JP2001353256A - 回胴式遊技機 - Google Patents

回胴式遊技機

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JP2001353256A
JP2001353256A JP2000180262A JP2000180262A JP2001353256A JP 2001353256 A JP2001353256 A JP 2001353256A JP 2000180262 A JP2000180262 A JP 2000180262A JP 2000180262 A JP2000180262 A JP 2000180262A JP 2001353256 A JP2001353256 A JP 2001353256A
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Koichi Matsumura
村 功 一 松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回胴式遊技機において、表示窓に表示される
回胴の表示形態を変更可能とすると共に、回胴による表
示に加えて画像表示手段による表示も行う。 【解決手段】 表示窓7の裏面側に入れ子式に構成され
た第1の回胴組5及び第2の回胴組6を夫々退避位置及
び表示窓7に対向する通常表示位置との間に移動可能に
配設し、さらに第1の回胴組5及び第2の回胴組6内に
液晶表示機40を配設し、第1の回胴組5及び第2の回
胴組6で異なる表示形態でゲームを行うことを可能と
し、両回胴組5,6を退避位置とすることにより、液晶
表示機40による動画像表示を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周面に複数種類
の図柄を表示した3つ以上の回胴を回転させてから個別
に停止させたときに各回胴の図柄が特定図柄となったと
きに入賞と判断するようにした回胴式遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回胴式遊技機としては、例えば特
開平6−254210号公報に記載されているものが知
られている。
【0003】この従来例は、3個のホイールの外周面に
複数種類の図柄が循環的に配列して表示され、各ホイー
ルは駆動部により回転駆動され、停止スイッチの操作に
より格別に停止され、表示窓で設定したライン上場に並
ぶ図柄が全て同じか、又は第1ホイールの指定図柄がラ
イン上に出現すると入賞と判定し、さらに第3ホイール
の指定図柄がライン上に出現し、且つ第1ホイール及び
第2ホイールの指定図柄ではない特性の種類の図柄がラ
イン上に並ぶと再遊技と判定するようにした回胴式遊技
機が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、ホイールに表示もしくは印刷された図柄をそれぞれ
の配列に合わせて停止させるという遊技者の技術が要求
されるので、遊技者自身が操作するという体感性におい
ては、パチンコ遊技機のように、液晶図柄が遊技者の意
志で停止させることができないパチンコ遊技機に比較し
て、格段に高く、遊技性が高いものということができ
る。
【0005】然し乍ら、上記従来例においては、第1〜
第3のホイールが回転して、図柄が上から下に移動する
だけで、遊技中に図柄が変更されるものではなく、所謂
ビッグボーナスと称される特定図柄の並びを予告するリ
ーチアクションについては第1〜第3のホイールの図柄
は変化させずに、音響効果や、別途配設したリーチアク
ション専用の表示部の表示や、ホイール内に設けたバッ
クライトによるフラッシュアクションで行うだけであ
り、長時間遊技を行う場合に変化が乏しく興趣が低下す
ると共に、リーチアクションが第1〜第3のホイールと
は異なる位置に表示される場合には、遊技者の視線を変
更しなければならず、これが面倒であるうえ、かなりの
疲労感があるという未解決の課題がある。
【0006】この未解決の課題を解決するために、第1
〜第3のホイールの代わりに表示窓に相当する大きさの
液晶表示画面を設け、この液晶表示画面に図柄を外周面
に設けたホイールを表示することも考えられるが、この
場合には、映像でホイールを表示するために、図柄の変
更が容易であり、遊技中に種々の図柄を表示することが
でき、表示形態を任意に変化させることができるので、
より興趣ある遊技機を提供することができる反面、液晶
画面が平面であるので、ホイールの回転表示が、実際の
ホイールの回転とは異なるため、遊技者に違和感を与え
るという未解決の課題がある。
【0007】このため、特開平7−116302号公報
に開示されているように、回胴の外周面にフィルム液晶
を配設することにより、種々の図柄を表示するようにし
た遊技機が提案されているが、この場合には、回転する
回胴に安定した電力を供給するのが困難であると共に、
カラーのフィルム液晶を使用するために、コストがかさ
むという未解決の課題がある。
【0008】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、遊技中に遊技者の
視線を変更することなく、回胴を移動させることによ
り、特定の入賞予告を表示したり、他の図柄を表示させ
ることにより、遊技中の図柄の変更を可能とするように
した回胴式遊技機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る回胴式遊技機は、複数種類
の図柄を外周面に配列した少なくとも3個以上の回胴を
軸方向に並列に回動自在に配設し、各回胴を回転駆動す
ると共に、個別に停止させ、特定の図柄の並びで入賞を
判定するようにした回胴式遊技機において、前記各回胴
を、図柄の並びを判定する通常表示位置と当該通常表示
位置から軸方向に退避する退避位置との間に移動可能に
配設したことを特徴としている。
【0010】この請求項1に係る発明では、複数の回胴
が図柄の並びで入賞を判定する通常表示位置とこの通常
表示位置から軸方向に退避する退避位置との間で移動可
能に配設されているので、複数の回胴を退避することに
より、異なる表示手段を表示することが可能となり、後
述する画像表示手段やパチンコ遊技機に用いられる役物
等を配設し、遊技者の視線を変更することなく、異なる
表示形態をとることができる。
【0011】また、本発明の請求項2に係る回胴式遊技
機は、複数種類の図柄を外周面に配列した少なくとも3
個以上の回胴を軸方向に並列に回動自在に配設し、各回
胴を回転駆動すると共に、個別に停止させ、特定の図柄
の並びで入賞を判定するようにした回胴式遊技機におい
て、前記各回胴を、図柄の並びを判定する通常表示位置
と当該通常表示位置から退避する退避位置との間に移動
可能に配設し、且つ前記回胴が通常表示位置にある状態
で、当該回胴内に配設された動画像を表示する画像表示
手段を配設したことを特徴としている。
【0012】この請求項2に係る発明においては、請求
項1と同様に複数の回胴を退避位置に退避させた状態
で、動画像を表示する画像表示手段が通常表示位置に出
現することにより、今までの回胴による図柄表示状態か
ら液晶表示画面等の画像表示手段による動画像表示に切
換えることができる。また回胴または回胴の図柄を透明
または半透明とし、複数の回胴の全てまたは何れかが通
常表示位置にある状態で、画像表示手段による動画像表
示を前記回胴の図柄と重ね合わせて利用することができ
る。
【0013】更に、本発明の請求項3に係る回胴式遊技
機は、複数種類の図柄を外周面に配列した少なくとも3
個以上の回胴を軸方向に並列に回動自在に配設し、各回
胴を回転駆動すると共に、個別に停止させ、特定の図柄
の並びで入賞を判定するようにした回胴式遊技機におい
て、前記各回胴を、図柄の並びを判定する通常表示位置
と当該通常表示位置から退避する退避位置との間に移動
可能に配設した2組の回胴組を備え、一方の回胴組が通
常表示位置にあるときに他方の回胴組が退避位置となる
ように制御するようにしたことを特徴としている。
【0014】この請求項3に係る発明では、2組の回胴
組が設けられ、これらの何れか一方が通常表示位置にあ
る状態では、他方が退避位置にあり、逆に一方が退避位
置にあるときには他方が通常表示位置にあるので、2組
の異なる図柄を遊技中に任意に切換えることができ、よ
り興趣ある遊技機を提供することができる。また回胴ま
たは回胴の図柄を透明または半透明とし、複数の回胴の
全てまたは何れかが通常表示位置にある状態で、画像表
示手段による動画像表示を前記回胴の図柄と重ね合わせ
て利用することができる。
【0015】更にまた、本発明の請求項4に係る回胴式
遊技機は、請求項3に係る発明において、前記2組の回
胴組の何れかが通常表示位置にあるときに、これらの回
転を個別に停止させる共通の停止ボタンを有し、該停止
ボタンは、回胴組毎に異なる発光表示を行うことを特徴
としている。
【0016】この請求項4に係る発明では、複数の回胴
組を設けた場合に、共通の停止ボタンを使用して、その
発光を通常表示位置にある回胴組に対応して変更するこ
とにより、選択された回胴組に対応する停止ボタンとす
ることができる。
【0017】尚更に、請求項5に係る回胴式遊技機は、
請求項1〜4の何れかの発明において、前記複数の回胴
は入れ子式に配設されていることを特徴としている。こ
の請求項5に係る発明では、複数の回胴が入れ子式に配
設されているので、各回胴を軸方向に移動させることに
より、最大径の回胴内にこれより小径の回胴が収納され
ることになり、退避位置での占有面積を小さくすること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる回胴式遊技
機の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発
明をスロットマシーンに適用した場合の一実施形態を示
す概略構成図であり、図中、1はケース体であって、そ
の前面に開閉自在に配設された化粧パネル2が配設され
ていると共に、この化粧パネル2の下方にコイン払出口
3と連通するコイン受皿4が配設されている。
【0019】化粧パネル2には、中央部に化粧パネル2
の裏面側に配設された外周面に多数の図柄を表示した3
つの回胴5A〜5Cで構成される第1の回胴組5及び同
様に外周面に多数の図柄を表示した3つの回胴6A〜6
Cで構成される第2の回胴組6の何れかの外周面に表示
された図柄の例えば3列分を外部に望ませる表示窓7が
形成されている。尚、前記回胴数は3つに限定されるも
のではなく、4つ以上設けるようにしてもよく、また表
示窓7も4列分以上の図柄を望ませるようにしてもよ
い。
【0020】また表示窓7の左右位置にコインの投入枚
数に応じて入賞ラインを表示する表示ランプ8a〜8c
が配設され、更に表示窓7の下方における回胴組5及び
6の各5回胴5A〜5C及び6A〜6Cに対応する位置
に配設された回胴5A〜5C及び6A〜6Cの回転を個
別に停止させる内部に例えば赤色及び緑色の2種類の発
光ダイオードが配設された透光性を有する停止ボタン9
A〜9Cと、これら停止ボタン9A〜9Cの左側位置に
配設された通常表示位置にある回胴5A〜5C及び6A
〜6Cの何れかを同時に回転開始させる操作レバー10
及び貯留されているコイン数から所定数のコインを投入
するBETボタン11と、停止ボタン9Cの右側に配設
されたコイン投入口12とが少なくとも形成されてい
る。
【0021】更に、化粧パネル2の表示窓7の裏面側の
ケース体1内には、図2に示すように、前述した第1の
回胴組5及び第2の回胴組6が夫々の回胴5A〜5C及
び6A〜6Cを回動自在として配設されている。第1の
回胴組5における回胴5A〜5Cの夫々は、同軸上に左
側の回胴5Aから右側の回胴5Cに行くに従って、外径
が小さくされて回胴5A内に回胴5Bが収納され、回胴
5B内に回胴5Cが収納されるように入れ子式に形成さ
れている。
【0022】各回胴5A〜5Cは、外周面に所定数の図
柄を印刷した外筒21と、この外筒21に例えばニード
ルベアリングNBを介して配設された内筒22と、これ
ら外筒21及び内筒22との間に配設されたアウターロ
ータ型のダイレクトモータで構成される電動モータ23
とを備えており、電動モータ23を回転駆動することに
より、外筒21が表示窓7位置で、上から下方向に図柄
が移動するように高速で等速回転駆動される。そして、
各回胴が5A〜5Cが例えばリニアガイドで構成される
直線駆動機構25によって軸方向に移動自在に配設され
ている。
【0023】この直線駆動機構25は、回胴5A〜5C
の中心軸線と平行にこれら回胴5A〜5Cの下方側に配
設された案内レール26と、この案内レール26に係合
されて案内される3つのスライダ27A〜27Cを有
し、これらスライダ27A〜27C上に固定された支持
部材28A〜28Cが各回胴5A〜5Cの内筒22にお
ける右側面の下端側に連結され、スライダ27A〜27
Cの移動によって回胴5A〜5Cが軸方向に移動され、
表示窓7に対向する通常表示位置と、表示窓7から左側
に退避する退避位置との間に移動される。
【0024】そして、案内レール26は、内部に電動モ
ータ29に連結されたネジ軸30が配設されたこのネジ
軸30に螺合されたナット31が案内レール26の上端
面に形成されたスリットを介して上端に突出され、その
突出端がスライダ27Cの下端面に固定され、電動モー
タ29を正逆転させることにより、スライダ27Cが左
右に移動される。
【0025】また、スライダ27A〜27Cが、連結杆
33a,33bで連結されている。これら連結杆33
a,33bは例えば一端が中間のスライダ27Bの側面
に固定され、この連結杆33a,33bに形成された長
穴34a,34b内にスライダ27A及び27Cの側面
に突設された係合ピン35a及び35bが係合され、ス
ライダ27Cが電動モータ29を逆転させて、回胴5C
の図柄が表示窓7の右端側に対向する通常表示位置に移
動させたときに、残りの回胴5B及び5Aの図柄が表示
窓7の中央及び左側に対向する通常表示位置に整列し、
この状態から電動モータ29を正転させて、回胴5Cを
表示窓7の左端より左側の退避位置に移動させると、ス
ライダ27A〜27Cが互いに接触して、回胴5A内に
回胴5Bが収納され、この回胴5B内に回胴5Cが収納
された状態となる。
【0026】同様に、第2の回胴組6も上記した第1の
回胴組5と同様の構成を有してケース体1の右側板側に
回胴6A〜6Cが入れ子式に配設され、直線駆動機構2
5に対応する電動モータ36を有する直線駆動機構37
によって表示窓7に対向する通常表示位置及び表示窓7
から右側に退避する退避位置との間で移動自在に配設さ
れている。
【0027】一方、第1の回胴組5及び第2の回胴組6
の何れか一方が通常表示位置にある状態で、各回胴5A
〜5C及び回胴6A〜6Cの何れか内に収納され、且つ
表示窓7と略同一の大きさに形成された液晶表示器40
が例えばその右端側に第2の回胴組6の回胴6A〜6C
内を貫通してケース体1の右側板に支持板41で支持さ
れ、この支持板41と液晶表示機40との間に第1の回
胴組5及び第2の回胴組6が共に退避位置に移動した状
態で、液晶表示器40を後方の表示位置に移動させると
共に、この表示位置から前方の非表示位置に復帰させる
前記直線駆動機構25及び37と同様に電動モータ43
を有する直線駆動機構44によって前後方向に移動され
る。
【0028】尚、前記各回胴5A〜5Cまたは回胴6A
〜6C、または回胴の図柄を透明または半透明とし、各
回胴5A〜5Cまたは回胴6A〜6Cが通常表示位置に
ある状態で、液晶表示器40を作動させ、液晶表示器4
0と各回胴5A〜5Cまたは回胴6A〜6Cの図柄を重
ね合わせて表示することもできる。この図柄の重ね合わ
せによる表示は相互に関連する図柄を用いるのが好まし
い。また液晶表示器40の表示をバックグランドとして
利用してもよい。
【0029】また、化粧パネル2の表示窓7の裏面側に
おける上下位置に夫々回胴5A〜5C及び6A〜6Cの
図柄を照明する照明ランプ45が配設されている。更
に、前記回胴5A〜5Cには図柄の位置を検出するエン
コーダ50A〜50Cが配設され、これらエンコーダ5
0A〜50Cから出力される検出信号が前記電動モータ
23の回転駆動を制御すると共に、入賞状態の判定を行
う制御判定装置51に入力される。
【0030】この制御判定装置51には、図4に示すよ
うに、操作レバー10に関連する始動スイッチ52、停
止ボタン9A〜9Cに関連する停止スイッチ53A〜5
3Cが接続されていると共に、直線駆動機構25、37
及び44の電動モータ29、36及び43が接続されて
いる。
【0031】ここで、制御判定装置51は、例えばマイ
クロコンピュータを含んで構成され、図5及び図6に示
す制御処理を実行する。この制御処理は、先ず、ステッ
プS1で、コイン投入口12にコインが投入されたか否
かを判定し、コインが投入されていないときには、ステ
ップS2に移行して、BETボタン11が押下されてい
るか否かを判定し、これが押下されていないときには前
記ステップS1に戻り、押下されているときにはステッ
プS3に移行して、貯留コイン数があるか否かを判定
し、貯留コイン数がないときには前記ステップS1に戻
る。
【0032】一方、前記ステップS1の判定結果がコイ
ンが投入されたものであるとき及びステップS3の判定
結果が貯留コイン数があるときにはステップS4に移行
し、操作レバー10に連結された始動スイッチ52がオ
ン状態であるか否かを判定し、これがオフ状態であると
きにはオン状態となるまで待機し、オン状態であるとき
にはステップS5に移行する。
【0033】このステップS5では、第1の回胴組5の
全ての回胴5A〜5Cの電動モータ23を回転駆動して
からステップS6に移行し、停止スイッチ53Aがオン
状態であるか否かを判定し、これがオン状態であるとき
にはステップS7に移行して、回胴5Aの電動モータ2
3を停止状態に制御してから後述するステップS14に
移行し、停止スイッチ53Aがオフ状態であるときには
ステップS8に移行する。
【0034】このステップS8では、停止スイッチ53
Bがオン状態であるか否かを判定し、これがオン状態で
あるときにはステップS9に移行して、回胴5Bの電動
モータ23を停止状態に制御してから後述するステップ
S14に移行し、停止スイッチ53Bがオフ状態である
ときにはステップS10に移行する。
【0035】ステップS10では停止スイッチ53Cが
オン状態状態であるか否かを判定し、これがオン状態で
あるときにはステップS11に移行して、回胴5Cの電
動モータ23を停止状態に制御してから後述するステッ
プS14に移行し、停止スイッチ53Cがオフ状態であ
るときにはステップS12に移行する。
【0036】このステップS12では始動スイッチ51
がオン状態となってから所定時間が経過したか否かを判
定し、所定時間が経過していないときには前記ステップ
S6に戻り、所定時間が経過したときにはステップS1
3に移行して、回胴5A〜5Cの各電動モータ23を停
止状態に制御してから後述するステップS14に移行す
る。
【0037】ステップS14では、全ての回胴5A〜5
Cの電動モータ23が停止したか否かを判定し、何れか
の電動モータ23が回転しているときには前記ステップ
S6に戻り、全ての電動モータ23の回転が停止してい
るときにはステップS15に移行して、表示窓7に表示
された各回胴5A〜5Cの図柄がビックボーナスを予告
するリーチ図柄となったか否かを判定し、リーチ図柄と
なったときにはステップS16に移行して、ボーナス図
柄が揃い易くなるボーナス確定処理を行ってからステッ
プS17に移行して、後述する図5のボーナス処理を実
行してから前記ステップS1に戻る。
【0038】また、ステップS15の判定結果がリーチ
図柄でないときには、ステップS18に移行して、予め
設定した子役図柄が揃うか、又は回胴5Aの特定図柄が
表示窓7に表示される子役入賞状態であるか否かを判定
し、子役入賞状態であるときにはステップS19に移行
して、入賞した子役に応じて予め設定されたコイン数を
払い出してから前記ステップS1に戻る。
【0039】更に、ステップS18の判定結果が、子役
入賞ではないものであるときにはステップS20に移行
して、再ゲームを行うように設定されたリプレイ図柄が
揃ったか否かを判定し、リプレイ図柄が揃ったときには
前記ステップS4に戻り、リプレイ図柄が揃っていない
ときには入賞していないものと判断して前記ステップS
1に戻る。
【0040】一方、前記ステップS17のボーナス処理
は、図6に示すように、先ず、ステップS21で、前述
した図5のステップS1〜ステップS14と同様の処理
を行って、回胴5A〜5Cを回転させてから停止させる
処理を行い、次いでステップS22に移行して、予め設
定されたボーナス図柄が揃ったか否かを判定し、ボーナ
ス図柄が揃っていないときには前記ステップS21に戻
り、ボーナス図柄が揃ったときにはステップS23に移
行する。
【0041】このステップS23では、直線駆動機構2
5の電動モータ29を逆転させて、第1の回胴組5を退
避位置に退避させ、次いでステップS24に移行して、
液晶表示器40を後退位置に移動させてからステップS
25に移行し、ビックボーナス入賞を表す動画像の入賞
表示画像を液晶表示器40に表示してからステップS2
6に移行する。
【0042】このステップS26では、液晶表示器40
を前方位置に復帰させてからステップS27に移行し
て、第2の回胴組6における直線駆動機構37の電動モ
ータ36を正転駆動することにより、退避位置から通常
表示位置に移動させ、さらにステップS28に移行し
て、第2の回胴組6を回転させてから停止させたときの
ビックボーナスにおける絵柄に応じたコイン払出し処理
を行ってからステップS29に移行する。
【0043】このステップS29では所定回数(例えば
3回)のビックボーナスが終了したか否かを判定し、ビ
ックボーナスが継続中であるときにはステップS30に
移行して、第2の回胴組を退避位置に移動してから前記
ステップS24に戻り、ビックボーナスが終了したとき
にはステップS31に移行して、第2の回胴組6を退避
位置に移動させてからステップS32に移行して、液晶
表示器40を後退位置に移動させ、次いでステップS3
3に移行して、液晶表示器40にボーナスゲームを終了
したことを表す動画像を表示してからステップS34に
移行し、液晶表示器40を前方位置に復帰させてからス
テップS35に移行して、第1の回胴組5を通常表示位
置に移動させてからボーナス処理を終了して図5の前記
ステップS1に戻る。
【0044】次に、上記実施形態の動作を説明する。通
常状態では、図7(a)に示すように、第1の回胴組5
が通常表示位置にセットされており、回胴5A〜5Cが
停止していて、その3列の図柄が表示窓7に表示されて
いる。
【0045】この状態からゲームを開始するには、コイ
ンをコイン投入口12に所定枚数を投入してから操作レ
バー10を操作することにより、始動スイッチ52をオ
ン状態とすると、これに応じて第1の回胴組5の各回胴
5A〜5Cが高速回転駆動されて、その外周面に表示さ
れた図柄が表示窓7位置で上から下へ移動する。
【0046】このとき、停止ボタン9A〜9Cは、赤色
発光ダイオードが点灯状態となって、赤色発光状態とな
っている。この回胴5A〜5Cの回転状態で、停止ボタ
ン9A〜9Cを所望の順序で押下することにより、押下
された停止ボタン9A〜9Cに対応する回胴5A〜5C
の電動モータ23が停止され、その3列の図柄が表示窓
7に表示される。
【0047】そして、全ての回胴5A〜5Cの電動モー
タ23が停止して、表示窓7に3列9個の図柄が停止す
ると、投入コイン枚数が1枚であるときには中段の横方
向に図柄が揃っているか否かを判定し、投入コイン枚数
が2枚であるときには上段、中段及び下段の横方向の何
れかで図柄が揃っているか否かを判定し、投入コイン数
が3枚であるときには上段、中段及び下段の横方向と2
つの対角線の何れかで図柄が揃っているか否かを判定
し、入賞か否かを判定する。
【0048】このとき、リーチ図柄、子役図柄、リプレ
イ図柄の何れもが揃っていないときには入賞していない
ものと判断されてコインの払出しを行うことなく前記ス
テップS1に戻り、再度ゲームを行う。リプレイ図柄が
揃っているときには、コインを投入することなく、操作
レバー10を操作するだけで、再ゲームを行うことがで
き、子役図柄が揃っているときには、子役図柄に応じた
コイン数を払い出してから前記ステップS1に戻る。
【0049】更に、表示窓7に揃った図柄がリーチ図柄
であるときには、ステップS15からステップS16に
移行して、ビックボーナス図柄が揃い易くなる制御処理
を行ってからステップS17に移行して、図6のボーナ
ス処理を開始する。
【0050】このボーナス処理では、前述した図5のス
テップS1〜ステップS14の処理と同様の処理を行っ
て、回胴5A〜5Cを同時に回動させてから、停止ボタ
ン9A〜9Cを個別に押下して回胴5A〜5Cを個別に
停止させる。このとき、前述したステップS16のボー
ナス確定処理で、ビックボーナスを表す特定図柄が揃い
易くなっているので、ある程度特定図柄の位置をを目視
で捕えることができれば、特定図柄を揃えて停止させる
ことができる。
【0051】そして、特定図柄が揃った状態で停止する
と、ステップS22からステップS23に移行して、表
示窓7に表示されている第1の回胴組5が電動モータ2
9を正転駆動することにより、スライダ27Cが左動す
ることにより、先ず回胴5Cが左に移動を開始して、回
胴5B内に徐々に収容され、スライダ27Cがスライダ
27Bに当接することにより、このスライダ27Bも左
動を開始し、回胴5Bが回胴5A内に徐々に収容され、
その後スライダ27Bがスライダ27Aに当接すること
により、このスライダ27Aも左動を開始することによ
り、回胴5Aも左動し、回胴5Cが表示窓11から左側
に退避したときに、電動モータ29の正転が停止され
て、第1の回胴組5の退避位置への移動が完了する。
【0052】このように第1の回胴組5が退避位置への
移動を開始すると、表示窓7には、第1の回胴組5内に
配設された液晶表示器40が露出されることになり、こ
の液晶表示器40が後方に移動されて、表示窓7の裏側
に配設された照明ランプ45の射出光が液晶表示器40
に直接照射されない鮮明表示位置となり、この状態で、
図7(b)に示すように、液晶表示器40にビックボー
ナス状態となったことを表す動画像を表示する。
【0053】このため、遊技者は今までの第1の回胴組
5と同一視線位置を保ったまま、第1の回胴組5とは異
なる液晶表示器40の表示を目視することになり、今ま
でとは異なる表示形態の表示が行われることにより、目
先を代えた遊技形態を提供することができる。尚、液晶
表示器40を前後に移動せずに、固定して取付けるもの
であってもよい。
【0054】その後、液晶表示器40が前方位置に復帰
され、この状態で、第2の回胴組6の直線駆動機構44
の電動モータ43が正転駆動されることにより、第2の
回胴組6を構成する回胴6Aが先ず左動し、回胴6Aの
右端が回胴6Bの左端と略一致する状態となると、回胴
6Bも左動を開始し、さらに回胴6Bの右端が回胴6C
の左端と一致する状態となると、回胴6Cも左動を開始
し、回胴6Aの左端が表示窓7の左端と略一致すると回
胴6Cの右端が表示窓7の右端に一致する状態となっ
て、第2の回胴組6が図7(c)に示すように、表示窓
7に表示される。
【0055】この状態で、コインを投入するかBETボ
タンを押下してから操作レバー10を操作することによ
り、回胴6A〜6Cを高速回転駆動すると、停止ボタン
9A〜9Cの緑色の発光ダイオードが点灯されることに
より、停止ボタン9A〜9Cが緑色に発光する。そし
て、停止ボタン9A〜9Cを個別に押下して、回胴6A
〜6Cを停止させることにより、特定子役図柄が揃う
と、予め設定されたコイン数が払い出され、特定ボーナ
ス開始図柄が揃うと、予め設定された枚数の払出しを例
えば8回連続させるボーナスゲームを開始させる。
【0056】その後、8回のボーナスゲームが終了する
と、ステップS28からステップS29に移行し、ボー
ナスゲームを3回繰り返してビックボーナスを終了する
状態となったか否かを判定し、まだ、第1回目のボーナ
スゲームが終了したばかりであるので、ステップS30
に移行して、第2の回胴組6を退避位置に退避させるこ
とにより、再度液晶表示器40を表示窓7に露出させ
て、前記ステップS24に戻り、液晶表示器40を後退
位置としてから第1回目のボーナスゲームが終了して第
2のボーナスゲームを開始することを表す動画面を液晶
表示器40に表示し、この動画表示が終了すると、液晶
表示器40が前方位置に復帰すると共に、第2の回胴組
6が通常表示位置に移動されて、表示窓7に表示され
て、第2のボーナスゲームが実行される。
【0057】その後、第3のボーナスゲームが実行され
て、これが終了すると、ステップS29からステップS
31に移行し、第2の回胴組6が退避位置に移動して液
晶表示器40が表示窓7に露出し、この液晶表示器40
が後方に移動されることにより、ビックポーボーナスゲ
ームを終了することを表す動画面を表示してから、液晶
表示器40が前方位置に復帰し(ステップS34)、そ
の後第1の回胴組5が通常表示位置に移動されることに
より(ステップS35)、表示窓7に表示されると共
に、ボーナス処理を終了して図5のステップS1に戻る
ことにより、通常ゲーム状態に復帰する。
【0058】このように、上記実施形態によると、通常
ゲーム状態では、第1の回胴組5を使用して、ゲームを
行い、このゲーム中に、ボーナスゲームが開始される
と、第1の回胴組5を退避位置に退避させてから液晶表
示器40でボーナスゲームの開始を表す動画像を表示
し、次いで、第2の回胴組6を通常表示位置に移動させ
て、この第2の回胴組6を使用したボーナスゲームを開
始し、ボーナスゲームを3回繰り返す間にもその合間に
液晶表示器40で所定の画像表示を行い、ビックボーナ
スゲームを終了すると、第2の回胴組6を退避位置に移
動させてから液晶表示器40でビックボーナスゲームの
終了を表す動画像表示を行い、その後第1の回胴組5を
通常表示位置に移動させて、通常ゲーム状態に戻る。
【0059】このため、遊技者は、表示窓7を目視して
いるだけで、第1の回胴組5による通常ゲームと、第2
の回胴組6によるビックボーナスゲームとを行うことが
できるので、異なる表示形態となり、ゲームに飽きるこ
となく、興趣ある表示形態を提供することができる。し
かも、第1の回胴組5による通常ゲームと第2の回胴組
6によるボーナスゲームとの間に液晶表示器40で動画
像を表示するので、長時間連続して表示窓7を注視する
ことがなくなり、この間に目を休めることができ、目の
疲労を緩和することができる。
【0060】尚、上記実施形態においては、第1の回胴
組5と第2の回胴組6との2組の回胴組を設けた場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、第
1の回胴組5又は第2の回胴組6の何れか一方を入れ子
式に配設し、通常ゲームとビックボーナスゲームとの間
に回胴組を退避させて、液晶表示器40による動画像表
示を行うようにしてもよい。尚更に、この液晶表示器4
0に代えてパチンコ遊技機の役物を配設することがで
き、この場合には、この役物をリーチアクションとして
駆動させることができる。
【0061】また、上記実施形態においては、第1の回
胴組5を使用して通常ゲームを行い、第2の回胴組6を
使用してビックボーナスゲームを行う場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、遊技者の好み
によって第1の回胴組5及び第2の回胴組6の何れかを
選択して、通常ゲーム及びビックボーナスゲームを行う
ようにしてもよい。
【0062】更に、上記実施形態においては、説明を簡
単にするために、通常ゲームとビックボーナスゲームと
の2種類のゲームを行う場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、ビックボーナスの他にビッ
クボーナスの1回分を実行する通常ボーナスゲームを設
けたり、ビックボーナスが終了した時点で抽選によるコ
イン獲得ゲームを継続させたり、任意のゲームを設定す
ることができる。
【0063】更にまた、上記実施形態においては、ビッ
クボーナスゲームではボーナスゲームを3回繰り返す場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、ボーナスゲームの回数を任意に設定することができ
る。また子役の数や変則子役及び隠れ子役の数等任意に
設定することができ、また従来公知の種々のゲームを設
定することができる。
【0064】尚更に、上記実施形態においては、第1の
回胴組5及び第2の回胴組6を構成する各回胴5A〜5
C及び6A〜6Cを電動モータで回転駆動する場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、外筒
21の内周面にインナーギヤを形成し、このインナーギ
ヤに螺合するピニオンを内筒22に固定した電動モータ
の回転軸に取付けることにより、回転駆動するようにし
てもよい。
【0065】また、上記実施形態においては、第1の回
胴組5及び第2の回胴組6を通常表示位置及び退避位置
間での移動を直線駆動機構25及び37に内装した電動
モータに連結されたネジ軸及びナットで行う場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、直線駆
動機構25及び37のスライダをこれらと平行に配設さ
れた電動モータによって時計方向及び反時計方向に回転
駆動される無端駆動ベルトに係合させることにより、左
右方向に移動させるようにしてもよい。
【0066】更に、上記実施の形態では回胴5A〜5C
及び回胴6A〜6Cを等速駆動する場合につき説明した
が、これに限定されるものではなく、各回胴5A〜5C
及び回胴6A〜6Cについて個別に可変速制御するよう
にしてもよく、また回転方向を逆にしてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、複数の回胴が図柄の並びで入賞を判定する
通常表示位置とこの通常表示位置から軸方向に退避する
退避位置との間で移動可能に配設されているので、複数
の回胴を退避することにより、異なる表示手段を表示す
ることが可能となり、遊技者の視線を変更することな
く、画像表示手段やパチンコ遊技機に用いられる役物等
の異なる表示形態をとることができるという効果が得ら
れる。
【0068】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1と同様に複数の回胴を退避位置に退避させた状態
で、動画像を表示する画像表示手段が通常表示位置に出
現することにより、今までの回胴による図柄表示状態か
ら液晶表示画面等の画像表示手段による動画像表示に切
換えることができるという効果が得られる。また回胴ま
たは回胴の図柄を透明または半透明とし、複数の回胴の
全てまたは何れかが通常表示位置にある状態で、画像表
示手段による動画像表示を前記回胴の図柄と重ね合わせ
て利用することができる。
【0069】更に、請求項3に係る発明によれば、2組
の回胴組が設けられ、これらの何れか一方が通常表示位
置にある状態では、他方が退避位置にあり、逆に一方が
退避位置にあるときには他方が通常表示位置にあるの
で、2組の異なる図柄を遊技中に任意に切換えることが
でき、より興趣ある遊技機を提供することができるとい
う効果が得られる。
【0070】更にまた、請求項4に係る発明によれば、
複数の回胴組を設けた場合に、共通の停止ボタンを使用
して、その発光を通常表示位置にある回胴組に対応して
変更することにより、選択された回胴組に対応する停止
ボタンとすることができるという効果が得られる。
【0071】尚更に、請求項5に係る発明によれば、複
数の回胴が入れ子式に配設されているので、各回胴を軸
方向に移動させることにより、最大径の回胴内にこれよ
り小径の回胴が収納されることになり、退避位置での占
有面積を小さくすることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる回胴式遊技機の一実施形態を示
すスロットマシーンの外観図。
【図2】本発明に係わる回胴式遊技機の第1の回胴組を
示す一部を断面とした正面図。
【図3】本発明に係わる回胴式遊技機の第1の回胴組を
示す側面図。
【図4】本発明に係わる回胴式遊技機の制御判定装置を
示すブロック図。
【図5】本発明に係わる回胴式遊技機の制御判定装置の
制御処理手順の一例を示すフローチャート。
【図6】図5のボーナス処理の具体例を示すフローチャ
ート。
【図7】本発明に係わる回胴式遊技機の動作の説明に供
する表示形態の説明図。
【符号の説明】
1 ケース体 2 化粧パネル 5 第1の回胴組 5A 回胴 5B 回胴 5C 回胴 6 第2の回胴組 6A 回胴 6B 回胴 6C 回胴 7 表示窓 9A 停止ボタン 9B 停止ボタン 9C 停止ボタン 10 操作レバー 11 BETボタン 12 コイン投入口 21 外筒 22 内筒 23 電動モータ 25 直線駆動機構 26 案内レール 27A スライダ 27B スライダ 27C スライダ 29 電動モータ 30 ネジ軸 31 ナット 36 電動モータ 37 直線駆動機構 40 液晶表示器 41 支持板 43 電動モータ 44 直線駆動機構 45 照明ランプ 51 制御判定装置 52 始動スイッチ 53A 停止スイッチ 53B 停止スイッチ 53C 停止スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄を外周面に配列した少な
    くとも3個以上の回胴を軸方向に並列に回動自在に配設
    し、各回胴を回転駆動すると共に、個別に停止させ、特
    定の図柄の並びで入賞を判定するようにした回胴式遊技
    機において、前記各回胴を、図柄の並びを判定する通常
    表示位置と当該通常表示位置から退避する退避位置との
    間に移動可能に配設したことを特徴とする回胴式遊技
    機。
  2. 【請求項2】 複数種類の図柄を外周面に配列した少な
    くとも3個以上の回胴を軸方向に並列に回動自在に配設
    し、各回胴を回転駆動すると共に、個別に停止させ、特
    定の図柄の並びで入賞を判定するようにした回胴式遊技
    機において、前記各回胴を、図柄の並びを判定する通常
    表示位置と当該通常表示位置から退避する退避位置との
    間に移動可能に配設し、且つ前記回胴が通常表示位置に
    ある状態で、当該回胴内に配設された動画像を表示する
    画像表示手段を配設したことを特徴とする回胴式遊技
    機。
  3. 【請求項3】 複数種類の図柄を外周面に配列した少な
    くとも3個以上の回胴を軸方向に並列に回動自在に配設
    し、各回胴を回転駆動すると共に、個別に停止させ、特
    定の図柄の並びで入賞を判定するようにした回胴式遊技
    機において、前記各回胴を、図柄の並びを判定する通常
    表示位置と当該通常表示位置から退避する退避位置との
    間に移動可能に配設した2組の回胴組を備え、一方の回
    胴組が通常表示位置にあるときに他方の回胴組が退避位
    置となるように制御するようにしたことを特徴とする回
    胴式遊技機。
  4. 【請求項4】 前記2組の回胴組の何れかが通常表示位
    置にあるときに、これらの回転を個別に停止させる共通
    の停止ボタンを有し、該停止ボタンは、回胴組毎に異な
    る発光表示を行うことを特徴とする請求項3記載の回胴
    式遊技機。
  5. 【請求項5】 前記複数の回胴は入れ子式に配設されて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに
    記載の回胴式遊技機。
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