他、J.Urol.141:240A、1989年;クレジャン
他、J.Urol.141:534A、1989年;ストーナー、E.、良性
前立腺過形成における5α−還元酵素抑制剤の役割に関
する講演、第84回AUA 年会議、ダラス、5月8日、19
89年)。
または治療のための組合せ療法を提供することであっ
て、この治療は抑制されなければ前立腺腫瘍成長に寄与
するであろう性ステロイドの形成および/または作用を
選択的に抑制する。
し、進行を遅らせまたは逆転する際に増大された効果を
有する組合せ療法を提供することである。
の頻度を大幅に削減させたBPHのための療法を提供す
ることである。
合せ療法を実行するために効果的に利用され得る活性成
分(製薬的に許容される希釈剤および担体を使用または
使用しない)の組合せを有するキットを提供することで
ある。
合にこの発明の組合せ療法になる複数個の活性成分を含
むので、本質的におよびそれ自体、有益な組合せ療法で
利用するのに効果的な新規の医薬組成物を提供すること
である。
を必要とする人間または他の恒温動物における良性前立
腺過形成(BPH)を予防および/または治療する方法
を提供し、前記方法は治療上有効な量の5α−還元酵素
抑制剤(阻害剤)、抗エストロゲン、アロマターゼ抑制
剤(阻害剤)および17β−ヒドロキシステロイド脱水
素酵素(17β−HSD)抑制剤(阻害剤)からなるグ
ループから選択された2以上の化合物を前記動物に投与
するステップを含む。
必要とする人間または他の恒温動物における良性前立腺
過形成(BPH)を予防および/または治療する方法を
提供し、治療上有効な量の5α−還元酵素抑制剤および
抗エストロゲンを前記動物に投与するステップを含む。
必要とする人間または恒温動物における良性前立腺過形
成(BPH))を予防および/治療する方法を提供し、
治療上有効な量の5α−還元酵素抑制剤およびアロマタ
ーゼ抑制剤を前記動物に投与するステップを含む。
ットを提供し、前記キットは同時に投与されるとこの発
明に従う組合せ療法になる異なる活性成分の少なくとも
2つの別個の容器を含む。
ずれもが経口または非経口の投与のために希釈剤および
他の担体と組合せて利用され、またはいずれかの従来の
配達システムによって配達され得ることを意図する。あ
る好ましい実施例において、上述の組合せ療法に必要な
活性成分は同時投与のための単一の医薬組成物の中で組
合せられ得る。
成(BPH)の予防および/または治療で活性な薬の作
用の部位の概略の表示である。以下の省略語が使用され
る:つまりデヒドロエピアンドロステロンに対してDHE
A、アンドロスト5−エン−3β、17β−ジオールに
対してΔ5−ジオール、アンドロステンジオンに対して
Δ4−ジオン、テストステロンに対してT、ジヒドロテ
ストステロンに対してDHT、エストロンに対して
E1、17β−エストラジオールに対してE2、エストロ
ゲン受容体に対してER、抗エストロゲン(2)に対し
て抗−E、抗アンドロゲン(5)に対して抗−A、17
β−ヒドロキシステロイド脱水素酵素(4)の抑制剤
(阻害剤)に対して17β−HSD、3β−ヒドロキシ
ステロイド脱水素酵素の抑制剤(阻害剤)に対して3β
−HSD、Δ5−Δ4−イソメラーゼ(6)、5α−還元
酵素、5α−還元酵素の抑制剤(阻害剤)(1)、アロ
マターゼ活性の抑制剤(阻害剤)(3)としてAROが
使用される。
の活性は前立腺過形成を刺激し、かつゆえに防がれなけ
ればならない。しかしながら、やはりBPHの刺激剤で
あるエストロゲン受容体の刺激を防ぐこともまた重要で
ある。アンドロゲン受容体の一般的な阻害は望ましくな
い副作用を有するので、5α−還元酵素、前立腺組織で
活性のアンドロゲンの形成に要求される酵素、つまりD
HTの活性を阻害することが一般に好ましい。他の組
織、特に性欲の原因となる組織はテストステロンによっ
て刺激される。したがって、治療中の性欲の削減は5α
−還元酵素活性の抑制剤を使うことによって、および望
ましくない副作用の原因となり得るテストステロン活性
の抑制剤を削減または排除することによって最小限にさ
れ得る。
ストステロンの高いレベルを維持する一方で前立腺内D
HTを減少させる(マッコンネル他、J.Urol.141:239
A、1989年)。
も、重病の症例の場合には、より完全にアンドロゲンを
阻害するために抗アンドロゲンが5α−還元酵素抑制剤
に加えられることが可能である。より重病の症例の場合
には、LHRH作動薬または拮抗薬を加えることもまた
可能である。一般に、LHRH作動薬または拮抗薬およ
び/または抗アンドロゲンはBPHのより急速な退行を
引き起こすために一時的に(好ましくは3か月から12
か月)使用されるであろう。
つの方法は、受容体部位を結合してエストロゲンが部位
を結合しかつ活性化させることを妨げるように、受容体
部位に対して親和性を有する効果的な抗エストロゲン化
合物を使った治療である。純粋な拮抗薬になる傾向にあ
りかつ作動薬的活性を有しない抗エストロゲンを選択す
ることは重要である。さもなければ、受容体部位をエス
トロゲンから阻害する抗エストロゲン自体が部位を活性
化するかもしれない。好ましい抗エストロゲンは以下で
詳細に論じられる。
に困難であるので、エストロゲン受容体を活性化させる
ために利用可能なエストロゲンの濃度を同時に減少させ
ることは好ましい。したがって、エストロゲンの生成を
抑制することが望ましい。図1のスキームからわかるよ
うに、副腎および精巣によって放出された多数のホルモ
ンは、様々な生物学的経路によって性腺および周辺組織
でエストロゲンに変換され得る。そのように生成された
エストロゲンの中で、最も重要なものは17β−エスト
ラジオールおよびアンドロスト−5−エン−3β,17
β−ジオールである、したがって、17β−エストラジ
オール脱水素酵素または(17β−ヒドロキシステロイ
ド脱水素酵素)の抑制剤および/またはアロマターゼの
抑制剤を含むことが非常に望ましい。アロマターゼ抑制
剤はテストステロン形成を阻害することなく望ましくな
いエストロゲンの形成を特に抑制する。ヒトにエストロ
ゲン活性がないことが、たとえあったとしても最小の望
ましくない副作用を引き起こす一方で、有利に前立腺細
胞を削減すると考えられる。重病の症例ではテストステ
ロン生成もまた抑制される。17β−HSDの抑制剤は
図1で「17β−HSD」と記された垂直線4によって
横切られた合成経路を閉鎖する。したがって、図1上で
示されるエストロゲンの両方の主要な形の合成は実質的
に妨げられる。
への芳香族化およびΔ4−ジオンのE 1、つまり17β−
ヒドロキシ−ステロイド脱水素酵素によって効力のある
エストロゲン17β−エストラジオールへ変換され得る
弱いエストロゲンへの芳香族化である。したがって、ア
ロマターゼ活性の抑制剤を加えることは有用である。化
合物の効力に依存して、17β−ヒドロキシステロイド
脱水素酵素活性の抑制剤および/または抗エストロゲン
と関連してアロマターゼ抑制剤を投与することは有用で
あり得る。
5−Δ4−イソメラーゼ活性の抑制剤はアンドロゲンおよ
び17β−エストラジオール形成を阻害するために有用
であり得るが、エストロゲンΔ5−ジオールの形成を抑
制しないままにしておく。さらに、それはグルココルチ
コイドおよび鉱質コルチコイドの合成を抑制するので、
鉱質コルチコイドおよび/またはグルココルチコイド置
換療法への必要性を暗に示す。かかるアプローチはBP
Hの治療にとって好ましくないと一般に判断される。
必要とする恒温動物におけるBPHの治療の方法を提供
し、治療上有効な量の5α−還元酵素抑制剤、抗エスト
ロゲン、アロマターゼ抑制剤および17β−ヒドロキシ
ステロイド脱水素酵素活性の1つの抑制剤またはその混
合物からなるグループから選択される2以上の化合物を
前記動物に投与するステップを含み得る。
有効な量の(1)5α−還元酵素の抑制剤および抗エス
トロゲン、(2)5α−還元酵素の抑制剤およびアロマ
ターゼ抑制剤、(3)5α−還元酵素抑制剤および17
β−HSD抑制剤、(4)5α−還元酵素抑制剤、抗エ
ストロゲンおよびアロマターゼ抑制剤、(5)5α−還
元酵素抑制剤、抗エストロゲンおよび17β−HSD抑
制剤、(6)5α−還元酵素抑制剤、アロマターゼ抑制
剤、抗エストロゲンおよび17β−HSD抑制剤、
(7)5α−還元酵素抑制剤、抗アンドロゲンおよび抗
エストロゲン、(8)5α−還元酵素抑制剤、抗アンド
ロゲンおよびアロマターゼ抑制剤、(9)5α−還元酵
素抑制剤、抗アンドロゲンおよび17β−HSD抑制
剤、(10)5α−還元酵素抑制剤、抗アンドロゲン、
抗エストロゲンおよびアロマターゼ抑制剤、(11)5
α−還元酵素抑制剤、抗アンドロゲン、アロマターゼ抑
制剤および17β−HSD抑制剤、(12)5α−還元
酵素抑制剤、抗アンドロゲン、アロマターゼ抑制剤、抗
エストロゲンおよび17β−HSD抑制剤、(13)1
7β−HSD抑制剤および抗エストロゲン、(14)1
7β−HSD抑制剤およびアロマターゼ抑制剤、(1
5)17β−HSD抑制剤、アロマターゼ抑制剤および
抗エストロゲン、(16)17β−HSD抑制剤、抗ア
ンドロゲンおよび抗エストロゲン、(17)17β−H
SD抑制剤、抗アンドロゲンおよびアロマターゼ抑制
剤、(18)17β−HSD抑制剤、抗アンドロゲン、
抗エストロゲンおよびアロマターゼ抑制剤、(19)抗
エストロゲンおよびアロマターゼ抑制剤、ならびに(2
0)抗エストロゲン、アロマターゼ抑制剤および抗アン
ドロゲン、(21)LHRH作動薬または拮抗薬、5α
−還元酵素の抑制剤および抗エストロゲン、(22)L
HRH作動薬または拮抗薬、5α−還元酵素の抑制剤お
よびアロマターゼ抑制剤、(23)LHRH作動薬また
は拮抗薬、5α−還元酵素抑制剤および17β−HSD
抑制剤、(24)LHRH作動薬または拮抗薬、5α−
還元酵素抑制剤、抗エストロゲンおよびアロマターゼ抑
制剤、(25)LHRH作動薬または拮抗薬、5α−還
元酵素抑制剤、抗エストロゲンおよび17β−HSD抑
制剤、(26)LHRH作動薬または拮抗薬、5α−還
元酵素抑制剤、アロマターゼ抑制剤、抗エストロゲンお
よび17β−HSD抑制剤、(27)LHRH作動薬ま
たは拮抗薬、5α−還元酵素抑制剤、抗アンドロゲンお
よび抗エストロゲン、(28)LHRH作動薬または拮
抗薬、5α−還元酵素抑制剤、抗アンドロゲンおよびア
ロマターゼ抑制剤、(29)LHRH作動薬または拮抗
薬、5α−還元酵素抑制剤、抗アンドロゲンおよび17
β−HSD抑制剤、(30)LHRH作動薬または拮抗
薬、5α−還元酵素抑制剤、抗アンドロゲン、抗エスト
ロゲンおよびアロマターゼ抑制剤、(31)LHRH作
動薬または拮抗薬、5α−還元酵素抑制剤、抗アンドロ
ゲン、アロマターゼ抑制剤および17β−HSD抑制
剤、(32)LHRH作動薬または拮抗薬、5α−還元
酵素抑制剤、抗アンドロゲン、アロマターゼ抑制剤、抗
エストロゲンおよび17β−HSD抑制剤、(33)L
HRH作動薬または拮抗薬、17β−HSD抑制剤およ
び抗エストロゲン、(34)LHRH作動薬または拮抗
薬、17β−HSD抑制剤およびアロマターゼ抑制剤、
(35)LHRH作動薬または拮抗薬、17β−HSD
抑制剤、アロマターゼ抑制剤および抗エストロゲン、
(36)LHRH作動薬または拮抗薬、17β−HSD
抑制剤、抗アンドロゲンおよび抗エストロゲン、(3
7)LHRH作動薬または拮抗薬、17β−HSD抑制
剤、抗アンドロゲンおよびアロマターゼ抑制剤、(3
8)LHRH作動薬または拮抗薬、17β−HSD抑制
剤、抗アンドロゲン、抗エストロゲンおよびアロマター
ゼ抑制剤、(39)LHRH作動薬または拮抗薬、抗エ
ストロゲンおよびアロマターゼ抑制剤、ならびに(4
0)LHRH作動薬または拮抗薬、抗エストロゲン、ア
ロマターゼ抑制剤および抗アンドロゲンを投与するステ
ップを含むBPHの治療方法を提供する。
または担体をさらに含む医薬組成物の一部として好まし
くは形成されたこの発明の組合せ療法で使用される好ま
しい活性成分の少なくとも2つを別々に含むキットまた
は単一のパッケージを提供する。たとえば、2つの成分
からなるキットは5α−還元酵素抑制剤経口医薬組成物
および抗エストロゲン医薬経口組成物を含み得る。3つ
の成分からなるキットは、たとえば、5α−還元酵素抑
制剤経口医薬組成物、抗エストロゲン経口医薬組成物お
よびアロマターゼ抑制剤経口組成物を提供し得る。ある
好ましい実施例において、抗エストロゲン自体もまた性
ステロイド抑制剤として作用し、キットは両方の機能を
達成するために1つの医薬組成物を含みさえすればよ
い。
治療のための新規の方法を提供する。加えて、ここで説
明される効果的な療法に必要とされる抗エストロゲンお
よび抗アンドロゲンの量は先行技術で通常使用されるよ
り少ないことが可能である。
びアンドロゲンの形成および/または作用の最適の阻害
を組合せることによって、この発明は前立腺組織の成長
を最大限に抑制する方法を提供する。
5α−還元酵素抑制剤、抗エストロゲンおよびアロマタ
ーゼ抑制剤、またはその医薬組成物を、前立腺成長を抑
制するのに十分な量投与することによってかかる治療を
必要とする恒温動物のオスの動物におけるBPHを予防
および/または治療する効果的な方法を提供する。これ
らの活性化合物は一緒にまたは以下に論じられるいかな
る順序でも投与されることが可能である。
に、副腎および精巣起点の性ストロイド、つまり、前駆
物質ステロイド、アンドロゲンおよびエストロゲンの血
液プラズマ濃度および腫瘍の大きさが測定される。腫瘍
の大きさは当業者に周知の標準的な方法、たとえば超音
波検査、核の磁気共鳴造影、CATスキャンおよび/ま
たは身体的な検査によって測定される。尿の閉塞の徴候
もまた治療の効果を評価するために使用される、つまり
排尿傷害、夜間多尿症、尿の流れの力、尿の流れの口
径、排尿の躊躇、排尿後の尿の滴下、昼間の排尿の頻
度、焼けつくような痛み、緊急の尿意および尿失禁など
の徴候である。DHTとエストロゲンの低くされた濃度
および腫瘍の大きさの削減は成功した治療、たとえばこ
の発明に従って以下に述べられる活性化合物を使用する
腫瘍の成長の抑制を示す。副腎エストロゲンアンドロス
ト−5−エン−3β,17β−ジオール(Δ5−ジオー
ル)および卵巣エストロゲン、17β−エストラジオー
ル(E2)およびアンドロゲンDHTの濃度は当業者に
周知の標準的な方法によって測定され、たとえばF.ラ
ブリエ他、ザ・プロステート4:頁579-584、1983年;
ラッチイ(Luthy)他、J.Gynecol.Endocrinol.、1:頁1
51-158、1987年)を見られたい。
ド形成抑制剤は5α−還元酵素活性の抑制剤、17β−
ヒドロキシステロイド脱水素酵素活性の抑制剤およびア
ロマターゼ活性の抑制剤を含むがそれらに制限されるも
のではない。
K−906であり、これはメルク(Merck)、シャープ&ド
ーム(Sharp & Dohme)(マッコンネル他、J.Urol.141:
239A,1989年)の製品である。5α−還元酵素の他の抑
制剤は17β−N,N−ジエチルカルバモイル−4−メ
チル−4−アザ−5α−アンドロスタン−3−オン(4
−MA)である(ブルックス他、エンドクリノロジー10
9:頁830、1981年;リアング(Liang)他、エンドクリノ
ロジー112:頁1460、1983年)。5α−還元酵素抑制剤と
して作用する他の4−アザステロイドはリアング他の、
J.Biol.chem.259:頁734-739、1984年;およびブルック
ス他の、ステロイズ(Steroids)47:頁1-19、1986年で
形成されることが可能で、6−メチレン−4−プレグネ
ン−3,20−ジオンもまた5α−還元酵素抑制剤とし
て開示された(ペトロウ(Petrow)他、J.Endocrinol.9
5:頁311-313、1982年)。類似の特性が4−メチル−3
−オキソ−4−アザ−5α−プレグナン−30(s)カ
ルボキシレートについて述べられた(カドハマ(Kadoha
ma)他、J.Natl.Cancer Inst.74:頁475-486、1985
年)。17β−ヒドロキシステロイド脱水素酵素活性の
好ましい抑制剤は以下のものを含むがそれに制限される
ものではない。
α−クロロ−3′,17′β−ジヒドロキシエストラ−
1′,3′,5′(10′)−トリエン−7′α−イ
ル)ウンデカンアミド(「EM139」)。
6′α−クロロ−3′,17′α−ジヒドロキシ−エス
トラ−1′,3′,5′(10′)−トリエン−7′α
−イル)ウンデカンアミド(「EM170」)
6′α−ブロモ−3′,17′α−ジヒドロキシ−エス
トラ−1′,3′,5′(10′)−トリエン−7′α
−イル)ウンデカンアミド(「EM171」)
のためのある合成スキームの例は以下に述べられる(例
1ならびにスキーム1および2を見られたい)。当業者
は類似の化合物を合成するための類似のスキームを理解
するであろう。
(3′−ベンゾイルオキシ−17′−オキソ−エストラ
−1′,3′,5′(10′)−トリエン− 7′α−
イル)ウンデカンアミド (14a)の合成(スキーム
2)19−nor−テストステロンアセテート3−エノ
ールアセテート(7) ドリエライト乾燥チューブが与えられた器具において、
無水酢酸(200ml)における19−nor−テスト
ステロン(6)(100g、0.365モル)の溶液、
ピリジン(32ml)およびアセチルクロリド(320
ml)が、磁気攪拌のもとで還流において3時間加熱さ
れ、次いで真空下で濃縮乾固された。乾固された残留物
は、無水エタノールにおいて粉砕され、ろ過され、かつ
すこしの無水エタノールで洗浄された。乾燥の後で、1
9−nor−テストステロンアセテート3−エノールア
セテートが、白い粉末として得られた(121.4g、
収率93%)mp.176ないし177℃。分光学手段
により構造が確認された。
ジエン−3−オン(8) 0℃におけるDMF(330ml)および水(7.2m
l)の混合物におけるエノールアセテート(121g、
0.337モル)の冷却された懸濁液に、窒素のもと
で、1時間の期間にわたって、N−ブロモスクシイミド
(63g)が添加された。結果として生じた溶液は、0
℃において付加的な0.5時間攪拌された。次いで、炭
酸リチウム(60.8g)および臭化リチウム(30.
4g)が添加された。混合物は、95℃において3時間
加熱され、次いで165mlの氷酢酸を含む1.7lの
氷冷水に注がれた。15時間の間攪拌した後で、粗17
β−アセトキシ−エストラ−4,6−ジエン−3−オン
(8)がろ過され、水で洗浄され、脱水器具において乾
燥され、かつイソプロピルエーテル(72g、収率68
%、mp110℃)から二度再結晶された。分光学手段
により構造が確認された。
ル)17β−アセトキシエストラ−4−エン−3−オン
(9) A.試薬および溶剤の調製 11−ブロモウンデカノールテトラヒドロピラニルエー
テル 11−ブロモウンデカノール(100g、398mmo
l)が無水エーテル(768ml)において溶解され、
溶液は、氷/H2O浴を用いて0℃まで冷却された。こ
の溶液に、HC1ガス(2.13g、58.4mmo
l、26mlのHC1/エーテル)が添加された。
l)において新たに蒸留された3,4−ジヒドロ−2H
−ピラン(39.9g、43.3ml)の溶液が、90
分の期間にわたって添加された。次いで、溶液は、室温
において16時間の期間にわたって攪拌された。その
後、混合物に重炭酸ナトリウムが添加された。残留物
は、ろ過され、かつ溶媒は真空下でエバポレートされ
た。
60)を溶媒(112g、81%)として用いて、塩基
性アルミナ(250g、Woelm、グレードII)を介
してろ過された。
ml)において、マグネシウム(12.0g、494m
mol)が置かれ、かつヨウ素により活性化された。マ
グネシウムは、ヨウ素を除去しかつ装置を乾燥させるた
めに、炎で加熱された。次いでシステムは−20℃まで
冷却され、乾燥THF(420ml)における11−ブ
ロモ−ウンデカノールテトラヒドロピラニルエーテル
(73.3g、211mmol)の溶液が滴状において
添加された。混合物は、乾燥アルゴンの下で1日の間−
20℃で攪拌された。
を使用して、−35℃(±2℃)まで冷却された。無水
塩化銅(1.18g、12mmol)が添加され、かつ
混合物は、0.5時間の期間にわたって攪拌された。
r、−35℃)、乾燥THF(300ml)における1
7β−アセトキシ−エストラ−4,6−ジエン−3−オ
ン(8)(32.0g、102mmol)の溶液が、グ
リニャール試薬に6時間の期間にわたって滴状で添加さ
れた(赤色が現われかつ消えた)。混合物は、付加的な
1時間攪拌され、かつ冷却浴除去後で、酢酸(40m
l)で酸性化され(約0℃)、水で希釈され、かつエー
テル(3×)で抽出された。エーテル溶液は、飽和重炭
酸ナトリウムおよび水で洗浄された。有機層は、無水硫
酸マグネシウムで乾燥され、かつ乾燥まで減圧の下で蒸
発エバポレートされた。
N HCl(180ml)において溶解させられ、1時
間ないし45分間還流させられ、かつ減圧下で濃縮さ
れ,氷浴において冷却された。次いで混合物は、白色沈
澱を除去するためにろ過された。溶液が水で希釈されか
つ塩化メチレン(3×)で抽出された後で、有機層は無
水MgSO4で乾燥され、かつ減圧下で蒸発乾固され
た。最終的に、生成物(55.9g、茶色の油)は、シ
リカゲル(キーゼルゲル(Kieselgel)60F
254、メルク(Merck)、0.063−0.20
0mm、1500g)でクロマトグラフされた。塩化メ
チレンおよび酢酸エチルの混合物(4:1ないし1:2
v/v)および次いで純粋酢酸エチルでの溶離は、粗7
α−(11′−ヒドロキシ−ウンデシル)−17β−ヒ
ドロキシエストラ−4−エン−3−オン(34.8g)
を与え、それは、乾燥ピリジン(200ml)および乾
燥無水酢酸(200ml)において溶解され、室温で1
7時間攪拌され、かつ氷水に注がれた。生成物は、塩化
メチレン(3×)で抽出され、1N塩酸、水、飽和重炭
酸ナトリウムおよび水(3×)で洗浄され、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥されかつろ過された。溶媒のエバポレ
ーションの後で、7α−および7β−ジアセトキシエノ
ンおよびグリニャール試薬の分解生成物の混合物(35
g)は、ヘキサンおよびジエチルエーテル(2:3v/
v)の混合物により展開されたシリカゲル(キーゼルゲ
ル60、メルク、230メッシュ(mesh)AST
M、2.0kg)でフラッシュクロマトグラフィで分離
された。溶離された第1の生成物は、純アモルファス7
α−(11′−アセトキシウンデシル)17β−アセト
キシ−エストラ−4−エン−3−オン、(9)(20.
8g、39.4mmol、ジエノンからの収率は39.
0%であった)。さらなる溶離は、7β−異性体(1
0)(5.4g、10.3mmol、10%)を与え
た。すべての構造は、分光学手段により決定された。
ル)エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3,1
7β−ジオール(11a) 乾燥アルゴンの下で、乾燥アセトニトリル(150m
l)における7α−(11′−アセトキシウンデシル)
17β−アセトキシ−エストラ−4−エン−3−オン
(9)(17.0g、32.4mmol)の溶液が、温
アセトニトリル(75ml)における臭化銅(14.8
g、66.2mmol)およびmmol)および臭化リ
チウム(2.89g、33.6mmol)の懸濁液に迅
速に添加された。混合物は、還流するまで30分間の期
間にわたって加熱され、勢いよく攪拌され、かつ次いで
室温まで冷却された。重炭酸ナトリウムの飽和水溶液
(50ml)が添加され、かつ次いで有機化合物が酢酸
エチル(3×150ml)で抽出された。有機層は、水
で洗浄され、無水硫酸マグネシウムで乾燥させられ、ろ
過され、かつ乾燥するまで真空下でエバポレートされ
た。残渣は、シリカゲル(キーゼルゲル60F254メ
ルク0.063ないし0.200mm、1000g)で
クロマトグラフされた。ヘキサン−酢酸エチル(1:1
v/v)での溶離は、7α−(11′−アセトキシ−ウ
ンデシル) エストラ−1′,3′,5′(10′)−
トリエン−3,17β−ジオール,17β−アセテート
(11b)(8.51g、50.3%)および出発生成
物(1.33g、15%)を与えた。
g、16.2mmol)は、メタノール(90ml)お
よび水酸化ナトリウム30%(w/v)(9ml)にお
いて溶解された。混合物は、乾燥窒素の下で、90分間
還流された。溶液は、次いで真空下で濃縮され、かつ塩
酸(10%v/v)で希釈された。混合物は、酢酸エチ
ル(4×150ml)を使用して抽出され、かつ酢酸エ
チル抽出物は、水で洗浄され、無水硫酸マグネシウム上
で乾燥させられ、ろ過され,かつ真空下でエバポレート
された。エバポレーションは、7α−(11′−ヒドロ
キシウンデシル)エストラ−1,3,5(10)−トリ
エン−3,17β−ジオール(11a)(6.99g、
98%ブラット(brut)を黄色の泡として与え、そ
の構造は、分光学手段により確認された。
ドロキシウンデシル)エストラ−1,3,5(10)−
トリエン−17β−オール(12) 上述のトリオール(6.99g、15.8mmol)
は、アセトン(25ml)および水酸化ナトリウム(1
N、19.1ml)の水溶液において溶解された。混合
物は、氷/水浴を使用して、0℃まで冷却された。塩化
ベイゾイル(2.22ml、19.1mmol)が次い
で滴状で添加された。混合物は、0℃で40分間攪拌さ
れ、次いで水で希釈された。溶液は、酢酸エチル(3
×)を使用して抽出され、かつ有機層は、重炭酸ナトリ
ウムの飽和水溶液および最終的には水で洗浄された。酢
酸エチル溶液は、無水硫酸マグネシウムで乾燥され、ろ
過され、かつ乾燥するまで真空下でエバポレートされ
た。
ゲルゲル、60F254、0.063−0.200m
m、500g)でクロマトグラフされた。クロマトグラ
フィは、第1に塩化メチレンを溶媒(約1リットル)と
して使用し、かつ第2に純粋な3−ベンゾイルオキシ7
α−(11′−ヒドロキシウンデシル)エストラ−1,
3,5(10)−トリエン−17β−オール(12)で
行なわれ、無色の油(6.50g、75%)が、塩化メ
チレン−酢酸エチル(5:1約1リットルおよび4:
1、v/v)で溶離された。分光学手段により構造が確
認された。 11−(3′−ベンゾイルオキシ−17′−オキソ−エ
ストラ−1′,3′,5′(10′)−トリエン−7′
α−イル)ウンデカン酸(13) アセトン(100ml)における3−ベンゾイルオキシ
−7α−(11′−ヒドロキシウンデシル)エストラ−
1,3,5(10)−トリエン−17β−オール(1
2)(4.3g)の冷却された溶液が、Jone’s試
薬(8N−クロム酸溶液、6.7ml)に滴状で添加さ
れた。30分後、イソプロパノール(40ml)が添加
され、かつ混合物は、真空下で濃縮された。水が添加さ
れ、かつ混合物は、酢酸エチルで4回抽出された。有機
層は塩水で2回洗浄され、硫酸マグネシウムで乾燥さ
れ、かつ乾燥するまでエバポレートされた。粗11−
(3′−ベンゾイルオキシ−17′−オキソ−エストラ
−1′,3′,5′(10′)−トリエン−7′α−イ
ル)ウンデカン酸(13)(3.94g)が、次のステ
ップにおいて、精製なしに使用された。
(3′−ヒドロキシ−17′−オキソ−エストラ−
1′,3′,5′(10′)、トリエン−7′α−イ
ル)ウンデカンアミド(14b) 無水CH2Cl2(100ml)において溶解され、かつ
−10℃で冷却された11−(3′−ベンゾイルオキシ
−17′−オキソ−エストラ−1′,3′,5′(1
0′)−トリエン−7′α−イル)ウンデカン酸(1
3)(3.94g、7.22mmol)に、トリブチル
アミン(2.18ml、9.15mmol)およびイソ
ブチルクロロホルメート(1.30ml、10.0mm
ol)が添加された。溶液は、35分間攪拌され、かつ
N−メチルブチルアミン(13ml、109.7mmo
l)が添加された。混合物は、室温まで温められ、かつ
1時間攪拌された。その後で、CH2Cl2が添加され、
かつ有機相が1NHCl、水、飽和重炭酸ナトリウム溶
液および最終的には水で洗浄され、無水MgSO4で乾
燥され、かつ溶媒が減圧下で除去された。残渣は、シリ
カゲルでクロマトグラフィにより精製された。EtOA
c/ヘキサン(1.5:8.5v/v)の混合物での溶
離は、N−ブチル、N−メチル−11−(3′−ベンゾ
イルオキシ−17′−オキソ−エストラ−1′,3′,
5′(10′)−トリエン−7′α−yl)ウンデカン
アミド(14a)(4.25g、96%)を無色の油と
して生成し、IRν(ニート)1750,1725およ
び1640cm-1であった。前述のベンゾイルオキシア
ミド(341mg、0.54mmol)は、メタノール
(10ml)において溶解され、かつ0℃で冷却され
た。これに続いて、2N NaOH(5ml)が添加さ
れ、かつ混合物は、0℃で60分間攪拌された。溶液
は、1NのHC1で中和され、かつCH2Cl2で抽出さ
れた。有機相は、無水MgSO4で乾燥され、かつ溶媒
は、減圧下で除去された。残渣は、シリカゲルでクロマ
トグラフィにより精製された。EtOAc/ヘキサン
(3:7v/v)の混合物での溶離は、N−ブチル,N
−メチル11−(3′−ヒドロキシ−17′−オキソ−
エストラ−1′,3′,4′(10)−トリエン−7′
α−yl)ウンデカンアミド(14b)(284mg、
97%)を無色の油として生成し、1H−NMR δ
(CDCl3) 0.91(s,3H,18′−C
H3),2.76app(d,1HJ=16,3Hz,
ABX系の一部、6′−H)2.96および2.98
(2s,3H N−CH3),3.27および3.38
(2tapp,2H,J=7.5Hz,N−CH2−),
6.63(ブロードs,1H,4′−H),6.70
(ブロードd,1H,J=8.5Hz,2′−H)、
7.12(d,1H,J=8.4Hz,1′−H);I
Rνmax(ニート)3270,1730,1615cm
-1;MSm/e523(M+,100%),508(M+
−CH 3,32%),142(C2H4CON(CH3)C
4H9 +,47%)であった。
アミド(スキーム2) N−n−ブチル,N−メチル−11−(3′,17′−
ジアセトキシ−エストラ−1′,3′,5′(1
0′),16′−テトラエン−7′−α−イル)ウンデ
カンアミド(15) ケトンアミド14b(163mg、0.50mmol)
が、イソプレニルアセテート(10ml)において溶解
された。次いで、p−トリエンスルホン酸(44mg)
が添加され、かつ溶液は、7時間で本来の体積の約3分
の2まで蒸留され、かつ次いで還流で12時間攪拌され
た。その後で、溶液は、氷水浴で冷却され、かつ50m
lの冷却されたエーテルで抽出された。エーテルは、冷
却された飽和重炭酸ナトリウム水で洗浄された。有機相
は、無水MgSO4で乾燥され、かつ溶媒は、減圧下で
除去された。残渣は、ベンゼン−ジエチルエーテル
(3:7v/v)の混合物を溶出液として使用して、ア
ルミナ(15mm×50mmアルミナWoehlm中性、活性
II)を介してろ過された。溶媒は、減圧下で除去され、
かつ残渣は、シリカゲルでフラッシュクロマトグラフィ
により精製された。EtOAc/ヘキサン(1:4v/
v)の混合物での溶離は、N−ブチル,N−メチル−1
1−(3′,17′−ジアセトキシ−エストラ−1′,
3′,5′(10′),16′−テトラエン−7′α−
イル)ウンデカンアミド(15)(244mg,80
%)を無色の油として生成し、1H−NMRδm(CDC
l3)0.92(s,3H,18′−CH3),0.92
および0.95(2t,3H,J=7.0Hz,N(C
H2)3CH 3),2.18(s,3H,17′−OCO
CH3),2.28(s,3H,3′−OCOCH3),
2.76app(d,1H,J=16.1Hz,ABX
系の一部,6′−H),2.90および2.96(2
s,3H,N−CH3),3.26および3.35(2
tapp,2H,J=7.6Hz,N−CH2−),5.5
2(m,1H,16′−H),6.80(ブロードs,
1H,4′−H),6.85(dd,1H,J1=9.
1HzおよびJ2=3.0Hz,2′−H),7.27
(d,1H,J=9.1Hz,1′−H);IRνmax
(ニート)1750,1635,1200cm-1;MS
m/e607(M+,2%),5(M+−COCH2,1
00%),550(M+−COCH2−CH3,13
%),523(M+−2COCH2,45%),142
(C2H4CON(CH3)C4H9 +,55%),129
(C4H9(CH3)NCOCH3 +,38%),114
(C4H9(CH3)NCO+,60%),86(C4H
9(CH3)N+,25%);計算された正確な分子量C
38H57O5N607.4239,測定値は607.42
34であった。
α−クロロ−3′アセトキシ−17′−オキソ−エスト
ラ−1′,3′,4′(10′)−トリエン−7′α−
イル)ウンデカンアミド(16,X=Cl) 5mlのアセトンにおいて溶解されたジアセテートアミ
ド15に、酢酸水(1:11.3v/v)における酢酸
ナトリウム(2.6当量)の溶液が添加され、かつ、つ
いでt−ブタノール(4ml)およびJavel水(Javex
6.1%,50ml)から調製された次亜塩素酸t−ブ
チル(1eq.)で処理された。透明な溶液は、55℃
まで温められ、かつ1時間攪拌された。その後で、溶媒
は、乾燥するまでエバポレートされた。残渣は、エーテ
ル(100ml)において溶解され、かつ水が添加され
た(20ml)。有機相は、水で洗浄され、無水MgS
O4で乾燥され、かつ乾燥するまでエバポレートされ
た。残渣は、シリカゲルでクロマトグラフィにより精製
され、それは、EtOAc/ヘキサン(3:7v/v)
の混合物で実施され、N−ブチル,N−メチル−11−
(16′α−クロロ−3′−アセトキシ−17′−オキ
ソ−エストラ−1′,3′,4′(10′)−トリエン
−7′α−イル)ウンデカンアミド16,X=Cl)
(115mg,89%)を無色の油として与え、1H−
NMRν(CDCl3)0.92および0.95(2
t,3H,J=7.0Hz,N(CH2)3CH 3),
0.96(s,3H,18′−CH3),2.28
(s,3H,3′−OCOCH3),2.80app(d,
1H,J=16,6Hz,ABX系の一部,6′−H)
2.90および2.96(2s,3H,N−CH3),
3.24および3.35(2tapp,2H,J=7.4
Hz,−N−CH2−),4.46(d,1H,J=
6.6Hz,16′β−H),6.82(ブロードs,
1H,4′−H),6.86(dd,1H,J=9.1
HzおよびJ2=,2.6Hz,2′−H),7.29
(d,1H,J=9.1Hz,1′−H);IRνmax
(ニート)1750,1640,1205cm-1;MS
m/e601,599(M+,24%,68%),14
2(C2H4CON(CH3)C4H9 +,100%),11
4(C4H9(CH3)NCO+,93%)であった。
−クロロ−3′,17′−ジヒドロキシ−エストラ−
1′,3′,5′(10′)−トリエン−7′α−イ
ル)ウンデカンアミド(“EM139”)および(“E
M170”) アルゴン下での無水テトラヒドロフラン(THF)(1
0ml)におけるハロケトンアミド(16,X=Cl)
の攪拌された溶液は、2−プロパノール/ドライアイス
溶で−70℃まで冷却された。リチウムアルミニウム混
成物(hybride)(2eq.)の1.0Mの溶液
が次いで滴状で添加された。30分後、反応は0℃にお
いて5分間ゆっくりと戻ることを許容され、かつ次いで
THF−EtOAc(5ml)(1:1v/v)の混合
物の滴状の添加によりクエンチングされ、pH〜4にお
いて(10%)HClで酸性化された。混合物は、室温
で5分間攪拌され、かつEtOAcで抽出された。有機
相は、水で洗浄され、無水Na2SO4で乾燥され、かつ
減圧下でエバポレートされた。残渣は、EtoOAc/
ヘキサン(4:6v/v)の混合物を溶離液として用い
て、シリカゲルでクロマトグラフされた。
α−クロロ−3′17′α−ジヒドロキシ−エストラ−
1′,3′,5′(10′)−トリエン−7′α−イ
ル)ウンデカンアミド(“EM170”) (15mg,29%)を無色の油として、HPLC精製
により分析用試料が得られ、1H−NMRδ(CDC
l3,400MHz)0.79(s,3H,18′−C
H3),0.93および0.96(2t,3H,J=
7.3 Hz,N(CH2)3CH3),2.80(2
H,J6,6=17.1HzおよびJ6,7=4.5Hz,Δ
δ=24.34(Hz,ABX系,6′−X),2.9
4および2.99(2s,3H,N−CH3),3.2
6(dd,J1=7.6HzおよびJ2=7.4Hz)お
よび3.32−3.43(m)−[2H,−N−CH2
−],3.71(d,1H,J=4.5 Hz,17′
β−H),4.63(ddd,1H,J16,15=10.
2Hz,J16,17−=4.5HzおよびJ16,15 3.9
Hz,16′β−H),6.50(d,1H,J=24
Hz,3′−OH),6.60(d,1H,J=2.5
Hz,4′−H),6.66(dd,1H,J1=8.
4HzおよびJ2=2.5Hz,2′−H),7.14
(d,1H,J=8.5Hz,1′−H);IRνmax
(ニート)3300,1615,1495cm- 1;MS
m/e561,559(M+,40%,100%),5
23(M+−HCl,20%),142(C2H4CON
(CH3)C4H9 +,44%),114(C 4H9(C
H3)CNO+,37%)であり、計算された正確な分子
量は、C34H54O3N35Cl559.3785,測定値
は559.3821であった。
α−クロロ−3′,17′β−ジヒドロキシ−エストラ
−1′3′,5′(10′)−トリエン−7′α−イ
ル)ウンデカンアミド(“EM139”) (25mg,55%)を無色の油として、分析用試料が
HPLC精製により得られ、1H−NHR δ (CD
CI3,400 MHz),0.81(s,3H,1
8′−CH3),0.93 および 0.96(2t,
3H,J=7.3Hz,(CH2)3CH3),2.78
(2H,J6,6=16.2Hz および J 6,7=4.5
Hz,Δ5=24.34Hz-,ABX系,61−H),
2.94および2.99(2s,3H,N−CH3),
3.27(dd,J1=7.6HzおよびJ2=7.5H
z)および3.31−3.45(M)[2H,−N−C
H2−],3.86(dd,1H,J17,17−OH=3.
4HzおよびJ17,16=5.9Hz,171α−H),
4.11(ddd,1H,J16,15=10.8Hz,J
16,1 7=5.9Hzおよび4.11(ddd,1H,J
16,15=10.8Hz,J16,1 7=5.9HzおよびJ
16,15=2.5Hz,16′β−H),6.56(d,
1H,J=19.7Hz,3′−OH),6.61
(d,1H,J=2.5Hz,4′−H),6.66
(dd,1H,J1=8.4HzおよびJ2=2.6H
z,2′−H),7.13(d,1H,J=8.4H
z,1′−H);IRνmax(ニート)3320,16
15,1490cm-1;MS m/e 561,559
(M+,38%,100%),523(M+−HCl,1
6%),142(C2H4CON(CH3)C4H9 +,80
%),114(C4H9(CH3)NCO+,76%);計
算された正確な分子量C34H54O3N35Cl559.3
785,測定値559.3825。
6′α−ブロモ−3′−アセトキシ−17′−オキソ−
エストラ−1′,3′,5′−(10−),トリエン−
7′α−イル)ウンデカンアミド(16,X=Br) 10mlの酢酸において溶解された上述のジアセテート
15(244mg、0.40mmol)に、10分以内
の攪拌でかつ室温において滴状で、50mg(0.6m
mol)の酢酸ナトリウム、1.6mlの酢酸、0.0
4mlの水および63.9mg(0.02ml,0.4
0mmol)の臭素から構成されるブロム化した溶液が
添加された。この反応の過程の間に、赤色が現われかつ
消えた。50mlのエーテルが溶液に添加され、有機相
は、飽和重炭酸ナトリウム(2×50ml)が後に続く
水(4×50ml)で、かつ最終的には水(3×50m
l)で洗浄された。合わされた相は、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥され、かつ溶媒は真空において除去された。
残渣は、シリカゲル(キーゼルゲ,60F254,メル
ク,0.063−0.200mm)でクロマトグラフさ
れた。ヘキサン−酢酸エチル(4:1v/v)の混合物
による溶離は、N−ブチル,N−メチル−11−(16
α−ブロモ−3′−アセトキシ−17′−オキソ−エス
トラ−1′,3′,5′(10′),トリエン−7′−
α−イル)ウンデカンアミド(16,X=Br)(20
1mg,78%)を無色の油(201mg,78%)と
して生成し、無色の油として、1H−NMR o(CD
Cl3),0.94(s,3H,18′−CH3),2.
28(s,3H,3′−OCOCH3),2.82 a
pp(d,1H,J=16.4Hz,ABX系の一部
分,6′−H),2.90および 2.96(2s,3
H,N−CH3),3.24 および 3.35(2t
app,2H,J=7.7Hz,−N−CH2−),4.5
8(t,1H,J=3.6Hz,16β−H),6.8
2(ブロードs,1H,4′−H),6.88(dd,
1H,J=8.0Hz and J2=4.0Hz,
2′−H),7.29(d,1H,J=8.0Hz,
1′−H);MS m/e 644(M+,7%),5
65(M+−Br,77%),522(M+−Br−CO
CH2,55%),142(C2H4CON(CH3)C4
H9 +,67%),114(C4H9(CH3)NCO+,6
6%),88(100%). N−ブチル,N−メチル−11−(16′α−ブロモ−
3′,17′−ジヒドロキシ−エストラ−1′,3,
4′(10′)−トリエン−7′α−イル)ウンデカン
アミド(“EM105”)および(“EM171”) アルゴンの下での無水テトラヒドロフラン(10ml)
におけるブロモケトンアミド16(X=Br)(295
mg,0.46mmol)の溶液が、−70℃まで深冷
され、エーテル(0.92ml,0.92mmol)に
おける1.0Mのアルミニウムリチウム混成物の溶液
が、迅速な磁気攪拌で滴状で添加された。30分後、反
応はTHF−酢酸エチル(1:1v/v)の混合物の滴
状の添加により失活され、かつ10%の塩酸により酸性
化された。混合物は、室温で5分間攪拌されており、か
つ次いで酢酸エチルで抽出された。有機相は、水で洗浄
され、無水硫酸ナトリウムで乾燥され、かつ減圧下で乾
燥するまでエバポレートされた。残渣は、シリカゲルで
クロマトグラフィにより精製された。ヘキサン−酢酸エ
チル(7:3v/v)の混合物による溶離は、N−n−
ブチル,N−メチル−11−(16′α−ブロモ−
3′,17′α−ジヒドロキシ−エストラ−1′,
3′,5′(10′)−トリエン−7′α−イル)ウン
デカンアミド(“EM171”)(63mg,21%)
を無色の油として与え、1H−NMRδ(CDCl3,4
00MHz)0.81(s,3H,18′−CH3),
0.93および0.96(2t,3H,J=7.3H
z,N(CH2)3CH3),2.79(2H,J6,6=1
6.6Hz,J6,7=4.7Hz,=Δδ=24.34
Hz,ABX系,6′−H),2.94および2.99
(2s,3H,N−CH3),3.27(dd,2H,
J1=7.7HzおよびJ2=7.5Hz,−N−CH2
−),3.31−3.44(m,2H,−N−CH
2−),3.66(dd,1H,J1 7,17=1.4Hz,
J17,16=4.3Hz,17′β−H),4.68(d
t,1H,J16,17=4.3Hz,m,J16,15=9.7
Hz,16′β−H),6.60(d,1H,J=2.
4Hz,4′−H),6.65(dd,1H,J=8.
5HzおよびJ2=2.5Hz,2′−H),7.14
(d,1H,J=8.5Hz,1′−H);IRνmax
(ニート)3300,1615,1495cm- 1;MS
m/e 605,603(M+,17%),523
(M+−HBr,81%),142(C2H4CON(C
H3)C4H9 +,100%),114(C4H9(CH3)
NCO+,97%);計算された正確な分子量はC34H
54O3N79Br603.8289,測定値は603.3
304。
6′α−ブロモ−3′,17′β−ジヒドロキシ−エス
トラ−1′,3′,−5′(10′)−トリエン−7α
−イル)ウンデカンアミド(“EM105”) (170mg,50%)を無色の油として、HPLC精
製により分析用試料が得られ、1H−NMRδ(CDC
l3,400MHz),0.80(s,3H,18,−
CH3),0.93および0.96(2t,3H,J=
7.3Hz,N(CH2)3CH 3),2.80(2H,
J6,6=16.4,J6,7=4.6Hz,Δδ=24.3
4Hz ABX系,6′−H),2.94および2.9
9(2s,3H,N−CH3),3.27(dd,2
H,J1=7.7HzおよびJ2=7.5Hz,−N−C
H2−),3.31−3.45(m,2H,−N−CH2
−),4.02(dd,1H,J17,17=3.7Hz,
およびJ17,16=6.1Hz,17′α−H),4.1
5(ddd,1H,J16,15=10.2Hz,J16,17=
6.1HzおよびJ16,15=2.9Hz,16′β−
H),6.61(d,1H,J=2.5Hz,4′−
H),6.66,(dd,1H,J=8.4Hzおよび
J22.5Hz,2′−H),7.12(d,1H,J
=8.4Hz,1′−H);IRνmax(ニート)33
20,1610,1490cm-1;MS m/e60
5,603(M+,29%),523(M+−HBr,1
00%),142(C2H4CON(CH3)C4H9 +,7
0%),114(C4H9(CH3)NCO+,60%);
計算された正確な分子量はC34H54O3N79Br60
3.3289,測定値は603.3289であった。
ストロゲンは、インペリアル・ケミカル・インダストリ
ーズ(Imperial Chemical Indu
stries)から商業的に入手可能なTamoxif
enと、それらの合成が上に述べられているEM13
9,EM170およびEM171とを含むが、それに限
定されない。いくつかのステロイド拮抗薬は、性ステロ
イド形成の抑制剤としても機能する。たとえば、抗エス
トロゲンEM139、EM170およびEM171は、
性ステロイド形成抑制剤として作用することの二重の機
能を示す。この理由のために、性ステロイド形成の抑制
剤およびステロイド拮抗薬の双方を必要とする組合せ療
法が、双方の機能を行なうことができる単一の活性化合
物(単独でまたは希釈剤とともに)投与することにより
生成されてもよい。二重の機能の活性成分の他の例は、
抗アンドロゲンEM101(以下に論じられる)であ
り、それは、やはり性ステロイド形成に抑制効果を示し
ている。
は少なくとも末梢組織(精巣外および副腎外)において
作用することができる。厳しい場合においては、それ
は、抗アンドロゲンと組合わせて、かつLHRH作動薬
またはLHRH拮抗薬と組合わせて使用される。
り好ましい方法である。「LHRH作動薬」の語によ
り、天然の黄体形成ホルモン−放出ホルモン(LHR
H)の合成類似体、構造L−ピログルタミル−L−ヒス
チジル−L−トリプトフィル−L−セリル−L−チロシ
ル−グリシル−L−ロイシル−アルギニル−L−プロリ
ルグリシル−NH2のデカペプチドが意味される。
プチドおよびデカペプチドを含み、それは、式L−ピロ
グルタミル−L−ヒスチジル−L−トリプトフィル−L
−セリル−L−チロシル−X−Y−L−アルギニル−L
−プロリル−Zにより表わされ、そこにおいてXはD−
トリプトフィル,D−ロイシル,D−アラニル,イミノ
ベンジル−D−ヒスチジル,3−(2−ナフチル)−D
−アラニル,O−ter−ブチル−D−セリル,D−チ
ロシル,D−リシル,D−フェニルアラニルまたはN−
メチル−D−アラニルであり、かつYは、L−ロイシ
ル,D−ロイシル,N(α)−メチル−D−ロイシル,
N(α)−メチル−L−ロイシルまたはD−アラニルで
あり、かつそこにおいてZは、グリシル−NHR1また
はNHR1であり、そこにおいてR1はH,低級アルキル
または低級ハロアルキルである。低級アルキルは、たと
えば、メチル,エチル,プロピル,ペンチル,ヘキシル
類,イソ−ブチル,ネオペンチルおよびその種の他のも
のを含む。ハロ低級アルキルは、たとえば、−CF
−3,−CH2CF3,−CF2CH3およびその種の他の
ものを含む。フッ化物は好ましいハロゲンである。
に活性のD形状の選択されたアミノ酸であり、かつZが
NHC2H5である好ましいノナペプチドは、[D−Tr
p6,des−Gly−NH2 10]LHRHエチルアミド
(X=D−Trp6);[D−Ser−t−BuO)6,
des−Gly−NH2 10]LHRHエチルアミド[X
−D−Ser(T−BuO6)];[D−Leu6,de
s−Gly−NH2 10]LHRHエチルアミド(X=D
−Leu6,[D−His(Bzl)6,des−Gly
−NH2 10]LHRHエチルアミド(X=イミノベンジ
ル−D−His6)および[D−Ala6,des−Gl
y−NH2 10]−LHRHエチルアミド(X=D−Al
a6)。
=D−Trp,Y=L−ロイシル,Z=グリシル−NH
2である[D−Trp6]LHRH、そこにおいてX=D
−フェニルアラニル、Y=L−ロイシルおよびZ=グリ
シル−HN2)である[D−Phe6]または[93−3−
(2−ナフチル)−D−Ala6]−LHRHでありそ
こにおいてX=3(2−ナフチル)−D−アラニル、Y
=L−ロイシルおよびZ=グリシル−NH2である[D
−Nal(2)6LHRHを含む。
動薬は、天然のLHRHのα−アザ類似体であり、特
に、[D−Phe6,Azgly10]−LHRH、[D
−Tyr(−Me)6,Azgly10]LHRH、およ
び[D−Ser−(t−BuO)6,Azgly10]L
HRHであり、それらは1978年J.Med.Che
m.,21,1018および米国特許第4,100,2
74号においてA.S.Dutta氏らにより開示さ
れ、また米国特許第4,024,248号および第4,
118,483号に開示されるものをも含む。
1年Biochem.Biophys.Res.Com
mun.100,915−920、J.Erchegg
i氏らにより開示された[N−Ac−D−p−Cl−P
he1,2,D−Phe3,D−Arg6,D−Ala10]
LHRHと、1982年Endocrinology,
110:1445−1447(1982)、D.H.C
oy氏らにより開示された[N−Ac−D−p−Cl−
Phe1,2,D−Trp3,D−Arg6,D−Al
a10]LHRHと、1984年J.Steroid B
iochem..20 9no.6B),1366、
J.J.Nestor氏らにより開示された[N−Ac
−D−(3−(2−ナフチル)−OAla)0,D−P
−Cl−Phe2,D−Trp3,D−hArg(E
t2)6,D−Ala10]LHRHおよび[N−Ac−P
ro1∵D−pF−Phe2,D−(3−(2−ナフチ
ル)−Ala3, 6]−LHRH、米国特許第4,48
1,190号(J.J.Nestor氏ら)に開示され
たLHRH類似体として有用なLHRHのノナおよびデ
カペプチド類似体と、1984年J.Rivier氏,
J.Steroid Biochem,20(no.6
B)により開示された高度に束縛された環状拮抗薬の類
似体,環[Δ 3Pro1,D−p−Cl−Phe2,,D
−Trp3,6,N−Me−Leu7,β−Ala10]−L
HRHおよび1984年J.Steroid Bioc
hem.20(no.6B)1369、A.Corbi
n氏らにより開示された[N−Ac−D−(3−(2−
naphthpyl)−Ala1,D−p−F−Ph
e2,D−Trp3,D−Arg6]LHRHとを含む。
が光学的に活性のD形状の選択されたアミノ酸であり、
かつZがNHC2H5である好ましいノナペプチドは、
[D−Trp6,des−Gly−NH2 10]LHRHエ
チルアミド(X=D−Trp6)、[D−Ser−t−
BuO)6,des−Gly−NH2 10]LHRHエチル
アミド(X−D−Ser(t−BuO6)]、[D−L
eu6,des−Gly−NH2 10]LHRHエチルアミ
ド(X=D−Leu6,[D−His(Bzl)6,de
s−Gly−NH2 10]LHRHエチルアミド(X=イ
ミノベンジル−D−His6)および[D−Ala6,d
es−Gly−NH2 10]−LHRHエチルアミド(X
=D−Ala6)である。
=D−Trp,Y=L−ロイシル,Z=グリシル−NH
2である[D−Trp6]LHRH、そこにおいてX=D
−フェニルアラニル,Y=L−ロイシルおよびZ=グリ
シル−HN2)である[D−Phe6]−LHRHまたは
そこにおいてX=3(2−ナフチル)−D−アラニル,
Y=L=ロイシルおよびZ=グリシル−NH2である[
93−3−(2−ナフチル)−D−Ala6]−LHRH
である[D−Nal(2)6LHRHを含む。
動薬は、天然のLHRHのα−アザ類似体であり、特
に、1978年J.Med.Chem.,21,101
8および米国特許第4,100,274号においてA.
S.Dutta氏らにより開示された[D−Phe6,
Azgly10]−LHRH,[D−Tyr(−M
e)6,Azgly10]LHRHおよび[D−Ser−
(t−BuO)6,Azgly10]LHRHと同様に米
国特許第4,024,248号および第4,118,4
83号において開示されたものである。
1年Biochem.Biophys.Res.Com
mun.100,915−920、J.Erchegg
i氏らにより開示された[N−Ac−D−p−Cl−P
he1,2,D−Phe3,D−Arg6,D−Ala10]
−LHRHと、1982年Endocrinolog
y,110:1445−1447、D.H.Coy氏ら
により開示された[N−Ac−D−p−Cl−Phe
1,2,D−Trp3,D−Arg6,D−Ala10]LH
RHと、1984年J.Steroid Bioche
m.,20 9no.6B),1366、J.J.Ne
stor氏らにより開示された[N−Ac−D−(3−
(2−ナフチル)−OAla)1,D−p−Cl−Ph
e2,D−Trp3,D−hArg(Et2)6,D−Al
a10]LHRHおよび[N−Ac−Pro 1,D−pF
−Phe2,D−(3−(2−ナフチル)−Ala3,6]
−LHRHと、米国特許第4,481,190号(J.
J.Nestor氏ら)により開示されたLHRH拮抗
体と同様に有用であるLHRHのノナ−およびデカペプ
チド類似体と、1984年J.Rivier,J.St
erold Biochem.,20(no.6B),
1365により開示された、高度に束縛された環状拮抗
薬の類似体、環[Δ3Pro1,D−p−Cl−Ph
e2,D−Trp3,6,N−Me−Leu7,β−Ala
10]−LHRHと、1984年J.SteroidBi
ochem.20(no.6B)1369、A.Cor
bin氏らにより開示された[N−Ac−D−(3−
(2−ナフチル)−Ala1,D−p−F−Phe2,D
−Trp3,D−Arg6]LHRHとを含む。
は、「LHRHおよびそれの類似体(LHRH and
its Analogs(B.H.Vickery氏
ら、eds、3ないし10頁(J.J.Nesto
r)、11ないし22(J.Rivier氏ら)および
22ないし33(J.J.Nestor氏ら)において
も、「LHRH作動薬のための場合(The Case
for LHRH agonists)(Clini
cal Oncology,Furr and Den
is,eds)、Bailliere Tindal
l,vol.2,no.3,pp,559−570,1
988においても開示される。
よび拮抗薬は、「固相ペプチド合成(Solid Ph
ase Peptide Synthesis)」(1
969年Freeman & Co.,San Fra
ncisco出版、1頁)においてスチュアート(Stew
art)氏らにより開示された方法により便利に調製する
ことができるが、液相合成もまた使用されてもよい。
デカペプチドは、自動ペプチド合成機の使用により、1
%架橋プロ−メリ−フィールド樹脂のような、固体樹脂
支持体上で便利に集められる。典型的には、ペプチド技
術に携わる人々には公知の、側鎖保護基が、ベンツヒド
リルアミド樹脂に付着された成長するペプチドへのte
rt−ブチルオキシカルボニルアミノ酸のジシクロヘキ
シルカルボジイミドで触媒された結合の間に使用され
る。tert−ブチルオキシカルボニル保護基は、各段
階において、トリフルオロ酢酸で除去される。ノナ−ま
たはデカペプチドは、樹脂から切断され、かつHFの使
用により脱保護される。粗ペプチドは、通常の技術、た
とえば、ゲルろ過、分画クロマトグラフィおよび随意の
凍結乾燥により、精製される。1976年D.H.Co
y氏ら、J.Med.Chem.19、423頁ないし
425頁をも見られたい。
ンドロゲンは、フルタミド(Schering−Plo
ugh Corp.,Kenilwoeth,New
Jerseyから商標名EULEXINで入手可能であ
る)、ニルタミド(Nilutamide)(Rous
sel of Paris,Fraceから商標名AN
ANDRONで入手可能である)、酢酸シプロテロン
(Schering AG,Berlinから商標名A
NDROCURで入手可能である)およびICIPha
rmaceuticals,Macclesfiel
d,Englandから入手可能のCasodexをも
含むが、それらに限定されない。好ましくは、抗アンド
ロゲンは、それの分子構造の一部として、置換されたま
たは置換されないアンドロゲンの核を有し、かつそれの
分子構造の他の部分として、上述されたような側鎖−
R′[−B−R2−]xL−Gを有する。好ましい化合物
の多数のシンターゼが、「性ステロイド活性の抑制にお
ける使用のためのアンドロゲン誘導体(Androge
n Derivatives for use int
he inhibition of sex ster
oid activity)」と題されたLabrie
およびMerandの米国特許出願において述べられ、
それはこれと同一の日に発行され、それの全体の開示
は、ここに十分に述べられているかのようにそれを引用
することによりここに援用される。好ましい抗アンドロ
ゲンは、
合成されてもよい。 例2 N−ブチル,N−メチル−11−(17′β−ヒドロキ
シ−4′−アンドロステン−3′−オン−7′α−イ
ル)ウンデカンアミド(EM101)(5,x=10)
の合成 (スキーム1) 17β−アセトキシ−7α−(11′−ヒドロキシウン
デカニル)−4−アンドロステン−3−オン(2) アルゴン雰囲気下で、マグネチックスターラで炎乾燥さ
れた器具において、無水THF(150ml)における
11−ブロモウンデカノールテトラヒドロピラニルエー
テル(25g、74mmol)の溶液が、滴状で、ヨウ
素−活性化マグネシウム(1.9g)に添加される。混
合物は、室温で一夜保持され、かつ−30℃まで冷却さ
れ、無水塩化銅(0.3g)が速やかに添加された。こ
の温度での45分間の攪拌の後で、無水THF(100
ml)における市販の4,6−アンドロスタジエン−1
7β−オール−3−オンアセテート(1)(10g、3
0.5mmol)が4時間滴状で添加された。35分間
後、酢酸(6ml)および水(100ml)が添加され
た。混合物は、室温に達するようにされ、かつ一夜攪拌
された。その後で、有機化合物がエーテル(3×)で抽
出された。有機層は、水で洗浄され、硫酸マグネシウム
で乾燥され、かつエバポレートされた。残渣は、酢酸
(35ml)および水(100ml)において溶解さ
れ、室温において48時間保持された。そして次いで、
有機化合物がエーテル(3×)で抽出された。有機層
は、飽和重炭酸ナトリウム溶液および水で洗浄され、硫
酸マグネシウムで乾燥され、かつエバポレートされた。
生成物は、シリカゲル乾燥カラムクロマトグラフィ(キ
ーゼルゲル,60F254,メルク,0.063−0.
200mm,150g)により精製された。塩化メチレ
ンおよび酢酸エチル(20:Iv/v)の混合物での溶
離は、17β−アセトキシ−7α−(11′−ヒドロキ
シ−ウンデカニル)−4−アンドロステン−3−オン
(2a、1.46g、2.8mmol、9.2%)を無
色の油として、IRνmaxニート3450,1740,
1685,1620および1245cm-1; NMR0.84(s,3H,18′−CH3),1.2
1(s,3H,19′−CH3),2.05(s,3
H,OCOCH3),3.61(t,2H,J=6.5
9Hz,H−C.1′),4.61(t,1H,J=
7.69Hz,H−C.17)および5.73(s,1
H,H−C.4) および17β−アセトキシ−7β−(11′−ヒドロキ
シウンデカニル)−4−アンドロステン−3−オン(2
b、0.9g、1.7mmol、5.6%)を無色の油
として与えた。 11−(17′β−アセトキシ−4′−アンドロステン
−3′−オン−7′α−イル)ウンデカン酸(3) アセトン(50ml)において溶解され、0℃まで冷却
された17β−アセトキシ−7α−(11′−ヒドロキ
シウンデカニル)−4−アンドロステン−3−オン(2
a、800mg、1.6mmol)に、5分間攪拌下
で、Jones’試薬の溶液(8Nクロム酸溶液)
(0.283ml)が添加された。15分間後、イソプ
ロパノール(0.5ml)が添加され水が続き、かつ混
合物が、酢酸エチル(3×)で抽出された。有機層は、
塩水で洗浄され、硫酸マグネシウムで乾燥され、かつ減
圧下で乾燥までエバポレートされた。粗11−(17′
β−アセトキシ−4′−アンドロステン−3′−オン−
7′α−イル)ウンデカン酸(3)(740mg)が、
精製なしに次の段階において使用された。
β−アセトキシ−4′−アンドロステン−3′−オン−
7′α−イル)ウンデカンアミド(4) −10℃に冷却された無水塩化メチレン(8ml)にお
ける上述のウンデカン酸誘導体3(390mg、0.7
8mmol)の溶液に、攪拌下で、トリイソブチルアミ
ン(240μl)およびイソブチルクロロホルメート
(140μl)が添加された。30分間後、N−メチル
ブチルアミン(1.8ml)が添加され、かつ混合物
は、室温で1時間攪拌された。塩化メチレンが添加され
た。有機溶液は、1N塩酸、水、飽和重炭酸ナトリウム
溶液および最終的には水で洗浄され、硫酸マグネシウム
で乾燥され、かつ乾燥までエバポレートされた。残渣
は、シリカゲル(キーゼルゲル,60F254,メル
ク,0.063−0.200mm,20g)でクロマト
グラフされた。ジエチルエーテルおよび塩化メチレン
(1:20,v/v)の混合物での溶離は、N−ブチ
ル,N−メチル−11−(17′β−アセトキシ−4′
−アンドロステン−3′−オン−7′α−イル)ウンデ
カンアミド4(アルコール(2a)に対して230m
g,0.39mmol,46%)を無色の油として与
え、IRνmaxニート1740,1680,1640お
よび1240cm-1;NMR0.84(s,3H,1
8′−CH3),0.95(t,3H,J=6.93H
z,N−(CH2)3CH 3),1.21(s,3H,1
9′−CH3),2.04(s,3H,OCOCH3),
2.91および2.97(2s,3H,N−CH3),
3.26および3.36(2t,2H,J=7.86H
z,N−CH 2C3H7),4.61(t,1H,J=
8.42Hz,H−C.17′)および5.72(s,
1H,H−C.4′) N−ブチル,N−メチル−11−(17′β−ヒドロキ
シ−4′−アンドロステン−3′−オン−7′α−イ
ル)ウンデカンアミド(5)(EM101) 上述のアセトキシアミド4(170mg、0.29mm
ol)がメタノール(20ml)および6%炭酸カリウ
ム(2ml)において溶解され、かつ65℃において2
00分間加熱された。冷却後、酢酸(1ml)および水
(150ml)が添加され、かつ混合物が酢酸エチル
(3×)で抽出された。有機層は、水で洗浄され、硫酸
マグネシウムで乾燥され、かつ乾燥までエバポレートさ
れた。残渣は、シリカゲル乾燥カラムクロマトグラフィ
(キーゼルゲル,60F254,メルク,0.063−
0.200mm,20g)により精製された。ジエチル
エーテルおよび塩化メチレン(1:9,v/v)の混合
物での溶離は、N−ブチル−N−メチル−11−(1
7′β−ヒドロキシ−4′−アンドロステン−3′−オ
ン−7′α−イル)ウンデカンアミド(EM101、9
4mg、0.17mmol、58%)を無色の油として
与え、IRνmax(ニート)3400,1670,およ
び1640cm-1;NMR0.80(s,3H,18′
−CH3),0.95(t,3H,J=6.75Hz,
N−(CH2)3 CH 3),1.21(s,3H,19′
−CH3),2.91および2.97(2s,3H,N
−CH3),3.25および3.35(2t,2H,J
=7.3Hz,N−CH 2C3H7),3.67(t,1
H,J=8.18,H−C.17′)および5.72
(s,1H,H−C.4′)であった。
剤、抗エストロゲン、17β−ヒドロキシステロイド脱
水素酵素活性の抑制剤および適用可能のところで、抗ア
ンドロゲンおよびLHRH作動薬または拮抗薬が、局所
的の、非経口のまたは経口の手段を介して医薬組成物と
して投与される。LHRH作動薬または拮抗薬は、非経
口で、すなわち、筋内に、皮下に、または静脈に注射ま
たは注入により、点鼻液により、または座薬により、投
与される。LHRH作動薬または拮抗薬は、また、生物
適合性、生物分解性ポリマー、たとえば、ポリ(d,l
−ラクチド−co−グリコリド)にマイクロカプセル化
されるかまたは付着されるか、かつ皮下または筋内デポ
ーと呼ばれる技術により、皮下にまたは筋内に注射され
て、30日またはより長くの期間にわたってLHRH作
動薬または拮抗薬の継続した遅い放出を与えるようにさ
れてもよい。最も好ましいLHRH作動薬または拮抗薬
の投与の道筋は、皮下または筋内のデポー注射である。
好ましくは、抗エストロゲンは、経口で投与されるであ
ろう。好ましくは、5α−還元酵素抑制剤、抗アンドロ
ゲン、抗エストロゲン、17β−HSDの抑制剤もま
た、経口で投与することができる。抗エストロゲンおよ
び17β−HSDの抑制剤は、遅い放出処方物、たとえ
ば、ポリ(d,l−ラクチド−コグリコリド)において
またはインプラントとして投与することができる。
により、病因および病気の重さ、患者の状態および年
齢、各成分の効能および他のファクタを考慮して決定さ
れる。この発明により、以下の投薬量範囲が適当であ
る。
に、1日に約10ないし5000μgで投与され、LH
RH作動薬のために1日に約10ないし1500μgお
よび約250(好ましくは1日に50μgないし500
μg)およびLHRH拮抗薬のために1日に約100な
いし2000μgまでの熟慮された投薬量範囲が好まし
い。
0日間は500μgの毎日の用量において皮下に投与さ
れ、かつその後250μgの毎日の用量で皮下に投与さ
れてよく、それは患者の体重に関わらない。LHRH作
動薬または拮抗薬が投与されるときには、30日期間毎
に1回が使用され、30日の期間毎に750ないし1
5,000μgの用量が好ましい。類似の毎日の放出用
量が、長期徐放性処方物のために使用される。
日に約0.1ないし25mg/kgの範囲の投薬量で投
与され、2つの等しく分割された用量での1日に200
mgが好ましい。 抗エストロゲン組成物は、1日に約
0.05ないし25mg/kg体重の投薬量範囲で投与
され、2つの等しく分解された用量での20mg、特に
40mgが好ましい。
0.1ないし25mg/kgの範囲の投薬量で投与さ
れ、2つの等価の用量での1日に50mgが好ましい。
組成物は、1日に0.5ないし25mg/kg体重の投
薬量範囲で投与され、3つの等しく分割された用量での
1日に750mgが好ましい。
ゲン、抗アンドロゲン、アロマターゼの抑制剤、17β
−HSDの抑制剤は、各々別個に投与されてもよく、ま
たは投与のモードが同一であるときには、それらのすべ
てまたは少なくとも2つが同一の組成物において投与さ
れてもよく、しかしどの場合においても、LHRH作動
薬対抗エストロゲン対、抗アンドロゲン対17β−HS
Dの抑制剤の、かつ毎日投与される好ましい比率は、約
250μgのLHRH作動薬対約750mgの抗アンド
ロゲン、約40mgの抗エストロゲン、対約40mgの
17β−HSDの抑制剤であろう。
トロゲン、17β−HSDの抑制剤、アロマターゼの抑
制剤および5α−還元酵素の抑制剤の投与を含む。重い
場合には、抗アンドロゲンおよびLHRH作動薬または
拮抗薬のいずれかが添加される。好ましい投薬量は以下
のようである。LHRH作動薬または拮抗薬は、一般的
に1日に約10ないし2000μgで投与され、1日に
10ないし500μg、1日に50−250μgおよび
1日に250ないし500μgの熟慮された投薬量範囲
が好ましい。この発明のこの局面の最も好ましい実施例
においては、LHRH作動薬または拮抗薬は、最初の3
0日間500μgの毎日の用量で皮下に投与され、かつ
その後250μgの毎日の用量で皮下に投与され、それ
は患者の体重に関わらずである。LHRH作動薬または
拮抗薬が30日期間毎に一度筋内または皮下デポー注射
により投与されるときには、30日期間毎に約300な
いし60000(ときおり10000)μgの用量が使
用され、30日期間毎に750ないし2000μgの用
量が好ましい。抗アンドロゲン組成物は、一般的には1
日に約0.5ないし25mg/kg(体重)の投薬量範
囲で投与され、3つの等しく分割された用量での1日に
400mg特に750mgが好ましい。
の抑制剤は、1日に約0.1ないし25mg/kg体重
の投薬量範囲で投与され、2つの等しく分割された用量
での100mg、好ましくは2つの等しく分割された用
量での50mgが好ましい。
ゲン、抗エストロゲン、5α−還元酵素抑制剤、17β
−HSDの抑制剤、アロマターゼの抑制剤は、各々、別
個に、または投与のモードが同一であるときには、それ
らのすべてまたは2つまたは3つが同一の組成物におい
て投与されてもよいが、どの場合においても、LHRH
作動薬対抗アンドロゲン対抗エストロゲンの毎日投与さ
れる好ましい比率は、750μgのLHRH作動薬対約
250mgの抗アンドロゲン対好ましくは40mgの抗
エストロゲンである。
と、LHRH作動薬は、[D−Trp6,des−Gl
y−NH2 10]LHRHエチルアミドであり、治療の最
初の30日間500μgの1つの毎日の用量で、かつそ
の後で250μgの1つの毎日の用量で皮下に投与され
ることが好ましい。
ては、抗アンドロゲン、抗エストロゲン、17β−HS
Dの抑制剤、5α−還元酵素の抑制剤、アロマターゼの
抑制剤、LHRH作動薬またはLHRH拮抗薬の投与
は、任意の順序において開始されることができる。好ま
しくは、抗アンドロゲンおよび5α−還元酵素抑制剤の
投与は、LHRH作動薬またはLHRH拮抗薬の投与が
開始される前に(好ましくは2ないし4時間前に)開始
される。好ましくは、17β−HSDの抑制剤の投与
は、LHRH作動薬またはLHRH拮抗薬の投与と同一
の日に開始される。しかしながら、付添いの臨床医は、
LHRH作動薬または拮抗薬の投与を抗アンドロゲン、
抗エストロゲンおよび17β−HSDの抑制剤と同時に
開始することを選んでもよい。
たは拮抗薬は、典型的には、水または希酸、たとえば、
HCl、H2SO4、クエン酸、酢酸、マンデル酸または
フマル酸において自由に可溶性のアモルファスの固体で
ある。皮下注射のためのLHRH作動薬または拮抗薬
は、約1.0mg/mlの濃度におけるLHRH作動薬
または拮抗薬での5mlの滅菌溶液を含むバイアルにお
いて供給される。
薬組成物は、LHRH作動薬または拮抗薬またはそれの
製薬的に許容される酸性塩、ベンジルアルコール、リン
酸緩衝液(pH6.0−6.5)および滅菌水を含む。
HRH作動薬または拮抗薬は、生物適合性、生物分解性
ポリマー、たとえば、ポリ(d,l−ラクチド−co−
グリコリド)において相分離プロセスによりマイクロカ
プセル化されるかまたはペレットに形成されてもよい。
マイクロスフェアは、次いでキャリアにおいて注射可能
の調製物を与えるように懸濁されてもよく、またはデポ
ーはペレットの形状において注入されてもよい。副皮の
注射または注入のための固体組成物またはラクチド−グ
リコリドコポリマーのような生物適合性、生物分解性ポ
リマーおよびLHRH作動薬、たとえばD−Ser−t
−BuO6,Azgly10−LHRHを含む筋内のまた
は皮下の液体処方物のために、1982年8月25日発
行ヨーロッパ特許出願EPA第58,481号をも見ら
れたい。これらの処方物は、ペプチドの制御された放出
を許容する。
−還元酵素の抑制剤は、典型的には、経口の投与のため
に慣習的な方法において調合され、それはたとえば、錠
剤、カプセルおよびその種の他のものにおいてである。
この発明において有用なこれらの化合物は、典型的には
慣習的な医薬賦形剤、たとえば、スプレー乾燥されたラ
クトースおよびステアリン酸マグネシウムの経口の投与
のための錠剤またはカプセルにおけるもので処方され
る。抗エストロゲンは、この発明を用いて使用されたと
きには、典型的には、経口投与のための慣習的な方法に
おいて調合され、それはたとえばカプセル、錠剤、糖衣
錠においてかまたは液体の形状、たとえば懸濁波または
シロップにおいてである。付加的な形態の活性剤を用い
てまたは用いないで、1つまたはより多くの活性物質
が、クエン酸ナトリウム、炭酸カルシウムまたはリン酸
二カルシウムのような固体の微粉担体およびポリビニル
ピロリドン、ゼラチンまたはセルロース誘導体のような
バインダと、あるいはステアリン酸マグスシウム、ラウ
リル硫酸ナトリウム、「Carbowax」またはポリ
エチレングリコールのような滑剤をも添加することによ
り、混合されることにより、錠剤または糖衣錠のコアに
構成されることができる。もちろん、経口投与の形状の
場合に、香味改良物質を添加することができる。
体の混合物の重さで約0.5−90%の濃度で、すなわ
ち、上述の投薬量範囲を維持するために十分な量で存在
するべきである。
のプラグカプセルも軟化剤または可塑剤、たとえばグリ
セリンを含む閉軟ゼラチンカプセルも使用することがで
きる。プラグカプセルは、活性物質を好ましくは粒状の
形状で、たとえば、ラクトース、サッカロース、マニト
ール、イモ澱粉またはアミロペクチンのような澱粉、セ
ルロース誘導体または高度に分散されたケイ酸のような
充てん剤との混合物において含む。軟ゼラチンカプセル
においては、活性物質は、好ましくは植物油または液体
ポリエチレングリコールのような適当な液体において溶
解されるかまたは懸濁される。
的に投与されてもよい。そのような場合には、活性物質
のたとえばごま油またはオリーブ油における溶液を使用
することができる。活性物質(抗エストロゲンまたは1
7β−HSDの抑制剤)の1つまたはより多くは、生物
適合性、生物分解性ポリマー、たとえばポリ−d,l−
ラクチド−co−グリコリド)にマイクロカプセル化ま
たは付着され、かつ皮下のまたは筋内のデポーと呼ばれ
る技術により皮下にまたは筋内に注射され、2週間また
はより長い期間の間の化合物の継続的な遅い放出を与え
るようにされることができる。
500μgの1つの毎日の用量において、かつその後で
250μgの1つの毎日の用量において皮下に投与され
る、[D−Trp6,des−Gly−NH2 10]LHR
Hエチルアミドであってもよく、抗アンドロゲンは、3
つの等しく分割された250mgの毎日の用量で経口的
に投与されるEM101であり、かつ性ステロイド生合
成の抑制剤は、12時間毎の50mgの2つに等しく分
割された用量で経口的に投与されるEM139および/
またはMK906である。
ドロゲンは、好ましくはLHRH作動薬または拮抗薬が
投与される2ないし4時間前に、この発明のBPH治療
を必要とする男性に投与されるが、付添いの臨床医は、
LHRH作動薬または拮抗薬、抗アンドロゲンおよびス
テロイド生合成の抑制剤を同時に開始することを選ぶこ
とができる。性ステロイド抑制剤5α−還元酵素抑制
剤、アロマターゼ抑制剤および/または抗エストロゲ
ン、抗アンドロゲンの使用またはどちらかが特に有効で
あるときには、化学的(LHRH作動薬または拮抗薬)
去勢を避けることができる。
のおよびアンドロゲンの核を含む。ここで使用されるよ
うに、用語「アンドロゲン核」は、ここに(R1[−B−
R 2−] L−G)として特定される側鎖の不在下で、去
勢ラットを当該化合物(体重100グラムあたり15ミ
リグラムを1日2回)によって処置したとき、その腹部
前立腺の重量が、7日間で、去勢ラットの対照群に比べ
て少なくとも35%増加するようアンドロゲンとして作
用し得る任意の化合物を含む。処置は、去勢の日に開始
すべきである。このパラグラフに述べられる任意のパラ
メータ以外の正確な検査は、1987年Labrie氏
らのJ.Ster.Biochem.、28、379−
384において報告される。
ゲン核」は、ここに(R1[−B−R 2−] L−G)とし
て特定される側鎖の不在下で、卵巣が切除されたラット
を当該化合物(体重100グラムあたり0.5ミリグラ
ムを1日2回)によって処置したとき、その子宮の重量
が、7日間で、卵巣切除ラットの対照群に比べて少なく
とも100%増加するようエストロゲンとして作用し得
る任意の化合物を含む。処置は、去勢の日に開始すべき
である。このパラグラフに述べられた任意のパラメータ
以外の正確な検査は、1988年Simard氏らのM
ol.Endocrinol.2:775−784にお
いて報告されるものである。
合する。特にそれと反対に指示されなければ、置換基は
αまたはβ立体化学を有するか、結合価が許すところで
は、α位置に1つの置換基およびβ位置に他のものを表
わしてもよい。任意の二重結合の存在は、互いに独立し
ている。すべての構造物はそれの塩を含む。それのため
に置換基が示されるかまたは述べられるかしていない任
意の性ステロイド核の原子は、そのような置換が核がこ
こに規定されるような「性ステロイド核」として機能す
ることを妨げない限り、任意に置換されるかまたは置換
されなくてよい。規定された置換基を有するそれらの原
子は、それらの結合価がそのようなさらなる置換を許す
ところでは、他の置換基により任意にさらに置換されて
もよい。ここで使用されるように、語「低級」は、化学
部位を述べるときには、8またはより少ない原子を有す
る部位を意味する。たとえば、「低級アルキル」は、C
1ないしC8アルキルを意味する。2つの原子より多くの
任意の部位は、他に特定されなければ、直−または枝分
かれ−鎖であってもよい。
ロゲンおよびエストロゲン形成抑制剤の双方を含み、活
性性ステロイドまたはそれらの前駆体の生合成を抑制す
る任意の化合物を包含する。それによって性ステロイド
形成抑制剤が作用する機構は、天然の性ステロイド(た
とえばジヒドロ−テストステロン),17β−エストラ
ジオールおよびアンドロスト−5−エン−3β−17β
−ジオールまたはそのような性ステロイドへの前駆体
(たとえばアンドロステンジオン)の製造を触媒する酵
素を遮断することによる。そのような性ステロイド形成
抑制剤の例は、たとえば、5α−還元酵素、3β−ヒド
ロキシステロイド脱水素酵素、17β−ヒドロキシステ
ロイド脱水素酵素またはアルマターゼの酵素活性を遮断
することができる化合物である。
または治療で活性な薬の作用部位を示す模式図である。
Claims (72)
- 【請求項1】 17β−ヒドロキシステロイド脱水素酵
素阻害剤およびアロマターゼ阻害剤よりなる群から選択
される有効成分からなり、かつ17β−ヒドロキシステ
ロイド脱水素酵素阻害剤およびアロマターゼ阻害剤のう
ち、前記有効成分と異なる方の投与と組合せて使用する
ためのものである、良性前立腺過形成を治療または予防
するための医薬。 - 【請求項2】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分泌
阻害剤よりなる群から選択される少なくとも1つの有効
成分をさらに含む、請求項1に記載の医薬。 - 【請求項3】前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHRH作
動薬または拮抗薬である、請求項2に記載の医薬。 - 【請求項4】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分泌
阻害剤よりなる群から選択される薬剤の投与と組合せて
使用するためのものである、請求項1に記載の医薬。 - 【請求項5】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHRH
作動薬または拮抗薬である、請求項4に記載の医薬。 - 【請求項6】 前記良性前立腺過形成の治療または予防
はヒトの患者のためのものである、請求項1に記載の医
薬。 - 【請求項7】 抗エストロゲンを有効成分とし、かつ1
7β−ヒドロキシステロイド脱水素酵素阻害剤、アロマ
ターゼ阻害剤、および3β−ヒドロキシステロイド脱水
素酵素阻害剤よりなる群から選択される薬剤の投与と組
合せて使用するためのものである、良性前立腺過形成を
治療または予防するための医薬。 - 【請求項8】 アロマターゼ阻害剤を有効成分とし、か
つ17β−ヒドロキシステロイド脱水素酵素阻害剤、抗
エストロゲン、および3β−ヒドロキシステロイド脱水
素酵素阻害剤よりなる群から選択される薬剤の投与と組
合せて使用するためのものである、良性前立腺過形成を
治療または予防するための医薬。 - 【請求項9】 3β−ヒドロキシステロイド脱水素酵素
阻害剤を有効成分とし、かつ17β−ヒドロキシステロ
イド脱水素酵素阻害剤、アロマターゼ阻害剤、および抗
エストロゲンよりなる群から選択される薬剤の投与と組
合せて使用するためのものである、良性前立腺過形成を
治療または予防するための医薬。 - 【請求項10】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤のうちの少なくとも1つの投与と組合せて使用
するためのものである、請求項7〜9のいずれか1項に
記載の医薬。 - 【請求項11】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項10に記載の医
薬。 - 【請求項12】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤が、該組合せ投与のために選択される、請求項
10に記載の医薬。 - 【請求項13】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項12に記載の医
薬。 - 【請求項14】 抗エストロゲンおよび5α−還元酵素
阻害剤よりなる群から選択される有効成分からなり、か
つ抗エストロゲンおよび5α−還元酵素阻害剤のうち前
記有効成分と異なる方の投与と組合せて使用するための
ものである、良性前立腺過形成を治療または予防するた
めの医薬。 - 【請求項15】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤よりなる群から選択される少なくとも1つの有
効成分をさらに含む、請求項14に記載の医薬。 - 【請求項16】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項15に記載の医
薬。 - 【請求項17】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤を含む、請求項15に記載の医薬。 - 【請求項18】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項17に記載の医
薬。 - 【請求項19】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤よりなる群から選択される薬剤の投与と組合せ
て使用するためのものである、請求項14に記載の医
薬。 - 【請求項20】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項19に記載の医
薬。 - 【請求項21】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤が選択される、請求項19に記載の医薬。 - 【請求項22】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項21に記載の医
薬。 - 【請求項23】 5α−還元酵素阻害剤および17β−
ヒドロキシステロイド脱水素酵素阻害剤よりなる群から
選択される少なくとも1つの有効成分からなり、かつ5
α−還元酵素阻害剤および17β−ヒドロキシステロイ
ド脱水素酵素阻害剤のうち前記有効成分と異なる方の投
与と組合せて使用するためのものである、良性前立腺過
形成を治療または予防するための医薬。 - 【請求項24】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤よりなる群から選択される少なくとも1つの有
効成分をさらに含む、請求項23に記載の医薬。 - 【請求項25】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項24に記載の医
薬。 - 【請求項26】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤の両方が選択される、請求項24に記載の医
薬。 - 【請求項27】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項26に記載の医
薬。 - 【請求項28】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤よりなる群から選択される少なくとも1つの薬
剤の投与と組合せて使用するためのものである、請求項
23に記載の医薬。 - 【請求項29】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項28に記載の医
薬。 - 【請求項30】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤が選択される、請求項28に記載の医薬。 - 【請求項31】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項30に記載の医
薬。 - 【請求項32】 良性前立腺過形成を治療または予防す
るための医薬キットであって、複数の容器と、前記容器
の少なくとも1つの中にある17β−ヒドロキシステロ
イド脱水素酵素阻害剤と、前記容器の少なくとも1つの
中にある、アロマターゼ阻害剤と、抗エストロゲンと、
3β−ヒドロキシステロイド脱水素酵素阻害剤とよりな
る群から選択される少なくとも1つの化合物とを含み、
単一の容器が前記有効成分のすべてを含むことはない、
医薬キット。 - 【請求項33】 前記容器の少なくとも1つの中に、抗
アンドロゲンおよび精巣ホルモン分泌阻害剤のうちの少
なくとも1つをさらに含む、請求項32に記載のキッ
ト。 - 【請求項34】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項33に記載のキッ
ト。 - 【請求項35】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤が各々前記容器の少なくとも1つの中にある、
請求項33に記載のキット。 - 【請求項36】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項35に記載のキッ
ト。 - 【請求項37】 抗エストロゲンおよび17β−ヒドロ
キシステロイド脱水素酵素阻害剤が各々前記キットの少
なくとも1つの容器の中にある、請求項32に記載のキ
ット。 - 【請求項38】 アロマターゼ阻害剤が前記キットの少
なくとも1つの容器の中にある、請求項37に記載のキ
ット。 - 【請求項39】 5α−還元酵素阻害剤が前記キットの
少なくとも1つの容器の中にある、請求項38に記載の
キット。 - 【請求項40】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤のうちの少なくとも1つが前記キットの少なく
とも1つの容器の中にある、請求項39に記載のキッ
ト。 - 【請求項41】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項40に記載のキッ
ト。 - 【請求項42】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤が各々前記キットの少なくとも1つの容器の中
にある、請求項40に記載のキット。 - 【請求項43】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項42に記載のキッ
ト。 - 【請求項44】 良性前立腺過形成を治療または予防す
るための医薬キットであって、複数の容器と、前記容器
の少なくとも1つの中にある抗エストロゲンと、前記容
器の少なくとも1つの中にある、5α−還元酵素阻害剤
とアロマターゼ阻害剤とよりなる群から選択される少な
くとも1つの化合物とを含み、単一の容器が前記有効成
分のすべてを含むことはない、医薬キット。 - 【請求項45】 前記容器の少なくとも1つの中に抗ア
ンドロゲンおよび精巣ホルモン分泌阻害剤のうちの少な
くとも1つをさらに含む、請求項44に記載のキット。 - 【請求項46】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項45に記載のキッ
ト。 - 【請求項47】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤を含む、請求項45に記載のキット。 - 【請求項48】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項47に記載のキッ
ト。 - 【請求項49】 良性前立腺過形成を治療または予防す
るための医薬キットであって、複数の容器と、前記容器
の少なくとも1つの中にある5α−還元酵素阻害剤と、
前記容器の少なくとも1つの中にある17β−ヒドロキ
システロイド脱水素酵素阻害剤とを含み、単一の容器が
前記有効成分のすべてを含むことはない、医薬キット。 - 【請求項50】 前記容器の少なくとも1つの中に精巣
ホルモン分泌阻害剤をさらに含む、請求項49に記載の
キット。 - 【請求項51】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項50に記載のキッ
ト。 - 【請求項52】 良性前立腺過形成を治療または予防す
るための医薬組成物であって、17β−ヒドロキシステ
ロイド脱水素酵素阻害剤の他に、アロマターゼ阻害剤と
抗エストロゲンと3β−ヒドロキシステロイド脱水素酵
素阻害剤とよりなる群から選択される少なくとも1つの
有効成分を含む、医薬組成物。 - 【請求項53】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項
52に記載の医薬組成物。 - 【請求項54】 精巣ホルモン分泌阻害剤はLHRH作
動薬または拮抗薬である、請求項53に記載の医薬組成
物。 - 【請求項55】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤を含む、請求項53に記載の医薬組成物。 - 【請求項56】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項55に記載の医薬
組成物。 - 【請求項57】 抗エストロゲンを含む、請求項52に
記載の医薬組成物。 - 【請求項58】 アロマターゼ阻害剤をさらに含む、請
求項57に記載の医薬組成物。 - 【請求項59】 5α−還元酵素阻害剤をさらに含む、
請求項58に記載の医薬組成物。 - 【請求項60】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項
59に記載の医薬組成物。 - 【請求項61】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項60に記載の医薬
組成物。 - 【請求項62】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤を含む、請求項60に記載の医薬組成物。 - 【請求項63】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項62に記載の医薬
組成物。 - 【請求項64】 良性前立腺過形成を治療または予防す
るための医薬組成物であって、抗エストロゲンの他に、
アロマターゼ阻害剤および5α−還元酵素阻害剤よりな
る群から選択される少なくとも1つの有効成分を含む、
医薬組成物。 - 【請求項65】 アロマターゼ阻害剤および5α−還元
酵素阻害剤を含む、請求項64に記載の医薬組成物。 - 【請求項66】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項
64に記載の医薬組成物。 - 【請求項67】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項66に記載の医薬
組成物。 - 【請求項68】 抗アンドロゲンおよび精巣ホルモン分
泌阻害剤を含む、請求項66に記載の医薬組成物。 - 【請求項69】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項68に記載の医薬
組成物。 - 【請求項70】 良性前立腺過形成を治療または予防す
るための医薬組成物であって、5α−還元酵素阻害剤
と、17β−ヒドロキシステロイド脱水素酵素阻害剤と
を含む、医薬組成物。 - 【請求項71】 精巣ホルモン分泌阻害剤をさらに含
む、請求項70に記載の医薬組成物。 - 【請求項72】 前記精巣ホルモン分泌阻害剤はLHR
H作動薬または拮抗薬である、請求項71に記載の医薬
組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US37670089A | 1989-07-07 | 1989-07-07 | |
US376,700 | 1989-07-07 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50926290A Division JP3332377B2 (ja) | 1989-07-07 | 1990-07-05 | 良性前立腺過形成の予防および/または治療のための組合せ療法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001354590A true JP2001354590A (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=23486098
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50926290A Expired - Lifetime JP3332377B2 (ja) | 1989-07-07 | 1990-07-05 | 良性前立腺過形成の予防および/または治療のための組合せ療法 |
JP2001177144A Pending JP2001354590A (ja) | 1989-07-07 | 2001-06-12 | 良性前立腺過形成の予防および/または治療のための組合せ療法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50926290A Expired - Lifetime JP3332377B2 (ja) | 1989-07-07 | 1990-07-05 | 良性前立腺過形成の予防および/または治療のための組合せ療法 |
Country Status (17)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5817649A (ja) |
EP (3) | EP0943328B1 (ja) |
JP (2) | JP3332377B2 (ja) |
KR (1) | KR920703063A (ja) |
AT (2) | ATE269066T1 (ja) |
AU (2) | AU643445B2 (ja) |
CA (1) | CA2062973C (ja) |
DE (2) | DE69034148T2 (ja) |
DK (2) | DK0480950T3 (ja) |
ES (2) | ES2133270T3 (ja) |
HU (1) | HU223662B1 (ja) |
IE (2) | IE990530A1 (ja) |
IL (1) | IL94990A (ja) |
MY (1) | MY106484A (ja) |
NZ (1) | NZ234414A (ja) |
WO (1) | WO1991000731A1 (ja) |
ZA (1) | ZA905312B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015508825A (ja) * | 2012-02-29 | 2015-03-23 | レプロス セラピューティクス インコーポレイティド | アンドロゲン欠乏症を治療するための併用療法 |
Families Citing this family (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5204337A (en) * | 1988-10-31 | 1993-04-20 | Endorecherche Inc. | Estrogen nucleus derivatives for use in inhibition of sex steroid activity |
CA2062792C (en) * | 1989-07-07 | 2006-03-21 | Fernard Labrie | Treatment of androgen-related diseases |
IL101245A0 (en) * | 1991-03-20 | 1992-11-15 | Merck & Co Inc | Pharmaceutical compositions for the treatment of prostatic cancer |
WO1992018132A1 (en) * | 1991-04-17 | 1992-10-29 | Merck & Co., Inc. | Pharmaceutical combination for the treatment of benign prostatic hyperplasia comtaining a 5 alpha-reductase inhibitor |
US5175155A (en) * | 1991-10-07 | 1992-12-29 | Sterling Winthrop Inc. | Win 49596-finasteride method of use and compositions |
GB9506678D0 (en) * | 1995-03-31 | 1995-05-24 | Glaxo Inc | Substituted 6-azacholesten-3-ones |
US5780435A (en) | 1995-12-15 | 1998-07-14 | Praecis Pharmaceuticals Incorporated | Methods for treating prostate cancer with LHRH-R antagonists |
EP1321146A3 (en) * | 1998-03-11 | 2004-06-02 | Endorecherche Inc. | Inhibitors of type 5 and 3 17beta-hydroxysteroid dehydrogenase and methods for their use |
PL343862A1 (en) | 1998-03-11 | 2001-09-10 | Endorech | Inhibitors of type 5 and type 3 17β−hydroxysteroid dehydrogenase and methods for their use |
DE19825591A1 (de) * | 1998-06-09 | 1999-12-23 | Jenapharm Gmbh | Pharmazeutische Kombinationen zum Ausgleich eines Testosteron-Defizits beim Mann mit gleichzeitigem Schutz der Prostata |
US6268377B1 (en) * | 1998-09-28 | 2001-07-31 | Merck & Co., Inc. | Method for treating androgen-related conditions |
US8278291B1 (en) | 1999-08-13 | 2012-10-02 | Curadis Gmbh | Treatment of wrinkles and strias with 4-hydroxyandrostenedione or a derivative thereof |
US6200573B1 (en) | 1999-12-03 | 2001-03-13 | Starcor Pharmaceuticals, Inc. | Method of medical management for lower urinary tract symptoms and benign prostatic hyperplasia |
US7001911B2 (en) | 2000-06-28 | 2006-02-21 | Bristol-Myers Squibb Company | Fused cyclic modulators of nuclear hormone receptor function |
IL152719A0 (en) * | 2000-06-28 | 2003-06-24 | Bristol Myers Squibb Co | Selective androgen receptor modulators and methods for their identification |
US20040077605A1 (en) | 2001-06-20 | 2004-04-22 | Salvati Mark E. | Fused heterocyclic succinimide compounds and analogs thereof, modulators of nuclear hormone receptor function |
US7018993B2 (en) * | 2000-06-30 | 2006-03-28 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Antiandrogenic agent |
US6953679B2 (en) | 2000-09-19 | 2005-10-11 | Bristol-Myers Squibb Company | Method for the preparation of fused heterocyclic succinimide compounds and analogs thereof |
EP1854798A3 (en) | 2000-09-19 | 2007-11-28 | Bristol-Myers Squibb Company | Fused heterocyclic succinimide compounds and analogs thereof, modulators of nuclear hormone receptor function |
US20040087548A1 (en) | 2001-02-27 | 2004-05-06 | Salvati Mark E. | Fused cyclic succinimide compounds and analogs thereof, modulators of nuclear hormone receptor function |
WO2002089802A2 (en) | 2001-05-08 | 2002-11-14 | Schering Corporation | Use of neurokinin receptor antagonists to treat androgen-dependent diseases |
US7015253B2 (en) * | 2001-07-10 | 2006-03-21 | American Medical Systems, Inc. | Regimen for treating prostate tissue and surgical kit for use in the regimen |
DK1423381T3 (da) | 2001-09-06 | 2007-05-07 | Schering Corp | 17beta-hydroxysteroid-dehydrogenase type 3-inhibitorer til behandling af androgenafhængige sygdomme |
AR036812A1 (es) | 2001-10-17 | 2004-10-06 | Schering Corp | Inhibidores de la 17beta-hidroxiesteroide deshidrogenasa tipo 3, composiciones farmaceuticas y el uso de dichos compuestos para la fabricacion de medicamentos para el tratamiento de enfermedades androgeno-dependientes |
AU2002364082A1 (en) | 2001-12-19 | 2003-07-09 | Bristol-Myers Squibb Company | Fused heterocyclic compounds and analogs thereof: modulators of nuclear hormone receptor function |
CA2506290C (en) | 2002-11-18 | 2012-04-24 | Schering Corporation | 17beta-hydroxysteroid dehydrogenase type 3 inhibitors for the treatment of androgen dependent diseases |
JP4585320B2 (ja) | 2002-12-17 | 2010-11-24 | シェーリング コーポレイション | 男性ホルモン依存性疾患の処置のための17β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ3型インヒビター |
US20060258628A1 (en) * | 2004-07-20 | 2006-11-16 | Steiner Mitchell S | Compositions comprising 5-alpha reductase inhibitors, and SARMs and methods of use thereof |
WO2006042409A1 (en) | 2004-10-20 | 2006-04-27 | Endorecherche, Inc. | Sex steroid precursors alone or in combination with a selective estrogen receptor modulator and/or with estrogens and/or a type 5 cgmp phosphodiesterase inhibitor for the prevention and treatment of vaginal dryness and sexual dysfunction in postmenopausal women |
GB0513702D0 (en) | 2005-07-04 | 2005-08-10 | Sterix Ltd | Compound |
US9232959B2 (en) | 2007-01-02 | 2016-01-12 | Aquabeam, Llc | Multi fluid tissue resection methods and devices |
EP2099375B1 (en) | 2007-01-02 | 2014-09-24 | AquaBeam LLC | Minimally invasive devices for the treatment of prostate diseases |
US9284345B2 (en) | 2007-04-12 | 2016-03-15 | Endorecherche, Inc. | 17alpha-substituted steroids as systemic antiandrogens and selective androgen receptor modulators |
GB0708376D0 (en) | 2007-05-01 | 2007-06-06 | Alligator Bioscience Ab | Novel polypeptides and uses thereof |
US8268806B2 (en) | 2007-08-10 | 2012-09-18 | Endorecherche, Inc. | Pharmaceutical compositions |
GB0722779D0 (en) | 2007-11-20 | 2008-01-02 | Sterix Ltd | Compound |
WO2009111736A1 (en) | 2008-03-06 | 2009-09-11 | Aquabeam Llc | Tissue ablation and cautery with optical energy carried in fluid stream |
US9848904B2 (en) | 2009-03-06 | 2017-12-26 | Procept Biorobotics Corporation | Tissue resection and treatment with shedding pulses |
WO2014127242A2 (en) | 2013-02-14 | 2014-08-21 | Procept Biorobotics Corporation | Aquablation aquabeam eye surgery methods and apparatus |
JP6080872B2 (ja) | 2012-02-29 | 2017-02-15 | プロセプト バイオロボティクス コーポレイション | 自動化された画像誘導組織切除および治療 |
CN109965976B (zh) | 2013-09-06 | 2022-05-31 | 普罗赛普特生物机器人公司 | 利用致脱脉冲的用于消融组织的装置 |
BR112016031037B1 (pt) | 2014-06-30 | 2023-02-07 | Procept Biorobotics Corporation | Aparelho para ablação de tecido vascular |
JP2017532095A (ja) | 2014-09-05 | 2017-11-02 | プロセプト バイオロボティクス コーポレイション | 標的器官画像の処理マッピングと一体化された医師制御組織切除 |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4329364A (en) * | 1974-09-11 | 1982-05-11 | Schering Corporation | Antiandrogenic agents and methods for the treatment of androgen dependent disease states |
US4039669A (en) * | 1975-08-01 | 1977-08-02 | Sterling Drug Inc. | Composition for topical application and use thereof |
US4087461A (en) * | 1976-02-26 | 1978-05-02 | The Johns Hopkins University | Anti-androgenic steroids |
DE2817157A1 (de) * | 1978-04-17 | 1979-10-25 | Schering Ag | Verwendung von antioestrogenen und antigonadotrop wirkenden antiandrogenen zur prophylaxe und therapie der prostatahyperplasie |
US4235893A (en) * | 1978-05-08 | 1980-11-25 | Brodie Angela M | Ester derivatives of 4-hydroxy-4-androstene-3,17-dione and a method for inhibiting estrogen biosynthesis |
FR2465486A1 (fr) * | 1979-09-21 | 1981-03-27 | Roussel Uclaf | Nouvelle application utilisant la lh-rh ou des agonistes |
US4474813A (en) * | 1980-10-24 | 1984-10-02 | Schering Corporation | Pharmaceutical preparations comprising flutamide |
DE3121152A1 (de) * | 1981-05-22 | 1982-12-09 | Schering Ag, 1000 Berlin Und 4619 Bergkamen | "verwendung der kombination eines aromatase-hemmers mit einem antiandrogen zur prophylaxe und therapie der prostatahyperplasie" |
DE3121153A1 (de) * | 1981-05-22 | 1982-12-09 | Schering Ag, 1000 Berlin Und 4619 Bergkamen | "verwendung von aromatase-hemmern zur prophylaxe und therapie der prostatahyperplasie" |
US4347363A (en) * | 1981-09-17 | 1982-08-31 | Sterling Drug Inc. | Process for preparing 1,2-dihydro-6-methyl-2-oxo-5-(pyridinyl)nicotinonitriles |
DE3339295A1 (de) * | 1982-11-15 | 1984-05-17 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | 4-hydroxy- und 4-acyloxy-4-androsten-3,17-dione zur verwendung bei der prophylaxe und therapie der prostatahyperplasie und diese enthaltende mittel fuer derartige verwendung |
AU565915B2 (en) * | 1982-12-31 | 1987-10-01 | Mortimer, C.H. | Pharmaceutical composition of antibiotic and anti- androgen |
DE3323321A1 (de) * | 1983-06-24 | 1985-01-03 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Prophylaxe und therapie von koronaren herzkrankheiten durch senkung des oestrogenspiegels |
JPH0745382B2 (ja) * | 1983-12-12 | 1995-05-17 | カスジンスキ−,エドウイン ジ−. | 毛の生長の改良 |
US5053403A (en) * | 1984-05-11 | 1991-10-01 | Norman Orentreich | Methods for treatment of male-pattern baldness |
US4684635A (en) * | 1984-05-11 | 1987-08-04 | Norman Orentreich | Compositions and methods for inhibiting the action of androgens |
US4659695A (en) * | 1985-02-08 | 1987-04-21 | Fernand Labrie | Method of treatment of prostate cancer |
AU594309B2 (en) * | 1984-08-02 | 1990-03-08 | Fernand Labrie | Pharmaceutical composition for combination therapy of hormonedependent cancers |
DE3478398D1 (en) * | 1984-10-10 | 1989-07-06 | Ile De France | Synergistic contraceptive mixture |
GB8503940D0 (en) * | 1985-02-15 | 1985-03-20 | Erba Farmitalia | 4-substituted androstendione derivatives |
GB8505862D0 (en) * | 1985-03-07 | 1985-04-11 | Erba Farmitalia | Steroidic 5alpha-reductase inhibitors |
DE3607651A1 (de) * | 1986-03-06 | 1987-09-10 | Schering Ag | Kombination von aromatasehemmer und testosteron-5(alpha)-reduktase-hemmer |
IE60964B1 (en) * | 1986-12-11 | 1994-09-07 | Roussel Uclaf | Zootechnical compositions containing a beta-adrenergic |
US4888336A (en) * | 1987-01-28 | 1989-12-19 | Smithkline Beckman Corporation | Steroid 5-alpha-reductase inhibitors |
DE3888378T2 (de) * | 1987-04-03 | 1994-09-29 | Merck & Co Inc | Behandlung von Prostatacarcinoma mit 17-beta-n-monosubstituierten-Carbamoyl-4-aza-5-alpha-Androst-1-en-3-onen. |
US4895715A (en) * | 1988-04-14 | 1990-01-23 | Schering Corporation | Method of treating gynecomastia |
-
1990
- 1990-07-05 WO PCT/CA1990/000210 patent/WO1991000731A1/en active IP Right Grant
- 1990-07-05 JP JP50926290A patent/JP3332377B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-05 EP EP99106510A patent/EP0943328B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-05 DE DE69034148T patent/DE69034148T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-05 EP EP90909598A patent/EP0480950B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-05 AU AU58545/90A patent/AU643445B2/en not_active Expired
- 1990-07-05 CA CA002062973A patent/CA2062973C/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-05 ES ES90909598T patent/ES2133270T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-05 DK DK90909598T patent/DK0480950T3/da active
- 1990-07-05 AT AT99106510T patent/ATE269066T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-07-05 AT AT90909598T patent/ATE177949T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-07-05 KR KR1019920700026A patent/KR920703063A/ko not_active Application Discontinuation
- 1990-07-05 EP EP98104849A patent/EP0857487A3/en not_active Withdrawn
- 1990-07-05 DK DK99106510T patent/DK0943328T3/da active
- 1990-07-05 ES ES99106510T patent/ES2222633T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-05 HU HU9200047A patent/HU223662B1/hu active IP Right Grant
- 1990-07-05 DE DE69033020T patent/DE69033020T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-06 IE IE19990530A patent/IE990530A1/en not_active IP Right Cessation
- 1990-07-06 IE IE245990A patent/IE902459A1/en not_active IP Right Cessation
- 1990-07-06 ZA ZA905312A patent/ZA905312B/xx unknown
- 1990-07-06 IL IL9499090A patent/IL94990A/xx active IP Right Grant
- 1990-07-07 MY MYPI90001141A patent/MY106484A/en unknown
- 1990-07-09 NZ NZ234414A patent/NZ234414A/xx unknown
-
1993
- 1993-12-03 AU AU52174/93A patent/AU668434B2/en not_active Expired
-
1995
- 1995-06-07 US US08/476,933 patent/US5817649A/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001177144A patent/JP2001354590A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015508825A (ja) * | 2012-02-29 | 2015-03-23 | レプロス セラピューティクス インコーポレイティド | アンドロゲン欠乏症を治療するための併用療法 |
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3332377B2 (ja) | 良性前立腺過形成の予防および/または治療のための組合せ療法 | |
US6423698B1 (en) | Combination therapy for the prophylaxis and/or treatment of benign prostatic hyperplasia | |
JP3350048B2 (ja) | アンドロゲン関連疾患の治療方法 | |
US5372996A (en) | Method of treatment of androgen-related diseases | |
IE83638B1 (en) | Method of treatment of androgen-related diseases | |
US5550107A (en) | Combination therapy for the treatment of estrogen-sensitive disease | |
JPS62500451A (ja) | ホルモン依存性がんの併用治療のための医薬組成物 | |
Rasmusson et al. | Therapeutic control of androgen action | |
IE19990531A1 (en) | Combination therapy for prophylaxis and/or treatment of benign prostatic hyperplasia | |
NZ566580A (en) | Use of C3-C10 17alpha-esters of 9,11-dehydrocortexolone as anti-gonadotrophic agents | |
IE84077B1 (en) | Combination therapy for prophylaxis and/or treatment of benign prostatic hyperplasia | |
MX2008003589A (en) | Use of c3-c10 17alfa-esters of 9,11-dehydrocortexolone as anti-gonadotrophic agents |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20051129 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20051202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061219 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20070316 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070323 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070703 |