JP2001353752A - 分割金型における中間プレート位置検知装置と該装置を装備した射出成形機用成形品取出装置 - Google Patents

分割金型における中間プレート位置検知装置と該装置を装備した射出成形機用成形品取出装置

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JP2001353752A JP2000176911A JP2000176911A JP2001353752A JP 2001353752 A JP2001353752 A JP 2001353752A JP 2000176911 A JP2000176911 A JP 2000176911A JP 2000176911 A JP2000176911 A JP 2000176911A JP 2001353752 A JP2001353752 A JP 2001353752A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間プレート(2)が中途半端な型開位置に停
止して十分なランナ取出パーティング(A)が確保できな
い場合でも、中間プレート(2)と取出装置のランナ取出
用アーム(4)とが衝突することを防止する。 【解決手段】 射出成形機の分割金型から成形品(20)と
ランナ(21)を取り出す成形品取出装置である。ランナ(2
1)を取り出す取出用アーム(4)と、その動きを制御する
アーム制御部(9)と、型開完了時に中間プレート(2)が所
定の型開位置に位置していることを検知する位置検知手
段(7)を有する。アーム制御部(9)は型開完了時に位置検
知手段(7)が中間プレート(2)を検知していることを条件
として取出用アーム(4)を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割金型における
中間プレート位置検知装置と、当該装置を備え射出成形
機の分割金型間から成形品とランナを取り出す取出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機用の金型として3分割金型が
用いられることが多い。この3分割金型は、ゲート周辺
の残留歪が少ない、ゲート跡が目立たない、多点ゲート
が可能である等の利点を有している。
【0003】図1は3分割金型の型開の様子を模式的に
示した図である。金型は射出ノズルと接し溶融樹脂を受
け入れる固定側プレート(1)と、コア(3a)を有するコア
プレート(3)と、前記固定側プレート(1)とコアプレート
(3)との間に位置しキャビティを形成する中間プレート
(2)とからなる。
【0004】図1(ア)のように型締めされている段階で
射出ノズルを固定側プレート(1)に接触させ、金型内の
キャビティーに溶融樹脂を射出充填する。射出後、所定
時間補圧し、冷却工程完了後に金型を開ける。
【0005】コアプレート(3)と中間プレート(2)とはパ
ーティングロック機構により接続されており、型開時に
は図1(イ)に示したようにコアプレート(3)と中間プレ
ート(2)は連結された状態で一緒に型開方向に移動す
る。
【0006】ランナ(21)は固定側プレート(1)に設けら
れるランナロックピンによって固定されているが、コア
プレート(3)と中間プレート(2)からなる移動側の金型は
成形品(20)を保持したまま型開き方向に移動する。
【0007】そのため、成形品(20)とランナ(21)との境
目となるピンポイントゲートが切断され、成形品(20)と
ランナ(21)が分離し、ランナ(21)は固定側プレート(1)
に接した状態で残される。
【0008】中間プレート(2)とコアプレート(3)は更に
型開方向に移動し、中間プレート(2)と固定側プレート
(1)との間に間隔(パーティング)ができる。この間隔
がランナ取出パーティング(A)となる。
【0009】中間プレート(2)とコアプレート(3)とは十
分なランナ取出パーティング(A)が確保できるまで連結
した状態で型開方向に移動するが、中間プレート(2)は
ある位置で中間プレート停止部材(10)により移動が制限
され、それ以上型開方向に移動することができなくな
る。
【0010】コアプレート(3)は更に型開方向に移動す
るが、中間プレート(2)は移動が制限されているため
に、両者間に両者を引き離す方向に力が加わり、パーテ
ィングロック機構が外れてコアプレート(3)と中間プレ
ート(2)は分離する。
【0011】コアプレート(3)は中間プレート(2)と分離
後も所定距離だけ型開方向に移動して停止する。これに
より、図1(ウ)に示すようにコアプレート(3)と中間プ
レート(2)との間に成形品を取り出すために必要な間
隔、すなわち成形品取出パーティング(B)が確保され
る。成形品(20)はコア(3a)に付いた状態でコアプレート
(3)と共に移動する。
【0012】コアプレート(3)が所定位置に停止して型
開が完了すると、成形品取出装置により、成形品(20)と
ランナ(21)を金型外に取り出す。
【0013】図2は成形品(20)等取り出しの様子を模式
的に示した図である。図2(ア)に示したように、金型の
外側(通常は上方)には取出装置の基部(6)が配されて
いる。基部(6)には成形品(20)を取り出すための成形品
取出用アーム(5)と、ランナ(21)を取り出すためのラン
ナ取出用アーム(4)が備えられている。
【0014】成形品取出用アーム(5)は成形品取出パー
ティング(B)、すなわちコアプレート(3)と中間プレート
(2)との間に差し入れられる。同様にランナ取出用アー
ム(4)はランナ取出パーティング(A)、すなわち固定側プ
レート(1)と中間プレート(2)との間に差し入れられる。
差し入れ方としては上方等から金型間に直線的に挿入し
ても良いし、各アームを回転させるようにして金型間に
位置させるようにしても良い。
【0015】成形品(20)はコアプレート(3)に設けられ
たエジェクタピン(13)等により、コア(3a)から突き出さ
れる。コア(3a)から外れた成形品(20)は成形品取出用ア
ーム(5)の端部の保持機構(5a)により保持される。保持
機構(5a)は吸引による吸着でも良いし、挟持等により保
持しても良い。ランナ(21)はランナ取出用アーム(4)の
端部の保持機構(4a)に挟まれる等して保持される。
【0016】各取出用アーム(4)は成形品(20)又はラン
ナ(21)を保持した状態で、金型外に移動し、成形品(20)
とランナ(21)を取り出すことができる。
【0017】ところで、従来は金型の外周部にカムロッ
クを有したロック装置と引っ張りリンク、チェーンから
なる複雑な構造のパーティングロック装置を設けてい
た。しかしながら、金型毎に加工を施してパーティング
ロック装置を取り付けるのは手間がかかる。又、このよ
うなパーティングロック装置は外観的にも雑然とし、美
観上も好まれない。
【0018】そこで、最近では金型の加工の手間を減ら
し、構造を簡易にして装置の外観をシンプルにするため
に、より構造が簡単なパーティングロック機構が利用さ
れることが多くなっている。
【0019】代表的なパーティングロック機構として、
ストッパボルト(11)と称されるテーパーを有したボルト
を、プラスチックロック部材(12)と称される弾力のある
筒状又はリング状の合成樹脂成型物の部材に嵌入され、
両者間の摩擦によりロックする機構が一般的である。
【0020】例えば、ストッパボルト(11)を中間プレー
ト(2)のコアプレート(3)と当接する面の複数箇所(通常
は4カ所程度)に取り付けておき、プラスチックロック
部材(12)をコアプレート(3)の中間プレート(2)と当接す
る面の前記ストッパボルト(11)に対応する位置に取り付
けている。
【0021】型開時には中間プレート(2)の停止位置で
ストッパボルト(11)がプラスチックロック部材(12)から
引き抜かれ、型閉時にはストッパボルト(11)がプラスチ
ックロック部材(12)に嵌入されることとなる。
【0022】プラスチックロック部材(12)は合成樹脂製
であるので、金型の開閉を繰り返すと金属製のストッパ
ボルト(11)に少しずつ削られて摩耗し、ストッパボルト
(11)の締め付けが緩くなる。これにより、パーティング
ロックとしての機能が徐々に失われ、プラスチックロッ
ク部材(12)とストッパボルト(11)との間の摩擦が小さく
なり、型開途中にストッパボルト(11)がプラスチックロ
ック部材(12)から抜けてしまうことがある。
【0023】この場合、中間プレート(2)が所定の停止
位置に達する以前にコアプレート(3)から分離してしま
い、固定側プレート(1)に近い中途半端な位置に止まっ
てしまうことになる。
【0024】中間プレート(2)自体は直接動力により動
かされるのではなく、パーティングロック機構を介して
コアプレート(3)に引かれて移動するので、一旦コアプ
レート(3)から分離してしまうと、次の型閉時に再び結
合するまで移動することができない。
【0025】コアプレート(3)が型開位置に達すると成
形品取出装置が作動して取出用アーム(4),(5)を金型間
に差し入れるが、中間プレート(2)が所定の位置まで移
動していないと、図2(イ)に示すように成形品取出パー
ティング(ZB)は広くなるものの、ランナ取出パーティン
グ(ZA)が狭くなり、ランナ取出パーティング(ZA)に挿入
されるランナ取出用アーム(4)と中間プレート(2)とが強
く衝突する。
【0026】このような衝突はランナ取出用アーム(4)
や中間プレート(21)の変形や破損の原因となり好ましく
ない。
【0027】したがって、摩耗してパーティングロック
としての機能が失われる前に、定期的にプラスチックロ
ック部材(12)を交換する必要がある。但し、定期的にプ
ラスチックロック部材(12)を交換するとしても、プラス
チックロック部材(12)の品質のバラツキ等により、予想
外に短期間で摩耗する可能性もある。そのため、余裕を
みて短期間毎にプラスチックロック部材を交換せねばな
らず、手間がかかり、射出成形機の稼働率が悪くなる。
【0028】又、プラスチックロック部材(12)が強すぎ
る場合や、型開速度が速く中間プレート(2)が中間プレ
ート停止部材(10)に強く当たったような場合は、一旦所
定の位置まで移動した中間プレート(2)は跳ね返って、
型閉方向に戻るように移動し、中途半端な位置に止まっ
てしまうことがある。
【0029】この場合も途中で中間プレート(2)とコア
プレート(3)とが分離した場合と同様に、取り出し時に
ランナ取出用アーム(4)と中間プレート(2)とが衝突す
る。
【0030】したがって、プラスチックロック部材(12)
を定期的に交換しているだけでは、このようなランナ取
出用アーム(4)と中間プレート(2)との衝突を完全に防止
することができない。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、もし
もプラスチックロック部材の摩耗等により中間プレート
が中途半端な型開位置に停止して十分なランナ取出パー
ティングが確保できない場合でも、中間プレートと取出
装置のランナ取出用アームとが衝突することを防止でき
る手段を提供することを課題とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の分割金型におけ
る中間プレート位置検知装置(7)は、射出成形機の3分
割以上の分割金型の中間プレート(2)を検出する装置で
あって、型開完了時に中間プレート(2)が射出成形機用
成形品取出装置のランナ取出用アーム(4)と衝突しない
位置に停止しているか否かを検知することが可能である
ことを特徴とする。
【0033】これによれば、型開時に中間プレート(2)
がランナ取出用アーム(4)と衝突しない位置にあるか否
かを検知可能であるので、この検知結果(7)を利用して
成形品取出装置を制御すれば中間プレート(2)とランナ
取出用アーム(4)との衝突を未然に防ぐことができる。
【0034】本発明の請求項2記載の射出成形機用成形
品取出装置は、射出成形機の3分割金型から成形品(20)
とランナ(21)を取り出す成形品取出装置であって、型開
された金型間のパーティング(A),(B)に差し入れられて
成形品(20)及びランナ(21)を取り出すことのできる取出
用アーム(4),(5)と、該取出用アーム(4),(5)の動きを
制御するアーム制御部(9)と、型開完了時に中間プレー
ト(2)が所定の型開位置に位置しているか否かを検知す
る位置検知手段(7)を有し、前記アーム制御部(9)は型開
完了時に前記位置検知手段(7)が前記中間プレート(2)を
検知していることを条件として取出用アーム(4),(5)を
作動させることを特徴とする。
【0035】これによれば、型開完了後に中間プレート
(2)が所定位置に停止していることを位置検知手段(7)に
より検知することができる。そして、中間プレート(2)
が所定位置に無い場合(中間プレート(2)が中途半端な
位置に停止している場合)には位置検知手段(7)が中間
プレート(2)を検知しないので、アーム制御部(9)は取出
用アーム(4),(5)を作動させない。したがって、ランナ
取出用アーム(4)と中間プレート(2)とが衝突することが
ない。
【0036】請求項3記載の射出成形機用成形品取出装
置は、請求項2の装置において、位置検知手段(7)は近
接センサであり、該近接センサは射出成形機の基台に取
り付けられており、該近接センサの取り付け位置は変更
可能であることを特徴とする。
【0037】これによれば中間プレート(2)と接触させ
ることなく、中間プレート(2)が所定の型開位置にある
か否かを検知することができる。しかも、この近接セン
サ(7)は磁石(8)等の取付手段により任意の位置に取り付
けることができるので、検出位置を適宜変更することが
でき、微調整時や異なる金型を使用する際にも適当な位
置に配置して用いることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施例を用
いて説明する。
【0039】図3は本実施例による成形品取り出しの様
子を模式的に示した図である。3分割金型や、その開閉
動作については上記の従来例と同様であるので、説明は
省略する。
【0040】型開時に中間プレート(2)が正常に停止す
べき位置の近傍には位置検知手段(7)が設置されてい
る。本実施例では位置検知手段(7)として近接センサを
使用したが、他の位置検知手段、例えばリミットスイッ
チや赤外線センサ、レーザセンサ等を使用しても良い。
【0041】近接センサを用いれば、中間プレート(2)
と接触させる必要はないので、近接する位置に配すれば
足りる。
【0042】中間プレート(2)には厚みがあるので、近
接センサ(7)がある程度の範囲で中間プレートの存在を
検知することができる。近接センサが検知する範囲にお
いては、十分なランナ取出パーティング(A)が確保で
き、中間プレート(2)とランナ取出用アーム(4)とが衝突
しないことが求められる。
【0043】本実施例では、中間プレート(2)が所定の
型開位置に停止した際に、中間プレート(2)のコアプレ
ート(3)側縁に近い箇所に位置するように近接センサ(7)
を配した。したがって、近接センサ(7)が中間プレート
(2)を検知可能な範囲は比較的狭く、中間プレート(2)の
停止位置の許容範囲は狭い。中間プレート(2)の停止位
置の許容範囲が大きくてもよい場合は、近接センサ(7)
を少し固定側プレート(1)寄りに配しても良い。
【0044】本実施例では近接センサ(7)は底部に磁石
を備えた近接センサ取付部材(8)に取り付けられてお
り、この近接センサ取付部材(8)を射出成形機の基台(2
2)に磁着させることにより取り付けた。
【0045】近接センサ取付部材(8)は取り外して移動
させることができるので、近接センサ(7)の取付位置は
微調整することができる。又、金型が代わった場合で
も、その金型に合わせて好ましい位置に取り付けること
ができる。近接センサ取付部材(8)の底部から磁石を離
間可能な構造としておき、取付位置が決まった段階で磁
石を底部に接触又は接近させて磁着させるようにしてお
けば取り付け位置の調節も容易である。
【0046】尚、センサ(7)の取付手段は上記の磁石に
限られず、他の取付手段であっても良い。例えば、射出
成形機の基台(22)に設けたバーに沿ってスライド移動可
能なセンサ取付部材を用い、ボルト等でバーの適当な位
置に固定するような取付手段を用いても良い。
【0047】近接センサ(7)は取出用アーム(4),(5)の
動きを制御するアーム制御部(9)に接続されている。本
実施例ではコアプレート(3)が型開位置に達して停止し
た段階でアーム制御部(9)が近接センサ(7)の検知状況を
確認する。それ以前の段階では近接センサ(7)は必ずし
も作動させておく必要はない。
【0048】コアプレート(3)が型開位置に達して停止
した段階(停止した瞬間だけでなく、停止後所定期間経
過後でも良い)において近接センサ(7)が中間プレート
(2)を検知している場合には、アーム制御部(9)は中間プ
レートが正常な位置で停止していると判断する。
【0049】そして、各取出用アーム(4),(5)を作動さ
せ、成形品(20)とランナ(21)を金型間の各パーティング
(A),(B)から取り出す。すなわち、近接センサ(7)によ
る中間プレート(2)の検知を条件として取り出し作業を
行うようにしている。中間プレート(2)は正常な位置に
停止しているので、ランナ取出用アーム(4)と衝突する
ことはない。
【0050】尚、コアプレート(3)が型開位置に位置し
ていないとアーム制御部(9)は取り出しを行うことはな
く、又、中間プレート(2)は中間プレート停止部材(10)
により所定位置より型開方向には移動できないので、成
形品取出用アーム(5)がコアプレート(3)や中間プレート
(2)と衝突するおそれはない。
【0051】コアプレート(3)が型開位置に達して停止
した段階において近接センサ(7)が中間プレート(2)を検
知していない場合、すなわち中間プレート(2)が中途半
端な位置に停止している場合には、アーム制御部(9)は
異常事態であると判断し、各取出用アーム(4),(5)を作
動させない。したがって、中間プレート(2)とランナ取
出用アーム(4)と衝突することはない。
【0052】本実施例では、アーム制御部(9)が異常事
態であると判断した時点で、アラーム音又は警告灯を作
動させて、射出成形機の管理者に異常事態であることを
知らせるようにした。管理者は原因を調べてプラスチッ
クロック部材(12)の交換等の保守を行い、中間プレート
(2)を所定の型開位置に移動させた後に運転を再開させ
る。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、プラス
チックロック部材(12)の摩耗等により中間プレート(2)
が中途半端な型開位置に停止して十分なランナ取出パー
ティング(A)が確保できない場合でも、中間プレート(2)
と取出装置のランナ取出用アーム(4)とが衝突すること
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】3分割金型の型開の様子を模式的に示した図。
【図2】成形品取り出しの様子を模式的に示した図。
【図3】実施例による成形品取り出しの様子を模式的に
示した図。
【符号の説明】
(1) 固定側プレート (2) 中間プレート (3) コアプレート (3a) コア (4) ランナ取出用アーム (5) 成形品取出用アーム (6) 取出装置基部 (7) 近接センサ(位置検知手段) (8) 近接センサ取付部材 (9) アーム制御部 (10) 中間プレート停止部材 (11) ストッパボルト (12) プラスチックロック部材 (13) エジェクタピン (20) 成形品 (21) ランナ (A) ランナ取出パーティング (B) 成形品取出パーティング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機の3分割以上の分割金型の中
    間プレートを検出する装置であって、 型開完了時に中間プレートが射出成形機用成形品取出装
    置のランナ取出用アームと衝突しない位置に停止してい
    るか否かを検知することが可能であることを特徴とする
    分割金型における中間プレート位置検知装置。
  2. 【請求項2】 射出成形機の3分割以上の分割金型から
    成形品とランナを取り出す成形品取出装置であって、 型開された金型間のパーティングに差し入れられて成形
    品及びランナを取り出すことのできる取出用アームと、 該取出用アームの動きを制御するアーム制御部と、 型開完了時に中間プレートが所定の型開位置に位置して
    いるか否かを検知する位置検知手段を有し、 前記アーム制御部は型開完了時に前記位置検知手段が前
    記中間プレートを検知したことを条件として取出用アー
    ムを作動させることを特徴とする射出成形機用成形品取
    出装置。
  3. 【請求項3】 位置検知手段は近接センサであり、該近
    接センサは射出成形機の基台に取り付けられており、該
    近接センサの取り付け位置は変更可能であることを特徴
    とする請求項2記載の射出成形機用成形品取出装置。
JP2000176911A 2000-06-13 2000-06-13 分割金型における中間プレート位置検知装置と該装置を装備した射出成形機用成形品取出装置 Pending JP2001353752A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079548A (ja) * 2000-09-05 2002-03-19 Canon Electronics Inc 射出成形用金型
CN102225609A (zh) * 2011-05-27 2011-10-26 宁波伊士通技术股份有限公司 一种具有自动跟踪功能的注塑机机械手

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