JP2001353743A - 成形体、載置体、及び、樹脂成形品の製造方法、並びに、樹脂成形品の製造装置 - Google Patents
成形体、載置体、及び、樹脂成形品の製造方法、並びに、樹脂成形品の製造装置Info
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Abstract
作られた成形体に振動の減衰機能を持たせる。 【解決手段】 振動発生源物体を含む第一の手段と、該
振動発生源物体からの信号を受信する受信物体を含む第
二の手段を載置する樹脂材料による成形体であって、前
記成形体の成形加工の際に、前記振動発生源物体の振動
を減衰させる減衰機能物体を内抱させて成形したことを
特徴とした樹脂材料による成形体。
Description
に、成形された樹脂材料の成形品の中に気泡を内在させ
た成形品に関する。
料から成る成形品に関する。
動発生源物体からの信号を受信する受信物体を同一面上
に載置する成形品に関する。
源からの信号を受信する受信体を載置する樹脂材料から
作られた載置体に関する。
記載置体の製造方法に関する。
プリンタ等の事務機器であって、画像情報を創製する手
段から画像情報を転写する手段への情報伝送過程におい
て、振動源からの振動の影響を排除して、正確な画像情
報を伝送することに好適な成形体に関する。
ンター、ファクシミリ装置、等の画像形成装置や、その
他の事務機器、産業機器などにおいて、モータなどの回
転体、振動発生体などからの、振動発生源からの振動に
よる画像形成工程や、情報伝送工程への悪影響による画
像、情報の出力結果への悪影響が生じる問題がある。
電子素子からの発熱に対する放熱対策として冷却用ファ
ンモータを内蔵している。
の向上による普及の著しいレーザービームプリンタにお
いて、レーザー走査で創製した画像情報をポリゴンミラ
ーなどの情報転送手段及び光学レンズ等を介して紙など
の画像担持体に転送する装置においては、ポリゴンミラ
ーを回転駆動するモータから生じる振動が画像の精細度
に大きく影響する。
源、等の部品やユニットは画像形成装置本体内に載置体
上に保持されて組み込まれる。
り、樹脂材料による成形体であるが、例えば、本出願人
の出願に係る、特開平7―232358号による公開公
報に示す技術は、載置体上に保持する各部品の位置出し
のために、載置体平面上に、各部品の位置を特定するた
めの突起部を形成し、かつ、該突起部の寸法精度保証の
ために、突起部の樹脂材料の圧縮操作を行うことを開示
している。
端への普及及び、家庭内への普及が広がり、パーソナル
的使用形態が普及し、小型化とともに、軽量化及び、低
コスト化が要求されている。
ンミラー、光学レンズなどを載置体は前記の各部品を所
定の位置に固定配置するためには樹脂材料による成形体
とすることが好ましい。
には、軽量化を考慮すべきであり、樹脂成形体の軽量化
の1つとして、樹脂材料内に気泡を内在させた成形方法
が、米国特許公報 第4630484号、447366
5号 及び、特開平8−300392号公報として存在
する。
泡を内在させた成形体の技術に関する先行資料として、
特開平10−24436号、特開平09-48039号、特開平
12-25066号の各公報がある。
は、上記した画像形成装置、情報機器などの振動を嫌う
機器の、該機器内の部品を保持する成形体であって、前
記モータなどの振動発生源からの振動の悪影響を排除で
きる樹脂材料から製造された成形体を提供することにあ
る。
成装置、情報機器などの部品を保持固定する載置体であ
って、振動発生源体からの情報信号を受信する光学素子
等の受信体を画像形成装置の筐体内で保持するのに好適
な載置体を提供することにある。
し、該情報をモータ駆動によるポリゴンミラーの回転走
査して、光学レンズを介して、画像担持体などに転送走
査する構成において、各部品及びユニットを所定の位置
に正確に配置固定するための成形体であって、前記モー
タによる振動の影響を回避するとともに、前記各部品、
ユニットの固定のための機械的剛性を保証しえる成形体
を提供する。
と、該振動発生源体からの光学的信号を受信する受信体
とを同一平面上に載置する載置体を樹脂材料で成形する
とともに、前記振動発生源体からの振動が、前記受信体
に伝達抑制されて、必要な光学的信号の受信操作を正確
に実行できる載置体を提供する。
からの振動の減衰作用と、及び、機械的剛性を保証し得
た成形体を提供する。
務機器は樹脂材料をその構成部品の材料として多く使用
しており、該事務機器の不使用状況の到来時の樹脂材料
のリサイクル問題が、時節上の問題点として浮上してい
るが、本発明は上記問題点に対応するものである。
生源物体を含む第一の手段と、該振動発生源物体からの
信号を受信する受信物体含む第二の手段を載置する樹脂
材料による成形体であって、前記成形体の成形加工の際
に、前記振動発生源物体の振動を減衰させる減衰機能物
体を内抱させて成形したことを特徴とした樹脂材料によ
る成形体により上記課題を解決する。
あることを特徴とした態様の成形体がある。
が光学素子であることを特徴とした成形体がある。
る前記物体を載置する筐体であることを特徴とした請求
項1乃至3記載の樹脂材料による成形体の態様を提案す
る。前記減衰機能物体が気体であることを特徴とした請
求項1乃至4記載の樹脂材料による成形体の態様があ
る。
受けて情報受信物体に転送する回転体と、前記回転体か
らの情報を受信する受信物体を光学的位置関係に保って
載置面上に保持する樹脂材料から成形された成形体であ
って、前記回転体による振動を減衰させる減衰機能物体
を内在させたことを特徴とした樹脂材料から成形された
成形体により上記の課題の解決を図る。
る信号であることを特徴とした成形体を提供する。
生手段からの信号を回転駆動して光学素子に転送する転
送手段を載置する載置体であって、前記載置体は樹脂材
料により成形加工され、前記成形加工の際に、振動の減
衰作用を行う機能部を一緒に成形したことを特徴とした
載置体の提供により上記の課題に答えるものである。
樹脂材料から成形した成形体であり、画像創製手段から
の画像信号を転送する手段及び、画像受信手段を夫々載
置し、前記画像受信手段への振動の影響を抑制するため
の気泡を内在させたことを特徴とした樹脂材料から成形
された成形体を提供する。
位置と、前記画像受信手段の配置位置との間の振動の減
衰率を35dB/秒 以上に調整したことを特徴とした
成形体を提供する。
れたペレット状の樹脂材料は射出成形機の可塑化ユニッ
トに繋がるホッパに送られ、そこから可塑化ユニットの
可塑化部に送られ、可塑化ユニットに設けたスクリュの
回転と、ヒータ熱とにより加熱混練され可塑化するとと
もに、減衰機能部材供給部からガスが供給路を経由して
可塑化部に供給され、可塑化部の中で、溶融した樹脂材
料とガスが混練、浸透され、樹脂材料とガスの混合体を
金型のキャビテイ内に、所定量の樹脂材料及びガスの混
合体を注入後、保圧工程を経て、冷却工程に移行し、冷
却、成形品取り出しを行うようにしたことを特徴とした
樹脂成形品の製造方法を提案する。
料と前記ガスの混合体が、樹脂材料内へのガス注入圧
力、ガス注入量、樹脂材料の射出圧力、射出速度、射出
量、保圧力、保圧時間、及び、金型の冷却勾配、冷却時
間の条件を制御することで前記成形品の気泡の量、気泡
の形状、気泡のサイズを制御するようにしたことを特徴
とした樹脂成形品の製造方法の態様を提案する。
料を蓄積する樹脂材料供給部と、射出精機機及び、射出
成形機の可塑化ユニットに繋がるホッパ、減衰機能部材
供給装置、減衰機能部材供給装置と可塑化ユニットを繋
ぐガス供給路、並びに、金型とから構成される樹脂材料
からつくられ樹脂精機品の製造装置を提案する。
置と、前記画像受信手段の配置位置との間の振動の減衰
率を35dB/秒以上に調整した成形体を提供する。
00MPaが好適である。
定する際に、10ミクロン程度の変形を生じて光学機能
が変化(低下)する。
マイナス10℃、0%の低温低湿環境下ではやはり、変
形を起こし、結果として、印字精度を悪くする。
及び環境変化での問題は発生しないが、剛性を上げるた
めに材料中に過剰のガラスファイバーを添加する必要
上、脆性強度の低下を招き、衝撃強度が低下し、製品の
落下テスト等の規格上をクリアできなく、材料価格の上
昇、生産性上の問題となる。
樹脂材料とガスとの混合体の、樹脂材料内へのガス注入
圧力、ガス注入量、樹脂材料の射出圧力、射出速度、射
出量、保圧力、保圧時間、及び、金型の冷却勾配、冷却
時間などの条件を制御することによりコントロール可能
である。
ほど、ガスの圧縮された濃度が高くなるため、樹脂中の
ガス濃度が高くなり、その結果、発泡時の気泡量が増え
る。また、ガス注入量をふやしても同様の効果がある。
出時の樹脂とガスの混合体の密度が圧縮されることによ
り増加し、そのため、型内への充填した時の型内での密
度が上がり、そのため、発泡倍率が下がり、発泡径が小
さくなる。
時間を長くすることも型内での密度を高めることになる
ので、発泡倍率は低くなり、発泡径も小さくなる。
ることになるので、発泡に要する時間が少なくなるた
め、気泡径は小さくなる。
ても同様である。
熱、熱の逃げにより表面から冷却されていく、冷却勾配
を大きく取ればそれだけ早く冷却が進むことになり、そ
のため、発泡時間が短くなり、結果として気泡径が小さ
くなる。
して本発明の実施例について説明する。
ーム プリンタに適用した例を示す。
あり、本例では、レーザー ビームプリンター装置に組
み込んだ樹脂材料から成形加工した成形体である。
該載置体上に載せる部品及びユニットの構成を示す図面
である。
成し、平面部の周壁に枠部1Bを設けて強度補正してあ
る。
ー2Aを含む第一の手段2が取り付けられている。
図示のモータの回転軸が連結して回転駆動し、該モータ
の回転動作により該第一の手段2からは振動が発生す
る。
を含む第二の手段を構成し、前記ポリゴンミラーの走査
により感光ドラム面に画像情報を走査するが、該第二の
手段4は前記成形体面上に取り付けられるので、前記の
第一の手段からの振動の影響を受ける。
する出力手段であり、レーザー光出力ファイバー6A,レ
ンズ6Bなどから構成する。
(手段)を載置し、プリンターの筐体内の所定の位置に
取り付けられる。
体1の平面1A上に取り付けられる。前記図に示したポ
リゴンミラー2Aは該ユニット2内に組み込まれたモー
タにより高速回転運動が与えられて、感光ドラムの潜像
領域(画像転写領域)を走査する。
て、例えば45000rpmの高速回転の制御を受ける
ために、該ミラーを支持する前記成形体1の支持部近辺
は振動が発生する。
を伝播し、レーザー発行源、トーリックレンズ、光学レ
ンズ等に伝播して、結果として感光ドラムの潜像形成部
への潜像形成への悪影響となり、転写画像の精細度が低
下する。
形体1に伝えられ、樹脂成形体1を介して、レンズ、レ
ーザー発光手段に伝わってゆき、振動が樹脂成形体1で
減衰できない場合、ポリゴンミラー、樹脂成形体で共振
し、ポリゴンミラーのレーザー光軸に対する面精度を悪
くし、感光ドラム上のレーザー描画位置にずれを生じ、
印字位置がずれて描画精度の低下を招く等の問題があっ
た。
からの振動の影響による描画精度の低下を防ぐために、
振動発生源物体を含む第一の手段と、該振動発生源物体
からの信号を受信する受信物体含む第二の手段を載置す
る樹脂材料による成形体であって、前記成形体の成形加
工の際に、前記振動発生源物体の振動を減衰させる減衰
機能物体を内抱させて成形したことを特徴とした樹脂材
料による成形体により上記課題を解決するものである。
し、樹脂材料に振動減衰機能物体1aを内包させて前記
成形した基板1の断面の模式図である。
脂材料の中に振動減衰機能物体としての気泡8が含まれ
ている。
は気泡部分を示す。
範囲の幅を有して構成される。
泡材料を二酸化炭酸ガス(CO2)とし、図4に示す成形
装置により成形した。
た。
での距離50 mm 振動発生源のモータの回転軸中心位置からレンズ6Bま
での距離45 mm
で、気泡8を含まない従来の成形方法により成形した成
形体と振動減衰率及び曲げ剛性を比較した表を表1に示
す。成形体の各部寸法及び、配置したユニットは同じ条
件にした。
造方法及び製造装置について説明する。
部、14は成形用金型部、16は型締め部、18は可塑
化部、20はホッパ、22は樹脂材料供給部、24は減
衰機能部材供給手段部、24Aは減衰機能部材供給路、
26は制御手段部を夫々示す。
のキャビテイ面を有している。
ガス(CO2)を採用した。
ニレンオキサイトPPOはペレット化された状態でホッパ
20に送られ、そこから可塑化部18に送られて加熱し
て可塑化される。減衰機能部材供給部24からはガスが
供給路24Aを経由して金型部14に供給可能状態に構
成される。
ガスとが混練される。
樹脂材料とガスの混合体を可塑化部18から成形金型部
14のキャビテイ内に射出する。
の充填時に圧力変化によって発泡し、さらに、樹脂材料
の型への熱の逃げ、冷却収縮による体積変化が、ガスに
よって樹脂が完全に固化する以前に発泡して体積を補
う。
は、樹脂材料内へのガス注入圧力、ガス注入量、樹脂材
料の射出圧力、射出速度、射出量、保圧力、保圧時間、
及び、金型の冷却勾配、冷却時間等の条件により変動す
る。
加工により得られた成形体1は、成形された成形体を切
断して断面構造の気泡の測定の結果 表1に示すよう
に、気泡の平均径が10μm、と20μmの測定値が得
られた。
力、保圧力が高く、金型温度が低く、冷却勾配の大きい
ほうが成形体の気泡は小さくなった。
ンターの基板として採用した処、樹脂材料PPC、気泡径
20μmの場合、表1に示すように、樹脂材料の重量が
従来の場合に比して25パーセント減少させることがで
きた。
(周波)数 120db/秒 に対し振動受信手段のレ
ンズ4B近傍位置での振動(周波)数 62db/秒と
なり、振動減衰率は表2に示すように、58db/se
cであり、又、気泡を内在することによる成形体1の基
板としての曲げ剛性の低下は従来の気泡を含まない成形
体に対して15%の低下率に収まっている。
与える最小必要曲げ剛性の4000MPa以上を確保で
きたため、製品機能上の影響がなかった。
を説明する模式図である。
板として採用し、該基板上に前記各種の部品及びユニッ
トを配置し、レーザービームプリンターの筐体内に組み
込んで構成して、プリンターを作動させると、前記モー
タ及びポリゴンミラーの回転運動によりモーター軸の近
傍位置の成形体に振動が伝播する。
5のA点位置とすると、振動は樹脂材料を介して伝播す
るが、樹脂内の気泡8の存在によって、振動が気泡に達
した位置で、振動の減衰作用を受けることになる。
振動は減衰されながら樹脂成形体内を伝播するが、伝播
する過程で、樹脂内の気泡により、順次減衰作用を受け
続けることにより、信号受信体のレンズの配置位置に達
した時には振動発生源からの振動はかなり減衰作用を受
けることになる。
PPO以外にも、 PC ポリカーボネイト樹脂材料 ABS アクリルニトリル.ブタジエン.スチレン共
重合体樹脂材料 HIPS ハイインパクトポリスチレン PC/ABS PCとABSとのアロイ化樹脂材料 PC/ABS(ファイバー混入) PPO (ファイバー混入) の各種樹脂材料による検討を行い、結果、表1,2のデ
ータを得ることができた。
生源物体を含む第一の手段と、該振動発生源物体からの
信号を受信する受信物体を含む第二の手段を載置する樹
脂材料による成形体であって、前記成形体の成形加工の
際に、前記振動発生源物体の振動を減衰させる減衰機能
物体を内抱させて成形したことを特徴とした樹脂材料に
よる成形体により、振動に対して減衰効果の高い成形体
を得ることができ、その利用範囲の広さにより、各種機
器の振動対策に有効に利用できるものである。
とによりその応用範囲も広めることができるものであ
る。
とによる応用範囲を拡張することができる。
る前記物体を載置する筐体であることで、振動発生源対
策に有効である。
とにより、樹脂材料の成形性を損なうことがない。
受けて情報受信物体に転送する回転体と、前記回転体か
らの情報を受信する受信物体を光学的位置関係に保って
載置面上に保持する樹脂材料から成形された成形体であ
って、前記回転体による振動を減衰させる減衰機能物体
を内在させたことを特徴とした樹脂材料から成形された
成形体とすることで、精密機器への応用性が高まるもの
である。
る信号であることにより情報処理性能を高めることがで
きる。
号発生手段からの信号を回転駆動して光学素子に転送す
る転送手段を載置する載置体であって、前記載置体は樹
脂材料により成形加工され、前記成形加工の際に、振動
の減衰作用を行う機能部を一緒に成形したことを特徴と
した載置体とすることで、画像形成装置への利用ができ
る。
るように、樹脂材料の使用量の減少と、樹脂材料の減少
に伴う機械的強度を損なわない構成とすることができ
る。
サイクル対策としても、樹脂材料内に異物的材料の混入
がないので、リサイクル対応にも適した成形体とするこ
とができる。
記画像受信手段の配置位置との間の振動の減衰率を35
dB/秒以上になるように発泡状態を調整しているた
め、印字精度が向上した。
aの範囲であるため、成形体をネジ固定する際に起きる
変形を5ミクロン程度に抑えることができた。
形も極めて小さくなった。
図。
図。
Claims (15)
- 【請求項1】 振動発生源物体を含む第一の手段と、該
振動発生源物体からの信号を受信する受信物体を含む第
二の手段を載置する樹脂材料による成形体であって、前
記成形体の成形加工の際に、前記振動発生源物体の振動
を減衰させる減衰機能物体を内抱させて成形したことを
特徴とした樹脂材料による成形体。 - 【請求項2】 前記振動発生物体が回転体であることを
特徴とした請求項1記載の樹脂材料による成形体。 - 【請求項3】 前記受信物体が光学素子であることを特
徴とした請求項1記載の樹脂材料による成形体。 - 【請求項4】 前記成形体は電気機器に組み込まれる前
記物体を載置する筐体であることを特徴とした請求項1
乃至3記載の樹脂材料による成形体。 - 【請求項5】 前記減衰機能物体が気体であることを特
徴とした請求項1乃至4記載の樹脂材料による成形体。 - 【請求項6】 前記気泡は前記成形体内での大きさが5
〜100μmの範囲であることを特徴とした請求項5記
載の樹脂材料による成形体。 - 【請求項7】 情報発生源からの情報を受けて情報受信
物体に転送する回転体と、前記回転体からの情報を受信
する受信物体を光学的位置関係に保って載置面上に保持
する樹脂材料から成形された成形体であって、前記回転
体による振動を減衰させる減衰機能物体を内在させたこ
とを特徴とした樹脂材料から成形された成形体。 - 【請求項8】 前記情報発生源からの情報がレーザーに
よる信号であることを特徴とした請求項7記載の樹脂材
料から成形された成形体。 - 【請求項9】 画像情報を発する信号発生手段からの信
号を回転駆動して光学素子に転送する転送手段を載置す
る載置体であって、前記載置体は樹脂材料により成形加
工され、前記成形加工の際に、振動の減衰作用を行う機
能部を一緒に成形したことを特徴とした載置体。 - 【請求項10】 画像形成装置内に組込まれた樹脂材料
から成形した成形体であり、画像創製手段からの画像信
号を転送する手段及び、画像受信手段を夫々載置し、前
記画像受信手段への振動の影響を抑制するための気泡を
内在させたことを特徴とした樹脂材料から成形された成
形体。 - 【請求項11】 前記画像転送手段の配置位置と、前記
画像受信手段の配置位置との間の振動の減衰率を35d
B/秒以上に調整したことを特徴とした請求項9記載の
成形体。 - 【請求項12】 前記成形体の曲げ剛性を4500〜9
800Mpaに設定したことを特徴とした請求項10乃
至11記載の成形体。 - 【請求項13】 樹脂材料供給部に供給されたペレット
状の樹脂材料は射出成形機の可塑化ユニットに繋がるホ
ッパに送られ、そこから可塑化ユニットの可塑化部に送
られ、可塑化ユニットに設けたスクリュの回転と、ヒー
タ熱とにより加熱混練され可塑化するとともに、減衰機
能部材供給部からガスが供給路を経由して可塑化部に供
給され、可塑化部の中で、溶融した樹脂材料とガスが混
練、浸透され、樹脂材料とガスの混合体を金型のキャビ
テイ内に、所定量の樹脂材料及びガスの混合体を注入
後、保圧工程を経て、冷却工程に移行し、冷却、成形品
取り出しを行うようにしたことを特徴とした樹脂成形品
の製造方法。 - 【請求項14】 前記樹脂材料と前記ガスの混合体が、
樹脂材料内へのガス注入圧力、ガス注入量、樹脂材料の
射出圧力、射出速度、射出量、保圧力、保圧時間、及
び、金型の冷却勾配、冷却時間の条件を制御することで
前記成形品の気泡の量、気泡の形状、気泡のサイズを制
御するようにしたことを特徴として前記請求項13に記
載の樹脂成形品の製造方法。 - 【請求項15】 ペレット状の樹脂材料を蓄積する樹脂
材料供給部と、射出精機機及び、射出成形機の可塑化ユ
ニットに繋がるホッパ、減衰機能部材供給装置、減衰機
能部材供給装置と可塑化ユニットを繋ぐガス供給路、並
びに、金型とから構成されることを特徴とした樹脂材料
からつくられた樹脂成形品の製造装置。
Priority Applications (3)
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JP2000178222A JP2001353743A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 成形体、載置体、及び、樹脂成形品の製造方法、並びに、樹脂成形品の製造装置 |
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